2021年のミジンコ繁殖スタートだが勇み足か!?【追加記事あり】

2021年のミジンコ繁殖スタートだが勇み足か!?【追加記事あり】

2021年もミジンコ繁殖の季節がやってきたハズだった…

 

オッサンちでは、飼っているメダカの活餌としてミジンコを与えている。

 

市販の各種ドライフードよりもメダカ受けが良いようで、活ミジンコを与えると元気だし身体も大きくなるような気がする。

 

普段は死んだように浮遊しているメダカ達も、活ミジンコを与える期間だけはエネルギッシュで活発になる。

 

オッサンが活ミジンコを与える理由は別にメダカのためを思ってではなく、ミジンコを追っかけまわす姿が見たいというトホホな理由から。

 

問題はミジンコを追っかける勢いで次世代を担う赤ちゃんメダカもバク!っとやってしまうことが多々ある。

 

メダカって赤ちゃんメダカを「自分の子ども」と認識しないらしく、ただの動くエサとしかみてないらしい。

 

まぁ、これが本能なんだからしょうがない。

 

丁寧に飼育する人はメダカの卵を別に分けて、きちんと孵化させ子育てをするようだが、オッサンちはそうではない。

 

小さなメダカ鉢の中には卵や稚魚も同居する弱肉強食の世界。

 

強いものだけが生き残るサバイバルレースなのである。

 

 

そもそもが屋外で飼っているので飼育環境も過酷だ。

 

夏はsunsunと直射日光が照りつけ、冬は氷が張る灼熱極寒地獄。

 

野良猫の水場にもなっているので、時には野良ぬこが手を出してくることもある。

 

外敵も無く、温室育ちでぬくぬくなんて微塵もない恵まれた飼育環境である。

 

 

 

2021年も水底に敷いてある田んぼの土の中から冬眠していたメダカ達が目覚めてきた。

 

中には、その泥土の中で目覚めることなく永遠の眠りにつくものもいるんだろう。

 

なのでオッサンちのメダカ鉢の水底はペットセメタリーも兼ねていて、かなりの亡骸が土に還ってるんだと思う。

 

2021年は暖冬と言われるだけあって、2月の暖かい日にはメダカが泳ぐ姿が見られた。

 

「随分早いな〜。お腹も減ってるだろうて…」とドライフードを与える心優しいオッサン。

 

しかし、オッサンの悪い癖でエサの与え過ぎですぐに水を悪くしてしまう。

 

だもんでオッサンちのメダカ鉢の水はいつも緑色に濁ったままだ。

 

「またやっちゃったな〜。ミジンコの季節になればドライフードをあげないから水を悪くしないのに…」とミジンコの時期が来るのを心待ちにしていた。

まずはミジンコ繁殖環境を整える

2021年も狂ってるのはコロナ禍に対する行政の対応だけでなく、気候もおかしいらしい。

 

まだ3月なのに夏日なんて呼ばれる日があったりして、このままでは今年の夏はいろんな意味でどうなるんだろう?とブルーにならざるを得ない。

 

例年なら5月くらいまで待ってるんだけど、ここしばらくは暖かい日が続いてたので今年はミジンコも早いんジャマイカ?っと秘密の場所にミジンコ採取に行く計画を立てた。

 

実はオッサンちのミジンコ繁殖池(という名のただの発泡スチロール箱。妻の実家の屋上で勝手にやってる)に異変が起きまして…

 

いつもならミジンコ繁殖期間が終わるとミジンコの耐久卵が残り、然るべき時期にそれらが孵化し、ミジンコが勝手に増えるのでわざわざ採取に出かけなくてよかった。

 

しかし見回りもしないでず〜っと放ったらかしにしてたら、繁殖池がカラカラに干上がってしまいまして…

 

でも耐久卵だからたぶん大丈夫かも?いやいや、ここまでカラカラになっちゃうとダメかな?っと危惧されたので、2021年はミジンコのリセットを決断しました。

 

まぁ、今までミジンコ繁殖池として使っていた発泡スチロールもかなりくたびれてたので、新しくしなくちゃだわ!とも思ってたんですよ!

 

というわけで2021年のミジンコ繁殖作戦は、まずは繁殖池となる発泡スチロール箱をゲットすることから始まった。

 

 

 

レジ袋の有料化に伴い、ダンボール箱を無料で提供するスーパーが多くなった。

 

確かその中に発泡スチロール箱もあったはずだ!と記憶してたもんで、難なく手に入るだろうとタカをくくっていた。

 

んがしかし!どこにも無いのである!!

