2023年度28回目のハゼ釣りはオッサンはレベルアップした(と思う)

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2023年28回目のハゼ釣りは「オッサンはレベルアップした」

2023年11月3日。

2023年28回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。

天気:晴れ

釣行時間:1時00分くらい(潮位:37cmほぼ干潮)〜6時30分くらい(潮位:130cm上げ7分)中潮

水温:19℃

釣果:マハゼ61匹(10cm〜16cm)

 

竿:3.6m(軽極ハゼ 硬式)

道糸:フロロ1.5号

ハリス:フロロ1.0号

ハリ:袖スレ4号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ

エサ:アオイソメ時々ベビーボイルホタテ&アミエビ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

前回に引き続き、今回も肝試し第二弾!

 

いや…、別に肝試しでもなんでもなくて、単にハゼ釣りなんだけど、オッサンにとっての夜釣りは最恐のお化け屋敷に突入するくらいの覚悟です。

 

なにせ、コッチは作り物ではなくてモノホンなもんで…

 

よくyou tubeとかで心霊映像とか心霊スポットの映像が見受けられるが、アレって作り物がほとんどだと思う。

 

若い頃にしょっちゅうモノホンを見ていたオッサンに言わせてもらうと、あんな見え方してなかったし、どうみても『その部分』が周囲の映像とマッチしてないというか、馴染んでないのが多い。

 

まぁ、あの手の映像はお化け屋敷と同じで、ドキドキしながらも楽しんで観れば良いのであって、真偽を問うのは野暮ってもんだ!

 

ただ、中には「コ、コレは!?」という奴もあったりもする。

 

本当かどうかは知らないが、本物があまりにもハッキリと映り過ぎているのは公開できないらしい。

 

なんでもそうなんだけど、チラリズム程度に抑えておく方が、視聴者は一番反応する。

 

パンチラ、胸チラ、ブラチラ…etc、世間には様々なチラリズムがあるが、ふとした拍子に一瞬チラリと見えるという状況に、強い色気や魅力を感じるのがチラリズムの魔力。

 

バッチリ見える「モロ見え」よりも、チラリと見える程度の方が風情と風流を感じる官能的な嗜好。

 

見えそうで見えないんだけど、チラっと見えた!

 

このさじ加減が肝なのである。

 

あと、ついでに言わせてもらうんだけど、you tubeで心霊スポットとかよく行くじゃん!

 

じゃん!って馴れ馴れしくすることもないんだけど、和洋問わず『心スポに突入してみた!』的な動画がよくある。

 

不思議なのが、自ら率先してそんないわくつきのスポットに赴き、動画配信までしとるのにも関わらず、ちょっと物音がしたり、怪しい存在が見えただけで、尻尾巻いてそそくさと逃げ帰って来るってどうよ?

 

一体何しに行っとるんじゃ?

 

行くなら、その怪しい原因をしっかりと突き止め、映像に残して来いよ!

 

ちょっと音がしただけとか、ちょっと変なのと出会いました程度で逃げてくるな!

 

そもそもが、そんな程度の覚悟なら最初から行くな!

 

期待して観ている方も、アチラの住民にも失礼だよ!

 

 

んで、何だっけ?

 

そう!肝試し、じゃなくてハゼ釣りである。

 

今回もハゼの夜釣りに行ってきました。

 

まぁ、前回は初の夜釣りで、夜通しハゼ釣りしたもんだからすごく疲れたけど、良型ハゼがけっこう釣れたので夜釣りの印象がジャンプアップ!

 

今回も二匹目のドジョウならぬ、二匹目の良型・大型ハゼを目指して夜の闇へ突入!

潮が低すぎて釣りにならん!

今回も夜釣りの現場は【秘密の花園3】

 

夜釣りとは言え、釣れる釣り場はとても貴重で限られてるので、ここでの釣り場の発表は控えさせていただきます。あしからず!

 

前回がそうであったように、今回も干潮からの上げ潮狙いと思って潮汐を調べてみたら、草木も眠る丑三つ時が干潮時間

 

うわ!またこの時間かよ。

 

釣り開始を2時からとする。

 

この釣り場は空が明るくなると釣れなくなったり、せいぜい10数cm程度のハゼばかりが釣れるようになるので、納竿時間は6時までと仮定。

 

するってぇと、4時間の釣行になり、ちょっぴり物足りないかな?

