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  • 2023年度21回目のハゼ釣りはこの時期に穴釣り!?
    2023年21回目のハゼ釣りはなんでこの時期に穴釣り?2023年9月17日。2023年21回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園2】(ハゼの穴釣り場)天気:晴れ釣行時間:6時00分くらい(潮位:203cm満潮)〜10時00分くらい(潮位:112cm下げ6分)中潮水温:27℃釣果:マハゼ68匹(6.5cm〜17.5cm)竿:2.1m(行雲流水)→1.5m(行雲流水)道糸:ナイロン1.5号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテ&アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け本日のハゼ釣りはタイトル通り、ハゼの穴釣りです。穴釣りとはご存知のように、岩と岩の隙間に仕掛けを落とし、その中に潜むハゼを釣り上げるハゼにとっては迷惑な釣法。そんな場所にひっそりと隠れて生活しているハゼは、シーバスやチヌなどの捕食者の魔の手から逃れ、ホッとしているであろうに…爪に火を灯すように細々と暮らしているハゼを、コレでもかと追いかけて釣り上げてしまおう!という無慈悲なこの釣りもの。ハゼの穴釣りは、季節的にはもっと寒くなってくる晩秋〜冬の釣りものになる。その頃になると、ハゼも10cm代後半〜大きいものになると20cmオーバーも顔を出すくらいになり、夏ハゼとは全く違った重量級の引きを見せてくれる。んがしかし、そう簡単にホイホイ釣れるものでもないので、穴釣りまでやってしまう釣り人は余程の変わり者である。まだ暑い日もあるこの時期にやっても釣れなくはないが、重量級とは程遠いサイズ。だもんで、夏が続いているこの時期に穴釣りをやるなんて全くのナンセンスである。「んじゃ〜、なんで穴釣りやるんだよ!?」ですが、のっぴきならない理由がありまして…実は、いつもの大井ふ頭中央海浜公園の釣り場に大事件が起きまして…一昨日の大雨の影響なのか、昨日の大井ふ頭中央海浜公園のハゼ釣り場に異変が発生!O氏の言葉を借りて表現すれば「ハゼが死んでる!」だった。いつものように土曜日も仕事に勤しむオッサンに、O氏からSNSにてハゼの釣果報告が入る。そこには「ハゼが死んでる!」の一言。オッサンは「しょうがねぇな〜、またいつものように釣れなかったんだろうな〜。死んでるのはO氏の方だよ!」とこの時まではお気楽に受け流していた。しかし、その後の電話連絡で大井ふ頭中央海浜公園の異変を知る事になる。なんでも、釣り場に重油みたいな油が押し寄せていて、水底もヘドロっぽくなり、ニオイもある。ハゼは酸欠状態で口をパクパクして、波打ち際には大量のハゼが瀕死の状態で横たわっているとのこと。半世紀以上ハゼ釣りを見つめてきたO氏すらも「あんなのは初めて見たよ!」な大事件らしい。当然、釣りになるわけもない。中にはそんな瀕死のハゼを網とかで捕まえて、持って帰るツワモノもいたらしいが、そんな怪しいハゼを食べるなんて恐ろしい。オッサンは実際に見ていないんだけど、釣り仲間が動画を撮っているので、興味のある方は確認してみて下さい。『自然の猛威、大雨の後のハゼ釣り場が大変な被害に』(youtubeの動画に飛びます)※動画内に【閲覧注意】とあります。あくまで自己責任でお願いします。っという訳で、せっかくの連休にも関わらず、ハゼ釣りのホームグラウンド『大井ふ頭中央海浜公園』では釣りにならず。ハテ?どうしようか?と途方に暮れていると、ハゼの穴釣り場【秘密の花園2】では釣れているらしいとの情報が。どんな世界にも変わり者がいて、こんなトンチンカンな時期にも穴釣りをやっているハゼ釣り人がいる。その情報によると、どうやら型も良くて数も上がっているらしい。オッサン的には、「あの釣り場は穴釣りの本格的なシーズンまで温めておこう!」と思っていた。とは言え、他に調子の良さげなハゼ釣り場も見当たらないし、まぁ、ちょっと様子見でも行きましょか?のノリで行ってみることにした。ちなみに、今回のハゼの穴釣り場は【秘密の花園2】となっている。まぁ、オッサンが勝手にネーミングしているんだけど、残念ながら釣り場はご紹介できません。知る人ぞ知る釣り場なんだけど、穴釣り場ってキャパシティが決まっているので、大勢のハゼ釣り人が押し寄せたら釣り場が荒れる為、ご了承下さい。当然、”2”があるということは”1”もあります。ソコも違う穴釣り場になりますが、同じ理由により釣り場は秘密でございます。やはり季節外れの穴釣りは厳しいな約半年ぶりに【秘密の花園2】へ向かうが、ココはオッサンちから一番遠い現場。一応スタートダッシュをかましたいので、オッサンには珍しく、まだ暗いうちから起き出して出発。愛車で約1時間弱の道のりをチンタラと漕ぐ。オッサンの愛車はもう27年ほど乗っているクラシック・バイシクーなもんで、ライトがタイヤに発電機を押し付けるリムダイナモタイプ。ナイスミドル世代以上は経験してると思うが、このタイプはライトオンすると漕ぐのが重いんだ!ダイナモがウィ〜ン、ウィ〜ン鳴って、「今、オレ発電してるんだな!」という実感が湧く。ライトの球もLEDなんて明るくおしゃれなシロモノではなく、暗くてオレンジ色の豆電球…最近は白くて明るいLEDライトばかりで、バイク?と思って近づいてくると自転車だったりする。オッサンみたいな豆電球ライトはほとんど見かけなくなったな〜別に好きでやってるんじゃなくて、夜はほとんど自転車に乗らないから、LEDライトの必要性がないだけなんだけど…自家発電しながら、ハゼ釣り現場に到着する頃はすっかり朝になっていた。もう既にO氏、H2氏、MR氏の自転車が置いてある。本日のオッサンは精一杯の早起きで来たんだけど、「もっと早く来ているとは!」ちなみに、この輩も大井ふ頭のあぶれ者だ。久しぶりにやって来た【秘密の花園2】なんだけど、今現在は満潮時間なので潮位が高い。おまけに妙に水が濁っていて、狙うべき穴がよく見えないぞ!一応、ハゼがいるラインというのがあって、結構下の方なんだけど、今現在の状況だと全く狙えないな…満潮&水の濁りで厳しそうだ!まぁ、潮が下がってくればなんとかなるだろうて…通常の穴釣りなら1.5mの短い竿を使うんだけど、今現在は潮位が高く沖の穴狙いになるので2.1mの竿から始める。まずは沖穴狙いなので仕掛けはいつもの胴付き仕掛け。穴釣りって、狭い穴の中に入れるもんだから、直線的な中通しオモリの仕掛けの人が多いけど、オッサン的には胴突き仕掛けでも根掛かり率は変わらないと思っているので、使い慣れた方にて。餌はベビーボイルホタテとアミエビなんだけど、両方ともに何度か冷凍&解凍を繰り返しているので、ニオイがキツイし、感触がボソボソなので使いづらそうだ。いつもの胴付き仕掛け水温は27℃。そう言えば、30℃超えたことないなまずは試しに、穴ではなく沖の岩と平場の境目に落としてみる。着底と同時にすぐにアタリあり!針に掛からなかったけど、小さいな…次で掛けたけど、やっぱりなサイズ。まぁ、このサイズだよね…とは言え、一投目でアタってきたからハゼは濃いのかな?次も同じスポットを狙ってみるが音沙汰なし…入れ直していると、まぁまぁサイズが上がってきた!尾びれがハチワレ君何度か岩と平場のヘチをやってみたが、どうにもパッとしない。なので、穴を狙ってみるって、そもそもが穴釣りに来てるんだし!なんだけど、シ〜〜〜ン…と何の反応もない。なんだよ!全然アタって来ないやん!!事前情報とは程遠く、なかなかハゼが喰ってこないのでした。手前の穴はよく見えるから狙いやすいが、どうもアタリが遠い。なるべく沖側の穴を狙いたいんだけど、水が濁っているので良く見えない。なんとなく薄っすらと黒くなっている部分が穴なんだけど、ちょっと深めの良さげな穴ってなかなか無いんだよね〜たま〜にアタリはあるんだけど、針に掛からず。暇なので沖に落としてみると、小ハゼが喰ってくる有様。コレじゃ〜ねぇ…さっきから、アタって来ては針に掛からない事態が多発していたんだけど、その原因が分かった!穴釣りだから無意識に餌を喰わせていて、しっかりエサを取られていたらしい。冬の穴釣りでは、餌はアオイソメをメインに使っているから、ハゼが針まで口に入れた頃合いまでしっかり喰わせてからアワセるのがセオリー。しかし、今日はホタテとアミエビ餌だから、そんな事してたら餌を取られるに決まっている。おまけにちょっと古めのボソボソな餌だから、ハゼがちょっと触っただけで簡単にエサが針からハズレてしまう。なので、いつものように喰わせないで、アタリに即アワセでやってみたら、普通に釣れた!ドサクサに紛れて今期最大サイズ程なくして、潮が引き始めてくると沖側の穴も見えてきて、ソコを狙うとハゼが釣れ始めた。すかさず、竿を1.5mにチェンジ。穴釣り用の短竿やはり穴釣りはこの小物用の竿がおもしろい!まだ穴釣りサイズではないんだけど、針に掛け、暴れるハゼを竿の操作で穴に潜らせずに穴から引きずり出し、しばらく水中を泳がせ大人しくなってから取り込み、という一連の手順が楽しい。まだまだ穴釣りサイズではないけど、釣れれば楽しい!まだ本格的に穴に入って無いようで、ひとつの穴からは一匹、もしくはせいぜい数匹程度しか釣れない。ひとつの物件に付き、一匹のワンルームタイプ穴釣り本番シーズンなら、多い時なんてひとつの穴から10匹以上釣れることもあるから、寂しい限りだ。当然、外道のダボハゼやカニがちょっかい出してくる。ハゼがいる良物件に限っているもんだから、さっさと釣り上げて駆除しなければならない。さっさと釣り上げ、沖にブン投げる!ダボハゼは簡単に釣れるから良いんだけど、カニは厄介者だ!小さいくせにパワーがあるので、カニに餌をハリごと掴まれると根掛かりみたいになって外れない時もある。酷い時は、そのまま仕掛けをぶった切られることもあるから、本当に邪魔者である。釣り開始から3時間経った頃。いよいよ時合いのチャンスタイム到来。どの穴に落としてもアタって来て、しかもひとつの穴から連打!10数cmクラスがポンポン上がってきて、「これだけ居るのに、なんで最初からアタって来ないかな?」と不思議になる程の釣れっぷり。このクラスがホイホイ釣れる!調子よく釣っていると、ある時、小さなアタリでアワセると、根掛かったように動かなくなった。コレはよくあって、針掛かりしなくてアワセた反動で根掛かってしまう事態。今釣れてるから早く回収しないと、っと角度を変えて引っ張ってみると、いきなりグ〜ン!と強烈な引きと重量感。うぉ!掛かってたんだ!!ココは慌てずに、引きをいなしながらも潜られないように絶妙なテンションをかけて穴から引っ張り出す。出てきた魚体は、今期初の大物サイズ。「外れるなよ〜!」っと願いなら、大人しくなるまで水中を泳がせてから取り込み。その重量で小物竿がグン!としなる。上がってきたのは今期最大の17.5cm。お〜!今期最大サイズこのサイズが上がってくるんだから、穴釣りは楽しいやね〜!ますます楽しいオッサン。しかし、サービスタイムも長くは続かず…程なく潮位が低くなり過ぎて、アタリがパッタリ止まる。そうだよな〜…、今日は中潮でそこそこ潮が早いから、時合いも長く続かないよな〜っという訳で、4時間で68匹にて納竿。水が濁ってて、ビクの中でさえ見えないですな〜なんとか終盤に挽回したから良かったものの、前半の2時間くらいは死んでたからな〜釣れる状況じゃ〜なかったのもあるけど、穴釣りもしばらくぶりだったから勘が鈍ってたし、釣り方をすっかり忘れてたのも痛かったな。久しぶりの穴釣りでしたが、まぁまぁ釣れて良かった良かった。とは言え、やはり穴釣りには季節外れな気がしました。ハゼが穴に入ってないし、サイズも小さいし…たま〜に様子見に来るのも良いかもしれないけど、できるなら本番シーズンまでこの釣り場は温存しておきたいところ。それまでにハゼの数もサイズもアップしてくれれば良いんだけど、釣り人は釣れるとなると根こそぎ釣っちゃう人種。ハゼが成長するまでなんて待ってらんないよね〜、実際。しかし、大井ふ頭の釣り場も早く回復してくれないかな?うまくいけば、来週にはいつものように釣れてて欲しいんだけど、どうなるやら…次の記事>>>「2023年度22回目のハゼ釣りはとりあえず多摩川にて」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度34回目のハゼ釣りは今期初の【秘密の花園】にて
    2023年34回めのハゼ釣りは久しぶりの【秘密の花園】2023年12月3日。2023年34回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:9時30分くらい(潮位:162cm満潮)〜12時00分くらい(潮位:149cm下げ4分)中潮水温:14℃釣果:マハゼ7匹(14cm〜16cm)竿:1.5m(行雲流水)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖6号→袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け早いもので、2023年もいよいよ師走。今年も思い返せば、公私ともにいろいろあったけど、アッという間に過ぎ去った一年だった。恐ろしいのが、歳を負う毎にその『アッという間』が加速している現実である。この等加速度運動は何でだろう?と考えてみたが、たぶんこういうことなんだと思う。子どもの頃はあらゆるものを新鮮な目で見て、感じて、何かを想っていたが故に、濃厚な時間を過ごしてて、一日一年という時間を長く感じていた。しかし、歳を負う毎にその新鮮さが薄れてゆく…その原因は、新しい体験や見たとこもないモノに対して、今まで自分が接してきた既存や既成の概念に当てはめ、自分の中のフォルダに閉じ込めてしまうから。子どもの頃は新しいフォルダをどんどん増やし、世界が無限に広がっていったけど、歳を取ると既成のマイフォルダに押し込み、本質なんて理解しようともせずに分かった気になって、自分の世界を広げようともしなくなる。下手すりゃ〜、そんな既成のフォルダすら、削除していってるのかも知れない。コレじゃ〜、新鮮味なんて無くなるわな〜きっと『知らない分からないというコト』を恐れているんだと思う。くだらない自尊心や羞恥心が分かったふりを決め込んでいるだけ。そんなもんは、上っ面だけで格好つけてるの悲しいピエロだ。知らないなら、誰かに聞くなり調べてみるなりすればいいし、無理に分かる必要すらもないと思う。分からないなら、分からないのままでも良いと思うよ!っというわけで、自分の存在意義すらも分からないオッサンは、今年も浮草のように空中浮遊するような一年がアッという間に過ぎた。年末といえば、恒例の忘年会である。昨今の若い世代は、忘年会という行事への参加には消極的という調査結果があるらしい。アルコールもあまり好きではない若者も増えているから、そんな集まりに時間と金を取られるくらいなら、自分の時間を大切にしたいという意見もごもっともだ。ところが、若くない40代50代においても、忘年会は参加したくないが7〜8割という調査結果があったりする。まぁ、こちらは会社の忘年会への不参加という事なんだけど、コレはオッサンも同意見。例え会社が金を出すと言われても、な〜んも楽しくない会社の忘年会なんぞに時間を浪費する気にはならんな。昨日は毎年恒例、オッサンの地元での親友が集まる忘年会。長い奴とは小学校からの付き合いで、表も裏も知り尽くしている間柄。無味乾燥な会社の忘年会とは違って、濃厚で有意義な時間を過ごしていたのであった。っという事は全く無くて、浮気がバレただの、健康診断で再検査くらっただのという他愛もない馬鹿話で盛り上がった。そもそも、酒の席ではしょうもない痴話の方が酒が進む。たま〜に何を間違ったのか、世界情勢や男女の機微について真剣に議論している席も見受けられるが、そんな時に限って酒が進まなくなる。酒の席では、酌が進まない話はするべきではない。シラフではちゃらんぽらんな奴でも、アルコールが入ると重い話をしたがる輩がいるんだけど、迷惑である。この親友の会にそんなアホは呼ばないが、何かの流れで、会話が昨今の世界危機の怪しい方向へ行きかけるのを察知すると「いや〜、最近切れが悪くて、パンツどころかズボンにまでに500円玉のシミが出来ちゃうんだよね〜」という方へ持ってゆく。わざわざ電車に揺られて地元に帰って来とるのに、なんで中東戦争の話をせなならんねん!っというわけで、今年の忘年会も飲み過ぎるくらいの盛り上がりで良かった良かった。終電ギリギリで帰ってきたが、「まだこの時間だったらいつもの夜釣りに行けるな!」と一瞬思ったが、それはダメしょ!釣り場には危険がつきもの。普段でさえ危ないこともあるのに、へべれけでフラフラしてたらドザエモン必至である。そもそもが、酔っ払って釣り糸垂れるなんざ、釣り人の風上にも置けねぇ〜や!なので、本日は夜釣りはやらずに、しっかり休んでから考えることにする。朝が過ぎた時間帯に目が覚める。ハテ?どうしよっかな?身体がダルいのでこのまま寝ていようかとも思ったが、実は例の夜チヌ専の友人からまたしてもイソメを貰っていたので、ソレを消費せねばならない。っというわけで、一番近い【秘密の花園】へ穴釣り作戦にて出撃。穴釣りってこんなに難しかったっけ?実はオッサンは今季初の【秘密の花園】である。例年なら、この【秘密の花園】というハゼの穴釣り場には、通い詰めていなければならないのだが、今期はどうにも芳しくないらしい。なので、今期のオッサンは【秘密の花園3】での夜釣りを余儀なくされている。目論見通り【秘密の花園3】では、中型〜大型手前クラスが混ざり、時には1束超えもあり得る楽しい釣りになっている。んがしかし、大型ハゼを求めて夜中にハゼを釣るというその心意気は見習うべきではあるが、極寒の中、手がかじかみ鼻水を垂らしながら朝まで夜通しハゼ釣りするその行為は真似するべきではないだろう。そんな地獄のハゼ釣りについていけない、常識を持ち合わせた釣り仲間は【秘密の花園】にて通常営業。その仲間からの情報によると、今期の穴釣りは、数はそこそこ上がるがサイズがイマイチらしい。例年なら既に20cmオーバーが上がってもおかしくないが、今期はいまだ上がらず…ここ最近でやっと18cmクラスが上がり始めた感じらしい。とは言え、二日酔いのオッサンに選択肢なんぞ無くて、本日の釣り場【秘密の花園】に到着。既に、常識人のTZ氏とK氏が釣り糸を垂れていた。夜釣りばかりだったから、この二人に会うのは久しぶり。”一応”釣果を聞いてみるが、「ボチボチ釣れるけど、型は小さい」という予想通りのレスポンス。オッサンも早速釣りの準備をば!っという事はなくて、久しぶりの【秘密の花園】をウロウロしたり、他の人の釣りを眺めたりとモサ〜っとしていた。ちゃんと穴釣りしてる人は朝から来てるんだけど、ちゃんとしてないオッサンはかなり出遅れた感じ。そもそもが、二日酔いの胃酸過多でムカムカしてるし、頭も痛い。「ハゼ釣りするのも面倒臭いな〜」っと思っていたが、釣り場に来て何もしないのももったいないので、ハゼ釣りしちゃおっかな〜本日の竿は、言わずもがな穴釣り用の1.5mの竿。穴釣りと言えばこの竿仕掛けは、穴釣りでもいつもの胴付き仕掛けなんだけど、針とハリスは先週の遠征でI氏から貰ったのが余ってるのでソレを使う。穴釣りで夜光玉は役に立つのかな?餌は当然、もらい物のアオイソメ。穴釣りでは少し喰わせるから、多少突かれても粘るイソメがベスト餌だと思う。やはりイソメだよね〜垂らしは3cmくらいから始めて、まずは様子見。