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  • 2023年度の大井ふ頭中央海浜公園はどうなるやら…(ハゼ釣りではありません)【追加記事あり】
    2023年もいよいよハゼ釣りが始まる!その前に…2023年度のハゼ釣りもいよいよ開幕直前。そろそろ各方面から今期のハゼ情報が集まってくるが、今年はハゼの稚魚が多いらしく、期待が高まる。気の早い釣り人は、もう釣り糸垂れてるらしい。でもまだチョッピリ早くて、釣れても5〜6cm程度らしいが、全然釣れないこともないらしい。オッサンはまだテナガエビ釣ってるんだけど、もう少しでハゼが始まると思うと、気分がソヨソヨして落ち着かない。だもんで、いつものように仕事をチョイとばかり失敬して、いつものハゼ釣り場『大井ふ頭中央海浜公園』の塩梅を見に行った。昨年からハゼ釣りのメイン会場である【夕やけなぎさ】と【はぜつき磯】の園路側は改修工事が入ってて、立入禁止になっていた。利用する側としてはやはり不便なので「早く終わんねぇかな〜」と思ってたんだけど、工事期間が過ぎても延長に継ぐ延長で全然終わる気配がない。コレが「ガンバってまっせ!」の素振りを見せているのならまだ許せるが、普段から大して作業してないし、休日もしっかり休工中だし、やる気のかけらもないご様子。公共工事って誰も責任取らないし、足が出てもど〜せ税金だから関係ないんだろうな…と、改めて公共工事のチャランポランさに辟易していた。しかも『BBQ場の改修工事』という、誰も求めてない工事内容だもんだから、ますます反発が強くなるばかり。ここらは以前から無料でBBQが出来るエリアで、夏場のハイシーズンはBBQフリークでごった返していた。爆音のBGMと酔っぱらいのポルカで、挙句の果ては釣り場で泳ぎだす始末。一応、BBQ屋さんみたいのが有料で、簡易テントやらテーブル・イスを始め、食材を含むBBQセットをご用意し、撤収&後片付けもやってくれたりする。問題なのは、そんなサービスを利用しないで自力で張り切る輩。ひと揃え持ち込んでは、アウトドア慣れの自分をアピール!ここぞとばかりに必要以上のアウトドアアイテムを並べ、慣れた手付きで肉を焼きまくる。もちろん、重低音なBluetoothスピーカーをズンズンに鳴り響かせて!しかし、周りはイマイチ乗りが悪いばかりか、頃合いを見計らって、いつの間にか姿を消してゆくカップル達。取り残されたのは、やはり「彼女いない歴=年齢」のさえない野郎ども。「やっぱり俺たち仲間だよね!一生のマブダチだよ!!」とふてくされて泥酔。ここまで来るとマナーなんぞはからっけつで、BBQセットは火が付いたそのままで放ったらかし、残った食材や酒のビン・カンも持ち帰らずにゴミの山。オッサンは釣り糸を垂れながら、こんなカオスを散々見てきた。BBQやろうが、酔っ払らおうが、泣き叫ぼうが別にいいんだけど、ゴミをそのままとか釣り場で泳ぐとか、周りに迷惑はかけないで欲しい。ここ数年はコロナ禍でBBQ禁止になり、すごく静かでゴミも少なくなり、良い環境になった。釣り仲間や地元民は「このままBBQが復活しなければ良いね〜」と話していた刹那、寝耳に水のBBQ場改修工事である。大井ふ頭中央海浜公園は未だ工事中そんな歓迎されざる工事が未だ収束してない事は、釣り仲間のO氏から聞いていた。とは言え、園路はもう利用できるらしいので、ハゼ釣りも近いしで偵察へGo!約7ヶ月ぶりかな?の大井ふ頭中央海浜公園だったが、相変わらず園路にオレンジの簡易柵が見える。情報通り、まだ工事終わってないんだ…半年以上ぶりの大井ふ頭中央海浜公園まだBBQは出来ないらしい。この看板も大分くたびれてきたな〜園路脇以外はほとんど工事が終わっているようで、もうすぐ竣工の雰囲気。もう少しで終わる感じちょうど工事をやっていて、どうやら園路脇のBBQエリアの整備をしているらしい。砂をBBQエリアに広げていた少々危なかった箇所は補強されている。こういう工事なら歓迎だ!炊事場にはブルーシートが被せてあって、まだ使えない。グランドオープンまでのお楽しみかな?以前は運河側の植栽が鬱蒼としてたんだけど、現在はかなり伐採されていて、明るくオープンな雰囲気に。なんか明るくなったぞ!以前は無かったトイレが新築されている。BBQハイシーズン時は女子トイレが行列だったから、コレは助かるね〜建物のデザインには目をつぶろう…炊事場はこうなってるんだ!蛇口も多くて使いやすそうだが、焼きそばの麺とか野菜の切れ端とかですぐにゴミだらけになると思うよ!奥の四角い箱は炭入れかな?火が消えてなかったり、ゴミ突っ込まれたりで物議を醸し出しそうな予感満載だ。炊事場の全貌園路が二段になっている箇所もある。BBQエリア脇の園路は酔っ払いとかが道を通せんぼしたりするから、コレはナイスなアイディアだと思う。コレは良いね〜!以前はここまで運河沿いに園路が無かったから、目一杯利用する意味では、使いやすくなると思う。運河を望める小道ここは相変わらず柵を設けないらしいな…まぁ、突っ込む奴もいないと思うけど…コチラは団体さん用の大きめのBBQエリア。このエリアは競争率高そうだなBBQエリアは砂を撒いて終わりかと思ってたら、たぶん人工芝を張るんだね!大量の人工芝が持ち込まれとる!こちらのトイレはちょっと前からあったけど、その前の炊事場はキレイになった。こっちは釣り人とかがメインに使う方ここの前の砂浜が【夕やけなぎさ】で、一番メインのハゼ釣り場になります。広く開放的だから、夏場はファミリーフィッシングで大いに賑わいます。遠浅の砂地だからチビッコでも安心!って感じ〜っというのは罠です。一見すると陸側は砂浜だから、水の中もこのまま砂地と思われがち…この見た目が落とし穴で、実際の水の中はそこそこ密なゴロタ石帯になっていて、その石につまづいて転んでる老若男女をしょっちゅう見かけます。しかも、その石が尖ってたり、貝が付いてたりして危険なので、ケガしている人も少なくないです。大潮の干潮時になると、その全貌がよく見えますよ。少々危ないので、裸足で立ち込むなんて論外で、水に入るにしてもビーチサンダルではなく、クロックス系の足をガード出来るタイプが必須です。ハゼはココのように石が点在する砂地を好む魚。ハゼが多く生息し、釣りが出来るということは、こういう環境だからこそです。また、ここにはけっこうなサイズのアカエイもいて、砂地でジ〜っと潜んでいることがあります。御存知の通り、アカエイは尻尾の付け根に長く太い毒棘を持っています。アカエイがいるとも知らずにそんな地雷を踏んでしまい、攻撃されるとシャレにならないので注意しましょう!注意、注意って言っても、ど〜すんじゃい?ですよね。オッサンもココで釣りする時はクロックス系のサンダルを履いてますが、水の中を移動する際は、小さめの歩幅で足を底に擦るようにして歩くようにしています。こうすると、見えない石にも気がつくからつまずかないし、アカエイを踏んづける事もありません。実は移動中にアカエイを蹴ったこともありますが、上から踏まなければ逃げてゆくので、命拾いをしたことも何度かあり。酔っ払いはこのような危険な浜で裸で泳ぐんだから、命知らずだよね〜気を付けていれば、楽しいフィッシングも!もともと【夕やけなぎさ】ではBBQは禁止ですが、ルールを守らない奴もいる訳で…炭を使った残骸…「工事中」じゃなくても、こっちではBBQ無しだろ!まぁ、いつでもどこでもルールとマナーを守れないのがいるのは周知の通り。こういう輩がいるから、制限や禁止になるんだよな〜未だに工事中で、いつ終わるかもしれないサグラダファミリア状態ですが、一応『7月上旬まで』と表示されていた。ココまで工事が進んでるんだから、再再々延長もまさか無いだろうが、油断はできないぞ!もう言い訳はできんぞ!しかしまたBBQが始まるのか…釣りする側としては気が重いが、もう始まっちゃってるんだからしゃ〜ない!出来ることならBBQは有料にして、ゴミの片づけとか後始末を徹底させて欲しいものだ。あとデカいゴミ箱も設置して欲しい。管理する側はゴミの持ち込みや処分費用云々言うけど、ゴミ箱を置いておかないと、見えない所に捨てていくんだから、ますます手間でしょ!ゴミの処分費も利用料金に上乗せすればよろし!無料にするとどうしても客層が悪くなるから、高くなくていいから料金を徴収して、輩系を締め出さないと環境改善は難しいと思うよ。ここらへんに管理事務所作ってサ!んで肝心のハゼはというと、オッサンが見た時は数cmクラスが波打ち際にそこそこ居て、その沖に5cmクラスがチラホラといった感じ。それほど数も多くなかったが…昨年は釣り場にアプローチするにもひと苦労だったけど、2023年は便利になりそうだ。その分、良ポイントの競争率が高そうだけど、釣り場は皆のもので早いモン勝ちということで。常連達は釣り場を知り尽くしているから大丈夫だろうけど、初心者クラスの方はお気をつけください。いくら大衆釣りのハゼ釣りとは言え、釣り場には危険が付きもの。オッサン自身も痛い思いしたことあるし、こんな危険が少なさそうな釣り場でも、転倒・転落などで大きなケガをしている方を何人も見てきました。せっかくの楽しい釣りが事故でツマラナイことにならないよう、ひとつひとつの行動は慎重にお願いします。大井ふ頭中央海浜公園のバーベキューは有料&予約制?【追加記事】というわけで、大井ふ頭中央海浜公園のバーベキュー場整備工事について、オッサンの主観で好き勝手に書いてきました。どちらかと言うと、オッサンはBBQ場反対派なもので、どうしても否定的な表現になってしまうのは致し方なかろうて…未だ完成してないとは言え、ここまで出来ちゃってるもんだから、いまさらイチャモンつけてもしょうがない。なので、少しでも他人に迷惑かけないような運営をしてくれ〜、っと願うしかない。と思ってたら、ある情報がオッサンの耳に入ってきた!まだ未確認情報ですが、今後は大井ふ頭中央海浜公園のバーベキュー場は、有料&予約制になるらしい。結構、公共のこの手の施設は有料で予約制が多くなっている。大井ふ頭中央海浜公園のBBQ場は、無料&予約不要が売りだったらしく、未だに「大井ふ頭中央海浜公園バーベキュー」で検索すると、「都内でも予約不要のフリースペース!」なる売り文句でズラリとヒットする。しかし残念ながら、今後はこのセールストークも使えなくなりそうだ。あと、メインエントランス前のオープンスペースに管理事務所が出来るんだか出来ないんだか…この管理事務所で、管理運営&資材の貸出や販売等をやるんだかやらないんだか…まぁ、裏が取れてない情報だもんで、あくまで釣り人達の噂程度で推測の域を出ない。オッサンも歯がゆいんだけど、全く根拠のない噂という訳でもないから、たぶんそうなると思うよ!ココらへんに管理事務所が出来るらしいよ今回の工期は、令和5年7月上旬までとなっていて、事務所建設まで間に合うのか?と懐疑的になるんだけど、手の込んだモノじゃなくて、飯場の仮設事務所みたいなプレハブのコンテナハウスなら、ボン!と置いて配線繋げりゃ〜出来ちゃうしね〜どうせ事務所で働くのは、高齢者再雇用制度を利用した定年後の役人あがりなんだから、立派な事務所なんて作ってもらえんだろ!っという訳で、利用者側からすると、またひとつ都心でもタダで楽しめる施設が消えましたとさ…まぁ、オッサンは静かに釣りが出来れば、別にいいんだけど…
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  • 2023年度ハゼ釣り開幕ですが、どうにも…
    2023年のハゼ釣りもいよいよ開幕!だったけど…2023年5月28日。いよいよ2023年ハゼ釣り開幕でございます!釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯〜夕やけなぎさ】天気:晴れ釣行時間:6時30分くらい(潮位:114cm干潮)〜9時30分くらい(潮位:128cm上げ7分)小潮水温:21℃釣果:マハゼ15匹(4cm〜9cm)竿:2.0m(そよ風)→3.5m(清流X)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレオモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け2023年度も、いよいよ待ちに待ったハゼ釣りの開幕でございます!開幕っても、ハゼ釣りには渓魚みたいに解禁日とかが限られてるわけでもなく、「そろそろ釣れそうかな…?」の頃合いで出掛けてみる感じ。なんだけど、あてずっぽうに行ってるわけでもなくて、既に釣り糸垂れてる気の早い仲間からの情報をおもんぱかりながら、タイミングを見計らう。んで本日を開幕日に設定したんだけど…一応開幕日ということで、本日は爽やかなお目覚め。ピーカンではなさそうだけど、お天気も申し分ない。さっそうと愛車を漕ぎ出す。昨日は、オッサンの愛車の足回りを新調しまして。前後ともタイヤからチューブ、リムバンドまで新しく交換しました。当然ながらオッサンが作業したんだけど、どうせならのノリでいろいろバラしながらキレイに磨いたりしてたら、勢い余ってベアリングまで外すハメになってしまった。一応、見た目は元通りになったんだけど、得体の知れないパーツが余ってしまい、ソレは見なかったことにしたので、漫画みたいに走行中に分解し始めるかも知れない。そんなドキドキ感を味わいながら愛車を漕ぐが、本日は戦闘服(ウェーダー)を装着してるので漕ぎづらい。足回りのオーバーホールしたんだから、もっと軽快に進むハズなんだけど…と憤りながらも現場が見えてくる。橋の上から見渡すと二人ほどの釣り人が見えた。お!もう釣り人がおる!まだこちらの【はぜつき磯】では厳しいだろうて…、フッ!何も知らんと。本日のオッサンの釣り場は【夕やけなぎさ】。まだ開幕当初は【夕やけなぎさ】の方じゃないと釣りにならないから、園路を通りながら迷わずそちらへ向かっていると、さっき橋の上から見えた世間知らずの釣り人の一人はI氏だった。はぁ?何でアンタがここにおるん?I氏はかなりの手練で、オッサンの知ってる限りでは、この釣り場でもトップクラスの実力の持ち主。当然、この時期にこんな所に居てはいけない釣り師である。サツを交わして事情を伺うと「【夕やけなぎさ】は全然ダメで、【はぜつき磯】はアタリがある!」らしい。ナヌ!?そうなの?例年は開幕当初は【夕やけなぎさ】から釣れ始めて、ひと月ほど遅れてから【はぜつき磯】という流れ。今期は違うのかな?しかし、I氏ほどの手練が言うんだから間違いないだろう。とは言え、【夕やけなぎさ】の方も見てみたいので、まずはそちらへ向かう。ちなみに公園内の工事はまだ完了していません。表示板には7月上旬までの工事となっていて、関係者によると6月中くらいにはなんとか…といった感じらしい。未だ工事中でございますBBQサイトはオッサンの偽情報では人工芝を張ると豪語したが、実際は砂を敷き詰めて完了らしい。しかし、サイトにこんなに砂を厚盛したら使いづらい気もするが、たぶん火の対策だろうね。芝とか地べたの植物に火が燃え移ったら火事になりかねないから、砂を敷いただけにしたんだろうね。この砂の厚盛は使いずらいだろうな〜恐らくはギャルから「や〜ん!あたしのCELLINE(セリーヌ)のスニーカーに砂が入っちゃう〜!」と不平不満ブ〜ブ〜なのは目に見えている。BBQを企画しとる野郎どもへ!ここら辺の情報収集はキッチリしとかんと、君の気配り心配りが試されっぞ!『ミクロの決死圏』サイズなハゼ【夕やけなぎさ】に到着すると、さすがにコチラにはそこそこのハゼ釣り人がいた。さすが【夕やけなぎさ】とは言え、シーズン中は付け入る隙が無いほどの釣り人が繰り出すから、ソレに比べればガラガラと言っても良いくらいだ。何人かは知ってる顔で、皆さんお元気だったらしい。なんか時々思うんだけど、オッサンの目に見えないところでは時間が止まってて、何も動いてないような感じがすることがある。でも実際にそんな事はなくて、皆さんのいつもの日常が片時も休まず動いているのである。皆さんどこかで頑張って生きてたんだな〜!と感慨にふけるが、オッサンごときがノスタルジーに浸る事でもないか…久しぶりのサツを交わし、ハゼ釣りの塩梅を伺う。人によって「そこそこ釣れる」とか「厳しい」とかの意見が分かれる。釣りの感想とはこういうもので、釣り糸を垂れてる場所でアタリハズレがあるのはしょうがないところ。ビクの中には5〜6cmのハゼがチラホラ見える。まだこんなサイズか…オッサンは当然ながらウェーダーを履いてて、他の釣り人達もまだ水に立ち込むのは厳しい時期だから、それなりの出で立ちで釣りをしている。そんな中、MR氏。このお方、ひとりでTシャツ&短パンスタイルの夏の装いで水に立ち込んでて、ミッドサマーを独り占め!確かに見た目は良く言えばポッチャリ、悪く言えば……恐らく定期健康診断では、血清脂質、血糖値、血圧はかなりの数値を叩き出すであろう!体型だから寒さに強いのかも知れない。という訳で、オッサンはI氏とH2氏がやっている【はぜつき磯】に戻る。当然ながら、こちらにはほとんどハゼ釣り人が居ないわけで…全然釣り人居ないんですが…まぁ、人がいるから釣れる訳でもなく、逆に、全然人がいないエリアで一人で爆釣も何度も経験してるから気にしてない。まずは先ほど頂いたブースターを飲み干すと、熱いものが下半身に込み上げてきた。朝っぱらから熱いぜ!腰が引けながら釣りの準備。本日の竿は、開幕を記念してオッサンの一軍竿「そよ風」柔らかい竿なので、シーズン当初のハゼがまだ小振りな時期にちょうど良い。でも数釣りは苦手な竿仕掛けはいつものハリス3cmの胴突き仕掛け。もう進化しようがない仕掛けオモリは環境に配慮した自作の鉄製オモリ。鉄なもんで、使ってなくてもすぐに錆びるから、オッサンのオモリはいつもサビっぱなしである。まぁ、使えりゃ〜良いや!水温は21℃で、ハゼ釣りにしてはまだちょっと冷たいかな?シーズン初めだし、朝だしで冷たいな〜エサはベビーボイルホタテ。ハゼが小さい時期は、ホタテ一択でしょう。まだ凍ってるぜ!今年もホタテは豊洲市場に買いに行った。近所のスーパーの1kg入りだとちょっと大きいサイズしか売ってないし、ちょうどよいサイズはパック入りになるので割高だし…世界の豊洲市場なら、求めるサイズが確実にある。安くはないけど…今期は少し小さいホタテをチョイス。ひとシーズンで2kg使い切るくらい準備完了にて2023年のハゼ釣り開始!ちょっと緊張しながらの第一投。まだ身体感覚が馴染んでないので、流れるような振り込みとは程遠く、ボチャ!っと着水し、ドスン!と着底。う〜ん…、オッサンもまだまだだな〜!スンスン…と誘ってみるが、アタリは無い。適当に方向を変えて何度か入れ直してみるが、な〜んの反応もない。「ん〜?アタらないんですけど…」と隣りのI氏にブ〜たれると、「アタるよ!掛からないけど…」と竿を上げ下げしている。反対お隣りのH2氏もアタリがないらしく、腑に落ちないご様子。小移動をしながらアタってくるハゼを探すと、やっとアタリが来た!そのアタリ方が、しっかり集中してないと感知できないほどのミクロなアタリ。竿先が5mm拝むかどうかくらいで、手感覚でやっと取れるような感じ。まだ初日だから感覚も鈍くて、アタリをキャッチするのは至難の業だった。「コレか〜!」当然こんなアタリ方をするのは赤ちゃんハゼで、しかもやる気がないから引っ張らない、活性がとても低い時のアタリ加減。普通こんなん、針に掛からないよね?それでもムキになってなんとか掛けてみると、やっぱりなサイズだった。こんなの掛かるか!?どこかにもっと良いサイズがいないか?探ってみたが、基本的にアタリは無くて、よしんば、あったとしてもミクロなアタリばかり。H2氏はシモリウキだったもんで、さすがにウキ釣りだとこのアタリは取れないと思うよ。っという訳で、I氏にまんまとガセネタを掴まされた御一行様は、ハゼ釣りサイズを求めて【夕やけなぎさ】に移動開始したのでした。ほろ苦い開幕戦帰って来たよ【夕やけなぎさ】。少々ハゼ釣り人が増えてたが、まだまだ少ないね…相変わらずMR氏は朝イチと同じスポットで、Tシャツ短パンスタイルで釣ってて、「この人だけ時間止まってるんじゃねぇ〜かな?」と錯覚する。でも氏のビクの中は先程よりもハゼが増えてたから、動いてるんだ!となぜかホッとした。この釣り場のご意見番のO氏も来てるんだけど、今日も竿を出すことなく、ヒマそうな釣り人を捕まえては語り部と化している。O氏の自転車には、積載オーバーな釣り道具を満載してるくせに、今日も釣りをする気は皆無らしい。【夕やけなぎさ】はそこそこ広いエリアとは言え、この時期に釣れるスポットは限られてて、当然ながら常連たちはそのエリアに密集している。本日の状況では、赤ちゃんハゼを避け、ハゼ釣りになるサイズの一縷の望みを託せるのはココしか無い。しかしエリアは岩場なので、当然ながら外道のダボハゼ君がちょっかい出してくる。まるまる太ったナイスダボ!コレがまた、良いアタリ方で良い引きをするもんだから、こんな厳しい日にはチョッピリの慰めにもなるが、いらんもんはいらん!ダボハゼの猛攻に心が折れたので、沖ならばナイスサイズが居るのでは?と3.5mの竿でやってみる。沖狙いの長竿釣り歩きながら移動するんだけど、状況変わらずで相変わらず赤ちゃんハゼが突いてくるばかり…柵際までやってみたけど、な〜んも状況変わらず。柵際も釣れる時は釣れるんだけど…いつの間にか【夕やけなぎさ】にはひと握りの常連以外は居なくなっていた。いつの間にやら人が居なくなってたそりゃ〜そうだ!この状況じゃ〜、釣り糸垂れてもしゃ〜ないだろうて…水もなんだか濁っているし、シーズン初めという時期を除いても、今日は釣れない状況だったんだと思う。水も濁ってるし…という訳で、3時間で15匹とほろ苦い開幕戦でした。結局、オッサンのビクには一匹も入らなかった。ビクの網目から脱走するような赤ちゃんハゼ入れてもしょうがないし…、忘れた頃にビク入れサイズもあがるんだけど、片手で数える程度のハゼを入れても自分が可哀想になるので。このサイズが居ないこともないんだけど…MR氏なんて、小さいながらも50匹以上釣ってたので、居るところには居るんですよ!んでしっかりと集中すれば、釣れることは釣れるんですよ!オッサンみたいにチョロチョロしてるとダメなんですよね〜ただ、今日は試し釣りで、釣り場全体の塩梅を伺うという意味もあって、ウロウロしていたという理由でもあります。おかげさまで、【夕やけなぎさ】と【はぜつき磯】のほぼ全体を見れたので、次はしっかり集中したいと思います。まだ一回目だから何とも言えないけど、今年はちょっとハゼの成長が遅れてるのかな?という印象。ただ、数は居そうなので、成長すれば楽しいハゼ釣りになりそうな予感です。あと2週間後くらいならハゼ釣りになるかな〜?次の記事>>>「2023年度2回目のハゼ釣りはまだまだだね〜…」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度2回目のハゼ釣りはまだまだだね〜…
    2023年2度目のハゼ釣りもやっぱりダメじゃん…2023年6月4日。2023年2回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【夕やけなぎさ】天気:晴れ釣行時間:6時30分くらい(潮位:160cm下げ2分)〜10時00分くらい(潮位:14cm上げ8分)大潮水温:20℃釣果:マハゼ10匹(5cm〜9.5cm)竿:2.0m(そよ風)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレオモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け言葉は溢れている。普通に生活している中で、文字・言葉に触れずにいることは出来ない。そして言葉は『生きもの』であるとも言える。その時代の流行や時代背景毎に変化し、新たな表現や言い回し、新語が出現しては消えてゆく…国語の授業で行われる古文などの古風な言い回しも、かつての時代では普通に使われていた表現だったのだろう。よくメディアでモノクロで放送される昭和以前の動画でも、ナレーションやアナウンサーの声質さえも古臭いと感じるんだけど、その当時では違和感は無かったんだと思う。オッサン世代にとっては、ホンちょっと前の言い回しが、若人の中では全くの死語となっていることも珍しくない。オッサンやオバハンが、若者ぶってギャル世代の表現をマネしようものなら、氷の微笑は免れない。「ぶっちゃけ、今日のミーツはさげぽよだよね〜!部長もぱねぇKYだから、マジばっくれって感じぃ〜」こんなんじゃ、もうダメだろう…現代社会においては、言葉の回転数がさらに上がっているので、慣れないSNSでやっとキャッチした若者言葉を使ってみたものの、既に死語を通り越して廃語、老人語扱いだ。このように、日本語はまっこと難解で、複雑怪奇な言語である。世界には7,000以上の言語があるという。言語ごとの使用者数には大きな差があって、わずか数人しか話されていない言語もあれば、数十億人に使われている言語もある。当然ながら、一番使われている言語は英語で、約13.5億人に使われているらしい。※調査方法によっては中国語という説もある。英語は世界各国で公用語とされているほか、ビジネスでも使用されているため、使用者数が多いのもうなずける。んで、日本語の使用者数はどれくらいかというと、だいたい1.2億人で第13位。ん?1.2億人というと日本の人口と同じって感じ?そりゃ〜、そうだろう!日本には植民地はないし、島国だし。英語はなぜ使用者が多いのかの理由は、簡単だから。アメリカ国務省では、言語の難易度を調査し、カテゴリー0から5+の8段階にクラス分けしている。最も習得し易いカテゴリー0が英語なんだけど、恐ろしいのは唯一カテゴリー5+の最高難易度の言語は日本語。考えてみれば、そうかもしんまい!と納得。アルファベットの26文字に対して、『ひらがな』だけでも46文字で濁音、半濁音、長音(伸ばす音)、拗音(きょ、などの小さな文字)を含めると更に多い。さらには『カタカナ』なる文字もある。一番の苦痛は、漢字という謎の象形文字が存在する事実。最低限覚えなければならない常用漢字だけでも2,136文字。漢和辞典に収録されている漢字はだいたい1万字で、一番多いのだと5万字もあるらしい。海外の日本語学習者には、この漢字学習が地獄の時間らしく、非漢字圏出身者にとっては終わりなき修行らしい。日本語の難しさをまとめると、?文字の種類が多い?漢字の読み方が多い?漢字のルビ振りが少ない?使用語彙が多い?省略されている言葉が多い?オノマトペが多い?日本語の発音が難しい?文法構造が違いすぎるetc、etc…とにかく日本語の習得は海外の方にとっては無理難題で、完全な習得はほぼ不可能らしい。そんな最高難易レベルの日本語を、当たり前のように駆使できる日本人は、もっと自信を持って良いんだと思う。たかが一番簡易な英語を喋れなくとも、恥ずかしがる必要は全くない。こちとらは日本語を操り、読み書きが出来るんだぞ〜!んで、英語を喋りたい日本人よ!日本国内の英会話教室で金と時間をムダにするくらいなら、とっとと英語圏へ身を投じろ!日本語圏で生活してて、英語なんて取得できるわけ無いじゃん!英会話に通ってるあんた自身も、ムダなのはもう分かってるハズだろ?英語の習得には24〜30週間が目安らしいから、6ヶ月もアッチで暮らしてりゃ〜ネイティブになってるよ!「でも、仕事もあるしぃ〜…、向こうで生活する金も無いしぃ〜…」くだらん!出来ない言い訳を並べるヒマがあるなら、出来る方法を考えろ!長い人生のたった半年を捨て身の覚悟で過ごせば、きっと人生が変わるよ!日本語をマスターしている君なら絶対に大丈夫だよ!オッサンはそんな君を草葉の陰から見守ってるぞ!実は、オッサンの実家では、英語ではなくスペイン語が第二外国語だった。親戚がスペインとのハーフで、何の因果か、同じ屋根の下で暮らしてたもんで。最初はスペイン語なんて分からんし、ハーフの方も日本語が分からんから、間をとって英語で意思疎通をしていたと記憶しております。時おり、誰からか知らんがスペインからの国際電話がかかってきて、ハーフも出掛けてて、運悪くオッサンが電話を取った日にゃ〜「?Como esta(s)? (コモ エスタ(ス)) (= お元気ですか?)」「Adios. (アディオス) !(= さようなら)」とさっさと電話を切るのが常だった。そのうちに、お互いに母国語を理解し始め、簡単な会話なら成立するようになる。そんなハーフも今ではすっかり日本国籍を取得し、免許証まで持ってるんだから恐ろしい。もっと恐怖なのが、オッサンのバカ兄と結婚し、義姉になっちまったもんだから、人生一寸先は闇である。釣りは釣れる時に釣れ!一昨日から昨日にかけて、台風2号の大雨の影響で各地に多く被害が発生した。人的被害や住宅被害などにあわれた方に、心からお見舞い申し上げます。災害クラスの大雨が予想されると、かつては集中豪雨と呼ばれ、最近では『線状降水帯』という言葉が頻繁に使われるようになってきた。線状降水帯の定義はまだ確立されてないらしいのだが、基準のひとつに『3時間積算降水量が100mm以上』というのがある。屋外に円筒形でも直方体でも何かしら垂直の容器を置いてとけば、単純に3時間で10cmもの水が溜まるという雨。水道からではなく、雨で溜まるのである。想像できるだろうか?そんな雨。この線状降水帯が発生すると、とにかくもの凄い雨量になるのは理解できる。昨日、東京では線状降水帯までには至らなかったようだが、結構な大雨が降った。「この雨じゃ〜、明日はどうみてもダメだろうて…」水潮という現象がある。大量の雨が降り、河川等から大量の淡水が海に流れ込むさまを言うのですが、水潮が発生すると塩分濃度が下がったり、水が強く濁ったりで海釣りに悪影響が出る。「どうみても、明日は水潮だろうて…」ハゼが釣れる状況じゃないのは、オッサンはおろか、今食ってる『一度は食べていただきたい贅沢チーズ鱈』でさえ分かるだろう。頭ではダメを理解しているものの、「でも、もしかしたら予想に反して大漁かもしんまい!」という釣り人特有のお花畑思想がムクムクと鎌首をもたげる。釣りにおいて、台風一過は大豊漁or全くのスカのどちらかに大きく振れる事がある。まぁ、ほぼダメなんだけど、どこかで「すんごい釣れた!」という情報が入る度にオッサンの常識を刺激する。期待はしないが、特にやることもないから、ヒマ潰しでハゼ釣り行ってみましょか?今朝は台風一過で天気は申し分ない。チンタラ愛車を漕ぎ、釣り場が見渡せる橋に差し掛かると、やっぱりな風景が広がっていた。完全なる水潮。緑っぽい強い濁りで運河が満たされていた。やっぱり水潮だよね〜!分かっちゃいるけど予想通りの状態で、足取り重く本日の釣り場【夕やけなぎさ】に向かう。ちなみにBBQ工事は未だに終わってません。何の工事をしているのか知らんが、先週と全く同じ風景が広がっていました。まだ工事は終わってないんですね〜【夕やけなぎさ】に到着すると既に10人以上のハゼ釣り人が釣り糸を垂れていた。多くは知っている常連ハゼ釣り人達。昨日はあの雨でハゼ釣り来れなかったから、ダメを承知で来てるんだろうな〜釣り糸垂れれば満足な常連たちいつものように、皆さんにサツを交わし釣りの塩梅を伺い廻る。すると、予想に反してそこそこ釣れているらしく、サイズも10cm弱クラスが上がっているではないですか!?中には15.5cmや16cmのヒネハゼも混ざっているらしい。お〜!意外に良いかもよ?オッサンもちょっとやる気になる。聞けば、昨日も雨上がりにココに来ていた輩も居て、今日も夜中の3時とか4時から来ているらしい。この人達のハゼ中毒には、ようついていかん!オッサンもさっそく釣りの準備といきたいところだが、急な腹痛でトイレでひとひねり。釣れる時に一気に勝負を掛ける!のが釣りの鉄則なんだけど、挨拶回りやトイレのマーキングで忙しく、全然釣りにならないオッサンなのでした。やっと準備開始。本日も竿は「そよ風2.0m」。ハゼが小さいうちはこの柔竿にてエサは当然ボイルベビーホタテ。ハゼが小さい今の時期は、ベビーホタテ一択でしょう。付けるエササイズも自由自在仕掛けは、いつものハリス3cmの胴付き仕掛け。エサはコレくらいのサイズ水温は雨の影響からか、20℃とちょっと冷たい。雨の影響ですなまぁ、本日も戦闘服(ウェーダー)着用なので寒くはないが、動きにくいのが玉にキズ。汗かくし、動きが鈍くなるんだよね〜よし釣るぞ!と釣り始めたのは、到着から40分ほど経った頃だった。オッサンの釣り始めと同時に、釣り船が通過し始める。大きな波が立ち、水が濁る。タダでさえ水潮で濁ってるのに、その上船の立波で泣きっ面に蜂だ。当然、釣れない…今立っているのは岩場地帯で、岩を避けて岩周りを攻めるんだけど、濁りで岩が見えないから根掛かり必至。一匹も釣れずじまいで根掛かりで仕掛けロスト。先が思いやられるのでした。数分後、仕掛けを作り直して再度投入。すると、すぐにナイスなアタリとともに上がってきたのは奴だった。まるまる太ったナイスダボ!まぁね〜、コレは覚悟のエリアだから仕方がないところ…次こそはヒネハゼを!?の期待虚しく、上がってくるのはダボばかり…ダボの群れ…そのうちにハゼを上がるだろうと思ってたけど、再三のダボ攻撃に心が折れて撃沈。一匹もビクに入らずに移動を余儀なくされたのでした。悲劇のハゼ釣りやってきたのは砂地ゾーン。砂地とは言え【夕やけなぎさ】は、岩が多いから転ばないように気をつけないとね。『なぎさ』とは程遠く、実際は岩がゴロゴロこのエリアはサイズは期待できないけど、ダボは少ないので、アタったらほぼハゼとみて間違いないでしょう。こちらにはH2氏もいるんだけど「船が来たら全然アタリが無くなったよ!」とのこと。やっぱり…、さっきから全然アタリが無いんだもん。水もしっかり濁っていて、釣れる要素が何も無い。スゴイ濁り水たま〜にスン!と小さなアタリが来るんだけど、針に掛からないメダカサイズが突いてくる感じ。「今日もヤバいな…」何とか釣らなマズイと気ばかり焦るからこそ余計に、ハゼが上がってこない。忘れた頃、たま〜に釣れるんだけどあとが続かず単品ばかり。全く釣れないわけでもないが…当然ながら、こんなに釣れなきゃ〜釣り人はドンドンいなくなる。おひさまも高く登り、爽やかな快晴とは裏腹に釣り場にはドヨヨ〜んと重い空気が立ち込める。陽気が良いのでレジャーハゼ釣り親子が数組いるんだけど、しつこく本気釣りしているのは、オッサンとH2氏とW氏、HF氏と数人。んで今更なんだけど、やっと本日の釣り方が分かってきた。オッサンは焦るあまり、いつものように5秒くらいアタリが無いとすぐにスンスン誘いを入れていた。本日は極端に活性が悪いらしく、コレだと喰ってくる前に動かしてしまっていたらしい。なので20〜30秒動かさないで待っているとアタって来るらしかった。実際にソレでアタリが増えたんだけど、アタるのと釣れるのは別問題で、釣れないんだな〜しかし、すぐ隣りのH2氏は15cmオーバーのヒネハゼを三連続で掛けていて、羨ましいのである。「たった2mしか離れてないのに、なんでコッチは釣れないねん!」悔しいのでH2氏のエリアに領空侵犯してみたが、やっぱりアタリすら無い…日頃の行いと言われればグウの音も出ないが、コレではあまりにもオッサンが可哀想そうではないか?結局、3時間半粘ってみたがわずか10匹の貧果…先週より酷い悲劇である。片や、ヒネハゼに気を良くしたH2氏は「来週はもっと釣れそうだね!」と希望に満ちあふれていたのでした。帰る頃には、ほぼ干潮の【夕やけなぎさ】の全景が見えた。コレからレジャーハゼ釣りに来る方も多いと思いますが、【夕やけなぎさ】はこのような岩場と思ってください。【夕やけなぎさ】の正体は岩場ですよ!なぎさ気分でのビーチサンダルや裸足はとても危険です。水に立ち込むなら、足をガードするクロックスタイプのサンダルが必須です。本日の敗因は、釣れる時に勝負をしなかったことかな…基本的に、釣り船が動き出す前が釣れやすいので、その時間を大切にしないとね。あとは、今日みたいな日はウキ釣りが良かったかもね。30秒くらい動かさないで待ってるとアタってきたし、即アワセではなく、少し喰わせると掛かりやすかった印象。こんな釣りは、ウキ仕掛けが適している。ミャク釣りだとどうしてもいぢくっちゃうからね〜帰り際、橋の上から見渡すと朝よりもナイスな水潮の風景。キレイな緑色の運河釣れないのは分かりきった日だったけど、「もしかして!」の希望は捨てずに釣り場にやってくる、その行動力は褒められても良いだろう。しかし、二週続けてのストレスフルなハゼ釣り。この気分を引きずったまま今週も過ごすと思うと、気が重いな〜…次の記事>>>「2023年度3回目のハゼ釣りはやっと初日(1束)が出ました」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度3回目のハゼ釣りはやっと初日(1束)が出ました
    2023年3回目のハゼ釣りはやっと1束超え2023年6月11日。2023年3回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【夕やけなぎさ】天気:雨釣行時間:5時30分くらい(潮位:110cm干潮)〜9時00分くらい(潮位:140cmほぼ満潮)小潮水温:22℃釣果:マハゼ104匹(4.5cm〜12.5cm)約半分が脱走竿:2.1m(行雲流水と彩峰?の合体竿)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレオモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け関東地方も梅雨入りしたようで。昔は『梅雨』と言えば、小雨がシトシトの長雨で、雨に濡れた紫陽花とカタツムリ的な風流なイメージだった。んがしかし、昨今の梅雨は結構な大雨だし、台風絡みともなれば豪雨になることも珍しくなく、風流とは程遠い災害もあり得るから恐ろしい。とは言え、この時期にしっかり雨が降ってくれないと、ダムなどに十分な水が貯まらずに水不足となる。ただでさえ、電気料金高騰のあおりで節電を余儀なくされ、扇風機とうちわでしのごうとしとるのに、その上、水も満足に使えんでは踏んだり蹴ったりである。という訳で、”適度な雨”は必要なんだけど、自然相手で適度は難しいよね〜2023年は4年ぶりにエルニーニョ現象が発生したみたいで、世界的な異常気象が懸念されています。しかも今回のエルニーニョはスーパーエルニーニョ現象の可能性があるらしい。何だ?そのスーパーエルニーニョって?調べてみると、『エルニーニョ監視海域の海面水温の基準値との差の5か月移動平均値の振り幅が大きい』ものを言うらしい。何だかよく分からんが、日本への影響としては、冷夏になり農産物への影響があるようだ。サイヤ人しかり、銭湯しかりで、スーパーが付くと意味は分からんが、ただ凄そうだ!日本でも勢力の強い台風が多くやってくるかも知れないので、「警戒を強く呼びかけています」とのこと。しかし、警戒しろって言われてもなぁ〜庶民に出来ることと言えば、玄関先に土のうを積んだり、乾パンと水を確保するくらいしかできんよ!ちなみに乾パンで思い出したんだけど、オッサンはなぜか乾パンが好きだ!異常に硬いあの食感といい、口の水分を全部持っていかれるあの感じといい…ずっと噛んでると味が濃くなっていく気がするんだよね〜んで、フィニッシュは一緒に入ってる氷砂糖でお口直し。実家にストックしてあった乾パン(小さい缶のやつじゃなくて、大袋Ver.ね)を食べ尽くしてしまい、母親に怒られた事も一度や二度ではなかったなぁ〜良き思ひ出だ!あの頃は「どうせ食わないんだからいいじゃん!」って思っていた。実家は飲食店をやっていたもんで、「イザって時はこんな貧乏臭い保存食じゃなくて、もっと他に食い物あるじゃん!」という自分勝手な理由で蛮行を繰り返していた。実際に使わなかったから良かったものの、本当にイザが来たら、オッサンは自力での食料調達を余儀なくされたんだろうな…危なかったな〜!っという訳で梅雨に突入したのですが、ハゼ釣りは梅雨だろうがカンケーない。むしろ雨歓迎!なくらいである。なぜなら雨の時はハゼが釣れるから。もちろん程度はありますよ!台風や雷雨じゃ〜、ハゼ釣りなんぞしとる場合ではなかろうて。ちなみに釣り仲間のO氏は雷雨時にハゼ釣りしてて、目の前の建物に雷が落ち、その電気が竿を伝ってきたらしい。「いや〜危なかったよ!死んだかと思ったよ」とその時を述懐していたが、その時に天に召されれば良かったのに…とオッサンは思った。『サンダーボルトを喰らっても竿を握りしめていたハゼ釣り師』として伝説となったろうに、生きてるのが惜しい男である。まぁ、普通の雨くらいならハゼは釣れるというか、通常よりも釣れる事が多いのは事実です。魚種にもよるんだけど、雨天時は晴天よりも暗いし、魚の警戒心が薄れるから釣れるという図式らしい。コレが冬の穴釣りだと寒くて雨天の釣りなんぞやってられんが、もうこの時期なら問題ないので雨予報は全然気にならない。という訳で、本日もハゼ釣り場へGo!の通常営業だ。やっとハゼ釣りになってきた!問題は釣り場をどうするのか?である。2023年の夏ハゼシーズンも3回目なんだけど、未だにてんでダメなハゼ釣りで、そろそろ結果を残したいところ…昨年のデータによると、この時期は羽田方面の釣り場で数を釣っているから、今期も!と狙っていた。んで、本日は羽田が良さそうな潮周なんだけど、いかんせん羽田ポイントはオッサンちから遠い。「この雨の中、カッパを着て愛車を40分漕ぐのか…」今朝自宅を出発する直前まで悩んだけど、結局は一番近い釣り場の大井ふ頭中央海浜公園へ向かっていた。こういうところが弱いというか、真剣味が足りないというか…だってしょうがないじゃん!たかがハゼ釣りだもん!下半身は戦闘服(ウェーダー)で上半身はカッパのヘンテコなスタイルで愛車を漕ぐ。時おり、雨が強く打ち付ける。”台風発電とか雷発電とか出来ないもんかな〜。スゴいエネルギーだと思うんだけど…”くだらん妄想をしながら愛車は釣り場へ向かう。いつもの橋から釣り場を見渡すがやっぱり誰もハゼ釣り人はいなかった。まぁ、こちらには釣り人いないわな〜ちなみに公園工事は今週も終わってません。先週と全く同じ風景本当に7月上旬で終わるのかな?まぁ、BBQ出来ないから、このままでも良いんだけどね。本日の釣り場【夕やけなぎさ】に到着すると、既に4人ものハゼ釣り師が釣り糸を垂れていた。やっぱり居るよね〜!すげぇな〜この人達!挨拶を交わし、ハゼ釣りの塩梅を伺うが「ダボハゼばかり!」のローレスポンス。う〜ん、厳しいか…昨日は結構釣れてて、各方面からナイス釣果の報告が来ていた。ありがたいことにオッサンは土曜日も仕事なので、そんな浮かれた報告を奥歯が噛み砕ける想いで受け取っていた。「チッ!土曜日が釣れる日が多いのは分かっとるんじゃ〜!」「しかし、こちとらは仕事なんじゃ〜!」心を落ち着けて釣りの準備を始める。本日の竿は行雲流水と彩峰?の合体竿。竿先側の半分が「行雲流水」で、持ち手側半分が「彩峰?」の構成。別に何かのこだわりがあるのではなく、単に「折れた竿同士で使えないかな?」とやってみたらピッタリ合ったので、こうなっただけ。でもバランスも良く使いやすいので、意外にお気にな一品。貧乏たらしくパーツをとっておくと、こういう事も起きるエサは当然ながらベビーボイルホタテ。やはりホタテ餌は安パイ仕掛けはいつも通りのハリス3cmの胴付きミャク釣り仕掛け。よくこんな仕掛けで釣れるもんだ水温は22℃と温かく感じる。もっと冷たいと思ってたから、今日は釣れるかもしんまい!思ったよりも温かいんだば、釣り開始。まずはこの時期に常連が集中する岩場ゾーンから始める。このエリアは岩がゴロゴロしてるんだけど、他のエリアと比べてハゼのサイズがちょっと大きいので、まだハゼが小さいこの時期はこちらに釣り人が集中する。ただ、ゴロタ石帯なので、斜めに仕掛けを落とすとすぐに根掛かりしてしまうのが玉にキズ。水中がよく見える時は岩を避ければいいんだけど、見えない時は仕掛けを垂直に落とせば根掛かりも回避できます。落として5秒ほどステイしているとすぐにアタって来た!即アワセで上がってきたのはいつものダボハゼ。だよね〜!このエリアは岩場だからダボがワンサといる。ソレでもハゼもいるんだろ?と同じスポットに落とすとまたしてもダボ。先客の常連が言ってた「今日はダボハゼだらけ!」の通りな感じ。やはりダボか…ダボと遊ぶ時間がもったいないのですぐに移動を決断。やってきたのは【夕やけなぎさ】の中央エリア。【夕やけなぎさ】は基本的に石が多いから、砂地という表現は正しくないけど、それほど岩が密になっていないエリア。ここらはちょっと深いエリアなので、釣れればチョッピリ型が良い傾向にある。釣れればね…ス〜っと円弧状に落として軟着底させるとすぐにアタってくる。そのアタリ加減からどうみても小ハゼなんだけど、アタって来たからにゃ〜見逃すわけにもいかん!一発目は空振りだったけど、次も寸分違わずにピンポイントで落とすとすぐに喰ってくる。前アタリの即アワセで上がってきのは、やっぱりなサイズだった。まぁ、このサイズだよね!同じスポットに落とすと連打が始まって、お次はこの時期では合格サイズ。このサイズならヨシとしましょう!雨中の変態たち今日は雨だからかハゼの活性が良くて、アタるスポットを間違わなければ連打になる。サイズは言わずもがななんだけど、喰いは良さそうなので釣りとしては楽しい。自分のいる地点から2〜3箇所はハゼが連打でアタって来るホットスポットが見つかる。サイズはマチマチで、全然針に掛からない赤ちゃんハゼばかりもあれば、ようやく針に掛かる5〜8cm前後クラスが上がってくる事もあり。基本的に赤ちゃんが突いてくればそのスポットはスルーになるかな。コレじゃ〜ね〜…今日は雨なのでハゼ釣り人は少なくて、今現在はH2氏、MR氏、HF氏とオッサンの4人だけ。なので釣り場は選びたい放題で、釣れなくなったり、赤ちゃんアタックだけになったらすぐに移動を繰り返す。しかし、オッサン以外の3人である。この御方々、揃いも揃って昨日もハゼ釣りに来てたらしい。オッサンは日曜日しか来れないから少々無理してでもやるけど、その他の連中は昨日そこそこ釣れたんだから、こんな雨の日に来なくてもいいじゃん!ガッツがあるというか、粘着質というか、変態というか…しかもMR氏は、こんな雨の中でも、相変わらず短パンサンダルスタイルでやっちゃってるし!今日は結構ハッキリとアタって来るからやりやすい。ス〜っと軟着底させたら5秒待ってアタらなければ、スッっと柔らかく2cmズル引きして5秒ステイ。数回ズル引きすると、ハゼが寄って来ていれば喰ってきました。チョン!とオモリを浮かせたり、動かし方が大きいと厳しくなるかな?アタリがハッキリとは言え、竿先を1cm拝ませる程度なんだけど、ミャク釣りではそのアタリ方で十分です。ただ、喰わせても針に掛からないので、しっかりと前アタリでアワセないと空振ります。8cm前後クラスなら比較的針掛かりしやすいけど、それ以下のサイズの場合はホタテの餌付けにひと工夫。基本的には貝柱の真ん中にチョン掛けだけど、小ハゼ相手の場合は針に2回通して団子状にした方が掛かりやすいと思います。まぁ、ここまでして小ハゼを狙うのもど〜かと思うが、『ハゼに食い逃げを許すな!』のハゼ名人の御言葉通り、喰ってきたからにゃ〜釣り上げるのがハゼ釣り人の性。釣り上げたらどんなに小さくてもビクに入れてるんだけど、異変を感じたのは休憩時に陸に上がった時だった。しばらくぶりにビクを覗いてみたら、カウンターとビクの中のハゼの数が明らかに合っていない。やっぱり脱走してたんだ!そう、今使っているビクの網目はそこそこ大きいタイプだから、小ハゼはその網目を抜けて逃げてたんですね〜この網目じゃ〜逃げるよねだいたい6cm以下は脱走していたようです。実はそんな気がしていて、釣ったハゼをビクに入れると、たま〜に何かの生物がコツン!と足に当たっていたから、アレは脱走したハゼだったんだと今更ながら気付いた。コレくらいは脱走サイズここら辺は豚箱サイズなんとか目標の一束(100匹)を達成し、気持ちに余裕が出来たのでちょっと型狙い。この【夕やけなぎさ】では、ナイスな型が上がるスポットがある。知ってる人は知ってるので、いつも常連が陣取ってることが多いんだけど、本日は釣り人が居ないので狙い放題。何でココで良型が釣れやすいのかは謎なんだけど、粘ってると上がるんだよね〜そして、一匹だけ上がってきたヒネハゼ(昨年遅く生まれたハゼが生き残って、年を越した個体)がコレ↓ヒネハゼにしては少々小さいが…身体は痩せて頭でっかちになっていたが、頑張って生き残ってきたと思うと感慨深い。結局、3時間半ほどで104匹。ビクに残ったのはこんな程度釣り上げた半分くらいは脱走したらしい。一生懸命釣り上げたハゼに逃げられたと思うと悔しいが、あの小ハゼ達が大きく成長し、再びオッサンと相まみえると思えば、ソレもまた良し!オッサンが帰る頃には【夕やけなぎさ】は誰も居なくなっていた。ハゼが釣れる時期に、この釣り場に誰も居ないのも珍しい光景だ。誰も居ない【夕やけなぎさ】いよいよハゼ釣りと言えるようになって来ました。毎週末ごとにサイズアップし、数も上がってきています。再来週くらいになれば、脱走ハゼサイズも釣らなくて済むようになるかな〜次の記事>>>「2023年度4回目のハゼ釣りは釣れない訳ではないんだけど…」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度4回目のハゼ釣りは釣れない訳ではないんだけど…
    2023年4回目のハゼ釣りは釣れない訳じゃ〜ないんだけど…2023年6月18日。2023年4回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【夕やけなぎさ→はぜつき磯】天気:晴れ釣行時間:5時00分くらい(潮位:189cm満潮)〜9時30分くらい(潮位:35cm下げ8分)大潮水温:24℃釣果:マハゼ107匹(4.5cm〜10.5cm)また相当数が脱走した竿:2.1m(行雲流水)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレオモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け信用とか信頼とかは極めて玉虫色だ。人間関係って信用で成り立ってるみたいにキレイ事を言う輩がいるが、間違ってるとは言わんが、そんな単純でもないだろう。そもそも信用のレベルってとても幅広い。電車やバスの中で、見ず知らずの人と隣り合わせに座るのも、相手を信用している事に他ならないから、呑気にスマホをいぢくりながら座ってられるのである。街を歩いててアカの他人と普通にすれ違う時だって、相手が猟奇殺人鬼と思ったら、すれ違うことさえためらうだろう。例えば、生きるか死ぬかの瀬戸際でアカの他人に背中を預けられるか?ほとんどの人がNo!だろう。まぁコレは極端な例だけど、ほとんどの人が不信以上信用以下の人間関係で生活しているのが現実。薄っぺらいプチ信用社会で生きてるから、スマホをいぢくりながら平気で街を歩けるのである。昨今では自動運転の交通機関も登場しているが、多くは未だに人の手で運行している。オッサンも好きなんだけど、バスの運転手のすぐ横の少し高くなってる席が一等席で、そこに座ると前方も運ちゃんの操縦も見れるので楽しい。電車でもサービス精神がある運ちゃんだと、正面の窓から前方を見えるようにしてくれたりする。なので、オッサンはバスでも電車でも一番前がお気に入り。家族からは「もし事故が起きれば危ないから、一番前はヤメれ!」と警告されるが、事故になったらどこに居てもダメだろう…その時はその時である。こう考えると、その一番前の一等席に座ってる輩って、オッサンタイプの少々怪しい奴と疑ってかかるべきなのかもしんまい。電車なら運ちゃんと客の間に仕切りがあるからまだマシだが、バスになると運転手と乗客との間には壁などなく、完全に丸見えの丸腰。もし一等席の客が何かの拍子に発狂したら…以前バスに乗った時、狙っていた一等席には小太りのサラリーマンが陣取ってやがった。「チッ!オラの席を取りやがって!!さっさと降りやがれ!!」と後方から眼力で念を送るオッサン。念を送りながらソイツを観察すると、おかしな事に気付く。ソイツはエアコンの効いたバスの車中で、ずっと嫌な汗をかいている。小刻みに震えながら、挙動も不審。水色のYシャツは、来日したスティングのTシャツの脇の下のように汗ですっかり変色。”もし、こいつがこの場で発狂したら…”そう考えた途端、こっちが恐怖のあまり発狂しそうになった。なぜなら、ソイツの横には運ちゃんがスタンガンを携行するわけでもなく、丸腰で運転に集中している。隣りの挙動不審人物を警戒するでもなく、前方だけを見据えている。ソイツが手を伸ばせば、すぐに運転手の首。「調子に乗ってんじゃねぇぞコノヤロ〜!オレは降りる!!今すぐ降ろせ〜!!」と運ちゃんの首を締め始めれば、もう終わり。そうなる前に、未然にこの小デブをオッサンが締め殺すべきか!?車内は殺伐とした緊迫状態が続く…”もし、こいつがおかしくなったら…”よくよく考えてみると、我々の生活はある場面においては、完全に自分の命を人任せにしていることがある。車を運転している時だって、コッチは交通ルールを守っているが、逆走やセンターラインオーバーでもされた日にゃ〜、それでジ・エンドである。普通に生活している中でも、否が応でも見ず知らずの人を信用するしかない場面が多々ある。信用って奴は、意識するとなかなか実践しにくい事柄だ。一緒に過ごした時間が長ければ長いほど信用が深くなる?親しい関係ならば、絶対的に信用できる?んな訳無いじゃん!たったひとつの隠れたサムシングで、今まで培ってきた信用を一瞬で失うことだってある。そして、一度失った信用を取り戻すのは、ほぼ不可能と言って良いだろう。このように信用とは、形になりにくいものであり、かつ壊れやすいものでもある。とは言え、レベルの差はあるけれど、この世は信用で成り立っているのも事実。人を信用するのに長い時間やその人物との関係性は問題ではない。人を信用するのに必要なのは時間や関係ではなく、熱いドラマなのである。先週よりもミニマムなハゼたち本日は、梅雨のこの時期には珍しく、お天気な週末。昨日の土曜日はオッサンは仕事で「こんなに良い陽気ならハゼもさぞや釣れてんだろうな〜」と思ってたら、O氏から「水が濁ってて、ハゼも小さいのばかりで…」とローレスポンスな情報。とは言え、自分が釣り糸を垂れる時だけは爆釣に違いない!というおめでたい思考が釣り人。こんだけ晴れてるんだから釣れないわけないじゃん!と釣れないとは一ミリも疑わないオッサン。今朝は珍しく早くに目が覚めた。一応、ハゼ釣りに行く気があるらしいのは、自分でも分かっていた。速攻で準備完了して、愛車を漕ぎ出す。昨日に引き続き、本日も30℃超えの真夏日予報なので、いつもの戦闘服(ウェーダー)ではなく、短パン&サンダルのミッドサマースタイル。早朝だと少し肌寒いかな?と思ってたけど、全然寒くなくて、サイクリング運動が心地よい。いつもの橋から釣り場を見渡すと、4〜5人ほどの釣り人が見える。「もうコッチにも釣り人来てるんだな〜」と思いながら、運河を見下ろすと、情報通り水が濁っている。できれば水は澄んでたほうがハゼは釣れやすいんだけど、まぁなんとかなるっしょ!と深く考えない。水は濁ってますが…本日も目指す釣り場は【夕やけなぎさ】なので、そちらへ向かう。今週もBBQ会場はオープンならず…もうこのままでいいんじゃない?本日の釣り場【夕やけなぎさ】に到着すると、驚いたことに既に20人ほどのハゼ釣り人で賑わっていた。うわマジ!?今日は早めに来たから空いてるかな〜のノリだったのに、既にオッサンが釣り糸を垂れるスポットが限られている。うげ!スゴい人なんですが…まぁ、お天気な週末だからだと思うが、それにしてもまだ釣れるハゼが小さいんだから、無理してくることもないのに…まずは知ってる連中にご挨拶がてら、ハゼ釣り塩梅の情報収集。釣れないわけじゃないけど、小さくてアタリが遠い…との事。う〜ん、まだそんな感じなのかぁ…アタリ云々はしょうがないとして、今週はハゼもちょっぴり成長し、サイズが良くなってると思ってたんだけど、どうやら期待していたほどではないようだ。渋々釣りの準備を始める。本日の竿は本物の「行雲流水2.1m」いつもは半分行雲流水のなんちゃって合体竿だもんで、今日は期待ができる。懸念されるのは、本物は手持ち部分が細いんですよね〜細いと竿の微妙な操作がやりにくいので、それが今日の釣りにどう影響するのか?本日は本物で勝負じゃ!エサは当然ボイルベビーホタテ。まだハゼがミニマムなこの時期はホタテ一択。まぁ、そこまでして小ハゼ釣りたいか?と聞かれれば、そんな事ないんだけどホタテしかエサ持ってきてないし…そもそも、この釣り場ではホタテ餌率が異常に高い。お手軽だし、餌サイズとか調整できるからだろうね〜気をつけるべきは、ハゼが小さいからといって、付ける餌を小さくするとますますドツボにはまります。小ハゼ相手で針掛かりが悪いから、餌も小さくして…の釣り人も多いけど、ある程度の餌サイズにしないと、逆に喰いも掛かりも悪くなる。そしてコレが一番の問題なんだけど、基本的に餌サイズ=釣れるハゼサイズになるので、餌を小さくすると釣れるハゼも小さくなりますよ〜とは言え、デカけりゃ〜いいもんでもなく、バランスを取らなくちゃならないけど、餌は少し大きめが吉と思ってください。餌サイズは釣果にかなり影響します仕掛けはいつも通り!餌サイズは本日はこんな感じ水温は24℃と昨日から真夏日だったからか、温かい。やはり温かいな〜さぁ、釣り開始じゃ!今日は釣り船が動き出すまでが勝負じゃ〜っと、意気込んで水に立ち込むが、思ったよりも冷たく感じた。本当に24℃あるんかな?冷たいんですけど…出来れば岩場エリアでやりたかったが、既にオッサンが付け入る隙間が無かったので、ポッカリ空いてた【夕やけなぎさ】の中央付近から始める。ス〜っと円弧状に落として軟着底すると、すぐにアタって来る。そのアタリ方からどうみても小ハゼで、少々凹む。次で掛けたんだけどやっぱりだった。まぁ、このサイズだよね…アタリはそれほど遠くなくて、どこでもという訳でもないけど、そこそこアタっては来る。問題はハゼのサイズ。オッサンが使っている1号の袖針にさえ掛からない、赤ちゃんハゼの猛アタック!赤ちゃんは針に掛からなくていいんだけど、それでも中には掛かってくるサイズもあるかもしんまいとしつこくやってると、やはりなサイズが掛かってくる。コレくらいなら掛かるんだけど…先週もそうだったけど、だいたい6cm以下のハゼはオッサンのビクの網目から脱走する。オッサンが使っているのは普通のビクの網目よりも大きいので、そうなる。別に小ハゼはいらないんだけど、一応、このブログに捕れ高を載せなきゃならないじゃん?オッサンが「◯◯匹釣れましたぁ〜!」と書いたところで誰も信用しなくて、やはり画像で見せないとダメじゃん?でも、ハゼは脱走するじゃん?一応、小さくても釣れればビクに入れて、カウンターをひと押しするんだけど「絶対、ビクから逃げるよな…」と思いながら、虚しい作業を繰り返す。今日もかなりの脱走が見込まれるから、誰も信用しないんだろうな〜っと、開始30分もしないうちにもうふてくされモードである。このサイズだと脱走出来ないんだけど…あまりにも赤ちゃん〜小ハゼばかりなので、心が折れて移動を決断。まさかの延長戦突入!やってきたのは岩場エリア。こちらは型がちょっぴりアップするから常連ばかりで、知らない釣り人だとなかなか入りにくい。人見知りのオッサンも少々はにかんでしまうが、このままだと嘘つき呼ばわりのオオカミ少年ならぬオオカミジジィになってしまうので、ズカズカと押し入る。まぁ、知ってる常連ばかりなので、石投げようが泳ごうがど〜でもいいんだけど、一応、ハゼ釣りしようしとこうかな〜岩場なので、油断するとすぐに根掛かりロストになるので、注意深く水面を凝視し、岩と岩の間の平場に狙いを定める。ハゼがいるのはちょっと広めの平場になるんだけど、やはり今日も水が濁ってて見えにくい。なので、勘とオモリの挙動で探るしかない。余談ですが、水が澄んで見える時は、岩の上に乗って少し目線を高くすると平場が見つけやすいです。ただ、滑ったり転がる石も多いから、気をつけてくださいね。相変わらず小ハゼも釣れるけど、合格サイズも少しは上がってくる。コレくらいなら良いよねただ、岩場なのでダボハゼが多いのはしょうがないところ…ダボハゼは針掛かりも良好だ!今日はそこそこキチンとやらないと、アタリが出ないことが多かった。このエリアは浅いから、ドスン!と落としがちになるけど、それだとハゼが逃げてしまうので、丁寧に仕掛けを着底させる。あとはしっかりと誘うこと。しっかりというのは、大きくとか派手にという意味じゃなくて、明確に数cm動かすとか、オモリをしっかり起こしたり寝かしたりするということ。曖昧な動かし方だとアタリづらくて、小さくともハッキリ動かさないとアタらないことが多かった。当然、アタリ方もわずかで竿先を0.5〜1cm震わせる程度とか、竿先に出ないスン…!という振動だけのアタリも多かった。まぁ、派手はアタリはしてこないので、釣れるハゼも小ぶり。本日最小のハゼ大きくてもこんな程度かな…さすがにこんなハゼ釣りだとみんなやる気が失せて、おひさまが照る頃には諦めて納竿になる。オッサンもくすぶりながらも陸に上がる。ビク内はやはり、脱走ハゼサイズは居なくて、そこそこサイズしか残っていなかった。恐らくは2/3は脱走したと思う。【夕やけなぎさ】での釣果今日は小粒ばかりだったので、ビクの中は寂しい限りだった。どうしよう…いくらなんでも、このままではオオカミ少年確定だな。カウンターは85匹になっていたが、ビク内はどうみてもそんなビジュアルではない。人間は目で見たものを信じるので、ただでさえ信用がないオッサンだけど、ますます奈落の底へ落ちてゆくだろうて…そもそも1束いってないのが悔しい。なので、延長戦!常連たちに別れを告げ、向かうは【はぜつき磯】今日も相変わらずO氏はハゼ釣りもせんと、ウロウロして、しゃべってばかりだった。なんだけど、実はO氏は仕事で腰を痛めてしまい、釣りどころではなかったという事情も知っていただけに不憫ではあるが、同情するとつけ上がるので黙っておいた。そんなO氏情報によると、【はぜつき磯】のあるポイントではそこそこの良型が上がっていたらしい。っという訳で【はぜつき磯】にやってきたんだけど、オッサンがやってきたの良型ポイントではなく、お気に入りの深場エリア。実は、先々週も帰り際にココでやってみて、感触的には悪くはなかった。例年は【夕やけなぎさ】からひと月くらい遅れて【はぜつき磯】で釣れ始める。しかし、今年はそもそもが【夕やけなぎさ】のハゼが遅れてる感じで、それに加えて【はぜつき磯】でももう釣れている傾向にある。なので、今のこの潮位なら絶対釣れる!という確信があった。んでやってきたんだけど、コッチは【夕やけなぎさ】よりも濃厚に水が濁っていた。マズイかな…疑いながらス〜っと仕掛けを落とす。さすがに深場なので水深は2m弱といったところ。スンスン!と誘うといきなりクン!と分かりやすいアタリ。あまりに分かりやすかったので、ビックリしてアワセが遅れた。「お〜!良いサイズがいるじゃん!」ウキウキしながら同じスポットに落とすと、着底と同時にアタって来て、アワセると針に掛かって横走りする。「コレだよ!この感触が味わいたくて深場に来たんだよ!!」上がってきたのは合格サイズ。こんなサイズでも結構走る一か所で数匹程度で、そこそこサイズを上げたら小ハゼになり、針に掛からなくなるといった感じ。とは言え、最初の数匹は9cm前後だから釣ってて楽しい。なによりも、このエリアは狙いさえ間違わなければ、ダボハゼはまず来ないから、アタればハゼと思って間違いない。オッサンも早朝から釣りしてたので、少々お疲れモード。ホタテ餌ひとつだけ限定の延長戦だったので、餌が無くなり納竿。とは言え、なんだかんだで20匹ほど釣っていた。もちろん脱走サイズも居たけど、ほとんどはそこそこサイズで最後は楽しい釣りになりました。という訳で、4時間半ほど粘り107匹とカウンター数とビク内が一致してないのは心が痛い。まぁ、信じるか信じないかはあなた次第です!【はぜつき磯】でのおかわり分まぁ正直、こんなハゼ釣りでは釣れた釣れないなんてど〜でも良いんだけど、一応、常連たちはオッサンのカウンター数を信じてくれてるんだと思う。否…、信じてないかな…?まぁ、どうでもいいや!たかがハゼ釣りなんぞで熱いドラマは発生しないのだが、生ヌルい仲間意識は芽生える。その仲間意識はハゼが爆釣の時に「みんな釣れて楽しいね〜!」のソレではない。全くアタリが無い激渋や手がかじかみ鼻水をすすりながらの冬の穴釣りといった、厳しい中でも釣り糸を垂れ続けたつらい外圧によって磨かれた仲間意識である。『楽しい時だけが仲間じゃないだろ♪(byケツメイシ)』に通じるものがある。しかし、もうちょっとハゼが成長しててもいいんじゃね?6月も来週末で終わる。7月が数釣り本番だから、この調子で大丈夫なのかな〜ちょっぴり不安になるオッサンなのでした。次の記事>>>「2023年度5回目のハゼ釣りは上向きになってきたかな」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度5回目のハゼ釣りは上向きになってきたかな
    2023年5回目のハゼ釣りは上向きになってきたみたい2023年6月25日。2023年5回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】天気:晴れ釣行時間:5時00分くらい(潮位:116cm上げ2分)〜9時00分くらい(潮位:153cm満潮)小潮水温:22℃釣果:マハゼ150匹(6cm〜11cm)竿:2.1m(行雲流水)→3.5m(清流X 硬調)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ナイロン0.8号ハリ:ハゼ袖3・4号&袖1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け心地よい暮らしは、言葉がない暮らしなのかも知れない。何もしゃべらなくていい。なんの会話もしなくていい。それでいて少しも不安にならず、同じ空気を分かち合い、豊かな気持ちで暮らせるパートナーと静かな場所で生活する。そんな日々が理想だ。言葉は一番人を傷つけ、喜ばせ、間違わせる。『あなたが私を 嫌いになったら 静かに静かに いなくなってほしい』島倉千代子の「愛のさざなみ」に歌われた名フレーズである。本当はコレでいい。しかし、人はなぜか「ちゃんと話さなければ!」とか、「白黒ハッキリさせなければ!」と、そこに言葉をはさみ込み、傷口に塩を塗り込むように余計にお互いを傷つけ合う。言葉を交わす必要はない。すでに白黒はついているのだから。なしくずし、うやむや、フェードアウト…本当はそれで良いのではないだろうか?昔の偉人は沈黙の価値を知っていた。『雄弁は銀であり、沈黙は金である(トーマス・カーライル)』『時を得た沈黙は英知であり、いかなる雄弁よりもまさる(プルタルコス)』『心にもない言葉よりも、むしろ沈黙の方がどれだけ社交性を損なわないかも知れない(モンテーニュ)』聡明な人間ほど沈黙の意味を知り、アホは言わなきゃわからない。もっとアホは言っても分からん!「っていうかぁ、好きとか、付き合おうとかぁ、ちゃんと口で言ってくれないと分かんないしぃ〜」こういう低能の類は、言葉を操る自体が無理なのである。「沈黙」この人間が作り出す、そこはかとない行間。そこには常に無言の真実が織り込まれ、「分かれよ!オマエ!!」の訴えが秘められているのである。言葉のない暮らし。言葉がなくとも豊かな生活。そんな暮らしが良いよね…と、妻に言ってみところ妻はこう言った。「いや、しゃべろうよ!」そういうことじゃなくてさぁ……。まさかの入れ喰いスタート!時期的に、ハゼ釣りはコレからどんどん上向いてくるハズなんだけど…ハゼ釣りのインフォーマントのO氏からの情報によると、昨日のハゼ釣りも小ハゼばかりで厳しかったらしい。「メダカみたいのばかりで、やってられないよ〜」とのこと。ハゼは成長期には1ヶ月で1.5cmほど大きくなるらしい。つまり、一週間で約4mmずつ大きくなるということ。たかが4mmとは言え、体高も太さも大きくなるんだけら、目に見えてサイズアップするはずなんだけど、今期はそんな順調でもないのかな?まぁ、O氏の情報も怪しいからな〜っと思ってたら、H2氏からも「小さいんだよね〜」とガッカリな連絡が。むう〜…、そんな感じなのか…とは言え、実はオッサンには希望の光が見えていて、「まぁ、大丈夫っしょ!」と本日のハゼ釣りを心待ちにしていた。今朝目覚めると、外はやっと白っぽくなり始めた時間。オッサンが起きるにはまだ早いが、「釣り仲間のG氏はもう釣り糸垂れてるんだろうな〜」と布団の中でイモムシになりながら物思いに耽る。G氏はいつも、真夜中の丑三つ時から釣り糸を垂れているんだけど、「この人って、寝てるのかな?」と心配になるほどのアーリー・モーニングな釣り師である。プチ二度寝後に愛車を漕ぎ出すが、まだ脳ミソが眠ってて半居眠り運転で釣り場に向かう。朝と言うにはまだ早い時間帯だけど、このくらいの時間帯は結構怪しい。だいたいが、昨夜からのオールな酔っぱらいがウロウロしてるんだけど、たま〜に不審人物も見かける。本日の不審者は、年の頃20代の女の子なんだけど、ピンク色のたぶんパジャマだろうと思われるショートパンツ姿。普通なら「おっ!」と期待するところだが、遠目からでもちょっとホラーな雰囲気。少々猫背だろうか、ロングの黒髪で顔の半分が隠れ、こちらに向かって滑るように歩いてくる。女子が視界に入った時からずっと違和感を抱いてたんだけど、近づくとその違和の正体が判明。その子は裸足だった。裸足でアスファルトをスルスル歩いているのである。”虐待を受けて脱出してきたのか!?”とすぐに通報できるようスマホに手をかけたオッサンだったが、その子は少しも慌てる様子もなく、ましてやオッサンに助けを求めるでもなく、普通にすれ違って行った。正直、怖くて後ろは振り返れなかった。ろくろっ首みたいに首が伸びてコッチ見てたら、四つん這いで追いかけてきてたら、オッサンの自転車の後ろに乗ってたら…速攻、立ち漕ぎでその場を後にした。丑三つ時には絶対に出会いたくないタイプのギャルだった。そんなアバンギャルドな出来事を乗り越え、いつもの橋から釣り場を見渡すと、こちら側でも7〜8人くらいの釣り人が見える。「この時間でもうこんなに釣り人がいるのか」お〜!大盛況ですな!実は、本日の釣り場は今見えている【はぜつき磯】なんだけど、一応【夕やけなぎさ】の塩梅もチェックしてみる。【はぜつき磯】でこれだけの人出なんだから、【夕やけなぎさ】は芋洗ってるくらいぢゃね?と思ってたら、結構空いていた。アレ?ハゼ釣り人少ないな…まぁ、ここしばらく【夕やけなぎさ】は、小ハゼばかりだったからなぁ〜何人かはいつもの常連だったので、サツがてらハゼ釣りの塩梅を伺うと「全然ダメ!」とのこと。やっぱり…。本日のお目当ては【はぜつき磯】だから、サッサと釣り場に戻る。オッサンのお気にな深場エリアに到着。こちらも何人かの釣り人がいるが、ハゼ釣りではなくチヌ狙いかな?まだハゼ釣り人は誰もいない情報によると水が濁ってるとのことだったが、そうでもなくて、そこそこ澄んでいた。けっこう透明じゃね?この状態なら釣れる!と確信するオッサン。ウキウキしながら釣りの準備を始める。竿は今週も”本物の”「行雲流水 2.1m」にて。本日こそ、この竿に数釣りを味わわせないと仕掛けは、っと…ん?アレ?無い!無いじゃん!!針が無い!!!昨日、ハリスを結んだ針セットが無い。忘れた〜!どうする?一度自宅へ帰って持ってくるか?否、そんな事してたら、潮位も上がり、釣り船も来て、とてもハゼ釣りなんぞになりゃしない。何の為にこんな早朝から活動しとるんじゃ〜!自分で自分を責めた。5秒ほど悩んだが、ヨシ!遠慮なく人に頼ろう。まさかの友こそ真の友という諺もあるではないか!?ダッシュで【夕やけなぎさ】でやっているH2氏に泣きつく。「針、恵んでくで〜!」心良く分けてくれたH2氏。貰った3本の針を握りしめ、ダッシュで【はぜつき磯】にリターン。貰ってきた針は、3号と4号のハゼのスレ針。実はこの針は、H2氏から頼まれてオッサンがネットで手に入れたもの。自分で使うとは思わなんだオッサンが使っているのは袖の1号針だから、ちょっぴり大きいんだけど、この緊急事態にゼイタク言ってられん!しかし、針を忘れるとは…釣りにおいて一番大事で、一番個性が出るパーツだよ!なんで忘れるかな〜歳は取りたくないやね〜っと、誰もいない釣り場でひとりブツブツ文句を垂れるオッサン。コレでハゼ釣りできっぞ!昨日、今年度分の鉄オモリを作ってました。ひとシーズンに50個ほど使うので、作る時は一気に作るようにしています。ほとんどハゼの穴釣りで消費する餌は当然ながらベビーボイルホタテ。本年度は少し小さめのを買ってきたんだけど、ちょっと小さすぎたかな?今シーズンはまだたいして釣れてないんだけど、ひと釣行で10個は消費するんだよね。もうワンサイズ大きい方が…いつも口を酸っぱくして言ってるんだけど、釣れるハゼが小さいからといって、餌サイズも小さくすると余計釣れなかったり、小さいハゼしか釣れないですよ〜コレくらいが最低サイズ餌は大きめが吉です!水温は22℃。なるべく水温を測ってるんだけど、測ってるのは朝イチの水温で、時間が経つにつれて上がっているハズ。朝イチでコレくらいちなみに本日持ってきたビクは、昨シーズン使っていた古い奴。今期はまだハゼが小さいから、釣ったハゼがビクの網目から脱走していて、釣り後の画像に説得力が無かった。ここでオッサンが「◯◯匹釣れた〜!」ってやっても、目に見える証拠がなければ、誰も信じてはくれんだろうて。コレではオッサンが可哀想なので、名誉挽回で古いビクを引っ張り出してきた。コレが昨年まで使っていたビク左が古いビクで右が新しいビク網目サイズがけっこう違うハゼって網目に頭を突っ込んで、力づくで逃げようとするから、網目がちょっとでも大きいと逃げるんだよね。そりゃ〜そうだ!ハゼも命が掛かってるんだから、必至だよ!でも古いビクなら、6cmくらいのハゼは脱走しないと思うよ。南無〜!問題は古いのは壊れてるから、使ってて分解しないか心配だ。壊れてるから新調したんだけどもという訳で、ハゼ釣りスタート。深場エリアなので、水深は2m近くある。竿を振りかぶり、着水させてから着底までは3秒ほど掛かる。スン!とオモリが着底するやいなや、クン!とアタって来た!一投目で上がってきたのは、まぁこんなサイズ。こんなもんか…サイズはともかく、一投目で釣れたのは良い傾向。すぐに全く同じスポットに落とすと、すぐにアタって来る。アワセると掛かり、横走りして楽しい。コレが深場釣りの醍醐味だ!ナイスファイト!これくらいのサイズだと、ファイトしてくれるので楽しい釣りになる。連打が始まりそうだったが、5投目で根掛かりで仕掛けロスト。マズイ…、針が無くなる。実は3本貰ってきた内、一本は釣りの準備の時に落としてしまい、岩場の隙間に消えていった。そして2本目は根掛かりにて。つまり、コレが最後の針になる。もう根掛かりすらも許されない、緊迫した釣りを余儀なくされる。その緊張感のおかげか集中して釣りに向き合い、根掛かりしないキワキワを寸分違わずに狙い、連打となる。ほぼ、一投一匹のペースで15匹ほど釣り上げた時点で、H2氏に業務連絡。【夕やけなぎさ】は全然ダメらしかったので、こちらに呼び寄せる。「20cmクラスが入れ喰いだぞ!早く来ないと釣っちゃうぞ!」釣りには多少の尾ひれはつきものである。釣れる時は皆で共有!と言えば聞こえは良いが、オッサンの場合は単に釣り針が心もとなかったので、釣り針確保の意味合いが強い。程なくH2氏とMR氏がやってきた。どうやら向こうでくすぶってたらしく、こちらの入れ喰いで息を吹き替えした両氏だったのでした。長竿の威力(備えあれば憂いなし)まぁ、本当の入れ喰いと言う訳でもなくて、一か所で5匹ほど釣ると赤ちゃんハゼになるので、また別のスポットを探るといった塩梅。それでも、次はすぐに見つかるから本日はありがたい。さすがに両氏は手練なので、ナイスなペースでハゼを釣り上げてゆく。オッサンも負けてられんぞ!小移動を繰り返しながら、ハゼを拾ってゆく。サイズ的には6cm〜10cmくらいで、この釣り場にしてはまだ小さいんだけど、このペースで釣れるなら文句は言えまい。ここら辺が最低ラインなら面白いけどねこれなら釣り船が来る前に1束は超えそうなペース。釣り船が来た後は釣れなくなることが多いから、できれば一気に勝負をかけたい。数釣りの基本は知っての通り、ハゼのいるスポットに寸分違わず落とすのが絶対条件。このエリアは水深2mほどあるんだけど、深いからといって、この基本が出来ないと数釣りにならない。まぁ、慣れといえば慣れなんだけど、竿を振り込む強さ、水平垂直方向の竿と道糸の角度、水流の強さ…全てを考慮して、狙いのスポットに落とし続ける事が出来れば、まぁ何とかなりますよ。しっかり落とせれば、着底と同時にほぼアタって来ます。10cmズレると誘わないと喰ってこなくなり、20cmズレるとハゼは見向きもしません。たとえ深場と言えども、狙いから半径5cm以内を目指してください。コレが最終的に釣れる数の違いとなって、如実に表れます。結局、釣れる釣れないの違いは、その数cmにこだわれるか?だと思います。釣り船が来る前に1束を超えたのでホッとひと安心。本日は今期初のウロハゼが釣れた。ウロハゼすら小さい…そして、どこから聞いてきたんだか、いつの間にか常連釣り師がこのエリアに集まってきていた。っということは、他の釣り場はダメだったということだろう。そして釣り船が来ると水が激濁り、やっぱりアタリが無くなった。オッサンは朝イチからこのエリアでやってたから良かったけど、後から人達はちょっぴり遅かったかな。まぁ、濁りが無くなったら、また釣れるようになるだろうて…、と思ってたんだけど、濁りが消えない。実は今期は水がずっと濁ってるんですよね〜雨が大量に降ったわけでもないのに、濁りが消えない…もしかしたら、ちょっと赤潮気味なのかも知れないですね。日が当たると赤っぽいのがわかるさっきまでナイススペースで釣れてたのが嘘のように、全くアタリが遠のいた。濁りと満潮時間帯に入ったので、余計に釣れなくなったんだと思う。常連たちに聞いても、「全然釣れなくなったね〜」とため息。んがしかし、ココでおとなしく状況改善をただ待つオッサンではない。すかさず取り出しましたるは3.5mの長竿。この時期に長竿を持ってるのもど〜かと思うが、オッサンは深場狙いが好きなのでいつも持ち歩いている。本日は小潮なんだけど、いくら小潮と言えども、満潮になればそこそこ高い潮位になる。釣れない理由は、濁りと満潮時間っていうのもあるけど、2m程度の竿だとハゼのいるエリアに届いてないということ。したらば、長竿で沖を狙えば釣れるんじゃね?最初は沖でもアタリが無くて、やっぱりダメなんかな?と思ったんだけど、ハゼがいるスポットに入ればしっかりとアタって来た!先程までの連打とはいかないけど、そこそこの反応があり、ポツリポツリとは釣れてくる。全然釣れない常連たちを尻目に、釣り続けるオッサン。「よくこんな時期に長竿持ってるね〜」と皮肉られるんだけど、釣りは釣ったもん勝ちである。3.5mの長竿使ってるから、当然より深いスポットでやってるんだけど、ハゼがいるスポットを外さないという基本は一緒。そろそろ終わりかな〜と思っていたところだった。いきなりグ〜ン!と竿ごと持っていかれる。反射的にアワセるとギュン!と長竿が半月状にしなる。ハゼじゃない、なにか大型が掛かってる!この引きの感じだと、チヌかキビレかの引き具合。竿を垂直に立て、強烈な引きをいなしなしてたんだけど、そろそろ疲れてきたかな?と思ってたら、一気に沖に引っ張られラインブレイク!チラっと見えた魚体から、たぶん30cmくらいのチヌだと思う。まぁ、純粋なハゼの仕掛けで、しかもオッサンのは0.8号だから無理だよね〜たぶん、針に掛かった小ハゼにチヌが喰いついたんだと思う。この楽しいアクシデントにて納竿。4時間で150匹と楽しい釣りになりました。画像に残せて良かった良かった最大サイズは11cm今日は、釣り船の後はサッパリだったから、スタートダッシュ決めて良かった良かった。しかし、針を忘れた時は焦ったな〜幸い、近くに仲間がいてくれたから釣りが出来たけど、誰もいなかったら終わってたよ。持つべきは頼りになる仲間ですな〜物欲しそうな顔しているからか、オッサンは釣り場でいろいろ貰ったりする。本日の獲物はなぜか『カンパン』なんでカンパン?まぁ、前々回のブログに「カンパン大好き〜♪」って書いたからだろうて。とてもありがたいが、こんなトホホなブログをよく読んでんな〜と感心する。後は栄養ドリンク。「進化した疲れに!」栄養ドリンクは定番の頂きものだけど、朝イチの空きっ腹に効くぜ〜!ハゼ釣りから帰宅し、日の出前の早朝からの活動と、4時間におよぶ立ち放しのハゼ釣りでの心地良い疲れ…ぐったりとリビングに座り、アイスハーブティを飲みながら、ハゼ釣りの余韻と沈黙を楽しんでいたオッサンに妻が言った。「なに?どうしたの?怒ってんの?」”分かれよ!オマエ!!”心で絶叫したオッサンなのでした。次の記事>>>「2023年度6回目のハゼ釣りはパッとしないな…」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度6回目のハゼ釣りはパッとしないな…
    2023年夏シーズン6回目のハゼ釣りはなんだかパッとしない…2023年7月2日。2023年6回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】天気:晴れ釣行時間:5時00分くらい(潮位:177cm下げ2分)〜9時30分くらい(潮位:13cm下げ9分)大潮水温:24℃釣果:マハゼ108匹(6cm〜14.5cm)竿:3.5m(清流X 硬調)→2.1m(行雲流水)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けオッサンは一年間にだいたい40回ほどハゼ釣りしているらしい。別に数えているわけじゃなくて、このブログの記事を眺めていると、そういうことらしい。一年で40回…考え方や捉え方によって違うんだけど、一年は52〜54週間ある。そのうちの40回をハゼ釣りに出掛けているという、驚愕の事実。仕事で凹み、憤り、疲れ切った心身のリカバリーをしなければならない大切な週末の日曜日。そんな貴重な一日の始まりは、まだ薄明かりの時間に起き出し、愛車を漕ぎ、魚臭くなりながら釣り糸を垂れ、帰宅後にこのトホホな文章作業…ふと気付くともう夕方で、明日からまた仕事か…とダークに浸るサザエさん症候群なオッサン。ちなみに、『サザエさん』は少し前までは平均視聴率は20%を超え、最高視聴率は40%近くを叩き出すなど、昭和を代表する国民的人気アニメだった。しかし、昨今のテレビ離れなどの影響で、現在の視聴率は10%前後らしい。とは言え、アニメ部門では何十年もトップを独走し続けているんだから、モンスター・コンテンツなのは間違いない。オッサンもサザエさんを観なくなって久しいが、その理由を考えてみた。結婚し子供が生まれ、家族と過ごすようになってから観なくなった気がする。テレビを観る時間帯が変わったからだと思うが、一番の理由が声優さんが変わったからかな?サザエさんの声優は加藤みどりさんで、驚くことに、番組開始から現在まで頑張っていらっしゃいます。しかし、その他のキャラクターは全て声優さんが交代してしまいました。昔を知ってるオッサン世代には、やっぱり違和感があるんですよね〜観ていても、声が変わってしまうと、ストーリーが自然に入ってこないんですよ。同じ事は『ドラえもん』や『ルパン三世』にも言えて、なんか違う番組を観ているような気がしてくる。長寿になればなるほどそのリスクは当然で、ずっと同じ声優さんが演じ続けるのは不可能なのは頭では理解している。しかし、ど〜にも感情移入できない自分がいる。基本的に、長い期間やっているアニメや漫画のキャラクターは、歳をとらない不老不死な存在。まる子ちゃんは30年以上も小学校三年生だし、磯野カツオに至っては50年も小学校五年生だ。タマなんて、50年以上も生きている世界最長老の猫で、あ〜見えても既に妖怪『猫又』にジョブチェンジしているハズだ。ちなみにサザエさんは24歳という設定なんだけど、この歳でタラちゃんという3歳の息子がいるということは、21歳の時に産んだということで、種付けは下手すりゃ〜ハタチだよ!なにやっとるんじゃ〜マスオ!責任とらんかい!! by 波平そう考えると、サザエさんってちょっとヤンキー入ってたのかな?※うがった見方で申し訳ないですサザエさんのキャラを考えると、「それもありえるな…」と妙に納得がゆく。サザエさんの父親の波平は54歳でオッサンと同年代なんだけど、ちょっと老人過ぎない?一本ハゲに、部屋着はいつも浴衣みたいな着物。趣味は、囲碁に盆栽、俳句に骨董品収集…今の時代にこんな粉っぽい54歳いる?唯一、共感できるのが釣りという趣味なんだけど、いつもボウズばかりで、釣り帰りに魚屋で買って帰るところが家族思いでホッコリする。声が変わったとは言え、不老不死なアニメのキャラクター達。しかし、そんなに不老不死って良いもんかね?秦の始皇帝をはじめ、世界の王や権力者が不老不死を手に入れるために、ありとあらゆる手を尽くしたが、ついに不老不死を得ることはなかったらしい。もしかしたら、この世界に不老不死なのが存在してるのかもしれんが、その人ってどんな感じなんだろう?よく映画や漫画とで「不老不死を手に入れ、世界を支配しちゃる!!」みたいのが出てくる。永遠の時間があって、地道に活動し続ければ世界征服なんぞできるような気もするが、そんなのはミジンコみたいな話だよね。1回くらいはやってみてもいいが、すぐに飽きるだろうて…周りはどんどん変わってゆくのに、自分だけはいつまでもそのまま…それが永遠に続くと思うと、マトモな精神ではいられないと思う。もし、インモータルな存在が実在しているとしたら、きっと誰とも接触せず、人っ子一人いない外界で仙人みたいになっているんだと思う。不老不死なんて地獄だよ。なんて思いながら、『インディ・シリーズ最終章!「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」』の予告編を観た。「まだインディーシリーズやるんだ!」と驚愕したんだけど、さすがのインディアナ・ジョーンズ博士もすっかりお歳を召して白髪になり、年齢的には既にショーン・コネリーの域だった。しかしショーン・コネリーの方は、毛髪が寂しい限りなんだけど、インディーは白髪とは言えふさふさで、遺伝しなくて良かったねと言うしかないのである。(※劇中では親子という設定です。)歳取ったとは言え、行動は相変わらずバイタリティで、やはりスリリングなアクション満載らしく、楽しみな作品である。もし、インディー・ジョーンズがどこかの遺跡で不老不死を見つけたとしたら…きっと父親のヘンリー・ジョーンズ(ショーン・コネリー)は言うだろう。「インディアナ…、インディアナ。ほっておけ」インディー、あんたこそ永遠だよ!オッサンもインディーシリーズは全て映画館で観たから、最後も是非!沖狙いじゃないの!?昨日は結構な雨が降った。そこそこ程度の雨なら問題ないが、降水量が多いとハゼが釣れなくなるんだよな〜もう夏至は過ぎてるので、少しずつ昼間が短くなってゆく。まだ外は薄暗く、「昼も短くなってきたのかな?」と思ったが、まだ7月に入ったばかりだから、そんな事もないだろ?オッサンが自宅を出発する時、昨日からの雨がまだチョッピリ降り続いていた。「あ〜、雨だから暗いのか…」すぐに晴れる予報だったから、お天気自体は気にしてなかったが、問題は水潮かな。まだアスファルトが濡れている道路を、釣り場に向けて進む。釣り場が見えてくる橋から眺めると、既に8人くらいのハゼ釣り人がいる。もうハゼ釣り本番の景色オッサンだって頑張って早起きしてるんだけど、一体、この人達はどんだけ早起きしてるんだろう?もう5年以上昔になるけど、今と違って、ハゼがわんさと釣れた頃は、オッサンが釣り場にやってくるのは7時頃だった。釣り場に到着すると、釣り船が通り始めていたから、よく覚えている。今でこそ、釣り船が来る時間以降はハゼが釣れなくなるけど、その頃はそんなことは全く無くて、釣り船が来とるのにガンガンに釣れていた。最初の一時間のタイムアタックでは、1束超えなんて当たり前だった。今はタイムアタックなんてやらなくなったな〜一時間に1束なんて、今ではシーズンに数回あるかどうかだもんな〜でも、そのタイムアタックのおかげで、手返しが早くなったんだよな〜懐かしいメモリーに浸りながら本日のポイント【はぜつき磯】にやってくると、既にMR氏とTZ氏が釣り糸を垂れていた。「全然アタらないよ…」のTZ氏と「ハゼが小さい…」のMR氏。”やっぱり…”まぁ、さすがに先週ほどの釣れ具合はないだろうてと覚悟はしていたが、少しくらいは釣れてもの期待が無かったわけでもない。しかし、いざダメが現実になると凹むな〜一応、【夕やけなぎさ】の様子も見に行く。あ、やっぱりというか、当然というか…園内のBBQ工事は未だに完了していません。何を工事しているのか知らんが、かれこれ数週間前と全く変わらない景色となっております。一応、7月上旬が竣工予定のハズだが…【夕やけなぎさ】にやってくるが、釣り人はまばら程度で、見ていてもほとんど竿が上がってない。う〜ん…、こちらも厳しいか…ハゼが釣れなくはないと思うけど、こちらは型が小さいから、針掛かりが難しいよね。小ハゼ釣っても面白くないし。まだまだ厳しい【夕やけなぎさ】予定通り【はぜつき磯】に戻り、釣りの準備を始める。本日使う竿は、3.5mの長竿『清流X 硬調』今現在は大潮の満潮から下げ始めで、まだ潮位が高いもんだから、長い竿を使ってハゼがいる沖目狙いの作戦。MR氏が小さいながらもハゼを釣っていて、TZ氏にはアタリすら無いというのは、使っている竿の長さの違い。MR氏はオッサンと同じ竿を使ってて、TZ氏は2.4mで少し短く、ハゼのいる地帯に届いていないということ。同じくらいの3.6mの竿で『軽極ハゼ 硬式』も持ってるけど、こちらは胴に荷重が乗る感じで、ミャク釣りなら清流Xの方がやりやすいかな。【ダイワ】清流X 硬調 35楽天で購入オッサンの布教活動により、仲間の釣り師も清流X派が多い。長竿ならこの一振り仕掛けはいつも通り、ハリス3cmの胴付きミャク釣り仕掛け。先週は針を忘れて焦りまくったが、本日は針を忘れないよう、しっかり指差確認して持ってきた。今日は大丈夫!餌は当然ながらボイルベビーホタテ。この時期はまだハゼが小さいから、サイズ調整が容易なホタテ一択。今シーズンは小さめのホタテを選んだけど、小さいから当然すぐに無くなるんだよね〜たいして釣れないひと釣行でも、10個ほど消費する。小さすぎたとチョッピリ反省してて、来シーズンは元のサイズに戻そうと思ってます。この時期はこのサイズでも良いが、すぐに無くなるあと、ホタテの貝柱を使うんだけど、餌つけ時には貝柱の両端を指で潰すようにしています。こうすると、水中で餌がフワッ!と広がり、ハゼへのアピールと針掛かりのアップを狙ってます。両端を指で潰すすると!水中で広がるハズ、ハズ使うビクは、今週も網目から小ハゼが脱走しにくい旧式。ぶっ壊れているが、背に腹はかえられん!水温は24℃で温かいと思うが、コレで釣れるとは限らないところが、水温計測が無意味と感じるところ。24℃って釣れんの?さぁ、ハゼ釣り開始と思ったが、まずは水分補給。脱水状態はシャレにならないので、夏場はこまめな水分補給は必須。当然ながら、このような高級ドリンクは、賞味期限の切れた奴がオッサンに廻ってくる。まぁ、一家の主にはこのような食料が配給されるのは、どの家庭でも同じようなモンだろうて。賞味期限が3ヶ月ほど過ぎてますが…なにせ初めて飲むシロモノなので、新しい古いの味の違いは分からん!さぁ、開始じゃ!と水に立ち込むが、思ったよりも冷たいのね。ヒャー!冷っこい!水辺に立ち込みながらビクをセットしたりで、仕掛けを水中に落としてモタモタしてたら、意図せずダボハゼが喰い付いてやがった!この釣り場はダボハゼとマハゼの生息帯がクッキリ分かれるので、変なところに落とすとダボハゼが喰ってくる。なにすんねん!まずは期待しての第一投。ス〜っと円弧状に落として軟着底するが、反応なし!スンスンと数cm動かして誘ってみるが、生命反応なし!ムムム…、やはりアタリが遠いか…何度か角度を変えて入れ直してみるが、アタって来ないな〜開始から10分ほどで、やっと小さなアタリが来たんだけど、どうみても小ハゼの反応。3.5mの長竿で相手をするサイズではないんだけど、とりあえずは釣っておく。やっぱりこのサイズ…次も全く同じスポットへ落とすとすぐに上がってきたのは、合格サイズ。せっかくの長竿だから、コレくらいは欲しいよね!次も同じスポットへ…、なんだけどすぐに小ハゼの反応になり、針に掛からないので次のスポット探し。小移動を繰り返し、アタって来るスポットをやっと見つけるが、最初の1〜2匹目くらいは合格サイズが釣れても続かず、すぐに小ハゼになってしまう。コレくらいの合格サイズが続かないんだよね~しかし、ハゼも10cmを超えると、深場での釣りは横走りするので楽しい。とは言え、アタリが無いのは如何ともし難い。今現在の状況を勘案するに、やるべきことはただひとつ。大移動じゃ!それでも少しずつサイズアップやってきたのは、先程からすぐ近くのモニュメント前。ココらも少し深くなってて、そこそこサイズのハゼがそこそこ上がってきたりして、困った時は頼りになるエリア。ただ、結構デカい岩が沈んでて、邪魔といったら邪魔なんだけど、それゆえに岩陰狙いでナイスサイズが居たりもする。困った時のモニュメント前なんだけど、今日も水は濁ってて、水の中なんて見えやしない。だもんで、オモリの挙動で水中の塩梅に当たりを付けるしかない。こういう時は、オモリを円弧状に落とし、竿先の挙動で水中を推し量る。オモリが水底に柔着底すると竿先がクン!と1〜2cm上がるんだけど、岩とかにぶつかるとソレが無くて、竿先の変化がほぼ無い。もっと分かりやすいのが、引きずる誘いを入れてみると、水底では竿先がズズ…といった挙動をするんだけど、岩とかに当たってると、浮いていたオモリが落ちるので、クン!と竿先が拝む。慣れないとハゼのアタリと勘違いしがちなんだけど、明らかにハゼの挙動と違うので、引っ掛かりと分かる。まぁ、ミャク釣り限定の判断法なんだけど、コレが分かるくらいに竿先の挙動に敏感になってください。そうすれば、釣れるようになりますよ!たぶん…っという訳で、大きな岩陰狙いでやっていると、居た居たそこそこサイズのハゼが。やっぱりこのクラスがいるじゃん10cmクラスのハゼが、気持ち良い横走りで上がってくる。爆釣とは程遠いけど、居るスポットに当たれば数匹続く。アタリが無くなると、次のスポットを探すんだけど、そんなに苦労すること無く見つかるのでありがたい。ココらへんとかこんなんとかこんなんとかちゃんと居るには居るんですよね〜ただ、平場に落としてみると、やっぱり小ハゼになるから、岩のヘチ狙いが楽しいな!チョロチョロと良型ハゼを釣っていると、釣り船が通る時間になる。オッサンが今立っているのは大きな岩場の上だから、釣り船の立波から避難することもなくて、釣り続行。普段は迷惑なほどの大きな波なんだけど、こういう時は逆にチャンスタイムになる。波が立つ時の水中の動きは自然な誘いになるから、何もしなくてもハゼがアタって来る。逆にこういう時は竿は動かさずにジッとしていると、ハゼが寄ってきていれば、ほぼアタって来る。人間の下手な誘いよりも、水の動きに同調した自然な餌の動きは、最高の誘いになる。ナイスサイズが釣れるとは言え、さすがに長竿のミャク釣りも疲れてくる。釣り船の通過が一段落し、波で濁った水が落ち着くまで休憩タイム。っと思ったら、思いのほか長くダベってしまい、陸に上げていたビク内のハゼが何匹か昇天してしまった。申し訳ない!ノルマの一束までは釣り続ける。長竿で疲れたのと、そろそろ潮位も下がってきたので、お次は2.1mの竿にて。やはり短い竿の方が扱いやすいしかし、なかなかハゼがアタって来ない。ムムム…、竿が短くてハゼ地帯に届いてないのかな?小移動を繰り返し、やっとハゼの居るスポットを見つけたんだけど、やはり小ハゼばかり…釣れるとは言え、小ハゼ相手はつまらん!さっきのモニュメント前に戻るか?でも長竿も疲れるしな〜…しかし、小ハゼ釣りも面白くないぞ。んじゃ〜どうするん?悩みながらウロウロしていると、あるスポットを見つける。10cm前後クラスがチョロチョロと喰ってくるスポット。さっきの小ハゼとは明らかに違う群れ。テンポ良くとは言えないけど、飽きない程度にそのクラスが上がってくる。時おり、10数cmクラスが掛かると、道糸をヒュンヒュン鳴らしてくるから面白い!そして本日のメインイベントが今日イチサイズの14.5cm。掛けた途端に走り出して、全然上がって来なかったから、チンチン(クロダイの子供)でも掛かったのかな?と思って、引きをいなしてたら、上がってきたのは太ったハゼだった。今シーズン最大のハゼお〜!このサイズだと最高だね!良型ハゼ釣りのキーワードは、付ける餌のサイズ。毎度ここでしつこいくらいに言ってるんだけど、本当に餌のサイズで釣れるハゼのサイズが決まるんですよ!あと、釣れる数も全然違います。釣れないとかハゼが小さいって言ってる人に限って、餌がみみっちい…もっとデカく付けようよ!もったいない!と思ってるのかも知れないけど、何のためにこんな日曜日にこんな所に来てるん?釣れない小ハゼ相手に来てるん?やるなら良型大型をたくさん釣りたいじゃん!騙されたと思って、いつもの倍の量の餌を持ってきて、倍のサイズで餌を付けてみましょう!アタリもサイズも違うハズですよ!一日やってれば適切な餌サイズが分かってきます。付け餌のサイズ変更は、大→小を間違えないようにしましょう!とは言え、本当に騙された!と思われたら申し訳ないです。この場をお借りして、詫ておきます。でも一度でいいから、その日を人生から切り取るつもりでチャレンジしてみてください。っという訳で、4時間半粘って108匹にて納竿。水が如何に濁っていたか分かります?まぁ、なんとかノルマは達成したんだけど、先週みたいに入れ喰いサービスタイムが無くて、今日はずっとポツリポツリなペースだったな〜とは言え、ちょっとずつだけどハゼもサイズアップはしています。問題は、どこでもナイスサイズが上がるわけではなく、未だに6〜8cm程度の小ハゼも多い。どこにナイスサイズが居るのかはやってみないと分からないけど、頑張って探すしかないですね〜絶対どこかに良型の群れが居るハズです。しかし、水の濁りが取れないですね。濁りっぱなしと言っても過言ではないこの状況。常連に聞いても、原因は分からず。オッサン的には7月は一番数が釣れると思っているので、今月は勝負の月。でも状況を読み違うと、玉砕もあり得るのがこの時期。dead or deadどちらに転んでも、人生は世知辛い。次の記事>>>「2023年度7回目のハゼ釣りは判断ミス!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度7回目のハゼ釣りは判断ミス!
