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  • 2023年度27回目のハゼ釣りは禁断の夜釣り
    2023年27回目のハゼ釣りはまさかの夜釣り2023年10月29日。2023年27回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:曇り一時雨釣行時間:1時00分くらい(潮位:61cm上げ2分)~6時30分くらい(潮位:200cmほぼ満潮)大潮水温:19℃釣果:マハゼ73匹(10cm~16cm)竿:3.6m(軽極ハゼ 硬式)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アミエビ→アオイソメ時々ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けついにやってしまった…出来ることならやりたくなかったが、のっぴきならない理由により、コレだけはやるまい!と心に決めていた事に手を染めてしまった…夜釣りである。夜は釣れる!と釣り界隈では良く言われる。魚の警戒心が薄れるのか、魚が夜行性なのか知らんが、夜釣りで大型・良型サイズが爆釣!というのをよく耳にする。「どこぞでランカーサイズが上がった!」と聞けば、たいていは夜の釣行だったりする。夜は釣れる!はもはや釣り界の合言葉で、釣り人によっては夜間釣行専門の方もいて、暗い釣り場でひたすらに釣り糸を垂れているらしい。オッサンもソレは十分過ぎるほど理解しているが、羨ましく無いと言えば嘘になるが、決して手を出さなかったし、やろうとも思わなかった。なぜなら怖いからだ!夜は人間が活動する時間ではない。太古の昔から人類はおひさまが登ると活動を開始し、おひさまが沈むと飯食って寝るというサイクル。素晴らしいし、ソレが自然の摂理である。ところが現代人ときたらどうだ!朝もはよはよから会社に向かい、深夜残業は当たり前。下手すりゃ~、昼夜逆転の生活になっているではないか!?そもそもが、夜は人外の存在が蠢く時間である。魑魅魍魎が手ぐすね引いて、こちらの隙を狙っているのである。「こいつまたアホ言ってるよ…」と呆れられていると思いますが、いやマジでそ~なんだって!夜に外で、しかも水辺で何時間も過ごすなんて、たまんないってマジで!!と思ってたんだけど、ついに禁を破って夜釣りとやらをやってみることにした。そこまでして、やってみよう!と思った理由は、ここ最近のハゼ釣りの悲惨さ。どの釣り場でも、誰がやっても釣れないのオンパレードで、くすぶりを通り越して、もう諦めムードが漂っている。11月以降の本格的な穴釣りシーズンになれば、少しはマシになるカモという期待はあるんだけど、このダメさ加減では穴釣りも怪しいかもしんまい。という訳で、最後の手段で夜釣りという展開になったのでございやす。見えないって難しいな…背水の陣でのぞむ夜釣りの現場は、かなりの実績を叩き出しているポイント。昼間の釣りは全然パッとしないんだけど、夜になると豹変する、知る人ぞ知る穴場スポット。ここまで引っ張っておきながら、残念ながら釣り場は公表できません。ソコはたいして広くもない釣り場なので、噂を聞きつけて釣り人が殺到すると困るので、あしからず。っというわけで、『秘密の花園』第3弾、【秘密の花園3】としておきます。まぁ、地元の釣り人はみんな知ってるけどね!【秘密の花園3】の先達であるT氏によれば、干潮からの上げっぱなが釣れる!らしいので、その時間帯からの釣行を目指す。と思ってたら、その時間帯ってちょうど日が変わるくらいの時間じゃん!ということは、下手すりゃ~日が変わってから朝までハゼ釣りするの?でも、釣れる時間帯を逃すわけにはいかないので、やるしかないのである。日付が変わった頃に自宅を出発。愛車のライトは、昔懐かしい自家発電のダイナモ&豆電球。”ウィ~ん、ウィ~ん”鳴らしながら進むが、現場までにすれ違った自転車は20台はいたが、オッサンのような自家発電ライトはいなかった。夜間釣行なので、服装は冬の出で立ち&腰にカイロを貼り付け。更には天気が思わしくないので、カッパも着込んで万全の体制。出発時にはどこも寒くなくて完璧!と思ってたら、すぐに汗だくになった。程なくして現場が見えてくるが、思ったよりも照明が明るくてホッとした。やっぱり暗いのは怖いぢゃん?誰も居ないと思ってたら、ひとりだけ釣り人がいた。サツを交わし情報交換をすると、その方はシーバス狙いなんだけど、潮がいい塩梅に動くまでハゼ釣りするらしく、のべ竿を握りしめていた。なんでも前回シーバスをやっていた時に近場にワンサとハゼが居たらしく、今回やってみよう!ということらしい。オッサンも釣りの準備を始める。夜だから当然ヘッドライトを持って来てるんだけど、水をライト照らすと魚が逃げる事もあるので気をつけないとね。特にお隣りさんはシーバス狙いなので、気を使うな~できれば赤色LED付きのネックライトとかがあれば良いが、夜釣り初心者のオッサンがそんなシャレオツなアイテムを持ってるハズもない。今晩の竿は『軽極ハゼ 硬式 360』T氏曰く「水際の石は滑って危ないから、長めの竿でもっと陸側の安全圏から釣りをすることになる」というアドヴァイスだったので3.6mの竿を持ってきた。オッサンの長竿と言えば『清流X 硬調 350』なんだけど、夜間で何かしらのミスで破損しては困るので、二軍の竿を持ってきた。夜釣りでこき使われるとは可哀想に…仕掛けは当然、いつもの胴突き仕掛け。いつでもどこでもこの仕掛け夜だからケミホタルを装着。夜に必須なこの一本!問題は釣りの邪魔をしないとなると小さい25タイプだけど、こっちは3時間しかもたない。でももう一つ上の37だと6時間光るんだけど、大きいから釣りの邪魔になるな~とちょっと迷ったが、釣り優先で25に決定。二本入りだから、消えたらもう一本出せば良いし。色は魚の警戒心が薄れるという赤色をチョイス。赤色ってそう言われるけど、本当かな?どこにケミホタルを装着するのか?だけど、T氏によればウキと同じような位置に付けるらしい。アタリが分かるように竿の穂先に付けるなんて情報もあったが、投げ竿ならともかく、繊細なのべ竿の穂先に付けたら邪魔だろうし、下手すりゃ~竿先が折れるよ!とうわけで、道糸の適当な位置に付け、釣りをしながら調整する。餌は良型・大型を期待してアミエビから始める。当然二匹掛け水温は19℃と触ると温かいくらい。水は温かいんで、忘れてはならないのがお守り。オッサンは釣りの時はいつもこのお守りを持ち歩いている。しかし、本日は大漁祈願ではなく、魔除けのお守りが必要なのでは?大漁祈願のお守りなんですが…お守りがトンチンカンでしょうがないので、『耳なし芳一』みたく身体中に経文を書いたのは言うまでもない。もちろん耳にもチン◯にもね。この昔話を『まんが日本昔話』で観たのをハッキリと覚えているが、あの番組って子ども向け番組だけど、かなりシュールでドギツい回もあったよね。今の世の中だと、とてもオンエアーできないお話。ここで、あまりにもヘビーでお茶の間の子どもたちにトラウマを植え付けたお話ベストスリー。『三本枝のかみそり狐』『吉作落とし(きっさくおとし)』『飯降山(いぶりやま)』※興味のある方はストーリー等調べてみてくださいね。とても子どもが観る内容じゃないので…準備完了にて釣り開始なんだけど、ハテ?どこからやろうかな?今現在は干潮から潮が上がり始めた時間帯。本日は大潮なので、かなり潮位が下がっていて、ここらへんが釣れそうだな~と感じるポイントが陸地になっている。しょうがないので、水に立ち込んで釣り糸を垂れようと、ジャブジャブ水に入ってみるが早くも問題発生!長靴が浸水するではありませんか!?「ゲ!ダメじゃんこの長靴!?」速攻陸に引き返し、他をあたることにする。適当なエリアで始めるが、落としてすぐにアタリあり!という事は全く無くて、アタらないんですけど…もしかしてアタリに気付いてないのかな?赤いケミホタルも小さくて良く見えないし、今晩はそこそこ風が吹いているので、竿も風に煽られる。でも竿を上げるたびにしっかり餌が付いたままだから、喰ってきて無いのか…マズイな、この雰囲気…焦ってもしょうがないので、とにかく喰ってくるハゼを探すしかない。先週の外房遠征のハゼ釣りで学んだように、焦るがあまり餌をチョンチョン動かさないで、こういう時はジ~っと待つ方が良いこともある。先週に習い、竿を動かさないでモサ~っとしているとスン…と手元に振動が伝わってくる。「お!」っと反射的にアワセるが空振り。ハゼ居るじゃん!昼間なら、アタったスポットに寸分違わずに落とせるが、夜は見ずらくて良く分からん!なので「ここら辺かな~?」なだいたいのスポットへ落とすことになる。すると着底と同時にアタり、今度は針掛かりした!んだけど、どうみても良型サイズにあらず。記念すべき夜釣りの一匹目はトホホなサイズ。ムムム、このサイズか…夜の恐怖に耐えながら釣りしてこのサイズとは、ガッカリだ。とは言え、ハゼは起きてるらしい。アタリももっと分かりにくいのかな?と思ってたけど、このサイズでもしっかり手元に振動として伝わってくるくらいにハッキリしていた。このアタリだったら、分かりやすくて釣りやすい。次も同じスポットに落とすと、またしてもスン!とアタって来た!「いるいる」次の投入で針に掛けるとギュンギュン暴れ始める。「お~!大型じゃね?」と引きをいなしながら、大人しくなるのを待つ。上がってきたのは16cmとあの引きの割には小さかった。本日最大クラスでもこのサイズなら、夜に来た甲斐があるってもんだ。なんとなく釣り方が分かって来たので、ここからボチボチ釣れ始める。ハゼは固まって無くてバラバラらしいが、お互いにそれほど離れてもいないらしく、釣れた付近から他のも釣れてくる感じ。アタリエリアが正しければ、着底と同時にアタって来るが、この着底時が良く分からん。明るければ穂先の動きで着底が分かるが、なにぶん暗いので穂先なんぞ見えやしない。なので手元の感覚だけが頼りになる。夜だからか知らんが、アタりを感じてアワセても空振りが多い。恐らくは、前アタリを見逃してて、ハゼが逃げる時の振動ではじめてアワセを入れてるんだと思う。コレじゃ~空振るわけだ。なので、一番針に掛けやすい、着底と同時のアタリは見逃したくないところ。とにかく、着底時の判断はしっかり意識するようにやっていたら、釣れるようになって来た!10数cmも上がってくるが、ここらへんのサイズもけっこう上がってくる。このサイズなら夜釣りも良いね~そこそこ釣れたが身体はヘトヘト…夜釣りに慣れてきた頃、時間は丑三つ時。急に空気が変わる。そこそこアタリはあったけど、この時間帯になると急にアタって来なくなった。”あ、近づいて来てる…”人の視線を感じる。かなり離れていたお隣りさんは釣れなかったらしく、ちょっと前に帰ってしまい、この釣り場にはオッサンひとり…ひとりなハズだけど人の気配がする。マズイな。やはり大漁祈願のお守りでは効果なかったか…オッサンが緊張しながら身構え、意識は向けてるんだけど、なるべくそちらを見ないようにしていた。”すぐそばまで近づいて来てる…”もう足音も聞こえてきた。そしてついに姿が…ルアーマンだった。こんな時間帯でもそこそこな人数のルアーマンがウロウロしてて、ヒュンヒュンとルアーを投げている。友人にも夜専のルアーマンがいるが、よくこんな時間までやってるよな~!その友人も夜にナイスサイズを釣り上げているから、やはり夜は釣れるんだろうな~釣れない原因を打開すべく餌をチェンジしてみる。と思って、遠くに置きっぱなしの荷物を取りに戻ってみると、アレ?見たことある自転車が停まっていた。T氏である。いつもの癖で「おはようございます!」とサツをするが、まだ夜中だし。そう言えばO氏が「Tさんは早めに行くって言ってたよ」だったな~そうだよな~、釣れる時間帯を知ってるし、ソレを逃すT氏ではないからな。物陰に隠れて見えなかっただけど、けっこう前から来てて、そこそこ釣れているらしい。