喰いによって微調整水温はちょっと冷たくて14℃。もう年末だし…さぁ、今季初の【秘密の花園】は如何に!?と意気込んでみたが、そう甘くなくアタリ無し!だよな〜、こうなるわな〜と思ってたら、けっこう浅い穴でスンスン…と魚信あり!「ん〜?ダボハゼっぽいな…」と思いながらアワセてみると、何も掛からずの根掛かりで、仕掛けまるごとロスト。さい先悪く、いきなり穴釣りの洗礼を受けるオッサン。「そう言えば、穴釣りでは仕掛けパーツを身に付けてないと、いちいち基地に戻る事になるんだっけ?」とオモリやらをポッケに忍ばせる。戻って来て、再度アタって来た穴に落としてみるが、やはりダボハゼの反応なので次の穴へ。ダボハゼを釣って排除すれば、もしかしたらマハゼが喰ってくるかも知れないが、また根掛かりするのも面倒臭いのでさっさと次の良穴を見つけることにする。しばらく周辺の穴を探ってみるが、なかなかアタって来ないね〜喰って来る来ないは魚側の都合だからどうしようもないけど、深さが50cm以上あるような良穴には絶対ハゼが居ると思うんだよな〜するとある深めの岩陰に落とした瞬間にアタって来た!最初は少しもたれるように仕掛けが動かなくなり、ス〜っとゆ〜っくり竿を上げるとグン!と引っ張ってくる。間違いなくマハゼのアタリ方。ここからどういう挙動をするのか?で釣れるか釣れないかが分かれる。グン!と引っ張った後はそのまま竿はステイして動かさないでおくと、グン!グン!と引っ張った後にグ〜ン!と大きく竿をしならせる奴は針掛かりするハゼ。コレが釣れない奴は、グングン!の後に餌を離してしまい、音沙汰なしになる。たいていこのタイプは次は喰って来ないか、チョン!と突付くだけで大きく喰って来ないんだよね〜そこにハゼが居るのは分かってるのに、悔しいったらありゃしない!さて、コイツはどうするのか?グン!グン!の後にグ〜ン!っと大きく竿がしなった!!来た〜!とアワセるとしっかり針に掛かって暴れ始める。好きにやらせると穴に潜られるので、少し強引に穴から引き出してから、水中を右に左に泳がせて疲れさせ、グッタリした所を安全に取り込む。このやり取りが穴釣りの楽しいところだね〜今現在は潮位が高いので、水深がけっこうあるからこのやり取りが出来る。コレが潮位が低い時は、穴から引きずり出すといきなり水面からハゼが飛び出し、空中でハゼが暴れるもんだから、ハゼをバラす事もあって危険度が増す。やっと釣れたよ〜!とりあえず、ボウズのがれでひと安心。次も同じ穴から追加。おかわり!しかし、今日は渋くてなかなか次のアタリが無いんだよね〜深さのある穴を見つけると期待するんだけど、アタらないな〜忘れた頃にアタって来て釣れるんだけど、今日は単発ばかりで、ひとつの穴から何匹も釣れるなんてのがないな…忘れた頃に釣れるが…アタリ自体はポツリポツリとあるんですよ!ただ、アワセられるようなアタリ方じゃなくて、グン!グン!で終わってしまい、その後のグ〜ン!が来ない。試しに最初のグン!でアワセても空振りばかり。そんないけずなハゼには、必殺餌のイソメの尻尾で勝負を掛ける。尻尾で勝負じゃ!尻尾餌の場合は、垂らしは4cmくらいと長くても良いっていうか、長めの方が喰ってくるし、針掛かりも良好。いつもは餌を穴に落としたらスンスン!と数cm上下させて誘い続けるんだけど、尻尾餌の場合は、勝手にニョロニョロ動くから誘いは入れない。むしろ人間側は何もしないで、尻尾の自然な動きに任せた方が喰いは良いと思う。んで、しっかり釣れた!さすが、尻尾だ!必殺の尻尾ではあるが、どんなモノにもデメリットがある。当然ながら、イソメ一匹に一本しか取れないから、ここぞ!という時にしか使えない。あと、そのナイスな動きからカニもおびき寄せてしまう。尻尾は細く繊細なので、カニに掴まれると一発でブッちぎられる。せっかく勝負かけてるのに、カニごときにちぎられるとすこぶる悔しい!しかし、今日はアタリが遠いし、せっかくアタって来ても、アワセるまでいかないアタリ方ばかり。無理にアワセても、やっぱり針に掛からないんだよね〜イソメ餌が無くなり、アミエビ餌も持ってきてたけど、この喰いじゃ〜続行する気にもならず。2時間半で7匹にて終了。う〜ん…、釣れないな〜穴釣りも久しぶりだったから目が慣れてなくて、穴を見つけられなかったかな。ずっと穴釣りしているK氏なんて20匹上げてたから、釣れなくは無いんだよな〜実力の差を思い知らされた【秘密の花園】だったのでした。終盤、O氏とH2氏がやってきたんだけど、このお二人は昨夜から夜釣りin【秘密の花園3】→【秘密の花園2】→【秘密の花園】と渡り歩いたようだ。「【秘密の花園2】では入れ喰いだったよ!」と満足げだったが、それ以前にすげ〜バイタリティだな!オッサンよりも全然歳上なんだけど、このやる気はどこから湧いて出てくるんだろう?もしかしたら、老い先短い人生の灯火を完全燃焼しているのかも知れない。ただ、そんな灯火がオッサンと釣りしている時に燃え尽きるのも困るから、せめてそれぞれの自宅の畳の上で燃え尽きて欲しいと願うオッサンなのでした。次の記事>>>「2023年度35回目のハゼ釣りはいよいよ夜釣りもラスト!?」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度36回目のハゼ釣りは夜釣り改め穴釣り
    2023年36回目のハゼ釣りは夜釣りは断念し穴釣りへ2023年12月17日。2023年36回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:8時00分くらい(潮位:172cmほぼ満潮)〜12時00分くらい(潮位:140cm下げ5分)中潮水温:15℃釣果:マハゼ12匹(14cm〜17cm)竿:1.5m(行雲流水)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテのちオレンジイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け釣り人たるもの、釣り前の天気予報とタイドグラフ(潮汐表)のチェックは必須である。釣りとは自然相手だから、天気と潮汐は釣りの大事なエレメントである。潮汐は、「どこで釣り糸を垂れるか?」の作戦を練るのに、非常に大きなウェイトを占める。また、天気は「釣りをするのか?出来るのか?」の判断をするべき指標となり、場合によっては、中止という苦渋の決断もしなければならない。この判断を見誤っては命に関わるので、ここはしっかりとしなければならない!んだけど、本日のオッサンはこの判断を完璧にミステイクしたのでした。予報によると、天気は良いんだけど、問題は風が吹くらしい…風って釣りの大敵で、夏場なら雨天でも釣りになるし、むしろ天気が悪い方が釣れたりもするが、強風は季節に関係なく釣りにならない事が多い。沖釣りなら船は出船しないし、堤防釣りなんて、風に煽られると落下の危険性もあるからもってのほかだ。そしてハゼ釣りにおいては、柔らかいのべ竿は風に煽られてアタリなんてとれないし、そもそもが水が風で波打って海底の砂が巻き上がり濁るので、全然釣れないという状態になる。問題は、「んじゃ〜!どれくらいの風ならハゼ釣りできなくなるの?」という判断。この判断は釣り人によって玉虫色なんだけど、オッサン的には、だいたい7〜8m/sくらいが基準になるかな?これくらいの風速は『強風』という定義で、体感的には時速30km弱くらいのスピードで走っている場合に身体に当たるくらいの強さらしい。樹木全体が揺れて小枝や軽いモノが飛ばされるくらいで、風に向かって歩きにくいレベル。ハゼ釣りにおいては、3.6mくらいの長竿は風に煽られてアタリがとれないが、2mくらいの竿ならやり方によってはなんとかなるレベルかな。ところが、お天気アプリによると、オッサンの夜釣り時間帯は南西の風10〜11m/sという予報。さすがに二桁はダメだろ…常識的に考えれば、釣りをするべきではないし、そもそもが釣りにならないだろうて。んがしかし、本日のオッサンは完全に見誤っていた!というか、お試しの方が優先になってしまい、気分が舞い上がり脳みそがケセラセラ状態。今思えば、いったい何を勘違いしていたのか自分でも理解不能だが、夜釣りにGo!一色だったのだ。自宅を出た最初の感想は「思ったよりも風が弱いな…」だった。こういうとき人は自分が正しいと信じたいがために、自分に有利なように物事を捉える傾向がある。愛車を漕ぎ出すが、気温が異常に暖かくて、出発してから5分もしないうちに汗だくになっていた。「この暖かさなら釣れるぞ〜!」オッサンの脳みそはもう完全に舞い上がっていたらしい。汗だくになりながら、釣り場近くの開けた場所に出た途端、強風が吹き荒れる!ここでやっと現実を突きつけられる。「うわ〜、ダメじゃんコレ?」強風が身体に絡んできて、愛車ごと持っていかれるくらいだった。当然、釣り人なんて皆無だ。水際まで確認しに行くが、水面は船が遠り過ぎた後のように波打ち、水は泥水のように濁りきっている。どう考えても釣れないし、釣りにすらならない状態。しかし、何を思ったのか釣りの準備を進める狂ったオッサン。そこまでしてしまう原因は、本日は2つのお試しがあったから。ひとつは先週届いた釣り用のヘッドライト。釣り専用のヘッドライトコレが実際にどこまで使えるのか?の確認。そしてもうひとつが、100均のゴム手袋が使いものになるのかどうか?冬の釣りで一番厳しいのが手が冷えるということ。身体は防寒対策でなんとかなるけど、手だけはどうしようもない。釣り用の手袋とかもあるけど、魚とか餌とかをいぢくった後ってすぐに手を洗いたいじゃん!なので、素手で釣りをやらざるを得ない。っというわけで、冬の釣りは手がかじかんだままで、下手すりゃ〜、指がしもやけになることもあり。そこで、少しでも手のダメージを軽減しつつ、釣りの邪魔をしないナイスアイテムはないかと100均を物色。見つけたのが薄手のゴム手袋。コレなら使えるんぢゃね?手にピッタリフィットらしいから、ハゼのアタリも取れそうだし、餌付けとか細かい作業もできそうだし…すごく薄いから暖かさは期待できそうもないが、無いよりはマシでしょ!?万が一使い物にならなくても100均だし!さぁ、使いものになるのか?実は、出発するときから装着してたんだけど、今日は気温が暖かいから手袋内は汗をかいていたくらい。イメージ的には、手術時のブラックジャックだったが、よくよく見ると、映画『犬神家の一族』の佐清(スケキヨ)のようだった。スケキヨ手袋しかし、映画『犬神家の一族』のスケキヨはインパクトがあったよね。あの白いゴムマスクの不気味さと言いい、湖から逆さに両足が突き出している死に様と言い、どちらもが同作品の“アイコン”的存在だった。金田一耕助役も、石坂浩二がハマり役でしょ!その他、ありとあらゆるキャストがハマっていたと思う。この作品が【日本映画の金字塔】と称されていたというのも頷き180度だ。ちなみに金田一耕助シリーズは映画やテレビドラマで何作かあるけど、やはり犬神家の一族が一番だと思う。その証拠に、大晦日の『ガキ使 笑ってはいけないシリーズ』でも、スケキヨが何度も登場している。まぁ、中身は板尾坂路なんだけども…んでハゼ釣りの塩梅はというと、ご想像の通り全く釣りにならず!それでも、なんとか小ハゼを一匹だけ釣り上げてボウズのがれにて。せめてものボウズのがれ肝心のお試しはというと…ヘッドライトはとてもゴキゲンだった。明るい範囲が広いから餌付けも良好で見やすいし、充電式で軽いから頭への負担も少なかった。スケキヨ手袋は思ったよりも暖かいのは良かったが、完全にピッタリフィットでもないので、ダブつく箇所に針が刺さったり、ゴムが挟まったりでちょっと使い勝手はイマイチかな?あと、ゴムだから餌が滑って針に付けづらいという欠点もあった。手袋の方は、もうちょっと使ってみて検証してみようと思います。っというわけで、釣り開始からわずか30分で戦略的撤退!ほぼトンボ返りで逃げ帰るオッサンなのでした。ダメは最初から分かってたんだけど、本日は釣り人特有のお花畑発想が過ぎたな〜唯一良かったのが、先日のふたご座流星群の残りだろうか、釣りをしてたらオリオン座の真ん中を横切るすごく長い流れ星を見た!くらいかな。コレで本当に2023年の夜釣りは終了です。まぁ、今期初めてハゼの夜釣りに通ってみたんだけど、夜釣りに適した時期や釣れる状況、ポイントも分かってきたので、来シーズンはもっと効率よく楽しめると思います。とはいえ、そう簡単に割り切れるものでもなく、自宅に向かいながら密かに「ひと眠りしたら【秘密の花園】にリベンジしに行っちゃる!」と諦めの悪いオッサンなのでした。健全な釣りは昼間の内に!ひと眠り後、ふと目覚めると一瞬頭が混乱する。「アレ?オラ釣りしたよね?」と思ったが、そういえば第二ラウンドの予定だっけ?帰ってから釣りアイテムもそのまま放ったらかしだから、「面倒臭いからこのまま寝ていよう…」という訳にもいかない。渋々起き出して自宅を出発するが、愛車を漕ぐ足がダルい。目指す【秘密の花園】は、ハゼの穴釣り場としては一番の近場だが、「ちょっと散歩がてらに…」という気楽な距離でもない。やっと到着するが既にTZ氏、T氏、K氏、H2氏、SS氏などの面々が釣り糸を垂れていた。すっかり出遅れているオッサン。しかし、夜中の風が嘘のように穏やかになり、お日柄も良くて暖かく、絶好の穴釣り日和だ!釣れればね…みんなは夜釣りに通っていたオッサンが突然現れたので驚かれたが、「あの強風中、今日も行った」と報告すると、皆一様に呆れ半分驚き半分の微妙な顔をされた。先行者たちに穴釣りの塩梅を伺うが、「まだ一匹だよ…」とか「釣れても小さいよ…」とか「軽い尿もれが止まらないよ…」とか、こちらのやる気が萎えるレスポンスの嵐。どうもパッとしないようなので、こういう時は誰も攻めていないエリアに限る。という訳で、誰も居ないスポットへ移動し、ひとりだけ良い思いをしようと画策するオッサン。んでは、さっそく釣りの準備をば。穴釣りなので使う竿は当然1.5mの短竿『行雲流水150』穴釣りにはこの竿竿の長さは1.5mだけど、道糸の長さは2mくらいにしている。穴釣り場って、自分の立ち位置からけっこう下に水面があったりするし、深い穴になると1.5m以上ある。さらには根掛かりで仕掛けロストが多発する釣りモノなので、道糸が長い方がなにかと勝手が良い。仕掛けは当然、いつもの胴突き仕掛け。手が汚いな〜一番の問題が、餌はボイルベビーホタテしか無い。穴釣りだとアオイソメなどの虫エサ一択なんだけど、そもそも穴釣りする予定じゃなかったから買ってなかったし、ホタテ餌がまだ余っているので在庫処分しなければならない。ただ、いくらホタテ餌でも、穴釣りだと喰ってこないことが多々あるんだよね〜ホタテの在庫処分穴釣りだとホタテは頼りないな…水温は15℃でちょっぴり温かい。昨日は暖かったからかな…では、穴釣り開始!まずは早くボウズを免れたいので、実績穴を攻めるんだけど、アタリがない…どこに落としても生命反応がない…穴の深さは1m弱くらいで頃合いなんだけど、アタリが無いな〜「絶対、ハゼは居るはずなんだけど…」手当たり次第落とすが、どこも反応してこないぞ。そもそも、オッサンは穴釣りではスロースターターだから、「その内にアタってくるでしょ!」と思っていたんだけど、ダボハゼやカニすらの反応も無いから、コレはマズイな…しばらくくすぶっていると、O氏がやって来て「ここらへんは当たらないでしょ?俺も前回やってみて、全然アタらなかったよ!」との事。「だから誰も居なかったのか…」ひとりだけ良い思いをしようという作戦失敗で、悪いことはできないもんだ!という訳で、みんなが居るエリアに戻ってきた。いくつかの穴に落としていると、やっとアタリはあったものの、ナイスなアタリ方で上がってきたのは良型のダボ…しかも、コイツは誰かのブチ切れた仕掛けを飲み込んだまま喰ってきやがって、「どんだけ食い気があるんだよ!」とツッコミを入れたくなった。口から別の仕掛けが出てるが…ここのダボはけっこう大きい良型も多いので、マハゼのアタリと引きと勘違いするんだよね〜よく見かける真っ黒な小さいダボは、アタリ方も小さく小刻みだし、餌を咥えるとすぐに横移動するから分かるんだけど、良型のダボ(『ドロメ』という名前らしい)はマハゼと同じアタリ方をする。チョロチョロとアタリはあるんだけど、全部ダボのアタリだった。この流れは、マズイな…なので、H2氏からオレンジイソメを恵んでもらった。オレンジとは珍しいな…さっきは無反応だった穴に落とすと、着底と同時に喰ってきた!グン!グン!と間違いなくマハゼのアタリ方。ス〜っとゆっくり静かに竿を上げると、グ〜ン!と引っ張り返してくる。「来た〜!」っとアワセるとしっかり針掛かりする。ググン!ググン!と穴の中で暴れるが、少々強引に穴から引きずり出す。ここで好きにさせると穴の中に潜られて、中で踏ん張って出てこなくなる。なんでも、ハゼが穴から出てこなくなる時って、狭い穴の中で身体を曲げてつっかえ棒みたくして耐えているらしい。こうなったら、引っ張っても出てこないし、無理に引っ張ると道糸が切れるだけなので、まずは焦らずに道糸のテンションを緩めて最低5分くらいは待つ。この待つ時間ってすごく長く感じるんだけど、焦らない焦らない…ハゼも踏ん張るのに疲れるから、頃合いになったら竿を上げると、スルリと出てくることがほとんどです。やっとボウズのがれで、本日の一匹目。小さいが、贅沢は言ってられん!一匹目が釣れるとホッとする。同じ穴からもう一匹。今度はそこそこの良型しかし、穴から引きずり出し、水中で泳がせ、疲れさせてから安全に取り込むんだけど、穴釣りの面白さはこの泳がせている時だよね〜右に左にハゼが暴れて、ソレをいなしている時が「あ〜ハゼ釣りしてるぜ!」と実感する時。この時は既に釣れた!を確信しいる。穴釣りで針から外れる時って、ほとんどは穴の中か、穴から引きずり出す瞬間に外れる。一瞬ハゼが見えたのに、ピュン!って外れると、悔しいったらありゃしない!今日も何度かあったけど、貴重な穴ハゼに逃げられると声が出ちゃうよね〜虫エサを恵んでもらう身としては、人様から頂いた餌を無駄にできないので、虫エサ+ホタテのコラボでアタリ率をアップさせる。コラボ餌こうすると、イソメ単体よりは、よりアタるようになると思います。ハゼの穴釣りって、チョロチョロ移動しながら釣るんだけど、やはり場所によって大きく変わるかな。できれば人が居ない手つかずのエリアの方が、アタれば連打になったりする。ただ、アタらない事もあるから、掛けみたいなもんかな?例年なら、この時期はハゼがもっと大型化するんだけど、今期は小さいな…ここらへんが平均的なサイズもうハゼも婚姻色が強くなりつつあるから、今期はここらへんのサイズ止まりらしいな。まだ真っ黒ではないが…頂いた虫エサが無くなたので納竿。4時間で12匹とまずまずかな。まぁ、コレくらいなら…以前は穴釣りではツ抜け(10匹)すれば御の字だったけど、昨今は数が上がるようになっているから、ツ抜け程度だとちょっと不安…ただ、以前は釣れない分、20cmオーバークラスの大型ハゼも上がったが、今期はダメですな〜まぁ、なかなか数とサイズの両方を満足するのは難しいですね。本日の最大サイズ夜釣りも終わり、これからは穴釣りに集中だから、虫エサは必携。しばらく夜釣りばかりだったから思ったけど、やっぱり釣りは明るい内にやるべきだ!『健全な身体に健全な精神が宿る』ように、健全な釣りは昼間にやるべきだ!と痛感したオッサンなのでした。次の記事>>>「2023年度37回目のハゼ釣りは今年ラストかな?」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度37回目のハゼ釣りは今年ラストかな?
