2023年度17回目のハゼ釣りは今季初の多摩川羽田遠征

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2023年17回目のハゼ釣りは今季初の多摩川釣行

2023年8月20日。

2023年17回目のハゼ釣りに行ってきました。


釣り場:多摩川【羽田付近】

天気:晴れ

釣行時間:6時00分くらい(潮位:185cm上げ9分)〜10時00分くらい(潮位:134cm下げ5分)中潮

水温:28℃

釣果:マハゼ205匹(7.5cm〜13.5cm)


竿:2.1m(行雲流水と彩峰Uの合体竿)→3.5m(清流X 硬調)→2.1m(行雲流水と彩峰Uの合体竿)

道糸:ナイロン0.8号

ハリス:ホンテロン0.6号

ハリ:袖スレ1号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ

エサ:ベビーボイルホタテ→アミエビ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け



2023年度のハゼはいつまでたっても大きくならなかった。


数は釣れるんだけど、ず〜っと7〜8cmクラスがメインになってしまってる。


10cmオーバーもいるにはいるんだけど、たまに顔を見せる程度で、このサイズがメインに釣れる日なんて滅多に無かった。


まぁ、10cmオーバーが入れ喰いも無きにしもあらずだけど、そんなのは平日ばかりで、オッサンがハゼ釣りする日曜日なんてお子様ハゼばかりだ。


そんな小ハゼ釣りのためにわざわざ遠出するのも馬鹿らしいので、今期はオッサンちから一番近い『大井ふ頭』のみのハゼ釣行。


しかし、やっとこの時が来た!


釣り仲間のKY氏から「多摩川羽田ポイントで10〜12cmが入れ喰い!」との情報が入った。


『大井ふ頭』同様に『多摩川羽田』も小ハゼの嵐だったけど、やっと良型ハゼが動き出したようだ。


オッサン的に『2023年のハゼ釣りはお盆明けからが勝負』と読んでたから、とりあえず読みが当たって良かった!良かった!


では早速!といきたいところだが、その釣り場はいつでもどこでもというわけにもいかないポイント。


潮位が大きく影響するので、潮の塩梅と相談しなくてはならない。


っと思ってたら、さっそく次の週末、つまり本日が釣りになりそうな潮加減。


思い立ったが吉日で、さっそく次のハゼ釣行は多摩川に的を絞る。


しかし問題がないわけでもない。


いつものハゼ釣り場の大井ふ頭なら日陰もあるし、水に立ち込んで釣りができるので、心地良いとは言わんが、いくばくかの涼をとることはできる。


んがしかし、羽田の釣り場は、多摩川最下流に位置する川っぺりなので、日陰はほぼ期待できない。


その上、コンクリート護岸の上から釣り糸を垂れるので、水に立ち込むこともない。


つまり、熱射が照りつける地獄の暑さの中のハゼ釣りは覚悟せねばならない。


死にたくなければ、暑さが本格的に襲ってくる時間前に撤収しなければなるまいて…



という訳で、釣り場も遠いので、今朝は早めに出発しようと思ってたら、いつものようにすっかり朝寝坊。


まぁ、ハゼ釣りごときで早起きなんぞ出来るはずもないので、しょうがないよね〜って感じぃ!


久しぶりに羽田方面へ向けて愛車を漕ぎ出すが、つくづく遠いな〜。


漕いでも、漕いでも、現場が近づいてこないんですが…


おかげさまで、現場が見えてくる頃にはすっかり汗だくになっていた。

釣れるは釣れるんだけど…

久しぶりにやって来たよ!羽田ポイント。


現場に到着すると、釣り船のお客さんが何人もいるが、ハゼ釣り人は二人程度…


う〜ん、例年ならもうこの時間帯ならけっこうなハゼ釣り人がいるはずなんだけど、今年のハゼ不漁を物語ってるな。

釣り船のお客ばかりですが…


ハゼ釣り人は下流側に二人ほど…


っという訳で、ハゼ釣りする場所は選びたい放題なんだけど、そうなるとやはり、うん◯ポイントでしょ!