こんな恐ろしい時間には、誰かしら同士が居ると心強い。これからは安心して釣りに専念できる。もうすぐするとO氏とH2氏も来るハズ。実はオッサンが夜釣り来る事を言ってたんだけど、この二人には早くから来ることを隠していた。『隠してた』というと聞こえは悪いので、『予定を変更した』が正しい。オッサンも三時頃を目安に来ようと思ってたんだけど、T氏の【潮の上げっぱな】情報を後から知ったので、騙した訳ではないが、ソレを訂正するのも面倒臭かったのでそのままにしておいた。まぁ、忘れた頃にくるんだろうて…んで、先週のハゼ遠征の余りのイソメ。そもそも本日無理してハゼ釣りに来たのも、このイソメを消費するためでもあった。んだけど、さすが先週の残りものでとっくに昇天してて、半分溶けたような状態で臭いも強烈!コレでも釣れなくは無いと思うが…餌をイソメに変えた途端、先程までの音沙汰なし状態が嘘のようにハゼが喰ってくる。いきなりこのサイズお!やはりイソメ餌が良いらしいな!ここから再び楽しいハゼ釣りが始まる。ただ、相変わらず空振りもあって、イソメ餌の垂らしの長さをいろいろ変えてみる。最初はアタリ重視で4cmくらいにしてたんだけど、アタっては来るが長過ぎて針に掛からない。次は1cm垂らしにすると掛かりは良いんだけど、少しアタリが遠くなるし、アタックしてくるハゼサイズも小さくなる印象。なので、イソメの垂らしは2cmに落ち着いた。しかし、なにぶん半分溶けたイソメなので餌持ちが悪く、アタったり釣れたりするたびに餌を付け直すことになり、アッという間にイソメが無くなった。頼みの綱のイソメが無くなり、手持ちのアミエビやホタテを使ってみるが、やはりここのハゼはアオイソメがお気にらしくアタリ方が鈍い。こんな時は、まさかの時の友こそ真の友。T氏にイソメを恵んで貰いに行くと、大量のイソメを分けてくれた。「釣具屋のポイント交換で全部イソメにチェンジした」との事。イソメも高価な餌にレベルアップした昨今。大きな餌箱に溢れんばかりの大量なイソメ。どんだけポイント貯めてたんだよ!貧乏臭いハゼ釣り人が多い中、T氏は持ってるアイテムもファッションも良品で揃えてるからポイント溜まったんだろうな~ヨシ!コレなら餌の心配はいらないぞ。餌は無限にある!オッサンのガセネタに踊らされたO氏とH2氏も到着し、賑やかになる【秘密の花園3】コレで魑魅魍魎も近づいてこないだろうて。やはり餌は新鮮に限る!オッサンの腐ったイソメとは全然喰いが違う。ハゼの活性も良くなり、入れ喰いとまでは言えないが、明らかにアタリが多くなった。この頃になると【秘密の花園3】のポイントの傾向も見えてきて、なんとなく釣れるスポットも分かってくる。ただ、今後のために釣り場全体も見ておこうと広く探ってみる。って、また恐怖の夜釣り来る気か?オレ?釣り方としては、やはり餌を頻繁に動かすよりは、大人しくしている方が喰ってくるかな。落としてから30秒ほど待って、アタラなければ動かして誘ってみる感じ。誘いもチョン!と動かすのではなくて、その場で餌を揺らす程度が反応が良かった。釣り場の傾向と対策が分かってきたので、そこそこ釣れて楽しいハゼ釣りになるが、如何せん、1時からやってたもんだから夜に弱いオッサンは身体がダルくなってくる。眼もショボショボしてきて、餌付けがマトモに出来んぞ!空は白々して来て夜明けが近い。やっと夜が終わる!オッサンはもう満足するくらいに釣れてたんだけど、後から来たお二人はまだまだ納得してない様子。しょうがないよ!釣れる時間帯を逃してるんだから。いつもはすぐ釣りに飽きてダベりはじめてしまうO氏も、今晩は真面目に釣り糸を垂れている。まぁ、ダベる相手もいないもんだからしょうがなく釣りしてるんだろうけど、真面目にやればちゃんと釣れるんだから、普段からこうやってハゼ釣りするべきだろう。いよいよ明るくなり朝がやってきた!やっと朝だ!ハゼ釣りも終了!と思ってたんだけど、誰も終わろうとしないんですけど…明るくなるとアタリが無くなると言われた通り、ハゼのアタリも遠のき、釣れても10数cmサイズばかりになる。もう終わりにしようよ!無言の眼力で彼奴らを睨む。後から来たO氏H2氏はともかく、オッサンとほとんど同じ時間帯から釣りしているT氏も一向に止めようとしない。T氏はそこそこお歳を召しているが、オッサンはもうヘトヘトなんだけど、すげぇ~バイタリティだな、この人!まぁ、最近のハゼ釣りは全然釣れてなくて皆な憤ってたから、そこそこ良いサイズがそこそこ釣れて面白いんだろうな~オッサンはさすがにもうギブアップで納竿。地獄の夜釣りで5時間半ほどで73匹とけっこう釣れて楽しかった。ビクも賑やかだ!73匹の内訳は、15cmオーバーが1割、13~15cmクラスが6割、それ以下サイズが3割といった感じ。欲を言えば、もっと大型サイズが上がって欲しかったし、一匹で良いから20cmオーバー釣りたかったな~今後の課題としては、ケミホタルの付ける位置をどうするのか?・穂先付近の道糸にケミホタルを付ければ、オモリの挙動が分かる・ウキみたいに水面近くだと、だいたいの仕掛け(餌)の位置が分かる・仕掛けの上くらいだと、仕掛けを上げた時にキャッチしやすいって感じになる。いっそのこと、全部にケミホタル付ければ完璧じゃね?と思うが、ソレだと邪魔でしょうがないよね。餌はアオイソメが一番反応が良かった。アオイソメ>>>>ボイルベビーホタテ>>アミエビくらいな感じだった。まぁ、しばらく通ってみればもっと具体的な問題点や解決策も見えてくると思います。って、また夜釣り行く気か?オレ?次の記事>>>「2023年度28回目のハゼ釣りはオッサンはレベルアップした(と思う)」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな~って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度28回目のハゼ釣りはオッサンはレベルアップした(と思う)
    2023年28回目のハゼ釣りは「オッサンはレベルアップした」2023年11月3日。2023年28回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:1時00分くらい(潮位:37cmほぼ干潮)~6時30分くらい(潮位:130cm上げ7分)中潮水温:19℃釣果:マハゼ61匹(10cm~16cm)竿:3.6m(軽極ハゼ 硬式)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメ時々ベビーボイルホタテ&アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け前回に引き続き、今回も肝試し第二弾!いや…、別に肝試しでもなんでもなくて、単にハゼ釣りなんだけど、オッサンにとっての夜釣りは最恐のお化け屋敷に突入するくらいの覚悟です。なにせ、コッチは作り物ではなくてモノホンなもんで…よくyou tubeとかで心霊映像とか心霊スポットの映像が見受けられるが、アレって作り物がほとんどだと思う。若い頃にしょっちゅうモノホンを見ていたオッサンに言わせてもらうと、あんな見え方してなかったし、どうみても『その部分』が周囲の映像とマッチしてないというか、馴染んでないのが多い。まぁ、あの手の映像はお化け屋敷と同じで、ドキドキしながらも楽しんで観れば良いのであって、真偽を問うのは野暮ってもんだ!ただ、中には「コ、コレは!?」という奴もあったりもする。本当かどうかは知らないが、本物があまりにもハッキリと映り過ぎているのは公開できないらしい。なんでもそうなんだけど、チラリズム程度に抑えておく方が、視聴者は一番反応する。パンチラ、胸チラ、ブラチラ…etc、世間には様々なチラリズムがあるが、ふとした拍子に一瞬チラリと見えるという状況に、強い色気や魅力を感じるのがチラリズムの魔力。バッチリ見える「モロ見え」よりも、チラリと見える程度の方が風情と風流を感じる官能的な嗜好。見えそうで見えないんだけど、チラっと見えた!このさじ加減が肝なのである。あと、ついでに言わせてもらうんだけど、you tubeで心霊スポットとかよく行くじゃん!じゃん!って馴れ馴れしくすることもないんだけど、和洋問わず『心スポに突入してみた!』的な動画がよくある。不思議なのが、自ら率先してそんないわくつきのスポットに赴き、動画配信までしとるのにも関わらず、ちょっと物音がしたり、怪しい存在が見えただけで、尻尾巻いてそそくさと逃げ帰って来るってどうよ?一体何しに行っとるんじゃ?行くなら、その怪しい原因をしっかりと突き止め、映像に残して来いよ!ちょっと音がしただけとか、ちょっと変なのと出会いました程度で逃げてくるな!そもそもが、そんな程度の覚悟なら最初から行くな!期待して観ている方も、アチラの住民にも失礼だよ!んで、何だっけ?そう!肝試し、じゃなくてハゼ釣りである。今回もハゼの夜釣りに行ってきました。まぁ、前回は初の夜釣りで、夜通しハゼ釣りしたもんだからすごく疲れたけど、良型ハゼがけっこう釣れたので夜釣りの印象がジャンプアップ!今回も二匹目のドジョウならぬ、二匹目の良型・大型ハゼを目指して夜の闇へ突入! 潮が低すぎて釣りにならん!今回も夜釣りの現場は【秘密の花園3】夜釣りとは言え、釣れる釣り場はとても貴重で限られてるので、ここでの釣り場の発表は控えさせていただきます。あしからず!前回がそうであったように、今回も干潮からの上げ潮狙いと思って潮汐を調べてみたら、草木も眠る丑三つ時が干潮時間うわ!またこの時間かよ。釣り開始を2時からとする。この釣り場は空が明るくなると釣れなくなったり、せいぜい10数cm程度のハゼばかりが釣れるようになるので、納竿時間は6時までと仮定。するってぇと、4時間の釣行になり、ちょっぴり物足りないかな?昼間なら十分な釣行時間なんだけど、夜は暗いからか時間の感覚が麻痺するからなのか知らんが、アッという間に時間が過ぎる。という訳で、釣り開始時間を少し早めて1時に現場に到着するように行動開始。もう11月に突入したんだけど、本日の東京の気温は夏日なんて言われるくらいの予報。とは言え、よる夜中は寒くなるので今回も完全冬支度の体制で、腰には貼るカイロ&足元は防寒長靴を着用。ちなみに前回も冬仕様で臨んだけど、長靴は普通の奴だったので、足先が冷たかった苦い経験があった。なので、今回はオッサンが長年愛用している最強の防寒長靴を装備。作業靴 ジーベック XEBEC 85712 EVAロング丈セフティ防寒長靴 先芯あり メンズ レディース ユニセックス 安全靴 レインブーツ 定番 楽天で購入 んで案の定、現場へ向かって愛車を漕いでると汗だくになった。まぁいい。コレくらいがちょうど良いのだ!釣り場で身体が冷えたら、どうしようもないからね。現場に到着すると、ルアーマンがひとりでハゼ釣り人はいなかった。ルアーマンってけっこうデカい音でビュン!ビュン!投げるもんで、おっかないから少し距離をとって釣りの準備を始める。本日も使う竿は『軽極ハゼ硬式 360』軽いんだけど、ちょっと柔ら過ぎるのが玉にキズ。良い竿なんだけどね~仕掛けは、いつでもどこでも何度でも、ハリス3cmの胴突き仕掛け。軽極にシンプルな仕掛け夜釣りなもんだから、やはり光る目印は必須。なんだけど、ソレを付ける位置をどこにするのか?で結構悩む。前回は初めての夜釣りだったもんで、右も左もサッパリ分からなかったから、先達の教えに従ってウキを使った時と同じ感じの位置に付けてみた。しかし、どうにもパッとしなかったし、中途半端な位置だったので釣りの邪魔になっていた印象。そこで、今回は作戦を変更し、ハリスのすぐ上と道糸の一番上のダブルライト作戦。暗くて見えないと困るのが、竿先の挙動。オモリが着底した時とかハゼがアタった時が良く分からないと、釣果に影響する。アタリは手元の振動で分かるっちゃ~分かるんだけど、やはり竿先でアタリが見えた方が楽しい。