2025年夏シーズン19回目の東京ハゼ釣りは良型揃いの2束

※ 当ページのリンクにはプロモーション(広告)が含まれています。

2025年夏シーズン19回目の東京ハゼ釣りはナイスサイズの2束釣り

2025年9月15日。
釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。

天気:曇りのち晴れ

釣行時間:6時00分くらい(潮位:71cm上げ2分)〜10時00分くらい(潮位:137cm上げ8分)小潮

釣果:マハゼ205匹(9.5cm〜14.5cm)


竿:3.5m(清流X)一瞬だけ2.1m(行雲流水と彩峰Uの合体竿)

道糸:ナイロン0.8号

ハリス:ホンテロン0.6号

ハリ:袖スレ1号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ(1号相当の重さ)

エサ:ボイルベビーホタテ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け



釣りなんだから、釣れないよりは釣れる方が楽しいに決まってる。


ホームグラウンド『大井ふ頭中央海浜公園』のハゼ釣りは、ここしばらくかんばしくない。


釣れない理由は、台風やら記録的な集中豪雨による大雨の影響。


釣り場もな〜んかヘドロ臭くて、ハゼが死んでいたりするもんだから、釣りする気にもなれない。


アタリ自体もガンダーラより遠くて、探って探ってやっとアタって来たと思ったら、10cmにも満たない小ハゼだったりするもんだからガッカリである。


程なく回復するとは思うんだけど、オッサンは日曜祝日しかハゼ釣り出来ないから、釣れない釣り場で時間と労力を無駄にする訳にもいかない。


っというわけで、本日も最近HOTなハゼ釣り場【秘密の花園3】に出撃でございます。


【秘密の花園3】は晩秋〜冬の時期の夜ハゼ釣り場だったのですが、最近の大井ふ頭の体たらくぶりで試しに来てみたら思わぬ爆釣で通い始めた次第です。


ここ2回ばかりは大井ふ頭経由の来訪だったのですが、本日は直行便の本気モード。



オッサンちから【秘密の花園3】は一番遠い釣り場なので、夜明け前から移動開始。


まだ暗いとはいえ、街なかはけっこう人がうろついているもので、犬の散歩や後期高齢者の徘徊は当然ながら、サムシングありげな訳ありカップルとかがいたりする。


そんな情事を横目でチラ見しながら愛車は進む。


ハゼ釣り場に到着する頃には、すっかり明るくなっていた。


お目当てのエリアに向かっていると、見たことある姿が視界に入る。


アレ?あの人物は大井ふ頭で会う主(あるじ)君ではないか!


この御方はいつも同じエリアでハゼ釣りしているので、顔見知りになった。


確か、昨日もココにいたのが遠目で見えたから、基本的に同じスポットを好むタイプなのかもしれない。


遠距離から挨拶を済ませ、オッサンお気になエリアに到着すると、なんと既にMT氏が釣り糸を垂れていた。


ハゼ釣りって人生詰んだむさ苦しいオッサンどもがやる釣りものだけど、MT氏は若くてスラリとカッコいいタイプ。


なんでそんなMT氏がハゼ釣りなんぞにハマっているのか理解に苦しむが、人にはそれぞれの事情があるから詮索はご法度。


既にMT氏のビクには大量の良型ハゼが入ってて、聞けば「眠れなかったから、夜中の2時からハゼ釣りしてました〜!」とのこと。


オッサンの頭上に、クエスチョンマークがポコポコと浮き上がる。


いくら眠れないとは言え、丑三つ時からハゼ釣りするか?


眠れない夜は誰にでもあるが、「じゃ〜ハゼ釣りしよう!」とは普通ならないよね?


MT氏。なかなか考えさせる男である。


そんなMT氏からお土産をもらってうれしいオッサン。

定番の信玄餅


ここ連日お土産をもらってるんだけど、皆さんのお心遣いありがたや〜


オッサンはなんの恩返しもできないから、せめて気持ちだけでも…と必要以上にお土産を噛み締めています。



では釣りの準備をば。


本日の竿は昨日折れた清流Xから。


リリアンの付け根から折れただけなので、新しくリリアンを付けてアッという間に補修完了。


リリアンは老眼のオッサンでも見やすい蛍光色。


メーカーはグリーン色と言い張るが、実際は蛍光イエローにしか見えない。

リリアンさえあればアッという間

※のべ竿に使う場合は、サイズは「太」ですよ。


仕掛けはいつも通り、ミャク釣りの胴付き仕掛け。

いつもの


餌はボイルベビーホタテ。


2kg買って今年分は余るかな?と思ったけど、ここ最近はハゼが釣れるから消費が激しい。


下手すりゃ〜足りないか?と思い始める今日このごろ。

足りるかな〜?