 

ダンボール箱は大量に用意されているが、発泡スチロール箱はどのスーパーに行っても無いのである。

 

リアリー?確かにあったハズなのに…

 

困ったぞ!こうなったらホームセンターで買うべきか?

 

いやいや、発泡スチロールごときに大枚はたくのもバカらしいぞ!

 

しょうがないから現状のミジンコ繁殖池で今年も続行か?

 

いやいや、既にかなりボソボソなスチロールになってるから、いつ決壊してもおかしくない状態だぞ!

 

どうしても買うという選択をしたくないせこいオッサンは、資源ごみの日などに近所中のゴミ置き場を徘徊したが本当にどこにも無いのである。

 

いざ必要な時に見つからないのは、鍵も財布も発泡スチロールも同じらしい。

 

ムムム…、どうしたもんか。

 

 

近所でメダカのブリーダーをやってる友人に相談してみた。

 

「あ〜この時期はダメだよ!」

 

「特に最近はメダカブームで発泡スチロールの需要が多いから手に入りにくいよ!考えることは皆同じだよね〜」

 

「知り合いのアクアショップでもらってきてあげるよ!」

 

いざという時の友は真の友。ありがたい!

 

 

 

後日、待望の発泡スチロールが届いた。

 

んがしかし、オッサンの想像を遥かに超えるシロモノだった。

デカイ!手前が今までのミジンコ繁殖池

 

とにかくデカイ!ミジンコどころかハムスターを20〜30匹飼えるんじゃね?なサイズで、とてもご家庭でメダカを飼うサイズとは言い難い巨大さ。

 

友人曰く「コレしか無かった。手頃なサイズは既に何軒もの予約があるくらいだった。」

 

でしょうね。だから余ってたんだろうて…

 

コレは今までいろんな魚を輸送するのに使ってたんだろう。

 

この巨大な容器に水を入れても耐えられるであろう分厚い装甲と、フタにはエアーポンプのチューブを通したであろう穴が空けられ、そこそこの年季も入っていた。

 

「どうする?やめとく?」と申し訳なさそうな友人。

 

最初はビックリして怯んだが、友人がコレを運んできてくれた苦労を無駄にはしたくなかったし、この時すでにオッサンの中である作戦がムクムクと鎌首をもたげていたのであった。

 

でもまぁ、正直なところはど〜せひとんちで勝手にやるから、サイズなんてカンケーないね!なところですが、何か?

 

 

 

まずはハムスターハウス改めミジンコ繁殖池の加工から。

 

この中に水を入れればかなりの水量になるのでその分水圧も大きくなる。

 

なので、強度の観点からフタは必要になるのでフタはテープで固定し、ミジンコ飼育作業用に上部に穴を開けた。

 

 

さらに内部の真ん中に間仕切り壁を作り、二部屋にした。

 

ミジンコってある日突然全滅するので保険をかけて複数の容器で飼育するのが鉄則ではあるけど、オッサンの作戦はさにあらず!

 

その作戦とは?それはまた後ほど。

ワンルームから2部屋へドレスアップ!

 

穴のサイズは、今まで使っていたカラスの行水避けのパンチングメタルが使えるサイズ。

コレやっとかないとカラスが入浴する

 

水を入れるが、満タンじゃなくてもすごい量入ったぞ!

 

水道のカルキ抜きのため最低一週間は放置

懐かしのミジンコ採取へ!

お次は主役のミジンコをゲットしにゆく。

 

雨が降った数日後の天気の良い日を狙ってのミジンコ採取。

 

ちなみに上記の条件は、オッサンの経験からの基準なので科学的な根拠は何もない。

 

 

例のごとく秘密のミジンコ池へ赴く。
※「秘密」としているのは、ココはとても小さな場所で、多くのミジンコマニアが来て荒らされるとアッという間に無くなってしまいそうだから。
こんな都心にミジンコが湧いてる場所はとても貴重で、オッサンもさんざん探し回ってやっと見つけたスポット。
独占しようという魂胆があるわけじゃなくて、この貴重なオアシスをず〜っと残しておきたいからです。

 

久しぶりに訪れるのでミジンコ池自体が無くなってやしないかと、内心ハラハラだったんだけどきちんと残っていたのでホッとする。

 

まずはミジンコの湧き具合をチェック。

 

う〜ん…、期待したほどの湧きではないっていうか、ほとんどいないと言っても過言ではないぞ!

 

やはり時期尚早だったか!!

 

しばらく暖かい日が続いたからもうミジンコも湧いてるだろうと思ってたんだけど、甘かったな〜

ミジンコ湧いてないんじゃね!?

