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  • 2024年初の東京湾ビシアジ釣りはロンリーフィッシング
    2024年最初の東京湾ビシアジ釣りはボッチ釣り…2024年1月7日。2024年最初のビシアジ釣りに行ってきました。釣り場:東京湾【観音崎沖】天気:晴れ釣行時間:8時00分(潮位:108cmほぼ干潮)〜13時00分くらい(潮位:148cm満潮)若潮釣果:マアジ58匹(17cm〜30cm) ロッド:ダイワ リーディング82H190リール:ダイワ ハイパータナコン400FBeライン:PE4号ハリス:フロロ5号ハリ:アジ針12号(ハリス長さ2mの二本針)エサ:アオイソメアンドンビシ130号の天秤仕掛け今回は2024年1回目のビシアジ釣りである。この釣りモノの場合、いつもはH2氏と行ってるんだけど、今回はスペシャルゲストでハゼ釣りでお馴染みのMR氏をお招きした。さすがに毎回毎回、同じメンツというのもお互いに飽きたので、新たなアジ釣りフリークを引き入れようと画策。白羽の矢が立ったのが、夏場のハゼ釣りは当然ながら、夜釣りや穴釣りにも登場し、メキメキと頭角を現し、その実力も体型も目立ってきたMR氏。そんなMR氏を恐る恐るアジ釣りに誘ってみたら、「お!誘われちゃったら断れないじゃないですか!?アジ釣りすることで釣りの幅が広がり、ハゼ釣りも上達するって事ですかね?」と意外にもやる気満々だったが、「否…、アジ(釣り)はアジ。ハゼはハゼで、別に関係ないんだけども…」と夢のない現実を正直に諭すオッサン。とにかく、次のアジ釣りはMR氏も来るということで、オッサン二匹のみだったモノクロのアジ釣りに華を添えてもらおう。上手くいけば、アジ釣り仲間に引き込めるかもしんまい!とは言え、MR氏はハゼ釣りしかやらなくて、アジ釣りどころか船釣り自体も全くのビギナーらしい。ビシアジ釣りとは、大アジを狙って130号のビシを60〜100m前後の水深まで落としてブンブン煽る、男気あふれる釣りモノ。当然、ゴリゴリに電動リールを使う。しかも、年始で寒さも厳しいし、北風が吹いて海が荒れれば、津軽海峡冬景色の様相もあり得る。ライトアジならともかく、全くの未経験でフルスペックの冬のビシアジ釣りって大丈夫かな?と、こちらの心配をよそに「どうせやるなら小アジなんか釣っても面白くないですよ!アジを捌く包丁も買うつもりです!」と釣り後のおまんまの方もかなり前向きらしい。「You Tubeでアジ釣りのイメージトレーニングもしておきますよ!」便利な世の中である。オッサンも初モノの釣りなどでは、You Tube動画でお勉強したりして散々お世話になっているが、釣り関連の動画って大きく分けで3種類あると思う。ひとつは、真面目に釣り自体を勉強したい人用で、プロアングラーや名人みたいなオッサン、船宿の船長等が登場して、けっこう突っ込んだ肝を教えてくれたりする動画。2つ目は、普通の釣り人が動画を録画して「こんなん釣れましたぁ〜!」なドキュメンタリータッチな動画。3つ目が、モデル崩れみたいなそこそこなお面のギャルが出演し、プロアングラーとかに手取り足取り腰取りの手ほどきを受ける感じの動画。オッサン的には真剣に釣りを勉強したいし、キチンと釣果も出したいし、その釣りモノの肝情報をゲットしたいので、最初のお真面目系動画を観たりする。二番目のドキュメンタリータッチ系は、ほとんど観ないかな…特に観るべき内容でも無いし、仲間内で盛り上がっちゃってるノリが多いから、観ているコッチがしらけちゃうんだよね〜問題は三番目のギャル系である。やっぱり目に留まるので観てみるんだけど、内容的には初心者相手に基本的な事柄のみをプロが丁寧に教えてる感じ。超初心者なら勉強になるが、本当に基本のみだから、釣果を伸ばしたい方には物足りないのは否めない。とは言え、こちとらも男でキレイどころには弱いもんだから、ついつい再生回数アップの協力はしてしまうが、如何せん登場するのが”美”とは言い切れない微妙な女子が多いもんだから、エンドロールまで観ないことがほとんど。オッサンやジイさんがほとんどの釣りの世界で、若い女子が釣りしてたらチヤホヤされるだろうが、メディアに出演するとなると、それなりの容姿が期待されるのはしょうがないだろうて。この手の動画ってモデル代やらプロアングラー代も掛かるから、財力のある釣具メーカーの提供が多いんだけど、メーカーがやるのならもっと内容的に突っ込んで欲しいな〜値段が張る良質なアイテムで金を掛け始めるのって、ある程度レベルアップしてからだろうから、それに見合った内容にするべきだと思うんだけど…デルモ女子並みの初心者クラスは、そもそもが金を掛けないっしょ!話をアジ釣りに戻す。このようにMR氏は船釣りは初心者なんだけど、釣り自体は好きだろうし、センスがあるから、やり始めればなんとかなるだろう。この寒さだって、クソ寒いハゼの夜釣りや冬の穴釣りもやってるし、自前のお肉で防寒完備だから問題なかろう。