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  • 2023年度34回目のハゼ釣りは今期初の【秘密の花園】にて
    2023年34回めのハゼ釣りは久しぶりの【秘密の花園】2023年12月3日。2023年34回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:9時30分くらい(潮位:162cm満潮)〜12時00分くらい(潮位:149cm下げ4分)中潮水温:14℃釣果:マハゼ7匹(14cm〜16cm)竿:1.5m(行雲流水)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖6号→袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け早いもので、2023年もいよいよ師走。今年も思い返せば、公私ともにいろいろあったけど、アッという間に過ぎ去った一年だった。恐ろしいのが、歳を負う毎にその『アッという間』が加速している現実である。この等加速度運動は何でだろう?と考えてみたが、たぶんこういうことなんだと思う。子どもの頃はあらゆるものを新鮮な目で見て、感じて、何かを想っていたが故に、濃厚な時間を過ごしてて、一日一年という時間を長く感じていた。しかし、歳を負う毎にその新鮮さが薄れてゆく…その原因は、新しい体験や見たとこもないモノに対して、今まで自分が接してきた既存や既成の概念に当てはめ、自分の中のフォルダに閉じ込めてしまうから。子どもの頃は新しいフォルダをどんどん増やし、世界が無限に広がっていったけど、歳を取ると既成のマイフォルダに押し込み、本質なんて理解しようともせずに分かった気になって、自分の世界を広げようともしなくなる。下手すりゃ〜、そんな既成のフォルダすら、削除していってるのかも知れない。コレじゃ〜、新鮮味なんて無くなるわな〜きっと『知らない分からないというコト』を恐れているんだと思う。くだらない自尊心や羞恥心が分かったふりを決め込んでいるだけ。そんなもんは、上っ面だけで格好つけてるの悲しいピエロだ。知らないなら、誰かに聞くなり調べてみるなりすればいいし、無理に分かる必要すらもないと思う。分からないなら、分からないのままでも良いと思うよ!っというわけで、自分の存在意義すらも分からないオッサンは、今年も浮草のように空中浮遊するような一年がアッという間に過ぎた。年末といえば、恒例の忘年会である。昨今の若い世代は、忘年会という行事への参加には消極的という調査結果があるらしい。アルコールもあまり好きではない若者も増えているから、そんな集まりに時間と金を取られるくらいなら、自分の時間を大切にしたいという意見もごもっともだ。ところが、若くない40代50代においても、忘年会は参加したくないが7〜8割という調査結果があったりする。まぁ、こちらは会社の忘年会への不参加という事なんだけど、コレはオッサンも同意見。例え会社が金を出すと言われても、な〜んも楽しくない会社の忘年会なんぞに時間を浪費する気にはならんな。昨日は毎年恒例、オッサンの地元での親友が集まる忘年会。長い奴とは小学校からの付き合いで、表も裏も知り尽くしている間柄。無味乾燥な会社の忘年会とは違って、濃厚で有意義な時間を過ごしていたのであった。っという事は全く無くて、浮気がバレただの、健康診断で再検査くらっただのという他愛もない馬鹿話で盛り上がった。そもそも、酒の席ではしょうもない痴話の方が酒が進む。たま〜に何を間違ったのか、世界情勢や男女の機微について真剣に議論している席も見受けられるが、そんな時に限って酒が進まなくなる。酒の席では、酌が進まない話はするべきではない。シラフではちゃらんぽらんな奴でも、アルコールが入ると重い話をしたがる輩がいるんだけど、迷惑である。この親友の会にそんなアホは呼ばないが、何かの流れで、会話が昨今の世界危機の怪しい方向へ行きかけるのを察知すると「いや〜、最近切れが悪くて、パンツどころかズボンにまでに500円玉のシミが出来ちゃうんだよね〜」という方へ持ってゆく。わざわざ電車に揺られて地元に帰って来とるのに、なんで中東戦争の話をせなならんねん!っというわけで、今年の忘年会も飲み過ぎるくらいの盛り上がりで良かった良かった。終電ギリギリで帰ってきたが、「まだこの時間だったらいつもの夜釣りに行けるな!」と一瞬思ったが、それはダメしょ!釣り場には危険がつきもの。普段でさえ危ないこともあるのに、へべれけでフラフラしてたらドザエモン必至である。そもそもが、酔っ払って釣り糸垂れるなんざ、釣り人の風上にも置けねぇ〜や!なので、本日は夜釣りはやらずに、しっかり休んでから考えることにする。朝が過ぎた時間帯に目が覚める。ハテ?どうしよっかな?身体がダルいのでこのまま寝ていようかとも思ったが、実は例の夜チヌ専の友人からまたしてもイソメを貰っていたので、ソレを消費せねばならない。っというわけで、一番近い【秘密の花園】へ穴釣り作戦にて出撃。穴釣りってこんなに難しかったっけ?実はオッサンは今季初の【秘密の花園】である。例年なら、この【秘密の花園】というハゼの穴釣り場には、通い詰めていなければならないのだが、今期はどうにも芳しくないらしい。なので、今期のオッサンは【秘密の花園3】での夜釣りを余儀なくされている。目論見通り【秘密の花園3】では、中型〜大型手前クラスが混ざり、時には1束超えもあり得る楽しい釣りになっている。んがしかし、大型ハゼを求めて夜中にハゼを釣るというその心意気は見習うべきではあるが、極寒の中、手がかじかみ鼻水を垂らしながら朝まで夜通しハゼ釣りするその行為は真似するべきではないだろう。そんな地獄のハゼ釣りについていけない、常識を持ち合わせた釣り仲間は【秘密の花園】にて通常営業。その仲間からの情報によると、今期の穴釣りは、数はそこそこ上がるがサイズがイマイチらしい。例年なら既に20cmオーバーが上がってもおかしくないが、今期はいまだ上がらず…ここ最近でやっと18cmクラスが上がり始めた感じらしい。とは言え、二日酔いのオッサンに選択肢なんぞ無くて、本日の釣り場【秘密の花園】に到着。既に、常識人のTZ氏とK氏が釣り糸を垂れていた。夜釣りばかりだったから、この二人に会うのは久しぶり。”一応”釣果を聞いてみるが、「ボチボチ釣れるけど、型は小さい」という予想通りのレスポンス。オッサンも早速釣りの準備をば!っという事はなくて、久しぶりの【秘密の花園】をウロウロしたり、他の人の釣りを眺めたりとモサ〜っとしていた。ちゃんと穴釣りしてる人は朝から来てるんだけど、ちゃんとしてないオッサンはかなり出遅れた感じ。そもそもが、二日酔いの胃酸過多でムカムカしてるし、頭も痛い。「ハゼ釣りするのも面倒臭いな〜」っと思っていたが、釣り場に来て何もしないのももったいないので、ハゼ釣りしちゃおっかな〜本日の竿は、言わずもがな穴釣り用の1.5mの竿。穴釣りと言えばこの竿仕掛けは、穴釣りでもいつもの胴付き仕掛けなんだけど、針とハリスは先週の遠征でI氏から貰ったのが余ってるのでソレを使う。穴釣りで夜光玉は役に立つのかな?餌は当然、もらい物のアオイソメ。穴釣りでは少し喰わせるから、多少突かれても粘るイソメがベスト餌だと思う。やはりイソメだよね〜垂らしは3cmくらいから始めて、まずは様子見。喰いによって微調整水温はちょっと冷たくて14℃。もう年末だし…さぁ、今季初の【秘密の花園】は如何に!?と意気込んでみたが、そう甘くなくアタリ無し!だよな〜、こうなるわな〜と思ってたら、けっこう浅い穴でスンスン…と魚信あり!「ん〜?ダボハゼっぽいな…」と思いながらアワセてみると、何も掛からずの根掛かりで、仕掛けまるごとロスト。さい先悪く、いきなり穴釣りの洗礼を受けるオッサン。「そう言えば、穴釣りでは仕掛けパーツを身に付けてないと、いちいち基地に戻る事になるんだっけ?」とオモリやらをポッケに忍ばせる。戻って来て、再度アタって来た穴に落としてみるが、やはりダボハゼの反応なので次の穴へ。ダボハゼを釣って排除すれば、もしかしたらマハゼが喰ってくるかも知れないが、また根掛かりするのも面倒臭いのでさっさと次の良穴を見つけることにする。しばらく周辺の穴を探ってみるが、なかなかアタって来ないね〜喰って来る来ないは魚側の都合だからどうしようもないけど、深さが50cm以上あるような良穴には絶対ハゼが居ると思うんだよな〜するとある深めの岩陰に落とした瞬間にアタって来た!最初は少しもたれるように仕掛けが動かなくなり、ス〜っとゆ〜っくり竿を上げるとグン!と引っ張ってくる。間違いなくマハゼのアタリ方。ここからどういう挙動をするのか?で釣れるか釣れないかが分かれる。グン!と引っ張った後はそのまま竿はステイして動かさないでおくと、グン!グン!と引っ張った後にグ〜ン!と大きく竿をしならせる奴は針掛かりするハゼ。コレが釣れない奴は、グングン!の後に餌を離してしまい、音沙汰なしになる。たいていこのタイプは次は喰って来ないか、チョン!と突付くだけで大きく喰って来ないんだよね〜そこにハゼが居るのは分かってるのに、悔しいったらありゃしない!さて、コイツはどうするのか?グン!グン!の後にグ〜ン!っと大きく竿がしなった!!来た〜!とアワセるとしっかり針に掛かって暴れ始める。好きにやらせると穴に潜られるので、少し強引に穴から引き出してから、水中を右に左に泳がせて疲れさせ、グッタリした所を安全に取り込む。このやり取りが穴釣りの楽しいところだね〜今現在は潮位が高いので、水深がけっこうあるからこのやり取りが出来る。コレが潮位が低い時は、穴から引きずり出すといきなり水面からハゼが飛び出し、空中でハゼが暴れるもんだから、ハゼをバラす事もあって危険度が増す。やっと釣れたよ〜!とりあえず、ボウズのがれでひと安心。次も同じ穴から追加。おかわり!しかし、今日は渋くてなかなか次のアタリが無いんだよね〜深さのある穴を見つけると期待するんだけど、アタらないな〜忘れた頃にアタって来て釣れるんだけど、今日は単発ばかりで、ひとつの穴から何匹も釣れるなんてのがないな…忘れた頃に釣れるが…アタリ自体はポツリポツリとあるんですよ!ただ、アワセられるようなアタリ方じゃなくて、グン!グン!で終わってしまい、その後のグ〜ン!が来ない。試しに最初のグン!でアワセても空振りばかり。そんないけずなハゼには、必殺餌のイソメの尻尾で勝負を掛ける。尻尾で勝負じゃ!尻尾餌の場合は、垂らしは4cmくらいと長くても良いっていうか、長めの方が喰ってくるし、針掛かりも良好。いつもは餌を穴に落としたらスンスン!と数cm上下させて誘い続けるんだけど、尻尾餌の場合は、勝手にニョロニョロ動くから誘いは入れない。むしろ人間側は何もしないで、尻尾の自然な動きに任せた方が喰いは良いと思う。んで、しっかり釣れた!さすが、尻尾だ!必殺の尻尾ではあるが、どんなモノにもデメリットがある。当然ながら、イソメ一匹に一本しか取れないから、ここぞ!という時にしか使えない。あと、そのナイスな動きからカニもおびき寄せてしまう。尻尾は細く繊細なので、カニに掴まれると一発でブッちぎられる。せっかく勝負かけてるのに、カニごときにちぎられるとすこぶる悔しい!しかし、今日はアタリが遠いし、せっかくアタって来ても、アワセるまでいかないアタリ方ばかり。無理にアワセても、やっぱり針に掛からないんだよね〜イソメ餌が無くなり、アミエビ餌も持ってきてたけど、この喰いじゃ〜続行する気にもならず。2時間半で7匹にて終了。う〜ん…、釣れないな〜穴釣りも久しぶりだったから目が慣れてなくて、穴を見つけられなかったかな。ずっと穴釣りしているK氏なんて20匹上げてたから、釣れなくは無いんだよな〜実力の差を思い知らされた【秘密の花園】だったのでした。終盤、O氏とH2氏がやってきたんだけど、このお二人は昨夜から夜釣りin【秘密の花園3】→【秘密の花園2】→【秘密の花園】と渡り歩いたようだ。「【秘密の花園2】では入れ喰いだったよ!」と満足げだったが、それ以前にすげ〜バイタリティだな!オッサンよりも全然歳上なんだけど、このやる気はどこから湧いて出てくるんだろう?もしかしたら、老い先短い人生の灯火を完全燃焼しているのかも知れない。ただ、そんな灯火がオッサンと釣りしている時に燃え尽きるのも困るから、せめてそれぞれの自宅の畳の上で燃え尽きて欲しいと願うオッサンなのでした。次の記事>>>「2023年度35回目のハゼ釣りはいよいよ夜釣りもラスト!?」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度35回目のハゼ釣りはいよいよ夜釣りもラスト!?