    2023年37回目のハゼ釣りは今年も釣り納め?2023年12月24日。2023年37回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園2】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:曇りのち晴れ釣行時間:8時30分くらい(潮位:105cmほぼ干潮)〜11時30分くらい(潮位:135cm上げ5分)中潮水温:11℃釣果:マハゼ22匹(12cm〜17cm)竿:1.5m(行雲流水)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けオッサンはもうおっさんである。まぁ、当たり前だけど歳をとっている。自分の歳をわきまえているとはいえ、気持ち的には年齢に抗いたいのは皆が思うところ…誰しもが歳をとりなくないし、いつまでも健康で若々しくいたいと思っているハズ。しかし、現実には日々の老化現象が止まることは無く、身体の至る所に故障箇所が発生し、治りもしないままトラブル箇所が増えてゆく…100%の全出力を出すと身体が壊れるのが恐いので、せいぜい70%に抑えながら生活するハメになる。当然、動きは愚鈍になるんだけど、しょうがないとは言え、そんな自分に軽い失望を抱きながら、日々歳を取り続けてゆく…オッサンも少し前までは、こんな現実に抗っていたんだけど、もう止めた!若ぶるのはもう疲れたし、無駄だし、意味がないことだ。なので現実をしっかりと受け止め、歳相応でいようと心に決めた!加齢臭のフレーバーを漂わせようが、耳毛が生えようが、ハゲようが結構ではないか!?おやじギャクが寒いだと!?フッ…、まだまだ青いね!アレは他者を笑わすという魂胆で言っているのではない。滑ろうが、冷ややかな目で失笑されようが、それは問題ではない。全ては自己満足に他ならない。言わずにはおれないのであり、口にしないと気持ちが悪いのであり、その対象は常に自分。観客は自分ひとりという自問自答のギャグ。オヤジの道は極めれば極めるほど孤独であり批判がつきまとう。厳しき漢(おとこ)道である。若い頃は、そのオヤジ的なすべてに批判的な目を向ける。それは自分がそうなりたくないという気持ちがそうさせるのではなく、その孤独と批判を受け止める度量が備わっていないからだ。では今のオッサンはそんな度量が備わっているのか?少々考えてみたが、オッサンもまだまだ青臭さを漂わせてはいる。しかし、オヤジ道に踏み出してみようと思う。正直、その気持ちにはかなり自虐的な部分があり、「さよなら俺…」的な気分は否めない。だが、もう若くはないどころかどっぷりオッサンな年齢のくせに、中途半端な気合いと昔の記憶だけでオヤジの世界を遠ざけるのは往生際が悪い。逃げて逃げては来たけれど、もう疲れ果てて、自ら交番に出頭する気分である。とりあえず何から入るべきだろうか?まず頭に浮かんだのはゴルフだった。オッサン的にゴルフのイメージは、余程の金持ちで若い頃から親とコースを回ってた奴でもない限り、ゴルフをやろうなんてかなり抵抗があると思う。自分の中の若者が死んで、オヤジが生まれるポイントなのかも知れない。あんなものをやりだしたら最後、駅のホームで傘をクラブにみたてて素振りをおっぱじめたり、着もしねぇ〜パステルカラーのセーターを石田純一ばりに肩から掛けて歩いたり…いや、普段着が全て板東英二ライクな、エニタイム、エニプレイス、ゴルフウェアなオヤジになってまうかもしれん!髪型も後ろ髪だけ伸ばしてのジャンボカットが良く思えたりして…このように、ゴルフはとても危険なスポーツである。しかしよくよく考えてみると、ゴルフは先立つものがないと何も始まらない。テーラーメイドなゴルフクラブが何十本必要?PGMなコース回るのもタダではないし…万が一、間違ってホールインワンなんてやっちまったら破産だよ!ダメだ!ゴルフは諦めよう…どうしよう…悶々としていた矢先、ふとテレビCMを観ていたら「コレだ!」と見つけた!養命酒である。コレしかない!オッサンにまだ毛が生えてなかった幼少期の頃。亡き父親が毎晩養命酒を飲んでいた記憶がある。「何だ?アレ?ジジ臭せ〜なぁ…」といつも思っていた。まさにオヤジ道アイテムwith養命酒。早速、近所のドラッグストアにゲットしにいくと、人目につかない下段に養命酒が鎮座していた。真紅の箱に怪しいフォントで『養命酒』の文字。よく見ると、大きいのと少し小ぶりな奴の二種類。どちらにするべきか?「まずはお試しだから、小さい奴にしよっかな…」弱い!! 捨てきれてない!!形から入るのは得意なんだが、いかんせん、先立つものがほぼ皆無なのが現実。結局、小さい方を買ってきた。懐かしの養命酒(小)約45年ぶりに飲んでみたが、焼酎に太田胃散と葛根湯を混ぜたような味だった。「コレは効くぜ!←(何に?)」と実感。ドリンクしながら『するめ』をつまんでみたが、思いのほかマッチせず…養命酒には合わないかな…意外にもマッチしたのがコレ↓養命酒にはコレだった!まぁ、単に甘いものが好きなだけなんだけどサ。という訳で、まずは養命酒から始めてみたオッサン。しかし、よくよく考えてみれば、もう既にオヤジ活動をしているではないか!?それはいつものハゼ釣りである。コレも立派なオヤジアイテムだと思う。オヤジ、オヤジと簡単に言うが、オヤジ道、険しい道なり。その一歩がオヤジになり、その一歩がオヤジになる。迷わず行けよ!行けば分かるさ!!2023年もありがとうございました!んで、やっとハゼ釣りのお話である。年末で慌ただしいこの時期。自宅の大掃除そっちのけで呑気にハゼ釣り。そんな穀潰しの面々の釣り仲間によると、昨日は【秘密の花園2】でけっこう数釣れたようである。という訳で、本日の釣り場は迷わず【秘密の花園2】に決定。もしかしたら今年最後のハゼ釣りになるやも知れないので、ラスト記念で早めに釣り場に行くつもりだったが、すっかり朝寝坊。思いのほか寒くて、なかなか起き出せずに布団でイモムシになる。もう面倒臭くなってるんだけど、餌のアオイソメがあるので、釣りに行かなくてはならない。モゾモゾと起き出して、光の速さで釣りアイテムを愛車にブチ込んで出発。愛車を漕ぎ出すが「寒〜〜〜ぃぃぃ…」今期はつい最近までハゼの夜釣りしてたんだけど、この冷え方は夜釣りの時よりも寒いな。目から涙がちょちょ切れながら本日のハゼ現場【秘密の花園2】に到着。思ったよりも潮位が低いから、ちょっと厳しいかな…と思いながら釣り場を移動していると、既にMR氏、MT氏、S氏が釣り糸を垂れていた。MR氏にハゼ釣りの塩梅を伺うが、「いや〜、厳しいですよ…」とローレスポンス。この寒さと低い潮位だから厳しいのかな…と思っていたら、「ただ、MTさんが19.5cmを二匹上げたようです!」と地獄に咲いた一輪の花情報でやる気になる。釣りって不確定要素がいっぱいなんだけど、真面目に釣りに向き合っている人には必ず結果が出る。MT氏もマメに【秘密の花園2】に通い、今日なんて、まだ暗い朝の5時半くらいから釣り糸を垂れていたからこその19.5cmが2匹というナイスな結果。この真面目なMT氏の爪の垢を焙煎&ドリップして、O氏に飲ましてあげたいくらいだ。聞いてるか?O氏!釣り場に来てウロウロしながらダベっとるんじゃダメだぞ!!分かってんのか?O氏!先行者の邪魔をしないよう、少し離れて釣りの準備を始める。穴釣りなので使う竿は1.5mの短竿。穴釣りと言えばこの竿仕掛けはいつもの胴突き仕掛け。いつでもどこでもこの仕掛け餌はアオイソメ。やはり、ハゼの穴釣りではイソメ餌の方が喰いが良いし、ハゼとの駆け引きができるから面白い。長細いからハゼへのアピール力があるから釣れるのかな?まだ餌付けしたばかりの時は自らも動いているし、上下にフワフワ誘うと水中でよく揺れるんだと思う。そこそこ餌もちが良いから、アタリ始めから喰い込むまで駆け引きできるくらいに餌は残っている。コレがホタテとかアミエビだと、アッという間に持っていかれるからね〜何よりも、カニがちょっかいを出してきても、強奪される事が少ないからありがたい餌である。やはり穴釣りにはアオイソメ餌垂らしは3cmくらいで、ハゼサイズが小さい場合はもっと短くすることもあります。まずは垂らし3cmから始める水温は11℃と今期一番の冷たさ!ひゃ〜寒いわけだ!準備完了にてさっそく釣り開始!ではなく、まずはホットスポーツドリンクでひと休み。寒い時はホットスポドリんで、本当に釣り開始。まずは適当な穴から始めるが、落とした瞬間にいきなりのハゼアタック!穴釣りではたま〜にコレがあって、水底に着底する前にアタって来るのはかなり濃厚なアタリなので、ほぼ100%釣れる案件。いきなりグ〜ン!と引っ張ってきたのでアワセると、針に掛かったがサイズはたいしたことないな感じ…んで、やっぱりなサイズだった。やる気は認めるがサイズがね…んですぐに次も同じ穴から釣れるんだけど、サイズがね〜だし、なんかハゼが痩せてて細い…痩せて細いんだよね〜尾ビレもハチワレ(二割れ)とか三割れとかあるんだけど、そんなにキレイに割れてないというか乱れている。尾ビレがキレイに割れてもいない釣れたハゼの現状を見る限りは、もうハゼ釣りシーズンの終わりが近づいているハゼの形態なんだけど、例年なら1月いっぱいは釣りになるハズで、まだこの乱れハゼが釣れるのは早いんだよな〜婚姻色はまだうっすら程度だから、まだまだ釣れると思うんだけど…婚姻色はまだ薄いいきなりこの穴を中心に、付近の穴からも合計7匹釣れてスタートダッシュを決めて気持ちの良いオッサン。しかし、この後が続かず…潮位が低いので、ハゼが居付きそうな深めの頃合いの穴が見つからず。しょうがないので、浅めの穴を探るしかない。当然、大きめの穴も探るが、オッサンはなるべく見た目が小さい穴とか、「コレ穴かな?」といった、一見穴なのか分からないような穴を探すようにしています。こういうタイプって見つければお宝穴で、たいていは良型大型ハゼが潜んでいるし、数匹は確実に上がってくる事がほとんどです。とは言え、そう簡単には見つからないんだな〜本日最大サイズもお宝穴からコイツも同じお宝からなかなかアタリが無いが、かわりに元気なのがダボとカニ。いつでもどこでも元気いっぱい!特に本日はカニが鬼のようにくっついて来る。酷い時は、三匹が餌にまとわりつくカニ団子になってきたりもした。カニに針ごと掴まれると根掛かりみたいになるから困る。困ったちゃんのカニカニに餌を掴まれたら、一刻も早く竿を上げて排除しなきゃならない。オッサンの釣り方は、着底させたらすぐにスンスン…と竿を数cm上げ下げして誘うんだけど、コレはカニが付いてないかを確認する意味もある。とにかくカニは穴釣りの大敵。穴釣りでは、時にはひとつの穴から5〜10匹とか釣れるフィーバー穴があるんだけど、本日はフィーバーしなくて単発で、忘れた頃にポツリ…、ポツリ…といった塩梅。ただ、釣り始めは小ハゼが多かったけど、次第にサイズアップしていった。とは言え、こんな程度のサイズだけど…という訳で、本日は3時間で22匹と数も型も全然でした〜ひゃ〜厳しいな!こちらはMR氏との合算穴釣りでこの数ならまずまずなんだけど、【秘密の花園2】はポテンシャルが高い釣り場だから、せめて50匹は釣れて欲しいな〜さて、2023年もいよいよ終わりが近づいています。今年は世の中的にいろいろあって、心が落ち着かなくてザワザワした年であったと思います。来年こそ良い年であって欲しいし、そうなるようにしたい!と思ってます。今年もありがとうございました。このブログのために皆様の貴重な時間を頂戴し、申し訳ない気持ちと感謝の気持ちで複雑ですが、来年もよろしくお願い致します。皆様、良いお年を!!そして今夜も、養命酒で一杯なオッサンなのでした。次の記事>>>「2023年度38回目のハゼ釣りは明けまして!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度38回目のハゼ釣りは明けまして!
    2024年初のハゼ釣りは明けまして!2024年1月2日。2023年度38回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園2】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れのち曇り釣行時間:8時30分くらい(潮位:160cmほぼ満潮)〜10時30分くらい(潮位:160cmほぼ満潮)中潮水温:11℃釣果:マハゼ17匹(12cm〜18cm)竿:1.5m(行雲流水)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け2024年、明けまして!ですが、元旦に『令和6年能登半島地震』が発生しました。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、不明の方々が一刻も早く救出されるよう、被災された方々が早く日常に戻れるよう、心よりお祈り申し上げます。突然の出来事に驚きですが、この国では大きな地震がいつ何時発生するかも分からないので、明日は我が身と気を引き締めたいと思います。少なくて申し訳ありませんが、早速、募金させていただきました。少しでも被害が少ないことを願っています。そして、翌日には羽田空港での飛行機事故。旅客機は乗客・乗員全員無事脱出との事でしたが、海上保安庁の航空機側は命を落とされた方もいるとのことで、ご冥福をお祈りします。んで、不謹慎と思われるかもしれませんが、正月2日は2024年一発目のハゼ釣りである。年は変わったけど、オッサンの中では2023年シーズンの続きという位置づけなので『2023年度』という表記にしています。遠方に帰省するのなら年末年始は一大イベントだが、オッサンはそうではない。年末はオッサンちの極小うさぎ小屋以下のハムスター小屋の大掃除。掃除とは腕を酷使する作業なので、未だ完治しない五十肩に響き、大晦日の掃除終了時には腕が上がらなかった。新年の挨拶は、妻の実家は徒歩圏で、オッサン側の実家も在来線にちょっぴり揺られる程度の距離。初詣も近所のお寺(とは言うものの、都内屈指の名刹)に徒歩にてお参り。ちなみに今年のおみくじはなんと!【大吉】を引き当てた。もう覚えてないぶりの大吉だったけど、『願望:出来兼るように危惧を覚える』『待人:さわりあり来たらず』『争事:時を待たねば勝てず』と「コレって本当に大吉かよ?」といった内容なんですが…こんな地域密着型のお正月。そもそもが、どこ行くアテも金も無いもんだから、毎年こんな感じ。っというわけで、正月はいつものように暇だ。モサ〜っとしているのも飽きたし、食って飲んで、食って飲んで、寝て…なんて生活していると身体が重くなり、調子も悪くなる。なので、「ちょっと運動がてらにハゼ釣りでも行っちゃおっかな〜!」と画策。というわけで、三が日も明けない内に無理やり出撃。古来より、正月三が日には殺生はいけません!な掟があったような気もするが、実はコレに関わる事があって、ハゼ釣りに行かねばならないという理由もあった。前回のハゼ釣りはクリスマス・イブの日だったけど、その時の餌のアオイソメがまだ余っていた。ずっと餌箱に入れたままで、一週間後の大晦日に「もう死んどるだろう…」と指で突いてみたら、モゾモゾと動くではありませんか!?「ゲ!まだ生きてるぞ!!」だけど、元気が全く無かったので、昇天するのも時間の問題だった。このままだと、せっかくのイソメの命が無駄になってしまう。っという訳で、掟破りで本日の出撃となったんだけど、イソメの命とハゼの命を天秤にかけるとどっちに振れるんだろう?まぁ、同じ生命に変わりはないのでどちらとも言えないが、ハゼ釣りする言い訳としては「このまま餌箱を放っておけば、間違いなくイソメの命は無駄になる。だけど、ハゼ釣りに行けば今度はハゼの命が危ういが、本日は釣ったハゼをリリースする予定なので、オッサンの腕をもってすればハゼを殺さずに済むかもしれない」との読み。しかしよくよく考えてみれば、釣りに行こうが行くまいがイソメの命が無くなるのは確定で、釣りに行けばハゼの命も脅かされ、イソメとハゼのダブルで命を奪う可能性が高くなる。しかし、釣りに行かねばイソメの命は無駄に消えるので、せめてハゼの糧となるのが釣り餌としての本望なのでは?いやしかし…寝起きの布団の中でしばし葛藤するが、単に釣りをする言い訳なんだから、そんな事はど〜でもいい!ちなみに初夢はいつものようにくだらない内容だった。『一富士二鷹三茄子、四扇五煙草六座頭』という初夢の縁起物のことわざがあるが、オッサンが生まれて半世紀以上になるが、一度も縁起物の初夢を見たことがない。例え見たところで、たいした内容でもなさそうな縁起物だし、そもそも何だよ!座頭って!今の時代に、座頭市が出てくる夢なんて見るかよ!という訳で、ハゼ釣りに出撃。老人とハゼさすがに正月2日だと、街が静かだ。活動しているのは、犬の散歩と後期高齢者が徘徊してるくらい。時おり、既に仕事している方も見受けられ、こんな正月に働いているなんて頭が下がる思いである。途中、箱根駅伝のコースを横切るんだけど、警備員がウロウロしているのは理解できるが、既に応援らしき人もチラホラいた。ここに選手が通過するのは2時間くらい後なんだけど、選手の親御さんなら理解できるが、ただの応援だとしたらすげぇ熱狂ぶり!正月を満喫しながら愛車を漕ぎ続けること40分。現場近くに差し掛かると、反対側から見慣れた人影が近づいてくる。ん〜?とよくよく見ると、釣り仲間のTG氏である。さすが鉄人TG氏。昨年はこの【秘密の花園2】の釣り場で釣り糸を垂れながら初日の出を拝み、いまだにこのクソ寒い中、夜明け前からハゼ釣りのアクティブ・ライフを送る猛者である。そのTG氏が釣り場を後にしていることに一抹の不安を覚える。新年の挨拶を交わし、「まさか、釣れないから帰るなんて言わないでしょうね?」と探りを入れると、ニコニコしながら「釣れないよ〜!一時間で20匹くらいだよ!」とのレスポンス。いやいや…、穴釣りで時速20匹なら上等でしょ!と思ったが、今現在は潮位が高すぎるし、船の立波で水が濁りまくって釣りにならないらしい。あ〜、やっぱりか…、釣り場は心配していた事態になっているらしかった。TG氏はそのまま踵を返して【秘密の花園】に向って行った…さすがハゼ釣りの鉄人、ネバー・ギブアップ!である。オッサンはそのまま【秘密の花園2】へ向かう。釣り場に到着するが、さすがにこの日は誰も人影が見当たらない。広大な釣り場にオッサンひとりのロンリーフィッシング。ポイントはどこでも選びたい放題なんだけど、なんとなくいつもの実績ポイントへ。さっさと釣り上げ、ボウズのがれで安心したい!という気持ちが優先するのは否めない。TG氏が言った通り、潮位が高くて水は濁りまくっていた。ん〜、厳しそうだな!穴釣りって潮位に大きく影響される。釣り場やそれぞれのポイント毎に適切な潮位があって、この【秘密の花園2】の場合は、高すぎても低すぎても厳しくなる。狙うべき穴の高さがだいたい決まってて、手前でも沖の穴でも釣れづらくなる。当然、その高さの穴に仕掛けを落としたいんだけど、今現在は水が濁ってて、その穴が見えない状態。水が澄んでくれば見えるようになる!と期待しながら釣りの準備を始める。竿はいつものように1.5mの穴釣り専用の短竿。今年も頼むぞ!仕掛けはいつもと全く変わらずの胴付き仕掛け。今年も頼むぞ!その2餌は餌箱の中で9日間生き延びた瀕死のアオイソメ。よくぞ頑張った!んでその頑張ったイソメをありがたく使います。南無〜!まずはちょっと短め3cmの垂らしにて水温は11℃で、この時期はコレくらいで安定している。いつも変わらずの11℃準備完了にて、2024年初釣り開始!まずは覚えている実績穴に落とすと、着底すぐにアタって来る。クンクン!重さと大きな動きのある、間違いなくマハゼのアタリ。ス〜っと竿をゆっくり上げるとク〜ン!っと大きく引っ張り返してくる。「来た〜!」っとアワセるとググンググン!と暴れるが、多少無理して穴から引き釣り出す。穴から出てきたのは、まぁまぁサイズのマハゼ。しばらく水中で泳がせ、大人しくなってから安全に取り込む。今年最初のハゼ。ありがとう!2024年の一投目から釣れたので、今年は良いことあるカモよ〜!と期待が高まる。一投目から釣れたので気分の良いオッサン。同じ穴で次もすぐに反応あり!お次はいつでも元気なダボハゼ…餌だけ咥え、針に掛からずも上がってくる奴さすがに二連チャンではなかったが、次も同じ穴から釣れた。次は細いな〜また次も同じ穴からだけど、だんだんサイズがミニマム化してゆく…さすがにこのサイズは…この同じ穴から5匹釣れ、スタートダッシュで気分が良くなり「今日は一束いっちゃうかな〜!」のノリだったが、そう甘くなかった。ここからが、ひと穴ひと穴探りながら、我慢比べの釣りの始まり。落としてすぐに反応があれば簡単なんだけど、ハゼもまだ起きてないのか?レスポンスが良くない。落として20回ほどスンスン誘うんだけど、何の反応も無い穴が多い。適度な深さの穴で反応が無いと「絶対いると思うんだけどな〜」ととりあえずその穴には唾つけておいて、次の穴に移動し、しばらくしてからその唾穴に戻ってくると、今度は反応してくる事がある。穴釣りでは結構このパターンがあって、この場合はそこそこの良型ハゼが釣れることも多い。唾穴で釣れた頭でっかち君不思議なもので、この場合でも同じ穴から数匹釣れることもあり、いつどうやってハゼの捕食スイッチが入るのか?は未だに謎だ。このように、どこで粘るのか?見切るのか?の判断が難しくも面白いのが穴釣りの魅力でもあります。あと、今期の穴釣りではハゼの喰いが浅いのが気になる。グングン!とアタって来てから、次のグ〜ン!と大きく引っ張るアタリが来ないパターンが多い。試しに、最初のグングンでそのまま何もしないで待っていると、そのままアタらなくなり、フェードアウト…「餌取られたかな?」と竿を上げてみても、歯型が付いた餌がまるごと上がってくる事も少なくない。イソメ餌の先っちょだけを咥える浅喰いなもんだから針に掛かってなくて、穴から出た途端にポチャ!と落ちてゆくことも多々あり。誰もいない釣り場に「コンチキショ〜!」の声がこだまする。しかし、ロンリーフィッシングも終焉を迎える。遠くからこちらに向かって歩いてくる姿が…こんな所を歩いてくるのは釣り人しか居なくて、なんとなく見たことのある老人だった。当たり障りのないサツを交わし、そのまま通り過ぎ、遥か遠くのポイントで釣りを始める老人。「あ〜、いつもアソコらへんで釣ってる人か…」人それぞれにお気になポイントがあるのは理解できるが、杖をついて歩く老体にもかかわらず、こんな辺境の釣り場で、釣り場の中でも一番遠くのポイントまでやってくるんだから、釣り人の執念は恐ろしい。釣りに来るのは構わないが、「倒れたり、水に落ちたりしないかな?」とこちとらが気になってしょうがない。いま釣り場にいるのは、オッサンと謎の老人のふたりだけ…老人に何かあったらオッサンが救助に駆けつけねばならないだろう。しかし、老人までは数100mの距離があるから、面倒臭いからそのまま放っておくか!?釣り人って、家族には「この釣り場で釣りして来ます」なんて言わないのが多いし、釣り場もその状況によって変わることもあるから、例え釣りから帰って来なくて捜索願が出ても、捜査は困難を極めるだろうて。少なくともオッサンと老人の距離では、異変を察知し、老人のもとに駆けつけるまでは時間がかかり、手遅れになるのは間違いない。あの歳でこんな釣り場に来るくらいだから余程の釣りキチで、釣り場で昇天し、海の藻屑になるのも本望だろうて。そんな老人の心願の邪魔をするのは野暮ってもんだ。ヨシ!老人に何かあっても知らん顔してよう!そうだ!そうに決まった!!と、こちらの釣りに集中する。おかげさまで、集中すると釣れ始める。ナイスサイズ!釣りの前半はまだおひさまが出ていたから穴も見えやすかったけど、予報通りだんだんと雲が出てきて暗くなると、狙うべき穴が見えづらくなってきた。しかし、ソコは頑張って護岸岩の形を想像しながら、穴があると思われるスポットを探りあててゆく。この作業は全集中を要求されるが、手前の見える穴に落としても反応がないもんだから、やらざるを得ない。ナイスな穴を見つければ、ほぼハゼの反応があるからコレをやる価値は十分にある。本日最大のコイツもこんな見えない穴からとは言え、遥か遠くの老人も気になる。時おり、うずくまっているんだけど、仕掛けをいぢくってるのか?心臓発作でも起こしてるのか?再び立ち上がり、釣りしてるようだからまだ生きてるらしいが、もしくは弁慶のように立ち往生か!?まったく…、気になってしょうがねぇ〜よ!面倒くせぇ〜〜〜〜!!空はどんよりな曇り空になり、いつ雨が落ちてきてもおかしくない感じになってきた。謎の老人もソレを察知しているのか、釣りを終え、こちらに向かって歩いてくる。「数は上がらないけど、今日は19cmが釣れましたよ!んじゃ、また!!」と嬉しそうだった。こちらの心配も察せず、老人は帰っていった。19cmだとぉ?たぶん17cm程度かせいぜい18cmが良いところだろうよ!スケールを使ってしっかり計測しているならともかく、目測だとかなりズレてることが多い。特に釣り人って奴は、他人の魚は小さく、自分の魚は大きく見える傾向が強い。「また!」じゃねぇ〜んだよ!こちとらは余計な心労で何倍も疲れたよ!老人の背中を見送っているとポツリポツリと雨が落ちてきた。という訳でオッサンも納竿。2024年の初釣りは、2時間と短時間の釣行で17匹と釣れた!とは言い切れない釣れっぷりでした。ムムム…、イマイチ一応、ハゼは全て元気なままリリース出来たので、ハゼは殺生しなくて、良かった良かった。2024年年明け早々に思わぬこと、考えたくないことが立て続けに起こってしまいました。厄災とはいつ起こるかわからないもの…そして、いつ自分にソレが降りかかるのかも知れません。備えや準備なんて出来ないかも知れませんが、もしその時に自分が生きているとしたら、人の道に外れた言動は決してしないよう、心して日々の生活をしていきたいと思います。安寧な年明けとはいかなかった2024年ですが、気が引き締まった事は間違いないと思います。2024年が良い年でありますように!もし良ければ、今年もこのトホホなブログにお付き合いください。今年もよろしくお願い致しまする〜!次の記事>>>「2023年度39回目のハゼ釣りはそろそろ終わりの気配」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度39回目のハゼ釣りはそろそろ終わりの気配