でも一番の理由は、オモリが着底した時が分からないのが困ったから。一番針に掛かりやすいアタリが、着底すぐのアタリ。なので、着底時には既にアタリが取れるよう、道糸を張っておかないとそのアタリが取れない。竿の穂先にライトをテープで取り付けるなんて情報もあったが、穂先はのべ竿の命だし、例え小さく軽いあんなライトでも釣りの邪魔になると思う。という訳で、道糸の一番上、つまりは穂先のすぐ下に取り付けてみました。取り付けたライトは二種類。釣具ではメジャーな『ケミホタル』と100均でお馴染みの『ケミカルライト』サイズはいずれも小さい25のタイプをチョイス。ケミホタルは色を選べるが、100均のはイエローしか見たことないな。でも100均は8本も入ってのお値段なのでとてもリーズナブル!だけど、ちゃんと発光するのかはちょっぴり心配ではある。左が『ケミホタル』で、右が100均『ケミカルライト』ハリスのすぐ上と道糸の一番上に装着発光具合はこんな感じ餌は前回でも印象が良かったアオイソメから始める。やはり新鮮なイソメが良いよね!水温は前回と同じ19℃今の時期はこの辺で安定してるのかな?さぁ、釣り開始じゃ~!今日も爆釣day!!と思ったが、今現在は前回にも増して潮が低すぎるんですが…ここらは遠浅なので、潮が低いと釣りにならん!「まいったな~、やはり来る時間が早すぎたか…」しょうがないので、水にジャブジャブ入り込んで、立ち込んでやるしかない。前回の長靴は浸水したが、今回のは問題ないようだ。思いっきり沖に向かって投げ込んでみるが、着水と同時に着底したので、水深なんてあってないようなもんである。当然、なんの音沙汰もない。「だよな~。コレじゃ~釣れんわな~」と思ってたら、スン!とアタって来た!お!いたいた!次で掛けたが、上がってきたのはやはり小ハゼ。この浅場じゃ~、こんなサイズだわなただ、今回のダブルライト作戦は調子良くて、ハリス上のライトがあるので狙ったスポットに寸分違わずに落とせるし、上のライトでオモリの着底が分かる。「良いね、ダブルライト!」と自画自賛なオッサン。しっかり狙えるからか、チョロチョロと釣れ出したんだけど、浅いからか上がってくるのは10数cmサイズばかり。一匹だけナイスサイズが釣れたが、コイツだけだった。コレくらいが釣れればな~…程なくして、どこに落としても音沙汰が無くなる。けっこう歩き回って広範囲に探ってみたが、ここら一体は遠浅ばかりで変化がないので、どこもかしこも生命反応が無かった。干潮時間帯が終わり、潮がある程度まで上がって来ないと釣りにならんか?ってことは、あと2時間ほどこの地獄の釣り場で時間を潰すしかないのか?と気が重くなっていると、後ろからオッサンを呼ぶ声がする。O氏である。「うわ、また夜釣りに来てるのかこの人」確か、一昨日も夜釣りしていたような?いくら昼間は釣れないからと言って、夜ばかりじゃ身体がもたんだろう。もういい歳なんだから…しばらくはとりとめもない話をするが、本当にとりとめもない時間だった。新たな学びはありがたや~ボケ~っとしてても始まらないので、ちょっと気になっていたエリアに移動。ここからちょっと離れるんだけど、ネットの衛星画像で「ここら辺も釣れるんぢゃね?」と思っていたスポットがあった。O氏もソコは知っていたが、O氏的にはどうやら気に入らないご様子。まだ潮が上がってくるには時間があるので、とにかくそちらへ向かう。そちらには二人の釣り人がいたんだけど、ひとりはルアーマンでもう一人はのべ竿を握っているようだった。「ん~?ハゼ釣ってるの?」暗いので良く見えないけど、目を凝らしてよく見るとなんか見たことのあるシルエット。TG氏だ!TG氏とは、地元の大井ふ頭の釣り場はもちろんのこと、普通の釣り人が行かないような釣り場にも通っている、神出鬼没なハゼ釣り師。もちろん夜釣りも厭わないというか、むしろ夜釣りが専門で、その勢いで昼間もハゼ釣りしている「この人、いつ寝てるの?」という感じのタフガイ。当然ながら【秘密の花園3】は知り尽くしているエキスパートである。この御方がここに居るということは、ココは釣りになるという事で希望が見えてきた!「潮が引いた時はココで釣れるよ!」とTG氏。ヨシ!一丁挽回しちゃる!!というオッサンのやる気は、阪神の森下なみの渾身のフルスイング空振り…どこに落としてもアタリがないのである。確かにこのスポットは水深もあって釣れそうなんだけど、アタらないんだな~かたや、TG氏はさっきからコンスタントに良型ハゼを釣り上げている。「ハァ?なんで?」しばらく釣り方を眺めるが、オッサンとはまるっきり対極の釣り方。着底させるとすぐにチョン!チョン!と竿を小さく竿を煽りながら、手前に引いてくる。「こうしてるとアタって来たり、根掛かりみたいに動かなくなると、ハゼが喰って来てる」とTG氏。オッサンも真似してるんだけど、全然アタらないんですけど…そもそもが、そのチョンチョンが上手くいかない。TG氏の竿はそうとう硬いらしく、クイックに煽ることが出来ているようだったが、オッサンの竿はかなり柔らかいのでチョンチョンが出来ない。チョンチョンの間隔と、動かし方の幅がどうしても大きくなってしまう。「ムムム、難しいぞ!この動きではハゼが散ってしまう」全然釣れなくはないが、TG氏のような釣れ具合には程遠い…驚くべきは、この暗い中、TG氏はライトもケミホタルもな~んも付けてないのである。それなのに餌付けや釣れたハゼを外したりと、暗闇の中、テキパキと作業している。さすがこのレベルになると夜目が利くようになるのか?はてまた、見聞色の覇気でも身に付けているのだろうか?たぶん長年の夜釣りで、夜行性の生き物にトランスフォームしてるんだろうと思う。TG氏がどんな悪魔の実を食ったのか知らんが、長い年月を掛け、暗闇の中でもライトを必要としないこのハゼ釣法を編み出したんだろうて。なので、オッサンがパッと見で真似できるシロモノではなく、こっちは釣れないわけだ。それでも、ハゼ釣りの引き出しを増やすべく、真似しながらやってみる。まぁ、釣れないんだけど、ここで諦めてしまっては自分の裾野を広げることは出来ない。何かを取得するには、それなりの時間と労力、諦めない粘りが絶対に必要であり、ハゼ釣りとてそうなのである。自分のやり方に固執するだけでは、あらゆる事態に対処するなんて出来まへん!しばらくTG釣法を練習していたが、そろそろ潮がいい塩梅になってきたので、最初のスポットに移動する。この時点で10匹ほどの貧果で、「今日は釣果は諦めよう。まぁ、新しい釣り方が見れたのがせめてもの慰めかな…」と諦めムードだった。んがしかし!ここから挽回開始!!どこでもという訳ではないが、アタリが頻発し始めた。釣れるハゼは10数cmが主だが、たまには15cm前後も上がってきて、楽しいハゼ釣りが始まる。いつものオッサンなら落としてしばらくアタリを待つんだけど、先程のTG釣法でやってみるとアタリが出るのが早くなる。今までのオッサンの釣り方が『静の釣り』とすれば、TG釣法は『動の釣り』という感じ。でも夏のハゼ釣りがそうであるように、もともとのオッサンの釣り方はチョンチョン餌を動かしてるんだから、コッチの方がオッサンには合っていると思う。しかしそのうちに、動かし続けるよりも、チョン!とやったら5秒ほど待って、またチョン!5秒待って(以後リピート)…、とハゼに喰わす間をあげた方が針掛かりが良くなるのに気づいた。人間日々成長だ!いつの間にかTG氏とO氏がコッチの釣り場に戻って来ていた。オッサンが気持ちよく釣っているのを見て、闘志が湧いたようである。TG氏は釣れていたが、O氏はお歳のせいか休み休みで「ちょっと休憩で座ってると、いつの間にか眠っちゃうんだよ!」聞けば、今週は本日で夜釣り3日目らしい。そりゃ~身体にこたえるよ!空はすっかり明るくなり、朝になったが、さすがに釣れるハゼサイズは縮んだけど、アタリ自体は続いていた。まだまだ釣ろうと思えばいくらでも釣れる雰囲気だったが、キリがないので、アオイソメが無くなったタイミングで納竿。5時間半ほどで61匹と前回よりも釣れなかったけど、前半の貧果を考えれば挽回できたと思う。よくここまで挽回したな~、オレ!ケミカルライトは、理想を言えば、仕掛け部の上と道糸の上にふたつ付けると釣りやすかったけど、ケミカルライトが根掛かりすることもあるらしく、ケミカルライトごとロストが発生。なので、今のところ道糸の一番上にひとつ付ければ良いかなと思ってます。ちなみに25タイプは3時間くらいしか光らないので、道糸の上に付けるのなら、もっと大きいサイズでも釣りの邪魔にならないカモね。まぁ、100均のは8本も入ってるんだから、見えづらくなったりチェンジすればいいか!そんなことよりも、オッサンもTG氏のように夜行性になればライトもいらなくなるな。今日はハゼが釣れたよりも、TG釣法(改良版)というお土産が一番の収穫だった。釣りでもなんでもだけど、人生の幅が広がるのはワクワクするよね!「テレレレッテッテッテー♪」帰り道、オッサンの頭の中でドラクエのレベルアップの効果音が鳴り響いていた。次の記事>>>「2023年度29回目のハゼ釣りは夜釣りってデリケート!?」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな~って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度29回目のハゼ釣りは夜釣りってデリケート!?
    2023年29回目のハゼ釣りは「もしかして夜釣りってデリケート?」2023年11月5日。2023年29回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:曇りのち晴れ釣行時間:1時00分くらい(潮位:85cm下げ7分)~6時30分くらい(潮位:90cm上げ5分)小潮水温:19℃釣果:マハゼ45匹くらい(10cm~16cm)竿:3.5m(軽極ハゼ硬式 ぶった切り Ver.)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けもうすっかりお馴染みのハゼの夜釣り。昼間のハゼ釣りが数・サイズ共にパッとしないもんだから、夜の釣行に行き始めたんだけど、昼間より釣れるのは疑いようもない事実。例年なら、もう11月ともなればハゼの穴釣りが始まってて、調子が良ければ数も上がり、20cmオーバーも期待できる時期でもある。ところが2023年の穴釣りは、どうにもこうにもしっくりこない。んだば、いつものハゼ釣り場というと、もうほとんど終了なもんだから釣りにすらならん。最後の手段で夜釣りというパンドラの箱をオープンしてしまったオッサン。もう既に2回ばかり夜釣りに行ってるんだけど、実は、夜釣りってもっと簡単だと思っていた。ただでさえ『アホな魚の代表というイメージのハゼ』が、警戒心が薄れた夜の釣りともなれば、な~んも考えないで本能のままに餌を喰いまくって来る、そんなイメージがあったのは否めない。とは言え、実際にはあの手この手で攻めないと釣れないし、すぐにスレて喰って来なくなるしで、それほどアホでもないんだけど、時にはアホみたいに釣れる事もある。「ハゼの夜釣りなんて苦労せずとも釣れるんだろうて…」と至極簡単に考えていた。ところが実際に釣り糸を垂れてみると…ほとんどはポツンポツンと忘れた頃釣れる程度で、ガンガンに釣れる!なんて夢のまた夢。竿先なんて見えなくて、アタリは手に伝わってくる振動で取るのが基本。なので、ハッキリしたアタリしか拾えない。※今日は居喰いのような雰囲気のアタリがいくつか拾えたけど。釣れたりとかアタリがあったスポットに寸分違わず落とす、なんてほぼ出来ないし、餌付けだってライトを使っているんだけど、暴れるアオイソメに正確に突き通すなんてなかなか上手くいかず、モタモタする始末。まぁ、餌付けがやりにくいのは、オッサンの老眼のせいでもあるんだけどサ!夜釣り時の困惑を体験すると、人間がいかに視覚に頼って生きているのか?