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  • 2023年度28回目のハゼ釣りはオッサンはレベルアップした(と思う)
    2023年28回目のハゼ釣りは「オッサンはレベルアップした」2023年11月3日。2023年28回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:1時00分くらい(潮位:37cmほぼ干潮)〜6時30分くらい(潮位:130cm上げ7分)中潮水温:19℃釣果:マハゼ61匹(10cm〜16cm)竿:3.6m(軽極ハゼ 硬式)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメ時々ベビーボイルホタテ&アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け前回に引き続き、今回も肝試し第二弾!いや…、別に肝試しでもなんでもなくて、単にハゼ釣りなんだけど、オッサンにとっての夜釣りは最恐のお化け屋敷に突入するくらいの覚悟です。なにせ、コッチは作り物ではなくてモノホンなもんで…よくyou tubeとかで心霊映像とか心霊スポットの映像が見受けられるが、アレって作り物がほとんどだと思う。若い頃にしょっちゅうモノホンを見ていたオッサンに言わせてもらうと、あんな見え方してなかったし、どうみても『その部分』が周囲の映像とマッチしてないというか、馴染んでないのが多い。まぁ、あの手の映像はお化け屋敷と同じで、ドキドキしながらも楽しんで観れば良いのであって、真偽を問うのは野暮ってもんだ!ただ、中には「コ、コレは!?」という奴もあったりもする。本当かどうかは知らないが、本物があまりにもハッキリと映り過ぎているのは公開できないらしい。なんでもそうなんだけど、チラリズム程度に抑えておく方が、視聴者は一番反応する。パンチラ、胸チラ、ブラチラ…etc、世間には様々なチラリズムがあるが、ふとした拍子に一瞬チラリと見えるという状況に、強い色気や魅力を感じるのがチラリズムの魔力。バッチリ見える「モロ見え」よりも、チラリと見える程度の方が風情と風流を感じる官能的な嗜好。見えそうで見えないんだけど、チラっと見えた!このさじ加減が肝なのである。あと、ついでに言わせてもらうんだけど、you tubeで心霊スポットとかよく行くじゃん!じゃん!って馴れ馴れしくすることもないんだけど、和洋問わず『心スポに突入してみた!』的な動画がよくある。不思議なのが、自ら率先してそんないわくつきのスポットに赴き、動画配信までしとるのにも関わらず、ちょっと物音がしたり、怪しい存在が見えただけで、尻尾巻いてそそくさと逃げ帰って来るってどうよ?一体何しに行っとるんじゃ?行くなら、その怪しい原因をしっかりと突き止め、映像に残して来いよ!ちょっと音がしただけとか、ちょっと変なのと出会いました程度で逃げてくるな!そもそもが、そんな程度の覚悟なら最初から行くな!期待して観ている方も、アチラの住民にも失礼だよ!んで、何だっけ?そう!肝試し、じゃなくてハゼ釣りである。今回もハゼの夜釣りに行ってきました。まぁ、前回は初の夜釣りで、夜通しハゼ釣りしたもんだからすごく疲れたけど、良型ハゼがけっこう釣れたので夜釣りの印象がジャンプアップ!今回も二匹目のドジョウならぬ、二匹目の良型・大型ハゼを目指して夜の闇へ突入! 潮が低すぎて釣りにならん!今回も夜釣りの現場は【秘密の花園3】夜釣りとは言え、釣れる釣り場はとても貴重で限られてるので、ここでの釣り場の発表は控えさせていただきます。あしからず!前回がそうであったように、今回も干潮からの上げ潮狙いと思って潮汐を調べてみたら、草木も眠る丑三つ時が干潮時間うわ!またこの時間かよ。釣り開始を2時からとする。この釣り場は空が明るくなると釣れなくなったり、せいぜい10数cm程度のハゼばかりが釣れるようになるので、納竿時間は6時までと仮定。するってぇと、4時間の釣行になり、ちょっぴり物足りないかな?昼間なら十分な釣行時間なんだけど、夜は暗いからか時間の感覚が麻痺するからなのか知らんが、アッという間に時間が過ぎる。という訳で、釣り開始時間を少し早めて1時に現場に到着するように行動開始。もう11月に突入したんだけど、本日の東京の気温は夏日なんて言われるくらいの予報。とは言え、よる夜中は寒くなるので今回も完全冬支度の体制で、腰には貼るカイロ&足元は防寒長靴を着用。ちなみに前回も冬仕様で臨んだけど、長靴は普通の奴だったので、足先が冷たかった苦い経験があった。なので、今回はオッサンが長年愛用している最強の防寒長靴を装備。作業靴 ジーベック XEBEC 85712 EVAロング丈セフティ防寒長靴 先芯あり メンズ レディース ユニセックス 安全靴 レインブーツ 定番 楽天で購入 んで案の定、現場へ向かって愛車を漕いでると汗だくになった。まぁいい。コレくらいがちょうど良いのだ!釣り場で身体が冷えたら、どうしようもないからね。現場に到着すると、ルアーマンがひとりでハゼ釣り人はいなかった。ルアーマンってけっこうデカい音でビュン!ビュン!投げるもんで、おっかないから少し距離をとって釣りの準備を始める。本日も使う竿は『軽極ハゼ硬式 360』軽いんだけど、ちょっと柔ら過ぎるのが玉にキズ。良い竿なんだけどね〜仕掛けは、いつでもどこでも何度でも、ハリス3cmの胴突き仕掛け。軽極にシンプルな仕掛け夜釣りなもんだから、やはり光る目印は必須。なんだけど、ソレを付ける位置をどこにするのか?で結構悩む。前回は初めての夜釣りだったもんで、右も左もサッパリ分からなかったから、先達の教えに従ってウキを使った時と同じ感じの位置に付けてみた。しかし、どうにもパッとしなかったし、中途半端な位置だったので釣りの邪魔になっていた印象。そこで、今回は作戦を変更し、ハリスのすぐ上と道糸の一番上のダブルライト作戦。暗くて見えないと困るのが、竿先の挙動。オモリが着底した時とかハゼがアタった時が良く分からないと、釣果に影響する。アタリは手元の振動で分かるっちゃ〜分かるんだけど、やはり竿先でアタリが見えた方が楽しい。でも一番の理由は、オモリが着底した時が分からないのが困ったから。一番針に掛かりやすいアタリが、着底すぐのアタリ。なので、着底時には既にアタリが取れるよう、道糸を張っておかないとそのアタリが取れない。竿の穂先にライトをテープで取り付けるなんて情報もあったが、穂先はのべ竿の命だし、例え小さく軽いあんなライトでも釣りの邪魔になると思う。という訳で、道糸の一番上、つまりは穂先のすぐ下に取り付けてみました。取り付けたライトは二種類。釣具ではメジャーな『ケミホタル』と100均でお馴染みの『ケミカルライト』サイズはいずれも小さい25のタイプをチョイス。ケミホタルは色を選べるが、100均のはイエローしか見たことないな。でも100均は8本も入ってのお値段なのでとてもリーズナブル!だけど、ちゃんと発光するのかはちょっぴり心配ではある。左が『ケミホタル』で、右が100均『ケミカルライト』ハリスのすぐ上と道糸の一番上に装着発光具合はこんな感じ餌は前回でも印象が良かったアオイソメから始める。やはり新鮮なイソメが良いよね!水温は前回と同じ19℃今の時期はこの辺で安定してるのかな?さぁ、釣り開始じゃ〜!今日も爆釣day!!と思ったが、今現在は前回にも増して潮が低すぎるんですが…ここらは遠浅なので、潮が低いと釣りにならん!「まいったな〜、やはり来る時間が早すぎたか…」しょうがないので、水にジャブジャブ入り込んで、立ち込んでやるしかない。前回の長靴は浸水したが、今回のは問題ないようだ。思いっきり沖に向かって投げ込んでみるが、着水と同時に着底したので、水深なんてあってないようなもんである。当然、なんの音沙汰もない。「だよな〜。コレじゃ〜釣れんわな〜」と思ってたら、スン!とアタって来た!お!いたいた!次で掛けたが、上がってきたのはやはり小ハゼ。この浅場じゃ〜、こんなサイズだわなただ、今回のダブルライト作戦は調子良くて、ハリス上のライトがあるので狙ったスポットに寸分違わずに落とせるし、上のライトでオモリの着底が分かる。「良いね、ダブルライト!」と自画自賛なオッサン。しっかり狙えるからか、チョロチョロと釣れ出したんだけど、浅いからか上がってくるのは10数cmサイズばかり。一匹だけナイスサイズが釣れたが、コイツだけだった。コレくらいが釣れればな〜…程なくして、どこに落としても音沙汰が無くなる。けっこう歩き回って広範囲に探ってみたが、ここら一体は遠浅ばかりで変化がないので、どこもかしこも生命反応が無かった。干潮時間帯が終わり、潮がある程度まで上がって来ないと釣りにならんか?ってことは、あと2時間ほどこの地獄の釣り場で時間を潰すしかないのか?と気が重くなっていると、後ろからオッサンを呼ぶ声がする。O氏である。「うわ、また夜釣りに来てるのかこの人」確か、一昨日も夜釣りしていたような?いくら昼間は釣れないからと言って、夜ばかりじゃ身体がもたんだろう。もういい歳なんだから…しばらくはとりとめもない話をするが、本当にとりとめもない時間だった。新たな学びはありがたや〜ボケ〜っとしてても始まらないので、ちょっと気になっていたエリアに移動。ここからちょっと離れるんだけど、ネットの衛星画像で「ここら辺も釣れるんぢゃね?」と思っていたスポットがあった。O氏もソコは知っていたが、O氏的にはどうやら気に入らないご様子。まだ潮が上がってくるには時間があるので、とにかくそちらへ向かう。そちらには二人の釣り人がいたんだけど、ひとりはルアーマンでもう一人はのべ竿を握っているようだった。「ん〜?ハゼ釣ってるの?」暗いので良く見えないけど、目を凝らしてよく見るとなんか見たことのあるシルエット。TG氏だ!TG氏とは、地元の大井ふ頭の釣り場はもちろんのこと、普通の釣り人が行かないような釣り場にも通っている、神出鬼没なハゼ釣り師。もちろん夜釣りも厭わないというか、むしろ夜釣りが専門で、その勢いで昼間もハゼ釣りしている「この人、いつ寝てるの?」という感じのタフガイ。当然ながら【秘密の花園3】は知り尽くしているエキスパートである。この御方がここに居るということは、ココは釣りになるという事で希望が見えてきた!「潮が引いた時はココで釣れるよ!」とTG氏。ヨシ!一丁挽回しちゃる!!というオッサンのやる気は、阪神の森下なみの渾身のフルスイング空振り…どこに落としてもアタリがないのである。確かにこのスポットは水深もあって釣れそうなんだけど、アタらないんだな〜かたや、TG氏はさっきからコンスタントに良型ハゼを釣り上げている。「ハァ?なんで?」しばらく釣り方を眺めるが、オッサンとはまるっきり対極の釣り方。着底させるとすぐにチョン!チョン!と竿を小さく竿を煽りながら、手前に引いてくる。「こうしてるとアタって来たり、根掛かりみたいに動かなくなると、ハゼが喰って来てる」とTG氏。オッサンも真似してるんだけど、全然アタらないんですけど…そもそもが、そのチョンチョンが上手くいかない。TG氏の竿はそうとう硬いらしく、クイックに煽ることが出来ているようだったが、オッサンの竿はかなり柔らかいのでチョンチョンが出来ない。チョンチョンの間隔と、動かし方の幅がどうしても大きくなってしまう。「ムムム、難しいぞ!この動きではハゼが散ってしまう」全然釣れなくはないが、TG氏のような釣れ具合には程遠い…驚くべきは、この暗い中、TG氏はライトもケミホタルもな〜んも付けてないのである。それなのに餌付けや釣れたハゼを外したりと、暗闇の中、テキパキと作業している。さすがこのレベルになると夜目が利くようになるのか?はてまた、見聞色の覇気でも身に付けているのだろうか?たぶん長年の夜釣りで、夜行性の生き物にトランスフォームしてるんだろうと思う。TG氏がどんな悪魔の実を食ったのか知らんが、長い年月を掛け、暗闇の中でもライトを必要としないこのハゼ釣法を編み出したんだろうて。なので、オッサンがパッと見で真似できるシロモノではなく、こっちは釣れないわけだ。それでも、ハゼ釣りの引き出しを増やすべく、真似しながらやってみる。まぁ、釣れないんだけど、ここで諦めてしまっては自分の裾野を広げることは出来ない。何かを取得するには、それなりの時間と労力、諦めない粘りが絶対に必要であり、ハゼ釣りとてそうなのである。自分のやり方に固執するだけでは、あらゆる事態に対処するなんて出来まへん!しばらくTG釣法を練習していたが、そろそろ潮がいい塩梅になってきたので、最初のスポットに移動する。この時点で10匹ほどの貧果で、「今日は釣果は諦めよう。まぁ、新しい釣り方が見れたのがせめてもの慰めかな…」と諦めムードだった。んがしかし!ここから挽回開始!!どこでもという訳ではないが、アタリが頻発し始めた。釣れるハゼは10数cmが主だが、たまには15cm前後も上がってきて、楽しいハゼ釣りが始まる。いつものオッサンなら落としてしばらくアタリを待つんだけど、先程のTG釣法でやってみるとアタリが出るのが早くなる。今までのオッサンの釣り方が『静の釣り』とすれば、TG釣法は『動の釣り』という感じ。でも夏のハゼ釣りがそうであるように、もともとのオッサンの釣り方はチョンチョン餌を動かしてるんだから、コッチの方がオッサンには合っていると思う。しかしそのうちに、動かし続けるよりも、チョン!とやったら5秒ほど待って、またチョン!5秒待って(以後リピート)…、とハゼに喰わす間をあげた方が針掛かりが良くなるのに気づいた。人間日々成長だ!いつの間にかTG氏とO氏がコッチの釣り場に戻って来ていた。オッサンが気持ちよく釣っているのを見て、闘志が湧いたようである。TG氏は釣れていたが、O氏はお歳のせいか休み休みで「ちょっと休憩で座ってると、いつの間にか眠っちゃうんだよ!」聞けば、今週は本日で夜釣り3日目らしい。そりゃ〜身体にこたえるよ!空はすっかり明るくなり、朝になったが、さすがに釣れるハゼサイズは縮んだけど、アタリ自体は続いていた。まだまだ釣ろうと思えばいくらでも釣れる雰囲気だったが、キリがないので、アオイソメが無くなったタイミングで納竿。5時間半ほどで61匹と前回よりも釣れなかったけど、前半の貧果を考えれば挽回できたと思う。よくここまで挽回したな〜、オレ!ケミカルライトは、理想を言えば、仕掛け部の上と道糸の上にふたつ付けると釣りやすかったけど、ケミカルライトが根掛かりすることもあるらしく、ケミカルライトごとロストが発生。なので、今のところ道糸の一番上にひとつ付ければ良いかなと思ってます。ちなみに25タイプは3時間くらいしか光らないので、道糸の上に付けるのなら、もっと大きいサイズでも釣りの邪魔にならないカモね。まぁ、100均のは8本も入ってるんだから、見えづらくなったりチェンジすればいいか!そんなことよりも、オッサンもTG氏のように夜行性になればライトもいらなくなるな。今日はハゼが釣れたよりも、TG釣法(改良版)というお土産が一番の収穫だった。釣りでもなんでもだけど、人生の幅が広がるのはワクワクするよね!「テレレレッテッテッテー♪」帰り道、オッサンの頭の中でドラクエのレベルアップの効果音が鳴り響いていた。次の記事>>>「2023年度29回目のハゼ釣りは夜釣りってデリケート!?」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度29回目のハゼ釣りは夜釣りってデリケート!?
    2023年29回目のハゼ釣りは「もしかして夜釣りってデリケート?」2023年11月5日。2023年29回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:曇りのち晴れ釣行時間:1時00分くらい(潮位:85cm下げ7分)〜6時30分くらい(潮位:90cm上げ5分)小潮水温:19℃釣果:マハゼ45匹くらい(10cm〜16cm)竿:3.5m(軽極ハゼ硬式 ぶった切り Ver.)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けもうすっかりお馴染みのハゼの夜釣り。昼間のハゼ釣りが数・サイズ共にパッとしないもんだから、夜の釣行に行き始めたんだけど、昼間より釣れるのは疑いようもない事実。例年なら、もう11月ともなればハゼの穴釣りが始まってて、調子が良ければ数も上がり、20cmオーバーも期待できる時期でもある。ところが2023年の穴釣りは、どうにもこうにもしっくりこない。んだば、いつものハゼ釣り場というと、もうほとんど終了なもんだから釣りにすらならん。最後の手段で夜釣りというパンドラの箱をオープンしてしまったオッサン。もう既に2回ばかり夜釣りに行ってるんだけど、実は、夜釣りってもっと簡単だと思っていた。ただでさえ『アホな魚の代表というイメージのハゼ』が、警戒心が薄れた夜の釣りともなれば、な〜んも考えないで本能のままに餌を喰いまくって来る、そんなイメージがあったのは否めない。とは言え、実際にはあの手この手で攻めないと釣れないし、すぐにスレて喰って来なくなるしで、それほどアホでもないんだけど、時にはアホみたいに釣れる事もある。「ハゼの夜釣りなんて苦労せずとも釣れるんだろうて…」と至極簡単に考えていた。ところが実際に釣り糸を垂れてみると…ほとんどはポツンポツンと忘れた頃釣れる程度で、ガンガンに釣れる!なんて夢のまた夢。竿先なんて見えなくて、アタリは手に伝わってくる振動で取るのが基本。なので、ハッキリしたアタリしか拾えない。※今日は居喰いのような雰囲気のアタリがいくつか拾えたけど。釣れたりとかアタリがあったスポットに寸分違わず落とす、なんてほぼ出来ないし、餌付けだってライトを使っているんだけど、暴れるアオイソメに正確に突き通すなんてなかなか上手くいかず、モタモタする始末。まぁ、餌付けがやりにくいのは、オッサンの老眼のせいでもあるんだけどサ!夜釣り時の困惑を体験すると、人間がいかに視覚に頼って生きているのか?を実感し、単に暗いというだけで、どれだけ行動や判断力が制限されてしまうのかを痛感する。釣り場って、明るいときでさえ少々危険が伴うんだけど、それが夜の暗闇ともなれば、危険度MAX!一応、オッサンが行ってる釣り場には街灯があって、適度には見えるんだけど、さすがに水に突き出た石組みとかに乗る時は、かなりの用心深さが求められる。明るければ、乗っても大丈夫な石と危ない石はすぐに見分けがつくんだけど、夜になると判断が難しい。なので一歩一歩がとても遅く重く、まるで絞首刑の十三階段のような重い足取りで移動しなくてはならない。このように夜釣りでは全ての行動が制限され、慎重さが求められるのである。こんな調子だから、「ヒャッハー!爆釣だぜえ〜!」なんてなるわけがないのだ。うわ〜、釣れないんですけど…オッサンは夜釣りの時は、必ず数時間の仮眠をとる。なにせ、神経をすり減らす夜釣りを朝までやるんだから、体力は温存しておきたいところ。日付が変わる頃に起き出すが、家族はまだ起きていた。最初の夜釣りの時は、ちょっぴり心配もしてくれたが、現在は「いってらっしゃい!」の言葉の奥に”あ〜、また行くんだ…。懲りないね〜”という、呆れというよりも軽蔑の部類の心情が見え隠れしている。コレも釣りあるあるで、多くの釣り人が経験する、まるで月面の昼夜のような家族との温度差。本日も完全防寒仕様で自宅を出発するが、東京では今日も季節外れの夏日らしく、もうこの時点で暑い。愛車を漕ぎ出すとさらに暑い!漕ぐこと40分ほどで汗だくで現場に到着するが、いつもの夜釣り現場には前回もいたルアーマンがひとりいただけ。肝心の潮位を目視すると、ギリギリ釣りになりそうな塩梅。しかし、今日はコレからもうちょっと潮が引くので、まずはスタートダッシュで釣り上げて、その後はまた考えることにしよう。いそいそと釣りの準備を始める。本日の竿もいつものように『軽極ハゼ 硬式 360』ではあるんだけど、竿に少々変化があります。一見いつもの竿だが…思い切って穂先を短くしました!バスン!とカット!っというのも、この竿は『硬式』と謳ってはいるんだけど、実際にはかなり柔らかい。柔らかいが故、誘いとかの操作が難しく、やりづらかった。ずっと気にはなっていたんだけど「コレがこの竿の特性だろうて…」と諦め、当然二軍落ちで、登板回数も激減気味だった。前回の夜釣り時に、すぐ隣りで仲間のTG氏が盛んに竿を煽り続ける釣法で、良型ハゼを釣りまくっているのを見せつけられた。オッサンも真似してみたんだけど、小刻みにクイックに操作できなくて難儀し、当然、たいして釣れなかった。原因のひとつに竿の硬さがあると思う。ある程度硬い竿じゃなきゃ、あんな操作が出来るハズもない。まぁ、TG氏が長い年月を掛けて編み出した釣法だろうから、そう簡単に真似出来るものでもないかも知れんが、アレをやるにはもっと硬い竿じゃなきゃダメぢゃね?「いつまでも使えない竿としてホコリを被っているくらいなら、メタモルフォーゼして少しでも使える竿にしてやろう!