 

昼間なら十分な釣行時間なんだけど、夜は暗いからか時間の感覚が麻痺するからなのか知らんが、アッという間に時間が過ぎる。

 

という訳で、釣り開始時間を少し早めて1時に現場に到着するように行動開始。

 

 

もう11月に突入したんだけど、本日の東京の気温は夏日なんて言われるくらいの予報。

 

とは言え、よる夜中は寒くなるので今回も完全冬支度の体制で、腰には貼るカイロ&足元は防寒長靴を着用。

 

ちなみに前回も冬仕様で臨んだけど、長靴は普通の奴だったので、足先が冷たかった苦い経験があった。

 

なので、今回はオッサンが長年愛用している最強の防寒長靴を装備。


 

んで案の定、現場へ向かって愛車を漕いでると汗だくになった。

 

まぁいい。コレくらいがちょうど良いのだ!

 

釣り場で身体が冷えたら、どうしようもないからね。

 

現場に到着すると、ルアーマンがひとりでハゼ釣り人はいなかった。

 

ルアーマンってけっこうデカい音でビュン!ビュン!投げるもんで、おっかないから少し距離をとって釣りの準備を始める。

 

 

本日も使う竿は『軽極ハゼ硬式 360』

 

軽いんだけど、ちょっと柔ら過ぎるのが玉にキズ。

良い竿なんだけどね〜

 

仕掛けは、いつでもどこでも何度でも、ハリス3cmの胴突き仕掛け。

軽極にシンプルな仕掛け

 

夜釣りなもんだから、やはり光る目印は必須。

 

なんだけど、ソレを付ける位置をどこにするのか?で結構悩む。

 

前回は初めての夜釣りだったもんで、右も左もサッパリ分からなかったから、先達の教えに従ってウキを使った時と同じ感じの位置に付けてみた。

 

しかし、どうにもパッとしなかったし、中途半端な位置だったので釣りの邪魔になっていた印象。

 

そこで、今回は作戦を変更し、ハリスのすぐ上と道糸の一番上のダブルライト作戦。

 

暗くて見えないと困るのが、竿先の挙動。

 

オモリが着底した時とかハゼがアタった時が良く分からないと、釣果に影響する。

 

アタリは手元の振動で分かるっちゃ〜分かるんだけど、やはり竿先でアタリが見えた方が楽しい。

 

でも一番の理由は、オモリが着底した時が分からないのが困ったから。

 

一番針に掛かりやすいアタリが、着底すぐのアタリ。

 

なので、着底時には既にアタリが取れるよう、道糸を張っておかないとそのアタリが取れない。

 

竿の穂先にライトをテープで取り付けるなんて情報もあったが、穂先はのべ竿の命だし、例え小さく軽いあんなライトでも釣りの邪魔になると思う。

 

という訳で、道糸の一番上、つまりは穂先のすぐ下に取り付けてみました。

 

取り付けたライトは二種類。

 

釣具ではメジャーな『ケミホタル』と100均でお馴染みの『ケミカルライト』

 

サイズはいずれも小さい25のタイプをチョイス。

 

ケミホタルは色を選べるが、100均のはイエローしか見たことないな。

 

でも100均は8本も入ってのお値段なのでとてもリーズナブル!だけど、ちゃんと発光するのかはちょっぴり心配ではある。

左が『ケミホタル』で、右が100均『ケミカルライト』

 

ハリスのすぐ上と

 

道糸の一番上に装着

 

発光具合はこんな感じ

 

餌は前回でも印象が良かったアオイソメから始める。

やはり新鮮なイソメが良いよね!

 

水温は前回と同じ19℃

今の時期はこの辺で安定してるのかな?

 

さぁ、釣り開始じゃ〜!今日も爆釣day!!と思ったが、今現在は前回にも増して潮が低すぎるんですが…

 

ここらは遠浅なので、潮が低いと釣りにならん!

 

「まいったな〜、やはり来る時間が早すぎたか…」

 

しょうがないので、水にジャブジャブ入り込んで、立ち込んでやるしかない。

 

前回の長靴は浸水したが、今回のは問題ないようだ。

 

思いっきり沖に向かって投げ込んでみるが、着水と同時に着底したので、水深なんてあってないようなもんである。

 

当然、なんの音沙汰もない。

 

「だよな〜。コレじゃ〜釣れんわな〜」と思ってたら、スン!とアタって来た!