    2023年35回めのハゼ釣りは夜釣りよ今夜もありがとう!2023年12月10日。2023年35回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:1時00分くらい(潮位:118cm上げ5分)〜6時30分くらい(潮位:135cm下げ5分)中潮水温:14℃釣果:マハゼ35匹くらい(12cm〜19cm)竿:3.5m(軽極ハゼ硬式 ぶった切り Ver.)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けあなたは自分の事をどう表現していますか?少々スピリチュアル的な怪しい書き出しになってしまいましたが、そうではなく、単純に「自分の事を一人称で何て言ってますか?」という事です。男性なら「俺」とか、少数派だけど「僕」、女性なら「私」が一般的だと思う。ビジネスシーンでは「私」とか「わたくし」が間違いないだろうて。たま〜に「自分!」と表現するのが居るんだけど、体育会系的で堅苦しそうな印象なのでコッチも構えちゃうよね〜でも、関西方面では相手の事を「自分」と呼ぶこともあるから、なかなか難しいもんだ。さすがに現代では「儂(わし)」「それがし」「おいどん」は絶滅してると思うが、未だにどこかで生き残ってそうで、会ってみたい気もする。自分を「マイファーストネーム=名前」で呼ぶのは、幼い頃ならカワイイと思うが、そこそこ成長した奴がコレをやるのは幼稚でワガママという印象。よくマンガとかに登場するんだけど、やっぱり幼稚ワガママキャラだよね。このように日本語は複雑なんだけど、英語だと「I」とか「me」で済むから単純で羨ましい気もするが、ここまで淡白だと、その人それぞれの深さというかその人物の”人となり”が見えないから、ちょっと寂しい気もする。このブログではオッサンは自分の一人称を「オッサン」と表現している。このブログ開始から10年以上が経ってるんだけど、開始当時は既に立派なオッサンの歳だったが、当初は「認めたくない!」という自分もいて、自虐的な意味も含めてオッサン呼ばわりで始めたと記憶しております。あれから10余年…もうオッサンどころか、老人に片足を突っ込み始めた歳になった。老人男性って自分の事を「ワシ」って言うテンプレイメージなんだけど、実際に自分の事を「ワシゃ〜のう…」と表現しているのを聞いたことがない。そんなのは時代劇とか日本昔ばなしの中だけの話で、大体が「俺」なんじゃないかな〜…んで、オッサンである。今はそれほど言われなくなったが、以前は釣り場でオッサンの実物を見た方から「全然オッサンじゃないですよ!」と言われることも多かった。まぁリップサービスと受け取っているが、悪いサービスでもないな。そんなアンチエイジングなオッサンですが、このブログをいつまで続けるのか続けられるのかは分かりませんが、さすがに還暦過ぎた老人になっても「オッサン」と言うのもはばかられる。では何と表現したら良いだろう?身近な老人を思い浮かべてみると、「俺」もいるけど、意外にも「僕」が多い気がする。歳をとると「僕」への回帰率が高くなってゆく気がする。ただ、「俺」派は釣り場の常連みたいに野暮で汚い感じの老人どもで、「僕」派は育ちの良さそうな金持ってそうな御老体のイメージ。ということは、オッサンとしては「僕」で良いのかな?ただ、今まで「オッサン」でやってて、いきなり「僕」になったら、「コイツついにボケだよ!」と思われかねん!なので「僕」になった経緯を、毎回毎回、説明書きしなくちゃならないのも面倒臭いな〜っという訳で、四捨五入すると還暦になってしまった『僕』しかし、歳を重ねると身体にガタが来て、いつもどこかしらがフリーズしている。今現在の僕は五十肩である。※なんか「僕」もかったるいので、いつもの「オッサン」に戻します。最初は、肩から首のアタリが痛くて、「寝違えたのかな?」と思ってたんだけど、一向に改善せずに3週間が過ぎた。医者にも行ってないので、素人判断だけど、たぶん五十肩だと思う。オッサンは肩こりしないタチなので、肩に痛みが来るのは始めてで、四十肩を通り過ぎていきなりの五十肩。果たしていつ治るのか分からんが、いつものように「放っておけばそのうちに治るだろうて…」という自然治癒というか、放ったらかし主義なので根治するのか?不安でもある。ちなみに、田舎の叔母はもう90歳を過ぎてるんだけど、オッサンと同じ五十肩で、あの歳になっても『五十肩』って呼ぶらしい。九十肩とか卒寿肩じゃないんだ。んで今晩も夜釣りである。五十肩なのに…誰も居ない夜釣り場12月とは言え、ここ数日は温かい日が続いている。んだけど、それは昼間のお話で、夜〜夜中は時期相応にやはり冷える。昨日もいつものハゼ釣り連中は夜釣りに行ってたみたいだけど、釣果は芳しくなかったらしい。「今までと違って、ほとんど釣れなかったよ!そろそろ夜釣りも終わりかな…」ため息混じりで釣果を報告されたんだけど、オッサンはあまり気にしてなかった。釣りって、前日はダメでも当日は爆釣もあり得るし、その逆もまた然り。そんな経験を嫌ほどしてきたから、釣果情報はあくまで参考程度にしか思ってない。先週は忘年会明けだったので夜釣りは欠席にて、昼間の穴釣りでお茶を濁した。そんなノリだったから当然トホホな釣果。なので、今週は気合を入れて夜ハゼ釣りなんだけど、餌のイソメを買うのがもったいないという理由で、在庫のアミエビで誤魔化すという無気力釣行や如何に!日付が変わる頃に自宅を出発。確かに、いつもよりは寒さも和らいでいたのは良いんだけど、釣り現場に到着する頃には汗だくだ。現場【秘密の花園3】は誰もいなくて、オッサンひとりぼっち…今日はH2氏は来ないし、O氏は朝方にハゼを引き取りに来るだけらしいし、頼みの綱のMR氏は昨日の貧果で来るのかどうかも分からじ…下手すりゃ〜、朝までボッチ覚悟の夜釣りでございまふ。では早速釣りの準備をば。本日の竿は、この夜釣り用に穂先を10数cmほどカットした【軽極ハゼ硬式3.6m】あらため3.5m弱。以前から「ちょっと柔らか過ぎかな?」と思ってて、思い切ってカットしたんだけど、切り過ぎたようで「ちょっと硬くなちゃったかな?」という微妙な塩梅の竿。でも前よりは使いやすくなったよ!仕掛けはいつものようにハリス3cmの胴付き仕掛け。いつも変わらず穂先のすぐ下の道糸に100均のケミライトを装着。夜釣りはコレが無いとアタリが分からん餌は、ケチってアオイソメを買わなかったので、在庫のアミエビ餌。このアミエビも、毎回釣り場に持って行っては使わずにお持ち帰り、再冷凍を繰り返している。何回か再冷凍を繰り返すと、餌自体がポソポソになって針から自動的に外れてしまうので、もう使ってやらないとね。もう使ってあげましょ!このアミエビは少し小さめなので、二匹づつ針に刺して使います。喰いが立ってたらアミエビは一匹でも良いし、むしろ一匹の方が針掛かりが良いんだけど、今日は厳しいかも知れないので二匹付けないと喰ってこないかな?まずは二匹付けからスタートここで何回か書いてるんだけど、釣り人って「餌は◯◯が釣れる!」とかまことしやかに言ってくるんだけど、そんなの気にしないで自分の好きな餌を使うのが一番釣れると思うよ!よく釣る人が使っているのと同じ餌が釣れるように思うけど、そんな単純なわけ無いじゃん!釣り餌は、仕掛けやタックル、釣り方の一部であって、トータルバランスで釣れる釣れないということなんだから、餌だけ換えれば釣れるなんて虫の良い話はないです。余程トンチンカンな餌はダメだけど、普通に釣れる餌を付けているなら問題ないですよ!それよりも、魚が居るスポットをしっかり狙えているのか?とか、喰ってくる誘いができているのか?とか、きちんとアタリが取れているのか?の方が余程大事です。自分が釣れると思っている餌は自分の釣り方に合っているということなので、いろいろ試してみるのは良いけど、餌を換える事で自分の釣り方が崩れてしまうのは本末転倒。自分の釣りをしっかりと中心に添えた上で、餌を吟味するのはOKなので、妙なデマに惑わされないようお気をつけください。水温は14℃で冷たくなったな〜コレ以上の水温低下はないかな?いよいよ夜釣りも終了か!?では、いざ!釣り開始なんだけど、やはり最初はアタって来ない。今季から夜釣りに通ってるんだけど、夜釣り通勤で学んだのが【釣り始めは喰って来ない】という現実。たま〜に交通事故的に一投目で喰ってきたりすることもあるが、通常は何度も仕掛けを振り込まないとハゼが喰ってこない。思うに、ハゼは眼の前のエリアには居ると思うんですよ。アタって来ないということは、単に喰って来ないというだけでして…ボケ〜っと待ってても喰ってこないので、そのエリア全体の活性を上げる作業が必要になってきます。この作業というのが、竿の角度をいろいろ替えながら、餌をチョン!チョン!踊らせ、ハゼに餌をアピールするということ。その内に、我慢できないハゼが餌を突いてくれば、次第に釣れ始めます。夜釣りに来ていると毎回コレを感じてて、そのエリアの最初は全然アタらないんだけど、アタリ始めると其処此処で喰ってくる。「このスポットはさっきは全然反応なかったけど、一匹釣れたら連打だよ!」という現象が普通に起きる。まぁ、どこまで粘って、どこで見切るのか?は難しいけど、『絶対ハゼは目の前におる!』と思わなきゃ〜、この寒空の真夜中に釣りなんぞやってられんわな〜オッサンは自分の立ち位置からだいたい30度くらいの角度毎に探りながら、餌を手前に引いてくる感じでやってます。ひと通り探り終えたんだけど、いま攻めているスポットは実績スポットなので絶対釣れるはず!と最初からやり直してみると、やっとスン…と小さく触ってきた!「お、イントロハゼが居た!」『イントロハゼ』とはオッサンが勝手にネーミングしたんだけど、そのスポットで最初にアタってくる、釣れ始めのきっかけになるハゼの意。最初のアタリは空振りだったけど、ハゼが針に触れた様子が無かったから次も喰ってくるハズ。んで、次も全く同じスポットに落として、スンスンと餌を引いて来るとさっきと同じスポットで喰ってきた!喰いが良い時なら即アワセを入れるんだけど、もうこの寒い時期だと喰いも浅いのでソレ用のアワセ方にて。オッサン的慎重なハゼの釣り方クン!と小さくアタって来たので、今はハゼが餌を咥えてジッと動かない状態竿を動かさないというよりは、少し道糸のテンションを緩めてそのまま5秒ほどステイハゼが餌をモグモグと食べている状態で、針が口の中に入るまで待つゆ〜っくり竿を上げて聞き上げるハゼが引っ張り返したら、アワセを入れてしっかりフッキングさせるという感じでやると、まぁまぁには針掛かりします。