道具は使ってなんぼのもんじゃい!!」っと、ついに決心がついた。ではどれくらい短くするべきか?オッサンの一軍竿は『清流X 硬調 35』で、どうせなら長さを合わせれば仕掛けの互換性も出来て便利だ。多分、10cmくらいの違いだろうから、その分をカットすればいいから、ちょうど良いぢゃん?長さを二本の竿の長さを揃えてバスン!とカット。やったことがある方は分かるだろうけど、のべ竿ってビビって数cmカットしても何も変わらない。やるなら5cm単位じゃない変化がないんだよね〜実際には13cmほど切り落としました。内心”ちょっと切りすぎたかな…?”と、カットした後に不安になったのはナイショだよ!二本の竿の長さを揃えたんで、今回はエサ箱にもケミカルライトを付けてみました。今まではヘッドライトで照らしてたんだけど、エサ付けのたびに、ライトスイッチのオンオフも面倒なので、「もしかしたらケミカルライトで照明代わりになるカモ?」でやってみました。100均で一番大きいサイズテープで餌箱に固定怪しく光る餌箱イソメをライトアップ餌はアオイソメで垂らしは2cmが基準かな。針掛かり重視で短くすると喰ってこなくなるし、長くすると喰ってくるけど針掛かりが悪くなるし。垂らしはこんな感じ水温は19℃で3回とも同じ水温なのは、ここらへんで安定しているのかな?なぜがいつも同じ水温あと、ケミカルライトは穂先のすぐ下の道糸に、ひとつだけ付けることにしました。コレなら着底もアタリも分かるしね。準備完了にてハゼ釣り開始なんだけど、いつものお立ち台となる石組みが今日はやけに滑る。雨は降ってないはずなんだけど、全体的に濡れてるようで危ないな。夜中でこんな釣り場でドボン!したらシャレにならないので、一歩一歩慎重に足を踏み出す。やっとこさ目的の足場に到着し、周りに誰もいないのを確認して、水中にライトを照らしてみる。釣れる時ってハゼがチラホラ見えるんだけど、今日は全く見つからないんですけど…おまけに水が少し濁り気味だ。う〜ん厳しいかな?まずは適当に沖に向かって第一投。やはり水深は浅いが、喰ってくる時はこんな浅くてもアタってくる。んがしかし、本日はハゼのご機嫌はよろしくないようで…どこに落としても音沙汰なし。「これはマズイな〜」今現在はまだ潮が引いている状態で、干潮まではまだ時間があるので、状況の改善は期待できない。とにかく喰ってくるハゼを探すしかないんだけど、なかなか見つからないんだな。開始から20分ほど経った頃にやっと最初のアタリが来た!アワセると掛かったが、すぐに外れた。「チッ!なんだよ!!」次も同じスポットに落とすが、シ〜ン…と反応がない。アタって来ても針に掛からなければセカンドチャンスも期待できるが、中途半端に針に掛かってからバラすと、スレてもう喰ってこなくなる。方向を変えてみると、またしてもアタって来た。今度はしっかりと掛かって、本日の一匹目。一匹目はいつも小さい…すぐに次も釣れてくるが、10数cmサイズで小さいな〜この後はたま〜に上がってくるが、同じように10〜13cmくらいでつまらん!一匹だけ良型が来たけど、コイツだけだった。このサイズがコンスタントに釣れればな〜その後はプッツリとアタリが途切れた。今日は小潮で、まだ潮は引き続ける。ここで粘っても無駄と判断したので、移動開始!夜釣りの勘所は未だ分からじやってきたのは、仲間内では【島】と呼ばれるスポット。釣り場ではこのように、特定のスポットに常連にしか分からないニックネームが付いている事が多い。こうすると、お互いの情報交換時に、どこで釣り糸垂れたのかが分かりやすいからだ。前回は【島】を根城にしてるTG氏がいたんだけど、今日は誰もいなかった。ヨシ!ここから爆釣開始じゃ〜!の意気込みは、やっぱり空振り…相変わらず、ポッツリ…ポッツリ…程度なのでした。「ここでこの釣れ方なら、もう手の施しようがない…」もうお手上げ状態なオッサンは、ただ無気力に竿を握っているだけなのでした。すると、遠くから自転車のベルの音がしてくる。来たか!O氏とH2氏である。しかし、O氏は大丈夫か?この歳になると週イチでもキツイんだけど、O氏は今週は4度目の夜釣りなもんだから、疲労困憊らしく、前回なんて暗くても分かるような大きな穴に落ちて怪我したらしい。仲間内では「もう致死回数まで夜釣り行ってるから、いつ”ドザえもん”になってもおかしくない」とまで噂されている。そんなハゼ釣り仲間の心配をよそに、本日も夜釣りに登場のO氏。もう此奴が水に沈んでても、見て見ぬふりをしよう!ここにはカニもエビもたくさんいるし、ハゼも雑食性だから亡骸を完食してくれるだろう。O氏も釣り場で露となれば本望だろうて。サツを交わし、開口一番「今日はダメだよ!」とオッサン。まぁ、ダメと言われても、もうこんな夜中にこんな釣り場に来ちゃったもんだから、とにかくハゼ釣りをやるしかない。んですぐにH2氏が連打をぶちかましてくる。「なぬ!?こんチキショー、ここの次はまさにあそこをやる予定だったのに…」あんなのを隣りで見せつけられたら、コッチもやらん訳にはいかない。再び身体にバラ鞭打って、やる気復活。チョロチョロと釣れるようになるが、思うように数が上がらないな〜ハゼのかわりに喰ってくるのがコイツ。チンチン(クロダイの幼魚)と思いきや…小さなアタリでアワセると突然暴れだす。もう一発でハゼじゃないのは分かってて、細かく小さくだけど強烈に引いてくるそのアタリ方から、チンチンなのは明白。竿を立てて強い引きをいなすんだけど、柔らかい竿だとなかなか手前に寄ってこない。最後は道糸かハリスが切れると思ったけど、なんとか上がってきた。コイツの正体は【キビレ】クロダイと良く似てて、見分ける方法は「ヒレが黄色いとキビレ」なんて言われるけど、個体差があるので絶対ではない。なので、キビレとチンチンの見分け方は側線から上の鱗列の数でみると良いと思います。上の画像のように、3本くらいならキビレで、5本くらいならチンチン。でも、こいつが掛かると嫌なんだよな〜ヒレにトゲがあるから気を付けないと刺さるんだよね。人によっては、クロダイよりもキビレのほうが美味と言われてるが、オッサンは喰った事はないし、食う気もないから、一生分からんだろう。ちなみに今日はキビレが3匹釣れた。かわいいサイズのキビレこのサイズでも強烈に引いてくるぞ!ちなみに本日はウロハゼも釣れた。良いサイズだけどいらんわ!こんなかわいいウロは初めてだキビレも良型ウロも、あの強い引きがマハゼだったらな〜っと思うこと山の如し!的外れなブツが釣れてくすぶっていると、なんとMR氏が現れた。MR氏が夜釣りに来るなんて、想定外だった!聞けば、常連達が夜釣りに通っているので「そんなに夜釣りって楽しいの?」の真偽を確かめに来たらしい。ここへ来る前は【秘密の花園2】でやってたようだ。【秘密の花園2】→【秘密の花園3】と秘密を釣り歩く男。MR氏は絶対に夜釣りに来ないと思ってたのに、既にMR氏の身体に別の魂が入り込んでいるのかも知れない。ちなみに【秘密の花園2】での釣果はそこそこらしいがサイズが小さかったらしく、【秘密の花園3】の良型ハゼを釣り上げ「このサイズが釣れるなら、夜釣りに通うのも分かるわ〜」と納得のご様子。とは言え、ハゼが釣れるようになったわけでもなく、相変わらずパッとしない。そこで、さっきから気になっていたことを行動に移す。今までは3.5mの長竿でやってたんだけど、2.1mの竿にチェンジする。実はこの【島】エリアの傾向として、沖ではなく、手前の方が釣れやすい感じ。なので、長竿で手前を探ったら釣れ出したので、それならば!っと手前がやりやすい短い竿でやってみる。んでやっぱり、数が上がりはじめた。手前に仕掛けを垂直に落として、餌をフワフワ上下に揺らしてるとハゼが喰ってくる。穴釣りでよくこんな誘いをやるんだけど、まさにコレで、竿が短いから良型が掛かると竿がギュン!としなって楽しい。時には入れ喰いになり、「お〜!この釣り方も良いじゃんオレ!」と自画自賛。でも手前は岩場なので、ダボハゼや本日最大のウロハゼも上がってくる。「20cmオーバーのマハゼ来た〜」と思ったら…朝が来て、そんな短竿釣りもそろそろお開き。いつものように5時間半で45匹くらいと釣れなくはないが、釣れたともいい難い釣果。う〜ん、今日は厳しかったな〜”くらい”となっているのは、カウンターが壊れてしまい、初めはちゃんと数えてたんだけど、夜通しの釣りで頭がボケ〜っとなり数が分からなくなったから。100均カウンターはひとシーズンもたないな。安いから良いんだけど、オッサンは数が数えられないもんで、壊れた時に困るな〜本日お試しの『軽極ハゼ 硬式 360(カットVer.)』ですが、チョンチョンと煽る操作は格段にやりやすくなったが、竿が固くなったからか、ハゼを針に掛かってからのバラシが多かった。今日なんて、釣ったハゼと同じくらいのバラシ数で、コレが単にハゼの喰いが浅いが故なのか、もしくは本当に竿の影響なのかは謎。あと、当然ながら、餌箱のケミカルライトは全く役に立ちませんでした〜釣りの世界には『同じ釣り場に3回通えばもうベテラン』なんていう無責任な標語があったりするが、今回で【秘密の花園3】での夜釣りも3度目なんだけど、どこが釣れるのか?とか、どういう状況が釣れるのか?が全く掴めないぞ。この前はあそこでよくアタって来たから、と今回もやってみるが、全くの音沙汰なしなんて普通にある。と思えば、さっきは全然アタリさえなかったスポットで、突然入れ喰いになったり…夜釣りではよくあるんだけど、最初はどこに落としても全然アタリが無くて、しつこく落としまくり誘っていると、最初のアタリを皮切りにどんどんアタックしてくることがある。始めは餌に興味を示さなかったハゼが、餌がチョンチョン!いろいろな箇所で動き回っているから、ハゼの活性が上がるのだろうか?この状況ではどこが釣れて、何が良いのか悪いのか?未だに掴めないオッサン。もしかして、夜釣りって、とてもデリケートな釣りものなのかもしれないな…次の記事>>>「2023年度30回目のハゼ釣りは夜釣り最高記録更新!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度30回目のハゼ釣りは夜釣り最高記録更新!
    2023年30回目のハゼ釣りは夜釣り記録更新2023年11月12日。2023年30回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:曇り一時雨ちょっぴり雹釣行時間:1時00分くらい(潮位:91cm上げ3分)〜6時30分くらい(潮位:170cm下げ2分)大潮水温:測り忘れた釣果:マハゼ87匹(11cm〜17cm)竿:3.5m(清流X 硬調)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメのちベビーボイルホタテ&アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けつい先日、11月としては観測史上最高の27.5℃を叩き出した東京都心だったが、わずか4日で13℃以上も下がって晩秋の装い。昨日は、東京も寒い上に風が強くて、『木枯らし1号』カモ!?だったが、ギリギリ届かなかったらしい。とは言え、北海道や青森では初雪も降ったようで、秋どころか一気に冬に季節が進んだようだ。2023年は記録尽くしの異常な夏だったけど、「アレだけ暑かった夏だったけど、寒い冬は来るんだ…」と素早い自然の移り変わりに驚くとともに、少しホッとする。んで問題なのが、あの木枯らし1号もどきの強風の中、例のO氏は夜釣りに出撃したらしい。釣りの大敵は雨ではなく、風である。豪雨ではダメだけど、普通の雨程度ならなんとかなるどころか、ハゼ釣りではむしろ雨の方が釣れる気がする。んがしかし、強風はいかん!風で竿が煽られてアタリなんぞ取れやしない!ウキ釣りでも水面に波が立つから、アタリが分からん。風の中でもアタリの取り方がないわけではないが、『コレでも釣れなくはないが…』的な緊急事態なやり方なので、ポイポイ釣れるもんでもない。オッサンも雨天はハゼ釣りに行く可能性は高いが、強風は問題外なので諦めている。そんな釣り人の常識を全く無視するO氏の悪行。風だけならまだしも、夜釣りという、まさに悪行三昧!その時を述懐し、「全然釣れないし、釣りにならないよ!」あたり前だ!まだ、平日は仕事だから休日しか釣りに来れないという現役世代なら言い訳にもなるが、O氏はリタイヤ世代で、バイト的な事はやっているが毎日のように釣り場に来れる御身分。なんで強風&夜釣りというヤバい釣りをしようとするかな〜?と理解に苦しむ。ましてや、もう後期高齢者に片足突っ込んでて、身体も思うように動かないクセに見境なく徘徊するもんだから、危なっかしくて見てられん!「強風に煽られたら水にドボンだったよ!」「そのままドボンしてしまえ〜!」そんなトホホなやりとり後、オッサンも夜釣りの日がやってきた。しかし、雨予報…夏ならいざ知らず、季節は一気に冬に進み、しかも夜間釣行。少々迷ったが、覚悟を決めて出撃を決心する。そもそも、もうアオイソメ買っちゃったし!短竿でも十分釣れるぞぃ!マメに天気予報をチェックするが、さすがに当日の予報は覆りそうもない。どうみても雨が降る。っというわけで、完全防寒及びカッパを着込んで万全の体制にて出撃。現場に向かう途中は、いつものように愛車を漕ぎながら汗だくになる。あ、そう言えば、オッサンの愛車が少々リニューアル。ライトが昔懐かしの自家発電ダイナモ&豆電球だったのが、最新のLEDライトにレベルアップ。自家発電は相変わらずだけど、昨今のダイナモは漕いでても軽いね〜♪以前はウィ〜ん、ウィ〜ん鳴って、重かったからな〜あと、リアホイールをタイヤやブレーキ含めてまるごと全交換した。漕いでいるとよくガツンッ!とギア抜けみたいになったし、ブレーキなんてブーブー音がするだけで全然効かなかったし、ホイールが歪んでたし…まぁ、27年も乗ってるとこうなるわな…タイヤとかチューブなんて何回交換したか分からないけど、さすがにもうヤバいっしょ!問題はオッサンが作業したからすこぶる怪しくて、走っているうちに『チキチキマシン猛レース』みたいに、ボルトやらパーツやらが外れてゆくかもしんまい。気持ちよく快調に飛ばし、無事に夜釣り現場【秘密の花園3】に到着。本日は【島】エリアからのスタート。実は雨を覚悟でやってきたのは、いくつかお試しがありまして…まずは【島】エリアでの短竿釣行は有効なのか?の検証。基本的に【秘密の花園3】はほぼ全体が遠浅のポイントなので、3.6mとかの長竿での釣行となる。しかし前回、このエリアでやった時、手前でばかりハゼが釣れてて、ならば!と短竿でやってみたら気持ち良いくらいの入れ喰いになった。なので、今回はしっかり短竿で攻めるとどうなるのか?をやってみたいと思ってます。というわけで、取り出しましたる竿は、2.1mの長さの行雲流水と彩峰?の合体竿。一番数釣ってる信頼竿夜釣りなのでケミホタルを装着する。オッサンの場合は、アタリを取るのと着底を確認したいので竿先にひとつ。竿先にチョン!とおひとつこの目印の位置は人によってまちまちで、仲間内ではウキの位置に付ける人が多いかな?MR氏曰く「どこに付けるのが良いのか決まりはないけど、どこを見ながら釣りするのか?で決まるのんじゃないの〜」確かに!それが正解だ。今まであまり意識してなかったけど、ケミホタルを竿先に付けると釣りやすかったから、「いつも竿先を見てたんだ!」と改めて納得した。餌は当然アオイソメ。まぁ、餌は好き好きで良いと思う。オッサン的には良型大型狙いとなると、虫エサの方が良いかな?と思ってるだけ。釣り人ってなにかと「餌はやっぱり◯◯が釣れるよ!」と無責任に豪語してくるが、自分が釣れると信じている餌を使うのが一番釣れると思う。ただ、イソメの餌付けってライトの明かりでやるのに難儀する。昼間ならなんてことないんだけど、夜だと遠近感が掴めなくて上手く餌付けが出来ないんだな〜って、これはオッサンの老眼のせいでもあると思うが、やはりライトのせいだとも思う。餌はイソメが釣れる!と信じたい特にイソメの尻尾なんて、細いし暴れるし…準備完了にて、いざ検証開始。まずは【島】内でも実績ポイントからスタートする。ココはけっこう浅いから、着水すぐに着底。すぐにスン!スン!と数cm毎に引きながら誘いを入れ続ける。するとすぐにアタリが!?という事は全く無くて、アタらないな〜まぁ、夜釣りってこんなもんで、そのエリアの最初ってアタって来なくて、しばらくやってると途端に喰い始めてくる事が多い。っというわけで、諦めずに誘い続け「ここの美味しい餌ありまっせ〜」をアピールしていると、コン!と小さくアタって来た!すかさず電撃フッキング!は見事に空振り…アレ?アタリじゃなかったのかな?いまやっている釣り方は、着底したらひたすらに動かして誘い続け、コン!とかの振動や仕掛けが根掛かりみたく動かなくなったらアワセるというやり方。なので、底の石とか起伏とかをアタリと勘違いする事もあるんだけど、『疑わしくはアタリと思え!』で怪しい挙動はとにかくアワセてみる。否、アレは絶対にハゼのアタリだったと信じ切るオッサン。信じる者は救われるで、次も寸分違わず同じスポットに落とすとすぐに喰ってきた!やっぱりハゼじゃん!んで、次も同じスポットに落とすと二連打。サイズアップせんな…残念ながら、今晩はそれほど喰いが良くないらしく、これ以上の連打は無くて、少しづつ移動しながら探ってゆく。ちなみに深場エリアもあって、短竿だと深場で引っ張るなんて出来ないもんだから、垂直に落とし、そのまま上下にチョンチョン!と餌を踊らせる。一回の探りで20回くらい上下させて、何も音沙汰なければ次のスポットといった塩梅。まぁ、喰ってくる時ってだいたい10回以内で喰ってくる。さすがに深場ともなればサイズも少々アップしてくる。このサイズなら夜釣りも楽しいね!ココらへんが本日の最大サイズ竿が短いから細かい操作が出来て、釣りがし易い。前回のような入れ喰いにはならないけど、飽きない程度にはアタって来る。んで本日もゲストありマス。コイツはキビレではなくてチンチン(クロダイの幼魚)んで定番外道のウロハゼ。コイツはマハゼと同じ引きするんだよね〜【島】エリアにはオッサンひとりで恐いんだけど、あちらの通常エリアにはライトの人影が見える。アレは仲間が来てるんだろうて。ルアーマンはライトを点けっぱなしで釣りしないから、ハゼ釣り人に間違いない。オッサンもそろそろ移動を考え始める。というのも、潮が満ちると【島】エリアは水没し、帰れなくなるので気をつけねばならない。特に本日は大潮なのでアッという間に潮が満ちてくる。もう低い所には潮が乗り始めている。本日は【島】エリア全体の釣れ具合の調査も兼ねているので、とにかく全体的に釣り糸を垂れてみる。約2時間で20匹程度だったけど、なんとなく全体の感じは掴めたので、帰れなくなる前に撤収。終わってみれば夜釣り最高記録だが…んで、通常エリアにやって来るとT氏、H2氏、MR氏がいた。MR氏もすっかり夜釣りの人になってしまった。「昼間でも釣れないことないけど、今年は小さいのばかりだから夜釣りの方が楽しい!」とのこと。こちらでもボチボチ釣れているらしく、オッサンも参戦。まずは竿の準備から。こちらでは長竿になる。本日は一軍の長竿『清流X 硬調35』を持ってきた。っというのも、前回使った『軽極ハゼ 硬式360』の穂先を、清水の舞台からハイダイビングの覚悟で13cmカットした竿を使ってみたら、やたらポロリが多かった。原因は竿を切り過ぎて硬くなり、釣り上げたハゼが暴れ、硬い竿に弾かれてポロリしてるのかな?果たして、この現象は竿のせいなのか?それともスレ針のせいなのか?それともオッサンのやる気のなさなのか?をハッキリさせるのが本日のもうひとつの検証。この竿でやってみれば原因が分かるだろうてんで、やっぱり最初はアタリが無いんだよね〜まぁ、夜釣りってこんなもんだろう、と思うことにする。またしばらくハゼにイソメをアピールしていると、喰い始めてくる。さすがに使い慣れた一軍竿。数cm単位で引いてくる動きもスムーズでやりやすく、スン!…にも満たないモタレるようなアタリにも反応できる。「今までの夜釣りでも、この竿使ってたら釣果も全然違ったかもな〜」と実感した。最初はハゼサイズも10数cmばかりで「やはり遠浅エリアだとサイズが小さくなるな…」と思ってたら、そこそこサイズがアタリ出した。このサイズなら良いよね!基本的に夜釣りは移動しながらハゼを拾ってゆくので、とにかく喰ってくるハゼを見つけるのが仕事。自分の立ち位置から30度くらいの間隔で、少し場所を替えながら探り続ける。厄介なのが、さっきは全然アタって来なかったのに、同じエリアを次やってみたら喰ってきた!という現象が普通にあるということ。ココが夜釣りの面倒臭いところというか、単純に諦めきれないところ。潮位がかなり高くなってきて、さっきは全然釣りにならなかったエリアでもハゼがアタリ始める。この時が入れ喰いチャ〜ンス!沖からやってきたフレッシュなハゼが餌をバク!