というわけで、You Tubeの動画で足りない所は、実際に船の上で手取り足取り教えれば良いだろう。いつものようにハリスはオッサンが担当。いつもは3本針なんだけど、今回は2本針もご用意。初心者のMR氏用というのもあるんだけど、結構釣れた前回に3本針でやってて、やたらハリスが絡んだ。普通にオマツリして絡んだり、大アジが釣れてタモを使って絡んだりして、余計なタイムロスがあった。そもそも3本針仕掛けを使っても、せいぜい2匹同時に釣れる程度で、深場のビシアジ釣りだと3匹の一荷は滅多にない。ならば、2本針仕掛けで手返し良くした方が釣果は伸びるハズ!という読み。ちなみにハリスの太さは5号です。ネットとかのアジ釣り仕掛けの説明によると、「ハリスは細いほうが喰いがよろしい!」とまことしやかに紹介されているが、オッサンの経験上、そんな事は感じたことがない。5号ハリスだからといって喰いが落ちる印象もないし、絡んだ時にもほどきやすいし、クロダイとかヒラメなど不意の大物ゲストにも余裕でやり取りできる。コレはH2氏と意見が一致してて、ずっとハリスは5号もしくは4号とかでやっている。ただ、市販の仕掛けは3号までしかないもんだから、自作するしかないんだども…っというわけで、年末年始にかけて夜鍋し、チマチマと仕掛けを作っていたオッサンなのでした。ハリス仕掛けも出来たし準備は完了、あとは当日を待つのみである。開始30分でリタイヤ当日は、お天気は良いらしいが少々風が心配な予報。早朝まだ暗い5時前にH2氏がお迎えに来てくれて、MR氏も拾ったんだけど、待ち合わせ場所にいたMR氏は手ぶらで、これから真冬のビシアジ釣りに行くとはとても思えない軽装備。釣りアイテムを何も持ってないオールレンタルだから、当然そうなるんだろうて。まぁ、いい…。いざ横須賀へ!一時間ちょっとで現場に到着するが、夜明けは近いがまだ暗かった。年始も落ち着き、その後の連休だから釣りフリークも多いからけっこう混むかな?船宿はビシアジ釣りの定宿『長谷川丸』さん。受付を済ませると社長さんから耳寄り情報。「タナはいつもの通りの2〜3mだけど、釣れるからといって低めでやってるとサイズが小さいまんま。その上にもっと大きいのがいるから、25〜50cmくらい上を狙ってみて!」とのこと。確かに、大きめのアジはちょっと上にいることが多いけど、上過ぎるとサバが来たりするから、上方向の微妙な調整がキモになるな…今日は混んでると思ってたら、右左舷共に4名ずつのゆったりで良かった。釣座はH2氏がミヨシ(一番前)でMR氏を挟んで、オッサンが胴の間(真ん中)と三人が並ぶ。初心者のMR氏を経験者が挟んだ方が何かと良いだろうという作戦。まずはMR氏の準備をオッサンが担当。慣れているとは言え、人様の準備なんて気を使う。MR氏のお世話の後にオッサン自分のも準備していると、いつの間にやら出船の時間が来ていた。朝ごはんも食べてないし、このブログ用の画像も撮ってなくて、バタバタのセットアップタイムなのでした。バタバタしているうちに出船港の堤防を通過すると、海は強風と高波の荒れ模様で、波しぶきをモロに喰らうので速攻でキャビンに避難。ムムム…、移動しながらアジ釣りの準備をしようと思ってたが、ソレも出来ずじまい。船は波に大きく揺られ、時おり波しぶきが窓を打ち付ける。「アレ?今日ってこんなに荒れるんだっけ?」予想外の荒れ模様に、オッサンは一抹の不安を抱かずにおれなかった。近場で始めるのかと思ってたら、どうやら今日のポイントは観音崎沖に向かっているようだった。ほどなくしてエンジン音が静かになり、ポイントに到着。やっと釣りの準備ができるが、船は大きくゆらゆらと揺れる。「どうぞ!水深64m。下から2〜3mでやってください!」と船長の合図で始まるが、オッサンはまだモタモタしていた。クーラボックス内にはキンキンに冷えた海水の氷水を作るので、オッサンはいつも凍らせた2リットルのペットボトル2本を入れて、ソコに海水をぶち込む。船宿ではサービスで氷をくれるんだけど、オッサンはいつも使わないからH2氏にあげている。普通の水道水で作った氷だと、氷が溶けた時に塩分濃度が変わるじゃん!まぁ、ソコまでこだわることもないかも知れないが、苦労して釣り上げたアジをできるだけ美味しく持って帰りたいじゃん!ペットボトル氷を2本気になるのが本日のコマセ。いつもはもっと深いバケツに入ってるんだけど、今日はライトアジ風な浅い桶に入ってる。「この量で足りるかな?」と思ってたら、船内におかわり用のコマセもあったので安心した。ライトなコマセよくよく見ると、なんでか知らんが今日のコマセは粒が大きい。このコマセが、オッサンが使うポリカ製のビシと相性が良いのか悪いのかは良く分からん。こだわる人はその日のコマセによって、目が荒いビシやら目が細かいビシを使い分けるみたいだけど、オッサンはこのビシしかないからコレでやるしかない。相性が良かろうが悪かろうがやるしかない餌は自前のアオイソメ。アカタンも配られているが、やはりイソメの方が喰いが良い。オッサンはイソメの垂らしはやらなくて、1〜1.5cmくらいにカットして針に刺し通す。