ここまでやっても外れる時は外れるから、ソレは釣れるハゼじゃなかったと諦めます。んで、針に掛かったハゼが突然大暴れする。うわ!ナイスファイトな奴じゃん!!とこちらも竿を操作しながら引きを楽しむ。しばらく泳がせて大人しくなったら取り込むんだけど、コイツ重いぞ!腕を目一杯真上に伸ばしてるんだけど、ハゼが重いもんだからそのままキャッチできず。道糸を手繰り寄せてキャッチする。上がってきたのは19cmの大型ハゼ。お〜良いね!!たいていは一匹目は10数cmの小ハゼが釣れるんだけど、本日は大型ハゼが釣れたのでやる気が出るオッサン。次も全く同じスポットに落とすと、すぐにアタリあり!次もオッサン的慎重取り込み法にて。次も良型同じスポットで4連続で釣れて「今日は良いんじゃね?」とウキウキする。魚って不思議なもんで、針に掛けて暴れると近所のハゼが寄ってくるんですよね。同類がヤバい状態で暴れてるんだから、どうみても自分も危険な状態なんだけど、魚はそう思ってないようで…「オラも餌にありつきたい!」と思ってるのか?野次馬根性なのか?まぁ、人間にも居るよね。絶対危ないのにスマホを構えて寄って行っちゃう奴が!ホラー映画でも「オマエ、そっちは絶対ダメだろ!」という行動をする奴。最初の犠牲者は、たいていはムチムチプリンなホットパンツを履いたヤンキー娘だったりする。まぁ、仕方なかろう。このタイプは、単に観客を引き付ける濡れ場要員なんだから。当人も、ホットパンツの衣装をあてがわれた時点で、もう覚悟はできていただろうて。魚もホットパンツ系が多いようで、一匹釣れると連打も珍しくない。と思ってたら、現実は甘くなくパッタリとアタリが無くなる。ムムム、そう上手くはいかないか…しつこく探りを入れるが、どうにもアタリが遠い。「目の前には絶対、ハゼがうじゃうじゃいるはずなんだけどな〜」しかし、問題は五十肩である。ちょうど良い誘いの竿の角度が、一番つらい腕角度になっている。「うわ〜、釣りも肩も厳しいな〜」と泣きそうになっているとMR氏がやってきた。昨日は痛い目に会いながらも連日の夜釣りとは、さすがMR氏、この釣り場で1束を叩き出した男である。サツを変わし「どうですか?」とハゼ釣りの塩梅を聞かれたので、「一匹目に19cmが釣れて4連打だったけど、アタリが無くなった…」と正直に答える。「マジっすか!?」とオッサンの19cmにMR氏はやる気になったようだ。さっそく自分のお気にポイントへ向かって行った。オッサンも移動を開始するが、そちらも釣れないことはないけど、ポツリポツリ程度でしかも型が小さい。ここらへんはご愛嬌かう〜ん、どこかに爆釣ハゼ居ないかな〜今までの実績ポイントを移動しながら探るんだけど、どこもパッとしないんだよね〜MR氏も同じらしくチョロチョロ動きまくり、果てはちょっと足の伸ばしてみたりしたらしいけど、どうやらそっちも音沙汰なかったらしい。近くに来ると情報交換するが、どうにもこうにもどうしようもない感じ…「もう夜釣りも終わりですかね〜…」がお互いに一致した意見だった。オッサンは感触の良かった最初のエリアに戻り、もう動かないで腰を据えてやることにする。あまりの釣れなさに、さすがのMR氏も諦めまだ暗い時間に帰ってしまった。再びオッサンだけのボッチ釣り場で寂しい限りだ。「この釣り場も今日で最後だから、ダメ元で詳細に探ってみよう!」と約5mおきに移動しながら丁寧に探り出す。ここらへんは今までは全然釣れないと思っていたスポットだったけど、意外にもアタって来るぞ!まぁ、入れ喰いには程遠いけど、飽きない程度にはアタックしてくる。しかも、型も良型揃いだから楽しい。このサイズが普通に釣れるやりながら思ったけど、やっぱりハゼは目の前に居るんですよ!その証拠に、船が通り過ぎて波が来ると、今までな〜んも反応が無かったのにほぼアタって来る!夏のハゼ釣りでも、船の波が来てる最中はよくアタリがあるんだけど、夜釣りでも同じ。人工的にチョンチョンと誘うよりも、水に同調した自然な餌の揺れの方がハゼは喰ってくる。波の揺れ時にはアタリが頻発するということは、ハゼは餌の目の前にいるという証拠だと思います。こんなアタリが遠い時でも、ハゼは餌に寄って来てて、目の前の餌を食べるかどうか迷っている。なにかのキッカケで餌を突付くのか、去ってゆくのかなんだと思います。空が白々してきて一番気温が低くなる時間帯。身体も冷えてきて五十肩に響く。疲れも出てきて眠いしダルいし、肩は痛いしでもう帰りたい一心なんだけど、O氏にハゼを渡さなきゃならないので、逃げ帰るわけにもいかん!と思ってたら、O氏がやって来た!速攻ハゼを渡してグッバイ!という事はなくて、仲間がいるとやる気が出てくる。結局、すっかり朝になるまで粘って5時間半ほどで35匹くらい。”くらい”としているのは、今日はカウンター忘れまして…なんとなく40匹いるような気もするが、ちょっと控えめに。正直、今晩のこの状態でここまで釣れればヨシとしましょう!ハゼが少なくてビクの底が丸見えだとガッカリなんだけど、コレくらいなら頑張ったよ、僕!ここまで釣れれば良いっしょ!今期からハゼの夜釣りを始めたから、いつ頃まで夜にハゼが釣れるのかは分からないんだけど、アレだけ釣れていたハゼが激減してるし、夜中〜明け方の寒さも身に応えるのでそろそろ潮時という気もしている。しかし、もう夜釣りも卒業か!?と思ってたら、ちょうどバッドタイミングで夜釣り用のヘッドライトが届いた。あ、そう言えば注文してたっけ?すっかり忘れてた!充電式の明るいヘッドライト釣りに特化した商品らしい実はオッサンが今使ってるヘッドライトは照らせる範囲が狭くて、カメラ画像が暗く写ってしまう。あと、餌付け作業もライトスポットの範囲内は明るいけど、その周囲が暗いから目がすごく疲れる。釣り仲間はみんな明るい範囲が広いライトを使ってて、「何でみんな、都合良くごきげんなライトを持ってるんだろう?」と不思議だった。「オッサンもナイスなライトを使えば、疲れなくなってもっと釣れるのかな?」と釣り人特有のお花畑思想で買ってみたんだっけ?注文したのをすっかり忘れてて、夜釣りも終わり!と決断したその日に届くとは…コレはもしかしてまだ夜釣り行け!諦めんな!!という神様からのお告げなのかもしんまい。否!いくら神様の命令でもクソ寒い夜中の夜釣りはもういいんぢゃね?そんなに夜釣りやらせたいんなら、あんたが釣れよ!と天に唾するオッサンなのでした。次の記事>>>「2023年度36回目のハゼ釣りは夜釣り改め穴釣り」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度36回目のハゼ釣りは夜釣り改め穴釣り
    2023年36回目のハゼ釣りは夜釣りは断念し穴釣りへ2023年12月17日。2023年36回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:8時00分くらい(潮位:172cmほぼ満潮)〜12時00分くらい(潮位:140cm下げ5分)中潮水温:15℃釣果:マハゼ12匹(14cm〜17cm)竿:1.5m(行雲流水)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテのちオレンジイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け釣り人たるもの、釣り前の天気予報とタイドグラフ(潮汐表)のチェックは必須である。釣りとは自然相手だから、天気と潮汐は釣りの大事なエレメントである。潮汐は、「どこで釣り糸を垂れるか?」の作戦を練るのに、非常に大きなウェイトを占める。また、天気は「釣りをするのか?出来るのか?」の判断をするべき指標となり、場合によっては、中止という苦渋の決断もしなければならない。この判断を見誤っては命に関わるので、ここはしっかりとしなければならない!んだけど、本日のオッサンはこの判断を完璧にミステイクしたのでした。予報によると、天気は良いんだけど、問題は風が吹くらしい…風って釣りの大敵で、夏場なら雨天でも釣りになるし、むしろ天気が悪い方が釣れたりもするが、強風は季節に関係なく釣りにならない事が多い。沖釣りなら船は出船しないし、堤防釣りなんて、風に煽られると落下の危険性もあるからもってのほかだ。そしてハゼ釣りにおいては、柔らかいのべ竿は風に煽られてアタリなんてとれないし、そもそもが水が風で波打って海底の砂が巻き上がり濁るので、全然釣れないという状態になる。問題は、「んじゃ〜!どれくらいの風ならハゼ釣りできなくなるの?」という判断。この判断は釣り人によって玉虫色なんだけど、オッサン的には、だいたい7〜8m/sくらいが基準になるかな?これくらいの風速は『強風』という定義で、体感的には時速30km弱くらいのスピードで走っている場合に身体に当たるくらいの強さらしい。樹木全体が揺れて小枝や軽いモノが飛ばされるくらいで、風に向かって歩きにくいレベル。ハゼ釣りにおいては、3.6mくらいの長竿は風に煽られてアタリがとれないが、2mくらいの竿ならやり方によってはなんとかなるレベルかな。ところが、お天気アプリによると、オッサンの夜釣り時間帯は南西の風10〜11m/sという予報。さすがに二桁はダメだろ…常識的に考えれば、釣りをするべきではないし、そもそもが釣りにならないだろうて。んがしかし、本日のオッサンは完全に見誤っていた!というか、お試しの方が優先になってしまい、気分が舞い上がり脳みそがケセラセラ状態。今思えば、いったい何を勘違いしていたのか自分でも理解不能だが、夜釣りにGo!一色だったのだ。自宅を出た最初の感想は「思ったよりも風が弱いな…」だった。こういうとき人は自分が正しいと信じたいがために、自分に有利なように物事を捉える傾向がある。愛車を漕ぎ出すが、気温が異常に暖かくて、出発してから5分もしないうちに汗だくになっていた。「この暖かさなら釣れるぞ〜!」オッサンの脳みそはもう完全に舞い上がっていたらしい。汗だくになりながら、釣り場近くの開けた場所に出た途端、強風が吹き荒れる!ここでやっと現実を突きつけられる。「うわ〜、ダメじゃんコレ?」強風が身体に絡んできて、愛車ごと持っていかれるくらいだった。当然、釣り人なんて皆無だ。水際まで確認しに行くが、水面は船が遠り過ぎた後のように波打ち、水は泥水のように濁りきっている。どう考えても釣れないし、釣りにすらならない状態。しかし、何を思ったのか釣りの準備を進める狂ったオッサン。そこまでしてしまう原因は、本日は2つのお試しがあったから。