2023年度13回目のハゼ釣りは悪くは無いんだけどテクニカル

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2023年13回目のハゼ釣りは悪くはないがテクニカル

2023年8月11日。

2023年13回目のハゼ釣りに行ってきました。


釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】

天気:晴れ(一瞬雨)

釣行時間:5時30分くらい(潮位:70cmほぼ干潮)〜9時30分くらい(潮位:80cm上げ2分)長潮

水温:29℃

釣果:マハゼ137匹(6.5cm〜13cm)


竿:3.5m(清流X 硬調)→2.1m(行雲流水と彩峰Uの合体竿)

道糸:ナイロン0.8号

ハリス:ホンテロン0.6号

ハリ:袖スレ1号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ

エサ:ベビーボイルホタテ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け



本日からお盆休み開始。


職種によっては、「こんな書き入れ時で休むなんてとんでもない!」という方もいるだろうが、一般的なサラリーマンは”Obon holiday”開始だと思う。


しかし、問題は台風7号。


お盆の真っ只中に、日本直撃コースまっしぐら!


予報通りなら、日本の真ん中ドテっ腹にズドン!である。


なんでも、とても強い勢力のままノロノロやってくるので、大きな被害が出るかも知れません。


今年は帰省する方も多いらしいので、帰省先からの帰宅は台風の動きを注視しながら、余裕をもって行動して下さい。



オッサンのお盆休みはいつも『天国に一番近い島』ニューカレドニアのコンドミニアムでのんびり…っという事は全く無くて、出かける用事も先立つものもないもんだから、自宅近くだけでモサ〜っとする予定。


せっかくの長期休暇だから、ハゼ釣りなんぞしてないでのんびりと…といきたいところだが、昼間はエアコンを稼働させないという鉄の掟があるので、自宅内は灼熱地獄。


自宅に居ても死にそうになるので、本日もハゼ釣りという名目の逃避行である。


しかし、ハゼ釣りを終えると、ど〜しても帰らなければならない。


っという訳で、今も『地獄に一番近い我が家』にて、このブログを製作してるって感じかな!



今朝、ふと目が覚めると、まだ朝ぼらけ前で外は暗かった。


耳を澄ませば、パラパラと雨音も聞こえる。


「今日は雨か…」


いつものように、『ハゼ釣り<<<<面倒臭い』になってるんだけど、台風が接近しつつあるので、お盆後半はハゼ釣りが出来ない可能性大。


更には、雨のハゼ釣りは釣れる!ので、最近くすぶっていたハゼ釣りも今日は爆釣かもしんまい!っと起き出す。


準備完了にて自宅の扉を開けると、雨はどこへやら?ですっかり晴れていた。


「せっかくカッパも用意したのに…」


また雨が降るかも知れないので、カッパ持参にて釣り場へGo!


明け方は雨が降ってたのに、すっかり青空になりやがって、本日も暑くなりそうだ。

朝日がまぶしいぜ!


いつもの橋から【はぜつき磯】を眺めるが、心なしかハゼ釣り人が少ない気がする。

やはりお盆はハゼ釣りどころでないだろ。普通


先週からBBQ場は営業開始しているが、宣伝不足もあり客足が遠く、オープンしているのは管理事務所付近のみ。

まだここらにはバリケードがしてある


管理事務所辺りにはサイトナンバーが立っている。

たぶん酔っ払いが倒すと思うが…


管理事務所のアメリカンスクールバスには、いつも間にやらコレまたアメリカンなテーブルが!?

レッ◯ブルが協賛してるんかね?


そんな事よりも、BBQをやるやらないはど〜でもいいんだけど、早く水場を開放してくれんかな?


手とか足を洗いたいんだけど、ちゃっかり蛇口ハンドルを外してあって使えんのだが…

今、使えなくする意味ってある?


