2025年夏シーズン8回目の東京ハゼ釣りは厳しいな〜

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2025年夏シーズン8回目のハゼ釣りは厳しい…

2025年7月21日。

2025年夏シーズン8回目のハゼ釣りに行ってきました。


釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】

天気:晴れ

釣行時間:5時30分くらい(潮位:85cm下げ6分)〜9時30分くらい(潮位:38cm干潮)中潮

釣果:マハゼ91匹(8cm〜12cm)


竿:4.5m(ゼロサム初梅)

道糸:ナイロン0.8号

ハリス:ホンテロン0.6号

ハリ:袖スレ1号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ(1号相当の重さ)

エサ:ボイルベビーホタテ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け



まぁ、なんですよ…


ご覧の通りの釣果でして…


数釣りの7月!と豪語しておきながら、ノルマの1束もいかなかったこの体たらく。


言い訳を言わせてもらえるなら、本日はなかなか厳しくて、ハゼのアタリが遠かったのは事実なんですが、ほとんどの原因はオッサン側にあったと思います。


オッサン自身が疲労困憊でありまして。


しばらく仕事が忙しくて、根を詰めてたもんで疲れ切っている。


しかも連休で昨日もハゼ釣りしてたもんだから、もうヘロヘロ…


昨日は身体にバラ鞭打って頑張ったんだけど、今日は踏ん張れなかった…


しかし、ほとんどのハゼ釣り仲間は三日連続でハゼ釣りしてるんだけど、二日連続程度でグロッキーなオッサンとしては、「この人たち、本当によ〜やるよ!」と言うのが正直な感想。


そして、釣れなかった一番の原因は最重要なブツを忘れてしまった!ということ。


オッサンにとってこのブツは、ハゼ釣行時にはなくてはならないものだったのです。



今朝も目覚めは爽やかとは程遠く、気ダルくて身体も重い歳相応な朝。


歳をとると、夜中に何度も目が覚める中途覚醒になるとよく言われる。


オッサンには全くソレはなくて、一度寝たら起床時間までグッスリなのがほとんど。


ありがたいと言えばそうかもしれないが、毎日お子ちゃま並みの睡眠時間をとってるくせに「あ〜よく寝た!今日も全快だ!」という朝は全くなくて、身体はダルいまま。


これが歳をとるということなのかもしれないが、睡眠時間が長い高齢者はボケやすいと言われるから恐ろしい。


否、この世知辛い現代では、さっさとボケた方が幸せなのかもしれない。


家族には迷惑をかけるかもしれないが、ボケたもん勝ちという事もあるかもしれない。


オッサンも既にボケている可能性も否定できないが、ど〜せなら一気にボケた方が家族も諦めがつくだろうて。


なんでも、正常とボケが混在する『まだら症状』になると、周囲の人がかなり混乱するらしいので、なるなら一気にボケるべきであろう。



そんなアルツなオッサンは、本日も重い身体を引きずってハゼ釣りである。


「何が悲しくて二日連続でハゼ釣らなあかんねん!」と自分でも思うが、なにしろ休日にもかからわずやることが無い。


あるのは怠惰な時間だけで、釣れないハゼでもやらなそんな時間さえも潰れない。


愛車を漕いで釣り場へ向かっていると、本日もキレイな朝焼け。


「うわ〜、今日も暑くなりそうだ!」


いつもの橋からハゼ釣り場が見えてくるが、昨日より釣り人が少ない。

ハゼ釣り人は少ない


そりゃ〜そうだ!


この三連休、初日と二日目は遊んで、最終日の本日は、休息にあてて明日からの仕事に備えるのが社会人としてのマナーであり常識である。


公園内に入ると、いつものハゼ釣り仲間が昨日のエリアに並んで釣り糸を垂れていた。


本日も含め、当たり前のように三日連続でハゼ釣りしている非常識な輩。


終わった人が集うハゼ釣り場である。


サツを交わしてハゼのあんばいを伺うが、アタらないし、釣れても小ハゼばかりとのこと。


う〜ん、厳しいか…


いつものように【夕やけなぎさ】の様子も見に行くんだけど、別に【夕やけなぎさ】でハゼ釣りはやらないんだけど、なんとなく見に行っちゃうんだよね〜

こっちはもっと釣り人がいない


ハテ?どうしたものか…


また【はぜつき磯】に戻るか?


