2023年度9回目のハゼ釣りはど〜にもくすぶるぞ!

2023年度9回目のハゼ釣りはど〜にもくすぶるぞ!

2023年夏シーズン9回目のハゼ釣りはくすぶるな〜…

2023年7月23日。

2023年9回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯→夕やけなぎさ】

天気:晴れ

釣行時間:5時30分くらい(潮位:145cm上げ5分)〜9時30分くらい(潮位:155cm下げ2分)中潮

水温:27℃

釣果:マハゼ110匹(6cm〜11cm)

 

竿:3.5m(清流X 硬調)→2.1m(行雲流水と彩峰Uの合体竿)

道糸:ナイロン0.8号

ハリス:ホンテロン0.6号

ハリ:袖スレ1号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ

エサ:ベビーボイルホタテ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

いつものようにハゼ釣りネットワークから、最新のハゼ釣り釣果情報が入ってくる。

 

「この前なんて入れ喰いで、スゴい釣れたよ!」

 

コレがいつものパターンだけど、たいていこの状況は平日。

 

平日にハゼ釣ってるなんてリタイヤ層やちょっとズレた業種の方くらいなもんで、普通のサラリーマンは出来ません!

 

んで、昨日の土曜日の釣果は、釣れまくり!かと思ってたら「酷い有様…」だったらしい。

 

サイズも数も上がらず、常連たちは良型や入れ喰いを求めて様々なポイントを移動しまくるが、どこも玉砕だったらしい。

 

2023年の大井ふ頭中央海浜公園のハゼ釣りは、サイズも数もイマイチで、例年よりもちょっとどころか、ひと月くらいは遅れてる感じ。

 

7月のハゼ釣りと言えば、サイズは小さめだけど数だけはポンポン釣れるんだけど、今期はどうにもくすぶるな〜

 

まぁ、ひと月遅れと考えれば、お盆明けくらいから楽しいハゼ釣りになるかもしんまい!と期待するが、その頃って赤潮だったりするから、どうなるやら…

 

 

真夏で暑いとは言え、ここしばらくは暑さも少し和らいだのか、それとも身体が慣れてきたのか、幾分は過ごしやすくなったと思う。

 

だもんで熟睡しまくって、今朝はすっかり朝寝坊。

 

「次こそは早く起きて、ハゼ釣り頑張ろう!」と毎回思ってるんだけど、いざその時になると寝坊したり、面倒くさ〜!となったりで、なかなか実行に移せず。

 

多くの常連よりも遅れて釣り場にやってくる始末。

 

今日も遅刻だもんでダッシュで釣り場に向かうが、到着した頃には、既にズラ~っとハゼ釣り人が並んでいた。

うわ〜、もうあんなにいるよ!

 

釣れそうなスポット毎に知っている常連が居るので、それぞれにハゼ釣りの塩梅を伺うが、全員が浮かない顔である。

 

「う〜ん…、やはり今日も厳しいのか」

 

一応、オッサンのお目当てのスポットには誰も入ってなかったので、とりあえず唾付けといてから【夕やけなぎさ】の様子も見にゆく。

 

やはりこちらも厳しいらしく、そこそこのハゼ釣り人が、そこそこ程度に釣り上げる感じ。

それほど混んでないのには理由がある

 

やはり、予定通りのスポットでやろう!と【はぜつき磯】に戻る。

 

今期の【はぜつき磯】は釣れているとは言えないが、【夕やけなぎさ】よりはサイズが良いもんだから、こちらに人が集まってくる。

ズラ~っと並ぶハゼ釣り人達

 

あ、ちなみにいつものようにBBQ場は未だにopenしてないので、BBQやりたい人はもうしばらくお待ち下さい。

 

一体いつになったらグランドオープンするのか知らんが、ここまで作っちゃってるんだから、その内にやるんだと思う。たぶん…

 

サイトの有料化とか申し込み制にするらしく、管理する事務所みたいのも作るらしいので、ソレで手こずってる感じ。

 

未だに事務所建設の気配がしないから、まだ当分は先かもね?

早くopenしないとシーズンが終わっちゃうよ!