【夕やけなぎさ】は相変わらず不人気で、ハゼ釣り人も少ない。

まだ釣れてないみたいだね〜


所々に常連たちがいるので、本日のハゼ釣りの塩梅を聞いて回るが、揃いも揃って「全然ダメ!」とのこと。


むぅ〜、今日パッとしないか…


一昨日あたりはかなり釣れたらしいが、本当にオッサンが来る時ってダメが多いんだよね〜


日頃の行いと言われればそれまでだが、オッサンだけが悪いわけでもないと思うが…


ハテ?どこで釣ろうかな?


10秒ほど長考してやってきたのが、やはり【はぜつき磯】の深場ゾーン。


やはり困った時はこちらの方が安パイ。


手前の浅場は小ハゼばかりなので、ちょっとでも沖が良いのでは?という読み。

困った時の深場ゾーン


ただこちらは岩場地帯なので、移動に細心の注意が必要。


デカい岩場に、フジツボがびっちりついてる岩もあるから、こんな所でズッコケたら怪我じゃすまないよ!マジで!!


オッサンもここでコケたことがあって、その時は腕をフジツボ岩に擦って血だらけになったと記憶しております。



深場で沖狙いだから、当然ながら長竿からのスタート。

長竿といえばコレ


餌はベビーボイルホタテ。


釣れるハゼが10cm〜だったらアミエビでもいいんだけど、未だに小さいのも多いからホタテ餌になっちゃうな〜

釣れるハゼのサイズを問わないホタテ餌


水温は29℃を超えてるな。


30℃までいくことがあるのかな?

浅場とは言え、29℃ってかなり高いよね?


本日はカウンターをいつもの100均カウンターに戻しました。

やはり使い慣れた100均カウンターがエエな!


指に付けるデジタルカウンターも悪くはないんだけど、カウントの度にいちいち目視で指差し確認することになるから、面倒臭かったりするんだよね。


カウントする度に”ピッ!”って鳴ったりすれば、確認する必要もないんだけどな〜


その点、100均カウンターは”カチャ!”ってしっかり押すから目視しなくて良いし!


そして何よりも、デジタルカウンターを付けていると、手が洗えないのがキツイな〜


ダボハゼとかを触った後は手がヌルヌルして気持ち悪いから、どうしても洗いたいんだよね。

コイツを触った後は手洗い必須

後半は巻き返し

準備完了にて釣り開始。


付けるホタテ餌はちょっと大きめが基本。


餌が小さいと喰ってくるハゼが小さいし、釣れるのに時間がかかる。

餌サイズはコレくらいが最低ライン


まずは適当に落としてみるんだけど、オッサンの場合は真正面よりも少々ズラす事が多い。


っというのも、真正面って竿の挙動が見にくい。


少しでもズラすと竿先が見やすくなるから、釣っている最中も正面に落とすことは少ないかな。


ス〜っと落ちてゆき、スン!と着底。


もちろん、着底直前に竿を少し手前に引き、着底すぐのアタリが取れるように準備をしておく。


するとすぐにクン!とアタリあり!


慌ててアワセるが針に掛からず…


しかし、オッサンに居場所を教えたのが運の尽き。


すぐに同じスポットに落とすと着底と同時にアタって来て、本日最初のハゼが上がってくる。

期待してなかったけど、まぁまぁサイズ


連打を狙って同じスポットを攻めるが、次からはハゼがしぼんで8cm程度ばかりになった。


ただ、落とす度にハゼがアタっては来るから、他のようにアタリすら遠いという程でもないからヨシとしましょう!