ひとつは先週届いた釣り用のヘッドライト。釣り専用のヘッドライトコレが実際にどこまで使えるのか?の確認。そしてもうひとつが、100均のゴム手袋が使いものになるのかどうか?冬の釣りで一番厳しいのが手が冷えるということ。身体は防寒対策でなんとかなるけど、手だけはどうしようもない。釣り用の手袋とかもあるけど、魚とか餌とかをいぢくった後ってすぐに手を洗いたいじゃん!なので、素手で釣りをやらざるを得ない。っというわけで、冬の釣りは手がかじかんだままで、下手すりゃ〜、指がしもやけになることもあり。そこで、少しでも手のダメージを軽減しつつ、釣りの邪魔をしないナイスアイテムはないかと100均を物色。見つけたのが薄手のゴム手袋。コレなら使えるんぢゃね?手にピッタリフィットらしいから、ハゼのアタリも取れそうだし、餌付けとか細かい作業もできそうだし…すごく薄いから暖かさは期待できそうもないが、無いよりはマシでしょ!?万が一使い物にならなくても100均だし!さぁ、使いものになるのか?実は、出発するときから装着してたんだけど、今日は気温が暖かいから手袋内は汗をかいていたくらい。イメージ的には、手術時のブラックジャックだったが、よくよく見ると、映画『犬神家の一族』の佐清(スケキヨ)のようだった。スケキヨ手袋しかし、映画『犬神家の一族』のスケキヨはインパクトがあったよね。あの白いゴムマスクの不気味さと言いい、湖から逆さに両足が突き出している死に様と言い、どちらもが同作品の“アイコン”的存在だった。金田一耕助役も、石坂浩二がハマり役でしょ!その他、ありとあらゆるキャストがハマっていたと思う。この作品が【日本映画の金字塔】と称されていたというのも頷き180度だ。ちなみに金田一耕助シリーズは映画やテレビドラマで何作かあるけど、やはり犬神家の一族が一番だと思う。その証拠に、大晦日の『ガキ使 笑ってはいけないシリーズ』でも、スケキヨが何度も登場している。まぁ、中身は板尾坂路なんだけども…んでハゼ釣りの塩梅はというと、ご想像の通り全く釣りにならず!それでも、なんとか小ハゼを一匹だけ釣り上げてボウズのがれにて。せめてものボウズのがれ肝心のお試しはというと…ヘッドライトはとてもゴキゲンだった。明るい範囲が広いから餌付けも良好で見やすいし、充電式で軽いから頭への負担も少なかった。スケキヨ手袋は思ったよりも暖かいのは良かったが、完全にピッタリフィットでもないので、ダブつく箇所に針が刺さったり、ゴムが挟まったりでちょっと使い勝手はイマイチかな?あと、ゴムだから餌が滑って針に付けづらいという欠点もあった。手袋の方は、もうちょっと使ってみて検証してみようと思います。っというわけで、釣り開始からわずか30分で戦略的撤退!ほぼトンボ返りで逃げ帰るオッサンなのでした。ダメは最初から分かってたんだけど、本日は釣り人特有のお花畑発想が過ぎたな〜唯一良かったのが、先日のふたご座流星群の残りだろうか、釣りをしてたらオリオン座の真ん中を横切るすごく長い流れ星を見た!くらいかな。コレで本当に2023年の夜釣りは終了です。まぁ、今期初めてハゼの夜釣りに通ってみたんだけど、夜釣りに適した時期や釣れる状況、ポイントも分かってきたので、来シーズンはもっと効率よく楽しめると思います。とはいえ、そう簡単に割り切れるものでもなく、自宅に向かいながら密かに「ひと眠りしたら【秘密の花園】にリベンジしに行っちゃる!」と諦めの悪いオッサンなのでした。健全な釣りは昼間の内に!ひと眠り後、ふと目覚めると一瞬頭が混乱する。「アレ?オラ釣りしたよね?」と思ったが、そういえば第二ラウンドの予定だっけ?帰ってから釣りアイテムもそのまま放ったらかしだから、「面倒臭いからこのまま寝ていよう…」という訳にもいかない。渋々起き出して自宅を出発するが、愛車を漕ぐ足がダルい。目指す【秘密の花園】は、ハゼの穴釣り場としては一番の近場だが、「ちょっと散歩がてらに…」という気楽な距離でもない。やっと到着するが既にTZ氏、T氏、K氏、H2氏、SS氏などの面々が釣り糸を垂れていた。すっかり出遅れているオッサン。しかし、夜中の風が嘘のように穏やかになり、お日柄も良くて暖かく、絶好の穴釣り日和だ!釣れればね…みんなは夜釣りに通っていたオッサンが突然現れたので驚かれたが、「あの強風中、今日も行った」と報告すると、皆一様に呆れ半分驚き半分の微妙な顔をされた。先行者たちに穴釣りの塩梅を伺うが、「まだ一匹だよ…」とか「釣れても小さいよ…」とか「軽い尿もれが止まらないよ…」とか、こちらのやる気が萎えるレスポンスの嵐。どうもパッとしないようなので、こういう時は誰も攻めていないエリアに限る。という訳で、誰も居ないスポットへ移動し、ひとりだけ良い思いをしようと画策するオッサン。んでは、さっそく釣りの準備をば。穴釣りなので使う竿は当然1.5mの短竿『行雲流水150』穴釣りにはこの竿竿の長さは1.5mだけど、道糸の長さは2mくらいにしている。穴釣り場って、自分の立ち位置からけっこう下に水面があったりするし、深い穴になると1.5m以上ある。さらには根掛かりで仕掛けロストが多発する釣りモノなので、道糸が長い方がなにかと勝手が良い。仕掛けは当然、いつもの胴突き仕掛け。手が汚いな〜一番の問題が、餌はボイルベビーホタテしか無い。穴釣りだとアオイソメなどの虫エサ一択なんだけど、そもそも穴釣りする予定じゃなかったから買ってなかったし、ホタテ餌がまだ余っているので在庫処分しなければならない。ただ、いくらホタテ餌でも、穴釣りだと喰ってこないことが多々あるんだよね〜ホタテの在庫処分穴釣りだとホタテは頼りないな…水温は15℃でちょっぴり温かい。昨日は暖かったからかな…では、穴釣り開始!まずは早くボウズを免れたいので、実績穴を攻めるんだけど、アタリがない…どこに落としても生命反応がない…穴の深さは1m弱くらいで頃合いなんだけど、アタリが無いな〜「絶対、ハゼは居るはずなんだけど…」手当たり次第落とすが、どこも反応してこないぞ。そもそも、オッサンは穴釣りではスロースターターだから、「その内にアタってくるでしょ!」と思っていたんだけど、ダボハゼやカニすらの反応も無いから、コレはマズイな…しばらくくすぶっていると、O氏がやって来て「ここらへんは当たらないでしょ?俺も前回やってみて、全然アタらなかったよ!」との事。「だから誰も居なかったのか…」ひとりだけ良い思いをしようという作戦失敗で、悪いことはできないもんだ!という訳で、みんなが居るエリアに戻ってきた。いくつかの穴に落としていると、やっとアタリはあったものの、ナイスなアタリ方で上がってきたのは良型のダボ…しかも、コイツは誰かのブチ切れた仕掛けを飲み込んだまま喰ってきやがって、「どんだけ食い気があるんだよ!」とツッコミを入れたくなった。口から別の仕掛けが出てるが…ここのダボはけっこう大きい良型も多いので、マハゼのアタリと引きと勘違いするんだよね〜よく見かける真っ黒な小さいダボは、アタリ方も小さく小刻みだし、餌を咥えるとすぐに横移動するから分かるんだけど、良型のダボ(『ドロメ』という名前らしい)はマハゼと同じアタリ方をする。チョロチョロとアタリはあるんだけど、全部ダボのアタリだった。この流れは、マズイな…なので、H2氏からオレンジイソメを恵んでもらった。オレンジとは珍しいな…さっきは無反応だった穴に落とすと、着底と同時に喰ってきた!グン!グン!と間違いなくマハゼのアタリ方。ス〜っとゆっくり静かに竿を上げると、グ〜ン!と引っ張り返してくる。「来た〜!」っとアワセるとしっかり針掛かりする。ググン!ググン!と穴の中で暴れるが、少々強引に穴から引きずり出す。ここで好きにさせると穴の中に潜られて、中で踏ん張って出てこなくなる。なんでも、ハゼが穴から出てこなくなる時って、狭い穴の中で身体を曲げてつっかえ棒みたくして耐えているらしい。こうなったら、引っ張っても出てこないし、無理に引っ張ると道糸が切れるだけなので、まずは焦らずに道糸のテンションを緩めて最低5分くらいは待つ。この待つ時間ってすごく長く感じるんだけど、焦らない焦らない…ハゼも踏ん張るのに疲れるから、頃合いになったら竿を上げると、スルリと出てくることがほとんどです。やっとボウズのがれで、本日の一匹目。小さいが、贅沢は言ってられん!一匹目が釣れるとホッとする。同じ穴からもう一匹。今度はそこそこの良型しかし、穴から引きずり出し、水中で泳がせ、疲れさせてから安全に取り込むんだけど、穴釣りの面白さはこの泳がせている時だよね〜右に左にハゼが暴れて、ソレをいなしている時が「あ〜ハゼ釣りしてるぜ!」と実感する時。この時は既に釣れた!を確信しいる。穴釣りで針から外れる時って、ほとんどは穴の中か、穴から引きずり出す瞬間に外れる。一瞬ハゼが見えたのに、ピュン!って外れると、悔しいったらありゃしない!今日も何度かあったけど、貴重な穴ハゼに逃げられると声が出ちゃうよね〜虫エサを恵んでもらう身としては、人様から頂いた餌を無駄にできないので、虫エサ+ホタテのコラボでアタリ率をアップさせる。コラボ餌こうすると、イソメ単体よりは、よりアタるようになると思います。ハゼの穴釣りって、チョロチョロ移動しながら釣るんだけど、やはり場所によって大きく変わるかな。できれば人が居ない手つかずのエリアの方が、アタれば連打になったりする。ただ、アタらない事もあるから、掛けみたいなもんかな?例年なら、この時期はハゼがもっと大型化するんだけど、今期は小さいな…ここらへんが平均的なサイズもうハゼも婚姻色が強くなりつつあるから、今期はここらへんのサイズ止まりらしいな。まだ真っ黒ではないが…頂いた虫エサが無くなたので納竿。4時間で12匹とまずまずかな。まぁ、コレくらいなら…以前は穴釣りではツ抜け(10匹)すれば御の字だったけど、昨今は数が上がるようになっているから、ツ抜け程度だとちょっと不安…ただ、以前は釣れない分、20cmオーバークラスの大型ハゼも上がったが、今期はダメですな〜まぁ、なかなか数とサイズの両方を満足するのは難しいですね。本日の最大サイズ夜釣りも終わり、これからは穴釣りに集中だから、虫エサは必携。しばらく夜釣りばかりだったから思ったけど、やっぱり釣りは明るい内にやるべきだ!『健全な身体に健全な精神が宿る』ように、健全な釣りは昼間にやるべきだ!と痛感したオッサンなのでした。次の記事>>>「2023年度37回目のハゼ釣りは今年ラストかな?」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度37回目のハゼ釣りは今年ラストかな?