っと一気に喰ってくるから針掛かりも一発だし、連打にもなるし、何よりも良型ハゼが多い。この時間とスポットを見逃さないことが、夜釣りの肝でもある。そして見つけたらフル回転の手返しで一気に勝負を掛けるべし!今日もあるスポットを見つけて、「ココが今晩のクライマックス!」とばかりに一気に勝負を掛ける。上がってくるのは15cmクラスばかりで、落とした瞬間に沖に向かって仕掛けを引っ張ってゆくから、針掛かりも良いし、暴れまくるから釣り味も最高だ!長竿で良型ハゼを掛けると、グィ〜ん!と竿が大きくしなって楽しい瞬間!とにかく、掛かったスポットに落とし続け、着底すぐにアタって来るようにして、時間を無駄にしないこと。この入れ喰いタイムはアッという間に終わってしまいます。と思いながら両手をフル回転させていたら、まさかのイソメの餌が無くなり、餌箱内はエンプティ…まぁ分かっちゃいたけど「マジか!?」速攻、荷物置き場にダッシュ&予備のホタテとアミエビセットを補充しリターン。幸いにして入れ喰いは終わってなくて、またしばらくは楽しめたのでした。その後はまたボチボチ程度の釣りで、暇になったので、まだ探っていないエリアを徘徊し始めるオッサン。ソッチも釣れなくはないが、釣れるとは言い難い塩梅。夜が明けてくるが、本日は今にも雨が落ちてきそうな空模様で、爽やかな朝とは程通し…予報通り降ってきそうだな〜っと思ってたら、やはりポツリポツリと落ちてきたんだけど、「ん?なんかおかしくね?」雨じゃなくて雹が落ちてきた!うわ〜、こんなに気温が下がってたんだ。釣りしている最中は全然気づかなかったけど、雹が落ちてきたということは、そこそこ冷えてるよね。明るくなってくると、釣りがやりやすくなる反面、ハゼサイズが縮む。15cmクラスなんてどっかにいっちゃって、10数cmのハゼばかりになる。こうなるともう終わりの合図。本日も5時間半程で87匹と夜釣りの最高記録だったけど、ウロウロしてないで釣れるエリアでやり続けてたら1束いってたな〜!今日は1束狙えたな〜んで、問題のハゼポロリ事件の”引きあたり”の件ですが、確かに竿を替えてみたらポロリは少なくなった気がするが、やはりポロリはする。なので、コレは自然現象なのでしょうがない…、という玉虫色の結果にて勘弁してください。T氏も同じ軽極ハゼを使ってて、オッサンと同じように、竿が柔らか過ぎて不便を感じていたようだった。オッサンが穂先をぶった切ったもんだから、同じようにT氏も10cmカットしてみたところ…「スゴく使いやすくなった!今日はポロリも一回もないよ!やっぱり針のせいじゃないの?」とのたまわりやがった。試しに、T氏の竿をいじってみたが、明らかにオッサンのと挙動が違うんだよね〜この違いは10cmカットと13cmカットの違いなのか?それとも、持ち主のパーソナリティの違いが竿に出るのか?T氏は温和で柔らかい性格だからソレが竿に出ていて、オッサンの竿は自己主張が激しくて、角が立ってる感じ。持ち主の性格そのままやんけ!自動車とかでも、運転手の癖が車に反映されると言われるから、釣り竿でもそういう事かもしんまい。しかし、本日は小さなアタリが多かったな〜そこそこサイズのハゼとは言え、っていうか、そういうサイズのハゼだからこそ居食いが多くて、ソレを拾えないと数が伸びない感じだった。コレから冬本番になってくるので、夜釣りも厳しくなってくる。っていうか「まだ夜釣りやるの?」というのが正直なところ…今期通い始めた夜釣りはあくまで、『穴釣り本番までのつなぎ』という位置づけだったハズ。穴釣りに通っている仲間によると「数はそこそこ上がっているが、サイズが大きくならない…」とのこと。穴釣りの醍醐味は大型ハゼの強烈な引き!なので、コレがなければ「意気消沈」 「茫然自失」「炭酸の抜けたビール」である。もうこの時期で大型穴ハゼが上がってないということは、もしかしたら今期は穴ハゼが大きくならないかもしれない。大きいのも居るには居るんだろうけど、数が少ないのかな?っということは、このまま夜釣りで年越しも冗談ではないお話。ハゼ釣りしながら聞く除夜の鐘も風流だね〜って、そんなのシャレにならないって!マジで!!ちなみに、夏ハゼ釣り場の大井ふ頭中央海浜公園に生息していた野良ぬこの『ニャンキュッパJr』は無事に保護されました。若か知り頃の『ニャンキュッパJr』出会った頃は、まだ小さくて痩せこけた猫だった。最初は野良猫らしく人間が近づくとシャー!してたけど、ある日を境に「オラ、このままだと野垂れ死んじまう!」と改心したのか知らんが、すごく人懐っこくなった。その甲斐あってか、餌をくれる人が多くて、大きく太り、毛並みも良くなったらしい。とは言え、冬は厳しい季節なので、誰か早く保護してくれないかな〜っと思っていた。んで、今回の保護猫となり、良かった良かった。できれば、このような野良猫が居なくなるのが、一番良いんだろうな〜でも、野良ぬこが居なくなっても、かわりの野良が出てくるんだろう。千葉では野良キョンが大繁殖して、農作物にも被害が出て大変らしい。アレも見た目は可愛くはあるが、鳴き声が不気味だよね。野良猫は可愛いと思うが、野良キョンにスリスリされても嬉しくないわな。次の記事>>>「2023年度31回目のハゼ釣りは最悪の相性」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度31回目のハゼ釣りは最悪の相性
    2023年31回めのハゼ釣りは相性が悪かったか2023年11月19日。2023年31回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:1時00分くらい(潮位:51cm下げ8分)〜7時00分くらい(潮位:119cm上げ6分)小潮水温:14℃釣果:マハゼ37匹(10cm〜16cm)竿:3.5m(軽極ハゼ硬式 ぶった切り Ver.)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ6号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:芝エビのちアミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け何で聞いたか読んだかは忘れたけど、『神様はこの世で最悪の相手を結婚のパートナーに選ぶ』ようにいたずらするらしい。最悪の相手同士がお互いを想い合うよう、『その時だけ』恋愛感情をMAXにまでハッスルさせ、結婚させてしまうらしいのだ。よく占いなどで「最悪相性カップル」と言われたのに、いざ結婚したら夫婦円満ってのもよく聞く話である。そして、その逆もまたしかり。『結婚は修行の場』なんて言われたりするが、納得出来る部分も多々ある。他人様の夫婦関係をのぞき見したことはないので分からんが、ホヤホヤの時なんてホンの一瞬で、それ以降は惰性でひとつ屋根の下暮らしているのがほとんどだと思う。夫婦仲が良いとか悪いとかそういうレベルではなくて、「まぁ、別に…」といった塩梅なのではないだろうか。人間が複数人集まれば、そこには必ず人間関係が生まれるんだけど、その関係を司る一番の要因が『相性』であるのは間違いないと思う。どのような関係でも「あの人とは何となく相性が良さそうだな!」とか、「なんか、気が合いそうもないな…」とか、直感で感じたりするんだけど、意外とその直感が合たってたりするもんだから所在ない。とは言え、相性が良かろうが悪かろうが、付き合っていかなアカンのが人間社会なので、なんとかやっていかねばならない。職場とかの関係なら仕事と割り切れるが、夫婦関係ともなると簡単に割り切れるものでもなく、その関係性は複雑怪奇に入り組んでいる。かつて愛した人なれど、感情の通り過ぎた相手となった現在、日頃の鬱憤が蓄積し、表面張力だけで平和の均衡を維持しているような状態。しかし、些細な火種で一旦火がつけば、ノーガードの殴り合いのような、血で血を洗う言い争いに発展することも珍しくない。ココぞとばかりに鬱憤晴らしで、言わなくてもいいことまでも吐き出してスッキリしたい!下手すりゃ〜、婚前どころか付き合う前の不祥事までも俎上に上げられ、痛くない腹まで探られることになる。という訳で、人間関係は相性で成り立っていると言っても過言ではない。この相性はなにも人と人だけでなく、人とモノの関係性にも成り立つ。例えば、化粧品や衣服、自動車とかでも相性が存在する。言ってしまえば、身の回り全てのモノが自分と相性がある。当然、釣りにおいても。オッサンはせっかちなので、ヒラメとかマゴチとかの喰わせる系の釣りは苦手。最初のアタリから、カジカジとゆっくりと餌の端っこをカジリつきながら、針に掛かる本アタリまで喰わせる…なんて釣りは相性が悪いのだ。魚が餌を突付いとるのに、アワセを入れないなんて我慢ならん!もうアワセたくてアワセたくて、手がピクピクしているくらいだ。挙句の果てにゃ〜、前アタリだけで音沙汰なくなって、本アタリが来なかった…なんて洒落にならんよ!「イチかバチかで、さっきの前アタリでアワセてみりゃ〜良かったじゃんよ〜!」と文句を垂れる始末。そんな喰わせの釣りだけでなく、ハゼ釣りに置いても相性が存在する。今日はソレを痛感したハゼ釣行だった。全然釣れないんですけど…昨日の【秘密の花園3】でのハゼ釣りは良くなかったらしい。とにかく強風でアタリが取れないし、雨の影響で水が濁ってアタリが少なかったようだ。本日はオッサンも出撃なんだけど、風は弱くなるが、水の濁りはまだ残ってるんだろうな〜との予想。日付が変わる頃に自宅を出発するが、思ったよりも風が強いので「街中でこの風じゃ〜、釣り場はもっと強く吹いてるだろうな…」と心配になる。そして、その予感が的中。釣り現場ではしっかり風が吹いてやがって、おまけに想像していたよりも潮位が低い。釣りに行く際は多くの釣り人がタイドグラフをチェックすると思いますが、アレは計算からの予想値だし、あくまで代表地点での潮位。実際は、釣りをするエリアによってかなりズレることも多い。なので、釣り場に到着するまでは油断ならないのである。「あ〜、やっぱり【島】から始めないと釣りにならないや…」【島】とは【秘密の花園3】内のあるエリアの呼称で、潮位が低い時はほぼココでしか釣りにならない。釣り場を見渡すが、今日はルアーマンが全然いない。普段は結構いて、釣り場のそこここでヒュンヒュン投げてるんだけど。まぁ、この風の強さだと釣りにならないよね〜って、それはハゼ釣りも同じなのでは…誰もいない暗い水辺にオッサンひとりで恐いんだけど、我慢していればその内に仲間もやって来るだろうて。まずは釣りの準備から。本日の竿は、【島】なので2.1mから。3.5mの長竿だと風も強いし厳しいけど、短竿ならアタリも取れるからちょうどイイね!2.1mの竿なら釣りになると思う仕掛けはいつものハリス3cmの胴付き仕掛けなんだけど、本日は針が袖スレの6号と少しサイズアップしています。何故か?針が大きくなった!実は本日使う餌は芝エビ。以前からO氏が「よく釣れるよ!」としつこく宣伝していた。オッサン的には「またか…」と流してたんだけど、【秘密の花園3】を知り尽くしているTG氏も芝エビを愛用してて、以前、この餌を使って眼の前でガンガンに釣りあげていた。O氏の自画自賛だけならその効果も玉虫色だが、実力者のTG氏も愛用しているとなると信憑性が増す。だけど、ここの釣り場ではアオイソメが釣れると思っているから、芝エビを使おうとは思ってなかった。しかし昨日、O氏がオッサンちまでデリバリーしてくれたので、そこまでしてくれるなら!と使ってみることにした。んがしかし、問題が!?この手のエビ餌って仕込みが必要になるので面倒臭い。殻を剥いて、適度なサイズに切らなくてはならない。「んな程度が手間になるかよ!」ですが、オッサンは面倒臭がりなので、こんな程度でもやりたくないのだ。O氏もどうせならすぐに使える状態で渡してくれれば良いのに…、とタダで貰った分際でブツブツと文句を垂れるオッサン。しょうがないので仕込みをば。季節モノで手に入りづらいらしい。このボリュームでこのお値段!ちょっと小ぶり頭を取って殻を剥くとさらにダウンサイジングひとパックに40匹くらい入ってた使うサイズにカット!10匹分を小分けにした感触はブラックタイガーみたいな感じで、ネチョネチョで粘りがあるから、釣りには向いているかもしんまい。オッサンがこの手のエビ餌を使わなかったのにはもうひとつ理由があって、針掛かりが悪いから。オッサンが使ってる針は、一般的に使われるハゼ釣りの針としては小さい方。穴釣りでもこの夜釣りでも、使っている針は袖の4号。なので、アミエビとか桜エビならまだしも、大きめのエビ餌だと立体的過ぎて、小さい針の針先が少ししか出ないから、掛かりがすこぶるよろしくない。という訳で、この手のエビ餌は避けてきたのである。しかし、今回は袖6号針にチェンジしたので、釣れると期待したい!頼むぞ!芝エビぃ!!こんな感じになる。使う時は指で少し潰します夜釣りの必需品のケミホタルは、竿の穂先のすぐ下の道糸部に装着。怪しく光る水温は14℃と一気に冷たくなった。ひゃ〜冷たくなったね!いざ!釣り開始なんだけど、ライトで水中を照らしてみるが、すごく水が濁ってるんですけど…水の冷たさといい、濁りといい、コレはちょっとマズイかな…スルスルと仕掛けを落とす。このエリアはすぐ目の前が切り立った深場なので、短竿で垂直に落としても1.5mくらいの水深がある。スンスンと餌を上下に踊らせて誘う。すると!いきなりクン!とアタって来て、反射的にアワセるとギュンギュン!と暴れだす。なんだコレ?ハゼではないからキビレかチンチン(クロダイの幼魚)かな?と思いながら、強い引きをいなし、弱らせてから上げてみるとセイゴ(スズキの幼魚)だった。このサイズでも結構暴れるハゼじゃなくて残念だけど、一投目から釣れたから期待できるぞ!次も同じスポットに落とすと、着底と同時にアタリあり!間違いなくハゼのアタリだったけど、空振り。ムムム…、次こそ!と同じスポットに落としてみると、またしてもアタって来た!少し小さいが、夜釣りの最初っていつも小さめから釣れるから、まぁこんなもんでしょ。小さいけど、すぐに釣れたからヨシとしましょう!開始すぐに釣れたので「今日は良いかもよ〜!」と期待したんだけど、ここから地獄が始まるのでした。どこに落としてもアタリが全くない。【島】全体をひと通り丁寧に探ってみたんだけど、アタリが全くない無の世界。マジか!?駄目だこりゃ〜なので、【島】エリアから通常エリアに移動しようとしているとMR氏が現れた。「今日は酷いよ!アタリが全くないからダメ元でアッチに移動する」通常エリアは遠浅なので、今現在の潮位だと全く期待できないんだけど、とにかく【島】エリアがお話にならないので、コッチよりは何かしらあるかもしんまい。通常エリアでは3.5mの長竿を使うんだけど、この強風でまともにアタリが取れるかな?3.6mをぶった切って3.5mになった竿案の定、潮位が低すぎていつもは釣れるエリアがすっかり陸地になっている。ギリギリまで水に立ち込んで、思いっきり沖に向かって投入するが、やはりアタリは皆無。おまけに強風に吹かれて竿先が3D的に曲げられ、アタリなんぞ分かりゃ〜しない。んでやっぱり、こちらでも生命反応なし!「まいったな。どうしよう…」しょうがないので、ダメ元で【島】で長竿やってみるか…再び【島】へやって来ると、MR氏がいたんだけど、いつのまにかTG氏が来ていた。さすがのTG氏も「全然ダメだね〜」と諦めムード。んでやっぱり、長竿でやってもウンともスンともアタリが無いのでした。「コレまた、どうしよう…」今日は諦めて帰るか?とまで考えたが、干潮から上げ潮になれば通常エリアで釣れるハズ!という淡い期待がないわけでもない。しかし、上げ潮までにはまだ時間があるが、ここにいても状況変わらずなので、大きく移動を決断する。少しは挽回したものの…やってきたのは【秘密の花園2】ここはハゼの穴釣り場なんだけど、ほぼ干潮時間帯なので釣りになるかどうかが怪しかったが、到着してすぐに絶望に変わる。想像よりも遥かに潮が引いてて、「ココってこんなに潮が無くなるんだ!」とビックリしたほど。少しくらいは釣りになるかと思ってたんだけど、コレでは全く釣りにならんではないか!まぁ、考えてみればそうだよね〜潮汐現象は地球規模。オッサンが自転車で移動する距離なんぞは、地球規模で考えれば無いも同然。アッチの潮が大きく引けば、コッチも同様に引くのは当たり前の話である。せっかくの機会なので、どうせなら【秘密の花園2】の地形でも確認しておこう!と釣り場全体をウロウロする。最後にちょっと釣りになりそうなエリアを見つけたので、釣り糸を垂れてみる。すると、そこそこにハゼがアタって来るではありませんか!?全く期待してなかったので嬉しいオッサン。ところが…全然針掛かりしないのである。芝エビ餌に喰っては来るんだけど、針に掛からないぞ!確かに、餌を突いてくるのは10cm程度の小ハゼなんだけど、ここまで掛からないかな?原因はやはり餌にあると思う。エビ餌の立体的な形状が、針掛かりを悪くしてるんだと思う。ムキになって何度もやってるんだけど、結局一回も掛からなかった。アタリは10回以上はあったけど、ゼロは酷過ぎね!?ダメじゃん!芝エビって!!もう怒りを通り越して、O氏に対して殺意が芽生えたくらいである。そろそろ上げ潮になってきたので再び【秘密の花園3】にリターン。戻ってきたら、O氏・T氏・H2氏が来ていたが、MR氏はまだいたんだけど、TG氏は行方不明になっていた。TG氏は神出鬼没で、この状況を鑑みて、きっとどこかの自分だけの秘密の花園へ行ったんだろうと思う。釣りの塩梅を伺うとボチボチ釣れているらしい。何!釣れているだと!?オッサンはこの時点で最初に釣れた1匹だけだった。んだば、オッサンも参戦する。役に立たない芝エビではなくアミエビ餌にチェンジするが、こんな事ならアオイソメ持ってくれば良かったな〜潮が上げ始めているとは言え、まだまだ潮位が低いので実績ポイントでは釣りにならない。いつもとは違うエリアでやってみると、本当にボチボチ程度の釣れ具合。とは言え、今までの悲惨なハゼ釣りを思えば、釣れるだけマシである。ボチボチとは言え、上がればそこそこサイズなので慰めになる。このサイズなら良いか…やはり、針に掛からなかったのは餌のせいだよ!アミエビに替えたらちゃんと釣れるもん!ここから一気に挽回とはいかず、既に無駄にした時間の代償が大き過ぎた。それでもたまには入れ喰いタイムもあって、そこそこには釣れていた。結局は朝まで粘って、6時間で37匹とトホホだったけど、今日の状況でよくここまで挽回したな!と自分で自分を褒めた。結果的にはダメだけど、よくここまで…ビクの底が見えてしまう釣果だと、とても悔しいなぁ〜まぁ本日の敗因は、いきなり水温が低下したのと、水の濁りかな。そもそもが、この釣り場で釣りをする潮回りでは無かったと言えばそうだけど、ソレは分かっていたことで…でも【島】では問題ない潮位だったけど、全く釣れなかったのが大誤算だった。あとはオッサンのいつもの悪い癖で、釣り場を動き過ぎ。今日なんて同じ釣り場ではなくて、違う釣り場まで足を伸ばしてたもんだから、時間のムダが大きかった。でも唯一の収穫が、いつもはやらないエリアで面白いスポットを見つけたのが良かったか。んで、オッサンが酷評した芝エビ評ですが、これこそ人それぞれでして…【秘密の花園3】のご意見番TG氏は芝エビ餌メインでいつも結果を出してるし、本日のMR氏はず〜っと芝エビ餌でやってけっこう釣ってたし、O氏に至っては19cmの大型ハゼまで上げやがって!O氏が上げた19cm結局、芝エビで結果出してないのってオッサンだけじゃんかよ〜でもしょうがないのだ。単にオッサンと芝エビは相性が最悪ということだと思う。ただソレだけの事だ。釣りは餌だけを替えれば釣果が変わるというものではないと思う。その人の釣り方、仕掛け、竿など総合的に鑑みて、ならばこの餌!という事だと思います。オッサンの場合は、わずかなアタリや気配を捉える釣り方なので、小さな針を使ってのホタテ餌が筆頭餌になるということ。芝エビを勧めてきたO氏は、見釣りが主体で、大きい針と硬い竿を使って、仕掛けごと持っていくような派手なアタリを取る釣り方。同じハゼ釣りでも全然違うスタイルなので、餌が違うのも当然で、相性の良し悪しがあるのも当たり前。まぁ、いろいろ試すのは大事だけど、やってみて感じたことを素直に受け入れればソレで良いだけ。ここでムキになってアレはダメだ!と声を荒げるのはどうですかね〜、俺!追伸、本日MR氏が釣り場でずっこけて長年愛用した竿をぶっ壊したらしい。MR氏は少々ぽっちゃり体型で、天然のクッションを身に付けているので怪我は無くて良かった良かった。釣り場は危険なので、慎重に行動しましょう!くわばら、くわばら…次の記事>>>「2023年度32回目のハゼ釣りは雨天撤退!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度32回目のハゼ釣りは雨天撤退!
