2023年年始めの「大井ふ頭中央海浜公園」の有様※ハゼ釣りではありません
2023年初めの「大井ふ頭中央海浜公園」の現状2023年の三が日明けの1月4日。のっぴきならない理由によりハゼの穴釣りが出来なかったもんで、しょうがないから夏のハゼ釣り場「大井ふ頭中央海浜公園」に行ってみました。来訪理由は、工事の進捗状況の確認。知ってる方は知ってるけど、この大井ふ頭中央海浜公園には4か所のハゼ釣り場がある。○夕やけなぎさ○はぜつき磯○しおじ磯○みどりが浜という布陣。釣り人によって好みが違うんだろうけど、オッサン的には【はぜつき磯】がお気に入りの釣り場。しか〜し!オッサンのセンターコートであるこの釣り場は、2022年の春頃から工事を始めやがった!工事内容は、バーベキュー場の再整備。この公園内には無料のBBQ場というか、BBQをやってもOKなエリアがある。たまにメディアでやってるが、BBQ客が爆音で音楽をかけたり、散々食い散らかしてゴミも炭もそのままという迷惑行為のニュース。当然、ここのBBQエリアも同じような惨状だった。こちとらはBBQの脇でハゼ釣りしてるんだけど、陸上ならまだ知らん顔できるが、終いには酔っぱらいが釣り場で泳ぎだす始末。もうここまで来ると、釣りにならない!甚だ迷惑な話である。しかし、例のウィルス騒ぎでここ数年はBBQ禁止になり、キレイで静かな公園に激変。「このままBBQ無しでいいじゃん!」釣り仲間や地元民の意見が一致する。そんな民意を反故にする、寝耳に水のBBQ場の再整備工事一体誰がそんなの求めているのか?なにやら怪しい利権の匂いがプンプンする。少なくとも、地元常連の利用者は、全く求めてないと思う。そんな訳で、勝手に始まった迷惑工事。正確には、水際の釣り場を工事するのではなく、隣接する公園内が工事の範囲で、そのエリアは立入禁止になってしまった。【はぜつき磯】にアプローチするには、通常は公園内の園路からなんだけど、立入禁止なもんで入れない。とは言え、釣り人とはワガママで自分勝手な人種なもんだから、ど〜しても【はぜつき磯】でハゼ釣りをやりたい!っという訳で、ひねり出した案が、水際沿いを移動する作戦。公園内は柵があるので入れないが、水際は柵が無いので「コッチならいいんでしょ!文句ないよね?」という自分勝手な愚論。まぁ、水際作戦はセーフなんだけど、コレがまた移動が大変なんだ!かなり起伏のあるゴロタ石帯をそこそこの距離移動するもんだから、危険な上、潮位が低い時はまだ動けるんだけど、潮位が高くなると下手すりゃ〜移動不可になるから、のんびりハゼ釣りしてもいられん。わざわざこんな注意書きもあったそういう訳で、2022年の【はぜつき磯】はハードルが高かった。それ故、この釣り場には一般の釣り人は近寄れなくて、身勝手な命知らずが集うハゼ釣りの「エリア88」となっていた。あまり人が来ないからなのか、単にたまたまだったのか、2022年の夏は爆釣年で、1〜2束は当たり前で時には3束も釣れ、苦労してやってきた甲斐があった【はぜつき磯】だったのでした。当初は、夏シーズン終わりの頃に工事完了(予定)だったハズなのに、その頃になっても一向に終わる気配がない。当初設置されていた表示板民間の工事は工期内に終わらせるのは至上命令だが、「公共工事なんてそんなもんだよね〜」っと思ってたら、いつのまにか表示板が変わっていた。工期が三ヶ月延長!?だよね〜。あの状態じゃ〜、終わるわけないじゃん!一体どういう計画で工事やってるのか知らんが、まぁ呑気なもんである。どうせ夏のハゼ釣りは終わってしまったので、この釣り場にも来ないからいいんだけど、あまりにも杜撰な工事計画を目の当たりにしたのでした。いったい、いつ終わるんだろう?釣り仲間からは、ちょくちょく「大井ふ頭中央海浜公園」の工事の進捗状況は聞いていた。結局は、表示板にあった令和4年11月末(予定)には終わらなくて、未だに工事しているらしい。オッサンも正月はヒマなもんで、2023年1月4日現在の様子を見に行ってみることにした。久しぶりに訪れる【はぜつき磯】コッチからも入れるようになった!工事エリアにはオレンジ色の簡易柵があって、基本的に園路以外は入れないようだ。園路以外は立入禁止らしい新しく作っていたトイレはもう使える。