2023年度16回目のハゼ釣りは昼間の強風でもなんとか!

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2023年16回目のハゼ釣りは昼間で強風!

2023年8月16日。

2023年16回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】

天気:晴れ

釣行時間:8時30分くらい(潮位:100cm下げ5分)〜11時30分くらい(潮位:25cm干潮)大潮

水温:29℃

釣果:マハゼ147匹(8cm〜12cm)

 

竿:2.1m(行雲流水と彩峰Uの合体竿)

道糸:ナイロン0.8号

ハリス:ホンテロン0.6号

ハリ:袖スレ1号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ

エサ:ベビーボイルホタテ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

いよいよお盆WEEK最終日。

 

数年ぶりに短期で帰省した以外は、ハゼ釣りしかやってない。

 

「もっと他にやることあんだろ!?」

 

もっともだ。

 

しかし、オッサンはまだマシな方である。

 

ハゼ釣り常連のH2氏やMR氏なんて、”Obon holiday”突入からず〜っと皆勤でハゼ釣り場へ通っていた。

 

MR氏に至っては、来週まで休みが続くらしいので、彼のハゼ釣りLOADはまだまだ続くのでした。

 

そう言えば、MR氏はオッサンが帰省している間に、釣り場でズッコケたらしい。

 

MR氏に「怪我は大丈夫でしたか?」とリップサービスなんだけど、本心はこの時の顛末を聞き出そうとした。

 

すると「みんな勘違いしてるんだけど、アレは転んだんじゃなくて、暑かったから、ちょっとしゃがんでみただけなんだよ!」と小学生並みの言い訳。

 

物は言いようだが、よしんば、暑いからしゃがんでみただけだとしても、分別のある大人の行動ではないよね…

 

そもそもが、お盆期間中休みなくハゼ釣りしている時点で、分別があるとは思えんが…

 

オッサンのように出血ダラダラではなく、「全っ然、大丈夫!」を装ってはいたが、恐らくその時にやったであろう、薄っすらと手に血が滲んでいたのをオッサンは見逃さなかった。

 

オッサンしかり、MR氏しかりで、これだけ場馴れしててもちょっとした油断が怪我を招くので、皆さんも釣り場では慎重に行動するよう心がけて下さい。

 

 

今朝はちょっと野暮用があったもんで、早朝からのハゼ釣りではなく、かなり遅めの出撃となった。

 

もう通勤時間帯に釣り場へ向けて愛車を漕いでいると、既に仕事が始まっている気配が街中の其処此処から感じられる。

 

「ハァ〜…、オラも明日からまた仕事か…」

 

何十年間仕事していても、このどんより感は慣れることがない。

 

果たして、この世にいるんですかね?

 

「よ〜し!明日から仕事だ!!頑張るぞぉ〜!!!」っと、心躍らせる人が!?

 

もし実在するとして、その人はどんな職種で、どんな役職で、どんな人生だったのか?とても興味がある。

 

もしオッサンがその人と同じ境遇にいたとしても、恐らくは「頑張るぞぇ〜!」っと目を輝かせることは無いと思う。

 

そして、その人はどんな境遇にいても、常にバイタリティ溢れるダイナマイト女子(または男子)なんだと思う。

 

とは言え、その人自身がダイナマイトなだけで、きっと周囲はその熱についていけないし、かえって迷惑な存在で、もうウンザリに違いない。

 

っと、くだらない現実逃避をしながら、いつもの橋から釣り場を眺める。

 

本日は強風が吹き荒れているので、水面が揺れていた。

 

強風だからか、もうこんな時間だからか、ハゼ釣り人は少なくて7〜8人くらい。

 

知っている常連は誰もいない…

普通は明日から仕事だからね

 

まぁ、強風は予報通りなんだけど、雨よりも風の方が釣りの障害になるんだよな〜

 

【夕やけなぎさ】にやってくると、こちらは【はぜつき磯】とは打って変わって、いつもよりも釣り人が多かった。

昨日はひとりぼっちだったけど

 

っということは、常連たちは【しおじ磯】に違いない。

 

んで【しおじ磯】に行くと、案の定みんな居たんだけど、既にハゼ釣りも終了しダベっていた。

止めるの早くね?