    2023年度39回目のハゼ釣りはそろそろ終わりかな…2024年1月14日。2023年度39回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園2】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:8時30分くらい(潮位:189cmほぼ満潮)〜11時30分くらい(潮位:130cm下げ7分)中潮水温:11℃釣果:マハゼ20匹(11cm〜15cm)竿:1.5m(行雲流水)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け年始のバタバタがそろそろ落ち着いてくる時期ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?オッサン的には、ほぼ毎週のようにしつこくやってきたハゼ釣りも、そろそろ終わりの香りが立ち込めてきている。オッサンのみならず、地元のハゼ釣り仲間も、ネットなどで活躍しているハゼ釣り師たちも、『今年度のラストハゼ釣り!』といった塩梅。ハゼ釣りのみならず、仕事のプロジェクトや長期の旅行、男女関係などなど、なんでもそうだけど、終わりが見えてくるとちょっと寂しくてアンニュイな気分になる。なんでも、2023年は観測史上最も暑い年だったようだ。確かに、今年の夏の暑さはちょっと息苦しいくらいだったので普通ではなかったし、東京では7月〜9月の間、ず〜っと地獄の真夏日だった。でも夏が長いということは、ハゼ釣りも長い期間楽しめるのでは?と、逆に良い事のように捉えるようにしていた。本当はそれどころではなく、地球規模で重大な問題だったりするんだけど、そんなこと言ったって、オッサンごときにそんなだいそれた問題を解決する術なんて全くないし、気にはなるけど、心配したってどうにかなるもんでもない。出来ることと言えば、せいぜい一日一善で過ごす程度。んで、期待していたハゼ釣りもなんだかパッとしなくて、数もサイズも中途半端ばかり…せめて釣り期間の延長を!っという期待も、どうやらダメっぽい感じ…今回で2024年に突入してから2回目のハゼ釣りになります。前回は、年明け2日で年始廻りの合間を縫っての無理くりなハゼ釣りで落ち着かなかった。今回はじっくりゆっくりできるからノンビリしてて良いな〜と思ってたら、前日の夕方からけっこうな雨が降りやがって!「なんだよこの雨はよ〜!こんなに降っちゃ〜、水が濁ってハゼ穴が見えなくなるじゃんかよ!」と雨に向かって文句をたれるオッサン。というわけで今朝、布団でイモムシになりながらいつものように葛藤する。昨日の雨で気温も水温も下がってるだろうし、水も濁って穴なんて見えないんだろうな〜ハゼ釣りなんぞしてないで、ゆっくり寝てよう…しかし、餌のアオイソメが残ってるのでソレを消費せな!そうなんです!問題はいつもこの活き餌なんです。2日のハゼ釣り用にと元旦に買ってきた奴なんだけど、ソレが未だに余っている。しかもコレだけじゃなくて、アジ釣り用に買い足したイソメも、ひとパックまるごと使ってないのもある。マズイ…、イソメがあり余ってる。でも、さすがに元旦イソメは昇天してるだろう、っと昨日に恐る恐る覗いてみたら、力なくやせ細りツヤも無くなっていたが、モソ〜っと動いていたのでかろうじて生きてるようだった。イソメの映像がオッサンの脳内にフラッシュバックし、やっぱり行かざるを得ないか…と覚悟を決めてイモムシは起き出した。愛車を漕ぎ出すが、やっぱり寒い!手足身体は完全防寒で問題ないが、無防備な顔、特に耳が寒さでもげそうになる。「耳が痛てぇ〜ぃ!」とは言え、顔以外は暖かいどころか、現場に到着する頃にはすっかり汗ばんでいた。本日はお日柄も良いからだろうか、ハゼ釣り人のであろう自転車が多く停まっている。何台かは誰のチャリか分かるが、見たこともないバイシクーも停まってて、みな終わりの見えてきたハゼ釣りが名残惜しんだろうて。穴釣り現場【秘密の花園2】が見えてくるが、ズラリと穴釣り人達の群れ。ゲ!こんな寒空にこんなに穴釣り師達が!!ハゼの穴釣りでは、ある程度の間隔を開けて釣り糸を垂れる暗黙の了解がある。ひと区間だいたい30〜40mくらいかな。穴釣りって穴から穴へ探りながら動くんだけど、どっちに動いてもお隣りさんとバッティングしないような距離感がこのくらい。そんな等間隔を保ちながら、既にズラリと釣り糸を垂れる穴師たち。ヤバい!すっかり出遅れたオッサン。だって、穴釣りって、おひさまがしっかり昇ってからじゃないと釣れないじゃん!なんでこんなに早くから来てるんだよ!一番手前側にMR氏がいたのでサツを交わし、本日のハゼの塩梅を伺う。「いや〜厳しいですよ!サイズも小さいし、もう穴釣りも終わりですかね…」MR氏とは先週一緒にアジ釣りに行ったんだけど、船酔い地獄を嫌というほど味わったタフガイ。もう元気になったようで、良かった良かった。船酔いの後遺症で、長期間調子が悪くなる人もいるからね〜。しかし、ハゼの方はどうやら厳しいらしい。ひとつだけ良かったのは、意外にも水が澄んでて沖目の穴もよく見えること。「コレなら穴釣りになりそうだぞ!」萎えていたオッサンのやる気が、ムクムクと鎌首をもたげる。長めの誘いが吉問題はどこで釣り糸を垂れようか?である。遥か遠くまで見渡すが、穴釣り師たちが並んでいて、オッサンが入れそうなエリアが見当たらない。唯一入れそうなのは、いま立っている一番手前のエリア。でも、ここら辺は浅いから深めの良穴が少ないんだよな〜、だから人がいないんだけど…とは言え、どこも入れないんだからココでやるしか無いか…諦めて荷物を下ろし、釣りの準備を始める。竿はいつもの穴釣り用の1.5m。いつもの穴専竿仕掛けは、コレまたいつものハリス3cmの胴付き仕掛け。コレ以上の仕掛けってないのかな?そして問題の元旦イソメ。まだモゾモゾ動くが、やせ細って半分溶けたようになっている。こんなんで釣れんのか?新鮮じゃないから身切れも悪い水温はいつものように11℃。この寒い中でも11℃ということは、この水温が下限なのかな?いつもの水温準備完了にて穴釣り開始!適当な穴にぶち込むが、何の反応もない…スンスン…と誘い続けてるんだけど、音沙汰ない…ムムム…、厳しいか。まぁ、先行者が釣れないと言ってるんだから、そう簡単にはいかないか。適当とは言うものの、オッサンは穴という穴をシラミ潰しに探ってゆくタイプ。一見して、穴と分からない穴を見つけ出すのに快感を覚えるタイプでもある。そういう穴は誰も手を付けてないから、当たれば数もサイズも出ることが多いんですよ!っという訳でこまめに探ってるんだけど、アタリがないな…恐ろしいことに、このまま20分間なにも生命反応がなかった。「やっぱり、ここら辺の浅い穴だと厳しいか…」と遠くを恨めしそうな視線で眺めるが、どこも空いてないしな〜諦めと不貞腐れでボ〜っとしていると、グングン!と重くて大きいマハゼのアタリが来た!コレを逃すと下手すりゃ〜ボウズ!の覚悟で、慎重に竿の操作。1cm竿を上げるとグン!と引っ張り返してくる。一度テンションを緩め、もう一度数cm上げると、またしてもグン!と引っ張ってくる。”まだ餌を離してないぞ!次で決めちゃる!”ス〜っと3cm竿を上げるとグ〜ン!と大きく引っ張ってきたので、アワセると掛かった!グングン!と暴れるが、強引に穴から引きずり出し、しばらく泳がせてから安全に取り込み。ちょっと慎重すぎましたが、ボウズ逃れでホッとする。やっと釣れたよ〜!すぐに次も同じ穴から同じサイズが上がってきた。同じサイズがこの穴からもう一匹釣れて、やっと心に余裕が生まれる。釣れたハゼを触るとハゼのボディが冷たいから、コレじゃ〜活性が低いわけだ。ハゼが冷たいというわけで、低活性用対策でいつもよりも余計に誘いを入れることにする。普段は、スンスンと1〜2cm竿先を20回ほど上下に揺らして誘い、アタリが無ければ次の穴へという塩梅。本日はこの誘いを、倍々プッシュのサービスで50回やって粘ってみる。すると、「ハゼ居ないな〜…」と思っていた穴からも、グングン!とハゼのお知らせが届くようになった。やはり、多くの良穴にはハゼは居るんですよ!喰って来るか来ないかだけの話で。しつこくやってると釣れることも多々あり問題は、粘っているとカニやダボも寄せてしまうということでして…でも、ハゼが居るのを信じてやり続けるしかないのであります。というわけで、釣れてます!とは言い切れない釣れ具合だけど、忘れた頃に釣れるようになってきた。今日はこの粘着質な誘いがキモだな!とひとつの穴でスンスン粘るオッサン。このブログで何度か書いてるんだけど、誘いを入れる時は手首ではやらずに、手首を固定してヒジを動かすようにしています。手首だけでやろうとすると、動きが大きく派手になっちゃうんですよ!ソレだとせっかく餌に寄ってきたハゼが、ビックリして逃げてしまいます。なので、誘いはヒジでの操作で、細やかに優しく丁寧にを心がけています。とは言うものの、こんな日はハゼよりもカニの方が元気であ〜る!カニの活性はエベレスト!いつもなら、カニが釣れたらバシバシと護岸岩に叩きつけて振り落とすんだけど、今日はカニをお持ち帰り。チヌ釣り専の友人に、貴重な活き餌として持って帰ろうという心意気。こうなるとカニが釣れても「っんだよ!」と不機嫌にもならない。逆に、「カニ釣れないかな〜」と、カニがついばんで来るのを待つくらい心が広くなる。しかし、釣りとはハゼを狙ってるとカニが釣れて、カニを狙うとハゼが釣れる不思議。一度、ハゼとカニがダブルで上がってきたのには閉口した。ハゼは針に掛かってて、カニはだらんと垂れたイソメを握りしめていた。一本針なんですけど…オッサンが、オープン・マイ・ハートで釣り糸を垂れていると、見たことがない謎の老人がやって来た。その後期高齢者は、オッサンの荷物のすぐ脇に自分の荷物を置いて、やおら釣りの準備を始めている。「ん?なんだあのジィちゃんは?」通常なら、少し離れたところに置いたりするものだが、事もあろうか、知り合いでもなんでもないオッサンの荷物にタッチするくらい近くに置いているのである。「変な奴だな…」と思ったが、「まぁ、年寄りだから遠くのエリアに移動するのも大変で、一番近いココで釣りしたいのかな?」とピースフルなオッサン。問題は、その老人はオッサンが釣りをした後を追いかけるように、釣りを始めている。ん〜、それはどうかな?オッサンはシラミ潰しにやってるし、今日なんてかなり長めに誘ってるもんだから、取りこぼしはほとんど期待できないと思う。釣れないとは言い切れないが、釣れる確率は天文学的に低いと思うよ!まぁ、他人だからど〜でもいいか…その老人を視界に入れないようにして釣りを続ける。いつもより長めに誘ってるもんだから、移動も遅いんだけど、いよいよオッサンのエリア内も釣り切ってしまった。数も釣れないし、サイズなんて15cmがせいぜいだった。時にはこんな小ハゼも!どうしよっかな?お隣りのエリアはMR氏がやってたんだけど、MR氏も自分のエリアが終わったようで、遠くのエリアに移動して行った。MR氏もかなりの手練だから、MR氏のやった後を追いかけても釣れないだろうて…なので、オッサンも遠くのエリアへの移動を決断。荷物を取りに帰りがてら、謎の老人に「どうですか?」と聞いてみたが、「一匹も釣れない…」とのレスポンス。”でしょうね!”と思った。移動しながら少々不憫になるが、釣りとはこのように残酷なものでもある。やって来たのは、いつもはやらない一番奥のエリア。ここまで来ないのは、遠いという理由もあるんだけど、イマイチ穴が素直じゃないから。深めの穴が少ないし、穴の壁にビッチリ貝がへばりついているので、すぐに根掛かったり、仕掛けが引っかかって穴の底まで落ちなかったりする。まぁ、今日ももう終わりが近いから、ダメ元でやってみましょうかね?のノリ。小さな入口の穴にスルスルと落とすと、結構深めの穴。スンスンと誘うとすぐにアタってきた!上がってきたのは13cmほどのハゼだけど、この穴から3匹釣れて「お〜!コッチの方も良いんじゃね?」と好印象だったが、コレっきりだった。「やっぱ、こっちの方はダメじゃん!」半死のイソメを使い切り、餌の区切れが良いタイミングで納竿。3時間で20匹と数もサイズもパッとしない釣果。う〜ん、なんだかな…でもカニのお土産は十分だった。コレだけ釣れれば良いっしょ!帰り際、まだ粘っていたY氏が「18.5cm上がりましたよ!」と嬉しそうだった。チキショ〜!羨ましいのである。【秘密の花園2】でこの内容だと、そろそろシーズンの終わりとみてよさそうだ。なんだけど、終わりが怖く、寂しいので、せめて1月中は粘ってみようと思ってます。まだ、イソメがひとパック余ってるし…しかし、最近は新鮮なイソメで釣りしてないな〜次の記事>>>「2023年度40回目のハゼ釣りはいよいよラスト!…か!?」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度40回目のハゼ釣りはいよいよラスト!…か!?
    2023年度40回目のハゼ釣りはいよいよラストか!?2024年1月28日。2023年度40回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園2】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:くもり釣行時間:8時30分くらい(潮位:178cmほぼ満潮)〜11時00分くらい(潮位:112cm下げ6分)大潮水温:11℃釣果:マハゼ14匹(11cm〜17.5cm)竿:1.5m(行雲流水)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:腐れアオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けいよいよ2023年度のハゼ釣りシーズンもラスト釣行。今シーズンのハゼ釣りも40回目の節目で、ちょうど良い引き際だろうて。今シーズンは思っていたよりもハゼが釣れなくなるのが早くて、もうゲームセットしているハゼ仲間もいるくらい。んがしかし、オッサンは 『I have to go goby fishing.』なのである。その理由は、いつものように餌のアオイソメであるのは言うまでもない。オッサンちにまだいるんですよ!残ったイソメが!!恐ろしいことに、コヤツらは三週間前のアジ釣りの時に買ったやつ。釣りをやっている皆さんも経験しているだろうけど、イソメなどの活餌を冷蔵庫に保管するなんぞはご法度。釣りを理解しない奥方に見つかりでもすりゃ〜、その後のトラブルは想像に難くない。ソレでもなんとか偽装して保管しようとしても、ペンタゴンも真っ青な奥様セキュリティの目は絶対に誤魔化せない。冷蔵庫はおろかキッチン内は奴のテリトリーなので、なにかを1ミリでも動かそうものなら緊急アラートが鳴り響くのである。というわけで、このイソメは三週間もの間、我が家のガレージの端ですみっコぐらしだった。もうその存在も忘れかけていた昨日、さすがに昇天しているだろうと恐る恐る覗いてみると、「モゾモゾ…」とまだ動いているではありませんか!?恐るべき生命力。まぁ寒いこの時期だからこそこんな半屋外でも生きてたんだろうけど、この時点でオッサンのハゼ釣行は決定事項となった。とりあえずは「1月いっぱいまではハゼ釣り行こう!」と思ってたから、餌を買わなくて済んだと思えばちょっぴり得した気分になるが、果たしてこの腐れイソメで釣れるのか?と不安になる。釣り場まで愛車を漕いでるんだけど、さすがに今シーズンラストと思うといつもと違って足取りも軽い。ハゼの穴釣り場【秘密の花園2】には、既にY氏、MT氏、S氏が釣り糸を垂れていた。あれだけ穴釣り師達がいた【秘密の花園2】も、さすがにこの時期になると閑散としている。広大な釣り場には、現時点で4人の大盛況で寂しい限りだ。Y氏にハゼの塩梅を伺うと「よくアタってきますよ!カニが!」とさっそくカニを釣り上げていた。とりあえず、オッサンも適当なエリアに陣取って釣りの準備。竿はいつもの穴釣り専用の行雲流水1.5m。今シーズンもありがとう!仕掛けは、これまたいつものハリス3cmの胴付き仕掛け。今シーズンもありがとう!その2んで、問題のアオイソメ…かろうじて足だけが動いてて、胴体部は元気無くグッタリしている。ちなみにこの足は『疣足(いぼあし)』と呼ばれてて、足の突起の先には爪はないが毛が生えている。オッサン思うに、この毛の生えた疣足がイソメが最強の釣餌と呼ばれる所以なのではないだろうか?世の中には疑似イソメもあるけど、釣果は本物のイソメにはとても敵わない。疑似が『魚が好むエキスやら本物そっくりの形と弾力』と頑張ってみたところで、それは人間の見た目からのお話。魚はもっと細かい部分を見ているっていうか、感じているんだど思う。魚って目が悪いらしいので、食べられるかどうかは、見た目よりもニオイと水の振動というか波長というか…なのでは?イソメにズラ〜と並んでいる疣足のひとつひとつに生えている毛から発生する振動や波長。それをキャッチして捕食しているのでは?と思ってます。疑似イソメにも足みたいなのが並んでいるけど、その足先に植毛なんぞはやってらんないよね?コレこそが釣れる釣れないの違いなのではないのかと…こんな昇天気味イソメの疣足が動いているという事は、まだ釣れる望みがあるのかもしんまい。釣れんの?コレ?イソメの垂らしは4cm。さんざん穴釣りをやってきて、この垂らし長さが喰いと針掛かりのベストバランスと思ってます。腐れイソメだから切れが悪いけどちなみにオッサンはイソメの頭は必ずカットして使ってます。使っている針が小さいので、硬いくて大きい頭部は針掛かりの邪魔になる。昔は頭を付けたまま使ってて、せっかく掛けても水から上げた途端にボチャ!っと、何度悔しい思いをしたことか…水温は11℃。外気は寒いけど、水温はいつも同じだから、やはりここらへんが底値なのかな?いつも11℃んで、気になるのが水の濁り。まぁ、【秘密の花園2】に来たときから分かってたんだけど、なんでこんなに濁っとるんじゃ?雨が降ったわけでもないし…、船の立ち波の濁りとも違うし…、ハテ?今現在は満潮なので、コレでは狙うべき穴が見えないんですけど。なんでこんなに濁ってるねん!トラの穴狙いでも、本日は大潮で潮が引くのも早いから、狙い穴が見えるようになるまではそれほど時間はかからないだろうて。とりあえずは見える穴で勝負!と適当な穴から始める。スルスルと落とすと深めのナイスな穴。スンスンと数cmの振り幅で誘いを入れてると、10回ほどでアタってきた!グングン!と重い引きなのでハゼに違いない!!グ〜ン!と大きく引っ張ったタイミングでアワセるとしっかり掛かり、上がってきたのはコイツだった。いらんわ〜!ナイスサイズのチチブだったので、マハゼと勘違いしたのでした。チキショ〜!一投目で来た〜!って思ったのに…その後はしばらく沈黙…Y氏が言ってたカニさえもアタって来ない。ムムム…、この流れはマズイぞ。しばらくは我慢の釣りだったけど、やっとハゼのアタリが!?ある小さい入口の穴。スルスルと50cmほど落ちてゆく良穴。「絶対いる…」オッサンの鈍い勘がそうささやく…スンスンと誘い始めるとすぐにギュンギュン!と重く大きいアタリ方。「居た!居た!」慎重にアワセのタイミングをはかる。なにせ穴釣り終盤の時期だから、下手すりゃ〜コレが最初で最後のチャンスになるかも知れんのだ。ゆ〜っくりス〜っと仕掛けを上げると、グ〜ン!と大きく引っ張った!来た〜!っと少々強引に穴から引きずり出し、すぐに陸揚げ。いつもなら水中を泳がせるんだけど、この穴は入り口が外部に露出しているので泳がせる事は出来なくて、さっさと勝負をかける。平たい石の上にハゼを下ろしたら、すかさず手で押さえつける。【秘密の花園2】では、空中でハゼをキャッチするよりも、このやり方の方が確実だったりする。格好悪いからとても人様に見せられるもんじゃないけど、貴重な穴ハゼをゲットするのにカッコイイなんぞ言ってられん。やっと釣れたよ〜すかさず同じ穴からもう一匹。二匹目んでもう一匹。三匹目この時期には珍しく、同じ穴から三匹上がって嬉しいオッサン。とりあえずはボウズのがれでホッとする。気分良くなっていると、ふと足元が揺れた気がした。「ん〜?気のせいかな?年取ると足元がおぼつかなくて嫌なもんだ…」とこの時は思っていた。後に、自宅に帰ったら妻が「地震あったけど気がついた?」と言われた。アレは地震だったんだ!聞けば、震度4で震源は東京湾ではないですか!?つまり、今立っている足元が震源地というわけで、恐ろしい限りだ。「津波警報は出なかったから連絡しなかったけど…」と妻。いやいや、ソレは違うでしょ!先の地震でも、到達予想時間前に津波が来たでしょ!何はともあれ、まずは連絡するべきっしょ!今日は船が通ったわけでもなく原因不明の波が来たりすることがあったので、もしかしてアレが津波だったのかもしんまい。【秘密の花園2】を知っている方なら分かりますが、ココで大きな津波が来たら避難は困難を極める。この釣り場は見渡せるので、遠くから来る津波は見えると思いますが、津波が見えてから避難を始めて果たして逃げ切れるかどうか…どこで地震が来てもおかしくない世の中。覚悟が出来てる訳じゃないけど、たとえその時が来ても、心ある人間でいたいと常々思っています。んで、釣りの続きなんだけど、そろそろ潮位が良い塩梅になってきて、狙いの穴のラインに落とせるようになって来たので、そこそこにはアタる。ただ、ひと穴からは一匹で連打が出ないな〜釣れるサイズも15cmクラスで、それ以上が来ない。絶対いるはずなんだけど、やはり大きいのは大きくなるほどの警戒心があるから、なかなか難しいよね。せいぜいこのクラス釣れたハゼを見ると婚姻色が濃いから、もうハゼ釣りの終わりを物語っている。真っ黒だ不思議なのが、小ハゼにも婚姻色がしっかり出ている。魚って小さくても繁殖能力があるのかな?こんなサイズでも婚姻色がそんな謎を考えながらオッサンがモタモタしている内に、アッという間に潮が低くなる。潮位は釣れるラインを超えてしまい、途端にアタリが遠のく。このタイミングでMT氏もY氏も帰ってしまい、残るはオッサンとS氏のみ。ハテ?どうしようか?腐れイソメがまだ余ってるから、もう少しだけやってみるか。潮が低すぎて良さげな穴は露出してしまい、釣りにならない。では一番沖側の穴はというと、ほぼ釣れたためしがない。一見すると釣れそうなんだけど、実は釣れないんですね〜沖側の穴はほぼ泥砂で埋まっているので、ハゼが隠れる横穴が無いんですよ。仕掛けを落としてみると、オモリが粘土層の土に食い込むのが分かります。こういう穴は、全く釣れないとは言わないけど、かなりの確率で釣れないので、狙うのはもうひとつ上のラインの穴。潮位が低いから水深も浅いんだけど、よくよく探すと穴の中により深い部分があるんです。狙うはそんな部位。潮位が低くなると、そんな所にハゼが集まってきたりする。ただ、ソレを見つけるには下まで降りて覗き込まなきゃならないので、落水の危険が伴うのは否めない。しかし、【虎穴に入らずんば虎子を得ず】で、トラの尾っぽを踏みつける勇気があるものだけが良い思いが出来るのである。とは言え、そんな穴は一筋縄ではいかなくて、多くは岩がせり出した斜めになっている下にあったりする。アソコにハゼが居るのが見える!本日の最大サイズも、こんな虎の穴から釣れた。17.5cm例え潮位が低くなくても、穴の中ではより深くなっている部分にハゼが居るから、適当に落とすのではなく、しっかり狙いを定めればきっと違う結果になると思いますよ〜潮はますます低くなり、さすがにもう釣りになりそうもないので納竿。2時間半で14匹ともう終わりな釣れ具合。ヒヤ〜厳しいな!そして本日も釣れたカニは、チヌ釣り専の友人にお持ち帰り。カニは元気だね!カニを持って帰るとなると釣れると嬉しいもので、カニ狙いの釣り方になるのも困りものだ。婚姻色豊かなハゼ達は、みなさん元気にお帰りになりました。また来シーズンもよろしく!とは言え、やろうと思えばまだ釣れそうなんですよね〜S氏なんて一年中ハゼ釣りしてるんだけど、そんな年中無休ハゼ師によると「3月までは粘れば1匹くらいは釣れますよ!」らしい。一番辛いのが4月のようで、この時期は孵化した赤ちゃんハゼがうじゃうじゃいるが、当然そんなのは釣れないから網ですくったりするそうな。未来ある幼子を手籠めにする、鬼畜の所業である。そんなS氏だけど、今日はMT氏とともにまだ真っ暗な6時頃からハゼ釣りしてたようで、信じがたいやる気である。さて、”一応”本日が今シーズンラスト釣りと決めてたんだけど、来週の【秘密の花園2】は潮回りが良いんだよな〜!っと、早速来週の作戦を立て始めるオッサンなのでした。次の記事>>>「2023年度41回目のハゼ釣りはオッサンリバイバル!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度41回目のハゼ釣りはオッサンリバイバル!