 

釣りする側としては、公園内が静かだからこのままでも良いんだけど、せっかく整備したなら早く使えるようにすれば良いのに…とも思う。

 

 

オッサンがやってきたのは、【はぜつき磯】でも深場のエリア。

 

ハゼネットワークによると、手前よりも沖側の方がハゼが居るらしいので、本日は3.5mの竿からスタート。

 

持ってきた長竿は、軽くて使いやすい『ダイワ 清流X』

 

張りがある先調子なので、誘いがやりやすくてアワセやすいミャク釣りにはもってこいの竿。

長竿ならこの一本!

 

水温は27℃だけど、水に触った感じだともうちょっと高い気がする。

もっと高くないか?ヌルいくらいだけど

 

餌はやはりボイルベビーホタテ一択!

 

先週はのっぴきならない理由によりアオイソメを使い、あまりに針に掛からないもんだから発狂しそうになった。

 

今期のハゼの小ささならベビーホタテが一番釣れると思う。

 

ちなみにこのホタテのサイズはMサイズだけど、実際はもっと小さいSとか下手すりゃ〜SSサイズな気もするが、ホタテのサイズって統一基準あるのかな?

 

オッサン的には、このサイズでひと釣行10個は消費する。

この時期ならこのサイズがベスト!

 

仕掛けはいつものようにハリス3cmの胴付き仕掛け。

いつも代わり映えしないな〜

 

この仕掛けってすんごく単純なんだけど、それゆえにデリケート。

 

すぐに壊れるとかじゃなくて、ハリスの長さとか針の付け位置とか5mm単位になる。

 

この仕掛けもけっこう普及して、釣り人なりにそれぞれアレンジしているのを見かける。

 

釣りって各人で楽しめれば良いから、アレンジは素晴らしいことだけど、根本的に間違えてる仕掛けも見受けられる。

 

この仕掛けはホンの僅かな前アタリに気付けるか?がキモ。

 

ハゼが餌を咥えた瞬間のその振動を取るための仕掛けなので、その極微な変化を邪魔するようなパーツやらは必要ないと思います。

 

日本の釣りアイテムって異常なまでのラインナップだから、釣具屋さんで見かけて「こんなのあるんだ!?使ってみよう!」とト・キ・メ・クんだけど、オッサンの気まぐれな持論では単純であればあるほどよく釣れるです。

 

余計なパーツを入れれば入れるほど、それがクッションになってしまいアタリがボヤける。

 

特に小物釣りでは、ボヤけてしまっては命取りになるので、ハゼ釣り仕掛けはSimple is best!を合言葉に考えるのが吉です。

 

ちなみに『Simple is best.』は「単純が一番」という意味ではなく、「これ以上削るものがなくなった状態」という意味。

 

様々な無駄を削っていった結果、これだけはどうしても削れないモノ。

 

それが本当に大切なモノ、必要なモノということ。

 

小説『星の王子さま』の著者・アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの言葉。

 

『完璧とは、付け加えるべきものがなくなった時ではなく、取り去るべきものがなくなった時のこと』

 

完璧な状態、つまりbestな状態とは、「もうこれ以上加えるモノはない」ということではなく、「これ以上削ることは出来ない」状態である、と。

 

 

このブログ作業もこうでありたいと常々思う。

 

そう思ってはいるんだけど、現実はSimple is bestとは程遠く、余計でくだらん駄文のオンパレードだ。

 

ほとんどの方は読み飛ばしていると思うし、時おり、読者からありがたいクレームメールを頂き、凹む事も多々ありマス。

 

文章や絵画、音楽など全ての『表現』においては、その表現者の人間性が色濃く出てしまう。

 

このブログが読者を不快にさせてしまうのは申し訳ないですが、オッサンはそういう無駄な人間ということで勘弁してください。

 

 

あと、先週ぶっ壊れたカンターも新調しました。

いつもの100均カウンター

 

カウンターと言えば、常連のMT氏が指に付けるデジタルタイプのカウンター(「デジまめカウンター」というらしい)を使ってて、カッチョエ〜な!と思ってたら、「100均ショップで買える」とのこと。

 

「ナヌ!?コレが100均で手に入るだと!」スゴい時代になったもんだ!と思ってたら、「防水じゃないです…」との言葉に撃沈。

 

釣りで使うのに防水じゃないのは…

 

まぁ、いつものカウンターも防水じゃないけど、電気で動くデジタルものが非防水というのはかなりのリスクだな〜

 

MT氏も「一度水に漬けて壊れました」らしい。

 

100均で買えるなら玉砕覚悟で試してみてもいいかな?