しかし、さっきから気になるのが足元。


今立っているのは砂地じゃなく岩の上で、フナムシがうじゃうじゃいる。

【閲覧注意!】フナムシの群れ


もうフナムシも見慣れたので、それ自体は何てことないが、オッサンを餌と勘違いしているらしく、時おり肌の露出したオッサンの足を噛んでくる。


コレがけっこう痛いし、何かの病原体を持ってそうで、すこぶる不気味である。


先日、オッサンが釣り場でズッコケて血だらけになり、岩場に滴り落ちた血にフナムシが群がっていて、それを見て背筋が寒くなった。


フナムシって何でも食べる。


ソレは人間も例外ではないんだろうな〜


ちょっと怖気づいたので、フナムシを避けるために水に立ち込む。

コレで安心。とりあえず


これでハゼ釣りに集中出来る。


最初は落とせばどこでもアタってきたけど、その内にアタリの範囲が狭くなってきた。


恐らくは、ハゼもそれほど多くなく、群れてもいないんだと思う。


こうなると、ハゼがアタってくるホットスポットを探すんだけど、今日はこのスポットが小さいな。


通常は半径10cmはあるんだけど、今日はその半分くらいだから、ピンポイントで狙わないとアタリが来なかった。


ただ、ホットスポットにしっかり落とせばアタってきたから、ソレは正直で良かった。


一応、上がればそこそこサイズだったけど、やはり小さいのもいて、それはしょうがないかな…

このサイズばかりなら楽しいが…


こうなると……


まぁ、これはどんな爆釣な時でも起こるから、しょうがないところ…


今日も爆釣には程遠いが、飽きない程度には釣れてて、集中していたらスマホが鳴る。


この気配は恐らくO氏からだろうて…


「コッチは大きいのが入れ喰いだよ〜!」


という内容なのは分かりきっているので知らんぷりしてたら、近所で釣っていたH2氏のスマホが鳴る。


人の良いH2氏は電話に出てしまうが、やっぱりO氏から案の定の内容だった。


こちらがてんでダメなら移動も考えなくもないが、期待しながら移動したら「さっきまで入れ喰いだったのに、釣れなくなっちゃったよ〜!」がお決まりなパターン。


まぁ、こちらもそこそこ楽しめているので放っておく。

こっちでもコレくらいは上がってくるし…


程なく、釣り船が通る時間になるんだけど、いつもならチャンスタイムで船の大きい波でもハゼがアタってくるが、今日は全然だめでしばらく休憩タイム。


この時点で、思ったよりも数が上がってなくて、どこかで取り返さなきゃノルマがやばいぞ!


長竿で疲れたのとノルマをこなすために、お次は短竿で数狙い。

なんだかんだで一番活躍する竿


干潮から潮が上がり始めで釣れる状況ではあるが、本日は長潮なので大きな状況の変化は期待できないのも事実。


果たして、手前でも釣れるのか?と思ってたら、意外にもアタリが多く、上がってくるハゼも10cm前後でそこそこサイズ。


お〜!釣れんじゃん!!


それでもやはりホットスポットは狭くて、しっかり探らないとアタリすら出せない感じ。


んで、どうやってアタリを出すのか?ですが、やはり誘いをしっかり出来るかどうか?が大きいと思います。


誘いとは、ざっくり説明すると魚に餌を喰わせる動作です。


単に餌を動かすのではなく、どういう動きならハゼが餌に興味を持つのか?


ハゼ相手の場合は、大きな動きだと逃げてしまうので、そこは優しく小さくが基本。


具体的には前回説明した

・オモリをパタンパタンと上げ下げ

・道糸を左右に振る

ですが、この誘いは静的な誘いになります。


つまり、仕掛けを動かさないで餌だけを動かす誘いです。


この誘いが有効なのは、ゴロタ石帯で仕掛けごと動かすと根掛かりする時とか、ピンポイントでしかアタらない時とかです。


通常ver.の誘いは、仕掛けごと動かすもっと動的な誘いです。


動かすとは言うもののせいぜい2cmくらいで、本日有効だった誘いはオモリを2cmズル引きの誘いでした。


「貴様!毎回言ってること違うじゃんかよ!!」とのご意見、痛み入ります。


その通りで御座いますが、自然相手の釣りとは臨機応変で、同じ状況なんぞ二度とありまへん!