    2023年7回目のハゼ釣りは痛恨のポイントミス!2023年7月9日。2023年7回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】天気:晴れ釣行時間:5時30分くらい(潮位:120cm上げ4分)〜9時30分くらい(潮位:169cmほぼ満潮)小潮水温:26℃釣果:マハゼ208匹(5cm〜11.5cm)竿:2.1m(行雲流水と彩峰?の合体竿)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレオモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け・二兎を追う者は一兎をも得ず・虻蜂取らず・一も取らず二も取らず・花も折らず実も取らず 表現は違えど、その意味は『二つのことを同時に成し遂げようとして、結局どちらも失敗に終わるさま』まぁ確かに、間違ってはいないと思う。例え大利は得られないとしても、欲をかかずに、確実にそこそこの利益を得られる可能性の高い行動を取る人の方が多いと思う。そして、確実にひとつずつの事を成し遂げようとする姿勢は、周りの共感を得やすいのかも知れない。プロスペクト理論なるものがある。プロスペクト(prospect)とは「期待、見込み」という意味。単語が表わす通り、プロスペクト理論は「不確実性が伴う状況において、ある事象が生じる確率やそこから得られる損得が分かっている場合に、どのような意思決定を行うか」を表す理論。う〜ん少々分かりづらいが、要は「損したくない!!」という人間が、行動を選択する際の心理のことらしい。「利益を得る」場面では、確実に取れる利益を確実に得たいと感じ、「損失がある」場面では、損失の全面回避を最優先にする心理。例えば、【質問1】A:何もせずに100万円を受け取れるB:コインを投げて表が出たら200万円受け取れるが、裏が出たら何も受け取れないこの場合、ほとんどの人は「確実に100万円受け取れるAの選択肢を選ぶ」といわれている。【質問2】一方、200万円の借金を抱えている前提で、以下の2つの選択肢が提示された場合はどちらを選ぶだろうか?A:何もせずに100万円の借金が免除され、残りの借金は100万円となるB:コインを投げて表が出たら200万円の借金が免除されるが、裏が出たら何も受け取れない多少の文言が違うが、質問1と質問2の選択肢の内容はまったく同じ。選択肢Aなら、確実に100万円分のメリットを享受できる。選択肢Bなら、50%の確率で200万円分のメリットを享受できるが、50%の確率で何のメリットも得られない。しかし、「借金を抱えている」という前提がつくことで、【質問2】では多くの人がBの選択肢を選ぶらしい。とりあえず当座のお金に困っていない人は、安パイの100万円を選び、借金を背負っている人は、all or nathingで一か八かに掛けるという事。このように、その人の切羽詰まり度によって意思決定が左右されるのである。さて、オッサンだったらどうするか?オッサンの借金と言えば、地獄の住宅ローンくらいである。まぁ、そんなローンが致命的ではあるんだけど、とりあえずは、家族にも言えないような甲斐性のない借金はしていない。オッサンがもし、冒頭の質問をされたとしたら…迷わず、コイントスの方を選ぶだろうて。だって、どうせ元々は無かった金でしょ!苦労して得た金なら一円でも無駄にしたくないが、人から恵んでもらうあぶく銭なんぞは、あってもなくてもどっちでもいい!オッサンならダメ元で200万か、ゼロかだね!例えゼロだったとしてもな〜んの後悔も無いし、200万ゲットしても家族旅行でもしてパ〜っと使っちまうね!そんなロクでもない金は、取っておいても良い方には転がらないよ。考えてみればオッサンの人生はこんな感じが多かった。満額か?オケラか?そして、たいていは無になった事が多かったと記憶しております。『二兎を追うものは一兎をも得ず』を地で行くオッサンの人生。「♪運が悪けりゃ死ぬだけさ〜」(男達のメロディー by SHOGUN)は、日本のジム・モリスン沖雅也主演の名ドラマ『俺たちは天使だ』の主題歌。家族持ちの一家の主が言うべきではない無責任なセリフですが、人間諦めも肝心。諦めの境地の先にきっと光があるハズだ!と、宝くじ並みの極低当選率ギャンブルな人生でございます。そして、この思想はハゼ釣りにおいても遺憾なく発揮しているのでした。悩んだ釣り場例のごとく、ハゼ釣りの情報が入ってくる。金曜日は良かったけど、土曜日は全然ダメだったよ…釣りという野郎は、たった一日で天国と地獄が入れ替わるギャンブルみたいなものだ。しかし、オッサンの経験値と勘によると本日は釣れる!ハズ、ハズ、ハズ…ハゼが居るスポットへ落とせば、確実に釣れるハズ、ハズ、ハズ…本日も目指すハゼ釣りスポットは、【はぜつき磯】の深場エリア。しかし、そのポイントは潮位によって竿が届く届かないがあるので、竿は3.6m、3.0m、2.1mをご用意し、必勝体制で臨む。今日は5時からハゼ釣り開始を目指し、釣り場へ向かうオッサン。いつもの橋からハゼ釣り場を見渡すと、既に8人ほどのハゼ釣り人が見える。釣り人の行動開始時間が年々早くなってて、そのうちにG氏のように丑三つ時からのハゼ釣りがスタンダードになりそうで怖い。うわ〜、もうあんなにいるよ!ひとつ気がかりなのは、オッサンお目当ての深場エリアには誰も入ってなかった。あれ?なして?いつものMR氏すらもソコには居なかった。別に用事は無いんだけど、一応【夕やけなぎさ】も見に行ってみる。こちらは10人くらいのハゼ釣り人がいたけど、なんか釣れる雰囲気ではなかった。たぶん小ハゼの嵐だろうな…ヨシヨシ…って何が良いのか分からんが、妙に納得したので【はぜつき磯】に戻る。ちなみにBBQ場の整備工事は今週も異常なしです。一体何をやってるのか知らないが、工事風景に全く変化が見られません。7月上旬が竣工予定なんだけど、もう期限切れだよね?BBQ場はどうでも良いし期待してないけど、せめて水場は使えるようにしてくれんかな?もう約束の竣工日は過ぎていると思うが…【はぜつき磯】の浅場エリアは、既に10人ほどになっていて、なぜかMR氏もその中にいた。見たことある人ばかりMR氏は休みとあればハゼ釣りばかりしていて、土日はおろか、有給とってハゼ釣ってる『ハゼキチ』である。家族からは「バっカじゃないの!?」と言われているらしい。家族の指摘もごもっともだ。聞けばお年頃の娘さんも居るらしいから、「ハゼ釣っとらんと、ちゃんと家族サービスした方が良いんじゃない?」と心配するオッサンに、「帰ってからしてます!」と力説した。帰宅し、釣ってきたハゼを振る舞うという間違ったサービスじゃないことを願うばかりである。そんな家族から見放されたMR氏は昨日もココに来てたので、今日の好釣ポイントは熟知しているのだろう。「入れ喰いですよ!ガンガンに釣れてますよ!」とMR氏。ナヌ!オッサンのやる気スイッチに電源が入る。今日はコッチなのか!ではではとオッサンも釣りの準備を始める。すると、ある視線を感じてそちらを見ると…視線の主は野良猫絶滅したと言われていた、この釣り場の野良猫が復活していた。そしてその雰囲気に見覚えがある。ん?こいつ『マーヴェリック』の子供じゃね?マーヴェリックとは、以前この釣り場に居着いていた野良猫で、オッサンが勝手につけた名前。身体の模様の雰囲気と目つきの悪さが、そこはかとなくマーヴェリックに似ている。まだ人馴れしてないらしく、8mくらい離れているのにそちらに行く素振りを見せただけで逃げる態勢である。そう!それでいい。人馴れすると動物愛護センターに連行されるからね。本日の竿は、なんちゃって行雲流水の合体竿。なんだかんだで、この竿で一番数釣ってる竿を伸ばそうとすると…アレ?出てこないな?とトントンやってみたが出ないぞ!っていうか、無いじゃん!?なんと!竿の持ち手だけで中身が空っぽだ!そうだ!コッチの竿に組み直したんだ。3mの竿も持ってきていて、合体竿の中身をこちらの竿の中に入れたんだ!この3mの竿は、折れて捨てられていたのを拾ってリサイクルしてます。竿銘が同じだから、ちゃんと合体する水温は26℃と温かいから、ガンガンに釣れてるのかな?26℃は温かいな仕掛けはいつも変わらずの胴付き仕掛け。コレが一番やりやすいと思う当然ながら、本日も餌はボイルベビーホタテ一択!ではございません!いつものベビーボイルホタテいつも同じ餌ばかりだと思ってたら大間違いだ!本日のゲストはマルキューさんの『ハゼほたて』コレが『ハゼほたて』だ!知る人ぞ知る常温保存可能な餌で、以前は関東限定での販売だったけど、この度全国展開に踏み切ったらしい。ハゼ釣り=アオイソメが一般的だったけど、やっとホタテ餌も市民権を勝ち取ったらしい。少し大きめなホタテが2つ入ってます。ちょい大きめかな?この硬い部分はいらないんだよな〜この部分でもハゼは喰って来るんだけど、硬いから針掛かりがすこぶる悪い。だもんで、オッサンはいつもこの部分は捨ててます。ちなみにこの部分は、二本ある貝柱のうちのもう一本の貝柱らしい。この部分はいらないぞ!普通のボイルホタテに比べると少し堅めな印象。割ってみるとさけるチーズみたいに貝柱の繊維質が千切れる。さけるチーズみたい堅めだから針に掛けやすくなってます。針をつまんで、チョイチョイ!と貝柱にこするようにすると、ごきげんに餌付けできました。しかも、水中でフワリとなる感じに餌が付くので、ハゼへのアピールも良好だと思います。簡単、フワっと餌が付くなるほどね〜!さすが釣り餌のマルキューさんが開発しただけはあるな!あとは、実際に釣れるかどうか?だけどね。ちなみにこの『はぜホタテ』は、近所の釣り好きな友人が「使ってみてよ!」とわざわざ持って来てくれたシロモノ。その友人はハゼ釣りなんてみみっちい釣りではなく、もっと大物狙いの釣り専門なんだけど、ハゼ釣りに使えそうなアイテムを何かと持ってきてくれる、ありがたき存在なのである。しかし、今回は値段聞いてビックリだったけどね!あと、ビクを新調しました。ご存知のように昔のビクは壊れていたし、その次に新しくしたビクは網目が大きくて小ハゼが脱走しまくっていたので。今回のビクは昔のビクと同じ24cmタイプで、網目も細かい。んでいつものように、水が貯まる底の部分を改造しました。厚めの糸入りビニール素材で、ハゼもキレイに写るフォトジェニックなビクになってございます。新しいアイテムは気持ち良いね〜ちなみに今回はH2氏の分もやっておいた。ふたつやるのは結構骨が折れる作業一見同じに見えるけど、実は底の厚さを変えていて、H2氏のはスタンダードなタイプで、オッサンのは厚底タイプに仕上げました。左がスタンダードで右が厚底タイプ前置きが長々となって申し訳ないです。さぁ!いよいよ爆釣開始じゃ!なハズなんだけど、釣りの準備をしながらず〜っと迷っていた。入れ喰いはヨシとして、問題はMR氏のビクの中身。チラッとビクを覗いてみたらハゼが小さい…ムムム…、コレはどうなんだろう?この浅場だからこのサイズであって、深場エリアに行けばもっと良型が入れ喰いなのでは?射幸心にも似た欲が、ワシャワシャと鎌首をもたげる。そして決断する。移動じゃ!この瞬間が地獄の入り口だと思いもせず…移動した途端に起死回生やってきたのは、お気に入りの深場エリア。誰も居ないのが不思議だったが、オッサンは良型&爆釣を独り占めを信じて疑わなかった。一応、来る前から作戦を立てていて、現在は潮位が低めだから2.1mの竿でスタートダッシュで数を上げ、潮が高くなってきたら3m→3.6mの竿へとチェンジしてゆくイメージ。なので、まずは2.1mの竿から始めます。水も濁っていないから釣れないわけがない。今日は水もキレイだ期待しての第一投。ス〜っと深場に落ちてゆき、着底と同時にアタって来る。上がってきたのは、やはりなサイズ。まぁ、ご愛嬌という事でサイズはともかく、一投目で上がって来たから良い兆候。次も寸分狂いなく同じスポットに落とすが、またしても小ハゼなアタリ…しかも小さくて針に掛かってこない。角度を変えて他のスポットを探るが、アタリが遠く、アタっても小ハゼな感じ…コレじゃ〜ね〜…ん〜〜〜?小ハゼばかりだな…しかし、ココは深場なんだから、どこかに良型ハゼの群れが潜んでいるはずだ!ソコに当たれば良型爆釣間違いなし!今までも、こんな展開はよくあったではないか!?どこかに良型ハゼが絶対!を合言葉に探りまくる。居なくはないんですよ!たま〜にだけど、そこそこサイズも居るは居るんです。こんなのとかこんなのがしかし、アタリはあっても、針掛かりしないような小ハゼばかり…サッサと見切りを付けて大移動すれば良いものを、今までの成功体験がソレを拒む。結局、90分ほどかけてこの深場エリアをひと通り探ってみたものの、状況変わらず。っと言うよりも、アタリがほとんど無くなり、更に悪い方向へと…挙句の果ては、ダボハゼまで釣れてくる始末。このエリアでダボが釣れるということは、ハゼの居るゾーンに届いていないということ。コイツが釣れてくるということは、もうダメということ竿をもっと長いのにチェンジするべきか?一瞬悩んだが、今更チェンジしても大きくは改善しないだろうて…移動じゃ!その2やってきたのは浅場エリア。いつの間にか常連釣り師が増えてて、どうやら釣れているらしい。ず〜っとココでやっていたMR氏に釣れ具合を伺うと「入れ喰い継続中!」とのこと。目ぼしいスポットは既に釣り師達が入っていたので、オッサンは端っこの方でこじんまりと釣り糸を垂れる。すると…確かに釣れるね!適当に落とせばまずアタっては来るけど、やはり6cm程度の小ハゼが多い。ただ、その中に10cmくらいの良型ハゼが混ざって来る感じ。やはり小ハゼが多いのは致し方ないが、この際ゼイタクは言ってられん!ポイントの選択ミスを挽回すべく、オッサンのカウンターがフル回転し始める。型は目をつぶり、数で誤魔化すしかないぞ!餌を大きめに付け、狙いのスポットにハゼを集め、集めたハゼを一網打尽にする。一か所で5匹前後上げると、針に掛からない小ハゼばかりになるので、すぐに他をあたる。小ハゼの群れとは言え、中には良型も混ざるので面白くはある。たま〜にこのサイズも上がってくるマメに探れば、立ち位置から4〜5か所はハゼが釣れるホットスポットが見つかるので、ソレを釣り切ったら少移動。ほとんどのアタリが着底すぐか、一回誘うとアタって来るので、ソレ以上の粘りは時間の無駄。粘るよりも、アタるエリアをどんどん見つけてゆくほうが効率が良い。アッという間に1束を超え、気持ちに少し余裕が出来たので、型狙いに走る。良型は岩場周りに居ることが多いので、岩場のヘチ狙いだけど、狙う岩の形がキモ。この釣り場は運河なので、しょっちゅう船が通る。その船が立てる波に侵食され、下がエグレている岩がある。そんな岩を見つけ、そのエグレ部を集中攻撃すると良型ハゼが上がって来やすい。居るんだよ〜!やはり平場は、小さめのハゼが多いかな。雨が降る予報だったけど、しっかりおひさまが当たってきやがってジリジリと暑い。「雨が降るって言ってたじゃんかよ〜!雨前提だから日焼け止め塗ってないし、カッパも持って来てるんですけど…」MR氏は入れ喰いに満足らしく、240匹ほど釣るとサッサと帰ってしまった。チクショ〜!コッチは釣り場の選択ミスでスタートダッシュ失敗したから、取り返さなくちゃだわ!先程よりアタリが遠くなり、サイズもこじんまりしてくるが、2束の大台に乗せたい。後頭部を焼かれながら釣りを続けるが、ハッキリ言ってもう飽きた!「なんで最初からコッチでやらなかったかな〜」ブツブツ独り言を言いながら、釣り続ける。首の後ろが痛くなり始めた頃にやっと納竿。4時間粘って208匹でした。コレだけ釣れば良いだろ!とりあえず…”二兎を追うものは一兎をも得ず”の通り、良型ハゼと数釣りを両方追い求めたのが今日の敗因だったかな…最初から数釣りに絞って、浅場エリアだけでやってたら、3束を目指せる釣れ具合だった。釣りにおいて一番重要なのがどこで釣り糸たれるのか?は間違いない。どんなに技術があっても、どんなに高価な釣具を使おうとも、釣れないポイントでやってては全て無意味なのである。こう考えると、釣りに一番必要な技術は、釣れるポイントを見極める能力ですな。でもそれが出来れば誰も苦労しないし、分からないからこそが釣りのおかしみなんだとも思う。釣りって奥が深いな〜しっかり晴れやがって!ここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。【特別付録】『ハゼほたて』インプレッション今回初めて話題の釣り餌『ハゼほたて』を使ってみたので、オッサンなりの感想を偉そうに述べてみたいと思います。尚、あくまでオッサンの個人的な感想なので、別の人には「そんな事ないぜ!」は多々あると思いますので、参考までに。《メリット》◯常温保存がきく生エサ『生エサ』という表現が正しいのかは分かりませんが、おつまみホタテみたいに乾燥しているわけでもないから、生エサなのかな?生エサのメリットは、ハゼの喰いも針掛かりも良い所だと思います。保存も釣り道具に入れておけば良いだけだから、当日忘れる心配も無し。今回は使い切ったので、もし釣り後に余ったら、ジッパー付きのビニールにそのまま入れて保存で良いのかどうかは謎。一度でも使うと触るし汚れるから、常温保存でカビとか傷んだりとかしないのかどうか?しかし常温保存できるボイルホタテって、いったいどんな技術なんだろう?◯餌付けがし易いいつも使っているボイルホタテは柔らかいので、針に付ける時は、使う量だけ針ごとつまんだりすることがあります。しかし『はぜホタテ』は少し硬くしまっているので、餌付けは針をホタテにこするようにすれば簡単に餌が付きます。◯ハゼにアピールし易い餌を針につけると、貝柱の繊維がひと塊で付くのではなく、繊維が広がって付く感じになります。このため、餌がフワっ!と水中で広がるので、ハゼへのアピール力が高いと思います。《デメリット》●サイズが大きい天然素材なので個体差はありますが、『はぜホタテ』は直径が約3cmで厚さが1.5〜2cmくらい。針につけるとホタテの繊維幅は2.5cmくらいに広がります。6月〜7月くらいのハゼはまだ10cmにも満たないハゼが多いので、餌の端ばかり突き、針に掛からないハゼが多かったです。ハゼ釣りハイシーズンの9月頃のハゼなら、今回のサイズでも問題ないと思います。なので、今後はSサイズとかMサイズとか、サイズ違いを展開するのも良いと思います。●餌が針から外れやすいコレはオッサンの使っている針が、スレの袖1号だからかも知れませんが、仕掛けが着底する前に針から餌が外れることがそこそこありました。ちょっと堅く乾燥気味なので、粘りがないためかな?と思います。●価格が高いコレが最大のデメリットになると思います。このサイズのホタテが、ふたつで600円前後は考えてしまいます。600円出せばアオイソメがひとパック買えるので、アオイソメを買えば一日釣りができると思います。正直、このサイズのホタテふたつではアオイソメほどはもたないハズ。虫エサが苦手な方でも『はぜホタテ』なら使えるという意見もあると思いますが、スーパーでボイルホタテやエビは普通に売ってるし、むしろコチラの方が容量も多く、安い。もし余っても、そのまま冷凍すれば次回も使えるし。今回『はぜホタテ』を使ってみて、正直「どこにメリットを見い出せば良いのやら…」と考えてしまった。オッサンがいつも使っているボイルベビーホタテと比較して、喰いが良いわけでもない、釣れるわけでもない。いやむしろ、普通のベビーボイルホタテの方が喰いも針掛かりも良いという印象でした。マイナスな印象を持たれると嫌なので言っておきますが、『はぜホタテ』は普通に釣れますよ!オッサンが言いたいのは、市販のベビーボイルホタテと比較してメリットが薄いという事です。唯一の思いついたメリットが餌が足りなくなった場合の非常用餌として、道具箱に常備するくらいかな。あと肝心の味なんだけど、MR氏がひとつまみ食べてみたらしい。ホンマもんの釣り師は、釣り餌を実際に食し、使うかどうかを決めるらしい。愛犬家や愛猫家がペットフードを自分で食べてから、ペットに与えるのと同じ感覚なのかもしれない。んでMR氏の反応はというと…”おつまみの珍味「ホタテ貝柱」みたい!”を期待してたら「苦い!」だった。「食べ物の苦さではなく、なにかポイズン的な苦さで、まるまるひとつ食べたら致死量だよ!」的なヤバい味だったらしい。まぁハゼが喰うんだから人間が食べても死なないと思うが、それくらいの苦さをくらったらしい。一応パッケージには【天然&食品素材100%】と書いてあるからチャンとホタテなんだろうけど。他にも【アミノ酸添加”うまみ”アップで食い込み抜群!】ってあるから、苦味の原因はアミノ酸関係か、もしくはこの柔らかさで常温保存を可能にした企業秘密に隠されているかもしんまい。次のハゼ釣りでMR氏を見かけなかったら、天に召されたと見て間違いないだろう。MR氏もハゼの餌で昇天したなら、きっと本望だろうて。っと『はぜホタテ』を批判するような内容になってしまいましたが、ハゼ釣り専用の釣り餌として、一石を投じた意味はすごく大きいと思います。ハゼ釣り餌の新機軸として、広まることを期待しています。次の記事>>>「2023年度8回目のハゼ釣りは素直になれなくて…」へ
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  • 2023年度8回目のハゼ釣りは素直になれなくて…
    2023年8回目のハゼ釣りは『素直になれなくて』2023年7月17日。2023年8回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯→はぜつき磯】天気:晴れ釣行時間:5時30分くらい(潮位:175cm下げ1分)〜9時30分くらい(潮位:40cm下げ8分)大潮水温:測り忘れた釣果:マハゼ102匹(6.5cm〜12cm)竿:3.6m(軽極ハゼ 硬式)→2.1m(行雲流水)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメ→ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け全てとは言わんが、たいていの事柄は素直な方が上達が早く、結果が出やすい。デキル人の言うこと・やることを自分のフィルターを通さずに、その通りに実行する。最初は何がなんだか分からずにやっていたけど、その内に「あ〜こういうことだったんだ!」と理解するようになってくる。そして、今やっていることの意味と意義、社会的な価値の深さを実感するようになる。自分の実力も、いつの間にやら高みに位置していることを後になってから気づく。【守破離】という言葉がある。守破離とは、もともと日本の古武道、芸事の修行における段階を表した言葉で、師の教えを乞う人の取るべき態度や考え方を示している。・最初は「守る」。基本の型を身に付ける段階。・次に「破る」。型を破って応用する段階。・最後に「離れる」。それらに創意工夫を加え、自分独自のものを追求する段階。どんな道でも、それぞれを極めていくためには、順を追って階段を一つ一つ登っていく必要があるということ。しかし、多くの人は「守」の中盤くらいの段階で終わると思う。ひとつの事をやり続けるのは多大な根気や時間が必要。そしてなによりも、人間って自分勝手な生きものなので、ちょっぴり慣れた程度でもう「自分は完璧!」なつもりになってしまい、横道に逸れてゆく。まだ本質なんて全然分かってないクセに、自分のテイストで味付けしてしまうのだ。当然、んなもん食えたモノではない!ハゼ釣りでもそう思う。別にハゼ釣りごときで、守破離なんてタイソーな話を持ち出すのもなんだけど…釣りが少し楽しくなってきて、本格的に釣り場の通い始める。そこでよく見かけるよく釣る人と親しくなり、少し教えてもらう。仕掛けや餌、釣り方etc、etc…数回は教えてもらった通りのアイテムと、まだ出来ないけど、なんとなく同じような釣り方でやってみて、今までよりも確実に釣れるようになり、ますますのめり込んでゆく。ココまではまだ素直に”守”を実践してるんだけど、大体がここら辺りから怪しくなってくる。もっと釣るにはどうしたら良いのか?その心意気は素晴らしいんだけど、問題はその解決法を自分の「味」でやり始めてしまうのである。もうのめり込んでるので、ネットやらでいろんな情報をかき集め、上手い人達それぞれの良いとこ取りをしようとアレンジしまくる。もうこうなると出口の見えない迷宮一直線である。あ〜でもない、こ〜でもないと毎回毎回やるんだけど、ちっとも結果が伴わず…更に悪いことにその原因は自分にあるとは一切思わず、「このアイテムはあの釣り場には向かなかったかな…」と、もっとデープな情報を求めてネットサーフィン。結局は、そこそこ釣れる人止まりで実力は全く上達しなくて、その時々の状況に釣果が左右されるだけ。よくある話だけど、とてももったいないと思います。せっかくやる気があって、セッセと釣り場に通っているのに、本質から逸脱したボーンヘッドなアイテムと釣り方で無駄にしてしまう。別に自分のやり方で楽しむのならそれで良いんだけど、もっと上を目指すなら、お手本となる人を見つけるのが近道だと思います。そして、その人の完全コピーをまずは目指してみる。全く同じ竿と仕掛け、餌、釣り方…同じ時間に同じポイントで並んで釣りをする。まぁ、なんでも質問ばかりするのは失礼かもしれないけれど、釣り人って聞かれるのは嫌いじゃない人が多いから、あまり釣れてない時間帯に質問するのはOKだと思います。そして、目標とする人と同じ釣果とは言わないけれど、少なくとも8割以上か大目に見ても7割はコンスタントに釣れるようになったら、”破”の段階に行くのもアリかな?釣れる釣れないってすごく微妙な差なんだけど、そのミニマムな差を意識するかしないかが、絶対的な釣果の差となって目に見えてきます。本質となるコアな部分ってとても漫然としていて、口では簡単に説明できない事が多い。でも確実に存在していて、そのコアをその人と共有出来るようになれば、もう次の段階に行っても良いと思います。っとエラそうに講釈垂れましたが、かく言うオッサンは誰にも教えを請うたことがありません。というのも、既に目標とするその方は他界しているからです。なので、その人のカタチだけの足跡を真似ているだけなので、こんな程度なのかも知れません。恐らく、オッサンはこれからもずっと”守”のままなんだと思います。ちなみにタイトルの『素直になれなくて』は、アメリカのロックバンドChicagoの代表曲のひとつ。原題は『Hard To Say I’m Sorry』なんだけど、ちょうどこの頃(1980年代)は洋楽のタイトルにやたら邦題をネーミングするのが流行っていた。それが歌詞に沿ったマトを得たネーミングならいざ知らず、絶対にウケを狙ってんだろ?と思わせるようなトンチンカンなモノも多かった。 「Tell Her About It/Billy Joel」→邦題『あの娘にアタック!』「Beat It/Michael Jackson」→邦題『今夜はビートイット』ここら辺ならまだマシな方で、   「Girls Just Want To Have Fun/Cyndi Lauper」→邦題『ハイスクールはダンステリア』これなんかは、邦題を聞いた本人(シンディ)が激怒したというズレっぷり。   更には、「Sweet Emotion/Aerosmith」に至っては、邦題『やりたい気持ち』一瞬「何をじゃ!?」とツッコミたくなるほど困惑するが、もうここまで来ると、タイトルにモザイクかけなくちゃ!と思わせるほどのド直球のストレートである。まぁ、エアロ・スミスに上品を求めるのは間違っているのですが、「なにも、そこまでして邦題を付けなくても…」と憤る。1980年代とは無軌道な頃だったので、欧米のアーティストが曲中に日本語の歌詞を入れてる楽曲もけっこうあった。まぁ、あの頃はバブル全盛期で、金に物言わせて日本が世界を席巻し、国中がブイブイ言わしてたからなぁ〜海外のアーティストも「意味は分からんが、とりあえず日本語入れときゃ〜売れんだろ!?」的なノリだったんだろうな…全然掛からないじゃんかよ!ハゼ釣り常連の中では、オッサンの朝は遅い方である。週に一日しかないなけなしの休日に、なんでまだ暗いうちから起きて、ハゼ釣らなあかんねん?なのである。とは言え、オッサンみたいな貧乏人にあるのはせいぜい時間だけで、ハゼ釣りでもしなけりゃ〜その時間さえも潰れることがない。っというわけで今週もハゼ釣りに勤しむのであった。もう夏至は過ぎてるので、だんだんと昼間の時間も短くなってきている。いつもの時間に起きて自宅を出発したんだけど、まだ少し薄暗くて「昼の時間も短くなってるんだな〜」と実感する。おひさまが出るのも遅くなってきたんで、釣り場が見える橋から眺めると、既に知ってる顔ぶれがズラリと並んでいる。ひゃ〜!もうみんな釣り糸垂れてるよ!常連たちがズラ〜っとね園路には彼奴らの自転車もスラリとね。ちなみにBBQ工事は、いつものように全く進展してません。もうBBQやらなくていいんぢゃね?まずは【はぜつき磯】の様子を伺う。同じエリアで同じ釣りモノとは言え、良型狙いやら数釣りやらとその狙いは人それぞれ。オッサンはこの釣り場を熟知しているので、どこでハゼ釣りしているのかによって、その狙いをうかがい知ることが出来る。まぁ、中には何も知らないで、単に空いている所で適当にやってる釣り人もいるが…どこで釣りするかで内容が変わるO氏、T氏、K氏は良型狙いのエリアで、H2氏やMR氏は数釣りエリアに陣取っていた。確かに、それぞれの好みで分かれていて微笑ましい。ハテ?オッサンはどうするやら…一瞬考えたが、やはり当初の目的通りに【はぜつき磯】を後にする。やってきたのは【夕やけなぎさ】こちらは意外にもハゼ釣り人は少なかった。今期は釣れるハゼがまだ小さいんだけど、【夕やけなぎさ】は数は釣れるが、やはりハゼが小さいから人気がイマイチだな。かつての人気エリアも寂しい限りだんで、オッサンはこちらもスルー。やってきたのは【しおじ磯】今期は初めてで、ずっと気になっていたエリア。こちらは【はぜつき磯】や【夕やけなぎさ】に比べ、ハゼ釣り人がほとんど居なくて、閑古鳥がすすり泣くくらいに寂しい雰囲気。釣り人は少ないだろうなと思ってたけど、ここまで人が居ないとは思わなんだ。え〜!ここまで人気ないもんか?オッサンの勘では、そこまで釣れなくないとは思うんだけど…少々いぶかしがりながらも「もうここまで来ちゃったもんだから、今更戻れないよな…」と釣りの準備を始める。本日の竿は「軽極ハゼ 硬式 3.6m」ハゼ釣り用の長竿で二軍落ちして以来、滅多に使わなくなったけど、たまにはコイツに新鮮な空気を吸わせな!という親心で持ってきた。この軽極ハゼは、硬式と豪語しているくせにちょっと柔らかくて、胴側に荷重が乗る感じなので、ミャク釣りには向いてないと思ってます。まぁ、竿調子の加減は人ぞれぞれに感じ方が違うんだけど、オッサンにはちょっと合わないかな?ただ、さすが『軽極』というくらい、長いくせに軽く、この長さで竿尻を手の平で包み込む持ち方が出来る竿は、あまりお目にかかれないと思います。竿調子はともかく軽さは秀逸仕掛けは当然ハリス3cmの胴突き仕掛け。コレを超える仕掛けはあるのだろうか?そして本日の餌は珍しくアオイソメ。実は昨日は別の釣りモノに行ってまして…それに使おうと思っていたこのイソメをきっちり忘れてしまい、本日のハゼ釣りで使うハメになりました。まさかこの時期にイソメを使うなんて…まだハゼが小さいから、イソメの垂らしは5mmにてスタート。垂らし5mmでも大きいと思うちなみに本日のカウンターは高級な金属もの。いつもの100均カウンターはぶっ壊れてしまい、急遽持ってきた。なんでこんなカウンターを持っているのかはてんで見当がつかないが、ハゼ釣りなんぞに使うにはもったいない高級品。ハゼ釣りで使わなければ何に使うん?準備完了した時は、既に結構な時間だった。釣り仲間とダベったり、チンタラと準備してたりで、いったい何のために早起きしたんだか…まずは適当に第一投。このポイントは約3mほどの深さがあるから、着水してから着底するまでに5秒ほどかかる。使い慣れた竿ならスン…と軟着底するんだけど、軽極ハゼは久しぶりに使うのでワンバンにて着底し、あらためて道糸のテンションを張らなければならなかった。スンスン…と誘いを入れるが、生命反応なし。3度ほど入れ直してやっと僅かなアタリをキャッチするが、どうみても子ハゼの反応。アオイソメってエサ持ちが良いと言われるが、オッサン的にはそんな事はなくて、アタリの度に餌を取られる。しつこくアタリがあったスポットに落とし続けて、やっと掛かったのがやっぱりなサイズだった。まぁ、このサイズだよね〜今日は落とせばどこでもアタる訳ではなくて、ちゃんと探さなくちゃならないけど、アタるポイントが見つかればチャンと喰ってくる。んだけど、如何せん針に掛からない。原因はハゼが小さ過ぎるから…その証拠に、たま〜に10cm弱クラスのハゼが喰って来ると、一発で針掛かりする。んがしかし、今日は小ハゼしか動いてないらしく、アタっては来るが掛からんぞ!んで、針に掛からない原因のもうひとつが、餌がアオイソメだからという理由もあると思う。オッサンの使っている針は、袖1号のスレ針だからなんだろうけど、針に掛からないので、慎重になって喰わせてみてもスルン!と餌ばかり取られる。イソメの部位によって違うんだけど、頭側は太さもボリュームもあるから、小さな針だと喰ってきても掛かりづらくなるわな〜尻尾の方なら掛かりは良好なんだども…さらには使い慣れてない柔らかめの竿というのも、釣れない原因かな?アタリを感じてアワセても、竿がしなって針が実際に動き出すまで2テンポくらい遅れるので、時すでに遅しな状態が続く。何度やっても針に掛からないもんだから、オッサンはもう発狂しそうになっていて、ここに石が落ちていたらハゼに向かって投げつけていたであろう、そんな状況だ。もう我慢ならなかったので、予備のボイルベビーホタテでやってみる。ホタテなら釣れるだろ?さすがホタテである。チェンジした一投目でしっかり釣れた。やっぱり餌はホタテだよね!このサイズがしっかり釣れるんだから、やはりホタテは素晴らしい!まぁ、こんなサイズ釣ってもしょうがないんだけどサ…ここからがハゼ釣り本番である。もうアオイソメなんぞ使ってられなくて、ホタテ餌一択である。相変わらず子ハゼがほとんどだけど、たま〜に合格サイズも上がってくる。このサイズが釣れれば文句ないが子ハゼ釣りを楽しんでいると、釣り船が通り過ぎる時間帯になった。大波が来るからといって避難はしなくて、オッサン的には、むしろチャンスタイム到来。波のゆらぎは上質で自然な誘いになっているので、波に耐えて釣り糸を垂れているとほぼアタって来る。このタイミングでスマホが鳴る。間違いなく【はぜつき磯】でやっているH2氏からで、「休憩しようよ!」ということなんだろう。多くの釣人は釣り船が通る時間帯は、波が来るし、海底の砂が巻き上がって荒れるので、静になるまで休憩タイムに入る。しか〜し!先述した通り、オッサンにとってはチャンスタイムなのである。大波に耐えながらチョロチョロと釣り上げ、この時点で小ハゼばかりが60匹ほど…んで【はぜつき磯】に移動開始。やっぱり素直が一番早朝はアレだけ釣り人がいた【はぜつき磯】も、釣り船の後は帰ってしまう人も多く、残っているのはマゾい常連たちだけになっていた。日陰が無くなり、おひさまがsunsunと照らし、熱中症まっしぐらだ。おひさまギンギンだぜ!当然、H2氏やMR氏は釣り続行グループだ。釣れ具合を聞くと「良い型が釣れてるよ!」とのこと。眺めていると、10cm前後のハゼが、小気味よい竿のしなりで上がってくるではありませんか!?「だから、朝からこっちでやりなよって言ったのに!」確かに。そう言われたような気もする。しかし、既にオッサンの中では【しおじ磯】モードだったので、聞く耳持たず。遅ればせながら、オッサンも並んで釣り糸を垂れる。どこでもアタって来るわけじゃないけど、ハゼが喰ってくるスポットを見つければナイスサイズが上がってくる。ここらへんが釣れっぞ!か〜!失敗したな〜。今日はコッチだったか…そこそこサイズが5匹くらい釣れると、サイズダウンしてくるので、小移動しながら次の良型スポットを探すといった感じ。砂地エリアはちょっと小さめになるので、ゴロタ石帯方面にマトを絞る。やはりこちらは型が良いのが上がってくる。このサイズが釣れれば楽しいよね!石帯なので、当然コイツも釣れる。これはしょうがないわな…水が澄んでいれば石を避けられるんだけど、如何せん濁っているので石なんて見えなくて、オモリの挙動で感じるしかない。狙いは石と石と間の平場。そういうところなら、餌を落とせば周りの石陰から良型ハゼが喰ってくる。サイズが良くなれば針掛かりも良好になるんだけど、いまさらアオイソメを使う気にもならないので、イソメは放流した。おひさまはますます容赦ない日射を浴びせかけ、もうそろそろヤバくなりそうだったので納竿。4時間で102匹とやっとノルマを達成した程度。まぁ、なんとか1束に届いたくそ〜!H2氏から言われた、通り最初から【はぜつき磯】でやってれば数もサイズもけっこういったと思う。『素直になれなくて』やはり人間素直が一番!我を通したために今まで何度痛い目をみてきたか…これは皆が経験し、散々思い知らされて来たハズなんだけど、その時になると当の本人だけが意固地になり、ありがたいアドヴァイスを固辞してしまうのである。人間って歳取ると、自分勝手になり、素直になんかなりゃしない!でも次のハゼ釣りでは、人様の言う事を聞いてみようかな…次の記事>>>「2023年度9回目のハゼ釣りはど〜にもくすぶるぞ!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度9回目のハゼ釣りはど〜にもくすぶるぞ!
    2023年夏シーズン9回目のハゼ釣りはくすぶるな〜…2023年7月23日。2023年9回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯→夕やけなぎさ】天気:晴れ釣行時間:5時30分くらい(潮位:145cm上げ5分)〜9時30分くらい(潮位:155cm下げ2分)中潮水温:27℃釣果:マハゼ110匹(6cm〜11cm)竿:3.5m(清流X 硬調)→2.1m(行雲流水と彩峰?の合体竿)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けいつものようにハゼ釣りネットワークから、最新のハゼ釣り釣果情報が入ってくる。「この前なんて入れ喰いで、スゴい釣れたよ!」コレがいつものパターンだけど、たいていこの状況は平日。平日にハゼ釣ってるなんてリタイヤ層やちょっとズレた業種の方くらいなもんで、普通のサラリーマンは出来ません!んで、昨日の土曜日の釣果は、釣れまくり!かと思ってたら「酷い有様…」だったらしい。サイズも数も上がらず、常連たちは良型や入れ喰いを求めて様々なポイントを移動しまくるが、どこも玉砕だったらしい。2023年の大井ふ頭中央海浜公園のハゼ釣りは、サイズも数もイマイチで、例年よりもちょっとどころか、ひと月くらいは遅れてる感じ。7月のハゼ釣りと言えば、サイズは小さめだけど数だけはポンポン釣れるんだけど、今期はどうにもくすぶるな〜まぁ、ひと月遅れと考えれば、お盆明けくらいから楽しいハゼ釣りになるかもしんまい!と期待するが、その頃って赤潮だったりするから、どうなるやら…真夏で暑いとは言え、ここしばらくは暑さも少し和らいだのか、それとも身体が慣れてきたのか、幾分は過ごしやすくなったと思う。だもんで熟睡しまくって、今朝はすっかり朝寝坊。「次こそは早く起きて、ハゼ釣り頑張ろう!」と毎回思ってるんだけど、いざその時になると寝坊したり、面倒くさ〜!となったりで、なかなか実行に移せず。多くの常連よりも遅れて釣り場にやってくる始末。今日も遅刻だもんでダッシュで釣り場に向かうが、到着した頃には、既にズラ~っとハゼ釣り人が並んでいた。うわ〜、もうあんなにいるよ!釣れそうなスポット毎に知っている常連が居るので、それぞれにハゼ釣りの塩梅を伺うが、全員が浮かない顔である。「う〜ん…、やはり今日も厳しいのか」一応、オッサンのお目当てのスポットには誰も入ってなかったので、とりあえず唾付けといてから【夕やけなぎさ】の様子も見にゆく。やはりこちらも厳しいらしく、そこそこのハゼ釣り人が、そこそこ程度に釣り上げる感じ。それほど混んでないのには理由があるやはり、予定通りのスポットでやろう!と【はぜつき磯】に戻る。今期の【はぜつき磯】は釣れているとは言えないが、【夕やけなぎさ】よりはサイズが良いもんだから、こちらに人が集まってくる。ズラ~っと並ぶハゼ釣り人達あ、ちなみにいつものようにBBQ場は未だにopenしてないので、BBQやりたい人はもうしばらくお待ち下さい。一体いつになったらグランドオープンするのか知らんが、ここまで作っちゃってるんだから、その内にやるんだと思う。たぶん…サイトの有料化とか申し込み制にするらしく、管理する事務所みたいのも作るらしいので、ソレで手こずってる感じ。未だに事務所建設の気配がしないから、まだ当分は先かもね?早くopenしないとシーズンが終わっちゃうよ!釣りする側としては、公園内が静かだからこのままでも良いんだけど、せっかく整備したなら早く使えるようにすれば良いのに…とも思う。オッサンがやってきたのは、【はぜつき磯】でも深場のエリア。ハゼネットワークによると、手前よりも沖側の方がハゼが居るらしいので、本日は3.5mの竿からスタート。持ってきた長竿は、軽くて使いやすい『ダイワ 清流X』張りがある先調子なので、誘いがやりやすくてアワセやすいミャク釣りにはもってこいの竿。長竿ならこの一本!水温は27℃だけど、水に触った感じだともうちょっと高い気がする。もっと高くないか?ヌルいくらいだけど餌はやはりボイルベビーホタテ一択!先週はのっぴきならない理由によりアオイソメを使い、あまりに針に掛からないもんだから発狂しそうになった。今期のハゼの小ささならベビーホタテが一番釣れると思う。ちなみにこのホタテのサイズはMサイズだけど、実際はもっと小さいSとか下手すりゃ〜SSサイズな気もするが、ホタテのサイズって統一基準あるのかな?オッサン的には、このサイズでひと釣行10個は消費する。この時期ならこのサイズがベスト!仕掛けはいつものようにハリス3cmの胴付き仕掛け。いつも代わり映えしないな〜この仕掛けってすんごく単純なんだけど、それゆえにデリケート。すぐに壊れるとかじゃなくて、ハリスの長さとか針の付け位置とか5mm単位になる。この仕掛けもけっこう普及して、釣り人なりにそれぞれアレンジしているのを見かける。釣りって各人で楽しめれば良いから、アレンジは素晴らしいことだけど、根本的に間違えてる仕掛けも見受けられる。この仕掛けはホンの僅かな前アタリに気付けるか?がキモ。ハゼが餌を咥えた瞬間のその振動を取るための仕掛けなので、その極微な変化を邪魔するようなパーツやらは必要ないと思います。日本の釣りアイテムって異常なまでのラインナップだから、釣具屋さんで見かけて「こんなのあるんだ!?使ってみよう!」とト・キ・メ・クんだけど、オッサンの気まぐれな持論では単純であればあるほどよく釣れるです。余計なパーツを入れれば入れるほど、それがクッションになってしまいアタリがボヤける。特に小物釣りでは、ボヤけてしまっては命取りになるので、ハゼ釣り仕掛けはSimple is best!を合言葉に考えるのが吉です。ちなみに『Simple is best.』は「単純が一番」という意味ではなく、「これ以上削るものがなくなった状態」という意味。様々な無駄を削っていった結果、これだけはどうしても削れないモノ。それが本当に大切なモノ、必要なモノということ。小説『星の王子さま』の著者・アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの言葉。『完璧とは、付け加えるべきものがなくなった時ではなく、取り去るべきものがなくなった時のこと』完璧な状態、つまりbestな状態とは、「もうこれ以上加えるモノはない」ということではなく、「これ以上削ることは出来ない」状態である、と。このブログ作業もこうでありたいと常々思う。そう思ってはいるんだけど、現実はSimple is bestとは程遠く、余計でくだらん駄文のオンパレードだ。ほとんどの方は読み飛ばしていると思うし、時おり、読者からありがたいクレームメールを頂き、凹む事も多々ありマス。文章や絵画、音楽など全ての『表現』においては、その表現者の人間性が色濃く出てしまう。このブログが読者を不快にさせてしまうのは申し訳ないですが、オッサンはそういう無駄な人間ということで勘弁してください。あと、先週ぶっ壊れたカンターも新調しました。いつもの100均カウンターカウンターと言えば、常連のMT氏が指に付けるデジタルタイプのカウンター(「デジまめカウンター」というらしい)を使ってて、カッチョエ〜な!と思ってたら、「100均ショップで買える」とのこと。「ナヌ!?コレが100均で手に入るだと!」スゴい時代になったもんだ!と思ってたら、「防水じゃないです…」との言葉に撃沈。釣りで使うのに防水じゃないのは…まぁ、いつものカウンターも防水じゃないけど、電気で動くデジタルものが非防水というのはかなりのリスクだな〜MT氏も「一度水に漬けて壊れました」らしい。100均で買えるなら玉砕覚悟で試してみてもいいかな?良型ハゼはいずこ!?いつものように、くだらん前置きが長くなって申し訳ないです。いよいよ釣り開始です。ハゼがいるスポットを探る時の一投目は、餌のホタテは大きめに付けます。コレでも小さい方だけど…今いるポイントは水深2mはあるので、ス〜っと落ちてから着底まではそこそこの時間かかる。スン…と着底するが、長竿を使ってる時はこの着底したままだと少々テンションが緩いので、いま一度テンションを張り直さなければならない。この作業が長竿を使う時の最大のデメリット。ハゼ釣りにおいては、着底瞬間のアタリが一番針にかかりやすい。そのためにわざわざカーブフォールをやってるのに、一番大事な瞬間に竿を動かすなんて愚の骨頂である。でも道糸のテンションを張り直さないとアタリ取れないし…スンスン…と誘いを入れるが、音沙汰なし。3回ほど入れ直すとやっと小ハゼのアタリが来た!んだけど、やっぱり針に掛かりづらい。しつこく同じスポットに落とし続け、やっと上がってきたのはやっぱりサイズだった。まぁ、このサイズだよね~一応、同じスポットに落とせば次のハゼが喰ってくるんだけど、サイズアップせず、同じような小ハゼが上がってくる。しかも、そのスポットでせいぜい3匹釣り上げるとアタリすら無くなり、次のホットスポットを探さなければならない。一応、今の立ち位置からは5か所ほどホットスポットが見つかり、そのローテションで釣れ続けるが、爆釣とは程遠くポツリポツリ程度の釣れ具合。時おり、10cm弱程度が顔を見せるが、本当にたま〜に程度。たま〜にコレくらいが釣れるが…しかも、どういう訳か良型が上がった後ってソレが続かず、余計に小さいのが上がってくるんだよね。何かの嫌がらせかな?せっかく良型サイズを期待して長竿を使って深場を攻めてるのに、コレじゃ〜長竿を使う意味ないんぢゃね?憤りながら釣りを続けるが、周りの釣れ具合を見渡す限り、まだ長竿使ってたほうがマシと思えるくらいの塩梅だった。先述の通り、長竿釣りのデメリットであるテンションの掛け直し作業中にアタって来る事も多々あり、「あ、今やられたな!」と思っても時すでに遅しで針に掛からず、餌だけ取られる事が多発。今期は長竿が活躍する機会が多そうだから、なんとかしてこのデメリットを克服しなくちゃだわ!腑に落ちないまま釣りをしていると、釣り船が通る時間帯になり常連たちは小休憩に入る。当然オッサンは釣り続行である。釣り船通過時はチャンスタイム!大波に揉まれながらポツポツ釣り上げるオッサン。後方では常連たちがダベっとる声が聞こえるが、「昨日も釣りしとる余裕なあんたらと違って、オッサンには日曜日しかないんじゃ!」「オッサンは、土曜日と日曜日の二日分を今日一日で取り返さなアカンのじゃ〜!」の勢いなのである。しかし、その意気込みもHAWKS笹川ばりのフルスイング空振りに終わる。深場での長竿作戦も失敗ではないが、成功とは言えない小ハゼの群れで終了。もう長竿は疲れたので、短竿でやることにするがハテ?どこに行ったら良いのでしょう?5秒ほど熟考し、やってきたのは【夕やけなぎさ】こちらでは既におひさまがギンギンに照りつける中、K氏とMT氏が釣りしてたんだけど、やはりサイズも数も全然な感じ。一瞬迷うが、もうここまで来ちゃったし、どこ行くアテも無いしで、覚悟を決めて釣り糸を垂れる。使う竿は、2.1mの『行雲流水と彩峰?の合体竿』やっと短竿で出来るよ〜水に立ち込むんだけど、日向だからもうお湯みたいに温かい。狙いは石と石の間の平場なんだけど、水が濁ってるから水中はほとんど見えなくて、ほぼ勘とオモリの挙動で探るしかない。何度か落としてみるが、なかなかアタって来ないな~やっとアタって来ても、深場同様に小ハゼが突いている感じ。もうどこに移動しても同じようなもんだから、とにかく釣れれば良いんじゃ〜!で諦める。ただ、今やっているエリアは岩場ゾーンだから、そこそこな良型も上がってくることもある。コレくらいが上がれば楽しいね!でもやはり連打が少なくて、数匹上げるとすぐに音沙汰が無くなり、次のスポットを探すハメになる。ハゼが群れてなくて、適当に散らばっている感じ。一応、数は上がらないけどサイズ的には整っていて、良型サイズが続くこともあり。同じスポットからは同じようなサイズが上がる岩場ゾーンだから当然コイツも上がる。いつでも休みなく喰ってくるな~おひさまの熱射と戦いながら悶々と釣りをしてたら、背後から「うわっ!」と声が聞こえバシャ!と水の音。いつの間にか背後で常連のY氏が釣ってたんだけど、石の上に立とうとして石が転がり、漫画みたいに尻からズッコケていた。バランスを崩した時に、ポケットに入れてたスマホを守るために変な体勢で転んだらしい。単に足を着けば済むものを、変に取り繕おうと余計に事態を重大にしてしまう典型である。まぁ、スマホは無事だったらしいが…そう言えばこの御方、以前もズッコケてて、たぶん誰も見てないところでは相当数なズッコケを披露してるんだと思う。注意力散漫というか、警戒心が薄いというか…以前、穴釣りでズッコケた時に、またしても変な転び方をして腕を骨折していた。しかしその翌週も、ギプスで固定しながら釣りをしていたという不死鳥。その心意気は見習うべきかもしれんが、真似するべきではないだろう。ズッコケてからかわれたオッサンに、「その石の上に乗れば(釣り場が)良く見えますよ!」と自分が転んだ石を勧め、しっかり仕返しをしようとするところも因果応報であろう。結局、4時間で110匹となんとかノルマの1束は超えたんだけど、なんだかな〜頑張れば釣れなくはないが…アタリはあるんですよ!アタリはね。ただ、針に掛からないような小さい餌取りが多くて、その中でどれだけ良型を拾えるか?という感じの釣りになります。大事なのは餌取りサイズで粘らないで、すぐに次の良型を求めて気持ちを切り替えられるか?が勝負になるかな。そのためには、仕掛けは大事だと思います。今喰ってきたハゼがどれくらいのサイズなのか?そのアタリ方でハゼサイズを推測し、ソイツを仕留めるのか?粘らないで次に行くのか?オッサンが使っている仕掛けはソレがよく分かるのですが、先述の通り、なんとなくの形だけ真似して本質が間違っていると釣れないし、時間を浪費するという結果に。常連さんのMT氏がそんな感じだった。試しに使わせてもらったんだけど、MT氏の仕掛けは良い線ではあるんだけど、詰めが甘くて、前アタリが取りにくい仕掛けになっていた。間違いのほとんどはこのタイプで、派手なアタリは取れるんだけど、小さな前アタリが出にくい。派手なアタリのほとんどは、ハゼが餌の違和感に気付いて逃げる時のアタリ。スタコラ〜!っと逃げの体勢なので、当然針に掛かりにくい。自分が釣ったハゼの口のどこに針が掛かっているのかを見て下さい。上顎に掛かっていれば前アタリが取れてて、口の横とか下顎に掛かってたら前アタリが取れてないということです。前アタリが取れてないと、当然バレやすいです。何で釣れないのか?をトコトン追求してきましょう!それを試行錯誤し続けるのも、ハゼ釣りのおかしみだと思います。しかし、難しい釣りが続きますな〜!でも考えようによっては、小さいのがあれだけウジャウジャいるんだから、それらが成長すれば、来月以降は面白いハゼ釣りが出来なくもないと思います。今はくすぶるけど、今後の希望を持って釣り場に向かいたいと思います。次の記事>>>「2023年度10回目のハゼ釣りは重大インシデント発生!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度10回目のハゼ釣りは重大インシデント発生!