『うん◯ポイント』とは、文字通りウン◯と深く関係しているから。


船宿のトイレの排水が直接放流される場所で、だからかどうかの因果関係はハッキリしないが、ハゼ釣りの感触が良いエリア。

今期もやはりうん◯ポイントから


まずは腹ごしらえ。


愛車で40分ほど道のりなのででエネルギーを使い果たした。


暑い時はカレーで乗り切ろう!との心意気からゆえのチョイスなんだけど、オッサンは辛いのが苦手だ。


家で食べるカレーも『カレーの王子さま』がちょうど良いくらい。


まぁ、しょせんはカレーパンでしょ!と舐めきってたら、 『Shit!』辛いやんけ!コレ。

中辛とは言え手強かったぜ!


本日の命のドリンクを半分も消費して、やっと胃に流し込んだ。


エネルギー充填120%になったので、釣りの準備。


潮はほぼ満潮で、手前狙いになるので短竿から。

ちょっと硬めの竿で手返し良くって感じだね!


餌はいつものベビーボイルホタテの他に、良型連発を期待してアミエビも持ってきた。


喰いと針掛かりの良さはホタテに軍配が上がるけど、アミエビの方が餌付けが早いので、しっかり釣れるならアミエビの方が数を稼げる。

海鮮丼コラボ


仕掛けはいつものハリス3cmの胴付き仕掛け。

いつでもどこでもこの仕掛け


水温は28℃。

夏の水温計測は無意味な気がしてるんですが…


準備完了にて釣り開始。


ス〜っと落とすと、水深は1mちょっとという感じ。


「さぁ、すぐにアタるぞ!」と待ち構えているんだけど、無反応…


「たまたまハゼがいないエリアに落としたのかな?」と思いながら、何度か入れ替えしてみるがシ〜ン……


あれ?ハゼいないの?


まぁ正直、来た時からちょっとマズイかな?と思ってたんだよね。


今日は水が澄んでいて、手前の方は水底がよく見えるんだけど、釣れる時ってハゼがウヨウヨいるのが見えるが、今日は全然ハゼの姿が無かった。


嫌な予感がしていると、やっとアタリが来て本日の一匹目。

ムムム…、良型とは言えないサイズですが


その後も同じスポットへ落とすが、同じサイズばかり…


「エ〜〜!?こんな感じなのぉ…」こんな遠くまで遠征して、アタリも遠くて、小ハゼばかりじゃやってられんわな〜


大井ふ頭でハゼ釣りしている常連達の氷の微笑が目に浮かぶ「ひとりで良い思いしようと欲張るから、そうなるんだよ!クスクス…」


こんチクショ〜!このままでは帰れん!!なんとしても、なんとかせにゃ〜!!!」のオッサンの思いは大きくフルスイング。


相変わらず、8〜9cmサイズがチョロチョロと上がってくる程度なのでした。


オッサンがくすぶっていると、オッサンをこの釣り場へいざなった張本人のKY氏がやって来た。


さっそく文句を言うと、「ガセネタつかませちゃいましたかね〜」とこのブログの決まり文句で切り返す。


「お代官様、どうかコレでひとつ…」とオッサンの好物の羊羹を差し出してきた。

オッサンの釣りのお供のひとくち羊羹


なので、オッサンも「お主も悪よの〜」っと懐に収めるのがアダルトな取引だ。


このタイミングでオッサンの好物を献上してくるとは、KY氏なかなかツボを得ている。



船宿もお客さんが集まって来て、必然、ラバトリーの使用回数も上がる。


『ジャバ!ジャバ〜!』と時おり着色系の排水も落ちてくる。
(汚ねぇな〜どうにも…。そんなのいちいちチェックすんなよ!って感じですかね)


コマセが効いてきたのか定かでないが、ハゼの型も活性も上がってきた。

ここらへんとか

このサイズとか


お〜!サイズアップしてきた!と楽しくなってくるが、どうにも続かず。


ひとつのスポットで4〜5匹ほど釣り上げると、小ハゼかアタリが無くなるので、すぐに次のホットスポットを探す。


んだけど、なかなか見つからないんだよね〜


なので、小移動を繰り返す。

こんなの釣ってもね~


けっして、釣れないわけではないんですよ!