    2023年32回めのハゼ釣りは雨により撤収!2023年11月23日。2023年32回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:曇り一時雨釣行時間:1時00分くらい(潮位:153cm満潮)〜3時00分くらい(潮位:148cmほぼ満潮)若潮水温:16℃釣果:マハゼ18匹(11cm〜18cm)竿:3.5m(軽極ハゼ硬式 ぶった切り Ver.)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けハテ?ここで何を書きましょうかね?タイトル通り、本日はハゼ釣りしてたら雨が降ってきて、カッパを装着してなかったもんだから、さっさと逃げ帰ってきた。釣行時間はわずか2時間で、特にトピックも無いので、な〜んも書くことがない。しかし、こちとらもお客様商売。たぶん、このブログを読んでくれてる人はハゼ釣りもしてる人だと思うんだけど、変態的なハゼ釣り人はこのクソ寒い中でも釣り糸垂れてるが、常識的な人ならハゼ釣りもとっくに終了しているこの時期。「もう今期のハゼ釣りは終了!」とは言え、このブログをしつこく読んでくれている、両手両足で数えて余るほどの大観衆の読者のためにも、なんとかネタをひねり出してみようと思います。当然ながら、本日も夜釣りなんだけど、いつもは日曜日の夜中というか、土曜日から日曜日へ日付が変わった頃の時間帯からの夜釣り。週休二日が当たり前で当然のこのご時世。オッサンが勤めているブラック企業は、土曜日もありがたく出勤である。土曜日なんて多くの会社が休みだから、客電なんてほとんどないし、土曜日は無いという前提で仕事を進めているので、無理してまでやる業務なんてほぼない。社員は全員無駄な出勤と思ってるんだけど、時勢を読めない能無しTOPが頑なに休みにしない。土曜日に出勤したからといって給料が上がるわけでもないし、無駄な経費が掛かるだけなのに…このように、昭和の悪習をズルズル引きずってるだけで、その時代に対応した行動を起こす勇気を持ちあわせてない中小企業の経営者って、結構いると思うよ。ただ、土曜日は半ドンなので、午後はお休み。オッサンのサタデー・アフタヌーンは、銭湯行ったり、ハゼ釣り餌のアオイソメを買いに行ったり、釣りの仕掛けを作ってたりとのらりくらりと過ごしている。言い訳を言わせてもらえば、夜釣りに備えて体力を温存してるんだけど、傍から見れば、中年がモサ〜っとだらけているようにしか見えないだろう。しかし、本日は平日出勤終了後の夜釣り釣行。しかも、昨日はかなりヘビーな仕事内容だったので、身体はヘトヘトだ。「キツイし面倒臭いから、今晩の夜釣りは止めとこうかな…」一瞬弱気になったんだけど、実は明後日の土曜日の夜ハゼ釣りはある企画がありまして…成功すればかなり楽しいハゼ釣りになりそうだが、玉砕の確率もそこそこある、鬼が出るか蛇が出るかのギャンブル的な釣行なので、保険を掛けたいところ。っというわけで、本日も身体にバラ鞭打って夜釣り強硬でございやす!いつものように、日付が変わる頃に自宅を出発すると、すぐ友人にバッタリ出会う。この友人は夜チヌ専の釣り師で、今もチヌ釣りからの帰りだったらしい。「ちょうど良い所で!」と大きな餌箱いっぱいなアオイソメを恵んでくれた。地獄に仏とはこの事だ!実は昼間、近所の釣具屋にイソメを買いに行ったら、売り切れとホザキやがって!「売り切れだとぉ!っざけんな!!」と、釣具屋の親父に必殺のアバンストラッシュをぶち込んでやった!っということはないが、釣具屋にイソメが無いなんて聞いたことねぇ〜や。本当かどうか知らないが、生餌とPEラインは粗利が高いらしい。近所の釣具屋は大手チェーンではなく、地元に根付いたカビの生えた個人店舗なので、釣りアイテムの利益なんざ微々たるもんで、利益の主力は生餌だろうに。その生命線がネタ切れとは、この親父もヤキがまわったもんだ!っという訳で、主力餌のアオイソメが調達できなかったので、ホタテとアミエビでお茶を濁すつもりだった今夜の夜釣り。「大丈夫かな…」と一抹の不安を抱きながらだったが、思いがけずイソメを手に入れた事でやる気もアップ!「ヨシ!今夜は爆釣じゃ!!」と愛車を漕ぐ脚にも力が入り、気分は立ち漕ぎだ。今晩はけっこう暖かくて、現場に到着する頃にはまたもや汗だく。【秘密の花園3】にはハゼ釣り人どころかルアーマンすらもいなくて、寂しいというよりも恐いくらい。潮位は思ったよりも低いが、まともな釣りになりそうな高さはある。本日の竿は『軽極ハゼ硬式360』の穂先を10cm程カットしたぶった切りVer.使いやすくなったが、ちょっと硬くなり過ぎカモ…仕掛けはいつものミャク釣り仕掛けだけど、前回はエビ餌を使う都合で針が袖スレ6号だったが、本日は袖スレ4号と元に戻した。餌の関係もあるけど、また別の理由もありまして…ハゼに飲まれた時に自作の針外しを使って外すんだけど、ハゼの口の中で飲まれた針を回転させなければ針が外れない。その時に針が大きいと回しづらいし、なによりもハゼにダメージを与えてしまい、下手すりゃ〜ハゼが昇天してしまう。コレは不本意なので、なるべく小さい針を使います。そもそもが針を飲まれるということは、下手っぴの証拠なので、オッサンもまだまだだな〜針を元の袖スレ4号へあと、夜釣りだからケミホタル系のライト必須だけど、今までは小さい『25』のタイプを使っていた。極力釣りの邪魔しないようにという作戦だったが、25のタイプは発光時間が約3時間と短くて、ひと晩で2つ使うことになる。交換が面倒臭いのと、小さいからオッサンの老眼には見ずらかったので、今回はもう一つ上の『37』を使ってみる。某100均のケミライト『37』タイプコレなら大きくて見やすいぞぃ餌は当然、友人からのありがたい頂きもののアオイソメ。ありがたや〜、ありがたや〜イソメの垂らしは2cmくらい。注意したいのが、垂らしが2cmということは、一番最初の餌付け時はもっと短く1.5cmくらいにするということ。イソメ餌は水の中に入れると伸びるので、設定している垂らしよりも短めに付けるのが正解です。まぁ、釣りしながらカットしたりの微調整もできるが、餌を新しくした最初の投入で喰って来ることも多くて、その時にイソメがダラ〜んと長くなっていると、餌の端っこだけ咥えてて針に掛からない。夏場の食い意地が張ってるハゼならセカンド・チャンスもあるが、今の時期のハゼは一発で仕留めないと、次のチャンスはくれないことが多いです。なので、短めの餌付けを心掛けるが、逆に小さすぎても喰ってこないので加減が難しいな〜ちなみに、イソメの尻尾の方はダラ〜んと伸びる率が大きくて、「アレ?こんなに長かたっけ?」と思うこと山の如し。でも、尻尾の方は長めでも針掛かりは良好だから、ソレはソレで良いのかももしんまい。コレでもちょっと長いくらい水温は16℃と暖かめだから、今日は釣れるかもよ〜!気温同様、水温も温かいヨシ!今日は爆釣じゃ〜アレ?アタリが無いんですけど…期待を込めて夜の水面へぶん投げるが、その期待は一瞬にして萎えた。どこに落としても音沙汰なし…様々な角度でスンスン!と積極的に誘ってるんだけど、生命反応が無いんですけど…そう言えば、最近見たネット情報で、魚が釣れない原因のひとつに『仕掛けを動かしすぎ』とかあった。まぁ、その方が釣れる時もあるし、釣れない時もある。その時々で釣り方が違うし、もっと言えば、同じ状況なんてないんだから、釣れるやり方をいち早く見つけるのが釣れる方法とも言える。なので、釣れない原因はコレだぁ!と言い切れるなんてスゴイな〜と思う。このように、ネットの世界にはいろんな情報が飛び交っているが、正直、そんな事はど〜でもいい。一番確かなのは、自分でやってみて実感することであって、テキトーな一般論を信じる必要は全くない。人間の個性や人生と同じで、釣りもその人毎にそれぞれで、コレが絶対正解!なんてモノは全くない。自分に合ったアイテムやら釣り方を見つけるのが“釣り”なんだから、試行錯誤を繰り返し、苦労してソレを探すしかないのである。そしてソレを見つけられれば、あなたの釣りは宝物になると思いますよ〜たま〜に「どうやったらハゼが釣れるようになりますか?」と聞かれたりするが、オッサンはこういう考えだし、自分が正しいとも思ってないので、手とり足とり腰とり教えることなんてできなくて、「まぁ、頑張ってください!そのうち釣れますよ!たぶん…」としか言えないんだけど…と思いながらスンスンやってたら、ツン!とやっと微かなアタリが来た!やっとかよ!とアワセると針に掛かったけど、どうみても小さい…んで、やっぱり小さかった。小っさ!とは言え、一匹は一匹なので、とりあえずボウズのがれ。これからが爆釣!ということはなくて、次もスンスンやってると、忘れた頃に釣れてくる感じ。もうちょっと、やる気を出してくれんかね?その後もチョロチョロと釣れないことはないが、釣れるとは言い難い状況が続く。オッサンがくすぶっていると、MR氏がやってきた。「おはようございます!」と言ってくるが、時間は丑三つ時前。この場合は「おはようございます」なのかな?と違和感を感じつつ、こちらも「おはようございます」と違和に違和で返す。すぐ近所でMR氏も始めるが、どうやら釣れないらしくウロウロと動き始める。MR氏は見かけに反比例してフットワークが軽くて、釣れるスポットを探してけっこうな距離を動いている。一方、オッサンは最初からほぼ動いてない。もっとどこかに爆釣スポットがあるハズと悩みながら続けてて、「次でアタリがなかったら移動しよう!」と思ってるときに限って、アタって来るんだよね〜そして、どういう訳が本日の最大サイズも上がってくる。18cmってところでこういうのが、ホンマいやらしいわ〜しかし、やっと移動を決断。やってきたのは【島】エリア。やはりこちらにも誰もいなくて寂しくて恐い。このエリアではいつもは2.1mの短竿でやるんだけど、今日はそこそこ潮位が高いもんだから水際が遠く、引き続き3.5mの長竿にて。沖目を狙っても喰ってこないので、竿から垂直に仕掛けを落とし、手前をチョン!チョン!と餌を踊らせる感じで誘う。活性が良い時は、グン!と一気に持ってゆくんだけど、今日は喰いが大人しいので、チョンチョンが根掛かりみたく動かなるとハゼが餌を咥えているアタリ。すかさずアワセるとググン!ググン!と暴れる。このエリアは水深があり、ハゼも良型サイズだから暴れると面白い。コレくらいが普通に釣れるとは言え、今日はアタリも遠いな〜岩場だから当然こいつも居る。ウロハゼ君大きく太ってて、パワーがあるから、ウロハゼを掛けると「大型来たか!?」と期待させるニクイ奴。ハゼはハゼだけど、外道には変わりないので即リリース。「早くお帰り…」と優しく足元に逃してやる。すぐに次もアタって来て激しく暴れる。「お!今度こそ大型か!?」と期待させるが、またしてもウロハゼ…待て待て、コイツってさっきリリースした奴ぢゃね?サイズ感といい、柄といい、さっき見た感じですが…ふざけんな〜!と今度は沖に向かって遠投!画像でよく確認すると違うウロだったね。テヘペロ!気になるのが、さっきからパラパラと雨が落ちてきている。実はここへ来る移動中にもパラパラ来てて、「エ〜、降るの?でもコレくらいならすぐに止むっしょ!」と気にしてなかったけど、空はどんよりな重い曇り空になってきている。まぁ、降ったとしてもパラパラくらいでしょ!と思いたし、そう信じたい。なにせ、雨は予想してないもんだからカッパを着てないし、この寒い時期にずぶ濡れになり、遠方から帰るとしたらタダでは済まないだろうて。と心配になってると、「簡単には帰さんぞ!」とばかりにアタリが増えてくる。しかも、上がってくるのは良型〜大型手前サイズ。お〜!ナイスサイズだ!楽しいハゼ釣りではあるが、雨は一向に止まないどころか、雨音が大きくなってくる。「くそ〜!カッパ着てくりゃ〜良かった!」と後悔しても後のジャンボリー。まだまだ釣れるんだけど、雨は本降りになり、手足部に水が染み込んできている。コレ以上の浸水はマズイ。夏ならいざ知らず、この時期に身体の芯が冷えたら命に関わるので、泣く泣く撤収。すぐに移動し、まずは雨宿り。こちらにはMR氏とO氏が釣りしていて、なぜか二人とも雨対策は万全だった。O氏曰く「コッチは入れ喰いだよ!小さいけど…」とカッパを着ながら嬉しそうだった。かたやオッサンは寒くて、既に手はかじかんでいた。天気アプリで確認すると、あと20分ほどで雨雲は通り過ぎ、その後はもう降らない予報。しかし、濡れネズミのオッサンは雨が上がったタイミングで戦略的撤退を決めていた。確かに、O 氏MR氏は入れ喰いで楽しそうだったが、ここで無理して釣りを続行し、取り返しがつかない状況もあり得る。いくら都会の釣り場でも、自然相手には変わらず、釣り人は常に安全な行動を心掛け、早め早めの決断をしなければならない。予報通り、程なく雨が上がったので、このタイミングで帰路につく。予想外の雨により、2時間で18匹とトホホだったけど、サイズ的にはそこそこ楽しめた。数は少ないが、サイズは良かった備えあれば患いなしで、今後は使い捨てのビニールカッパくらいは常時携行するべきかな?オッサンは夜釣りを始めたばかりなのでエラそうな事は言えないが、なんとなくの今までの印象で、夜中の2時〜4時位の間のどこかで入れ喰いになるタイミングがある気がしている。逆に、この時間帯よりも前の時間はすごくアタリが遠くて、今までスタートダッシュの釣れ具合は皆無。釣りに『朝マズメ夕(ゆう)マズメ』という言葉があるように、もしかしたら『夜マズメ』もあるのかも知れない。無事オッサンが帰宅した後、釣り場に残ったO氏とMR氏がどうなったのかは知らない。もしかしたら、寒い雨天の強行ハゼ釣りがたたり、釣り場の藻屑になったかも…まぁ、釣り好きな二人ならソレも本望だろうて…オッサンは釣りでくたばるなんざ本望ではないので、絶対に生き延びちゃる!次の記事>>>「2023年度33回目のハゼ釣りは地獄のダブルヘッダー!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度33回目のハゼ釣りは地獄のダブルヘッダー!
    2023年33回めのハゼ釣りはまさかのダブルヘッダー2023年11月25〜26日。2023年33回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:一宮川→南白亀川【千葉外房】のち【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:曇り一時雨釣行時間:第一部【16時30分くらい(潮位:147cm満潮)〜21時30分くらい(潮位:19cm干潮)第二部【2時30分くらい(潮位:150cm上げ6分)〜6時30分くらい(潮位:170cm下げ2分)】大潮水温:15℃釣果:第一部【マハゼ4匹(12cm〜21.5cm)】第二部【マハゼ52匹(11cm〜17cm)】竿:3.5m(清流X硬調)&2.1(行雲流水と彩峰?の合体竿)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号&袖6号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメ&ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けオッサンはまっぴら御免だが、人生100年時代と言われ始めた昨今。1世紀にも及ぶ長い人生にはまさか!?と思う時が多々発生する。良い方向のまさか!?だったら大歓迎だけど、たいていは悪い方向のまさか…が多いと思う。予想だにしなかった事柄が自分の身に降りかかり、一瞬思考停止に陥り、のちに混乱し、その場から逃避したくなる。そのまさかは、外的要因だったりする事もあるが、多くは自分に原因があることも少なくない。そもそもが身から出たサビなんだけど、本人の予想範疇外の事態が発生したからまさか!?になっちゃうんだろうけど、関係ない外部の人間から言わせてもらうと「ちゃんと考えとけよ!」って話なだけなんだけど…平和なハズのオッサンの週末。今週もヘビーな仕事をこなし、心身ともに疲れた身体を休め、来週のために気力体力を充電する休日。いつもは適当に時間を浪費し、波風立てぬよう、息を殺して平穏に過ごしている。しかし、今週末はマズかった!仕事を終え、間髪入れずにハゼ釣り遠征から〜の地元でのオールな夜釣り決行という、地獄の2連戦。自分の年齢をわきまえずに、無謀に行動する昨今の高齢者にありがちな愚挙に似た、アホな所業をやってしまったオッサン。事の端末はこうだ!3年越しの20cmオーバーちょうどひと月まえくらいに、千葉の外房へハゼ釣り遠征へ行った。わざわざそんな遠くへハゼ釣り如きに赴いた訳は、『大型ハゼを釣りたい!』というトホホな理由。いつもは東京湾奥でハゼ釣りしてるんだけど、数はそこそこ釣れるが、サイズがイマイチ。かたやYou Tubeの動画などでは、「20cmを超える大型ハゼを釣りましたぁ〜!」なんて派手にやってたりして羨ましい限り。そんな景気の良いハゼ釣り情報の多くは地方で、やはり東京湾では大型サイズは望めないのが現実だったりする。さらに追い打ちを掛けるように、2023年のハゼ釣りはど〜にも芳しくない。数はともかくサイズが上がらなくて、地元のハゼ釣り人達は燻りを余儀なくされている。ならば、「釣れないなら、釣れる場所に行けばいいじゃん!」と思うのは至極当然の流れ。っというわけで、ハゼ釣り動画などで有名な千葉の外房へ、いろんな所を膨らませながら行ってみたんだけど、やはり甘くなくて、全然パッとしなかった。釣り人とは、とても始末の悪い人種。その時の悔しさがずっと心の奥底で燻り続けてて、いつかリベンジしちゃる!と火種を絶やさないのである。そして、今回のリベンジマッチ。前回は昼間の釣行だったので、今回は必勝を期しての夜釣り。夜は大型魚が蠢く時間帯なのは間違いないので、「夜なら絶対釣れるっしょ!」とリベンジの機会を狙っていた。メンツは、前回も車を出してもらったI氏とオッサン。高齢者に片足突っ込んだいい歳こいた中年二匹が、老体にムチ打っての出撃。夜釣りとは言うものの、実際は夕(ゆう)マズメ〜”夜のはじめ頃”の時間帯の釣行。なので、土曜日の半ドンの仕事から間伐入れずに出発し、現地へ向かった。オッサンは車なんぞの贅沢品は持ってないので、今回も足はI氏。I氏の車はまだ新車の匂いがプンプンするんだけど、「こんなキレイな車でニオイが移る釣りによく行くな〜」と他人事ながら思う。しかし、昨今の車って障害物検知やら自動運転やら運転手を補助する機能満載だ。オッサンは、普段はな〜んもオプションがついてない会社のオンボロ工事車両(しかもマニュアル車)しか乗らないので、コレが同じ車という物体なのか?とビックリする。気になるのが、さっきから走行中にやたら電子音が鳴ってるんですけど…前の車と近かったり、走行車線に寄ったりするとピーピー!とお知らせ。その上、I氏はいろいろいじくるのが好きらしく、走行しながらしきりにハンドルのボタンをカチカチやってて、「この人、前見てるのかな?」と心配になる。このように、車がお知らせしてくれるのも良いけど、いざ危険という時になんとかしてくれるんかな?踏み間違いとか飛び出しとか、そういう時に確実に車側で防止してくれんですかね?テレビのCMとかでは安全性を謳ってるけど、実際はその手の車に限って事故ってるの多くね?早く完全自動運転の車を出してくれないかな?人間が介入するから危ないのであって、自動運転同士だったら事故は起きないでしょ!「やっぱり車は自分で運転するもんだよ!」オッサンは車に全く興味がないから愛のない言い方になるが、車好きの方はこう思ってると思うが、人を轢き殺してもそんな事言えますかね?事故があってからじゃ〜遅いんですよ。例え自動運転になったとしても、オッサンが車を所有することは無いと思うが、早く完全自動運転を実現して欲しいものだ。警告音が鳴り響く、前方不注意の車は、かろうじて無事に目的地に到着。夜釣りともなると寒くなるので、完全防寒にていざハゼ釣り。まずは一宮川から。到着した時は、手前にはのべ竿を持ったハゼ釣り人もいるし、その奥にはルアーマンもいたんだけど、予想よりも釣り人が少ない。なんか釣り人少ないな…ちょうど満潮時間から下げ始めの時間だから、釣れると期待したい。大潮の満潮時間だから潮位が高いではさっそく釣りの準備をば!ということはなくて、まずはエネルギー補給で、いつものようにチンタラするオッサン。かたやI氏はさっさと釣り糸を垂れ始めている。「すげぇ〜やる気!」とI氏の釣りを眺めていると、さっそく大型サイズのハゼを一匹上げた!お〜!デカいね一匹目からこんなサイズが来るんだから、やはりこの時間に来て正解だね〜っと、この後の釣りに期待が高まる。どうやら釣れるようなので、オッサンも釣りの準備。I氏曰く「この護岸の下の穴からハゼが出てくる」という事なので、長い竿は却って使いづらくなるため、まずは2.1mの竿から始める。