    2023年37回目のハゼ釣りは今年も釣り納め?2023年12月24日。2023年37回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園2】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:曇りのち晴れ釣行時間:8時30分くらい(潮位:105cmほぼ干潮)〜11時30分くらい(潮位:135cm上げ5分)中潮水温:11℃釣果:マハゼ22匹(12cm〜17cm)竿:1.5m(行雲流水)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けオッサンはもうおっさんである。まぁ、当たり前だけど歳をとっている。自分の歳をわきまえているとはいえ、気持ち的には年齢に抗いたいのは皆が思うところ…誰しもが歳をとりなくないし、いつまでも健康で若々しくいたいと思っているハズ。しかし、現実には日々の老化現象が止まることは無く、身体の至る所に故障箇所が発生し、治りもしないままトラブル箇所が増えてゆく…100%の全出力を出すと身体が壊れるのが恐いので、せいぜい70%に抑えながら生活するハメになる。当然、動きは愚鈍になるんだけど、しょうがないとは言え、そんな自分に軽い失望を抱きながら、日々歳を取り続けてゆく…オッサンも少し前までは、こんな現実に抗っていたんだけど、もう止めた!若ぶるのはもう疲れたし、無駄だし、意味がないことだ。なので現実をしっかりと受け止め、歳相応でいようと心に決めた!加齢臭のフレーバーを漂わせようが、耳毛が生えようが、ハゲようが結構ではないか!?おやじギャクが寒いだと!?フッ…、まだまだ青いね!アレは他者を笑わすという魂胆で言っているのではない。滑ろうが、冷ややかな目で失笑されようが、それは問題ではない。全ては自己満足に他ならない。言わずにはおれないのであり、口にしないと気持ちが悪いのであり、その対象は常に自分。観客は自分ひとりという自問自答のギャグ。オヤジの道は極めれば極めるほど孤独であり批判がつきまとう。厳しき漢(おとこ)道である。若い頃は、そのオヤジ的なすべてに批判的な目を向ける。それは自分がそうなりたくないという気持ちがそうさせるのではなく、その孤独と批判を受け止める度量が備わっていないからだ。では今のオッサンはそんな度量が備わっているのか?少々考えてみたが、オッサンもまだまだ青臭さを漂わせてはいる。しかし、オヤジ道に踏み出してみようと思う。正直、その気持ちにはかなり自虐的な部分があり、「さよなら俺…」的な気分は否めない。だが、もう若くはないどころかどっぷりオッサンな年齢のくせに、中途半端な気合いと昔の記憶だけでオヤジの世界を遠ざけるのは往生際が悪い。逃げて逃げては来たけれど、もう疲れ果てて、自ら交番に出頭する気分である。とりあえず何から入るべきだろうか?まず頭に浮かんだのはゴルフだった。オッサン的にゴルフのイメージは、余程の金持ちで若い頃から親とコースを回ってた奴でもない限り、ゴルフをやろうなんてかなり抵抗があると思う。自分の中の若者が死んで、オヤジが生まれるポイントなのかも知れない。あんなものをやりだしたら最後、駅のホームで傘をクラブにみたてて素振りをおっぱじめたり、着もしねぇ〜パステルカラーのセーターを石田純一ばりに肩から掛けて歩いたり…いや、普段着が全て板東英二ライクな、エニタイム、エニプレイス、ゴルフウェアなオヤジになってまうかもしれん!髪型も後ろ髪だけ伸ばしてのジャンボカットが良く思えたりして…このように、ゴルフはとても危険なスポーツである。しかしよくよく考えてみると、ゴルフは先立つものがないと何も始まらない。テーラーメイドなゴルフクラブが何十本必要?PGMなコース回るのもタダではないし…万が一、間違ってホールインワンなんてやっちまったら破産だよ!ダメだ!ゴルフは諦めよう…どうしよう…悶々としていた矢先、ふとテレビCMを観ていたら「コレだ!」と見つけた!養命酒である。コレしかない!オッサンにまだ毛が生えてなかった幼少期の頃。亡き父親が毎晩養命酒を飲んでいた記憶がある。「何だ?アレ?ジジ臭せ〜なぁ…」といつも思っていた。まさにオヤジ道アイテムwith養命酒。早速、近所のドラッグストアにゲットしにいくと、人目につかない下段に養命酒が鎮座していた。真紅の箱に怪しいフォントで『養命酒』の文字。よく見ると、大きいのと少し小ぶりな奴の二種類。どちらにするべきか?「まずはお試しだから、小さい奴にしよっかな…」弱い!! 捨てきれてない!!形から入るのは得意なんだが、いかんせん、先立つものがほぼ皆無なのが現実。結局、小さい方を買ってきた。懐かしの養命酒(小)約45年ぶりに飲んでみたが、焼酎に太田胃散と葛根湯を混ぜたような味だった。「コレは効くぜ!←(何に?)」と実感。ドリンクしながら『するめ』をつまんでみたが、思いのほかマッチせず…養命酒には合わないかな…意外にもマッチしたのがコレ↓養命酒にはコレだった!まぁ、単に甘いものが好きなだけなんだけどサ。という訳で、まずは養命酒から始めてみたオッサン。しかし、よくよく考えてみれば、もう既にオヤジ活動をしているではないか!?それはいつものハゼ釣りである。コレも立派なオヤジアイテムだと思う。オヤジ、オヤジと簡単に言うが、オヤジ道、険しい道なり。その一歩がオヤジになり、その一歩がオヤジになる。迷わず行けよ!行けば分かるさ!!2023年もありがとうございました!んで、やっとハゼ釣りのお話である。年末で慌ただしいこの時期。自宅の大掃除そっちのけで呑気にハゼ釣り。そんな穀潰しの面々の釣り仲間によると、昨日は【秘密の花園2】でけっこう数釣れたようである。という訳で、本日の釣り場は迷わず【秘密の花園2】に決定。もしかしたら今年最後のハゼ釣りになるやも知れないので、ラスト記念で早めに釣り場に行くつもりだったが、すっかり朝寝坊。思いのほか寒くて、なかなか起き出せずに布団でイモムシになる。もう面倒臭くなってるんだけど、餌のアオイソメがあるので、釣りに行かなくてはならない。モゾモゾと起き出して、光の速さで釣りアイテムを愛車にブチ込んで出発。愛車を漕ぎ出すが「寒〜〜〜ぃぃぃ…」今期はつい最近までハゼの夜釣りしてたんだけど、この冷え方は夜釣りの時よりも寒いな。目から涙がちょちょ切れながら本日のハゼ現場【秘密の花園2】に到着。思ったよりも潮位が低いから、ちょっと厳しいかな…と思いながら釣り場を移動していると、既にMR氏、MT氏、S氏が釣り糸を垂れていた。MR氏にハゼ釣りの塩梅を伺うが、「いや〜、厳しいですよ…」とローレスポンス。この寒さと低い潮位だから厳しいのかな…と思っていたら、「ただ、MTさんが19.5cmを二匹上げたようです!」と地獄に咲いた一輪の花情報でやる気になる。釣りって不確定要素がいっぱいなんだけど、真面目に釣りに向き合っている人には必ず結果が出る。MT氏もマメに【秘密の花園2】に通い、今日なんて、まだ暗い朝の5時半くらいから釣り糸を垂れていたからこその19.5cmが2匹というナイスな結果。この真面目なMT氏の爪の垢を焙煎&ドリップして、O氏に飲ましてあげたいくらいだ。聞いてるか?O氏!釣り場に来てウロウロしながらダベっとるんじゃダメだぞ!!分かってんのか?O氏!先行者の邪魔をしないよう、少し離れて釣りの準備を始める。穴釣りなので使う竿は1.5mの短竿。穴釣りと言えばこの竿仕掛けはいつもの胴突き仕掛け。いつでもどこでもこの仕掛け餌はアオイソメ。やはり、ハゼの穴釣りではイソメ餌の方が喰いが良いし、ハゼとの駆け引きができるから面白い。長細いからハゼへのアピール力があるから釣れるのかな?まだ餌付けしたばかりの時は自らも動いているし、上下にフワフワ誘うと水中でよく揺れるんだと思う。そこそこ餌もちが良いから、アタリ始めから喰い込むまで駆け引きできるくらいに餌は残っている。コレがホタテとかアミエビだと、アッという間に持っていかれるからね〜何よりも、カニがちょっかいを出してきても、強奪される事が少ないからありがたい餌である。やはり穴釣りにはアオイソメ餌垂らしは3cmくらいで、ハゼサイズが小さい場合はもっと短くすることもあります。まずは垂らし3cmから始める水温は11℃と今期一番の冷たさ!ひゃ〜寒いわけだ!準備完了にてさっそく釣り開始!ではなく、まずはホットスポーツドリンクでひと休み。寒い時はホットスポドリんで、本当に釣り開始。まずは適当な穴から始めるが、落とした瞬間にいきなりのハゼアタック!穴釣りではたま〜にコレがあって、水底に着底する前にアタって来るのはかなり濃厚なアタリなので、ほぼ100%釣れる案件。いきなりグ〜ン!と引っ張ってきたのでアワセると、針に掛かったがサイズはたいしたことないな感じ…んで、やっぱりなサイズだった。やる気は認めるがサイズがね…んですぐに次も同じ穴から釣れるんだけど、サイズがね〜だし、なんかハゼが痩せてて細い…痩せて細いんだよね〜尾ビレもハチワレ(二割れ)とか三割れとかあるんだけど、そんなにキレイに割れてないというか乱れている。尾ビレがキレイに割れてもいない釣れたハゼの現状を見る限りは、もうハゼ釣りシーズンの終わりが近づいているハゼの形態なんだけど、例年なら1月いっぱいは釣りになるハズで、まだこの乱れハゼが釣れるのは早いんだよな〜婚姻色はまだうっすら程度だから、まだまだ釣れると思うんだけど…婚姻色はまだ薄いいきなりこの穴を中心に、付近の穴からも合計7匹釣れてスタートダッシュを決めて気持ちの良いオッサン。しかし、この後が続かず…潮位が低いので、ハゼが居付きそうな深めの頃合いの穴が見つからず。しょうがないので、浅めの穴を探るしかない。当然、大きめの穴も探るが、オッサンはなるべく見た目が小さい穴とか、「コレ穴かな?」といった、一見穴なのか分からないような穴を探すようにしています。こういうタイプって見つければお宝穴で、たいていは良型大型ハゼが潜んでいるし、数匹は確実に上がってくる事がほとんどです。とは言え、そう簡単には見つからないんだな〜本日最大サイズもお宝穴からコイツも同じお宝からなかなかアタリが無いが、かわりに元気なのがダボとカニ。いつでもどこでも元気いっぱい!特に本日はカニが鬼のようにくっついて来る。酷い時は、三匹が餌にまとわりつくカニ団子になってきたりもした。カニに針ごと掴まれると根掛かりみたいになるから困る。困ったちゃんのカニカニに餌を掴まれたら、一刻も早く竿を上げて排除しなきゃならない。オッサンの釣り方は、着底させたらすぐにスンスン…と竿を数cm上げ下げして誘うんだけど、コレはカニが付いてないかを確認する意味もある。とにかくカニは穴釣りの大敵。穴釣りでは、時にはひとつの穴から5〜10匹とか釣れるフィーバー穴があるんだけど、本日はフィーバーしなくて単発で、忘れた頃にポツリ…、ポツリ…といった塩梅。ただ、釣り始めは小ハゼが多かったけど、次第にサイズアップしていった。とは言え、こんな程度のサイズだけど…という訳で、本日は3時間で22匹と数も型も全然でした〜ひゃ〜厳しいな!こちらはMR氏との合算穴釣りでこの数ならまずまずなんだけど、【秘密の花園2】はポテンシャルが高い釣り場だから、せめて50匹は釣れて欲しいな〜さて、2023年もいよいよ終わりが近づいています。今年は世の中的にいろいろあって、心が落ち着かなくてザワザワした年であったと思います。来年こそ良い年であって欲しいし、そうなるようにしたい!と思ってます。今年もありがとうございました。このブログのために皆様の貴重な時間を頂戴し、申し訳ない気持ちと感謝の気持ちで複雑ですが、来年もよろしくお願い致します。皆様、良いお年を!!そして今夜も、養命酒で一杯なオッサンなのでした。次の記事>>>「2023年度38回目のハゼ釣りは明けまして!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2022年38回目のハゼの穴釣りは新規開拓
