2025年夏シーズン9回目の東京ハゼ釣りは羽田遠征第二弾

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2025年夏シーズン9回目の東京ハゼ釣りは羽田遠征第二弾!

2025年7月27日。

2025年夏シーズン9回目のハゼ釣りに行ってきました。


釣り場:多摩川【羽田付近】

天気:晴れ

釣行時間:5時00分くらい(潮位:186cm上げ8分)〜9時00分くらい(潮位:141cm下げ4分)中潮

釣果:マハゼ107匹(9cm〜11.5cm)


竿:2.1m(行雲流水と彩峰Uの合体竿)・3.5m(清流X)

道糸:ナイロン0.8号

ハリス:ホンテロン0.6号

ハリ:袖スレ1号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ(1号相当の重さ)

エサ:ボイル桜えびのちボイルベビーホタテ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け



前回の多摩川羽田へのハゼ釣り遠征は2週間前。


実際には、このハゼ釣り場はオッサンちから遠征というほど遠くもなくて、チャリ圏ではある。


けれども、一番遠い釣り場でもあるからそういう事にしておく。


んで、前回の羽田遠征から二週間経っているから、ハゼ的にはサイズも数も良いあんばいに仕上がっているだろうて…と思っていた。


だもんで、本日は満を持しての多摩川羽田へのハゼ釣行。


今朝は頑張って早起きし、愛車を立ち漕ぎで現場へダッシュ!


汗だくになりながら現場に到着。


ここまでしてやってくるには理由がある。


それは、オッサンお気にな指定席を、なんとしてでも確保しなくてはならないから。


んで本日も無事に指定席をゲット!できてホッとひと安心。


『早起きは三文の徳』ということわざもあるので、早起きするとなにかしら良いことがあるのは確かだと思う。


三文って現代の金額に換算すると110円ちょっとで、ことわざ的には「ちょっぴり良いことがあるかもよ!」程度のニュアンスらしい。


しかし、値上げラッシュな世知辛い世の中とは言え、それだけの金額があればそこそこな買い物が出来る。


100均ならば選びたい放題だし、コンビニでもオッサンの大好きなリスカのスーパーBIGチョコも買える。


三文をなめてはいけない。


コツコツと徳を積み上げる事が、後に大きなリターンになるハズだ。


って言いながらも、100均の買い物って帰宅後に冷静になって考えると、実はいらないモノだったり、一回だけ使って後は使わずじまいだったりするのがオチだ。


恐るべし100均の魔力!これこそ無駄遣いの最果て。


まずは指定席を確保し、キョロキョロと辺りを見回すと、相変わらず釣宿『えさ政』さんの釣り客がたむろしている。


釣座の席取りなんだろうけど、気持ちも分からなくはないが、来るのがちょっと早過ぎないかい?


そんな船釣り客にまぎれて、数人のハゼ釣り人もいた。

いつもの『えさ政』さん前


もう釣り客がいる!?


そのハゼ釣り人の中に懐かしのN氏がいた。


N氏とはオッサンの釣り仲間でも最古参の方で、このブログを見てくれている人物に初めてお会いした釣り師。


それ以前は「こんなアホみたいなブログを見てる人っているのかな?」と半信半疑で、やる気もアテもなく怠惰に更新し続けていた。


そんなある日、ハゼ釣りをしているとN氏が現れて「ブログ見てます!」っと言ってくれた。


本来なら、読者に出会えて嬉しいと喜ぶべきなのかもしれないが、その時のオッサンは「ヤバい!」という逃げたくなる衝動に駆られたのを覚えている。


この感情は未だに変わらなくて、たま〜に「ブログ見てますぅ!」なんて言われると、目の前の水に飛び込んで身を隠したくなる衝動に駆られる。


だって恥ずかしいじゃん!


たいしたこと書いてないし、いい加減だし、くだらないし…


とは言え、真面目に人のためになる文章なんて書けないし。


懐かしさのあまりN氏と熱烈なハグを交わす!っという間柄ではなくて、いたって事務的な挨拶を交わし、ハゼ釣りのあんばいを伺うと「全然釣れない」とのこと。


ですよね〜!


さっきから見てて、全然アタって来ないもん!


