2025年25回目の東京ハゼ釣りはもうわやや…

※ 当ページのリンクにはプロモーション(広告)が含まれています。

2025年25回目の東京ハゼ釣りはもうわやや…

2025年10月26日。
釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。

天気:雨

釣行時間:1時00分くらい(潮位:25cm干潮)〜5時30分くらい(潮位:130cm上げ6分)中潮

釣果:マハゼ110匹(10cm〜15cm)


竿:3.6m(軽極ハゼ)→4.5m(ゼロサム初梅)

道糸:ナイロン1.5号

ハリス:ホンテロン0.8号

ハリ:ハゼ袖スレ4号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ(1号相当の重さ)

エサ:ボイル桜えび→ボイルベビーホタテ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け



普通の釣り人ならハゼ釣りシーズンはほぼ終わっているこの時期。


しかし、一部のマニアというか常連というか、ストレートに言えば暇人はしつこくハゼ釣りしている。


言わずもがな、オッサンもそんなロクデナシのひとり…


この時期は夜釣りや穴釣りが始まるので、ソレ用の仕掛けを夜鍋してせっせと製作する無意味な労力…


ふつーの釣り人がハゼ釣りアイテムを押し入れに仕舞い込むのを尻目に、オッサンはハゼ釣りの第二フェーズのスタートに、気分新たに身が締まる想ひでございます。



いよいよ先週からハゼの夜釣りが始まった。


初日の釣果は1束のノルマを達成したが、まだ身体が慣れてないので夜釣り終盤にはフラフラで、予定時間よりも早く切り上げた。


まぁ、たとえ身体が慣れても、夜釣り後は意識が朦朧としてるんだけどサ!



んで今晩は雨予報100%


常識を備えた人なら、雨の中釣りをするという発想は皆無だろう。


しかも時期外れの夜釣りでだ!


しかし、その常識を打ち破らないとまだ見ぬ世界は切り開けないと思うのです!


と言えば体裁は繕えるかもしれんが、オッサンの場合は単純に興味本位なだけ。


夏シーズンの雨天のハゼ釣りは間違いなく良く釣れる。


雨が降ると魚の警戒心が薄れるとか、晴天よりも暗いからとかの原因で釣れるらしい。


オッサンも「雨は釣れる!」を合言葉に、雨の日は嬉々としてハゼ釣りに勤しんだ。


しかしソレは夏場だから雨の中でも可能だったわけでして…


世間一般の常識では、もう10月も終わろうししているこの時期に、しかも夜釣りの雨天釣行なんて自殺行為と思うだろう。


オッサンもそう思った。


しかし「雨は釣れる!」は夜釣りでも通用するのか?という疑問が気になってしょうがなかった。


11月に入れば寒さも本格的になってくるだろうから、雨の夜釣り実験なんて本当に死活問題になる。


恐らく今晩がラストチャンス!っというわけで世間の反対を振り切って決行。



時期外れ&夜釣り&雨天という三重苦の無謀なハゼ釣り。


果たして!?



実行にあたり、防雨・防寒対策は最重要項目。


インナーは上下ヒートテックと冬用の分厚い防寒着。腰にはポカポカカイロを装着。


靴下は昨年導入した電気的ヒートソックスと、コレまた分厚い防寒靴下の二重対策。


雨対策としては、水に立ち込むので下半身はウェーダーで、上半身は漁師さんが着ているような厚いカッパの布陣。


完璧だ!


自宅を出発し、愛車を漕ぎ出した瞬間からもう暑い!


けっこうな雨降りの中、ミッドナイトの街中を汗だくになりながら【秘密の花園3】へ向かうオッサン。


現場が見えてくるが、こんな寒空の雨の中、誰もいないだろうな…と思ってたら二人のルアーマンがいた。


「アイツらアホか?」


まぁ、アッチも同じ事を思ってるんだろうけど、釣り人とはこのように狂った人種である。



さて、どこでやろうかな?


