2019年もミジンコ繁殖始めまして!

2019年もミジンコ繁殖作戦開始!

2019年もミジンコの心配をしなければならない時期が来てしまった。

 

まぁ、これは毎年のことなんだけど…

 

 

自宅の脇で飼っているメダカが冬眠から覚めてチョロチョロ動き始めると、こやつらの活エサとしてミジンコを与えている。

 

手っ取り早く市販のエサを与えていればよいものを、何を間違ったのかメダカよりも飼育が難しいミジンコをエサとして選んでしまった。

 

 

なんでこんな手のかかる事を始めてしまったのか…

 

それは、オッサンがメダカにエサをあげすぎて水質を悪くしたり、メダカがエサを食べすぎてメタボを超えてピンポンパール(ピンポン玉に頭と尾ヒレが付いてるような丸い金魚)みたいな体型になってしまったからと記憶しております。

 

そんなピンポンメダカが、通常なら余裕で通過できるオブジェの穴に腹が支えてジタバタしているのを見つけて、「コレはさすがにマズイな…」と思ったのでした。

 

 

ペットの肥満が増加し、人間様のみならずペットのメタボ基準値まで策定される昨今。

 

飼い主がメタボならペットも太ってるのはよく見かけるし、体型のみならず顔まで似ているのさえいる。

 

よく「ペットは飼い主に似る」なんて言うが、これにはキチンと根拠があるらしく、

  • 人間は無意識のうちに、自分や見慣れている人の顔に似ているペットを選んでいる
  • 長い時間飼い主と過ごす事で、性格やしぐさ、生活習慣が飼い主に似る

らしいです。

 

人間と犬猫といった哺乳類同志ならいざ知らず、オッサンとメダカでは全くかけ離れた生物系統なので少しも似てないハズだ。

 

現にメダカはメタボだが、オッサンは痩せているのだ。

 

 

まぁそんな話は置いといて、水質とメタボを解消すべく選考されたのが生きたミジンコというエサだった。

 

活ミジンコを投入するとメダカの狩猟本能にスイッチが入り、狂ったように追いかけてついばむ。

 

普段はモサ〜っとしているメダカ達が、この時ばかりは俊敏な動きを見せるので、ミジンコには申し訳ないが見ていて楽しい。

 

さらに市販のエサで飼育するよりも、メダカが丈夫に育っているような気がする。

 

オッサンちのメダカは屋外の睡蓮鉢に入れてるだけで、エアレーションなど一切何もしていない環境。

 

夏は日光直撃だし、冬は水が氷る生き地獄。

 

生まれた卵も放ったらかしで採卵なんてしないから、赤ちゃんの頃から自分の身は自分で守る『キャサリン・フルボディ』真っ青の修羅場である。

 

 

まぁ、このような環境なんだけど、それにもめげずにたくましく生きるメダカ達。

 

親から子へ、子から孫へと世代交代を繰り返してるんだけど、4世代くらい続くと突然、数が激減する。

 

こうなると新たにメダカを補給するんだけど、近親交配が進まないような防衛本能なのかも知れない、生物の不思議である。

今年はミジンコ採取は中止に

オッサンの「見てて楽しい!」というちっぽけな満足感を満たすためにエサにされるミジンコ達もたまったものではないが、今年もミジンコ繁殖を始めました。

 

始めたと言っても、妻の実家の屋上で、冬の間中放ったらかしにしてあった発泡スチロール箱(以下「ミジンコ繁殖ケース」と呼ぶ)に水を付け足すくらいなもので、特にコレと言った特別な準備はない。

 

 

しかし今年は例年とは違う点がある。

 

例年は秘密の場所へ赴き、その年の種ミジンコを採取してくるが今年は行かなかった。

 

毎年ある程度の数はその放ったらかしのミジンコ繁殖ケースで勝手に孵化してるんだけど、今年はその孵化したミジンコ達の数が多くて「これならワザワザ獲りに行く必要もないな!」というのが理由。

既にかなりのミジンコが孵化していた

 

 

今年もミジンコ達のエサは【ドライイースト】

 

しかも昨年使った奴をずっと冷蔵庫で保管していた余りもの。

ミジンコのエサに使っても全然減らないんですよね〜

 

セブンイレブンのコーヒーマドラー2杯分のドライイーストを蓋のある容器に入れる。

 

分量は水の量やミジンコのエサの消費量によって違うけど、次の日に水が透明になっている量が基本。

 

次の日も水が濁っているということはドライイーストが残っているという事で、こうなると水質が悪くなります。

 

オッサンも経験あるんだけど、水質が悪くなるとアッという間にミジンコが全滅します。

ドライイーストの分量はこまめに調整

 

ミジンコ繁殖ケースの水を入れて

 

フタをしてシャカシャカ混ぜる

 

それを投入!

 

こんな感じに水が濁リますが、次の日には透明になっているくらいミジンコの食欲は旺盛だ!

 

 

 

 

2019年は更に秘密兵器が!

まぁ、以前紹介した「ソーラーエアーポンプ」なんだけど…ミジンコ繁殖の新兵器「ソーラーエアーポンプ」投入!

 

果たしてどんな塩梅かと言うと…

 

まずは置き場はミジンコ繁殖ケースのフタの上。

 

ケースにはパンチングメタルのフタをしている。

 

これは置き場が人目につかない屋上だから、フタをしないとカラスが勝手に行水して貴重なミジンコ水を著しくこぼすからその対策として。

 

さらには適度な光量を確保するため&雨水をケース内に取り入れる事もできるという役割をもっているすぐれものなフタなのである。

 

まぁ、いろいろやったんだけど最終的にはこのステンレス製のパンチングメタルに落ち着きました。

 

会社にあったのを勝手に失敬しただけなんだけどサ!

 

 

その多機能なタダのフタの上に、ソーラーエアポンプのお座布団となるアルミアングルを両面テープで接着。

アルミアングルには穴を開けてあります

 

その上にエアポンプを置いて、アルミの針金で軽く固定しています。

このポンプはテナガエビ釣りにも使うので脱着可能な仕様にした

 

実はこのソーラーパネルは高性能らしく、曇りどころか雨天時にもポンプは稼働していた。

結構パワフルな奴だ

 

2019年はこの体制でミジンコ繁殖作戦は進行する。ハズ…

見た目は安っぽいがどうなるやら…

 

 

 

エアポンプを設置してから、2週間ほど経過した現状をば。

 

結構パワフルなエアポンプなので、発生するアブクで水流が出来てミジンコ達が踊り狂っていた。

 

最初は「ミジンコって泳ぎが得意そうでもないので、コレって大丈夫なのかな?」と思っていたんだけど、そうでもないらしい。

 

ミジンコがそのアブクを避けるのかな?と思ってたんだけど、さにあらず!

 

逆に、何しに来てるのか知らないが、アブク地帯に集まって来ているように見える。

 

 

ミジンコも爆増していて、毎日メダカに提供してもミジンコが増えるほうが早いくらいである。

 

ただ問題はあって、既にこの時点でミジンコの耐久卵が大量に発生している。

黒ごまの小さいやつみたいな耐久卵

 

耐久卵を背負っているミジンコも多く、この時期は例年にはない現象である。

 

まぁ、これだけの短時間でこの異常な増え方はミジンコ環境としては良くない環境なんだろうな〜

 

エアポンプを導入した目的は夏の終わりくらいまではミジンコを増やし続けることなので、今後はどうなるやら…

 

 

2019年はコレで様子を見ていこうと思っています。

 

 

 

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