    2022年38回目のハゼの穴釣りは釣り場開拓2022年12月4日。2022年38回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園その2」※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:8時30分(潮位:85cm干潮)〜11時30分くらい(潮位:130cm上げ5分)若潮釣果:マハゼ64匹(10〜17cm) 竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m 道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け長い人生、人によっては短い人生でも、誰しもが、誰にも言えない秘め事をひとつやふたつは持っている。否!ひとつふたつ程度なら余っ程の聖人で、普通の人でもけっこうな数の隠し事は抱えているハズだ。人によっては、言えない事の方が多いという輩もいるだろうが、ソコまでになるとかなりダークネス&アンタッチャブルな人生だろう。恋人や夫婦というかなり親しい関係で、「お互い隠し事は無しね!」という間柄でも、必ず抱いてる隠し事。むしろ、親しい男女関係だからこそ、絶対に知れてはマズいサムシングが内在している。「墓場まで持っていこう…」なトップシークレット。しかし、人間とはそんな最上位の秘密を暴露したい衝動もあり、また、後ろめたい気持ちに対して、懺悔して許しを請いたいという感情も持ち合わせている。歳をとり、自分の終焉も近づいた頃に、もう時効のつもりでのカミングアウト。しかし、相方は赦すどころか三行半!そもそもが薄々感づかれていることがほとんどで、バレてないと思っているのは本人だけなのである。まぁ、よくある話だ。夏のハゼ釣りが終了し、穴釣りへと移行している現在。このブログで散々穴釣りしているにも拘らず、釣り場は『秘密の花園』として明かしていない。知ってる人は知ってるので公然の秘密なんだけど、”一応”釣り場は分からないようにしています。この時期にハゼが釣れるポイントは貴重です。さらには、この時期にハゼが釣れるということは、産卵場所になっているということでもあります。年々ハゼが少なくなっている昨今。産卵に適した環境が減ってきているのが原因で、そんな場所は保護しなければなりません。と言いながらも、そんな次世代に命を繋ごうというハゼを、無慈悲に釣り上げる極悪な釣り人もいるのであります。本当に申し訳なく思いますが、釣り人に釣られるハゼなんてたかが知れてるぜ!というのが極悪な釣り人の言い分。っという訳で、環境保護を隠れ蓑にして、釣れる釣り場は教えないのが心の狭い釣り人のお約束事でもあります。本日の釣り場は『秘密の花園パート2』でございます。いつも通っている『秘密の花園』は、今季はど〜にもパッとしなくて、型もイマイチ。っというわけで、河岸を変えて新規開拓の運びとなりました。『秘密の花園その2』のポイントも、嫌がる仲間から聞き出した釣り場で、知る人ぞ知るから別に新規開拓と豪語するほどのものでもない。「『秘密の花園』に行っても、どうせたいしたことないんだろうな〜」という諦めの気持ちと、毎年通ってるマンネリ化も否めないもんだから、気分リフレッシュを兼ねて行ってみることにした。問題は、オッサンちからは、かなりの道のり。もう12月なもんで、完全防寒仕様で愛車を漕ぐこと1時間弱…現場に到着する頃には汗だくだった。だいたいここら辺かな?仲間からアバウトな場所だけを聞いてやってきた釣り場には、常連と思われる釣り人が数人いた。釣り人がいるということは、ここが釣り場なんだろうて…知らない釣り場で知らない釣り人と思ってたら、そのうちのひとりに見覚えがある!MR氏だった。この方は、夏のハゼ釣りでも冬の穴釣りでも、同じ釣り場でハゼ釣りしている常連さん。ずっと以前から「また居るな〜」と思っていて、今シーズンから挨拶を交わしたりするようになった間柄。アレ?お互いビックリで、お互いに初めてココへやって来たという偶然な出会い。どうやらMR氏もオッサンと同じようにくすぶっていて、心機一転のつもりでこの釣り場へやって来たらしい。釣りの塩梅を伺うと「1時間くらいでやっと小さいのが1匹釣れた…」とのこと。ムムム…、またしてもやられた!実はこの釣り場の情報源は、例のO氏。昨日はこの釣り場でやっていたらしく「入れ喰いだったよ!」といつもの怪しいリフ。O氏の入れ喰い宣言がアテにならないのは釣り仲間の常識で、それを信用するのはもはやタブーである。とは言え、たま〜に本当の事も言ったりするのがいやらしいところ…釣り場で悩んでいたオッサンは、ワラにもすがる思いで1時間もチャリンコを漕いでココへやって来たんだけど、どうやら無駄骨だったらしい。しばらく悩みながらMR氏の釣りを見ていた。釣れない釣りをするべきか…もし万が一釣れなかったらボウズという事になる。今まで喰らったことのないボウズだけは避けたいが、こんな辺境の釣り場に来て何もしないでの撤退もバカらしい。安っぽいプライドと釣りをしたい衝動の板挟み。MR氏が三匹目を釣り上げたところで諦めて釣りの準備を始める。「玉砕覚悟じゃ〜!」釣れんの?ココ?本日もいつもの竿にて。困ったときにはこの一本エサは芝エビとアミエビを持って来たんだけど、全く期待してないのでアミエビで適当に始める。量の少なさがやる気の無さを物語っている水辺に立って眺めるが、たいした穴もなくて「コレって釣れんのかよ?」今現在は干潮でこれから潮が上がるんだけど、本日は若潮なので急激な潮位アップは望めない。狙うべき穴も少ないんだよね〜適当な穴にスルスル落とすが、やはり大したことなくて、穴の深さは20〜30cmくらい。いくつか探って深めの穴に落とすと、クン!クン!とハゼの反応が!お!いたいた!ゆっくりと竿を上げるとク〜ン!と大きく持っていったので、アワセると掛かった!上げってきのはコイツ。こんな小さなハゼがまだいるんだだよね〜!アタリ方は分かりやすかったけど、全然重さがなかったもん。サイズはともかく、とりあえずはボウズ逃れでホッとひと安心。気を取り直して同じ穴に落とすと、またすぐにアタリが!ちょっとサイズアップだけど、コレじゃ〜…んで、また同じ穴に落とすとまたアタって来て、今度は重いアタリで上がってきたのは合格サイズ。コレくらいじゃなきゃ〜!しかし、その後はまた10数cmサイズばかりだった。くすぶっていると、常連と思しき老人が声を掛けてきた。「お、釣れてるね〜!」「でもココじゃなくて、もっとアッチの方が釣れるよ!」「アッチはもっと大きくて数も上がるよ!!」なぬ?やっぱりそうだったんだ!実はそのアッチの釣り場情報も聞いたことがあって、どこら辺なのかハッキリしないもんだから、今日はこの釣り場でお茶を濁していた。そのアッチの釣り場情報を謎の老人から詳しく取材する。「この前は50匹釣れたんだけど、中には70匹上げた人もいるよ!」釣り人の話は尾ひれが付きものなので、話は三割減くらいで聞くのがちょうどいい。内容は聞き流して、とにかくその釣り場の場所をゲロさせた。すぐにMR氏とともに移動開始!これこそ入れ喰い!くすぶっていた同志だったので、とにかく釣れる釣り場には目がないオッサンふたり。瞬間移動でアッチの釣り場に到着。既に何人かの釣り人がいる。サツを交わし、ハゼの塩梅を伺うが「う〜ん、小さいね〜」のレスポンス。そう来たか〜!とは言え、ここんな辺境まで来て今さら引き返す気にもならず、とにかくやってみることにする。適当な岩の隙間や穴に落とすと、すぐに反応あり!アタリ方が小さいので、やはり釣れるハゼも小さくて、ここでも10数cmが多い。とは言え、ハゼの活性は良くて、そこにハゼさえいれば喰ってくる感じ。でも、どこでも落とせば喰ってくる訳じゃなくて、けっこう釣り歩くんだけど、ハゼさえいれば一ヶ所で連打になる。アタるスポットを見つけては釣り切り、次のスポットを探して移動の繰り返し。チョロチョロ動き回るオッサンとは対極に、MR氏は最初のスポットからほとんど動かない。どうやら、初っ端にナイスなスポットに当たったらしく、羨ましい限りである。いつもの穴釣りの調子でクンクン!のアタリから、ス〜っとゆっくり竿を上げてグン!と大きく引いた時にアワセてるんだけど、コレだと針を飲まれることが多かった。つまり、最初のグングン!の時にアワセても、針掛かりさせることができるという事。なので、やってみる。グングン!でクイックにアワセると掛かった!あ〜、今日はコレでいいのか。あるスポットで、妙に喰い続ける場所に当たる。たいして大きい穴でも無いんだけど、ず〜っと釣れ続ける謎の穴。しかもそれが並んで二か所。ここから一気にハゼカウンターが回転し始める。落としてはすぐに喰ってきて、鬼アワセで仕留める。数匹上げると穴を休ませる意味で、今度はお隣りの穴でまた数匹仕留める。んで、また最初の穴に戻って。(以後、リピート)その穴内のハゼの活性が上がっているうちに釣り切っちゃう方法もあるけど、今日は少し休ませながらやってみました。経験上、あまり派手にやり過ぎると、まだハゼが居るのにパッタリ喰って来なくなる時があるので、手堅い方法をチョイス。喰わせないし、ハゼの活性も素晴らしいので、エサのアミエビは一匹掛けで十分。アミエビは一匹でも喰ってくる夏ハゼのような手返しでフル回転のオッサン。これぞ真の入れ喰い!みるみるビク内は賑やかになり、酸欠防止で頻繁に水替えしなければならなくなった。結局、最後までこのポイントで続け、正味3時間で64匹と数だけはいった。数だけはいったな〜最大サイズは17cmただ、サイズが小さくて10数cmがメインだったな〜コレで良型揃いだったら文句なしだったけど、贅沢は言えんわな。常連さん曰く「今日は水が濁っていて釣りづらい」らしい。確かに。沖の穴が濁りで見えなかったから、もっと水が澄んでいたら沖の穴も攻められたハズで、型も揃ったのかな? でも、まさか12月でこんな手返しの釣りができると思わなんだ!恐るべし『秘密の花園その2』そのポテンシャルは計り知れないので、今後も継続的な調査が必要である。常連さん曰く「これからがこの釣り場の本番だよ!」マジか!?これからが楽しみだな〜なんだけど、問題は年末に向けて、週末は忘年会や休日出勤が目白押し…ハゼ釣りやってる時間が無いという悲しいサラリーマンの現実。しかし一番の問題は、この釣り場って遠いんだよね〜次の記事>>>「2022年39回目のハゼの穴釣りはまだまだ数釣り」へ