    2023年41回目のハゼ釣りは終わったハズでは…2024年2月11日。2023年度41回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園2】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:8時30分くらい(潮位:170cm下げ2分)〜11時00分くらい(潮位:86cm下げ9分)大潮水温:11℃釣果:マハゼ3匹(13.5cm・15cm・15.5cm)竿:1.5m(行雲流水)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:腐れアオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けまぁ、なんですよ…先々週2023年度のハゼ釣りシーズンラスト!と宣言しておきながら、本日もちゃっかりハゼ釣りしてきた訳でして…前回のラストハゼ釣りの釣果は14匹で、最後の割にはちょっぴり釣れてしまいまして。密かに”まだ釣れるな〜”と思ってて、先週日曜日の潮回りを調べると絶好の穴釣り日和。だもんで、先週も穴釣りに行こうと画策していたのですが、あいにくの雨&雪のお天気で断念。いつものようにアオイソメも買っちまったもんだから、『しょうがねぇな〜!行ってやるか!!』っと本日の出撃となったのでこざいまふ。正直言うと、ハゼ釣りが終わってしまうのが寂しく、単に未練がましいというだけ。このように、人間とは往生際がとてもBADな生き物だ。しがみついて醜悪に執着するのは、ハゼ釣りもこの国の政治屋も一緒だ。全然関係ない話だけど、このブログ内では宗教や政治の話はしないようにしていたが、さすがに昨今の政治は目に余るね。政治つまり政(まつりごと)とは、国家・社会を正しく治めることであり、その対象はその国を作り、支えている国民でなければならないハズだ。ところがこの国はどうだ!国民は収入の半分以上を搾取される重税国家で、おかげさまで2023年の税収は過去最高らしいが、その恩恵は国民には微塵も感じられない。そのくせ、国の借金も過去最高!という矛盾。まぁ、コレにはいろんなカラクリがあるんだけど、ここで説明するテーマではないし、もしやるとしたら長くなってかったるいので今は止めておきます。『政治と金はこの世の理(ことわり)』とは、ずっと昔から言われている。政治屋どもが金に汚いのは今に始まったことではないし、全員が白やグレーどころか真っ黒なのは誰もが知るところ。別に良いんですよ!真っ黒でも!やることをしっかりやってくれりゃ〜!!しかし、昨今の政治屋はやるべき事もやらずに、自分の懐に金を入れることしか頭にない。ダメな三流会社の社長みたいな小悪党ばかり。そしてその原因は、オッサンも含めた一般国民にも責がある。その国の政治家をみればその国の国民が分かると言われるが、現在の日本の政治家をみると、そう思いたくないし信じたくないが、事実そういう事なんだと思う。国民の鏡ですよ!今の政治屋は。投票が国民に与えられた唯一の対抗手段なんだけど、現在の国政選挙の投票率は50%程度。半数が選挙にも参加していない訳で、つまりは『沈黙は賛成と同じ』という意思の表れで、与党にはぬれ手に粟なのが現状。コレが民意なんだから、当然こうなりますわな!というのが苦しくも悔しい現実なのである。ちなみに日本の投票率は、世界147位ととってもナイスなポジションであります。実際に、投票する行為っていろいろ面倒くさいので、「こんな時代やさかい!ネットでもいいんぢゃね?」と多くの人が思っているハズ。だけど、オンライン投票を実施しているのは世界でも極々一部のみ…現状、オンライン投票にはいろいろ問題があって、・多数の有権者データを扱う安全なシステムの構築・サイバー攻撃や通信障害の懸念・投票の強要や買収などの問題から実現には至っていないようです。でも、オンラインじゃなくてもやり方があると思うけどね〜アメリカみたいに、近所のスーパーとかコンビニとかの身近な生活圏に投票箱を設置するとか、投票所に行くのはしょうがないとしても、投票用紙に記入ではなくて、インドみたいに候補者ボタンをポチッ!と押すだけとか。投票率世界ランキング3位のシンガポールや8位のオーストラリアでは、選挙は国民の義務として、投票に行かなければ罰金が課せられるらしい。まぁ、日本では投票は義務ではないので罰金はないけど、国民からもっと搾取したいなら投票も義務にして罰金制にすれば?とも思う。「納税の義務」「勤労の義務」「教育の義務 」という国民の三大義務に、「投票の義務」を入れれば済むことじゃないのかい?おたくらは減税は一切やる気ないけど、搾取する時は光の速さで行動するんだから、本当にやったら?でも投票率が高くなると政治屋は困るから、絶対にやるわけないよね。与党はこのまま与党でいたいだろうし、野党もそもそもが国の運営なんて出来る力がないし、与党のあげ足取るのが気持ち良い今のポジションでいたいだろうしね。与野党の利害が一致してるんだから動くわけないわな〜そもそもが投票率が低い原因は、投票したい候補者がいないからの一言に尽きると思います。選挙公約とかを熟読しても、皆同じようなおざなりな耳障りの良い事しか言ってないし、いざ当選しても全然実現しないし、公約を実行する気さえない奴らばかり…そんな役立たずな下っ端はど〜でもよいが、せめて日本のトップは国民自ら選ばせてくれんかな?現在の議院内閣制は、国会議員の中から国会議員の投票で首相が決まる。屁理屈としては、国民が選んだ国会議員の投票で決まったんだから、国民が選んだのと一緒でしょ!ということらしい。いやいや…、オレらはあんたを選んでないし!というのが、国民の総意だと思う。国のトップを決めるということは国の行く末を決めるということだから、派閥や持ち回りのくだらない裏取引ではなく、国の一大事業として国民の直接投票にして欲しい!絶対にスゴい投票率になると思うよ!実現すれば、政治への関心が高まって、地方選挙とかでも投票率アップ間違いなし!万が一、国民が直接選んだ首相で国が潰れても諦めがつくけど、くだらん議院内閣制で我が国がおかしくなるのは絶対に納得できん!!でも投票率が高い国って、良い国だと思います。ちなみに投票率ランキング1位はベトナムで、人口約1億人に対して平均年齢は31歳ととても若く、このことからも若者が国政にしっかりと関心を持ち、より良い国作りを目指している事が分かります。ベトナムは今後、あらゆる面で台頭してくる国だと思います。AFCサッカーアジアカップ2023でも日本との試合で善戦してたし、力を付けて来てるよね〜!原因はいつもの腐れイソメいつものように余計なお話が長くなってしまい、本っ当に申し訳ないです!ハゼ釣りに話を戻します。っというわけで、本日もハゼの穴釣りに出撃する理由は、「アオイソメが余ってるから…」というトホホな言い訳だ。先週は雨&雪でハゼ釣り出来なかったけど、本日はお日柄も良く絶好の穴釣り日和で、釣り現場に向かって愛車を漕ぐ足取りも軽快だ。寒さもピークを超え、春に向かっていってると思えば心なしか暖かい気もするが、たぶん気のせいなのかもしんまい。ハゼの穴釣り場【秘密の花園2】に到着するが、さすがに穴釣人はほぼ皆無。広大な釣り場に人影はたったの二つ。遥か遠くの人影は、間違いなくこの釣り場の主S氏だろうけど、その手前は誰だろう?手前とは言っても、100m以上離れているのでよく分からん。まぁいい、さっそく釣りの準備。本日も竿はいつものやつ。穴釣りの竿って、根掛かりでしょっちゅうグイグイやるから折れる頻度が高いんだけど、この竿はもう3シーズン頑張っている。ナイスガッツ!仕掛けはこれまたいつもの胴突き仕掛け。いつも通りんで、問題のアオイソメ。コイツのために、こんな寒い時期にこんな辺境の釣り場まで来ざるを得なかったのだ!しかも今回は妙に量が多い。いつもの近所の釣具屋から買ってきたんだけど、釣具屋のオヤジのサービスか?オッサンもいよいよ常連扱いか!?と一瞬思ったが、よくよくイソメを見ると細かいのが多いな〜あのオヤジ、残りの奴をよこしやがったな!この細かいイソメを見るに、残りをかき集めた感は否めない。お詫びで、量が多いのがオヤジのせめてもの良心なのかもしれない。まぁ、ハゼ釣りに使うから細いイソメははありがたいが、日が経つと細いのはすぐにダメになっちゃうんだよな〜先々週に買ったのに、身切れしているのも多いし、怪しい臭いが出てきてっぞ!細かいと痛むのが早いとりあえず使う分だけお裾分けイソメが細いから多少長くても針掛かりは良いと思うので、ちょっと長めに5cmの垂らしにて。長くても掛かるハズ水温はいつもと同じ11℃。毎回同じ水温さぁ、釣るぞ〜!今日は水も澄んでいるから狙いも付けやすい。水中がよく見えるぜまずは実績穴でスタートダッシュ!と思いながらスルスル落とすと、あっという間に根掛かり。開始一投目で仕掛けをロストしたお先真っ暗なオッサンなのでした。シーズンラストにしたいが…「っんだよ!」と仕掛けを作り直して再投入。すると、スンスンと何かが触ってきている。「ん?ハゼじゃないし、カニでもない。ダボかな?でもなんか違う気がする…」竿を上げてみると、ここらの名物ボサエビがくっついていた。エビかよ!でもエビが居るということはハゼも居るはず!っと本当かどうか知らんが、生物が住み着いているということは悪い穴でもないんだろうて…と同じ穴に落とすと。次はカニが釣れた。カニかよ!結局、この穴からハゼの反応は無かったのでした。んで次の実績穴へ。スンスンと数cm上下させて誘うが全くの無反応…「ん〜?さすがに2月に入ると厳しくなるな…。でもその内に釣れるっしょ!」っと、この時まではお気楽に構えていた。もう釣れづらくなっているから、ひとつの穴でスンスンと50回ほど粘って誘い、何も無ければ次の穴へという塩梅。基本的に無反応が多いが、たま〜にカニやダボが反応してくる。んだけど、マハゼの反応は全くない…怪しくなってきたのは、釣り開始から1時間ほど経った頃。ひとっつもハゼのアタリが無いのである!「こ、これはマズイぞ!このままではハゼ釣り人生初のボウズか!?」「ソレだけは絶対に避けたい事態。なんとか釣り上げないと…」「いや、本当に釣れなかったらど〜すんだよ!本日は無かったことにするか?幸いなことに釣り人はいないから、マルモク(目撃者)もいないことだし…」「いやいや、嘘ごまかしはダメだよ!ボウズも立派な釣果と言ってたジャマイカ!」「いやしかし…」心の中で焦りと葛藤がメリーゴーラウンドなオッサン。もう諦め半分で、このブログの言い訳を考えていた。考え過ぎの疲れと脱力で、釣り糸を垂れながらボ〜っとしていた時だった。ツンツン!と明らかにハゼのアタリが!?来た!コレを逃すと本当にボウズになるやも知れんので、慎重にならねばば!!いつもならス〜っとゆっくり竿を上げて引っ張らせるんだけど、この寒さと低活性でハゼが動かなくて、下手すりゃ〜餌を離してしまうかも知れん。そうなったら一巻の終わりで本当にボウス確定になってまう。なので、逆に餌を送り込んでしっかりと喰わせてみる。送り込むとはいっても、道糸はゼロテンションくらいで張ってないと、コレまた餌を離してしまうカモ知れんのでちょっぴり張り気味にて。竿先には出ないけど、モゾモゾと竿に振動が伝わってくるので、彼奴はまだ餌を咥えているらしい。喰わせ過ぎてイソメを完食すると元も子もないので、頃合いを見計らってス〜っと竿を上げるとグン!と引っ張って来た!反射的にアワセると針に掛かって、ググンググンと暴れる。落っこちるなよ〜!と半分祈りながら強引に陸揚げにてボウズ逃れ。やっと釣れた〜!釣れたハゼを握ると冷たいので、コレじゃ〜活性が悪いわけだ。裏は白いので婚姻色が出てないから、余計に餌を喰わなかったのかな?腹は白いね一匹釣れてホッとするが、コイツが餌を喰ってくるまで80回くらいはスンスン誘っていたと思う。っということは、マジでこれくらいは粘らないと喰ってこないのかも知れない。いつもなら50回くらいで、コレでも長く誘ってると思ってたんだけど、コレ以上やらないとダメみたいだ。なので、次からは長く粘ることにした。スンスンを80回やろうとするが、たいていは30回もやらない内にカニかダボがちょっかい出してくる。それでも良さそうな穴なら、排除してからしつこく誘い続ける。その甲斐あってかもう一匹釣れた。尾ひれがハチワレ君という感じでチンタラやっていると、あっという間に潮が引いてゆく。本日は大潮なのでみるみる内に潮位が低くなり、目ぼしい穴の水が無くなってゆく…前回もそうだったけど、こういう時は穴の中の穴を狙う。穴の中にはより深くなっている部分があって、潮位が無くなるとハゼはそんな中に避難したりする。普通のハゼ釣り場だと、潮位が低くなるとハゼは沖に行ってしまうんだけど、穴釣り場のハゼはこのような水が残る場所に移動してゆく。まぁ、だいたいが岩の下なので釣りにはならないんだけど、穴の中を探すとこのように深くなっている箇所があったりする。穴の中の穴狙いでも、なかなか見つからないし、見つかってもせり出た岩の下だったりするので垂直に落とせなくて、手で仕掛けをブンブン勢いをつけて斜めに落とし込んだりする。勢いをつけて手で投げる感じ本日の三匹目はこんな穴から釣れた。ちゃんと居るんですよ!ただ、コレをやるには穴を覗き込まなきゃならないので危険である。今日なんて何回か滑って水没しそうになった。コレくらいやらないとハゼが釣れないのも考えものだが、危険を顧みず、敢えて飛び込む勇気のあるものだけがハゼをゲット出来るのである。とは言え、ハゼ如きにこんな事をするなんて、その意気込みは見習うべきかも知れないが、真似するべきではないだろう。本日はさすが大潮。水はますます引いてしまい、さすがに穴中の穴も見えなくなった。水がほとんど無いんですけど…さすがのこの釣り場の主S氏も帰ってしまった。コレじゃ〜釣りにならないので納竿。2時間半でわずかに3匹とトホホな貧果。ヒェ〜!聞けば、昨日は知ってる穴釣り師たちもそこそこ来てたらしいが全然釣れなかったようで、皆今シーズン終了となったようだ。だから釣り人が居なかったんだ。まぁ、この釣れ具合だと当然そうなるよね。しかし厳しいね〜もう終わりの時期だから厳しいのは分かるけど、もうちょっと釣れてもいいんぢゃね?イソメが半分腐ってるのも、釣れない原因な気がしないでもないが、問題は腐れイソメがまだ余ってるんだよね〜釣れないから減らないんですけど…ハテ?どうしよう…次の記事>>>「2023年度42回目のハゼ釣りは本当に最後だよ!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度42回目のハゼ釣りは本当に最後だよ!
    2023年度42回めのハゼ釣りは本当にラスト!2024年2月12日。2023年度42回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園2】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:8時30分くらい(潮位:180cm下げ2分)〜11時00分くらい(潮位:96cm下げ7分)中潮水温:11℃釣果:マハゼ3匹(10.5cm・13.5cm・14cm)竿:1.5m(行雲流水)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:腐れアオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け皆さんが思った通り、本日もハゼ釣りでございます。なんだかんだで例年この時期までハゼ釣りを粘るんですが、さすがに2月に突入すると釣れるか釣れないかの釣りものになる。1月まではまだ釣れるんだけど、2月に入ると途端に釣れなくなる。2023年は暑い日が長かったから、もっと長期間ハゼ釣り出来ると思ってたんだけど、やっぱり産卵期に入ると釣れなくなるんですね。自然のサイクルには逆らえないですな〜オッサン界隈のハゼ釣り仲間は、既にほぼ全員が今シーズンを終了している。まだしつこくやってるのは、オッサン含め片手で数えるくらい。中には、3月くらいまでしつこく粘る奴や一年中ハゼ釣りしてる変態もいるから、オッサンなんて可愛いもんである。そしていよいよ本日で2023年度のハゼ釣りもラスト!ハゼの穴釣り場【秘密の花園2】へ向かいながら、今シーズンのハゼ釣りを述懐し感慨にふけるが、途中、ノスタルジーが過ぎて車に轢かれそうになった。危ない危ない…現場に向かう途中、釣り場の近くで鉄人TG氏とバッタリ会う。TG氏はハゼ釣り仲間なんだけど、異常に行動的で、メジャーな釣り場は当然ながら、誰も知らない穴場も含め、チャリ圏のハゼ釣り場を右へ左への大相撲。恐ろしいのは、昼も夜も関係なく活動してて、昔懐かしい【24時間戦えますか?】を実践しているハゼ釣りの鬼軍曹だ。そんな鬼軍曹も今シーズンのハゼ釣りは終わったらしく、いつものチャリに釣り道具は積んでなくて、かわりにドリンク(アルコール入り)がカゴに入っていた。「もう釣れないから止めちゃったよ!」と笑顔なんだけど、釣りをするでもないのに釣り場をうろついていないと落ち着かないようだ。【秘密の花園2】に到着すると、オッサンひとりボッチだと思ってたら、意外にもSS氏とこれまたバッタリ。ノスタルジックなのはSS氏も同じようである。「さすがに今日で最後ですよね〜…」オッサン二匹は遠くを見ながら思いを馳せるのでした。それぞれに目当てのポイントに散るが、釣り場は広大なんだけど、釣れるポイントが似通っているのかお互い寂しいのか、付かず離れずの微妙な距離感で陣取る。今現在は満潮からの下げ始めで、お魚が動き始めるから釣りには良さそうな状況だけど、こんなマト外れの釣れない時期に時合いもクソも無いのである。しかも、なぜか知らんが無意味に水が濁ってるし…濁ってて狙いの穴が見えないぞ状況はどうであれ、本日は今シーズンのラストハゼ釣りと決めているので、とにかくやるしかない。竿は、今シーズンもありがとうないつもの穴釣り竿。今シーズンもよく耐えてくれた!仕掛けはいつもの胴突き仕掛け。ハゼ釣りではいつもコレ!んで問題の餌のアオイソメ。昨日の余りものだけど、昨日に増してグズグズになってて、もう半分以上溶けたようになり、独特のフレグランスを醸し出している。もう微塵も動かなくなっているので、完全に昇天しているようだ。正直触りたくもないが、コレしか餌がないからコレでやるしかない。最近は腐ったようなイソメでしか 釣りしてないので、たまにはフレッシュな餌で気持ちよく釣りしたいな〜釣れんの?コレ?溶けているので針に刺しにくいのですが…餌付けが面倒だ水温はいつものように11℃。結局、これ以上は下がらなかったので11℃が最低温度になるのかな?11℃が底値?準備完了にて、いよいよラストハゼ釣り開始。最後は諦めのつく貧果にて本日も実績穴からのスタート。下手すりゃ〜ボウズも覚悟のフェブラリーハゼ釣り。とにかく早く釣り上げ、心に余裕を持って釣りをしたいのである。スルスルと落とし、数cm竿を上げ下げして誘い続ける。すると10回も誘わない内にグングン!と重量感のあるアタリが来て、間違いなくハゼのアタリ方だ!慎重に少し送り込み、10秒ほど喰わせてからス〜っとゆっくり竿を上げるとグ〜ン!と大きく引っ張ってくる。来た〜!っとアワセを入れるとググンググン!と暴れるのでしっかり針掛りしたようだ。すぐに勝負をかけたいので、さっさと穴から引きずり出して陸揚げ。お腹ぷっくりのハチワレさん昨日は一匹目を釣り上げるのに1時間以上かかったが、今日は一投目で釣れたのでホッとひと安心。もしかして今日は爆釣Dayか!?と思ったが、ここからが遠かった…落とせど落とせど無反応…昨日同様に50〜80回ほどしつこく誘ってるんだけど、ハゼの反応は皆無…かわりにカニは元気だ。いつでもどこでも元気な奴いつもだったらカニが餌を掴んでくるとすぐに気づくんだけど、イソメが腐ってほぼ溶けてるので、カニに掴まれるとスルリと簡単に針から抜けてしまい、ソレに気づかないで誘い続ける事が多発。「ハゼ居ないな〜…」っと竿を上げると、何も付いていない針を見て脱力するオッサン。餌が付いてないのに一生懸命誘い続けていた自分が可哀想になる。実はハゼの反応が全く無かった訳ではなくて、何度かハゼが突いてくることもあった。ただ、とてもアワセられる反応ではなくて、グングン!と重いアタリが来るのは良いんだけど、少し喰わせている内にそのままフェードアウトしてしまう。「餌取られたのかな?」と竿を上げて確認しても、イソメはしっかり残ってるんだよね〜かといって、グングン!の触りのアタリで強引にアワセても空振るだけだし…やはり、グ〜ン!と大きく引っ張った本アタリでアワセないと掛からないんですよね〜もう終わりの時期ゆえの活性の低さかな?「この状況でどうやったら本アタリまで持っていけるのか?」を考えてるんだけど、そもそもアタリ自体がほぼ無いもんだから、実践のしようがないんだども。と思ってたら、遠くのSS氏の姿が消えていた。「アレ?帰ったのかな?まぁ、この絶望的な状況では諦めたくもなるわな〜」っというわけで、広大な釣り場はオッサンひとり占めになったけど、釣れないから誰もいないわけでして…まったく嬉しくない貸切状態。せっかくなので、釣れやすいポイントだけを渡り歩く、贅沢な釣りをしてみる。普段ならそういうポイントには必ず誰かしら入ってるんだけど、今日は誰もいないのでやりたい放題。実績ポイントでやってみて、ダメならすぐに次の実績ポイントへ。花から花へと渡り歩くオッサン。その甲斐あってか釣れた!小ハゼが!こんな小ハゼがこんな時期にまだ居るんだ!と皮肉というか、驚きというか、呆れたというか…それでも釣れないよりはマシか…っと続けていると、もう一匹上がってきた。またしてもお腹ぷっくりさんもう腹側は真っ黒で、婚姻色が濃く出ている。真っ黒だ!その後も実績ポイントを攻め続けたが、アタリすら無く玉砕。最初の基地に戻ってくるとSS氏がまた現れてて、どうやらトイレに行ってたらしい。必殺の『穴の中の穴作戦』も空振りに終わり、潮位が低くなりすぎて釣りにならず納竿。2時間半で3匹と昨日に続いての貧果。元気な子孫を生んでください!とリリースSS氏はアタリひとつないボウズという悔しい結果に。「こんな遠くの釣り場に来てるんだから、せめて釣れて欲しかった…」と肩を落としていた。まぁ、ラストなんてこんなもんだよ!逆に釣れちゃったら「まだまだ釣れる!」ってラストにならないでしょ!釣り人って往生際が悪くて、他の釣り人が「もう釣れないから今シーズンはお終い…」って言ってても、自分だけは「もしかして釣れるんじゃね?」と根拠のない自信と無意味な希望を持っていたりする。しかし、いざやってみると自分だけ釣れるなんて無くて、やっと現実を受け入れる事になる。でも、コレでいいのである。釣れない釣りをやってみて、やっと諦めがつくってもんですよ!っというわけで、2023年度ハゼ釣りシーズンも本当に終了です。2023年度のハゼ釣りを振り返ると、夏場の異常な暑さが続いたのが原因か、例年よりも数が上がらなかったと思います。ただソレを抜きにしても、年々少しずつハゼが釣れなくなっているのが少々心配。代わりに、今季は今まで決して手を出さなかった夜釣りをやらざるを得ない事態になりました。まぁ、実際に夜釣りをやってみると面白かったのですが、翌日の身体へのダメージが大きくて、ちょっちキツかったな〜でも、夜釣りでも新たな発見があったので、今後のハゼ釣りに活かしていこうと思ってます。2023年度もこのトホホなブログにお付き合い頂き、ありがとうございました。さぞや皆さんを不快にさせたことと思いますが、こんな人間性なので勘弁してください。2024年度も4月頃からテナガエビ釣りが始まり、6月頃からは再びハゼ釣りに突入すると思います。オッサンの自転車圏に手軽な釣りが出来る環境があることに感謝であります。ただ、最近は釣り場環境が激変してまして…特にテナガエビ釣り場は大規模な護岸工事が進んでしまい、釣り場はほぼ壊滅状態になってしまいました。コレも時代の流れとは言え、寂しい限りです。とうわけで、オッサンはしばらく冬眠に入ります。それではおやすみなさい…ここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2022年40回目のハゼの穴釣りはあと5mmが…