うわ〜、今日も厳しいのか…


せっかく早起きしてダッシュで来たにもかからわらず、本日も釣り糸を垂れる前から意気消沈…


なんか今シーズンはこんなのばっか…



っというエピソードもありながら、自分の指定席に戻り釣りの準備。


あ、別に他のスポットでも釣れるんだろうけど、釣れる釣れないは関係なく…


否、やはり釣れる方が良いんだけど、オッサンが毎回ココに陣取るのは、ココに日陰が出来るから。


『えさ政』さんの建物で朝方は日陰が出来るので、こちらでやっています。


この釣り場は多摩川最下流域に位置するコンクリート護岸帯なので、おひさまを遮るモノは一切ありません。


上からは強烈な日射、下からはコンクリ護岸の照り返しのダブルパンチ。


護岸と水面はそこそこ離れているので、水に立ち込めもしないという逃げ場のない灼熱地獄。


っというわけで、日陰になるココは、この釣り場でも数少ないオアシス的なスポットになってございます。



本日の竿は2.1mの短竿から。

まずは短竿からスタート!


まぁ、短竿でハゼ釣りが出来るから今日はこっちに来てるんだけどね。


仕掛けはいつも通りのミャク釣り仕掛け。

手が汚いな〜


画像の手が汚くて申し訳ないです。


実は現在、定期的にやってくる脱皮の季節を迎えてまして…


何でか知らんが、定期的に手の皮がベロベロに剥けるんですよね〜


マメにお手入れをしてるんだけど、なんでだろ?


餌は、ボイル桜えびが手に入ったので、桜えびとホタテの海鮮丼コンビです。

気分を変えて桜えびも


エビは背中にチョン掛け。

こんな感じ

手前と沖の両面作戦

では釣れない釣り開始。


今現在は満潮ちょっぴり手前で、護岸のヘリに座り込むとオッサンの長いあんよが水につきそうな水位。

潮位的にはちょうど良い感じ


まずは正面に落とすと、ス〜っと落ちてゆき軟着底。


水深は1mちょっとといった感じ。


スンスン…と数cm刻みで誘うがアタリなし。


ちなみにいつも誘いはこんな表現ですが、基本的にオモリを底から浮かさないズル引きみたいなイメージです。


まだハゼが大きくないので、繊細でソフトな誘いじゃないと喰ってこないと思います。


ハゼが15cm程度ともっと大きくなれば、餌が縦方向にも踊るような誘いの方が有効になってきますが。


こんな調子でほぼ180度方向を誘ってみたが、生命反応は一切なし!


今日もダメだこりゃ〜!


っというわけで、竿を3.5mにチェンジします。

もっと沖ならハゼいるっしょ!



ブ〜ン!と思いっきり沖に向かって振込み、スンスン誘っていると“ツン!”とアタって来た!


そのアタリ方からどう見ても小ハゼなんだけど、今日のこの状況で大きい小さい言ってらんない。


一発目は空振りだけど、次も同じスポットに落とすと着底すぐにアタって来て、やっと本日の一匹目。

やっとだよ〜!


次も同じスポットに落とすと連打。

ちょっぴりサイズアップ


んで次も三連打。

今日はココらへんがアベレージサイズかな?


これを見ていた後ろの船釣りギャラリーが寄ってきて、話しかけてくる。


ガンガンに釣れていれば「っせ〜な!話しかけんじゃねぇ〜や!」の態度なんだけど、本日は釣れないのでオッサンも手を止めてお話をする。


焦っても、どうせハゼ釣れねぇ〜し!