を実感し、単に暗いというだけで、どれだけ行動や判断力が制限されてしまうのかを痛感する。釣り場って、明るいときでさえ少々危険が伴うんだけど、それが夜の暗闇ともなれば、危険度MAX!一応、オッサンが行ってる釣り場には街灯があって、適度には見えるんだけど、さすがに水に突き出た石組みとかに乗る時は、かなりの用心深さが求められる。明るければ、乗っても大丈夫な石と危ない石はすぐに見分けがつくんだけど、夜になると判断が難しい。なので一歩一歩がとても遅く重く、まるで絞首刑の十三階段のような重い足取りで移動しなくてはならない。このように夜釣りでは全ての行動が制限され、慎重さが求められるのである。こんな調子だから、「ヒャッハー!爆釣だぜえ~!」なんてなるわけがないのだ。うわ~、釣れないんですけど…オッサンは夜釣りの時は、必ず数時間の仮眠をとる。なにせ、神経をすり減らす夜釣りを朝までやるんだから、体力は温存しておきたいところ。日付が変わる頃に起き出すが、家族はまだ起きていた。最初の夜釣りの時は、ちょっぴり心配もしてくれたが、現在は「いってらっしゃい!」の言葉の奥に”あ~、また行くんだ…。懲りないね~”という、呆れというよりも軽蔑の部類の心情が見え隠れしている。コレも釣りあるあるで、多くの釣り人が経験する、まるで月面の昼夜のような家族との温度差。本日も完全防寒仕様で自宅を出発するが、東京では今日も季節外れの夏日らしく、もうこの時点で暑い。愛車を漕ぎ出すとさらに暑い!漕ぐこと40分ほどで汗だくで現場に到着するが、いつもの夜釣り現場には前回もいたルアーマンがひとりいただけ。肝心の潮位を目視すると、ギリギリ釣りになりそうな塩梅。しかし、今日はコレからもうちょっと潮が引くので、まずはスタートダッシュで釣り上げて、その後はまた考えることにしよう。いそいそと釣りの準備を始める。本日の竿もいつものように『軽極ハゼ 硬式 360』ではあるんだけど、竿に少々変化があります。一見いつもの竿だが…思い切って穂先を短くしました!バスン!とカット!っというのも、この竿は『硬式』と謳ってはいるんだけど、実際にはかなり柔らかい。柔らかいが故、誘いとかの操作が難しく、やりづらかった。ずっと気にはなっていたんだけど「コレがこの竿の特性だろうて…」と諦め、当然二軍落ちで、登板回数も激減気味だった。前回の夜釣り時に、すぐ隣りで仲間のTG氏が盛んに竿を煽り続ける釣法で、良型ハゼを釣りまくっているのを見せつけられた。オッサンも真似してみたんだけど、小刻みにクイックに操作できなくて難儀し、当然、たいして釣れなかった。原因のひとつに竿の硬さがあると思う。ある程度硬い竿じゃなきゃ、あんな操作が出来るハズもない。まぁ、TG氏が長い年月を掛けて編み出した釣法だろうから、そう簡単に真似出来るものでもないかも知れんが、アレをやるにはもっと硬い竿じゃなきゃダメぢゃね?「いつまでも使えない竿としてホコリを被っているくらいなら、メタモルフォーゼして少しでも使える竿にしてやろう!道具は使ってなんぼのもんじゃい!!」っと、ついに決心がついた。ではどれくらい短くするべきか?オッサンの一軍竿は『清流X 硬調 35』で、どうせなら長さを合わせれば仕掛けの互換性も出来て便利だ。多分、10cmくらいの違いだろうから、その分をカットすればいいから、ちょうど良いぢゃん?長さを二本の竿の長さを揃えてバスン!とカット。やったことがある方は分かるだろうけど、のべ竿ってビビって数cmカットしても何も変わらない。やるなら5cm単位じゃない変化がないんだよね~実際には13cmほど切り落としました。内心”ちょっと切りすぎたかな…?”と、カットした後に不安になったのはナイショだよ!二本の竿の長さを揃えたんで、今回はエサ箱にもケミカルライトを付けてみました。今まではヘッドライトで照らしてたんだけど、エサ付けのたびに、ライトスイッチのオンオフも面倒なので、「もしかしたらケミカルライトで照明代わりになるカモ?」でやってみました。100均で一番大きいサイズテープで餌箱に固定怪しく光る餌箱イソメをライトアップ餌はアオイソメで垂らしは2cmが基準かな。針掛かり重視で短くすると喰ってこなくなるし、長くすると喰ってくるけど針掛かりが悪くなるし。垂らしはこんな感じ水温は19℃で3回とも同じ水温なのは、ここらへんで安定しているのかな?なぜがいつも同じ水温あと、ケミカルライトは穂先のすぐ下の道糸に、ひとつだけ付けることにしました。コレなら着底もアタリも分かるしね。準備完了にてハゼ釣り開始なんだけど、いつものお立ち台となる石組みが今日はやけに滑る。雨は降ってないはずなんだけど、全体的に濡れてるようで危ないな。夜中でこんな釣り場でドボン!したらシャレにならないので、一歩一歩慎重に足を踏み出す。やっとこさ目的の足場に到着し、周りに誰もいないのを確認して、水中にライトを照らしてみる。釣れる時ってハゼがチラホラ見えるんだけど、今日は全く見つからないんですけど…おまけに水が少し濁り気味だ。う~ん厳しいかな?まずは適当に沖に向かって第一投。やはり水深は浅いが、喰ってくる時はこんな浅くてもアタってくる。んがしかし、本日はハゼのご機嫌はよろしくないようで…どこに落としても音沙汰なし。「これはマズイな~」今現在はまだ潮が引いている状態で、干潮まではまだ時間があるので、状況の改善は期待できない。とにかく喰ってくるハゼを探すしかないんだけど、なかなか見つからないんだな。開始から20分ほど経った頃にやっと最初のアタリが来た!アワセると掛かったが、すぐに外れた。「チッ!なんだよ!!」次も同じスポットに落とすが、シ~ン…と反応がない。アタって来ても針に掛からなければセカンドチャンスも期待できるが、中途半端に針に掛かってからバラすと、スレてもう喰ってこなくなる。方向を変えてみると、またしてもアタって来た。今度はしっかりと掛かって、本日の一匹目。一匹目はいつも小さい…すぐに次も釣れてくるが、10数cmサイズで小さいな~この後はたま~に上がってくるが、同じように10~13cmくらいでつまらん!一匹だけ良型が来たけど、コイツだけだった。このサイズがコンスタントに釣れればな~その後はプッツリとアタリが途切れた。今日は小潮で、まだ潮は引き続ける。ここで粘っても無駄と判断したので、移動開始!夜釣りの勘所は未だ分からじやってきたのは、仲間内では【島】と呼ばれるスポット。釣り場ではこのように、特定のスポットに常連にしか分からないニックネームが付いている事が多い。こうすると、お互いの情報交換時に、どこで釣り糸垂れたのかが分かりやすいからだ。前回は【島】を根城にしてるTG氏がいたんだけど、今日は誰もいなかった。ヨシ!ここから爆釣開始じゃ~!の意気込みは、やっぱり空振り…相変わらず、ポッツリ…ポッツリ…程度なのでした。「ここでこの釣れ方なら、もう手の施しようがない…」もうお手上げ状態なオッサンは、ただ無気力に竿を握っているだけなのでした。すると、遠くから自転車のベルの音がしてくる。来たか!O氏とH2氏である。しかし、O氏は大丈夫か?この歳になると週イチでもキツイんだけど、O氏は今週は4度目の夜釣りなもんだから、疲労困憊らしく、前回なんて暗くても分かるような大きな穴に落ちて怪我したらしい。仲間内では「もう致死回数まで夜釣り行ってるから、いつ”ドザえもん”になってもおかしくない」とまで噂されている。そんなハゼ釣り仲間の心配をよそに、本日も夜釣りに登場のO氏。もう此奴が水に沈んでても、見て見ぬふりをしよう!ここにはカニもエビもたくさんいるし、ハゼも雑食性だから亡骸を完食してくれるだろう。O氏も釣り場で露となれば本望だろうて。サツを交わし、開口一番「今日はダメだよ!」とオッサン。まぁ、ダメと言われても、もうこんな夜中にこんな釣り場に来ちゃったもんだから、とにかくハゼ釣りをやるしかない。んですぐにH2氏が連打をぶちかましてくる。「なぬ!?こんチキショー、ここの次はまさにあそこをやる予定だったのに…」あんなのを隣りで見せつけられたら、コッチもやらん訳にはいかない。再び身体にバラ鞭打って、やる気復活。チョロチョロと釣れるようになるが、思うように数が上がらないな~ハゼのかわりに喰ってくるのがコイツ。チンチン(クロダイの幼魚)と思いきや…小さなアタリでアワセると突然暴れだす。もう一発でハゼじゃないのは分かってて、細かく小さくだけど強烈に引いてくるそのアタリ方から、チンチンなのは明白。竿を立てて強い引きをいなすんだけど、柔らかい竿だとなかなか手前に寄ってこない。最後は道糸かハリスが切れると思ったけど、なんとか上がってきた。コイツの正体は【キビレ】クロダイと良く似てて、見分ける方法は「ヒレが黄色いとキビレ」なんて言われるけど、個体差があるので絶対ではない。なので、キビレとチンチンの見分け方は側線から上の鱗列の数でみると良いと思います。上の画像のように、3本くらいならキビレで、5本くらいならチンチン。でも、こいつが掛かると嫌なんだよな~ヒレにトゲがあるから気を付けないと刺さるんだよね。人によっては、クロダイよりもキビレのほうが美味と言われてるが、オッサンは喰った事はないし、食う気もないから、一生分からんだろう。ちなみに今日はキビレが3匹釣れた。かわいいサイズのキビレこのサイズでも強烈に引いてくるぞ!ちなみに本日はウロハゼも釣れた。良いサイズだけどいらんわ!こんなかわいいウロは初めてだキビレも良型ウロも、あの強い引きがマハゼだったらな~っと思うこと山の如し!的外れなブツが釣れてくすぶっていると、なんとMR氏が現れた。MR氏が夜釣りに来るなんて、想定外だった!聞けば、常連達が夜釣りに通っているので「そんなに夜釣りって楽しいの?」の真偽を確かめに来たらしい。ここへ来る前は【秘密の花園2】でやってたようだ。【秘密の花園2】→【秘密の花園3】と秘密を釣り歩く男。MR氏は絶対に夜釣りに来ないと思ってたのに、既にMR氏の身体に別の魂が入り込んでいるのかも知れない。ちなみに【秘密の花園2】での釣果はそこそこらしいがサイズが小さかったらしく、【秘密の花園3】の良型ハゼを釣り上げ「このサイズが釣れるなら、夜釣りに通うのも分かるわ~」と納得のご様子。とは言え、ハゼが釣れるようになったわけでもなく、相変わらずパッとしない。そこで、さっきから気になっていたことを行動に移す。今までは3.5mの長竿でやってたんだけど、2.1mの竿にチェンジする。実はこの【島】エリアの傾向として、沖ではなく、手前の方が釣れやすい感じ。なので、長竿で手前を探ったら釣れ出したので、それならば!っと手前がやりやすい短い竿でやってみる。んでやっぱり、数が上がりはじめた。手前に仕掛けを垂直に落として、餌をフワフワ上下に揺らしてるとハゼが喰ってくる。穴釣りでよくこんな誘いをやるんだけど、まさにコレで、竿が短いから良型が掛かると竿がギュン!としなって楽しい。時には入れ喰いになり、「お~!この釣り方も良いじゃんオレ!」と自画自賛。でも手前は岩場なので、ダボハゼや本日最大のウロハゼも上がってくる。「20cmオーバーのマハゼ来た~」と思ったら…朝が来て、そんな短竿釣りもそろそろお開き。いつものように5時間半で45匹くらいと釣れなくはないが、釣れたともいい難い釣果。う~ん、今日は厳しかったな~”くらい”となっているのは、カウンターが壊れてしまい、初めはちゃんと数えてたんだけど、夜通しの釣りで頭がボケ~っとなり数が分からなくなったから。100均カウンターはひとシーズンもたないな。安いから良いんだけど、オッサンは数が数えられないもんで、壊れた時に困るな~本日お試しの『軽極ハゼ 硬式 360(カットVer.)』ですが、チョンチョンと煽る操作は格段にやりやすくなったが、竿が固くなったからか、ハゼを針に掛かってからのバラシが多かった。今日なんて、釣ったハゼと同じくらいのバラシ数で、コレが単にハゼの喰いが浅いが故なのか、もしくは本当に竿の影響なのかは謎。あと、当然ながら、餌箱のケミカルライトは全く役に立ちませんでした~釣りの世界には『同じ釣り場に3回通えばもうベテラン』なんていう無責任な標語があったりするが、今回で【秘密の花園3】での夜釣りも3度目なんだけど、どこが釣れるのか?とか、どういう状況が釣れるのか?が全く掴めないぞ。この前はあそこでよくアタって来たから、と今回もやってみるが、全くの音沙汰なしなんて普通にある。と思えば、さっきは全然アタリさえなかったスポットで、突然入れ喰いになったり…夜釣りではよくあるんだけど、最初はどこに落としても全然アタリが無くて、しつこく落としまくり誘っていると、最初のアタリを皮切りにどんどんアタックしてくることがある。始めは餌に興味を示さなかったハゼが、餌がチョンチョン!いろいろな箇所で動き回っているから、ハゼの活性が上がるのだろうか?この状況ではどこが釣れて、何が良いのか悪いのか?未だに掴めないオッサン。もしかして、夜釣りって、とてもデリケートな釣りものなのかもしれないな…次の記事>>>「2023年度30回目のハゼ釣りは夜釣り最高記録更新!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな~って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度30回目のハゼ釣りは夜釣り最高記録更新!