イソメの付け方は人それぞれだけど、オッサン的には垂らすとイソメが回転してハリスが絡んだり、針掛かりの際にアジの口の横に掛かってバラしたりする可能性が高いのでやらない。この程度で十分ちなみにアジ釣りの仕掛けで、かなりの確率で針のチモトに夜光玉が付いてるのが市販されてたりするんだけど、アレって効果あるんですかね?オッサン的には、釣りの仕掛けはシンプル・イズ・ベスト派なので、余計なアイテムはいらないと思っている。自分で仕掛けを作ってても、夜光玉は入れたことがない。まぁ、単に面倒臭いというのが一番の理由だけどサ。んで、オッサンもやっとアジ釣り開始。この時点で既に、隣りのMR氏は2匹程釣り上げてて、ビギナーとは思えない一投一匹の釣れ具合。You Tubeの予習が役にたったらしいが、やっぱりMR氏は釣りのセンスあるんだな〜と改めて感心した。オッサンも負けてはおれん!スルスル落として着底→すぐに1m巻き上げてコマセを2回→もう1m巻いてコマセを2回→もう50cm巻いてコマセ1回といった感じ。始めはアジを船下に寄せるのが仕事になるので、多めにコマセを撒いてみる。「今日は若潮だから潮流もおとなしくて釣りやすいな〜」と思ってたら、さっそくツンツン!と竿先にアタリが!?まずはタナが合っているかどうかの確認をしたいので、追い喰いは狙わないですぐに巻き上げる。アジは上の針に掛かっていたのでタナは良さそうだが、上がってきたのは20cm程度の小アジ。他の釣り場でこのサイズを小物と呼ぶのかは知らないが、少なくとも大アジのメッカであるここらのポイントでは25cm以下は小アジ認定。今朝の社長のアドバイスを思い出し、もっと上を狙ってみる。お次は、着底後2m巻き上げコマセ2回→もう1m巻いてコマセ1回でそのままステイ。すぐにアタって来るが、どうみても小アジのアタリ方…しょうがないので、ス〜っとデッドスローでロッドをゆっくり上げながら追い喰いを狙う。ロッドを上げていると、もうひとつスン!とアタって来たので「一荷来た〜!」と電気的リールのスイッチオン!だけど、2匹付いてる割に軽いんだよね〜んでやっぱり小アジが二匹付いていた。ムムム…、ガセネタをつかまされたか!?釣れるのはありがたいが、ココまで来ておきながらこのサイズでは納得できん!と憤っていると、お隣りのMR氏の様子がおかしい。さっきまでは立って釣りしていたが座り込んでしまい、目は虚ろで焦点が合っていない…どうやら船酔いしたようだ。何度かリバースし、海のお魚に自前のコマセをあげた後、開始30分でキャビンへGo!一応、MR氏の釣り上げた5匹のアジは、オッサンのクーラーボックスに入れておいた。オッサンは船酔いしたことがないから分からんが、言われてみれば、船もけっこう揺れてるな〜そこそこの揺れだけども…お隣りさんが居なくなった…「少し休めば復活するだろうて…」と、H2氏とお気楽に話していた。この時までは…結果的には竿頭オッサンは仁王立ちでロッドを手持ちでやってるんだけど、H2氏の釣り方は落としてからコマセを振るとすぐにロッドキーパーにセットして座り込んでしまう。高齢者に多いスタイルで、130号のビシをブンブン振り回すのも体力的にキツイしな〜でも、船は大きく揺れるし、ミヨシの釣座だから余計にその揺れ幅も大きい。「そんな釣り方で良く釣れるね〜」とのコメントに「コレで良いんだよ!この揺れが良い誘いになるんだよ!」とH2氏。確かに、この時点でオッサンよりも釣ってるもんだから、それ以上はからかえないオッサン。しかし、本日はアジのタナがハッキリしないぞ!アタリ続けるココだ!という真タナが見つからない。海底から1m〜4mくらいを丹念に探ってみたんだけど、どうにも分からん。確かに、2〜3mのタナで早くアタって来るのは間違いないけど、その1mの中でどうにもタナがボヤける感じ。上がってくるアジのサイズも、このタナでこのサイズというパターンが無くて、20cm程度から30cm弱までバラバラに上がってくる。それでも、チョロチョロと釣れ続けるのはありがたいが…釣れ続けているのは良いが釣り開始から2時間ほど経過するが、風が強くてとにかく寒い。たぶん、朝よりも気温は下がってると思う。オッサンの釣り座は、操舵室の影になってておひさまが当たらないもんだから、その寒さはことのほかだ。寒い〜!!と凍えていると、今度はH2氏の様子がおかしい。座り込んでるのはいつものことだけど、動きがいつにも増して緩慢になっている。オッサンが訝しみの視線を浴びせていると「ちょっと酔っちゃったよ!」とH2氏。”オマエもか!?”聞けば、H2氏は船酔いすると眠くなる体質らしい。ど〜りで、さっきからナマケモノが怠けているような動きだったハズだ。今度はH2氏が怪しくなっているしばらくは頑張っていたH2氏だったが、「ちょっと横になってくる」とキャビンへ消えていった。っというわけで、オッサン御一行様はボッチになってしまった。つまりはオッサンが頑張らねば、オカズがままならない状態。寒さも増して身が引き締まる思いだったが、朝ごはんすら食べてないので、まずは小休憩。