 

アレ?いくらなんでも、もう終わりですかい?

 

聞けば「たいして釣れないし、もう疲れちゃったよ!」らしい。

 

ですよね〜!

 

お盆関係なくず〜っとハゼ釣りしてたんだから、『もう飽きた!』が本心だと思う。

 

型も小さいし、数も昨日の半分程度のようである。

 

まぁ、この強風だとかなり釣りずらいから、その釣果はしょうがないだろうな…

 

 

ハテ?どこで釣り糸垂れようかな?

 

この強風では長竿は使えないだろうから、短竿使用限定のポイントになる。

 

っとなると、今ここでたむろしとる常連たちがやっていたエリアが筆頭候補なんだけど、彼奴らが荒らしまくっただろうから釣れんだろうて…

 

今期、オッサンのハゼ釣り場選定の判断基準は『人の手垢がついてないエリア』

 

今期の傾向として、今までの実績ポイントを辿ってもたいしたことがない印象。

 

なので、人が入ってないであろう釣り場で、フットワーク軽く釣り歩く方が釣果が良い傾向。

 

っという訳で、人がやっていないであろうエリアでやることにする。

 

オッサンがそちらへ向かおうとすると、O氏曰く「アッチは今朝やったらひとつもアタリが無くて、すぐに移動しちゃったよ!」

 

だからこそ行くんだよ!それが狙いなんだからサ!

 

やってきたのは【しおじ磯】の端っこエリア。

 

眼の前は、東京モノレールの大井競馬場駅。

 

ココはかなり注意が必要なエリア。

 

急傾斜の岩場地帯だから、油断すると危険である。

 

明日から仕事が始まる大事な身、オッサンも慎重な移動を心がける。

 

潮位的には短竿を使う頃合いで、これから更に引くから問題なかろうて…

 

使う竿は2.1mの「行雲流水」と「彩峰U」の合体竿。

 

こんな強風の時は柔らかい竿だとアタリが取りづらいので、少々硬めの竿が吉。

この竿なら問題なかろう

 

水温は29℃なんだけど、ここらへんが上限なのかな?

きっと30℃オーバーは無いのかな?

 

餌は当然ベビーボイルホタテ。

ハゼが小さいからまだホタテ餌オンリーな状況

 

仕掛けもいつも通りなんだけど、この強風だとオモリを2号にした方が、アタリが取りやすいかもしんまい。

 

けど、2号のオモリは持ってないんだけどサ。

1号オモリだと軽いかな?

トンチンカンちん、気にしない〜♪

準備完了にて釣り開始。

 

ス〜っと落とすと以外にも浅くて、水深は1m程度かな。

 

するとすぐにアタリあり!

 

一投目で上がってきたのは、まぁしょうがないか…なサイズ。

このサイズなら最低限かな

 

次も同じスポットへ!なんだけど、強風に煽られて20cmばかり狙いがズレる。

 

「ズレたけど、喰ってくるかな?」と思ってたら、しっかり喰ってきてくれて、すぐに二匹目。

 

「お!今日はハゼの活性が良いかも知れないぞ!」

 

ここしばらくは、少しでもハゼが釣れるホットスポットからズレると喰って来なかったけど、このズレでも喰ってくるということは期待できる。

 

一投一匹のペースで上がってくるがそれほど長続きせず、だいたい5匹も釣れば針に掛からない小ハゼになるので、次のスポット探し。

 

とは言え、すぐに次も見つかるからありがたい。

 

上がってくる型も悪くなくて、10cm程度がスタンダード。

ここらへんが平均サイズ

 

本日は強風対策で、自分の真正面から風下方向のみを探る事になります。

 

風に逆らっても、竿が煽られてアタリなんぞ分からないので、必然、風に乗せるような竿方向になります。

 