    2023年30回目のハゼ釣りは夜釣り記録更新2023年11月12日。2023年30回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:曇り一時雨ちょっぴり雹釣行時間:1時00分くらい(潮位:91cm上げ3分)~6時30分くらい(潮位:170cm下げ2分)大潮水温:測り忘れた釣果:マハゼ87匹(11cm~17cm)竿:3.5m(清流X 硬調)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメのちベビーボイルホタテ&アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けつい先日、11月としては観測史上最高の27.5℃を叩き出した東京都心だったが、わずか4日で13℃以上も下がって晩秋の装い。昨日は、東京も寒い上に風が強くて、『木枯らし1号』カモ!?だったが、ギリギリ届かなかったらしい。とは言え、北海道や青森では初雪も降ったようで、秋どころか一気に冬に季節が進んだようだ。2023年は記録尽くしの異常な夏だったけど、「アレだけ暑かった夏だったけど、寒い冬は来るんだ…」と素早い自然の移り変わりに驚くとともに、少しホッとする。んで問題なのが、あの木枯らし1号もどきの強風の中、例のO氏は夜釣りに出撃したらしい。釣りの大敵は雨ではなく、風である。豪雨ではダメだけど、普通の雨程度ならなんとかなるどころか、ハゼ釣りではむしろ雨の方が釣れる気がする。んがしかし、強風はいかん!風で竿が煽られてアタリなんぞ取れやしない!ウキ釣りでも水面に波が立つから、アタリが分からん。風の中でもアタリの取り方がないわけではないが、『コレでも釣れなくはないが…』的な緊急事態なやり方なので、ポイポイ釣れるもんでもない。オッサンも雨天はハゼ釣りに行く可能性は高いが、強風は問題外なので諦めている。そんな釣り人の常識を全く無視するO氏の悪行。風だけならまだしも、夜釣りという、まさに悪行三昧!その時を述懐し、「全然釣れないし、釣りにならないよ!」あたり前だ!まだ、平日は仕事だから休日しか釣りに来れないという現役世代なら言い訳にもなるが、O氏はリタイヤ世代で、バイト的な事はやっているが毎日のように釣り場に来れる御身分。なんで強風&夜釣りというヤバい釣りをしようとするかな~?と理解に苦しむ。ましてや、もう後期高齢者に片足突っ込んでて、身体も思うように動かないクセに見境なく徘徊するもんだから、危なっかしくて見てられん!「強風に煽られたら水にドボンだったよ!」「そのままドボンしてしまえ~!」そんなトホホなやりとり後、オッサンも夜釣りの日がやってきた。しかし、雨予報…夏ならいざ知らず、季節は一気に冬に進み、しかも夜間釣行。少々迷ったが、覚悟を決めて出撃を決心する。そもそも、もうアオイソメ買っちゃったし!短竿でも十分釣れるぞぃ!マメに天気予報をチェックするが、さすがに当日の予報は覆りそうもない。どうみても雨が降る。っというわけで、完全防寒及びカッパを着込んで万全の体制にて出撃。現場に向かう途中は、いつものように愛車を漕ぎながら汗だくになる。あ、そう言えば、オッサンの愛車が少々リニューアル。ライトが昔懐かしの自家発電ダイナモ&豆電球だったのが、最新のLEDライトにレベルアップ。自家発電は相変わらずだけど、昨今のダイナモは漕いでても軽いね~♪以前はウィ~ん、ウィ~ん鳴って、重かったからな~あと、リアホイールをタイヤやブレーキ含めてまるごと全交換した。漕いでいるとよくガツンッ!とギア抜けみたいになったし、ブレーキなんてブーブー音がするだけで全然効かなかったし、ホイールが歪んでたし…まぁ、27年も乗ってるとこうなるわな…タイヤとかチューブなんて何回交換したか分からないけど、さすがにもうヤバいっしょ!問題はオッサンが作業したからすこぶる怪しくて、走っているうちに『チキチキマシン猛レース』みたいに、ボルトやらパーツやらが外れてゆくかもしんまい。気持ちよく快調に飛ばし、無事に夜釣り現場【秘密の花園3】に到着。本日は【島】エリアからのスタート。実は雨を覚悟でやってきたのは、いくつかお試しがありまして…まずは【島】エリアでの短竿釣行は有効なのか?の検証。基本的に【秘密の花園3】はほぼ全体が遠浅のポイントなので、3.6mとかの長竿での釣行となる。しかし前回、このエリアでやった時、手前でばかりハゼが釣れてて、ならば!と短竿でやってみたら気持ち良いくらいの入れ喰いになった。なので、今回はしっかり短竿で攻めるとどうなるのか?をやってみたいと思ってます。というわけで、取り出しましたる竿は、2.1mの長さの行雲流水と彩峰Ⅱの合体竿。一番数釣ってる信頼竿夜釣りなのでケミホタルを装着する。オッサンの場合は、アタリを取るのと着底を確認したいので竿先にひとつ。竿先にチョン!とおひとつこの目印の位置は人によってまちまちで、仲間内ではウキの位置に付ける人が多いかな?MR氏曰く「どこに付けるのが良いのか決まりはないけど、どこを見ながら釣りするのか?で決まるのんじゃないの~」確かに!それが正解だ。今まであまり意識してなかったけど、ケミホタルを竿先に付けると釣りやすかったから、「いつも竿先を見てたんだ!」と改めて納得した。餌は当然アオイソメ。まぁ、餌は好き好きで良いと思う。オッサン的には良型大型狙いとなると、虫エサの方が良いかな?と思ってるだけ。釣り人ってなにかと「餌はやっぱり◯◯が釣れるよ!」と無責任に豪語してくるが、自分が釣れると信じている餌を使うのが一番釣れると思う。ただ、イソメの餌付けってライトの明かりでやるのに難儀する。昼間ならなんてことないんだけど、夜だと遠近感が掴めなくて上手く餌付けが出来ないんだな~って、これはオッサンの老眼のせいでもあると思うが、やはりライトのせいだとも思う。餌はイソメが釣れる!と信じたい特にイソメの尻尾なんて、細いし暴れるし…準備完了にて、いざ検証開始。まずは【島】内でも実績ポイントからスタートする。ココはけっこう浅いから、着水すぐに着底。すぐにスン!スン!と数cm毎に引きながら誘いを入れ続ける。するとすぐにアタリが!?という事は全く無くて、アタらないな~まぁ、夜釣りってこんなもんで、そのエリアの最初ってアタって来なくて、しばらくやってると途端に喰い始めてくる事が多い。っというわけで、諦めずに誘い続け「ここの美味しい餌ありまっせ~」をアピールしていると、コン!と小さくアタって来た!すかさず電撃フッキング!は見事に空振り…アレ?アタリじゃなかったのかな?いまやっている釣り方は、着底したらひたすらに動かして誘い続け、コン!とかの振動や仕掛けが根掛かりみたく動かなくなったらアワセるというやり方。なので、底の石とか起伏とかをアタリと勘違いする事もあるんだけど、『疑わしくはアタリと思え!』で怪しい挙動はとにかくアワセてみる。否、アレは絶対にハゼのアタリだったと信じ切るオッサン。信じる者は救われるで、次も寸分違わず同じスポットに落とすとすぐに喰ってきた!やっぱりハゼじゃん!んで、次も同じスポットに落とすと二連打。サイズアップせんな…残念ながら、今晩はそれほど喰いが良くないらしく、これ以上の連打は無くて、少しづつ移動しながら探ってゆく。ちなみに深場エリアもあって、短竿だと深場で引っ張るなんて出来ないもんだから、垂直に落とし、そのまま上下にチョンチョン!と餌を踊らせる。一回の探りで20回くらい上下させて、何も音沙汰なければ次のスポットといった塩梅。まぁ、喰ってくる時ってだいたい10回以内で喰ってくる。さすがに深場ともなればサイズも少々アップしてくる。このサイズなら夜釣りも楽しいね!ココらへんが本日の最大サイズ竿が短いから細かい操作が出来て、釣りがし易い。前回のような入れ喰いにはならないけど、飽きない程度にはアタって来る。んで本日もゲストありマス。コイツはキビレではなくてチンチン(クロダイの幼魚)んで定番外道のウロハゼ。コイツはマハゼと同じ引きするんだよね~【島】エリアにはオッサンひとりで恐いんだけど、あちらの通常エリアにはライトの人影が見える。アレは仲間が来てるんだろうて。ルアーマンはライトを点けっぱなしで釣りしないから、ハゼ釣り人に間違いない。オッサンもそろそろ移動を考え始める。というのも、潮が満ちると【島】エリアは水没し、帰れなくなるので気をつけねばならない。特に本日は大潮なのでアッという間に潮が満ちてくる。もう低い所には潮が乗り始めている。本日は【島】エリア全体の釣れ具合の調査も兼ねているので、とにかく全体的に釣り糸を垂れてみる。約2時間で20匹程度だったけど、なんとなく全体の感じは掴めたので、帰れなくなる前に撤収。終わってみれば夜釣り最高記録だが…んで、通常エリアにやって来るとT氏、H2氏、MR氏がいた。MR氏もすっかり夜釣りの人になってしまった。「昼間でも釣れないことないけど、今年は小さいのばかりだから夜釣りの方が楽しい!」とのこと。こちらでもボチボチ釣れているらしく、オッサンも参戦。まずは竿の準備から。こちらでは長竿になる。本日は一軍の長竿『清流X 硬調35』を持ってきた。っというのも、前回使った『軽極ハゼ 硬式360』の穂先を、清水の舞台からハイダイビングの覚悟で13cmカットした竿を使ってみたら、やたらポロリが多かった。原因は竿を切り過ぎて硬くなり、釣り上げたハゼが暴れ、硬い竿に弾かれてポロリしてるのかな?果たして、この現象は竿のせいなのか?それともスレ針のせいなのか?それともオッサンのやる気のなさなのか?をハッキリさせるのが本日のもうひとつの検証。この竿でやってみれば原因が分かるだろうてんで、やっぱり最初はアタリが無いんだよね~まぁ、夜釣りってこんなもんだろう、と思うことにする。またしばらくハゼにイソメをアピールしていると、喰い始めてくる。さすがに使い慣れた一軍竿。数cm単位で引いてくる動きもスムーズでやりやすく、スン!…にも満たないモタレるようなアタリにも反応できる。「今までの夜釣りでも、この竿使ってたら釣果も全然違ったかもな~」と実感した。最初はハゼサイズも10数cmばかりで「やはり遠浅エリアだとサイズが小さくなるな…」と思ってたら、そこそこサイズがアタリ出した。このサイズなら良いよね!基本的に夜釣りは移動しながらハゼを拾ってゆくので、とにかく喰ってくるハゼを見つけるのが仕事。自分の立ち位置から30度くらいの間隔で、少し場所を替えながら探り続ける。厄介なのが、さっきは全然アタって来なかったのに、同じエリアを次やってみたら喰ってきた!という現象が普通にあるということ。