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  • 2022年39回目のハゼの穴釣りはまだまだ数釣り
    2022年39回目のハゼの穴釣りはまだまだ数釣れるよ!2022年12月11日。2022年39回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園その2」※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:8時00分(潮位:178cm満潮)〜12時00分くらい(潮位:123cmほぼ干潮)大潮釣果:マハゼ71匹(10〜18cm) 竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m 道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け先週に引き続き、本日もハゼの穴釣り場『秘密の花園パート2』である。もう年の瀬の12月だというのに、ハゼの数釣りができる貴重な釣り場。オッサンは『秘密の花園2』はまだ2度目で、この釣り場初心者なもんだから、広大な釣り場を全然把握できてなくて、そのポテンシャルはまだまだ未知数。なので、この釣り場の開拓をしなくちゃならんのだども、新たな目標ができてやる気UPはありがたいが、いかんせん釣り場が遠い…ゲームでも、レベリングやアイテム収集で、辺境の地のモンスターがおいしかったりする。んだけど、そこへ辿り着くのにやたら時間がかかったり、命がけだったりするので、余っ程のマニアじゃない限りは、もっと効率の良い安全な狩り場でのハントを選択するだろう。この『秘密の花園2』もしかり。しかし、そんな困難を乗り越えた勇者だけがおいしい想いをするのは、ゲームでもハゼ釣りでも同じである。例年は、この時期だと『秘密の花園』なんだけど、今年はど〜にも調子が良くなくて、常連のおっさんどもは全員くすぶっていた。オッサンの前回の釣果をこのブログで確認したらしく、んだば『秘密の花園2』へ行ってみよう!となるのは自然の流れ。当日、オッサン以外のメンバーは、辺境の釣り場の近くのポイントで早朝からハゼ釣りで、オッサンと合流してから移動開始の予定。相変わらず、オッサンはチンタラとあとから登場するんだけど、なにせまだ暗いうちからハゼ釣りするっていうんだから付き合ってられん!オッサンは暗いのは苦手なのである。待ち合わせの釣り場に到着すると、既にO氏、T氏、H2氏と顔は知ってるが名前は知らない常連さん。釣果を聞いてみると、O氏がビクを見せてくれた。「エ〜!コレじゃ〜『秘密の花園2』に行く必要ないじゃん!」な釣れ具合。良型のハゼが60〜70匹くらいビクに入っていた。すげぇ〜!ナイス釣果聞けば、その名前を知らない釣り師が、夜中の2時からやった釣果らしい。2時!マジ!?オッサンには信じがたい時間帯である。こんな辺境の釣り場なんて真っ暗だろうから、どうやって釣るのか?伺うと、「オモリを重めにして竿の感触だけで釣る」らしい。「ケミホタルとかを使ってもよく分からないから、ミャク釣りで道糸をけっこう張り気味にすれば、小さなモタレのアタリも分かる!」なるほどね!オッサンがグ〜スカ熟睡している時間でも、釣り方次第でなんとかなるもんである。しかし、釣り人とは無軌道な人種である。釣れるなら、2時でも路地でもサウジでも、釣りを決行するのが釣り人の恐ろしい習性だ。次からこの常連さんを【Sir midnight】と呼ぶことにしよう。まぁ、見た目はSirというほど上品ではないが…オッサンと合流し、『秘密の花園2』へと向かう御一行様。ほどなく辺境の釣り場へ到着するが、実際に釣り場へ降り立ったのはオッサンとH2氏のみ。O氏は夜中産のハゼを貰って満足してるし、T氏は足場の良くない釣り場は避けた。Sir midnight氏は夜中からの釣りで既に満足していたらしい。なのでオッサンとH2氏で釣り場を移動していると、やはりMR氏が居た!MR氏は、オッサンと先週初めてこの釣り場へ訪れ、かなりの手応えを掴んでいたので、絶対来てると思っていた。挨拶を交わし、釣果を聞くと「今の状況はちょっと厳しいけど、これから良くなると思いますよ!」という事だった。確かに!今は満潮時間帯で、ちょっと水面も荒れてて水が少々濁り気味。なので、手前の穴しか見えないから、もう少し時間が経ち、潮が引き始めてからが勝負になると思う。適当な場所に陣取り、釣りの準備。竿はハゼの穴釣りといえばいつもの短竿。今日も頼むぞ!エサはアオイソメを買ってきた。穴釣りではアオイソメが間違いないが、ここではちょっと小型も混ざるから、ハリ掛かりが厳しくなるかな?という危惧が無いわけでもない。でも、エサはアオイソメしかないし…準備完了にて、さぁ釣り開始じゃ!ではなく、本日はまず移動じゃ!魔の根掛かり釣り場実は、この広大な釣り場の開拓がメインテーマ。この釣り場を教えてもらった時、「奥の方が良型大型ハゼが上がるよ!」とのコメントを聞き逃さなかった。前回は手前の方でやったから、今回はその『大奥十八景』をやってみようと思っていた。もしかしたら情報通りに、ナイスな濡れ場も見れるかもしれないぞ!移動を開始するが、なにせ遠い…この釣り場までがまず遠いのに、なんで釣り場内でこんな大移動をしなくちゃならんねん!と憤る。しかし、大奥十八景のR15+指定のレイティング同様に、ハゼの白い肌の濡れ場が悶々とオッサンの頭上をメリーゴーランドし、力強い歩みで進む。やっと奥の院に到着するが、まだ水は荒れてて、まともに穴が見えないぞ!全然、穴が見えないんですけど…しょうがないので適当な穴に落としてみるが、やはり何の反応もない。う〜ん…、もっと沖の穴を狙いたいが、見えないんだよね〜しかし、次第に目が慣れてきて、沖穴がなんとなくの黒い影で見えるようになる。穴が分かってくると、思っていたよりも深い穴が多くて、1mくらいの深さの穴はザラにある感じ。やはり大型ハゼは深い穴に潜んでいることが多いから、「こりゃ〜、期待しちゃうな〜!」すると、ある深穴で待望のアタリあり!グン、グン、グ〜ン!と教科書通りのアタリ方で、大きく引っ張って来たのでアワセると、いきなりの大暴れ!ハゼの引きをいなしながら、”この強引な引きと重さは、いったのでは!?”っと、今季初の20cmオーバーを期待していたが、上がってきたのは18cmだった。クソ〜!けっこう引いたんだけどな〜とは言え、一匹目で18cmが釣れたので、このエリアはウワサ通り、大型の巣窟なのでは!?すぐに同じ穴から2匹目も上がってくる。まぁ、こんな感じか…水も静かになってきて、沖目の穴もより見えるようになってくるが、ハゼの塩梅はと言うと、う〜ん釣れなくもないが…といったところ。最初に一匹目がナイスサイズだったけど、それ以降はパッとせず。それ以上に頭が痛かったのは、このエリアの穴にはカキ殻がビッチリ付いていて、すぐに根掛かりロストする。ロストを防ぐにはハゼをハリ掛かりさせるのが一番安全なんだけど、アタっては来るけど、ハリに掛からずに根掛かる事態が多発。実は大型ハゼの巣窟どころか、根掛かりのサルガッソーなのでした。情報によると「すぐに根掛かるから、たくさん仕掛けは持ってきなよ!」と言ってたのを思い出す。ケッ!マイナス情報だけは正確だな!穴のカキ殻の様子からして、こちらの方が護岸帯としては古いんだろうな。恐らく、常連達はコレを分かっているからコッチでやらないんだろうて。ど〜りでこの広大なサルガッソーエリアには、無知なオッサンただひとりなわけだ。仕掛けを作り直すこと数知れず…切れたらそのまま結び直しているので、竿よりも50cm以上長くしている道糸が、今では竿よりも短くなっている。持参していたハリも心細くなってきた。根掛かりの少ないアッチ側へ戻るべきか?それとも夢を追いかけるべきか?葛藤していると、H2氏から業務連絡。「ご飯食べようよ!」まだまだ数釣りできるね!基地へ戻って来ると、H2氏がカップ麺を作ってくれた。釣りをしながらのカップ麺は美味しいよね!落ち着いたので、釣りを続行。遠征していたオッサンとは別に、H2氏はずっとコチラで釣っていたんだけど、実はコッチの方がずっと数が上がってて、オッサンの遠洋漁業は無駄骨だったようだ。オッサンも根掛かりの嵐にやられていたので、コチラで気を取り直す。適当に穴に落とすとすぐにアタって来るんだけど、ハゼが小型なもんだから、ハリに掛からなくてのバラシが多発。なので、イソメの垂らしを5mmくらいにするとバラシが無くなった。一応、ハゼの穴釣りなので、垂らしが短いとハゼが喰ってこないハズなんだけど、ここのハゼはエサさえ付いてれば喰ってくるんだよね〜垂らしなんてなくても喰ってくるんだから、夏のハゼ釣りと同じノリ。こんな垂らしだとバラすよ!先程とは裏腹に、根掛かりもないし、ハゼもガンガンに喰ってくるし、型だってそこそこサイズが上がってくる。こんなのとかこんなんとかなんだよ!わざわざ苦労してあんな遠征することなかったじゃんかよ!!ここから一気にカウンターが回転し始める。大きめの穴からも小さい穴からもアタリが来る。でも、落としてすぐに喰ってくる穴からは5匹以上とか釣れるけど、落としてからしばらく待ってやっとアタって来るような穴からは、数匹程度しか釣れないことが多い。なので、最初の一投目でその穴のポテンシャルがだいたい読める。この釣り場って、10cm程度〜18cmクラスのハゼサイズの振り幅が大きい。同じ穴からは似通ったサイズだけが上がってくるんだけど、面白いのは、すぐ隣りの穴からまるで違うサイズのハゼが群れで釣れてくる。10数cmばかりだった穴のすぐ隣りの穴から、16〜18cmクラスのハゼが何匹も釣れてくるから、一体どうなってるんだろう?まぁ、サイズの幅が広いということは、世代交代が順調に進んでるという事だと思うので、良いハゼ環境ということなのかな。っという訳で、4時間粘って71匹と、12月なのに数が異常に釣れた!まだまだ釣れるんだよね〜またしてもH2氏のクーラーボックスがエラい事になっていた。H2氏とオッサン二人分でコレ本日の最大サイズは、一匹目の18cmでしたが17cmクラスも3匹くらいいたと思う。逆に10cmサイズも結構いたな〜!写真で確認して頂くと分かると思いますが、この釣り場のハゼって尾ヒレが立派なんですよね。なので、サイズ以上に引きが強くて「お!コレはデカいぞ!」と思てても、上がってくるとそうでもないことが多い。でも、穴釣りはその引きが釣り味だから、コレでいいのだ!次の記事>>>「2022年40回目のハゼの穴釣りはあと5mmが…」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2022年40回目のハゼの穴釣りはあと5mmが…