 

とは言え、ここまで来て手ぶらで帰るのも不本意である。

 

というわけで、できる限りミジンコ様を採取していこうと決めた。

 

いつものようにミジンコ採取セットはミジンコを入れるペットボトルと同じくペットボトルを切り取って作ったコップ。

これで必要十分。なんてお手軽なんだ!

 

時期と日が良ければ池中にミジンコが湧いてるんだけど、今現在はジィ〜っと見つめないとミジンコがいるのかさえも分からない。

 

池を凝視すると、かろうじて底の方にミジンコがうごめいているのが見えてくる。

 

なるべくミジンコが濃い部分をコップですくってみたが、数えるくらいしか入ってないぞ!

ヒャ〜、少ないな〜

 

しかし、頑張って数を稼がにゃならん!

 

眼力を込めてミジンコを見つけ出し、コップを握りしめて打つべし!打つべし!

 

一応奮闘してみたが、ペットボトル内にはたぶん100匹も入ってないと思う。

 

いつもなら100匹なんてコップひとすくいなのに…

 

でも、これしか取れないんだからしょうがない。

 

2021年はこの心もとないミジンコ達からスタートじゃ!

ここから瀑増させちゃる!

ミジンコ繁殖池へ投入

帰宅し、人んちで勝手に準備しておいたミジンコ繁殖池へ急ぐ。

 

覚えているかと思いますが、今年はこの繁殖池を二分割しています。

 

そして、ミジンコを採取してきたペットボトルも2つ。

 

っということで、2021年は実験をしてみようと思ってます。

 

それはミジンコのエサ対決!
ドライイーストvsムックリワーク
どっちが瀑増するのか!?
という企画でございます。

 

まぁ、増えればどっちでもいいじゃん!と言われればそ〜なんですが、昨年使ってみたムックリワークが大量に余ってるもんで…

 

ソレを消費しなければならないし、どうせならやる気にさせるネタでもしましょかね?っというノリである。

 

ちなみに『ムックリワーク』とはミジンコ繁殖促進飼料で、ミジンコ業者も使ってるシロモノらしい。

 

オッサンはいつもミジンコのエサはドライイーストを使ってたんだけど、2020年は巣ごもりの影響でホームベーカリーが流行ったらしくドライイーストが全然手に入らなかった。

 

何か変わりのものを…と探してたら、ムックリワークに出会ったというイキサツです。

 

ちなみにムックリワークの記事はこちら↓↓↓
2020年ミジンコ繁殖に事件発生!

 

2021年は近所のスーパーに普通にドライイーストも売ってたから、良かった良かった。

以前とはパッケージに変化があって個包になった

 

昨年はマスクしかりトイレットペーパーしかりで、世の中がパニクってたもんだからモノ不足が発生していた。

 

さすがに一年も経つと世の中が落ち着くのか人々が冷静になるのか、極端な買い占めにも走らず物販が潤滑に回っている。

 

まぁ、巣ごもりもホームベーカリーにも飽きたというのが現実なんだろう。

 

 

ドライイーストは皆さん御存知の通りイースト菌で、ミジンコが直接食べるエサになる。

 

一方、ムックリワークは直接のエサではなく、植物性プランクトンを繁殖させてそれがミジンコのエサになるという、飛天御剣流の二段構えなタグである。

 

という御託は置いといて、それぞれのお部屋にエサを投入。

ドライイーストは小瓶に溶かしてから

 

投入!

 

 

ムックリワークは

 

直接投入!

 

間違えないように旗を作った。

 

当然ながら「ド」はドライイースト、「ム」はムックリワーク。

 

もちろんドムっちゅうても、ファーストガンダムに登場するモビルスーツのドム(MS-09)ではないのは言うまでもない。

 

ましてや「俺を踏み台にしたぁ!?」というリフはミジンコとは全く関係ないが、ドム=黒い三連星=ジェットストリームアタックのこのリフが出てくるのはオッサン世代なら言わずにおれないのも言うまでもない。

「ドム」でコレが出てくるのはオッサンの歳だからこそ

 

それぞれに旗を立てた

 

忘れずにミジンコも投入!

危うくミジンコ入れるの忘れるところだったぜぃ

 

本来ならムックリワークは投入してから繁殖環境ができるまでに一週間くらいかかるが、そんなの待ってられん!

 

 

っという訳で、2021年はこの体制でミジンコ繁殖をやってみようと思ってます。

旗、飛んでかないかな?

 

果たしてドライイーストvsムックリワークのマッチレースの結果は如何に!?

 

もしくは双方全滅の可能性も無きにしもあらず。

 

今後の報告にご期待しないでください!