    2023年10回目のハゼ釣りはやばいインシデントが!2023年7月29日。2023年10回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】天気:晴れ釣行時間:5時30分くらい(潮位:95cm下げ5分)〜8時30分くらい(潮位:40cm干潮)中潮水温:測り忘れた釣果:マハゼたぶん130匹くらい(7cm〜11cm)竿:2.0m(ダイワ「そよ風」)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アミエビ&ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け本日は土曜日。基本的にオッサンは日曜日と祝日しか休みではないが、本日は夜勤明けの休日。完全週休二日制なリッチな方にとっては当たり前だが、オッサンには土曜日も休みという贅沢な週末は一年にあるかないかであり、ウキウキである。人間の体内時計の性能は素晴らしく、3時間睡眠でも目覚まし無しでも目が覚める。一応、目は開いたんだけど、すこぶるダルい、眠い、面倒くさい…「なんで夜勤明けのこんな早朝に、ハゼを釣りに行かなあかんねん!」寝る前のウキウキはどこかへやらで、もうこのまま布団でイモムシになってよう!と思ったが、いつものO氏のせせら笑いの顔が浮かぶ。「なんで来なかったの?大型が入れ喰いだったのに!」と思うと、悔しさ100万%になったので、身体にバラ鞭打って出撃。たぶんオッサンは他人様よりも長く寝ないとダメなタイプ。だもんで、3時間程度の睡眠では全く足りず、居眠り運転の惰性で愛車を漕ぐ。いつもよりも道路を通行する車が多いな〜と思ってたら、今日は土曜日だったことを思い出す。まだ早朝なのにこの車の通行数をみていると、「土曜日って、未だに休みじゃないところも多いんだな~。オッサンもだけど…」いつものように橋から釣り場を見渡すと、既に多くのハゼ釣り人がいるんだけど、日曜日よりは少ないかな?みんなよく早起きできるな〜いつもの常連達は【はぜつき磯】に陣取っている。今期はこちらのエリアの方がハゼの型が良いので人気だけど、いつ突然に【夕やけなぎさ】や【しおじ磯】に良型ハゼが集結するか分からないので油断ならない。常連には毎日ように釣り場に来てるのもいるから、どこでどういった塩梅でハゼが釣れるかの情報は、ほぼリアルタイムで入ってくるので問題ない。【はぜつき磯】を通過しながら、それぞれの常連達から情報収集。総合すると、入れ喰いとはいかないが、そこそこサイズがポツリポツリと釣れているらしい。んで、オッサンはいつものように【夕やけなぎさ】の様子も見にゆく。別に【夕やけなぎさ】でハゼ釣りする気もなくて、単にどれくらいの釣り人がいるのか?の好奇心だけなんだけどね。BBQの整備工事は、相変わらず進捗が全く感じられない。コレってどうすんだろ?やる気のないBBQ場はいつもの風景なので気にしないが、【夕やけなぎさ】に近づくと、先週とはまるで全く違う風景が飛び込んでくる。なんだアレ?【夕やけなぎさ】のすぐ脇、BBQ場の管理事務所が出来ると噂のスペースに、湿気たハゼ釣り場に完全に場違いな物体が鎮座している。は?何でこんな物体がこんなところに?そこには、映画や海外ドラマで観るような、アメリカンなスクールバスがディスプレイされていたのである。まだ夢見心地のオッサンの脳みそが一瞬混乱する。回り込んで確認するが、どこからどうみてもアメリカンである。コレがBBQの管理事務所?もしくは売店かな?工事現場の仮説コンテナ事務所をイメージしてたんだけど、全くの予想外の展開である。コレが売店なら、アンナミラーズみたいにフリフリのドレスにエプロンのダイナーガールが、お盆を片手に出てきそうな雰囲気だ。気分はハリウッド!スクールバスは固定されているみたいで、入り口には階段もあるから、仮設ではなく常設らしい。しかもこのバスは中古ではなく新車で、おそらくはナビスター・インターナショナル社製の本物のスクールバスだ。レアな車両でしかも新車だから、かなりの税金をぶち込んだハズである。バスにはナンバープレートが付いているから、自走して持ってきたんだと思う。ここまで本格的にやるのなら、イベントとかで体験試乗会とかやればきっと面白いと思うよ!っていうか、こんな湿気たハゼ釣り場に停めておくのはもったいないので、品川水族館とかの送迎バスとかに使えば話題沸騰だと思うんだけど…当然、バスガイドはアンナミラーズ風なダイナーガールのコスプレなのは言うまでもない。んで、いよいよBBQ場もグランドオープンらしいぞ!Xデーは8月5日で、以前は予約無しの無料だったけど、今後は予約制の有料になるらしい。いよいよ営業開始!詳しくはWEBで!チラッと覗いてみたが、大人用のBBQ器材レンタルセットが1,650円とか、小学生向けが550円とかあったけど、コレって利用人数ひとりの値段で、人数分払うのかな?なんか料金形態がよく分からなかった。あと、自前のBBQグリルの持ち込みは良いみたいだけど、自前のテントやタープの設営はダメみたいですね。こうなると、BBQ屋さんは入り込めそうもないですね〜オープン当初は、メディアとかでも取り上げられるかもしれないですね。ということは、スクールバスの横の地味なテントはBBQ器材の倉庫みたいですね。しかし、火を扱う器材をあんな燃えやすいテントに入れておくなんて恐ろしや〜でも「本当にBBQ始まっちゃうのか…」以前の無法地帯ほどではないにしろ、またあの喧騒が始まるのか…と思うと、釣り人としてはアンニュイな気分になります。あまりに突飛な風景だったので混乱したが、ついでに【夕やけなぎさ】の様子も眺めるが、いつにもましてハゼ釣り人が少なくて寂しい限りだった。ココに釣り人が戻るのはいるの日か…アタリは多いがサイズがね…再び【はぜつき磯】に戻るんだけど、ハテ?どこでやろうかな?愛車を漕ぎながらうろつくが、結局は端っこの深場エリアにやってくる。こちらでは既にMR氏が釣り糸を垂れていて、「釣れるんだけど、ハゼが小さい…」とのこと。まぁ、今日はどこでやっても同じようなもんだと思うので、人が居ないこちらから始めることにする。本日の竿は久しぶりの登場の「そよ風」。先週、MT氏の「そよ風」をちょっと触らせてもらい、やっぱり良いな〜!と思ったので持ってきました。一応、ミャク釣りの名竿と呼ばれているらしい餌はオキアミといつものベビーボイルホタテ。海鮮丼コラボ先日O氏から「11cmクラスが入れ喰いだよ!」の情報を期待して、そのクラスならオキアミでも釣れる!との読み。問題は、タレコミ元がガセも多い情報源なのでどうなるやら…そして本日の秘密兵器。指にはめるタイプのデジタルカウンターでございます。MT氏が使っていて気になっていた。オッサンら年寄り世代はカウンターと言えば、100均のカチカチ押す安っぽい奴を愛用してるんだけど、MT氏はまだ若いデジタル世代。世代の違いを見せつけられ、悔しいのでオッサンもデジタリたい!と思ってたら、考えることは同じで、T氏がネットでいくつか購入しオッサンにもひとつくれた。ナイスタイミング!T氏はそこそこな歳のクセに、ネットショッピングやるんだよね〜年寄ってデジタルを食わず嫌いする傾向にあるんだけど、T氏はこういうところが偉いよな〜さっそく装着してみる。ちょっと付けづらいが、なかなかお洒落である。隠れたおしゃれ上級者!左手で釣れたハゼを掴んだりするから、やはりカウンターはこの角度になるかな。この角度がちょうど良さそうだ腰に付けたアナログのカウンターだとよく押し忘れたりするから、コレなら手軽にカウント出来そうなのでエエぞぃ!気を付けるべきは、防水ではないので、不意に手を水に浸けないようにしないとね。あと、電池温存のため自動的に電源がオフになるオートオフ機能があるので、カウントする際は確認が必要かな?オートオフ機能は、だいたい1分ちょっとくらいで作動するみたいです。準備完了にて、さぁやるぞ!と思ったら、いつものクセでちゃっかりアナログのカウンターも装着してて、自分にガッカリする。歳は取りたくないやね〜適当な場所から釣り始めるが、今日も水が濁りまくってて、水中の様子なんぞ見えやしない。この濁りはなんとかならんかね?まずは期待を込めて、アミエビからやってみる。オッサンは背中にチョン掛け深場エリアとは言え、今現在は潮が引いているし、実はあまりに深いスポットはアタリすら無いのが現状なので、水深は1m程度の場所。ス〜っと軟着底すると同時にアタって来る。「お!さすがアミエビ!」アミエビもホタテに負けず劣らず喰いが良い餌。しかし問題が…この問題とは、ハゼの型が良くないと針に掛からないということ。その形状ゆえにアミエビをバク!とひと口で飲み込むサイズじゃないと、針に掛かりづらいのです。んで、ソレが現実となる。アタっては来るんだけど、針に掛からん!やはりハゼが小さいらしい。それでもしつこくアタるスポットに落とし続けていると、やっと掛かった!上がってきたのは9cmハゼ。最初にアタって来てたのはもっと小さいハゼだったから、やっと針に掛かるサイズが喰ってきたといった感じ。このサイズなら掛かる小さいのを拾ってもしょうがないので、10cm以上クラス狙いでアミエビ餌でやり続ける。やはり、そこそこサイズなら針に掛かって、小ハゼは針に掛からない。ここらへんなら掛かりも良好!しかし、今日は微妙な釣れ具合。そこそこアタリはあって、ハゼが喰ってくるスポットも自分の立ち位置から3〜4か所は見つかるんだけど、最初の数匹上げるとすぐに小ハゼになってしまう感じ。そうなるとすぐに小移動。カーブフォールからの軟着底の瞬間にアタって来ることもあり、誘いもオモリを揺らすか、2cmほどズラせば喰ってくるので喰い自体はよろしい。ただ、やはりハゼがちょっと小さくて、何もしなければ8cmくらいが主体かな。このサイズだとアミエビだと空振りが多いので、喰いの割には数が伸びない。コレではノルマが怪しいのでホタテ餌も並行して使ってみる。我慢ならずにホタテ登場!さすがはホタテ様で、一投目からハゼが上がってくる。やはり安定のホタテ餌ハゼのサイズに関係なく、問答無用で掛けてくる。アミエビ餌は基本的に一匹をチョン掛けするから、掛かるハゼサイズは決まってくるけど、ホタテ餌の場合は付ける貝柱のサイズを調整すれば、釣れるハゼサイズもだいたいなんとかなる。単純に餌サイズを大きくすれば良型サイズで、小さく付ければ小ハゼも掛かる。まぁ、小ハゼを釣ってもしょうがないんだけど、あまりにしつこい奴は餌を小さく付けて成敗してくれる!ここらへん以上ばかりなら楽しいんだけど…指に付けるデジタルカウンターはすこぶる調子が良くて、いちいちカウンターを押す動作がいらないから楽ちんだ。今日のハゼの喰いなら、オートオフになる前に釣れてたから問題なかった。でも一応、毎回カウントの確認はしてたけどね。釣り船が通る時間になるとアタリが遠のき、上がってくるハゼも小さくなった。ハテ?どうしようか?ここで粘ればハゼは小さいが数は釣れると思う。んがしかし、小ハゼ相手も飽きたので移動を決断。重大なインシデント発生!※このページには少々グロテスクな画像や表現が出てきますので、苦手な方は飛ばして下さい!やってきたのは同じ【はぜつき磯】ではあるんだけど、浅いエリアでゴロタ石帯。早朝から常連達が並んで釣ってて、朝方は17cmだの18cmだのと景気の良いことを言っていた。【はぜつき磯】の浅場エリアんだば、オッサンもご相伴に預かろうと釣り始めるが、またしても小ハゼの群れ…しかも、アタリが遠くて、なかなかハゼのホットスポットが見つからない。んで気付いたのが、沖側にハゼが居るらしいので、今使っている2mの竿では短く、腕を目一杯伸ばし正面を狙ってやっと釣れる感じ。う〜ん…、3.5mの長竿を出すか?でも、出すのも面倒くさいし、長竿は疲れるし…と、くすぶりながら短い竿でやり続ける。小ハゼが主体ではあるんだけど、中には10cmクラスが混ざるので悪くもない。でも、やはり続かなくて、良型ハゼを求めて小移動を繰り返しながら拾ってゆく。そして悲劇が訪れる。ある時、水中の石に不用意に乗ってしまい、ソレが運悪く転がる。ザブン!とズッコケてしまい、両手を石に付きながら屈むような格好で、胸のアタリまで水浸し。チクショ〜!と思ったのも束の間。両手が沁みるので見ると、出血しているではありませんか!うわ〜、やっちゃたよ!釣り場ってフジツボがびっちりな石もあるから、ソレに触ると鋭く切れる。両手からは派手にダラダラ血が流れる。海水の塩分で余計に沁みる。本当はもっとダラダラに出血してますすぐに陸に上がり、水道水で洗浄し圧迫止血。ちょうどハゼ釣り終了の時間帯だったので、常連達が集まってきてオッサンの惨状を知る。さすがは様々な経験を積んできた釣り師達。痛い目に会ったのも一度や二度ではない。消毒剤や大きめのキズパッドを持っていて、即座にオッサンの治療が始まる。しかし、問題だったのは消毒剤。T氏が取り出したのは『コロスキン』なる得体の知れない傷用消毒剤。ズタズタになったオッサンの手のひら部に消毒剤を塗りつけるないなや(=as soon as)激痛が走る!声が出せないくらいに沁みまくり、オッサンは立ってられずに、しゃがみこんで息を止めて激痛に耐える。オッサンの苦痛をニコやかに眺めながら「コレ沁みるんだよ!」とT氏。マジか!?これ本当に薬なの?ニオイは接着剤みたいで、本当に接着剤みたいに固まってきた。薬の説明によると、コロスキンは、小切傷・すりきず・さかむけ(ささくれ)・あかぎれなどにぬると一瞬しみますが、透明な膜を作り、傷をホコリやバイキンから守ります。被膜は炊事・洗濯などの水仕事でもはがれにくいので、コロスキンはホータイのいらない傷ぐすりです。確かに、薬剤が瞬間接着剤みたいにかたまり、被膜が出来て、傷口を保護してくれた。んがしかし、オッサンの傷口が酷かったからなのかは知らんが、あの沁み方は尋常ではなかったぞ!そもそもが『コロスキン』というネーミングもどうよ!本当に「殺す気かよ!?」というくらいに沁みたんだよ。心配だったのが、『次の部位には使用しないこと』の中に、『多量出血している患部、傷口の大きい患部』とあり、ど〜みてもオッサンはコレに該当するのですが…そして、その上からO氏が大きめのキズパッドを貼ってくれた。こんな緊急事態に備えているなんて、持つべきは頼りになる仲間だと改めて実感したのでした。これとは対極位置するのが、オッサンのズッコケを間近で見ていたY氏。前回Y氏がずっこけたのをからかっていたオッサンに、ここぞとばかりに仕返しをしてくる。オッサンが水浸しになっていると「大丈夫ですか?」と口では心配している風だが、口元は半笑いで、心の中は明らかに”ザマー見ろ!”の悪党顔を覗かせている。「良いネタになりましたね!」血だらけのオッサンを見て、元気付けてるつもりなのかも知れないが、いやいや…ネタのために血を滴らせながら、ここまで身体を張らないよね?当然ながら、ハゼ釣りは強制終了。3時間で130匹くらいだったと思う。たぶん130匹くらい”くらい”というのも、本日デビューのデジタルカウンターがご臨終になりました。非防水なくせに派手に行水したので。デビュー当日にお星さまになったアレだけ気を付けて水を浸けないようにしてたのに。不憫に思ったのか、T氏がもう一つくれた。ありがたや〜ありがたや〜のんびりに見えるハゼ釣り場にも、このような落とし穴が待ち構えています。しかもかなり危険な落とし穴で、普通の怪我では済まない事が多々あります。一番危ないのが、オッサンみたいに水の中を移動する時。たいていは石につまずき、足や手をズタズタに切ってしまう事態。今期は水がず〜っと濁っているので、水中が見えづらく余計に危険です。コレを予防するには、長靴とかウェーダーを履くとか、夏場だったら足全体をガードするサンダルが必須。そして移動も普通に歩くのではなく、足を底に擦るようにして下さい。なによりも、移動する際は最短距離で横に移動するのではなく、一度まっすぐ陸に上がってから横移動し、再び水に入って下さい。面倒臭いですが、怪我するよりは遥かにマシです。一瞬の油断が大きな怪我を招きます。普段のオッサンなら用心深く移動するのですが、本日は夜勤明けで身体がダルく、普段よりも判断力が鈍くなっていたんだと思います。釣りには危険がつきものなので、万全の体調で臨むようにして下さい。しかし、大事な手に怪我しちゃったし、明日のハゼ釣りはどうしよう…次の記事>>>「2023年度11回目のハゼ釣りは厳しくとも釣れるカモ」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度11回目のハゼ釣りは厳しくとも釣れるカモ
    2023年11回めのハゼ釣りは厳しい中でも…2023年7月30日。2023年11回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】天気:晴れ釣行時間:5時30分くらい(潮位:85cm下げ6分)〜9時30分くらい(潮位:24cm干潮)中潮水温:28℃釣果:マハゼ130匹(7cm〜13cm)竿:3.5m(清流X 硬調)→2.1m(行雲流水)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテ時々アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けしかし暑い!北海道と沖縄を除いた本島は連日の酷暑で、雨も期待できず…この灼熱地獄がお盆頃まで続くというのだから、もう拷問である。コレは日本のみならず世界的な傾向らしく、世界気象機関(WMO)によると、この夏、観測史上最も暑い夏になる可能性があるらしい。っていうか、もう既になってるよね?どうみても尋常な暑さじゃないもん。熱中症への警戒が必要ですが、基本的には酷暑日の行動制限、水分補給や涼しい環境の確保など「自分の身は自分で守る」対策を講じるしかない。んで、本日もハゼ釣りなんだけど、早朝は涼しいとまではいかないが、少なくとも暑くはない。暑くはないが、身体はダルい。昨日のハゼ釣りの疲労が残ってるし、ハゼ釣り場でのアクシデントのダメージも未だに癒えず。手を怪我してしまったので、愛車のハンドルをまともに握れず、思うように前進しない。「こんなんでハゼ釣り出来るのかな?」本来なら、明日から仕事もあるし、今日はゆっくり休んで、怪我と疲労の回復に専念するのが自分のためでもあるし、社会人としてのマナーであろう。しかし、オッサンんちでは、昼間はエアコンを稼働させないという謎のルールがある。(ちなみに扇風機はOK!)いやいや…、こんな酷暑でそんな事やったら命に関わるよマジで!なんだけど、妻のこだわりというか、もうここまで来るとムキになっているとしか思えん!そんな訳で、オッサンは涼を求めて近所のスーパーに避難する。なにを買うわけでもないのに、しょっちゅうスーパーをウロウロしていると目立つらしく、「この貧乏人が!万引きでもしようもんなら、即しょっぴいてやっからな!!」の店員の視線が痛い。オッサンのお気になスポットは、店内でも一番涼しい鮮魚コーナー。いろいろな魚の水揚げと季節の移り代わりが良く分かって面白い。ただ、魚嫌いのオッサンとしては、少々魚臭いのが玉にキズ。そんな訳で、灼熱地獄の自宅から避難するという意味でも、ハゼ釣りに行かなくちゃならないオッサン。橋から釣り場を見渡すが、今日はすこぶるハゼ釣り人が多いぞ!こんな早朝なのに既に20人以上はズラリと並んでいて、自宅に居たくないのはオッサンだけじゃないんだな〜としみじみ思う。同志があんなに大勢!?いつものように【はぜつき磯】を舐めるように通り過ぎる。昨日もハゼ釣りしていたいつもの常連達の出席を確認しながら、【夕やけなぎさ】の様子も見にゆく。ハゼ釣り人でごった返す【はぜつき磯】とは対象的に、【夕やけなぎさ】はひっそりと静寂に包まれていた。すぐ隣りなのに、ここまで雰囲気が違うもんかね?酷暑の中、あまりにお寒い【夕やけなぎさ】の雰囲気に凍え死そうになり【はぜつき磯】に戻る。どこで釣り糸を垂れるか決めてないので、各常連たちにハゼ釣りの塩梅を伺いまくる。共通しているのが、釣れなくはないが、入れ喰いというほどでもないらしい。ハゼサイズは、それぞれの場所毎に感想が違うのはしょうがないところ…サイズを狙えば数は上がらんし、その逆もしかりで、数もサイズも両方!というワガママはダメな日らしい。とは言え、多くのハゼ釣り人の群れなので、既にオッサンが釣り糸を垂れる隙間も無いに等しいのですが…オッサンの付け入る隙間がないっとういわけで、やってきたのはいつもの深場エリア。ココは今期はちょっと厳しいがために人気がなくて、普通の釣り人は近寄らない。だもんで、静かに黙々とハゼ釣りしたい人にはうってつけではある。MR氏とT氏がやってるんだけど、確かにこの二人はそんなタイプではあるな!オッサンも混んでる釣り場は苦手というか、すぐに小移動を繰り返すので、動きが取れない釣り場は窮屈でいかん!MR氏に釣りの塩梅を伺うが「昨日よりもアタリが遠く、ハゼも小さい…」らしい。まぁいいや!今日はどこでやってもたいして変わらんだろうて…やっと釣りの準備を始める。釣り場に到着してからウロウロしたり、ダベってたりで無駄な時間を浪費し、早起きした甲斐が全くない。まぁいつもの事なんだけど、人間関係は挨拶が基本であり、釣り場のリアルタイムの情報収集はとても大事である。大事ではあるんだけど、オッサンの場合は、どこで釣り糸垂れてもやることは同じだから、一応常連達の生存確認の目的が主かな。本日はまずは長竿からのスタート。できれば2mくらいの短竿でやりたいんだけど、今現在は微妙に潮位が高いし、沖の方がハゼの型が良いという裏情報も入ってるので。長竿と言えばこの一竿餌はボイルベビーホタテを主に、昨日の余りのアミエビも少々。主力はホタテだけどんで、指にはデジタルカウンターを装着しまして…今日は壊さないようにしなくちゃ!ちなみに昨日の怪我はこんな感じ。まだジワリと出血しているオッサンももう歳なので、長期戦になるかな…水温は28℃で、水に立ち込むとぬるいくらい。手が汚いなどうにも…準備完了にてやっと釣り開始だけど、この時既に、釣り場に到着してから30分は過ぎていたのでした。ラストスパートにて盛り返しまだホタテ餌が凍っていたので使いものにならず、アミエビから始める。針に掛からないだろうな〜ス〜っとカーブフォールで落とすが、思いのほか浅くて水深は2mもないな。スンスン…と誘ってみるがアタリはない。角度を変えて入れ直すんだけど、どこも生命反応が無かった。ムムム…、今日はこんな感じか。つまり、どこかにはハゼがアタってくるスポットはあるんだけど、アタックエリアが狭いので、しっかり丁寧に探らないとアタリが出ないということ。厳しい日って口を揃えて「全然アタらないよ!」が決まり文句なんだけど、確かにアタリづらいけど、喰ってくるアタックエリアは絶対にどこかにあるんです。ソレをしっかり探し当てたか?が釣れる釣れないの分かれ道になります。オッサンの感覚的に、厳しい時のアタックエリアは半径10cm以内。その範囲を探り当てられれば釣れるハズ。自分は全然釣れないのに、すぐお隣りさんは入れ喰いという現象は、マメに探れたかどうか?の違いです。絶対どこかにアタックエリアがあるはず…と信じて探っていると、やっとアタリがあった。やはり小ハゼのアタリで、アミエビでは針に掛からず…「掛かるサイズが喰ってこい!」と念じながらしつこく攻めるが、アタっては来るが針掛かりしないんですけど…もう我慢ならないので、凍ってるホタテを力ずくで壊し、無理やり餌つけして投入。すると一発で上がってきた!やっぱり餌はホタテって感じだね!アタって来てたのはもっと小さい奴のハズだけど、釣れればいいや!ホットスポットが見つかればコッチのものである。同じスポットに落とせば連打が始まる。んだけど、9cm程度の量産型のハゼばかりで、ちっともサイズアップしない。5匹ほど釣り上げると打ち止めで、次のエリアを探さなければならない。不思議なもので、最初は探しても探しても見つからなかったホットスポットが、一か所見つけると、その後はけっこう簡単に見つかる事が多い。思うに、一匹目が餌を喰ったのを皮切りに、その周りのハゼ達の食い気が上がり、ついにはそのエリア全体がザワつくからかも知れない。とは言え、自分が立っている場所から見つかるホットスポットもせいぜい3〜4か所程度で、それを釣り切っちゃうと小移動しなくちゃならない。たま〜に10cmオーバーの良型も上がるが、基本的には8cm程度が多いかな。このサイズが釣れ続ければ楽しいが…こんな感じでポツリポツリと釣り続ける。ちなみに、以前問題提起した長竿のデメリットの軟着底時後の竿の再操作。コレは着底時に道糸が緩んでテンションが掛からないので、アタリを取るために竿を上げるなりしてテンションを掛け直す作業が必要になる。でもこれは一番針に掛かりやすい着底すぐのアタリが取りづらい、というデメリットになるというお話。今日はこのデメリットをどうやったら解消できるか?を試してたんだけど、一応、現時点での解決法をば。いつものように、仕掛けをカーブフォールで落とし、着底しそうな頃合いに竿をそのままの角度で手前に10cmほど水平方向に引くと上手くいくことが多かった。着底すぐのアタリも取れていたので、とりあえずは成功ということで。ちなみに竿の操作は肘でやること!のべ竿って軽いから手首で操作することが多いと思いますが、竿の操作は肘でやれ!が基本。上手い人は手首での操作も可能ですが、そうでない人が手首だけでやろうとすると、動作が大げさになってしまいます。そうすると仕掛けが大きく動いてしまい、せっかく餌に寄って来ていたハゼがビックリして散ってしまいます。こうなると「何のために誘ってるのか?」と本末転倒です。肘を意識して竿を操作すると、けっこう繊細な竿操作ができると思いますよ〜しばらくは長竿でやってたんだけど、思ったよりも良型ハゼ釣れねぇ〜し!根掛かりロストのタイミングで短竿にチェンジ。2.1mの行雲流水まぁ、けっこう手前でもアタって来てたから釣れるだろ?と思ってたら、意外にも良型ハゼが上がりだした!なんだよ!手前にいるじゃんかよ!!もちろん小ハゼもいるんだけど、10cmオーバークラスが普通に上ってくる。手前でもこのクラスが上がるちょうど潮位が低くなり、手前でも釣れ出したらしい。ここから一気に数釣りに様変わり。短竿の手返しの速さとアタリが多くなったので、カウンターがフル回転し出す。正直「今日は1束のノルマは難しいかな…」と半分諦めだったけど、この釣れ具合なら確実に達成できっぞ!チョロチョロと小移動を繰り返しながら、手の届く範囲のハゼを拾いまくるオッサン。最初は厳しかったけど、結局は4時間で130匹とラストスパートで盛り返しました。なんとかノルマはこなしたこのクソ暑い中、二日連続でのハゼ釣りで思った。「ハゼ釣りって週一回で十分だ!」正直、二日続けてやってられんわ!週休二日制が当たり前の昨今。貴重な休日を土日連続でハゼ釣りしているハゼフリークも珍しくない。毎週のように、連日ハゼ釣り場へ通ってしまうMR氏を見ていて、オッサンも羨ましいな〜と思うこともあったけど、そんな考えはもう萎えた。「よく土日連続でハゼ釣りできるね!?」とMR氏に言ってみたら、「もう前の日なんて、楽しみで夜も眠れないよ!」と遠足前の小学生みたいに目を輝かせていた。思えば、オッサンもそんな頃があったな〜ハゼ釣りする度に釣果が伸びて、あ〜でもない、こ〜でもないやりながら、シャドーハゼ釣りを繰り返す。思い通りに釣れれば嬉しくて、そうでなければ凹み、脳髄を絞り切るまで考える。ハゼ釣りなんぞではなく、もっと人生に有意義な事柄にここまで情熱を傾けられれば、きっと一角の人物にでもなったであろうに…限りある人的エネルギーを使う方向を間違ってしまったための悲劇。ハゼ釣りへの情熱が線香花火に湿気った現在のオッサンには、MR氏の立ち位置が羨ましくもあり、そして不憫にも感じるオッサンなのでした。次の記事>>>「2023年度12回目のハゼ釣りは『昨日』とは違う!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度12回目のハゼ釣りは『昨日』とは違う!
    2023年12回目のハゼ釣りは昨日はあくまで昨日だけ2023年8月6日。2023年12回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】天気:晴れ(一瞬雨)釣行時間:5時30分くらい(潮位:120cm上げ4分)〜10時00分くらい(潮位:164cm下げ3分)中潮水温:29℃釣果:マハゼ111匹(6cm〜11.5cm)竿:3.5m(清流X 硬調)→2.1m(行雲流水と彩峰?の合体竿)→竿:3.5m(清流X 硬調)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けオッサンが土曜日も仕事に勤しんでいると、いつものようにハゼ釣り情報が入ってくる。んで、いつものように『今日は爆釣だった!』という内容だった。10数cmクラスの良型ハゼが入れ喰いで、常連たちほぼ全員が1束超えは当たり前の日だったらしい。「チッ!またかよ!!」と思ったけど、昨日と今日ではそれほど状況は変わらないハズだから、本日も当然釣れる!と期待は高まるばかり!なハズだったけど…しかし、このハゼ釣り情報はありがたい。どのポイントでどれくらいハゼが釣れたという情報が、リアルタイムで入ってくる。とは言え、釣り人の話なんて多少の尾ヒレは付きもの。まぁ、そこらへんはオッサンも心得ているので、話全部を鵜呑みにする訳ではないけれど、情報源はハゼ釣りの老巧ばかりだから、当たらずとも遠からずである。話に登場するそれぞれの登場人物の釣り方の特徴や力量を鑑みながら、”オッサンがやってたらこのくらいの釣果かな?”と推測し、明日のハゼ釣りの作戦をイメージする。情報社会の現代においては、例えこんな場末のハゼ釣りでも、釣果情報は強力な武器になる。しかし考えてみれば、オッサンがまだひとりでハゼ釣り活動していた時代には、まるで考えられなかった事態である。あの頃は自分の勘と興味だけで釣り場を決めて、一喜一憂していた。始末の悪いことに、オッサンは飽きっぽいので、毎回同じ釣り場・同じポイントでハゼ釣りすることもほぼなかったもんだから、よく見かけるお隣さんという出会いも無かった。だもんで、釣り場でのお隣りさんは常に違う人で、挨拶くらいはするが「私の母親は私が生まれる3年前に死んじまって、それからは日本海のサバに育てられたんですよ!」といった込み入った話なんて出来るハズもない。毎回毎回が一期一会のハゼ釣り場。それがオッサンの出会いだった。出会いにも色々ある。多くの人は「出会いがない」と口にするが、実際には、誰しもが出会いの連続の中で暮らしているのである。もちろん、出会いがないという人にも出会いはある。しかし、なぜその人達は「出会いがない」と言うのか?それは、自分にとって都合が良く、好かんたらしい出会いが起きていないからなのである。好都合でボナンザな予期せぬ出会い。いい歳こいた主婦が、いつか私にも白馬に乗った王子様が迎えに来ると望んだりするが、結局は、その王子様も出会い系サイトで知り合ったりして。自分から探しに行ったものは、予期せぬ出会いとは言い難いのである。オッサンにおいて、今現在の多くの釣り仲間との出会いも、出会い系サイトではなく、ハゼ釣り活動をしていたから。当初は釣り場での出会いから始まり、このブログの事は他言してなかった。今現在ではブログはもう古臭いメディアで、You TubeやSNSでの情報発信が増えたけど、当時はハゼ釣りなんぞをテーマにしたブログなんてほぼ見かけなくて、結構レアな存在だった。しかも、釣り場はここら一帯ばかりなので、ここいらをハゼ釣りのねぐらにしてる常連達には、このブログの存在は知られていたらしい。しかし、オッサンは黙っていたから『オッサン=完熟おやじ』という図式にならず、オッサンにも「なんか『完熟おやじ』って人がいるらしいよ!」と言われる始末。”画像に載せてるんだから、身につけてる道具とか使ってる竿とかで気づけよ!”と思ったが、人間の記憶なんてそんな程度である。さすがに程なくして面が割れ、「なんか言われるかな?」と思ったけど、誰からも何も言われなかった。このブログのノリがノリだけに、あまり関わらない方がよいと思われたんだと思う。その証拠に、オッサンと下手に絡むとこのブログでディスられるもんだから、釣り場でも他の釣り人との車間距離よりも、オッサンとの車間距離が遠い気がするんだけど…まぁ、相互の距離感は人それぞれだから、ソレはソレでヨシとしましょう!かくして、出会いが出会いを生み、現在のハゼネットワークが形成されていったのである。キラキラ仕掛け登場!昨日の情報が情報だけに、本日は期待度MAX!今朝は早起きして!と思って就寝したハズだけど、目が覚めると、いつものように既に釣り場に向かってなくちゃならない時間だった。ムムム…、やはりオッサンに早起きは無理っぽいぞ!自宅を出発し、チンタラと愛車を漕ぐ。いつもの橋から釣り場を見渡すと、既にかなりのハゼ釣り人が釣り糸を垂れている。きっとこの人たちは、昨日もココに居たんだろうな〜「昨日は爆釣Dayで楽しめたんだから、今日は来なくてもいいじゃんかよ!」と思うが、釣りはギャンブルに似ていて、ハマると依存性がある。昨日も来てたんだから、今日は釣りしなくてもいいんぢゃね?園路に入るがBBQ場はいつもと同じ風景…アレ?BBQ場は昨日グランドオープンしたハズなんだけど?BBQ場はやってない感じ…予約までとっておきながら営業せんのか?チャリを運転しながら、【はぜつき磯】の釣り人の顔ぶれを確認。いつもの常連は当然来てるんだけど、どうにも竿が上がってないご様子。ん〜〜〜〜?どうやら爆釣Dayではないらしいぞ…嫌な予感を感じながら【夕やけなぎさ】の様子も見にゆく。こちらは相変わらずパラパラ程度の人出で、まだまだ本調子じゃないようだ。どうも人気が上がって来ないな〜気になったのでBBQ事務所の様子をば。先週との変化は、何やら簡易な壁みたいのが出来てたくらいかな?営業しているのかどうかは分からじ。壁が出来とるバス用のエアコン室外機も設置されていた。たぶん車用のエアコンもあるだろうけど、エンジン回す訳にもいかないだろうし…まぁ、そりゃそうなるわな昨日オープンなハズだけどやってないのかな?ここまでハッキリ表示してるし後から聞いた話なんだけど、ここのスタッフさん曰く。「昨日は予約ゼロの開店休業状態で、本日は数組予約がある」との事。しかし開店休業とは…こういうところがお役所仕事なんだよな〜、せっかく整備したんだから、メディア呼んで大々的に宣伝すりゃ〜良いもんを!せっかくアメリカンなスクールバスという広告塔があるのにね。ちなみにこのバスは、ここの男性スタッフがはるばる新潟から運んできたらしい。言われてみれば、新潟ナンバー付いてるし。っという訳で、【はぜつき磯】にリターン。問題はどこで釣り糸垂れるのか?である。ひと口に【はぜつき磯】とは言うものの、だいたい5くらいのゾーンに分かれる。更には、そのゾーン内でも、ピンポイントでこのエリアというのもある。ぞれぞれに細かい特徴があって、それぞれに釣れるハゼの傾向が違ったりする。昨日はウハウハだったMR氏は今日も同じエリアでやってるんだけど、本日の塩梅を伺うと「………」だった。I氏が違うエリアにいたので聞いてみると「アタリはあるが、とにかくハゼが細かい」だった。「ハァ〜…、やっぱり日曜日はこうなんだよな…」今期の傾向は、ハゼはアタっては来るんだけど、とにかく5〜6cm程度メダカみたいに小さくて、良型サイズが喰ってこない。昨日は珍しく良型サイズが動いたから、楽しいハゼ釣りになったようだけど、本日はまた元に戻ってしまったようだ。数をとるのか?サイズを狙うのか?できれば両方だけど、どっちかひとつと言われれば、サイズを重視したい。っという訳で、やってきたのはいつもの深場エリア。こちらにはひとりだけハゼ釣り人がいて、空いてて良かったね〜今現在の潮位はけっこう高くて、これから更に潮が満ちてくる。今でも潮が高いが、これから更に高くなる元々が深場のエリアだけど、更に高潮位となれば長竿を使わねば釣りにならない。長い竿は手返しが悪くなるし、針に掛けにくいし、なによりも疲れる。だから長竿必須のこのエリアは人気が無いんだろうけど、しょうがないじゃん!メダカばかり釣ってても面白くないでしょ!当然ながら、使う竿は長竿と言えば『清流X 硬調35』ちなみに、この竿は売れているのか?どこでも品切れで現在は手に入らない。Y氏が血眼になってネット通販で探しまくったんだけど、どこにも無かったらしく残念がっていた。オッサンももう一本持ってても良いと思っているが、恐らくは、ハゼ釣りシーズンが終わった秋〜冬あたりになればまた出てくると思うよ!運が良ければ、オンシーズンでも見つかるかもね!しかし、ハゼが釣れる書き入れ時に何で売ってないのかね?増産ヨロシコ!ダイワさん!!本日の仕掛けは少々おしゃれに!キラキラだぜ!オモリの上に、ブリリアントカットとは言わんが、キラキラなビーズを入れてみました。もう何年も前になるけど、釣り雑誌のハゼ釣り特集で、あるハゼ名人が仕掛けにこんなビーズを入れていた。好奇心旺盛なハゼがビーズに興味を持ち、集まってくるらしいとこのこと。その時は、中通しオモリ仕掛けで試したと思うが、今現在使っていないということは、釣果が芳しくなかったんだろうね…今期のハゼ釣りがパッとしないもんだから、マンネリ打破の意味も含めて、とっておいたビーズを引っ張り出してきた。現在の胴突き仕掛けでは試してないから、釣果は如何に!?水温は29℃と、熱帯魚も茹で上がる水温だぜ!水温も高いな〜餌は当然、ベビーボイルホタテ。ハゼが小さいならホタテ一択しかし、いくらハゼが小さいからといっても餌は大きめに付けるのが吉。餌が小さいと釣れるハゼも小さくなるし、なによりも釣れるまでに時間がかかる。みみっちく小さく付けないで、デカくしちゃいなよ!YOU!!餌はデカくが基本!ヤングなデジタリアンのオッサンとしては、デジタルカウンターは当然の装備。本日もデジタルカウンターにてちなみにお手々の怪我は、細かいのは塞がったが、デカいのはまだ時間が必要。歳をとると治りが遅いぜ準備完了にて釣り開始!滑り込み1束まずは正面に振り込むが、本日は風が吹いていて、少々やりづらくはある。ス〜っと仕掛けが落ちてゆき、スン…と着底する。水深は2.5mってところかな。前回やってみた、長竿の着底時に竿を引く操作をやろうとしたんだけど、今日はその必要もなく、自動的に軟着底になった。恐らくは、キラキラビーズが水の抵抗とか浮力とかになり、オモリの落ちるスピードを緩めてるんだと思う。着底するやいなやアタリあり!上がってきた本日の一匹目。まぁ、このサイズか…残念サイズで、今日”も”期待してなかったけど、一投目から釣れるのは幸先が良い。次も全く同じスポットに落とすと、またすぐに釣れた!ここらへんが最低ラインお〜!今日は他はダメっぽいけど、オッサンだけウハウハなパターンか!?っと思ったが、人生それほど甘くなく続かず…他を探るが、小ハゼのアタリばかりで針にすら掛からず。短竿なら掛かると思うが、長竿になると小ハゼを掛けるのはなかなか難しい。良型ハゼを求めて小移動を繰り返すが、たま〜に顔を見る程度で、基本的には8cmクラスばかり。コレでは長竿使っている意味がない。ひとつのアタリスポットで数匹釣ったら打ち止めで、次のスポットを探さなくちゃならないし。この釣れ方ではノルマの1束なんて、無理かな…どこかで手返しの良い短竿を使って、数だけでも挽回しなくてはならないが、短竿でやると言ってもどこでやるよ?メダカ釣りはさすがに心が折れるぞ!今日はサイズはともかく、活性自体は悪くない日。アタリを出すこと自体はそれほど難しくなく、小さく優しく誘えば、それほどしつこくやらなくともアタって来た。勘違いしている人もいるんだけど、誘いとは餌を動かすことです。こんな常識的な事をいまさら偉そうにオッサンに言われるまでもないと怒られそうですが、果たしてそうですかね〜?あなたは本当に誘えてますか〜?『餌を動かす』ということは、必然的に仕掛け全体を動かさなければならないと勘違いしてませんか?つまり餌だけを動かせれば、仕掛けは動かさない方が良いハズです。だって、せっかく寄ってきていたハゼが、仕掛けを動かす事によってビックリして散ってしまう可能性が高いからです。んじゃ〜、どうすんだよ!ですが、今度気が向いたら図解で説明するカモ知れませんが、今は面倒なので文章のみで。オッサンがやっている餌のみ動かす誘いは、・オモリをパタンパタンと上げ下げ・道糸を左右に振るです。あ、この誘いはミャク釣りの胴付き仕掛け前提の説明なので、そうではない場合はあしからず。【オモリパタンパタン】は、文字通り、オモリを立てたり寝かせたりする誘い。これは細長いナス型のオモリならやりやすく、竿先を1cmほど上げ下げする動作。注意すべきは、竿先を垂直に上下させること。手首だけでクイクイやろうとすると、餌だけでなく仕掛け全体が動きやすいので、前回の記事で書いたように竿の操作は肘でやれ!を忘れずに。もうひとつの【道糸を左右に振る】はもっと簡単です。竿は真正面で、道糸のテンションを張っているとします。そのテンションのまま、オモリを動かさないよう、オモリを支点に竿を右左に45度くらいの角度まで振る誘い。胴突き仕掛けは、オモリよりも餌の方が少し上にあるので、道糸が振られると餌も左右に動く事になります。コレが誘いになるという訳です。実はコレの派生型で、上記パタンパタン誘いのノリで、オモリを動かさずに、道糸だけを上下させて餌を動かす縦型もあります。どんな誘いにも共通するのは、誘った後は5秒は動かさないで下さい。ハゼが餌を喰う『間』を必ずあげて下さい。とは言え、アタりと針掛かりは別問題なので、アタって来るからと言って釣れるとは限らない。なかなか針に掛からんな…っと、くすぶりながら長竿でやっていると、根掛かりロストにてビーズもろとも仕掛け全体が無くなってしまった。釣れていればすぐに仕掛けを作り直すんだけど、どうにもパッとしないもんだから、よい機会とばかりに短竿にチェンジ!竿は合体竿にてもちろん仕掛けはおしゃれさんだ!キラキラ2号実は本日はビーズ付きの仕掛けしか作ってなくて…この時点でほぼ満潮の高潮位になっていて、本来なら長竿でやるべきですが、長竿釣りはもう疲れた。手前の大きい岩下狙いで良型が釣れればラッキー!というノリ。んですぐに釣れた!お!釣れんじゃん!!そこそこサイズが!と期待させたが、やはり続かず…アタリすら遠くなっていったのでした。ハテ?どうしよっか…と10秒ほど長考し、やってきたのは浅場エリア。ココではMR氏がずっと粘ってて、釣果を伺うが、もうムスっと不貞腐れていた。んでオッサンもやってみたが、その不貞腐れの意味を理解した。メダカサイズが突いて来るだけで、全く面白くない。ダメだこりゃ〜!すぐに元の深場エリアにトンボ返り。長竿の仕掛けを作り直し、頑張ってみる。やはり仕掛けはシンプル・イズ・ベスト!満潮時間帯なのでアタリは少々遠いが、釣れればそこそこサイズ。このサイズならヨシとしましょう!程なくして、H2氏が帰るようなので、ビク内のハゼをお渡し。とりあえず朝〜の分この時点でノルマの1束に届くかどうかの微妙な釣れ具合。本日の感じだとちょっと厳しいか…常連達は昨日とは打って変わってのダメな状況にギブアップで、皆帰ってしまった。しかし、オッサンは最後の望みを託し、本日一番最初に陣取ったエリアで続行。ココは朝イチ後に誰も入ってなかったので、ハゼが集まってきている可能性が高いとの読み。んで、その読みは大当たり!どこに落としても入れ喰いで一気に数を稼ぐ。サイズは小さめだけど、そこそこサイズも混ざる。30分ほどでさっさと目標を上回り、餌のキリの良い所で終了。4時間半ほどで111匹となんとかノルマを達成できて良かった!良かった!おかわり分オッサンが釣りを終え、気づくと【はぜつき磯】は釣り人もなく、ひっそりと静寂に包まれていた。ひとりだけ釣り人がいたけど朝イチはあれだけ釣り人がいたんだけど、本日の悲惨なハゼ釣り状況により、釣り船の時間帯になると蜘蛛の子を散らすように消えていった。誰もいなくなったハズの寂しいハゼ釣り場に、なぜか知ってる顔がまだウロウロしていた。O氏である。「潮位がちょうど良さそうだから、ちょっとやってみるよ!」と、おもむろに釣り糸を垂れだした。何もこんな暑い昼間の時間帯にやらんでも…しばらく眺めていたが、釣れると言えば釣れていたから、O氏も楽しそうである。もうO氏くらいになると釣果なんてど〜でも良くて、釣り場にいること自体がかけがえのない時間なんだと思う。たった一日違いでも、状況が天と地ほどの差となるのが釣りの恐ろしいところ。しかしいずれにしても、日曜日よりは土曜日の方が釣れるのは間違いない。オッサンの務めるブラック会社も、早く土曜休みにしてくれんかな〜ちなみにキラキラビーズ作戦ですが、デメリットが目立ったかな。・ビーズが邪魔しているのか、アタリがボヤける・ハリスが絡まる事が多い・根掛かりやすいビーズを付けたからといって、付けないよりも釣れる感じがしなかった。唯一のメリットは軟着底がやりやすかった程度。やはり、釣りの仕掛けはシンプル・イズ・ベスト!余計な安っぽい飾りなど一切付けずに、贅肉を削ぎ落とし、洗練されたキラーアイテムが一番だ!っと、最近ついてきた腹の脂肪を眺めるオッサンなのでした。次の記事>>>「2023年度13回目のハゼ釣りは悪くは無いんだけどテクニカル」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度13回目のハゼ釣りは悪くは無いんだけどテクニカル
    2023年13回目のハゼ釣りは悪くはないがテクニカル2023年8月11日。2023年13回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】天気:晴れ(一瞬雨)釣行時間:5時30分くらい(潮位:70cmほぼ干潮)〜9時30分くらい(潮位:80cm上げ2分)長潮水温:29℃釣果:マハゼ137匹(6.5cm〜13cm)竿:3.5m(清流X 硬調)→2.1m(行雲流水と彩峰?の合体竿)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け本日からお盆休み開始。職種によっては、「こんな書き入れ時で休むなんてとんでもない!」という方もいるだろうが、一般的なサラリーマンは”Obon holiday”開始だと思う。しかし、問題は台風7号。お盆の真っ只中に、日本直撃コースまっしぐら!予報通りなら、日本の真ん中ドテっ腹にズドン!である。なんでも、とても強い勢力のままノロノロやってくるので、大きな被害が出るかも知れません。今年は帰省する方も多いらしいので、帰省先からの帰宅は台風の動きを注視しながら、余裕をもって行動して下さい。オッサンのお盆休みはいつも『天国に一番近い島』ニューカレドニアのコンドミニアムでのんびり…っという事は全く無くて、出かける用事も先立つものもないもんだから、自宅近くだけでモサ〜っとする予定。せっかくの長期休暇だから、ハゼ釣りなんぞしてないでのんびりと…といきたいところだが、昼間はエアコンを稼働させないという鉄の掟があるので、自宅内は灼熱地獄。自宅に居ても死にそうになるので、本日もハゼ釣りという名目の逃避行である。しかし、ハゼ釣りを終えると、ど〜しても帰らなければならない。っという訳で、今も『地獄に一番近い我が家』にて、このブログを製作してるって感じかな!今朝、ふと目が覚めると、まだ朝ぼらけ前で外は暗かった。耳を澄ませば、パラパラと雨音も聞こえる。「今日は雨か…」いつものように、『ハゼ釣り<<<<面倒臭い』になってるんだけど、台風が接近しつつあるので、お盆後半はハゼ釣りが出来ない可能性大。更には、雨のハゼ釣りは釣れる!ので、最近くすぶっていたハゼ釣りも今日は爆釣かもしんまい!っと起き出す。準備完了にて自宅の扉を開けると、雨はどこへやら?ですっかり晴れていた。「せっかくカッパも用意したのに…」また雨が降るかも知れないので、カッパ持参にて釣り場へGo!明け方は雨が降ってたのに、すっかり青空になりやがって、本日も暑くなりそうだ。朝日がまぶしいぜ!いつもの橋から【はぜつき磯】を眺めるが、心なしかハゼ釣り人が少ない気がする。やはりお盆はハゼ釣りどころでないだろ。普通先週からBBQ場は営業開始しているが、宣伝不足もあり客足が遠く、オープンしているのは管理事務所付近のみ。まだここらにはバリケードがしてある管理事務所辺りにはサイトナンバーが立っている。たぶん酔っ払いが倒すと思うが…管理事務所のアメリカンスクールバスには、いつも間にやらコレまたアメリカンなテーブルが!?レッ◯ブルが協賛してるんかね?そんな事よりも、BBQをやるやらないはど〜でもいいんだけど、早く水場を開放してくれんかな?手とか足を洗いたいんだけど、ちゃっかり蛇口ハンドルを外してあって使えんのだが…今、使えなくする意味ってある?【夕やけなぎさ】は相変わらず不人気で、ハゼ釣り人も少ない。まだ釣れてないみたいだね〜所々に常連たちがいるので、本日のハゼ釣りの塩梅を聞いて回るが、揃いも揃って「全然ダメ!」とのこと。むぅ〜、今日もパッとしないか…一昨日あたりはかなり釣れたらしいが、本当にオッサンが来る時ってダメが多いんだよね〜日頃の行いと言われればそれまでだが、オッサンだけが悪いわけでもないと思うが…ハテ?どこで釣ろうかな?10秒ほど長考してやってきたのが、やはり【はぜつき磯】の深場ゾーン。やはり困った時はこちらの方が安パイ。手前の浅場は小ハゼばかりなので、ちょっとでも沖が良いのでは?という読み。困った時の深場ゾーンただこちらは岩場地帯なので、移動に細心の注意が必要。デカい岩場に、フジツボがびっちりついてる岩もあるから、こんな所でズッコケたら怪我じゃすまないよ!マジで!!オッサンもここでコケたことがあって、その時は腕をフジツボ岩に擦って血だらけになったと記憶しております。深場で沖狙いだから、当然ながら長竿からのスタート。長竿といえばコレ餌はベビーボイルホタテ。釣れるハゼが10cm〜だったらアミエビでもいいんだけど、未だに小さいのも多いからホタテ餌になっちゃうな〜釣れるハゼのサイズを問わないホタテ餌水温は29℃を超えてるな。30℃までいくことがあるのかな?浅場とは言え、29℃ってかなり高いよね?本日はカウンターをいつもの100均カウンターに戻しました。やはり使い慣れた100均カウンターがエエな!指に付けるデジタルカウンターも悪くはないんだけど、カウントの度にいちいち目視で指差し確認することになるから、面倒臭かったりするんだよね。カウントする度に”ピッ!”って鳴ったりすれば、確認する必要もないんだけどな〜その点、100均カウンターは”カチャ!”ってしっかり押すから目視しなくて良いし!そして何よりも、デジタルカウンターを付けていると、手が洗えないのがキツイな〜ダボハゼとかを触った後は手がヌルヌルして気持ち悪いから、どうしても洗いたいんだよね。コイツを触った後は手洗い必須後半は巻き返し準備完了にて釣り開始。付けるホタテ餌はちょっと大きめが基本。餌が小さいと喰ってくるハゼが小さいし、釣れるのに時間がかかる。餌サイズはコレくらいが最低ラインまずは適当に落としてみるんだけど、オッサンの場合は真正面よりも少々ズラす事が多い。っというのも、真正面って竿の挙動が見にくい。少しでもズラすと竿先が見やすくなるから、釣っている最中も正面に落とすことは少ないかな。ス〜っと落ちてゆき、スン!と着底。もちろん、着底直前に竿を少し手前に引き、着底すぐのアタリが取れるように準備をしておく。するとすぐにクン!とアタリあり!慌ててアワセるが針に掛からず…しかし、オッサンに居場所を教えたのが運の尽き。すぐに同じスポットに落とすと着底と同時にアタって来て、本日最初のハゼが上がってくる。期待してなかったけど、まぁまぁサイズ連打を狙って同じスポットを攻めるが、次からはハゼがしぼんで8cm程度ばかりになった。ただ、落とす度にハゼがアタっては来るから、他のようにアタリすら遠いという程でもないからヨシとしましょう!しかし、さっきから気になるのが足元。今立っているのは砂地じゃなく岩の上で、フナムシがうじゃうじゃいる。【閲覧注意!】フナムシの群れもうフナムシも見慣れたので、それ自体は何てことないが、オッサンを餌と勘違いしているらしく、時おり肌の露出したオッサンの足を噛んでくる。コレがけっこう痛いし、何かの病原体を持ってそうで、すこぶる不気味である。先日、オッサンが釣り場でズッコケて血だらけになり、岩場に滴り落ちた血にフナムシが群がっていて、それを見て背筋が寒くなった。フナムシって何でも食べる。ソレは人間も例外ではないんだろうな〜ちょっと怖気づいたので、フナムシを避けるために水に立ち込む。コレで安心。とりあえずこれでハゼ釣りに集中出来る。最初は落とせばどこでもアタってきたけど、その内にアタリの範囲が狭くなってきた。恐らくは、ハゼもそれほど多くなく、群れてもいないんだと思う。こうなると、ハゼがアタってくるホットスポットを探すんだけど、今日はこのスポットが小さいな。通常は半径10cmはあるんだけど、今日はその半分くらいだから、ピンポイントで狙わないとアタリが来なかった。ただ、ホットスポットにしっかり落とせばアタってきたから、ソレは正直で良かった。一応、上がればそこそこサイズだったけど、やはり小さいのもいて、それはしょうがないかな…このサイズばかりなら楽しいが…こうなると……まぁ、これはどんな爆釣な時でも起こるから、しょうがないところ…今日も爆釣には程遠いが、飽きない程度には釣れてて、集中していたらスマホが鳴る。この気配は恐らくO氏からだろうて…「コッチは大きいのが入れ喰いだよ〜!」という内容なのは分かりきっているので知らんぷりしてたら、近所で釣っていたH2氏のスマホが鳴る。人の良いH2氏は電話に出てしまうが、やっぱりO氏から案の定の内容だった。こちらがてんでダメなら移動も考えなくもないが、期待しながら移動したら「さっきまで入れ喰いだったのに、今釣れなくなっちゃったよ〜!」がお決まりなパターン。まぁ、こちらもそこそこ楽しめているので放っておく。こっちでもコレくらいは上がってくるし…程なく、釣り船が通る時間になるんだけど、いつもならチャンスタイムで船の大きい波でもハゼがアタってくるが、今日は全然だめでしばらく休憩タイム。この時点で、思ったよりも数が上がってなくて、どこかで取り返さなきゃノルマがやばいぞ!長竿で疲れたのとノルマをこなすために、お次は短竿で数狙い。なんだかんだで一番活躍する竿干潮から潮が上がり始めで釣れる状況ではあるが、本日は長潮なので大きな状況の変化は期待できないのも事実。果たして、手前でも釣れるのか?と思ってたら、意外にもアタリが多く、上がってくるハゼも10cm前後でそこそこサイズ。お〜!釣れんじゃん!!それでもやはりホットスポットは狭くて、しっかり探らないとアタリすら出せない感じ。んで、どうやってアタリを出すのか?ですが、やはり誘いをしっかり出来るかどうか?が大きいと思います。誘いとは、ざっくり説明すると魚に餌を喰わせる動作です。単に餌を動かすのではなく、どういう動きならハゼが餌に興味を持つのか?ハゼ相手の場合は、大きな動きだと逃げてしまうので、そこは優しく小さくが基本。具体的には前回説明した・オモリをパタンパタンと上げ下げ・道糸を左右に振るですが、この誘いは静的な誘いになります。つまり、仕掛けを動かさないで餌だけを動かす誘いです。この誘いが有効なのは、ゴロタ石帯で仕掛けごと動かすと根掛かりする時とか、ピンポイントでしかアタらない時とかです。通常ver.の誘いは、仕掛けごと動かすもっと動的な誘いです。動かすとは言うもののせいぜい2cmくらいで、本日有効だった誘いはオモリを2cmズル引きの誘いでした。「貴様!毎回言ってること違うじゃんかよ!!」とのご意見、痛み入ります。その通りで御座いますが、自然相手の釣りとは臨機応変で、同じ状況なんぞ二度とありまへん!その時々で、どうやったら釣れるか?を追求し続けるのが釣りなのでございやす。という訳で、本日オッサンの誘いのパターンは、?軟着底したら5秒待つ→?2cmズル引きする度に3秒待つ→?ホットスポットに入ったら、道糸を左右に振るが基本の流れでした。落として軟着底直後にアタリを出せれば最高ですが、今日の場合は、せいぜい10回に1回くらいだったかな…しかも、喰いが立っているのは小型が多くて、良型クラスは警戒心が強いので、大人しく誘い、しばらく待ってるとやっと僅かな居喰いのアタリをしてくるのが多い。このクラスは派手にアタって来ないんだよね〜イマイチパッとしないとは言え、さすがに短竿は手返しが良くて、アッという間にノルマを超えてゆく。おひさまも高くなってきて、オッサンが釣っているエリアにも強烈に日差しをぶつけてきたので、そろそろ納竿。4時間粘って137匹と後半巻き返せて良かった!良かった!画像がピンボケで申し訳ないっす!今日は”Obon holiday”初日で気持ちに余裕があったのか、みんな粘って、釣れない割には各々が数を上げて来て、みんなの釣ったハゼを押し付けられたH2氏のクーラーボックスがエラいことになってた。うわ〜!もう嫌がらせだよねそこそこ釣れるレベルになると、それからさらに釣れる釣れない人に分かれてゆくんだけど、その分かれ目って1回を無駄にするかしないかだと思います。無駄な落としなんて一投もない。オッサンは小学校から社会人までサッカーをやってたんだけど、試合中は無駄なスプリント(ダッシュ)なんて一回もなかった。サッカーでは、自分がボールに触ってる時間なんてほんの僅かで、ほとんどはボールタッチの無いダッシュの繰り返し。ボールを貰うためにダッシュを繰り返す時でも、例え10回に1回しかボールが来なくとも、その他の9回は無駄な走りではなく、その1回のための布石になっている。他にもボールが来ないと分かってても、敵をおびき寄せるオトリの動きとかも多い。テレビとかだとボール周辺しか映らないから見えないんだけど、ほとんどの動きはスペースへの走り込みとか、スペースを作るための動きだったり、常に相手との駆け引きをしている。無駄な走りなんてひとつもなくて、全ての動きに意味があり、意志がある。コレはハゼ釣りでも同じ。無駄な一投なんて無くて、全てが一匹のハゼを釣るための伏線。だから、集中してなかったり、意図が明確でない無駄な一投はやるべきではないと思います。釣りって釣り始めは釣れるんだけど、どこかで釣れない時間帯に突入する。ソレは釣れない状況に入ったからという外的な要素もあるけど、ほとんどは自分自身の問題だと思います。かくいうオッサンだってエラそうに御託を並べてますが、やはり後半は集中力を欠くことが多くなります。その証拠に、最初の1時間の倍がその日の釣果になることが多い。コレは、釣りを3時間やっても4時間やってもこの傾向にある。つまり最初の一時間はものすごく集中してるけど、それ以降は最初ほどの集中力でハゼ釣りをしていないからだと思います。人間って長時間集中し続けるのは難しいけど、出来る限りは集中し続けて、真剣に釣りに向き合う方が結果が出るはずです。餌付けに始まり、仕掛けを振り込む強さ・角度、着水させるポイント、着底するまでの仕掛けの挙動、着底させるスピードと角度、誘いの種類と強さ、落としている間は目と手の感覚を研ぎ澄まし、僅かな変化も見逃さない。そしてアワセの角度と強度、掛けたハゼの引きをいなしながらどこまで泳がせるのか?、そして取り込みビクに入れるまで油断は出来ません。この一連の動作全てを意識し続けるのは至難の技でもあります。たかがハゼ釣り。レジャー釣りの代表でアットホームな釣りものだけど、こうやって文字にすると大変な作業してるんだな〜っとつくづく思う。そして他方に、もっとお気楽でもいいぢゃん!と思う自分もいる。次の記事>>>「2023年度14回目のハゼ釣りはポイント選びが!?」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度14回目のハゼ釣りはポイント選びが!?
    2023年14回目のハゼ釣りはポイント選びがムズいな2023年8月14日。2023年14回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】天気:晴れ時々雨釣行時間:6時00分くらい(潮位:140cm下げ3分)〜10時00分くらい(潮位:30cm干潮)中潮水温:測ってません!釣果:マハゼ157匹(7cm〜12cm)竿:3.5m(清流X 硬調)→2.1m(行雲流水)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けお盆とは、あなたの知らない世界から一時的に戻ってきたご先祖様の霊を家族とともに迎え入れ、感謝の気持ちを伝えて供養する期間。昨今は『田舎』という響きも希薄になりつつあり、それ故に、ご先祖様から続くお墓という存在自体も消滅しつつある。お盆は田舎に帰省というしきたりも、少なからず無くなってきているらしい。確かに、オッサン側はもう田舎が無くなりました。片や、妻側はまだ強力に残っていて、田舎には親類がうじゃうじゃいるもんだから、オッサンも一昨日から昨日にかけて妻方の田舎に帰省してました。今年は、子どもと休日が合わなかったもんだから、一泊二日の弾丸帰省だった。妻方の田舎だから、さぞ肩身の狭い想いをされて気の毒に…と思われるかもしれませんが、持ち前の図々しさと人懐っこさをフル活用して、あたかも近い親族のような地位をゲット!先方宅へお邪魔した途端に靴下を脱ぎ、上げ膳据え膳で新鮮な野菜やモロコシを頬張り、ゴロンと横になりながら手枕で甲子園を観戦するオッサン。ここ3年はコロナ騒ぎで帰省することができなかったけど、こうして高校野球を観戦しているとあ〜田舎って良いなぁ〜!とつくづく思う瞬間である。でも、親類でもないひとんちなんだけどサ!とは言え、それほどのんびりする暇もなく、ひと通り墓参りや挨拶回りと、”一応”やることはやって来ました。しっかし、暑かった!田舎は標高が高い地域にあり、東京の地獄の暑さから逃れ、爽やかで清々しい高原のフレッシュエアーを期待してたんだけど、今年は田舎でも異常に暑いらしい。まぁ、標高が高いので元々は紫外線はキツめではあったけど、ちょっと今年は厳しいな。それでも日陰に入れば涼いし、朝晩は寒いくらいで、湿度も低いから気持ちが良い。帰ってきて東京の地に降り立った途端、ジメジメとした高湿度で毛穴が全開になるのを実感する。通常なら2〜3泊かけるお盆帰省を1泊に凝縮したもんだから、野球のタイブレークのような短期決戦。だもんで、疲労困憊で帰ったきた。「もう明日のハゼ釣りは考えないで、とにかく身体を休めよう…」と帰宅するやいなや、前から倒れ込むように就寝。実は手前にいるんだな〜んで今朝目覚めると、いつもなら釣り糸を垂れている時間だった。ハテ?どうするべきか…通常なら「もういいから、寝てよう…」なんだけど、「台風が来てるから、明日もハゼ釣りが出来るかどうかはすこぶる怪しい」一番の問題は、ハゼ釣り常連達にお土産を買ってきてしまった事。コイツをさっさと押し付けねばならない。お土産の定番といえば、三角のペナントやタツノオトシゴの砂時計、木刀…etc、etcこんな昭和レトロなお土産も見かけなくなったが、お土産はやはり後腐れのない”消えもの=食い物”に限る。オッサンとしては好物の甘いお菓子系にしたいが、なにせ常連達は年寄りばかりなもんで「食べてたら歯持っていかれた!」だの「入れ歯に挟まって…」だの、因縁つけられてはかなわん!なので、エイジング系(だけどお菓子)をチョイス。コレをさっさと渡してしまおう!の一心で身体を引きずって釣り場へ向かう。「まだ早朝なのに、東京はやっぱり空気がジメジメよどんでいる…」ますます身体がダルくなる。釣り場を見渡す橋から眺めるが、さすがお盆WEEK【はぜつき磯】には5人くらいしかハゼ釣り人がいない。さすがお盆WEEK!さっそくターゲットの常連がいたので、釣りの邪魔をするのも申し訳ないので、停めてあるチャリンコのカゴにサンタクロースの如く、お土産を忍び込ませておく。“Ho-ho-ho!! Merry Christmas!”季節的にも時期的にもサンタとは程遠いが、気分は『聖ニコラウス』オッサンサンタは「さぁ!次の良い子(常連)はどこかな?」と移動開始。次は【夕やけなぎさ】にやって来るが、2人しかハゼ釣り人がいなくて寂しい限りだ。いくらお盆とは言え、コレは少なすぎだろ…寂しすぎね…!?そんなに釣れてないのかね?当然、常連は誰もいないのでサンタも移動。最後にやってきたのは【しおじ磯】実は連絡は来ていて、オッサンがいない時は【しおじ磯】がホットな釣り場になっていたらしい。こちらには残りのターゲット達が揃っていた。到着した途端にオッサンサンタは見つかってしまったので、必然手渡しになった。「お代官様、今回はコレでどうかひとつ…」「お主も悪よのう」「いえいえ、お代官様ほどでは…」「(一同)フォ、フォ、フォ…!」といったアダルトな取引があった訳でもないが、とにかく全部渡せて良かった、良かった。ひとつでも残ったら、持って帰らなにゃ〜ならんからね!っという訳で本日の任務は完了したので、帰宅の途に着く…というのもなんなんで、ついでにハゼ釣りでもしちゃおっかな〜!問題はどこでハゼ釣りするのか?である。お目当てのスポットは今日はダメらしく、常連達が移動を始める時だった。”まったく!オッサンが来る時に限ってダメになるんだよね”んでオッサンはどこでやろうかな?【しおじ磯】内もけっこう変化に富んでいるので、狙いによって釣り糸を垂れるエリアが分かれる。さて、どこに行こうかね?やってきたのは、やはりいつもの深場エリア。ここは良型は期待できないが、安定して数だけは釣れるエリア。深場狙いなので、当然長竿の登場。長竿ならこの一竿未だハゼが小さいらしいので、餌はベビーボイルホタテ。ハゼが大きくなればアミエビもだけど水温は測り忘れたというよりも、測るのが面倒臭かったのでやりませんでした。ハゼ釣りをする前からもう疲れ切っていたので、やってられなかった。まずは最深部から始める。ポチョン!と着水しス〜っとオモリが弧を描いて落ちてゆくが、ココは深さが3m近くあるもんで、なかなか着底しない。スン!と着底し、ハゼのアタリに備えるが、シ〜ン…となんの反応もしない。スンスン…と誘ってみるが、状況変わらず。角度を変えて他も探ってみるが、な〜んも反応が無かった。アレ?ハゼもお盆休みで帰省してるんですかね?残念なことに、正面の3mクラスの深場では全くアタリがなかった。試しに、横方向の2m足らずの手前を探ってみたら、クンクン!とハゼ様の反応あり!「あ〜、コッチにいたんだ!」今期のハゼ釣りは沖方面の深場ばかりだったから、深場にいるもんだと思ってたら、今日は手前にいるらしい。なので、横を向いて手前を攻め始める。アタったスポットに落とすとすぐに喰ってきて、本日の一匹目。まぁ、このサイズだよね〜ハゼがいるところが分かればコッチのもの。今日はお盆週間で他に釣り人が少ないもんだから、長竿で横を向いても迷惑にならない。やっとハゼが釣れ始めるが、サイズは10cmに満たないのばかり。まぁ、しょうがないか…釣れるだけでもヨシとしましょう。でもたま〜に10cmオーバーも上がってくるのが、せめてもの救い。ココらへんばかりならね〜チョロチョロと釣れてはいるが、ふと考える。「この深さなら長竿じゃなくても良くね?」「手返しが遅いから数が上がらないし、なによりも疲れるし」っという訳で、短竿にチェンジ!やっと見つけた爆釣ポイントだったが…本日の短竿は純粋な「行雲流水」短竿で手返し良く!もう型は目をつぶるとして、数だけ稼ぐ作戦。手前とは言え、深場ゾーンなので水深は2mくらいはある。スン…と着底するとすぐに喰ってくる。針掛かりすると、深場なもんだから10cmに満たないハゼでも横走りして面白い。このサイズでも楽しい深場釣り基本的には8〜10cm程度が多いけど、たま〜に10cmオーバーも上がってくるから飽きない。深場でこのクラスが掛かると暴れるぞ!釣れるとは言えハゼが群れてないようで、ひとつのスポットで4〜5匹釣ると、針に掛かりにくい小ハゼばかりになる。こうなると小移動で、次のスポットへ…これを繰り返すと、その内にここら一帯を釣り切ってしまった。ムムム…、また最初に戻るべきか?でも、ハゼが群れていないこの感じだと、戻っても小ハゼばかりだろうて…釣り人はほぼいないので、釣り場はどこでも選び放題。試しに、浅場の様子でも見てみましょうかね?と滅多にやらないエリアにやってくる。ココら辺はもう何年も前にやった記憶があるが、たいして釣れないイメージなんだよな〜と期待しないでやってみると…浅場ゾーンなのでヒザまで水に立ち込み、仕掛けを振込み、着底と同時に竿が一気にひったくられる!通常、竿先をグン!と持っていかれるのは10cmに満たない小さめのハゼが多いけど、竿ごと持っていかれたのでコレは小さくないぞ!油断していたので掛からなかったけど、次で掛けちゃる!全く同じスポットに落とすと同時にまたしてもグン!と派手に竿ごと持っていこうとする。すかさず、アワセると竿がヒュンヒュン!鳴り出して横走りを始める。お〜!良いね〜〜!しばらくいなしながら引きを楽しみ、落ち着いた所で取り込む。上がってきのは12cm程度だけど、まるまる太ったメタボハゼ。ナイスファイト!ココから楽しいハゼ釣り開始!当たり前に10cmオーバーが上がってきて、ナイスファイトをしてくれる。なんだ!こんなところにいたんじゃん!!落とせばどこでもアタって来て、カウンターがフル回転する。コレは期待できるぞ!と思うないなや、遠くから嫌な音がしてくる。漁師の船がやってきた。本日は台風の関係で釣り船は出ないが、漁師は出ていたらしい。深場なら船の波もたいして問題ないが、ココは浅場。マズイな…船の大波で海底の砂が舞い上がり、澄んでいた水が赤茶色に濁る。嫌な予感は的中し、アタリがパッタリ無くなる。チッ!これからだっちゅうのに…諦めて小休憩し、水が落ち着いてからトライしてみる。アタリは無くはないんだけど、先ほどみたいな落とせばどこでもフィーバー!なんて程遠くて、きっちり探さないとアタって来ない。おまけに釣れるハゼも8〜9cm程度にしぼんでしまい、せっかくのやる気が萎えてしまった。一気に暇になったので、ここら一帯を探ってみるが、どこにもフィーバーゾーンは見つからなくて、ますます萎える…もう常連達も帰ってしまったが、オッサンは遅く来たので続行。空の雲行きも怪しいが、まぁ雨が降ってもたいしたことないだろうし、そもそもが水に立ち込む前提の格好をしてるので、多少濡れても気にならない。時おり雨が降ってくるが、青空が見える箇所もあるからすぐに止む。ハゼ釣りの塩梅は相変わらずパッとしなくて、10cm弱クラスがチョロっと釣れる程度。餌のキリが良い所で納竿。4時間で157匹と数だけは揃った。もっと上がると思ったけどな~最初からアソコでやってれば確実に2束はいってたろうけど、釣りにタラレバは禁物で、結果が全て。疲れきった身体を引きずりながら愛車を漕いでいると、あと10分で帰宅という所で土砂降りの雨。チャリに乗ってても雨が痛いくらいで、コレ以上濡れないまで濡れきった。「なんでこうなるかな…」憤りながら、雨宿りする気にもならずにずぶ濡れのまま帰宅。すると雨がピタリと止み、ご丁寧に日差しまで出て来やがって!「なめとんのか!?」粘らないで他の常連達と同じタイミングで帰ってれば、こんなにひとつ残らず濡れなくて済んだものを…否!たぶんそうだったとしても、ずぶ濡れだったと思う。釣りにタラレバは禁物である。次の記事>>>「2023年度15回目のハゼ釣りはどっちかな?」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度15回目のハゼ釣りはどっちかな?
    2023年15回目のハゼ釣りは釣れるかどうか?2023年8月15日。2023年15回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】天気:晴れ時々曇釣行時間:6時00分くらい(潮位:165cm下げ2分)〜10時30分くらい(潮位:30cmほぼ干潮)大潮水温:29℃釣果:マハゼ195匹(7cm〜13cm)竿:3.5m(清流X 硬調)→2.0m(そよ風)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け現在、台風7号が近畿地方を縦断中。影響を受けてしまう地域では、被害が少ないことを願うばかりです。けっこう前の予報では、東海から関東地方あたりに直撃だったけど、かなりそれた。それた地方にしてみればホッと胸をなでおろし、直撃な地方にしてみれば「なんでコッチやねん!」と憤る。この世はバランスが取れているので、良い思いの人がいれば、逆に被害者もいる。それたとは言え、こちらでも昨晩〜夜中にかけてかなりの雨が降った。オッサン的には、多少の雨でもハゼ釣りへ強行突破の覚悟でいたから「明日のハゼ釣りはどうなるかな?」と少々心配だった。台風や豪雨など大きな気象現象後の釣りは、どちらかに大きく振れる。爆釣or激渋だいたいが激渋なんだけど、時おりあり得ないような爆釣だったという情報が入る度に、その常識を刺激する。まだ夜中の時間帯でも激しい雨が降っていたから、「釣り場も水潮で厳しいかな…」と思っていた。そもそも「この豪雨で釣りになるんかな?」の方が正解だろう。んで、まだ薄暗い時間帯に目が覚めると、外は静かになっていた。「アレ?雨が止んでる?」と思いながら窓から確認すると、雨どころか晴れ間が見えているではないですか!?これはハゼ釣り行くしかないだろう!しかし問題は何を着ていくのか?だった。予報では雨マークも出ているし、昨日はハゼ釣り帰りに地獄のような土砂降りに直撃され、コレ以上濡れまへん!というくらいにビショ濡れになった。二日連続で濡れてはかなわん!ので、自宅を出る時からカッパを装着し、万全の態勢で出撃。道路には其処此処に水たまりがあり、昨晩の激しい雨を物語っている。しかし、暑い!一応透湿系のカッパではあるが、防水には違いないので爽やかとは程遠く、出発から10分も経たないうちに既に汗だくである。「早く水に立ち込みてぇ〜」の一心で愛車を漕ぐ。空を見上げると、すっかり青空が広がっていて、雨の気配は全くない。こんなに晴れる予報だっけ?「せっかくカッパ着てるんだから、雨降らんかな?」ついつい、雨の神様への雨乞いのおまじないを唱え始める。「ウンディーネ、ガンジ、ガンジ、ガンガンジ…」いつもの橋から【はぜつき磯】を見渡すと、さすがはお盆WEEKの最終にして最大重要日の15日だからか、それとも台風の影響を警戒して自宅待機しているのか、ハゼ釣り人はわずかに3人。ここまで少ないのも見たことないな【夕やけなぎさ】に至っては、たったひとりだけのロンリー・アングラー。おひとり様でよろしかったですか?本日お目当ての釣り場は【しおじ磯】昨日もこの【しおじ磯】でハゼ釣りやってて、釣り人はあまりいないんだけど、釣りの感触は悪くなかったので、本日も継続審議のつもりで連日の調査。まだ誰も釣り人がいない…オッサンが到着すると、既にH2氏とTG氏がいて情報交換中だった。ん〜?H2氏は「今日はハゼ釣りやらない!」と言ってた気がするんだけど…そう言えば【はぜつき磯】にMR氏もいて、MR氏も同じことを言ってた気がする。まぁ、予報に反してお天気になったから、ジッとしてられなかったんだと思う。サツを交わし、それぞれお目当てのポイントに散る。オッサンは迷わず、昨日良型を連発したエリアにやってくる。このエリアは深場ではないんだけど、どうやら沖の方に良型ハゼがいるようなので、本日も長竿からスタート。今日もよろしく!餌はいつものベビーボイルホタテ。今年はいつまで経ってもホタテ餌のまま水温は29℃くらい。さすがに30℃はいかないかな…仕掛けはミャク釣りの胴付き仕掛け。オモリがサビてるが新品だよ!水は澄んでいるとは言わんが、心配していた水潮でもない。いつものように濁ってはいるんだけど、濁りの色が変わった感じ。コレが良いのか悪いのか良く分からんが、まぁ、釣りを始めればハッキリするんだろうて…アタる範囲は狭小いよいよ釣り開始!まずはスタートダッシュを決めたいので、昨日の実績ポイントから攻めるが、アタリなし!角度を変えて何度か入れ直してみるが、シ〜ン…という音が聞こえてきそうなくらいに、な〜んも生命反応が無い。アレ?やはり昨日の雨が影響してるのかな?昨日の記憶を呼び起こしながら、ハゼがアタって来たスポットを丁寧に探る。すると、やっとハゼの反応があった。今期の特徴なんだけど、ハゼが喰ってくる範囲がものすごく狭くて、体感的に直径約10cmくらい。そこを少しでも逸れると全くアタって来なくなる。この10cmを探せるかどうか?が釣果に大きく影響します。そのアタリからどうみても小ハゼなんだけど、まずは本日の一匹目。まずは釣れればいいや!一匹目が上がるとそのエリアを外さなければ、連打が始まる。昨日のような良型が上がり続ける!のではなく、10cm弱クラスばかりなんだけど、とにかく釣れる内に釣っておきましょう!ただ、たまに10cmオーバーも釣れるから楽しくはある。さすがお盆にもなるとハゼも成長してて、そこそこの良型クラスはまるまる太ったハゼも多く、メタボハゼはパワーもあるからナイスファイトをしてくれる。メタボハゼはパワーもあるぜ!釣り始めは小ハゼも多かったけど、その内に10cmオーバーの良型も多く上がり始める。良型が連打になると楽しいね!不思議なもので、一度釣れ始めると、ハゼが釣れるホットスポットがどんどん見つかるようになる。恐らくは、一匹のハゼが餌を喰うことにより、他のハゼ達も刺激され、最終的にはそのエリア全体がサワつき始め、全体のハゼの活性が上がっているからだと思う。とは言え、爆釣という釣れ具合ではないので、丁寧にハゼスポットを探さなきゃならないけどね。ハゼが喰ってくる範囲が狭いので、誘いも派手やるとホットスポットから外れてしまうので、必然小さめの誘いになる。今日有効だったのは、竿をブルブル振動させる誘い。竿を左右に振ると竿先がブルブルと震え、その振動が餌にも伝わるという仕組み。コレもおとなしめではなく、けっこう派手にやる方がハゼの反応が良かった。ブルブルは3往復くらいかな。振った後に竿をピタッと止めると、ハゼのアタリが来るといった塩梅。コレって長竿だとハゼが反応するんだけど、不思議なことに短竿だと無反応なんだよね。なんでだろ?80匹ほど釣り上げたところでH2氏がやってきた。「こっちはどうよ?」「そこそこサイズがそこそこ釣れてますよ!」「あっちはスゴイよ!すぐ手前で10cm以上が入れ喰いだよ!!」「マジ!?」オッサン的には、こちらでも面白かったのでこのままステイでも良かったが、長竿を使っているので手返しがいまいち悪い。短竿なら手返しも早くなるから、数も稼げるし、そもそも良型が入れ喰いだと!?っという訳で移動開始。釣り”あるある”やってきたのは、超浅場エリア。H2氏は朝イチからずっとここでやってて、遠目から見て全然動かなかったから、釣れてんだろうな〜と思っていた。もちろん竿は短竿にチェンジ。本日の短竿は「そよ風」少々柔らかめだから数釣りは苦手さぁ、良型入れ喰いタイム開始!なハズだったがそう甘くはなく、アタリが遠い。いくつか入れ替えてやっとアタって来たが、良型とは程遠いサイズ。良型!?コレも釣りあるある。良型が入れ喰いになり、『この喜びを分かちあおう!』と地獄に咲いた一輪の良心で仲間を呼び寄せると、先程とは打って変わって渋くなる。「アレ〜?さっきまで良かったんだけど…」せっかくの善行が偽善になり、終いには嘘つき呼ばわり。よくある!よくある!と分かっちゃいるが、ど〜にもくすぶるのは否めない。とは言え、ハゼは虚報よりしぼんだが、アタリ自体は多い。このまま短竿で手返し良く釣り上げ、数を稼ぐ作戦に変更。基本的には9cmクラスが多いが、中には報告通りに良型と言えるサイズも上がってくる。このクラスが上がれば申し分ないただ、岩場でもあるのでコイツが邪魔をしてくる。お前はいらんのだが…あと気になったのが、すっぽ抜けが頻発した。確実に針に掛かっているであろうが、そろそろ抜き上げようかな?というタイミングでスポ〜ン!とハゼが外れる。オッサンが使っている針が、スレ針の袖1号だからかもしれないが、コレほど抜けるかな?ありがちなのが、ホタテ餌が団子状になってると針掛かりが浅くなり、抜けることがある。釣れる度に餌をチェンジしてれば問題ないが、手返し重視で何度か連続して使ってると、ホタテの貝柱が丸く固まり団子状になる。こんな感じになるなので、ホタテをマメに付け直すんだけど、それでも抜けるんだよな〜やはり竿かな?今使っている『そよ風』はけっこう柔らかいから、ハゼを掛けた時に暴れ、道糸のテンションが緩くなる瞬間の時間帯が長いのかな?なので、あまりに硬い竿は逆にハゼを弾いてコレまた抜けるんだけど、ある程度は硬めの竿の方が外れにくいと思います。実はオッサンが『そよ風』をあまり使わないのは、この理由もあるんだよね〜本日も昨日に引き続き、台風の影響で釣り船が通らない。常連達は口を揃えて言う。「船が通らないと、全然違うよね!」ハゼの釣れ具合といい、水の濁り具合といい、船が通る度に邪魔をされる不愉快さといい…だもんで、みんな珍しく粘っている。予報に反して、悲しいくらいにお天気で、おひさまも照らしてくる。オッサンの願い虚しく、時おり、数られる程度にポツリポツリと雨が落ちてくる程度。自宅からカッパを着込み「いつでも雨カモ〜ン!」の必勝体制だったけど、全く必要なかった。雨あるあるで、用心深く雨具の用意をしていると降らずに、油断して無防備だと雨に会ったりする。当然、身体はサウナ状態で、服の中は汗がダラダラと滴り落ちる。我慢ならずに納竿。4時間半粘って195匹とあとわずかで2束だったが、ど〜でもいい!ビク内は賑やか!今日は型も揃ったから、釣れたハゼもボリューミーだった。願わくば、どこの釣り場でも数&型が揃えば良いんだけど、なかなかそうもいかないわな〜昨今はハゼも目に見えて少なくなっているので、一か所固定で釣れ続けるという事もほぼ無くなった。なので、小移動を繰り返しながら釣り歩かないと、釣果も厳しい。”一応”ハゼ釣りの最盛期は秋と言われているので、これから釣り場が混んでくるのかな?そうなると動きづらくなるね〜次の記事>>>「2023年度16回目のハゼ釣りは昼間の強風でもなんとか!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度16回目のハゼ釣りは昼間の強風でもなんとか!