 

お!いたいた!

 

次で掛けたが、上がってきたのはやはり小ハゼ。

この浅場じゃ〜、こんなサイズだわな

 

ただ、今回のダブルライト作戦は調子良くて、ハリス上のライトがあるので狙ったスポットに寸分違わずに落とせるし、上のライトでオモリの着底が分かる。

 

「良いね、ダブルライト!」と自画自賛なオッサン。

 

しっかり狙えるからか、チョロチョロと釣れ出したんだけど、浅いからか上がってくるのは10数cmサイズばかり。

 

一匹だけナイスサイズが釣れたが、コイツだけだった。

コレくらいが釣れればな〜…

 

程なくして、どこに落としても音沙汰が無くなる。

 

けっこう歩き回って広範囲に探ってみたが、ここら一体は遠浅ばかりで変化がないので、どこもかしこも生命反応が無かった。

 

干潮時間帯が終わり、潮がある程度まで上がって来ないと釣りにならんか?

 

ってことは、あと2時間ほどこの地獄の釣り場で時間を潰すしかないのか?

 

と気が重くなっていると、後ろからオッサンを呼ぶ声がする。

 

O氏である。

 

「うわ、また夜釣りに来てるのかこの人」

 

確か、一昨日も夜釣りしていたような?

 

いくら昼間は釣れないからと言って、夜ばかりじゃ身体がもたんだろう。もういい歳なんだから…

 

しばらくはとりとめもない話をするが、本当にとりとめもない時間だった。

新たな学びはありがたや〜

ボケ〜っとしてても始まらないので、ちょっと気になっていたエリアに移動。

 

ここからちょっと離れるんだけど、ネットの衛星画像で「ここら辺も釣れるんぢゃね?」と思っていたスポットがあった。

 

O氏もソコは知っていたが、O氏的にはどうやら気に入らないご様子。

 

まだ潮が上がってくるには時間があるので、とにかくそちらへ向かう。

 

そちらには二人の釣り人がいたんだけど、ひとりはルアーマンでもう一人はのべ竿を握っているようだった。

 

「ん〜?ハゼ釣ってるの?」

 

暗いので良く見えないけど、目を凝らしてよく見るとなんか見たことのあるシルエット。

 

TG氏だ!

 

TG氏とは、地元の大井ふ頭の釣り場はもちろんのこと、普通の釣り人が行かないような釣り場にも通っている、神出鬼没なハゼ釣り師。

 

もちろん夜釣りも厭わないというか、むしろ夜釣りが専門で、その勢いで昼間もハゼ釣りしている「この人、いつ寝てるの?」という感じのタフガイ。

 

当然ながら【秘密の花園3】は知り尽くしているエキスパートである。

 

この御方がここに居るということは、ココは釣りになるという事で希望が見えてきた!

 

「潮が引いた時はココで釣れるよ!」とTG氏。

 

ヨシ!一丁挽回しちゃる!!というオッサンのやる気は、阪神の森下なみの渾身のフルスイング空振り…

 

どこに落としてもアタリがないのである。

 

確かにこのスポットは水深もあって釣れそうなんだけど、アタらないんだな〜

 

かたや、TG氏はさっきからコンスタントに良型ハゼを釣り上げている。

 

「ハァ?なんで?」

 

しばらく釣り方を眺めるが、オッサンとはまるっきり対極の釣り方。

 

着底させるとすぐにチョン!チョン!と竿を小さく竿を煽りながら、手前に引いてくる。

 

「こうしてるとアタって来たり、根掛かりみたいに動かなくなると、ハゼが喰って来てる」とTG氏。

 

オッサンも真似してるんだけど、全然アタらないんですけど…

 

そもそもが、そのチョンチョンが上手くいかない。

 

TG氏の竿はそうとう硬いらしく、クイックに煽ることが出来ているようだったが、オッサンの竿はかなり柔らかいのでチョンチョンが出来ない。

 

チョンチョンの間隔と、動かし方の幅がどうしても大きくなってしまう。

 

「ムムム、難しいぞ!この動きではハゼが散ってしまう」

 

全然釣れなくはないが、TG氏のような釣れ具合には程遠い…

 

驚くべきは、この暗い中、TG氏はライトもケミホタルもな〜んも付けてないのである。

 

それなのに餌付けや釣れたハゼを外したりと、暗闇の中、テキパキと作業している。

 

さすがこのレベルになると夜目が利くようになるのか?