おやつのチョコボール(エンゼルは出なかった)そっか〜…、H2氏すらも船酔いするほどなのか〜キャビンでグロッキーの繊細はふたりとは対象的に、ガサツな作りのオッサンは元気にアジ釣りだ。チョコボールをポリポリと頬張りながら、遠くの富士山を眺める。今年の初夢も”一富士”は無かったな…腹ごしらえも終わり、再びアジ釣りに専念。なにせ、三家庭分のオカズがオッサンに掛かっているのだ!というやる気とは裏腹に、今度はアジのアタリが遠のく…先程までの頻繁なアタリが無くなり、1分以上待たないと喰って来なくなったり、空振る事も少なくない。こういう時は、コマセを多めに撒いたり、頻繁に投入を繰り返したりで、釣れない時こそマメなコマセワークが大事になる。さすがに後半戦にもなって来ると疲れも出てくる。本日は風も強く、船も揺れるので疲労も増してくる。ポツリポツリとは釣れるが、前半ほどの釣れ具合とは程遠いな…手は冷え切り、もうシモヤケになって来てるんだと思う。アジの反応も悪いし、心が折れそうになっているとH2氏が復活した!「どう!釣れてる?」と元気にリボーンしたH2氏に、「◯◯さん(H2氏のこと)が寝てからあまり釣れなくなった…」とオッサン。それでも仲間がいるのは励みになる。やる気が出ると釣れるもので、ラストスパート!相変わらず釣れる真タナは見つからないんだけど、2.5mを基本に釣れ続け5時間で58匹と、一応竿頭だった。でもサイズが出なくて、20cm程度が5割、25cmクラスが4割、30cm前後が1割。35〜40cmクラスは釣れなかった…だもんで、本日は一度もタモ(網)を使わなかったという悲しい現実。数はそこそこだがサイズが…本日はアジを掛けたにもかかわらず、水面に上がって来るとアジが針から外れていることが頻発した。この原因は、船の大きな揺れでラインが緩むから。コレの対処法は、巻き上げ時にギリギリまでロッドを手で持ちながら、ラインが緩まないよう、船の揺れに合わせてロッドを立てたり寝かせたりする作業が必要になる。んだけど、疲れてくるとさっさとロッドキーパーに置きたくなるよね〜あと、やはり2本針の方が作業しやすいな〜なんか、上級者=3本針、初心者=2本針みたいなイメージがあるかも知れないけど、オッサン的にはそんな事はないと思います。コレって逆なんじゃないかと…2本針の方がタナに対してタイトだから難しいのでは?3本針だと狙える範囲が広くて、少々タナがズレてもなんとかなるから、初心者こそ3本針の方が釣れる気がする。まぁ、3本だと扱いにくいのはそうだけど…しっかりタナさえ取れれば、2本針の方が手返しも早いから、結果的に釣果が良いと思います。実際、本日のオッサンは2本針で竿頭だし!なので、今後も2本針でやろうと思ってます。結局、MR氏は船が陸に接岸するまで起き上がることは無かった。酔い止めの薬も飲んでたし、前日は早めに寝たので体調は万全で、出来ることはやったんだけどダメだったようだ。ここまで船と相性が悪いのも珍しいな。船長も不憫に思ったのか何匹かアジのお土産をくれたし、H2氏とオッサンのアジもおすそ分け。「んじゃ〜、次のアジ釣りはいつにしよっか?」オッサンのリベンジマッチのお誘いに「船釣りは拷問でした!もう二度と乗りません!!」と一刀両断。「ですよねっ!」こうして、アジ釣り仲間の引き入れ作戦は見事に玉砕。ハゼ釣り仲間にもけっこう船がダメという人も多い。だから、陸っぱりでハゼなんぞ釣ってお茶を濁してるんだろうけど…今まで見た事ないMR氏のバッドエンドな顔を見て、気軽に船釣りに誘っちゃいけない!と痛感したオッサンなのでした。でも、どこかに船も大丈夫っすよ!な人おらんかな?釣り上げたアジはその日のうちに捌き、翌日にクッキング。今回は、たたき、なめろう、つみれ汁、アジフライ、アジのそぼろを作った。テレビで『アジのなめろうの炙り』をやっていたので、なめろうを炙ってみたんだけど、オッサンは炙りの方が美味しいと思った。アジはレパートリーが多いから、作るのも楽しいよね!家族にも大好評!MR氏も「釣れたてのアジの味にハマったので、釣れ過ぎた時は貰いに行きます!」と前向きだったが、アジ釣りの苦労を知るのと、釣れたてをゲット出来るのとは話が別だ。甘くないのは現実社会もアジ釣りも同じで、働かざる者食うべからず!こうしてまたひとり、釣りたてアジを待つ者が増えたのでした。
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  • 冬の東京湾にビシアジ釣りに行ってきたんだけど…