    2023年16回目のハゼ釣りは昼間で強風!2023年8月16日。2023年16回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】天気:晴れ釣行時間:8時30分くらい(潮位:100cm下げ5分)〜11時30分くらい(潮位:25cm干潮)大潮水温:29℃釣果:マハゼ147匹(8cm〜12cm)竿:2.1m(行雲流水と彩峰?の合体竿)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けいよいよお盆WEEK最終日。数年ぶりに短期で帰省した以外は、ハゼ釣りしかやってない。「もっと他にやることあんだろ!?」もっともだ。しかし、オッサンはまだマシな方である。ハゼ釣り常連のH2氏やMR氏なんて、”Obon holiday”突入からず〜っと皆勤でハゼ釣り場へ通っていた。MR氏に至っては、来週まで休みが続くらしいので、彼のハゼ釣りLOADはまだまだ続くのでした。そう言えば、MR氏はオッサンが帰省している間に、釣り場でズッコケたらしい。MR氏に「怪我は大丈夫でしたか?」とリップサービスなんだけど、本心はこの時の顛末を聞き出そうとした。すると「みんな勘違いしてるんだけど、アレは転んだんじゃなくて、暑かったから、ちょっとしゃがんでみただけなんだよ!」と小学生並みの言い訳。物は言いようだが、よしんば、暑いからしゃがんでみただけだとしても、分別のある大人の行動ではないよね…そもそもが、お盆期間中休みなくハゼ釣りしている時点で、分別があるとは思えんが…オッサンのように出血ダラダラではなく、「全っ然、大丈夫!」を装ってはいたが、恐らくその時にやったであろう、薄っすらと手に血が滲んでいたのをオッサンは見逃さなかった。オッサンしかり、MR氏しかりで、これだけ場馴れしててもちょっとした油断が怪我を招くので、皆さんも釣り場では慎重に行動するよう心がけて下さい。今朝はちょっと野暮用があったもんで、早朝からのハゼ釣りではなく、かなり遅めの出撃となった。もう通勤時間帯に釣り場へ向けて愛車を漕いでいると、既に仕事が始まっている気配が街中の其処此処から感じられる。「ハァ〜…、オラも明日からまた仕事か…」何十年間仕事していても、このどんより感は慣れることがない。果たして、この世にいるんですかね?「よ〜し!明日から仕事だ!!頑張るぞぉ〜!!!」っと、心躍らせる人が!?もし実在するとして、その人はどんな職種で、どんな役職で、どんな人生だったのか?とても興味がある。もしオッサンがその人と同じ境遇にいたとしても、恐らくは「頑張るぞぇ〜!」っと目を輝かせることは無いと思う。そして、その人はどんな境遇にいても、常にバイタリティ溢れるダイナマイト女子(または男子)なんだと思う。とは言え、その人自身がダイナマイトなだけで、きっと周囲はその熱についていけないし、かえって迷惑な存在で、もうウンザリに違いない。っと、くだらない現実逃避をしながら、いつもの橋から釣り場を眺める。本日は強風が吹き荒れているので、水面が揺れていた。強風だからか、もうこんな時間だからか、ハゼ釣り人は少なくて7〜8人くらい。知っている常連は誰もいない…普通は明日から仕事だからねまぁ、強風は予報通りなんだけど、雨よりも風の方が釣りの障害になるんだよな〜【夕やけなぎさ】にやってくると、こちらは【はぜつき磯】とは打って変わって、いつもよりも釣り人が多かった。昨日はひとりぼっちだったけどっということは、常連たちは【しおじ磯】に違いない。んで【しおじ磯】に行くと、案の定みんな居たんだけど、既にハゼ釣りも終了しダベっていた。止めるの早くね?アレ?いくらなんでも、もう終わりですかい?聞けば「たいして釣れないし、もう疲れちゃったよ!」らしい。ですよね〜!お盆関係なくず〜っとハゼ釣りしてたんだから、『もう飽きた!』が本心だと思う。型も小さいし、数も昨日の半分程度のようである。まぁ、この強風だとかなり釣りずらいから、その釣果はしょうがないだろうな…ハテ?どこで釣り糸垂れようかな?この強風では長竿は使えないだろうから、短竿使用限定のポイントになる。っとなると、今ここでたむろしとる常連たちがやっていたエリアが筆頭候補なんだけど、彼奴らが荒らしまくっただろうから釣れんだろうて…今期、オッサンのハゼ釣り場選定の判断基準は『人の手垢がついてないエリア』今期の傾向として、今までの実績ポイントを辿ってもたいしたことがない印象。なので、人が入ってないであろう釣り場で、フットワーク軽く釣り歩く方が釣果が良い傾向。っという訳で、人がやっていないであろうエリアでやることにする。オッサンがそちらへ向かおうとすると、O氏曰く「アッチは今朝やったらひとつもアタリが無くて、すぐに移動しちゃったよ!」だからこそ行くんだよ!それが狙いなんだからサ!やってきたのは【しおじ磯】の端っこエリア。眼の前は、東京モノレールの大井競馬場駅。ココはかなり注意が必要なエリア。急傾斜の岩場地帯だから、油断すると危険である。明日から仕事が始まる大事な身、オッサンも慎重な移動を心がける。潮位的には短竿を使う頃合いで、これから更に引くから問題なかろうて…使う竿は2.1mの「行雲流水」と「彩峰?」の合体竿。こんな強風の時は柔らかい竿だとアタリが取りづらいので、少々硬めの竿が吉。この竿なら問題なかろう水温は29℃なんだけど、ここらへんが上限なのかな?きっと30℃オーバーは無いのかな?餌は当然ベビーボイルホタテ。ハゼが小さいからまだホタテ餌オンリーな状況仕掛けもいつも通りなんだけど、この強風だとオモリを2号にした方が、アタリが取りやすいかもしんまい。けど、2号のオモリは持ってないんだけどサ。1号オモリだと軽いかな?トンチンカンちん、気にしない〜♪準備完了にて釣り開始。ス〜っと落とすと以外にも浅くて、水深は1m程度かな。するとすぐにアタリあり!一投目で上がってきたのは、まぁしょうがないか…なサイズ。このサイズなら最低限かな次も同じスポットへ!なんだけど、強風に煽られて20cmばかり狙いがズレる。「ズレたけど、喰ってくるかな?」と思ってたら、しっかり喰ってきてくれて、すぐに二匹目。「お!今日はハゼの活性が良いかも知れないぞ!」ここしばらくは、少しでもハゼが釣れるホットスポットからズレると喰って来なかったけど、このズレでも喰ってくるということは期待できる。一投一匹のペースで上がってくるがそれほど長続きせず、だいたい5匹も釣れば針に掛からない小ハゼになるので、次のスポット探し。とは言え、すぐに次も見つかるからありがたい。上がってくる型も悪くなくて、10cm程度がスタンダード。ここらへんが平均サイズ本日は強風対策で、自分の真正面から風下方向のみを探る事になります。風に逆らっても、竿が煽られてアタリなんぞ分からないので、必然、風に乗せるような竿方向になります。だもんで、通常の半分しか探れないので、数mの小移動を繰り返しながらの拾い釣りをすることになります。もうひとつが、道糸のテンションを少し張り気味にして、竿先を見るアタリよりも手元の振動のアタリを分かりやすくする。風に煽られるので、竿先のアタリなんてアテにならないもんで。先述の通り、オモリを重くすればもっと簡単なんだけど、持って来てないんだよね〜こんな感じで風対策をやりながら、小移動を繰り返す。しかし、このエリアは急勾配の岩場なので、移動するにもおっかなびっくりで、しゃがみながら、手をつきながら慎重になる。なにせ、身体ごと持っていかれるような強風が吹き付けてくることもあるので、シャレにならん!チョロチョロと動きながらなんだけど、時には10cmオーバーゾーンを見つけると、良型が連打で上がってくるエリアもある。ここらへんが連打になると楽しいね!釣り上げて手元にハゼを寄せようとするんだけど、風に吹かれてハゼがなかなか手元に近づいてこない。ハゼも諦めているのか知らんが、風に吹かれている時はプラ〜ン…となすがままで身動きしない。ハゼが近づいて来ないんですが…釣りに強風は大敵で、雨なんぞよりもはるかにタチが悪い。だもんで、風が吹くと釣りを止めて帰ってしまう人もいる。こういう厳しい条件の時は心が折れると負けなので、とにかく風を気にしないのが一番だ。周囲に誰もいないのを確認し、おまじないを唱える。「♪トンチンカンちん、トンチンカンちん、気にっしぃない!!。気にしない〜!気にしない〜!気ぃにしないぃ〜〜〜!!♪」かれこれ40年ほど前のアニメ『一休さん』の主題歌。オッサンが気持ちよく歌っていると、いつの間にか背後にO氏が幽霊のように立っていた。うげ!まだ居たんだ!常連はとっくに帰ったと思ってた。オッサンが良型を連打しているのを見て、さすがのO氏も釣り糸を垂れ始めた。しかし、この強風の中、そう簡単に釣れるもんでもない。更に悪いことに、風はますます強くなり、上がってくるハゼもしぼんできた。ハゼがミニマムになっているので、針掛かりも厳しい。以前、このブログのどこかに書いたと思うんだけど、ホタテ餌も付ける時はひと工夫が必要。針を貝柱にこするようにしてフワッ!と付けられればそのままでも良いんだけど、そう簡単にもいかない。だもんで、グサッと貝柱に針を刺したら、望みのボリュームを指で摘んで千切る事も多いと思います。そこからもうひと手間。ホタテ餌の両端を指で潰します。そうすることで、ホタテの両端が水中でフワッ!となり、ハゼへのアピール力が増えるとともに、ホタテエキスがより多く流出するという作戦。更には、針掛かりもより良くなると思います。キュッ!とホタテの両端を潰す本日は条件が厳しいので、様々な手間を掛けながらの釣りになりましたが、餌のキリの良い所で納竿。3時間で147匹と昼間の強風下でよくこれだけ釣ったと、自分で自分を褒めた。良く頑張ったよ!俺!!釣りは自然相手だから、ハゼだけではなく、自然環境とも向き合わなくてはならない。時には、今日みたいな強風でも。良い状況の時に釣り糸を垂れたいのは誰でも同じだけど、悪い状況下の釣り方も模索し続けていかないと、厳しくなると思います。その時の状況任せだけでは、結果を出し続けるのは難しいかな。厳しい時は頑張るおまじない。「トンチンカンちん、トンチンカンちん、気にっしない!」あなたも一曲どうですか?次の記事>>>「2023年度17回目のハゼ釣りは今季初の多摩川羽田遠征」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度18回目のハゼ釣りは4割2分5厘
    2023年18回目のハゼ釣りは4割超え打者だったんだ!2023年8月27日。2023年18回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】天気:曇のち晴れ一瞬雨釣行時間:6時00分くらい(潮位:76cm下げ7分)〜10時00分くらい(潮位:65cm上げ2分)中潮水温:28℃釣果:マハゼ119匹(7.5cm〜13.5cm)竿:2.1m(行雲流水)→3.5m(清流X 硬調)→2.1m(行雲流水)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテ時々アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け4割2分5厘。オッサンの打率だ!っと、いきなり言われても、サッパリ分からないと思う。「いい歳こいて、コイツ野球始めたんか?」と思われるかもしれませんが、野球ではございません。ハゼ釣りの打率でございます。はい?ハゼ釣りで打率とはコレ如何に?ですが、要は【ハゼが釣れた数/竿を上げ下げした数】の割合です。本日は、ハゼが釣れた数は119匹で、竿を上げ下げした回数は280回。つまり、119÷280=0.425なので、4割2分5厘というわけです。野球で言うところの打率とは、厳密には【打率 = ヒット数 ÷ 打席数−(犠打 + 犠飛 + 四死球)】なのですが、ハゼ釣りで犠打とかファーボールないしなぁ…まぁ、ハゼを掛け損ねてのポッチャ!はファールとか、ダボハゼとかの外道が釣れたら犠打、針が自分に引っ掛かったらデッドボールみたいな気がしないでもない。こう考えると、『ストライク=餌を取られる』とか『ボール=アタリ無し!』とか、いろいろと考えたりするが、キリがないので止めておきます。先週は多摩川羽田ポイントへの遠征で、けっこう釣れたし、型も良かったしで面白いハゼ釣りになりました。本日は潮回りの関係で羽田では釣りにならんので、いつものホームグラウンド『大井ふ頭中央海浜公園』でございます。問題はどこで釣り糸垂れるか?だ。大井ふ頭中央海浜公園には、【はぜつき磯】・【夕やけなぎさ】・【しおじ磯】・【みどりが浜】と大きく4つの釣り場がある。【夕やけなぎさ】と【みどりが浜】は、オッサンはあまり好きではないのでオミット。となると【はぜつき磯】or【しおじ磯】の二択になるが、どちらも甲乙つけ難い。一昨日と昨日の釣果はすこぶる良かったようなので、どちらの釣り場でも釣りになるだろうて。更に頭を悩ませるのが、各釣り場の中のどのエリアでやるのか?である。なまじっか、各釣り場を細かく知ってるもんだから”こういう状況の時はこのエリアで…”と頭を悩ませる。釣れる釣れないなんて、実際に釣り糸垂れないと分からないんだけど、できれば、釣れるところからスタートダッシュを決めたいのが人情だ。まぁ、釣り場でいろいろ情報を集めてから考えよう!と、至極マットーな結論に落ち着く。いつものように寝坊気味で自宅を出発し、半居眠り運転で愛車を漕いでいると、後方から聞き慣れたベルの音がする。O氏である。O氏も腰痛のせいなのか、最近は釣り場に来るのが遅くて、オッサン並みになっている。まぁ、この御方はたいして釣りをしないもんだから、早く来ようが遅く来ようが変わらないんだけども…ここからはO氏と一緒に仲良く現場に向かう…なんて事は全く無い。O氏はオッサンよりも半馬身でも早く先に到着したいようで、信号無視やスピードオーバーといった数々の交通違反を駆使して、オッサンの前を立ち漕ぎで走ってゆく。O氏のケツを拝みながら思う。「人間って、歳とって円熟するなんて絶対無ぇ〜な!」コレはO氏のみならず、様々な高齢者を見てきたオッサンの真理である。人間の精神年齢って、どこかの年齢(人によって違うんだけど、たぶん30代か40代のどこか)を頂点として放物線を描くものと確信している。若い頃がアホなのは当然として、頂点を過ぎると、再びアホになってゆくのである。しかし、頂点を過ぎたアホはタチが悪い。若い頃は純粋に自分の欲求に従ったり、思慮が足りないがためのパッパラパー言動である。ソコには、体当たりと迂闊さを混ぜ返したような哀愁が漂っていて、見ているこちらとしても、許容し、手を差し伸べようと共感できる想いが込み上げる。しかし、頂点を過ぎた場合は、共感や救済なんて微塵も発生しない。なまじっか長生きしてるもんだから、教訓めいた言葉や哲学的な言い回しを会話にブチ込んで来ては、『仙人のように人生を達観した私』を演出してくる。まぁ、たいていは薄っぺらい上、ソレを使用する環境もタイミングも悪い。「なに言ってんだ、コイツ?」と思われてしまうバッドタイミングで、「どこかで使ってやろう!」と仕込んできた言い回しを発表してしまうのである。言葉自体は問題ないんだけど、ソレを発するタイミングが悪い。このように、せっかくのいい言葉も重い告白も、環境を考えなければ大笑いの素になってしまうのである。とは言え、オッサンも大笑いの素世代で、いつものようにこのブログもくだらん話で長くなって申し訳ないです。釣れれば型は悪くない。釣れればね!いつもの橋から【はぜつき磯】を見渡すが、思っていたよりも釣り人が少ない。ん〜?昨日はハゼが釣れたみたいだから、もっと釣り人が多いと思ったけど…ハゼ釣り人少ないな…何人か知ってる常連さんがいたので、ハゼ釣りの塩梅を伺うが、「釣れないし、小さい…」とのこと。うげ!、やっぱり日曜日だね〜釣れない小さいのダブルアタック一応、【夕やけなぎさ】の様子も見に行ってみる。あ、BBQ場はオープンしてるんだけど、未だ半分も開放してない。予約が入らないらしいけど、そりゃ〜マトモに宣伝してないんだから無理っしょ!You tubeやTikTokなどを活用すりゃ〜いいのに…と思うが、行政だと出来ないのかな?ほぼ開店休業状態のようですが…【夕やけなぎさ】は地道にハゼ釣り人が増えているな〜まぁ、いよいよハゼ釣り本番のシーズンに入ってきたからね。とは言え、まだまだ少ないいつもの常連はこちらにも居ないので、彼奴らは【しおじ磯】だろうて。O氏も未だに【夕やけなぎさ】をウロウロしている。ほぼ同時に釣り場に到着したんだけど、オッサンもO氏もいろんな常連釣り人と話し込んでるもんだから、いつまで経っても釣りにならない。やはり本日は【しおじ磯】が釣りになりそうなので、そちらへ向かう。【しおじ磯】に到着すると、そこそこの釣り人が居て、いつもの常連たちもズラリと並んで釣り糸を垂れていた。さぞかし釣れるんだろうと思ってたら、やはりこちらも「釣れない&小さい」らしい。ハゼ釣り人は多いけどね~ハテ?どこで釣りしようかな?常連たちが並んでいるところではやる気にならんので、なるべく人目を避けた端っこに来てみた。こちらでは既にT氏がやってたんだけど、T氏の釣りをしばらく眺めていたら、やはりこちらでも「……」ダメだ!とてもやる気にならんので、反対側の端っこにやって来た。もう動くのは面倒臭いので、こちらで覚悟を決めて釣りの準備。まずはカウンターを装着。本日は竿を落とし込む回数を数えなくちゃならんので、指に装着するタイプのカウンターも持ってきた。このカウンターは防水ではないので、うっかり水に浸けないように気をつけなくては。うっかり注意!もちろん腰には釣ったハゼ用のカウンターも装着で、ダブルカウンターアタック!な装備。まずは手前からの様子見なので、竿は短い2.1mの『行雲流水』から。手前で釣れれば簡単だが餌はボイルホタテとアミエビなんだけど、釣れるハゼが小さいとホタテオンリーになるかな?先週の余りのエサ仕掛けはいつものハリス3cmの胴付き仕掛けなんだけど、実はハリスを付ける位置に違いがある。道糸に結び目を作ってハリスが動かないようにしてるんだけど、実はその結び目を3つ作っているんです。一番下は、オモリ用のチチワ結び用の結び目。その1cm上にふたつ目。更に、その1cm上にもうひとつ結び目を作ってるんです。通常なら、下からふたつ目の結び目で完結するんですが、オッサンはその時の釣れ具合によって一番上にハリスを付けることもあります。一番上は喰いが良い時用になります。ハゼって地べたでボケ〜っとしているイメージかもしれませんが、餌を活発に喰う時ってけっこう浮き上がってくるんです。なので、喰いが良い時は上に針を付けて、浮き上がったハゼが餌を喰ったまま下に落ちてゆき、自動的に針掛かりするというイメージ。もともと、この仕掛けはエサが底から浮いているのですが、エサをより高くすることによって、より針掛かりを良くするのと、よりハッキリとアタリを取るためにこうしています。まぁ、本日は残念ながら、少々厳しそうなので下段にハリスを装着ですが…まずは下段からか…一応、水温は28℃です。一応ね!んだば!釣り開始。適当に投げるが、指のカウンターを押し忘れないようにね!ス〜っと仕掛けが落ちて着底するが、案の定、なんの音沙汰もない…ひと通り誘ってみるが、音沙汰なし…「フッ…、こんなもんか…」何度か角度を変えて入れ直すんだけど、アタらねぇ〜な〜…いつもは「そのうちにアタるっしょ!」と気にしないんだけど、今日は落とし込みをカウントしてるもんだから、無駄な一投をしたくないんだよね〜心なしか、いつもよりも丁寧に誘っては、喰わせる時間を長めにとってしまうオッサン。しばらくジ〜っとしていると、やっと僅かなアタリが!?アワセるとしっかり掛かって、本日の一匹目。まぁ、このサイズならね!釣れたらお腰のカウンターをカチリ!とね。一匹釣れれば爆釣開始!という事は全く無くて、本日はハゼが群れてないようなので、数匹拾ったら次のホットスポットを探さなければならない。コレがなかなか見つからないんだ!とりあえず、今の立ち位置から3か所くらいは見つかるんだけど、ソレもかな〜り丁寧に探らないと見逃してしまうくらいに狭いスポット。コレじゃ〜周りも釣れないわけだ…オッサンは3mくらいの小移動を繰り返して、ハゼがアタってくるホットスポットを探し出す。こんな日は、1か所で粘っても数が伸びないからね〜アタリが遠いとは言え、上がってくればそこそこ良い型なので楽しい。型が良いので針掛かりも良好だから、アタリに気づけばハゼは釣れる。型が良いから楽しいね〜竿先を派手に持ってゆくのは小ハゼなんだけど、本日の良型クラスは、いつにも増して大人しいアタリ方をしてくる。竿先を1cmス〜っと拝ませるくらいのアタリなので、集中してないと掛けるのは難しいかな。小ハゼに限って派手なんだよねここら辺のアタリなんて竿先に出ないよ本日は難しい釣りだけど、時には入れ喰いタイムもあって楽しいが、遠くから嫌な音がしてくる。釣り船が通過する時間になった。チッ!せっかく楽しくなってきたのに…と思ってたら、釣り船がUターンして戻ってゆくではありませんか!?あれ?何やってんだ?と思ったら、後で聞いたんだけど、どうやらコマセを忘れたらしくて取りに帰ったらしい。コマセを持ってこなきゃ〜釣りにならんだろ!そんなんで大丈夫かよ?んで戻ってきた釣り船が通過し、大波でやはり海底の砂がめちゃくちゃに舞い上がり、そしてハゼが釣れなくなる。ダメだこりゃ〜。こんな時にはやることはひとつ。休憩じゃ!まさかの4割超え休憩しながら釣り船をやり過ごしていると、ある常連がやって来た。あまり釣れなかったらしく、ハゼが欲しいようだったのでオッサンのハゼをおすそ分け。まずは朝からの分。50匹釣り船が通り過ぎたようなので、ハゼ釣り再開ですが、未だ手前の水は濁ったままなので、沖なら少しはマシだろうで長竿登場。長竿はいつものコイツ濁りの沖を狙うが、どうにもアタリが遠い…たま〜にアタっては来るが、ハゼがしぼんでしまったらしい。しばらく長竿で粘ってみるがどうにも改善しないので、フットワーク重視で、また短い2.1mの竿に戻す。本日はハゼ釣りイベントをやっているので、【しおじ磯】のセンターエリアはファミリーハゼ釣りでごった返している。どうみても釣れそうにない状況&どうみても釣れそうにない釣リアイテムの群れで、遠目から見ても釣れなくてかわいそうになるが、まぁしょうがないよね!そんな状況なので、常連達は追いやられて、釣り場の端っこでズラリ並んで釣れない釣りを楽しんでいるようだった。オッサンはその風情を遠くから楽しく眺めていたが、こっちも釣れないんですけど…ウロウロしながら、しぼんだハゼを拾いまくる。やはり、釣り人の密度が高いとハゼは小さめになる傾向。当然、その反対もしかりなので、オッサン的には釣り人が居ないエリアをチョロチョロと動き回る。なので、小ハゼも拾うが良型ハゼも拾い歩く。探せば良型もいますよ〜一向にハゼ釣りの調子は上がりそうもないので、納竿になる。4時間で119匹となんとかノルマは達成程度。おかわり分昨日とは打って変わっての渋いハゼ釣りでした。特に後半は、落としてすぐにアタって来る事もなくて、誘っては長めに止めてを繰り返して、やっとアタってくる感じでした。オッサン的には、ふたつのカウンターをカチャカチャやってたから、けっこう忙しなかった。無駄な投入をすると打率が悪くなるもんだから、気を使ってたな〜小さいエサ取りハゼがアタって来ると一気に投入回数を持っていかれるから、どこで見切るのか?が難しかった。何度落としてもアタっては来るんだけど、針に掛からない奴なんて「お前はヤクルトの宮本丈(みやもとたけし)か!?」と憤った。※宮本 丈:一振りに懸ける燕の打撃職人。代打の出場機会が多いが、バッターとして粘りまくるので相手ピッチャーが嫌がる存在。『ピッチャーに投げるだけ投げさせる粘りのバッティングで、最後にはファーボールで歩かせる』みたいなハゼもいやがって、ふざけんな!!きっとプロ野球選手ってこんな感じなのかな?無駄な打席なんて無いんだろうけど、一打席一打席が結果(=稼ぎ)に直結してるんだろうから、塁に出ればチャリン!とお金が入り、出なければ減給…プレイをしながら、頭の中で金勘定が常に行われるシビアな世界。ハゼ釣りをしながら、チャリン!チャリン!とお金の鳴る音が脳内を響き渡るオッサン。でも、4割2分5厘という打率は意外だった。今回初めて落とし込みの回数をカウントしてみて、実際は280回だったけど、もっと多く竿を振り込んでいるもんだと思っていた。まぁ、その時の状況によって違うんだろうけど、今日は長めに喰わせないとアタって来なかったから、必然、落とし込む回数も少ない方な気がした。打率も3割か、もしかしたら2.5割くらいと予想していたんだけど、思いの外の4割バッターなオッサン。今までの日本のプロ野球の歴史上、4割バッターはいないから、まさかオッサンが!?※MLBではひとり4割バッターがいるんですよね。そして2023年のMLBでは、マーリンズのルイス・アラエス内野手が、82年ぶりの4割バッターへ期待が高まっているそうな。まぁ、入れ喰いの時なんて10割が続くしな〜このカウント作戦を続けていれば、何かしらの傾向が見えてくるような気もするが、気忙しいし、落ち着かないのでやってられんわな〜自動的にカウントしてくれるアイテムって無いもんかな?今日は【しおじ磯】と【夕やけなぎさ】でハゼ釣りイベントをやっていたから、釣り場は賑やかだった。いつも思うんだけど、この手のイベントの時って釣れない時が多いんだよね…せっかく釣り場に集まって、みんな頑張っているんだけど、頑張ったところで釣れないものは釣れない。なんか可哀想になっちゃうんだよね〜もうオッサンが乱入して釣ってあげよう!とまで思うんだけど、確か2022年にディズニーランドのパレードに乱入して捕まり、ランドを出禁になった無職のオッサンみたいな扱いを受けそうなので止めておいた。次の記事>>>「2023年度19回目のハゼ釣りは早朝の追跡者」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度19回目のハゼ釣りは早朝の追跡者
    2023年19回目のハゼ釣りは朝っぱらからおいかけっこ2023年9月3日。2023年19回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:多摩川【羽田付近】天気:晴れ釣行時間:6時00分くらい(潮位:199cm上げ9分)〜10時00分くらい(潮位:146cm下げ5分)中潮水温:27℃釣果:マハゼ130匹(6.5cm〜12.5cm)竿:2.1m(行雲流水と彩峰?の合体竿)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:1号ナスオモリエサ:ベビーボイルホタテ時々アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け2023年もいよいよ9月。心なしかお盆明けてから東京の空気が変わった気がする。暑いは暑いんだけど、7月から続いていた地獄のような暑さではなく、そこはかとなく秋っぽい空気になってきたような…なんでも東京は、8月は31日連続で真夏日だったらしい。つまり8月は全て真夏日だったということで、これは観測史上初めてだったらしい。東京都心は本日午前7時30分過ぎに気温が30℃に達して、今年72回目の真夏日となったようだ。コレで統計開始以来、年間の真夏日日数の最多記録を更新。今年の夏は、7月10日に今年初の最高気温35℃以上の猛暑日になって以来、8月8日に猛暑日日数の歴代最多を更新し、昨日までの猛暑日は22日間。などなど、2023年は数々の記録塗り替えてたようであるが、来年は記録更新しないよう願わずにおれない。しかし!今年の暑さは異常だよ!!このように、昨今は地球規模的に様々な気象災害が発生しているが、何事もバランスを取ろうとするから、今は一時的に混乱しているが、きっとどこかで落ち着くんだと思うし、そう思いたい。人間が地球環境を少々破壊したのは、そうかもしれんが、地球側にしてみれば上っ面の一部でちっぽけな生物がなんかやってる程度だろうて…まぁ人間だけが被害を被るだけでなく、他の生物を巻き込んでいるのは申し訳ないが、地球にとっては蚊にさされた程度で、痛くも痒くもないと思うよ!まぁ、多少は痒いかもしれんが…という訳で、恐らくは暑さのピークは過ぎた感じの今朝早朝。ちょっと涼しくなった空気を満喫しつつ、向かうは多摩川羽田ポイント。本日のハゼ釣り場は先々週に引き続き、多摩川遠征でございます。チンタラ愛車を漕いで40分ほどの道のり。車なんてほとんど動いてない、日曜日の早朝。一応、早く現場に到着したいので気は急いている。だもんで、信号無視や一時不停止、通行区分違反etc、etc…、極悪非道の運転で、街中を我が物顔で闊歩するオッサン。昨今は自転車運転違反でもしょっぴかれるようで、国家権力もようやく重い腰を上げるようである。まぁ、ソレはソレで良いことなのかもしれんが、日本人はおしなべて自転車違反への意識が希薄なのは否めない。っという訳で、オッサンも適当な自転車運転だ。車が全く通過しない道路で、いちいち信号なんぞ守ってられっか!の身勝手運転だが、日本国民のほとんどがオッサン的な発想だと思う。※ちなみに自動車運転の時はチャンとしてますよ!チャンとね!!ある一車線道路をいつものように信号無視してやったら、ちょうどバッドタイミングで、コンビニの前に居た自転車のお巡りさんを発見!確実に目が合った!そしてお巡りはマイチャリンコにまたがり、オッサンの方を凝視しながら、こちらに向かってくるではありませんか!?”コレはちょっちマズイかな…”身の危険を感じたオッサンは、素知らぬ顔で角を曲がるとダッシュ&ターンでお巡りの視界から消える。物陰に潜んで息を殺していると、拳銃に手をかけたお巡りが通過していった…お巡りの後ろ姿を見送り、うまく撒いたオッサン。危険は去った。まぁ、オッサンの思い違いで、あのお巡りの行動もただの偶然かもしれないが…しかし、同じ信号無視にしても、真っ昼間の片側3車線道路をぶっちぎるというなら分かるが、こんな車も通らない早朝の狭い道の信号無視でしょっぴくかね?他人様に危害を及ぼす行為ならともかく、この場合は誰も困らんだろ?国家権力も、TPOをわきまえて警らにあたって欲しいものだ!ちなみに、自転車の信号無視は、3月以下の懲役又は5万円以下の罰金でございます。オッサンの場合は、家族が罰金払ってくれそうもないので、ブタ箱で臭い飯を食わされるんだろうな、3ヶ月間も面会無しで…っという訳で、早朝からcatch and run(おいかけっこ)を楽しみ、すっかり汗だくのオッサン。現場の羽田に到着する頃には、本日のエネルギーを半分消耗していた。釣り場には既に5人ほどの大盛況なハゼ釣り人がいた。今日もハゼ釣り人少ないね〜本日もここ多摩川羽田の『えさ政』さんポイントが中心。今現在はほぼ満潮で潮止まりな時間帯だから、最初は少々厳しいかもしんまい。満潮時間なもんで前々回に爆跳した謎の老人ポイントからスタートしたいところだが、少々問題があって、まずはズレたアタリから始めることにする。本日の竿は2.1mのなんちゃって『行雲流水』『行雲流水』と『彩峰?』の合体竿仕掛けはいつものハリス3cmの胴付きミャク釣り仕掛けなんだけど、ペイントしたオモリを頂いたので、せっかくなので使ってみます。釣具屋では何かと着色系のオモリを売っていて、見た目にも派手で釣れそうな気配を漂わせているが、オッサンの経験上、色を付けたからといって釣れるものでもない。好奇心旺盛なハゼは、派手な色のオモリを突いたりするんだけど、単にソレはソレだけの話で、釣れるのとは別の話である。せっかくの頂きものなので使ってみます餌はベビーボイルホタテとアミエビだけど、釣れ方によってどうなるやら…ハゼのサイズが小さかったり、喰い方が浅い場合はホタテだけになるし、良型クラスが入れ喰いならアミエビも使います。アミエビを消費できる釣れ方を期待!水温は27℃で、今期初めて前回よりも水温が下がった!いよいよ秋近し!かな?準備完了にて釣り開始。コンクリート護岸の縁に座って釣りするんだけど、潮が高いので、オッサンの長いあんよが水に浸かる。サンダル履いてきて良かった!とにかく動け!んだば釣りスタート!ス〜っと仕掛けが落ちて即アタリが!?という事は全く無くて、本日も最初のアタリが遠い…いくら誘っても、角度を変えて入れ直しても、生命反応は全く無し!「あ、今日はマズイな…」と、開始5分で気不味いムード。今現在は満潮の潮止まりだから…という見方も出来るが、まぁその理由も無きにしもあらずだけど、ハゼ釣りの場合は、潮に関係なく、喰い気のあるハゼの目の前に餌を落とせば喰ってくるだけ。なので、アタリが遠いということは、ハゼにやる気がないのか、ハゼが散っているのかのどちらか。しかし、このアタリの遠さは如何ともし難いぞ!この潮位ならハゼは絶対目の前にいるはずだから、単にハゼのやる気の問題か?っという訳で、コマセ作戦を実行する。コマセ作戦とは?ホタテをかなり大きめに針にセット?そのままホタテ全体を指で強めに潰す?目当てのポイントへ投入!?着底したら、強めにブルブルと竿を振動させる?その振動で針が暴れ、ホタテがバラ撒かれるこの『コマセ作戦』はど〜してもアタらない時にやることがあるんだけど、使いどころがかなり限定的なので、実はあまりやらない。実行する時とは、ハゼは居るんだけど口を使わず、更にそのエリアにハゼを集めたい場合。障害物とかがあったり、ハゼを散らしたくない場合に使うことがあります。何度も使う技ではなく、最初の一匹が釣れたらもうやらない。っというのも、こんな事しなくても、最初のハゼが餌を喰って針掛かりし暴れてくれれば、ソレが釣れ出すきっかけとなってくれるから。魚って不思議なもので、針掛かりして暴れると、ソレに釣られて周りの魚が寄って来るんですよね〜人間の立場で考えれば、釣られて危ないから逃げよう!と思うんだけど、魚の場合は餌を食べたいのか?何事かの好奇心からなのか?集まってくる。なので、最初の一匹が暴れることによって、「クォマセさくせぇ〜ん!(ドラえもん風に)」なんぞやるよりも余程効果がある集魚をしてくれる。っという訳で、コマセ作戦で釣れてしまった残念な最初の一匹。ビックリしたのか、恥ずかしかったからか、釣り上げたコイツは硬直してしまい、身体が曲がったままだった。死後硬直?生きてるけど…一匹釣れればコッチのもの!と思ったが、そう甘くもなく、3匹ほど釣り上げるとまたアタリが遠のく…んで次のホットスポットを探すんだけど、無いんだよね〜なので、釣り座ごと動かなくてはならない。前回もお話したんだけど、この釣り場は平坦なコンクリート上から釣り糸を垂れるので、常連と思われる方は折りたたみ椅子持参で釣りしてたりする。椅子に座っちゃうと動くのが億劫になるので、フットワーク良く釣りをしたいオッサンは椅子は持ってこない。そもそもが荷物になるしね。この釣り場の時は釣ったハゼを入れるビニールバケツの他、狭いバケツに入れておくとハゼがグロッキーになってしまうので、ズックビクを水に沈めておいて定期的にビクにハゼを移してます。なので、この釣り場に来る時は荷物が多く、とても椅子なんぞを持ってくる余裕はない。ちなみに、本日はいつもテナガエビ釣りで使っているソーラー式エアポンプ『おひさまの力(ちから)』を持ってきた。ある程度バケツの中にハゼが貯まると、夏の熱射で水が熱くなるのか、酸欠になるのか知らんが、ハゼがバケツから脱走する。脱走したハゼにすぐに気づけば拾って再び収監になるんだけど、時には多摩川へお帰りになる。まぁ、それでも別にいいんだけど、看守側としては脱走は気持ちの良いものではないので、少しでもハゼ様により良い環境を!のつもりで。ソーラーエアポンプ『おひさまの力』コレでハゼ様もご機嫌に!んでハゼ釣りの塩梅はと言うと…相変わらず数匹釣ったら、次の場所へ!とチョロチョロせざるを得ない状況。どうやらハゼが群れてなくて、まばらに散っているらしい。群れのサイズも本当に適当で、10数cmが釣れたと思ったら、すぐに小ハゼになったりする。このクラスが釣れた直後に、コレだもん!まぁ、このパッとしないハゼ釣りも、満潮から下げ潮になれば前回のような爆釣になるだろうて…という期待がお慰みの全てで、それまではその時を今か今かと耐え忍ぶばかりである。本日は、一ヶ所に陣取って粘ればなんとかなるという釣りではなくて、自分の定位置からアタらなくなったら即移動を繰り返す、フットワークの軽い釣りじゃないと数が上がらない。なので、ひたすらにチョロチョロ動き回る。とにかく動いて喰ってくるハゼを探すしかない。釣れればそこそこの型こんな時はやはりホタテ餌の方が釣れるんだけど、せっかくアミエビも持ってきてるので使ってはいる。前回お話した、背中が丸まっているエビと伸びたエビの針掛かりの違いで、丸まっているエビの方が掛かりが良いという話。丸まってるエビの方が釣れる!とは言え、丸まっているエビを厳選するのも面倒臭いし、そもそも半分くらいは伸びているエビなので使わない訳にもいかない。なので、ひと工夫。単純に伸びたエビの頭をカットすれば、針掛かりが向上したというだけ。頭をカットすれば使える!実はアミエビ餌の方が釣れるハゼが良型だったりするから、できればアミエビも使いたいんだよね〜アミエビ餌の方がハゼの型が良い朝はそこそこ気持ちが良かったが、さすがに日が昇ってくると暑くなってくる。しかし、本日のハゼ釣りはどうにもくすぶっているので粘る人もいて、この暑さの中、5〜6人くらいは頑張っている。一応、オッサンも粘ってはみたものの、潮位が低くなり、アタリも更に遠のいたので納竿。4時間で130匹とノルマはなんとか…なんとか1即は超えたけどね…しかし、今日は動いたな〜前回みたいに、潮が動いて良型爆釣の巻き返しを期待したんだけど、ダメだったな〜ずっと同じチョロチョロペースで釣れるだけだった。釣れなきゃ〜足で稼ぐのが釣りの基本。でもこの釣り場は水面まで高さがあるから、立ってるとやりにくいんですよね〜なので座り込んでの釣りになり、必然動くのが億劫になる悪循環…しかし、ここで立ち上がるのが真の勇者である!ダメで粘ってもひとつも良いことなし!さぁ立ち上がって次のハゼを見つけましょう!その繰り返しが結果になり、あなたの釣りを満足させます。たぶん…まぁオッサンの場合は尻が熱いから、我慢できずに立つんだども…直射日光のコンクリは熱いぞ〜追伸、本日の『大井ふ頭中央海浜公園』は爆釣だったらしい。まぁ、いつもこうなんだよね〜オッサンはハズレくじを引くことが異常に多い…「もう釣れすぎて途中でハゼ釣り止めちゃったよ!」大井ふ頭でハゼ釣りしていたO氏とH2氏からの報告に、「コレがチャレンジ!」と虚勢を張るのが精一杯なオッサンなのでした。次の記事>>>「2023年度20回目のハゼ釣りは手強い見釣り」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度20回目のハゼ釣りは手強い見釣り
    2023年20回目のハゼ釣りは手強い見釣り2023年9月10日。2023年20回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】→【夕やけなぎさ】天気:晴れ釣行時間:6時00分くらい(潮位:76cm下げ7分)〜10時00分くらい(潮位:65cm上げ2分)中潮水温:26℃釣果:マハゼ100匹(8cm〜13cm)竿:3.5m(清流X 硬調)→2.1m(行雲流水)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けまだ暑いとは言え、いくばくか秋の気配が漂ってきている。ハゼ釣りにおいても数釣りの夏シーズンが過ぎつつあり、いよいよ型狙いにシフトチェンジ。とは言え、2023年は数もまともに上がらなかった。例年なら2束なんて当たり前で、釣れる日は3束も狙えるくらいなんだけど、今期はやっと2束いくかどうか程度…数も釣れないし、ハゼも小さいし…とくすぶっている内に、もう秋の気配である。今年の夏は異常な暑さだったので、夜通しエアコンを付けてないと眠れない日々。なんだけど、エアコンで寝ていると翌朝は身体がすこぶるダルいし、冷房で乾燥するのか喉がイガイガで調子も悪い。しかし、やっと夜は涼しくなり、なんとかエアコン無しで眠れる日も増えてきた。おかげさまで、そんな日は気持ちよく熟睡できる。っという訳で、いつものように朝寝坊の日曜日。目が覚めると、もうハゼ釣りしてなきゃならない時間だった。「ハァ〜、今日もハゼ釣り行くのか…」否、別にハゼ釣りが嫌いなわけじゃなくて、釣り場まで移動するのが面倒臭いだけなんです。「誰か『どこでもドア』作ってくれねぇかな〜」と子供じみた発想を真剣に考えるオッサン。ちなみに『どこでもドア』の公式価格は64万円だそうな。ドラえもんのひみつ道具は公式に値段が決まってて、タイムマシン120万円、もしもボックス62万円、タケコプター1万5千円などなど。ドラミちゃんの本体価格は100万円で、ドラえもんに至ってはなんと20万円の激安価格でございます。まぁ、この価格は1980年代のお値段だから、今現在で換算すると、消費者物価指数を基準にすれば約4.3倍になります。こう考えると、ひみつ道具もホイホイ気軽に買えるシロモノという訳でもなく、何を買うのか考えてしまう。タケコプターあたりなら気軽とは言えんが、お手軽価格だけど、その他はそれなりの出費でローン組まないと買えんな。ロボ本体も考えもので、メンテナンスとか餌とかやらないと動かなくなりそうだし、そもそも家にあんな物体がウロウロしているのも邪魔くさい。だけど、ロボ本体が居ないとひみつ道具売りません!というセット販売となれば、かなりの出費だぞ!?とは言え、やはり『どこでもドア』はかなり魅力的なお買い物だな〜っと思ってたら、ある調査でも一番欲しいと思うひみつ道具はダントツで『どこでもドア』という結果だったらしい。旅は行き先だけではなく、その道中もお楽しみのひとつと言われるが、昨今はそんな時間的・金銭的・心の余裕も無いもんだから、せわしない。っという訳で、目的至上主義の成れの果てが『どこでもドア』という選択なんだろうと思う。ちなみに例えば『どこでもドア』を使って富士山の頂上に行きたいとする。気圧の違いでドアを開けた途端に大惨事。よしんば、ドア部にバリア的なものが張られていたとしても、そのバリアを通過した途端に低酸素で急性高山病は必至でしょう。っと、いつものようにくだらん話で引っ張って申し訳ないです。全く無反応なハゼ夜は秋近しなもんで、天使の眠りを貪るオッサンは熟睡で、いつものように朝寝坊。身体にバラ鞭打って起き出し、ハゼ釣りアイテムを愛車にぶち込んで出発。先週は自転車違反でお巡りに追いかけられたが、今週は慎重に周囲を見渡しながらの違反運転なので、ポリスチェイスは無かった。いつものようにハゼ釣り現場が見えてくるが、既に15人くらいは釣り糸を垂れていた。この時間にもうハゼ釣りしているということは、この人たちは暗いうちから釣り場にいたんだと思う。すげぇ〜やる気!常連がいたのでハゼの塩梅を聞いてみるが「アタリも少なくて小さい…」らしい。コレが「良型が爆釣だよ!」だったら、ウロウロしないで迷わず「お隣りにお邪魔します!」なんだけど、厳しいとなると、ひと通り他の釣り場の様子を見に行くことになる。なんとなくなんだけど、その時の釣り場の雰囲気で良さげな気配というのがあって、オッサンはこんな曖昧な感じで釣り場を決めています。【はぜつき磯】【夕やけなぎさ】【しおじ磯】をひと通りパトロールしたんだけど、どうにも空気が良くない。今日は難しいな…【夕やけなぎさ】は閑古鳥【しおじ磯】もどうもパッとしないちなみにBBQ場はポツリポツリお客さんが来始めているらしい。ボチボチ利用されているようだ今期の傾向として、こういう厳しい時でも、どこかしらで爆釣とまではいかないがホイホイハゼが釣れるスポットがある。ただ、そんなスポットはとても狭い範囲。宝くじ的なスポットに当たれば楽しいハゼ釣りになるんだけど、ホンの4〜5mお隣りはアタリすら無い…という事がけっこうあったりする。「んじゃ〜、どこにそんなのあるんだよ?」なんですが、それば分かればコッチが教えて欲しいくらいだ。実際に釣り糸垂れてみなくちゃ分からんよ!そんなもんは。よしんば、釣り糸垂れた所で狭小なお宝スポットを飛ばして探ってたりしていたら、文字通り宝の持ち腐れ…「絶対にどこかに爆釣スポットがあるハズ!」と丁寧に探っても、ハズレばかりもザラなこの業界。かなり厳しいハゼ釣りになりそうな本日は、運とやる気と根気が試される博打のようなハゼ釣りになりそうだ。ハテ?オッサンはどこでハゼ釣りすっかな?ウロウロした挙げ句、結局は一番最初の【はぜつき磯】の深場に戻ってきた。こちらでは既にTZ氏、T氏、H2氏、MT氏が釣り糸を垂れていて、厳しいながらも良型のハゼも上がっているらしい。皆さん2m程度の竿で足元狙いのようだった。そこで!オッサンはいつもの長竿で沖狙いにて爆釣を目論むのでした。長竿使ってオッサンだけ爆釣って感じ!厳しい時の餌は、ベビーボイルホタテ。ホタテ餌ならいろいろ出来るし仕掛けはいつも通り。もらったオモリはまだ健在水温は26℃でだんだんと水温が下がってきている。夏も終わりに近づいてるね水に入るとちょっと冷たいと感じる季節になってきた。ちょっと前は気持ち良い!だったのにでは釣り開始。すぐ足元狙いの常連たちを横目に、ブ〜〜〜ン!と長竿で沖狙い。ス〜っと仕掛けが落ちてゆき着底。「さぁ、ハゼ爆釣来い!」とアタリを待ち構えるが、見事に裏切られ全く音沙汰なし!誘っても、角度を変えて入れ直してもな〜んの反応も無い!!ポイント選択間違ったかな?と開始5分で移動。やってきたのは安定の実績ポイントなんだけど、こちらも無反応…「うわ〜マズイな…」とちょっと移動していると、大量の良型ハゼが浅場の岩陰からサ〜っと逃げるのが見えた!「あ〜、こういうことか!?」ハゼは沖ではなく手前にいる、しかもかなりの浅場に。他の常連たちが手前狙いだったのはこういう事だったんだ!天の邪鬼で欲深いオッサンは沖狙いで数を数を稼ぐ作戦だったが、あの大量なハゼを見てすぐに竿をチェンジ。2.1mで手前狙いに切り替えるすぐに手前狙いに切り替え、逃げたハゼが居ると思われるゾーンを集中的に攻める。「全然喰って来ない」と聞いてたんだけど、オッサンが攻めているゾーンはガンガンに喰ってきている。ここらへんのサイズがポイポイ釣れる!アッという間に30匹ほど釣り上げると、パタ!っとアタリが遠のく。コレはハゼ釣りあるあるで、まだハゼは居るんだけど全く喰わなくなる現象。その場を荒らしたもんだからハゼがスレるのか、潮の影響なのか、どこに落としても無反応。しょうがないので、小移動を繰り返しながらポツリポツリと拾っていくんだけど、ひとつのスポットで釣れ続けるなんてなくて、一匹一匹違うエリアから上がってくるだけ。釣れればこのサイズだけど…「こりゃ〜厳しいな…」と思ってたら釣り船が通過する時間になり、ポツリポツリすら釣れなくなった。休憩じゃ!かなりテクニカルな見釣り常連たちが集まり反省会&情報会議。本日はどこも似たりよったりで、ハゼはいるんだけど口を使わないらしい。休憩後、ダメ元で【夕やけなぎさ】にやってくる。この時間になると【夕やけなぎさ】はファミリーフィッシングが多くて、常連らしき姿はほとんど見られない。オッサンは、ファミリーの邪魔にならないように端っこの方にて。ファミリーの楽しそうな黄色いはしゃぎ声を遠耳に、オッサンポツンと一軒家で、仲間外れ感を満喫しながらのハゼ釣り。こちらのゾーンは岩場でちょっと危ないので、ファミリーも近寄らない。見ると、岩の上に良型のハゼがうじゃうじゃいる。「コレが全部やる気があればな〜…」ハゼが見えると釣り人としてはテンションが上がるが、見えるのと釣れるのは別問題。往々にして、ハゼが岩の上に乗っている時は、喰わない時が多い。ス〜っとハゼの目の前に餌を落としてみるが、案の定、ハゼは知らんぷり。しつこく口元に餌を踊らせてみるが、”プイ!”とそっぽを向いて逃げてゆく始末。「こんチクショ〜!ご丁寧に尾びれで餌を蹴りやがって!!」こういう時は!っというような魔法はなくて、とにかく喰ってくるハゼを探すしかないのである。多くのハゼは無反応なんだけど、たま〜に奇特なハゼがいて、口を使ってしまう奴がいる。そのハゼを皮切りに、他のハゼも反応して釣れ始めるという事態を作るのである。とにかく最初の地雷になる一匹目を探す。仕掛けを落とす狙いは、岩に囲まれた平場。岩陰よりも平場の方が360度目立つから。平場のセンターに餌を落とすと、無反応なハゼを押しのけるように、岩陰から餌に突進してくるハゼがいる。そいつが地雷ハゼ。(←勝手にネーミング)そいつは間違いなく餌に喰い付き、針に掛けると暴れてホタテ餌を撒き散らす。その散ったホタテがコマセになって、無反応だったハゼが餌に反応するようになる。こういう時によく見えるんだけど、針が付いた餌には反応しないのに、フリーな餌は喰ってくるんですよね。つまり、魚には針もハリスも見えているという証拠なんだと思います。一旦活性が上がると、その周囲のハゼが反応するようになるので、釣れなくなるまで集中的にそのスポットを攻めます。きっかけはマハゼじゃなくて、ダボハゼでも良いんです。とにかく、ホタテコマセを撒き散らかして、そのスポットをザワつかせてくれればいいのである。こんな調子で、釣り続け爆釣とはいかないけど、楽しいハゼ釣りが続く。こちらでも型は良いんだよね〜気をつけるべきは、餌は大きめということと、ホタテの左右端を指で潰し、水中でフワリと広がるようにして目立たせること。この状態は、基本的に活性が良くないので、口を使って来るハゼを一発で仕留めないとセカンド・チャンスは無いと思ったほうが良いです。なので、針掛かり重視。掛かり重視というと、餌を小さめに付ける方がいるかも知れないですが、オッサン的には逆です。餌を大きめに付けることによって、バク!と大きなお口で咥えこむようにするべきだと思います。この餌だともう小さいですよ!エサが大きいと口からはみ出るので、コマセ効果もアップ!とにかくハゼ釣りの餌は大きめが吉です。おひさまが高く登ってきた時間まで粘り、意地で1束のノルマまで持ってゆき納竿。4時間で100匹ジャスト。意地の1束しかし、今日は難しかったな〜オッサンは見釣りは好きではないんだけど、今日はそんな事も言ってられなくて…見釣りって簡単って思われるかもしれませんが、全くそんな事はなくて、結構テクニカルなんですよね〜ハゼが見えるということは超浅場になるから、落とし込みのスピードとか、アワセのタイミングとか。ハゼが喰って来るのが見えている分、お互いの手の内が分かってる中での攻防になる。とりわけ、今日の見釣りは難しかった!どこに落とすのか?どいつが地雷ハゼになるのか?どうやってそのスポットの活性を上げるのか?etc、etc…でも、たまにはこんな見釣りもやってみるもんだと思った。実は今回のブログ記事が遅れた理由が、ハゼ釣り後にH2氏にお呼ばれ頂き、ハゼを肴に飲んだくれてその日中にブログ作業しなかったもんで…H2氏はハゼ釣り現場でハゼを捌いてたんだけど、この作業が異常に早いんだ!100匹なんて10分かからないよ!腹の内側の黒い部分はホースの『カクサン』でやれば一瞬でキレイになるらしい。『カクサン』で一瞬だ!すげぇ〜キレイになるH2氏はみんなからハゼを貰い、毎回何百匹という数になって「いつも大変だな〜」っと同情してたんだけど、この作業を見てたら案外なんとなるもんだと思った。とは言え、さすがに毎回毎回大量のハゼを持って帰ってくるもんだから、かみさんに『冷凍庫に入らないから持ってくんな!』令が出たらしい。世の中、そう上手くはいかないもんですな〜次の記事>>>「2023年度21回目のハゼ釣りはこの時期に穴釣り!?」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度21回目のハゼ釣りはこの時期に穴釣り!?
    2023年21回目のハゼ釣りはなんでこの時期に穴釣り?2023年9月17日。2023年21回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園2】(ハゼの穴釣り場)天気:晴れ釣行時間:6時00分くらい(潮位:203cm満潮)〜10時00分くらい(潮位:112cm下げ6分)中潮水温:27℃釣果:マハゼ68匹(6.5cm〜17.5cm)竿:2.1m(行雲流水)→1.5m(行雲流水)道糸:ナイロン1.5号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテ&アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け本日のハゼ釣りはタイトル通り、ハゼの穴釣りです。穴釣りとはご存知のように、岩と岩の隙間に仕掛けを落とし、その中に潜むハゼを釣り上げるハゼにとっては迷惑な釣法。そんな場所にひっそりと隠れて生活しているハゼは、シーバスやチヌなどの捕食者の魔の手から逃れ、ホッとしているであろうに…爪に火を灯すように細々と暮らしているハゼを、コレでもかと追いかけて釣り上げてしまおう!という無慈悲なこの釣りもの。ハゼの穴釣りは、季節的にはもっと寒くなってくる晩秋〜冬の釣りものになる。その頃になると、ハゼも10cm代後半〜大きいものになると20cmオーバーも顔を出すくらいになり、夏ハゼとは全く違った重量級の引きを見せてくれる。んがしかし、そう簡単にホイホイ釣れるものでもないので、穴釣りまでやってしまう釣り人は余程の変わり者である。まだ暑い日もあるこの時期にやっても釣れなくはないが、重量級とは程遠いサイズ。だもんで、夏が続いているこの時期に穴釣りをやるなんて全くのナンセンスである。「んじゃ〜、なんで穴釣りやるんだよ!?」ですが、のっぴきならない理由がありまして…実は、いつもの大井ふ頭中央海浜公園の釣り場に大事件が起きまして…一昨日の大雨の影響なのか、昨日の大井ふ頭中央海浜公園のハゼ釣り場に異変が発生!O氏の言葉を借りて表現すれば「ハゼが死んでる!」だった。いつものように土曜日も仕事に勤しむオッサンに、O氏からSNSにてハゼの釣果報告が入る。そこには「ハゼが死んでる!」の一言。オッサンは「しょうがねぇな〜、またいつものように釣れなかったんだろうな〜。死んでるのはO氏の方だよ!」とこの時まではお気楽に受け流していた。しかし、その後の電話連絡で大井ふ頭中央海浜公園の異変を知る事になる。なんでも、釣り場に重油みたいな油が押し寄せていて、水底もヘドロっぽくなり、ニオイもある。ハゼは酸欠状態で口をパクパクして、波打ち際には大量のハゼが瀕死の状態で横たわっているとのこと。半世紀以上ハゼ釣りを見つめてきたO氏すらも「あんなのは初めて見たよ!」な大事件らしい。当然、釣りになるわけもない。中にはそんな瀕死のハゼを網とかで捕まえて、持って帰るツワモノもいたらしいが、そんな怪しいハゼを食べるなんて恐ろしい。オッサンは実際に見ていないんだけど、釣り仲間が動画を撮っているので、興味のある方は確認してみて下さい。『自然の猛威、大雨の後のハゼ釣り場が大変な被害に』(youtubeの動画に飛びます)※動画内に【閲覧注意】とあります。あくまで自己責任でお願いします。っという訳で、せっかくの連休にも関わらず、ハゼ釣りのホームグラウンド『大井ふ頭中央海浜公園』では釣りにならず。ハテ?どうしようか?と途方に暮れていると、ハゼの穴釣り場【秘密の花園2】では釣れているらしいとの情報が。どんな世界にも変わり者がいて、こんなトンチンカンな時期にも穴釣りをやっているハゼ釣り人がいる。その情報によると、どうやら型も良くて数も上がっているらしい。オッサン的には、「あの釣り場は穴釣りの本格的なシーズンまで温めておこう!」と思っていた。とは言え、他に調子の良さげなハゼ釣り場も見当たらないし、まぁ、ちょっと様子見でも行きましょか?のノリで行ってみることにした。ちなみに、今回のハゼの穴釣り場は【秘密の花園2】となっている。まぁ、オッサンが勝手にネーミングしているんだけど、残念ながら釣り場はご紹介できません。知る人ぞ知る釣り場なんだけど、穴釣り場ってキャパシティが決まっているので、大勢のハゼ釣り人が押し寄せたら釣り場が荒れる為、ご了承下さい。当然、”2”があるということは”1”もあります。ソコも違う穴釣り場になりますが、同じ理由により釣り場は秘密でございます。やはり季節外れの穴釣りは厳しいな約半年ぶりに【秘密の花園2】へ向かうが、ココはオッサンちから一番遠い現場。一応スタートダッシュをかましたいので、オッサンには珍しく、まだ暗いうちから起き出して出発。愛車で約1時間弱の道のりをチンタラと漕ぐ。オッサンの愛車はもう27年ほど乗っているクラシック・バイシクーなもんで、ライトがタイヤに発電機を押し付けるリムダイナモタイプ。ナイスミドル世代以上は経験してると思うが、このタイプはライトオンすると漕ぐのが重いんだ!ダイナモがウィ〜ン、ウィ〜ン鳴って、「今、オレ発電してるんだな!」という実感が湧く。ライトの球もLEDなんて明るくおしゃれなシロモノではなく、暗くてオレンジ色の豆電球…最近は白くて明るいLEDライトばかりで、バイク?と思って近づいてくると自転車だったりする。オッサンみたいな豆電球ライトはほとんど見かけなくなったな〜別に好きでやってるんじゃなくて、夜はほとんど自転車に乗らないから、LEDライトの必要性がないだけなんだけど…自家発電しながら、ハゼ釣り現場に到着する頃はすっかり朝になっていた。もう既にO氏、H2氏、MR氏の自転車が置いてある。本日のオッサンは精一杯の早起きで来たんだけど、「もっと早く来ているとは!」ちなみに、この輩も大井ふ頭のあぶれ者だ。久しぶりにやって来た【秘密の花園2】なんだけど、今現在は満潮時間なので潮位が高い。おまけに妙に水が濁っていて、狙うべき穴がよく見えないぞ!一応、ハゼがいるラインというのがあって、結構下の方なんだけど、今現在の状況だと全く狙えないな…満潮&水の濁りで厳しそうだ!まぁ、潮が下がってくればなんとかなるだろうて…通常の穴釣りなら1.5mの短い竿を使うんだけど、今現在は潮位が高く沖の穴狙いになるので2.1mの竿から始める。まずは沖穴狙いなので仕掛けはいつもの胴付き仕掛け。穴釣りって、狭い穴の中に入れるもんだから、直線的な中通しオモリの仕掛けの人が多いけど、オッサン的には胴突き仕掛けでも根掛かり率は変わらないと思っているので、使い慣れた方にて。餌はベビーボイルホタテとアミエビなんだけど、両方ともに何度か冷凍&解凍を繰り返しているので、ニオイがキツイし、感触がボソボソなので使いづらそうだ。いつもの胴付き仕掛け水温は27℃。そう言えば、30℃超えたことないなまずは試しに、穴ではなく沖の岩と平場の境目に落としてみる。着底と同時にすぐにアタリあり!針に掛からなかったけど、小さいな…次で掛けたけど、やっぱりなサイズ。まぁ、このサイズだよね…とは言え、一投目でアタってきたからハゼは濃いのかな?次も同じスポットを狙ってみるが音沙汰なし…入れ直していると、まぁまぁサイズが上がってきた!尾びれがハチワレ君何度か岩と平場のヘチをやってみたが、どうにもパッとしない。なので、穴を狙ってみるって、そもそもが穴釣りに来てるんだし!なんだけど、シ〜〜〜ン…と何の反応もない。なんだよ!全然アタって来ないやん!!事前情報とは程遠く、なかなかハゼが喰ってこないのでした。手前の穴はよく見えるから狙いやすいが、どうもアタリが遠い。なるべく沖側の穴を狙いたいんだけど、水が濁っているので良く見えない。なんとなく薄っすらと黒くなっている部分が穴なんだけど、ちょっと深めの良さげな穴ってなかなか無いんだよね〜たま〜にアタリはあるんだけど、針に掛からず。暇なので沖に落としてみると、小ハゼが喰ってくる有様。コレじゃ〜ねぇ…さっきから、アタって来ては針に掛からない事態が多発していたんだけど、その原因が分かった!穴釣りだから無意識に餌を喰わせていて、しっかりエサを取られていたらしい。冬の穴釣りでは、餌はアオイソメをメインに使っているから、ハゼが針まで口に入れた頃合いまでしっかり喰わせてからアワセるのがセオリー。しかし、今日はホタテとアミエビ餌だから、そんな事してたら餌を取られるに決まっている。おまけにちょっと古めのボソボソな餌だから、ハゼがちょっと触っただけで簡単にエサが針からハズレてしまう。なので、いつものように喰わせないで、アタリに即アワセでやってみたら、普通に釣れた!ドサクサに紛れて今期最大サイズ程なくして、潮が引き始めてくると沖側の穴も見えてきて、ソコを狙うとハゼが釣れ始めた。すかさず、竿を1.5mにチェンジ。穴釣り用の短竿やはり穴釣りはこの小物用の竿がおもしろい!まだ穴釣りサイズではないんだけど、針に掛け、暴れるハゼを竿の操作で穴に潜らせずに穴から引きずり出し、しばらく水中を泳がせ大人しくなってから取り込み、という一連の手順が楽しい。まだまだ穴釣りサイズではないけど、釣れれば楽しい!まだ本格的に穴に入って無いようで、ひとつの穴からは一匹、もしくはせいぜい数匹程度しか釣れない。ひとつの物件に付き、一匹のワンルームタイプ穴釣り本番シーズンなら、多い時なんてひとつの穴から10匹以上釣れることもあるから、寂しい限りだ。当然、外道のダボハゼやカニがちょっかい出してくる。ハゼがいる良物件に限っているもんだから、さっさと釣り上げて駆除しなければならない。さっさと釣り上げ、沖にブン投げる!ダボハゼは簡単に釣れるから良いんだけど、カニは厄介者だ!小さいくせにパワーがあるので、カニに餌をハリごと掴まれると根掛かりみたいになって外れない時もある。酷い時は、そのまま仕掛けをぶった切られることもあるから、本当に邪魔者である。釣り開始から3時間経った頃。いよいよ時合いのチャンスタイム到来。どの穴に落としてもアタって来て、しかもひとつの穴から連打!10数cmクラスがポンポン上がってきて、「これだけ居るのに、なんで最初からアタって来ないかな?」と不思議になる程の釣れっぷり。このクラスがホイホイ釣れる!調子よく釣っていると、ある時、小さなアタリでアワセると、根掛かったように動かなくなった。コレはよくあって、針掛かりしなくてアワセた反動で根掛かってしまう事態。今釣れてるから早く回収しないと、っと角度を変えて引っ張ってみると、いきなりグ〜ン!と強烈な引きと重量感。うぉ!掛かってたんだ!!ココは慌てずに、引きをいなしながらも潜られないように絶妙なテンションをかけて穴から引っ張り出す。出てきた魚体は、今期初の大物サイズ。「外れるなよ〜!」っと願いなら、大人しくなるまで水中を泳がせてから取り込み。その重量で小物竿がグン!としなる。上がってきたのは今期最大の17.5cm。お〜!今期最大サイズこのサイズが上がってくるんだから、穴釣りは楽しいやね〜!ますます楽しいオッサン。しかし、サービスタイムも長くは続かず…程なく潮位が低くなり過ぎて、アタリがパッタリ止まる。そうだよな〜…、今日は中潮でそこそこ潮が早いから、時合いも長く続かないよな〜っという訳で、4時間で68匹にて納竿。水が濁ってて、ビクの中でさえ見えないですな〜なんとか終盤に挽回したから良かったものの、前半の2時間くらいは死んでたからな〜釣れる状況じゃ〜なかったのもあるけど、穴釣りもしばらくぶりだったから勘が鈍ってたし、釣り方をすっかり忘れてたのも痛かったな。久しぶりの穴釣りでしたが、まぁまぁ釣れて良かった良かった。とは言え、やはり穴釣りには季節外れな気がしました。ハゼが穴に入ってないし、サイズも小さいし…たま〜に様子見に来るのも良いかもしれないけど、できるなら本番シーズンまでこの釣り場は温存しておきたいところ。それまでにハゼの数もサイズもアップしてくれれば良いんだけど、釣り人は釣れるとなると根こそぎ釣っちゃう人種。ハゼが成長するまでなんて待ってらんないよね〜、実際。しかし、大井ふ頭の釣り場も早く回復してくれないかな?うまくいけば、来週にはいつものように釣れてて欲しいんだけど、どうなるやら…次の記事>>>「2023年度22回目のハゼ釣りはとりあえず多摩川にて」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度22回目のハゼ釣りはとりあえず多摩川にて
    2023年22回目のハゼ釣りはまた多摩川2023年9月18日。2023年22回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:多摩川【羽田付近】天気:晴れ釣行時間:6時00分くらい(潮位:194cmほぼ満潮)〜10時00分くらい(潮位:134cm下げ5分)中潮水温:27℃釣果:マハゼ203匹(7.5cm〜13.5cm)竿:2.1m(行雲流水と彩峰?の合体竿)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテ&アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け本日もいつものようにハゼ釣り。他にやることないんかな?と思案してみるが、いくつか浮かぶんだけど、何かと先立つモノが必要だし、面倒臭かったりするもんだから、いまいち踏み込めず…ちなみにオッサンはハゼ釣り時にはビタ一文持っていかない、全くのオケラです。別に金を使う用事はないし、食い物も釣り仲間に恵んでもらったりするから、特に金が必要だと思ってない。時おり困ることもなきにしもあらずで、昨日なんてドリンクが無くなり、一番遠い現場からの帰り道は、ほぼ脱水症状になりながらフラフラで帰ってきた。もっと近い現場なら問題ないのですが、いつもの大井ふ頭中央海浜公園のハゼ釣り場で異変が起きて釣りにならないので、遠くの釣り場へ赴くしかない。んで本日も、遥か遠く多摩川羽田へのハゼ釣りでございます。昨日、この釣り場でハゼ釣りしていたKY氏からの情報では、「10数cmクラスがかなり釣れた!」らしい。オッサンの昨日は、なぜかこのクソ暑い中の穴釣りで、釣れなくもなかったが、いまいちシビレもないままくすぶったハゼ釣りだった。っという訳で、本日は多摩川羽田にて八つ当たりにやって来たのでした。釣れているならば目標は2束に設定。「絶対やっちゃる!」と意気込みながら愛車を飛ばしていると、信号待ちで釣り仲間のT氏とばったり。T氏は大井ふ頭にハゼ釣りに向かってるみたいだけど、例の事件で釣りになるんかな?どうやらO氏に「釣れるみたい…」とそそのかされたようだが、怪しいな〜絶対多摩川の方が釣れると思うけど、T氏もお歳を召してるもんだから遠い羽田のポイントに「一緒にどうですか?」とは誘えない。途中で行き倒れでもされたら、見捨てるしかないしなぁ〜T氏と別れ、オッサンは一路多摩川最下流へ。多摩川へ出るとそこそこの風が吹いてて、水面が波立っていた。「風自体は心地ち良いんだけど、釣りするには少々強いかな?」いつものように『えさ政』さん前に到着。朝日が眩しいぜ!ハゼ釣り人は6〜7人くらいかな?最近はハゼ釣り人少ないな…とりあえず『えさ政』さん前に陣取る。オッサンの荷物がポツンとねいつもは船に乗り込む釣り人がけっこうたむろしてて、ハゼ釣りの邪魔だったりするんだけど、今日は釣り人が少なくて助かるわ〜まぁ、連休最終日だからっていうのもあるんだろうな。今現在はほぼ満潮で潮位が高い。良いハゼ釣りになりそうだ!この潮位なら短い竿で十分なので、取り出しましたるは、オッサンが一番数釣ってるなんちゃって合体竿。なにげに気に入ってて、純粋な『行雲流水』よりも釣りやすい気がする。手前3ブランクは「彩峰?」だよ餌はベビーボイルホタテとアミエビだけど、主力はホタテのほう。やはりホタテ餌の方が釣れる!仕掛けは、いつものハリス3cmの胴付き仕掛け。コレが一番釣りやすい水温は27℃で、最近はココらへんの温度で落ち着いてるな〜だいたい27℃が多い気がする上の画像で「アレ?」と思った方は正解です。水温計の色が変わっていると思います。いつもはゴールドで今回はブルー。実は昨日、釣り場でオッサンが使っているのと色違いの水温計を拾いまして。けっこう錆びていたので、分解掃除し、キレイにしてリユースすることにしました。このように、釣り場にはいろいろ落ちているので、キョロキョロしていると思わぬ拾い物をすることもある。よく見かけるのが浣腸(使用済)や注射器(何に使ったのかは言わずもがな…)、大量な薬のタブレット(オーバードーズでパキったのか!?)等、アンタッチャブルなブツも多い。まぁ、こんなのを見つけるオッサンも問題な気もするが…やはり餌はホタテが一番!「よっこいしょういち!」とカビの生えた死語とともに、コンクリート護岸の縁に座り込む。この釣り場は一直線のコンクリート護岸から釣り糸を垂れます。楽といえば楽なんですが、まだ暑いこの時期は熱せられたコンクリに直に座るのもケツが焼ける。座れるから楽な気もするが、尻が…この釣り場の手練れは折りたたみ椅子を持ち込んでたりするけど、移動が億劫になるのでオッサンは使わない。どの釣り場でもそうなんだけど、釣れなくなったら即移動がハゼ釣りのキモ。もちろん一ヶ所でず〜っと釣れ続けるに越したことはないんだけど、そんな事態はまずあり得ない。荷物は最低限に、フットワーク軽く動き回る方が釣れるのは間違いないですが、オッサンみたいに動き過ぎるのも考えものかな?まずは適当に落とすと、着底と同時にアタって来た!即アワセで上がってきたのはコイツだった…ダボハゼ。いらんわ〜!やはりコンクリの縁付近はダボ率が高い。気を取り直して次いってみよ〜、次!っと、今度は真正面へ落としてみる。今度も着底と同時にアタリあり!上がってきたのは合格サイズ。このサイズなら良しとしましょう!本日はハゼの活性が宜しいようで、落とせばアタリがあるらしい。とは言うものの、どこでも良いわけではなく、やはりアタリハズレはあるんだけど、アタリ箇所が多いのは間違いない。「この活性なら2束いけるな!」と確信するオッサン。上がってくるサイズも10cm以上は当たり前で、針に掛けるとギュンギュン暴れて面白い。ハゼも太ってきているので、サイズの割に引きも強い。太り気味ハゼが多い基本は同じで、アタリがあったり釣れたスポットを集中的に狙い、ハゼが小さくなったり、アタリが遠くなったら別を探す。このサイズになったら他をあたるアタリが頻繁にあるとは言え、餌をケチると途端に喰いが悪くなったり、釣れるのが小ハゼになったりする。餌の周りにはハゼが集まってくるので、せっかく寄ってきて頂いた良型ハゼ様のご機嫌を損ねないよう、毎回大きめの餌に付け替えましょう!正直、餌替えは面倒臭いし、そこまで気を使わなくとも釣れないことはないのですが、オッサンの経験上、餌サイズと餌の付け方は釣果にモロに直結します。いい加減な餌付けだと、アタって来ても掛からなかったり、掛けても途中で針から外れることが多いです。外れるのに限って良型だったりするから、悔しいったらありゃしない!唯一、魚が直接触れる箇所なので、文句のつけようがない餌付けを毎回意識して下さい。餌と言えば、本日はホタテとアミエビを使っているんだけど、やはりホタテの方が釣れる。アタリの早さといい、針掛かりのし易さといい、圧倒的にホタテに軍配が上がる。アミエビもアタっては来るんだけど、ホタテに比べて時間が掛かるのと、針掛かりが良くない。ホタテ:アミエビ=10:6くらいな感じかな?餌付け自体はアミエビの方が早いし、釣れればアミエビ餌の方が良型が多い。ホタテはどんなサイズでも拾うんだけど、アミエビだとそこそこサイズ以上じゃないと針に掛からないしな〜「小さいのはいらないよ!」と常連たちはよく言うんだけど、喰ってきたハゼを取り逃がすのは悔しいじゃん!『ハゼに食い逃げを許すな!』はあるハゼ名人のお言葉。餌をついばんできた感触で大体のハゼサイズが推測できるが、それはあくまで推測であって絶対ではない。小ハゼはけっこう派手なアタリ方をするのが多いけど、時には良型もギュン!と持っていくこともあるし、その逆もしかり。結局は釣り上げてみないと、大きいだの小さいだのは分からんですよ。とにかく釣り上げて、小さかったら優しくリリースすればいいじゃん!釣り開始時はほぼ満潮で、そこから2時間ほどは満潮時間帯なので喰いが遠のくかな?と思ったけど、さにあらず。しっかり喰い続けてくれたんだけど、逆に潮が引き始めて動き出すと、アタリが遠くなってきた。前述の通り、この釣り場はコンクリの上からやるので、潮の引きに合わせて沖側に動くことが出来ない。まぁ、竿を長くすれば良いのかもしれないが、いまさら長竿を出すのも面倒臭いし、風もそこそこ強いので長竿はやりづらい。なので、2.1mの短竿一本で勝負するんだけど、みるみるうちに潮が低くなっていくもんだから焦り始める。目標の2束まであと少しだったが、ここからが遠かった…アタリは遠くなる一方で、朝方の頻繁で針に掛けやすいアタリなんて無いし、久しぶりにアタって来た!と思ったら掛からない…ヤバい!ますます焦り始めるオッサン。おまけにやたらとポロリが多いんだよね〜やっと掛けた!と思ったら手元に来る前にポチャ!と意志に反した自動リリース。「こんチキショ〜〜!」と多摩川に痛恨の叫び声がこだまする。何で落ちるのかサッパリ分からなくて、今日は20匹は落としてると思う。餌付け、アワセのタイミング、針に掛けてからの竿のテンションの掛け方etc、etc…いろいろやってみたけど、答えは見つからなかった。最後の方はホタテ餌が無くなり、アミエビだけでやってたんだけど、余計釣れなくなるし、掛からないし、落ちまくるしで発狂しそうになった。それでも予定の10時前になんとか2束達成。4時間弱で203匹と目標通りに釣れて、良かった良かった。やっと釣れたよ〜!最大クラスは13.5cmもっと大きいのもいた気がするが、焦ってたのでカメラ作業なんて余裕がなくて…今日は型が良く揃っていて、8割方は10cmオーバーだったので、ビクの中もボリュームがあったな〜この釣り場の時は、ズックビクをどこかにくくりつけて水中に沈めておいて、釣り上げたハゼは釣座の横のビニールバケツにポイポイ入れる。そこそこ釣れて、バケツの中のハゼが暴れて飛び出すようになったら、沈めておいたビクに移し替えるという作業をします。本日は数もボリュームも良かったから、この作業を5回やった。この釣り場に行く途中、よく後期高齢者達がハゼ釣りしている狭い都市河川があるんだけど、本日、何気なく川を見たら大量のハゼが死んで浮いていた。あんなの光景は初めてだった。いつものハゼ釣り場『大井ふ頭中央海浜公園』だけでなく、ここでも先日の大雨の影響が出ているようだった。ちなみにここらハゼ釣り場のご意見番O氏が、大井ふ頭中央海浜公園の惨状について管理事務所に連絡したようだ。この公園では、釣り場の運河を子どもが水遊びとかで利用するので、子どもに何かあったら大変なので「ハゼが大量死した原因を調査するべし!」と。んで昨日、何人もの調査員来て水中に潜って調べたところ、いつもはびっちりいるはずのハゼがすっかり消えていたらしい。検査によると【硫化水素】が検出されたらしい。硫化水素って気体のイメージなんだけど、水に溶けやすい性質もあるようだ。釣り仲間が「ヘドロの臭い」と言ってたのは、腐卵臭みたいな硫化水素の臭いだったのかもしれない。硫化水素って人体に有害で、高濃度になると命に関わるので恐ろしい限りだ。この発生源はやはり下水処理関係かな?あの大量の雨水が流れ込んできたら、下水処理どころじゃないだろうからね〜『大井ふ頭中央海浜公園』がまた楽しいハゼ釣りできるよう、早くなって欲しいもんだ。そして、大量の瀕死のハゼを捕まえて持って帰った人たちは大丈夫だろうか?持って帰ったということは、食材としてだよね。本当に食したとしたら…、今頃は変異してゲロゲロの異形クリーチャーみたいになってるんとちゃう?次の記事>>>「2023年度23回目のハゼ釣りはダメは分かっちゃいるが…」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度23回目のハゼ釣りはダメは分かっちゃいるが…