    2022年40回目のハゼの穴釣りはあと5mm足りない!2022年12月25日。2022年40回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園その2」※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:8時30分(潮位:185cmほぼ満潮)〜11時30分くらい(潮位:120cm下げ9分)中潮釣果:マハゼ82匹(10〜19.5cm) 竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m 道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け先週は、屈辱の日曜出勤にてハゼ釣りはお休み。んじゃ〜代休をとって平日のハゼ釣行となれば慰めにもなるのですが、残念ながら代休もとれないブラック企業。今週もしっかり馬車馬(ばしゃうま)のように働き詰めで、指折り数えてやっと迎えた日曜日。「今日はやっとハゼ釣りできっぞ!」っと、前日から眠れなくて、早朝からいそいそと出撃という事は全くなくて、布団の中でイモ虫になっていたオッサン。「今日も寒いから、もうハゼ釣りやらなくていいんぢゃね?」「ど〜せ20cmオーバーなんて出ないんだから、今シーズン終了しちゃいなよYou!」しかし、昨日勢い余ってH2氏に「明日はハゼ釣り行きますよ!」とやっちゃったもんだから、やはり行かなきゃならんか…渋々、イモ虫は起き出した。本日の現場も『秘密の花園2』である。今回で3回目の釣り場なんだけど、サイズはともかく、穴釣りなくせにとにかく数が釣れる釣り場。なので、数撃ちゃ当たる作戦で、数釣ればそのうちに20cm超えも出るカモね…な他人事な発想。問題は、釣り場までが遠いんだ…自転車で行ける距離ではあるんだけど、辺境の地に位置する釣り場だから、行き帰りの往復でその日の体力の半分を削られる。寒空のもと、チンタラと現場に向かって愛車を漕いでいると、もう少しで釣り場という地点で見知った顔に出会った。O氏とT氏である。少々立ち話すると、ついにO氏が20.5cm釣り上げたらしい!オッサンが向かっている『秘密の花園2』ではないが、その近所の釣り場で上げたようである。「夜中の三時からやってて、寒すぎてもう手足がいうこときかないよ〜!」三時!?そりゃ〜、そうなるわな!この極寒の中、丑四つ時からこんな辺鄙な釣り場で釣り糸垂れるなんて、正気の沙汰じゃないぞ!そもそも釣り人とはこ〜ゆ〜もんで、釣れるとなれば、どんな時間、どんな釣り場、どんな臭いエサでも平気で実行に移す。とは言え、ハゼの穴釣り目標である20cm超えは大したもんだ!コレが普通の常連だったら、”20cmって言ってもせいぜい18cm程度だろ…”と話半分で聞き流す。しかし、オッサン界隈の仲間には、オッサンお手製のオフィシャル・ハッゼ・スケールを配っているので、きちんと計測しているハズ、ハズ。チクショー!先を越されたな〜両氏と別れ釣り場を目指すが、オッサンも頑張らねば!と愛車を漕ぐ脚にも力が入る。『秘密の花園2』に到着すると、既にH2氏とMR氏が到着していた。サツを交わし、それぞれのポイントに散る。釣り人ってそれぞれの傾向があって、釣れるポイントを探して動き回る『追いかけタイプ』、実績ポイントでじっくりやる『まちぶせタイプ』、その時の気分でやる『気まぐれタイプ』、テキト〜にやる『おとぼけタイプ』に分かれる。この分類はオッサンがテキト〜にやってるんだけど、気付いた人もいると思うけど、この分類は昔懐かしのゲーム【パックマン】のモンスターである。ゲーム内では、追いかけ=あかべえ、待ち伏せ=ぴんきー、きまぐれ=あおすけ、おとぼけ=ぐずた、というニックネームが付いていた。知らない世代のために説明しておくと、パックマンとは青い壁で構成された迷路の中でパックマンを操作し、迷路の中で性格付けされた4匹のモンスター達の追跡をかわしながら、迷路内に配置された244個のドットを食べ尽くすとラウンドクリアとなる、単純なんだけど面白おかしいアーケードゲーム。実は攻略法があって、迷路内を手順通りに進めば、なんなくクリアできる裏技が存在した。それを覚えるのがまた面倒なんだけど、オッサンはそれを大枚使って覚え、近所のゲーム屋のあらゆるパックマン機の最高得点を総ナメにした事があった。なにせ、100円玉1個で全然終わらないもんだから、最後は飽きて、見物していた知らない誰かにお渡しして黙って立ち去るという、ゴルゴ13みたいな事をやっていた。昔のアーケードゲームってけっこう攻略法があって、それを覚えると無双できたんだけど、やってる方は緊張感がなくてつまらなくなるんだよね〜懐かしいな〜オッサンはまだこの釣り場を把握してないから、全体の様子を探るべく動き回る、あかべえ(追いかけ)とあおすけ(きまぐれ)の中間みたいな動き。H2氏とMR氏はどちらかというと、ぴんきー(待ち伏せ)タイプかな。到着した時間帯は満潮からの下げ始めで、釣れそうな潮加減。なんだけど、なぜか風が強いし、水面が波立っていて少々釣りづらそう。本日も使うのは1.5mのいつもの短竿。穴釣りって意外に細かい竿の操作をするから、竿は短い方がやりやすい。それに、良型大型のハゼをハリ掛かりさせた時の暴れ感をより味わうのも、小物用の竿は適していると思う。今日もこの一本!エサはO氏からもらったアミエビ。まだ凍っているが、すぐに使えるだろうて…ハゼの穴釣りの定番エサはアオイソメとかジャリメなんだけど、この釣り場では長い餌は必要なくて、エサさえ付いていれば喰ってくる感じ。アミエビも一匹掛けで十分夏場のハゼ釣りで、イソメエサでも垂らしなんて要らないのと同じ感覚です。喰わせるというよりは、ハリ掛かり重視のエサが吉です。あと、しばらく忘れていた水温測定ですが、本日は11℃でした。11℃っていうのは冷たいよね…たぶんここらの釣り場の水温としては、最低温度になるのかな?たぶん…準備完了にて、早速釣り開始!やるぞ!20cmオーバー!!う〜、あともう少し足りない…そんなオッサンのやる気は大きくフルスイングの空振りで、全然アタリがないんですけど…どこに落としてもシ〜ン…という音が聞こえてきそうなくらいに、何の音沙汰もない。そんなオッサンを尻目に、ちょっと離れてた場所で釣っていたH2氏は一投目からハゼを連発!チッ!今日もこんなスタートかよ…っと相変わらずのスロー・スターターぶりなオッサン。くすぶっていると、やっと待望のアタリで上がってきたのはこんな奴だった。ど〜すんだよ!こんなんで…しかし、一匹は一匹なのでまずはボウズ逃れ。んですぐに同じ穴から釣れた!ちょっぴりサイズアップ!次もすぐにアタって来るが、やはり10数cmサイズばかりが続く…7匹ほどくすぶりサイズを釣り上げるが、ど〜にもサイズが酷いな…と思ってたら、やっとまぁまぁサイズが上がってきた。穴釣りなんだから、せめてこのサイズじゃないとね〜ヨシ!これからじゃ〜!っと気合を入れ直した矢先に上がってきたのは、コイツだった。本日唯一のダボハゼこのダボでこの穴は終了。お次の穴は、入り口がちょっと目立たなかったけどス〜っと70cmほど落ちてゆく良穴。コレは期待できるな!と思ってたら、グイグイ!と重い引き。お!コレはナイスサイズが来ている!ちょっと慎重になって、次の大きい引きでアワセようと思ってたら、大人しくなってしまった。ムムム…、ここで変に派手にやると喰って来なくなる可能性大なので、ゆっくり静かに回収。案の定、エサは無かったけど、コレで良い。こういう時に最悪なのは、エサだけ咥えて中途半端に上がって来てしまうこと。こうなると次は無くて、もう喰ってこなくなります。この感じなら、セカンド・チャンスは必ず来る!エサをキレイに付けてゆっくり目に落とすと、底に付く前に喰ってきた!すぐにゆ〜っくりと竿を上げるとグ〜ン!と大きく引っ張ってきた!来た〜!っとアワセると、やっぱりナイスサイズな重量感と大暴れ!グイグイ暴れまくり、元いた穴に潜ろうと力づくで竿をしならせる。潜られるとマズイので、コチラも微妙な力加減で穴から引っ張り出す。いいね〜!このやり取りが穴釣りの醍醐味だよ!短い小物竿を大きくしならせて上がってきたのは、コレっていったんじゃね!?なサイズ。必要以上にハゼを強く握りしめ、安全地帯にてサイズ計測すると…チクショ〜!5mm足りないやん!19.5cm。あと5mmが…ぷっくり太った立派な魚体だったけど、尾ビレがハチワレで可愛かった。この、あとチョッピりが大きいんだよね〜ここら辺までは上がるんだけど、20cmの壁ってぶ厚いんですよ!気を取り直して、すぐに同じ穴に落とすが、上がってきたのはこんなん…何?このサイズ差って…その後も、追いかけあかべえなオッサンは、チョロチョロと動きまわりながら20cmを探すんだけど、どうにもこうにも10数cmサイズくらいしか釣れない。ちょっと前の方が良型が揃ってたんだけど、釣れるハゼが小型化してるな〜他の釣り人も同じ感想で「小さいね〜…」ばかり。5〜6匹に一匹くらいは、15cmくらいの良型サイズが上がるんだけど、それ以外はミニマムハゼなんだよね。たまにこのサイズが上がる程度でというわけで、それからは何のドラマもなく終了。3時間で82匹と数だけは釣れたんだけど、内容が…数だけは釣れたけどね釣れないよりは釣れたほうが楽しいけど、このクソ寒い中、こんな辺境の釣り場まで来てるんだから、もうちょっとドラマがあってもいいジャマイカ。まぁ、年末のクリスマスにハゼが82匹も釣れる釣り場があること自体が驚きなのかも知れんが、今シーズンは夏場も数釣れたもんで、数の感覚が麻痺している。あっ!クリスマスで思い出したが、オッサンはこれから夜間工事のお仕事である。毎年恒例のクリスマス飾りの撤去工事。今年は日曜日だから、酒が入って香ばしくなっちゃってる人が多いだろうな〜っという訳で、これからお仕事行ってまいります!次の記事>>>「2022年41回目のハゼの穴釣りはあけおめ〜!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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