    東京湾にて冬のビシアジ釣りに行くハメになりまして…2022年1月4日。今年初というか最初で最後になるのか、ビシアジ釣りに行ってきました。釣り場:猿島沖→大津沖天気:晴れ釣行時間:7時30分(潮位:160cmほぼ満潮)〜13時00分くらい(潮位:110cmほぼ干潮)大潮釣果:マアジ33匹(18〜26cm)  ロッド:アブガルシア-タコスフィールド TKFC-692MH-BS リール:アブガルシア-オーシャンフィールドBG ライン:PE4号 ハリス:3号〜1.5号ハリ:ムツ9号 エサ:アカタン時々アオイソメアンドンビシ130号の天秤仕掛け釣り狂いのオッサン2号にすっぽかされたシロギス釣りの代わりに、ビシアジ釣りに行ってきました。同行メンバーはハゼ釣りでおなじみのH2氏。以前から事あるごとに「アジ釣り行こうよ!」と誘われていたんだけど、イマイチ乗る気じゃなかったオッサンは有耶無耶な返事ではぐらかしていた。アジはアジ=味といういくらいに美味しい魚だ。料理のレパートリーも幅広いし、捌くのもたいした手間でもない。オッサンが乗り気じゃなかったのは、釣りモノとしてどうよ?と思っていたから。アジの釣り方はいろいろあるけど、今回はビシを使った沖釣りの話として聞いてください。ビシと呼ばれる籠にコマセを突っ込み、エサは基本的にアカタンと呼ばれるイカを赤く染めた物体を釣針にチョンと付ける。スルスルと下に落として指示ダナでアタリを待つ。アタリがあったらリールを巻いてアジを回収し、再投入。以後、リピート…こう書くと「コイツ分かってねぇなぁ〜」と批判する気持ちは分かります。オッサンはアジ釣り素人なので、このような愛のない表現になる。オッサンがイメージしているビシアジ釣りは上っ面だけ程度なもので、この作業の中にはズブの素人には理解できない、さまざまなテクニックが内在しているのは分かります。しかし批判覚悟で書きます。コレって釣りじゃなくて作業じゃね!?実際のビシアジ釣りは全然違うんだけど、な〜んも知らないオッサンはこのイメージが強かったのでず〜っと及び腰だったのでした。2022年のお正月、やることと言えば妻の実家への挨拶と近所のお寺へ初詣へ行く程度の予定しかない。例のウィルス騒ぎが再燃焼してきたもんだから、オッサン方への挨拶は自粛。そうでなくとも、正月はいつものようにヒマだ。だもんで、H2氏の倍々プッシュもあって、ついにビシアジ釣りに行くハメになってしまった。とにかく行くと決まったので、アジ釣りの準備をしなくてはならない。オッサンは、ビシアジ釣りは全くやったことがない訳でもない。シロギスとかアナゴとかのリレー船で”ついでに”というノリでやったことはあった。しかもその時はライトアジ釣りだったので、今回のようにアジ一本に絞ったフルスペックなビシアジ釣りは初めてだ。仕掛けパーツは以前のアジ釣りで作った時の余りものがあったんだけど、ハリスが心もとない。ひとつだけ残っていた市販のアジ釣り仕掛けのハリスの太さは3号なんだけど、オッサンの手持ちに3号のラインは無い。残念ながら、年の瀬&新年でなけなしのお小遣いが吹っ飛んだので、アジごときで新しくラインを購入する金なんぞは皆無だ。とにかく手持ちで誤魔化すしかないのである。ゴソゴソとオッサンの釣りアイテムを物色していると、ハゼ釣りの中通し竿に使うナイロン2号と、いつもハゼの穴釣りとかシロギス釣りで使っているフロロ1.5号が出てきた。市販品が3号使っているのは、良型がダブルとかで掛かったり、アジ以外の思わぬ大物にも耐えられるようにだと思れる。アジ単体なら3号じゃなくても耐えられるよね…?しかし、今回のポイントは横須賀の走水あたりだろうから潮が早いし、大アジの可能性が高い。ラインブレイク必至だぞ!いやしかし、わざわざ太いライン買うのかよ!3号なんて他には使わんぞ!いやしかし…少々葛藤するが、アジだけなら2号や1.5号で大丈夫だろうて、否、大丈夫であってくれ〜と願いながら手持ちのラインでハリスを手作りするオッサンなのでした。そして一番心配な問題がある。オッサンは130号とか150号のビシアジ釣り用のタックルを持っていない。「んなもんレンタルすりゃ〜いいじゃん」なんだけど、皆そう思ってると思うけど、レンタルってなんか嫌じゃん!?他の誰が使ったのやも知れんタックルを握りしめるというのも…ましてやこのご時世、船宿がロッドやリールを濃度70%以上のエタノールでゴシゴシと消毒・除菌しているなんて、まず無いだろうて。ならば、オッサン2号に電動リールごとビシアジタックル一式を借りようかとも思ったんだけど、万が一、壊したり海に奉納しないとも限らん。なので、オッサンが持っているアイテムでなんとかしなければならない。オッサンの手持ちであの重量のビシを背負えるのはタコ釣りロッドくらいしかない。約3kgのタコをガリガリと力づくで上げた実績があるから、パワー的には全く問題ないだろうて。ただ穂先がガサツなので、アジのアタリが分かるのか?という疑問は残る。そして一番の懸念はリールである。当然ながら、オッサンは電動リールというラグジュアリー&ファッショナブルなアイテムなんぞを持っているはずもない。ちょっと深場になると電動リール当たり前のこのご時世。釣り番組などでは、魚を掛けたらウィ〜ン!と電気的リールで巻き上げる光景が普通にみられる。それを見せつけられるたびに「ケっ!メーカーに踊らされてるんじゃねぇ〜よ!」と他人事だったんだけど、いざ自分の身に降り掛かってくると電気の力に頼りたくなる。