    2023年23回目のハゼ釣りはダメは覚悟で…2023年9月23日。2023年23回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】→【しおじ磯】→【はぜつき磯】天気:雨時々曇り釣行時間:6時00分くらい(潮位:70cm上げ2分)〜11時00分くらい(潮位:149cm上げ8分)小潮水温:25℃釣果:マハゼ70匹(8cm〜12cm)竿:2.1(行雲流水)→3.5m(清流X 硬調)→2.1m(行雲流水)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテ少しだけアミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け今朝、目が覚めるとまだ雨音がしていた。昨日から結構な雨が降り続いてて、この降り方だとハゼ釣り場は雨水が大量に混ざる、いわゆる『水潮』は確実だろうて。水潮になるとハゼは釣れない。かと言って、他に釣り場も見当たらない。今日の潮回りだと多摩川は釣りにならんし、【秘密の花園2】ははるか彼方の釣り場で、雨天では行く気にもならん。なので、オッサンちから一番近いハゼ釣りのホームグラウンド【大井ふ頭中央海浜公園】に行くしかない。どうせ雨だし!先週は大井ふ頭中央海浜公園にハゼ大量死事件が発生。詳しくはこちらから↓『自然の猛威、大雨の後のハゼ釣り場が大変な被害に』(youtubeの動画に飛びます)※動画内に【閲覧注意】とあります。あくまで自己責任でお願いします。コレは大井ふ頭中央海浜公園のみならず、この近辺のハゼ釣り場において同様の事態となり、2023年のハゼ釣りは終了か!?と御近所のハゼ釣り界隈を賑わせているとか、いないとか…あれから一週間経過し、毎日のようにハゼ釣り場に通っているO氏情報によれば、ハゼは釣れなくもないらしい。アッという間に全滅し、アッという間に回復する。自然の脅威である。っという訳で、本日は大井ふ頭中央海浜公園のハゼがどれくらい回復したのか?の調査がメインテーマ。こんなテーマを掲げるくらいなので、当然釣果は期待できない。大量死のリハビリと大量の雨が混ざった水潮、しかもその雨がずっと降り続いているという、釣れないジェットストリームアタック!ダメなハゼ釣り三連星である。今日は、釣果を期待できないハゼ釣り必至だ!昨日、釣りに持参しようと用意したカッパは、自宅を出る時に着込む。カッパの中はほぼアンダーウェアなので、雨が上がったからと言って、現場でカッパを脱ぐ事は出来ない、雨天のみ覚悟のスタイル。自宅を出発し「カッパ暑いだろうな…」と思ってたら、意外にも少し寒いくらいで、秋の訪れを感じてたんだけど、釣り場に到着する頃にはしっかり汗をかいていた。釣り場が見える橋から眺めると、案の定、文句のつけようのない水潮だった。やっぱりだ〜!「だよな〜…」分かっちゃいるけど、いざ現実を目の当たりにすると力が抜ける。既にH2氏とMR氏が釣り糸を垂れていたので、ハゼ釣りの塩梅を伺うと「まだ始めたばかりだけど釣れてるよ!3匹だけど!!」という微妙なレスポンス。どちらにも転びそうな微妙な状況…とりあえず、いつものように【夕やけなぎさ】の様子も見に行く。雨だからか、先週の大量死の影響なのか、ハゼ釣り人は5人程の大盛況。全く釣れてない雰囲気ちなみにBBQ場受付が派手になっていた。まぁ、地道なトライアル・アンド・エラーで頑張ってくれ!としか言いようがない。コレまた微妙な横断幕【夕やけなぎさ】は死んでいたので【はぜつき磯】に戻る。H2氏、MR氏がやっているゾーンでオッサンも準備に取り掛かる。やはり【はぜつき磯】の方が期待できる先行者によると手前の方で釣れているらしいので、オッサンも短竿をご用意。今日は本物の『行雲流水』餌はベビーボイルホタテと予備でアミエビ。仕掛けはいつもの胴突き仕掛け。この仕掛けの画像ではいつもアミエビ餌を針に付けているのが多いけど、これはアミエビを信用しているからにあらず!本来ならホタテ餌でスタートダッシュをかましたいんだけど、釣り始めはいつもホタテ餌がまだ凍っているので、使いものにならず。ホタテが解凍されるまで、アミエビで時間稼ぎしているだけです。ホタテは解凍中水温は25℃で、だんだん冷たくなりつつあります。季節は移り変わるんだね〜極小なホットスポット準備完了にてハゼ釣り開始!と水に立ち込むと、けっこう冷たくて萎える。思ったより冷っこいぜ!ここは、釣れればそこそこのサイズが期待できる深場エリア。さぁ!爆釣来い!!のオッサンの意気込みはフルスイングの空振り。ハゼの反応が全くないのでした。どこに落としても、誘っても誘っても、し〜〜〜んんんん…という音が聞こえてきそうなくらいに音沙汰なし!うわ〜、やっぱり釣れないよね…水潮だからなのか?大量死からのダメージが未だ尾を引いてるのか?それでもしつこく落とし続けているとやっとアタって来たんだけど、ナイスサイズとは程遠く…このサイズかよ〜…アタって来るエリアは極小で半径10cm程度、それを外すと全くアタリがない。小移動を繰り返しながら、チョロチョロと一匹ずつ小ハゼを拾ってゆくが、一向にサイズアップしない。くすぶっていると、突然真後ろからオッサンを呼ぶ声がする。ニャンキュッパJr.だ!こいつがニャンキュッパJr.コイツはこの釣り場で生活している野良ぬこ。今シーズンから見かけるまだ子猫で、『ニャンキュッパJr.』はオッサンが勝手にネーミング。初代ニャンキュッパは、ハゼの穴釣り場【秘密の花園】で出会った野良ぬこ。オッサンが釣り場で出会ったぬこの中で、ダントツに仲良くなった奴。2シーズンくらいは一緒に穴釣りを楽しんだが、ある年から姿を見かけなくなった。けっこう歳だったから誰かに引き取られたとは考えにくく、恐らくはどこかで野垂れ死んだか、動物愛護センターに拉致されたか…初代『ニャンキュッパ』Jr.と初代ニャンキュッパとは全く繋がりはなく、単に白茶柄というだけが共通点。ニャンキュッパJr.はまだ痩せてるんだけど、前はもっとガリガリに痩せてて、「すぐに死んじゃうんじゃないか?」と釣り仲間で心配していた。野良なので警戒心がとても強くて、餌をあげても喰ってるんだか喰ってないんだかな感じだった。まぁ、餌と言っても釣ったハゼだけど…ところが、ニャンキュッパJr.も「このままではオラ死んじまう!」と悟ったのか知らんが、ちょっと前から突然愛想が良くなった!ハゼをあげると目の前でバクバク喰い始め、呼ぶとニャーニャーお返事しながら近寄ってきて身体をスリスリしてくる。「貴様には野良のプライドがないんか!?」と問い詰めたら、「プライドで腹は膨れんわぃ!」とオッサンが隠し持っていたチュールを要求してきやがった!”おためごかし”作戦が功を奏したようで、釣り人ならず近所のオバサンからも餌をもらい、挙げ句の果ては『保護したい!』との申し出もあるらしい。おかげさまで身体も大きく太りはじめて、毛並みも良くなってきた。人間社会でも猫社会でも、世知辛いこの世を生き抜くには、柔らかい人(猫)当たりである。っという訳で、オッサンもニャンキュッパJr.に釣り上げた貴重なハゼをあげてしまうのでした。貴重な高級魚を10匹ほど献上本日は全然ハゼが釣れないのでとても貴重なんだけど、調子に乗ってビクの中のハゼを全部あげてしまい、ビクは空っぽだ。ハテ?困ったぞ!空っぽのビクでは、このブログを見ている厳しい読者は納得してくれんだろうて…「いや、ニャンキュッパJr.が…」と言い訳しても許してくれんだろう。なんとか挽回せにゃ〜ならんので、お次はオッサンとっておきの実績ポイントへ移動。本当は朝イチからここでやりたかったけど、他の釣り人が入ってたのでいなくなるのを待っていた。案の定釣れなかったようで、すぐに居なくなってくれて良かった、良かった。んで、オッサンがやると釣れるんですね〜!ちゃんと釣れるにょ!ココは狙いどころが決まってて、ソコ以外は余程ハゼの活性が良い時以外は釣れないんですね〜ここから挽回スタート!入れ喰いとはいかないけど、本日の激渋の状況なら釣れるだけでもありがたい。とは言え、いつもよりもちょっとアタリが遠いな…落としてから2〜3回くらいは誘い、しかも5〜10秒くらいは動かさないでジ〜っとしているとやっと喰ってくるといった塩梅。こんな釣れ具合だけど、釣れれば10cmオーバーだから楽しい。これくらいがスタンダードサイズこの”寄りすがりポイント”で良型を30匹ほど稼いだが、釣り船が通過した途端に釣れなくなった。「チッ!釣れるときに限ってコレだ!」ハテ?次はどうするか?他の常連たちは【夕やけなぎさ】に居たんだけど、オッサンは単独で【しおじ磯】に移動する。コレが地獄行きとは知らずに…【しおじ磯】は【はぜつき磯】や【夕やけなぎさ】に比べてポイントの様相にバリエーションがある。超浅場から3mの深場、砂地からゴロタ石帯や牡蠣殻地帯などなど…なので、どこかしらで釣れるエリアがあるはず。深場も探る予定だから、竿は長竿にチェンジ。いつもの長竿本日はハゼの回復度を調査するテーマなもんだから、こちらは通り一遍、片っ端から探ってみることにする。大雑把とは言え、ほぼ全域を探ってみたけど、アレだけ探ってもハゼが釣れたのはたった一ヶ所だけ…しかも直径10cm程度の範囲だけだった。しかもいまいちサイズだし…ソコだけが10匹程度の入れ喰いで、その他は全くの無反応だった。う〜ん…、どういうことなんだろ?単発でも、もっとアタリがあっても良さそうだけど…【しおじ磯】で時間を無駄にし、この時点でそろそろ帰宅時間になっていた。「もう今日は釣れそうもないので、帰ろうかな…」この時点でやっと40匹を超えた程度…どこで釣れるん?再び【はぜつき磯】に戻ってくると、もう納竿してダベってると思っていた常連たちは、まだ粘っていた。聞けば「釣れてるよ!」との事。「ハイ?釣れてるですと!?」ちょうど潮位が良い塩梅になって、ハゼの活性が上がってきたらしい。チキショ〜!またハズレ引いちまったい!!オッサンも慌てて常連たちに並んで釣り糸を垂れてみるが、アタリ無いんですけど…どうやら超浅場にハゼが居るらしく、オッサンもやってみると確かにすぐ足元からハゼが釣れてくる。なんだけど、どうにも小ハゼで面白くない。と、オッサンの頭の上に豆電球がピカリと光る。「こんな足元で釣れるなら、実績ポイントでやればもっと良型が入れ喰いじゃね?」瞬間移動でお目当てのエリアに移動。すると予想通り、10数cmの良型サイズがポイポイ釣れる。一ヶ所で7〜8匹は上がってきて、次のポイントも比較的容易に見つかるから、ずっと釣れ続けるイメージ。ここから一気に挽回なハズだったけど、もう既に長時間の釣行で他の常連たちは納竿。オッサンも今日は雨の中、けっこうな移動距離をウロチョロしていたので疲労困憊。釣り場で無理をして転んだりしたら、普通の怪我では済まないので納竿。5時間粘って70匹ちょうど。10匹ほどニャンキュッパJr.にあげたから少ないな…今日厳しかったのは、水潮の影響が大きかったかな。局地的に釣れるスポットはあったし、釣れる条件さえ揃えばしっかり釣れていたので、ハゼ大量死の影響はもう回復していると思います。自然ってスゴイな〜!コレは渋い時に限らずなんだけど、釣れる釣れないの問題はどこで釣り糸垂れるか?ですね〜釣りは【一場所、二餌、三に腕】と言ったりしますが、言い得て妙です。もっと言えば『場所>>>>>餌=腕』といった感じ。とにかく『どこで釣るのか?』が最重要で最上級な釣れる条件になります。オッサンもこのブログで、餌だの仕掛けだの誘いだの散々偉そうに御託を並べてますが、そんなのは取るに足らない馬の骨程度のお話。んな事よりも、今この状況ではどこで釣り糸を垂れるのか?の方が遥かに大事だし、コレさえ間違わなければ絶対と言い切って良いくらいに釣れます。言わずもがな、こんな事は全ての釣り人が頭では分かってるんだけど、いざ釣り場に来ると「前はこのポイントで爆釣したな!」とか「この潮ならこのポイントが釣れるんだよね!」と決めつけ、「絶対ココで釣れるハズだ〜!」っと釣れないくせに動こうとしないLove is blind。とは言え、どこで釣れるか?が分かれば誰も苦労しないし、それが分からないから釣りは面白いのである。次の記事>>>「2023年度24回目のハゼ釣りはう〜んなんだかな…」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度24回目のハゼ釣りはう〜んなんだかな…
    2023年24回目のハゼ釣りはどうにもこうにも…2023年9月24日。2023年24回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】→【はぜつき磯】天気:曇のち晴れ釣行時間:6時00分くらい(潮位:63cm干潮)〜10時00分くらい(潮位:111cm上げ5分)長潮水温:23℃釣果:マハゼ84匹(8cm〜13.5cm)竿:2.1(行雲流水)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテちょっぴりアミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けもう9月も終盤に入っているが、ハゼ釣りも最後の追い込み時期になるのかな?少々歯切れの悪いモノ言いになってしまうのは、オッサンのハゼ釣りは秋で終わりではなく、むしろ、これからが本番を迎えようとしているから。のべ竿を使って浅場を狙うテンプレート的なハゼ釣りは、だいたい9月くらいまでだと思う。数もそこそこ上がり、サイズも10数cmが釣れる時期だから、釣り味も食材としても楽しい時期が今頃。なハズなんだけど、昨今の大井ふ頭中央海浜公園のハゼ釣りは、ハゼはどこに行ったんじゃい?と聞きたくなる釣果となっている。けっして釣れない訳じゃないんですよ!しっかり粘ってハゼが居るスポットを探し当てれば釣れるんですが、適当に落とせばハゼが喰ってくるというには程遠い。最近の傾向として、朝マズメのいわゆる釣れる時間帯のアタリがもの凄く遠くて、昼間の時間帯になってくるとハゼが釣れ始める感じ。しかも、釣れるスポットがコレまたもの凄く狭くて「ここらへん!」と表現する一帯ではなく、本当に手のひらサイズの1点だったりする。なので、テクニカルというよりは、もう宝くじ的な、のるかそるかな釣り物になっている。伝説の山師と言われたオッサンとしては、誰でもホイホイ釣れるよりも、このように鬼が出るか蛇が出るか分からない乾坤一擲な釣りの方が血が騒ぐのだが、ハゼ釣りでここまで苦労するのも考えものである。やっと地獄のような暑さが過ぎたので、釣り場にはファミリーフィッシングが多く繰り出してきた。あわよくば晩御飯の一品のノリでハゼ釣りに来てるんだろうけど、昨今の厳しいハゼ釣りでは、一品どころかやっと釣れた一匹の小ハゼを家族全員で分かち合う、『一杯のかけそば』的な寒風吹きすさぶ食卓風景…ちなみに一杯のかけそばはその昔ブームになり、映画とかにもなったんだけど、案の定、懐疑論が出てきた。・「閉店間際であれば、その日の売れ残りがあって、店主が融通をきかせて人数分出すことができたのでは?」・「1972年であればインスタント麺や普通の食料品店で買える茹で蕎麦があって、それらは150円のかけそばよりも安く購入できたハズ」挙句の果ては「冬の札幌で夜遅くに子供を連れて来店するのは流石に不憫だろ!」などなど。余計なお世話とはこの事である。金があろうが無かろうが、この親子は一杯のそばを皆で分かち合う事に家族の絆を見出し、お店もその事情を察して一杯だけを提供していると思う。このように、サービスを提供する側とされる側の阿吽の呼吸こそが『おもてなし』の精神である。インバウンド客を目当てのくだらん過剰サービスは、おもてなしとは程遠い、ただの自己満足なマ◯タベだ。っと、少々鼻息が荒くなって申し訳ないです。んでなんだっけ?そう、ハゼが釣れない話だった。そんな訳で本日も厳しいハゼ釣りになりましたとさ。アタリ少なし、掛かりも甘しやっと記録的な暑さが過ぎたと思ったら、昨晩なんてタオルケット一枚で寝ていたら寒いくらいだった。寒さで夜中に何度も目が覚め、「このままでは凍死してまう!」と思ってたら、もう起きなきゃならない時間になっていた。昨日は雨天のハゼ釣りだったのでカッパを着込んでたんだけど、今朝は寒いくらいだったので、防寒目的で昨日の魚臭いカッパをもう一度着込んで出発。今日は雨は降ってないけど、昨日よりも寒いくらいだった。釣り場が見える橋に差し掛かり、本日の現場をチェック。風がけっこう吹いてて水面には波が立っているが、昨日の水潮はすっかり無くなっていた。ハゼ釣り人が10人以上はいて、終わりゆくハゼ釣りが名残惜しいのかな?水潮は無いが風が強いな端っこでT氏が釣り糸を垂れてて、さっそく野良ぬこ『ニャンキュッパJr.』に取り憑かれていた。本日のターゲットはT氏らしいオッサンが近寄るとニャンキュッパJr.がご挨拶に来てくれた。懐いてくれて良かった良かったまだまだ子猫だし、かなり痩せこけているから、このままだと恐らくは厳しい冬は越せないだろうと思われる。早く保護して欲しいんだけど、保護オバサンの都合もあるからどうなるやら…【はぜつき磯】にはズラリと常連たちが居たんだけど、ハゼ釣りの塩梅は「釣れなくはないが…」といった印象。昨日のような水潮ではないけれど、どうにもハゼのご機嫌が良くないようだ。どこでやろうかな?と迷っているうちに【夕やけなぎさ】まで来てしまった。こちらは相変わらず釣れる気がしない。絶対釣れないだろうな…もうこの勢いで【しおじ磯】に行ってみることにする。昨日も【しおじ磯】でやってみたんだけど、どこもかしこも釣れなくて玉砕した。「昨日は水潮だったからダメだったけど、今日は昨日のリバウンドで爆釣カモしんまい!」という釣り人特有のお花畑思考。【しおじ磯】にもそこそこのハゼ釣り人が居たんだけど、だいたいがファミリーな感じ。しばらく他の釣り人を眺めてたんだけど、釣れてないな〜う〜ん、厳しいかな?まぁ、せっかくここまで来たので、とりあえずハゼ釣りでもしましょかね?やって来たのは、【しおじ磯】の中でも今シーズンからオッサンが凝っているエリア。良い時はけっこう良型が上がってくるんだけど、ダメな時はど〜しようもない、ってコレはどこでも同じか…本日は風がそこそこ吹いてて、長竿だと風に煽られるから短竿で勝負。今日はちゃんとした『行雲流水』餌はベビーボイルホタテとアミエビなんだけど、ほぼホタテだけだろうな…今期はアミエビ餌の釣れ方ではない仕掛けは言わずもがな、いつもの胴付き仕掛け。着色オモリは貰いもの水温は23℃と今期一番の冷え込み。昨晩は寒かったからね〜まずは適当なところからスタート。そのエリアの一投目とか、ハゼがアタってくる場所を探る時は、付ける餌は大きめにしています。ハゼの活性が良くない時は、餌サイズはてきめんですよ!特にここ最近は活性が良くないので、ハゼがしっかりアタックしてくる餌の大きさにしておかないと、せっかくハゼが居るのに見逃すことになり、もったいないです。最低でもこのくらいの餌付けさぁ、一丁爆釣しちゃおっかな〜!とのオッサンの気合いは、本日も大きくフルスイングの空振り。昨日に引き続き、本日も音沙汰なしなのでした。「昨日の今日で、そううまくもいかないか…」『着底してから5秒待つ→2cm引きずる→5秒待つ→2cm引きずる→5秒待つ』をワンセットで、コレを自分が立っている場所から角度を変えて8か所くらい丁寧に探ってるんだけど、アタらないな〜コレでアタらないなら、ハゼが居ないか喰い気が無いか…まぁ、最近はハゼが釣れるホットスポットは、手のひらくらいの範囲しかないから見逃してる事もなきにしもあらずだが、これ以上丁寧にはやってられんし…しばらくくすぶっていると、やっと待望のアタリが来た!アタって来た箇所はやはり浅場。そうなんだよな〜、ここ最近は深さがせいぜい30〜40cm程度の浅場でしかアタらないんだよね。更には喰いが浅くて、針に掛からなかったり、掛かっても手元に来る前にポチャ!と落ちることが多発する。最初の一匹目も、三回目でやっと針掛かりして上がってきた。やっと釣れたよ〜一匹釣れればそこを集中的に攻めれば連打になるんだけど、掛からなかったりポチャ!で素直に釣れてくれない。せっかく貴重なホットスポットを見つけても、逃してばかりではもったいない!浅場とは言え、釣れれば10数cmサイズばかりだから、釣りとしては面白い。このサイズが上がってくるから楽しいね!どこでも落とせば良いという訳ではなくて、ちゃんと狙いを決めないと時間を無駄にします。今日は岩に囲まれた平場でアタって来ることが多い。んだけど、水潮の濁りが無くなったから水自体は澄んでいるが、風があるから水面が波打ってて水中が良く見えんがな!こういう時は、なるべく自分の視点を高くすると見やすくなります。つまり、沈んでいる岩に乗れば良いのですが、気をつけないと岩が転がったり、滑ったりするので乗る前はキチンと確認してください。誰しも経験はあると思いますが、一度は転びます。それでも、ハゼを釣るためなら危険を顧みず岩に乗り続けるのが、一匹でも多くハゼを釣る近道です!っという程のことでもないが…連打とは言え、せいぜい数匹程度で移動しながら拾ってゆくしかない。なかなかアタって来なくて、しばらくぶりにやっとアタって来た!と思ったら、コイツだったりする。ダボはいらんがな!まぁ、岩場だからダボもいるわな〜なんとか拾ってはいるが、思ったよりもアタリが少ないし、けっこう掛け損ねたり、ポチャ!が多くて憤る。もうこのエリアも探りきったところで、釣り船が通過し始めたので釣り場移動。浅場勝負なので、船の大きな立波後は全く期待できない。この移動時間を利用して移動し、釣り場が落ち着くのを待つことにする。この時点で僅か20匹でトホホ…入れ喰いタイムだけど…やって来たのは【はぜつき磯】お目当てのエリアには先客さんがいてどうにも入れない。釣り場は早いもん勝ちが鉄則。しょうがないので近所で適当にやってみるが、やはり釣れないですな〜どうしよっかな…また移動すべきか?とも思うが、本日はどのエリアもパッとしなくて、常連たちもあっち行ったりこっち行ったりの右往左往状態。「アソコが空けばな〜」っと先客さんに目力で『はよ立ち去れ!』念を送ってみるが、敵もさることながらでなかなか動かない。見ているとやはりその人も釣れてないんだけど、「ソコはそれじゃ〜、釣れないんだよな〜」っともどかしい。いっそのことオッサンが乱入して演技指導してやろうかと思ってたら、諦めたらしく、持ち場を去っていった。瞬間移動でそのエリアに陣取る。「ココはこうやるんじゃ〜!」と一投目からナイスサイズが釣れてくる。ちゃんとやればちゃんと釣れるここから一気に挽回開始。ほぼ入れ喰いで、上がってくるハゼも10cmオーバーは当然の当たり前!オッサンの手とカウンターがフル回転。こちらも浅場だから、とにかくハゼが途切れないよう餌は大きめに付けて、周りからハゼを集める。あと、場が荒れてハゼが散ってしまうので、できる限り掛け損ねには気をつける。いつもよりも慎重に取り込みたいので、針に掛けたらしばらく泳がせてハゼを疲れさせ、グッタリしたところで安全に取り込む。このサイズでも慎重にとは言え、そう簡単にもいかなくて、掛け損ねやポチャ!も頻発。挙句の果てにゃ〜、掴んだハゼがピュ!って逃げ出したりと、ハゼが元気過ぎて意図しないリリースもあり。まぁ、良型揃いだからハゼも元気が良いね!良型はパワーがある!しばらく釣れ続けてたんだけど、根掛かりで仕掛けをロストし、直しているホンのちょっとの間から戻ってきたら全然釣れなくなっていた。マジか〜、終わった…コレってハゼ釣りあるあるで、ホンの僅かな時間でも状況がガラリと変わることがあります。ハゼが餌に興味がある時間はごく僅かで、スレたり餌に飽きるのが早いのもハゼの特徴と言えます。その時間を与えないよう、餌付けはできる限り早くし、餌を投入し続けるのが数を稼ぐ上で必須条件となります。針を飲み込まれて針外しでチンタラやってたり、ましてや根掛かりロストなんぞは問題外だ!爆釣タイム終了…その後はチョロチョロ程度にしか釣れなくて、やむなく納竿。4時間で84匹と始めの激渋からは挽回したが、一束やりたかったな〜全体的に良型揃い今日はけっこうポチャが多かったから、アレを取り込んでたら一束はいってたんだけど、タラレバ言ってもしょうがないですね。この程度がオッサンの実力です。しかし、釣り場も一気に秋の気配。今日なんて風が吹いてたからというのもあったけど、カッパ着てても寒いくらいでした。足元なんてサンダルで立ち込んでたから、陸に上がると足が冷たいくらいで、水に入っている方が暖かかった。殺人的に暑かった夏の日差しも、今日は優しく暖かく感じられた。もう水に立ち込む季節も終わりになってきたかな?毎週のように通ったハゼ釣り場も、いよいよ終わりが見えてきました。終わりが見えてくると寂しいな〜次の記事>>>「2023年度25回目のハゼ釣りは玉砕の多摩川」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度26回目のハゼ釣りは千葉県の外房遠征
    2023年26回目のハゼ釣りは外房への遠征2023年10月22日。2023年26回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:千葉県外房 南白亀川→一宮川天気:晴れ釣行時間:7時00分くらい(潮位:71cm上げ5分)〜12時00分くらい(潮位:124cm満潮)小潮水温:18℃釣果:マハゼ10匹(13cm〜18.5cm)竿:3.5m(清流X 硬調)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメ→アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け早いもので10月も下旬に突入。季節的には秋という事で間違いないだろう。んがしかし、体感的には秋と呼ぶには少々違和感がある。朝晩はそこそこ冷えるけど、昼間なんて半袖でも汗ばむ日が少なくないこの頃。一昨日の10月20日なんて、東京都心では最高気温が25℃以上の夏日だった。コレで2023年は140日目の夏日となり、過去最多タイ記録らしい。ちなみに、タイ記録だった年は昨年で、コレは年々暑くなっているという証拠なので、早くも来年が思いやられる…2023年の夏はとにかく暑かった!観測史上最も暑い夏だったらしく、北日本は3か月の気温が平年より3℃以上高かったらしい。3℃と聞くと大したことないと思われるかもしれませんが、平均気温で3℃だから、かなりヤバい状況だったと思う。確かに、屋外で呼吸するだけでも息苦しかったりしたからな〜この酷暑は日本のみならず、北米や欧州、他のアジア地域でも同様で、世界の気温が過去最高を大きく更新しまくった。来年も今年以上の暑さだったとしたら、もう酷暑という生ぬるい表現ではなくて、激暑、極暑、鬼暑なんて言葉が出てくるかもしれない。夏は暑いが、しっかりと冬もやって来る。んだけど、このまま一気に冬が来そうな気もする。日本では四季がハッキリしていて、それ故に、それぞれの季節毎に風情と風流があったけど、これからどうなっちゃうんでしょうかね〜夏でもない冬でもない、秋という季節がどこかへ行ってしまったような2023年の秋。ハゼ釣りにおいても同様である。数釣りの夏が終わり、大型ハゼ狙いの冬までの過渡期であるこの季節。陽気の良い日はそこそこサイズのハゼが大漁に釣れたり、日によっては大型サイズのハゼが釣れたりと、サプライズが無きにしもあらずなこの時候。しかし、夏に数が釣れたわけでもなく、大型サイズが期待できるハゼの穴釣り場でも不発な2023年秋のハゼ釣り。毎週どころか、毎日ようにハゼ釣りしているリタイヤ層の常連たちですら「アッチでも釣れない、コッチでも釣れない」と近所のハゼ釣り場を右往左往。「早く穴釣り出来るようにならんかな〜」っと皆んながくすぶっていた。そんな湿ったハゼ釣り気分を察してか、釣り仲間のI氏からハゼ釣り遠征のお誘い。実は昨年もI氏のお誘いで、この時期に千葉内房の上総湊へ遠征へ行ったことがあった。オッサンも、やりきれないハゼ釣りでフラストレーションが溜まっていたので「喜んでぇ〜!」っと二つ返事で快諾。何処へ行くのか知らないが、中途半端で湿りがちなこの時期のハゼ釣りに華を添えてくれるI氏。当然ながら、全てのコーディネートはI氏にお任せ。んで、I氏がセレクションした舞台は、千葉県の外房【南白亀川】と【一宮川】という河川の河口部らしい。世間に疎いオッサンは全然知らなかったが、どうやらハゼ釣りの界隈では有名な釣り場らしく、期待が持てる釣り場のようだ。いくら2023年のハゼがしょぼいとは言え、20cmオーバーが釣れた!という話もチラホラ出始めている。更には、O氏からの情報によると、つい最近T氏とK氏が【一宮川】への遠征で、20cmオーバーを筆頭に大型クラスの入れ喰い祭りだったらしい。しかし、話をよくよく聞いてみると夜中の釣行だったようだ。ハゼに限らないんだけど、釣りって夜間釣行の方が良型大型サイズが期待できる。オッサンもソレは十分承知しているんだけど、とてもとても恐ろしくて、夜に水辺に近づくなんてできない。物理的に危ないということもあるんだけど、もっと恐ろしいのが、人外の存在が手をこまねいていることでして…んで、オッサンはソレを感じてしまう体質なもんで…『君子危うきに近寄らず』オッサンごときが君子には程遠いんだけど、自ら危険に近づく必要も無いだろうて…この話を聞いた時に、ふと気になったことをO氏に訪ねてみた。「ところでO氏は行かなかったの?」O氏曰く「寝てる間に置いていかれた!」とのこと。「あ〜、そういうことか…」置いてけぼり食らった以前に、面倒くさいから、そもそもが連れて行く気もなかったんだろうて…O氏もお歳を召しているから、ちょっと危険が伴う夜間釣行で、太平洋の藻屑になっては厄介と判断されたんだろうて…っというわけで、20cmオーバーを合言葉に外房へのハゼ釣り遠征へGo!まずは【南白亀川】だが…当日は、I氏の他、M氏とオッサンの三匹のオッサンの構成。I氏とM氏は二人していろんな釣り場に行っているので、今回はオッサンもI氏一味の仲間入り。朝5時にI氏がお迎えに来てくれたんだけど、お迎えしてもらう分際でエラそうに言えないが、釣りって朝が早過ぎるのが玉にキズ。でも、現場までは2時間くらい掛かりそうだから、時間を逆算すると、それほど早くもないというよりもまだ遅いくらいかな?とは言え「大型狙いで夜中にやりましょう!」なんて言われたら、全力で断るけどね。高速道路を外房に向けてひた走るが、実はオッサンは昨日も千葉で現場仕事をしてたもんだから、昨日と同じ道を走っているのも仕事の延長みたいで気が重くなる。まだ都会は眠ってる時間帯こんな早朝にも関わらず、そこそこの台数の車が並走してるんだけど、ちょっぴりお高そうで小ぎれいな車も多いから、恐らくはゴルフにでも行くんだろうな〜片や、こちらは国産車にオッサン三人が同乗し、むさ苦しい限りだ。それでも漢(おとこ)のロマン系の沖釣りならともかく、小魚のハゼ狙いだからトホホである。乗り込んでるのはまだ新車のI氏の3ナンバー車。まぁ、人様の車に乗せてもらっておきながら、エラそうに言うのもなんだけどサ…目的地の房総半島の外房地域に到着する頃には、すっかり朝な時間帯になっていた。I氏は以前にも来たことがあるので土地勘はあるようで、カーナビを設定してはあるが「アッチの道の方が近いと思うんだけど…」とカーナビに不服があるようだ。文明の利器よりも自分の勘を信じる年寄りあるある。しかし、I氏のカーナビの目的地履歴は、釣り場ばかりだったのには閉口した。ようやく到着した現場は【南白亀川】の最河口部で、無料の駐車場もあるのでありがたい。無料の駐車場完備東京都とはまるで違う爽やかな空気で、車から降りたらまずは深呼吸。河口部とは言え、それほど大きい川ではなく川幅は40〜50mくらいかな。高い建物もほとんどないので開けた雰囲気。川岸はコンクリート護岸で固めてあるけど、平場になっているので釣りはしやすい環境。既に何人かの釣り人がいて、たぶんハゼ狙いだと思うけど、のべ竿を握りしめたオッサン達とは違って、投げ竿でのぶっこに釣りをやっている。都市河川とは違う開放的な雰囲気I氏曰く「対岸をランガンしながらのハゼ釣り」という事らしいので、まずは対岸へ移動なんだけど、ランガンって初耳なんですが…否、今思えば確かにI氏がそんな事を言ってた気もするが…オッサンはいつも人の話をマトモに聞いてないもんで。問題なのは、ランガン仕様のリュックを背負うI氏M氏とは対象的に、オッサンはいつもハゼ釣り場へ持ってゆく自作のビニール製手さげバッグスタイルなんですが…まずは対岸へ移動今現在は上げ潮なので、川の流れは海側ではなく陸側へ流れてゆく。流れが逆流するプチポロロッカ状態対岸へ到着と同時に釣りの準備を始める。オッサンも二人に遅れまいと釣りの準備をば!っという事は全く無くて、腹が減ったのでまずはブレックファースト。だって腹が減ってると落ち着かないじゃん!ハゼ釣りどころじゃないよ!!そそくさと釣りの準備を始める二人を横目にまずは腹ごしらへ今日は寒いので、ドリンクはホットスポドリ「すげぇ〜やる気だな…」まるで他人事のように、モグモグしながら二人の釣りを眺める。すぐにハゼを釣り上げればオッサンもやる気にはなるが、どうやらアタリが遠いらしく釣れてないようだ。「どうやら厳しいらしいので、ゆっくりやれば良いか…」と周りの景色を眺めながら完食。とは言え、他にやることもないので、しょうがないからハゼ釣りでもしましょかね!まずは竿を取り出すが、手前で釣れていれば短い竿を出すが、どにもアタらないようなので、広範囲を狙える3.5mの長竿からやってみることにする。まずは長竿から仕掛けは東京湾でも外房でも同じ、ハリス3cmの胴付き仕掛け。いつも同じとは言え、今回は20cmオーバー狙いでもあるので、道糸1.5号にハリスは1.0号で針は袖スレの4号だ。大型狙いの仕様餌は、この現場に来る途中でゲットした細めのアオイソメ。ありとあらゆるものが物価高の昨今。釣り餌も例外ではなく、お手軽お気軽にアオイソメも買ってられんので、オッサン的には在庫のホタテとアミエビで誤魔化すつもりだった。しかしI氏曰く「ここのハゼは虫エサじゃないと喰わない!」と力説されたので、半強制的にイソメを買わざるを得なかった。自販機でイソメを買ったのは初めてだ!水温は18℃とだいぶ冷たくなってきたな〜水中もすっかり秋準備完了にて、外房ハゼ釣りの開始じゃ〜!なんだけど、ハテ?どこから釣り始めれば良いのやら…他の二人は既にランガンを始めたらしく、遠く離れてしまった。キョロキョロ見渡すが、均一なコンクリ護岸の景色なので、何処でやったら良いのかも分からん。とりあえず目の前から始めるが、ここらは既にI氏が探りまくったあとだから期待薄ではある。まずはテキトーに落としてみる。水深は1mくらいで正面の沖側とかコンクリ護岸のヘチとか探ってみたが、やはりアタリは皆無。「ヒャ〜、外房まで来て空振りかよ!」どこに喰ってくるハゼが居るのやら…なにせ初めての釣り場で右も左も分からんし、見渡す限り同じような護岸の景色。ストラクチャーとか護岸環境に変化があればソレが手がかりになるんだけど、変化といえば、今釣り糸垂れている箇所だけは、他とちょっと違うので攻め甲斐はある。この付近以外はどこも同じようだから、困ったな〜っと思っていると、スンスンと竿先が反応する。お!っと思いながら、イソメ餌なので少々喰わせているとグン!と竿ごと一気に持って行かれる。反射的にアワセると針掛かりして、大型ハゼの引きと重量でググン!ググン!と暴れ始めた。竿をほぼ垂直に立てて引きをいなしていると、大人しくなったので、落ち着いて引き寄せ、見えてきた魚体はマハゼでホッとひと安心。実はけっこう引いてきたので「ハゼじゃないかも?」と心配だった。17.5cmの立派なマハゼ17.5cmなら大型と言えるサイズではあるが、正直「あの引きと重さでこの程度かぁ…」という感想だった。もっと大型で、下手すりゃ〜「20cmいったんぢゃね?」と思ってたんだけど…もしかして竿のせいかもしれないな。今使っているこの清流Xという竿は、地元で散々使ってて、15cmくらいまでのハゼは釣り上げてたんだけど、このサイズは釣ったことがなかった。この竿ってこんな挙動するんだ!”硬調”と豪語する割には、竿先から3ブランクまではけっこうしなる柔らかい竿というのを改めて認識した。それよりも手元側は腰がしっかりしているので、そこそこのパワーはあるんだろうけど、もうちょっと先調子でも良かったかな。とは言え、一匹目からこのサイズだったので、さすが!外房まで遠征してきた甲斐があったぜぃ!とこれからの爆釣と20cmオーバーを確信するオッサン。同じ付近に落とすと、すぐにまたアタリあり!一回目は空振ったが、二回目は必殺のイソメの尻尾で掛けた!またしても、強い引きと重量で竿がしなる。さっきよりも重いぞ!としばらくいなしてから上がって来たのは先程と同じ17.5cm。またしても17.5cmか…一匹めよりも太って体格が良かったから、より重量感が出ていたらしい。んで、またしても同じスポットに落としてみるが、さすがに三匹目のドジョウならぬマハゼはいないらしくアタリがない。ムムム、そうそう旨い話は転がってないか…スンスンと周辺のスポットを探ってみるがアタらないな〜、もうこのスポットは終わりなのかな?と思ってたら、いきなりギュン!と竿ごと持っていかれた!反射的にアワセると先程の二匹よりも力強く引っ張ってくるぞ!コレは(20cmオーバー)いったんぢゃね!?と期待が膨らむ。しばらくいなし、大人しくなってから竿を上げてみるとまるまる太ったマハゼだが、体長が足りないか…スケールで測ってみると18cmに届かない程度…太っているが長さが…残念!!とは言え、立て続けに大型サイズが三匹上がったので楽しいオッサン。ところが…、ここからが苦行の始まりだった。どこに落としても、ウンともスンとも生命反応がない。暇なのでI氏とM氏を遠目で眺めるが、釣れてないようだった。さっきからず〜っと移動するべきとは思ってるんだけど、手がかりになりそうなストラクチャーも無い均一な護岸が続いているだけなので、どこへ行ったら良いのやら…この実績ポイントで粘ればまだ反応はありそうなんだけど、全然アタら無いんだよね〜もうシビレたので移動を決断。結局、マハゼ三匹の後は、25cmくらいのチンチン(クロダイの子供)が釣れただけだった。でも流石に小さいがクロダイなので、ハゼとは次元の違う強烈な引きで、道糸をヒュンヒュン!鳴らしてのやり取りが面白かった。移動しながらM氏に塩梅を伺うと、10数cmクラスが5匹と以外にも釣れていたようだったが、I氏に至ってはウロハゼが釣れただけと死んだ目で言われた。その後もウロウロしながら探ってみたんだけど、状況変わらず。I氏曰く「前回はもっとアタリが多かったんだけどな〜…」まぁ、釣りとはこういうもので、いつも釣れるとは限らない。そもそもが爆釣だぜ!なんて日の方が遥かに少ない。毎日通っている常連ならいざ知らず、わざわざ遠方から呑気にやって来た日が爆釣DAYな確率なんて、UFOに拉致され、イスカンダルでキレイなね〜ちゃんとわっしょいな生活をするくらいにありえない話である。もうゾンビのように力なく川辺に佇むオッサン三匹。これ以上やっても改善の希望もないので場所移動を決断。結局、南白亀川では2時間ほどで最初の三匹釣れただけのトホホな釣果だった。【一宮川】で逆転のハズが…お次の釣り場は【一宮川】って言っても、オッサンにはサッパリ分からない。だけど先述の通り、こちらは地元の釣り仲間のT氏とK氏がごく最近訪れて、20cmオーバーと大型サイズ入れ喰いだった都市伝説の釣り場。とは言え、彼奴らは夜中の釣行での釣果だから、比較にはならないかもしれない。今現在はおひさまも高く登っている時間帯だから、余計に厳しいかもしんまい。【南白亀川】から10分ほどで到着。「駐車場から少し歩きます」とI氏。こちらも【一宮川】の河口部で川幅も【南白亀川】と同じくらいかな。ただ、【南白亀川】の均一なコンクリ護岸とは違って、護岸に変化があるので狙いやすいと言えばそうかな。こっちが海側こっちが上流側釣り人もそこそこ居るんだけど、【一宮川】の方はのべ竿を使ってる人もチョロチョロいるから、こちらの方がオッサンの釣り方にはマッチしているのかも知れない。まずは護岸に降りる階段の正面から釣り始めるが、オッサンはいつものようにモタモタしてて、二人の釣りを眺めるハメになる。するとI氏が仕掛けを落とした途端にいきなりギュン!と竿がしなり、さっそく釣り上げた。「ほら!コッチは釣れるんだよ!」と得意げなI氏。オッサンも俄然やる気になる。少し離れてあちらこちら探ってみるが、全然アタら無いんですけど…「こっちもダメじゃん!」なので、来た時から気になっていたエリアに大移動を開始。実は、ず〜っと遠くに見えていたテトラポット帯が釣れそうな気がしていた。移動途中、のべ竿で釣りしてた常連らしき御老体に話を聞いてみると…「今日は釣れないね〜。こっちの護岸の方は厳しいから、あっち(テトラポット帯)の方で石の隙間狙いなら釣れるかも知れないよ!」やっぱりそうだ!謎の老人にお礼を言って、先を急ぐ。テトラポット帯に到着するが、思ったよりも足場が悪くて、多摩川のテナガエビ釣りのようにテトラポットに乗っての釣りが出来そうもなかった。しょうがないので、端っこの平場でやってみることにする。さっきのじっちゃんはテトラの隙間なんて言ってたけど、そこらへんはけっこう浅くて、釣りになりそうもなかった。なので、テトラ帯の沖に狙いを絞ってやってみる。ス〜っと落とすと水深は1.5mくらいか、誘わないでジ〜っとしているとスン!とアタって来た!全く期待してなくて心の準備が出来てなかったので、いきなりのアタリに驚いて中途半端にアワセてしまい、空振り。次はきちんと準備しながら、先ほどと全く同じスポットに落とすとすぐにアタって来る。今度は少し喰わせてから、ホンの僅かイソメを引っ張ってみたらグン!と本アタリからの針掛かり。上がってきたのは13cmほどのかわいいサイズ。このサイズがすごく小さく見える「大型ハゼを期待してこんな遠くまで遠征に来てるのに、なんでこんな小ハゼ釣らなあかんねん…」と憤る。とは言え、【一宮川】でのボウズ逃れでホッとひと安心。気持ちを入れ替えて次こそは大型を!こちらの【一宮川】は先程の【南白亀川】よりはハゼがやる気のようで、そこそこのアタリがある。アタっては来るんだけど、なかなか針に掛からないんだよね〜もうこの時期だからハゼが小さい訳でも無さそうで、前アタリで少し喰わせていると、そのままフェードアウトでアタって来ない事が多発。ムムム、イソメの端っこだけをかじってるだけだな〜なので、持ってきたアミエビでやってみることにする。アミエビ登場!豪華にアミエビを二匹付けて投入すると、着底と同時にググン!と引っ張って来たのがコイツだった。まぁ、このサイズならヨシとしましょう!決して、釣れる!とはいい難く、忘れた頃にアタってくる程度だけど、釣れないこともない感じ。【一宮川】に来てから一時間ほど経過した頃、やっとこの釣り場の釣り方が分かってきた気がする。オッサンはいつもの釣り方で、餌をスンスンと動かして誘い続けてたんだけど、この釣り場ではソレはあまりよろしくないようだ。エサが着底したら、そのまま動かさずにジィ〜っとしていた方がハゼがアタックして来るような気がしていた。そう言えばI氏が「何もしないでジ〜っとしていると、いきなりアタって来るんですよ!」と言ってた気がする。だから、イソメとかジャリメのように、誘わなくても勝手に動く虫エサじゃないと釣れないと言ってたのか!?下手に餌を動かして誘うとハゼが警戒するのかも知れない。だもんで、竿を動かさないでボ〜っとしてて、いきなりグン!と持っていくアタリでアワセる、という釣り方が正しいようだった。常連らしき釣り人がのべ竿を2本くらい出して置き竿にしているのを何度か見かけたが、この地方ではその釣り方がスタンダードなようだった。でもソレって釣りとして面白いかね?餌つけてぶっ込んでれば勝手に釣れるのを釣りと言うのだろうか?甚だ疑問である。とは言え、そうでもしないとアタリすら無いのでやらざるを得ない。という訳で、竿を握りしめながら暇を持て余していると、けっこう気になっていた釣り人がいる。その釣り人は、5mくらいの投げ竿で川の真ん中くらいまで遠投し、身体全体を使って竿を大きく煽りながら猛烈にリーリングしている。東京では全く見ないその動き。どうみても引っ掛け釣り(ギャング釣り)をやってて、何かの獲物を引っ掛けているようだ。『こっちではギャング釣りやっても良いんだ?』東京でコレをやったら周りの釣り人全員のひんしゅくを買うだろうし、そもそもが禁止な釣りモノだから出来もしないだろうて。そのギャングがこちらにやってきたので、何が釣れるのか聞いてみた。「ここら辺だとスズキ、ボラ、クロダイとかだね。もっと河口の方の砂地ならヒラメ」「東京では釣ったボラなんて食べれないですよ」「ボラはここらへんでは名産だよ!」しばらく話し込む。一宮川でも、you tubeでハゼ釣り動画をアップした影響で、一時は東京ナンバーの車が押し寄せてすごい釣り人だったらしい。このブログもそうだけど、こういうのを聞くと、やたら釣り場を紹介するのも、地元の方に迷惑が掛かるんだな〜とちょっぴり反省。釣り人ってけっこう話好きが多いし、オッサンはそんな話が大好物なので、釣りそっちのけで長話をしてしまう。そして、こういう話の中で地元民しか知らない珠玉ポイントをついついゲロしてしまう事もある。実は、オッサンもいくつかの好ポイントをしっかり聞き出していた。ついでに仕掛けや釣り方もね♪ちなみに今までの釣れたマハゼの最大サイズは27cmとのこと。27cmだって!?さすがに大型揃いのこちらでも、27cmハゼはバケモノ級だったらしい。なんて話をしていたら、いきなり釣れたのが本日最大サイズ。本日最大の18.5cm「そのくらいが釣れれば良いよね〜」っと軽く言われたので、このサイズなんてこちらでは珍しくもないんだろうて。やはり地方の方がハゼ大きくなるのは間違いない。話を聞くと、数はそれほど上がらないけど、釣れるサイズが全然違うようだ。おひさまが真上まで上がってきた頃まで粘ってはみたものの、全くパッとしないハゼ釣り。結局、【南白亀川】と【一宮川】合わせて正味5時間でわずか10匹とトホホなハゼ釣りでした。たった10匹…せっかく外房まで遠征してこの貧果とは…帰りの道中はオッサン三匹とも、疲れと脱力と虚しさで無言で車に揺られていた。釣り方、ポイント、やる気etc…、釣れない原因はいろいろあるんだろうけど、何よりも、その時ハゼが喰って来るかどうかが一番釣果に影響するんだろう。今日は釣れる日じゃなかった…遠くまで遠征し、釣れない時が一番虚しい。釣りって、釣れれば「また行こう!」だし、釣れなきゃ「次はリベンジ!」となる。どちらにせよ、また行く気満々で、キリがないのが釣りの魔性だ。後日、I氏とリベンジを誓うオッサンなのでした。ここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度27回目のハゼ釣りは禁断の夜釣り
    2023年27回目のハゼ釣りはまさかの夜釣り2023年10月29日。2023年27回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:曇り一時雨釣行時間:1時00分くらい(潮位:61cm上げ2分)〜6時30分くらい(潮位:200cmほぼ満潮)大潮水温:19℃釣果:マハゼ73匹(10cm〜16cm)竿:3.6m(軽極ハゼ 硬式)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アミエビ→アオイソメ時々ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けついにやってしまった…出来ることならやりたくなかったが、のっぴきならない理由により、コレだけはやるまい!と心に決めていた事に手を染めてしまった…夜釣りである。夜は釣れる!と釣り界隈では良く言われる。魚の警戒心が薄れるのか、魚が夜行性なのか知らんが、夜釣りで大型・良型サイズが爆釣!というのをよく耳にする。「どこぞでランカーサイズが上がった!」と聞けば、たいていは夜の釣行だったりする。夜は釣れる!はもはや釣り界の合言葉で、釣り人によっては夜間釣行専門の方もいて、暗い釣り場でひたすらに釣り糸を垂れているらしい。オッサンもソレは十分過ぎるほど理解しているが、羨ましく無いと言えば嘘になるが、決して手を出さなかったし、やろうとも思わなかった。なぜなら怖いからだ!夜は人間が活動する時間ではない。太古の昔から人類はおひさまが登ると活動を開始し、おひさまが沈むと飯食って寝るというサイクル。素晴らしいし、ソレが自然の摂理である。ところが現代人ときたらどうだ!朝もはよはよから会社に向かい、深夜残業は当たり前。下手すりゃ〜、昼夜逆転の生活になっているではないか!?そもそもが、夜は人外の存在が蠢く時間である。魑魅魍魎が手ぐすね引いて、こちらの隙を狙っているのである。「こいつまたアホ言ってるよ…」と呆れられていると思いますが、いやマジでそ〜なんだって!夜に外で、しかも水辺で何時間も過ごすなんて、たまんないってマジで!!と思ってたんだけど、ついに禁を破って夜釣りとやらをやってみることにした。そこまでして、やってみよう!と思った理由は、ここ最近のハゼ釣りの悲惨さ。どの釣り場でも、誰がやっても釣れないのオンパレードで、くすぶりを通り越して、もう諦めムードが漂っている。11月以降の本格的な穴釣りシーズンになれば、少しはマシになるカモという期待はあるんだけど、このダメさ加減では穴釣りも怪しいかもしんまい。という訳で、最後の手段で夜釣りという展開になったのでございやす。見えないって難しいな…背水の陣でのぞむ夜釣りの現場は、かなりの実績を叩き出しているポイント。昼間の釣りは全然パッとしないんだけど、夜になると豹変する、知る人ぞ知る穴場スポット。ここまで引っ張っておきながら、残念ながら釣り場は公表できません。ソコはたいして広くもない釣り場なので、噂を聞きつけて釣り人が殺到すると困るので、あしからず。っというわけで、『秘密の花園』第3弾、【秘密の花園3】としておきます。まぁ、地元の釣り人はみんな知ってるけどね!【秘密の花園3】の先達であるT氏によれば、干潮からの上げっぱなが釣れる!らしいので、その時間帯からの釣行を目指す。と思ってたら、その時間帯ってちょうど日が変わるくらいの時間じゃん!ということは、下手すりゃ〜日が変わってから朝までハゼ釣りするの?でも、釣れる時間帯を逃すわけにはいかないので、やるしかないのである。日付が変わった頃に自宅を出発。愛車のライトは、昔懐かしい自家発電のダイナモ&豆電球。”ウィ〜ん、ウィ〜ん”鳴らしながら進むが、現場までにすれ違った自転車は20台はいたが、オッサンのような自家発電ライトはいなかった。夜間釣行なので、服装は冬の出で立ち&腰にカイロを貼り付け。更には天気が思わしくないので、カッパも着込んで万全の体制。出発時にはどこも寒くなくて完璧!と思ってたら、すぐに汗だくになった。程なくして現場が見えてくるが、思ったよりも照明が明るくてホッとした。やっぱり暗いのは怖いぢゃん?誰も居ないと思ってたら、ひとりだけ釣り人がいた。サツを交わし情報交換をすると、その方はシーバス狙いなんだけど、潮がいい塩梅に動くまでハゼ釣りするらしく、のべ竿を握りしめていた。なんでも前回シーバスをやっていた時に近場にワンサとハゼが居たらしく、今回やってみよう!ということらしい。オッサンも釣りの準備を始める。夜だから当然ヘッドライトを持って来てるんだけど、水をライト照らすと魚が逃げる事もあるので気をつけないとね。特にお隣りさんはシーバス狙いなので、気を使うな〜できれば赤色LED付きのネックライトとかがあれば良いが、夜釣り初心者のオッサンがそんなシャレオツなアイテムを持ってるハズもない。今晩の竿は『軽極ハゼ 硬式 360』T氏曰く「水際の石は滑って危ないから、長めの竿でもっと陸側の安全圏から釣りをすることになる」というアドヴァイスだったので3.6mの竿を持ってきた。オッサンの長竿と言えば『清流X 硬調 350』なんだけど、夜間で何かしらのミスで破損しては困るので、二軍の竿を持ってきた。夜釣りでこき使われるとは可哀想に…仕掛けは当然、いつもの胴突き仕掛け。いつでもどこでもこの仕掛け夜だからケミホタルを装着。夜に必須なこの一本!問題は釣りの邪魔をしないとなると小さい25タイプだけど、こっちは3時間しかもたない。でももう一つ上の37だと6時間光るんだけど、大きいから釣りの邪魔になるな〜とちょっと迷ったが、釣り優先で25に決定。二本入りだから、消えたらもう一本出せば良いし。色は魚の警戒心が薄れるという赤色をチョイス。赤色ってそう言われるけど、本当かな?どこにケミホタルを装着するのか?だけど、T氏によればウキと同じような位置に付けるらしい。アタリが分かるように竿の穂先に付けるなんて情報もあったが、投げ竿ならともかく、繊細なのべ竿の穂先に付けたら邪魔だろうし、下手すりゃ〜竿先が折れるよ!とうわけで、道糸の適当な位置に付け、釣りをしながら調整する。餌は良型・大型を期待してアミエビから始める。当然二匹掛け水温は19℃と触ると温かいくらい。水は温かいんで、忘れてはならないのがお守り。オッサンは釣りの時はいつもこのお守りを持ち歩いている。しかし、本日は大漁祈願ではなく、魔除けのお守りが必要なのでは?大漁祈願のお守りなんですが…お守りがトンチンカンでしょうがないので、『耳なし芳一』みたく身体中に経文を書いたのは言うまでもない。もちろん耳にもチン◯にもね。この昔話を『まんが日本昔話』で観たのをハッキリと覚えているが、あの番組って子ども向け番組だけど、かなりシュールでドギツい回もあったよね。今の世の中だと、とてもオンエアーできないお話。ここで、あまりにもヘビーでお茶の間の子どもたちにトラウマを植え付けたお話ベストスリー。『三本枝のかみそり狐』『吉作落とし(きっさくおとし)』『飯降山(いぶりやま)』※興味のある方はストーリー等調べてみてくださいね。とても子どもが観る内容じゃないので…準備完了にて釣り開始なんだけど、ハテ?どこからやろうかな?今現在は干潮から潮が上がり始めた時間帯。本日は大潮なので、かなり潮位が下がっていて、ここらへんが釣れそうだな〜と感じるポイントが陸地になっている。しょうがないので、水に立ち込んで釣り糸を垂れようと、ジャブジャブ水に入ってみるが早くも問題発生!長靴が浸水するではありませんか!?「ゲ!ダメじゃんこの長靴!?」速攻陸に引き返し、他をあたることにする。適当なエリアで始めるが、落としてすぐにアタリあり!という事は全く無くて、アタらないんですけど…もしかしてアタリに気付いてないのかな?赤いケミホタルも小さくて良く見えないし、今晩はそこそこ風が吹いているので、竿も風に煽られる。でも竿を上げるたびにしっかり餌が付いたままだから、喰ってきて無いのか…マズイな、この雰囲気…焦ってもしょうがないので、とにかく喰ってくるハゼを探すしかない。先週の外房遠征のハゼ釣りで学んだように、焦るがあまり餌をチョンチョン動かさないで、こういう時はジ〜っと待つ方が良いこともある。先週に習い、竿を動かさないでモサ〜っとしているとスン…と手元に振動が伝わってくる。「お!」っと反射的にアワセるが空振り。ハゼ居るじゃん!昼間なら、アタったスポットに寸分違わずに落とせるが、夜は見ずらくて良く分からん!なので「ここら辺かな〜?」なだいたいのスポットへ落とすことになる。すると着底と同時にアタり、今度は針掛かりした!んだけど、どうみても良型サイズにあらず。記念すべき夜釣りの一匹目はトホホなサイズ。ムムム、このサイズか…夜の恐怖に耐えながら釣りしてこのサイズとは、ガッカリだ。とは言え、ハゼは起きてるらしい。アタリももっと分かりにくいのかな?と思ってたけど、このサイズでもしっかり手元に振動として伝わってくるくらいにハッキリしていた。このアタリだったら、分かりやすくて釣りやすい。次も同じスポットに落とすと、またしてもスン!とアタって来た!「いるいる」次の投入で針に掛けるとギュンギュン暴れ始める。「お〜!大型じゃね?」と引きをいなしながら、大人しくなるのを待つ。上がってきたのは16cmとあの引きの割には小さかった。本日最大クラスでもこのサイズなら、夜に来た甲斐があるってもんだ。なんとなく釣り方が分かって来たので、ここからボチボチ釣れ始める。ハゼは固まって無くてバラバラらしいが、お互いにそれほど離れてもいないらしく、釣れた付近から他のも釣れてくる感じ。アタリエリアが正しければ、着底と同時にアタって来るが、この着底時が良く分からん。明るければ穂先の動きで着底が分かるが、なにぶん暗いので穂先なんぞ見えやしない。なので手元の感覚だけが頼りになる。夜だからか知らんが、アタりを感じてアワセても空振りが多い。恐らくは、前アタリを見逃してて、ハゼが逃げる時の振動ではじめてアワセを入れてるんだと思う。コレじゃ〜空振るわけだ。なので、一番針に掛けやすい、着底と同時のアタリは見逃したくないところ。とにかく、着底時の判断はしっかり意識するようにやっていたら、釣れるようになって来た!10数cmも上がってくるが、ここらへんのサイズもけっこう上がってくる。このサイズなら夜釣りも良いね〜そこそこ釣れたが身体はヘトヘト…夜釣りに慣れてきた頃、時間は丑三つ時。急に空気が変わる。そこそこアタリはあったけど、この時間帯になると急にアタって来なくなった。”あ、近づいて来てる…”人の視線を感じる。かなり離れていたお隣りさんは釣れなかったらしく、ちょっと前に帰ってしまい、この釣り場にはオッサンひとり…ひとりなハズだけど人の気配がする。マズイな。やはり大漁祈願のお守りでは効果なかったか…オッサンが緊張しながら身構え、意識は向けてるんだけど、なるべくそちらを見ないようにしていた。”すぐそばまで近づいて来てる…”もう足音も聞こえてきた。そしてついに姿が…ルアーマンだった。こんな時間帯でもそこそこな人数のルアーマンがウロウロしてて、ヒュンヒュンとルアーを投げている。友人にも夜専のルアーマンがいるが、よくこんな時間までやってるよな〜!その友人も夜にナイスサイズを釣り上げているから、やはり夜は釣れるんだろうな〜釣れない原因を打開すべく餌をチェンジしてみる。と思って、遠くに置きっぱなしの荷物を取りに戻ってみると、アレ?見たことある自転車が停まっていた。T氏である。いつもの癖で「おはようございます!」とサツをするが、まだ夜中だし。そう言えばO氏が「Tさんは早めに行くって言ってたよ」だったな〜そうだよな〜、釣れる時間帯を知ってるし、ソレを逃すT氏ではないからな。物陰に隠れて見えなかっただけど、けっこう前から来てて、そこそこ釣れているらしい。こんな恐ろしい時間には、誰かしら同士が居ると心強い。これからは安心して釣りに専念できる。もうすぐするとO氏とH2氏も来るハズ。実はオッサンが夜釣り来る事を言ってたんだけど、この二人には早くから来ることを隠していた。『隠してた』というと聞こえは悪いので、『予定を変更した』が正しい。オッサンも三時頃を目安に来ようと思ってたんだけど、T氏の【潮の上げっぱな】情報を後から知ったので、騙した訳ではないが、ソレを訂正するのも面倒臭かったのでそのままにしておいた。まぁ、忘れた頃にくるんだろうて…んで、先週のハゼ遠征の余りのイソメ。そもそも本日無理してハゼ釣りに来たのも、このイソメを消費するためでもあった。んだけど、さすが先週の残りものでとっくに昇天してて、半分溶けたような状態で臭いも強烈!コレでも釣れなくは無いと思うが…餌をイソメに変えた途端、先程までの音沙汰なし状態が嘘のようにハゼが喰ってくる。いきなりこのサイズお!やはりイソメ餌が良いらしいな!ここから再び楽しいハゼ釣りが始まる。ただ、相変わらず空振りもあって、イソメ餌の垂らしの長さをいろいろ変えてみる。最初はアタリ重視で4cmくらいにしてたんだけど、アタっては来るが長過ぎて針に掛からない。次は1cm垂らしにすると掛かりは良いんだけど、少しアタリが遠くなるし、アタックしてくるハゼサイズも小さくなる印象。なので、イソメの垂らしは2cmに落ち着いた。しかし、なにぶん半分溶けたイソメなので餌持ちが悪く、アタったり釣れたりするたびに餌を付け直すことになり、アッという間にイソメが無くなった。頼みの綱のイソメが無くなり、手持ちのアミエビやホタテを使ってみるが、やはりここのハゼはアオイソメがお気にらしくアタリ方が鈍い。こんな時は、まさかの時の友こそ真の友。T氏にイソメを恵んで貰いに行くと、大量のイソメを分けてくれた。「釣具屋のポイント交換で全部イソメにチェンジした」との事。イソメも高価な餌にレベルアップした昨今。大きな餌箱に溢れんばかりの大量なイソメ。どんだけポイント貯めてたんだよ!貧乏臭いハゼ釣り人が多い中、T氏は持ってるアイテムもファッションも良品で揃えてるからポイント溜まったんだろうな〜ヨシ!コレなら餌の心配はいらないぞ。餌は無限にある!オッサンのガセネタに踊らされたO氏とH2氏も到着し、賑やかになる【秘密の花園3】コレで魑魅魍魎も近づいてこないだろうて。やはり餌は新鮮に限る!オッサンの腐ったイソメとは全然喰いが違う。ハゼの活性も良くなり、入れ喰いとまでは言えないが、明らかにアタリが多くなった。この頃になると【秘密の花園3】のポイントの傾向も見えてきて、なんとなく釣れるスポットも分かってくる。ただ、今後のために釣り場全体も見ておこうと広く探ってみる。って、また恐怖の夜釣り来る気か?オレ?釣り方としては、やはり餌を頻繁に動かすよりは、大人しくしている方が喰ってくるかな。落としてから30秒ほど待って、アタラなければ動かして誘ってみる感じ。誘いもチョン!と動かすのではなくて、その場で餌を揺らす程度が反応が良かった。釣り場の傾向と対策が分かってきたので、そこそこ釣れて楽しいハゼ釣りになるが、如何せん、1時からやってたもんだから夜に弱いオッサンは身体がダルくなってくる。眼もショボショボしてきて、餌付けがマトモに出来んぞ!空は白々して来て夜明けが近い。やっと夜が終わる!オッサンはもう満足するくらいに釣れてたんだけど、後から来たお二人はまだまだ納得してない様子。しょうがないよ!釣れる時間帯を逃してるんだから。いつもはすぐ釣りに飽きてダベりはじめてしまうO氏も、今晩は真面目に釣り糸を垂れている。まぁ、ダベる相手もいないもんだからしょうがなく釣りしてるんだろうけど、真面目にやればちゃんと釣れるんだから、普段からこうやってハゼ釣りするべきだろう。いよいよ明るくなり朝がやってきた!やっと朝だ!ハゼ釣りも終了!と思ってたんだけど、誰も終わろうとしないんですけど…明るくなるとアタリが無くなると言われた通り、ハゼのアタリも遠のき、釣れても10数cmサイズばかりになる。もう終わりにしようよ!無言の眼力で彼奴らを睨む。後から来たO氏H2氏はともかく、オッサンとほとんど同じ時間帯から釣りしているT氏も一向に止めようとしない。T氏はそこそこお歳を召しているが、オッサンはもうヘトヘトなんだけど、すげぇ〜バイタリティだな、この人!まぁ、最近のハゼ釣りは全然釣れてなくて皆な憤ってたから、そこそこ良いサイズがそこそこ釣れて面白いんだろうな〜オッサンはさすがにもうギブアップで納竿。地獄の夜釣りで5時間半ほどで73匹とけっこう釣れて楽しかった。ビクも賑やかだ!73匹の内訳は、15cmオーバーが1割、13〜15cmクラスが6割、それ以下サイズが3割といった感じ。欲を言えば、もっと大型サイズが上がって欲しかったし、一匹で良いから20cmオーバー釣りたかったな〜今後の課題としては、ケミホタルの付ける位置をどうするのか?・穂先付近の道糸にケミホタルを付ければ、オモリの挙動が分かる・ウキみたいに水面近くだと、だいたいの仕掛け(餌)の位置が分かる・仕掛けの上くらいだと、仕掛けを上げた時にキャッチしやすいって感じになる。いっそのこと、全部にケミホタル付ければ完璧じゃね?と思うが、ソレだと邪魔でしょうがないよね。餌はアオイソメが一番反応が良かった。アオイソメ>>>>ボイルベビーホタテ>>アミエビくらいな感じだった。まぁ、しばらく通ってみればもっと具体的な問題点や解決策も見えてくると思います。って、また夜釣り行く気か?オレ?次の記事>>>「2023年度28回目のハゼ釣りはオッサンはレベルアップした(と思う)」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度28回目のハゼ釣りはオッサンはレベルアップした(と思う)
    2023年28回目のハゼ釣りは「オッサンはレベルアップした」2023年11月3日。2023年28回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:1時00分くらい(潮位:37cmほぼ干潮)〜6時30分くらい(潮位:130cm上げ7分)中潮水温:19℃釣果:マハゼ61匹(10cm〜16cm)竿:3.6m(軽極ハゼ 硬式)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメ時々ベビーボイルホタテ&アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け前回に引き続き、今回も肝試し第二弾!いや…、別に肝試しでもなんでもなくて、単にハゼ釣りなんだけど、オッサンにとっての夜釣りは最恐のお化け屋敷に突入するくらいの覚悟です。なにせ、コッチは作り物ではなくてモノホンなもんで…よくyou tubeとかで心霊映像とか心霊スポットの映像が見受けられるが、アレって作り物がほとんどだと思う。若い頃にしょっちゅうモノホンを見ていたオッサンに言わせてもらうと、あんな見え方してなかったし、どうみても『その部分』が周囲の映像とマッチしてないというか、馴染んでないのが多い。まぁ、あの手の映像はお化け屋敷と同じで、ドキドキしながらも楽しんで観れば良いのであって、真偽を問うのは野暮ってもんだ!ただ、中には「コ、コレは!?」という奴もあったりもする。本当かどうかは知らないが、本物があまりにもハッキリと映り過ぎているのは公開できないらしい。なんでもそうなんだけど、チラリズム程度に抑えておく方が、視聴者は一番反応する。パンチラ、胸チラ、ブラチラ…etc、世間には様々なチラリズムがあるが、ふとした拍子に一瞬チラリと見えるという状況に、強い色気や魅力を感じるのがチラリズムの魔力。バッチリ見える「モロ見え」よりも、チラリと見える程度の方が風情と風流を感じる官能的な嗜好。見えそうで見えないんだけど、チラっと見えた!このさじ加減が肝なのである。あと、ついでに言わせてもらうんだけど、you tubeで心霊スポットとかよく行くじゃん!じゃん!って馴れ馴れしくすることもないんだけど、和洋問わず『心スポに突入してみた!』的な動画がよくある。不思議なのが、自ら率先してそんないわくつきのスポットに赴き、動画配信までしとるのにも関わらず、ちょっと物音がしたり、怪しい存在が見えただけで、尻尾巻いてそそくさと逃げ帰って来るってどうよ?一体何しに行っとるんじゃ?行くなら、その怪しい原因をしっかりと突き止め、映像に残して来いよ!ちょっと音がしただけとか、ちょっと変なのと出会いました程度で逃げてくるな!そもそもが、そんな程度の覚悟なら最初から行くな!期待して観ている方も、アチラの住民にも失礼だよ!んで、何だっけ?そう!肝試し、じゃなくてハゼ釣りである。今回もハゼの夜釣りに行ってきました。まぁ、前回は初の夜釣りで、夜通しハゼ釣りしたもんだからすごく疲れたけど、良型ハゼがけっこう釣れたので夜釣りの印象がジャンプアップ!今回も二匹目のドジョウならぬ、二匹目の良型・大型ハゼを目指して夜の闇へ突入! 潮が低すぎて釣りにならん!今回も夜釣りの現場は【秘密の花園3】夜釣りとは言え、釣れる釣り場はとても貴重で限られてるので、ここでの釣り場の発表は控えさせていただきます。あしからず!前回がそうであったように、今回も干潮からの上げ潮狙いと思って潮汐を調べてみたら、草木も眠る丑三つ時が干潮時間うわ!またこの時間かよ。釣り開始を2時からとする。この釣り場は空が明るくなると釣れなくなったり、せいぜい10数cm程度のハゼばかりが釣れるようになるので、納竿時間は6時までと仮定。するってぇと、4時間の釣行になり、ちょっぴり物足りないかな?昼間なら十分な釣行時間なんだけど、夜は暗いからか時間の感覚が麻痺するからなのか知らんが、アッという間に時間が過ぎる。という訳で、釣り開始時間を少し早めて1時に現場に到着するように行動開始。もう11月に突入したんだけど、本日の東京の気温は夏日なんて言われるくらいの予報。とは言え、よる夜中は寒くなるので今回も完全冬支度の体制で、腰には貼るカイロ&足元は防寒長靴を着用。ちなみに前回も冬仕様で臨んだけど、長靴は普通の奴だったので、足先が冷たかった苦い経験があった。なので、今回はオッサンが長年愛用している最強の防寒長靴を装備。作業靴 ジーベック XEBEC 85712 EVAロング丈セフティ防寒長靴 先芯あり メンズ レディース ユニセックス 安全靴 レインブーツ 定番 楽天で購入 んで案の定、現場へ向かって愛車を漕いでると汗だくになった。まぁいい。コレくらいがちょうど良いのだ!釣り場で身体が冷えたら、どうしようもないからね。現場に到着すると、ルアーマンがひとりでハゼ釣り人はいなかった。ルアーマンってけっこうデカい音でビュン!ビュン!投げるもんで、おっかないから少し距離をとって釣りの準備を始める。本日も使う竿は『軽極ハゼ硬式 360』軽いんだけど、ちょっと柔ら過ぎるのが玉にキズ。良い竿なんだけどね〜仕掛けは、いつでもどこでも何度でも、ハリス3cmの胴突き仕掛け。軽極にシンプルな仕掛け夜釣りなもんだから、やはり光る目印は必須。なんだけど、ソレを付ける位置をどこにするのか?で結構悩む。前回は初めての夜釣りだったもんで、右も左もサッパリ分からなかったから、先達の教えに従ってウキを使った時と同じ感じの位置に付けてみた。しかし、どうにもパッとしなかったし、中途半端な位置だったので釣りの邪魔になっていた印象。そこで、今回は作戦を変更し、ハリスのすぐ上と道糸の一番上のダブルライト作戦。暗くて見えないと困るのが、竿先の挙動。オモリが着底した時とかハゼがアタった時が良く分からないと、釣果に影響する。アタリは手元の振動で分かるっちゃ〜分かるんだけど、やはり竿先でアタリが見えた方が楽しい。でも一番の理由は、オモリが着底した時が分からないのが困ったから。一番針に掛かりやすいアタリが、着底すぐのアタリ。なので、着底時には既にアタリが取れるよう、道糸を張っておかないとそのアタリが取れない。竿の穂先にライトをテープで取り付けるなんて情報もあったが、穂先はのべ竿の命だし、例え小さく軽いあんなライトでも釣りの邪魔になると思う。という訳で、道糸の一番上、つまりは穂先のすぐ下に取り付けてみました。取り付けたライトは二種類。釣具ではメジャーな『ケミホタル』と100均でお馴染みの『ケミカルライト』サイズはいずれも小さい25のタイプをチョイス。ケミホタルは色を選べるが、100均のはイエローしか見たことないな。でも100均は8本も入ってのお値段なのでとてもリーズナブル!だけど、ちゃんと発光するのかはちょっぴり心配ではある。左が『ケミホタル』で、右が100均『ケミカルライト』ハリスのすぐ上と道糸の一番上に装着発光具合はこんな感じ餌は前回でも印象が良かったアオイソメから始める。やはり新鮮なイソメが良いよね!水温は前回と同じ19℃今の時期はこの辺で安定してるのかな?さぁ、釣り開始じゃ〜!今日も爆釣day!!と思ったが、今現在は前回にも増して潮が低すぎるんですが…ここらは遠浅なので、潮が低いと釣りにならん!「まいったな〜、やはり来る時間が早すぎたか…」しょうがないので、水にジャブジャブ入り込んで、立ち込んでやるしかない。前回の長靴は浸水したが、今回のは問題ないようだ。思いっきり沖に向かって投げ込んでみるが、着水と同時に着底したので、水深なんてあってないようなもんである。当然、なんの音沙汰もない。「だよな〜。コレじゃ〜釣れんわな〜」と思ってたら、スン!とアタって来た!お!いたいた!次で掛けたが、上がってきたのはやはり小ハゼ。この浅場じゃ〜、こんなサイズだわなただ、今回のダブルライト作戦は調子良くて、ハリス上のライトがあるので狙ったスポットに寸分違わずに落とせるし、上のライトでオモリの着底が分かる。「良いね、ダブルライト!」と自画自賛なオッサン。しっかり狙えるからか、チョロチョロと釣れ出したんだけど、浅いからか上がってくるのは10数cmサイズばかり。一匹だけナイスサイズが釣れたが、コイツだけだった。コレくらいが釣れればな〜…程なくして、どこに落としても音沙汰が無くなる。けっこう歩き回って広範囲に探ってみたが、ここら一体は遠浅ばかりで変化がないので、どこもかしこも生命反応が無かった。干潮時間帯が終わり、潮がある程度まで上がって来ないと釣りにならんか?ってことは、あと2時間ほどこの地獄の釣り場で時間を潰すしかないのか?と気が重くなっていると、後ろからオッサンを呼ぶ声がする。O氏である。「うわ、また夜釣りに来てるのかこの人」確か、一昨日も夜釣りしていたような?いくら昼間は釣れないからと言って、夜ばかりじゃ身体がもたんだろう。もういい歳なんだから…しばらくはとりとめもない話をするが、本当にとりとめもない時間だった。新たな学びはありがたや〜ボケ〜っとしてても始まらないので、ちょっと気になっていたエリアに移動。ここからちょっと離れるんだけど、ネットの衛星画像で「ここら辺も釣れるんぢゃね?」と思っていたスポットがあった。O氏もソコは知っていたが、O氏的にはどうやら気に入らないご様子。まだ潮が上がってくるには時間があるので、とにかくそちらへ向かう。そちらには二人の釣り人がいたんだけど、ひとりはルアーマンでもう一人はのべ竿を握っているようだった。「ん〜?ハゼ釣ってるの?」暗いので良く見えないけど、目を凝らしてよく見るとなんか見たことのあるシルエット。TG氏だ!TG氏とは、地元の大井ふ頭の釣り場はもちろんのこと、普通の釣り人が行かないような釣り場にも通っている、神出鬼没なハゼ釣り師。もちろん夜釣りも厭わないというか、むしろ夜釣りが専門で、その勢いで昼間もハゼ釣りしている「この人、いつ寝てるの?」という感じのタフガイ。当然ながら【秘密の花園3】は知り尽くしているエキスパートである。この御方がここに居るということは、ココは釣りになるという事で希望が見えてきた!「潮が引いた時はココで釣れるよ!」とTG氏。ヨシ!一丁挽回しちゃる!!というオッサンのやる気は、阪神の森下なみの渾身のフルスイング空振り…どこに落としてもアタリがないのである。確かにこのスポットは水深もあって釣れそうなんだけど、アタらないんだな〜かたや、TG氏はさっきからコンスタントに良型ハゼを釣り上げている。「ハァ?なんで?」しばらく釣り方を眺めるが、オッサンとはまるっきり対極の釣り方。着底させるとすぐにチョン!チョン!と竿を小さく竿を煽りながら、手前に引いてくる。「こうしてるとアタって来たり、根掛かりみたいに動かなくなると、ハゼが喰って来てる」とTG氏。オッサンも真似してるんだけど、全然アタらないんですけど…そもそもが、そのチョンチョンが上手くいかない。TG氏の竿はそうとう硬いらしく、クイックに煽ることが出来ているようだったが、オッサンの竿はかなり柔らかいのでチョンチョンが出来ない。チョンチョンの間隔と、動かし方の幅がどうしても大きくなってしまう。「ムムム、難しいぞ!この動きではハゼが散ってしまう」全然釣れなくはないが、TG氏のような釣れ具合には程遠い…驚くべきは、この暗い中、TG氏はライトもケミホタルもな〜んも付けてないのである。それなのに餌付けや釣れたハゼを外したりと、暗闇の中、テキパキと作業している。さすがこのレベルになると夜目が利くようになるのか?はてまた、見聞色の覇気でも身に付けているのだろうか?たぶん長年の夜釣りで、夜行性の生き物にトランスフォームしてるんだろうと思う。TG氏がどんな悪魔の実を食ったのか知らんが、長い年月を掛け、暗闇の中でもライトを必要としないこのハゼ釣法を編み出したんだろうて。なので、オッサンがパッと見で真似できるシロモノではなく、こっちは釣れないわけだ。それでも、ハゼ釣りの引き出しを増やすべく、真似しながらやってみる。まぁ、釣れないんだけど、ここで諦めてしまっては自分の裾野を広げることは出来ない。何かを取得するには、それなりの時間と労力、諦めない粘りが絶対に必要であり、ハゼ釣りとてそうなのである。自分のやり方に固執するだけでは、あらゆる事態に対処するなんて出来まへん!しばらくTG釣法を練習していたが、そろそろ潮がいい塩梅になってきたので、最初のスポットに移動する。この時点で10匹ほどの貧果で、「今日は釣果は諦めよう。まぁ、新しい釣り方が見れたのがせめてもの慰めかな…」と諦めムードだった。んがしかし!ここから挽回開始!!どこでもという訳ではないが、アタリが頻発し始めた。釣れるハゼは10数cmが主だが、たまには15cm前後も上がってきて、楽しいハゼ釣りが始まる。いつものオッサンなら落としてしばらくアタリを待つんだけど、先程のTG釣法でやってみるとアタリが出るのが早くなる。今までのオッサンの釣り方が『静の釣り』とすれば、TG釣法は『動の釣り』という感じ。でも夏のハゼ釣りがそうであるように、もともとのオッサンの釣り方はチョンチョン餌を動かしてるんだから、コッチの方がオッサンには合っていると思う。しかしそのうちに、動かし続けるよりも、チョン!とやったら5秒ほど待って、またチョン!5秒待って(以後リピート)…、とハゼに喰わす間をあげた方が針掛かりが良くなるのに気づいた。人間日々成長だ!いつの間にかTG氏とO氏がコッチの釣り場に戻って来ていた。オッサンが気持ちよく釣っているのを見て、闘志が湧いたようである。TG氏は釣れていたが、O氏はお歳のせいか休み休みで「ちょっと休憩で座ってると、いつの間にか眠っちゃうんだよ!」聞けば、今週は本日で夜釣り3日目らしい。そりゃ〜身体にこたえるよ!空はすっかり明るくなり、朝になったが、さすがに釣れるハゼサイズは縮んだけど、アタリ自体は続いていた。まだまだ釣ろうと思えばいくらでも釣れる雰囲気だったが、キリがないので、アオイソメが無くなったタイミングで納竿。5時間半ほどで61匹と前回よりも釣れなかったけど、前半の貧果を考えれば挽回できたと思う。よくここまで挽回したな〜、オレ!ケミカルライトは、理想を言えば、仕掛け部の上と道糸の上にふたつ付けると釣りやすかったけど、ケミカルライトが根掛かりすることもあるらしく、ケミカルライトごとロストが発生。なので、今のところ道糸の一番上にひとつ付ければ良いかなと思ってます。ちなみに25タイプは3時間くらいしか光らないので、道糸の上に付けるのなら、もっと大きいサイズでも釣りの邪魔にならないカモね。まぁ、100均のは8本も入ってるんだから、見えづらくなったりチェンジすればいいか!そんなことよりも、オッサンもTG氏のように夜行性になればライトもいらなくなるな。今日はハゼが釣れたよりも、TG釣法(改良版)というお土産が一番の収穫だった。釣りでもなんでもだけど、人生の幅が広がるのはワクワクするよね!「テレレレッテッテッテー♪」帰り道、オッサンの頭の中でドラクエのレベルアップの効果音が鳴り響いていた。次の記事>>>「2023年度29回目のハゼ釣りは夜釣りってデリケート!?」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度29回目のハゼ釣りは夜釣りってデリケート!?