参考までに、本日2束釣ったけど上の画像のホタテ全て使い切ったので、そんな感じの消費量になります。


一回の付け餌のサイズはコレくらい。

付け餌サイズ


あくまで最初にそのスポットを探る時の付け餌サイズで、アタって来た!とか釣れた!とかで、そのスポットの活性が上がっていればもう少し小さくても大丈夫です。


逆に付け餌が大きいとハリ掛かり率が落ちるから、状況によって餌サイズを変えるのが吉です。


準備完了にて、さぁ今日も爆釣開始じゃ〜!っと水に立ち込むが水が冷たい。

うわ〜冷たいぞ!


まずは定番エリアからなんだけど、落としても落としてもアタリがない…


今までこんな事はなかったけど、さすがの【秘密の花園3】もついに釣れなくなったかな?


やっと小さくアタって来て小ハゼが釣れた。

ムムム、小さいな…


今までは12cmサイズがスタンダードだったから、このサイズだとガッカリだ。


次も同じスポットで上がったけど、落としてすぐに喰って来なくて、餌を揺らしてから10秒くらい待っているとやっと喰ってくる感じ。

う〜ん、この喰いか…


やっと見つけたハゼが喰ってくるスポットは水際みたいな所だったから、すぐに竿をチェンジ。

2.1mの合体竿


2.1mの短竿で手返し良く!な作戦だったけど、探れど探れど全くアタリなし!


うわ〜まずいな…


水際にはけっこうな数のハゼが見えているんですよ。


ただそのハゼが喰ってこない…


今日は厳しいハゼ釣りを覚悟する。


MT氏も主君も移動を繰り返しているから、どこも釣れないようだ。


ついにオッサンもいつものメインステージを後にし、もっと広く探ってみる。


んだけど、小ハゼが3匹ほどポツリポツリと釣れただけ…


ハゼ釣り開始から一時間が過ぎたが、この時点でツ抜けもしていない有り様だった。

ハゼの活性爆上がり!

「今日は早く帰って銭湯にでも行こう…」


最後に一応の確認で、一番感触と雰囲気が良かった最初のメインステージで、もう一度やってみてから帰ろう…っと振り出しに戻ってみる。


すると、落とした瞬間に竿を引ったくってきた!

コイツから始まり〜


同じスポットで二連打。

着底直後に喰ってきた


攻めるスポットをズラさなければ、オラオラな乱打で釣れ続ける。


朝イチとは全く違う高活性。


きっと潮位が高くなってきて、良型ハゼが大移動してきたのかもしれない。

このサイズになったら他へ


本日は風も弱風程度なので釣りやすい。


もちろん、どこに落としても入れ喰いという訳ではなくて、ハゼのホットスポットは探さなくちゃならない。


良型の群れなら釣れる限りはやり続け、10cm程度のハゼの群れはさっさと見切りをつけた。


しかし本日は活性が高くて、一度ホットスポットを見つければ10匹連チャンは当たり前。


スポットによっては、20匹以上釣れる数珠連にもなるカーニバル状態。


連チャン終了してもすぐに次のスポットが見つかる即連だから、ビクの中は一気に賑やかになった。

このサイズが連チャンで釣れ続ける


ナイスサイズが釣れ続けるもんだから力が入ってしまい、勝負を早めようと強引に竿を上げると、ハリ掛かりしていたハゼがスッポ抜ける事が多発。


良型ハゼの重量と引きの強さを、竿の弾力と力加減でしっかり落ち着いていなさないとダメですね〜


10cm程度の小ハゼなら強引に抜いても問題ないけど、13cm以上のハゼを強引にやると抜けちゃうよね〜



今現在は上げ潮の時間帯。


オッサンが勝手に思っているだけかもしれないけれど、上げ潮の時のアタリって喰い上げが多くね?