短竿と言えばこの竿仕掛けはいつもの胴付き仕掛け。いつも変わらず餌はアオイソメなんだけど、前回の残りで、まだ昇天してはいないがかろうじて生きてる程度。活きが悪いのはしょうがないね大型ハゼを期待して、垂らしは長めにしておく。大型ハゼならひと口でパクっしょ!水温は15℃ってところ。海が近いからもっと温かいと思ってたけど、そうでも無いんですな〜。けっこう冷たいんだなさぁ、大型釣るぞ!とノンビリ準備している間にI氏は既に4匹釣り上げていた。まずはハテ?どこからやるべきか?なにせ全然知らない釣り場だし、一見すると同じようなコンクリの護岸が続いているだけなもんで…ただ緩いカーブになってて、そのカーブの曲がり箇所から始めることにする。カーブということは流れがぶつかっている箇所なので、なにかしらの変化がある区間だと思う。ゴミが溜まっているということは、流れがぶつかっているということなので、まずはゴミが溜まっているエリアから始める。ゴミエリアから開始当然、狙いはコンクリの穴で、その穴の前に餌が落とす。オッサン側からその穴は見えないから、「ここらへんかな…」という感じなんだけど。ところが…落とせど、落とせど、な〜んもアタリが無い。コンクリ護岸ひとブロックずつ丁寧に探ってるんだけど、音沙汰なし!アレ?狙い所間違ってるんかな?ここは同じ護岸のタイプが階段状に三段になってて、上からの覗き込むと、上の段の穴の位置が確認できる。下を覗き込んで護岸穴位置を確認するが、間違ってないよな〜穴の目の間でスンスン!誘ってみるが、生命反応は皆無だった。チョロチョロと動きながら繰り返し、時には沖側も落としてみるんだけど、ここの沖側はカキ殻なのか知らんが根掛かりの巣窟で、アッという間に根掛かり、仕掛けをロストする。忘れた頃にチョン!と突いてくるんだけどダボハゼで、食欲旺盛らしく、イソメの端っこにパクついたまま針掛かりもせずに上がってくる。すげ〜食い気マハゼが全然釣れなくて、上げってくるのはダボハゼばかり。I氏に小言を言いに行くと、I氏はI氏で首を傾げていた。釣れないのかな?と思ってたんだけど、「針に掛からない…」で悩んでいた。「マジ!?こっちは全然アタリが無い!」と文句を言ったら、「ここでやってみてください!アタるから」と、落とした瞬間に良型サイズがアタって来たんだけど、ポチャ!と落ちていった。もう力が抜ける。その後もどこに落としてもアタリが無くて、さすがのI氏も「全然アタらなくなった」と白旗を上げた。長竿にチェンジして広く探ってみたんだけど、根掛かりばかりで釣りにすらならず…長竿で広く探っても釣れないな〜おひさまはとっぷり暮れて、真っ暗な夜になったが状況変わらず。結局、最後の最後に12cmのハゼが交通事故的に釣れただけで一宮川は終了。オッサンは全くお話にならず、I氏も最初にポンポンと釣っただけで、その後は沈黙していた。何人かいた地元らしきハゼ釣り人は、夕暮れとともに帰ってしまったので、到着した時のタイミングで釣らないとダメだったんだろうて。モサ〜っとしていたオッサンの作戦ミスを痛感した。お次は南白亀川へ移動。車で10分ほどなんだけど、こちらも釣り人はほぼ居なくて、釣れる気配が全く無い。そそくさとI氏は釣りを始めるんだけど、いつものようにオッサンはモタモタしていた。なにせ、一宮川で作って来た仕掛けを全てロストしたので、仕掛けから製作しなければならない。とは言え、すぐに出来るんだけどサ。まずは前回の実績ポイントで始めたんだけど、やっぱりアタらないんだよね〜だよな〜…こちらにもルアーマンが何人かいたんだけど、ハゼ釣り人は皆無なんだよね。つまりは、ハゼが釣れないから釣り人が居ないという、至極単純な理由なんだろうて。「一体なんのために、こんな遠方まで夜釣りに来ているのやら…」「コレならいつもの【秘密の花園3】に行ってた方がマシだったな〜」と不貞腐れモードでいたら、チョン!とアタって来た!ダボハゼとは明らかに違う、重量のあるアタリ方。絶対ハゼだ!ここで逃したら坊主を喰らうかも知れないので、絶対に仕留めちゃる!アタリのあったスポットに寸分狂わず落とすと、着底すぐに喰ってきた!しっかりと針掛かりし、暴れ始める。ググン!ググン!と強烈に引いてくる。お〜!これは絶対に大型に違いないと確信するオッサン。慎重に引きをいなしながら大人しくなったタイミングで引っ張り上げるが、その魚体の形状がおかしい…ウロハゼじゃんかよ〜!こんチクショ〜!力いっぱいの遠投で優しくリリース。気を取り直して、再び同じスポットへ落としてみる。一匹釣れたということは、ココは魚が集まってくるスポットなんだと思うし、そう思いたい。ス〜っと仕掛けが着底すると同時に、またしてもアタって来た!来た〜!今度も激しく暴れる重量級の引き。今度こそハゼに違いない!と慎重にやり取りするが、上がってきたのはまたしてもナイスサイズのウロハゼ…なめとんのか〜!と優しくリリース。ここにはウロハゼしかおらんのか…もう諦めで仕掛けを落としてみるが、今度はアタリ無し…「フッ…、ウロハゼで終わりかよ…」もうルサンチマンを超えて、不貞腐れモード100%なオッサン。やる気も無く、竿を握りながらボケ〜っとしていると仕掛けがス〜っと持っていかれる。ん〜?なんで?と不審に思って竿を上げると、何かが掛かった!ググンググン!とハゼっぽい引き。ウロハゼ?と疑心暗鬼でやり取りし、上がって来たのは待望のマハゼ!やっとだよ〜!一応、ボウズのがれでホッとする。その後はアタリが無くなって、他を探ってみたんだけど、やっぱりどこもアタらないんだよね〜しばらくして、またアタリスポットに戻ってくると、もう一匹釣れた。追加!「やっぱりここしか釣れないんだよな〜」っと思いながら、次も落としてみると、仕掛けが小さく引っ張られる。反射的にアワセるとググググン!と長い竿ごと持っていかれ、右に左にと大暴れを始める。何?コレ?最初は大きめのチンチン(クロダイの幼魚)でも掛かったのかな?と思ったんだけど、引き方がハゼっぽいんだよね。期待半分で、引きをいなしながら大人しくなるまでやり取りする。水面に見えた魚体はデカいハゼだ!いや待て待て、頭でっかち過ぎない?やっぱりウロハゼ?手にキャッチしても半信半疑で、よくよく観察する。やっぱりマハゼだ!コレは確実に20cmいったね!すぐにスケールで計測すると、21.5cmと今期初の20cmオーバー。21.5cm来た〜!21.5cmすごい頭でっかち君やっとだよ〜!オッサンは、かれこれ3年間20cmオーバー釣れなかったから、「ここまで夜釣り遠征した甲斐があったよ!」とハゼを掴みながら涙した。ヨシ、もう一匹!という程甘くはなく、次は25cmオーバーのハゼを求めてかなり広く探ってみたが、本当にここしかアタリが無くて玉砕。結局、5時間の夜釣り遠征は4匹とトホホだった。I氏はなんだかんだで20匹届かないくらいは釣ってて、20cmもしっかり上げていた。この数の差はなんだろう?思案してみたが、やはりその釣り場との相性という結論に落ち着く。釣りをする方なら分かると思うけど、実際にあるんですよ、その人と釣り場の相性って。合う人はすごく良くて、合わない人はトコトンだめ。上手い下手とかじゃなくて、なんだろうね?…うまく説明できないんだけど、どういうわけか全然釣れない釣り場がある。他方、一緒に行った相棒はスゴイ釣ってたりするんだよね〜なので、オッサンはたぶんココらへんの釣り場は相性が悪いんだと思う。そうだ、そうだ、そうに決まった!かなり厳しかったが、せめてもの慰めが、21.5cmのハゼが上がったくらいか。夜釣りとは言え、さすがにココらへんの釣り場はポテンシャルが高いんだろう。そして、恐らくはもう二度と訪れないと思う釣り場を後にしたオッサンなのでした。すかさず【秘密の花園3】でおかわり!千葉外房遠征からの帰りの車内。疲れと脱力と眠気の中で、ずっと悩んでいた。「すげぇ〜心残り!」そして考える。「このまま帰れば、いつもの【秘密の花園3】にも行ける時間帯だぞ!」「いや、もう疲れ切ってるだろ!止めとけ止めとけ…」「いやいや、このまま終わって良いのか?今日は燻ってるだろ〜!」「いやしかし…」行きと同じように電子音が鳴り響く車内で、半分眠りながら悩み続けるオッサン。そんな苦悩するオッサンの心中を察することなく、I氏は相変わらずハンドルのスイッチをカチカチやっていたが…地元に帰ってきた頃にはもう決心していた。「もういっちょ〜!第二ラウンド!!」実はここまで無理してやるのには理由があって、千葉で釣りしていた時に、ある仲間から釣果確認の電話があり、オッサンが「21.5cm上がった!」と報告すると「そのハゼを見せろ!と。つまりは『実物を見ないと信用ならん!と言う事だろうて。人を信用しないとはけしからん!なのだが、信用信頼とは日頃の言動の賜物なので、其奴の言うことも理解できなくもない。最初はどうせ彼奴らは朝まで釣りしてるんだろうから、ひと眠りして朝持っていけば良いや!と思ってたんだけど、どうせ釣り場に行くのならやはり釣りしたいじゃん!今日は念願の20cmオーバーが上がったものの、釣果はトホホな4匹ですこぶる燻ってるもんだから、挽回したいじゃん!I氏に自宅まで送ってもらい、まずは無くなった仕掛けを製作し、風呂に入って体力回復。30分ほど横になるつもりがすっかり熟睡してしまい、気づいたら1時間寝ていた。それでも疲れは全く取れないが、慌てて出発。いつもよりも1時間以上遅い出勤だが、今日は釣れそうなので期待はしている。昨日もいつもの夜釣り連中は釣りしてて、結構釣れていたようだったので、状況がほぼ変わらない本日も釣れるはずだ。疲労困憊で現場に到着すると、既に連中は釣り糸を垂れていた。オッサンが釣り場にやってきた事情を知らない仲間は、「アレ?今日は千葉じゃなかったの?」と訪ねてくる。「千葉行ったよ!釣れなかったからこっちにも来た」と言うと不憫がられた。こちらの釣りの塩梅を伺うと「数はそこそこだが、型が小さい…」とのこと。20cmオーバーを釣ってきた勇者のオッサンに言わせてもらうと、ここのハゼ如きはミジンコみたいなもんだが、とにかく数釣りがしたいので、この際サイズは目をつぶろう。短竿でも釣れそうな潮位だったが、手前は10数cmクラスばかりなようだったので、もっと広く探れる3.5mの竿で始める。千葉で根掛かりしまくってオッサン自前の針は無くなったので、I氏から恵んでもらった針を使う。「夜釣りでは、針のチモトに夜光玉を付けると喰いがぜんぜん違う!」とI氏に力説された。発光玉付き針。ハテ?真偽のほどは…餌は、千葉のあまりのイソメと昨シーズンからずっと冷凍庫で眠っていたホタテ。前はこんなに大きいホタテ使ってたんだ…良型な夜ハゼの用にホタテも大きめにセット。ホタテもこのサイズなら十分でしょまずは適当に落としてみるが、相変わらず、すぐにはアタって来ない。いつもスタートすぐは全然ダメで、しばらく探っていないと喰って来ないんだよね〜コレってオッサンだけの現象なのかな?んで、しばらくスンスン!と誘っていると、やっと小さくアタって来たが、やっぱり一匹目はこれまた小さいんだよね〜なんで一匹目って小さいんだろ?一匹釣れるとポツリポツリと釣れ始める。基本的には15cm前後のサイズが多くて、時には17cmクラスも上がってくる。このサイズが上がれば良いっしょ!さすがにこちらでは、穴釣りでもない限りは20cmオーバーは期待できないけど、そこそこサイズが数上がるから、飽きない程度には釣れる。夜釣りにおいても、数を釣るにはマメな移動が大事で、一か所で粘らずに、次のハゼスポットを探す方が飽きないし、釣れると思う。夏場みたいにハゼが群れをなして移動してくる訳じゃないから、自分でハゼを見つけないと厳しいかな。問題は「どこへ移動すればいいの?」だけど、ソレが分かれば苦労しない。もう完全に勘でしかないんだけど、ひとつだけ手掛かりがあって人の手垢がついてないスポット。寒いこの季節だと、ハゼも大きく移動するとは考えにくいので、誰かが釣り糸垂れたあとなんてダメっしょ!なので、オッサンは釣り場では、他の人の動きを見るようにしています。誰も入ってないスポットをチェックしておいて、次の移動の時にそこへ瞬間移動。でも、連中も同じことを考えているから、荷物を置いている基地からどんどん離れていくんだよね〜んで、かなり遠方なエリアにやってきたオッサン。このエリアは初めてなので、どういう感じなんだろう?と思いながら、仕掛けを落とすとすぐにアタって来た!オッサンには珍しい現象だったので、コレは期待できっぞ!ここからが入れ喰いタイムの始まり。落とせばすぐに喰ってきて、上がってくるのはそこそこの良型サイズばかり。良型が多いぞ!ありがたいのは、針から外れることがほとんどなくて、掛かればほぼキャッチできた。コレがI氏が言ってた、夜行玉効果なのか?針も袖6号のカエシ付きだから、外れないのかな?その真偽は定かではないが、ひとつだけ言えるのは、針のカエシがあるとハゼの口から針を外していると人差し指の爪が割れる。なかなか外れない事も多くて、けっこう力を入れて外すことも多々あり。他の人はよく指が痛くならないな〜と思うし、ハゼも痛そうで不憫である。しばらく入れ喰いを楽しみ、数を稼いだが、夜が明けて来ると釣れなくなった。その後は、移動を繰り返しながらも10数cmハゼばかりしか釣れなくて、もう終わりの合図。こちらの夜釣りでは4時間で52匹と挽回できて、楽しい釣りになりました。これだけ釣れればリベンジできたっしょ寒さも次第に増してきて、明け方なんて手がかじかむくらいの寒さだった。でも、まだまだハゼは釣れてて、MR氏に至っては昨日同様に、本日も束釣りしたようだ。数釣りって、釣れる場所をいち早く見つけられるか?と釣れるスポットを求めてのマメな移動が肝になる。MR氏はそのフットワークのツボを見つけたようなので、この狂った時期にも束釣りができたんだろうて。あと、「アソコで釣れそう!」という勘が当たるようになってるんだと思う。ある程度経験を積むと、そのインスピレーションの的中率が上がってくるようになる。そうなればしめたもので、どこへ移動しても大体は釣れるようになる無双状態。MR氏は【秘密の花園3】のツボを心得たようで、もうオッサンには手の届かない、遥かかなたのガンダーラに到着したようだ。しかし、今夜はヘビーなハゼ釣りだった。20cmオーバーを求めて約150km移動した後、地元に戻ってからのオールなハゼ釣り。睡眠時間どころか、オッサンの余命も半年は削ったであろう無茶ぶり。もうこんなオーバーキルなハゼ釣りはまっぴら御免だ!次の記事>>>「2023年度34回目のハゼ釣りは今期初の【秘密の花園】にて」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2022年34回目のハゼ釣りは最果ての上総湊港へ遠征
    2022年34回目のハゼ釣りは遠征第二弾!房総半島『上総湊港編』2022年11月3日。2022年34回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:上総湊港(千葉県)天気:晴れ釣行時間:6時30分(潮位:65cm干潮)〜11時30分くらい(潮位:125cm上げ7分)長潮釣果:マハゼ81匹(10〜16cm)竿:キスロッド&スピニングリールのち「江戸前ハゼ竿」(手バネ竿3m)道糸:PE0.8号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖4号スレオモリ:2号ナスオモリエサ:アオイソメ一時ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けつい先日、釣り仲間のI氏から「千葉へハゼ釣り遠征に行きますが、如何だ?」の連絡。聞けば『大ハゼ狙い』がサブテーマらしい。たかがハゼを釣るのに遠出するのもどうなんだ?コレがそこで釣れるハゼは七色に輝く幸運のハゼで、釣り上げれば一生お金に苦労しません!と言うのなら、「喜んでぇ〜!!」とふたつ返事であるが、たかが普通のハゼだろうて。しかし、サブタイトルが大ハゼを求めて…である。既にハゼの穴釣りが始まってるんだけど、この穴釣りでは、釣れた数よりも「どんだけ大きいハゼが釣れたか?」が釣り人のランクを分ける。ランカーサイズの基準は20cmオーバー。昨今は大ハゼもなかなかお目にかかれないもんで、20cm以上ともなれば、ひとシーズンに釣れるか釣れないかといった感じ。ほとんどの仲間はなんだかんだで釣り上げるんだけど、オッサンだけ昨シーズンは19cm止まりで、奥歯が砕けるほどに悔しい思いをした。昨年はそんなセンチメンタルなハゼ釣りだったので、今年こそは!と大ハゼ狙いにはかなり前のめりなオッサン。そんな時に、I氏が大ハゼを目の前にぶら下げてきたので、何のためらいもなくバクッ!っと喰い付いたオッサンなのでした。釣り場は違えど、サッサと20cmオーバーのハゼを釣り上げ、心に余裕を持ってシーズンを過ごしたいという希望もある。目指す現場は上総湊港なんとなく聞いた事があるが、ハゼ釣りでは有名なポイントらしい。位置的には、房総半島の東京湾側のとんがった富津岬の少し下あたり。同行はI氏とH2氏で『三匹のおっさん』御一行様。H2氏も即答だったから、オッサンと同じ気持ちなのかもしれない。言い出しっぺのI氏が車を出してくれるとのことで、ありがたや、ありがたや。早朝5時に待ち合わせだったんだけど、なんで釣り人ってこんなに早くから行動するのかね〜まぁ、オッサンは座ってるだけだからいいんだけどサ!目的地は、オッサンちから東京湾を挟んで反対側なんだけど、現在は【東京湾アクアライン】という夢の道路がある。この夢の橋を通れば、川崎〜木更津間が時間・距離ともに1/3に短縮されるんだけど、ネックだったのがその通行料金。開通当時は片道4,000円という、わずか15kmのくせに法外なボッタクリ!まぁ総工費が1兆5000億円と、コレまた天文学的なマネーを投資してるもんだから、少しでも早く回収したいんだろうけど高すぎだよね〜だもんだから、利用数が想定を大幅に下回る閑古鳥っぷりで、期待されていた千葉県側の経済効果もフルスイングの空振り。ソレだけならまだしも、千葉県側の買い物客が東京や横浜へ流出したことにより、地元商業施設が閉鎖や閉店が相次ぎ。開通を見込んで造成した住宅地や工業団地の用地の売れ残りによる地価暴落など、商圏経済が大打撃。そこで!満を持して登場したのが、昭和青春ドラマの鬼『森田健作知事』登庁してわずか3分でお帰りなる「ウルトラマン登庁」やコロナ禍での予算を「ガッツ・コロナ予算」と命名、台風の被害状況を私用車やタクシーに乗ったまま視察する「私的視察」と豊富なワイドショーネタをご提供。3期12年も勤めた森田県政において、当選公約であり、唯一と言っても過言ではない成果が東京湾アクアラインの通行料を800円に値下げコレによりアクアラインの交通量は倍々増!京浜地域に通勤する労働者が、木更津市や君津市内に相次いで引越しして地価が急騰したり、郊外にアウトレットモールやショッピングセンターが進出して、アクアライン開業前の経済状況に回復しつつある現在。まぁ、そもそもが当初の価格設定が高すぎたのでして…モノには全て適正価格があるからして、ガッツいてはいけませんな〜しかしながら、競合する東京湾フェリーの輸送台数が大幅減少で、フェリー船が削減されたり、JR東日本では内房線の特急列車の定期運行廃止や本数の大幅削減などのデメリットも顕在化しているらしい。なにごともwin-winという訳にはいかんですな〜そんな『おれは男だ!』な有料道路をひた走り、三匹は房総半島へ上陸。トンネルを抜けると明け方だった!一般道を走っていると、霧というか”もや”というか薄っすらとガスってたので、今日は暖かい日になりそうだ!出発から一時間強で、目的地の上総湊港に到着。現場近くの公園の駐車場に車を停める。トイレ完備で、もちろんタダ!車から降りると東京とはまるで違う澄んだ空気で、思えば遠くへ来たもんだ!を実感する。投げ竿からやってみたものの…駐車場から港までは歩いて5分程度。チンタラ歩いていると、ちょうど山間からおひさまが登ってきた。眩しいぜ!まずは釣り場のチェックから。ここでのハゼ釣りは、釣り船やレジャーボートが係留されている港の堤防上から釣り糸を垂れるシステム。漁港は湊川の河口部にあって、メインのポイントはこの湊川方面になるらしい。こちらの川側を狙うらしいちなみに港のお隣りは海水浴場になっていて、そこではサーフで釣りもできるらしく、何人かの釣り人がいた。何が釣れるのか知らんが…到着した時はちょうど釣り船が河岸払いの時間帯で、ひっきりなしに船が出てゆく。漁港での釣りは船が最優先が掟。釣り人は漁港で釣りをさせて頂くというスタンスが厳守である。ちょっと前にニュースで、船が来てもラインを出しっぱなしにしててロッドごと船に持って行かれ、あろう事か船側に因縁をつけたアホがいたが、そんな奴は釣りする資格は皆無である。