事前にぼんやりと作戦を立てていて、あとは実際の潮位を確認してからと思ってたんだけど、予想よりも潮位が低い。


今現在は中潮の干潮時間帯だけど、4日目の中潮だからそれほど低くはならんだろうて…と思ってたら、かなり低かった。


っというわけで、オッサン珠玉のエリアからスタートする事にした。


まずは釣りの準備から。


手には防寒対策で薄いゴム手袋をはめます。


まぁ、こんなんで防寒には程遠いが無いよりはマシ。

スケキヨ手袋


本日の竿は3.6mの軽極ハゼ硬式から。

夜釣り用の竿


この竿は『硬式』となっているんだけど、けっこう柔らかいから夜釣り用にしています。


っというのも、夜釣りだと竿先でのアタリがよく見えないので、硬くて張りがある竿だと僅かな竿先の変化が分かりづらい。


竿が柔らかいと、竿先もグィ〜ンって大きく曲がるからよく分かるという事です。


まぁ、コレは好みの問題で、夜釣りでも硬めの竿を使い、竿先ではなくて手の振動でアタリをとっている仲間もいます。


仕掛けはいつもの胴突き仕掛けだけど、本日は針をハゼ袖にしてみました。


ハゼ針って、針のシャンクというか胴の真っ直ぐな部分が長くなってるのが一般的だと思うけど、この針は普通の袖針と同じ長さ。


メーカーによっても違うんだろうけど、赤色に塗装してあるだけの袖針。


赤色はハゼが好むと言われているけど、本当かな?


オッサン的には赤色だろうが、銀色だろうが、ドドメ色だろうが釣果は変わらないと思っています。


そもそもが赤色って言っても、夜釣りだし!色なんて意味ないわな〜

夜釣りで赤色って意味ないよね!


いつものように、夜釣りなので道糸の一番上付近に目印の100均ケミカルライトを装着。


光るライトを見ていると楽しい


餌はボイル桜えびとボイルベビーホタテの海鮮丼コラボ。

どっちが釣れるかな〜


桜えびは背の部分にチョン掛け。

こんな感じ


本当はアミエビが欲しかったけど、今年は売ってないんだよね〜


かわりに桜えびを買ったんだけど、ちょっと不安ではある。

地獄の拾い釣り

準備完了にて釣り開始。


まずはオッサンお目当てのエリアに移動開始。


実はこのエリアは、オッサン以外が釣り糸を垂れているのを見たことがない。


ド干潮限定エリアでかなり沖へ移動するんだけど、ここへ近づくルートを知っていないととても危険。


最初はオッサンも「いけるところまで行ってみよう!」と、おっかなびっくりかなり慎重に移動しながらルートを開拓した。


そのルートを辿りながら、かなり沖までやってくる。


さぁ、始まりじゃ〜!っと第一投。


着底と同時にアタって来て、さっそく本日の一匹目。

いきなり釣れた!


お〜!さすがオッサン珠玉エリアだ。


お次も同じスポットで二匹目。


釣れるのはよろしいがサイズが上がらないな〜

ん?サイズが…


お次も同じスポットで…と思ったけど、アタリが無くなったので、しつこくスンスンやってたら手前で釣れた。


けれど、やはりサイズが上がらない。


ムムム…、良型ハゼはいずこ?


どうやらハゼは群れていないようで、同じスポットではなく、少しずつ落とす場所をズラしながらじゃないとアタって来ないようだ。


ズラすと釣れるんだけど、サイズがこれくらいまでなんだよね…

もうひとこえ欲しいな…


んで先週に引き続き、今週もコイツがかなりの確率でアタって来る。

セイゴ(スズキの稚魚)


よく引くから面白いんだけど、今シーズンは多すぎじゃね?


仕掛けを落とすスポットを変えつつ、オッサン自身も横に平行移動しながらアタリを出してゆく。


ボチボチには釣れるけどやはりサイズが上がらなくて、相変わらず13cm前後が多い。


たま〜に15cmクラスが顔を出すが、ほとんどは10数cm程度。

このクラスはたま〜に程度


エビ餌を使っているからか、ハゼの他にもゲストが掛かってくる。


セイゴは相変わらず猛攻してくるんだけど、本日は珍しいお客さん。

モクズガニ君


このサイズが釣れるのは珍しいな。


最初は大きいゴミが引っ掛かったとしか思えなくて、やたら重くて竿が折れないか心配だった。


やっと水面まで上げてみたら、デカいモクズガニだったからビックリした。


よく上がって来たな!