小ギレイで斬新なデザインだが、トイレにデザインセンスは必要か?男子側は小便3器、大便1器、女子側は3器(←外から覗いただけで、侵入してないですよ!)建物のサイズの割に少ないかな。BBQやっていた頃の便所行列を鑑みると、ちと少ないかも知れないな…ちなみに、女子側は分からんが、男子側はウォシュレット式ではなかった。評価が分かれる外見?エリア内には何ヶ所かに洗い場があり、脇にはゴミ箱なのか?灰入れなのか?それらしき物体が設置されている。アレがゴミ箱としたら小さ過ぎて、ゴミで溢れるのは必至だろうて。そう考えると、炭の灰入れなんだろうけど、たぶん火が付いたまま突っ込まれるのを前提とした燃えにくい作りなのかな?まだ使えないらしいが…以前からあるトイレ前の洗い場は、もう使えるようになっていた。コチラはもう使えるこんな表示は何の役にもたたんぞ!ゴミやら野菜やらのクズだらけになるのは、目に見えている。”一応”の注意書きメインエントランスを入ったすぐの平場もBBQ場なのかな?洗い場&灰入れもあるから、そ〜いうことなんだろうて。入っていきなりのBBQ会場メインエントランスはもう開放されている砂浜の【夕やけなぎさ】には工事の魔の手は入っていない。コチラは全くの手つかずしかし【はぜつき磯】には、ある変化が!?間違い探し?↑昔作った奴。懐かしい〜寒い季節だから、分かりづらいカモ知れませんね〜随分サッパリした風景になってませんか?そうです!植栽がバッサリ切られてるんです。以前は、園路と【はぜつき磯】の間には、植栽がうっそうとしてるくらいだったけど、すっかり見通せるようになっちゃって…かなり思い切ったなぁ〜!水辺がよく見えるようにと、安全上なのか景観に配慮したのか…植物は強いからすぐに生えてくるだろうけど、この際だから一度リセットも良いかもね。ちなみに、上の画像を見て「煙?」と思った方もいると思います。確かに火を燃やしてたな〜今現在、園内はBBQ禁止です。何ヶ所も禁止の表示があるBBQは!ね。BBQの定義は、「薪、炭、豆炭などの弱火によって肉や野菜、魚介類などをじっくり焼く料理、もしくは煙で燻すその調理法や行為」なので、「んだば、何も調理しない焚き火ならいいんぢゃね?」という屁理屈が鎌首をもたげてくる。昨今のアウトドアブームに便乗し、焚き火を楽しむ人が急増らしい。「火が人間を人間へと進化させた」と言われ、火と付き合い続けてきた人類だからこそ、火から遠ざかった現代の生活で、火の存在が強く求められているのかもしれない。確かに、火が燃えているのをジ〜っと見つめ続けてしまう経験は、誰にでもあると思う。きっと原始の血が、そうさせているのかも知れませんね。という真面目な話は置いといて、火を点ければ何かしら焼きたくなるのが本脳だから、結局BBQになっちゃうか…まぁ、コロナ禍でもチョロチョロいましたよ!こじんまりとBBQやってるのが!まぁ、こじんまり程度ならいいんだけど、今年からBBQ会場のあの惨状が復活すると思うと、釣り場に行くのも気が重いな〜いっそのこと、禁止の表示板にあったように「ルールとマナーが守られない場合はBBQ可能エリアが無くなっちゃうよ〜!」で、本当に無くなんねぇかな〜…っという訳で、2023年1月4日時点の現状を鑑みるに、「工期延長の再延長でまだ完成してないけど、みっともないからもう開放しちゃおう!」って感じかな。通常なら全ての工事が完了して始めて「グランドオープン!」となる。よしんば、一部の工事が残っていたとしても、大勢に影響ない範囲だったりする。しかしココの場合は、”一部”工事中と表現するには苦しいほど、大量に簡易柵が張り巡らされている。コレが利用者の皆んなが喜ぶような工事内容ならまだ我慢できるが、よりによって、誰も求めてないBBQの再整備工事なんだから、呆れるを通り越して薄ら笑いでしかない。一体、いつ竣工になるんだろう?工期の表示板を探したが、どこにも見当たらなかった。既に、もう工期の概念すらも麻痺しているのカモしれない。いっそのこと、ガウディ建築みたいに、完成前に修復工事始まってるみたいな『未完の傑作』目指せばいいんぢゃね?
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