なので、船の邪魔をしてはいけないので、現在地からグルリと港を廻り込み、船が通らない反対側の堤防へ釣座を構える事にする。 移動途中、とりあえず様子見で湾内で釣り糸を垂れてみる。湾内でもハゼが釣れるらしいI氏とH2氏は釣りの準備をしているのだが、オッサンは腹が減りすぎてたのでブレックファーストをパクつきながら二人の釣りを見する。食うモノがいつも変わんねぇな〜モグモグしながら二人の釣りを眺めるが、全くアタリがないご様子。まぁね〜、釣れる気配がないもんなので、当初の予定通りのポイントへ移動。真上には内房線の鉄橋が架かる、旅情豊かな風景。さすがにここまで遠出にもなると、都心の喧騒は全く感じられず、ゆったりした時が流れているようだ。アクセクして無くていいね〜ウェットな感慨に浸っていたら、I氏とH2氏が早速ハゼを釣り上げていて、すっかり出遅れたオッサン。「せっかくここまで来たんだから、もっとゆっくりしてりゃ〜いいジャマイカ!」と、オッサンの呑気な旅情気分は二人には伝わらなかったようだ。では、遅ればせながらオッサンも釣りの準備をば。少々悩むが、まずはリールの投げ竿から始めることにする。シロギス釣りで使ってる二軍ロッドシロギス釣りではいつも胴付き仕掛けなんだけど、本日は天秤でやってみようと思います。ちょい投げだからオモリは6号エサは当然アオイソメ。今シーズン初のイソメ餌ちなみに水温は14℃とちょっと冷たく釣れんのか?と心配になるが、先行の二人は釣りまくっているから、たぶん釣れるんだろうて。14℃と冷たいが…こちらの堤防は二段構えになっていて、今現在はほぼ干潮なので下に降りられる状態。濡れてるのでツルツル滑って危ないが…まずは鉄橋下に陣取っての第一投なんだけど、すごく浅くて着水と同時に着底。アラ?こんなに浅いの?そう言えば、事前情報では「台風の土砂で川が浅くなってしまい、ハゼが釣れなくなった」らしい。確かに、東京の川も増水の土砂が堆積して環境が激変したもんな〜こちらでもそんな影響が出ているのか…一度回収し、深さがありそうなエリアめがけて遠投!すると着底と同時に生命反応が!?ハゼおるやん!っと、少々喰わせてから軽くアワセると掛かった!そこそこの重い引きだから、良型かもしんまい!さすが遠征した甲斐があったな〜っと、期待を胸いっぱいにリールを巻き上げるが、上がってきたのはコイツだった。定番外道のクサフグ…んだよ!なんだけど、さすがに東京ではお目にかかれないサイズ感。気を取り直してさままな角度に投げてゆくんだけど、揃いも揃ってクサフグの嵐…マジかココ!?ダメだ!話にならんので、ポイントを大きく移動。もっと下流の深さがありそうなエリアへ。こちらだと高さのある堤防上からになるんだけど、これも事前情報によると、湊川中央部に設けられている防波堤のキワが大ハゼのポイントらしい。目標の防波堤まではおよそ25mほどで、6号のオモリでは少々厳しい距離感。ならば!と力の限り遠投すると「カーン!」と防波堤の鉄壁に見事にHIT!すばらしいコントロールだ!!しばらくステイさせてアタリを待つが、な〜んも反応がなかった。ズル引きで探りながら地形を把握していると、やはりというか、河川最深部からの駆け上がりでアタって来た。ちょっと喰わせてからアワセると掛かったが、妙に軽いな…またクサフグ?の疑心暗鬼で巻き上がると、本日最初のマハゼが釣れたんだけど、10cmと力の抜けるサイズだった。何のためにこんな遠くまで遠征に来たんだか…大ハゼには程遠いんですが…ハゼがいるスポットが分かったので集中して攻めるんだけど、釣れるには釣れるが微妙なサイズ。ちょっとサイズアップ次もまた小刻みサイズアップいやいや…そうじゃないでしょ!挙げ句には、東京ではなかなかお目にかかれない外道も上がってくる。ヒイラギ君当然ながら例のクサフグも上がってきて、針の掛かりが深いとハリスごとぶった切られる。ダメだ!やってられん!やっぱハゼ釣りはのべ竿でやるべきだ!!と投げ竿からのべ竿にチェンジする。やはり長竿は必要だった!一度基地に戻り、今度は手バネ竿をゴソゴソやってみるが、如何せんオッサンは手バネ竿を使ったことがないもんで、準備が遅々として進まず、見かねたI氏にセッティングしてもらう。本日がお初の手バネ竿道糸にはPE0.8号を巻いてきたんだけど、I氏曰く「PEだとやりにくいから、手バネ用のナイロンラインの方が良いですよ!」とのこと。なるほど!「そ〜言えばこの竿を買った時に、オマケで貰った手バネ用の道糸があったな〜」っと思い出したが、今さら釣り場ではど〜することも出来ず…PEラインではなく、専用アイテムの方が良かったのかな?気掛かりなのが、3mというこの竿の長さ。今現在は干潮から潮が上がり始めているんだけど、その内に堤防下段の平場にも潮が上がってくるから、堤防上部に避難することになる。恐らくは、この3mの竿だと堤防の上から釣り糸を垂れるのは厳しいのでは?潮が平場に上がってくるまでが勝負!と身が引き締まる所存でございやす。堤防下段の平場に潮が上がるまでが勝負!まぁ、アレコレ考えてもしょうがないので、とにかくハゼ釣りするしかないのである。仕掛けは、いつものハリス3cmの胴付き仕掛け。鉄橋付近はクサフグだらけで、潮が上がるとともにクサフグも上流に移動して来るという読み。なので、湊川の上流を目指して釣り歩く作戦。人生初の手バネ竿での第一投!いつものようにス〜っと円弧状に落とすんだけど、思ったよりも浅くて、水深は1mあるか無いかといった感じ。5秒ほどステイしていると、スンスン!とアタって来て電撃フッキング!ググン!ググン!とナイスな引きで上がってきたのは良型のマハゼ。お〜!ナイスサイズすぐに同じスポットに落とすと連打が始まる。ちょっぴりサイズアップやっぱりハゼ釣りは、のべ竿の方が狙い通りに落とせるし、ハゼの引きも味わえるから面白いよね〜初めて来た釣り場なので、今日がたまたまハゼの活性が良い日だったのかどうかは分からんが、ここから一気にペースアップ!自分の立っている場所から2か所くらいはハゼのホットスポットが見つかって、それぞれに5〜6匹くらいは上がってくる。アタリが無くなったら、5mほど上流方面へ移動し再び探る。(以後、リピート)ここのハゼは白っぽいから、底は砂地なんだろう。確かに、仕掛けが着底するとソフトランディングだし、誘いでズル引きすると柔らかい感触だし。ここのハゼは色白だな良いペースで釣れてきて、俄然楽しくなってくる。更には、ここのハゼは東京モンに比べて元気がよろしい!針に掛けると結構な引きと重さなんだけど、「これはデカいぞ!」と思って釣り上げるとせいぜい14cm程度だったりする。針がちょっと深く刺さってしまい、グイッ!とハリスを引っ張るんだけど、頑固に口を開かないんだよね〜東京のハゼならパカ!って素直に開けるんだけど…まさに田舎の元気小僧といった印象。調子良く釣ってるから、みるみる内にハゼを入れてるビニールバケツが賑やかになるんだけど、すぐにハゼが脱走する。バケツからも飛び出すやんちゃぶりクサフグやヒイラギが釣れてくると、上流へと移動して外道から逃げる。クサフグもデカいんだ!コレが!密かに「このペースだと1束狙える」と思ってたんだけど、もう足元まで潮が上がってきている。潮が乗ってきたら逃げられなくなるので、早めに平場から脱出。もうタイムオーバーか!?しばらくぶりに基地に戻ると、鉄橋よりも下流側はすっかり潮が乗っていて堤防上からやるしかない。I氏とH2氏は長いのべ竿でやってるんだけど、オッサンはこの3mの竿しかない。事前情報で『4.5mの竿で!』とあったのは、水深の話じゃなくて、堤防上から狙うにはその長さが必要だかららしい。チクショ〜!そういう意味だったのかよ!この距離感の話だったのかよ!とはいえ、もう投げ竿なんてやる気しないので、堤防上から目一杯腕を伸ばすとギリギリ堤防平場の”ヘチ”に届いた。ハゼ釣りでは、このような壁際のヘチも良ポイントになる事も多いから、どうだろう?っと思ってたら、しっかり釣れた!しかも、こちらの方が型が良い!本日最大サイズの16cmとは言え、ほぼ真正面しか狙えないから、50cmずつ並行移動しながら探ってゆく。探りの幅が極端に狭くなったので、一気にペースダウン…忘れた頃に釣れる程度になってしまいました。ただ、釣れれば15〜16cmで、ハゼがまるまる太ってるからその重量感がたまらない。昼近くになると海風が強くなり、竿が煽られるくらいで釣りづらくなってきた。水面が波打つくらいの強風朝も早かったし、ランチタイムになったので納竿。5時間粘って81匹という釣果でした。3人分の釣果。200匹はいるな…コレがこの釣り場で釣れた!と表現できるのかどうかは謎。ただ、I氏と地元の常連らしい爺ちゃんとの会話。ひとくさり釣れるポイントを上から目線で教えてもらったI氏。「ここは釣れる時は50匹は釣れるぞぃ!」「はぁ〜、そうっスか…」「ところで、オタクはいくつ釣ったの?」「58匹です」「………。」I氏もかなりの手練。どうやら、爺さまは話かける相手を間違えたらしい。まぁ、どれくらいが釣れた!と表現できるのかは、例え同じ釣り場でも、釣り人によって判断基準が違うからなんとも言えないけど…本日の目標は20cmオーバーだったんだけど、結果的には16cm止まりでした。でも、こっちのハゼは元気がよろしくて、ナイスな引きが楽しめました。また来たいと思いますが、次は長竿を持って来ないとね。出来れば4.5mだけど、オッサンは4.5mで軽い竿は持ってないんだよね〜なので3.6mかな?多分、3.6mでもギリギリ届きそうな気がするんだけど…今日は湊川方面ばかりだったけど、船が係留されている湾内側も釣れるらしい。ホンの数回、湾側もやってみたけどアタリは皆無だった。初めて使った手バネ竿は、やはりちょっと硬くて、何匹かは弾いてバラしてしまいました。たぶん、アタリが取れて無かった事もあったと思います。コレがいつも使ってる柔らかめ竿だったら、アタリも取れたし、バラさないで元気なハゼの引きも、もっと楽しめたと思います。もしかしたら1束いってたかな?と捕らぬ狸の皮算用。帰り際、近くの駅前で腹ごしらえ。上総湊駅はローカルな駅だった。いいね〜、この佇まいちなみに東京駅までは1,690円ナリ〜やっぱ遠いんだな〜!!中途半端な距離の遠征じゃなくて、いっその事、このようなローカルな釣り場の方が楽しいのカモ知れない。もちろん!オッサンの運転でないのが前提なのは言うまでもない。次の記事>>>「2022年35回目のハゼ釣りは如何とももどかしい…」へ
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  • 2022年35回目のハゼ釣りは如何とももどかしい…
    2022年35回目のハゼ釣りはど〜にもくすぶるハゼ釣り2022年11月6日。2022年35回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園」(KL?、KR?)※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:7時30分(潮位:105cm下げ6分)〜12時30分くらい(潮位:120cm上げ5分)中潮釣果:マハゼ19匹(12〜16.5cm) 竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m 道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け毎度の事なんだけど、日曜日のハゼ釣りよりも土曜日の方が「良く釣れた!」と耳にする。そりゃ〜そうだよ!月曜日〜金曜日の平日は圧倒的に釣り人が少ないから、その釣り場のハゼもドンドン供給されて、かつハゼも油断しているのでスレてない。そんな状態で土曜日にハゼ釣りすれば、そりゃ〜釣れるだろうよ!んがしかし!日曜日ともなれば、土曜日にここぞとばかりに押し寄せた多数の釣り人達の手垢の付いた後に釣り糸を垂れることになる。当然、アレだけ居たハゼも釣られまくり、生き延びたハゼも警戒心MAXでスレまくっている。特に、穴釣りのように、その場所に居付いているタイプのハゼともなれば、この傾向はことのほかである。釣られまくった次の日なんて、新しいハゼはまだ供給されてないのである。オッサンは日曜日しか釣りができない。土曜日は仕事だからだ。週休二日が当然の当たり前のこのご時世。週40時間労働の36協定なんぞクソ喰らえ!なブラック企業に従事する身としては、「いや〜昨日(土曜日)は釣れたよ!」としょっちゅう聞いてるもんだから、もう悔しいを通り越して平常心で聞き流すようになった。そんな悟りの境地なオッサン。もしオッサンが週休二日だったとしたら、たぶん土曜日だけ釣りをして日曜日はやらんだろうな…もう歳くってるもんだから、正直、身体がもたんよ!常連には毎日のように釣り場に通ってる輩もいるんだけど、「よくやるな〜!」っと感心するとともに「よく飽きねぇ〜な!」とも思う。んで本日もハゼの穴釣り場『秘密の花園』に到着すると、もう常連たちは釣り糸を垂れていて、週イチな釣りのくせにすっかり出遅れてるオッサン。誰よりも早く来たからと言って釣れるもんでもないし…気合い入れたところで釣れるもんでもないし…そもそもが釣りなんぞしてるよりも寝てたいし…まぁ、こんな有り様じゃ〜、土曜日もへったくれもないわな。オッサンを見つけるな否や(=as soon as)O氏が報告を入れてくる。「いや〜、昨日は型が良いのばかりがよく釣れたよ〜!」「天ぷらサイズばかりだったよ!」例によって、オッサンは釣りの準備のフリで聞き流す。本日も使う竿は1.5mの穴釣り用の短竿。やっぱりこの長さが使いやすい仲間内では同じ竿を使ってるのも複数いるんだけど、聞けば約3シーズンくらいでバキ!っと壊れるらしい。穴ハゼの強烈な引きと重量感は、小鮒やタナゴなどの小魚専用のこの竿には少々オーバースペック。しかし一番の破壊ポイントは、穴釣りは根掛かり必至なので、根掛かる度にそれを外そうとブンブン!竿を振りまくるのが原因かな。まぁ、形あるものはいつかは壊れる運命なので、『これも天の定め』と割り切るしかないのである。オッサンのこの竿も、そろそろ天命というか天罰が下る頃合いになってきた。本日の餌はアオイソメ。先日、上総湊港へハゼ釣り遠征に行った時の余りもの。まだまだ元気だったヨシ!今日も殺(や)ったるで〜!普通に釣りすりゃ〜いいじゃん!釣りの準備はできたんだけど、ハテ?どこから始めようか?眼の前のエリアには、常連たちがズラリと並んでいる。まぁ、今現在は干潮に向けて潮が引いてるから、ソレを見越して深さのあるこのエリアでやってるんだろうて。人見知りなオッサンとしては、あまり人がいる場所は好きではないので、ちょっと外れたエリアに移動する。まずはアオイソメの垂らしを4cmくらいでスタート。垂らしはこのくらいが可もなく不可もなくかなまずは実績穴に落としてみたんだけど、以前は必ずアタってきたけど、全く反応なし!しつこくやってはみたけど、アタらないな〜多分、昨日やられまくったのかも知れない。コレだから日曜日は厳しくなるんだよな〜っとブツブツ独り言。見やすい穴は全然反応が無かったけど、一見すると見つける事が出来ない穴もそこそこあるから、そちら方面を重点的に攻める。このタイプの穴は、陸側からは見えなくて、海側にポッカリ開いてる穴。こういうのはみんな見逃しているので、このタイプの穴を発見できれば、まずアタって来ます。「どこにそんな穴があるんじゃ?」っと聞かれても、「甘ったれんな!自分で探さんかぃ!」と返すしかない。まぁ、とにかく探すしかないのである。前述した通り、日曜日の穴釣りは、土曜日に来た釣り人の手垢が付いてない穴を探すのが仕事なのである。そんな穴をやっと発掘し、スルスルと落とすと50cmくらいの頃合いの深さ。”絶対ハゼいる!”オッサンの瞳孔が開く。最初はなかなか喰ってこなかったけど、しつこくステイしていると、竿先に出ないけどエサを突いてくる振動が伝わってくる。”来た!”ス〜っと2cmほどゆ〜っくり竿を上げると、スン!と引っ張ってくる。ここで慌てるとオジャンなので、一度止めて引っ張ってくるのを待つ。しかし、敵もさるもので喰ってこなくなる。チッ!ノリが悪い奴だ。一度竿を上げ、特エサであるイソメの尻尾に付け直して再投入。すると、着底と同時にアタって来た!スンスン!ス〜ン!と教科書通りのアタリ方でアワセると本日の一匹目が釣れた。良型だが尾ビレが荒れてるなさぁ、これから連打が始まるぞ〜!と思ったけど、この穴はコイツしかアタって来なかった。う〜ん、まだいそうなんだけどな〜気を取り直して次の穴へ。またすぐに見えないブラインド穴を見つけ、今度はすぐに勝負あり。コイツは素直だったがサイズダウンこの穴も一匹しか釣れなかった。う〜ん良くないな…本日はちょっと厳しくて、なかなかアタって来なくて、例えアタって来ても触りだけのアタリで、大きく引っ張る本アタリまで来ないんだよね〜しかも、一回こっきりしかアタらなくて、セカンドチャンスをくれない。代わりに元気なのがコイツ。ナイスサイズのメタブ『メタブ』とはオッサンが勝手に付けたあだ名で、本名はドロメ。穴釣りでは頻繁にお目にかかる外道なんだけど、良型になると食べても美味しいらしいが、誰も持ち帰らないから本当に美味しいかどうかは都市伝説である。針掛かりさせるとナイスな引きと重量感なのでマハゼと勘違いし、姿を見せるとガッカリな奴。口がパカ!と開いて愛嬌があるあるナイスな穴からマハゼ→ドロメと釣れた後、まだいそうだ!と落とすと、いきなりグ〜〜〜ン!と竿ごと一気に持っていかれた。「ウナギだ!」と思うくらいの強引な引きとメガトン級の重量感!重すぎて竿ではラチが明かないので、道糸を直接持って注意深く引っ張り上げると、30cmは優にある、まるまる太ったギンポだった。ギンポは怖いしキモいので、針を外せず速攻ハリスをぶった切ってリリースしました。「あ〜ビックリした!」本日は、基本的にひとつの穴から一匹だけしかハゼが釣れなくて、数匹釣れるフィーバー穴は見つからなかった。くすぶりながら一度基地に戻ると、H2氏がカップヌードルを作ってくれた。「おいしさは世界のことば!」カップヌードルどういう訳か、釣り場や釣り船で食べるカップ麺ってスゲェ〜美味しいんだよね!腹が満たされたので後半戦。この頃にはもう干潮時間だったので、かなり潮が低くなっていた。常連たちは深さのあるエリアに移動しているが、オッサンは反対に浅い方へと移動。本日のテーマは【手垢のついてない穴探し】なもんだから、必然的にこういう行動になるんだけど、単にオッサンが天の邪鬼なだけである。一応読みとしては、潮が引くとハゼの逃げ場も限られるから、ハゼが居るスポットも限られるからソコに当たれば爆釣じゃね?当然ながら、深さのある穴なんて全然なくて、狙うは岩と岩の深めの隙間や完全に干上がった岩で深さのある穴。なかなか見つからないんだけど、発見すればかなりの確率でハゼがアタって来る。んがしかし!アタリがあるのと針掛かりするのは別問題で、更には、針に掛かるのと釣れるのもまた別の話なのである。潮位が低いということは穴の中も狭く浅くなっているので、ハゼが思うように動けない。この事を踏まえると、アタって来るがハゼが動けないもんだから、エサを咥えたまま下に潜れなくて喰いが浅くなる。つまり、この浅い喰いでアワセても針に掛かりづらいということ。次に例え針掛かりしたとしても、すぐに水面からハゼが飛び出てしまい、ハゼが元気だから空中で暴れまくりバラしやすくなる。このダブルハンデを乗り越えて釣り上げなくてはならないのが今回のミッションである。アタリはそこそこあるんだけど、針に掛からなかったり、ハゼが落ちていったりが頻発!まさにミッション・インポッシブルで、「オーマイガー!」(by NMB48)を連発なオッサンなのでした。でも実は、釣り上げればそこそこ良型揃いなので、楽しさ半分悔しさ半分でもある。ここらへんのサイズが上がる本日最大サイズも浅穴からこんなハゲ上がりそうなストレスフルな釣りで粘ってしまい、余計な時間だけが無為に経過してゆく…結局、5時間粘ったけど19匹と厳しかったな〜敗因は、普通に釣れるスポットで普通に釣らなかったから。くだらん意地を張らないで、フツーに釣りをすればもっと釣れたはず…う〜ん、もっと釣れたハズだけど…とは言え、人が避ける状況で爆釣もあり得るのが釣りの魔力。現に、今日は誰もやらない超浅場でけっこうアタって来たのは間違いない。後はその状況でどうやって釣り上げるのか?を追求すれば、結果は付いてくるハズ。ホンのチョッピリだけど、今日は対策法が見えて来たので、また機会があったらチャレンジしたいと思います。しかし、今日もサイズが出なかったな〜いつになったら20cmオーバー釣れるのやら…次の記事>>>「2022年36回目のハゼ釣りはボウズ覚悟!」へ
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  • 2022年36回目のハゼ釣りはボウズ覚悟!