だもんで、通常の半分しか探れないので、数mの小移動を繰り返しながらの拾い釣りをすることになります。

 

もうひとつが、道糸のテンションを少し張り気味にして、竿先を見るアタリよりも手元の振動のアタリを分かりやすくする。

 

風に煽られるので、竿先のアタリなんてアテにならないもんで。

 

先述の通り、オモリを重くすればもっと簡単なんだけど、持って来てないんだよね〜

 

 

こんな感じで風対策をやりながら、小移動を繰り返す。

 

しかし、このエリアは急勾配の岩場なので、移動するにもおっかなびっくりで、しゃがみながら、手をつきながら慎重になる。

 

なにせ、身体ごと持っていかれるような強風が吹き付けてくることもあるので、シャレにならん!

 

チョロチョロと動きながらなんだけど、時には10cmオーバーゾーンを見つけると、良型が連打で上がってくるエリアもある。

 

ここらへんが連打になると楽しいね!

 

釣り上げて手元にハゼを寄せようとするんだけど、風に吹かれてハゼがなかなか手元に近づいてこない。

 

ハゼも諦めているのか知らんが、風に吹かれている時はプラ〜ン…となすがままで身動きしない。

ハゼが近づいて来ないんですが…

 

釣りに強風は大敵で、雨なんぞよりもはるかにタチが悪い。

 

だもんで、風が吹くと釣りを止めて帰ってしまう人もいる。

 

こういう厳しい条件の時は心が折れると負けなので、とにかく風を気にしないのが一番だ。

 

周囲に誰もいないのを確認し、おまじないを唱える。

 

「♪トンチンカンちん、トンチンカンちん、気にっしぃない!!。気にしない〜!気にしない〜!気ぃにしないぃ〜〜〜!!♪」

 

かれこれ40年ほど前のアニメ『一休さん』の主題歌。

 

オッサンが気持ちよく歌っていると、いつの間にか背後にO氏が幽霊のように立っていた。

 

うげ!まだ居たんだ!

 

常連はとっくに帰ったと思ってた。

 

オッサンが良型を連打しているのを見て、さすがのO氏も釣り糸を垂れ始めた。

 

しかし、この強風の中、そう簡単に釣れるもんでもない。

 

更に悪いことに、風はますます強くなり、上がってくるハゼもしぼんできた。

 

ハゼがミニマムになっているので、針掛かりも厳しい。

 

以前、このブログのどこかに書いたと思うんだけど、ホタテ餌も付ける時はひと工夫が必要。

 

針を貝柱にこするようにしてフワッ!と付けられればそのままでも良いんだけど、そう簡単にもいかない。

 

だもんで、グサッと貝柱に針を刺したら、望みのボリュームを指で摘んで千切る事も多いと思います。

 

そこからもうひと手間。

 

ホタテ餌の両端を指で潰します。

 

そうすることで、ホタテの両端が水中でフワッ!となり、ハゼへのアピール力が増えるとともに、ホタテエキスがより多く流出するという作戦。

 

更には、針掛かりもより良くなると思います。

キュッ!とホタテの両端を潰す

 

本日は条件が厳しいので、様々な手間を掛けながらの釣りになりましたが、餌のキリの良い所で納竿。

 

3時間で147匹と昼間の強風下でよくこれだけ釣ったと、自分で自分を褒めた。

良く頑張ったよ!俺!!

 

釣りは自然相手だから、ハゼだけではなく、自然環境とも向き合わなくてはならない。

 

時には、今日みたいな強風でも。

 

良い状況の時に釣り糸を垂れたいのは誰でも同じだけど、悪い状況下の釣り方も模索し続けていかないと、厳しくなると思います。

 

その時の状況任せだけでは、結果を出し続けるのは難しいかな。

 

厳しい時は頑張るおまじない。

 

「トンチンカンちん、トンチンカンちん、気にっしない!」

 

あなたも一曲どうですか?

 

 

次の記事>>>「2023年度17回目のハゼ釣りは今季初の多摩川羽田遠征」へ

 

 

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