    2023年29回目のハゼ釣りは「もしかして夜釣りってデリケート?」2023年11月5日。2023年29回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:曇りのち晴れ釣行時間:1時00分くらい(潮位:85cm下げ7分)〜6時30分くらい(潮位:90cm上げ5分)小潮水温:19℃釣果:マハゼ45匹くらい(10cm〜16cm)竿:3.5m(軽極ハゼ硬式 ぶった切り Ver.)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けもうすっかりお馴染みのハゼの夜釣り。昼間のハゼ釣りが数・サイズ共にパッとしないもんだから、夜の釣行に行き始めたんだけど、昼間より釣れるのは疑いようもない事実。例年なら、もう11月ともなればハゼの穴釣りが始まってて、調子が良ければ数も上がり、20cmオーバーも期待できる時期でもある。ところが2023年の穴釣りは、どうにもこうにもしっくりこない。んだば、いつものハゼ釣り場というと、もうほとんど終了なもんだから釣りにすらならん。最後の手段で夜釣りというパンドラの箱をオープンしてしまったオッサン。もう既に2回ばかり夜釣りに行ってるんだけど、実は、夜釣りってもっと簡単だと思っていた。ただでさえ『アホな魚の代表というイメージのハゼ』が、警戒心が薄れた夜の釣りともなれば、な〜んも考えないで本能のままに餌を喰いまくって来る、そんなイメージがあったのは否めない。とは言え、実際にはあの手この手で攻めないと釣れないし、すぐにスレて喰って来なくなるしで、それほどアホでもないんだけど、時にはアホみたいに釣れる事もある。「ハゼの夜釣りなんて苦労せずとも釣れるんだろうて…」と至極簡単に考えていた。ところが実際に釣り糸を垂れてみると…ほとんどはポツンポツンと忘れた頃釣れる程度で、ガンガンに釣れる!なんて夢のまた夢。竿先なんて見えなくて、アタリは手に伝わってくる振動で取るのが基本。なので、ハッキリしたアタリしか拾えない。※今日は居喰いのような雰囲気のアタリがいくつか拾えたけど。釣れたりとかアタリがあったスポットに寸分違わず落とす、なんてほぼ出来ないし、餌付けだってライトを使っているんだけど、暴れるアオイソメに正確に突き通すなんてなかなか上手くいかず、モタモタする始末。まぁ、餌付けがやりにくいのは、オッサンの老眼のせいでもあるんだけどサ!夜釣り時の困惑を体験すると、人間がいかに視覚に頼って生きているのか?を実感し、単に暗いというだけで、どれだけ行動や判断力が制限されてしまうのかを痛感する。釣り場って、明るいときでさえ少々危険が伴うんだけど、それが夜の暗闇ともなれば、危険度MAX!一応、オッサンが行ってる釣り場には街灯があって、適度には見えるんだけど、さすがに水に突き出た石組みとかに乗る時は、かなりの用心深さが求められる。明るければ、乗っても大丈夫な石と危ない石はすぐに見分けがつくんだけど、夜になると判断が難しい。なので一歩一歩がとても遅く重く、まるで絞首刑の十三階段のような重い足取りで移動しなくてはならない。このように夜釣りでは全ての行動が制限され、慎重さが求められるのである。こんな調子だから、「ヒャッハー!爆釣だぜえ〜!」なんてなるわけがないのだ。うわ〜、釣れないんですけど…オッサンは夜釣りの時は、必ず数時間の仮眠をとる。なにせ、神経をすり減らす夜釣りを朝までやるんだから、体力は温存しておきたいところ。日付が変わる頃に起き出すが、家族はまだ起きていた。最初の夜釣りの時は、ちょっぴり心配もしてくれたが、現在は「いってらっしゃい!」の言葉の奥に”あ〜、また行くんだ…。懲りないね〜”という、呆れというよりも軽蔑の部類の心情が見え隠れしている。コレも釣りあるあるで、多くの釣り人が経験する、まるで月面の昼夜のような家族との温度差。本日も完全防寒仕様で自宅を出発するが、東京では今日も季節外れの夏日らしく、もうこの時点で暑い。愛車を漕ぎ出すとさらに暑い!漕ぐこと40分ほどで汗だくで現場に到着するが、いつもの夜釣り現場には前回もいたルアーマンがひとりいただけ。肝心の潮位を目視すると、ギリギリ釣りになりそうな塩梅。しかし、今日はコレからもうちょっと潮が引くので、まずはスタートダッシュで釣り上げて、その後はまた考えることにしよう。いそいそと釣りの準備を始める。本日の竿もいつものように『軽極ハゼ 硬式 360』ではあるんだけど、竿に少々変化があります。一見いつもの竿だが…思い切って穂先を短くしました!バスン!とカット!っというのも、この竿は『硬式』と謳ってはいるんだけど、実際にはかなり柔らかい。柔らかいが故、誘いとかの操作が難しく、やりづらかった。ずっと気にはなっていたんだけど「コレがこの竿の特性だろうて…」と諦め、当然二軍落ちで、登板回数も激減気味だった。前回の夜釣り時に、すぐ隣りで仲間のTG氏が盛んに竿を煽り続ける釣法で、良型ハゼを釣りまくっているのを見せつけられた。オッサンも真似してみたんだけど、小刻みにクイックに操作できなくて難儀し、当然、たいして釣れなかった。原因のひとつに竿の硬さがあると思う。ある程度硬い竿じゃなきゃ、あんな操作が出来るハズもない。まぁ、TG氏が長い年月を掛けて編み出した釣法だろうから、そう簡単に真似出来るものでもないかも知れんが、アレをやるにはもっと硬い竿じゃなきゃダメぢゃね?「いつまでも使えない竿としてホコリを被っているくらいなら、メタモルフォーゼして少しでも使える竿にしてやろう!道具は使ってなんぼのもんじゃい!!」っと、ついに決心がついた。ではどれくらい短くするべきか?オッサンの一軍竿は『清流X 硬調 35』で、どうせなら長さを合わせれば仕掛けの互換性も出来て便利だ。多分、10cmくらいの違いだろうから、その分をカットすればいいから、ちょうど良いぢゃん?長さを二本の竿の長さを揃えてバスン!とカット。やったことがある方は分かるだろうけど、のべ竿ってビビって数cmカットしても何も変わらない。やるなら5cm単位じゃない変化がないんだよね〜実際には13cmほど切り落としました。内心”ちょっと切りすぎたかな…?”と、カットした後に不安になったのはナイショだよ!二本の竿の長さを揃えたんで、今回はエサ箱にもケミカルライトを付けてみました。今まではヘッドライトで照らしてたんだけど、エサ付けのたびに、ライトスイッチのオンオフも面倒なので、「もしかしたらケミカルライトで照明代わりになるカモ?」でやってみました。100均で一番大きいサイズテープで餌箱に固定怪しく光る餌箱イソメをライトアップ餌はアオイソメで垂らしは2cmが基準かな。針掛かり重視で短くすると喰ってこなくなるし、長くすると喰ってくるけど針掛かりが悪くなるし。垂らしはこんな感じ水温は19℃で3回とも同じ水温なのは、ここらへんで安定しているのかな?なぜがいつも同じ水温あと、ケミカルライトは穂先のすぐ下の道糸に、ひとつだけ付けることにしました。コレなら着底もアタリも分かるしね。準備完了にてハゼ釣り開始なんだけど、いつものお立ち台となる石組みが今日はやけに滑る。雨は降ってないはずなんだけど、全体的に濡れてるようで危ないな。夜中でこんな釣り場でドボン!したらシャレにならないので、一歩一歩慎重に足を踏み出す。やっとこさ目的の足場に到着し、周りに誰もいないのを確認して、水中にライトを照らしてみる。釣れる時ってハゼがチラホラ見えるんだけど、今日は全く見つからないんですけど…おまけに水が少し濁り気味だ。う〜ん厳しいかな?まずは適当に沖に向かって第一投。やはり水深は浅いが、喰ってくる時はこんな浅くてもアタってくる。んがしかし、本日はハゼのご機嫌はよろしくないようで…どこに落としても音沙汰なし。「これはマズイな〜」今現在はまだ潮が引いている状態で、干潮まではまだ時間があるので、状況の改善は期待できない。とにかく喰ってくるハゼを探すしかないんだけど、なかなか見つからないんだな。開始から20分ほど経った頃にやっと最初のアタリが来た!アワセると掛かったが、すぐに外れた。「チッ!なんだよ!!」次も同じスポットに落とすが、シ〜ン…と反応がない。アタって来ても針に掛からなければセカンドチャンスも期待できるが、中途半端に針に掛かってからバラすと、スレてもう喰ってこなくなる。方向を変えてみると、またしてもアタって来た。今度はしっかりと掛かって、本日の一匹目。一匹目はいつも小さい…すぐに次も釣れてくるが、10数cmサイズで小さいな〜この後はたま〜に上がってくるが、同じように10〜13cmくらいでつまらん!一匹だけ良型が来たけど、コイツだけだった。このサイズがコンスタントに釣れればな〜その後はプッツリとアタリが途切れた。今日は小潮で、まだ潮は引き続ける。ここで粘っても無駄と判断したので、移動開始!夜釣りの勘所は未だ分からじやってきたのは、仲間内では【島】と呼ばれるスポット。釣り場ではこのように、特定のスポットに常連にしか分からないニックネームが付いている事が多い。こうすると、お互いの情報交換時に、どこで釣り糸垂れたのかが分かりやすいからだ。前回は【島】を根城にしてるTG氏がいたんだけど、今日は誰もいなかった。ヨシ!ここから爆釣開始じゃ〜!の意気込みは、やっぱり空振り…相変わらず、ポッツリ…ポッツリ…程度なのでした。「ここでこの釣れ方なら、もう手の施しようがない…」もうお手上げ状態なオッサンは、ただ無気力に竿を握っているだけなのでした。すると、遠くから自転車のベルの音がしてくる。来たか!O氏とH2氏である。しかし、O氏は大丈夫か?この歳になると週イチでもキツイんだけど、O氏は今週は4度目の夜釣りなもんだから、疲労困憊らしく、前回なんて暗くても分かるような大きな穴に落ちて怪我したらしい。仲間内では「もう致死回数まで夜釣り行ってるから、いつ”ドザえもん”になってもおかしくない」とまで噂されている。そんなハゼ釣り仲間の心配をよそに、本日も夜釣りに登場のO氏。もう此奴が水に沈んでても、見て見ぬふりをしよう!ここにはカニもエビもたくさんいるし、ハゼも雑食性だから亡骸を完食してくれるだろう。O氏も釣り場で露となれば本望だろうて。サツを交わし、開口一番「今日はダメだよ!」とオッサン。まぁ、ダメと言われても、もうこんな夜中にこんな釣り場に来ちゃったもんだから、とにかくハゼ釣りをやるしかない。んですぐにH2氏が連打をぶちかましてくる。「なぬ!?こんチキショー、ここの次はまさにあそこをやる予定だったのに…」あんなのを隣りで見せつけられたら、コッチもやらん訳にはいかない。再び身体にバラ鞭打って、やる気復活。チョロチョロと釣れるようになるが、思うように数が上がらないな〜ハゼのかわりに喰ってくるのがコイツ。チンチン(クロダイの幼魚)と思いきや…小さなアタリでアワセると突然暴れだす。もう一発でハゼじゃないのは分かってて、細かく小さくだけど強烈に引いてくるそのアタリ方から、チンチンなのは明白。竿を立てて強い引きをいなすんだけど、柔らかい竿だとなかなか手前に寄ってこない。最後は道糸かハリスが切れると思ったけど、なんとか上がってきた。コイツの正体は【キビレ】クロダイと良く似てて、見分ける方法は「ヒレが黄色いとキビレ」なんて言われるけど、個体差があるので絶対ではない。なので、キビレとチンチンの見分け方は側線から上の鱗列の数でみると良いと思います。上の画像のように、3本くらいならキビレで、5本くらいならチンチン。でも、こいつが掛かると嫌なんだよな〜ヒレにトゲがあるから気を付けないと刺さるんだよね。人によっては、クロダイよりもキビレのほうが美味と言われてるが、オッサンは喰った事はないし、食う気もないから、一生分からんだろう。ちなみに今日はキビレが3匹釣れた。かわいいサイズのキビレこのサイズでも強烈に引いてくるぞ!ちなみに本日はウロハゼも釣れた。良いサイズだけどいらんわ!こんなかわいいウロは初めてだキビレも良型ウロも、あの強い引きがマハゼだったらな〜っと思うこと山の如し!的外れなブツが釣れてくすぶっていると、なんとMR氏が現れた。MR氏が夜釣りに来るなんて、想定外だった!聞けば、常連達が夜釣りに通っているので「そんなに夜釣りって楽しいの?」の真偽を確かめに来たらしい。ここへ来る前は【秘密の花園2】でやってたようだ。【秘密の花園2】→【秘密の花園3】と秘密を釣り歩く男。MR氏は絶対に夜釣りに来ないと思ってたのに、既にMR氏の身体に別の魂が入り込んでいるのかも知れない。ちなみに【秘密の花園2】での釣果はそこそこらしいがサイズが小さかったらしく、【秘密の花園3】の良型ハゼを釣り上げ「このサイズが釣れるなら、夜釣りに通うのも分かるわ〜」と納得のご様子。とは言え、ハゼが釣れるようになったわけでもなく、相変わらずパッとしない。そこで、さっきから気になっていたことを行動に移す。今までは3.5mの長竿でやってたんだけど、2.1mの竿にチェンジする。実はこの【島】エリアの傾向として、沖ではなく、手前の方が釣れやすい感じ。なので、長竿で手前を探ったら釣れ出したので、それならば!っと手前がやりやすい短い竿でやってみる。んでやっぱり、数が上がりはじめた。手前に仕掛けを垂直に落として、餌をフワフワ上下に揺らしてるとハゼが喰ってくる。穴釣りでよくこんな誘いをやるんだけど、まさにコレで、竿が短いから良型が掛かると竿がギュン!としなって楽しい。時には入れ喰いになり、「お〜!この釣り方も良いじゃんオレ!」と自画自賛。でも手前は岩場なので、ダボハゼや本日最大のウロハゼも上がってくる。「20cmオーバーのマハゼ来た〜」と思ったら…朝が来て、そんな短竿釣りもそろそろお開き。いつものように5時間半で45匹くらいと釣れなくはないが、釣れたともいい難い釣果。う〜ん、今日は厳しかったな〜”くらい”となっているのは、カウンターが壊れてしまい、初めはちゃんと数えてたんだけど、夜通しの釣りで頭がボケ〜っとなり数が分からなくなったから。100均カウンターはひとシーズンもたないな。安いから良いんだけど、オッサンは数が数えられないもんで、壊れた時に困るな〜本日お試しの『軽極ハゼ 硬式 360(カットVer.)』ですが、チョンチョンと煽る操作は格段にやりやすくなったが、竿が固くなったからか、ハゼを針に掛かってからのバラシが多かった。今日なんて、釣ったハゼと同じくらいのバラシ数で、コレが単にハゼの喰いが浅いが故なのか、もしくは本当に竿の影響なのかは謎。あと、当然ながら、餌箱のケミカルライトは全く役に立ちませんでした〜釣りの世界には『同じ釣り場に3回通えばもうベテラン』なんていう無責任な標語があったりするが、今回で【秘密の花園3】での夜釣りも3度目なんだけど、どこが釣れるのか?とか、どういう状況が釣れるのか?が全く掴めないぞ。この前はあそこでよくアタって来たから、と今回もやってみるが、全くの音沙汰なしなんて普通にある。と思えば、さっきは全然アタリさえなかったスポットで、突然入れ喰いになったり…夜釣りではよくあるんだけど、最初はどこに落としても全然アタリが無くて、しつこく落としまくり誘っていると、最初のアタリを皮切りにどんどんアタックしてくることがある。始めは餌に興味を示さなかったハゼが、餌がチョンチョン!いろいろな箇所で動き回っているから、ハゼの活性が上がるのだろうか?この状況ではどこが釣れて、何が良いのか悪いのか?未だに掴めないオッサン。もしかして、夜釣りって、とてもデリケートな釣りものなのかもしれないな…次の記事>>>「2023年度30回目のハゼ釣りは夜釣り最高記録更新!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度30回目のハゼ釣りは夜釣り最高記録更新!
    2023年30回目のハゼ釣りは夜釣り記録更新2023年11月12日。2023年30回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:曇り一時雨ちょっぴり雹釣行時間:1時00分くらい(潮位:91cm上げ3分)〜6時30分くらい(潮位:170cm下げ2分)大潮水温:測り忘れた釣果:マハゼ87匹(11cm〜17cm)竿:3.5m(清流X 硬調)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメのちベビーボイルホタテ&アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けつい先日、11月としては観測史上最高の27.5℃を叩き出した東京都心だったが、わずか4日で13℃以上も下がって晩秋の装い。昨日は、東京も寒い上に風が強くて、『木枯らし1号』カモ!?だったが、ギリギリ届かなかったらしい。とは言え、北海道や青森では初雪も降ったようで、秋どころか一気に冬に季節が進んだようだ。2023年は記録尽くしの異常な夏だったけど、「アレだけ暑かった夏だったけど、寒い冬は来るんだ…」と素早い自然の移り変わりに驚くとともに、少しホッとする。んで問題なのが、あの木枯らし1号もどきの強風の中、例のO氏は夜釣りに出撃したらしい。釣りの大敵は雨ではなく、風である。豪雨ではダメだけど、普通の雨程度ならなんとかなるどころか、ハゼ釣りではむしろ雨の方が釣れる気がする。んがしかし、強風はいかん!風で竿が煽られてアタリなんぞ取れやしない!ウキ釣りでも水面に波が立つから、アタリが分からん。風の中でもアタリの取り方がないわけではないが、『コレでも釣れなくはないが…』的な緊急事態なやり方なので、ポイポイ釣れるもんでもない。オッサンも雨天はハゼ釣りに行く可能性は高いが、強風は問題外なので諦めている。そんな釣り人の常識を全く無視するO氏の悪行。風だけならまだしも、夜釣りという、まさに悪行三昧!その時を述懐し、「全然釣れないし、釣りにならないよ!」あたり前だ!まだ、平日は仕事だから休日しか釣りに来れないという現役世代なら言い訳にもなるが、O氏はリタイヤ世代で、バイト的な事はやっているが毎日のように釣り場に来れる御身分。なんで強風&夜釣りというヤバい釣りをしようとするかな〜?と理解に苦しむ。ましてや、もう後期高齢者に片足突っ込んでて、身体も思うように動かないクセに見境なく徘徊するもんだから、危なっかしくて見てられん!「強風に煽られたら水にドボンだったよ!」「そのままドボンしてしまえ〜!」そんなトホホなやりとり後、オッサンも夜釣りの日がやってきた。しかし、雨予報…夏ならいざ知らず、季節は一気に冬に進み、しかも夜間釣行。少々迷ったが、覚悟を決めて出撃を決心する。そもそも、もうアオイソメ買っちゃったし!短竿でも十分釣れるぞぃ!マメに天気予報をチェックするが、さすがに当日の予報は覆りそうもない。どうみても雨が降る。っというわけで、完全防寒及びカッパを着込んで万全の体制にて出撃。現場に向かう途中は、いつものように愛車を漕ぎながら汗だくになる。あ、そう言えば、オッサンの愛車が少々リニューアル。ライトが昔懐かしの自家発電ダイナモ&豆電球だったのが、最新のLEDライトにレベルアップ。自家発電は相変わらずだけど、昨今のダイナモは漕いでても軽いね〜♪以前はウィ〜ん、ウィ〜ん鳴って、重かったからな〜あと、リアホイールをタイヤやブレーキ含めてまるごと全交換した。漕いでいるとよくガツンッ!とギア抜けみたいになったし、ブレーキなんてブーブー音がするだけで全然効かなかったし、ホイールが歪んでたし…まぁ、27年も乗ってるとこうなるわな…タイヤとかチューブなんて何回交換したか分からないけど、さすがにもうヤバいっしょ!問題はオッサンが作業したからすこぶる怪しくて、走っているうちに『チキチキマシン猛レース』みたいに、ボルトやらパーツやらが外れてゆくかもしんまい。気持ちよく快調に飛ばし、無事に夜釣り現場【秘密の花園3】に到着。本日は【島】エリアからのスタート。実は雨を覚悟でやってきたのは、いくつかお試しがありまして…まずは【島】エリアでの短竿釣行は有効なのか?の検証。基本的に【秘密の花園3】はほぼ全体が遠浅のポイントなので、3.6mとかの長竿での釣行となる。しかし前回、このエリアでやった時、手前でばかりハゼが釣れてて、ならば!と短竿でやってみたら気持ち良いくらいの入れ喰いになった。なので、今回はしっかり短竿で攻めるとどうなるのか?をやってみたいと思ってます。というわけで、取り出しましたる竿は、2.1mの長さの行雲流水と彩峰?の合体竿。一番数釣ってる信頼竿夜釣りなのでケミホタルを装着する。オッサンの場合は、アタリを取るのと着底を確認したいので竿先にひとつ。竿先にチョン!とおひとつこの目印の位置は人によってまちまちで、仲間内ではウキの位置に付ける人が多いかな?MR氏曰く「どこに付けるのが良いのか決まりはないけど、どこを見ながら釣りするのか?で決まるのんじゃないの〜」確かに!それが正解だ。今まであまり意識してなかったけど、ケミホタルを竿先に付けると釣りやすかったから、「いつも竿先を見てたんだ!」と改めて納得した。餌は当然アオイソメ。まぁ、餌は好き好きで良いと思う。オッサン的には良型大型狙いとなると、虫エサの方が良いかな?と思ってるだけ。釣り人ってなにかと「餌はやっぱり◯◯が釣れるよ!」と無責任に豪語してくるが、自分が釣れると信じている餌を使うのが一番釣れると思う。ただ、イソメの餌付けってライトの明かりでやるのに難儀する。昼間ならなんてことないんだけど、夜だと遠近感が掴めなくて上手く餌付けが出来ないんだな〜って、これはオッサンの老眼のせいでもあると思うが、やはりライトのせいだとも思う。餌はイソメが釣れる!と信じたい特にイソメの尻尾なんて、細いし暴れるし…準備完了にて、いざ検証開始。まずは【島】内でも実績ポイントからスタートする。ココはけっこう浅いから、着水すぐに着底。すぐにスン!スン!と数cm毎に引きながら誘いを入れ続ける。するとすぐにアタリが!?という事は全く無くて、アタらないな〜まぁ、夜釣りってこんなもんで、そのエリアの最初ってアタって来なくて、しばらくやってると途端に喰い始めてくる事が多い。っというわけで、諦めずに誘い続け「ここの美味しい餌ありまっせ〜」をアピールしていると、コン!と小さくアタって来た!すかさず電撃フッキング!は見事に空振り…アレ?アタリじゃなかったのかな?いまやっている釣り方は、着底したらひたすらに動かして誘い続け、コン!とかの振動や仕掛けが根掛かりみたく動かなくなったらアワセるというやり方。なので、底の石とか起伏とかをアタリと勘違いする事もあるんだけど、『疑わしくはアタリと思え!』で怪しい挙動はとにかくアワセてみる。否、アレは絶対にハゼのアタリだったと信じ切るオッサン。信じる者は救われるで、次も寸分違わず同じスポットに落とすとすぐに喰ってきた!やっぱりハゼじゃん!んで、次も同じスポットに落とすと二連打。サイズアップせんな…残念ながら、今晩はそれほど喰いが良くないらしく、これ以上の連打は無くて、少しづつ移動しながら探ってゆく。ちなみに深場エリアもあって、短竿だと深場で引っ張るなんて出来ないもんだから、垂直に落とし、そのまま上下にチョンチョン!と餌を踊らせる。一回の探りで20回くらい上下させて、何も音沙汰なければ次のスポットといった塩梅。まぁ、喰ってくる時ってだいたい10回以内で喰ってくる。さすがに深場ともなればサイズも少々アップしてくる。このサイズなら夜釣りも楽しいね!ココらへんが本日の最大サイズ竿が短いから細かい操作が出来て、釣りがし易い。前回のような入れ喰いにはならないけど、飽きない程度にはアタって来る。んで本日もゲストありマス。コイツはキビレではなくてチンチン(クロダイの幼魚)んで定番外道のウロハゼ。コイツはマハゼと同じ引きするんだよね〜【島】エリアにはオッサンひとりで恐いんだけど、あちらの通常エリアにはライトの人影が見える。アレは仲間が来てるんだろうて。ルアーマンはライトを点けっぱなしで釣りしないから、ハゼ釣り人に間違いない。オッサンもそろそろ移動を考え始める。というのも、潮が満ちると【島】エリアは水没し、帰れなくなるので気をつけねばならない。特に本日は大潮なのでアッという間に潮が満ちてくる。もう低い所には潮が乗り始めている。本日は【島】エリア全体の釣れ具合の調査も兼ねているので、とにかく全体的に釣り糸を垂れてみる。約2時間で20匹程度だったけど、なんとなく全体の感じは掴めたので、帰れなくなる前に撤収。終わってみれば夜釣り最高記録だが…んで、通常エリアにやって来るとT氏、H2氏、MR氏がいた。MR氏もすっかり夜釣りの人になってしまった。「昼間でも釣れないことないけど、今年は小さいのばかりだから夜釣りの方が楽しい!」とのこと。こちらでもボチボチ釣れているらしく、オッサンも参戦。まずは竿の準備から。こちらでは長竿になる。本日は一軍の長竿『清流X 硬調35』を持ってきた。っというのも、前回使った『軽極ハゼ 硬式360』の穂先を、清水の舞台からハイダイビングの覚悟で13cmカットした竿を使ってみたら、やたらポロリが多かった。原因は竿を切り過ぎて硬くなり、釣り上げたハゼが暴れ、硬い竿に弾かれてポロリしてるのかな?果たして、この現象は竿のせいなのか?それともスレ針のせいなのか?それともオッサンのやる気のなさなのか?をハッキリさせるのが本日のもうひとつの検証。この竿でやってみれば原因が分かるだろうてんで、やっぱり最初はアタリが無いんだよね〜まぁ、夜釣りってこんなもんだろう、と思うことにする。またしばらくハゼにイソメをアピールしていると、喰い始めてくる。さすがに使い慣れた一軍竿。数cm単位で引いてくる動きもスムーズでやりやすく、スン!…にも満たないモタレるようなアタリにも反応できる。「今までの夜釣りでも、この竿使ってたら釣果も全然違ったかもな〜」と実感した。最初はハゼサイズも10数cmばかりで「やはり遠浅エリアだとサイズが小さくなるな…」と思ってたら、そこそこサイズがアタリ出した。このサイズなら良いよね!基本的に夜釣りは移動しながらハゼを拾ってゆくので、とにかく喰ってくるハゼを見つけるのが仕事。自分の立ち位置から30度くらいの間隔で、少し場所を替えながら探り続ける。厄介なのが、さっきは全然アタって来なかったのに、同じエリアを次やってみたら喰ってきた!という現象が普通にあるということ。ココが夜釣りの面倒臭いところというか、単純に諦めきれないところ。潮位がかなり高くなってきて、さっきは全然釣りにならなかったエリアでもハゼがアタリ始める。この時が入れ喰いチャ〜ンス!沖からやってきたフレッシュなハゼが餌をバク!っと一気に喰ってくるから針掛かりも一発だし、連打にもなるし、何よりも良型ハゼが多い。この時間とスポットを見逃さないことが、夜釣りの肝でもある。そして見つけたらフル回転の手返しで一気に勝負を掛けるべし!今日もあるスポットを見つけて、「ココが今晩のクライマックス!」とばかりに一気に勝負を掛ける。上がってくるのは15cmクラスばかりで、落とした瞬間に沖に向かって仕掛けを引っ張ってゆくから、針掛かりも良いし、暴れまくるから釣り味も最高だ!長竿で良型ハゼを掛けると、グィ〜ん!と竿が大きくしなって楽しい瞬間!とにかく、掛かったスポットに落とし続け、着底すぐにアタって来るようにして、時間を無駄にしないこと。この入れ喰いタイムはアッという間に終わってしまいます。と思いながら両手をフル回転させていたら、まさかのイソメの餌が無くなり、餌箱内はエンプティ…まぁ分かっちゃいたけど「マジか!?」速攻、荷物置き場にダッシュ&予備のホタテとアミエビセットを補充しリターン。幸いにして入れ喰いは終わってなくて、またしばらくは楽しめたのでした。その後はまたボチボチ程度の釣りで、暇になったので、まだ探っていないエリアを徘徊し始めるオッサン。ソッチも釣れなくはないが、釣れるとは言い難い塩梅。夜が明けてくるが、本日は今にも雨が落ちてきそうな空模様で、爽やかな朝とは程通し…予報通り降ってきそうだな〜っと思ってたら、やはりポツリポツリと落ちてきたんだけど、「ん?なんかおかしくね?」雨じゃなくて雹が落ちてきた!うわ〜、こんなに気温が下がってたんだ。釣りしている最中は全然気づかなかったけど、雹が落ちてきたということは、そこそこ冷えてるよね。明るくなってくると、釣りがやりやすくなる反面、ハゼサイズが縮む。15cmクラスなんてどっかにいっちゃって、10数cmのハゼばかりになる。こうなるともう終わりの合図。本日も5時間半程で87匹と夜釣りの最高記録だったけど、ウロウロしてないで釣れるエリアでやり続けてたら1束いってたな〜!今日は1束狙えたな〜んで、問題のハゼポロリ事件の”引きあたり”の件ですが、確かに竿を替えてみたらポロリは少なくなった気がするが、やはりポロリはする。なので、コレは自然現象なのでしょうがない…、という玉虫色の結果にて勘弁してください。T氏も同じ軽極ハゼを使ってて、オッサンと同じように、竿が柔らか過ぎて不便を感じていたようだった。オッサンが穂先をぶった切ったもんだから、同じようにT氏も10cmカットしてみたところ…「スゴく使いやすくなった!今日はポロリも一回もないよ!やっぱり針のせいじゃないの?」とのたまわりやがった。試しに、T氏の竿をいじってみたが、明らかにオッサンのと挙動が違うんだよね〜この違いは10cmカットと13cmカットの違いなのか?それとも、持ち主のパーソナリティの違いが竿に出るのか?T氏は温和で柔らかい性格だからソレが竿に出ていて、オッサンの竿は自己主張が激しくて、角が立ってる感じ。持ち主の性格そのままやんけ!自動車とかでも、運転手の癖が車に反映されると言われるから、釣り竿でもそういう事かもしんまい。しかし、本日は小さなアタリが多かったな〜そこそこサイズのハゼとは言え、っていうか、そういうサイズのハゼだからこそ居食いが多くて、ソレを拾えないと数が伸びない感じだった。コレから冬本番になってくるので、夜釣りも厳しくなってくる。っていうか「まだ夜釣りやるの?」というのが正直なところ…今期通い始めた夜釣りはあくまで、『穴釣り本番までのつなぎ』という位置づけだったハズ。穴釣りに通っている仲間によると「数はそこそこ上がっているが、サイズが大きくならない…」とのこと。穴釣りの醍醐味は大型ハゼの強烈な引き!なので、コレがなければ「意気消沈」 「茫然自失」「炭酸の抜けたビール」である。もうこの時期で大型穴ハゼが上がってないということは、もしかしたら今期は穴ハゼが大きくならないかもしれない。大きいのも居るには居るんだろうけど、数が少ないのかな?っということは、このまま夜釣りで年越しも冗談ではないお話。ハゼ釣りしながら聞く除夜の鐘も風流だね〜って、そんなのシャレにならないって!マジで!!ちなみに、夏ハゼ釣り場の大井ふ頭中央海浜公園に生息していた野良ぬこの『ニャンキュッパJr』は無事に保護されました。若か知り頃の『ニャンキュッパJr』出会った頃は、まだ小さくて痩せこけた猫だった。最初は野良猫らしく人間が近づくとシャー!してたけど、ある日を境に「オラ、このままだと野垂れ死んじまう!」と改心したのか知らんが、すごく人懐っこくなった。その甲斐あってか、餌をくれる人が多くて、大きく太り、毛並みも良くなったらしい。とは言え、冬は厳しい季節なので、誰か早く保護してくれないかな〜っと思っていた。んで、今回の保護猫となり、良かった良かった。できれば、このような野良猫が居なくなるのが、一番良いんだろうな〜でも、野良ぬこが居なくなっても、かわりの野良が出てくるんだろう。千葉では野良キョンが大繁殖して、農作物にも被害が出て大変らしい。アレも見た目は可愛くはあるが、鳴き声が不気味だよね。野良猫は可愛いと思うが、野良キョンにスリスリされても嬉しくないわな。次の記事>>>「2023年度31回目のハゼ釣りは最悪の相性」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度31回目のハゼ釣りは最悪の相性
    2023年31回めのハゼ釣りは相性が悪かったか2023年11月19日。2023年31回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:1時00分くらい(潮位:51cm下げ8分)〜7時00分くらい(潮位:119cm上げ6分)小潮水温:14℃釣果:マハゼ37匹(10cm〜16cm)竿:3.5m(軽極ハゼ硬式 ぶった切り Ver.)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ6号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:芝エビのちアミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け何で聞いたか読んだかは忘れたけど、『神様はこの世で最悪の相手を結婚のパートナーに選ぶ』ようにいたずらするらしい。最悪の相手同士がお互いを想い合うよう、『その時だけ』恋愛感情をMAXにまでハッスルさせ、結婚させてしまうらしいのだ。よく占いなどで「最悪相性カップル」と言われたのに、いざ結婚したら夫婦円満ってのもよく聞く話である。そして、その逆もまたしかり。『結婚は修行の場』なんて言われたりするが、納得出来る部分も多々ある。他人様の夫婦関係をのぞき見したことはないので分からんが、ホヤホヤの時なんてホンの一瞬で、それ以降は惰性でひとつ屋根の下暮らしているのがほとんどだと思う。夫婦仲が良いとか悪いとかそういうレベルではなくて、「まぁ、別に…」といった塩梅なのではないだろうか。人間が複数人集まれば、そこには必ず人間関係が生まれるんだけど、その関係を司る一番の要因が『相性』であるのは間違いないと思う。どのような関係でも「あの人とは何となく相性が良さそうだな!」とか、「なんか、気が合いそうもないな…」とか、直感で感じたりするんだけど、意外とその直感が合たってたりするもんだから所在ない。とは言え、相性が良かろうが悪かろうが、付き合っていかなアカンのが人間社会なので、なんとかやっていかねばならない。職場とかの関係なら仕事と割り切れるが、夫婦関係ともなると簡単に割り切れるものでもなく、その関係性は複雑怪奇に入り組んでいる。かつて愛した人なれど、感情の通り過ぎた相手となった現在、日頃の鬱憤が蓄積し、表面張力だけで平和の均衡を維持しているような状態。しかし、些細な火種で一旦火がつけば、ノーガードの殴り合いのような、血で血を洗う言い争いに発展することも珍しくない。ココぞとばかりに鬱憤晴らしで、言わなくてもいいことまでも吐き出してスッキリしたい!下手すりゃ〜、婚前どころか付き合う前の不祥事までも俎上に上げられ、痛くない腹まで探られることになる。という訳で、人間関係は相性で成り立っていると言っても過言ではない。この相性はなにも人と人だけでなく、人とモノの関係性にも成り立つ。例えば、化粧品や衣服、自動車とかでも相性が存在する。言ってしまえば、身の回り全てのモノが自分と相性がある。当然、釣りにおいても。オッサンはせっかちなので、ヒラメとかマゴチとかの喰わせる系の釣りは苦手。最初のアタリから、カジカジとゆっくりと餌の端っこをカジリつきながら、針に掛かる本アタリまで喰わせる…なんて釣りは相性が悪いのだ。魚が餌を突付いとるのに、アワセを入れないなんて我慢ならん!もうアワセたくてアワセたくて、手がピクピクしているくらいだ。挙句の果てにゃ〜、前アタリだけで音沙汰なくなって、本アタリが来なかった…なんて洒落にならんよ!「イチかバチかで、さっきの前アタリでアワセてみりゃ〜良かったじゃんよ〜!」と文句を垂れる始末。そんな喰わせの釣りだけでなく、ハゼ釣りに置いても相性が存在する。今日はソレを痛感したハゼ釣行だった。全然釣れないんですけど…昨日の【秘密の花園3】でのハゼ釣りは良くなかったらしい。とにかく強風でアタリが取れないし、雨の影響で水が濁ってアタリが少なかったようだ。本日はオッサンも出撃なんだけど、風は弱くなるが、水の濁りはまだ残ってるんだろうな〜との予想。日付が変わる頃に自宅を出発するが、思ったよりも風が強いので「街中でこの風じゃ〜、釣り場はもっと強く吹いてるだろうな…」と心配になる。そして、その予感が的中。釣り現場ではしっかり風が吹いてやがって、おまけに想像していたよりも潮位が低い。釣りに行く際は多くの釣り人がタイドグラフをチェックすると思いますが、アレは計算からの予想値だし、あくまで代表地点での潮位。実際は、釣りをするエリアによってかなりズレることも多い。なので、釣り場に到着するまでは油断ならないのである。「あ〜、やっぱり【島】から始めないと釣りにならないや…」【島】とは【秘密の花園3】内のあるエリアの呼称で、潮位が低い時はほぼココでしか釣りにならない。釣り場を見渡すが、今日はルアーマンが全然いない。普段は結構いて、釣り場のそこここでヒュンヒュン投げてるんだけど。まぁ、この風の強さだと釣りにならないよね〜って、それはハゼ釣りも同じなのでは…誰もいない暗い水辺にオッサンひとりで恐いんだけど、我慢していればその内に仲間もやって来るだろうて。まずは釣りの準備から。本日の竿は、【島】なので2.1mから。3.5mの長竿だと風も強いし厳しいけど、短竿ならアタリも取れるからちょうどイイね!2.1mの竿なら釣りになると思う仕掛けはいつものハリス3cmの胴付き仕掛けなんだけど、本日は針が袖スレの6号と少しサイズアップしています。何故か?針が大きくなった!実は本日使う餌は芝エビ。以前からO氏が「よく釣れるよ!」としつこく宣伝していた。オッサン的には「またか…」と流してたんだけど、【秘密の花園3】を知り尽くしているTG氏も芝エビを愛用してて、以前、この餌を使って眼の前でガンガンに釣りあげていた。O氏の自画自賛だけならその効果も玉虫色だが、実力者のTG氏も愛用しているとなると信憑性が増す。だけど、ここの釣り場ではアオイソメが釣れると思っているから、芝エビを使おうとは思ってなかった。しかし昨日、O氏がオッサンちまでデリバリーしてくれたので、そこまでしてくれるなら!と使ってみることにした。んがしかし、問題が!?この手のエビ餌って仕込みが必要になるので面倒臭い。殻を剥いて、適度なサイズに切らなくてはならない。「んな程度が手間になるかよ!」ですが、オッサンは面倒臭がりなので、こんな程度でもやりたくないのだ。O氏もどうせならすぐに使える状態で渡してくれれば良いのに…、とタダで貰った分際でブツブツと文句を垂れるオッサン。しょうがないので仕込みをば。季節モノで手に入りづらいらしい。このボリュームでこのお値段!ちょっと小ぶり頭を取って殻を剥くとさらにダウンサイジングひとパックに40匹くらい入ってた使うサイズにカット!10匹分を小分けにした感触はブラックタイガーみたいな感じで、ネチョネチョで粘りがあるから、釣りには向いているかもしんまい。オッサンがこの手のエビ餌を使わなかったのにはもうひとつ理由があって、針掛かりが悪いから。オッサンが使ってる針は、一般的に使われるハゼ釣りの針としては小さい方。穴釣りでもこの夜釣りでも、使っている針は袖の4号。なので、アミエビとか桜エビならまだしも、大きめのエビ餌だと立体的過ぎて、小さい針の針先が少ししか出ないから、掛かりがすこぶるよろしくない。という訳で、この手のエビ餌は避けてきたのである。しかし、今回は袖6号針にチェンジしたので、釣れると期待したい!頼むぞ!芝エビぃ!!こんな感じになる。使う時は指で少し潰します夜釣りの必需品のケミホタルは、竿の穂先のすぐ下の道糸部に装着。怪しく光る水温は14℃と一気に冷たくなった。ひゃ〜冷たくなったね!いざ!釣り開始なんだけど、ライトで水中を照らしてみるが、すごく水が濁ってるんですけど…水の冷たさといい、濁りといい、コレはちょっとマズイかな…スルスルと仕掛けを落とす。このエリアはすぐ目の前が切り立った深場なので、短竿で垂直に落としても1.5mくらいの水深がある。スンスンと餌を上下に踊らせて誘う。すると!いきなりクン!とアタって来て、反射的にアワセるとギュンギュン!と暴れだす。なんだコレ?ハゼではないからキビレかチンチン(クロダイの幼魚)かな?と思いながら、強い引きをいなし、弱らせてから上げてみるとセイゴ(スズキの幼魚)だった。このサイズでも結構暴れるハゼじゃなくて残念だけど、一投目から釣れたから期待できるぞ!次も同じスポットに落とすと、着底と同時にアタリあり!間違いなくハゼのアタリだったけど、空振り。ムムム…、次こそ!と同じスポットに落としてみると、またしてもアタって来た!少し小さいが、夜釣りの最初っていつも小さめから釣れるから、まぁこんなもんでしょ。小さいけど、すぐに釣れたからヨシとしましょう!開始すぐに釣れたので「今日は良いかもよ〜!」と期待したんだけど、ここから地獄が始まるのでした。どこに落としてもアタリが全くない。【島】全体をひと通り丁寧に探ってみたんだけど、アタリが全くない無の世界。マジか!?駄目だこりゃ〜なので、【島】エリアから通常エリアに移動しようとしているとMR氏が現れた。「今日は酷いよ!アタリが全くないからダメ元でアッチに移動する」通常エリアは遠浅なので、今現在の潮位だと全く期待できないんだけど、とにかく【島】エリアがお話にならないので、コッチよりは何かしらあるかもしんまい。通常エリアでは3.5mの長竿を使うんだけど、この強風でまともにアタリが取れるかな?3.6mをぶった切って3.5mになった竿案の定、潮位が低すぎていつもは釣れるエリアがすっかり陸地になっている。ギリギリまで水に立ち込んで、思いっきり沖に向かって投入するが、やはりアタリは皆無。おまけに強風に吹かれて竿先が3D的に曲げられ、アタリなんぞ分かりゃ〜しない。んでやっぱり、こちらでも生命反応なし!「まいったな。どうしよう…」しょうがないので、ダメ元で【島】で長竿やってみるか…再び【島】へやって来ると、MR氏がいたんだけど、いつのまにかTG氏が来ていた。さすがのTG氏も「全然ダメだね〜」と諦めムード。んでやっぱり、長竿でやってもウンともスンともアタリが無いのでした。「コレまた、どうしよう…」今日は諦めて帰るか?とまで考えたが、干潮から上げ潮になれば通常エリアで釣れるハズ!という淡い期待がないわけでもない。しかし、上げ潮までにはまだ時間があるが、ここにいても状況変わらずなので、大きく移動を決断する。少しは挽回したものの…やってきたのは【秘密の花園2】ここはハゼの穴釣り場なんだけど、ほぼ干潮時間帯なので釣りになるかどうかが怪しかったが、到着してすぐに絶望に変わる。想像よりも遥かに潮が引いてて、「ココってこんなに潮が無くなるんだ!」とビックリしたほど。少しくらいは釣りになるかと思ってたんだけど、コレでは全く釣りにならんではないか!まぁ、考えてみればそうだよね〜潮汐現象は地球規模。オッサンが自転車で移動する距離なんぞは、地球規模で考えれば無いも同然。アッチの潮が大きく引けば、コッチも同様に引くのは当たり前の話である。せっかくの機会なので、どうせなら【秘密の花園2】の地形でも確認しておこう!と釣り場全体をウロウロする。最後にちょっと釣りになりそうなエリアを見つけたので、釣り糸を垂れてみる。すると、そこそこにハゼがアタって来るではありませんか!?全く期待してなかったので嬉しいオッサン。ところが…全然針掛かりしないのである。芝エビ餌に喰っては来るんだけど、針に掛からないぞ!確かに、餌を突いてくるのは10cm程度の小ハゼなんだけど、ここまで掛からないかな?原因はやはり餌にあると思う。エビ餌の立体的な形状が、針掛かりを悪くしてるんだと思う。ムキになって何度もやってるんだけど、結局一回も掛からなかった。アタリは10回以上はあったけど、ゼロは酷過ぎね!?ダメじゃん!芝エビって!!もう怒りを通り越して、O氏に対して殺意が芽生えたくらいである。そろそろ上げ潮になってきたので再び【秘密の花園3】にリターン。戻ってきたら、O氏・T氏・H2氏が来ていたが、MR氏はまだいたんだけど、TG氏は行方不明になっていた。TG氏は神出鬼没で、この状況を鑑みて、きっとどこかの自分だけの秘密の花園へ行ったんだろうと思う。釣りの塩梅を伺うとボチボチ釣れているらしい。何!釣れているだと!?オッサンはこの時点で最初に釣れた1匹だけだった。んだば、オッサンも参戦する。役に立たない芝エビではなくアミエビ餌にチェンジするが、こんな事ならアオイソメ持ってくれば良かったな〜潮が上げ始めているとは言え、まだまだ潮位が低いので実績ポイントでは釣りにならない。いつもとは違うエリアでやってみると、本当にボチボチ程度の釣れ具合。とは言え、今までの悲惨なハゼ釣りを思えば、釣れるだけマシである。ボチボチとは言え、上がればそこそこサイズなので慰めになる。このサイズなら良いか…やはり、針に掛からなかったのは餌のせいだよ!アミエビに替えたらちゃんと釣れるもん!ここから一気に挽回とはいかず、既に無駄にした時間の代償が大き過ぎた。それでもたまには入れ喰いタイムもあって、そこそこには釣れていた。結局は朝まで粘って、6時間で37匹とトホホだったけど、今日の状況でよくここまで挽回したな!と自分で自分を褒めた。結果的にはダメだけど、よくここまで…ビクの底が見えてしまう釣果だと、とても悔しいなぁ〜まぁ本日の敗因は、いきなり水温が低下したのと、水の濁りかな。そもそもが、この釣り場で釣りをする潮回りでは無かったと言えばそうだけど、ソレは分かっていたことで…でも【島】では問題ない潮位だったけど、全く釣れなかったのが大誤算だった。あとはオッサンのいつもの悪い癖で、釣り場を動き過ぎ。今日なんて同じ釣り場ではなくて、違う釣り場まで足を伸ばしてたもんだから、時間のムダが大きかった。でも唯一の収穫が、いつもはやらないエリアで面白いスポットを見つけたのが良かったか。んで、オッサンが酷評した芝エビ評ですが、これこそ人それぞれでして…【秘密の花園3】のご意見番TG氏は芝エビ餌メインでいつも結果を出してるし、本日のMR氏はず〜っと芝エビ餌でやってけっこう釣ってたし、O氏に至っては19cmの大型ハゼまで上げやがって!O氏が上げた19cm結局、芝エビで結果出してないのってオッサンだけじゃんかよ〜でもしょうがないのだ。単にオッサンと芝エビは相性が最悪ということだと思う。ただソレだけの事だ。釣りは餌だけを替えれば釣果が変わるというものではないと思う。その人の釣り方、仕掛け、竿など総合的に鑑みて、ならばこの餌!という事だと思います。オッサンの場合は、わずかなアタリや気配を捉える釣り方なので、小さな針を使ってのホタテ餌が筆頭餌になるということ。芝エビを勧めてきたO氏は、見釣りが主体で、大きい針と硬い竿を使って、仕掛けごと持っていくような派手なアタリを取る釣り方。同じハゼ釣りでも全然違うスタイルなので、餌が違うのも当然で、相性の良し悪しがあるのも当たり前。まぁ、いろいろ試すのは大事だけど、やってみて感じたことを素直に受け入れればソレで良いだけ。ここでムキになってアレはダメだ!と声を荒げるのはどうですかね〜、俺!追伸、本日MR氏が釣り場でずっこけて長年愛用した竿をぶっ壊したらしい。MR氏は少々ぽっちゃり体型で、天然のクッションを身に付けているので怪我は無くて良かった良かった。釣り場は危険なので、慎重に行動しましょう!くわばら、くわばら…次の記事>>>「2023年度32回目のハゼ釣りは雨天撤退!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度32回目のハゼ釣りは雨天撤退!
    2023年32回めのハゼ釣りは雨により撤収!2023年11月23日。2023年32回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:曇り一時雨釣行時間:1時00分くらい(潮位:153cm満潮)〜3時00分くらい(潮位:148cmほぼ満潮)若潮水温:16℃釣果:マハゼ18匹(11cm〜18cm)竿:3.5m(軽極ハゼ硬式 ぶった切り Ver.)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けハテ?ここで何を書きましょうかね?タイトル通り、本日はハゼ釣りしてたら雨が降ってきて、カッパを装着してなかったもんだから、さっさと逃げ帰ってきた。釣行時間はわずか2時間で、特にトピックも無いので、な〜んも書くことがない。しかし、こちとらもお客様商売。たぶん、このブログを読んでくれてる人はハゼ釣りもしてる人だと思うんだけど、変態的なハゼ釣り人はこのクソ寒い中でも釣り糸垂れてるが、常識的な人ならハゼ釣りもとっくに終了しているこの時期。「もう今期のハゼ釣りは終了!」とは言え、このブログをしつこく読んでくれている、両手両足で数えて余るほどの大観衆の読者のためにも、なんとかネタをひねり出してみようと思います。当然ながら、本日も夜釣りなんだけど、いつもは日曜日の夜中というか、土曜日から日曜日へ日付が変わった頃の時間帯からの夜釣り。週休二日が当たり前で当然のこのご時世。オッサンが勤めているブラック企業は、土曜日もありがたく出勤である。土曜日なんて多くの会社が休みだから、客電なんてほとんどないし、土曜日は無いという前提で仕事を進めているので、無理してまでやる業務なんてほぼない。社員は全員無駄な出勤と思ってるんだけど、時勢を読めない能無しTOPが頑なに休みにしない。土曜日に出勤したからといって給料が上がるわけでもないし、無駄な経費が掛かるだけなのに…このように、昭和の悪習をズルズル引きずってるだけで、その時代に対応した行動を起こす勇気を持ちあわせてない中小企業の経営者って、結構いると思うよ。ただ、土曜日は半ドンなので、午後はお休み。オッサンのサタデー・アフタヌーンは、銭湯行ったり、ハゼ釣り餌のアオイソメを買いに行ったり、釣りの仕掛けを作ってたりとのらりくらりと過ごしている。言い訳を言わせてもらえば、夜釣りに備えて体力を温存してるんだけど、傍から見れば、中年がモサ〜っとだらけているようにしか見えないだろう。しかし、本日は平日出勤終了後の夜釣り釣行。しかも、昨日はかなりヘビーな仕事内容だったので、身体はヘトヘトだ。「キツイし面倒臭いから、今晩の夜釣りは止めとこうかな…」一瞬弱気になったんだけど、実は明後日の土曜日の夜ハゼ釣りはある企画がありまして…成功すればかなり楽しいハゼ釣りになりそうだが、玉砕の確率もそこそこある、鬼が出るか蛇が出るかのギャンブル的な釣行なので、保険を掛けたいところ。っというわけで、本日も身体にバラ鞭打って夜釣り強硬でございやす!いつものように、日付が変わる頃に自宅を出発すると、すぐ友人にバッタリ出会う。この友人は夜チヌ専の釣り師で、今もチヌ釣りからの帰りだったらしい。「ちょうど良い所で!」と大きな餌箱いっぱいなアオイソメを恵んでくれた。地獄に仏とはこの事だ!実は昼間、近所の釣具屋にイソメを買いに行ったら、売り切れとホザキやがって!「売り切れだとぉ!っざけんな!!」と、釣具屋の親父に必殺のアバンストラッシュをぶち込んでやった!っということはないが、釣具屋にイソメが無いなんて聞いたことねぇ〜や。本当かどうか知らないが、生餌とPEラインは粗利が高いらしい。近所の釣具屋は大手チェーンではなく、地元に根付いたカビの生えた個人店舗なので、釣りアイテムの利益なんざ微々たるもんで、利益の主力は生餌だろうに。その生命線がネタ切れとは、この親父もヤキがまわったもんだ!っという訳で、主力餌のアオイソメが調達できなかったので、ホタテとアミエビでお茶を濁すつもりだった今夜の夜釣り。「大丈夫かな…」と一抹の不安を抱きながらだったが、思いがけずイソメを手に入れた事でやる気もアップ!「ヨシ!今夜は爆釣じゃ!!」と愛車を漕ぐ脚にも力が入り、気分は立ち漕ぎだ。今晩はけっこう暖かくて、現場に到着する頃にはまたもや汗だく。【秘密の花園3】にはハゼ釣り人どころかルアーマンすらもいなくて、寂しいというよりも恐いくらい。潮位は思ったよりも低いが、まともな釣りになりそうな高さはある。本日の竿は『軽極ハゼ硬式360』の穂先を10cm程カットしたぶった切りVer.使いやすくなったが、ちょっと硬くなり過ぎカモ…仕掛けはいつものミャク釣り仕掛けだけど、前回はエビ餌を使う都合で針が袖スレ6号だったが、本日は袖スレ4号と元に戻した。餌の関係もあるけど、また別の理由もありまして…ハゼに飲まれた時に自作の針外しを使って外すんだけど、ハゼの口の中で飲まれた針を回転させなければ針が外れない。その時に針が大きいと回しづらいし、なによりもハゼにダメージを与えてしまい、下手すりゃ〜ハゼが昇天してしまう。コレは不本意なので、なるべく小さい針を使います。そもそもが針を飲まれるということは、下手っぴの証拠なので、オッサンもまだまだだな〜針を元の袖スレ4号へあと、夜釣りだからケミホタル系のライト必須だけど、今までは小さい『25』のタイプを使っていた。極力釣りの邪魔しないようにという作戦だったが、25のタイプは発光時間が約3時間と短くて、ひと晩で2つ使うことになる。交換が面倒臭いのと、小さいからオッサンの老眼には見ずらかったので、今回はもう一つ上の『37』を使ってみる。某100均のケミライト『37』タイプコレなら大きくて見やすいぞぃ餌は当然、友人からのありがたい頂きもののアオイソメ。ありがたや〜、ありがたや〜イソメの垂らしは2cmくらい。注意したいのが、垂らしが2cmということは、一番最初の餌付け時はもっと短く1.5cmくらいにするということ。イソメ餌は水の中に入れると伸びるので、設定している垂らしよりも短めに付けるのが正解です。まぁ、釣りしながらカットしたりの微調整もできるが、餌を新しくした最初の投入で喰って来ることも多くて、その時にイソメがダラ〜んと長くなっていると、餌の端っこだけ咥えてて針に掛からない。夏場の食い意地が張ってるハゼならセカンド・チャンスもあるが、今の時期のハゼは一発で仕留めないと、次のチャンスはくれないことが多いです。なので、短めの餌付けを心掛けるが、逆に小さすぎても喰ってこないので加減が難しいな〜ちなみに、イソメの尻尾の方はダラ〜んと伸びる率が大きくて、「アレ?こんなに長かたっけ?」と思うこと山の如し。でも、尻尾の方は長めでも針掛かりは良好だから、ソレはソレで良いのかももしんまい。コレでもちょっと長いくらい水温は16℃と暖かめだから、今日は釣れるかもよ〜!気温同様、水温も温かいヨシ!今日は爆釣じゃ〜アレ?アタリが無いんですけど…期待を込めて夜の水面へぶん投げるが、その期待は一瞬にして萎えた。どこに落としても音沙汰なし…様々な角度でスンスン!と積極的に誘ってるんだけど、生命反応が無いんですけど…そう言えば、最近見たネット情報で、魚が釣れない原因のひとつに『仕掛けを動かしすぎ』とかあった。まぁ、その方が釣れる時もあるし、釣れない時もある。その時々で釣り方が違うし、もっと言えば、同じ状況なんてないんだから、釣れるやり方をいち早く見つけるのが釣れる方法とも言える。なので、釣れない原因はコレだぁ!と言い切れるなんてスゴイな〜と思う。このように、ネットの世界にはいろんな情報が飛び交っているが、正直、そんな事はど〜でもいい。一番確かなのは、自分でやってみて実感することであって、テキトーな一般論を信じる必要は全くない。人間の個性や人生と同じで、釣りもその人毎にそれぞれで、コレが絶対正解!なんてモノは全くない。自分に合ったアイテムやら釣り方を見つけるのが“釣り”なんだから、試行錯誤を繰り返し、苦労してソレを探すしかないのである。そしてソレを見つけられれば、あなたの釣りは宝物になると思いますよ〜たま〜に「どうやったらハゼが釣れるようになりますか?」と聞かれたりするが、オッサンはこういう考えだし、自分が正しいとも思ってないので、手とり足とり腰とり教えることなんてできなくて、「まぁ、頑張ってください!そのうち釣れますよ!たぶん…」としか言えないんだけど…と思いながらスンスンやってたら、ツン!とやっと微かなアタリが来た!やっとかよ!とアワセると針に掛かったけど、どうみても小さい…んで、やっぱり小さかった。小っさ!とは言え、一匹は一匹なので、とりあえずボウズのがれ。これからが爆釣!ということはなくて、次もスンスンやってると、忘れた頃に釣れてくる感じ。もうちょっと、やる気を出してくれんかね?その後もチョロチョロと釣れないことはないが、釣れるとは言い難い状況が続く。オッサンがくすぶっていると、MR氏がやってきた。「おはようございます!」と言ってくるが、時間は丑三つ時前。この場合は「おはようございます」なのかな?と違和感を感じつつ、こちらも「おはようございます」と違和に違和で返す。すぐ近所でMR氏も始めるが、どうやら釣れないらしくウロウロと動き始める。MR氏は見かけに反比例してフットワークが軽くて、釣れるスポットを探してけっこうな距離を動いている。一方、オッサンは最初からほぼ動いてない。もっとどこかに爆釣スポットがあるハズと悩みながら続けてて、「次でアタリがなかったら移動しよう!」と思ってるときに限って、アタって来るんだよね〜そして、どういう訳が本日の最大サイズも上がってくる。18cmってところでこういうのが、ホンマいやらしいわ〜しかし、やっと移動を決断。やってきたのは【島】エリア。やはりこちらにも誰もいなくて寂しくて恐い。このエリアではいつもは2.1mの短竿でやるんだけど、今日はそこそこ潮位が高いもんだから水際が遠く、引き続き3.5mの長竿にて。沖目を狙っても喰ってこないので、竿から垂直に仕掛けを落とし、手前をチョン!チョン!と餌を踊らせる感じで誘う。活性が良い時は、グン!と一気に持ってゆくんだけど、今日は喰いが大人しいので、チョンチョンが根掛かりみたく動かなるとハゼが餌を咥えているアタリ。すかさずアワセるとググン!ググン!と暴れる。このエリアは水深があり、ハゼも良型サイズだから暴れると面白い。コレくらいが普通に釣れるとは言え、今日はアタリも遠いな〜岩場だから当然こいつも居る。ウロハゼ君大きく太ってて、パワーがあるから、ウロハゼを掛けると「大型来たか!?」と期待させるニクイ奴。ハゼはハゼだけど、外道には変わりないので即リリース。「早くお帰り…」と優しく足元に逃してやる。すぐに次もアタって来て激しく暴れる。「お!今度こそ大型か!?」と期待させるが、またしてもウロハゼ…待て待て、コイツってさっきリリースした奴ぢゃね?サイズ感といい、柄といい、さっき見た感じですが…ふざけんな〜!と今度は沖に向かって遠投!画像でよく確認すると違うウロだったね。テヘペロ!気になるのが、さっきからパラパラと雨が落ちてきている。実はここへ来る移動中にもパラパラ来てて、「エ〜、降るの?でもコレくらいならすぐに止むっしょ!」と気にしてなかったけど、空はどんよりな重い曇り空になってきている。まぁ、降ったとしてもパラパラくらいでしょ!と思いたし、そう信じたい。なにせ、雨は予想してないもんだからカッパを着てないし、この寒い時期にずぶ濡れになり、遠方から帰るとしたらタダでは済まないだろうて。と心配になってると、「簡単には帰さんぞ!」とばかりにアタリが増えてくる。しかも、上がってくるのは良型〜大型手前サイズ。お〜!ナイスサイズだ!楽しいハゼ釣りではあるが、雨は一向に止まないどころか、雨音が大きくなってくる。「くそ〜!カッパ着てくりゃ〜良かった!」と後悔しても後のジャンボリー。まだまだ釣れるんだけど、雨は本降りになり、手足部に水が染み込んできている。コレ以上の浸水はマズイ。夏ならいざ知らず、この時期に身体の芯が冷えたら命に関わるので、泣く泣く撤収。すぐに移動し、まずは雨宿り。こちらにはMR氏とO氏が釣りしていて、なぜか二人とも雨対策は万全だった。O氏曰く「コッチは入れ喰いだよ!小さいけど…」とカッパを着ながら嬉しそうだった。かたやオッサンは寒くて、既に手はかじかんでいた。天気アプリで確認すると、あと20分ほどで雨雲は通り過ぎ、その後はもう降らない予報。しかし、濡れネズミのオッサンは雨が上がったタイミングで戦略的撤退を決めていた。確かに、O 氏MR氏は入れ喰いで楽しそうだったが、ここで無理して釣りを続行し、取り返しがつかない状況もあり得る。いくら都会の釣り場でも、自然相手には変わらず、釣り人は常に安全な行動を心掛け、早め早めの決断をしなければならない。予報通り、程なく雨が上がったので、このタイミングで帰路につく。予想外の雨により、2時間で18匹とトホホだったけど、サイズ的にはそこそこ楽しめた。数は少ないが、サイズは良かった備えあれば患いなしで、今後は使い捨てのビニールカッパくらいは常時携行するべきかな?オッサンは夜釣りを始めたばかりなのでエラそうな事は言えないが、なんとなくの今までの印象で、夜中の2時〜4時位の間のどこかで入れ喰いになるタイミングがある気がしている。逆に、この時間帯よりも前の時間はすごくアタリが遠くて、今までスタートダッシュの釣れ具合は皆無。釣りに『朝マズメ夕(ゆう)マズメ』という言葉があるように、もしかしたら『夜マズメ』もあるのかも知れない。無事オッサンが帰宅した後、釣り場に残ったO氏とMR氏がどうなったのかは知らない。もしかしたら、寒い雨天の強行ハゼ釣りがたたり、釣り場の藻屑になったかも…まぁ、釣り好きな二人ならソレも本望だろうて…オッサンは釣りでくたばるなんざ本望ではないので、絶対に生き延びちゃる!次の記事>>>「2023年度33回目のハゼ釣りは地獄のダブルヘッダー!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度34回目のハゼ釣りは今期初の【秘密の花園】にて
    2023年34回めのハゼ釣りは久しぶりの【秘密の花園】2023年12月3日。2023年34回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:9時30分くらい(潮位:162cm満潮)〜12時00分くらい(潮位:149cm下げ4分)中潮水温:14℃釣果:マハゼ7匹(14cm〜16cm)竿:1.5m(行雲流水)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖6号→袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け早いもので、2023年もいよいよ師走。今年も思い返せば、公私ともにいろいろあったけど、アッという間に過ぎ去った一年だった。恐ろしいのが、歳を負う毎にその『アッという間』が加速している現実である。この等加速度運動は何でだろう?と考えてみたが、たぶんこういうことなんだと思う。子どもの頃はあらゆるものを新鮮な目で見て、感じて、何かを想っていたが故に、濃厚な時間を過ごしてて、一日一年という時間を長く感じていた。しかし、歳を負う毎にその新鮮さが薄れてゆく…その原因は、新しい体験や見たとこもないモノに対して、今まで自分が接してきた既存や既成の概念に当てはめ、自分の中のフォルダに閉じ込めてしまうから。子どもの頃は新しいフォルダをどんどん増やし、世界が無限に広がっていったけど、歳を取ると既成のマイフォルダに押し込み、本質なんて理解しようともせずに分かった気になって、自分の世界を広げようともしなくなる。下手すりゃ〜、そんな既成のフォルダすら、削除していってるのかも知れない。コレじゃ〜、新鮮味なんて無くなるわな〜きっと『知らない分からないというコト』を恐れているんだと思う。くだらない自尊心や羞恥心が分かったふりを決め込んでいるだけ。そんなもんは、上っ面だけで格好つけてるの悲しいピエロだ。知らないなら、誰かに聞くなり調べてみるなりすればいいし、無理に分かる必要すらもないと思う。分からないなら、分からないのままでも良いと思うよ!っというわけで、自分の存在意義すらも分からないオッサンは、今年も浮草のように空中浮遊するような一年がアッという間に過ぎた。年末といえば、恒例の忘年会である。昨今の若い世代は、忘年会という行事への参加には消極的という調査結果があるらしい。アルコールもあまり好きではない若者も増えているから、そんな集まりに時間と金を取られるくらいなら、自分の時間を大切にしたいという意見もごもっともだ。ところが、若くない40代50代においても、忘年会は参加したくないが7〜8割という調査結果があったりする。まぁ、こちらは会社の忘年会への不参加という事なんだけど、コレはオッサンも同意見。例え会社が金を出すと言われても、な〜んも楽しくない会社の忘年会なんぞに時間を浪費する気にはならんな。昨日は毎年恒例、オッサンの地元での親友が集まる忘年会。長い奴とは小学校からの付き合いで、表も裏も知り尽くしている間柄。無味乾燥な会社の忘年会とは違って、濃厚で有意義な時間を過ごしていたのであった。っという事は全く無くて、浮気がバレただの、健康診断で再検査くらっただのという他愛もない馬鹿話で盛り上がった。そもそも、酒の席ではしょうもない痴話の方が酒が進む。たま〜に何を間違ったのか、世界情勢や男女の機微について真剣に議論している席も見受けられるが、そんな時に限って酒が進まなくなる。酒の席では、酌が進まない話はするべきではない。シラフではちゃらんぽらんな奴でも、アルコールが入ると重い話をしたがる輩がいるんだけど、迷惑である。この親友の会にそんなアホは呼ばないが、何かの流れで、会話が昨今の世界危機の怪しい方向へ行きかけるのを察知すると「いや〜、最近切れが悪くて、パンツどころかズボンにまでに500円玉のシミが出来ちゃうんだよね〜」という方へ持ってゆく。わざわざ電車に揺られて地元に帰って来とるのに、なんで中東戦争の話をせなならんねん!っというわけで、今年の忘年会も飲み過ぎるくらいの盛り上がりで良かった良かった。終電ギリギリで帰ってきたが、「まだこの時間だったらいつもの夜釣りに行けるな!」と一瞬思ったが、それはダメしょ!釣り場には危険がつきもの。普段でさえ危ないこともあるのに、へべれけでフラフラしてたらドザエモン必至である。そもそもが、酔っ払って釣り糸垂れるなんざ、釣り人の風上にも置けねぇ〜や!なので、本日は夜釣りはやらずに、しっかり休んでから考えることにする。朝が過ぎた時間帯に目が覚める。ハテ?どうしよっかな?身体がダルいのでこのまま寝ていようかとも思ったが、実は例の夜チヌ専の友人からまたしてもイソメを貰っていたので、ソレを消費せねばならない。っというわけで、一番近い【秘密の花園】へ穴釣り作戦にて出撃。穴釣りってこんなに難しかったっけ?実はオッサンは今季初の【秘密の花園】である。例年なら、この【秘密の花園】というハゼの穴釣り場には、通い詰めていなければならないのだが、今期はどうにも芳しくないらしい。なので、今期のオッサンは【秘密の花園3】での夜釣りを余儀なくされている。目論見通り【秘密の花園3】では、中型〜大型手前クラスが混ざり、時には1束超えもあり得る楽しい釣りになっている。んがしかし、大型ハゼを求めて夜中にハゼを釣るというその心意気は見習うべきではあるが、極寒の中、手がかじかみ鼻水を垂らしながら朝まで夜通しハゼ釣りするその行為は真似するべきではないだろう。そんな地獄のハゼ釣りについていけない、常識を持ち合わせた釣り仲間は【秘密の花園】にて通常営業。その仲間からの情報によると、今期の穴釣りは、数はそこそこ上がるがサイズがイマイチらしい。例年なら既に20cmオーバーが上がってもおかしくないが、今期はいまだ上がらず…ここ最近でやっと18cmクラスが上がり始めた感じらしい。とは言え、二日酔いのオッサンに選択肢なんぞ無くて、本日の釣り場【秘密の花園】に到着。既に、常識人のTZ氏とK氏が釣り糸を垂れていた。夜釣りばかりだったから、この二人に会うのは久しぶり。”一応”釣果を聞いてみるが、「ボチボチ釣れるけど、型は小さい」という予想通りのレスポンス。オッサンも早速釣りの準備をば!っという事はなくて、久しぶりの【秘密の花園】をウロウロしたり、他の人の釣りを眺めたりとモサ〜っとしていた。ちゃんと穴釣りしてる人は朝から来てるんだけど、ちゃんとしてないオッサンはかなり出遅れた感じ。そもそもが、二日酔いの胃酸過多でムカムカしてるし、頭も痛い。「ハゼ釣りするのも面倒臭いな〜」っと思っていたが、釣り場に来て何もしないのももったいないので、ハゼ釣りしちゃおっかな〜本日の竿は、言わずもがな穴釣り用の1.5mの竿。穴釣りと言えばこの竿仕掛けは、穴釣りでもいつもの胴付き仕掛けなんだけど、針とハリスは先週の遠征でI氏から貰ったのが余ってるのでソレを使う。穴釣りで夜光玉は役に立つのかな?餌は当然、もらい物のアオイソメ。穴釣りでは少し喰わせるから、多少突かれても粘るイソメがベスト餌だと思う。やはりイソメだよね〜垂らしは3cmくらいから始めて、まずは様子見。喰いによって微調整水温はちょっと冷たくて14℃。もう年末だし…さぁ、今季初の【秘密の花園】は如何に!?と意気込んでみたが、そう甘くなくアタリ無し!だよな〜、こうなるわな〜と思ってたら、けっこう浅い穴でスンスン…と魚信あり!「ん〜?ダボハゼっぽいな…」と思いながらアワセてみると、何も掛からずの根掛かりで、仕掛けまるごとロスト。さい先悪く、いきなり穴釣りの洗礼を受けるオッサン。「そう言えば、穴釣りでは仕掛けパーツを身に付けてないと、いちいち基地に戻る事になるんだっけ?」とオモリやらをポッケに忍ばせる。戻って来て、再度アタって来た穴に落としてみるが、やはりダボハゼの反応なので次の穴へ。ダボハゼを釣って排除すれば、もしかしたらマハゼが喰ってくるかも知れないが、また根掛かりするのも面倒臭いのでさっさと次の良穴を見つけることにする。しばらく周辺の穴を探ってみるが、なかなかアタって来ないね〜喰って来る来ないは魚側の都合だからどうしようもないけど、深さが50cm以上あるような良穴には絶対ハゼが居ると思うんだよな〜するとある深めの岩陰に落とした瞬間にアタって来た!最初は少しもたれるように仕掛けが動かなくなり、ス〜っとゆ〜っくり竿を上げるとグン!と引っ張ってくる。間違いなくマハゼのアタリ方。ここからどういう挙動をするのか?で釣れるか釣れないかが分かれる。グン!と引っ張った後はそのまま竿はステイして動かさないでおくと、グン!グン!と引っ張った後にグ〜ン!と大きく竿をしならせる奴は針掛かりするハゼ。コレが釣れない奴は、グングン!の後に餌を離してしまい、音沙汰なしになる。たいていこのタイプは次は喰って来ないか、チョン!と突付くだけで大きく喰って来ないんだよね〜そこにハゼが居るのは分かってるのに、悔しいったらありゃしない!さて、コイツはどうするのか?グン!グン!の後にグ〜ン!っと大きく竿がしなった!!来た〜!とアワセるとしっかり針に掛かって暴れ始める。好きにやらせると穴に潜られるので、少し強引に穴から引き出してから、水中を右に左に泳がせて疲れさせ、グッタリした所を安全に取り込む。このやり取りが穴釣りの楽しいところだね〜今現在は潮位が高いので、水深がけっこうあるからこのやり取りが出来る。コレが潮位が低い時は、穴から引きずり出すといきなり水面からハゼが飛び出し、空中でハゼが暴れるもんだから、ハゼをバラす事もあって危険度が増す。やっと釣れたよ〜!とりあえず、ボウズのがれでひと安心。次も同じ穴から追加。おかわり!しかし、今日は渋くてなかなか次のアタリが無いんだよね〜深さのある穴を見つけると期待するんだけど、アタらないな〜忘れた頃にアタって来て釣れるんだけど、今日は単発ばかりで、ひとつの穴から何匹も釣れるなんてのがないな…忘れた頃に釣れるが…アタリ自体はポツリポツリとあるんですよ!ただ、アワセられるようなアタリ方じゃなくて、グン!グン!で終わってしまい、その後のグ〜ン!が来ない。試しに最初のグン!でアワセても空振りばかり。そんないけずなハゼには、必殺餌のイソメの尻尾で勝負を掛ける。尻尾で勝負じゃ!尻尾餌の場合は、垂らしは4cmくらいと長くても良いっていうか、長めの方が喰ってくるし、針掛かりも良好。いつもは餌を穴に落としたらスンスン!と数cm上下させて誘い続けるんだけど、尻尾餌の場合は、勝手にニョロニョロ動くから誘いは入れない。むしろ人間側は何もしないで、尻尾の自然な動きに任せた方が喰いは良いと思う。んで、しっかり釣れた!さすが、尻尾だ!必殺の尻尾ではあるが、どんなモノにもデメリットがある。当然ながら、イソメ一匹に一本しか取れないから、ここぞ!という時にしか使えない。あと、そのナイスな動きからカニもおびき寄せてしまう。尻尾は細く繊細なので、カニに掴まれると一発でブッちぎられる。せっかく勝負かけてるのに、カニごときにちぎられるとすこぶる悔しい!しかし、今日はアタリが遠いし、せっかくアタって来ても、アワセるまでいかないアタリ方ばかり。無理にアワセても、やっぱり針に掛からないんだよね〜イソメ餌が無くなり、アミエビ餌も持ってきてたけど、この喰いじゃ〜続行する気にもならず。2時間半で7匹にて終了。う〜ん…、釣れないな〜穴釣りも久しぶりだったから目が慣れてなくて、穴を見つけられなかったかな。ずっと穴釣りしているK氏なんて20匹上げてたから、釣れなくは無いんだよな〜実力の差を思い知らされた【秘密の花園】だったのでした。終盤、O氏とH2氏がやってきたんだけど、このお二人は昨夜から夜釣りin【秘密の花園3】→【秘密の花園2】→【秘密の花園】と渡り歩いたようだ。「【秘密の花園2】では入れ喰いだったよ!」と満足げだったが、それ以前にすげ〜バイタリティだな!オッサンよりも全然歳上なんだけど、このやる気はどこから湧いて出てくるんだろう?もしかしたら、老い先短い人生の灯火を完全燃焼しているのかも知れない。ただ、そんな灯火がオッサンと釣りしている時に燃え尽きるのも困るから、せめてそれぞれの自宅の畳の上で燃え尽きて欲しいと願うオッサンなのでした。次の記事>>>「2023年度35回目のハゼ釣りはいよいよ夜釣りもラスト!?」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度36回目のハゼ釣りは夜釣り改め穴釣り
    2023年36回目のハゼ釣りは夜釣りは断念し穴釣りへ2023年12月17日。2023年36回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:8時00分くらい(潮位:172cmほぼ満潮)〜12時00分くらい(潮位:140cm下げ5分)中潮水温:15℃釣果:マハゼ12匹(14cm〜17cm)竿:1.5m(行雲流水)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテのちオレンジイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け釣り人たるもの、釣り前の天気予報とタイドグラフ(潮汐表)のチェックは必須である。釣りとは自然相手だから、天気と潮汐は釣りの大事なエレメントである。潮汐は、「どこで釣り糸を垂れるか?」の作戦を練るのに、非常に大きなウェイトを占める。また、天気は「釣りをするのか?出来るのか?」の判断をするべき指標となり、場合によっては、中止という苦渋の決断もしなければならない。この判断を見誤っては命に関わるので、ここはしっかりとしなければならない!んだけど、本日のオッサンはこの判断を完璧にミステイクしたのでした。予報によると、天気は良いんだけど、問題は風が吹くらしい…風って釣りの大敵で、夏場なら雨天でも釣りになるし、むしろ天気が悪い方が釣れたりもするが、強風は季節に関係なく釣りにならない事が多い。沖釣りなら船は出船しないし、堤防釣りなんて、風に煽られると落下の危険性もあるからもってのほかだ。そしてハゼ釣りにおいては、柔らかいのべ竿は風に煽られてアタリなんてとれないし、そもそもが水が風で波打って海底の砂が巻き上がり濁るので、全然釣れないという状態になる。問題は、「んじゃ〜!どれくらいの風ならハゼ釣りできなくなるの?」という判断。この判断は釣り人によって玉虫色なんだけど、オッサン的には、だいたい7〜8m/sくらいが基準になるかな?これくらいの風速は『強風』という定義で、体感的には時速30km弱くらいのスピードで走っている場合に身体に当たるくらいの強さらしい。樹木全体が揺れて小枝や軽いモノが飛ばされるくらいで、風に向かって歩きにくいレベル。ハゼ釣りにおいては、3.6mくらいの長竿は風に煽られてアタリがとれないが、2mくらいの竿ならやり方によってはなんとかなるレベルかな。ところが、お天気アプリによると、オッサンの夜釣り時間帯は南西の風10〜11m/sという予報。さすがに二桁はダメだろ…常識的に考えれば、釣りをするべきではないし、そもそもが釣りにならないだろうて。んがしかし、本日のオッサンは完全に見誤っていた!というか、お試しの方が優先になってしまい、気分が舞い上がり脳みそがケセラセラ状態。今思えば、いったい何を勘違いしていたのか自分でも理解不能だが、夜釣りにGo!一色だったのだ。自宅を出た最初の感想は「思ったよりも風が弱いな…」だった。こういうとき人は自分が正しいと信じたいがために、自分に有利なように物事を捉える傾向がある。愛車を漕ぎ出すが、気温が異常に暖かくて、出発してから5分もしないうちに汗だくになっていた。「この暖かさなら釣れるぞ〜!」オッサンの脳みそはもう完全に舞い上がっていたらしい。汗だくになりながら、釣り場近くの開けた場所に出た途端、強風が吹き荒れる!ここでやっと現実を突きつけられる。「うわ〜、ダメじゃんコレ?」強風が身体に絡んできて、愛車ごと持っていかれるくらいだった。当然、釣り人なんて皆無だ。水際まで確認しに行くが、水面は船が遠り過ぎた後のように波打ち、水は泥水のように濁りきっている。どう考えても釣れないし、釣りにすらならない状態。しかし、何を思ったのか釣りの準備を進める狂ったオッサン。そこまでしてしまう原因は、本日は2つのお試しがあったから。ひとつは先週届いた釣り用のヘッドライト。釣り専用のヘッドライトコレが実際にどこまで使えるのか?の確認。そしてもうひとつが、100均のゴム手袋が使いものになるのかどうか?冬の釣りで一番厳しいのが手が冷えるということ。身体は防寒対策でなんとかなるけど、手だけはどうしようもない。釣り用の手袋とかもあるけど、魚とか餌とかをいぢくった後ってすぐに手を洗いたいじゃん!なので、素手で釣りをやらざるを得ない。っというわけで、冬の釣りは手がかじかんだままで、下手すりゃ〜、指がしもやけになることもあり。そこで、少しでも手のダメージを軽減しつつ、釣りの邪魔をしないナイスアイテムはないかと100均を物色。見つけたのが薄手のゴム手袋。コレなら使えるんぢゃね?手にピッタリフィットらしいから、ハゼのアタリも取れそうだし、餌付けとか細かい作業もできそうだし…すごく薄いから暖かさは期待できそうもないが、無いよりはマシでしょ!?万が一使い物にならなくても100均だし!さぁ、使いものになるのか?実は、出発するときから装着してたんだけど、今日は気温が暖かいから手袋内は汗をかいていたくらい。イメージ的には、手術時のブラックジャックだったが、よくよく見ると、映画『犬神家の一族』の佐清(スケキヨ)のようだった。スケキヨ手袋しかし、映画『犬神家の一族』のスケキヨはインパクトがあったよね。あの白いゴムマスクの不気味さと言いい、湖から逆さに両足が突き出している死に様と言い、どちらもが同作品の“アイコン”的存在だった。金田一耕助役も、石坂浩二がハマり役でしょ!その他、ありとあらゆるキャストがハマっていたと思う。この作品が【日本映画の金字塔】と称されていたというのも頷き180度だ。ちなみに金田一耕助シリーズは映画やテレビドラマで何作かあるけど、やはり犬神家の一族が一番だと思う。その証拠に、大晦日の『ガキ使 笑ってはいけないシリーズ』でも、スケキヨが何度も登場している。まぁ、中身は板尾坂路なんだけども…んでハゼ釣りの塩梅はというと、ご想像の通り全く釣りにならず!それでも、なんとか小ハゼを一匹だけ釣り上げてボウズのがれにて。せめてものボウズのがれ肝心のお試しはというと…ヘッドライトはとてもゴキゲンだった。明るい範囲が広いから餌付けも良好で見やすいし、充電式で軽いから頭への負担も少なかった。スケキヨ手袋は思ったよりも暖かいのは良かったが、完全にピッタリフィットでもないので、ダブつく箇所に針が刺さったり、ゴムが挟まったりでちょっと使い勝手はイマイチかな?あと、ゴムだから餌が滑って針に付けづらいという欠点もあった。手袋の方は、もうちょっと使ってみて検証してみようと思います。っというわけで、釣り開始からわずか30分で戦略的撤退!ほぼトンボ返りで逃げ帰るオッサンなのでした。ダメは最初から分かってたんだけど、本日は釣り人特有のお花畑発想が過ぎたな〜唯一良かったのが、先日のふたご座流星群の残りだろうか、釣りをしてたらオリオン座の真ん中を横切るすごく長い流れ星を見た!くらいかな。コレで本当に2023年の夜釣りは終了です。まぁ、今期初めてハゼの夜釣りに通ってみたんだけど、夜釣りに適した時期や釣れる状況、ポイントも分かってきたので、来シーズンはもっと効率よく楽しめると思います。とはいえ、そう簡単に割り切れるものでもなく、自宅に向かいながら密かに「ひと眠りしたら【秘密の花園】にリベンジしに行っちゃる!」と諦めの悪いオッサンなのでした。健全な釣りは昼間の内に!ひと眠り後、ふと目覚めると一瞬頭が混乱する。「アレ?オラ釣りしたよね?」と思ったが、そういえば第二ラウンドの予定だっけ?帰ってから釣りアイテムもそのまま放ったらかしだから、「面倒臭いからこのまま寝ていよう…」という訳にもいかない。渋々起き出して自宅を出発するが、愛車を漕ぐ足がダルい。目指す【秘密の花園】は、ハゼの穴釣り場としては一番の近場だが、「ちょっと散歩がてらに…」という気楽な距離でもない。やっと到着するが既にTZ氏、T氏、K氏、H2氏、SS氏などの面々が釣り糸を垂れていた。すっかり出遅れているオッサン。しかし、夜中の風が嘘のように穏やかになり、お日柄も良くて暖かく、絶好の穴釣り日和だ!釣れればね…みんなは夜釣りに通っていたオッサンが突然現れたので驚かれたが、「あの強風中、今日も行った」と報告すると、皆一様に呆れ半分驚き半分の微妙な顔をされた。先行者たちに穴釣りの塩梅を伺うが、「まだ一匹だよ…」とか「釣れても小さいよ…」とか「軽い尿もれが止まらないよ…」とか、こちらのやる気が萎えるレスポンスの嵐。どうもパッとしないようなので、こういう時は誰も攻めていないエリアに限る。という訳で、誰も居ないスポットへ移動し、ひとりだけ良い思いをしようと画策するオッサン。んでは、さっそく釣りの準備をば。穴釣りなので使う竿は当然1.5mの短竿『行雲流水150』穴釣りにはこの竿竿の長さは1.5mだけど、道糸の長さは2mくらいにしている。穴釣り場って、自分の立ち位置からけっこう下に水面があったりするし、深い穴になると1.5m以上ある。さらには根掛かりで仕掛けロストが多発する釣りモノなので、道糸が長い方がなにかと勝手が良い。仕掛けは当然、いつもの胴突き仕掛け。手が汚いな〜一番の問題が、餌はボイルベビーホタテしか無い。穴釣りだとアオイソメなどの虫エサ一択なんだけど、そもそも穴釣りする予定じゃなかったから買ってなかったし、ホタテ餌がまだ余っているので在庫処分しなければならない。ただ、いくらホタテ餌でも、穴釣りだと喰ってこないことが多々あるんだよね〜ホタテの在庫処分穴釣りだとホタテは頼りないな…水温は15℃でちょっぴり温かい。昨日は暖かったからかな…では、穴釣り開始!まずは早くボウズを免れたいので、実績穴を攻めるんだけど、アタリがない…どこに落としても生命反応がない…穴の深さは1m弱くらいで頃合いなんだけど、アタリが無いな〜「絶対、ハゼは居るはずなんだけど…」手当たり次第落とすが、どこも反応してこないぞ。そもそも、オッサンは穴釣りではスロースターターだから、「その内にアタってくるでしょ!」と思っていたんだけど、ダボハゼやカニすらの反応も無いから、コレはマズイな…しばらくくすぶっていると、O氏がやって来て「ここらへんは当たらないでしょ?俺も前回やってみて、全然アタらなかったよ!」との事。「だから誰も居なかったのか…」ひとりだけ良い思いをしようという作戦失敗で、悪いことはできないもんだ!という訳で、みんなが居るエリアに戻ってきた。いくつかの穴に落としていると、やっとアタリはあったものの、ナイスなアタリ方で上がってきたのは良型のダボ…しかも、コイツは誰かのブチ切れた仕掛けを飲み込んだまま喰ってきやがって、「どんだけ食い気があるんだよ!」とツッコミを入れたくなった。口から別の仕掛けが出てるが…ここのダボはけっこう大きい良型も多いので、マハゼのアタリと引きと勘違いするんだよね〜よく見かける真っ黒な小さいダボは、アタリ方も小さく小刻みだし、餌を咥えるとすぐに横移動するから分かるんだけど、良型のダボ(『ドロメ』という名前らしい)はマハゼと同じアタリ方をする。チョロチョロとアタリはあるんだけど、全部ダボのアタリだった。この流れは、マズイな…なので、H2氏からオレンジイソメを恵んでもらった。オレンジとは珍しいな…さっきは無反応だった穴に落とすと、着底と同時に喰ってきた!グン!グン!と間違いなくマハゼのアタリ方。ス〜っとゆっくり静かに竿を上げると、グ〜ン!と引っ張り返してくる。「来た〜!」っとアワセるとしっかり針掛かりする。ググン!ググン!と穴の中で暴れるが、少々強引に穴から引きずり出す。ここで好きにさせると穴の中に潜られて、中で踏ん張って出てこなくなる。なんでも、ハゼが穴から出てこなくなる時って、狭い穴の中で身体を曲げてつっかえ棒みたくして耐えているらしい。こうなったら、引っ張っても出てこないし、無理に引っ張ると道糸が切れるだけなので、まずは焦らずに道糸のテンションを緩めて最低5分くらいは待つ。この待つ時間ってすごく長く感じるんだけど、焦らない焦らない…ハゼも踏ん張るのに疲れるから、頃合いになったら竿を上げると、スルリと出てくることがほとんどです。やっとボウズのがれで、本日の一匹目。小さいが、贅沢は言ってられん!一匹目が釣れるとホッとする。同じ穴からもう一匹。今度はそこそこの良型しかし、穴から引きずり出し、水中で泳がせ、疲れさせてから安全に取り込むんだけど、穴釣りの面白さはこの泳がせている時だよね〜右に左にハゼが暴れて、ソレをいなしている時が「あ〜ハゼ釣りしてるぜ!」と実感する時。この時は既に釣れた!を確信しいる。穴釣りで針から外れる時って、ほとんどは穴の中か、穴から引きずり出す瞬間に外れる。一瞬ハゼが見えたのに、ピュン!って外れると、悔しいったらありゃしない!今日も何度かあったけど、貴重な穴ハゼに逃げられると声が出ちゃうよね〜虫エサを恵んでもらう身としては、人様から頂いた餌を無駄にできないので、虫エサ+ホタテのコラボでアタリ率をアップさせる。コラボ餌こうすると、イソメ単体よりは、よりアタるようになると思います。ハゼの穴釣りって、チョロチョロ移動しながら釣るんだけど、やはり場所によって大きく変わるかな。できれば人が居ない手つかずのエリアの方が、アタれば連打になったりする。ただ、アタらない事もあるから、掛けみたいなもんかな?例年なら、この時期はハゼがもっと大型化するんだけど、今期は小さいな…ここらへんが平均的なサイズもうハゼも婚姻色が強くなりつつあるから、今期はここらへんのサイズ止まりらしいな。まだ真っ黒ではないが…頂いた虫エサが無くなたので納竿。4時間で12匹とまずまずかな。まぁ、コレくらいなら…以前は穴釣りではツ抜け(10匹)すれば御の字だったけど、昨今は数が上がるようになっているから、ツ抜け程度だとちょっと不安…ただ、以前は釣れない分、20cmオーバークラスの大型ハゼも上がったが、今期はダメですな〜まぁ、なかなか数とサイズの両方を満足するのは難しいですね。本日の最大サイズ夜釣りも終わり、これからは穴釣りに集中だから、虫エサは必携。しばらく夜釣りばかりだったから思ったけど、やっぱり釣りは明るい内にやるべきだ!『健全な身体に健全な精神が宿る』ように、健全な釣りは昼間にやるべきだ!と痛感したオッサンなのでした。次の記事>>>「2023年度37回目のハゼ釣りは今年ラストかな?」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度37回目のハゼ釣りは今年ラストかな?