ココが夜釣りの面倒臭いところというか、単純に諦めきれないところ。潮位がかなり高くなってきて、さっきは全然釣りにならなかったエリアでもハゼがアタリ始める。この時が入れ喰いチャ~ンス!沖からやってきたフレッシュなハゼが餌をバク!っと一気に喰ってくるから針掛かりも一発だし、連打にもなるし、何よりも良型ハゼが多い。この時間とスポットを見逃さないことが、夜釣りの肝でもある。そして見つけたらフル回転の手返しで一気に勝負を掛けるべし!今日もあるスポットを見つけて、「ココが今晩のクライマックス!」とばかりに一気に勝負を掛ける。上がってくるのは15cmクラスばかりで、落とした瞬間に沖に向かって仕掛けを引っ張ってゆくから、針掛かりも良いし、暴れまくるから釣り味も最高だ!長竿で良型ハゼを掛けると、グィ~ん!と竿が大きくしなって楽しい瞬間!とにかく、掛かったスポットに落とし続け、着底すぐにアタって来るようにして、時間を無駄にしないこと。この入れ喰いタイムはアッという間に終わってしまいます。と思いながら両手をフル回転させていたら、まさかのイソメの餌が無くなり、餌箱内はエンプティ…まぁ分かっちゃいたけど「マジか!?」速攻、荷物置き場にダッシュ&予備のホタテとアミエビセットを補充しリターン。幸いにして入れ喰いは終わってなくて、またしばらくは楽しめたのでした。その後はまたボチボチ程度の釣りで、暇になったので、まだ探っていないエリアを徘徊し始めるオッサン。ソッチも釣れなくはないが、釣れるとは言い難い塩梅。夜が明けてくるが、本日は今にも雨が落ちてきそうな空模様で、爽やかな朝とは程通し…予報通り降ってきそうだな~っと思ってたら、やはりポツリポツリと落ちてきたんだけど、「ん?なんかおかしくね?」雨じゃなくて雹が落ちてきた!うわ~、こんなに気温が下がってたんだ。釣りしている最中は全然気づかなかったけど、雹が落ちてきたということは、そこそこ冷えてるよね。明るくなってくると、釣りがやりやすくなる反面、ハゼサイズが縮む。15cmクラスなんてどっかにいっちゃって、10数cmのハゼばかりになる。こうなるともう終わりの合図。本日も5時間半程で87匹と夜釣りの最高記録だったけど、ウロウロしてないで釣れるエリアでやり続けてたら1束いってたな~!今日は1束狙えたな~んで、問題のハゼポロリ事件の”引きあたり”の件ですが、確かに竿を替えてみたらポロリは少なくなった気がするが、やはりポロリはする。なので、コレは自然現象なのでしょうがない…、という玉虫色の結果にて勘弁してください。T氏も同じ軽極ハゼを使ってて、オッサンと同じように、竿が柔らか過ぎて不便を感じていたようだった。オッサンが穂先をぶった切ったもんだから、同じようにT氏も10cmカットしてみたところ…「スゴく使いやすくなった!今日はポロリも一回もないよ!やっぱり針のせいじゃないの?」とのたまわりやがった。試しに、T氏の竿をいじってみたが、明らかにオッサンのと挙動が違うんだよね~この違いは10cmカットと13cmカットの違いなのか?それとも、持ち主のパーソナリティの違いが竿に出るのか?T氏は温和で柔らかい性格だからソレが竿に出ていて、オッサンの竿は自己主張が激しくて、角が立ってる感じ。持ち主の性格そのままやんけ!自動車とかでも、運転手の癖が車に反映されると言われるから、釣り竿でもそういう事かもしんまい。しかし、本日は小さなアタリが多かったな~そこそこサイズのハゼとは言え、っていうか、そういうサイズのハゼだからこそ居食いが多くて、ソレを拾えないと数が伸びない感じだった。コレから冬本番になってくるので、夜釣りも厳しくなってくる。っていうか「まだ夜釣りやるの?」というのが正直なところ…今期通い始めた夜釣りはあくまで、『穴釣り本番までのつなぎ』という位置づけだったハズ。穴釣りに通っている仲間によると「数はそこそこ上がっているが、サイズが大きくならない…」とのこと。穴釣りの醍醐味は大型ハゼの強烈な引き!なので、コレがなければ「意気消沈」 「茫然自失」「炭酸の抜けたビール」である。もうこの時期で大型穴ハゼが上がってないということは、もしかしたら今期は穴ハゼが大きくならないかもしれない。大きいのも居るには居るんだろうけど、数が少ないのかな?っということは、このまま夜釣りで年越しも冗談ではないお話。ハゼ釣りしながら聞く除夜の鐘も風流だね~って、そんなのシャレにならないって!マジで!!ちなみに、夏ハゼ釣り場の大井ふ頭中央海浜公園に生息していた野良ぬこの『ニャンキュッパJr』は無事に保護されました。若か知り頃の『ニャンキュッパJr』出会った頃は、まだ小さくて痩せこけた猫だった。最初は野良猫らしく人間が近づくとシャー!してたけど、ある日を境に「オラ、このままだと野垂れ死んじまう!」と改心したのか知らんが、すごく人懐っこくなった。その甲斐あってか、餌をくれる人が多くて、大きく太り、毛並みも良くなったらしい。とは言え、冬は厳しい季節なので、誰か早く保護してくれないかな~っと思っていた。んで、今回の保護猫となり、良かった良かった。できれば、このような野良猫が居なくなるのが、一番良いんだろうな~でも、野良ぬこが居なくなっても、かわりの野良が出てくるんだろう。千葉では野良キョンが大繁殖して、農作物にも被害が出て大変らしい。アレも見た目は可愛くはあるが、鳴き声が不気味だよね。野良猫は可愛いと思うが、野良キョンにスリスリされても嬉しくないわな。次の記事>>>「2023年度31回目のハゼ釣りは最悪の相性」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな~って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度31回目のハゼ釣りは最悪の相性
    2023年31回めのハゼ釣りは相性が悪かったか2023年11月19日。2023年31回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:1時00分くらい(潮位:51cm下げ8分)~7時00分くらい(潮位:119cm上げ6分)小潮水温:14℃釣果:マハゼ37匹(10cm~16cm)竿:3.5m(軽極ハゼ硬式 ぶった切り Ver.)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ6号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:芝エビのちアミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け何で聞いたか読んだかは忘れたけど、『神様はこの世で最悪の相手を結婚のパートナーに選ぶ』ようにいたずらするらしい。最悪の相手同士がお互いを想い合うよう、『その時だけ』恋愛感情をMAXにまでハッスルさせ、結婚させてしまうらしいのだ。よく占いなどで「最悪相性カップル」と言われたのに、いざ結婚したら夫婦円満ってのもよく聞く話である。そして、その逆もまたしかり。『結婚は修行の場』なんて言われたりするが、納得出来る部分も多々ある。他人様の夫婦関係をのぞき見したことはないので分からんが、ホヤホヤの時なんてホンの一瞬で、それ以降は惰性でひとつ屋根の下暮らしているのがほとんどだと思う。夫婦仲が良いとか悪いとかそういうレベルではなくて、「まぁ、別に…」といった塩梅なのではないだろうか。人間が複数人集まれば、そこには必ず人間関係が生まれるんだけど、その関係を司る一番の要因が『相性』であるのは間違いないと思う。どのような関係でも「あの人とは何となく相性が良さそうだな!」とか、「なんか、気が合いそうもないな…」とか、直感で感じたりするんだけど、意外とその直感が合たってたりするもんだから所在ない。とは言え、相性が良かろうが悪かろうが、付き合っていかなアカンのが人間社会なので、なんとかやっていかねばならない。職場とかの関係なら仕事と割り切れるが、夫婦関係ともなると簡単に割り切れるものでもなく、その関係性は複雑怪奇に入り組んでいる。かつて愛した人なれど、感情の通り過ぎた相手となった現在、日頃の鬱憤が蓄積し、表面張力だけで平和の均衡を維持しているような状態。しかし、些細な火種で一旦火がつけば、ノーガードの殴り合いのような、血で血を洗う言い争いに発展することも珍しくない。ココぞとばかりに鬱憤晴らしで、言わなくてもいいことまでも吐き出してスッキリしたい!下手すりゃ~、婚前どころか付き合う前の不祥事までも俎上に上げられ、痛くない腹まで探られることになる。という訳で、人間関係は相性で成り立っていると言っても過言ではない。この相性はなにも人と人だけでなく、人とモノの関係性にも成り立つ。例えば、化粧品や衣服、自動車とかでも相性が存在する。言ってしまえば、身の回り全てのモノが自分と相性がある。当然、釣りにおいても。オッサンはせっかちなので、ヒラメとかマゴチとかの喰わせる系の釣りは苦手。最初のアタリから、カジカジとゆっくりと餌の端っこをカジリつきながら、針に掛かる本アタリまで喰わせる…なんて釣りは相性が悪いのだ。魚が餌を突付いとるのに、アワセを入れないなんて我慢ならん!もうアワセたくてアワセたくて、手がピクピクしているくらいだ。挙句の果てにゃ~、前アタリだけで音沙汰なくなって、本アタリが来なかった…なんて洒落にならんよ!「イチかバチかで、さっきの前アタリでアワセてみりゃ~良かったじゃんよ~!」と文句を垂れる始末。そんな喰わせの釣りだけでなく、ハゼ釣りに置いても相性が存在する。今日はソレを痛感したハゼ釣行だった。全然釣れないんですけど…昨日の【秘密の花園3】でのハゼ釣りは良くなかったらしい。とにかく強風でアタリが取れないし、雨の影響で水が濁ってアタリが少なかったようだ。本日はオッサンも出撃なんだけど、風は弱くなるが、水の濁りはまだ残ってるんだろうな~との予想。日付が変わる頃に自宅を出発するが、思ったよりも風が強いので「街中でこの風じゃ~、釣り場はもっと強く吹いてるだろうな…」と心配になる。そして、その予感が的中。釣り現場ではしっかり風が吹いてやがって、おまけに想像していたよりも潮位が低い。釣りに行く際は多くの釣り人がタイドグラフをチェックすると思いますが、アレは計算からの予想値だし、あくまで代表地点での潮位。実際は、釣りをするエリアによってかなりズレることも多い。なので、釣り場に到着するまでは油断ならないのである。「あ~、やっぱり【島】から始めないと釣りにならないや…」【島】とは【秘密の花園3】内のあるエリアの呼称で、潮位が低い時はほぼココでしか釣りにならない。釣り場を見渡すが、今日はルアーマンが全然いない。普段は結構いて、釣り場のそこここでヒュンヒュン投げてるんだけど。まぁ、この風の強さだと釣りにならないよね~って、それはハゼ釣りも同じなのでは…誰もいない暗い水辺にオッサンひとりで恐いんだけど、我慢していればその内に仲間もやって来るだろうて。まずは釣りの準備から。本日の竿は、【島】なので2.1mから。3.5mの長竿だと風も強いし厳しいけど、短竿ならアタリも取れるからちょうどイイね!2.1mの竿なら釣りになると思う仕掛けはいつものハリス3cmの胴付き仕掛けなんだけど、本日は針が袖スレの6号と少しサイズアップしています。何故か?針が大きくなった!実は本日使う餌は芝エビ。以前からO氏が「よく釣れるよ!」としつこく宣伝していた。オッサン的には「またか…」と流してたんだけど、【秘密の花園3】を知り尽くしているTG氏も芝エビを愛用してて、以前、この餌を使って眼の前でガンガンに釣りあげていた。O氏の自画自賛だけならその効果も玉虫色だが、実力者のTG氏も愛用しているとなると信憑性が増す。だけど、ここの釣り場ではアオイソメが釣れると思っているから、芝エビを使おうとは思ってなかった。しかし昨日、O氏がオッサンちまでデリバリーしてくれたので、そこまでしてくれるなら!と使ってみることにした。