良型ハゼはいずこ!?

いつものように、くだらん前置きが長くなって申し訳ないです。

 

いよいよ釣り開始です。

 

ハゼがいるスポットを探る時の一投目は、餌のホタテは大きめに付けます。

コレでも小さい方だけど…

 

今いるポイントは水深2mはあるので、ス〜っと落ちてから着底まではそこそこの時間かかる。

 

スン…と着底するが、長竿を使ってる時はこの着底したままだと少々テンションが緩いので、いま一度テンションを張り直さなければならない。

 

この作業が長竿を使う時の最大のデメリット。

 

ハゼ釣りにおいては、着底瞬間のアタリが一番針にかかりやすい。

 

そのためにわざわざカーブフォールをやってるのに、一番大事な瞬間に竿を動かすなんて愚の骨頂である。

 

でも道糸のテンションを張り直さないとアタリ取れないし…

 

スンスン…と誘いを入れるが、音沙汰なし。

 

3回ほど入れ直すとやっと小ハゼのアタリが来た!

 

んだけど、やっぱり針に掛かりづらい。

 

しつこく同じスポットに落とし続け、やっと上がってきたのはやっぱりサイズだった。

まぁ、このサイズだよね~

 

一応、同じスポットに落とせば次のハゼが喰ってくるんだけど、サイズアップせず、同じような小ハゼが上がってくる。

 

しかも、そのスポットでせいぜい3匹釣り上げるとアタリすら無くなり、次のホットスポットを探さなければならない。

 

一応、今の立ち位置からは5か所ほどホットスポットが見つかり、そのローテションで釣れ続けるが、爆釣とは程遠くポツリポツリ程度の釣れ具合。

 

時おり、10cm弱程度が顔を見せるが、本当にたま〜に程度。

たま〜にコレくらいが釣れるが…

 

しかも、どういう訳か良型が上がった後ってソレが続かず、余計に小さいのが上がってくるんだよね。

何かの嫌がらせかな?

 

せっかく良型サイズを期待して長竿を使って深場を攻めてるのに、コレじゃ〜長竿を使う意味ないんぢゃね?

 

憤りながら釣りを続けるが、周りの釣れ具合を見渡す限り、まだ長竿使ってたほうがマシと思えるくらいの塩梅だった。

 

 

先述の通り、長竿釣りのデメリットであるテンションの掛け直し作業中にアタって来る事も多々あり、「あ、今やられたな!」と思っても時すでに遅しで針に掛からず、餌だけ取られる事が多発。

 

今期は長竿が活躍する機会が多そうだから、なんとかしてこのデメリットを克服しなくちゃだわ!

 

 

腑に落ちないまま釣りをしていると、釣り船が通る時間帯になり常連たちは小休憩に入る。

 

当然オッサンは釣り続行である。

 

釣り船通過時はチャンスタイム!

 

大波に揉まれながらポツポツ釣り上げるオッサン。

 

後方では常連たちがダベっとる声が聞こえるが、「昨日も釣りしとる余裕なあんたらと違って、オッサンには日曜日しかないんじゃ!」

 

「オッサンは、土曜日と日曜日の二日分を今日一日で取り返さなアカンのじゃ〜!」の勢いなのである。

 

しかし、その意気込みもHAWKS笹川ばりのフルスイング空振りに終わる。

 

深場での長竿作戦も失敗ではないが、成功とは言えない小ハゼの群れで終了。

 

 

もう長竿は疲れたので、短竿でやることにするがハテ?どこに行ったら良いのでしょう?

 

5秒ほど熟考し、やってきたのは【夕やけなぎさ】

 

こちらでは既におひさまがギンギンに照りつける中、K氏とMT氏が釣りしてたんだけど、やはりサイズも数も全然な感じ。

 

一瞬迷うが、もうここまで来ちゃったし、どこ行くアテも無いしで、覚悟を決めて釣り糸を垂れる。

 

使う竿は、2.1mの『行雲流水と彩峰Uの合体竿』

やっと短竿で出来るよ〜

 

水に立ち込むんだけど、日向だからもうお湯みたいに温かい。

 

狙いは石と石の間の平場なんだけど、水が濁ってるから水中はほとんど見えなくて、ほぼ勘とオモリの挙動で探るしかない。

 

何度か落としてみるが、なかなかアタって来ないな~

 

やっとアタって来ても、深場同様に小ハゼが突いている感じ。

 

もうどこに移動しても同じようなもんだから、とにかく釣れれば良いんじゃ〜!で諦める。

 

ただ、今やっているエリアは岩場ゾーンだから、そこそこな良型も上がってくることもある。

コレくらいが上がれば楽しいね!