    2022年36回目のハゼ釣りはボウズを覚悟した!2022年11月13日。2022年36回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園」(KL?〜?)※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ時々曇釣行時間:7時30分(潮位:160cmほぼ満潮)〜11時30分くらい(潮位:140cm下げ6分)中潮釣果:マハゼ14匹(13〜18cm) 竿:TIMCO「幸釣四五六」のちベイシックジャパン「行雲流水」1.5m 道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けいつもながら日曜日はハゼ釣りなんだけど、東京はここしばらく雨が降らないので、週末の釣りも順調に消化している。おかげさまで、まだ11月中旬にもかかわらず今回で36回目のハゼ釣行。このままだと、年間釣行数の記録更新という不本意な事態になってしまふ。いくらチャリ圏で金のかからない時間潰しとは言え、全くの0円という訳ではない。竿や仕掛け等の材料はもちろん、コンスタントにエサ代もかかる。釣り場で食べるご飯やおやつも欲しいし…まぁ、オッサンの場合はエサや自分のご飯ですらも仲間から恵んでもらったりと、けっこう他力なんだけど、『ただより高いものはない』という格言にあるように、貰いっぱなしというのも気持ちが悪い。なので、心と懐に余裕のある時に日頃のお礼として、安っぽいが返礼の品をお渡したりする。先述の格言は、「ただの物は返礼に苦労したり、無理な頼みごとをされたり、かえって高い代償を払う」という意味。もらい物には返礼を!という習慣は【互酬性】と呼ばれ、ただの物には見返りに人の自由を拘束する力が潜んでいる。つまり「頂いた代わりに何か返さくちゃ!」という心の呪縛が働く。代価の支払いや返礼はその呪力を解く”儀式”であり、その儀式が終わらない限りはその呪力が続くのである。このように、世の中はギブ・アンド・テイクで成り立っているんだけど、オッサンの場合は明らかに”テイク”側の方に大きく傾いてる気がする。物欲しそうな顔しているのか知らんが、何かとモノを頂く機会が多い。大変ありがたくかつ申し訳なく思いますが、『来るもの拒まず、去るもの追わず』がオッサンのスタンスなので、貰えるものは後先考えずにありがたく頂きます。合掌!んがしかし!オッサンの場合は、何もお返しできるものはないもんで【互酬性】を期待しないで欲しいのですが、せめてもの御礼はこのブログで話題にする程度で勘弁してください。まぁ、オッサンの場合は常識がないもんでディスるという結果になることがほとんどですが、ソレもご愛嬌。でも世の中には、けっこう弄ばれることが好きなマゾイ方も多いので、ソレもまた良し!ハゼの穴釣り用竿を新調今回で2022年シーズンのハゼの穴釣りはまだ4回目なんだけど、毎年同じ釣り場で穴釣りやってるもんだから、マンネリ感は否めない。なので、時には何かしらフレッシュなネタをぶち込む事がある。今回は竿。仲間のH氏が、ハゼの穴釣り用竿を新調したインプレッションを送ってきた。またソレが秀逸な短文で、同じ釣り場で同じ獲物での使い心地なもんだから、オッサンの射幸心をワシャワシャとくすぐってくる。釣り人は常に理想の竿を追い求めている。コレがしょっちゅう行くような釣りモノになれば、そのイメージは明確で、そんな理想を手に入れたい、使ってみたいと悶絶している。気になった竿を何本も買い求める人、竿を自作し続ける人、それぞれに理想へのアプローチがある。オッサンもそんな理想はあるんだけど、なかなか辿り着けない。「悪くはないけど、なんかちょっと違うんだよな〜…」現実的にはどこかで妥協し、及第点な竿を使っているのが現状だ。そもそもが、理想なんて絶対的なものではなく常に変化し続けていて、決して辿り着けないガンダーラなのかもしれない。と、いつものようにくだらん話で尺を稼いで、申し訳ないです。そんな訳でH氏お勧めの竿が「いったいどんな感触なんだろう?」とオッサンも我慢できずにポチッとな!光の早さで届いたのがコレ↓次の日には届いた!TIMCO『幸釣四五六』使用材料:カーボン繊維75% グラス繊維25%全長:1.44m/1.65m/1.85m(三段スライド式)継数:8本仕舞寸法:30.5cm自重:35g竿名の『四五六』は約4尺・5尺・6尺の長さになるからかな?と思ったけど、なんか微妙に寸法が違うよね?箱には「※商品の数字は尺の表示ではおまへん!」と明記してあるから、竿の長さではなく、単に商品名というだけなんだろうて。同じ『幸釣』シリーズには、『零一二(約53cm/約70cm/約90cm)』、『二三四(約0.95m/約1.2m/約1.4m)』、『七八九(約2.2m/2.4m/2.7m)』がラインナップ。今回オッサンが購入した色は『ミドリ』だったけど、他にも『アカ、カラシ、ソライロ』があるらしい。ちょっとくすんだミドリ色この竿キャップがそこはかとなくヒワイな感じ…グリップの感触は悪くないオッサンはズームロッドは初めてで、「どうやって長さを変えるだろう?」って思ってたんだけど、キュッ!ってハマっているだけで簡単に長さが変えられるんですね〜、便利だ。簡単に長さが変わるぞ!付属品はカワイイ竿袋H氏のインプレによると、「穂先は繊細、胴から腰はしっかりとした竿」という事だったが、竿先はそこそこ硬めかな?確かに、レビューによると50cmの鯉を上げた!とか書いてあったから、そこそこの硬さとパワーはありそうだ。まぁ、竿の硬さって実際に魚を掛けてみないと分からないから、コレは実釣してからのお楽しみ。手でやってみた感じは硬めかな?ティムコ(TIEMCO) 幸釣 四五六 456 ミドリ 230000260452楽天で購入気になるのが、箱にも竿にも書いてある「吉田幸二」って何?なんだけど、たぶん人の名前だよね?調べてみたら、TIMCO専属のプロスタッフらしい。なんでも日本初のバスプロであり、国内のバスフィッシングの礎を築いてきた、その世界ではド偉い人物らしい。しかし、そんなバスプロがなんでのべ竿の監修しているのかは謎である。そんな話は置いといて、この竿がオッサンの理想になるのか?それとも『ただの通り雨ぇ〜♪』で終わるのか?明日のハゼ釣りが楽しみだ!さすがに焦ったよ!ハゼの穴釣り場『秘密の花園』へ向かい愛車を漕いでいると、防寒仕様の出で立ちなもんで既に汗だくだ。「今日も暖かくを通り越して暑くなりそうだ!」もう11月中旬なのに、この陽気ってどうなんだろう?なんとなくイメージ、ハゼ釣りは長く楽しめそうなんだけど、いろんな環境に変化が出ているので心配になるな〜現場に到着すると既にH2氏とO氏が居て、挨拶もそこそこに「場所を変えよう!全然アタリがないよ!」と腰砕けのコメント。例のごとくO氏情報によると、「昨日は良型ばかりで数も釣れた!」らしい。こんチキショ〜!んなこと言ったって、コッチは仕事で来れないんじゃ〜!んで本日、出し抜けにアタリ皆無のご報告…本当に自然というのは分からないよね。っという訳で、釣りの準備もせずに、予定していたエリアから大きく移動したのでした。コレが地獄の選択になるとは露知らずに…やってきたのは今シーズンお初なエリア。穴釣り初期には散々やっていた所なんだけど、ここしばらくはパッとしなくて来てなかったんだよね〜ただ、それは他の釣り人も同じで、人の手垢がついてないから釣れるかもしんまい!の期待がない訳でもない。近くに先行の常連さんがいて、塩梅を伺うとスタートダッシュで三匹上げたらしい。なぬ!?それではオッサンもご相伴に預かりますか!とチンタラ釣りの準備を始める。竿は当然ながら『幸釣四五六』頼むぞ!吉田幸二餌はアオイソメ。やはり大型ハゼにはイソメって感じだね!やはり大型狙いとなると虫餌有利だと思うが、オッサンはセコいので、イソメの垂らしは短めだから有利もクソもない。ちなみに近所でやってる常連さんは、アミエビと芝エビのコラボ餌でやっていた。水温はなんとこの時期でも18℃まぁ、外気も暖かいからこうなるわな…暖ったけぇな〜!準備完了にて水際に仁王立ちになるが、ちょっと作戦タイム。今現在はほぼ満潮だから、狙うはちょっと沖目かな?ハゼが潜んでるラインってだいたい決まっいて、潮が満ちているこの状況だと必然的に沖になる。なので、『幸釣四五六』もロング・ロング・アゴーの設定。でも先入観は禁物だから、基本は沖目だけど、人の探ってなさそうな手前の目立たない穴も見落とさないようにしなくちゃ!基本は沖目だけど幅広くねまずは適当な穴にスルスルと落とすと、深さ50cmほどの頃合いの穴。コレは期待できる!絶対ハゼいる!と長めに探るが、何の生体反応も無かった。”絶対いると思うんだけどな…”次の穴も良穴だったけど、こちらも何もなし。う〜ん、ダメか…深さがある良さげな穴はいっぱいあるんだけど、落とせど落とせど全然アタリがない。ハゼいるハズなんだけど…試しにイソメを1本掛けにしてみても、全然アタって来ない…さすがにこの頃になると異変に気付く。今日はおかしいぞ!H2氏も「全然アタリないよね?」と異変に気づいたらしい。っと思ってたら、ちゃっかりハゼ釣り上げやがって!ボウズ逃れ。オッサンも負けじと釣りたいんだけど、アタって来ないんじゃ〜何もやりようがない。恐ろしいことに、このままアタリなく1時間が経過する。まぁ、何度かはモゾモゾというアタリがあったけど、「ダボハゼかな?」と思わせる程度で、ソレもすぐに喰わなくなる。今思えばアレはハゼだったと思うが、あのモゾモゾだけではアワセようもない。さすがにオッサンも焦りの色は隠せない。「コレはもしかしたら人生初のハゼ釣りボウズを喰らうかも知れん!」どうやって言い訳しよう…でもボウズならネタにもなるし…でもボウズは避けたいし…今使ってるイソメはO氏から貰ったんだけど、あまりにアタラないもんだから、「もしかしてO氏がこのイソメに毒でも入れたんじゃね?」と疑心暗鬼になる始末。しかしボウズだけは何としてでも逃れたい。ちょっとこのエリアから離れる事にする。この時点でH2氏4匹、ご近所の常連さんは7匹。何が原因でオッサンには釣れないのかサッパリ分からんが、全然釣れない訳ではないらしい。気分を変えて移動してみると、最初の穴でやっとマハゼの反応。相変わらず、ハッキリしたアタリではなくモゾモゾとイソメをいぢって来る程度。あまりしつこいと喰ってこなくなるので、その穴は覚えておいて他の穴を探る。もう一つモゾモゾ穴を見つけたんだけど、ソコも温存し、最初の穴に落とすとすぐに分かりやすくアタって来た!グン、グン、グ〜ン!でアワセると掛かった!いつもよりもかなり気を使い、水中で泳がせ完全に疲れさせてからゲット!やっと釣れたよ〜!この最初の一匹目が長かったな〜オッサンはスロースターターなんだけど、さすがにここまで釣れないと不安を通り越して、ボウズを覚悟しましたよ!次も同じ穴からナイスな引きと重量感で上がってきた。本日最大サイズの18cmこのハゼを見て少々考える。今シーズン最大サイズの18cmなんだけど、このサイズとは思えない軽い感触でいとも簡単に上がってきてしまった。つまりは、やはりこの竿は硬い竿という事でして、今回は釣れたから良かったものの、硬い竿って針掛かりしたハゼを弾いてバラす確率が高くなる。本日はハゼの喰いがとても浅いから、かなりの苦戦を余儀なくされるはず。一匹一匹がとても貴重なので、確実にゲットしなければならない!なので竿をチェンジじゃ!いつも使っている「行雲流水」に竿を変える。やはり確実に上げるならこの一本!もう気持ち的に全く余裕がなくて、とにかく空白の一時間を取り戻す事しか考えられなかった。竿を変え、また戻ってきて同じ穴に落とすと、またアタって来た!さすがいつも使っている柔らかい竿なら安心してやり取りできる。ハゼの引きをいなす幅が広いから、針に掛けてしまえばほぼ間違いなく取り込める。ただその柔らかさゆえ、一気に潜られる事もあって、そうなるともう抜き上げられないことも多々あるから、一番最初に針に掛けた瞬間が勝負になる。ありがたい事にこの穴から5匹上がってきたんだけど、他に2匹バラしたのはもったいなかった。バラす原因は餌だけを咥えていて、針に掛かってないことがほとんど。この釣りをしているとかなり頻繁に起こる事態で、「針を大きくすればチャンと掛かるよ!」という意見もあるんだけど、オッサン的には針は小さい方が釣れると思っている。まぁ考え方は人それぞれだから、それぞれが釣れると思う方法でやるのが一番釣れると思うよ!その後もチョロチョロと釣れてツ抜けし、やっと心に余裕が生まれたので食事休憩。H2氏がカップヌードル(カレー味)をくれた!しかし、最初の釣れない原因は何だったんだろう?ご飯を食べながらH2氏と白熱した議論だったけど、結局はわからじ。まぁ、自然相手なんだから釣れる釣れないはお魚次第。人間ごときがアレコレ考えても、正解には辿り着かないよ!釣れる時は釣れるし、釣れない時は釣れない…人間はただ釣りをさせて頂くのみなのである。飯を食い終わり、他の仲間がいるエリアへ移動。まぁ、皆さん同じようなもんで…しかしこの頃には風が強くなり始め、水面が波打って狙いの穴なんて見えやしない!「チッ!天気予報通りに吹いてきやがって!」しかし、さすがは手練な連中なので「釣りにくいから止めます」なんてヤワではなく、釣り続行。なかなかアタリも遠いが、それでも忘れた頃にハゼが釣れる。結局4時間ほどで14匹と結果的にはトホホなんだけど、ボウズを覚悟した最初を考えたら、意外に満足なオッサン。よくここまで挽回したよ!俺!いや〜今日は本当に焦りましたよ!夏ハゼ釣りなら何とかなると思うけど、穴釣りだと下手すりゃ〜一匹も釣れない事態もあり得るからね〜結局はその穴に喰ってくるハゼがいるかどうか?だけの話なんだから、運悪くハズレばかりを引けばボウズも現実になる。まぁ、諦めずに丁寧に探り続るのも実力のうちと思えば、やはりそういう所に実力の差が出るのかな?本日デビューの『幸釣四五六』も、もっと心に余裕のある時にちゃんとお試ししたいと思ってます。H氏によれば20cmのデカウロハゼも、この竿で余裕でぶっこ抜いたらしいので、この竿はハゼとかではなく、もうちょっとサイズの大きい魚を想定していると思います。となると『秘密の花園』でたま〜に掛かってくるウナギもいけるのでは?と思うが、竿はともかく、道糸やハリスが一瞬で切れるからダメだろうな…O氏は硬い竿が好みなので、この竿を見て「コレくらいが良いね!」と言ってたから、硬い竿が好きな方にはオススメかも知れない。どちらにせよ、もう少しインプレを続けてみます。ティムコ(TIEMCO) 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  • 2022年37回目のハゼ釣りはパッとしないんだよね…
    2022年37回目のハゼの穴釣りはパッとしないね〜2022年11月20日。2022年37回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園」(KR?)※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:曇釣行時間:7時30分(潮位:80cmほぼ干潮)〜11時00分くらい(潮位:115cm上げ4分)中潮釣果:マハゼ11匹(12.5〜17cm) 竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m 道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アオイソメ&芝エビ&ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け例の如く、釣り仲間のO氏の心無いリフ。「○○さん(←オッサンの事)が釣りに来る前の日は、良いサイズがよく釣れるんだよ!」んなこと言ったって、オッサンにはカンケー無いのである。事の焦点は、オッサンが釣れたのか、釣れなかったのか?気持ち良い釣りができたかのか?そうでないのか?であり、他の人がナイスフィッシングしても、オッサンが気持ち良くなるわけでもない。コレがオッサンも楽しい釣りになったのであれば、「昨日も釣れてよかったね〜!」と広い心で受け止められるのだが、往々にして、昨日は良かったけど今日はダメ!がオチ。どこかで書いたけど、土曜日は釣れることが多くて、日曜日は釣れないことが多い。平日は釣り場も空いているし、土曜日も平日の流れで、魚もスレて無くてよく釣れる。ところが、日曜日は土曜日に多くの釣り人が繰り出すもんだから、魚も警戒しまくっててスレまくり!っという訳で、『オッサンが釣りに来る日曜日=前の日はよく釣れた!』という図式が成り立つのである。しょうがないじゃん!日曜日しか休みがないんだから。んで本日も釣れない日曜日のハゼ釣り。現場に到着すると、既に常連たちは釣り糸を垂れている。いつもの光景なんだけど、オッサンが釣り場に到着するのは、どん尻な事がほとんどだ。コレは年齢が関係してるんだと思う。ハゼ釣りという地味でいぶし銀な釣りモノの場合は、年齢層が高い傾向にある。あ!この場合は、レジャーとしてのフィッシングではなくて、本気でハゼを狙っている、本気釣りの話という前提です。オッサンも若いと表現するにはおこがましい年齢ではあるんだけど、ハゼ釣り常連の中ではまだ若い方ではある。歳をとると、眠れないとか朝早く目覚めるとか言われるけど、それは生物的な要因ではなく、精神的な焦りから来ているんだと思う。人生の折り返し地点をとうに過ぎ、考えたくも到着したくもないゴール(=寿命)に向けてラストスパートせざるを得ない年齢に差し掛かる。終焉に向け、一分一秒の無情なカウンドダウンを実感させられると、呑気に寝てもいられんのだろうて。っという訳で、常連の中では比較的余生に余裕があるオッサンが、一番最後にご登場という訳でございます。ドラマでも映画でも大物は最後に登場するのが常なので、そ〜言うことでもある。まぁ、単にやる気の問題という気がしないでもないが…常連たちにサツを交わすと同時に、ハゼ釣りの塩梅を伺うのがマナーでもあり、釣り仲間の合言葉でもある。んでやはり「今日は厳しいね〜」が決まり文句の日曜日。「はぁ〜、今日も厳しいのか…。なんだよ!昨日は19cmも出たらしいじゃん…」ブツブツ文句を垂れながら釣りの準備を始める。本日も竿は1.5mの短竿。今現在はほぼ干潮なので、足元狙いになるから短い竿でいいでしょう。まぁ、いつでもどんな状況でもこの一本だけどサ水温は16℃で、釣れるのか釣れないのか分からない温度。釣れんのか?この温度って?本日の餌は、例のO氏猛プッシュの特エサ(←O氏自称ですが)芝エビ。ハゼの穴釣りではアオイソメやジャリメ餌が定番だけど、今季のO氏はエビに凝っていて、穴釣りでもエビを使ってるらしい。夏場はアミエビ(正式にはアミエビはエビとは違うけど)で、今度は芝エビである。問題なのは、自分の中だけで流行ってるだけならカワイイもんだが、この人の場合は、コレを世の中に流布させようとするからタチが悪い。出会った釣り人誰にでも宣伝し、いかにこの餌がナイスな釣果を叩き出しているかを熱く語り、ひと釣行分を渡してくる。このお試し分を握らせるところがいかにもいやらしく、『今なら無料サンプル差し上げます!』と、まるで健康食品や美容商品の手法である。「あんたはドモホ○ンリンクルか!?」とツッコミたくなるが、ここがO氏の上手いところであり、憎めないところでもある。今季、氏が猛プッシュしてきたアミエビも入手経路が限られていて、わざわざ自転車で小一時間の道のりを遠出して大量に買い込み、みんなに配り歩いていた。この芝エビだって、売ってるスーパーは限られていて、しかも閉店時間まで密偵のように現場で張り込み、値下げシールが貼られるやいなや(=as soon as)光の速さでゲットしてくるらしい。その労力と執念は見習うべきカモ知れんが、真似するべきではないだろう。確かに釣れないこともなくて、実績エサではあるんだけど、釣果がかんばしくないとオッサンにイチャモンつけられてしまうのは、O氏がこんなキャラクターだからこそである。そんな芝エビをお試し!と思ってたら、まだカチンコチンに凍っていて使いものにならなかった。まだ使いもんにならん!なので、まずは貰ったアオイソメで始める。アミエビが混ざってるのはご愛嬌まぁ、釣れるのか分からない怪しい芝エビではなく、超定番エサのイソメでスタートダッシュをかます作戦。水際へ仁王立ちするが、今現在はほぼ干潮なので、水位がかな〜り低く苦戦が予想される。もうほとんど水が無いと言ってもいいくらいこの低水位時にどうやって釣るのか?は最近のテーマ。この水位の時は難題があって、・ハゼが喰って来ても、喰いが浅いから針掛かりしづらい・針に掛かっても、取り込み時にポロリと落ちるという傾向が強い。なんとなくの解決法は見え始めているので、本日も実践してみたいと思います。まず『喰いが浅い』と言うのは、アタリがハッキリしないという事態。通常、穴ハゼのアタリ方は、グン!グン!とエサを突き始め、その後にグ〜ン!!と大きく引っ張った時にアワセを入れます。しかし喰いが浅い時は、ツン!ツン!と小さくアタった後、もうアタって来なくなります。一度回収し、また落とすと再びツンツン突いてきますが、また沈黙…。以後リピート。エサを突いてくるので喰い気はあるのですが、アワセを入れるタイミングが無く、ツンツンの時にムキになってアワセてもまず針に掛かりません。という訳で、まずは餌つけから。喰いが浅いのはエサの端っこを突いてると思われるので、エサは短め小さめに付けてみます。いつもはイソメの垂らしは4〜5cmだけど、今日は3cmくらい。垂らしを短めに垂らしが短いということは、ハゼへのアピールが弱くなるのでアタリづらくなります。んがしかし!喰いが悪い時にアピール重視で垂らしを伸ばし、針に掛からずにエサの先っちょに噛みつき、水面まで上がってきてからのポチャ!コレが最悪の事態で、こうなるとそのハゼはもう喰って来なくなります。なので、例えアタリ率が低くなっても、針掛かり率を重視した方がハゼが釣れる確率が高いという読みです。まずは適当な穴に入れるが、やはりな〜んの反応なし!今いるポイントは、普通の潮位なら50cm前後の良さげな深さの穴が多いエリア。潮が低いからなかなか良穴も少なく、穴自体も浅いので、マハゼのアタリもそう簡単には来ないらしい。こういう時は穴だけでなく、下がえぐれた大きめ岩も狙い目になるので、それらしい所も抜け目なく探ってゆく。ある穴で小さな反応が来る!「ん?ダボハゼかな?」と思わせる程度のアタリ方。一度回収し、もう一度スルスルと落とすと喰ってくるが、やはりダボじゃない。そのアタリ幅、そのアタリの重さ、そのスメル…ハゼに間違いない!しかし、この釣り場のダボはデカいのもいるし、ドロメなんて良型ハゼ?と思わせる引きと重量があるので、やはり釣り上げて姿を見るまでは油断ならない。イソメの尻尾の特エサにチェンジし、必勝体制で三度目の正直だが、垂らしはあくまで短め。スルスルと落とすと同時に喰ってくる。グン!グン!グ〜ン!!と分かりやすいアタリで上がってきたのは、本日の一匹目。まずはボウズ逃れすぐに近所の穴から二匹目。ちょっぴりサイズアップんでまたすぐに、穴ではなく岩のへりから上がってきたのは「まだこんな小さいのがいるんだ?」なサイズ。まだこんなのがいるのか…今季は10数cmクラスがけっこういるんですよね〜夏場なら「お!良いサイズじゃまいか!」なんだけど、もう穴釣りのサイズ感覚になってるので、このサイズはダボ同様にガッカリだ。今までの経験上、穴の中ではなく、岩のヘリだと小さめが釣れることが多いかな。でも一匹は一匹に変わりはないんじゃい!と開き直る。釣り始めから気になっているのが、カニの多さ。今季はほとんど釣れなかったカニが、今日はやたらとくっついて来る。しかも二匹三匹は当たり前の団子状態で!最初は何だよ!と捨ててたんだけど、あまりに釣れるもんだから、オッサンの頭上に豆電球が光る。「そうだ、カニ持って帰ろう!」近所の友人がチヌ釣りをやっていて、今年も50cmオーバーを何枚も上げているかなりの手練。その友人が「やっぱり活きカニ餌は釣れるんだけど、最近は採れないから買ってるんだけど、一匹50円もとかするんだよね〜」「ひと釣行で10匹は使うから馬鹿にならないよ!」と嘆いていた。のを思い出したので、少しでも人助けと持ち帰ることにした。こうなるとカニも釣りの対象になり、団子で釣れると嬉しくなってくる。そのうちにハゼそっちのけのカニ狙いで、ソレらしきポイントへぶち込み、カニの団子釣りを楽しむ始末。釣り上げたカニもビクに入れてハゼの御一行様になるんだけど、ビク内のカニがハゼを攻撃し始めてハゼが迷惑そうにしている。こりゃ〜マズいと思ったので、釣り場をウロウロしてキャップ式のアルミ缶にカニを隔離。黒いつぶつぶがカニ。小さい方がチヌ好みらしいやはり餌のせいか!?干潮時間帯から潮が上がり始めるとカニも釣れなくなり、カニ釣りも終了。