んがしかし、問題が!?この手のエビ餌って仕込みが必要になるので面倒臭い。殻を剥いて、適度なサイズに切らなくてはならない。「んな程度が手間になるかよ!」ですが、オッサンは面倒臭がりなので、こんな程度でもやりたくないのだ。O氏もどうせならすぐに使える状態で渡してくれれば良いのに…、とタダで貰った分際でブツブツと文句を垂れるオッサン。しょうがないので仕込みをば。季節モノで手に入りづらいらしい。このボリュームでこのお値段!ちょっと小ぶり頭を取って殻を剥くとさらにダウンサイジングひとパックに40匹くらい入ってた使うサイズにカット!10匹分を小分けにした感触はブラックタイガーみたいな感じで、ネチョネチョで粘りがあるから、釣りには向いているかもしんまい。オッサンがこの手のエビ餌を使わなかったのにはもうひとつ理由があって、針掛かりが悪いから。オッサンが使ってる針は、一般的に使われるハゼ釣りの針としては小さい方。穴釣りでもこの夜釣りでも、使っている針は袖の4号。なので、アミエビとか桜エビならまだしも、大きめのエビ餌だと立体的過ぎて、小さい針の針先が少ししか出ないから、掛かりがすこぶるよろしくない。という訳で、この手のエビ餌は避けてきたのである。しかし、今回は袖6号針にチェンジしたので、釣れると期待したい!頼むぞ!芝エビぃ!!こんな感じになる。使う時は指で少し潰します夜釣りの必需品のケミホタルは、竿の穂先のすぐ下の道糸部に装着。怪しく光る水温は14℃と一気に冷たくなった。ひゃ~冷たくなったね!いざ!釣り開始なんだけど、ライトで水中を照らしてみるが、すごく水が濁ってるんですけど…水の冷たさといい、濁りといい、コレはちょっとマズイかな…スルスルと仕掛けを落とす。このエリアはすぐ目の前が切り立った深場なので、短竿で垂直に落としても1.5mくらいの水深がある。スンスンと餌を上下に踊らせて誘う。すると!いきなりクン!とアタって来て、反射的にアワセるとギュンギュン!と暴れだす。なんだコレ?ハゼではないからキビレかチンチン(クロダイの幼魚)かな?と思いながら、強い引きをいなし、弱らせてから上げてみるとセイゴ(スズキの幼魚)だった。このサイズでも結構暴れるハゼじゃなくて残念だけど、一投目から釣れたから期待できるぞ!次も同じスポットに落とすと、着底と同時にアタリあり!間違いなくハゼのアタリだったけど、空振り。ムムム…、次こそ!と同じスポットに落としてみると、またしてもアタって来た!少し小さいが、夜釣りの最初っていつも小さめから釣れるから、まぁこんなもんでしょ。小さいけど、すぐに釣れたからヨシとしましょう!開始すぐに釣れたので「今日は良いかもよ~!」と期待したんだけど、ここから地獄が始まるのでした。どこに落としてもアタリが全くない。【島】全体をひと通り丁寧に探ってみたんだけど、アタリが全くない無の世界。マジか!?駄目だこりゃ~なので、【島】エリアから通常エリアに移動しようとしているとMR氏が現れた。「今日は酷いよ!アタリが全くないからダメ元でアッチに移動する」通常エリアは遠浅なので、今現在の潮位だと全く期待できないんだけど、とにかく【島】エリアがお話にならないので、コッチよりは何かしらあるかもしんまい。通常エリアでは3.5mの長竿を使うんだけど、この強風でまともにアタリが取れるかな?3.6mをぶった切って3.5mになった竿案の定、潮位が低すぎていつもは釣れるエリアがすっかり陸地になっている。ギリギリまで水に立ち込んで、思いっきり沖に向かって投入するが、やはりアタリは皆無。おまけに強風に吹かれて竿先が3D的に曲げられ、アタリなんぞ分かりゃ~しない。んでやっぱり、こちらでも生命反応なし!「まいったな。どうしよう…」しょうがないので、ダメ元で【島】で長竿やってみるか…再び【島】へやって来ると、MR氏がいたんだけど、いつのまにかTG氏が来ていた。さすがのTG氏も「全然ダメだね~」と諦めムード。んでやっぱり、長竿でやってもウンともスンともアタリが無いのでした。「コレまた、どうしよう…」今日は諦めて帰るか?とまで考えたが、干潮から上げ潮になれば通常エリアで釣れるハズ!という淡い期待がないわけでもない。しかし、上げ潮までにはまだ時間があるが、ここにいても状況変わらずなので、大きく移動を決断する。少しは挽回したものの…やってきたのは【秘密の花園2】ここはハゼの穴釣り場なんだけど、ほぼ干潮時間帯なので釣りになるかどうかが怪しかったが、到着してすぐに絶望に変わる。想像よりも遥かに潮が引いてて、「ココってこんなに潮が無くなるんだ!」とビックリしたほど。少しくらいは釣りになるかと思ってたんだけど、コレでは全く釣りにならんではないか!まぁ、考えてみればそうだよね~潮汐現象は地球規模。オッサンが自転車で移動する距離なんぞは、地球規模で考えれば無いも同然。アッチの潮が大きく引けば、コッチも同様に引くのは当たり前の話である。せっかくの機会なので、どうせなら【秘密の花園2】の地形でも確認しておこう!と釣り場全体をウロウロする。最後にちょっと釣りになりそうなエリアを見つけたので、釣り糸を垂れてみる。すると、そこそこにハゼがアタって来るではありませんか!?全く期待してなかったので嬉しいオッサン。ところが…全然針掛かりしないのである。芝エビ餌に喰っては来るんだけど、針に掛からないぞ!確かに、餌を突いてくるのは10cm程度の小ハゼなんだけど、ここまで掛からないかな?原因はやはり餌にあると思う。エビ餌の立体的な形状が、針掛かりを悪くしてるんだと思う。ムキになって何度もやってるんだけど、結局一回も掛からなかった。アタリは10回以上はあったけど、ゼロは酷過ぎね!?ダメじゃん!芝エビって!!もう怒りを通り越して、O氏に対して殺意が芽生えたくらいである。そろそろ上げ潮になってきたので再び【秘密の花園3】にリターン。戻ってきたら、O氏・T氏・H2氏が来ていたが、MR氏はまだいたんだけど、TG氏は行方不明になっていた。TG氏は神出鬼没で、この状況を鑑みて、きっとどこかの自分だけの秘密の花園へ行ったんだろうと思う。釣りの塩梅を伺うとボチボチ釣れているらしい。何!釣れているだと!?オッサンはこの時点で最初に釣れた1匹だけだった。んだば、オッサンも参戦する。役に立たない芝エビではなくアミエビ餌にチェンジするが、こんな事ならアオイソメ持ってくれば良かったな~潮が上げ始めているとは言え、まだまだ潮位が低いので実績ポイントでは釣りにならない。いつもとは違うエリアでやってみると、本当にボチボチ程度の釣れ具合。とは言え、今までの悲惨なハゼ釣りを思えば、釣れるだけマシである。ボチボチとは言え、上がればそこそこサイズなので慰めになる。このサイズなら良いか…やはり、針に掛からなかったのは餌のせいだよ!アミエビに替えたらちゃんと釣れるもん!ここから一気に挽回とはいかず、既に無駄にした時間の代償が大き過ぎた。それでもたまには入れ喰いタイムもあって、そこそこには釣れていた。結局は朝まで粘って、6時間で37匹とトホホだったけど、今日の状況でよくここまで挽回したな!と自分で自分を褒めた。結果的にはダメだけど、よくここまで…ビクの底が見えてしまう釣果だと、とても悔しいなぁ~まぁ本日の敗因は、いきなり水温が低下したのと、水の濁りかな。そもそもが、この釣り場で釣りをする潮回りでは無かったと言えばそうだけど、ソレは分かっていたことで…でも【島】では問題ない潮位だったけど、全く釣れなかったのが大誤算だった。あとはオッサンのいつもの悪い癖で、釣り場を動き過ぎ。今日なんて同じ釣り場ではなくて、違う釣り場まで足を伸ばしてたもんだから、時間のムダが大きかった。でも唯一の収穫が、いつもはやらないエリアで面白いスポットを見つけたのが良かったか。んで、オッサンが酷評した芝エビ評ですが、これこそ人それぞれでして…【秘密の花園3】のご意見番TG氏は芝エビ餌メインでいつも結果を出してるし、本日のMR氏はず~っと芝エビ餌でやってけっこう釣ってたし、O氏に至っては19cmの大型ハゼまで上げやがって!O氏が上げた19cm結局、芝エビで結果出してないのってオッサンだけじゃんかよ~でもしょうがないのだ。単にオッサンと芝エビは相性が最悪ということだと思う。ただソレだけの事だ。釣りは餌だけを替えれば釣果が変わるというものではないと思う。その人の釣り方、仕掛け、竿など総合的に鑑みて、ならばこの餌!という事だと思います。オッサンの場合は、わずかなアタリや気配を捉える釣り方なので、小さな針を使ってのホタテ餌が筆頭餌になるということ。芝エビを勧めてきたO氏は、見釣りが主体で、大きい針と硬い竿を使って、仕掛けごと持っていくような派手なアタリを取る釣り方。同じハゼ釣りでも全然違うスタイルなので、餌が違うのも当然で、相性の良し悪しがあるのも当たり前。まぁ、いろいろ試すのは大事だけど、やってみて感じたことを素直に受け入れればソレで良いだけ。ここでムキになってアレはダメだ!と声を荒げるのはどうですかね~、俺!追伸、本日MR氏が釣り場でずっこけて長年愛用した竿をぶっ壊したらしい。MR氏は少々ぽっちゃり体型で、天然のクッションを身に付けているので怪我は無くて良かった良かった。釣り場は危険なので、慎重に行動しましょう!くわばら、くわばら…次の記事>>>「2023年度32回目のハゼ釣りは雨天撤退!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな~って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度32回目のハゼ釣りは雨天撤退!
    2023年32回めのハゼ釣りは雨により撤収!2023年11月23日。2023年32回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:曇り一時雨釣行時間:1時00分くらい(潮位:153cm満潮)~3時00分くらい(潮位:148cmほぼ満潮)若潮水温:16℃釣果:マハゼ18匹(11cm~18cm)竿:3.5m(軽極ハゼ硬式 ぶった切り Ver.)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けハテ?ここで何を書きましょうかね?タイトル通り、本日はハゼ釣りしてたら雨が降ってきて、カッパを装着してなかったもんだから、さっさと逃げ帰ってきた。釣行時間はわずか2時間で、特にトピックも無いので、な~んも書くことがない。しかし、こちとらもお客様商売。たぶん、このブログを読んでくれてる人はハゼ釣りもしてる人だと思うんだけど、変態的なハゼ釣り人はこのクソ寒い中でも釣り糸垂れてるが、常識的な人ならハゼ釣りもとっくに終了しているこの時期。「もう今期のハゼ釣りは終了!」とは言え、このブログをしつこく読んでくれている、両手両足で数えて余るほどの大観衆の読者のためにも、なんとかネタをひねり出してみようと思います。当然ながら、本日も夜釣りなんだけど、いつもは日曜日の夜中というか、土曜日から日曜日へ日付が変わった頃の時間帯からの夜釣り。週休二日が当たり前で当然のこのご時世。オッサンが勤めているブラック企業は、土曜日もありがたく出勤である。土曜日なんて多くの会社が休みだから、客電なんてほとんどないし、土曜日は無いという前提で仕事を進めているので、無理してまでやる業務なんてほぼない。社員は全員無駄な出勤と思ってるんだけど、時勢を読めない能無しTOPが頑なに休みにしない。土曜日に出勤したからといって給料が上がるわけでもないし、無駄な経費が掛かるだけなのに…このように、昭和の悪習をズルズル引きずってるだけで、その時代に対応した行動を起こす勇気を持ちあわせてない中小企業の経営者って、結構いると思うよ。ただ、土曜日は半ドンなので、午後はお休み。オッサンのサタデー・アフタヌーンは、銭湯行ったり、ハゼ釣り餌のアオイソメを買いに行ったり、釣りの仕掛けを作ってたりとのらりくらりと過ごしている。