これがハリスのチチワ結び器だ!チチワ結びの手順もご紹介〜

伝説のチチワ結び器

オッサンのハゼ釣り仕掛けはミャク釣りです。

 

このブログのハゼ釣行記に散々「ハリス3cmの胴付きミャク釣り仕掛け」と書いていますが、「ハリス3cm」は通常の仕掛けにはないくらい短いと思います。

 

なおかつ、使っているハリは袖1号だし、ハリスの太さはなんかぞは0.6号とこれまた老眼に厳しいコラボレーション!

 

 

 

オッサンはハゼ釣行にチチワ結びで輪っかにした3cmのハリスセットを7〜8本程持ち歩き、すぐにハリの交換ができるようにしています。

こんな感じでストックしています

 

 

大体一回のハゼ釣行で4〜5本はハリ交換するので、ハゼ釣り後はすぐに3cmのハリスを作っています。

 

他の釣り師の方々がどのように細いハリスのチチワ結びをしているのか分かりませんが、オッサンがやっているチチワ結び器を使った簡単な3cmのハリスの作り方をご紹介します。

 

 

 

以前まではチチワ結びをする時は、この治具を使っていました。

見た目通り!針金を曲げただけのシロモノだ!

 

細い針金を曲げただけですが、チチワ結びをする時は重宝していて、これがないとチチワ結びが出来ない身体になってしまいました。

 

 

ただ、これだと3cmのハリスを作る時にたびに寸法を測らなければならないし、多少の誤差が出ていました。

 

まぁ、1cm程度の誤差はハゼも許してくれるけれど、オッサン的に甚だ気持ち悪かったのです。

 

 

 

そんなある日、いつものように悶々としながらネットを見ていると、あるサイトにオッサンのチチワ結び器の進化バージョンを発明した方がいるではありませんか!

 

世の中には頭の良い人がいるもんだ!と早速オッサンも真似して作ってみました。

 

 

んで、出来上がったのがコイツだ!

「チチワ結び器」と言うほどのものではないが・・・

 

一本の針金の両端を小さく曲げて、3cmの段差を付けて折り返してハンダ付けしたものだ。

 

「何じゃい!こんな程度のもんか!」とバカにしてはいけません。

 

使ってみると分かりますが、こんな程度のもんでもスゴイのです。

 

 

一本のミャク釣り用ハリを作るのに慣れれば10秒と掛かりません。しかも3cmが正確だ!※”10秒”はハリにハリスが巻いてある前提でのお話です。

 

もしあなたが、この「チチワ結び器(改)」に興味を持った場合のために、コレを使ったチチワ結びの手順をご紹介しておきます。

 

チチワ結び器の作り方は見た目通りなので説明するまでもない!

チチワ結び器(改)を使ったチチワ結びの手順でござる

ハリスを巻いたハリを用意します。

もちろんこれは袖1号自分で巻いたバージョンだ!

 

ハリをしっかりとつまみます。

 

ハリスを折り返して同じようにつまみます。この時3cmよりも短く折り返してください。

 

ここからチチワ結び器(改)の出番です。上の引っ掛けにハリスを引っ掛けて、下の引掛けがハリのチモトに来るまでハリスを滑らせながらチチワ結び器(改)を引っ張ります。

 

これでハリのチモトから輪っかの先端までが3cmになったということになります。

 

もう片方の手でクルリと輪っかを作ります。ハリスの重ね方向はどちらでもいいのですが、どっちが上か下かを覚えておいてください。

 

出来上がった輪っかがほどけないようにハリと一緒につまみます。

 

今作った輪っかにチチワ結び器(改)を突っ込む。

 

チチワ結び器(改)を一回クルリ!とヒネるのですが、このヒネリ方向は先程ハリスを重ねた時に決まっていて、重ねた部分がもう一回巻ける方向でヒネってください。↑ちょっと分かりにくいけど、やってみるとすぐに分かります。反対にヒネると重ね部分が無くなってしまい「結び」になりません

 

ここからがポイント!チチワ結び器(改)の先端の引掛けに、最初に作った輪っかに引っ掛ける。

 

そのまま突っ込んだ輪っかから引き抜く。実はここがチチワ結び器のキモで、チチワ結び器の引っ掛け部はできる限り小さく曲げないとここで手こずることになります。

 

後はギュ〜っと引っ張って、しっかりと結んでください。

 

余ったなハリスをハサミで切ったら完成です。

 

3cmハリスの完成だ!

 

 

こうやって文字で説明すると長くて面倒臭そうに見えますが、実践してみるととても簡単です。

 

 

 

チチワ結び器(改)を作るときのポイント

引っ掛け部の角度は90度

引っ掛け部の曲げ方向を同じにすると、チチワを結ぶ時に持ち手(指)をクルリと回転させなければなりません。引っ掛け部を90度の角度を付けると持ち替えることなくスムーズに作業できます。

 

 

ハンダ部を丸く大きく

ハンダ部を大きく丸くすると指でつまみやすく、回転させる時に楽(らく)&力が入るのでしっかりと結べます。

多めにハンダを溶かすと勝手に大きく丸くなる

 

 

 

参考にさせてもらったサイトでは、ハンダ付けじゃなくてアルミテープで巻いていたので、ハンダごてがなくてもなんとかなると思います。

 

オッサンは別件でハンダごてが必要だったので、今回の作業時に購入しました。

 

ちなみにオッサンのハンダごてセット。

 

設定温度がかなりの範囲で変えられるので、いろいろなハンダ付けで重宝する。

 

熱くなったハンダごてを置いておく台がないと不便だし、結構危ない。この商品は安定感があるし、こて先クリーナーがついているのでこて先をキレイにしながら作業できるのでGOOD!

結構優れモノ

 

 

電子基盤のハンダ付けをするためにこれにしましたが、チチワ結び器(改)のハンダ付けをするには、細すぎるのでかなりしつこく流し込みました。

 

 

 

「3cmのハリス」だと一本のハリを自分で巻いて作るのに必要なハリス長は10cm程度なので、2年前に買ったハリスが全然減らない。

このハリスが無くなるのはいつの日になるやら・・・

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