そろそろ芝エビも解凍しただろうと、釣りに使おうとしたんだけど、そ〜言えばエビも殻が付いてるやん!っという訳で、今度は水際でエビの殻むきを始めるオッサン。貰ったエビは殻付きでしたペリペリと殻をむくんだけど、二袋分やったのでちょっと時間がかかった。殻むき面倒臭いな〜カニのお世話やら、エビの殻むきやらで、ちっともハゼ釣りにならないオッサン。ようやく本業に入ります。今度はエビとホタテのコラボ餌芝エビは指で押切りみたいにするが、すげぇ〜ネチョネチョで粘り気がある。うわ〜って思ってたら、O氏が「凍ったまま包丁とかハサミで切ってから使うんだよ!」と上から目線の涼しい顔で言ってくる。解凍しなきゃ〜殻むきできんじゃろうが!釣り場でいまさらそんなこと言ってくんな〜!まずはエビをつけてから針先にホタテホタテをコマセ代わりに、エビで針に掛ける作戦。んがしかし!エサを変えたからといって、状況が改善するわけもなく、相変わらずパッとしないハゼ釣り。たま〜にハゼのアタリはあるんだけど、やはり喰いが浅くて、本アタリの前に喰って来なくなる。むりくりアワセて”掛かった!”と思っても、水際でポチャ!と落ちてゆき、”やっぱり餌だけ咥えてただけか…”が頻発。たいして釣れてないのに説明しても説得力がないが、一応、芝エビの使い方をば。芝エビを1cmくらいに千切り、針に深く掛けたら指で潰します。こうすることにより針に掛かりやすくします。エビが立体的なままだと、どうしても針掛かりが良くなくて、潰したほうが良いと思います。O氏は「針が小さいから掛からないんだよ!もっと大きい針を使わなくちゃ!」と、またしてもチャチャを入れてくるが、ハゼ釣りでは小さいスレ針を使うのがオッサンの信条。針が小さくてもちゃんと釣れるもん!その後も忘れた頃に釣れる程度で、しかもひと穴で一匹ばかりで連打は無かった…結局、3時間半ほどで11匹という結果でした。う〜ん…、なんだかな〜最大サイズも17cm程度この一匹は苦労した。時々、垂直じゃなかったり、小さいのにビッシリと貝に覆われている穴がある。そんな穴に仕掛けを落とすと、根掛かり必至で、落とすことは出来ても上げると根掛かりして、まず外れないもんだから仕掛けをぶった切るしかない。このタイプの穴は見つけづらいし、根掛かりするから誰もやりたがらない。だもんで、良型ハゼが居付いている事が多い。無事に仕掛けを回収する方法はただひとつで、ハゼを掛けるしかない。この穴もそのタイプで、かなり斜めになっている穴で、上げると何かに引っ掛かって根掛かりする穴。スルスルと落とすとちゃんと喰ってくるんだけど、針に掛からなくて、落とす度に根掛かりロスト。その度に基地に戻り、仕掛けを作り直し、再投入。けっこう正直なアタリ方なんだけど、どういう訳か掛からなかった。仕掛けを作り直すこと5度目の正直で、やっと掛けた!最初は、アワセを入れるとビクとも動かなくなったから「また根掛かった!」と思ってたんだけど、緩めるとハゼが暴れる振動が伝わってくる。無理に引っ張っても道糸が切れるだけだから、こんな時は緩めず引っ張らずでしばらく放っておくと、ハゼが動いて抜けることが多いです。んで、やっと抜けて上がってきたんだけど、思いのほか小さかった。本日最大とは言え、せめて18cmは超えて欲しかったな〜まぁ、同じ穴狙いで5回も仕掛けを作り直すのもど〜かと思うが、もう絶対釣っちゃる!とムキになっていた。コイツを釣り上げて満足したので納竿となりました。しかし、今日は数もサイズもパッとしなかったな〜今日は全体的に厳しい日だったようだけど、それでも上手い人は20匹は超えてたもんな〜オッサンの敗因は、カニ&エビと遊んでたらからかな?でも、今年はサイズはともかく、数だけは上がるから麻痺してるんだけど、ハゼの穴釣りってツ抜けすれば良しとする釣りモノですよ。帰り際、O氏のビクがエライ事になっていた。50匹以上はいるんじゃね?常連たちから集めたハゼだけど、穴ハゼサイズがコレだけいると気持ち悪かった。あ、そうだ!例の干潮時の水位が低い場合のテーマ・ハゼが喰って来ても、喰いが浅いから針掛かりしづらい・針に掛かっても、取り込み時にポロリと落ちるの釣り方(案)として。やはり、エサは小さめ短めで勝負した方が良さそうでした。基本的に喰い気のあるハゼが居れば、余っ程間違ったエサでなければ喰ってきます。例え、少しばかり小さくても短くても。アタリ重視でエサを大きくし、中途半端な掛かりで逃すともう喰ってこなくなります。セカンドチャンスを逃すよりは、何度かのチャレンジで釣れるのを期待した方が良い気がします。あと浅場でのポロリ対策は、針に掛けて穴から一旦上げたら、すぐにまた水に漬けて泳がせるのが吉です。焦ってそのまま水から上げると、ハゼはまだ元気だから、暴れて針から外れる可能性大です。穴ハゼサイズはパワーがあって重量もあるので、針から外れやすいです。なので、しばらく泳がせて疲れさせ、グッタリさせてから落ち着いて取り込んでください。潮位が低い場合は、穴から引きずり出すとすぐ水中から出てしまいますが、ハゼが空中で暴れる前に穴脇の広い水面で泳がせれば大丈夫だと思います。この場合でもハゼに好きに泳がせないで、ハゼが暴れるのをいなしながら、竿を動かして誘導した方が安全だと思います。この方法は水位が低い場合なので、通常や高水位の場合はふフツーに釣りをすれば釣れると思います。今日はこんな感じでやってましたが、いかんせん、ハゼが釣れないもんで説得力がないですね〜!イソメが釣れるだの、エビが釣れるだの、コラボ餌が釣れるだの…釣り人はまことしやかに力説するんだけど、結局はハゼに喰う気が有るのか無いのかの問題。何が餌でも喰う時は喰うし、喰わない時は喰わないです。そして、アタって来るのと釣れるのも、また別の問題。要は、その人が釣れると思うエサ、仕掛け、釣り方でやるのが一番釣れるんだと思うよ!次の記事>>>「2022年38回目のハゼの穴釣りは新規開拓」へ
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  • 2022年11月東京湾にてビシアジ釣りに行ってきました
    2022年11月東京湾猿島沖でのビシアジ釣行2022年11月27日。2022年2回目のビシアジ釣りに行ってきました。釣り場:東京湾【猿島沖】天気:晴れ釣行時間:7時30分(潮位:160cm満潮)〜13時00分くらい(潮位:117cm干潮)中潮釣果:マアジ31匹(25cm〜40cm) ロッド:ダイワ リーディング82H190リール:ダイワ ハイパータナコン400FBeライン:PE4号ハリス:ナイロン5号ハリ:極アジ10号(三本針)エサ:アカタンアンドンビシ130号の天秤仕掛け2022年も4月のテナガエビ釣りから始まり、6月からはハゼ釣り。ほぼ毎週のように近所で小物釣りばかりしていると、「たまには大海原で釣りしてぇな〜!」という野望が芽生える。ブルーマーリンやGT(ロウニンアジ)とか男のロマンな釣りとは言わないけれど、広々とした蒼海で釣り糸垂れたら気持ちェェだろうな〜!いつもハゼ釣りで行動を共にしているH2氏も同じ心持ちだったらしく、「今度アジ釣り行こうよ!」のオッサンの提案にふたつ返事だった。実は今年の年始にH2氏とアジ釣りに行った。寒中のアジ釣りだったが、飽きない程度に釣れて、型も良かったから楽しい釣行であった。ひとつだけ残念だったのが、そこそこの深場狙いなので電動リールが当たり前の常識な釣りモノにも関わらず、オッサンひとりで手巻きリールだったこと。「男は手巻きじゃ〜!」っと意気込んでいたのは最初の2時間だけで、その後は疲労困憊でお地蔵さんになっていたオッサン。なにせ、130号のフルスペックのビシを、40m以上の深場めがけて何十回も上下させるんだから、その労力たるやことのほかだ!つまらん意地を張ってないで、素直に電気的リールをレンタルすれば良かった…と反省しきりだった。そんな苦い思ひ出が蘇る冬のアジ釣り。その出来事の悲惨さを釣り仲間に話したらとても不憫がられ、ありがたい事に、使わなくなったロッドやロッドキーパー、電動リールまでも頂いてしまった。持つべきは頼りになる仲間であるが、本当に貰ってばかりで申し訳ないです。アジ釣り作戦を言い出したのはまだ暑い時期だったと思うが、あまりにも愚鈍な性格なもんで、なかなか実行に移せず。呑気なオッサンとH2氏はハゼ釣りしながら、目の前を通過してゆく釣り船を眺めながら「アレはアジ釣り船だね!」と全くの他人事なのでした。「アジの旬っていつだろう?」「調べてみたら6月〜8月あたりみたいよ!」「ふ〜〜〜ん…」っという会話をしていたのは既に旬を過ぎていた秋頃。それから月日が流れ、ハゼの穴釣りもパッとしなくなってきたこの時期に、やっと重い腰を上げたオッサン二匹。いよいよお約束のアジ釣りに行くことになったのでした。とは言え、H2氏は愚鈍なオッサンに痺れを切らし、つい最近アジ釣りに行ってたらしい。しかし、そのアジ釣行はかなり悔しい思いをしたようだ。「3号のハリスが何度も切られたよ!」アジ釣りで利用する船宿は横須賀方面で、大アジ釣りで知られる走水がつとに有名なんだけど、いくら大きいとは言え、所詮はアジなんだから3号のハリスをぶった切るか?ちょっと疑問だったけど、オッサンも年始のアジ釣りでは2号のハリスを何度も切られたから、あながち信じられない話でもない。なので今回はより頑丈な仕掛けで臨む所存ですが、市販のアジ仕掛けは3号ハリスまでしか見かけない。なので、H2氏の分も含めて、5号のハリスで自作した。かなりゴツいアジ仕掛けになったけど、コレならどんな大きいアジも大丈夫っしょ!あと貰った電動リールにはPE1.5号が巻いてあったけど、さすがに130号のビシアジ釣りやるには細すぎる。なのでPE4号に巻き直したんだけど、とにかく今巻いてあるPEを外すのに苦労した。予備のスプールなんて無いし、『リサイクラー』なるラインを巻き換えるアイテムもあるらしいが、んなもん買ってられん!なので、とっておいた空スプールに、一巻き一巻きクルクルと手作業でリールからラインを外していたんだけど、いつ終わるのか?果てしなかった。新しくPEラインをリールに巻くのは、電力で一瞬だったけどね!ちなみにリール専用のおしゃれなバッテリーなんて持ってないから、会社で使ってる電動工具のバッテリーを無理やり通電さた。新しいライン。オッサンには珍しく一流メーカー品をチョイス仕掛けも作ったし、新兵器の電気的リールに新しくPE巻いたし、準備も万全だ!後は大アジが釣れれば万々歳だ!釣れればね…荒れ狂う海当然ながら、船釣りの朝は早くて、まだ暗いうちから行動開始。っても、車はH2氏が出してくれるから文句は言えんが、オッサンは暗いうちから動き始めるのが嫌いだ!「もう、ウキウキで寝てらんない!」っという奇特な釣り人も居るようだが、オッサンはこの人種とは対極なタイプ。釣り自体は好きだから、寝てる間にオッサンごと運んでもらって、釣り場に到着したら起こしてくんね〜かな!車窓から流れる湾岸工場地帯の夜景を眺めながら、アンニュイな気分で目的の船宿に向かう。本日お世話になるのは、横須賀市新安浦港の『長谷川丸』さん。オッサンは前回初めて訪れたんだけど、船は広くてキレイだし、釣り場はすぐ近くだし、ナイスサイズなアジを釣らせてくれるので、すこぶる印象が良かった。H2氏はアジ釣りの常宿にしているらしい。到着した頃はすっかり明るくなっていて、やっとやる気が出てきた。新安浦港からの出船空には何を狙っているのか知らんが鳶がけっこう舞っていた。なんの獲物を狙ってるんだろう?駐車場から船宿までは100mほど離れているので、折りたたみのキャリーカートは必須。特に、帰りはクーラーボックスに獲物が大漁苑なハズだから、運搬器具はマスト!まぁ、船宿で台車も貸してくれるからありがたいが、台数もないから自分で持っていった方が吉。オッサンも前回はクソ重いクーラーボックスを担いだ苦い経験から、自分のキャリーカートを持ってきた。突き当りが駐車場。荷物を持ちながらだとけっこうあるよまずは受付け。オッサンはビシ&天秤は持ってないからレンタル。ちなみにビシ、ロッドキーパー、ライフジャケットは無料で借りられる。長谷川丸さんにて受付けお天気は問題ないが、気になるのは風。予報通りかなりの風が吹いているんだけど、これから更に強くなるらしいのでちょっと怖いな。港の反対側は海なんだけど、ちょうど満潮時間だし強風で海が荒れているので波しぶきが内部まできてる。バシャバシャと壁を越波してるが大丈夫なの?長谷川丸さんには大型船が三隻あるが、本日のアジ船は第一長谷川丸。写真は第三だけど大型船は広くて良いやね!本日乗り込む第一長谷川丸オッサンは操舵室のすぐ脇、胴の間に陣取る。釣果が期待できるのはミヨシ(船首)やトモ(船尾)なんだけど、本日は強風で海が荒れるので、一番揺れが少ない船の真ん中をチョイス。オッサンは船酔いはしたこと無いけど、揺れが少ない=釣りやすいという作戦。んだば、釣りの準備おば。本日の新兵器、電気的リールをセッティング。お初なマイ・エレクトリカル・グッズ!釣り仲間から貰った『ダイワ ハイパータナコン400FBe』入門機種ではあるが、オッサンにはコレで十分である。入門機とは言え、いろんな機能が搭載されてるらしいが、何の嫌がらせか肝心の取説をくれなかったから、どんな機能があって、それらをどうやってセッティングするのかサッパリ分からん!ネットで取説を物色してみたが見つからず…そもそも、オッサンは面倒くさがりなので、細かい設定なんぞやらんだろうから、別にいいや!とりあえず、水面ゼロセットだけできれば一向に構わん!なノリである。ちなみにロッドやロッドキーパーも全て貰い物。ありがたや!ありがたや〜!そして、本日もうひとつのお試しグッズが自作のマグネットシート。今日は三本針仕掛けを使うし、仕掛け長さは2mあるので、強風で仕掛けが風に流され、お隣りに迷惑を掛けないための思ひやり…製作は遥か昔なのに一回も使ったことがなくて、本日めでたくデビューとなりました。やっと日の目を見るマグネットシート果たして使いものになるんかな?ちなみに作った時の記事を調べてみたら、なんと2015年!あまりの愚鈍さにめまいがしたオッサンですが、7年越しのデビューとなったのでした。製作した時の記事はこちら>>>「沖釣り用マグネットボードの自作」へ目の前に広がるは、貰い物に自作品という、すこぶる安っぽい釣座でございます。安さは正義だ!コマセはイワシミンチ、餌はイカを赤く染めたアカタン。アカタンは良しとして、問題はイワシのミンチである。釣りのあいだ中コマセをいぢくり倒すんだけど、触るもの全てが汚れて臭くなる。コマセ作業後はなるべく手は洗うけど、ササッ!と済ます程度だから、どうしても汚れるし、カッパや釣りグッズ全てにコマセ臭が残る。ビシアジ釣りはコレがネックなんだよね〜見た目はしょうがないとして、せめてフローラルの香りとかにしてくんね〜かな?コマセは臭いがね〜。それ故に魚が寄って来るんだども…準備完了にて、ブレックファースト。いつも通りパッとしない朝ごはん定刻通り7時15分に河岸払い。港内はまだ静かだったけど、防波堤を出た途端にまるで別世界!強風&高波で船が踊り狂う。湾内はおとなしかったが…大海原に出た途端に荒れ狂う海波しぶきを被りまくるので船尾に避難したんだけど、波の高さが1mくらいはザラで、時折1.5mくらいの波が襲ってくる。危険なので、船はとてもゆっくり進むんだけど、それでも船がジャンプして、オッサンの身体が何度も宙を舞う。「コレって大丈夫なのかな?船が真っ二つに折れないよね?」「もし海に投げ出されたら、サメに喰われるんぢゃね?」疑心暗鬼になると、余計な想像力も膨らむ。すぐ近くには米海軍のベースがあるんだけど、前回来た時は軍艦が何隻も留まってたんだけど、今回は1隻もいなかった。世界中で争い事が絶えない昨今。日本近海も例外ではなく、きっと世間に知られちゃいけないヤバい軍事作戦とかで出払ってるんだろうな…かわりに富士山はキレイだったいつもならあっという間にアジポイントに到着するんだけど、今日はゆっくり移動しているのでそこそこの時間がかかった。エンジン音が静かになり、ポイントに到着したらしい。それぞれが釣り座にスタンバイして、船長のアナウンスを待つ。「どうぞ!(水深)42m。(海底から)2〜3mに(アジの)反応あります!」さぁ!始まりだ!!自己最高サイズのアジ釣れた!周りが一斉に開始しているにも拘らず、オッサンはいつものようにモタモタしていた。まずは水面ゼロ設定をしまして…お次はコマセをビシに詰めまして…さぁ、開始だ!っと思ったら、アカタンを針に付けてないじゃん!まぁ、焦ったところで釣れるもんでもない。最初は、コマセをある程度蒔いてアジを寄せないと釣れないのである。周りの人にアジの寄せはお願いしまして、オッサンはチンタラと頃合いに開始する。スルスルと落とす→着底したら糸ふけをとってから、1m上げてコマセをふた振り→もう1m上げてコマセをひと振り→50cm上げてアタリを待つ。コレがオッサンの基本的なコマセワーク。オッサンはせっかちなので、30秒待ってアタリが無いと、居喰いしてないかと喰ってくる棚の確認を兼ねて、ス〜っとゆっくりロッドを上げてみる。それでも何もなければ、もう一度着底させ、再びコマセワーク。コレを三度繰り返してから回収。「まぁ、最初は釣れんわな。そのうちに喰ってくるだろうて…」っと呑気に構えていたんだけど、次の投入でククン!ククン!と分かりやすくアタって来た!お!来た来た!ゆっくりロッドを上げ、口の弱いアジをソフトに針掛かりさせてから、優しいアクセルワークで電動スイッチON!巻き上げスピードは、12くらいのゆっくり目で巻いてゆく。水深40m以上あるので、気持ち的にはもっと早く巻き上げたいが、口が切れてアジを逃す危険性大なので、慌てず騒がず大人しく…ビシを回収し、ハリスを掴むと海中にアジが見える。ここからが一番気を使う作業。ここでモタついてたり、逆に力づくでやったり、船のヘリにアジをぶつけたりするとバレる。毎回、大事をとってタモを使う人もいるが、そんなの面倒臭いのでオッサンは手作業だ。一気に、しかし丁寧に船中にアジを取り込む。本日最初のアジは25cmくらいの食べ頃サイズ。ちょうど食べ頃のサイズ一匹目は一番上の針に掛かっていたから、喰わせる棚をもうちょっと上にあげても良さそうだ!三本針を使う理由は、「一荷で三匹掛けちゃる!」という訳じゃなくて、どの針に掛かって来たか?でアジが喰ってくる棚を見極める意味があります。あと、多少棚がズレてもどれかしらの針に喰わせる保険の意味もある。まぁ、三本全部に喰ってこい!という腹黒い野望が無いわけでもないが…ヨシヨシ!オッサンにしては幸先の良いスタートだ。やはり、アジの喰ってくる棚は海底から2.5mのところ。その棚にコマセとエサを漂わせれば、爆釣間違いなし!というのは理解できるが、いかんせんこの風と波である。船は高波で踊り狂っているので、揺れの高低差は50cmくらいは当たり前。50cmも棚からズレればアジは喰ってこないし、恐らくは海中も荒れているだろうから、コマセもハリスもキレイに漂っていないと思う。なので、棚を間違えさえしなければポンポン釣れる!という事はなくて、ちょっと釣れては沈黙が続く…という感じ。さっきから気になるのが、お隣りのH2氏である。H2氏はそこそこのお歳ではあるんだけど、釣りとなるとフットワーク軽く、ひたすらに釣りを続けるストイックな釣り師である。このアジ釣りも「得意な釣りもの!」と豪語するだけあって、歳に似合わないクイックなシャクリと動きでアジを仕留めてゆく。なハズなんだけど、今現在はなぜか座って釣り糸を垂れている。ん?どしたの?H2氏らしからぬやる気の無さで、訝しげにH2氏を見ると「船に酔っちゃったよ…」と浮かない顔。焦点の合わない視線で、船の揺れに身を任せ、かろうじて力なくロッドを握っている。まぁ、この激しい揺れだと酔ってしまうのも当たり前か…当然、ほとんど釣れてない。気の毒であるが、酔ったからといって船が引き返すわけもない、無情な遊漁船。片や、ガサツな作りのオッサンは船酔いとは縁遠く、元気にアジ釣りである。釣れたアジは鮮度を保つため、釣れた端からクーラーボックスの氷水にぶち込んでゆく。下手に血抜きとかするよりも、アジサイズ程度の魚はサッサと氷締めにした方が良いらしい。ドンドン氷水に放り込む船はかなり揺れてるから、小さなアタリやモタレなんて分からないんだけど、ある時わずかな違和感がロッドを伝わってくる。”ん〜…?”っと思いながら、ロッドを上にス〜っと上げるとググン!と激しくアタって来た!お!付いてた!っとリールを巻き上げると、かなりの引きで、キュイン!キュイン!と電動リールが唸る。アジじゃないのかな?っとしても、けっこう大物だぞ!水面まで来た姿はアジで、今までで最大の大アジだった。普通ならこのサイズだとタモで取るんだけど、大物用に5号のハリスを使ってるもんだから、強引に抜き上げた。40cm超の黄金アジ!確かに、このサイズなら3号のハリスなんて切られるカモ知れない。しかし「このサイズが上がれば、わざわざ横須賀まで来た甲斐があったよ〜!」俄然やる気になるオッサン。とは言え、やる気になれば釣れる訳でもなく、沈黙の時間もけっこう続く。やはりこの強風と激しい揺れだと、肝心の棚取りもままならない。H2氏と反対のお隣りさんは、これまた結構なお年寄りなんだけど、さっきからコンスタントに釣り上げている。揺れもあってか、座りながら釣ってるんだけど、不思議と釣れ続けている。釣れない時は釣れている人の真似をするのが近道で、もっと手っ取り早いのは聞く、これが一番である。しかし、質問力も問われる。「どうやったら釣れますか?」はダメな問いかけの代表例。もっと具体的な質問じゃないと、相手も答えようがないのである。オッサンの場合はこうだった。「こんな揺れの中で、どうやったらうまく棚が取れますか?」「棚も大事だけんど、もっと細かくシャクった方がよかんべな!」と実践して見せてくれた。底まで落としたら1m巻く↓30cmほどの幅でクィックに4回シャクリ↓もう1m巻く↓2回クイックにシャクリ↓50cm〜1mほど巻いてアタリを待つといった塩梅。謎の老人曰く「大きくシャクると糸ふけが出るから無駄なんじゃよ!」なるほど!さっそく実践するとすぐに釣れた!とは言え、そんなに甘くもなく、爆釣という訳にもいかないらしい。それでも、さっきよりは釣れるようになった気がする。釣り始めからず〜っと気になってたんだけど、一番下のガイドにラインが通ってない。気づいた時はもう仕掛けを組んじゃったあとだし、こんな激しい揺れの中でいまさら直すのもかったるい。よくある、よくある。あるからダメなんだけどサアジ釣りも終盤に差し掛かり、お隣りのアジ名人がナイスサイズのクロダイを釣り上げた。そして船酔いから復活したH2氏も、同じようなサイズのクロダイを2尾も上げた。ナイスサイズ!船長曰く「結構釣れちゃうんだけど、もれなくあのサイズです!」らしい。かなりの引きだったらしく「もしかして前回3号のハリスを切ったのはクロダイだったかもね!」とH2氏。H2氏が釣りに復活したのは良かったが、時すでに遅しで、ほとんど時間も残ってなくて残念。予定時間通りに納竿。5時間30分で31匹と数的にはちょっと寂しいが、40cmを筆頭に同じようなサイズが4匹と、小さくても25cm以上ばかりだったので内容的には楽しめました。竿頭が42匹だったので、やはり厳しい日でもあったな〜まぁ、海のこの荒れようなら仕方がないところ。この揺れの中、皆さんよく頑張ったと思いますよ!オッサンも揺れる中、立ちっぱなしだったから疲れた、疲れた。H2氏は悔しい釣行になってしまいましたね〜終わった途端に「次も行こうよ!」とリベンジを誓っているようだった。港までの帰り道は、風も波も大人しくなっていた。終わった途端に静かになるなよ!とりあえずアジ釣りは終わったものの、オッサンはこれからが本番である。帰ってからアジを捌き、調理しなければならない。朝も暗いうちから活動しているので少しは休憩したいが、一度休むともうやる気にならないだろうから、不休で一気に勝負をかける。光の早さで捌いて、お料理をやっつける。定番の『なめろう』。青唐辛子inはマスト!もう一つの定番の『アジフライ』。生パン粉なら尚良し!写真にはないけど、後は『アジのつみれ汁』でした。当然、食事の後の片付けもオッサンだ。お皿を洗いながら、妻の名言「そこまでやって釣りでしょ!」が頭の中でグルグルとこだましていた。いつも思うが、早く魚捌きマシーンを開発してくれないかな〜魚を入れると数秒でササっと捌いてくれる奴。船宿に常備すれば、その船宿は間違いなく流行ると思うよ!ちなみに自作のマグネットシートは大活躍だった。アジ釣りのマストアイテム入り決定!まだ数えるくらいしかアジ釣りしたことないけど、電気的リールの導入や釣り方もサマになりつつある。捌きも早くなってきたし、何よりもアジはレシピが豊富だし、美味しい!またすぐにでも行きたくなったが、海は静かな方が釣りは楽しいと思うオッサンなのでした。
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