    2022年40回目のハゼの穴釣りはあと5mm足りない!2022年12月25日。2022年40回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園その2」※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:8時30分(潮位:185cmほぼ満潮)〜11時30分くらい(潮位:120cm下げ9分)中潮釣果:マハゼ82匹(10〜19.5cm) 竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m 道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け先週は、屈辱の日曜出勤にてハゼ釣りはお休み。んじゃ〜代休をとって平日のハゼ釣行となれば慰めにもなるのですが、残念ながら代休もとれないブラック企業。今週もしっかり馬車馬(ばしゃうま)のように働き詰めで、指折り数えてやっと迎えた日曜日。「今日はやっとハゼ釣りできっぞ!」っと、前日から眠れなくて、早朝からいそいそと出撃という事は全くなくて、布団の中でイモ虫になっていたオッサン。「今日も寒いから、もうハゼ釣りやらなくていいんぢゃね?」「ど〜せ20cmオーバーなんて出ないんだから、今シーズン終了しちゃいなよYou!」しかし、昨日勢い余ってH2氏に「明日はハゼ釣り行きますよ!」とやっちゃったもんだから、やはり行かなきゃならんか…渋々、イモ虫は起き出した。本日の現場も『秘密の花園2』である。今回で3回目の釣り場なんだけど、サイズはともかく、穴釣りなくせにとにかく数が釣れる釣り場。なので、数撃ちゃ当たる作戦で、数釣ればそのうちに20cm超えも出るカモね…な他人事な発想。問題は、釣り場までが遠いんだ…自転車で行ける距離ではあるんだけど、辺境の地に位置する釣り場だから、行き帰りの往復でその日の体力の半分を削られる。寒空のもと、チンタラと現場に向かって愛車を漕いでいると、もう少しで釣り場という地点で見知った顔に出会った。O氏とT氏である。少々立ち話すると、ついにO氏が20.5cm釣り上げたらしい!オッサンが向かっている『秘密の花園2』ではないが、その近所の釣り場で上げたようである。「夜中の三時からやってて、寒すぎてもう手足がいうこときかないよ〜!」三時!?そりゃ〜、そうなるわな!この極寒の中、丑四つ時からこんな辺鄙な釣り場で釣り糸垂れるなんて、正気の沙汰じゃないぞ!そもそも釣り人とはこ〜ゆ〜もんで、釣れるとなれば、どんな時間、どんな釣り場、どんな臭いエサでも平気で実行に移す。とは言え、ハゼの穴釣り目標である20cm超えは大したもんだ!コレが普通の常連だったら、”20cmって言ってもせいぜい18cm程度だろ…”と話半分で聞き流す。しかし、オッサン界隈の仲間には、オッサンお手製のオフィシャル・ハッゼ・スケールを配っているので、きちんと計測しているハズ、ハズ。チクショー!先を越されたな〜両氏と別れ釣り場を目指すが、オッサンも頑張らねば!と愛車を漕ぐ脚にも力が入る。『秘密の花園2』に到着すると、既にH2氏とMR氏が到着していた。サツを交わし、それぞれのポイントに散る。釣り人ってそれぞれの傾向があって、釣れるポイントを探して動き回る『追いかけタイプ』、実績ポイントでじっくりやる『まちぶせタイプ』、その時の気分でやる『気まぐれタイプ』、テキト〜にやる『おとぼけタイプ』に分かれる。この分類はオッサンがテキト〜にやってるんだけど、気付いた人もいると思うけど、この分類は昔懐かしのゲーム【パックマン】のモンスターである。ゲーム内では、追いかけ=あかべえ、待ち伏せ=ぴんきー、きまぐれ=あおすけ、おとぼけ=ぐずた、というニックネームが付いていた。知らない世代のために説明しておくと、パックマンとは青い壁で構成された迷路の中でパックマンを操作し、迷路の中で性格付けされた4匹のモンスター達の追跡をかわしながら、迷路内に配置された244個のドットを食べ尽くすとラウンドクリアとなる、単純なんだけど面白おかしいアーケードゲーム。実は攻略法があって、迷路内を手順通りに進めば、なんなくクリアできる裏技が存在した。それを覚えるのがまた面倒なんだけど、オッサンはそれを大枚使って覚え、近所のゲーム屋のあらゆるパックマン機の最高得点を総ナメにした事があった。なにせ、100円玉1個で全然終わらないもんだから、最後は飽きて、見物していた知らない誰かにお渡しして黙って立ち去るという、ゴルゴ13みたいな事をやっていた。昔のアーケードゲームってけっこう攻略法があって、それを覚えると無双できたんだけど、やってる方は緊張感がなくてつまらなくなるんだよね〜懐かしいな〜オッサンはまだこの釣り場を把握してないから、全体の様子を探るべく動き回る、あかべえ(追いかけ)とあおすけ(きまぐれ)の中間みたいな動き。H2氏とMR氏はどちらかというと、ぴんきー(待ち伏せ)タイプかな。到着した時間帯は満潮からの下げ始めで、釣れそうな潮加減。なんだけど、なぜか風が強いし、水面が波立っていて少々釣りづらそう。本日も使うのは1.5mのいつもの短竿。穴釣りって意外に細かい竿の操作をするから、竿は短い方がやりやすい。それに、良型大型のハゼをハリ掛かりさせた時の暴れ感をより味わうのも、小物用の竿は適していると思う。今日もこの一本!エサはO氏からもらったアミエビ。まだ凍っているが、すぐに使えるだろうて…ハゼの穴釣りの定番エサはアオイソメとかジャリメなんだけど、この釣り場では長い餌は必要なくて、エサさえ付いていれば喰ってくる感じ。アミエビも一匹掛けで十分夏場のハゼ釣りで、イソメエサでも垂らしなんて要らないのと同じ感覚です。喰わせるというよりは、ハリ掛かり重視のエサが吉です。あと、しばらく忘れていた水温測定ですが、本日は11℃でした。11℃っていうのは冷たいよね…たぶんここらの釣り場の水温としては、最低温度になるのかな?たぶん…準備完了にて、早速釣り開始!やるぞ!20cmオーバー!!う〜、あともう少し足りない…そんなオッサンのやる気は大きくフルスイングの空振りで、全然アタリがないんですけど…どこに落としてもシ〜ン…という音が聞こえてきそうなくらいに、何の音沙汰もない。そんなオッサンを尻目に、ちょっと離れてた場所で釣っていたH2氏は一投目からハゼを連発!チッ!今日もこんなスタートかよ…っと相変わらずのスロー・スターターぶりなオッサン。くすぶっていると、やっと待望のアタリで上がってきたのはこんな奴だった。ど〜すんだよ!こんなんで…しかし、一匹は一匹なのでまずはボウズ逃れ。んですぐに同じ穴から釣れた!ちょっぴりサイズアップ!次もすぐにアタって来るが、やはり10数cmサイズばかりが続く…7匹ほどくすぶりサイズを釣り上げるが、ど〜にもサイズが酷いな…と思ってたら、やっとまぁまぁサイズが上がってきた。穴釣りなんだから、せめてこのサイズじゃないとね〜ヨシ!これからじゃ〜!っと気合を入れ直した矢先に上がってきたのは、コイツだった。本日唯一のダボハゼこのダボでこの穴は終了。お次の穴は、入り口がちょっと目立たなかったけどス〜っと70cmほど落ちてゆく良穴。コレは期待できるな!と思ってたら、グイグイ!と重い引き。お!コレはナイスサイズが来ている!ちょっと慎重になって、次の大きい引きでアワセようと思ってたら、大人しくなってしまった。ムムム…、ここで変に派手にやると喰って来なくなる可能性大なので、ゆっくり静かに回収。案の定、エサは無かったけど、コレで良い。こういう時に最悪なのは、エサだけ咥えて中途半端に上がって来てしまうこと。こうなると次は無くて、もう喰ってこなくなります。この感じなら、セカンド・チャンスは必ず来る!エサをキレイに付けてゆっくり目に落とすと、底に付く前に喰ってきた!すぐにゆ〜っくりと竿を上げるとグ〜ン!と大きく引っ張ってきた!来た〜!っとアワセると、やっぱりナイスサイズな重量感と大暴れ!グイグイ暴れまくり、元いた穴に潜ろうと力づくで竿をしならせる。潜られるとマズイので、コチラも微妙な力加減で穴から引っ張り出す。いいね〜!このやり取りが穴釣りの醍醐味だよ!短い小物竿を大きくしならせて上がってきたのは、コレっていったんじゃね!?なサイズ。必要以上にハゼを強く握りしめ、安全地帯にてサイズ計測すると…チクショ〜!5mm足りないやん!19.5cm。あと5mmが…ぷっくり太った立派な魚体だったけど、尾ビレがハチワレで可愛かった。この、あとチョッピりが大きいんだよね〜ここら辺までは上がるんだけど、20cmの壁ってぶ厚いんですよ!気を取り直して、すぐに同じ穴に落とすが、上がってきたのはこんなん…何?このサイズ差って…その後も、追いかけあかべえなオッサンは、チョロチョロと動きまわりながら20cmを探すんだけど、どうにもこうにも10数cmサイズくらいしか釣れない。ちょっと前の方が良型が揃ってたんだけど、釣れるハゼが小型化してるな〜他の釣り人も同じ感想で「小さいね〜…」ばかり。5〜6匹に一匹くらいは、15cmくらいの良型サイズが上がるんだけど、それ以外はミニマムハゼなんだよね。たまにこのサイズが上がる程度でというわけで、それからは何のドラマもなく終了。3時間で82匹と数だけは釣れたんだけど、内容が…数だけは釣れたけどね釣れないよりは釣れたほうが楽しいけど、このクソ寒い中、こんな辺境の釣り場まで来てるんだから、もうちょっとドラマがあってもいいジャマイカ。まぁ、年末のクリスマスにハゼが82匹も釣れる釣り場があること自体が驚きなのかも知れんが、今シーズンは夏場も数釣れたもんで、数の感覚が麻痺している。あっ!クリスマスで思い出したが、オッサンはこれから夜間工事のお仕事である。毎年恒例のクリスマス飾りの撤去工事。今年は日曜日だから、酒が入って香ばしくなっちゃってる人が多いだろうな〜っという訳で、これからお仕事行ってまいります!次の記事>>>「2022年41回目のハゼの穴釣りはあけおめ〜!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2022年43回目のハゼ釣りはそろそろ終わりの気配…
    2022年度43回目のハゼ釣りはそろそろ終わり?2023年1月15日。2022年度43回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園その2」※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:曇天釣行時間:8時30分(潮位:145cm上げ7分)〜12時30分くらい(潮位:150cm下げ3分)小潮水温12℃釣果:マハゼ57匹(10〜17.5cm) 竿:大阪漁具(OGK)「小魚名人」1.5m 道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アミエビ&ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けついにというか、やってしまったというか…今回でひとシーズンのハゼ釣行数が新記録となってしまった…43回。土日休みが当たり前の当然の昨今。週末の家族サービスを振り切って、2日連続のハゼ釣行に赴いてるろくでなしや、既に家族から見放されたポツンと一軒家みたな人にとっては、オッサンのハゼ釣行数なんて目じゃないだろう。しかし、オッサンは日祝日しか休みがないし、ハゼも一年中釣れる魚でもない。そんな制約がある中での43回という釣行数は、驚愕であり、よくよく考えてみれば愕然とする事態でもある。毎週毎週ハゼ釣りに浪費していた労力と時間を、もっと有意義な事柄に注ぎ込んでいれば、何かしらイッパシの成果は得ただろうに…金にもならんし、知識や人脈が広がるわけでもないし、経験ったって単にハゼ釣りしとるだけだ!アレだけの時間があれば、般若心経も暗唱できるようになったであろうて…ちなみに、オッサンはいつもこのブログを書いてる時はYou Tube音楽を聞きながらやっているんだけど、最近のマイブームは般若心経を聞きながらの作業。般若心経とは言っても、線香臭い動画だけじゃなくて、最近では般若心経をミュージック風にしてたり、ビートボックスRemixとかで、坊さんが機材を駆使しながらラップ調の多重演奏してたりと結構テクノでカッコいい。意外に合うんだ!お経と楽曲って!こういう試みって、とても大事だと思うよ!っという訳で、毎週末、ハゼ釣りをしながら無為&無軌道な時を過ごしていたオッサン。しかしというか、やっとというか…、そろそろ1月も中旬になってくるとハゼ釣りシーズンも終わりの香りがたちこめてくる。前回の『秘密の花園』釣行では、3時間半ほど粘てみたんだけど僅か5匹の貧果で終わった。もう『秘密の花園』はシーズン終了とみてよいだろう。そして最後の砦が『秘密の花園2』である。コチラは年始の2日に1束という釣果を叩き出しているが、さすがに1月中旬にもなると釣れなくなってくるだろうて。この釣り場は今シーズンから通いだしているから、どんな感じにフェードアウトして終了するのか分からない。少しずつ釣れなくなってゆくのか?ある日突然全く釣れなくなるのか?とにかく1月いっぱいまでは通ってみようと思ってます。必殺のコラボ餌で勝負じゃ!天気予報によれば、雨は降らないけど晴れる訳でもない感じ。基本的には降らないけれど『ところにより一時雨』という保険を掛けてくるのがイヤラシイ。”ところ”ってどこだ?ハッキリしろ!このクソ寒い時期に、ところによって雨が降られ、濡れ鼠になったら命にかかわるので、本日はレインスーツを着込んでの出撃。朝方は予想よりも寒くなかったので、愛車を漕ぎながら汗だくなオッサン。以前は『秘密の花園2』まではチャリで1時間ほどかかっていたが、最近では40分で到着するようになった。最短距離と信号待ちを避けた道順を開発した結果であり、人間進歩である。現場に到着するとMR氏といつもの常連さん、遥か遠方に霞んでもう一人の釣り人がいるだけだった。サツを交わしながらハゼ釣りの塩梅を伺うが、やはりこの時期は厳しいらしい。さてオッサンも釣りを始めたいが、ハテ?どこでやったらいいのだろう?この釣り場は今回で5回目なんだけど、まだまだ釣り場を把握するには程遠い…とりあえず、他の釣り人の邪魔にならない距離感で、まだ釣り糸を垂れたことのないエリアから始めることにする。お互いに適度な距離(っていっても、それぞれが数10m以上は離れているが)を保ち、釣り糸を垂れる風景は、夏の密なハゼ釣りでは見られないゆったりした光景だ。本日も使う竿は、最近の穴釣りといえばこの竿。小魚名人(1.5m)。柔らかくて軽いが持ち手が細すぎ餌はアミエビとボイルベビーホタテのコラボ。型と喰いが良ければ餌は何でもいいんだけど、そろそろ厳しくなってきてるから、喰いとハリ掛かりを決め手にチョイスしました。ホタテはまだ凍ってるぜ!仕掛けは、いつものようにハリス3cmの胴付き仕掛け。別にこだわってる訳じゃなくて、ず〜っとコレでやっていて使いやすいから。「使いやすい」もこだわりかな?水温は12℃ホンの少し暖かめハリに餌をセッティングするが、まずはアミエビを通してからホタテをチョン!と引っ掛ける感じ。こんな感じのコラボ餌ホタテがパラパラと水中で落ちてコマセになり、アミエビで掛けるという作戦。さて釣り開始ですが、問題は水の濁り。昨日の久しぶりの雨の影響なのか、水が濁ってて狙うべき穴がハッキリ分からん。水際くらいの穴しか見えなくて、少し沖の穴は薄っすら黒っぽくなっている程度。「攻められる範囲が狭いな…」まずは適当な穴から落としてみるが、やはり生命反応は無くて、厳しいハゼ釣りを予感させるのでした。型は…だが、数はそこそこ釣れた!まぁ、この事態は予想してて、今日はおひさまも出ないし寒いから、すぐに喰っては来ないだろうて…スンスン…と数cm仕掛けを上下させて誘いながら、ホタテコマセをパラパラとね!30秒ほど粘ってみたが、な〜んの反応もない。オッサンはせっかちなので30秒でもかなり頑張った方で、すぐに次の穴へ。しかし、こちらも何もないんですが…ハァ〜…、さすがの『秘密の花園2』とは言え、もうこの時期になると喰って来なくなるのかな?そして、次の穴でしばらく粘り、「ここもダメか…」と仕掛けを上げようとした時にやっとアタリが!そのアタリ方から小ハゼ確定なんだけど、この際ゼイタクは言ってられん!スンスン!と竿先を拝ませてから、ス〜ン!と少し大きめに引っ張ったタイミングでアワセると掛かった!この時期に怖いのは、ココまでやっておきながらも、手元に来る前にハゼが落ちる事態。喰いが浅いからハリ掛かりも浅くて、ハゼが暴れると意図しないリリースになる。速攻ハゼを回収し、本日の一匹目は案の定なサイズ。ちっちぇ〜!すぐに同じ穴に落とすとすぐに二匹目。少しはマシだが、それでも小さいこのサイズでもしっかり婚姻色が出ているから、もう終わりが近いんだな〜こんなに小さくても腹側は黒っぽいまずはこの穴から5匹釣れて、ボウズ逃れでちょっと安心。このように、一匹目が釣れたら、すかさずの再投入はこの時期は必須。寒くなってくると、ハゼが餌に興味を示すのは僅かな時間なので、ハゼの活性が高まっている間に勝負しなければならない。誰にでも分かるような大きめの穴も良いんだけど、オッサンの好物はちょっと見じゃ〜分からないような目立たない小さな穴。このような穴は誰もやってないことも多いから、入居しているハゼが多いし、サイズも良いことが多い。何よりも、このタイプの穴に落とすとすぐにアタって来ることが多い。せっかちなオッサンには良い事ずくめな小穴探し。穴が大きいとハゼが居てもなかなか喰ってこないこともあって、粘らないとダメなんですよね〜オッサンは粘れないからすぐに見切っちゃって、一度通り過ぎた穴が気になって、戻ってきて、もう一度落とすと喰ってくることが多々あります。そういう穴に限って、そこから連打が始まることもあるから、いつ見切るのかは難しいですよね〜本日の最大サイズは17.5cm程度だったけど、コレが上がったのはこんな感じの小さくて見えにくい穴。落とすと同時に喰ってきて、一気に引っ張ったからハリ掛かりも確実だ!このクラスだと、ハゼを泳がせてると楽しいからヤル気にもなる。当然、コレ一匹って事はなくて、同じ小穴から良型揃いで4匹上がってきた。本日の最大ハゼ。17.5cmこのクラスだと頭の下も腹ビレも真っ黒だ。もう真っ黒だね!しかし、今日のハゼは小粒揃いで10数cmがほとんど。たま〜に15〜17cmクラスが上がってくるけど、8割くらいは小ハゼ。穴釣りなんだからもう少し型も揃って欲しいが、1月にコレだけ釣れるんだからゼイタクは言えないかな。釣れなくて型が良いのと、釣れるんだけど小さいの…究極の選択だが、オッサン的には釣れる方が楽しいと思う。たま〜にこのクラスが上がってくるが…今日は全くおひさまが出てこない曇天な空模様。お陰で手は冷たいし、鼻水は垂れ放題だし、シッコは頻繁だし…そんな苦行のような穴釣りでしたが、なんとか4時間粘って57匹。小ハゼが多いけど、数はそこそこいった他の釣り人がどれくらい釣れてたのかは知らないので、オッサンの釣果が釣れたのか釣れなかったのかは分からん。コレがおひさまが出ていれば、コチラのヤル気もハゼの内容も変わっていたと思う。やはり穴釣りって、晴れていた方が釣れるし!あと、今日はやたらとポロリが多かった。寒いからハゼも喰いが浅い。ついついしっかり喰わせない内にアワセちゃって、ハリ掛かりが甘くて、姿を見てからのポロリ…そういうのに限って良型なんだから、悔しいったらありゃしない!コレに対するオッサンのショボい対策は、ハゼを水から上げたら手で掴もうとしないで、竿にぶら下げたまま、サッサと広い石の上の安全地帯へ持っていってしまうこと。その安全地帯で、ゆっくりとハリから外せばいいんぢゃね?その姿は傍から見ればシロウト丸出しだが、見てくれよりも釣果優先である!釣りは、惜しかった!とかのタラレバは無意味で、釣れてなんぼのプラクティカルな世界。釣れた奴がエライのである!ちなみに本日のゲストは、今日も上がってきたよのモクズガニ君。前に釣れた奴も片手だったけど、もしかして同じ奴?前とはかなり離れたエリアだったけど、移動してきたのかな?けっこう重いんだ!今回の釣れ具合から、さすがに『秘密の花園2』も終わりの気配が漂ってきました。型も小さく、数も減ってきています。とは言え、1月にもかかわらず50匹以上も釣れるんだから、おかしな釣り場だと思うけど…とりあえずは。もう少し頑張ってみようと思ってます。次の記事>>>「2022年44回目のハゼ釣りはまだ悪あがきだ!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2022年44回目のハゼ釣りはまだ悪あがきだ!