んがしかし、もうそんな絵空事言ってられん状況なので、コレまたオッサンの手巻きのタコ釣りリールで誤魔化すことにした。たかが50mやそこらで電動を使うなんぞ軟弱だね!男は手巻きじゃ〜!!しかし、このノリが後ほど激痛なしっぺ返しを喰らうとは、思いもよらなかったのでした。いや…、やっぱりある程度は予想していたけどサッ!アジ釣りはタナが命当日はH2氏がオッサンちまで迎えに来てくれた。朝5時でまだ暗い時間帯。オッサンの勝手な持論だが、車の運転と金の使い方はその人間の素が出ると思っている。平静はハンカチにキーピングをつけてアイロン掛けするようなメルヒャンな乙女男子でも、いざ車の運転となると、車間距離ゼロで幅寄せ当たり前、前の車を突き回すようなドライビングだとしたら、そ〜いう人間だということです。さて、いつもはノンビリと釣り糸を垂れ、毎回欠かさずオッサンにおにぎりを恵んでくれるH2氏の本性は如何に?ジギルとハイドか!?と楽しみにしていたんだけど、実際はスピードも出さない安全運転だった。表裏のない温厚な人だったんだな〜っと妙な納得をするが、時おりフラ〜っとセンターラインを踏んだりするのは年齢故か!?少々危なっかしいので「無事に帰って来れるかな?っていうか、釣り場に着くのかな?」と不安になる。意外に早く横須賀の街に到着。途中トイレ休憩で米軍ベース近くのコンビニに寄ったんだけど、ちょうど出勤時間帯だったからか、店内は外人で溢れていて日本の光景ではなかった。しかし、沖縄県のオミクロン問題を思い出し、「やばい!ここに居たら危険!!?」と呼吸を止めて脱出。まぁ、皆マスクはしていたし大丈夫だろうと思いたいが、ちょっと怖かった。ほどなく船宿に到着。本日お世話になるのは新安浦港の『長谷川丸』さん。H2氏はアジ釣りではいつもお世話になってるそうな。本日はショートアジで7時20分出船〜13時沖上がりだけど、ポイントは目の前だから時間的には十分だ。受付時にビシとロッドホルダーを借りた(無料)。いくらなんでもロッドホルダーが無いとダメっしょ!オッサンは車に乗り込むときには既にレインスーツだったから、後は靴だけ履き替えて、荷物を船に運ぶだけなので楽ちん楽ちん。ちなみにオッサンのレインスーツはワークマンの『イージスオーシャン』。今はどうか知らないが、手に入れた当時は人気商品だったので、購入権利すら抽選だった。リーズナブルだし温かいし軽いのでとても重宝だが、使用後の洗濯が厄介だ。防水仕様だから、脱水してもボタボタ水が垂れるし、何日も干しっ放しにしないと乾かない。※メーカーは洗濯機の使用は推奨してないが、こんなかさばるモノを手作業なんてやってられん!足元はいつもハゼの穴釣りで使っている防寒長靴で固めた。ハゼ釣りごときでは少々オーバースペックだが、冬の船釣りでは真価を発揮するありがたい長靴。オッサンのファッションスペックはこちら↓↓↓って、んなもんど〜でもいいか…ワークマンの防水防寒スーツ【イージスオーシャン2018】が来た!【追加記事あり】釣りに使う最強の防寒長靴の性能は如何に!?乗り込む船は『第三長谷川丸』長谷川丸三番艦。ライトブルーが眩しいぜ!大型船で広くてとてもキレイだ。このように手入れやメンテナンスに船宿と船長の心意気があらわれる。ないすfishing boatH2氏は左大トモ(一番船尾の席)でオッサンはそのお隣り。コマセを撒く釣りものなのでH2氏に有利な席順だが、オッサンはどこでやっても釣果は変わらんだろう。席も確保したので早速釣りの準備をば。って言ってもほとんど準備することもなくて、ビシとハリスを装着するだけで完了。レンタルのビシとコマセ。アジ釣りの肝だ問題のタコ釣りタックル。果たして使えるのか?不安が募るやることもないのでブレックファースト。いつものホットスポドリとおにぎりこのご時世だからか、船内は方舷5名ずつで大型船だからかなり余裕のある釣座間隔。これなら下手っぴのオッサンでもオマツリしそうもないから安心だね!酔止めのお守り”ミンティア”。酔ったことないけど定刻通りに出船。横須賀の街を眺めながら富士山がキレイに見えるのでお天気は問題ないだろうて。場所がら米海軍の軍艦も停泊しているが、普通の船舶とは全然違う威圧感がある。おっかね〜な。魚雷打ってこないだろうな…軍艦すげぇな〜。どこかに空母とか原潜いないかな〜?とキョロキョロしていたら、いきなり船のエンジンが静かになった。ん?10分くらいなのに、もうポイントに着いたらしい。本当に目の前なんだ!?完全に停泊していよいよアジ釣り開始。「45mで底から3mに反応あります。」とのアナウンス。底まで45mか…ということは45mもグリグリ巻かなきゃならんのか…釣りをやる前からブルーなオッサン。まずはコマセを籠に突っ込みまして…っと準備時間はたっぷりあったにもかかわらず、現場でチンタラやり始める始末のオッサン。準備完了にて投入するが、思った以上にビシが重くて、これを何十回も上下すると思うとゲンナリする。一丁前にリールのスプールを指で軽く抑えながら落とす”サミング”をしながらスルスル落とす。釣れる釣れないはともかく、他の釣り人に迷惑を掛けないようにしよう!