チョロチョロと釣れてはいるし、釣れれば10cmオーバーが上がってくるので面白くはあるんですよ。


ただ、オッサンがいらない期待をし過ぎているのかも知れませんが、連打とは言えないハゼ釣りが続いてて、どうにもモヤモヤさせる。


もしかしてハゼは沖にいるのかな?と思ったので、長竿を出してみる。

いつもの長竿登場!


期待を込めて沖に振り込むが、やはり変わらず、相変わらずチョロチョロ程度なのでした。


この釣り場は都市河川なので生活雑貨などいろいろ流れて来ては、沈んでたりする。


本日のお土産はこんなの。

草花の育苗ポットだよね?


川はきれいにしましょう!


長竿にしてもたいして変わらんし、こんなの釣っとるようではダメだ!


釣果が変わらないなら、手返しが悪くなるだけなので、また短竿にチェンジ。

怒涛の入れ喰いタイム!

オッサンはチョロチョロと小移動をしながら釣ってるんだけど、KY氏は前回の成功体験があるもんだから、前回爆釣したスポットを離れられないようだ。


分かるな〜その気持ち。


コレってけっこう難しくて、”何かのタイミングで前みたいに釣れるハズだ!”と思いたいし、信じたい。


その期待と願望が動けなくさせてるんだけど、ダメな所で粘ってもど〜しようもない。


できれば、そこを離れて他を探ってみて、しばらく経ってからまた戻ってくれば、状況も変わっているかも知れない。


この釣り人の少なさなら、誰もソコに入ってこないと思うよ!



時間の経過とともに、おひさまの熱射攻撃に威力が増してくる。


この釣り場はコンクリート護岸なので、上からも下からも熱攻撃。


オッサンは護岸の縁に座って釣りしているので、ケツも熱い。

尻が熱いぜ!


この釣り場の手練れは、折りたたみ椅子を持ち込んでたりして、快適な釣りをしているように”一見”みえる。


オッサンもその昔、椅子を持ち込んでやってみたが、確かに楽ちんなんだけど、椅子を使うと移動が億劫になっちゃうんですよ!


釣れなくなったら即移動するべきなんだけど、面倒臭くなって粘ってしまう。


必然、数が上がらない。


なので、釣り場に椅子を持ち込まないようにしています。


あと、川っぺりだから日陰が全く無いと思われるかも知れませんが、実はそうでもない。


この付近は船着き場になっていて、それの倉庫やらの工作物がある。


その陰があるので、ソコを利用すれば日陰内でのハゼ釣りも可能です。


工作物つまりストラクチャーの陰は、釣りのナイススポットでもあるので、ソコで釣れればモアベターよ!

日陰が無いわけでもない


おひさまはグングン登ってきて、満潮から潮が下がり始める。


潮が動き始めているのでハゼの活性も上がってくる!と期待したいが、それほどでもなく相変わらずチョロ…程度。


KY氏もギブアップで帰ってしまい、その他の釣り人も消えていった…


まぁ、この暑さだし厳しいわな〜


釣れないわけじゃないけど、このまま続けても状況が一変するわけでもないか…


とりあえず、目標のノルマは達成しているので、そろそろオッサンもオイトマしようかなと思い始めていた。


この時点で120匹釣っていた。



最後に気になっていたスポットをやってから帰ろう!っとそちらへ移動。


このスポットは、以前この釣り場で出会った謎の老人が教えてくれた。


一見、なんの変哲もなさそうにみえるんだけど、実は緩やかな駆け上がりになっていて、ハゼが集まってくるんだとか。


「機会があったら、やってみるといいじゃよ!」


教わった時には「ふ〜ん…」としか思ってなかったが、なぜかソレが耳に残っていて、ちょうど良い機会だからやってみよう!



そしてドラマはここからはじまる。


落とすと着底前に竿をひったくられる。


通常なら竿を持ってゆくアタリは子ハゼが多いけど、竿全体をグン!と引っ張られる持っていき方ともなれば小ハゼではない。


うぉ!エエ持って行き方するやん!!