    2023年37回目のハゼ釣りは今年も釣り納め?2023年12月24日。2023年37回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園2】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:曇りのち晴れ釣行時間:8時30分くらい(潮位:105cmほぼ干潮)〜11時30分くらい(潮位:135cm上げ5分)中潮水温:11℃釣果:マハゼ22匹(12cm〜17cm)竿:1.5m(行雲流水)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けオッサンはもうおっさんである。まぁ、当たり前だけど歳をとっている。自分の歳をわきまえているとはいえ、気持ち的には年齢に抗いたいのは皆が思うところ…誰しもが歳をとりなくないし、いつまでも健康で若々しくいたいと思っているハズ。しかし、現実には日々の老化現象が止まることは無く、身体の至る所に故障箇所が発生し、治りもしないままトラブル箇所が増えてゆく…100%の全出力を出すと身体が壊れるのが恐いので、せいぜい70%に抑えながら生活するハメになる。当然、動きは愚鈍になるんだけど、しょうがないとは言え、そんな自分に軽い失望を抱きながら、日々歳を取り続けてゆく…オッサンも少し前までは、こんな現実に抗っていたんだけど、もう止めた!若ぶるのはもう疲れたし、無駄だし、意味がないことだ。なので現実をしっかりと受け止め、歳相応でいようと心に決めた!加齢臭のフレーバーを漂わせようが、耳毛が生えようが、ハゲようが結構ではないか!?おやじギャクが寒いだと!?フッ…、まだまだ青いね!アレは他者を笑わすという魂胆で言っているのではない。滑ろうが、冷ややかな目で失笑されようが、それは問題ではない。全ては自己満足に他ならない。言わずにはおれないのであり、口にしないと気持ちが悪いのであり、その対象は常に自分。観客は自分ひとりという自問自答のギャグ。オヤジの道は極めれば極めるほど孤独であり批判がつきまとう。厳しき漢(おとこ)道である。若い頃は、そのオヤジ的なすべてに批判的な目を向ける。それは自分がそうなりたくないという気持ちがそうさせるのではなく、その孤独と批判を受け止める度量が備わっていないからだ。では今のオッサンはそんな度量が備わっているのか?少々考えてみたが、オッサンもまだまだ青臭さを漂わせてはいる。しかし、オヤジ道に踏み出してみようと思う。正直、その気持ちにはかなり自虐的な部分があり、「さよなら俺…」的な気分は否めない。だが、もう若くはないどころかどっぷりオッサンな年齢のくせに、中途半端な気合いと昔の記憶だけでオヤジの世界を遠ざけるのは往生際が悪い。逃げて逃げては来たけれど、もう疲れ果てて、自ら交番に出頭する気分である。とりあえず何から入るべきだろうか?まず頭に浮かんだのはゴルフだった。オッサン的にゴルフのイメージは、余程の金持ちで若い頃から親とコースを回ってた奴でもない限り、ゴルフをやろうなんてかなり抵抗があると思う。自分の中の若者が死んで、オヤジが生まれるポイントなのかも知れない。あんなものをやりだしたら最後、駅のホームで傘をクラブにみたてて素振りをおっぱじめたり、着もしねぇ〜パステルカラーのセーターを石田純一ばりに肩から掛けて歩いたり…いや、普段着が全て板東英二ライクな、エニタイム、エニプレイス、ゴルフウェアなオヤジになってまうかもしれん!髪型も後ろ髪だけ伸ばしてのジャンボカットが良く思えたりして…このように、ゴルフはとても危険なスポーツである。しかしよくよく考えてみると、ゴルフは先立つものがないと何も始まらない。テーラーメイドなゴルフクラブが何十本必要?PGMなコース回るのもタダではないし…万が一、間違ってホールインワンなんてやっちまったら破産だよ!ダメだ!ゴルフは諦めよう…どうしよう…悶々としていた矢先、ふとテレビCMを観ていたら「コレだ!」と見つけた!養命酒である。コレしかない!オッサンにまだ毛が生えてなかった幼少期の頃。亡き父親が毎晩養命酒を飲んでいた記憶がある。「何だ?アレ?ジジ臭せ〜なぁ…」といつも思っていた。まさにオヤジ道アイテムwith養命酒。早速、近所のドラッグストアにゲットしにいくと、人目につかない下段に養命酒が鎮座していた。真紅の箱に怪しいフォントで『養命酒』の文字。よく見ると、大きいのと少し小ぶりな奴の二種類。どちらにするべきか?「まずはお試しだから、小さい奴にしよっかな…」弱い!! 捨てきれてない!!形から入るのは得意なんだが、いかんせん、先立つものがほぼ皆無なのが現実。結局、小さい方を買ってきた。懐かしの養命酒(小)約45年ぶりに飲んでみたが、焼酎に太田胃散と葛根湯を混ぜたような味だった。「コレは効くぜ!←(何に?)」と実感。ドリンクしながら『するめ』をつまんでみたが、思いのほかマッチせず…養命酒には合わないかな…意外にもマッチしたのがコレ↓養命酒にはコレだった!まぁ、単に甘いものが好きなだけなんだけどサ。という訳で、まずは養命酒から始めてみたオッサン。しかし、よくよく考えてみれば、もう既にオヤジ活動をしているではないか!?それはいつものハゼ釣りである。コレも立派なオヤジアイテムだと思う。オヤジ、オヤジと簡単に言うが、オヤジ道、険しい道なり。その一歩がオヤジになり、その一歩がオヤジになる。迷わず行けよ!行けば分かるさ!!2023年もありがとうございました!んで、やっとハゼ釣りのお話である。年末で慌ただしいこの時期。自宅の大掃除そっちのけで呑気にハゼ釣り。そんな穀潰しの面々の釣り仲間によると、昨日は【秘密の花園2】でけっこう数釣れたようである。という訳で、本日の釣り場は迷わず【秘密の花園2】に決定。もしかしたら今年最後のハゼ釣りになるやも知れないので、ラスト記念で早めに釣り場に行くつもりだったが、すっかり朝寝坊。思いのほか寒くて、なかなか起き出せずに布団でイモムシになる。もう面倒臭くなってるんだけど、餌のアオイソメがあるので、釣りに行かなくてはならない。モゾモゾと起き出して、光の速さで釣りアイテムを愛車にブチ込んで出発。愛車を漕ぎ出すが「寒〜〜〜ぃぃぃ…」今期はつい最近までハゼの夜釣りしてたんだけど、この冷え方は夜釣りの時よりも寒いな。目から涙がちょちょ切れながら本日のハゼ現場【秘密の花園2】に到着。思ったよりも潮位が低いから、ちょっと厳しいかな…と思いながら釣り場を移動していると、既にMR氏、MT氏、S氏が釣り糸を垂れていた。MR氏にハゼ釣りの塩梅を伺うが、「いや〜、厳しいですよ…」とローレスポンス。この寒さと低い潮位だから厳しいのかな…と思っていたら、「ただ、MTさんが19.5cmを二匹上げたようです!」と地獄に咲いた一輪の花情報でやる気になる。釣りって不確定要素がいっぱいなんだけど、真面目に釣りに向き合っている人には必ず結果が出る。MT氏もマメに【秘密の花園2】に通い、今日なんて、まだ暗い朝の5時半くらいから釣り糸を垂れていたからこその19.5cmが2匹というナイスな結果。この真面目なMT氏の爪の垢を焙煎&ドリップして、O氏に飲ましてあげたいくらいだ。聞いてるか?O氏!釣り場に来てウロウロしながらダベっとるんじゃダメだぞ!!分かってんのか?O氏!先行者の邪魔をしないよう、少し離れて釣りの準備を始める。穴釣りなので使う竿は1.5mの短竿。穴釣りと言えばこの竿仕掛けはいつもの胴突き仕掛け。いつでもどこでもこの仕掛け餌はアオイソメ。やはり、ハゼの穴釣りではイソメ餌の方が喰いが良いし、ハゼとの駆け引きができるから面白い。長細いからハゼへのアピール力があるから釣れるのかな?まだ餌付けしたばかりの時は自らも動いているし、上下にフワフワ誘うと水中でよく揺れるんだと思う。そこそこ餌もちが良いから、アタリ始めから喰い込むまで駆け引きできるくらいに餌は残っている。コレがホタテとかアミエビだと、アッという間に持っていかれるからね〜何よりも、カニがちょっかいを出してきても、強奪される事が少ないからありがたい餌である。やはり穴釣りにはアオイソメ餌垂らしは3cmくらいで、ハゼサイズが小さい場合はもっと短くすることもあります。まずは垂らし3cmから始める水温は11℃と今期一番の冷たさ!ひゃ〜寒いわけだ!準備完了にてさっそく釣り開始!ではなく、まずはホットスポーツドリンクでひと休み。寒い時はホットスポドリんで、本当に釣り開始。まずは適当な穴から始めるが、落とした瞬間にいきなりのハゼアタック!穴釣りではたま〜にコレがあって、水底に着底する前にアタって来るのはかなり濃厚なアタリなので、ほぼ100%釣れる案件。いきなりグ〜ン!と引っ張ってきたのでアワセると、針に掛かったがサイズはたいしたことないな感じ…んで、やっぱりなサイズだった。やる気は認めるがサイズがね…んですぐに次も同じ穴から釣れるんだけど、サイズがね〜だし、なんかハゼが痩せてて細い…痩せて細いんだよね〜尾ビレもハチワレ(二割れ)とか三割れとかあるんだけど、そんなにキレイに割れてないというか乱れている。尾ビレがキレイに割れてもいない釣れたハゼの現状を見る限りは、もうハゼ釣りシーズンの終わりが近づいているハゼの形態なんだけど、例年なら1月いっぱいは釣りになるハズで、まだこの乱れハゼが釣れるのは早いんだよな〜婚姻色はまだうっすら程度だから、まだまだ釣れると思うんだけど…婚姻色はまだ薄いいきなりこの穴を中心に、付近の穴からも合計7匹釣れてスタートダッシュを決めて気持ちの良いオッサン。しかし、この後が続かず…潮位が低いので、ハゼが居付きそうな深めの頃合いの穴が見つからず。しょうがないので、浅めの穴を探るしかない。当然、大きめの穴も探るが、オッサンはなるべく見た目が小さい穴とか、「コレ穴かな?」といった、一見穴なのか分からないような穴を探すようにしています。こういうタイプって見つければお宝穴で、たいていは良型大型ハゼが潜んでいるし、数匹は確実に上がってくる事がほとんどです。とは言え、そう簡単には見つからないんだな〜本日最大サイズもお宝穴からコイツも同じお宝からなかなかアタリが無いが、かわりに元気なのがダボとカニ。いつでもどこでも元気いっぱい!特に本日はカニが鬼のようにくっついて来る。酷い時は、三匹が餌にまとわりつくカニ団子になってきたりもした。カニに針ごと掴まれると根掛かりみたいになるから困る。困ったちゃんのカニカニに餌を掴まれたら、一刻も早く竿を上げて排除しなきゃならない。オッサンの釣り方は、着底させたらすぐにスンスン…と竿を数cm上げ下げして誘うんだけど、コレはカニが付いてないかを確認する意味もある。とにかくカニは穴釣りの大敵。穴釣りでは、時にはひとつの穴から5〜10匹とか釣れるフィーバー穴があるんだけど、本日はフィーバーしなくて単発で、忘れた頃にポツリ…、ポツリ…といった塩梅。ただ、釣り始めは小ハゼが多かったけど、次第にサイズアップしていった。とは言え、こんな程度のサイズだけど…という訳で、本日は3時間で22匹と数も型も全然でした〜ひゃ〜厳しいな!こちらはMR氏との合算穴釣りでこの数ならまずまずなんだけど、【秘密の花園2】はポテンシャルが高い釣り場だから、せめて50匹は釣れて欲しいな〜さて、2023年もいよいよ終わりが近づいています。今年は世の中的にいろいろあって、心が落ち着かなくてザワザワした年であったと思います。来年こそ良い年であって欲しいし、そうなるようにしたい!と思ってます。今年もありがとうございました。このブログのために皆様の貴重な時間を頂戴し、申し訳ない気持ちと感謝の気持ちで複雑ですが、来年もよろしくお願い致します。皆様、良いお年を!!そして今夜も、養命酒で一杯なオッサンなのでした。次の記事>>>「2023年度38回目のハゼ釣りは明けまして!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2022年41回目のハゼの穴釣りはあけおめ〜!
    2022年41回目のハゼの穴釣りはあけまして〜!2023年1月2日。2022年度41回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園その2」※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:8時30分(潮位:110cmほぼ干潮)〜12時00分くらい(潮位:157cmほぼ満潮)若潮釣果:マハゼ100匹(10.5〜18.5cm) 竿:大阪漁具(OGK)「小魚名人」1.5m 道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アミエビ&ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け新年あけましておめでとうございます!本年もこのトホホなブログのお付き合い、よろしくお願いいたします。正確にはもう2023年ですが、オッサンのハゼ釣り的には2022年シーズン中なもんで、2022年のカテゴリーに入れてます。ご了承願います。オッサンの毎年のお正月はハワイで始まるって感じかな。皆さんはハワイという島はご存知でしょうか?日本人も近頃は海外に出かけるみたいだけど、このハワイはまだ穴場中の穴場。まぁ、名前くらいは聞いたことがある人はいるかもね〜今オッサンは、そのハワイのワイキキ・ビーチのルーフトップ・バーでこのブログを書いてるんだ!もちろん!キンキンに冷えたブルー・ハワイと一緒にね。伝説のサーファー、Mr.ビッグ・ウェンズデーと呼ばれたオッサンには、やっぱりココが一番しっくりくるって感じだね。そうねぇ〜、オッサン以外にハワイが似合うポンニチは、あと加山雄三ぐらいかな?おいおい、そんな羨望の眼差しで見るなよ。アロハ!!っという、しょ〜もない中途半端なボケで始まったオッサンの2023年や如何に!ついに2023年も始まりました。メディアでは年末年始を海外で過ごすセレブや芸能人達の映像が流れているが、社会の底辺で辛うじて生きているオッサンには全く無縁な世界。ハワイどころか日本に取り残されたオッサンだが、正月はいつものようにヒマだ。どこ行くアテもなく、何かをする気にもならない年始め。となるとやることはひとつで、ハゼ釣りである。お盆同様に、正月の三が日も殺生は禁止が日本の掟。なので、日持ちする『おせち料理』で三が日を乗り切るのが、正しい正月のあり方らしい。おせち料理って精進料理みたいに質素なのは、そういう理由でもようだ。味覚がお子ちゃまなオッサンとしては、おせちを出されても栗キントンと伊達巻きくらいしか食べられないから、おせち料理は甚だ迷惑である。ところが、最近のおせち料理ときたら、和洋中折衷の「コレのどこがおせちなの?ただのオードブルじゃん!」という風情。でもオッサン的にはこちらの方がありがたい。おせちがこんな有様なので、三が日のハゼ釣りも許されるだろうて…、と本日は2023年の初釣りに出撃。オッサンがまだ小さかった頃は、正月にお店なんてどこもやってなくて、誰も出掛けないもんだから、街中がシ〜ンと静まり返って不気味だったのを思い出す。しかし現代では、コンビニやチェーン店は当たり前のようにやっていて、人々も福袋の確保に奔走する。愛車を漕ぎながら、昔とは全く違う正月の風景にちょっとアンニュイな気分になるオッサン。いつもハゼ釣りしている休日と何ら変わらない街の景色に、すっかり正月気分も消沈する。現場に到着すると一人だけハゼ釣り人がいた。正直、オッサンと同様に正月のヒマ人達がハゼ釣りに繰り出してると思ってたんだけど、ヒマ人なのはオッサンだけだったらしい。その釣り人は誰かと思ったら【Sir midnight】氏だった。【Sir midnight】とは、真夜中に辺境のハゼ釣り場でナイスな釣果を叩き出す常連さんで、オッサンが勝手に付けたアダ名。新年の挨拶を交わし、少々雑談。聞けば【Sir midnight】氏は昨日の元日も来ていたらしく、「さすがに昨日は一人だけで寂しかったよ!」らしい。さすが【Sir midnight】氏だ。真夜中の釣行といい、元日の釣行といい、孤独を噛みしめる男である。孤高の釣り師と別れ、さてどこから始めようかな?と悩む。『秘密の花園2』は広大な釣り場で、現在は二人だけなのでポイントは選びたい放題だけど、あまりに遠くまでの移動はカンベン。なので、【Sir midnight】氏の邪魔にならない程度に離れて、ハゼ釣り開始。ハゼ釣りの準備とは言ってもいつも通りまずは竿の準備から。本日はいつもの【行雲流水】ではなく、【小魚名人】をチョイス。この竿は以前オッサンがブチ折って、竿先だけチェンジした復活竿。しばらく忘れてたんだけど、大掃除の時にふと出てきて、日の目を見ることになりました。1.5mの長さの穴釣り専用竿として使っていて、行雲流水と同じような柔らかめのフィーリングで使いやすい。しばらく忘れられていた【小魚名人】エサは、アミエビとボイルベビーホタテ。この釣り場では、大きめのエサはハリ掛かりが悪いので掛かり重視のエサが吉。ホタテはまだ解凍中仕掛けは、今年もハリス3cmの胴付き仕掛け。通常、ハゼの穴釣りとなると中通しオモリを使った一直線の仕掛けが多い。オッサンもいろいろやってみたんだけど、最終的には夏のハゼ釣りでも使っている胴付き仕掛けに落ち着きました。余計な抵抗がないから、ハゼの居食い系のアタリが良く分かるのが理由かな。もう何年もず〜っとこの仕掛けでやってるんだけど、全然改良点が見つからないんだよね。これ以上、進化しようがない仕掛けなのかな?アラを見つけようとしてはいるんだけど…水温は11℃で、たぶんこの水温が底なんだと思う。冷たいは冷たいが、驚くほどでもない水温。11℃以下にはならないのかな?準備完了にて、2023年の釣り開始じゃ〜!ハゼの穴釣りで1束達成まずはテキト〜な穴にスルスル落とすと、深さ30cmほどの浅めの穴。今現在はほぼ干潮だから、浅めの穴でもハゼがいればアタって来ると思うが、どうだろう?オッサンはその穴で初めての投入の場合は、けっこう長めに様子を見ることにしている。さすがにこの時期になると、水温が低くてハゼも鈍くなるのか、身体が動かないのか、警戒心が強くなるのか?落としてすぐにバク!っと喰ってくることも少なくて、しばらくしてから漸く喰ってくることが多い。もちろん、落としてジ〜っとしているのではなく、スン、スン…と数cmエサを揺らしたり、時にはス〜っとゆっくり持ち上げたりと誘いは入れてます。こんな感じでやっていると、チョンチョン!と竿先を揺らしてくる。「いた、いた!」ス〜っと一秒間に3cmほどのスピードで竿をゆっくり上げると、クン!と引いてきた。「来た〜!」2023年お初のハゼ君が上がってきた。サイズは、まぁこんなもんだろうて…最初の穴の一投目でハゼが上がってきたので、2023年は幸先の良いスタート!すかさず同じ穴へ再投入すると、すぐにアタって来る。一匹喰ってくると、その穴内は活性が上がっているので、ザワついている間に一気に勝負をかける。お次は少しサイズアップその次はご愛嬌最後は尾ビレがハチワレの良型最初の穴から7匹上がってご機嫌なオッサン。さすが正月のご祝儀相場である。次もすぐに釣れる穴が見つかるんだけど、やはりサイズが10数cmクラスが多いな。せっかくの穴釣りなんだから、アベレージが15cmクラスは欲しいところ。この釣り場へ通い始めだった頃はもっとサイズが揃っていたんだけど、だんだんと小ぶりになってきている。あまり大きくないハゼでも、しっかり婚姻色が濃くなってるし。このサイズでもこの黒さもう1月で今月中でハゼ釣りも終了だと思われるので、この釣り場はこんな感じでフェードアウトしてゆくのかな…?終わりが見えてきたハゼ釣りを感じて、ちょっと寂しくなるオッサン。ある穴でモゾモゾとした振動が伝わってきた。「ん〜?カニかな?」竿を上げてみると、カニなら根掛かりみたいになってから外れるんだけど、ンモ〜!って感じで重いんだけど、竿が上がってくる。ゴミでも引っ掛かったのかな?って思ってたら、上がってきたその姿はモクズガニだった。通常、このクラスは穴から引っ張り出せないんだけど、今日は上がってきた!お〜、モクズガニが釣れた!良い出汁がとれるから、好きな人は持って帰るんだけど、今日は誰もいないので即リリース。釣り開始から2時間ほどで【Sir midnight】氏が帰ってしまい、広大な釣り場にはオッサンひとり…確かに、誰もいない釣り場って寂しくなるな〜とは言え、本日は”ある目標”があるので頑張らねばならない。本日のハゼ釣りも後半に突入し、朝方よりもアタリが減ってきて厳しくなってくる。ひとつの穴からの連打が明らかに少なくなり、アタって来る穴も少なくなってくる。「マズイな…」焦り始めるオッサン。と思ってたら、ある穴で重量級の引き!穴から引きずり出し、水中を泳がせているその姿は「コレ、(20cm)いったんぢゃね?」なサイズ。必要以上にハゼを疲れさせてからのセイフティな取り込みでのサイズは?18.5cmかよ!チキショー!全然届いてないじゃんかよ〜気を取り直して再投入すると、またしても重量級の引き!穴から出現したそのお姿は「コレ、(20cm)いったんぢゃね?その2」なサイズ。同じく水中を泳がせてクタ〜っとなってからの取り込み。ハゼの重みで柔らかい竿がかなりしなり、ドキドキしながらサイズ計測。またしても18.5cm程度じゃん!チキショー!さっきよりも強い引きと重さだったのに〜!まぁ、魚体も太くて、尾ビレも立派だからこその重量と引きという事だったのかな。20cmオーバーじゃなかったけど、二連打で大型サイズが上がってきて楽しいオッサン。残り時間もわずか。今日はハゼ釣りの後にも用事があるので延長は許されない。ハゼの反応はますます薄く、少なくなっている。果たして…タイムリミットの12時を数分過ぎた時点で目標達成にて納竿。3時間30分ほどで1束(100匹)達成!なんとか目標達成しましたこの釣り場に通い始めてから、密かにやろうと思っていた1束釣り。穴釣りで100匹なんて無理だと思ってたけど、『秘密の花園2』の異常な釣れ具合なら『やれるぞ!』と。いつまで数が釣れるか分からなかったから、釣れるうちにやっておこう!と思ってて、本日、年明け初釣行の記念にやってみました。まさかの1月にコレだけ釣れるのもスゴイ釣り場だな〜今日は誰もいないので、ハゼ達は全てお帰りになられました。スタートダッシュは決められたので、2023年は良い年になるかもしんまい。っと思ってたら、ハゼ釣り後の初詣のおみくじでは三年連続の【末吉】が…今年もやっぱりトホホなのかな〜次の記事>>>「2022年42回目のハゼの穴釣りは耐えられん!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2022年42回目のハゼの穴釣りは耐えられん!
    2022年度42回目のハゼ釣りは釣れなさに、たっ、耐えられん!2023年1月9日。2022年度42回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園」KL?→KL?→KR?※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:8時30分(潮位:170cmほぼ満潮)〜12時00分くらい(潮位:108cmほぼ干潮)中潮釣果:マハゼ5匹(15〜18cm) 竿:大阪漁具(OGK)「小魚名人」1.5m 道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けまたしてものっぴきならない事情により、ハゼの穴釣りの数釣りが出来る『秘密の花園その2』を断念。しょうがないので、久しぶりに『元祖!秘密の花園』へ行ってきました。もう時期的に『秘密の花園』は終わってるハズなんだけど、今だに粘っている仲間情報によると「そこそこ釣れている」らしい。この”そこそこ”加減は、人によってサジ加減が違うので何とも言えないが、詳しく聞くと「ツ抜け(10匹)くらい」らしい。まぁ、悪くない。ハゼ釣りで10匹と聞くと、「エ〜たったそんだけ!?」と思われるかも知れませんが、1月の釣果ですよ!このクソ寒い真冬に、夏の魚であるマハゼが釣れること自体が奇跡であり、驚愕でもある。オッサン界隈ではもう麻痺してるので何とも思わないが、釣れるハゼのサイズが17〜18cmは当たり前で、最大サイズになると20cmを越える。冬のハゼ釣りをやったことない方にこのクラスのハゼを見せると、「コレってハゼなの?」っとその巨体に例外なく驚かれる。そのハゼが今だに10匹”も”釣れるらしい。例年ならそろそろ釣れなくなって、穴釣りも終わる頃なんだけど、今年は暖かい陽気のせいか釣れてるね〜とは言え、たかが10匹である。オッサンが今季から通い始めている『秘密の花園2』のハゼ釣り場の前回の釣果は、1束(100匹)だった。まぁ、内容的には10数cmクラスが7割で小さいハゼが多いけれど、1月なくせに、とにかく数が釣れている。愛車を漕ぎながら『秘密の花園』に向かうが、「ど〜せ釣れねぇんだろうな…」とふてくされモードだ。釣り場に到着するとH2氏がいた。サツがてら釣れ具合を伺うが「………。」聞くだけ無駄だった。だよな〜!他の釣り場に行くアテも無いもんだから、渋々釣りの準備を始める。本日も竿は最近復活した「小魚名人(1.5m)」柔らかめの竿なので、良型大型の穴ハゼをハリ掛かりさせると、グ〜ンっと曲がって心地よい。よく見ると傷だらけだな…エサはアオイソメ。この釣り場ではしっかり喰わせてから、ハリに掛ける釣り方になるのでイソメ餌が吉。数日前にたまたま友人から貰ったんだけど、『秘密の花園』で釣りをする運命だったのカモしれない。喰わせるハゼ釣りにはイソメだね水温は12℃で少し温かいが、だから釣れるとは限らない。ちょっぴり温かいが…釣れなくはないが…さて準備完了にて釣りを始めるが、ハテ?どこからやろうかな?5秒ほど熟考し、まずは実績穴からやってみよう!深さ1m近くある穴がいくつかあるエリアにやってくる。この穴で釣れなければかなり厳しくなるぞ!今現在は満潮からの下げ始めで、状況的にも良い潮加減。潮的には釣れるはずなんだけど…スルスルと仕掛けを落とす。もうこの時期なので、恐らくはすぐには喰ってこないだろうから…、っと長めに探ってみる。もちろんジッとしているわけではなくて、ツンツン!と餌を揺らしたり、ス〜っと数cm上げてみたりと誘いを入れ続ける。んがしかし!な〜んの生命反応もない。手当たり次第に落としてるんだけど、なんもない。たま〜にダボハゼが突っついたり、掛かってくるんだけど、マハゼは全くの無反応。絶対!良い穴にはハゼは潜んでいるハズだけど、喰ってこないんだよね〜恐ろしいことに、この間約2時間もハゼのアタリはほぼ皆無。ココまで粘るのもど〜かと思うが、諦めない者にハゼの女神は微笑む。一度だけハゼがアタって来て、慎重に喰わせてから「ココだぁ!」というタイミングでハリ掛かりさせたんだけど、掛けた途端に根掛かり。ハゼがハリに掛かっている振動は伝わってくるんだけど、どうしても根掛かりは外れず、泣く泣く仕掛けをぶった切る。チクショ〜!貴重なハゼを掛けたのにぃ〜!!その後もハゼの反応はなく、根掛かりが多発し、仕掛けをロストしまくる。オッサンのイライラが最高潮に達している時に、バッドタイミングでO氏からの電話。「んだよ!コッチはそれどころじゃねぇ〜んだよ!」の気持ちを抑えに抑えて電話対応。「朝からやってもダメだよ。昼くらいの暖かくなってからじゃないと釣れないよ〜」っと、今更ど〜にもならないアドバイスをぶつけてくる。オッサンのイライラの火に油を注ぐO氏の心無いテレコール。釣れないからってイライラするのは大人気ないと自分でも分かっちゃいるけど、オッサンはすこぶる短気なのである。『釣りは短気な方が向いている』とよく言われるが、オッサンはそうは思わない。【短気は損気】と言うように、やはりイライラしながら事にあたるとロクな事がない。現にイライラしながら釣りしてても、釣れるものも釣れないことがほとんど。しっかり探ったりとか、喰わせたりが出来ない丁寧さを欠いた釣りになってしまい、余計ダメな釣れない事態になってしまう。んで、釣れないから余計にイライラがつのる悪循環…こんなんじゃ〜、せっかく楽しい釣りに来ているのに、本人が一番つまらない。そんなイライラの業火に、ガソリンをブチ込んでくるO氏。目の前にいたら、そこはかとなく殺意が芽生えていただろう、そんな状況だった。ココで慌ててもダメなものはダメだ。気分転換に大きくポイントを移動することにした。ど〜せダメなら玉砕覚悟で全然違うエリアでやってみる。やって来たのは、普段からあまり釣り糸を垂れないエリアなんだけど、こっちにはこの釣り場で今だに粘っていたT氏とK氏がいた。アレ?こんなところにいたんだ!二人ともちょうど釣り始めたところだったらしい。この二人はこの釣り場を熟知してて、釣れる時間帯にやって来たようなので、これからは期待できるかもしんまい。適当な穴というか岩陰に落とすと、すぐに反応があった!スン!スン!と間違いなくハゼの反応。大きく引っ張ってこい!と雨乞いの心境で本アタリ方を待っていると、ス〜ン!と大きく竿を拝ませる。来た〜!っと、アワセるとしっかり掛かった。必要以上にハゼを泳がせ、疲れさせてからのセーフティな取り込み。一匹目。18cmやっと釣れたよ〜!今日は本当に人生初のボウズを覚悟したので、すんごいホッとしました。先程のイライラは一気に吹き飛んだ。そのイライラの原因は、ボウズへの不安だったんだと思う。まぁ、O氏のせいでもあるんだけど…釣りのイライラは、釣れることで解消する。不思議な事に、心が落ち着くと釣れ始める。同じ穴からもう一匹上がってくる。17cmまたすぐにもう一匹。これも17cmってところO氏のアドヴァイス通り、お昼頃に水温が温かくなって来ないと…というのは本当だったらしい。釣れるのは岩陰みたいな浅い場所ばかりで、深さのある「絶対ハゼいる!」と思われる良穴からは全くの無反応だった。その後はなかなかアタリも遠くて…アタって来ても、ハリ掛かりが浅くて水面でハゼが逃亡する、意図しないリリースが4回…やっぱ、掛かりが浅い時は分かるんですよね〜「あ、まだ浅いから(ハリに)掛からないで!」と思ってても、ちょっと掛かって穴から上がってきちゃう事が。こういう時はまずハリから外れます。貴重な穴ハゼが、ハリから外れて穴の中に消えてゆくショックは、経験したものにしか分からないデカダンス。結局、お昼頃過ぎに納竿し、わずか5匹…たったコレだけかよ…T氏とK氏は「これからが釣れるんだよ!」と言ってたが、オッサンは朝からやってたからもういいや…例年のこの時期だったら「釣れて良かったね!」な釣果だけど、『秘密の花園2』の異常な釣れ具合が基準になってるから、コチラの全然釣れない状態に我慢がならなかった。穴釣りって、数よりもサイズのプライオリティの方がはるかに高いのは理解しているが、釣りは釣れる方が楽しいというのも真理だと思う。もちろんサイズと数の両方を満足させる釣りができるのが一番だけど、なかなかそうもいかないんだよね〜今日は、久しぶりの『元祖!秘密の花園』だったけど、なかなか厳しいね〜釣れれば型が良いから20cmオーバーを狙うなら、コッチの釣り場だろうな。しかし、今季のオッサンは『秘密の花園2』がいつまで釣れて、どのようにフェードアウトするのか確認したいので、2022年度(2023年初旬期)中は『秘密の花園2』に通ってみたいと思ってます。次の記事>>>「2022年43回目のハゼ釣りはそろそろ終わりの気配…」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2022年44回目のハゼ釣りはまだ悪あがきだ!
    2022年44回目のハゼの穴釣りはラストスパート!2023年1月22日。2022年度44回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園その2」※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ時々薄曇り釣行時間:8時30分(潮位:165cm下げ3分)〜12時00分くらい(潮位:94cm干潮)大潮水温分からじ。水温計忘れた釣果:マハゼ52匹(11〜17cm) 竿:大阪漁具(OGK)「小魚名人」1.5m 道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アミエビ&ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け今季最強寒波襲来!らしい。だいたい寒さの底は1月終わりくらいだから、寒いのは覚悟の上なんだけど…昨日は厳寒&強風だったから、ハゼの穴釣り場『秘密の花園2』も誰も釣りしてないだろうと思ってた。んがしかし!釣り仲間のKR氏とMR氏は、あの地獄の釣り場にいたらしい。しかも二人とも3匹の貧果…釣りだからいつも釣れるとは限らないけど、ど〜みても釣れる要素がない状況でも、あえて釣り糸を垂れる心意気。あんたらは真の勇者だよ!そのバイタリティーは見習うべきかもしれないが、真似するべきでもないだろう。一夜明けた本日、オッサンも『秘密の花園2』へやって来た。釣り場に到着すると顔を知っている釣り師が何人もいた。修羅場だった昨日とは違い、穏やかな本日は寒いとはいえ風も無い釣り日和。その中には昨日もココにいた勇者MR氏もいて、昨日の勇者っぷりを拝聴した。話を聞きながら思ったが、この人って土日の両日ハゼ釣りしてるんだよね。たぶん祝日も…すげぇ〜やる気だ!と思う反面、大丈夫か!?と心配にもなる。釣り仲間には、このように「一体、いつ休んでるの?」とツッコみたくなるほどの高頻度で釣り場にいる輩も多い。釣りは悪魔の趣味と言われ、その中毒性は”エクスタシー”や”ラブドラッグ”なんぞ目じゃないね!『ちょっとだけ試してみない?』『やせられるよ!』『1回だけなら平気さ!』そんな甘い勧誘にほだされ、乗ってしまったら最後。自分が何をしでかしているのも気づかずに、骨までしゃぶりつくされるのが釣りの魔力である。そんな危険なMR氏と5mほどの距離を保ちながら本日の塩梅を伺うと、「始めたばかりで3匹釣れたから、今日は釣れるかもしんまい!」とのこと。確かに!寒いとは言え、今日は陽が照っているので釣れないことはないだろうて。オッサンの拙い経験上、穴釣りって陽が出ている方が絶対的に釣れる。おひさまは偉大だ!という訳で、期待をしながら釣りの準備。MR氏の邪魔にならないように50mほど離れて陣取る。本日も使う竿はいつもの「小魚名人(1.5m)」軽く柔らかくて、ハゼを針に掛けると小気味よくしなるんだけど、そろそろ経年劣化で固く粘りが無くなってきた感じ。根掛かりを外そうとブンブンやって、バキッ!と折れるのも時間の問題な気もする。この竿は一度折ってしまったことがあって、さすがに次折れたらダメだろう…モノはどんどん古くなり、いつかは壊れる運命だから、しょうがないか…かなり手荒く使ったからな〜本日使う餌もアミエビ&ベビーボイルホタテ。ここら一帯のハゼ釣り場のご意見番O氏から、生芝エビやら生サクラエビやらいろいろ貰って試してみたけど、ハゼ釣りの餌として合格したのはアミエビのみ。他の餌も釣れなくはないんだけど、あえて使い続けるほどの性能でも無かった。今思えば、O氏はオッサンを利用して釣れるかどうかの実験をしていた節があった。まぁ、オッサンもいろいろ試すのは好きだから別に良いんだけど…こういうのは、仕掛けや釣り方によって釣れる釣れないがあるから、どの餌が良い悪いは一概には言えないけど、オッサンが使う餌として生き残ったのはアミエビだった。ちなみにベビーボイルホタテは、オッサンの中では不動のヴェスト餌なのは言うまでもない。ず〜っとハゼ釣りの餌として使い続けてきたので、もう人間様の食料として見れなくて、ホタテを食べると「ハゼのエサ食ってるよ…」とブルーになるほどだ。両エサ共にまだ凍っている使う仕掛けはいつものようにハリス3cmの胴突き仕掛け。金針は別にこだわってる訳ではない準備完了にてさぁ釣るぞ!と意気込んだが、まだ餌が凍ってるので使いもんにならず…なので、ブレックファースト。ホットスポドリ&栗ようかんというトホホなラインナップモグモグしながら気になるのが潮位。本日は大潮で、今現在はドンドン潮が引いてる状態。『秘密の花園2』は潮位が低くなると厳しくなってくるので、一刻も早く始めたい所存でございまふ。潮がみるみる内に低くなってくるもう待ってられないので、口にようかんを入れたまま釣り始めるが、いきなりむせて咳き込む。オッサンももう歳なので、最近はやたら誤嚥が多い。もともとあまり噛まずに食べ物を飲み込んでしまうんだけど、最近は、水や自分のツバを飲み込んでもむせてしまうほど。「オラは、こうやって死んでゆくんだな…」こんな辺境の釣り場で倒れたら、救急車来るのかな?それとも、淀ちゃん(マッコウクジラ)みたいに沖合に曳航されて沈められるのかな?くだらないことを考えながら、やっと餌が付けられるくらいに解凍完了。アミエビとホタテのコラボ餌海に返る日を夢みながら、ようやくハゼ釣り開始。まぁ、”一応”数はそこそこだが…適当に目に付いた穴に落とすが、シ〜ン…と生命反応がない。もうこの時期なので、餌を落としてすぐに喰ってくることは稀。スンスン…と数cm竿先を上下させて、餌を揺らして誘ってみるが、な〜んも反応なし!ヒャ〜!思ったよりも厳しいな。今のところまだ潮位があるから、そこそこの深さで勝負出来るけど、大潮の早い潮の流れを見る限り、早めに勝負を掛けないと状況は悪くなるばかり…と言うのは分かっちゃいるけど、アタって来ないことにゃ〜こちとらもやりようがない。せっかちなオッサンだけど、辛抱強く30秒ほど長めに誘いながら、三つ目の穴でやっとハゼのアタリが来た!この時期にありがちなのが、スンスン…とアタって来るが、大きく引っ張る本アタリがなかなか来ない事態。ムムム…、敵がそう来るなら、こちとらにも考えがある。アタリをハゼ任せにしてもラチが明かないので、ス〜〜〜…っと、ゆ〜っくり竿を上げ続ける。このスピードは喰いの加減によって違うんだけど、今日みたいに寒くて厳しい時は1cm/秒くらいかな。すると!餌を逃すまいとハゼが引っ張り返して来るや否や(=as soon as)アワセを入れる作戦。というわけで、本日の一匹目が上がってきた。まずはボウズ逃れでホッとする同じ穴からすぐに釣れてくるが、サイズは…だ!しかし、このクソ寒い時期にハゼが釣れるだけでもヨシとしないとやってられん!サイズうんぬん言ってられんわぃ!同じ穴でまだ釣れるが、もうトホホなサイズだ。釣れるとは言え、コレはさすがに…とりあえず、最初に釣れた穴から4匹釣れたのでヨシとしましょう!次のアタリ穴を探すが、そう簡単にはアタって来ないんだよね〜経験上、ハゼがいる穴ってなんとなく分かってくるんだけど、「コレはハゼいるだろ!」って穴に落としても、音沙汰なしも結構ある。たぶん、ハゼはいるんだろうけど喰ってこないだけ…と信じて仕掛けを落としてゆく。っていうか、無理にでもそう思い込まなきゃ〜、こんな極寒のなかでハゼ釣りしてられん!どうやったらハゼが喰ってくるのか?を試行錯誤するんだけど、やることなんて少なくて、エサを大きめにして目立たせたり、長めにチョンチョン!と誘い続けたり、何度か入れ直したり…この時期にありがちなのが、カスるようなアタリの後、もう喰ってこない事態。明らかにハゼのアタリなんだけど、こんなしょぼいアタリではとてもアワセを入れらんない!一旦竿を上げてから、再度ゆっくりめに仕掛けを落としても、またしてもカスって来る。グ〜ン!と引っ張る本アタリが来ないんですよね〜んで迷うのが、この穴でもう少し粘るのか?それとも次の穴を攻めるべきか?こういうのって小ハゼが多いいんだけど、たかが小ハゼのために時間と労力をかけるのか?大ハゼを期待して、居るのかどうかも分からない、次の穴に移動するのか?迷うんですよね〜!こういう時はすぐ近くの穴に移動して、しばらく時間を置いてから、またカスリ穴に戻って来るとアッサリ釣れることも多い。まぁ、逆にアタって来ないことも多々あるけどね。本日は、釣れた穴からは2匹くらい釣れる事が多いかな。実際にはもっとハゼがいて、アテっては来るんだけど、ハリ掛かりが甘かったり、餌だけ咥えて上がって来たりでのバラシが多い。そんなハゼはもう喰ってこなくて、この時期の貴重なハゼの姿を見ただけでのバラシはたいそう悔しい!前回でも書いたんだけど、こんな訳でバラシが多いから、釣り上げたハゼを立ったまま手でキャッチなんてリスクMAX。だもんで、今週も竿にハゼをぶら下げたまま大きめの平場の石の上まで持ってきて、安全地帯でハゼを押さえつけ、ゆっくり落ち着いてハリを外すオッサン。傍から見たら「何やってんだ、アイツ?」と思われるだろうが、コレで良いのだ!現に、安全地帯にハゼを置いた途端に自動的にハリから外れる事も多くて、「手でキャッチしてたら危なかった!」と思う事が何度もあった。ハゼって奴は、ビクの中に入れるまでは油断できないのである。時間とともに潮位は低くなり、お昼近くの干潮時間帯には、下から二列目くらいの石にしか水が浸らない程度になった。かなり厳しい状況だけど、目標の50匹まではもう少しなので、アタって来るハゼを見つけなければならない。深めのめぼしい穴なんてもう無いから、こういう時は横穴があるスポットを探す。上から覗き込んで横に穴がある場所に餌を落とすと、ハゼがいる確率が高い。ハゼも隠れる場所が無いもんだから、下がえぐれてる石の下にいるんだけど、餌を喰ってこなけりゃ〜いいもんを、ちょっかい出してくるから釣られてしまう。「どんなにどんなにもがいても、ハリが喉から取れないヨッ♪」っという懐かしい歌があったが、今思えばアレってハリを飲まれている状況で、下手な釣り人の話だよね。そんな話はど〜でもいいが、餌が喰いたくて我慢できない気の毒なハゼが上がってくる。ちょうどお昼過ぎに、目標達成にて納竿。3時間半で52匹。数はそこそこいったけど、15cmにも満たない小ハゼがほとんど…小ハゼ揃いでビクがスカスカだ〜最大サイズはせいぜい17cm。コレで最大か…小さくても一丁前に腹側は真っ黒で、もうハゼ釣りシーズンも終わりが近い。こんなサイズでも真っ黒この感じだと、もうそろそろハゼ釣りシーズンも終了ですね。他の釣り場の常連たちは、既にシーズン終了宣言も聞こえてくる。たぶん、この釣り場も釣れるハゼのサイズがミニマム化して、数も上がってこなくなる感じで終わるんだろうて…オッサンも、次の釣行でそろそろおイトマしようかな…次の記事>>>「2022年45回目のハゼ釣りは恐怖の夜釣り」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2022年45回目のハゼ釣りは恐怖の夜釣り
    2022年度45回目のハゼ釣りはまさかの夜釣り…2023年1月28日。2022年度45回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:旧江戸川(葛西大橋付近)天気:晴れ釣行時間:16時30分(潮位:65cmほぼ干潮)〜20時00分くらい(潮位:121cm上げ7分)小潮水温:7度釣果:マハゼ12匹(6〜18.5cm)オッサンとI氏の二人分 ロッド:ダイワキスV(1.8m)&SZM PACK-STICK10-240(2.4m)リール:ダイワREBROS 2004H&シマノACCORTXT 2500Sハリス:フロロカーボン1号ハリ:流線7号オモリ:小田原8号エサ:アオイソメ天秤での40cmと20cmの振り分け仕掛け釣りモノによって違うけど、「夜は釣れやすい」という事をよく聞く。『夜は暗いから、魚の警戒心が薄くなるからなのかもしれない』とオッサンは勝手に想像している。コレは、あくまでオッサンの想像である。なにせオッサンは、夜に釣りをすることがほとんどないからだ。釣り仲間からは、夜は良型・大型が釣れる!というのを良く聞くんだけど、オッサンはやろうとは思わない。ナイスな型を釣りたい欲望は人一倍あるんだけど、夜に釣り糸を垂れるとなるとハナシは別だ!確かに面倒くさいという理由もあるんだけど、もっと他の理由により、夜は水辺に近づかないようにしている。まぁ、ココまで言えば察しがつくと思います。その通り!超自然現象的なお話です。信じる信じないはあなた次第なんですが、オッサンは信じる云々以前の問題で、実際に数々の体験をしているもんで…歳とってからは、感性が鈍くなったのか、モウロクしたのか、ソレラと絡む事は無くなったけど、ギンギンに尖っていた若ぇ〜頃はそりゃ〜酷いもんだった。ほぼ同居していたような状態だったので、その手の体験は日常生活の一部で、当たり前だった。オッサンの経験上、昼夜問わずどんな場所でも、エニタイム&エニプレイス関係ないんだけど、それでも夜と水辺はヤバい事が多い。だもんで、それらが合わさる夜釣りなんて、ほぼ自殺行為に等しい。という理由で、今まで避け続けてきた。そろそろ、2022年シーズンのハゼ釣りも終わりの香りがしてきた。名残を惜しむように、釣り仲間のI氏からハゼ釣りのお誘い。なんでも、旧江戸川にて、チョイ投げで良型大型のハゼが釣れてるらしい。「ご一緒にどうですか?」オッサンも穴釣りばかりで少々マンネリ化していたので、ふたつ返事で行ってみることにした。必要なアイテムやらどんな感じやらの打ち合わせの最後に「んだば、15時に迎えに行きます!」はぁ?15時って何?そうだった!この人は最近夜釣りばっかりしてる人だったぁ!I氏はナイトゲーム当然で話を進めていて、片や、オッサンは明るい日中の釣りで考えていた。この衝撃に気付いた時には既に遅し…恐怖の夜釣りに行くハメになったのでした。行くとなったら、こちとらも準備をしなければならない。チョイ投げ釣りのアイテム達は、チョチョイのチョイで準備完了。いちばん大事なのがお守り。強力なお守りを3つ厳選し、持参する。もっと厳重に身体中に経文を書くべきか?とも思ったが、露出する頭部は無理だよね?耳なし芳一のように、耳だけならともかく、頭ごともぎ取られてはシャレにならんので経文作戦は止めておいた。とにかく、夜の釣り場へいざ!明るいうちに釣りの準備をば時間通りにI氏が迎えに来てくれた。本日の現場は、旧江戸川の葛西大橋のたもと。You Tubeでよくハゼ釣り動画をやってて、今の時期ならチョイ投げでナイスなハゼが釣れるとか釣れないとか…現場のすぐ近くにコインパーキングがあるから楽チンだ!釣り場へ到着すると既に10人くらいの釣り人がいた。半分くらいはルアーマンで、ビュンビュン投げている。もう半分くらいは、大人しく釣り糸を垂れているから、たぶんハゼ釣りだと思うけど遠すぎてよく分からじ。こんな時期にもそこそこ釣り人がいるのねI氏曰く「17時くらいからハゼが出勤するから、時間的にまだ早い」らしい。明るいうちに釣りの準備。ロッドは出発前にセッティング完了していたので、まずは竿立てから。当然ながら、オッサンは竿立てというオシャレなアイテムは持ってない。たかがハゼ釣りなんぞに、雀の目ヤニほどの蓄えを使うわけにもいかんので、今持っているモノを有効活用する。『三脚』といえば、カメラ用のあったので、コレを使うことにする。安っぽいカメラ用の三脚この三脚に、竿を掛けられるようにすれば良いだけの事だ。っという訳で、竿掛けアイテムを作ってみた。単純にこういう感じスチールのフラットバーの両端に、Rの金具を溶接しただけ。簡単、簡単。問題はこのアイテムと三脚の接合部。日本にはボルトの規格が、ミリ単位とインチ単位が混在している。ミリが一般的なんだけど、インチもそこそこ出回っているから厄介だ。ミリは「とお(10)ミリ」とか「12ミリ」とか分かりやすい呼び方なんだけど、インチの方は、1/4インチは「二分(にぶ)」、3/8インチは「三分(さんぶ)」とか日本独自の古臭い呼び方。インチなんて普通は分からないのが当たり前だよね〜当然ながら、ミリとインチに互換性はない。んで、オッサンが持ってた三脚のカメラ固定部は、1/4(二分)のボルトだった。なんでインチなんだか…しょうがね〜な!と会社を物色し、二分のタップを見つけた。タップとはネジ山を作るアイテムで、下穴をあけて、ボルトネジみたいのをグリグリと回転させながらねじ込むとネジ山が出来る、ご機嫌なアイテム。この作業を「タップを切る」と言いますが、今どきはあまりやらんわな〜竿掛けパーツの真ん中に二分のタップを切れば完成!簡単、簡単。三脚と合体すれば、なんちゃって竿立ての出来上がり〜こんな感じになる元々はカメラを色んな角度に固定できるので、凸凹の地形に三脚を立てても、竿掛け部の角度を調整すれば簡単に水平がとれる。意外に使えるかも!強度はちと弱いが、ハゼ釣りに使う程度だから、ど〜でもいいや!お次は仕掛けの準備。本日はチョイ投げなので、天秤仕掛け。天秤は、今は使ってないけど、シロギスで使っていたアーム部が立ち上げるタイプの奴。小田原オモリとあわせるとアームが立つ!ハリスは、長さ40cmと20cmの振り分け式の二本針。二本針なら枝ス式が一般的で使いやすいけど、せっかくこの天秤を使うので、振り分け式の方が餌がフワフワ動いて、ハゼが喰ってくるという作戦。針は流線の7号。手持ちじゃなくて置き竿なので、向こうアワセ用の針にしました。向こうアワセの流線針餌は、オッサンはアオイソメで、I氏はオレンジイソメ。こういうところにやる気というか、財力の差というか…水温は7度で、ここしばらくは寒い日が続いたし、日が暮れてきたので冷たいな〜ヒャ〜!冷っこい!まだ明るいから釣れないんだけど、適当に放り投げておく。I氏とオッサンで4本竿体制暇なので、まずはオヤツをやっつける。釣り場で食べるのって、いつもより美味しいよね!釣り場の対岸は夢の国。向こう側は、カップルや家族連れが甘酸っぱい声を上げているが、こちとらは、このクソ寒い中で震えながら、魚とイソメ臭くなりながらの夜釣り。川を挟んだだけで、天国と地獄のギャップ。「ここは三途の川か?」悔しいので、ネズミの耳のカチューシャでも付けながら釣りすっか?それともホーンテッドマンションのメイドみたいなカチューシャが良いかな?そもそも、オッサンがそんなの付けてたら何のプレイだろう?って思われるよね?しかし、それ以前に通報されるだろうて…対岸は夢の国のホテル群極端なギャップを噛み締めながら、竿先を眺めるが、未だに何の生命反応もなし。今現在は干潮時間帯なので、これから潮が上がってきたら期待できるかもしんまい。これからが勝負!釣れなくもないが…次第に辺りが暗くなり、魑魅魍魎が跋扈する時間帯に突入してくる。オッサンはお守りを握りしめ、緊張が走る時間帯。不意にI氏が挙動不審に!何かが憑依したのか?と思ったら、「アタった!」と猛烈にリールを巻きはじめた。上がってきたのは本日の一匹目。お〜!釣れた釣れたI氏の言った通り「暗くなってくると釣れる!」は本当だったらしい。ガンガンにアタる訳じゃないけど、忘れた頃にアタっては来るが、針掛かりしないハズレが多い。オッサンの方にもアタっては来るが、「また掛からなかったか…」とリールを巻いていると、申し訳無さそうに本日の一匹目がくっついてた。こんなのも釣れるんだ…当然、即リリース。置き竿で手持ち無沙汰なもんだから、事あるごとにリールをチョロっと巻いたりして、ついつい竿をいぢくってしまう。恐らくは、ハゼはゆっくりと餌に近づいてくるんだろうから、いぢくり過ぎも良くないんだろうな…でも、ヒマだし…今まではオッサンの方は掛からない程度のアタリが多かったけど、やっと分かりやすいアタリが来た!リールを巻くと明らかに魚が付いてる手応え。この二匹は一荷で釣れた!そして、この一荷を皮切りに忙しくなる。二人の竿に頻繁にアタリ出した。忙しくなってきたぞ!型は小さいんだけど、こんな時期だから、釣れればヨシとしましょう!挙句の果ては、こんなんまで…↑しつこいぞ!最初はゴミかと思ってたら魚で、ダボかと思ったらハゼだった。こんな時期に、まだこんなサイズがいるんだ!この小ハゼを最後にパッタリとアタリが無くなった。アタリ出したのは僅かに10分程度…その後はたま〜〜〜にアタリはあったが、針に掛からず…そして、何のドラマも無く納竿。3時間半で、バケツに入ったのはオッサン5匹で、I氏7匹の計12匹。厳しいな〜!たぶんハゼがアタって来るレンジはあったんだろうけど、最後までソレが分からず。そもそもがソレが分かったところで、暗くて何も見えないもんだから、どこに仕掛けが落ちたのかも分からず…夜釣りってよく分からんな〜細かい竿の操作やアタリの気配が見えないから、どうしても釣りが雑になってしまいます。きっと夜の方が良型大型が釣れやすいのかもしれないけど、やっぱり釣りは明るい方が良いな〜お守りが効いたのか、オッサンの感性が鈍くなったのか、幸いなことに怪しい出来事は何も起こらずに良かった、良かった。って思ってたら、実はお守りがひとつ行方不明になった。どこを探しても出てこない…同じポケットに手袋を入れてて、しょっちゅう出し入れしてたから落ちたのかな?まぁポッケから落ちた案が濃厚だが、もしそうじゃなかったら、オッサンの身代わりをしてくれたのかもしれない。いづれにせよ、夜釣りは油断がならない。次の記事>>>「2022年46回目のハゼ釣りはいよいよラスト!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2022年46回目のハゼ釣りはいよいよラスト!
    2022年46回目のハゼの穴釣りはいよいよラスト!2023年1月29日。2022年度46回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園その2」※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:8時30分(潮位:145cm上げ8分)〜12時00分くらい(潮位:145cm下げ2)小潮水温:8℃釣果:マハゼ20匹(11〜18.5cm) 竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m  道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アオイソメ&アミエビ&ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けいよいよ、2022年度シーズンもラストのハゼ釣りとなりました。今シーズンはいろいろあったな〜いつもの夏のハゼ釣り場では、工事でマトモに釣り場にすら近寄れなかった。まぁ、だからこそ一般の釣り人が少なくて、数が釣れた年でもあった。冬の穴釣りでは、新たな穴釣り場『秘密の花園その2』に通い始めた。本日も来てるんだけど、こんな時期なのに数釣りが出来る珍しい釣り場で、このような貴重な釣り場は大切にしたいところ。しかし、今季も20cmオーバーは釣れなかったなぁ〜仲間は上げてるんだけど、オッサンだけ釣れないんだよな〜なんでだろ…?日頃の行いと言われれば納得せざるを得ないが、それでもコレだけ数釣ってるんだから、一匹くらいは釣れてもバチは当たらんだろ!昨晩は恐怖の夜釣りだったが、いかんせん釣れなくて、くすぶったハゼ釣りだった。その八つ当たりをすべく、本日も朝っぱらから出撃なんだけど、やはり疲れは残っているようで、愛車を漕ぐ力もヨレヨレだ。寒さと戦いながらチンタラ釣り場に到着すると、いつもよりも多くの穴釣り師達がいた。考えることは皆同じで、本日、1月の最終日曜日で今シーズン終了とする釣り師達。だもんでラストは頑張りましょう!なんだと思う。オッサンも気持ち的には『お疲れ様でした!』ではあるが、2022年度のラスト記念として、一発逆転を目指してあるスポットを目指す。『秘密の花園2』の二回目にもチャレンジした、通称【サルガッソー・エリア】ちなみに『サルガッソー海』とは、北大西洋のバミューダ・トライアングル内に位置する「船の墓場」と恐れられた海域。なんだけど、実際には船の残骸や幽霊船なんてなくて、サルガッソー海にはそれらしきものは見当たらないらしい。伝説の生まれた背景としては、凪が多く、魚が全く漁れない海域だったが故に、船乗りからは忌避されたと言う説が有力らしい。ちなみに海藻が船の進路を妨げるからと言う伝承もあるが、確かに海藻こそ多いものの、航行に支障をきたす程ではないらしい。なんだそりゃ〜!って感じですな。こういう海に関する伝承って大げさな事が多いよね!でも、海は人間の世界じゃなく、ちょっとしたことでも命に関わるから、敏感になる気持ちも分かるな〜ちなみに【サルガッソー・エリア】の呼び名は、通称でもなんでもなくて、オッサンが勝手にそう呼んでるだけでして…このエリアは、広大な『秘密の花園2』でも最奥部に位置する。ただでさえ辺境の地の釣り場へ苦労してやって来て、更に釣り場内での大移動。しかも、良型大型ハゼが釣れるならいざ知らず、釣れないくせに根掛かり率がハンパないので、モチベーションを木端微塵に打ち砕く苦行エリア。なので、誰も釣り糸を垂れないもんだから、もしかしたら超大型ハゼがバンバン釣れるかもしれない、という期待がないわけでもない。ロマンというか、野望というか、我欲を満たすために一発勝負を掛けるオッサン。トコトコと釣り場を移動し、最果てエリアまでやってくるが、こちらは通常エリアとは少し方角が違うので、なかなかの寒風が吹き付けてくる。風で水面が波打って、狙うべき穴がよく見えない。穴が見えないんですが…しかし、大型ハゼ釣っちゃる!と誰もいない釣り場でひとり意気込むオッサンなのでした。やっぱり地獄の根掛かりエリア本日使う竿は『行雲流水1.5m』実は、しばらく使っていた『小魚名人1.5m』は折ってしまいまして…もうかなり使い込んでいて、粘りも無くなり固くなっていたので、もう時間の問題だな…と思っていた矢先、根掛かりを外そうとブンブンやったらバキッ!とね。まぁ、竿は使っていればいつかは折れるから、しょうがないかな…予備でこの竿は二本持ってる餌は、昨日の余りのアオイソメから。大型ハゼ狙いとなると、やはりイソメが良いでしょう。虫餌の方が釣れる型が良い傾向一応、針掛かり重視で垂らしは短めからのスタートだが、喰いが悪くなるので難しいところ…喰ってくるかな?水温は8℃でやはり冷たいな。コレくらいの水温が底になるのかな?さぁ、いよいよ今シーズンラストの穴釣りを始めたいが、風が吹いているので、水面が波立っていて穴がよく見えない。まぁ、適当な穴から始める。狙うは大型なので、そこそこの深さがある穴を探す。このエリアでは、穴選びは慎重にしなければならない。なにせ、一度落としたら根掛かりする確率がかなり高い。無事に仕掛けを回収する最善策は、ハゼを掛ける事だから、落としたらハゼに喰わせにゃ〜ならん。すぐに70〜80cmはある深い穴が見つかるが、生命反応は無し!スンスンと細かく&しつこく誘うんだけど、な〜んの反応もない。このエリアは結構深めの穴が多くて、絶対ハゼがいるはずなんだけどな〜ハゼの代わりにダボやカニがちょっかい出してくる。ダボハゼだったら針に掛けちゃえば仕掛けを回収できるけど、問題はカニだ。こいつが餌を掴むと素直に上がってこないし、竿をグン!とやって餌を離されちゃうと、その勢いで根掛かりが多発する厄介者。案の定、根掛かり多発でみるみる内に針が無くなってゆく…今日は、このエリアを攻める前提だったから針を多く持ってきたんだけど、このままではアッという間に針が無くなる。そして、相変わらずハゼのアタリは全くない。1時間足らずの間に根掛かりで針を8本ロストして、ついに心が折れた。この間は大型どころか、一度だけ15cm程度のハゼが餌だけ咥えて上がってきて、水面でバレたのを見たっきり…コレ以外はアタリさえ無かった。やっぱりダメじゃん!移動じゃ!!2022年度のハゼ釣りも大団円にて終了いつもの側にやって来る。ハゼ釣り人は6人ほど見えるが、それぞれがあまりにも離れているので、釣れてるのかどうかは全くわからない。こちら側のハゼは型は期待していないので、アミエビとボイルベビーホタテがメイン餌になる。イソメ&アミエビ&ホタテの豪華な餌の布陣目につく適当な穴に落とすと、3つ目の穴でハゼのアタリあり!この時期になると、素直にグ〜ン!と引っ張る本アタリがなかなか来ない。前アタリのスンスン!で待ってみたけど、本アタリが無いまま沈黙…「やっぱりこんな感じなのね…」一度回収し、餌を付け直して再度落とすと、すぐに喰ってくる。スンスン…このまま待ってても同じなので、ゆ〜っくりス〜〜〜っと竿を上げると、グ〜ン!と引っ張ったのでアワセると掛かった!とは言え、油断ならないのが今の時期の穴釣り。基本的に喰いが浅いもんだからハリ掛かりも甘いことが多くて、ハゼに好きにさせておくとバレる事も多い。微妙な力加減で穴から引きずり出したら、サッサと水中から上げてしまう。大き目の平らな護岸の上にハゼを下ろしてから、落ち着いてハリから外す。ここで以前にも書いたけど、釣れたハゼを手でキャッチなんてやってたら、せっかくのハゼがポチャ!と落ちる可能性が高いのである。やっと本日の一匹目その穴の活性が良い内にサッサと勝負をかける。すかさず、次も着底と同時にアタって来る!サイズは見なかったことにしよう…んで次も!せめてコレくらいのサイズは欲しいよねアタリがあればこちとらのやる気も出るが、もう一月も終わりのこの時期になると、なかなか来ないんだよね〜絶対ハゼは穴にいると思うんですよ!全部の穴とは言わんけど、そこそこの深さがある良穴には、ハゼはいるはずですよ!ソレをどうやって喰わせるのか?がこの時期のメインテーマになります。オッサンはせっかちだから、ハゼとの我慢比べが出来なくて、すぐに見切ってしまう。オッサンとは対極で、ひとつの穴でず〜っと待ってる仲間もいて「よく我慢できるな〜」と感心する。もちろんただ待ってるだけじゃなくて、チョンチョン!と誘ってはいるんだけど、待てるんですよね。オッサンならもう3つ4つ先の穴まで行ってるよ!な長時間待っていて、それでハゼが喰ってくるんだから不思議なもんだ!こういう釣り方を見ていると、ハゼとの我慢比べも大事だな〜と思うし、やっぱりハゼってたいていの穴にはいるんだな!とも思うが、オッサンには絶対あんな呑気な釣りは出来ないな!と痛感もする。なので、良さそうな穴だったらなるべく長めに待つんだけど、なかなかアタって来ないんだよね〜本日改めて思ったんだけど、イソメの威力ってスゴイな!基本的にアミエビとホタテのコラボ餌でやってるんだけど、粘ってもアタリがない穴で、イソメ餌にチェンジした途端にアタって来る事が多発した。今日はたまたまイソメが当たり餌だったのかもしれないけど、不思議なくらいイソメに喰ってくるんですよね〜特にイソメの尻尾部は特エサだった。頭に近い方は太いから、ハリ掛かりし辛いんだけど、それでもきっちりアタって来た。エビとかホタテ餌を使ってて、前アタリだけで終わった穴でも、必殺のイソメの尻尾を使うと落としてすぐに一気に本アタリしてくる喰いっぷり!コレは、死んだ餌と活きた餌の違いなんだと思う。人間様がいくらチョンチョン誘っても、しょせんは人工的な不自然な動き。反面、活きたイソメはとても自然な動きなので、ハゼの本脳が刺激され、我慢できずに喰いついて来るんだと思う。しかもイソメで釣れるハゼは型が良い!こんなのとかコレも本日最大の18.5cmも全部イソメ餌とは言え、イソメも残り少ないので、ここぞ!というポイントでのスポット参戦を余儀なくされた。イソメ餌を使ってその穴の活性を上げつつ、エビ&ホタテ餌も交えて一気に勝負を付けるという作戦で釣り続けた。という訳で、3時間半ほどで20匹という釣果で、だんだんと釣れなくなってきた。さすがに釣れなくなったな…とは言え、もう1月の終わりでコレだけ釣れるんだからヨシとしなくちゃね!この釣り場『秘密の花園2』は数が釣れるけど型が小さい…という都市伝説は、もしかしたら餌の問題なのかもしれない。今までは、釣れるハゼが小さいから、喰わせる必要が無くてハリ掛かりの良い、ホタテとかエビ餌を使っていた。んがしかし!イソメ餌を使えば数は多少落ちるかもしれないけど、型が良くなるかもしんまい!と思ったんだけど、年配の常連たちはイソメ使ってるけど、たいして釣れてないし型もイマイチなんだよね〜う〜ん…、難しい問題だ。とにかく、本日で2022年度のハゼ釣りも一旦終了となります。次は6月に入ってからか、もしかしたら5月の終わりくらいには、2023年のハゼ釣りも開幕するのかな?来シーズンはどんなハゼ釣りになるやら…週末はほぼず〜っとハゼ釣ってたから、コレでやっと冬眠に入れてホッとしています。釣り場でお会いした多くの釣り師の皆様に深く御礼申し上げます。また釣り場でお会いしましょう!次の記事>>>「2022年47回目のハゼ釣りは終わったハズでは…?」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2022年47回目のハゼ釣りは終わったハズでは…?
    2022年度47回目のハゼの穴釣りは【オッサン・リターンズ!】2023年2月5日。2022年度47回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園その2」※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:8時30分(潮位:145cm下げ5分)〜10時00分くらい(潮位:112cm下げ8分)大潮水温:9℃釣果:マハゼ9匹(12〜15.5cm)竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m  道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アオイソメ&ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け聡明な読者ならもう気づいたと思う。「アレ?2022年シーズンのハゼ釣り、終わりじゃなかったっけ?」確かに!先週で2022年シーズンのハゼ釣りは、終了を宣言したハズだった。そして今週、舌の根も乾かぬうちに、ちゃっかりハゼ釣りしとるオッサン。まぁ、よくあることですヨ!映画でもシリーズが完結した後に、『リターンズ』とか『ゼロ』とかをタイトルにくっつけて、二番煎じっていうか二匹目のドジョウ狙いで引っ張る事がよくある。まだ話題がホットなうちに、もう少し粘って小銭を稼いじゃえ!みたいな製作側の思惑が見え隠れするが、それら『金魚のフン作品』はトホホでズッコケることがほとんどだ。盛り上がりが最高潮の時にスッキリ終わらせてしまえば良いモンを、くだらん欲で作品本来の世界観をぶち壊してしまう。観る側にしても、空の巣症候群みたいに「終わりが怖い…」アンニュイな気分を引きずっている。そんなコア・ファンの心情を逆手にとったリターンズ作品の数々。それがまた「そうじゃないんだよな〜…」な内容なもんだから、「こんなんじゃ〜、観なけりゃよかった…」と余計にくすぶるハメになってしまう。名曲【よせばいいのに(敏いとうとハッピー&ブルー 1979年)】が脳内でパワープレイしそうなシチュエーション。釣り人とギャンブラーの「これで最後!」ほど信用出来ないもんはない。「泣いても笑ってもコレで最後!」「次で本っ当に終わりだから!」「泣きのもう一回!」以後リピート…いつまでも終わらないネバーエンディング・ストーリーに、脳内はドーパミンが大放出である。前回のハゼ釣行の帰り道、自宅に向かって愛車を漕ぎながら「やっと終わった…」と安堵していた。帰宅しこのブログを書いていると、”ある事柄”に対するやり残し感がムクムクと鎌首をもたげてくる。しかし、もう全世界に向けて終了宣言しちゃったし…別にいいじゃん!こんなブログなんて誰も見てないし!いやしかし、アレだけ「もう最後です!」って言ったんだから、釣り場で仲間に合わせる顔がないぞ!んな立派な顔かよ!いやしかし…葛藤しながらブログ作業していたが、書き終わる頃には「泣きのもう一回!」を心に決めていたのでした。「やり残した事」とは?本日は2023年2月最初の週末。オッサンは2月までハゼ釣りをしたことがない。たま〜に2月までやってるエキセントリックなハゼ釣り師がいたりするが、「ほとんど釣れない…」としか聞かない。”よく2月まで粘れるな…”と奇異の目でそんな釣り人を見ていたが、まさか自分がこの立場になるとは思わなんだ。しかし今シーズンから通っている『秘密の花園2』なら、釣れないことは絶対に無いだろうて…と言い切れる釣り場。なによりも、本日お試ししないと、来シーズンの穴釣りまで約8ヶ月もの長期間、オッサンの中でくすぶり続けなかればならないのである。それはカンベンなので、ならば!とやってみることにした。今朝も真冬の朝だけど、本日は陽気のせいかそれとも寒さに慣れたのか、それほど寒いとは感じなくなっていた。完全防寒仕様で愛車を漕ぎ、一路『秘密の花園2』へ向って40分間のリアル・バイシクル・クランチ。おかげさまで、現場に到着する頃には汗だくになっていた。自転車置場っていうか、別に駐輪場ではないんだけど、いつも皆んなが適当にチャリを置いている場所には、ちゃっかり知った自転車が並んでいた。「なんだよ!皆んな先週で終わりって言ってたじゃんかよ!」考えることは同じで、皆さん引きずっているようだ。釣り場には、そんな未練タラタラな釣り人が並んでいた。当然MR氏も居やがって、開口一番「アレ?先週で終わりじゃなかったの?」”お前もな!”の気持ちをおさえ、爽やかに挨拶を交わし、ハゼ釣りの塩梅を伺うと「開始15分で5匹上がったから、今日は良いかもしんまい!」とナイスなレスポンス。もう2月のこの時期に釣れるだけでもたいしたもんだが、短時間でこの釣果なら期待できる。オッサンもさっそく釣りの準備。本日も竿は【行雲流水(1.5m)】少し前に【小魚名人(1.5m)】を折ってしまったので、この竿が穴釣りのレギュラー竿になった。まだ新しいから、下手しなけりゃ〜折れんだろ?水温は9℃でホンのちょっと温かいから、期待できるぞ!魚は1℃違うだけで全然違うハズ本日の餌はアオイソメ&ボイルベビーホタテ。ホタテが冷凍焼けしちゃってるな〜んで、本日のテーマを発表するとイソメ餌は本当に釣れるのか?でございます。この『秘密の花園2』の穴釣りでは、ハリ掛かり重視でアミエビとホタテ餌でやっていた。穴釣りシーズンが終わりに近づくにつれてアタリが遠のき、穴に入れてからしつこく誘わないと、なかなか喰って来なくなっていた。しかし前回、イソメ餌を投入すると明らかにハゼの喰いが良くなり、穴に落とすとすぐに喰ってくるという現象が多発。しかも、良型大型ハゼが積極的に上がってくるという状態。コレは本当にイソメ餌だからなのか?それともただの偶然なのか?なので、本日のテーマは【イソメ餌の謎に迫る!】でございます。準備完了にてハゼ釣り開始じゃ!っと思ったが、オッサンは朝から何も食ってないので、ハゼに喰わす前にオッサンもブレックファースト。栗ようかんとホットスポドリというトホホな朝飯。朝ご飯、コレだけかよ…『本当に』2022年シーズン終了でございます当然ながら、まずはイソメ単体で開始。垂らしは3cmくらいから。コレくらいかなスルスルと落とすが、今現在の潮は干潮に向かって引いてる状態なので既に潮位が低く、良さげな深さの穴が少ない。まぁ、潮位が引い時って結構浅くても喰ってくるから、簡単に見切らないようにどんな穴でも少し粘ってみる。スンスン…と長めに誘うんだけど、なかなかアタって来ないな〜やっぱり2月ともなれば厳しいな〜っと思ってたら、5つ目の穴でハゼのアタリあり!チョンチョン!と喰ってきたので、ス〜っと竿をゆっくり上げるとグ〜ン!と引っ張る本アタリにて、本日の一匹目。お腹プックリな一匹目すぐに同じ穴からもう一匹。サイズはともかく、釣れればね…本日はお日柄も良く、風も無いし、絶好の穴釣り日和。ただ問題は2月で季節外れなのと、大潮で干潮近しの低潮位。だもんで、なかなかアタリが来ない低活性。アタって来ればこちとらのやる気もUPするのだが、いかんせん生命反応が無い。否!カニは頑張ってくれている。あまりにアタって来ないもんだから、貴重なイソメの尻尾を装着し、必勝体制&期待MAXで投入したにもかからわず、カニが手ぇ出してきやがって!イソメはそこそこ丈夫な餌だから、カニがイソメを掴んで上がってくる事が多い。イソメの胴体部なら別にいいんだけど、尻尾の部位はもったいないから丁寧にカニを外そうとするがブチ!っと尻尾をちぎりやがって!貴重な尻尾になにすんだ!?こんちくしょ〜!っとカニをぶん投げる。もっと問題なのは、アミエビとかホタテ餌だとスルン!と餌が針から外れるから問題ないが、イソメ餌の場合は、竿をブンブンやってもカニも負けじと踏ん張ってなかなか外れない。運良くカニから外れても、勢い余って根掛かりすることが多発し、針や仕掛けロストが多発!こちらの期待通りに、落としてすぐにハゼが喰ってくれば問題無いが、しばらく誘ってるとカニが集まってくるんだよね〜ハゼがアタって来るよりも、カニがちょっかい出して来る方が早くて、根掛かりロストで本日はみるみるうちに針が無くなってゆく…ただでさえ、オッサンは小さな穴が大好物なので、とても根掛かりし易い狙い方。「ヤバいな…、針は多めに持ってきてないぞ!」苦肉の策で、イソメ&ホタテのコラボ餌で巻き返しを図るが、状況変わらず…終いには、イソメがタップリ余ってるので「イソメは余っても持って帰らずに、釣り場にぶちまけるんだから!」とゼイタクに尻尾だけを使い、後は撒き餌にする。さすがは必殺イソメの尻尾で、ハゼの反応がいささかアップする。イソメの尻尾だと違うね〜それでもカニの猛攻には勝てず…ついに、最後の針が根掛かりロストにて終了…わずか1時間半ほどで終了し9匹という貧果に終わりました。う〜ん、コレだけか…年が明けてハゼのアタリが遠のいてから、釣行の度に半分半分の釣果が続いていた。なので、本日はツ抜け(10匹)できればと思ってたんだけど、、針が無くては釣りにならん!もっと針の予備を持ってくるべきだったけど、今回でシーズン終わりなので、余分な針は用意してなかった。んで、肝心のイソメの検証結果ですが、特にイソメじゃなくても別に〜…って感じでした。前回がたまたまイソメの感触が良かっただけ、だったようです。イソメ尻尾のアピール力と針掛かりやすさは別格だけど、尻尾以外の部分は、喰いとハゼサイズが良ければ釣れる程度。イソメの尻尾だけって売ってないのかな?あの細くて先が尖ってて、クネクネ動きまくるあの感じ。ジャリメ(石ゴカイ)とは違うんだよな〜あんな感じの生物って、どこかにいないのかな?もしいたら絶対に特エサになること間違いなし!なんだけど。ある程度、釣りをする方なら経験していると思いますが、その日その時に釣れる餌というのは確かにあります。今日はホタテに良く喰ってきた!とか、逆に、ホタテは喰いが悪かったけどエビにチェエンジしたら途端に喰ってきた!とか。なので、数種類の餌を常備しておくのは決して無駄ではないし、できればそうした方が面白い釣りになる事が多いと思います。MR氏も「餌って本当によく分からない。特にコレが釣れるとかは感じない!」と言っていた。オッサンとは比べものにならないハゼ釣行回数を誇るMR氏が言うんだから、真理なんだと思う。オッサンもコレに同意で、結局は本人が釣れると思う餌を使うのが一番釣れるのだと思います。何度も言いますが、オッサンの場合はボイルホタテの貝柱が一番のお気に入り。簡単に手に入るし、そこそこリーズナブル、余ってもリサイクル可能、付け餌サイズの調整も思いのままで、ハリ掛かりも良好!っときたら使わない手は無いやね!オッサンの帰り際、【Sir midnight】改めTG氏、T氏、K氏がやってきた。なにも一番釣れない干潮の時間帯に来なくても…開口一番「コレで本当に最後だよ!」と釣り人特有の眉唾なセリフ。T氏からドリンクを頂きしばらく談笑するが、皆さんシーズンの終わりが名残惜しいだけで、本気釣りでもなさそう。TG氏に至っては、アルコールが入ってるドリンクを握りしめていた。MR氏は20匹上げていて「この陽気なら来週も来れるかな〜♪」と満更でもないご様子。この人来週も絶対いるね!っという訳で、オッサンの2022年シーズンは本当に終了です。本当だよ!次のハゼ釣りは6月からか、もしくは5月の下旬くらいには開幕してるのかな。気の早い常連は5月の連休明けから開幕しているから、そこらへんの情報を鑑みながら決めたいと思います。でもオッサンの場合は、ハゼ釣りの前にまずはテナガエビ釣りかな。来シーズンはどんな釣りになるやら…新たな発見がたくさんあると良いな〜ここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年第一回目の多摩川テナガエビ釣り開幕戦!