との心意気。着底したので、まずは1m巻き上げてひとシャクリ、また1m巻いてひとシャクリ、もう1m巻いてアタリを待つ。何のテクニックも知識も思想も無いオッサンとしては、コレしか出来る事がない。そのポイントに着いてすぐは釣れないらしく、コマセをある程度撒いて魚を寄せるという作業が今の状態。コマセ撒きは船中みんなで共同作業!コマセを撒くタナを間違わないようにしながら、みんなでひとつになろう!!なハズなんだけど、そこここでリールを巻き上げる音がしてくる。当然ながらオッサン以外は全員が電動を使っているようだ。ポツンとひとり手巻き…仲間外れ感を満喫しながらアタリを待ってるんだけど、何の音沙汰もない。フッ…、いつもコレだ。船釣りの時は特にオッサンはスロースターターである。周りは釣れているのにオッサンにはアタリひとつない…「タナ間違ってんのかな?」ビシを落とし、タナを再確認するが間違っていないようだ。な〜んで釣れないのかな?考えてもしょうがないので、一度回収するが45mの深さが果てしなく感じる。手巻きでがんばって巻いてるんだけど、重量級の仕掛けが全然近づいてくる気がしない。やっと水面にビシが見えてくるが「この作業をやり続けるのか…」早くも萎えるオッサン。とはいえ、ビシをシャクってみた感じだとオッサンのタコ釣りロッドはちょうど良い塩梅で「このロッドはビシアジロッドぢゃね!?」と思わせるほどのベストマッチングだった。ただ問題はアタリがどう出るのか?だけど、未だアタリは無いのでそれは謎だが、もしかしてアタリが拾えてないのカモ?という不安がよぎる。再びコマセをつっこんで再投入。スルスルと落としてシャクリ……なんてオッサンひとりでチンタラやっていたんだけど、周りの釣り人達は既に何匹も釣り上げているご様子なのでアジの反応は良いらしい。アジ釣りは自信のある釣りもの!と豪語していたH2氏も、周りに負けじと釣り上げている。H2氏はクィッ!クィッ!っとクイックに二段階にシャクっていて、年齢を感じさせない瞬発力を見せている。普段はノンビリとハゼ釣りしているが、ことアジ釣りになると全く違った輩に豹変し、素早い動きでアジを仕留めている。H2氏の場合は車の運転ではなく、アジ釣りで本性をあらわすらしい。んで、ノンビリやってるオッサンはと言うと、やっと待望のアジのアタリがやってきた。このタコロッドでも明確に分かるアタリだったが、ここで少々思案する。「アジを一匹つづ釣るのもどうよ?ただでさえ手巻きなんだからダブルで掛ければ効率よく釣れんぢゃね!?」と実力に似合わない事をたくらみ始める。ス〜っとロッドを上げて追い食いを狙ってみると、グ〜ン!と一段と重くなった。「キタ〜!!」嬉々としてグリグリ巻き上げるオッサン。しかし、上がってきたのはカラのハリスだけなのでした。アジは口が弱い魚なので急激に巻くと口が切れるが、オッサンの手巻きでは高速で巻くなんて不可能である。なので、バラした原因は、水面近くまでビシが来た時にオッサンがモタついていたからだと思う。フゥ〜、こんなもんだよ人生は。気を取り直して再投入するが、とにかくアタリはハッキリと分かったので、ロッドには問題が無いというのは良かった。良かった。お隣りで調子よく釣り続けるH2氏に聞くと「タナは2.5mだよ!」らしい。なるほど!釣りは素直な方が結果が出る。2.5mにタナをとり直すと、すぐにアタってきて初アジが釣れた。やっと釣れたよ〜!ヨシ!これからがオッサンの逆襲じゃ!!「そこまでやって釣りでしょ!」by妻アジ釣りはとにかくタナ取りが命。50cm違えば釣れない。タナは2.5mを合言葉に、オッサンも調子良くアタリを出せるようになってきた。さすがに他の釣り人のようにリズム良くとはいかないけど、手巻きリールを駆使しながらチョロチョロと釣り上げていた。※余裕が全然無かったので写真を取り忘れてました。申し訳ないです。サイズ的には20数cm前後と悪くはないし、走水のブランドアジだし、全てじゃないけど黄金アジも少しは混ざる感じ。ある程度釣れて、心の余裕が出来た時点で少々遊び始める。オッサンは二本針を使っていたんだけど、下の針にイソメを付けてゲスト狙いをしてみたが、一度だけ何か重い引きが来たんだけどハリスを切られてしまった。正体は分からないけどアジではなさそうだった。ハリスもハゼ釣りの中通し用の緑色のナイロン2号はアジの喰いが悪くて、1.5号の透明なフロロはよく釣れたんだけど3回切られたから、大型とか良型×2匹とかになると1.5号は心もとないかな。市販の仕掛けは3号を使っているのが多いから、オッサンみたいにケチらないで、それくらいの太いラインを使ったほうが無難だと思います。んで、いつものように悪魔の時間がやってくる。オッサンは釣りをしているとほぼ確実に全然釣れない時間帯がある。飽きてくるのか、疲れてくるのか…たぶんその両方なんだけど、全然釣れない悪魔の時間。この時間中はトンチンカンな事やっているらしく、釣れる訳ないわな〜今回の場合は理由はハッキリしていて、単に疲れたから。そりゃそうだよ!