言い訳を言わせてもらえば、夜釣りに備えて体力を温存してるんだけど、傍から見れば、中年がモサ~っとだらけているようにしか見えないだろう。しかし、本日は平日出勤終了後の夜釣り釣行。しかも、昨日はかなりヘビーな仕事内容だったので、身体はヘトヘトだ。「キツイし面倒臭いから、今晩の夜釣りは止めとこうかな…」一瞬弱気になったんだけど、実は明後日の土曜日の夜ハゼ釣りはある企画がありまして…成功すればかなり楽しいハゼ釣りになりそうだが、玉砕の確率もそこそこある、鬼が出るか蛇が出るかのギャンブル的な釣行なので、保険を掛けたいところ。っというわけで、本日も身体にバラ鞭打って夜釣り強硬でございやす!いつものように、日付が変わる頃に自宅を出発すると、すぐ友人にバッタリ出会う。この友人は夜チヌ専の釣り師で、今もチヌ釣りからの帰りだったらしい。「ちょうど良い所で!」と大きな餌箱いっぱいなアオイソメを恵んでくれた。地獄に仏とはこの事だ!実は昼間、近所の釣具屋にイソメを買いに行ったら、売り切れとホザキやがって!「売り切れだとぉ!っざけんな!!」と、釣具屋の親父に必殺のアバンストラッシュをぶち込んでやった!っということはないが、釣具屋にイソメが無いなんて聞いたことねぇ~や。本当かどうか知らないが、生餌とPEラインは粗利が高いらしい。近所の釣具屋は大手チェーンではなく、地元に根付いたカビの生えた個人店舗なので、釣りアイテムの利益なんざ微々たるもんで、利益の主力は生餌だろうに。その生命線がネタ切れとは、この親父もヤキがまわったもんだ!っという訳で、主力餌のアオイソメが調達できなかったので、ホタテとアミエビでお茶を濁すつもりだった今夜の夜釣り。「大丈夫かな…」と一抹の不安を抱きながらだったが、思いがけずイソメを手に入れた事でやる気もアップ!「ヨシ!今夜は爆釣じゃ!!」と愛車を漕ぐ脚にも力が入り、気分は立ち漕ぎだ。今晩はけっこう暖かくて、現場に到着する頃にはまたもや汗だく。【秘密の花園3】にはハゼ釣り人どころかルアーマンすらもいなくて、寂しいというよりも恐いくらい。潮位は思ったよりも低いが、まともな釣りになりそうな高さはある。本日の竿は『軽極ハゼ硬式360』の穂先を10cm程カットしたぶった切りVer.使いやすくなったが、ちょっと硬くなり過ぎカモ…仕掛けはいつものミャク釣り仕掛けだけど、前回はエビ餌を使う都合で針が袖スレ6号だったが、本日は袖スレ4号と元に戻した。餌の関係もあるけど、また別の理由もありまして…ハゼに飲まれた時に自作の針外しを使って外すんだけど、ハゼの口の中で飲まれた針を回転させなければ針が外れない。その時に針が大きいと回しづらいし、なによりもハゼにダメージを与えてしまい、下手すりゃ~ハゼが昇天してしまう。コレは不本意なので、なるべく小さい針を使います。そもそもが針を飲まれるということは、下手っぴの証拠なので、オッサンもまだまだだな~針を元の袖スレ4号へあと、夜釣りだからケミホタル系のライト必須だけど、今までは小さい『25』のタイプを使っていた。極力釣りの邪魔しないようにという作戦だったが、25のタイプは発光時間が約3時間と短くて、ひと晩で2つ使うことになる。交換が面倒臭いのと、小さいからオッサンの老眼には見ずらかったので、今回はもう一つ上の『37』を使ってみる。某100均のケミライト『37』タイプコレなら大きくて見やすいぞぃ餌は当然、友人からのありがたい頂きもののアオイソメ。ありがたや~、ありがたや~イソメの垂らしは2cmくらい。注意したいのが、垂らしが2cmということは、一番最初の餌付け時はもっと短く1.5cmくらいにするということ。イソメ餌は水の中に入れると伸びるので、設定している垂らしよりも短めに付けるのが正解です。まぁ、釣りしながらカットしたりの微調整もできるが、餌を新しくした最初の投入で喰って来ることも多くて、その時にイソメがダラ~んと長くなっていると、餌の端っこだけ咥えてて針に掛からない。夏場の食い意地が張ってるハゼならセカンド・チャンスもあるが、今の時期のハゼは一発で仕留めないと、次のチャンスはくれないことが多いです。なので、短めの餌付けを心掛けるが、逆に小さすぎても喰ってこないので加減が難しいな~ちなみに、イソメの尻尾の方はダラ~んと伸びる率が大きくて、「アレ?こんなに長かたっけ?」と思うこと山の如し。でも、尻尾の方は長めでも針掛かりは良好だから、ソレはソレで良いのかももしんまい。コレでもちょっと長いくらい水温は16℃と暖かめだから、今日は釣れるかもよ~!気温同様、水温も温かいヨシ!今日は爆釣じゃ~アレ?アタリが無いんですけど…期待を込めて夜の水面へぶん投げるが、その期待は一瞬にして萎えた。どこに落としても音沙汰なし…様々な角度でスンスン!と積極的に誘ってるんだけど、生命反応が無いんですけど…そう言えば、最近見たネット情報で、魚が釣れない原因のひとつに『仕掛けを動かしすぎ』とかあった。まぁ、その方が釣れる時もあるし、釣れない時もある。その時々で釣り方が違うし、もっと言えば、同じ状況なんてないんだから、釣れるやり方をいち早く見つけるのが釣れる方法とも言える。なので、釣れない原因はコレだぁ!と言い切れるなんてスゴイな~と思う。このように、ネットの世界にはいろんな情報が飛び交っているが、正直、そんな事はど~でもいい。一番確かなのは、自分でやってみて実感することであって、テキトーな一般論を信じる必要は全くない。人間の個性や人生と同じで、釣りもその人毎にそれぞれで、コレが絶対正解!なんてモノは全くない。自分に合ったアイテムやら釣り方を見つけるのが“釣り”なんだから、試行錯誤を繰り返し、苦労してソレを探すしかないのである。そしてソレを見つけられれば、あなたの釣りは宝物になると思いますよ~たま~に「どうやったらハゼが釣れるようになりますか?」と聞かれたりするが、オッサンはこういう考えだし、自分が正しいとも思ってないので、手とり足とり腰とり教えることなんてできなくて、「まぁ、頑張ってください!そのうち釣れますよ!たぶん…」としか言えないんだけど…と思いながらスンスンやってたら、ツン!とやっと微かなアタリが来た!やっとかよ!とアワセると針に掛かったけど、どうみても小さい…んで、やっぱり小さかった。小っさ!とは言え、一匹は一匹なので、とりあえずボウズのがれ。これからが爆釣!ということはなくて、次もスンスンやってると、忘れた頃に釣れてくる感じ。もうちょっと、やる気を出してくれんかね?その後もチョロチョロと釣れないことはないが、釣れるとは言い難い状況が続く。オッサンがくすぶっていると、MR氏がやってきた。「おはようございます!」と言ってくるが、時間は丑三つ時前。この場合は「おはようございます」なのかな?と違和感を感じつつ、こちらも「おはようございます」と違和に違和で返す。すぐ近所でMR氏も始めるが、どうやら釣れないらしくウロウロと動き始める。MR氏は見かけに反比例してフットワークが軽くて、釣れるスポットを探してけっこうな距離を動いている。一方、オッサンは最初からほぼ動いてない。もっとどこかに爆釣スポットがあるハズと悩みながら続けてて、「次でアタリがなかったら移動しよう!」と思ってるときに限って、アタって来るんだよね~そして、どういう訳が本日の最大サイズも上がってくる。18cmってところでこういうのが、ホンマいやらしいわ~しかし、やっと移動を決断。やってきたのは【島】エリア。やはりこちらにも誰もいなくて寂しくて恐い。このエリアではいつもは2.1mの短竿でやるんだけど、今日はそこそこ潮位が高いもんだから水際が遠く、引き続き3.5mの長竿にて。沖目を狙っても喰ってこないので、竿から垂直に仕掛けを落とし、手前をチョン!チョン!と餌を踊らせる感じで誘う。活性が良い時は、グン!と一気に持ってゆくんだけど、今日は喰いが大人しいので、チョンチョンが根掛かりみたく動かなるとハゼが餌を咥えているアタリ。すかさずアワセるとググン!ググン!と暴れる。このエリアは水深があり、ハゼも良型サイズだから暴れると面白い。コレくらいが普通に釣れるとは言え、今日はアタリも遠いな~岩場だから当然こいつも居る。ウロハゼ君大きく太ってて、パワーがあるから、ウロハゼを掛けると「大型来たか!?」と期待させるニクイ奴。ハゼはハゼだけど、外道には変わりないので即リリース。「早くお帰り…」と優しく足元に逃してやる。すぐに次もアタって来て激しく暴れる。「お!今度こそ大型か!?」と期待させるが、またしてもウロハゼ…待て待て、コイツってさっきリリースした奴ぢゃね?サイズ感といい、柄といい、さっき見た感じですが…ふざけんな~!と今度は沖に向かって遠投!画像でよく確認すると違うウロだったね。テヘペロ!気になるのが、さっきからパラパラと雨が落ちてきている。実はここへ来る移動中にもパラパラ来てて、「エ~、降るの?でもコレくらいならすぐに止むっしょ!」と気にしてなかったけど、空はどんよりな重い曇り空になってきている。まぁ、降ったとしてもパラパラくらいでしょ!と思いたし、そう信じたい。なにせ、雨は予想してないもんだからカッパを着てないし、この寒い時期にずぶ濡れになり、遠方から帰るとしたらタダでは済まないだろうて。と心配になってると、「簡単には帰さんぞ!」とばかりにアタリが増えてくる。しかも、上がってくるのは良型~大型手前サイズ。お~!ナイスサイズだ!楽しいハゼ釣りではあるが、雨は一向に止まないどころか、雨音が大きくなってくる。「くそ~!カッパ着てくりゃ~良かった!」と後悔しても後のジャンボリー。まだまだ釣れるんだけど、雨は本降りになり、手足部に水が染み込んできている。コレ以上の浸水はマズイ。夏ならいざ知らず、この時期に身体の芯が冷えたら命に関わるので、泣く泣く撤収。すぐに移動し、まずは雨宿り。こちらにはMR氏とO氏が釣りしていて、なぜか二人とも雨対策は万全だった。O氏曰く「コッチは入れ喰いだよ!小さいけど…」とカッパを着ながら嬉しそうだった。かたやオッサンは寒くて、既に手はかじかんでいた。天気アプリで確認すると、あと20分ほどで雨雲は通り過ぎ、その後はもう降らない予報。しかし、濡れネズミのオッサンは雨が上がったタイミングで戦略的撤退を決めていた。確かに、O 氏MR氏は入れ喰いで楽しそうだったが、ここで無理して釣りを続行し、取り返しがつかない状況もあり得る。いくら都会の釣り場でも、自然相手には変わらず、釣り人は常に安全な行動を心掛け、早め早めの決断をしなければならない。予報通り、程なく雨が上がったので、このタイミングで帰路につく。予想外の雨により、2時間で18匹とトホホだったけど、サイズ的にはそこそこ楽しめた。数は少ないが、サイズは良かった備えあれば患いなしで、今後は使い捨てのビニールカッパくらいは常時携行するべきかな?オッサンは夜釣りを始めたばかりなのでエラそうな事は言えないが、なんとなくの今までの印象で、夜中の2時~4時位の間のどこかで入れ喰いになるタイミングがある気がしている。逆に、この時間帯よりも前の時間はすごくアタリが遠くて、今までスタートダッシュの釣れ具合は皆無。釣りに『朝マズメ夕(ゆう)マズメ』という言葉があるように、もしかしたら『夜マズメ』もあるのかも知れない。無事オッサンが帰宅した後、釣り場に残ったO氏とMR氏がどうなったのかは知らない。もしかしたら、寒い雨天の強行ハゼ釣りがたたり、釣り場の藻屑になったかも…まぁ、釣り好きな二人ならソレも本望だろうて…オッサンは釣りでくたばるなんざ本望ではないので、絶対に生き延びちゃる!次の記事>>>「2023年度33回目のハゼ釣りは地獄のダブルヘッダー!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな~って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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