 

でもやはり連打が少なくて、数匹上げるとすぐに音沙汰が無くなり、次のスポットを探すハメになる。

 

ハゼが群れてなくて、適当に散らばっている感じ。

 

一応、数は上がらないけどサイズ的には整っていて、良型サイズが続くこともあり。

同じスポットからは同じようなサイズが上がる

 

岩場ゾーンだから当然コイツも上がる。

いつでも休みなく喰ってくるな~

 

おひさまの熱射と戦いながら悶々と釣りをしてたら、背後から「うわっ!」と声が聞こえバシャ!と水の音。

 

いつの間にか背後で常連のY氏が釣ってたんだけど、石の上に立とうとして石が転がり、漫画みたいに尻からズッコケていた。

 

バランスを崩した時に、ポケットに入れてたスマホを守るために変な体勢で転んだらしい。

 

単に足を着けば済むものを、変に取り繕おうと余計に事態を重大にしてしまう典型である。

 

まぁ、スマホは無事だったらしいが…

 

そう言えばこの御方、以前もズッコケてて、たぶん誰も見てないところでは相当数なズッコケを披露してるんだと思う。

 

注意力散漫というか、警戒心が薄いというか…

 

以前、穴釣りでズッコケた時に、またしても変な転び方をして腕を骨折していた。

 

しかしその翌週も、ギプスで固定しながら釣りをしていたという不死鳥。

 

その心意気は見習うべきかもしれんが、真似するべきではないだろう。

 

ズッコケてからかわれたオッサンに、「その石の上に乗れば(釣り場が)良く見えますよ!」と自分が転んだ石を勧め、しっかり仕返しをしようとするところも因果応報であろう。

 

 

結局、4時間で110匹となんとかノルマの1束は超えたんだけど、なんだかな〜

頑張れば釣れなくはないが…

 

アタリはあるんですよ!アタリはね。

 

ただ、針に掛からないような小さい餌取りが多くて、その中でどれだけ良型を拾えるか?という感じの釣りになります。

 

大事なのは餌取りサイズで粘らないで、すぐに次の良型を求めて気持ちを切り替えられるか?が勝負になるかな。

 

そのためには、仕掛けは大事だと思います。

 

今喰ってきたハゼがどれくらいのサイズなのか?

 

そのアタリ方でハゼサイズを推測し、ソイツを仕留めるのか?粘らないで次に行くのか?

 

オッサンが使っている仕掛けはソレがよく分かるのですが、先述の通り、なんとなくの形だけ真似して本質が間違っていると釣れないし、時間を浪費するという結果に。

 

常連さんのMT氏がそんな感じだった。

 

試しに使わせてもらったんだけど、MT氏の仕掛けは良い線ではあるんだけど、詰めが甘くて、前アタリが取りにくい仕掛けになっていた。

 

間違いのほとんどはこのタイプで、派手なアタリは取れるんだけど、小さな前アタリが出にくい。

 

派手なアタリのほとんどは、ハゼが餌の違和感に気付いて逃げる時のアタリ。

 

スタコラ〜!っと逃げの体勢なので、当然針に掛かりにくい。

 

自分が釣ったハゼの口のどこに針が掛かっているのかを見て下さい。

 

上顎に掛かっていれば前アタリが取れてて、口の横とか下顎に掛かってたら前アタリが取れてないということです。

 

前アタリが取れてないと、当然バレやすいです。

 

何で釣れないのか?をトコトン追求してきましょう!

 

それを試行錯誤し続けるのも、ハゼ釣りのおかしみだと思います。

 

 

しかし、難しい釣りが続きますな〜!

 

でも考えようによっては、小さいのがあれだけウジャウジャいるんだから、それらが成長すれば、来月以降は面白いハゼ釣りが出来なくもないと思います。

 

今はくすぶるけど、今後の希望を持って釣り場に向かいたいと思います。

 

 

次の記事>>>「2023年度10回目のハゼ釣りは重大インシデント発生!」へ

 

 

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