その時々で、どうやったら釣れるか?を追求し続けるのが釣りなのでございやす。


という訳で、本日オッサンの誘いのパターンは、

@軟着底したら5秒待つ→A2cmズル引きする度に3秒待つ→Bホットスポットに入ったら、道糸を左右に振る

が基本の流れでした。


落として軟着底直後にアタリを出せれば最高ですが、今日の場合は、せいぜい10回に1回くらいだったかな…


しかも、喰いが立っているのは小型が多くて、良型クラスは警戒心が強いので、大人しく誘い、しばらく待ってるとやっと僅かな居喰いのアタリをしてくるのが多い。

このクラスは派手にアタって来ないんだよね〜


イマイチパッとしないとは言え、さすがに短竿は手返しが良くて、アッという間にノルマを超えてゆく。


おひさまも高くなってきて、オッサンが釣っているエリアにも強烈に日差しをぶつけてきたので、そろそろ納竿。


4時間粘って137匹と後半巻き返せて良かった!良かった!

画像がピンボケで申し訳ないっす!


今日は”Obon holiday”初日で気持ちに余裕があったのか、みんな粘って、釣れない割には各々が数を上げて来て、みんなの釣ったハゼを押し付けられたH2氏のクーラーボックスがエラいことになってた。

うわ〜!もう嫌がらせだよね


そこそこ釣れるレベルになると、それからさらに釣れる釣れない人に分かれてゆくんだけど、その分かれ目って1回を無駄にするかしないかだと思います。


無駄な落としなんて一投もない。



オッサンは小学校から社会人までサッカーをやってたんだけど、試合中は無駄なスプリント(ダッシュ)なんて一回もなかった。


サッカーでは、自分がボールに触ってる時間なんてほんの僅かで、ほとんどはボールタッチの無いダッシュの繰り返し。


ボールを貰うためにダッシュを繰り返す時でも、例え10回に1回しかボールが来なくとも、その他の9回は無駄な走りではなく、その1回のための布石になっている。


他にもボールが来ないと分かってても、敵をおびき寄せるオトリの動きとかも多い。


テレビとかだとボール周辺しか映らないから見えないんだけど、ほとんどの動きはスペースへの走り込みとか、スペースを作るための動きだったり、常に相手との駆け引きをしている。


無駄な走りなんてひとつもなくて、全ての動きに意味があり、意志がある。


コレはハゼ釣りでも同じ。


無駄な一投なんて無くて、全てが一匹のハゼを釣るための伏線。


だから、集中してなかったり、意図が明確でない無駄な一投はやるべきではないと思います。


釣りって釣り始めは釣れるんだけど、どこかで釣れない時間帯に突入する。


ソレは釣れない状況に入ったからという外的な要素もあるけど、ほとんどは自分自身の問題だと思います。


かくいうオッサンだってエラそうに御託を並べてますが、やはり後半は集中力を欠くことが多くなります。


その証拠に、最初の1時間の倍がその日の釣果になることが多い。


コレは、釣りを3時間やっても4時間やってもこの傾向にある。


つまり最初の一時間はものすごく集中してるけど、それ以降は最初ほどの集中力でハゼ釣りをしていないからだと思います。


人間って長時間集中し続けるのは難しいけど、出来る限りは集中し続けて、真剣に釣りに向き合う方が結果が出るはずです。


餌付けに始まり、仕掛けを振り込む強さ・角度、着水させるポイント、着底するまでの仕掛けの挙動、着底させるスピードと角度、誘いの種類と強さ、落としている間は目と手の感覚を研ぎ澄まし、僅かな変化も見逃さない。


そしてアワセの角度と強度、掛けたハゼの引きをいなしながらどこまで泳がせるのか?、そして取り込みビクに入れるまで油断は出来ません。


この一連の動作全てを意識し続けるのは至難の技でもあります。


たかがハゼ釣り。


レジャー釣りの代表でアットホームな釣りものだけど、こうやって文字にすると大変な作業してるんだな〜っとつくづく思う。


そして他方に、もっとお気楽でもいいぢゃん!と思う自分もいる。



次の記事>>>「2023年度14回目のハゼ釣りはポイント選びが!?」へ



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オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。


結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…


正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。


販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。


オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!


売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。


なるべく頑張って製作します。

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