すぐに再投入するとまたしても着底前にギュン!とね。


先程は油断していたが、次はアタリを待ち構えていたからしっかりフッキング。

やっぱり良いサイズだね!


コレを皮切りに、良型サイズ爆釣が始まる。


入れ喰い祭りが始まり、しかも上がってくるハゼが10cmオーバー当たり前のハゼフィバー!


どこに落としてもアタって来るわ、空振りするわ…


このサイズと活性なら、餌はアミエビを使って手返し良く仕留めてゆく。


ここから狂ったようにカウンターとオッサンの手が回転し始めるが、この状況はずっと続かない。


今現在は潮が引いてて、オッサンの竿が届かないところまでハゼが移動したら終わりになる。


この釣り場では、横移動は可能だが、沖側に動くことは出来ない。


潮が動いているからこその活性だが、時間制限があるのでとにかく手返し重視。


基本的にどこでもアタって来るが、こういう時はまずは手前側から釣り上げてゆく。


左右の護岸の縁から釣り始め、潮が引くとともにハゼが移動するのに合わせてだんだんと竿の角度をせばめてゆく感じ。


アワセると良型ハゼがギュンギュン横走して、釣り甲斐があって楽しい。

このサイズがギュンギュン走るぜ!


餌はアミエビを使ってるんだけど、アミエビにも良し悪しがある。


サイズはほぼ一定なんだけど、違うのはその形。


背中が丸まってるエビと伸びてるエビの違い。


実はコレって釣果にかなりの違いが出る。


あ、この話はアミエビの背中の真ん中に針を刺しているという前提です。


喰いは同じくらいだけど、違うのは針掛かり。


海老天のように、まっすぐ気味に伸びてるタイプは針掛かりが良くない。


端っこをかじってくるので、アワセてもすっぽ抜ける事が多発する。


片や『かっぱえびせん』の袋に描かれているような、背中が丸まったタイプは針掛かりが良好!


恐らくはバクッ!と一気に丸かじりするからだろうと思います。


なので、こういう時間勝負の時はなるべく丸まったアミエビで勝負する。


ただ、伸びアミエビでも尻尾から針を刺し通せば掛かるんだけど、時間がない時にんなもんやってられるか!

掛かりが良好な『かっぱえびせんタイプ』


すっぽ抜ける海老天タイプ


実際に釣り比べると、その違いがハッキリ分かると思いますよ。


っという訳で、かっぱえびせんで勝負し続けるオッサン。


入れ喰いで楽しいが、だんだんと釣れる範囲がせばまって来る。


最後は真正面の一点しか釣れなくて、また長竿出そうか?とも思ったが、もう暑いしそこそこ釣れたので、アタリが遠のいた時点で納竿。


4時間で205匹と最後に追い上げができて楽しかった!


7割くらいが10cmオーバーだったので、釣り味としてはなかなかの手応えでした。

数も型も良いのでかなりのボリューム!


ここまで引くともう釣りにならない


今季初の多摩川でのハゼ釣行でしたが、例え、最後の追い込みがなくとも、そこそこ楽しいハゼ釣りでした。


ただ、ハゼが喰ってくるスポットが狭いので丁寧に探るのと、釣れなくなったらすぐに小移動を繰り返すのがポイントかな。


後は、釣りになる状況を間違えると悲惨です。


オッサンが帰る時には、全然釣れないよ!という人もいた。


”そりゃ〜、この状況だと釣れないよな…”


潮が低くても、投げ竿で沖に投げれば釣れると思われるかも知れませんが、実はそうでもないんです。


やはり時合いみたいなものがあって、手前でしっかり釣れる時が全体でも釣れやすいと思います。



あの謎の老人の言葉は本当だったんだ!


釣りが終わった後、空に向かってお礼を言っておいた。


きっと生きてたら喜んだだろうな~


言われた通りのポイントで、オッサンがこれだけ釣れるのを見たら嬉しかっただろうな〜


まぁ、どこかで生きてるかもしれないけど…



次の記事>>>「2023年度18回目のハゼ釣りは4割2分5厘」へ



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