    2022年44回目のハゼの穴釣りはラストスパート!2023年1月22日。2022年度44回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園その2」※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ時々薄曇り釣行時間:8時30分(潮位:165cm下げ3分)〜12時00分くらい(潮位:94cm干潮)大潮水温分からじ。水温計忘れた釣果:マハゼ52匹(11〜17cm) 竿:大阪漁具(OGK)「小魚名人」1.5m 道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アミエビ&ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け今季最強寒波襲来!らしい。だいたい寒さの底は1月終わりくらいだから、寒いのは覚悟の上なんだけど…昨日は厳寒&強風だったから、ハゼの穴釣り場『秘密の花園2』も誰も釣りしてないだろうと思ってた。んがしかし!釣り仲間のKR氏とMR氏は、あの地獄の釣り場にいたらしい。しかも二人とも3匹の貧果…釣りだからいつも釣れるとは限らないけど、ど〜みても釣れる要素がない状況でも、あえて釣り糸を垂れる心意気。あんたらは真の勇者だよ!そのバイタリティーは見習うべきかもしれないが、真似するべきでもないだろう。一夜明けた本日、オッサンも『秘密の花園2』へやって来た。釣り場に到着すると顔を知っている釣り師が何人もいた。修羅場だった昨日とは違い、穏やかな本日は寒いとはいえ風も無い釣り日和。その中には昨日もココにいた勇者MR氏もいて、昨日の勇者っぷりを拝聴した。話を聞きながら思ったが、この人って土日の両日ハゼ釣りしてるんだよね。たぶん祝日も…すげぇ〜やる気だ!と思う反面、大丈夫か!?と心配にもなる。釣り仲間には、このように「一体、いつ休んでるの?」とツッコみたくなるほどの高頻度で釣り場にいる輩も多い。釣りは悪魔の趣味と言われ、その中毒性は”エクスタシー”や”ラブドラッグ”なんぞ目じゃないね!『ちょっとだけ試してみない?』『やせられるよ!』『1回だけなら平気さ!』そんな甘い勧誘にほだされ、乗ってしまったら最後。自分が何をしでかしているのも気づかずに、骨までしゃぶりつくされるのが釣りの魔力である。そんな危険なMR氏と5mほどの距離を保ちながら本日の塩梅を伺うと、「始めたばかりで3匹釣れたから、今日は釣れるかもしんまい!」とのこと。確かに!寒いとは言え、今日は陽が照っているので釣れないことはないだろうて。オッサンの拙い経験上、穴釣りって陽が出ている方が絶対的に釣れる。おひさまは偉大だ!という訳で、期待をしながら釣りの準備。MR氏の邪魔にならないように50mほど離れて陣取る。本日も使う竿はいつもの「小魚名人(1.5m)」軽く柔らかくて、ハゼを針に掛けると小気味よくしなるんだけど、そろそろ経年劣化で固く粘りが無くなってきた感じ。根掛かりを外そうとブンブンやって、バキッ!と折れるのも時間の問題な気もする。この竿は一度折ってしまったことがあって、さすがに次折れたらダメだろう…モノはどんどん古くなり、いつかは壊れる運命だから、しょうがないか…かなり手荒く使ったからな〜本日使う餌もアミエビ&ベビーボイルホタテ。ここら一帯のハゼ釣り場のご意見番O氏から、生芝エビやら生サクラエビやらいろいろ貰って試してみたけど、ハゼ釣りの餌として合格したのはアミエビのみ。他の餌も釣れなくはないんだけど、あえて使い続けるほどの性能でも無かった。今思えば、O氏はオッサンを利用して釣れるかどうかの実験をしていた節があった。まぁ、オッサンもいろいろ試すのは好きだから別に良いんだけど…こういうのは、仕掛けや釣り方によって釣れる釣れないがあるから、どの餌が良い悪いは一概には言えないけど、オッサンが使う餌として生き残ったのはアミエビだった。ちなみにベビーボイルホタテは、オッサンの中では不動のヴェスト餌なのは言うまでもない。ず〜っとハゼ釣りの餌として使い続けてきたので、もう人間様の食料として見れなくて、ホタテを食べると「ハゼのエサ食ってるよ…」とブルーになるほどだ。両エサ共にまだ凍っている使う仕掛けはいつものようにハリス3cmの胴突き仕掛け。金針は別にこだわってる訳ではない準備完了にてさぁ釣るぞ!と意気込んだが、まだ餌が凍ってるので使いもんにならず…なので、ブレックファースト。ホットスポドリ&栗ようかんというトホホなラインナップモグモグしながら気になるのが潮位。本日は大潮で、今現在はドンドン潮が引いてる状態。『秘密の花園2』は潮位が低くなると厳しくなってくるので、一刻も早く始めたい所存でございまふ。潮がみるみる内に低くなってくるもう待ってられないので、口にようかんを入れたまま釣り始めるが、いきなりむせて咳き込む。オッサンももう歳なので、最近はやたら誤嚥が多い。もともとあまり噛まずに食べ物を飲み込んでしまうんだけど、最近は、水や自分のツバを飲み込んでもむせてしまうほど。「オラは、こうやって死んでゆくんだな…」こんな辺境の釣り場で倒れたら、救急車来るのかな?それとも、淀ちゃん(マッコウクジラ)みたいに沖合に曳航されて沈められるのかな?くだらないことを考えながら、やっと餌が付けられるくらいに解凍完了。アミエビとホタテのコラボ餌海に返る日を夢みながら、ようやくハゼ釣り開始。まぁ、”一応”数はそこそこだが…適当に目に付いた穴に落とすが、シ〜ン…と生命反応がない。もうこの時期なので、餌を落としてすぐに喰ってくることは稀。スンスン…と数cm竿先を上下させて、餌を揺らして誘ってみるが、な〜んも反応なし!ヒャ〜!思ったよりも厳しいな。今のところまだ潮位があるから、そこそこの深さで勝負出来るけど、大潮の早い潮の流れを見る限り、早めに勝負を掛けないと状況は悪くなるばかり…と言うのは分かっちゃいるけど、アタって来ないことにゃ〜こちとらもやりようがない。せっかちなオッサンだけど、辛抱強く30秒ほど長めに誘いながら、三つ目の穴でやっとハゼのアタリが来た!この時期にありがちなのが、スンスン…とアタって来るが、大きく引っ張る本アタリがなかなか来ない事態。ムムム…、敵がそう来るなら、こちとらにも考えがある。アタリをハゼ任せにしてもラチが明かないので、ス〜〜〜…っと、ゆ〜っくり竿を上げ続ける。このスピードは喰いの加減によって違うんだけど、今日みたいに寒くて厳しい時は1cm/秒くらいかな。すると!餌を逃すまいとハゼが引っ張り返して来るや否や(=as soon as)アワセを入れる作戦。というわけで、本日の一匹目が上がってきた。まずはボウズ逃れでホッとする同じ穴からすぐに釣れてくるが、サイズは…だ!しかし、このクソ寒い時期にハゼが釣れるだけでもヨシとしないとやってられん!サイズうんぬん言ってられんわぃ!同じ穴でまだ釣れるが、もうトホホなサイズだ。釣れるとは言え、コレはさすがに…とりあえず、最初に釣れた穴から4匹釣れたのでヨシとしましょう!次のアタリ穴を探すが、そう簡単にはアタって来ないんだよね〜経験上、ハゼがいる穴ってなんとなく分かってくるんだけど、「コレはハゼいるだろ!」って穴に落としても、音沙汰なしも結構ある。たぶん、ハゼはいるんだろうけど喰ってこないだけ…と信じて仕掛けを落としてゆく。っていうか、無理にでもそう思い込まなきゃ〜、こんな極寒のなかでハゼ釣りしてられん!どうやったらハゼが喰ってくるのか?を試行錯誤するんだけど、やることなんて少なくて、エサを大きめにして目立たせたり、長めにチョンチョン!と誘い続けたり、何度か入れ直したり…この時期にありがちなのが、カスるようなアタリの後、もう喰ってこない事態。明らかにハゼのアタリなんだけど、こんなしょぼいアタリではとてもアワセを入れらんない!一旦竿を上げてから、再度ゆっくりめに仕掛けを落としても、またしてもカスって来る。グ〜ン!と引っ張る本アタリが来ないんですよね〜んで迷うのが、この穴でもう少し粘るのか?それとも次の穴を攻めるべきか?こういうのって小ハゼが多いいんだけど、たかが小ハゼのために時間と労力をかけるのか?大ハゼを期待して、居るのかどうかも分からない、次の穴に移動するのか?迷うんですよね〜!こういう時はすぐ近くの穴に移動して、しばらく時間を置いてから、またカスリ穴に戻って来るとアッサリ釣れることも多い。まぁ、逆にアタって来ないことも多々あるけどね。本日は、釣れた穴からは2匹くらい釣れる事が多いかな。実際にはもっとハゼがいて、アテっては来るんだけど、ハリ掛かりが甘かったり、餌だけ咥えて上がって来たりでのバラシが多い。そんなハゼはもう喰ってこなくて、この時期の貴重なハゼの姿を見ただけでのバラシはたいそう悔しい!前回でも書いたんだけど、こんな訳でバラシが多いから、釣り上げたハゼを立ったまま手でキャッチなんてリスクMAX。だもんで、今週も竿にハゼをぶら下げたまま大きめの平場の石の上まで持ってきて、安全地帯でハゼを押さえつけ、ゆっくり落ち着いてハリを外すオッサン。傍から見たら「何やってんだ、アイツ?」と思われるだろうが、コレで良いのだ!現に、安全地帯にハゼを置いた途端に自動的にハリから外れる事も多くて、「手でキャッチしてたら危なかった!」と思う事が何度もあった。ハゼって奴は、ビクの中に入れるまでは油断できないのである。時間とともに潮位は低くなり、お昼近くの干潮時間帯には、下から二列目くらいの石にしか水が浸らない程度になった。かなり厳しい状況だけど、目標の50匹まではもう少しなので、アタって来るハゼを見つけなければならない。深めのめぼしい穴なんてもう無いから、こういう時は横穴があるスポットを探す。上から覗き込んで横に穴がある場所に餌を落とすと、ハゼがいる確率が高い。ハゼも隠れる場所が無いもんだから、下がえぐれてる石の下にいるんだけど、餌を喰ってこなけりゃ〜いいもんを、ちょっかい出してくるから釣られてしまう。「どんなにどんなにもがいても、ハリが喉から取れないヨッ♪」っという懐かしい歌があったが、今思えばアレってハリを飲まれている状況で、下手な釣り人の話だよね。そんな話はど〜でもいいが、餌が喰いたくて我慢できない気の毒なハゼが上がってくる。ちょうどお昼過ぎに、目標達成にて納竿。3時間半で52匹。数はそこそこいったけど、15cmにも満たない小ハゼがほとんど…小ハゼ揃いでビクがスカスカだ〜最大サイズはせいぜい17cm。コレで最大か…小さくても一丁前に腹側は真っ黒で、もうハゼ釣りシーズンも終わりが近い。こんなサイズでも真っ黒この感じだと、もうそろそろハゼ釣りシーズンも終了ですね。他の釣り場の常連たちは、既にシーズン終了宣言も聞こえてくる。たぶん、この釣り場も釣れるハゼのサイズがミニマム化して、数も上がってこなくなる感じで終わるんだろうて…オッサンも、次の釣行でそろそろおイトマしようかな…次の記事>>>「2022年45回目のハゼ釣りは恐怖の夜釣り」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2022年46回目のハゼ釣りはいよいよラスト!
    2022年46回目のハゼの穴釣りはいよいよラスト!2023年1月29日。2022年度46回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園その2」※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:8時30分(潮位:145cm上げ8分)〜12時00分くらい(潮位:145cm下げ2)小潮水温:8℃釣果:マハゼ20匹(11〜18.5cm) 竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m  道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アオイソメ&アミエビ&ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けいよいよ、2022年度シーズンもラストのハゼ釣りとなりました。今シーズンはいろいろあったな〜いつもの夏のハゼ釣り場では、工事でマトモに釣り場にすら近寄れなかった。まぁ、だからこそ一般の釣り人が少なくて、数が釣れた年でもあった。冬の穴釣りでは、新たな穴釣り場『秘密の花園その2』に通い始めた。本日も来てるんだけど、こんな時期なのに数釣りが出来る珍しい釣り場で、このような貴重な釣り場は大切にしたいところ。しかし、今季も20cmオーバーは釣れなかったなぁ〜仲間は上げてるんだけど、オッサンだけ釣れないんだよな〜なんでだろ…?日頃の行いと言われれば納得せざるを得ないが、それでもコレだけ数釣ってるんだから、一匹くらいは釣れてもバチは当たらんだろ!昨晩は恐怖の夜釣りだったが、いかんせん釣れなくて、くすぶったハゼ釣りだった。その八つ当たりをすべく、本日も朝っぱらから出撃なんだけど、やはり疲れは残っているようで、愛車を漕ぐ力もヨレヨレだ。寒さと戦いながらチンタラ釣り場に到着すると、いつもよりも多くの穴釣り師達がいた。考えることは皆同じで、本日、1月の最終日曜日で今シーズン終了とする釣り師達。だもんでラストは頑張りましょう!なんだと思う。オッサンも気持ち的には『お疲れ様でした!』ではあるが、2022年度のラスト記念として、一発逆転を目指してあるスポットを目指す。『秘密の花園2』の二回目にもチャレンジした、通称【サルガッソー・エリア】ちなみに『サルガッソー海』とは、北大西洋のバミューダ・トライアングル内に位置する「船の墓場」と恐れられた海域。なんだけど、実際には船の残骸や幽霊船なんてなくて、サルガッソー海にはそれらしきものは見当たらないらしい。伝説の生まれた背景としては、凪が多く、魚が全く漁れない海域だったが故に、船乗りからは忌避されたと言う説が有力らしい。ちなみに海藻が船の進路を妨げるからと言う伝承もあるが、確かに海藻こそ多いものの、航行に支障をきたす程ではないらしい。なんだそりゃ〜!って感じですな。こういう海に関する伝承って大げさな事が多いよね!でも、海は人間の世界じゃなく、ちょっとしたことでも命に関わるから、敏感になる気持ちも分かるな〜ちなみに【サルガッソー・エリア】の呼び名は、通称でもなんでもなくて、オッサンが勝手にそう呼んでるだけでして…このエリアは、広大な『秘密の花園2』でも最奥部に位置する。ただでさえ辺境の地の釣り場へ苦労してやって来て、更に釣り場内での大移動。しかも、良型大型ハゼが釣れるならいざ知らず、釣れないくせに根掛かり率がハンパないので、モチベーションを木端微塵に打ち砕く苦行エリア。なので、誰も釣り糸を垂れないもんだから、もしかしたら超大型ハゼがバンバン釣れるかもしれない、という期待がないわけでもない。ロマンというか、野望というか、我欲を満たすために一発勝負を掛けるオッサン。トコトコと釣り場を移動し、最果てエリアまでやってくるが、こちらは通常エリアとは少し方角が違うので、なかなかの寒風が吹き付けてくる。風で水面が波打って、狙うべき穴がよく見えない。穴が見えないんですが…しかし、大型ハゼ釣っちゃる!と誰もいない釣り場でひとり意気込むオッサンなのでした。やっぱり地獄の根掛かりエリア本日使う竿は『行雲流水1.5m』実は、しばらく使っていた『小魚名人1.5m』は折ってしまいまして…もうかなり使い込んでいて、粘りも無くなり固くなっていたので、もう時間の問題だな…と思っていた矢先、根掛かりを外そうとブンブンやったらバキッ!とね。まぁ、竿は使っていればいつかは折れるから、しょうがないかな…予備でこの竿は二本持ってる餌は、昨日の余りのアオイソメから。大型ハゼ狙いとなると、やはりイソメが良いでしょう。虫餌の方が釣れる型が良い傾向一応、針掛かり重視で垂らしは短めからのスタートだが、喰いが悪くなるので難しいところ…喰ってくるかな?水温は8℃でやはり冷たいな。コレくらいの水温が底になるのかな?さぁ、いよいよ今シーズンラストの穴釣りを始めたいが、風が吹いているので、水面が波立っていて穴がよく見えない。まぁ、適当な穴から始める。狙うは大型なので、そこそこの深さがある穴を探す。このエリアでは、穴選びは慎重にしなければならない。なにせ、一度落としたら根掛かりする確率がかなり高い。無事に仕掛けを回収する最善策は、ハゼを掛ける事だから、落としたらハゼに喰わせにゃ〜ならん。すぐに70〜80cmはある深い穴が見つかるが、生命反応は無し!スンスンと細かく&しつこく誘うんだけど、な〜んの反応もない。このエリアは結構深めの穴が多くて、絶対ハゼがいるはずなんだけどな〜ハゼの代わりにダボやカニがちょっかい出してくる。ダボハゼだったら針に掛けちゃえば仕掛けを回収できるけど、問題はカニだ。こいつが餌を掴むと素直に上がってこないし、竿をグン!とやって餌を離されちゃうと、その勢いで根掛かりが多発する厄介者。案の定、根掛かり多発でみるみる内に針が無くなってゆく…今日は、このエリアを攻める前提だったから針を多く持ってきたんだけど、このままではアッという間に針が無くなる。そして、相変わらずハゼのアタリは全くない。1時間足らずの間に根掛かりで針を8本ロストして、ついに心が折れた。この間は大型どころか、一度だけ15cm程度のハゼが餌だけ咥えて上がってきて、水面でバレたのを見たっきり…コレ以外はアタリさえ無かった。やっぱりダメじゃん!移動じゃ!!2022年度のハゼ釣りも大団円にて終了いつもの側にやって来る。ハゼ釣り人は6人ほど見えるが、それぞれがあまりにも離れているので、釣れてるのかどうかは全くわからない。こちら側のハゼは型は期待していないので、アミエビとボイルベビーホタテがメイン餌になる。イソメ&アミエビ&ホタテの豪華な餌の布陣目につく適当な穴に落とすと、3つ目の穴でハゼのアタリあり!この時期になると、素直にグ〜ン!と引っ張る本アタリがなかなか来ない。前アタリのスンスン!で待ってみたけど、本アタリが無いまま沈黙…「やっぱりこんな感じなのね…」一度回収し、餌を付け直して再度落とすと、すぐに喰ってくる。スンスン…このまま待ってても同じなので、ゆ〜っくりス〜〜〜っと竿を上げると、グ〜ン!と引っ張ったのでアワセると掛かった!とは言え、油断ならないのが今の時期の穴釣り。基本的に喰いが浅いもんだからハリ掛かりも甘いことが多くて、ハゼに好きにさせておくとバレる事も多い。微妙な力加減で穴から引きずり出したら、サッサと水中から上げてしまう。大き目の平らな護岸の上にハゼを下ろしてから、落ち着いてハリから外す。ここで以前にも書いたけど、釣れたハゼを手でキャッチなんてやってたら、せっかくのハゼがポチャ!と落ちる可能性が高いのである。やっと本日の一匹目その穴の活性が良い内にサッサと勝負をかける。すかさず、次も着底と同時にアタって来る!サイズは見なかったことにしよう…んで次も!せめてコレくらいのサイズは欲しいよねアタリがあればこちとらのやる気も出るが、もう一月も終わりのこの時期になると、なかなか来ないんだよね〜絶対ハゼは穴にいると思うんですよ!全部の穴とは言わんけど、そこそこの深さがある良穴には、ハゼはいるはずですよ!ソレをどうやって喰わせるのか?がこの時期のメインテーマになります。オッサンはせっかちだから、ハゼとの我慢比べが出来なくて、すぐに見切ってしまう。オッサンとは対極で、ひとつの穴でず〜っと待ってる仲間もいて「よく我慢できるな〜」と感心する。もちろんただ待ってるだけじゃなくて、チョンチョン!と誘ってはいるんだけど、待てるんですよね。オッサンならもう3つ4つ先の穴まで行ってるよ!な長時間待っていて、それでハゼが喰ってくるんだから不思議なもんだ!こういう釣り方を見ていると、ハゼとの我慢比べも大事だな〜と思うし、やっぱりハゼってたいていの穴にはいるんだな!とも思うが、オッサンには絶対あんな呑気な釣りは出来ないな!と痛感もする。なので、良さそうな穴だったらなるべく長めに待つんだけど、なかなかアタって来ないんだよね〜本日改めて思ったんだけど、イソメの威力ってスゴイな!基本的にアミエビとホタテのコラボ餌でやってるんだけど、粘ってもアタリがない穴で、イソメ餌にチェンジした途端にアタって来る事が多発した。今日はたまたまイソメが当たり餌だったのかもしれないけど、不思議なくらいイソメに喰ってくるんですよね〜特にイソメの尻尾部は特エサだった。頭に近い方は太いから、ハリ掛かりし辛いんだけど、それでもきっちりアタって来た。エビとかホタテ餌を使ってて、前アタリだけで終わった穴でも、必殺のイソメの尻尾を使うと落としてすぐに一気に本アタリしてくる喰いっぷり!コレは、死んだ餌と活きた餌の違いなんだと思う。人間様がいくらチョンチョン誘っても、しょせんは人工的な不自然な動き。反面、活きたイソメはとても自然な動きなので、ハゼの本脳が刺激され、我慢できずに喰いついて来るんだと思う。しかもイソメで釣れるハゼは型が良い!こんなのとかコレも本日最大の18.5cmも全部イソメ餌とは言え、イソメも残り少ないので、ここぞ!というポイントでのスポット参戦を余儀なくされた。イソメ餌を使ってその穴の活性を上げつつ、エビ&ホタテ餌も交えて一気に勝負を付けるという作戦で釣り続けた。という訳で、3時間半ほどで20匹という釣果で、だんだんと釣れなくなってきた。さすがに釣れなくなったな…とは言え、もう1月の終わりでコレだけ釣れるんだからヨシとしなくちゃね!この釣り場『秘密の花園2』は数が釣れるけど型が小さい…という都市伝説は、もしかしたら餌の問題なのかもしれない。今までは、釣れるハゼが小さいから、喰わせる必要が無くてハリ掛かりの良い、ホタテとかエビ餌を使っていた。んがしかし!イソメ餌を使えば数は多少落ちるかもしれないけど、型が良くなるかもしんまい!と思ったんだけど、年配の常連たちはイソメ使ってるけど、たいして釣れてないし型もイマイチなんだよね〜う〜ん…、難しい問題だ。とにかく、本日で2022年度のハゼ釣りも一旦終了となります。次は6月に入ってからか、もしかしたら5月の終わりくらいには、2023年のハゼ釣りも開幕するのかな?来シーズンはどんなハゼ釣りになるやら…週末はほぼず〜っとハゼ釣ってたから、コレでやっと冬眠に入れてホッとしています。釣り場でお会いした多くの釣り師の皆様に深く御礼申し上げます。また釣り場でお会いしましょう!次の記事>>>「2022年47回目のハゼ釣りは終わったハズでは…?」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2022年47回目のハゼ釣りは終わったハズでは…?
