2020年6月28日。2020年夏シーズン3回目のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:大井ふ頭中央海浜公園(夕やけなぎさ→はぜつき磯)天気:雨!釣行時間:6時30分くらい(潮位:115cm上げ3分)〜8時30分くらい(潮位:145cm上げ8分)小潮釣果:マハゼ124匹(5cm〜13cm)
竿:2.0m 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ナイロン0.6号ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
前日の予報通り雨が降っている。
しかもけっこう激しく。
「行くべきだろうか…」
しばし葛藤するが、きっと行くしか無いんだろう。
昨日から用意していた安カッパを着込むが、下半身は水に立ち込む前提なので短パンの上にカッパを履き、足元はこんな雨なのに裸足にサンダルだ。
せめて長靴を履くべきだろうが、オッサンが持ってるのは冬用の防寒長靴なのですげ〜ゴッツいので、こんなカッパのパンツの裾には収まらない。
カッパを着ているので寒いことはないが、裸足の足が冷たくなりそうだ。
と心配するが、いろいろ考えるのはもう面倒くさいので出発。
さっさとハゼ釣って、さっさと帰ってこよう!
愛車を漕ぎ出すがますます雨が激しくなってきた。
今までの経験上、雨の日のハゼ釣りは釣れると思ってるんだけど、雨の勢いに挫けそうになる。
”雨の日は釣れる!”
念仏のように繰り返しながらそう自分に言い聞かせ、現場に向かって前進するオッサンなのでした。
いつものように現場が見える橋から見渡すが、さすがに今日は誰もハゼ釣り人はいなかった。
まぁ、こんな日にすき好んで釣りに来る奴なんざ〜いないよね!
誰もいなハゼ釣り場
本日のテーマは先週のリベンジ。
先週はハゼ釣り途中に雨が降ってきてびしょ濡れになったもんで、一時間で逃げるように撤収。
ハゼの活性が良かっただけに、後ろ髪引かれる思ひで釣り場を後にしたのが悔しかった。
なので、今日は雨の日だけど雨ガッパを装着の無理くり釣行。
本来ならウェーダーを着込んで望むべきだろうが、もうウェーダー装着して自転車を漕ぐ気力も体力も無いのでカッパという軽装だ。
リベンジなので先週のハゼ釣り場【夕やけなぎさ】に来ると、なんと既に5人のハゼ釣り人がいた。
「こんな雨の日になんて風流な人達だ!」と仲間意識が芽生えるが、「ハゼ釣りの他にやることないんかな…?」と自分を棚に上げて不憫になる。
すげぇ〜!こんな日にハゼ釣りしてるよ!!
オッサンも負けじと準備開始じゃ!
準備と言っても道糸を竿に括り付けるくらいなもんだけど…
雨ガッパのパンツを膝までめくりあげる。
水に立ち込むから当然こういうスタイルで、このためにインナーは短パンを履いている。
ファッション雑誌の表紙を飾るスタイリングには程遠いが、こんな雨のしけたハゼ釣り場で格好良いも悪いもない。
格好にこだわりが無くなるのは良くないとは思っているんだけど、ついつい人目を意識しなくなるのは歳とった証拠だな〜
人間、歳はとりたくないもんだ!
先週ほどではないけど、思ったよりも水温は冷たくて、ハゼの喰い気が心配になる。
水は濁ってないから状況は良さそうなんだけど、如何せん雨が水面に波紋を作るので水中の様子は全く見えない。
透明感はあるんだけど、雨だし!
60分のタイマーセット&スタート!
まずは真正面に投げ込みス〜っと仕掛けを軟着陸させるとすぐにアタリあり!