【追加記事01】ミジンコのおかわり

そんな心もとない状態で始まった2021年のミジンコ繁殖計画。

 

開始から2週間経過後の現在ですが、「う〜ん…、たいして変わらないな…」と言った塩梅。

 

如何せん初期投入のミジンコ数が少な過ぎたようで、見た目にほとんど変化はみられない。

 

たぶん少しずつ増えてるとは思うんだけど、こんな牛歩戦術なスローモー増量では、一体いつになったらメダカの活餌として投入できるか分かったもんじゃない。

 

これではラチが明かないので仕方なく強行手段に出る。

 

 

暖かく天気の良い頃合いを見計らって、再び秘密のミジンコ池に赴いたオッサン。

 

目的はもちろんミジンコのおかわりである。

 

前回よりも大分暖かくなってきたし、東京では夏日も観測されるくらいだったので「ミジンコもかな〜り増えたんじゃね?」と期待していた。

 

現場に到着し、期待でいろんなところを膨らませていたのだが、ソレが一瞬のうちに萎えた…

 

池を覗き込むが前回同様にミジンコがほとんど見当たらない。

 

「むむむ、こんなに暖かくても厳しいのか…」

 

しかし、いつものように会社を失敬し、こんなへんぴな場所までやってきて手ぶらで帰るわけにもいかん。

 

ウロウロしながらミジンコが湧いてる場所を探す。

 

ミジンコには湧きやすい場所とそうでない場所があって、今までの経験上、日向で草が茂ってるスポットにミジンコが湧いている事が多いと思う。

 

そんなスポットでジィ〜っと目を凝らすと、数は少ないけどミジンコが湧いるのを確認。

 

狙いをつけ、ペットボトルを切って作ったコップを握りしめ、打つべし!打つべし!

 

まぁ前回よりは幾分マシだが、今回も心もとない成果である。

もっと湧いてると思ったんだけどなぁ〜

 

 

寂しく持って帰り、さっそく新しいミジンコ繁殖池へと急ぐ。

 

実はこの繁殖池には、ミジンコのエサであるドライイースト&ムックリワークの他にグリーンウォーターも投入していたのでした。

 

オッサンちのメダカ池では、オッサンがメダカのエサを与え過ぎたのが原因で濃厚なグリーンウォーター状態になっている。

 

別に狙ってやった訳じゃなくて意図せずそ〜なってしまったんだけど、このグリーンウォーターってメダカに害があるわけじゃなくて、かえってメリットが多かったりもする。

 

グリーンウォーターとはアオコなどの植物性プランクトンの大量発生が原因。

 

これはメダカ自体のエサになるし、メダカの糞に含まれる有害な窒素化合物を吸収して水をキレイにしてくれたり、メダカの稚魚にとっては水が濁っているので親メダカに見つかり捕食される確率が少なくなります。

 

このように良いことずくめではあるけど、唯一のデメリットは見た目が悪い事くらいかな。

 

まぁオッサンはメダカを屋外で飼ってるし、メダカ鑑賞して愛でる訳でもないから見た目なんぞはど〜でもいい!

 

ただ、水が濁ってるとメダカがミジンコを追っかける姿がみずらいかな…

 

これはもっとミジンコが増えてからの問題だからそれは後々考えることにしよう。

グリーンウォーターを投入し、ミジンコ繁殖池も緑が濃くなった

 

ミジンコ繁殖池の水はこのグリーンウォーターの影響でどちらも緑色なんだけど、よくよく観察すると同じGReeeeNにあらず!

 

どちらかというとムックリワークを投入している方が緑色が濃い感じ。

 

そもそもムックリワークは植物性プランクトンを増殖させるのを目的として作られてるんだから、緑を濃くするのは得意分野なんだろうて。

 

今回のミジンコ繁殖池は水深が深くて底が見えないからハッキリとは断言できないけど、見える範囲だけで言わせてもらえば、ドライイーストよりもムックリワークの方がミジンコの増え方が早い気がする。

 

オッサン的にはドライイースト派だもんで、ぜひともドライイーストには頑張って欲しいと願っているが、ミジンコが増えればどっちでもいいや!

 

 

っという訳で、おかわりのミジンコを投入する。

ミジンコは数百程度しか入ってないけど、頑張ってくれ!としか言えない

 

これでしばらく様子を見ますが、事と次第によっちゃ〜再おかわりもあり得ますね。

 

問題は、現在は緊急事態宣言が発令されているので、以前みたいに公園が立入禁止になったらミジンコ採取できないな。

 

まぁ、その場合は不法侵入すりゃ〜いいや!

 

そもそも緊急事態宣言で何でこんな公園も閉鎖するのか?

 

行政のやることはサッパリ分からん!

スポンサーリンク