    2022年度47回目のハゼの穴釣りは【オッサン・リターンズ!】2023年2月5日。2022年度47回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園その2」※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:8時30分(潮位:145cm下げ5分)〜10時00分くらい(潮位:112cm下げ8分)大潮水温:9℃釣果:マハゼ9匹(12〜15.5cm)竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m  道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アオイソメ&ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け聡明な読者ならもう気づいたと思う。「アレ?2022年シーズンのハゼ釣り、終わりじゃなかったっけ?」確かに!先週で2022年シーズンのハゼ釣りは、終了を宣言したハズだった。そして今週、舌の根も乾かぬうちに、ちゃっかりハゼ釣りしとるオッサン。まぁ、よくあることですヨ!映画でもシリーズが完結した後に、『リターンズ』とか『ゼロ』とかをタイトルにくっつけて、二番煎じっていうか二匹目のドジョウ狙いで引っ張る事がよくある。まだ話題がホットなうちに、もう少し粘って小銭を稼いじゃえ!みたいな製作側の思惑が見え隠れするが、それら『金魚のフン作品』はトホホでズッコケることがほとんどだ。盛り上がりが最高潮の時にスッキリ終わらせてしまえば良いモンを、くだらん欲で作品本来の世界観をぶち壊してしまう。観る側にしても、空の巣症候群みたいに「終わりが怖い…」アンニュイな気分を引きずっている。そんなコア・ファンの心情を逆手にとったリターンズ作品の数々。それがまた「そうじゃないんだよな〜…」な内容なもんだから、「こんなんじゃ〜、観なけりゃよかった…」と余計にくすぶるハメになってしまう。名曲【よせばいいのに(敏いとうとハッピー&ブルー 1979年)】が脳内でパワープレイしそうなシチュエーション。釣り人とギャンブラーの「これで最後!」ほど信用出来ないもんはない。「泣いても笑ってもコレで最後!」「次で本っ当に終わりだから!」「泣きのもう一回!」以後リピート…いつまでも終わらないネバーエンディング・ストーリーに、脳内はドーパミンが大放出である。前回のハゼ釣行の帰り道、自宅に向かって愛車を漕ぎながら「やっと終わった…」と安堵していた。帰宅しこのブログを書いていると、”ある事柄”に対するやり残し感がムクムクと鎌首をもたげてくる。しかし、もう全世界に向けて終了宣言しちゃったし…別にいいじゃん!こんなブログなんて誰も見てないし!いやしかし、アレだけ「もう最後です!」って言ったんだから、釣り場で仲間に合わせる顔がないぞ!んな立派な顔かよ!いやしかし…葛藤しながらブログ作業していたが、書き終わる頃には「泣きのもう一回!」を心に決めていたのでした。「やり残した事」とは?本日は2023年2月最初の週末。オッサンは2月までハゼ釣りをしたことがない。たま〜に2月までやってるエキセントリックなハゼ釣り師がいたりするが、「ほとんど釣れない…」としか聞かない。”よく2月まで粘れるな…”と奇異の目でそんな釣り人を見ていたが、まさか自分がこの立場になるとは思わなんだ。しかし今シーズンから通っている『秘密の花園2』なら、釣れないことは絶対に無いだろうて…と言い切れる釣り場。なによりも、本日お試ししないと、来シーズンの穴釣りまで約8ヶ月もの長期間、オッサンの中でくすぶり続けなかればならないのである。それはカンベンなので、ならば!とやってみることにした。今朝も真冬の朝だけど、本日は陽気のせいかそれとも寒さに慣れたのか、それほど寒いとは感じなくなっていた。完全防寒仕様で愛車を漕ぎ、一路『秘密の花園2』へ向って40分間のリアル・バイシクル・クランチ。おかげさまで、現場に到着する頃には汗だくになっていた。自転車置場っていうか、別に駐輪場ではないんだけど、いつも皆んなが適当にチャリを置いている場所には、ちゃっかり知った自転車が並んでいた。「なんだよ!皆んな先週で終わりって言ってたじゃんかよ!」考えることは同じで、皆さん引きずっているようだ。釣り場には、そんな未練タラタラな釣り人が並んでいた。当然MR氏も居やがって、開口一番「アレ?先週で終わりじゃなかったの?」”お前もな!”の気持ちをおさえ、爽やかに挨拶を交わし、ハゼ釣りの塩梅を伺うと「開始15分で5匹上がったから、今日は良いかもしんまい!」とナイスなレスポンス。もう2月のこの時期に釣れるだけでもたいしたもんだが、短時間でこの釣果なら期待できる。オッサンもさっそく釣りの準備。本日も竿は【行雲流水(1.5m)】少し前に【小魚名人(1.5m)】を折ってしまったので、この竿が穴釣りのレギュラー竿になった。まだ新しいから、下手しなけりゃ〜折れんだろ?水温は9℃でホンのちょっと温かいから、期待できるぞ!魚は1℃違うだけで全然違うハズ本日の餌はアオイソメ&ボイルベビーホタテ。ホタテが冷凍焼けしちゃってるな〜んで、本日のテーマを発表するとイソメ餌は本当に釣れるのか?でございます。この『秘密の花園2』の穴釣りでは、ハリ掛かり重視でアミエビとホタテ餌でやっていた。穴釣りシーズンが終わりに近づくにつれてアタリが遠のき、穴に入れてからしつこく誘わないと、なかなか喰って来なくなっていた。しかし前回、イソメ餌を投入すると明らかにハゼの喰いが良くなり、穴に落とすとすぐに喰ってくるという現象が多発。しかも、良型大型ハゼが積極的に上がってくるという状態。コレは本当にイソメ餌だからなのか?それともただの偶然なのか?なので、本日のテーマは【イソメ餌の謎に迫る!】でございます。準備完了にてハゼ釣り開始じゃ!っと思ったが、オッサンは朝から何も食ってないので、ハゼに喰わす前にオッサンもブレックファースト。栗ようかんとホットスポドリというトホホな朝飯。朝ご飯、コレだけかよ…『本当に』2022年シーズン終了でございます当然ながら、まずはイソメ単体で開始。垂らしは3cmくらいから。コレくらいかなスルスルと落とすが、今現在の潮は干潮に向かって引いてる状態なので既に潮位が低く、良さげな深さの穴が少ない。まぁ、潮位が引い時って結構浅くても喰ってくるから、簡単に見切らないようにどんな穴でも少し粘ってみる。スンスン…と長めに誘うんだけど、なかなかアタって来ないな〜やっぱり2月ともなれば厳しいな〜っと思ってたら、5つ目の穴でハゼのアタリあり!チョンチョン!と喰ってきたので、ス〜っと竿をゆっくり上げるとグ〜ン!と引っ張る本アタリにて、本日の一匹目。お腹プックリな一匹目すぐに同じ穴からもう一匹。サイズはともかく、釣れればね…本日はお日柄も良く、風も無いし、絶好の穴釣り日和。ただ問題は2月で季節外れなのと、大潮で干潮近しの低潮位。だもんで、なかなかアタリが来ない低活性。アタって来ればこちとらのやる気もUPするのだが、いかんせん生命反応が無い。否!カニは頑張ってくれている。あまりにアタって来ないもんだから、貴重なイソメの尻尾を装着し、必勝体制&期待MAXで投入したにもかからわず、カニが手ぇ出してきやがって!イソメはそこそこ丈夫な餌だから、カニがイソメを掴んで上がってくる事が多い。イソメの胴体部なら別にいいんだけど、尻尾の部位はもったいないから丁寧にカニを外そうとするがブチ!っと尻尾をちぎりやがって!貴重な尻尾になにすんだ!?こんちくしょ〜!っとカニをぶん投げる。もっと問題なのは、アミエビとかホタテ餌だとスルン!と餌が針から外れるから問題ないが、イソメ餌の場合は、竿をブンブンやってもカニも負けじと踏ん張ってなかなか外れない。運良くカニから外れても、勢い余って根掛かりすることが多発し、針や仕掛けロストが多発!こちらの期待通りに、落としてすぐにハゼが喰ってくれば問題無いが、しばらく誘ってるとカニが集まってくるんだよね〜ハゼがアタって来るよりも、カニがちょっかい出して来る方が早くて、根掛かりロストで本日はみるみるうちに針が無くなってゆく…ただでさえ、オッサンは小さな穴が大好物なので、とても根掛かりし易い狙い方。「ヤバいな…、針は多めに持ってきてないぞ!」苦肉の策で、イソメ&ホタテのコラボ餌で巻き返しを図るが、状況変わらず…終いには、イソメがタップリ余ってるので「イソメは余っても持って帰らずに、釣り場にぶちまけるんだから!」とゼイタクに尻尾だけを使い、後は撒き餌にする。さすがは必殺イソメの尻尾で、ハゼの反応がいささかアップする。イソメの尻尾だと違うね〜それでもカニの猛攻には勝てず…ついに、最後の針が根掛かりロストにて終了…わずか1時間半ほどで終了し9匹という貧果に終わりました。う〜ん、コレだけか…年が明けてハゼのアタリが遠のいてから、釣行の度に半分半分の釣果が続いていた。なので、本日はツ抜け(10匹)できればと思ってたんだけど、、針が無くては釣りにならん!もっと針の予備を持ってくるべきだったけど、今回でシーズン終わりなので、余分な針は用意してなかった。んで、肝心のイソメの検証結果ですが、特にイソメじゃなくても別に〜…って感じでした。前回がたまたまイソメの感触が良かっただけ、だったようです。イソメ尻尾のアピール力と針掛かりやすさは別格だけど、尻尾以外の部分は、喰いとハゼサイズが良ければ釣れる程度。イソメの尻尾だけって売ってないのかな?あの細くて先が尖ってて、クネクネ動きまくるあの感じ。ジャリメ(石ゴカイ)とは違うんだよな〜あんな感じの生物って、どこかにいないのかな?もしいたら絶対に特エサになること間違いなし!なんだけど。ある程度、釣りをする方なら経験していると思いますが、その日その時に釣れる餌というのは確かにあります。今日はホタテに良く喰ってきた!とか、逆に、ホタテは喰いが悪かったけどエビにチェエンジしたら途端に喰ってきた!とか。なので、数種類の餌を常備しておくのは決して無駄ではないし、できればそうした方が面白い釣りになる事が多いと思います。MR氏も「餌って本当によく分からない。特にコレが釣れるとかは感じない!」と言っていた。オッサンとは比べものにならないハゼ釣行回数を誇るMR氏が言うんだから、真理なんだと思う。オッサンもコレに同意で、結局は本人が釣れると思う餌を使うのが一番釣れるのだと思います。何度も言いますが、オッサンの場合はボイルホタテの貝柱が一番のお気に入り。簡単に手に入るし、そこそこリーズナブル、余ってもリサイクル可能、付け餌サイズの調整も思いのままで、ハリ掛かりも良好!っときたら使わない手は無いやね!オッサンの帰り際、【Sir midnight】改めTG氏、T氏、K氏がやってきた。なにも一番釣れない干潮の時間帯に来なくても…開口一番「コレで本当に最後だよ!」と釣り人特有の眉唾なセリフ。T氏からドリンクを頂きしばらく談笑するが、皆さんシーズンの終わりが名残惜しいだけで、本気釣りでもなさそう。TG氏に至っては、アルコールが入ってるドリンクを握りしめていた。MR氏は20匹上げていて「この陽気なら来週も来れるかな〜♪」と満更でもないご様子。この人来週も絶対いるね!っという訳で、オッサンの2022年シーズンは本当に終了です。本当だよ!次のハゼ釣りは6月からか、もしくは5月の下旬くらいには開幕してるのかな。気の早い常連は5月の連休明けから開幕しているから、そこらへんの情報を鑑みながら決めたいと思います。でもオッサンの場合は、ハゼ釣りの前にまずはテナガエビ釣りかな。来シーズンはどんな釣りになるやら…新たな発見がたくさんあると良いな〜ここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • オッサン的ハゼ釣り場の保全活動
    ハゼ釣り場の守り人寒く厳しかったハゼの穴釣りも終わり、次のテナガエビ釣りが始まる4月下旬くらいまでは、休日はな〜んもやることがない。そんな休日は朝寝坊を貪りながら、モサ〜っと無気力に時間を持て余している。まだ2月いっぱいくらいまでは「ず〜っとハゼ釣りばっかで朝が早かったから、たまにはゆっくりするのも良いやね〜」と贅沢気分でいたんだけど、3月くらいになるとその贅沢な時間にも飽きてくる。そしていやらしいことに、春は無意味に人の背中を押す季節でもある。まだ朝晩は寒いけど、昼間はポカポカ陽気となるこの季節。梅や早咲きの桜が花を咲かせ、鳥は心地良くさえずり、飼い犬のうん◯が路上に増えてくる朗らかな季節。花粉症が本番を迎えるアンニュイな時候でもあるが、動植物だけでなく、人間様もウキウキして活動的になってくる。オッサンもご多分に漏れずそんな感じで、ソワソワと落ち着かない。「そろそろ頃合いかな…」そう思い立つと、しばらく眠っていた愛車をハゼ釣り場へ向けて漕ぎ出すオッサン。釣れないハゼ釣り行くのではないんだけれど、釣り場へと向かう。なしか?(どうして?)実は釣り場のゴミ拾いやら、釣り場を釣りやすい環境に整えに行ってるんです。釣り場とは、釣りをするだけにあらず!その環境を保全しないと使いものにならなくなる。コレは釣り場だけではなく、山でも海でも公園でも、誰かしらが環境を整えているから、利用する人が楽しく気持ちよく使えるのである。まぁ、オッサンの場合はそんなたいそうな大義名分ではなく、単に自分が気持ちよく使いたいからなんだけどサ!やっぱ嫌じゃん!汚いのは!!っというわけで、本日も暇つぶしを兼ねて釣り場へ向かっているのであります。本日のテーマはカキカキ!本日の現場は【秘密の花園2】3月も中旬に入ったけどまだ風が冷たくて、寒さと花粉症で鼻水も風に吹かれながら愛車を漕ぐこと40分。しばらくぶりにやってきた【秘密の花園2】当然、こんな頓珍漢な時期にハゼ釣り人は皆無だ。今現在は干潮の時間帯で、大潮だから潮がドン引きしている。ド干潮の時間でござるハゼ釣りならば、全く期待できないこの状況。「グッジョブ!いい頃合いだで…」オッサンは、大潮の干潮時間のこの状況に合わせ、わざわざこんな辺境の穴釣り場へやって来たのである。取り出しましたるは、平型のアイススクレーパーと丸パイプ。両方とも会社に転がってたんだけど、丸パイプは仕事の関係上、ソコにあるのは理解できるが、平型のアイススクレーパーは何であったのか分からじ。オッサンがこの会社に入った時には既に転がっていたから、かなりの年代物には違いない。他にも、でかい氷ノコギリもあったから、何か氷関係でもやってたのかかな?まぁ、よ〜分からん会社である。年代物のアイススクレーパーと丸パイプ「さて、久しぶりに運動でもすっかな!」本日、オッサンが何しに来たのかというと、穴釣り場の穴をキレイにしにやってきたのでした。ハゼの穴釣り場の穴廻りの岩には、牡蠣やらフジツボやらの貝がビッシリ張り付いてて、放って置くとその貝で穴が塞がったりするし、貝に仕掛けが根掛かったりして邪魔になる。別に貝に悪気は無いと思うが、穴釣り師にとっては百害あって一利なし!死して屍拾うものなし!なのである。広い面にはアイススクレーパーでカキカキ!細い箇所では丸パイプでカキカキ!平らな広い面はアイススクレーパー狭くて細い所は丸パイプで別にど〜でもいいことだけど、オッサンの中ではこの作業は、牡蠣を剥(か)く事から『カキカキ』とうネーミングである。「さぁ、今日もカキカキ行っちゃおっかな〜!」というのが正しい用法である。とてもじゃないが、この広大な釣り場のすべての穴を保全することは不可能なので、ハゼが釣れやすい箇所を重点的にカキカキ。敵もさることながら貝の成長も早くて、わずか一年で穴がほとんど塞がったりしてしまう。大きめの穴はまだまだ余裕があるが、狭くて小さい穴はまるっきり釣りにならなくなってしまう事もしばしば。そして、そういう小さくて狭い穴こそ、数が釣れたり大型が出たりするから、しっかり見逃さずにカキカキ。こんな隙間はあっという間に塞がってしまうカキカキ後はこんな感じ牡蠣なんて結構な確率で中身が入っているもんだから、カキカキしていると貝汁が飛んで来たりして気持ちが悪い。まだ足元に飛び散るくらいなら我慢できるが、酷い奴になると顔まで貝汁を顔射してくる奴もいて気分が萎える。牡蠣の中身がデロ〜ン!って出てくると、「うわ〜!」って感じ。まだ生きてるからちょっと罪悪感に苛まれるが、”コレもハゼ釣りのため”と思って犠牲になって頂く。まぁ、中身が下に落ちて良質な餌になり、マハゼやカニやダボハゼが食べていると思えば、少しは罪も軽くはなるかな…しかし、あんなのを某大陸系の人間は獲って食べているんだから恐ろしい。以前、真夏にハゼ釣りしていると、明らかに大陸の人種がそこら辺に張り付いている牡蠣をほじって、中身だけを集めていた。ソレを入れる容器が、クーラボックスとかならまだ理解できるが、ただの透明なペットボトルで、真夏なもんだから中の海水はもうお湯になっていたと思う。「アレって食べるんだよな…」「火を通せば大丈夫!とか以前の問題だよな…」「アッチの人ってこの世に怖いもん無しだな…」そう思いながら見ていた事を思い出す。恐ろしいことに、このカキカキ作業は2時間ほどでたった20mくらいしか進まない、心がブチ折れる重労働。牡蠣もフジツボも簡単には剥がれないもんで、力を入れてカキカキしているもんだから、腰は痛くなるわ、腕はもうパンパンで全身汗だくだ。「心身ともに疲れ切ったので、そろそろ帰ろう…」と思ってたら、S氏が現れた。どうやら、この間違った時期にハゼ釣りに来たらしい。S氏はこの【秘密の花園2】の主(ぬし)で、季節に関係なく一年中ハゼ釣りしている変態釣り師。念の為、「こんな所で何してんの?」と聞くと、案の定「ハゼ釣りに来ました!」と、こちらの違和を全く気にしない力強いお返事。「釣れんの?」には「本日の目標は1匹です!」とのこと。なんでも、先週は2匹釣り上げたらしい。その後は、釣れる状況やら釣れる穴はどこか等を力説されたんだけど、右から左で全く聞いちゃ〜いないオッサン。S氏曰く「もうちょっとすると上げ潮になり、30分限定のチャンスタイム!」だそうな。疲れ切ってたし、全く興味なしでオッサンはそそくさと撤退。【秘密の花園2】を後にしたのでした。優に500mはあろうかというこの釣り場すべての穴を保全することは出来ないので、オッサンがいつもやっているエリアだけを重点的に作業するのみ。別に世のため人のためなんて想いは微塵もなくて、あくまで自分だけのための作業。カキカキやってると「あ!ここの奥ってこんなふうになってたんだ!」とか、「お!ここは塞がってたけど、開通したから絶対釣れる穴になるな」とか、その釣り場にどんどん詳しくなる。基本的に釣れる人って、その釣り場に詳しいんですよ。どこで釣れやすいか?をいつも把握している。この作業もその一環だし、釣りの選択肢が広がるのは次の釣りが楽しみになる。別に穴釣り場に限らず、いつもの夏のハゼ釣り場でのゴミ拾いだって、潮が思いっきり引いた時とかに水底の状況を把握して、釣りの作戦を立てたり出来ます。このように釣りとは、釣り糸を垂れるだけではないということ。よく釣り場の常連が、オフシーズンや釣りにならない時間帯に用事もなく釣り場をウロウロしているのも、釣りが出来ない寂しさを紛らわせているのではない。まぁ、アンニュイな気分も混ざっているのかも知れんが、その釣り場の地形を確認しに来ているのが主な理由だと思う。たぶん…釣れる理由実は今回のこのテーマはブログに載せないつもりでいました。童話の『こびとのくつや』みたいに思われるのも心外だし、オッサンが釣る秘密を暴露しているようで自分にメリットが無いからです。このように、オッサンは自分にメリットがないと動こうとしない打算的でゲスな人間なので、皆さんもお気をつけくださいね。最近、ここら地元のハゼ釣り仲間の集まりがあり、その場ではオッサンが目の敵にされている雰囲気。「なんでコイツは釣るのか?」一口に釣りと言っても、海、湖沼、渓流など釣り場や釣りモノによって全然違うし、例え釣りモノが同じでも、ルアーや餌釣り、仕掛けとかによっても違ってて、ちょっとでも違うと全く意気投合しないのが釣りの話題。ところが、この集まりは同じ釣り場で同じ釣り方をやっているハゼ釣り仲間。しかも全員がかなりの手練れなもんだから、初心者程度には全く理解できない、かな〜りディープな内容になるのは否めない。もうね!このレベルになると、仕掛けやら釣り方なんて上っ面で表面的なお話では納得してくれないんですよ。というわけで、釣り場の雰囲気とか魚の気配とかの話になってくるんだけど、ソレって説明のしようがないじゃん!このブログでも、文字で表現できることなんて限られてて、ソレ以上の事になると説明のしようがないんです。「一番大切なことは目には見えない。心で見ないとね。」とは『星の王子さま』に出てくる有名な一説。その場のオッサンとしては、このセリフを言った時のキツネの心境だった。たぶん、あの場でこのリフを言ったら「っざけんな!ボケ〜!」と酔っぱらい達にサンドバックにされただろうて。っというわけで、釣れる理由である釣り場の保全活動を初めて文字にしてみたんだけど、たぶんまた「っざけんな!んなもんやってられっか!」と餃子にされるのがオチだろうて。さて、今日の作業が日の目を見るのが【秘密の花園2】で穴釣りが始まる約8ヶ月後ってところ…そのために種を撒いているのですが、貝の成長は早いので、その頃にはまた穴が埋まっているかもね…まぁ、それもまた良しということで。
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