喰わせないで即アワセを決めると本日の一匹目が上がってきた。
まだこのサイズだよね
7cmくらいとこの時期ではまだこのくらいなんだけど、【夕やけなぎさ】のこのポイントでは夏本番でもこのくらいのサイズが多いんだよね。
一投目から上がって気分が高まるが、やはり上がってくるのはコレくらいのサイズばかり…
とにかく今日は1束を目指しているので、サイズ関係なく数を上げることに専念する。
エサのサイズは大きくもなく小さくもなくを心掛けるが、時々面倒くさくなって、糸みたいになったエサでも構わず投げてしまう。
それでも喰ってくるくらいハゼの活性は良い。
さすが!雨の日は良いね〜と思うが、やはりエサが小さいと上がってくるハゼのサイズも小さくなる。
エサのサイズってすごく大事で、付けるエサのサイズで上がってくるハゼのサイズが概ね決まってくる。
「小さいのばっかだよ〜!」とよく常連が言ってたりするが、そいういう方のエサ付けはまずショボいね実際。
ハリ掛かりさせたいが為にエサを小さく付けてるのかも知れんが、エサがショボけりゃハゼもショボくなるのは自然の摂理である。
でも逆に大きくつけりゃ〜良いのか?とも思うが、この時期このポイントの場合は、もともとのハゼサイズがショボいのが多いからエサの端ばっかり突っつくだけでハリ掛かりしない。
この辺の塩梅は経験でしか無いんだけど、まぁ頑張って下さいとしか言えんわな〜
ハゼの活性は良いから着底すぐのアタリがほとんどで、いかに軟着陸させるかが数釣りのキモになってくる。
ドスン!と落とすとハゼは逃げるし、ス〜っと落としてもすぐにアタリがとれる状況でなければ、ハリ掛かりする確率が高い一番最初のアタリがとれない。
今日はせいぜい一か所で5匹くらいの連打で終了するので、少しづつ移動しながら釣り歩く。
アタリはあるんだけどハゼが小さすぎて掛からないスポットも結構あって、そういうスポットは無視して次を探す。
そんな所で粘ってもエサの無駄だし、ハゼが釣れたとしてもメダカみたいなのでガックリだけである。
雨はちっとも上がる気配はなく、降り続く。
本日も釣り船が通り始める時間になり、船の立ち波で水が濁りアタリが遠のく。
そんな厳しい状況なので、5人いた同士はひとりまたひとりと姿を消してゆく…
”まだ釣れるんだけどな〜”
確かに船が来始めるとアタリが少なくなるのは否めないんだけど、ハゼが居なくなるわけじゃないからキチンと探せばハゼは釣れるのだ。
そんな寂しくなるハゼ釣り場で一時間のタイムアタック終了。
一時間で73匹とまぁまぁの数字。
小さいのばかりでビクがスカスカ
休憩しながら作戦タイム。
さて次はどうするか…
このまま【夕やけなぎさ】で続ければすぐに1束はいくだろうが、如何せん飽きた!
落としてすぐアタリの繰り返しではただの機械作業だ。
サイズも同じようなのばかりで刺激が足りん!
っというわけでお隣りの【はぜつき磯】に移動する。
当然ながら【はぜつき磯】には誰も居なかった。
潮位は少しづつ上がっていて、丁度よい塩梅になっている。
こちらは岩場の釣り場なので足元に気をつけながら、いつものポイントへとやってきた。
誰もいないハゼ釣り場
船の影響で水が濁ったままだ
今季初めての【はぜつき磯】なので釣れるかどうかちょっと心配だが、とにかくやってみなくちゃ分からん。
少し水深があるので軟着陸に気を使いながら落とすと、すぐにアタリがあった。
ハリ掛かりしなかったんだけど、そのアタリ方や感触で【夕やけなぎさ】とのハゼの違いを感じる。
やっぱりこっちのハゼはサイズ感が違う。
「ハゼに食い逃げを許すな」ある老師の言葉通り、オッサンも逃したハゼは仕留める方にしている。
先程と寸分違わないポイントに落とすと、すぐに喰ってきた。
クイック&強めにアワセると掛かった!
シュルシュル!と道糸が鳴りハゼが水中で暴れる。
今季初の良型ハゼの感触だ!
上がってきたのは13cm程の良型。
お〜!やっぱりこちらのハゼはサイズが全然違うね〜
移動後の一匹目でこのサイズが上がると期待が膨らむ。
このサイズが来るということは期待するぞ!
同じスポットで数匹上げるが、定石通り釣り上げる度にハゼが小さくなってゆく。
これはよくある事で、同じポイントだとハゼのサイズが縮んでゆくのは仕方のないところ。
こちらの【はぜつき磯】は、【夕やけなぎさ】とは違って少々テクニカルな釣り場になります。
エサのサイズ調整や狙いポイント、仕掛けの落とし方。
誘いの幅や頻度、アタリの見極め…etc
【夕やけなぎさ】のように落とせばすぐに喰ってくるわけでもなく、狙いがズレるとアタリすらない。
つまりキチンとハゼ釣りが出来ないと釣果が伴ってこない。
そんな釣り場になります。
でも、しっかり釣りが出来ていれば、ハゼのサイズも良いので楽しい釣りになります。
さすがにこちらでは、一時間で51匹とペースダウン。
合計2時間で124匹とリベンジは出来たと言っても過言ではないでしょう。
雨でレンズが曇ってピンぼけ〜。申し訳ないです!
良型クラスはこの辺のサイズかな。
このサイズが上がれば楽しくなる
オッサンはやはり【はぜつき磯】の釣りの方が楽しいな!
しっかり狙った釣りをすればキチンと上がってくるので、釣りを楽しみたい方はこちらがオススメ。
たまに結構大きいサイズも上がったりするサプライズもあります。
ただ、劇渋で心が折れる時もあるので、その時は【夕やけなぎさ】で慰めてもらいます。
数を上げたい!という方は【夕やけなぎさ】になるかな。
本日は雨の釣行となりましたが、やはり「雨は釣れる!」
でも、釣りは天気の良い日に気持ちよくやりたいのは間違いない!