釣り人って、船に乗れば陸っぱりもやる人が多く、釣りものの種類については役満以上に指を折る人が多い。


なので、一番身近な釣りものであるハゼ釣りは、ほとんどの釣り人が経験済み。


いろいろと聞かれるが、オッサンには常識的な内容でも「そうなんだ!初めて聞きました」と言われることも多い。


オッサンみたいに、たかがハゼ釣りなんぞに、ここまでニッチに突き詰めるのもど〜かと思うけども。


船釣り客が船に乗り込んでいったので、釣り場が静かになる。


ココからが本番である。


やはり近くに人がいてバタバタしていると、ハゼと言えども警戒する。


平和が戻ったハゼ釣り場とは言え、ここから爆釣だぜ!ってことはなくて、ポツリポツリ程度でしか釣れない。


3.5mの長竿にしてからは、反応は悪くはないが、別に良くもないといった感じ。


自分のいる範囲から3ヶ所くらいアタる箇所は見つかるけど、一ヶ所につき、せいぜい3〜5匹釣ればアタらなくなるから、ハゼは群れていないようだ。


ただ、さすが沖狙いでサイズは10cm前後と悪くはない。

このサイズなら合格


んで、長竿でひと通り探り終えると、今度は2.1mの短竿にチェンジして手前を探ります。


場をしばらく休ませておいたからハゼが寄ってきてて、こちらもアタってくる箇所は限られるけど釣れるようになっていた。

手前でもこのサイズ


手前の場合は長竿みたいに広範囲には探れないので、適当に横移動しながら探ってゆく。


って言っても、移動幅はせいぜい1mがいいところだけどサ。


手前でやっている時、小さなアタリで電撃フッキングするといきなり暴れ出す。


「あ!これは奴だ!」

奴=ウロハゼでした〜


ウロハゼもハゼなんだけれど、こちらでは外道。


本来ならもっと広範囲に移動するべきだが、ある理由がありまして。


お隣りにハゼ釣り人が入って来て、その方が長竿でやり始めたもんだから、オッサンと探る範囲がかぶるんだよね〜


邪魔するのは申し訳ないから、ある程度までの限られた範囲でしか出来ない。


まぁ、その方も気を使ってくれていて、お互いにやりづらかったと思う。


それ以上の理由が、日陰から出たくなかったというトホホな理由。


もうおひさまは高くなってきて、日向は灼熱だったので、日陰から出る気にはなれなかった。


こんな調子で、手前は2.1mの短竿で沖は3.5mの長竿を使い、ひと通り探ると竿をチェンジする面倒くさい釣りになっていた。


ただこれも作戦で、手前エリアと沖エリアをお互いに休ませる事によって、ハゼの活性を維持するという高等テクニック。って程でもないけども…


これって他の釣り場でもよくやる事で、他の釣り人が短竿で手前ばかりだったら、自分は長竿で沖狙いをやるとポンポン釣れたり、その逆もまたしかり。


ハゼ釣りってズラリと釣り人が並ぶ事があるけど、人がいるところって釣れなくはないが、爆釣する事もないことが多い。


やはり人がいないところや、やってないエリアは狙ってみる価値は大きいと思ってます。



あと、途中から餌をいつものボイルベビーホタテにチェンジしました。


ボイル桜えびも喰っては来るんだけど、針掛かりがイマイチ。


付けるエビサイズをいろいろ工夫してみたものの、掛かりが甘くてポロリが頻発した。


たぶん、オッサンの使っている針サイズと餌のサイズが合ってないんだと思う。


オッサンの針は袖1号で小さく、桜えびはそこそこ大きい餌だからだろうね。


たぶん3号くらいの針サイズなら、ちょうど良いと思います。


んでホタテにチェンジしたら良好な針掛り!


とは言え、釣れるペースはポツリポツリなんだけども…



ちなみに本日の隠れテーマが手感覚を重視することだった。


最近は目に頼り過ぎていて、竿先のアタリでばかりとっていたため、アワセが遅れがちになっていた。


なので、手に伝わってくる、ハゼが餌を咥えた振動とか気配を感じてアワセを入れる事を意識しました。


結果的にいつもよりも早くアワセを入れることが出来ました。


オッサンが使っているのは、この感覚に特化した仕掛けなので、今後も忘れずにやっていこうと思います。



ジリジリとおひさまの熱射攻撃が迫る中、オッサンの日陰陣地が狭くなってくる。


それと同時に潮位も低くなり、2.1mの短竿はもとより、3.5mの竿でもアタリが遠のいてゆく。


より長い4.5mの竿を出すべきか?迷ったが、たとえ出したとしても30分延長できればいいところで、劇的に釣れる訳でもないだろうて…


N氏も帰ってしまったし、オッサンも納竿することにする。


4時間で107匹となんとかノルマを達成した程度。

う〜んイマイチだ…


数はともかく、サイズはそこそこ良かったから全体のボリュームはあったけど、なんだか厳しいな…


サイズは成長しているけど、思ったよりも数が上がらないんだよね。


まぁ、こちらの釣り場も継続的に訪れてみようと思ってます。



ちなみに今日は大事なおやつは忘れなかった。

釣り後の羊羹は最高だじぇ!


来週はいつもの大井ふ頭中央海浜公園に出撃予定。


やはりこの時期は、水に立ち込めるのはありがたや〜



次の記事>>>「2025年夏シーズン10回目の東京ハゼ釣りは素直になれなくて…」へ



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オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。


結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…


正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったらのぞいてみて下さい。


販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。


オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!


売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。


なるべく頑張って製作します。

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