手巻きで50m前後の深さで130号のビシを何十回も上げ下げしてるんだもん。両腕はもうパンパンだ!集中しようにもできんわ!!船中ある程度数も上がっていたので、終盤は型狙いで猿島沖から大津沖に移動。こちらは大型が期待できるポイント。予報通り風が強くなってきて、潮の早い流れと相まって釣りづらかった。しかし、期待していたサイズもイマイチで13時に沖上がり。やっと終わった…、もう疲れて抜け殻なオッサン。5時間30分で33匹とがんばったよ俺!このうち約半分は力尽きていて、ロッドボルダーに竿を固定して釣りしてました。H2氏は62匹と素晴らしく、船中結果は25匹〜72匹でした。オッサンがスソじゃなくてホッとしました。竿頭はオッサンの右隣りの方だろうな。ず〜っと釣れ続けていたもんな〜見ていると特に変わったことをしているわけじゃないんだけど、釣れるんですよね〜きっとオッサンみたいなシロウトには分からないテクニックがいっぱいあるんだろうな。見る人が見れば分かるんだろうけど、オッサンレベルでは見抜けませんでした。やはり今回のように釣りをするポイントに近い船宿の方が、臨機応変に細かく修正が効きますね。ちょっとアタリが遠のくと細かいポイント移動で釣れるところにご案内。コレは地元じゃないと分からないと思います。それと電動リールの偉大さを改めて気付かされました。まだ電気力が普及していない昔ならいざ知らず、テクノロジーが発達した現代では、そのテクの波に乗らないという選択は難しいな…釣りなんだから釣れた方が楽しいに決まってる。ホンのちょっとの出資と考え方でソレを手に入れれば、違う景色が見えて来るのかもしれませんね。根性論では追いつかない使えるテクノロジーの導入は、釣りの世界にもやってきてるんですね。しかし、新しい技術の導入には先立つものが必要である。果たしてオッサンにその導入が許されるのだろうか?否、それ以前にアジ釣りまた行くのか?という問題が無きにしもあらずだ。アジ釣りを終え、帰りの車中で疲れ切ったオッサン二匹は無口に揺られていた。ふとH2氏が「釣りの帰りは眠くなるよね〜。この前なんかつい居眠りして前の車にドカンだよ!」マジか!?たぶんH2氏も眠らないようにと話始めたんだろうけど、オッサンもH2氏との心中は不本意なので、自宅に到着するまで”眠ると死ぬぞ〜!”の思いで必要以上に話続けた。無事帰宅したんだけど、オッサンのアジ釣りはまだ終わっていない。むしろこれからが本番だ。本日中にアジを捌き、ディナーを作り上げなくてはならないのだ。明日から仕事なので、釣ってきたアジを本日中にやっつけなくてはならない。今更だが、昨日アジ釣りに行っていればまだ時間的余裕はあったのだが、何で今日アジ釣ってたんだろ…?後悔してももう手遅れで、とにかくこれからが勝負だ。まずは釣ってきた33匹のアジを少しでも削るべく、妻の実家に6匹ほどまるごとおすそ分け。本来なら半分くらい押し付けたいが、二人家族なのでそうもいかんだろうて。残りはオッサンが解剖しなければならない。三枚におろして、火を入れる分は皮は剥がずにそのままで、生系のレシピ分は皮も剥ぐ。幸いなことにアジは捌きやすいから助かるが、早朝4時から活動開始し、日中は筋トレしまくってもうクタクタだった。何度も心折れそうになるが、その度に妻の名言「そこまでやって釣りでしょ!」が頭の中でこだまする。この名言は、釣った魚を自分で捌き、自分で料理し、その食事の後片付けまでやってまでが釣りに含まれるという意味である。光の速さでアジを捌き、お次は料理じゃ!本日のレシピは○アジフライ○なめろう○アジのつみれいり味噌汁○アジのハンバーグである。アジフライはともかく、その他はどうだろう?オッサンちにはフードプロセッサーなる料理家電は無いので手動でアジを細かくしなければならない。しかも4レシピの内、3つ分のアジをミンチにしなければならない。釣りも料理もなんで手動なんだ!?アジを包丁でぶっ叩きながら大いに憤るが、そもそもこのレシピに決めたのもオッサンだ。これまた光速で料理をやっつけ、食卓に並べる。アジバーグは下ごしらえだけで力尽きた。つみれ汁は具すら無い手抜き一応、家族からは美味しいとの評価だったが、オッサンはもう疲れ切っていて味なんて分からなかった。あとは片付けか…と思って全員が食べ終わるまでコタツに入っていたら、いつの間にか熟睡…気が付くと、後片付けも終わっていた。持つべきはありがたい家族である。釣りも自分で消費できる程度にそこそこ釣れれば良いとは思うんだけど、釣れれば釣れるだけ釣ってしまうのは、釣り人の悪い性癖だ。いまだ釣れるだけ釣るのは、オッサンがまだ未熟だからだろう。円熟し老練になれば、きっとその日食べられるくらいで満足するんだろう。そんなつつましい未来をイマジンしながら、ネットでお手軽な電動リールをチェケラするオッサンなのでした。次の記事>>>「2022年11月東京湾にてビシアジ釣りに行ってきました」へ
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