お次はクロダイの稚魚。


セイゴと違う引っ張り方をしてくるから、コレも針に掛けた時は「なんだろう?」ってなった。


身なりは小さいけど、最後の最後までセイゴよりもパワフルに暴れるのはさすが鯛だよね〜

キビレじゃなくてクロダイね


小移動を繰り返しながらチョロチョロ釣ってたけれど、一匹ずつの拾い釣りだから数は伸びず…


期待していたオッサンエリアでは20匹にも届かずに終了。



干潮時間帯が終わり、少しづつ潮が上がり始めてるんだけど、まだいつものスポットで釣れるほどの潮位には届かず。


なので、お次のエリアに移動してみるが、そちらは全くの不発でアタリひとつなく玉砕した。


うわ〜厳しいな…


釣り場は広大で誰もハゼ釣り人はいないからやりたい放題だが、この広いエリアのどこにハゼはいるんだろう?


とにかくアタって来るハゼを探すしかない。


広く探るにはやはり長い竿の方が有利なので、4.5mの竿にチェンジ。

竿は長い方が融通がきく


あと、餌も桜えびからボイルベビーホタテにチェンジ。

使い慣れたホタテ餌


桜えびってけっこう脆いから、形がすぐに崩れて使いづらいのと自動的に針から外れることが多発する。


あと、今日に限ってはホタテ餌の方が喰いが良かったと思う。


まぁ、慣れの問題かもしれないけれど…



竿と餌を変えて、実績エリアにやってくるといきなり調子よく釣れだした。

しかもこのサイズ


お〜、イイね〜!


潮位が上がってきたのも幸いしたのかもしれない。


相変わらず、同じスポットで釣れ続けることは無くて、移動とズラシで一匹ずつ拾ってゆくんだけど、それでも先程よりはテンポ良くハゼが上がってくる。

サイズはやはりコレが多いけども


最後に攻めたエリアでも、サイズも釣れ具合も他と同じで拾ってゆくしかなかった。

このサイズが普通に釣れて欲しいが…


空が白々して来る時間にて納竿。


4時間半ほどで110匹となんとか1束は達成しました。

とりあえずノルマは


今日は動いたな〜


【秘密の花園3】のほぼ全域に渡って釣り糸を垂れるハメになった。


それ故、釣りがちょっとガサツになったかな…


もっと丁寧に探っていれば、コレほど移動せずとも釣れたと思います。


ただ、やはり一か所で釣れ続けることは無くて、ズラさないとアタって来なかったと思います。


実は、この現象は数日前から続いているのを釣り仲間から聞いていました。


季節の過渡期だからかな?と思っていて、寒いなら寒いなりに気温水温が安定すれば、釣れ方も安定するかと。



あと餌はやはり桜えびは使いづらいな〜


冷凍解凍を繰り返すとポロポロと形が崩れるので、ちょっと厳しいか…


新鮮なイソメを使うか、いつものホタテか。



今回は雨の夜釣りをやってみましたが、「雨は釣れる!」は夜釣りには通用しないことが判明しました。


釣りをやる前はあれだけ汗だくになっていたのに、釣りをしているとス〜っとクールダウン…


雨降りだったからというのもあったんだろうけれど、街中と釣り場では気温というか空気が違うようで、身体が冷えて来る。


釣りの初っ端から吐息が白いままだった。


この時期でも朝方は寒くなってきたから、真冬なんて凍えるのは当たり前だ!


っというわけで、雨の夜釣りなんてもう二度とゴメンだ!


いくら全身で防水防寒対策をしていても、顔面はどうしようもないから雨が当たってくる。


オッサンはメガネをしているから、雨が当たると視界不良になって気分が悪い。


なによりも、夜の雨天は心細くてメランコリックな気分になる。


釣りの最中、心寂しくて何度踊り出しそうになったことか…


雨の夜釣りはもうやらんぞ!



ここで宣伝です!

オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。


結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…


正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったらのぞいてみて下さい。


販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。


オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!


売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。


なるべく頑張って製作します。

スポンサーリンク