でも【はぜつき磯】は昨日やったから、気分転換に【しおじ磯】に行ってみることにする。


【しおじ磯】にやってくると、考えることは同じで既にMR氏がやっていた。

こちらにもボツボツ釣り人がいた


MR氏のポジションは悪くないのだが、いかんせん短竿を握ってて、その竿じゃ〜短すぎてハゼのいる所に届いてないのでは?


との問いに、「探せばいるんだから絶対大丈夫!」と根拠のない自信に満ちていたので、オッサンとしては何も言うことはなかった。


まぁ、MR氏はかなりの手練れだからなんとかするんだろうて…


んで、オッサンは深場エリアに行ってみた。


すると、いつもこのエリアで見かける釣り師がいたので情報収集。


「ポツリポツリで釣れても小さい。たぶん4.5mの長竿でやっても同じだと思います」とのこと。


すっかりオッサンの手の内を読まれているらしい。


大したことのない釣り人に言われるなら眼中なしだが、このレベルの釣り師の言葉は重い。


ムムム…、困ったぞ!


このエリアがダメなら、行くアテが無いのですが…


しばらく考えるが、再び【はぜつき磯】に戻る。



やって来たのは昨日もやったエリアで、困った時のオッサンの指定席。


この時点で既に釣り場に到着してから30分は経過していた。


痛恨の無駄時間。


急いで釣りの準備を始める。


竿は迷うことなく4.5mの長竿を取り出す。


っというのも、運河の水が赤潮っぽく濁っているから、浅場ではなく沖狙いになるから。


まだ本格的な赤潮ではないけれど赤潮気味で、釣れない原因もこの潮だからだと思う。

沖狙いならこの竿


餌はボイルベビーホタテ。


できれば長竿の場合はアオイソメを使いたいけれど、いつもイソメを恵んでくれるG氏は、本日は釣りをやらない休息日という常識人なのでイソメのアテは無し。

ホタテで頑張りましょう!


仕掛けはいつも通り。

いつものね!

痛恨の忘れもの

このエリアで釣りをする時は、たいていは同じスポットから始めるので本日もまた。


滑りやすい石の上に陣取ると、昨日よりは水は温かいけど、やはり濁り気味。

水は濁ってるな〜


まずは真正面の目一杯沖に振り込む。


仕掛けがス〜っと落ちてゆき、着底と同時にアタって来た!


すかさず電撃フッキングで上がってきた本日の一匹目は、かわいいサイズ。

とりあえずボウズのがれ


お次も同じスポットに落とすと連打が始まった。

サイズアップ


んで三連続で。

ナイスサイズ!


なんだ!釣れるじゃん!と思いながら、5連続で釣り上げる。


「みんな釣れないって言ってたから、オッサンひとりで良い思いしちゃうな〜!」と思ってたら、そう甘くはなかった。


最初のスポットが終わり、お次のホットスポットを探すんだけど全然見つからない。


マメに探してるんだけど、全くアタって来ないぞ!


うわ〜、このパターンか…


釣れない時にあるパターンで、ハゼが何匹か極地的にいるだけで、かなりまばらにバラけている状態。


シーズン初期によくあって、その極部が見つかればそこそこ釣れるんだけど、見つけられないと全く釣れないという状態。


とにかくマメに探さないと見つからないし、見つける方法なんて無くて、ただの偶然に期待するしかない。


やることと言えば、ハゼが思わず口を使ってしまうような優しい誘いくらいかな。


んで、そんな極部を見つけたら、いつものように寸分違わない正確さでそのスポットを攻めるだけ。


こんな日は余計にその正確さが求められるから、常日頃から精進するべきだと思います。


とは言え、空振りも多くて、ハゼのホットスポットを探してウロチョロと動き回るオッサン。


今日は普段行かないエリアにも足を伸ばしてみたけど、こちらは相変わらず釣れない。


ここいらが釣れなくなってからもう数シーズン経つかな。


その前は落とせば入れ喰いで、ある時なんて、ここで良型ハゼが3束以上の実績を叩き出したエリアでもある。


あのハゼ達は、いったいどこへ消えてしまったのだろうか?


あのメモリーをもう一度!で、機会があれば度々こちらでも試してみるんだけど、ダメなんだよね〜



今日は厳しいな〜っと思いながら釣り糸を垂れていると、ハッと気づいた!


あ!忘れた!


ハゼ釣りには必須のブツを持って来なかった。


確かに用意はしていたんだけど、棚の上に置いたまま持って来なかった。


マジか!?