    2023年多摩川テナガエビ釣り開幕でございます!2023年4月23日2023年第一回目のテナガエビ釣りに行ってきました。ポイント:多摩川六郷川橋梁の上流(川崎側)天気:くもり釣行時間:8時30分(潮位145cm下げ3分)〜10時30分(潮位84cm下げ6分)中潮水温:16℃釣果:9匹(13〜16.5cm)竿:「清滝」2.1m&「幸釣四五六」1.8m道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:タナゴ針-極小新半月ウキ:発泡玉浮き(自作)オモリ:ガン球-Bエサ:ミミズ(自己調達)仕掛け:ハリス3cmの一本針ウキ仕掛けまぁ、なんですよ…オッサンは面倒臭がりの愚鈍な性格なもんで、考えちゃうんですよ。”せっかくの休日に釣りなんぞに行くの、面倒臭ぇ〜なぁ〜〜〜…”追い打ちをかけるように、昨夜は友人と飲んでたもんで、いつもより余計に身体がダルい・重い・眠いの三拍子。もう50歳も半ばなもんで、若ぇ頃のように、日付が変わるまで飲んで騒いで壊れてビバ青春!なんて飲み方は出来ないし、話題も終活やら今後の暗い世界情勢やらの景気の悪い内容ばかりだ。オーダーするツマミも、唐揚げやポテトフライなんぞは胃がもたれるので、初っ端から枝豆やらおひたしやらお新香セットとしみったれてるぜぃ!そんないぶし銀な宴の翌日。いつものように布団でイモムシのオッサンは葛藤する。「なんでテナガエビ釣りなんぞに行かなあかんねん!」「しかし、ブログのネタが全く無いぞ!」「いいじゃん!ブログなんぞはど〜でもよ!」「いやいや…、待ってる人が居るかも知れんぞ!」「んな奴いね〜よ!」「いやしかし…」煮えきらずに、ゴロゴロ布団ごと転がってるうちにすっかり朝寝坊。「しょうがねぇな〜!」意を決して起き出す。そのしょうがない原因はズミミ様。オッサンは、昨シーズンからテナガエビ釣りのエサとしてミミズを使い始めた。やっぱりテナガエビ釣りにはミミズが釣れるぜ!っというわけではなく、単にエサ代がもったいないからというトホホな理由。テナガエビ釣りの一般的なエサといえばアカムシで、型が良くなってきたらサシ(ウジ虫)というのが定石。しかしシーズン初期は、釣れるかどうかも怪しいエビ釣り。そんな不確定な釣りものに、大枚はたいてエサを買うのも馬鹿らしい。だもんで、自宅近所の公園のすみっコでミミズをほじくり返し、エビ釣りのエサに使い始めたという次第でございます。よくよく考えてみれば、魚釣りのエサは現地調達という現実もけっこうあったりして、それが一番の特エサだったりするんだけど、まぁ、この場合は単にオッサンがセコいだけだろうて。そんなズミミ様を事前に捕まえてたもんだから、今日は釣りに行かなくちゃならない。でもミミズなんてどこにでもいるんだろうから、使わないならそこら辺にバラ撒いておけばいいんヂャね?妻が大切にしている花壇にリリースすれば、ズミミ様が良い土にしてくれるだろうよ!とも思ったが、万が一、ミミズが原因で花卉が全滅したらちょっぴり罪悪感…っというわけで、テナガエビ釣りにGo!釣れる要素がひとつも無い釣り場今朝はすこぶる寒い。ここしばらくは夏日も記録するほどの陽気だったが、昨日から突然の気温急降下。愛車のハンドルを握る手がかじかむくらいの寒さで、当然ジャンパーを羽織る冬の出で立ちだ。本日向かうは、多摩川下流域のJR線やら京急本線の鉄橋がある辺りの上流川崎サイド。ここらへんはテトラポットが1kmほど並んでいるテナガエビ釣りの聖地。というのはもう昔の話で、昨今は大して釣れないもんだから、釣り人もあまり来なくなったな〜そもそもが多摩川下流域は、何年も前の台風の影響でテナガスポットが激減した。誰もが知るような分かりやすいポイントでは、全然釣れなくなった。恐らくは知る人ぞ知るポイントはあるんだろうけど、そんな貴重なスポットは誰も教えてくれんだろう。中には、そんなオアシスをくだらんブログで全世界にバラすような怪しいオッサンもいるから、親切心で無闇矢鱈にゲロするのは危険である。なので、自力で開拓するか、それらしきエビ釣り釣り師を尾行するのが、ナイススポットを見つける方法。オッサンが通ってるこのポイントは誰でも知ってるんだけど、釣り場としてパッとしないから、エビ釣り人がほとんど居なくてお気楽だ。ほぼ一年ぶりに訪れた懐かしのテナガエビスポットだが、案の定、見渡す限り釣り人は皆無だった。う〜ん誰もいないな…寒いし、風も強いし、曇ってるしで釣れる要素が何ひとつ無いもんだから、誰もこんな日にエビ釣りなんぞしないだろうて…おまけに現在は潮位が高いから、狙うべきエビスポットなんぞ見えやしない。エビの居そうな岩陰が見えないんですけど…まずは狙うべきスポットの掃除から。テトラポットの隙間には、上流からの漂流物が堆積するのでソレらを取り除く。良さそうな場所に限ってゴミが溜まるんだよな〜掃除も終わったので釣りの準備。まずはズミミ様を5mmくらいの長さに切り刻む。近所でほじってきたズミミ様ハサミでカットするたびにブチョ!っと内容物が出てきて気持ち悪い。何で読んだのか忘れたが、ミミズって人間同様の臓器がひと通り揃っているから、医療の分野で重宝されているらしい。なんか見た目、口から肛門まで一本の管で繋がってるだけにしか見えんが、こんなキモい生物でも人類の役に立ってるらしい。本日の竿は清滝2.1mと幸釣四五六1.8m。いずれもハゼ釣りで落選した二軍の竿たち。第二の人生で頑張ってくれ!仕掛けは、何の変哲もないウキ仕掛け。以前は二本針でダブルを狙ったりしてたんだけど、この釣り場は小さな岩の隙間を狙うので、二本針だと根掛かりが多発。なので、針は一本にしました。そもそもココに来るということは、エビの姿が見れれば良いだけなので、数は期待してないし…こんな感じ小さなタナゴ針にちっちゃなミミズを刺し通すんだけど、まだエビ釣り初日で慣れてないもんだから全然出来なくてもどかしい。「タナゴ針ってこんな小さかったっけ?」寒くて手がかじかんでるし、老眼で見えないし…やっとこさミミズを刺し通し水温は意外に高くて16℃。水に触ると温かいくらい準備完了にて釣り開始なんだけど、大事なのがコレ↓ハテ?なんでしょう?コレは竿立てというか、竿を固定する三脚代わり。洗濯バサミで竿を安定させつつ、風とかで転がっていかないように高ナットのオモリを付けています。なにせこの釣り場はテトラポットの上でやるもんで、足場も竿を置くのもテトラポットの上。一本竿なら手で持っていれば良いんだけど、オッサンは二本竿なので置き竿になります。なので、風が吹いたり、竿の置き場所が悪かったりするとコロン!と落ちてしまうので、それを防止するアイテムです。こんな感じに使いますさぁ!2023年度もテナガエビ釣りの始まりじゃ!思ったよりも釣れたよ〜!理想を言えば、入り口は小さくて岩の下がエグれて広くなってる感じのスポットが良いんだけど、そんなもんは見た目で分かるはずもない。なので、適当な岩の隙間に適当に落とす。広さのあるポイントならウキの動きでエビが来たかどうか分かるんだけど、この釣り場みたいに石と石の小さな隙間に落とすポイントだとほとんど分からない。まぁ、ウキがチョン!と動いたり、ス〜っと石の下に持って行かれる事もあるけど、ほとんどはテナガエビが喰ってきてもその場で居喰いになるからウキに変化はない。だもんで、ココでは適当な頃合の時間で聞き上げる感じになります。まずは本日最初の聞き上げ開始。ス〜っとゆっくり竿を上げ、オモリの重さを感じ始めてからさらに上げる速度を落としてみると、オモリ以上の重さを感じる。おっ!っと思った瞬間に、クンッ!と竿が震えてエサを離された。テナガエビが付いてたんだけど、針に掛かってなくて逃げられた。こんチクショ〜!と思ったが、一発目からエビがちょっかい出してきたという事は期待できそうだぞ!その振動の感じから、小エビよりももう少しサイズがありそうだった。すぐに同じスポットに落としてしばらく様子見。慎重に長めに3分ほどしてから再度聞き上げてみると、ククン!ククン!と懐かしいテナガエビの感触が!?テナガエビってこんなに引いたっけ?というナイスな引きで上がって来た2023年度の一匹目は、良型だった。お〜!ナイスサイズ!テナガエビって集団で居ることが多いから、釣れたスポットは集中して攻める。お次もすぐに同じスポットから上がってくる。良いね〜!オッサンはエビは持って帰らないので、どなたかに差し上げるかリリースなんだけど、本日はオッサン以外に釣り人は居ないのでリリース確定。テナガエビって虚弱体質なのか、針が口深く刺さっててなかなか外れないとすぐにご臨終してしまう。できる限り丁寧に針を外すんだけど、エビの口って複雑怪奇な形状。思ったように外れないんだよね〜この口って、どうなってるんじゃ?スタートからいい感じで釣れてやる気になるんだけど、本日は中潮でドンドン潮位が低くなってゆく。さっきエビの反応があったスポットに、エサを付け直して落としても、あっという間に水が無くなってゆく。なので勝負は早めにつけなくてはならない。飽きない程度にアタリはあるんだけど、せっかちなオッサンはゆっくり喰わせないで、ついつい竿を必要以上に上げてしまい逃げられる。本来なら、ゆっくり竿を聞き上げ↓テナガエビの重さを感じたら↓よりゆ〜っくり竿を上げ、その時のエビの反応の強さに応じて、そのまま上げるか?orもう一度下げて喰わせるか?を慎重に見極めなければならない。しかし、まだシーズン初めなもんで、そこらへんの微妙な操作が出来ずにバラす事態が多発。釣り始めからそこそこアタリが続いてたんだけど、かなり潮位が下がってしまい、頃合いの水位ではなくなってしまった。当然アタリが遠のき、釣れなくなる。全く期待していなかったかんだけど、思った以上にテナガエビの反応が良かったので満足してしまい納竿。2時間で良型揃いの9匹という釣果。シーズン最初でコレだけ釣れればOK!最大サイズは16.5cmあり難いことに、皆さん元気に多摩川へお帰りになられました。例年なら、シーズン最初のテナガエビ釣りはボウズも珍しくない。その後も釣れたとしても小エビが突いてくるくらいの内容なんだけど、本日は良型ばかりでそこそこの釣果でした。しかも、外道のダボハゼが一匹も上がらなかったというのも珍しい。とは言え、一回目はだいたいが4月初旬なので、今シーズンは2週間ほど出遅れたから釣れたのかな?でも、釣れたのは単に時期だけが理由でも無い気もする。もしかして、2023年はテナガエビ釣りは当たり年なのかもしんまい!まぁ釣り人特有のお花畑思考なんだけど、この真偽は今後の釣果でハッキリするでしょう。とにかく始まった2023年のテナガエビ釣り。今後に期待したいが、この釣り場に通うのってキツイんだよね〜多摩川の反対側でちょっと遠いし、テトラ帯をチョロチョロ動き回るのって体力と筋力を使うし…どこか他に良いテナガスポット無いかな〜?次の記事>>>「2023年第二回目の多摩川テナガエビ釣りは玉砕!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼやテナガエビサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年第二回目の多摩川テナガエビ釣りは玉砕!
    2023年二回目の多摩川テナガエビ釣りはボウズだよ!2023年4月29日2023年第二回目のテナガエビ釣りに行ってきました。ポイント:多摩川六郷川橋梁の上流(川崎側)天気:晴れ釣行時間:7時30分(潮位120cm)〜9時30分(潮位120cm)長潮水温:19℃釣果:ボウズだ〜!竿:「GR愁渓」2.4m道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:ナイロン0.8号ハリ:タナゴ針-極小新半月ウキ:シモリウキオモリ:ガン球-B2個エサ:ミミズ(自己調達)仕掛け:ハリス3cmの一本針ウキ仕掛け釣りはいつも釣れるとは限らない。たとえ大都会に位置する都市河川での釣りとは言え、自然相手は如何ともし難い。大自然に対しては、人間なんぞの欲望・野望・願い…はことごとく打ち砕かれてしまうのだ。釣りには、”一応”釣れる状況が確立されてるように言われる。代表的なのが、朝マズメ夕(ゆう)マズメや大潮・中潮などの潮汐や潮流。もっと細かくなると、そのポイントでの水中地形の変化や時期的な魚の習性…etc数多の釣り師が、長年の経験や知識から導き出された釣れると言われる状況は、確かに存在する。んがしかし、それが絶対か!?というとそうでもない。釣れる状況なんだけどサッパリだったり、逆に、全く期待してなかったけど爆釣!も何度も経験してきた。その不確定さが釣りの魅力であり、醍醐味であり、魔性でもあり、あなたを廃人へと引きずり込む。釣れなかったら「次は絶対リベンジしちゃる!」と闘志を燃やし、爆釣だったら「次も絶対大漁だぜ!」と意気込む。釣りが『悪魔の趣味』と呼ばれるのはこの麻薬性で、釣り沼にズルズルと引きずり込まれ、脱出不可能なミッション・インポッシブル。無自覚に金と時間をひたすらに浪費し続けるクイーン・オブ・ベルサイユ。全く終わりの見えないネバーエンディング・ストーリー。それが釣りだ!っと、いつものように前置きだけは長くて申し訳ないです。今回の釣果はボウズである。何度もバケツを見返すが、獲物が居ない虚無の世界。ちなみに釣り用語で釣れなかったことを「ボウズ」と表現するのは、やはりお坊さんの頭髪が無いことが所以らしい。でもアレは剃ってるから無いように見えるのであって、毛根はあるから、放っておけば毛は生えてくるんだろう。宗派によって違うらしいが、修行僧は、基本的には「四九日(しくにち)」といって、4と9の付く日、つまり4日、9日、14日、19日、24日、29日に剃るのが基本らしい。そして、修行が終われば剃らなくてもよい宗派もあるらしい。事情によっては、厳しい修行後、晴れて免許皆伝となっても、ソレだけで食っていけなくて会社員とか公務員になるケースもあるらしい。この厳しいご時世、坊主専業も厳しいようで、社会人との副業も珍しくなく、そうなると坊主頭では勤まらなくて普通の髪型の隠れ僧侶も多いらしい。ただ、オッサンの勝手なイメージなんだけど、頭髪がない坊主頭の方が、なんとなく有り難みがある気がするよね。同じように釣れなかった表現で「オデコ」もある。こちらも同じように、おでこには毛がないからというのが所以らしい。スネ毛やワキ毛、陰毛に至るまでムダ毛として処理されてしまう昨今であるが、頭髪はムダ毛ではないのか?ファッションの一部なのかも知れんし、毛にはその部位をガードするという意味もあるので、大事な頭を守る頭髪は必要なんだと思う。しかし、意に反して頭髪が減少してしまう方も多い現代。抜け毛はストレスが最大の要因とも言われるが、単にストレスだけではないと思う。昔なら投石や投擲、マンモスの攻撃から大事な頭を守るために頭髪はヘルメットの役割をしていたと思う。生死に直結する頭髪ヘルメットなので、おそらく原始人の頭髪存在率は、ほぼ100%だったに違いない。中にはハゲ原始人もいたかもしれないが、オッサンは見たことがない。まぁ実際に原始人を見たことがある人はいないと思うので、あくまでイラストとか画像での話なんだけど、ハゲてる原始人って表現されてるのを見たことないし、あの時代にも皆無だったと思う。よしんば存在したとしても、恐らく頭髪ヘルメット無しには長生きしなかったのではなかろうか?そして、そんな彼を生殖本能が選ぶはずもないので、女子からも相手にされず、生存競争には勝てなかっただろう。有史以前から脈々と続いてきた、恐るべしボウズ因果、ボウズ輪廻…翻って現代である。AGAの発症率は3人に1人と言われる現代。矢じりが飛んで来るわけでもないし、凶暴な野生動物が襲ってくるわけでもない都会生活では、頭髪で頭を守る必要性は皆無である。こんな世の中ではストレスによらずとも、頭髪が必要とされないのは必然なのかもしれない。んで何だっけ?そう!釣りの話である。2023年二回目の多摩川のテナガエビ釣行は、残念ながら釣れませんでした!本来ならこの時点で報告完了にて、この記事も任務完了で次回頑張りましょう!で終わるはずだし、終えなければならない。ボウズの分際でエラそうに御託を並べるのは許されないし、ご法度である。しかし、オッサンも暇だ!世間ではGWが始まり、空港は出国ラッシュで高速道路も渋滞が始まった。一方、オッサンはどこ行く予定もないし、そもそも出かける金が無い。なので、自宅でやることもなくモサ〜っとしてる訳でして…そして、こんなトホホなブログを覗いているということは、オッサン同様に世間から隔絶され、意に反した自宅待機状態なあなた。そんな同士の為に、オッサンはボウズテナガエビ釣行の顛末をふりしぼってる訳であります。言い訳無用先週、2023年度お初の多摩川テナガエビ釣行は、思いもよらず釣れた。釣れたとは言えせいぜい9匹なんだけど、例年なら第一回目のエビ釣りはボウズ当たり前で全く期待してなかったから、こんな釣果でも満足だった。当然、今回も釣れると信じて疑わなかったんだけど…事前情報によれば、天気は良さそうだけど風が強い。潮汐も長潮であまり潮が動かずちょっと厳しい感じ。でも、テナガエビ釣りは石の隙間に落とし、そこにエビがいれば喰ってくるんだろうから、釣りさえ出来れば問題ないっしょ!とお気楽に考えていた。朝、自宅を出発するが、思ったよりも風は吹いてなかった。「お、コレなら良い釣りになりそうだ!」と思いながら愛車を漕ぎ、多摩川の河川敷に出た途端に、そんなお気楽思考は吹き飛んだ。スゴイ風が吹いていた。うわ〜、マズイなコレ!「どうする…、このまま前進するか?引き換えすか?」「この強風じゃ〜、釣りにならないだろう…」「しかし、ここまで来ておきながら、引き返すのも面倒くさいぞ!」悩みながら愛車を漕ぐが、川の対岸に渡った時点で覚悟を決めた。「前進あるのみ!」現場に到着するが、今までに増して風が強くなっていた。テトラポットに仁王立ちすると、風で身体が持っていかれて危ない。「コレでエビ釣りやるの?」と思うな否や(=as soon as)被っていたキャップが飛ばされ、水没した。オッサンはエビ釣りの前に、帽子を釣り上げるハメになった。とりあえずやれる所までやってみよう、と釣りの準備を始める。本日の竿は釣り仲間のO氏からもらった2.4mの竿。このポイントはテトラポットの上から置き竿でやるので、先週持ってきた1.8mの竿だと短く置き場所に困ったので、本日はちょっと長めの竿を持ってきた。メーカー名も入ってないので、たぶん安物なんだろうと思う。なぜかこのシリーズが二本あったが、O氏は事あるごとにオッサンに自分のお気にな竿を使わせたがるので、いつの間にか増えてたらしい。オッサンはテナガエビ釣りに全くこだわりは無く、竿の感触なんぞはど〜でもよいから、単に使えればいい。この竿がなぜか二本あるんだけど…仕掛けはいつものウキ仕掛けなんだけど、強風対策でガン玉をもう一つ追加。コレで狙いの穴に落とせるかな?ウキもなんでもいいんだけど、使わないシモリウキがあったので、釣りアイテム断捨離のつもりで使ってみる。ただの目印だからなんでもいいや!エサは当然、近所の公園でほじってきたズミミ様。こんな感じに小さく取り付け本日はおひさまが出ているので、ソーラーエアーポンプ『おひさまの力』を持ってきた。透明アクリルケースはオッサンの自作で、使い始めてもう3年になるが、いまだに稼働しているタフな奴。コレでエビも元気って感じだね!ソーラーエアーポンプ 最大ハレタさん電池ボックス無し  日本組立 Wing Solar #7価格:2,780円(税込、送料無料) (2023/5/5時点)楽天で購入水温は19℃と温かいから、爆釣間違いなしだ!けっこう温かいぞ!本日も二本竿の布陣ですが、基本的に置き竿になるので、洗濯バサミの三脚もどきが活躍する。こういう感じ。高ナットは竿が落ちないようオモリの役割さぁ釣り開始じゃ〜!なんだけど、強風に仕掛けが煽られて狙いが定まりゃ〜しない。小さな岩陰とか石の隙間に落とそうとするんだけど、もう少しってタイミングで強風がビュ〜!って吹いてくるんだよね。やっと仕掛けを落として竿を置いとくんだけど、案の定、置き竿が風に煽られてカラン!と音を立てて落下しまくる。一応、高ナットのオモリを付けているが、身体が持っていかれる程の強風相手では焼け石に水だ。竿が落ちる度に救出に向かうんだけど、テトラポットの下まで降りなきゃならんから面倒で危なっかしい。一方の竿の面倒を見ていると、カラン!ともう一方の置き竿が落ちる音がする。んで、そそくさと落ちた竿を直していると、またもう一方がカラン!。以後リピート…こんな塩梅なもんで、傍から見てたらテトラポットからオッサンがピョコピョコ出たり入ったりと、【もぐらたたきゲーム】のように見えただろう。何よりも一番の問題は、竿が落下するということは道糸がビョン!ってなるので、落とした仕掛けがズレてしまう。っということは、餌のズミミ様にちょっかいを出しに来ていたエビが逃げてしまうということだ。そんな訳で、釣り開始から全く釣れないのでありまして…コレじゃ〜釣りにならないから手持ち竿にするべきか?でも手持ちということは一本竿になるということで…オッサンがテナガエビ釣りを一本竿でやらない理由は、ヒマで手持ち無沙汰だから。エビ釣りをやったことがある方は分かるだろうけど、この釣りモノって喰ってきたら即アワセ!ではなく、そこそこの時間喰わせないと針に掛からない、待ちの釣りになる。オッサンはせっかちなので、喰わせるタイプの釣りは性に合わない。『分かってんなら、そんな釣りやるなよ!』って感じですが、この時期に自宅からチャリ圏で出来るお手軽な釣りモノって他に無いんだもん!オッサンがくすぶっていると、グッドタイミングで一方の仕掛けが根掛かりラインブレーク。コレでやっと手持ちの一本竿でやる覚悟ができた。っというわけで、後半の一時間は手で持ってやってるんだけど、やっぱりヒマだよね〜落としてすぐにアタって来るならまだやる気も出るが、ウキがシ〜ン…と微動だにしない。そこに喰い気のあるエビがいれば、すぐにウキに変化があるんだけど、な〜んも無い。やっぱり釣れない原因は、強風という訳でもないんだな〜忘れた頃にウキがス〜っと石の下に持っていかれて、「お、来たぞ!」としばらく喰わせておく。オッサンはすぐに竿をいぢくろうとしちゃうから、こういう時は時計とニラめっこで、1分後に竿を上げてみる。今日は強風で微妙な竿操作なんてできないから、長めに喰わせた後に、イチかバチかで上げるしかない。ス〜っと上げると少々抵抗があって、テナガエビが餌を握っているらしいが、針に掛かった時のググン!ググン!が来なくて、スルン…とエビが逃げてしまう。「(針に)掛からないな〜…」今日はコレの繰り返しだった。結局、手持ち竿の根掛かりラインブレイクに根負けして納竿。このクソ強風の中、2時間粘ってみたがボウズでした。虚しい空バケツ仕掛けが強風に煽られ、全然手元に寄って来ない状況で釣りなんてするもんじゃないね〜強風、長潮、微妙な潮位…釣れなかった言い訳はいくらでも考えられるが、オッサンにもう少しのやる気があればきっとボウズは無かったと思います。釣りで一番肝心な集中力と諦めない気持ち。やる気がみなぎリ過ぎるのはダメだけど、極端にテンションが低いのも釣れないよね。この時期はそこそこの風が吹くこともあるから、ちょっと強風対策を考えなくちゃだわ!ハゼ釣りだと、なんとしてもボウズだけは回避しなくてはと思うんだけど、テナガエビ釣りだとそんな意気込みが湧かないだよね。いかんな〜、エビだって命懸けで餌に喰らいつくんだから、こちらもそれ相応の真剣さで望まなくては失礼にあたる。次回からはチャンとします。次の記事>>>「2023年第三回目の多摩川テナガエビ釣りは判断ミスか!?」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼやテナガエビサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年第五回目の多摩川テナガエビ釣りは、ラストを飾れず!
    2023年5回目の多摩川テナガエビ釣りは最後もやはり…2023年5月21日2023年第五回目のテナガエビ釣りに行ってきました。ポイント:多摩川六郷川橋梁の上流(川崎側)天気:薄曇りのち晴れ釣行時間:7時30分(潮位145cm下げ3分)〜10時00分(潮位44cm下げ5分)大潮水温:21℃釣果:6匹(7cm〜17cm)竿:「GR愁渓」2.4m×2道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:ナイロン0.8号ハリ:タナゴ針-極小新半月ウキ:発泡スチロールの玉浮きオモリ:中通しマル0.8号エサ:ミミズ(自己調達)仕掛け:ハリス3cmの一本針ウキ仕掛けいよいよ2023年のテナガエビ釣りも最後となりました。テナガエビ釣りと言えば、本来ならこれからが本番のシーズンですが、オッサンはハゼ釣りが始まるのでそっちへ行ってしまう。そもそもが、オッサンの中でのテナガエビ釣りの位置付けは、ハゼ釣りが始まる前の手持ち無沙汰な時期の暇つぶし。このようなふざけた態度は、本気でテナガエビ釣りをやっている方に失礼千万であり、場合によってはエビを投げつけられるほど大激怒されるかもしれない。そもそもが、命を掛けてエサに喰らい付いてくるテナガエビ様に失礼である。とは言え、2023年度の貧果なテナガエビ釣りにおいて、釣り上げたエビ様は全員バケツの中でご存命でした。なので、オッサンが”直接”殺生したエビは皆無だけど、人に差し上げたエビがどうなったのか?は言わずもがなだけども…余命幾ばくも無いオッサンは、いつものように勝手に目が覚めるんだけど、今朝の目覚めには迷いがなかった。その理由は2023年のエビ釣りがラストだから。今期も例年のようにパッとしないテナガエビ釣りだったけど、最後くらいはひと花咲かせたいもんで、気合い充分である。そんなやる気を削ぐのが、『足』の不備である。昨日気付いたんだけど、オッサンの愛車がパンクしていた。つい最近、虫ゴムを交換したばかりなので、虫ゴムが原因でのエア漏れじゃないのは明らかだ。つまり原因は、やはりチューブだろうて…オッサンの愛車はもう27年目にもなる。別にこだわりはないんだけど、気がついたらそんな年数になっていた。よくよく考えてみれば、オッサンの人生の半分をこの愛車と過ごしてきたわけで…そう考えると感慨深く、熱いものが込み上げてくる、っということはなくて、スキあらば新しい自転車(しかも、今流行りの電気的自転車)が欲しいんだけど、いつものように”ちゃんころ”が無い。コレが自動車なら、重税やら毎年車検やら故障の頻発などで買い替えの余地はあるが、オッサンの愛車はど〜か?というほどにすこぶる調子が良く、付け入るスキが無い。という訳で現在に至り、このままではオッサンの棺桶にこのチャリも一緒に放り込まれてしまいそうな勢いである。いくら調子が良いとは言え、フレームとホイール以外は全て手を入れてて、タイヤなんて何回チェンジしてるのか覚えていないくらい。オッサンくらいの年代だと、チャリのメンテナンスは自分でやるのが当然の当たり前。たかがパンク修理に1,000円〜2,000円も出すなんて信じらんね!こんなノリだから、自転車の不調子なんてすぐに何が原因か?は分かるもんで。今回はチューブだろうけど、いかんせん、今履いてるのもオバケイドロ真っ青なパンク修理だらけだから、もうダメだろ…タイヤの溝もツルツルで、ヒビ割れている。ハゼシーズンも始まるし、一時的に修理しても現地先での不具合が一番困るから、もう全交換しよう!とリムバンド&チューブ&タイヤの前後セットを発注した。ちなみにタイヤの溝ですが、自転車くらいの細いタイヤだと、溝の有無で滑りやすいとかは関係ないらしい。それよりもゴムの質が滑りを左右するので、後輪は駆動側だから安くて硬いタイヤでも良いんだけど、前輪は滑りにくい質の良いタイヤにした方が良いと思います。っという訳で、今朝は妻のママチャリを漕いでるわけでして…オッサンの愛車は『シティサイクル』系でそこそこ軽快にスピードが出るんだけど、妻のソレは絵に描いたような普通のママチャリなので、一生懸命漕いでも漕いでもスピードが出ないぞ!「よくこんなのに乗ってるな〜。全然進まないじゃん!」いつもの倍の時間と労力をかけ、いつものテナガエビ釣り場へ汗だくで向かう。急がないと釣りが出来なくなるぞ!やっと到着したエビ釣り場。相変わらず見渡す限りのロンリー釣り場かと思ったら、数10m離れた所にもう一人の釣り人がいた。どうやら、テナガエビ釣りをやっているようで、なとなく見覚えがある人だったから、たぶん以前にも会ったんだろうね。全然釣り人いないな〜今現在は潮が引いてる状態で、本日は大潮だから、これからドンドン水位が低くなってゆく。急がないと、エビ穴が無くなるぞ!まだ釣りになるが、急がないと!空は薄曇りだから、ソーラーエアポンプは動くのかな?と思ってたら、しっかり息していた。曇でも動くんだよね!本日も使う竿は、釣り仲間から貰った訳の分からん2.4mの竿を2本。すっかりエビ釣り用の竿になった仕掛けは中通しオモリのウキ仕掛け。コレくらい重さがある方が使いやすいウキは輪ゴムを突っ込んだ、ただの丸い発泡スチロール。コレで十分だ問題は餌のミミズ。先週は雨でエビ釣り出来なくて、容器に入れたまま放っておいたけど、生きてるのかな?ミミズ生きてるんかな?まぁ、生死なんて関係なくて、すぐにミジン切りになるからどっちでもいいんだけど…土をほじくると、ミミズがピョンピョン跳ね回る!ミミズってノソ〜っとしてるイメージなんだけど、実はそんな事なくて、土から飛び出すとピョンピョン跳ねるんですよ!意外に俊敏なズミミ様水温は21℃と温かい。外気は暑くても水温はココらへんが上限かな?チンタラ準備している間にすっかり潮も引いてしまい、怪しいテナガエビ釣り開始。小エビば突いてくるばかり…まずはスタートダッシュを決めるべく、実績穴から始める。2本の竿をセッティングしてしばらくウキを眺めるが、相変わらずピクリとも動かない。この釣り場って小さい穴をピンポイントで攻めるから、エビが餌を突いてもウキが反応しないことが多い。なので、ある程度の時間が経ったら、適当に竿を上げて聞き上げることになる。ス〜っと竿をゆっくり上げると、ピクン!と道糸が振動して逃げられた!「あ〜、小エビが突いてたな…」使っているエサがミミズでボリュームがあるから、5cm以下くらいの小エビだとまず針掛かりしない。アカムシ餌なら掛かるんだろうけど、それすらも買うのがもったいないと思ってしまうセコいオッサン。なので、あくまでターゲットは良型、大型エビである。たいてい朝イチはエビの反応が良いんだけど、本日はイマイチ良くないな…居るには居るんですよ!ただ、型が小さいらしく、そこそこの時間喰わせてもピクン!って道糸が震えて、逃げられてばかり。「今日は小さいのばかりだな〜」「今期最後のエビ釣りくらいは、アカムシ餌でやるべきだったかな…?」開始30分以上経過してから、やっと釣れたのは小さめサイズ。やっと釣れたよ!すぐに同じスポットから同じサイズがもう一匹。う〜ん…、今日はこのサイズか…この二匹を最後にパッタリとアタリが止まる。どこに落としても、何の生命反応もない。うわ〜、厳しいな…もうひと通り、めぼしいスポットはやったけど、全然アタリが無いんだよね。あとは少し離れたエリアが最後の頼みの綱なんだけど、そちらを攻めるにはもう少し潮が引かないと釣りにならない。しばらくは望みのないエリアでやってみるが、案の定、何も反応がなかった。やっと頼みの綱エリアでやってみると、すぐにナイスサイズが上がってきた。本日最大サイズ!コイツは脱皮したばかりなのか、フニャフニャしてて気持ちが悪かった。すぐに同じスポットからもう一匹。やっぱりこのサイズだと針掛かりが良いね〜これから一気に挽回!と思ったが、そう上手くいかず…、またしてもアタリが遠のく。相変わらず、小エビが突いてくるだけで良型サイズは音沙汰なし!しょうがないので、小エビと遊び始める。オッサンの足元に小エビがいたので、竿を使わずに手だけで道糸をツ〜っと垂らして、鼻先に餌を置いてみる。すぐにハサミでちょっかい出して来たから、コイツはヤル気があるようだ!やはりエビもハリスとか針はしっかり見えていて、最初は邪魔なハリスをいぢくって退けようとしていた。しかし諦めたらしく、今度はエサを挟んで口に持ってゆく。コレからが勝負で、いつどのタイミングでアワセるか様子を伺う。エサを口の中に入れてモグモグやってるんだけど、針の向きが掛かるのと反対方向を向いているので、まだアワセられず…「早く喰えよ!」と思うが、モグモグやってるだけで針の向きが悪い。ミミズを完食すると針を吐き出すから、それだけはヤメてくれ〜と願いつつ見ていると、針がクルン!と回転し、掛かる方向に向いた!アワセたいのを我慢して、10秒後にス〜っと上げると掛かった!コレくらいがミミズエサで釣れる最小サイズかなもう一匹同じように遊んで掛け、飽きたので納竿。2時間半で僅かに6匹の貧果にて終了。ひゃ〜、今日も釣れなかったな!2023年最後のテナガエビ釣りも爆釣とは、程遠い釣果でした。しかし、この多摩川にテナガエビを爆釣出来るポイントはまだあるんかな?と疑いたくなるほど、どこにも釣り場がない。他のエビ釣り人に聞いても、「以前はアッチでも釣れたんだけど、釣れなくなった…」だの「工事が入って、釣り場が無くなった…」だの寂しいコメントばかり。かくして、エビ釣り場を求めて多摩川沿川を徘徊する『テナガ難民』ばかりになったのでした。でも、きっとどこかにあると思います。テナガエビのオアシスが!しかし、万が一オッサンがそのポイントを見つける、もしくは情報を得たとしても、そのポイントは【秘密のエビ園】として、公開はしないだろうな。真剣にエビ釣りと向き合っている釣り師に対して、オッサンみたいにふざけたのが興味本位で土足で荒らすようなマネはしたくないもんで。早くも終わってしまった2023年のテナガエビ釣り。今期は同じ釣り場だけでやってたんだけど、来年は新しい釣り場を求めて、もっと視野を広げてみようかな〜ここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼやテナガエビサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年4回目の東京湾ビジアジ釣りは釣れたっす!
    2023年4回めの東京湾ビシアジ釣りは文句なし!2023年10月8日。2023年4回目のビシアジ釣りに行ってきました。釣り場:東京湾【走水沖】天気:曇り釣行時間:7時30分(潮位:80cm上げ2分)〜13時00分くらい(潮位:145cm満潮)小潮釣果:マアジ56匹(22cm〜42cm) ロッド:ダイワ リーディング82H190リール:ダイワ ハイパータナコン400FBeライン:PE4号ハリス:フロロ3号ハリ:アジ針12号(三本針)エサ:アオイソメアンドンビシ130号の天秤仕掛け今回はアジ釣りである。いつもの小ハゼ釣りとは違って、遊漁船に乗るので準備やらでテンヤワンヤだった。短いのべ竿と針とかの小道具が入ってる小さな箱とビク程度で、自転車の前カゴにすべて収まる荷物で済むハゼ釣り。ところが、船釣りともなればそうもいかない。オッサンが行くアジ釣りはライトアジではなく、130号の重いアンドンビシを使い、深い時は70〜90m下を狙うフルスペックの釣りもの。当然ながら、電動リール必須である。わざわざ電動リール必須と書いたのは、オッサンはまだ毛も生えてないウブな頃、何を間違ったのか手巻きリールでこの釣りものをやったことがあった。しかも真冬に行ったもんだから、狙う水深は90m以上は当たり前の厳しい時期。船中、手巻きはオッサンひとりで、後のアジ釣り人は電気的リールは当たり前の当然。ビシアジ釣りに使えるロッドも持ってないもんだから、タコ釣り用のロッドを代用。飽きない程度に釣れたが、クソ重い仕掛けを水深90m下から手巻きでグリグリ上げるのも体力と気力が要求される。ガッツゼロのオッサンは、開始から3時間でグロッキー。電動リールを使ってるセレブなアジ釣り人達にジェラシーの視線を浴びせながら、ロクに釣りせずにモサ〜っと船に揺られていたのでした。そんな武勇伝を釣り仲間に発表したら、T氏から不憫に思われ、電動リールやら高価なロッドやら仕掛けやら、アジ釣りに必要な全て一式を恵んでくれた。T氏もお歳を召しているもんで、「体力的にもう船釣りはやらないから…」との事らしいが、普通タダでくれるか!?こんな豪華なセットを!【去るもの追わず来るもの拒まず】がオッサンのスタンスなのでありがたく頂くが、T氏、人が良すぎるよ!っというわけで、他力本願で今時のアジ釣り人の仲間入りを果たしたオッサンだが、まぁコレもオッサンの人徳って感じかな!そこそこサイズのクーラーボックスをはじめ、リール、ロッド、仕掛けやら130号のビシやら…荷物も多いので、準備だけでひと仕事だ。本日のお試しはふたつ当日は朝5時にアジ釣りでは大先輩のH2氏が迎えに来てくれたんだけど、この時期だと外はまだ真っ暗だ。オッサンは朝は苦手では無いけど、あまりに早朝で外が暗いのはアンニュイな気分になる。オッサンの中では空が明るくないと朝とは呼ばない。釣りって、活動開始が早朝過ぎるのが玉にキズなんだよな〜1時間ほどで船宿に到着。本日もアジ釣りの定宿、横須賀市新安浦港の『長谷川丸』さん。大型船を3艘扱ってる船宿受付を済ませ乗船するが、なんか今日は混んでて、片舷に8人もいるんですが…しかも、いつもよりも船が少々小さいし…ムムム、今日は手狭になるか…船長も「今日はこんなに来ていただけるとは予想外」とのこと。釣座は特にこだわりはないので、オッサンとH2氏共に胴の間に陣取る。釣座が決まれば釣りの準備。まぁ、オッサンもアジ釣りは何回か来ているので手慣れたものである。アッという間に準備も完了なんだけど、本日はお試しが2つある。ひとつはコマセを入れるアジビシ。いつもはスタンダードなステンレス網の奴なんだけど、今回はポリカーボネート製のを持ってきた。左がいつも使ってた奴で、右が今回お試しのポリカ製オッサンのアジ釣りもやっと毛が生えた程度なんだけど、アジ釣りのコマセはドンドン撒けばアジがたくさん寄ってきて、良く釣れるもんだと思ってた。しかし、前回のアジ釣りでオッサンの隣りにすごい上手い人がいた。釣りは上手い人に聞くのが上達の近道なので、オッサンはいろいろと質問ばかりしていた。その中に、「コマセを多く撒けは釣れるように思うけど、実際はそうでもないし、撒き過ぎるとアタリが出るまで時間が掛かる」との事。「適度にポロリポロリ程度で、そのコマセの中に如何に針を同調させるか?が肝」らしい。なんでも、コマセの振り加減によって毎回針の位置を微妙に調整しているというプロにしか分からんサジ加減があるらしい。んで、そのプロが使っていたビシが、今回オッサンが持ち込んだビシなのである。コレだとコマセが出過ぎるのを抑える事ができるとの事。なるほど!いつも使っていたビシはステンレス線の網で隙間が大きいが、今回のポリカ製のビシは網目が小さい。そういえば、前々回のアジ釣りでは、いつものようにコマセをドバドバ使ってたら、自分のコマセを使い切ってしまい、H2氏から分けてもらった苦い記憶がある。昔はコマセのおかわりがあったんだけど、今はそんな贅沢は出来なくて、朝に配給されただけでそれが無くなればゲームオーバーだ。コマセも無駄な出費も抑えなければならない、世知辛い世の中である。「東京湾・相模湾」っていう表記はよく見るな〜一番下の窓が調整できるオッサンはコマセを抑えたいので開口部は小さくオモリが外せるから掃除がラクちんだ心配は開閉部が頼りないんだよな〜ともあれ、プロも使ってるんだから良い品なんだろうて。頼むぞ!君だけが頼りだ!もうひとつのお試しが餌のアオイソメ。いつも使っていた餌は、船宿で配られるイカを赤く染めたアカタン。こんな訳の分からん物体に喰い付くアジもど〜なんだか?と思うが、釣れるから不思議だ。コレはおかわりもあるでよ!アオイソメ餌は前から気になってて、上手い人はイソメを使っているイメージがあった。だけど、H2氏曰く「別にアカタンと変わらないよ〜」との事だったので、「変わらないなら、わざわざ大枚はたいて買うこともないか…」と使わずじまい。しかし、最近になって長谷川丸さんのHPでもイソメの方が喰う!と載ってて、船宿でも販売中!とあった。ここまでプッシュするなら使ってみる価値あり!と地元の釣具屋で買って持ち込んだ。しかし、値上げラッシュのこのご時世。イソメも例外ではなく、値段が跳ね上がっていて驚いた。いつも冬のハゼの穴釣りではイソメ餌を使うんだけど、この値段じゃ〜ハゼ釣りなんぞにおいそれと気軽に使えんな〜ちなみに出港前の準備時間に、船長が手持ちのかごにイソメを入れて売り歩いてて、車内販売みたいな売り子さんみたいで微笑ましかった。イソメも高級品になってしまったコレだとちょっと大きいかな?オッサンのコックピットあとは河岸払い(出港)を待つだけなので、オッサンもブレックファースト。大好物のレーズンパン食後は、船酔いしたことはないけど、酔い止めの『ミンティア』船に乗る時の必需品船長に今日はどのポイントに行くのか?聞いてみたら「沖に出ます!」というふざけた返事だったので、とりあえず「ブチ殺すぞ!」と返しておいた。定刻通り7:15に河岸払い。さぁ、出港じゃ!沖ってどこに行くんだ?と思ってたら、普通に走水沖に向かっているらしい。開始からスタートダッシュ!ほどなくして走水沖に到着。やっぱり走水沖じゃんかよ!時間はたっぷりあったのにかかわらず、釣り場に到着してからモタモタと餌を付け始めるオッサン。三本針にイソメを付け、ビシにコマセを突っ込みまして…頼むぞ!イソメの三連星まぁ、焦っても釣れるとは限らないし…「ハイ!どうぞ〜。水深45m、下から2〜3mで探ってみてください」の合図で一斉に投入。考えてみれば、下から2〜3m以外を聞いたことないが、あるんかな?いくら走水が速い潮流とは言え、今日は小潮だから幾分は流れがおとなしい。スルスルとほぼ垂直に仕掛けが落ちてゆき、着底。すぐに1m巻いて4回コマセを振り→もう1m巻いて2回コマセ→もう50cm巻いてアタリを待つ。コレがオッサンのスタンダードなアジ釣りのルーティン。最初の4回のコマセ振りは多いと思われるかもしれませんが、ここでしっかりとアジを寄せる効果は実感してます。まぁ、こんな事やってるからコマセが無くなっちゃうんだけどね…釣り始めはまだアジが寄ってないからアタリが遠いとは言われるが、そうでもなくて、棚の高さとコマセの中に餌をしっかり同調させていれば、すぐにアタってくるハズ。アジ釣りの肝は棚取りとコマセと餌の同調なんだけど、そう単純にいかないのが現実。潮の流れによって、地上で見えるラインの出し加減と水中の実際では違うので、ソレをどうやって修正するのか?が釣果に結びつく。潮流が早ければ、ラインは斜めに出ているので単純にラインの目印通りにはならないし、コマセ煙幕の中に2mのハリスに付いている餌を漂わせるなんて至難の技である。釣れる釣れないは、潮流によってアジのいる棚に向けて正しい修正ができるかどうかにかかってくる。この点、今日はおとなしい潮加減なのでやりやすい。釣れない時は、スタートからしばらくはアタリが無いことが多いが、今日はどうだ?んで、すぐにアタって来た!「お〜!今日は良いかもよ〜」っと、すぐに巻き上げる。上中下の針のどこにアジが喰っているのか?を確認して棚の微調整をするため、オッサンは最初は追い喰いを狙わないで、すぐに巻き上げるようにしています。お隣りのH2氏も同じタイミングで巻き上げている。今日はアジの活性が良いようで、船中のあちらこちらで電動リールを巻き上げる音が聞こえてくる。一匹目は一番上の針に喰っていたので、次からはもう少し棚を上げても良いかな?次は20cmほど上げてみると、真ん中の針に喰って来たので、今後はこの棚でやっていきます。ほぼ毎回、落とすたびにしっかりアタって来るので気持ちが良い。アジはすげぇ〜釣れてる!今日は爆釣だぜ!!と思っていると、パッタリ釣れなくなることもあるので、釣れる時はジャンジャン釣らなければならない。本日はアジの活性が良いので二匹掛けや三匹掛けを狙ってるんだけど、なかなか上手くいかないな〜例え二匹掛けて上がってきても、船べりでポロリと落ちることが多発。40cmクラス級の大アジならタモ(網)を使うけど、そうでないなら、面倒くさいのでいちいちタモは使わない。慎重な人は毎回タモを使っているから、人によって性格はまちまちだ。酷い時は二匹ともポロリと自動リリースになりやがって、「こんチキショ〜!」の声が東京湾にこだまする。まぁ、どうしても多点掛けはポロリのリスクが高くなるからしょうがないんだども、二匹ともリリースは無いよね〜そんな訳で、基本的には一匹づつ上げることになるが、今のところは落とすたびに釣れるから楽しい!順調に釣れてます!前半は25〜30cmくらいの中型アジが主体で、落とせばほぼアタックしてくる入れ喰いで、スタートダッシュで数を稼ぐ理想の展開。やはりイソメ餌を使ったのは正解で、試しに三本針の真ん中だけアカタンを付けて実験してみたら、見事にアカタンだけ無視されて、上針と下針だけ喰ってきた。一番主力の真ん中の針だけを避けてくるんだから、どんだけアカタン嫌われてるんだよ!開始から二時間で30匹ほど上げていて、ず〜っと同じパターンで釣れ続けていた。実は、もうこの時点でオッサンはお腹いっぱいだった。なにせ、帰ったらアジを捌いて料理しなければならないので、30匹も釣ればオッサンの少ないレシピはもういっぱいいっぱいだ。船長もそんな気持ちを察してか、まだ釣れているのに「ハイ、上げてくださ〜い!」とポイント移動。オッサンの頭の中のメリーゴーラウンド10分ほど動いた先はハズレで、アタリひとつなく玉砕で即移動。んでやって来たのは、またすぐ近く。落としてみるが、またしてもアタリがない…棚を変えたりしたんだけど、アタらないな〜「一番最初のポイントで良かったじゃん!」とH2氏と話してたら、H2氏が40cmオーバーの大アジを釣り上げた。このタイミングで船中あちらこちらで大型が上がり始める。んで例のごとく、オッサンにはアタらないんですけど…こういう場合は、釣れてる人に釣り方を聞くのが手っ取り早い。釣りは素直な方が釣れる。『聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥』安っぽいプライドなんぞはいらんのである。H2氏によれば、1m巻いて2回コマセを振り→もう1m巻いて1回コマセでそのままステイらしい。そっか〜、オッサンは棚が少し高かったようだ。アジ釣りって50cm違うと、全然釣れないことがある。んで、H2氏の通りにやるとすぐにアタックしてきた!んだけど、随分暴れるぞ!通常は針掛かりさせてから5〜10mくらいはグングン引いて暴れ、その後は俎上の鯉のごとくなすがまま大人しく上がってくるんだけど、ず〜っと暴れ続けている。これはサバか!?サバって針に掛けるとけっこう暴れる。現にこの直前にH2氏がゴマサバを釣り上げていた。「こっちもサバかよ…」サバは暴れて周りに迷惑を掛けることがあるので、早めに巻いてたんだけど、上がってきた魚体は40cmを超えるタモ取りサイズのマアジだった。お〜!イイね!!正直、アジは25cmくらいのが一番美味しいと思うけど、釣りとしては大きい方が楽しい。ここからが大アジ祭り開始!毎回とはいかないけど、アタってくれば35〜40cmオーバーは当たり前。酷い時は、コマセを振らなくても、棚に入るだけでアタってくる好活性。なんだけど、アジが大きいと暴れるもんだから、他の釣り人と仕掛けが絡むオマツリが頻発する。ただでさえ、片舷に8人も乗っててオマツリし易いのに…釣れている時間帯にオマツリは痛いので、気持ちは焦るばかり…しかも、本日は風があるので長いハリスが絡みやすい。オッサンなんて、ハリスが風に吹かれて絡みまくるひとりオマツリ野郎になってて、余計せわしない釣りを余儀なくされていた。今日は朝からけっこうな風が吹いていた基本的にH2氏と同じようなペースで釣っているので、このオマツリ頻発事件が痛手で、H2氏との差は一向に縮まらず。しかも、あと30分の釣り時間を残してイソメも無くなった。H2氏と買ってきたイソメを分けてたんだけど、まさかイソメが全部無くなるとは思わなんだ。それだけ釣れた!という証なんだと思う。いつもなら目を血走らせて最後の最後まで釣り続けるんだけど、もう十分に満足したし、そもそもがもうクーラーボックスがアジで満たされ、もうコレ以上入らへん!なのでちょっと早いけど納竿してお片付け。んで定刻通り13時にて沖あがり。竿頭は66匹、H2氏は59匹、オッサンは56匹でH2氏に負けたのがちょっぴり悔しい。しかし、今回は数良し!サイズ良し!とアジ釣りで初めて満足した釣行となりました。全部が東京湾ブランドの黄金アジでした。こんなアジ釣りは数シーズンに一回あるかないか、だろうな〜もうコレ以上入らんがな今回お試ししたポリカ製のビシが良いのかどうかは分からじ。とりあえずコマセはけっこう余ったから、このビシの燃費は悪くないだろうと思う。っていうか、コマセって釣れる時よりも、釣れない時の方が消費するんだよね。まぁ、もうちょっと使ってみないと分からないな〜陸に上がると、アジの詰まった重たいクーラーボックスで皆さん笑顔だった。オッサンもクーラーボックスがこんなに重くなるのは初めてだ。アジ釣りは十分に満足したが、オッサンのアジ釣りはこれからが本番である。この大量のアジを捌き、調理しなければならない。「そこまでやって釣りでしょ!」釣った魚を捌いて調理し、皿洗いなどの片付けも全て自分でやるまでが釣りに含まれる、という意味の妻の名言である。まだ暗いうちから活動を開始し、一日中立ちんぼで船に揺られ、クソ重たいビシを上げ下げし、暴れるアジと格闘で身体はもうクタクタだ。うつらうつらしながらの帰りの道中、この名言がグルグルとメリーゴーラウンドのようにオッサンの頭の中を巡るのでした。
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  • 2023年2回目の東京湾ビシアジ釣りはリベンジなるか!?
    2023年2回目の東京湾ビシアジ釣りはリベンジなるか!?2023年5月3日。2023年2回めのビシアジ釣りに行ってきました。釣り場:東京湾【走水沖】天気:晴れ釣行時間:7時30分(潮位:95cm下げ5分)〜13時00分くらい(潮位:100cm上げ5分)大潮釣果:マアジ35匹(15cm〜36cm) ロッド:ダイワ リーディング82H190リール:ダイワ ハイパータナコン400FBeライン:PE4号ハリス:フロロ4号ハリ:アジ針12号(三本針)エサ:アカタンアンドンビシ130号の天秤仕掛け本日は5月3日。世間では9連休だの景気の良いゴールデンウィークらしいが、オッサンとこのブラック企業は暦通りなのでフツーの連休。せっかくのGWとは言え、相変わらず何の予定もないが、唯一の大型企画が本日の横須賀走水沖でのアジ釣り。沖アジ釣りはいつも釣り仲間のH2氏と行くんだけど、H2氏曰く「アジ釣りはやっぱり大潮の方が釣れる!」らしい。実は先月もアジ釣りしてたんだけど、前回はわずか6匹と今までのアジ釣りでも最貧果にて玉砕…せめてもの救いは、上がれば30cm以上で型は良かったけどいかんせん釣れなくて、早急のリベンジを誓ったオッサン二匹。前回の反省点として、潮がほとんど動かない『若潮』に行ってしまったので、失敗は許されない今回は潮汐表とニラめっこ。GWの後半は天気が怪しいので、大潮&お天気な本日5月3日を天王山に設定。釣りの準備も万端、当日の時間毎の潮位・潮流も完全に把握、その状況に最適な釣り方をシュミレーションしたバーチャルアジ釣りも履行。ヨシ!完璧だ!!今回は並々ならぬ決意で臨んだアジ釣りのハズだったが、当日、待ち合わせの時間にH2氏から電話。「ゴメ〜ン!寝坊しちゃって!」出し抜けに不安を振りまくH2氏なのでした。出船時刻に遅れまいと、バットモービルをかっ飛ばす。追走してくるランボルギーニ・アヴェンタドールの高速隊を余裕で振り切り、光の速さで横須賀新安浦港に到着。全く反応が無いのですが…前回は、漁港の駐車場には釣り客の車が少なくて、その理由は釣れない日だったからと釣りの後に理解した。しかし、今回はかなりの車が停まっていたのでホッとひと安心。本日もアジ釣りの定番船宿『長谷川丸』さんにお世話になる。受付を済ませ、船に乗り込む。今回も『第一長谷川丸』さすがGWだから釣り客は多く、片舷7名ずつだが大型船なので少々ゆったりめ。オッサンは左舷ミヨシから三番目の釣座。トイレがすぐ真裏なので、尿近なオッサンも安心だ!さすがにお客さん多いなもう何度もアジ釣りしてるので、釣りの準備もスムーズって感じだね!オッサンのコックピット夏日もチラホラなこの時期にもかかわらず、オッサンは漁師さんが着るような分厚いレインスーツを着用している。もっと薄手の快適な透湿性レインスーツもあるんだけど、ソレを着たくない理由がある。原因はアジ釣りに必須のコマセ。コレって臭くてニオイが服に付くし、コレまた汚れる。使用後のナイススメル溢れるコマセレインスーツを、自分ちの洗濯機で洗いたくない。きっと釣りする人の中には、この理由で近所のコインランドリーでレインスーツ洗ってる人も多いと思うよ。なので、使用後は雑巾で拭くだけで済ませられる、動きづらく重いレインスーツを着ているのである。この強烈な臭い故に魚が集まってくるのは理解できるが、もうちょっと何か無いんかな?コレを解決できれば、もっとアジ釣りする客も増えると思うんだけど。コレがね〜…餌は船宿から配布されるアカタン。何でこんなモンに喰い付くんだろ?準備完了にてオッサンもブレックファースト。朝と昼ごはん(おやつ含む)はコレだけ。トホホだぜ!もぐもぐしながら若船長に最近の釣れ具合を確認。「前は厳しい日が多かったけど、最近は良くなってきましたよ。今日も大丈夫だと思いますよ!」と爽やかとはかけ離れたアンニュイな笑顔。この若船長、地味というか、いつも寝むたそうな顔をしているのは、朝が早い仕事柄なのかな?定刻チョイ過ぎに出船。続々と船が出港する向かう先は走水沖。今日は風もなく、海も穏やかだ。波もないから心地よいほどなくポイントに到着。さぁ、始まりだ!「水深64m。底から2〜3mで始めてください。潮が速いのでサミングお願いします!」とのアナウンス。よくよく考えてみれば、底から2〜3m以外聞いたことないんだけど、他の状況ってあるのかな?まぁ、その1mの間で”真ダナ”を見つけるのが勝負の分かれ目。しかし”サミング”って初心者に分かるのかな?と余計な心配をする。スルスルと仕掛けを落とすが、さすが潮流の早い走水の大潮。ラインが45度くらいの斜めの角度で落ちてゆく。すげぇ〜速い!いつもより強めのサミングをかけ、着底後すぐに2m巻き上げ、ラインが下方向に安定するまでそのまま10秒ほど待ってみる。クラッチを切り、もう一度底ダチを取ってみるがほとんど落ちず、既に底だったようだ。こんなにラインが斜めに出ていたんだ!恐るべし走水の大潮!まずはスタンダードなシャクリから。1m巻いて4回シャクリ、もう1m巻いて2回シャクリ、もう50cm巻いてアタリを待つ。コレが良いのか悪いのかよく分からんが、まぁ釣れないわけでもないから間違いでもなさそうだ。アジが喰ってくる時はすぐにアタリがあるから、30秒待ってアタらなければもう一度底ダチして繰り返し、3回やってアタらなければ回収といった流れ。ロッドの操作をしていると、いつもよりもロッドが重く、ビシやラインが強い水流の抵抗を受けてるのが分かる。斜め45度に落ちてゆく潮流といい、この重量感といい今日は手強そうだぞ!釣りはじめはコマセを撒いてアジを寄せるのが仕事だから、3セットくらいまでは落ち着いてたけど、釣り開始から30分ほど経つと雲行きが怪しくなる。全然アタらないんですけど…H2氏も感じ始めていて「今日もヤバいかもしんまい…」船中も反応が薄くて、上がってきてもイシモチだったりする。イシモチが釣れるということは、あながち棚が間違ってる訳でもないけど、肝心のアジが姿を見せない。しかし、このイシモチという魚は、釣り上げると口から内臓のようなものを出す事が多い。この臓器は浮き袋らしく、立体感のあるベロみたいに見えるもんだから、すこぶる気持ち悪い。ちなみにコイツは釣り上げると「グーグー」と音を出すこともあって、コレも鳴いているのではなく、浮き袋を振動させている音らしい。オッサン的には、釣っても困る魚だから「掛からないように!」と祈るしかない。しかし、アジがアタって来ない。棚を底から50cmにしたり、逆に5mくらいまで上げてみたり、25cmおきに探ってみたりするが、な〜んの反応もない。コレはマズイぞ…前回の悪夢がよぎる。やっと一匹目が姿を見せたのは、開始から1時間が経過した頃だった。底から2mで待っていると、プル!プル!と小さく竿先が震えたように見えた。ん?気のせいかな?波と船の揺れとのタイミングでアタリに見えることもあるから、どうだろう?と半信半疑でス〜っとロッドをゆっくり立ててみると、ククン!と持っていったので巻き上げ開始。時おり、ククン!ククン!と竿先を拝ませるから、アジに間違いない。いつもより慎重にゆっくりめに巻き上げ、終いにゃ〜タモまで用意して、アジを待ち構える。上がってきたのは25cmほどで、走水としては寂しいサイズだけど、一番美味しい頃合いだ。やっとだよ〜!コレを皮切りに連打が始まるっというほど甘くはなく、ポツリポツリとたま〜に釣れる程度。潮流の加減で、最初の2時間と最後の2時間が勝負と予想していたが、見事にスタートダッシュでズッコケたのでした。結果的にはそこそこ釣れた!前半の潮が動く時間帯はパッとせず。「これから2時間は潮がおとなしくなるから、期待できないな〜」っと早くも不貞腐れモードなオッサン。しかし、ここから状況が一転する。潮流がゆっくりになったので、棚が正確に取りやすくなり、同時にアジがアタリ始める。毎回というわけじゃないけど、格段にアジがアタってくるようになった。潮流の影響で重かったロッドの操作が、今では軽く感じる。やっぱり潮の影響で棚がズレてたんだよ!釣れれば走水のアジはサイズが良く、30cmオーバーは当たり前に上がってくる。コレを求めてここに来てるんだよ!潮止まりも何のそので、コンスタントにアタってくるから、小気味良い。釣れ始めた要因はアジ側だけにあらず。実はオッサンの釣り方もオカシイのに気付いた。ロッドの操作が重かったからか、必要以上に竿先を下げ過ぎてしまってて、棚取りが不正確かつやり辛くしてたらしい。もっと水平気味にして、ラインの目印が良く見えるようにしないと、正確に棚が取れないよね〜しかも小さなアタリにも気が付かないし…コレに気付いて水平にロッドを構えるようになったら、アタリ率が格段にアップ!って、今更そんなの気付くなよって感じですね。この話をH2氏にしたら、「だから落としたらすぐにロッドキーパーに置いちゃうんだよ!」と言われた。あ〜、そういう理由なんだ!確かに、H2氏は底ダチが終わるとすぐに竿をロッドキーパーにセットしてしまう。H2氏ももう歳だから、フルスペックの重量級ビシを背負ったロッドを操作し続けるのは大変なんだろうな〜っと、哀れみの目で見ていた。ビシアジ釣りで見かける御老体層も同じようにしてたから、この歳になってもこのタフな釣りモノに挑むバイタリティに感心と、身体がいうことをきかない憐憫の、複雑な心境で見守っていたオッサン。しかし、その行動の真意は加齢による衰えではなく、正確な棚取りというアジ釣りの極意が秘められていたのであった。とは言え、ソレもあるだろうけど、重くて持ってられないって言う理由の方が大きいと思うけどサ!今日は移動が多かったけど、時には走水サイズではなくライトアジサイズのポイントもあった。そんなポイントだとアジの活性が高く、2匹3匹の一荷は当たり前で、数釣りに走ることもあり。最初はコレも面白かったけど、やっぱりこの釣り場に来てるんだから小アジはね〜あとどういう訳か、オッサンやH2氏が調子良く釣ってるポイントでの速攻移動が多かった。「ココ釣れるな〜!」と気持ちよくやってると、「ハイ!上げてくださ〜い!」と理不尽なアナウンス。「え〜!ココでいいじゃん!」とブ〜垂れるが、海上では船長命令には絶対服従。後ろ髪引かれる思いで、ナイスポイントを後にするのでした。後半は飽きない程度に釣れて、前半の不釣を挽回!そんな中、終わりが近づいた30分前にオッサンのコマセがエンプティ。アジ釣りのしきたりを知らない世間知らずなオッサンは、コマセのおかわりがあるもんだと思ってた。餌のアカタンがそうであるように…しかしH2氏曰く「コマセが無くなったら終わりだよ!昔はおかわりもあったけど最近は無いね〜」と世知辛いコメント。「マジか!?」せっかく調子良く釣れ続けてるのに〜意気消沈するオッサンを哀れんで、H2氏がコマセを少し恵んでくれた。そのおかげで終了時間まで釣りを続けることが出来ました。ありがたや〜、ありがたや〜というわけで、5時間半で35匹とそこそこ釣れました。とは言え、ここら一帯の船宿では20cm以下はカウントしないルールなので、コレに則ると24匹でした。まぁまぁ釣れて良かった!この釣果ならリベンジ成功!と考えて良いっしょ!そして、今回は収穫も多かった。ロッドの操作や角度、モタレアタリへの反応、コマセは一杯限りの厳しい掟…次はコマセのペース配分を考えなくちゃだわ!なんだけど、いつ何時釣れるなんて分からないから、やりようもないよね。前半は、「釣れない時にこそコマセワークは大事!」とばかりに、ガンガン浪費してたからな〜帰り際に他の方のコマセバケツを覗いてみたら、1/3も余ってたりして…いかにオッサンが無駄使いしていたのか。どうやったら良いのか?次回のメインテーマだな。あと、ハリスは太い方がいいねとH2氏と意見が一致。走水サイズのアジには、4号とか5号のハリスだと安心してやり取り出来ます。太いと喰いが悪くなると聞いたりするが、ライトアジならともかく、ビシアジだと太くても喰いに影響はないと思う。正確な棚取りさえ出来れば、全然問題はないと思いますよ。あと今日は潮流が早かったからオマツリが頻発したけど、ハリスが太いから解きやすかった。コレが細いハリスだったら、切るハメになるのが多い。オッサンは、市販されてない4号とか5号で仕掛けを作ってるんだけど、今回は2回も枝スがすっぽ抜けてアジをバラしたのは秘密にしておきます。ちなみに今回のアジレシピは、○アジのなめろう○アジ焼売○アジの海苔巻き焼きアジの海苔巻き焼き○アジの蒲焼きアジの蒲焼き○アジのつみれ入り味噌汁アジのつみれ入り味噌汁を作りました。思ったよりもボリュームがあって、調理が大変だったけど、美味しゅうございました。命に感謝!ごちそうさまでした。
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  • 2023年4月東京湾のビシアジ釣りだったけど…
    2023年初の東京湾ビシアジ釣りだったが…2023年4月1日。2023年初のビシアジ釣りに行ってきました。釣り場:東京湾【走水沖→観音崎沖】天気:晴れ釣行時間:7時30分(潮位:110cmほぼ干潮)〜13時00分くらい(潮位:123cmほぼ満潮)若潮釣果:マアジ6匹(32cm〜37cm) ロッド:ダイワ リーディング82H190リール:ダイワ ハイパータナコン400FBeライン:PE4号ハリス:フロロ4号ハリ:ムツ11号(三本針)エサ:アカタン&エサダマアンドンビシ130号の天秤仕掛け昨季のハゼ釣りは2023年の2月初旬まで粘った。そこまで粘るのもなんだけど、中には今現在も粘り続けているハゼ師もいるらしい。通常ならもう釣れないハズなんだけど、昨今の温暖化の影響なのか、こんな時期でもハゼが釣れないこともないらしい。そんなド根性な釣り師とは対極なガッツゼロのオッサンは、ハゼが釣れなきゃ〜さっさと諦め、釣りをやらない冬眠に突入。とは言え、せっかくの休日も釣りでもやらなきゃ〜、なにもやることがない…惰眠をむさぼり、モサ〜っと残り少ない余生を無為に過ごしていた。そんな怠惰な日々を過ごしているうちに、いつの間にか桜も花咲き始めるSpring has come.春という季節は人々が浮足立つ。コレは人間のみならず、野生動物も昆虫も草花も、妙に活動的になるのが春。寒く辛い冬が過ぎた開放感と、多くの動物にとっては繁殖期でもあるこの季節はいつになく活動的になる。オッサンも、もうモウロクしてるので繁殖活動は打ち止めなんだけど、やはり暖かくなってくるとソワソワ落ち着かず、手持ち無沙汰になってくる。まぁオッサンのみならず、世間一般、皆がそうなるようで…しばらくぶりにハゼ釣り仲間のH2氏に連絡をとってみると、「アジ釣り行こうよ!」とのお誘い。どうやらH2氏も同じ心持ちだったらしい。オッサンもふたつ返事で快諾し、早速アジ釣りの準備に取り掛かる。準備って言っても、ホコリを被った釣具を引っ張り出し、ハリスを作るくらいなもんだ。オッサンのは全長2mの3本針と一般的なカタチだけど、ハリスの太さが5号とか4号でアジ釣りにしては太い。コレは以前、H2氏が3号ハリスを使ってたらラインブレイクでバラシまくったらしく、その対策として太めのハリスを使うようになった。H2氏曰く「今考えると、アレはマダイとかクロダイだったカモね〜」アジ程度なら市販の3号ハリスの仕掛けで十分だろうけど、オッサンが行く横須賀の走水あたりの釣り場では、30cm以上とかの大アジもよく上がるし、そんなのが一荷で掛かれば3号じゃ〜心もとない。市販の仕掛けだと3号までしか見たことないから、それ以上の太さともなれば自分で作るしかない。今回は、H2氏のは5号ハリスで、オッサンのは4号で製作。3本針で二人分の製作ともなればそこそこの手間だし、ハリスが太いから緩まないようにしっかり締め込まなければならない。だもんで結構な労力なんだけど、「40cmのギガアジがいっぺんに3匹掛かったら、この太さでも大丈夫かな〜?困っちゃうな〜♪」っと釣り人特有のお花畑思考で製作は進行する。ハリスが太いとアタリが遠のく、と言われたり言われなかったりするが、オッサンの拙い経験上、別にそんな事は無い気がする。アジ釣りは棚取り命なので、それさえ間違わなければ、太いだの細いだのは影響はないと思うし、多少はスキルでカバーすれば良いじゃん!?っと、ノースキル・ノーマネー・ノーフューチャーなクセに頭の中では大漁苑なオッサン。まぁ、釣りする前の釣り人とはこんなモンである。いつも貰いモノだらけの釣座当日5時にH2氏が迎えに来てくれた。もう暖かい時期なので、こんな時間でも空は明るくなってきている。釣り人は早朝から活動するのが当たり前の当然だけど、いくら釣れるからとは言え、オッサンは暗いうちからの活動が苦手だ。なので、黎明時間が早くなるこれからの時期の釣りはありがたい。向かうは、アジ釣りの定宿である横須賀の新安浦港『長谷川丸』さん。そこまで行かずとも、東京湾では多くの船宿でアジ釣り船が出ているが、やはり釣りをするなら良型・大型を狙いたいのが釣り人の性(さが)。となれば、大型のブランドアジが狙える海域『走水(はしりみず)』が間違いないだろうて。走水近海は大アジ釣りのメッカだから、東京湾中からアジ釣り船が集結してくる。なにも横須賀まで来ずとも、自宅の近くの船宿でいいじゃん!と思われるかもしんまい。んがしかし、オッサンの経験上、ポイント近くの船宿の方がより良い釣果が期待できる。やはり地元の船宿の方が、その日その時の状況に応じて細かく対応してくれるし、ポイントも近いから、より長時間の釣りが楽しめる。遠くの船宿から乗り込んで、1時間の大移動なんてやってられんわな〜っというわけで、横須賀まで車でやって来たんだけど、ある異変に気づく。船宿の駐車場に停まっている客の車が妙に少ない。「アレ?皆さん、これから来るのかな?まぁ、空いてていいや!」とこの時は呑気に考えていたが、後にこの理由を思い知らされることになる。受付を済ませ、早速乗り込んで釣りの準備。長谷川丸さんは大型船が三隻体制オッサンの席は右舷ミヨシから2番目光の速さで釣りの準備完了。アジ釣り当初の頃はモタモタしていたが、今現在は手慣れたもんである。人間日々成長だ!オッサンのコックピットはこんな感じこの中でオッサンの自前は、天秤と自作のマグネットボードだけ。あとは全て釣り仲間からタダで頂いたモノ達だ。「もう沖釣りはやらないから…」という理由でもらったんだけど、電動リール、ロッド、ロッドキーパー、ビシetc…、こんな豪華なセットをくれるなんて。コレもひとえにオッサンの人徳、人望、お人柄ゆえなんだけど、『タダより怖いものはない』という格言がある通り、その後のアフターケアは大事である。テキトーにお礼はしといたんだけど、まぁ、相手もオッサンには何も期待していないだろうて。餌は船宿支給の赤タンの他、これももらいモンのエサダマを持ってきた。使えるもんは使える時に使っておかないとね!今回はスペシャル餌としてアオイソメも持って来ようと思ったんだけど、H2氏曰く「ゲストでカサゴとか鯛を狙うならともかく、アジ一択ならいらないよ!」だそうな。ガッテン!ガッテン!コマセは船宿から支給のイワシミンチ。コレをひたすら撒き続けるのがビシアジ釣りだが、やはり臭いがね〜この芳醇な香りやらシミが着ているレインスーツにこびり付くもんだから、オッサンはアジ釣りの時は動きやすくて軽いレインスーツは着ないようにしている。よく漁師が着ている、拭くだけでお手入れ簡単な分厚くて重たいビニールみたいなレインスーツを着用。でも動きづらいんだよね〜まぁ、ビシアジ釣りは基本的に船下に落とすだけだからいいんだども…この臭いだからこそアジが寄ってくるのは分かるが…準備完了にてブレックファースト。本日はショート船なので短期決戦。釣りが始まったら飯食っとる暇なんぞはない!オッサンの朝飯なんぞはこんな程度だたぶん人生最貧果のアジ釣り定刻通り7時過ぎに河岸払い。ゆっくり目的のポイントへここらの近所のポイントだろうて…と思ってたんだけど、結構走るな〜。どこまで行くんだろ?本日はポカポカ陽気でお日柄も良く、波も穏やかな釣り日和。H2氏は「今日は良い日だね〜!たくさん釣れそうだ!」とポジティブシンキングMAXなのとは対極に、オッサンは一抹の不安を抱いていた。『釣りする人間側に都合の良い日は、釣れないことが多い…』コレはオッサンの拙い経験からの愚見である。できればこんな釣りやすい日に大漁苑を期待したいんだけど、今までのオッサンの苦い経験がネガティブ方向に導こうとする。”ど〜にも嫌な胸騒ぎがする…”とは言え、昨日までの船宿の釣果は絶好釣続きなので、オッサンのただの気苦労と思いたい。港を出てから20分ほどでポイントに到着。ここら辺はいつもタチウオ釣りの大船団で、その周りにビシアジ釣り船がいるはずなんだけど、今日は空いてるね〜今日はイヤに釣り船が少ないな…船が停止し、いよいよ本日の釣りが始まる。三本針の一番下の針にエサダマを2つ通して、あとの針にはアカタンを付けてみる。「55mで底から2〜3mです。始めてください!」船長の合図でスルスル落としてみると、潮はほとんど動いてないようで、ほぼ垂直に落ちて素直に着底する。この状況なら釣りやすいが、問題はアジが喰ってくるかどうか?まずは定石通り、1m巻いてコマセを小さくクイックに4回シャクリ→もう1m巻いて同じように2回シャクリ→50cm巻いてアタリを待つ。これがオッサンの通常のシャクリパターン。このシャクリって釣り人によって結構違うんだけど、釣れればいいんだから別にど〜でもいい。とにかく大事なのは棚取りを間違えないことだけだ!30秒ほど待つがアタリがないので、もう一度着底させてオッサンシャクリ。3回着底させて何も無ければ、コマセ補充のために一度回収するが、電動リールなので楽ちんだ。とりあえず一回目の投入は空振りだったが、まずはコマセを撒いてアジを寄せるのがお仕事。コマセ撒きは船中みんなの共同作業なので、とにかく釣り始めはコマセをバラ撒きまくる。大抵は2〜3回めの投入で船中でアジが上がり始めるんだけど、本日はまだ誰も釣れていない。ん〜?コレはちょっと厳しいのかな?まぁ、本日は若潮で潮が動かないから、アジの活性が多少低いかもしんまい。最初のポイントで40分ほどやってたんだけど、船中な〜んも釣れなかったので移動。まぁ、最初のポイントは外れだったかな…この時まではまだ希望があった。お次で挽回じゃ!次のポイントでもパッとせず、一時間が過ぎた頃にやっとオッサンの竿先に生命反応が!?ス〜っとロッドを上げて軽くフッキングさせてから、電気的リールを巻いてみる。何かしらが掛かっているようだけど、ど〜にもアジの反応ではない。なんだろ?コレ?疑問を抱きながら水面に姿を見せたのは小さなムシガレイ君。なんだよ〜カレイかよ…っと思ったんだけど、コイツにはなんか違和感がある。一般的に『左ヒラメに右カレイ』と言いますが、このカレイ君は左向き。数は少ないけど左カレイもいるようで、こんな釣れない日に釣れてきてしまう変な奴だった。小さくて食うところも無いし不気味だから、もちろんリリース。その後もコマセを撒いても撒いても全く生命反応なし!棚を間違ってるのかな?と、早潮時みたいに着底から50cm上げてからのコマセワークバージョンやら、25cmずつ上げてはコマセの細かく探りバージョン、果ては底から5mまで探ったりといろいろ試してみたが、何をやってもアタリが無い…既に釣り開始から90分を過ぎていたにも関わらず、まさかの坊主!オッサンの悪い予感は的中してしまったようで…最初はイージー・ゴーイングだったお隣りのH2氏も、メランコリー(byサイダーガール)な表情である。余談だが、『メランコリー』のタイトルソングも「サイダーガール」の方は爽やかすぎるな!『変幻自在の炭酸系ロックバンド』という触れ込みは分かるようで分からんが、何かキッカケがあれば売れそうな気がするので、頑張って欲しいものだ。同じ『メランコリー』でも、「梓みちよ」のちょっとかすれたボーカルの方が、しっとりアダルトでメランコリックなのである。そんな『アジ釣りの梓みちよ』ことH2氏も、アタリは全く無くて、既に撃沈気分。恐ろしいことに、本日の一匹目が上がったのは2時間が経過した頃だった。いつからなのか、オッサンの中で釣れない時は下を探ると吉という謎のテクニックがあって、釣れないもんだから底から2m足らずでボケ〜っとしていた時だった。ツンツン!と竿先を上下に揺らす間違いなくアジのアタリ!”やっと来た!”ロッドをゆ〜っくりと立てて針掛かりを確実にさせてから、いつもよりもゆっくり目に巻き始める。この時は水深が60m以上あったので、チンタラり巻いてるとなかなか上がってこないんだけど、本日は特に貴重なアジなので焦らない、焦らない。時おり、ギュンギュンと引くので巻くスピードを緩めたりしながら大事に取り込む。けっこう引くから型は良さそうだ!上がってきたのはナイスサイズの黄金アジ。やっと釣れたよ〜!!やっとボウズ逃れでホッとするオッサン。同じようなタイミングでH2氏も釣れて、少し生き返ったようだ。すぐに二匹目も上がってくる。やはり2mでアタって来て、本日はココがアタリ棚のようだった。沈黙していた船中もチラホラ釣れていて、暗雲垂れ込めていた船中にも光明が差してくる。しかし、あとが続かず…、再び重い空気に包まれる。本っ当〜に忘れた頃にポツ…と釣れる程度で、アジはいずこ?といった感じ。船長の操船にも焦りの色が見え始めている。水深50m〜70mくらいでいろいろ探るんだけど、どのポイントも手応えはほとんど無し!ひとつのポイントでしばらく粘るから、魚探にはアジの魚影が見えているんだろうけど。考える事は皆同じで、動く先動く先、同じような船宿のアジ船がいるんだけど、どの船を眺めてもほとんどアジが上がってない。「うわ〜、厳しいな…」せめてもの慰めは、アジが上がってくればナイスサイズということのみ。本日の最大サイズ37cm本日は若潮で潮が動きそうもないから、大逆転は期待できずに既に後半は諦めムード。最後は、ホンの僅かなアタリで電動リールのスイッチ・オン!なんだけど、どうみてもアジではない。上がってきたのは、おもちゃみたいに小さくて派手な色のカサゴとオキトラギスが一荷で上がってきた。本当におもちゃみたいな魚達このトイザらス・フィッシュを最後に本日のアジ釣り終了…5時間半ほどでわずか6匹…今までのアジ釣りで一番の貧果。H2氏に至っては4匹ともう絶望状態だった。せめてもの救いが、全て30cmオーバーばかりだったけど、それでもねぇ〜…ひぇ〜、わずか6匹…本日は4月1日のエイプリルフール。「この釣果は嘘だと言ってくれ〜!」っと横須賀の海に懇願するが、コレは間違いなく現実なのである。船長に「本日の敗因は何ですか?」と野暮な問いかけをするオッサン。すると「アジの8割が突然絶滅したような状態…」とウェットに富んだナイスレスポンスな船長。本日はそれくらいアジが反応しなかったんだろう。本日は「陽気が良い日は釣れない」というオッサンの格言の通りとなったのだが、免疫があったオッサンとは真逆に、釣れると期待しまくっていたH2氏はというと…「こんなに釣れなかったのは長いアジ釣り人生で初めてだよ!もうショックだよ!!」と完全にグロッキーだった。「あしたのジョー」最終話最終コマのように真っ白にうなだれるH2氏。矢吹丈は激しく燃えて灰になったのとは裏腹に、H2氏に至っては燻り続けて灰になったやるせなさ…あまりにショッキングで、帰りの運転もオッサンが交代するくらいのホセ・メンドーサ状態だった。ど〜りで今朝は、船宿の駐車場に釣り客の車が少ないわけだ…オッサンみたいに「とりあえず、雨が降ってなきゃ〜いいや!」という安易なノリではなく、ほとんどの釣り師が、潮の塩梅を読みながら「今日はダメだ…」と見切りを付けたのだろうて。まだ4月初めなのに日焼けするくらいの日差しだったからか、まだ暑さに慣れていない身体がダルかった。しかし、この疲労の理由はソレだけではないだろう。釣れない釣りほどつまらなく、無駄に疲れるものもない。たった6匹だったもんだから、アジの捌きも光の速さで終了。型が良かったから思ったよりもボリュームがあって、『なめろう』と『つみれ汁』くらいのおかずにはなった。その後、船宿の釣果を眺めていると、あれだけ調子が良かったアジ釣りも、この日を境にアジ釣りは激渋の日が多くなった。どうやら底の日に行ってしまったらしい…アジの旬は6月〜8月くらいだし、”のっこみ”も5月から始まるらしい。帰りの車中で絶対リベンジ!を誓うオッサン二匹。次回は失敗は許されないので、毎日のように釣果&潮汐とにらめっこしながらチャンスを伺うオッサンなのでした。
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