 

はてまた、見聞色の覇気でも身に付けているのだろうか?

 

たぶん長年の夜釣りで、夜行性の生き物にトランスフォームしてるんだろうと思う。

 

TG氏がどんな悪魔の実を食ったのか知らんが、長い年月を掛け、暗闇の中でもライトを必要としないこのハゼ釣法を編み出したんだろうて。

 

なので、オッサンがパッと見で真似できるシロモノではなく、こっちは釣れないわけだ。

 

それでも、ハゼ釣りの引き出しを増やすべく、真似しながらやってみる。

 

まぁ、釣れないんだけど、ここで諦めてしまっては自分の裾野を広げることは出来ない。

 

何かを取得するには、それなりの時間と労力、諦めない粘りが絶対に必要であり、ハゼ釣りとてそうなのである。

 

自分のやり方に固執するだけでは、あらゆる事態に対処するなんて出来まへん!

 

 

しばらくTG釣法を練習していたが、そろそろ潮がいい塩梅になってきたので、最初のスポットに移動する。

 

この時点で10匹ほどの貧果で、「今日は釣果は諦めよう。まぁ、新しい釣り方が見れたのがせめてもの慰めかな…」と諦めムードだった。

 

んがしかし!ここから挽回開始!!

 

どこでもという訳ではないが、アタリが頻発し始めた。

 

釣れるハゼは10数cmが主だが、たまには15cm前後も上がってきて、楽しいハゼ釣りが始まる。

 

いつものオッサンなら落としてしばらくアタリを待つんだけど、先程のTG釣法でやってみるとアタリが出るのが早くなる。

 

今までのオッサンの釣り方が『静の釣り』とすれば、TG釣法は『動の釣り』という感じ。

 

でも夏のハゼ釣りがそうであるように、もともとのオッサンの釣り方はチョンチョン餌を動かしてるんだから、コッチの方がオッサンには合っていると思う。

 

しかしそのうちに、動かし続けるよりも、チョン!とやったら5秒ほど待って、またチョン!5秒待って(以後リピート)…、とハゼに喰わす間をあげた方が針掛かりが良くなるのに気づいた。

 

人間日々成長だ!

 

いつの間にかTG氏とO氏がコッチの釣り場に戻って来ていた。

 

オッサンが気持ちよく釣っているのを見て、闘志が湧いたようである。

 

TG氏は釣れていたが、O氏はお歳のせいか休み休みで「ちょっと休憩で座ってると、いつの間にか眠っちゃうんだよ!」

 

聞けば、今週は本日で夜釣り3日目らしい。

 

そりゃ〜身体にこたえるよ!

 

 

空はすっかり明るくなり、朝になったが、さすがに釣れるハゼサイズは縮んだけど、アタリ自体は続いていた。

 

まだまだ釣ろうと思えばいくらでも釣れる雰囲気だったが、キリがないので、アオイソメが無くなったタイミングで納竿。

 

5時間半ほどで61匹と前回よりも釣れなかったけど、前半の貧果を考えれば挽回できたと思う。

よくここまで挽回したな〜、オレ!

 

ケミカルライトは、理想を言えば、仕掛け部の上と道糸の上にふたつ付けると釣りやすかったけど、ケミカルライトが根掛かりすることもあるらしく、ケミカルライトごとロストが発生。

 

なので、今のところ道糸の一番上にひとつ付ければ良いかなと思ってます。

 

ちなみに25タイプは3時間くらいしか光らないので、道糸の上に付けるのなら、もっと大きいサイズでも釣りの邪魔にならないカモね。

 

まぁ、100均のは8本も入ってるんだから、見えづらくなったりチェンジすればいいか!

 

そんなことよりも、オッサンもTG氏のように夜行性になればライトもいらなくなるな。

 

 

今日はハゼが釣れたよりも、TG釣法(改良版)というお土産が一番の収穫だった。

 

釣りでもなんでもだけど、人生の幅が広がるのはワクワクするよね!

 

「テレレレッテッテッテー♪」

 

帰り道、オッサンの頭の中でドラクエのレベルアップの効果音が鳴り響いていた。

 

 

次の記事>>>「2023年度29回目のハゼ釣りは夜釣りってデリケート!?」へ

 

 

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オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。

 

結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…

 

正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。

 

販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。

 

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なるべく頑張って製作します。

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