あ、別にハゼが上方向に喰い上げているわけじゃなくて、ハゼが餌をくわえて陸方面に動くと竿先が上にスン!と持ち上がるアタリになる。


本日はやたら竿先を上げるアタリが多かった。


コレってけっこう見逃す人が多いけど、このアタリの時って意外にハリ掛かりしやすいから、見逃すと損しますよ〜


上げ潮の時は、ハゼが陸方面に移動してくるからそんなアタリ方になるのかな?っと勝手に思ってるんだけど。



時間が経過するにつれ、活性は上がるばかり。


釣れるサイズも良型勢揃いで、普通なら楽しいハゼ釣りなんだけど、いかんせんオッサンは飽きっぽい。


んで正直、もう飽きていた。


そんな時、遠くで投げ釣りしていた常連らしきオッチャンが声を掛けてくる。


見た目は少々いかついチョイ悪オヤジな風貌。


話好きらしく、この釣り場の裏話を教えてくれた。


なんでも、今年だけでもこの釣り場付近で2名ほど土左衛門が出ているらしい。


仏はルアーマンで、ウェーダーを着込んで腰上まで水に浸かって釣りしているから、ズッコケて浸水すると起き上がれずに……らしい。


毎年のように土左衛門を見るようで、「スゴイよ〜!身体パンパンで!いろんな生物が内部に入って食ってるんだよね!」と楽しそうに話すが、笑って話す内容ではないよね。


常識的にはソレを発見したら通報すると思うけど、釣り場の常連達は見て見ぬふりらしい。


なんでも、第一発見者は事情聴取を受けるんだけど、最低でも5時間くらいはやられるらしく、ソレを数回呼び出しを受けるらしい。


「もうたまんないよ〜!だから、毎年のように見かけるけど、見なかったことにしてるの!」


釣り場の闇である。


オッサンも冬の夜釣りはウェーダーを着込んでココで釣りしているから、仏の仲間入りしないよう気持ちを新たにした。


「もしあんたを見かけても通報しないからね!」っと笑顔で去っていったチョイ悪オヤジ。


確かに、第一発見者になっても通報の義務はないし、罪に問われることもないけれど、人情として見て見ぬふりは出来ないな〜


オッサンの中では「チョイ悪どころか、あんた悪党だよ!」と思った。



餌入れのホタテがキレイに無くなったタイミングで納棺、じゃなくて納竿。


4時間で205匹だけど、実質は3時間足らずかな。

2束いったね〜!

最大サイズは14.5cm


突出して大型もいないけど小型もいなくて、良型揃いだった。


同じ長竿でも、4.5mを使ってたら2束はいってなかったと思います。


3.5mを使ってたのは、折れて短くなった分どの程度違うのか?の実証と、主君が4.5mの竿を使っていたけど釣れてなかったから。


オッサンが最後のあがきでメインステージに戻ってきた時には、もうMT氏と主君の姿はなかった。


恐らく、このお方たちは厳しかったと思うけれど、もし戻って来ていれば良い思ひが出来たに違いない。


本日のように、釣り場って常に状況が変化するから、一度やってみてダメだったとしても再び戻ってみると違っている事も少なくない。


戻るってなかなか難しいけれど、自分の勘が「戻れ!」と言うのであれば、素直に従ってみることをオススメします。



本日はもっとのんびり釣りするつもりだったけれど、朝イチが全く釣れなかったから挽回するためムキになってしまいました。


昨日と本日、連日の疲れでボ〜っとしながら羊羹を食べる。

本日は抹茶羊羹


羊羹を食べながら、ある重大な事柄を思いつく。


ハゼって雑食性だよね。


ハゼは共食いすることもあるし、餌として生ハムも通用する。


つまり肉も食べるということ。


オッサンが何が言いたいのか?


っということは、土左衛門をハゼが…


そんなハゼをオッサンが釣り上げているかもしれないという事実。


ハゼ釣りの闇である。



ここで宣伝です!

オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。


結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…


正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったらのぞいてみて下さい。


販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。


オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!


売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。


なるべく頑張って製作します。

スポンサーリンク