そのブツとはおやつの羊羹である。


オッサンは必ずハゼ釣りには羊羹のおやつを持ってくる。


何で持って来るようになったのか?は、今となってはてんで見当がつかないが、いつの間にかハゼ釣りには必携の虎の子になっていた。


その一品を忘れてしまった。


痛恨のミス!


オッサンもかなりボケたらしいが、ソレに気づいてからは気が気じゃなかった。


とてもハゼ釣りどころではない!


例えば、忘れ物が竿とか餌とかだったら仲間に借りればよいだけなので、ど〜にでもなる。


ところが羊羹はそうはいかないのだ!


「ホラ!忘れちゃったおっちょこちょいな君のために、虎屋の竹皮包羊羹持って来てやったぞ!食べなさい!」


こんな事は、人類がイスカンダルに辿り着くくらいあり得ないのである。


いっそのこと自宅に取りに帰ろう!と思ったくらいだが、このクソ暑い中、しかも疲れた身体ともなれば、帰ったらもう二度と来ないであろう。


釣り船が通過する時間帯になり、遠くの仲間達は休憩時間らしく見えなくなった。


本来なら、オッサンも羊羹を頬張りながら休み時間なハズだが、肝心の滋養強壮のもとが無いから休むに休めない。


そんなオッサンの喪失感をハゼも感じたのか、全然釣れなくなり、気は焦るばかり。


ハゼは釣れんわ、羊羹は忘れるわ、ますます身体が重くなる。



ドヨ〜ン…と心身ともに重くなりながらもハゼ釣りは続く。


本日のハゼ釣りにはちょっと変わったところがあった。


こんな条件の悪い日はハゼのアタリも小さいんだけど、通常は、ツン…という感じの餌を端っこをついばんだような僅かなアタリ方って小ハゼのアタリである事が多い。


普段なら、こんな微小なアタリの場合は相手にしないで他をあたるところ。


しかし本日は、オッサンも釣れなくて暇なもんだから、コレでしばらく遊んでいた。


なかなか針掛りしないんだけど、何かのタイミングで針に掛かったら小ハゼどころか良型ハゼだった。

お!ナイスサイズじゃん?


それ以降、この微アタリで粘るようになった。


すると、全部が全部ではないけれど、かなりの確率で良型ハゼだったりすることがあった。


よく大型ハゼが、餌を喰ったらくわえたままじっと動かずにいる居食いのアタリがある。


今日のはコレは居食いとは全く違って、本当に針に掛からない程度の小ハゼのアタリ方なんですよ!


もちろん本当に小ハゼの場合もあったけどね。

マジで小ハゼじゃんかよ!


こんな濁った赤潮気味な時は、ハゼも活発には動かない。


恐らくは、この状況で手(口)の届く範囲にツンツン…とやってきた餌を、ちょっと味見程度にくわえただけなんだと思う。


んで、これを釣り上げるにはいつも口を酸っぱくして言ってるように、寸分違わずにソコを狙える技術が必要なのは言うまでもない。


なにせ相手は動かないのだ。


ジャバ・ザ・ハット状態で、餌が手の届く範囲に来た時のみ反応するんだから。


一発で針に掛かれば問題ないが、そう甘くはなくて、すっぽ抜ける事が多発する。


ハゼってすぐにスレて口を使わなくなるから、チャンスはせいぜい数回のみで勝負しなければならない。


一番針掛かりしやすいのが着底すぐのアタリだから、目標のハゼがいる目の前にス〜っと餌を落とせれば、ほぼ針に掛かりました。



エリアを大きく動いたり、竿をチェンジしたりすればもっと変わったんだろうけど、それも面倒臭くてこのまま続行。


まぁ、こんなあんばいなハゼ釣りだから、全然数が伸びず…


そのうちに中途半端な風が吹いてきて、アタリが取れなくなった…


さすがに心が折れて納竿。


4時間で91匹とノルマ達成ならず…

ひぇ〜!


今日は自分に負けました。


ちゃんとやっていれば、最低限のノルマは出来ていたはず。


釣りの時は、体調を万全に整えるべきですね〜


釣れないならともかく、注意力が散漫になり、滑ったり転んだりすると危ないので。



あと、忘れ物には気をつけないとね。


借り物で済ませても、やはり自分のお気に入りのアイテムじゃないと、集中力が散漫になってしまいます。


たかが羊羹。

されど羊羹!



次の記事>>>「2025年夏シーズン9回目の東京ハゼ釣りは羽田遠征第二弾」へ



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オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。


結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…


正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったらのぞいてみて下さい。


販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。


オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!


売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。


なるべく頑張って製作します。

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