タコ釣り エギ タコエギ 自作 修理

タコ釣りのエギを自作っていうか改良(?)してみた

キッカケはいつものあいつ!

昨年から始めたんだけど、オッサンの中でベリーホットな釣りモノであるタコ釣り。

 

いつもは自作のデビルパラシュートもどきを使っていて、コレで釣れるから満足していた。

 

しかし、このデビパラタイプは陸っぱりなら通用するが、船で繰り出し、少々深めの沖釣りとなると厳しいかもしれないと実感したことがある。

 

一度だけ船でタコ釣りしたことがあるんだけど、釣れなかったね〜実際…

 

片やエギ使いの人は結構タコをあげてて、奥歯が噛み砕けるほど悔しい思いをしたことがある。

 

 

やっぱ船だと深場だし、船の流し方とか潮の流れとかが複雑に作用するから、水中でフワフワしてるデビパラだとかなりのビハインドなのかな〜?

 

シャープなフォルムで潮を掻き分けながら進むエギの方が有利なのかもしんまい。

 

まぁ、もう船に乗ってタコ釣りすることもないからタコエギを使うこともあるまいて、と思ってたんだけど…

 

 

 

キッカケはいつものオッサン2号だった。

 

コヤツは平穏なオッサンの日常に何かと波風を立ててくれる奴だ。

 

 

2号が太平洋で船タコ釣りに行った後のことだった。

 

雑用でオッサンちに来た時に壊れたタコエギを持ってきた。

 

「このエギで3kgほどのタコを釣ったんだけど、針が曲がったから直そうとしたらバキッ!って壊れたんだよね〜」

 

「好きにしていいから直してよ!アイと針を直結できれば、たとえエギが壊れてもタコはあがってくるよね〜!

 

 

ん?つまりなんだ…?タダで修理以上の作業をしろ!ということかな??

 

その3kgのタコ一匹持って来いとは言わんが、せめて足一本も持ってくるのが常識ではないか?

 

もしくは饅頭箱の下に小判を忍ばせてくるとか。

 

そういうことなら「そちも悪よの〜」と懐に収めるのがアダルトな取引と思うが、2号は手ぶらで来てエギだけ置いて帰ってしまった。

 

壊れたタコエギを握りしめ、足元を風に吹かれたタンブルウィードが転がる荒野にひとり取り残されたオッサン…

 

しばらくは砂埃にさらされながらボ〜ゼンとしていたが、正気に戻ったオッサンは多少の憤りを感じながらもタコエギ作戦を練るのでした。

タコエギを自作っていうか改良してみた!

という訳で今回のテーマはタコエギだ。

 

実は以前、100均のイカエギをタコエギに改造しようとして、色々やってる内に破壊しまくってお蔵入りした前科がある。

 

まぁ、あん時はタコ釣りしたこともなかったのでタコ愛も皆無で、雑な作業になったんだよな〜…

 

懐かしいメモリーに浸りながら白線を流すオッサンだったが、今回は頭の中に明確なイメージが出来ている。

 

今まで数々のタコ釣りシリーズを製作してきたので、あん時とは比べものにならない経験を積み、既にジョブチェンジしてるオッサンなのだ。

 

なので、後はそのイメージを作業に落とし込むだけだ。

 

 

今回の作業ポイント

まぁ、別に声を大にして項目を立てる程のことでもないんだけど…

 

クライアントの2号の言う通り、アイと針を直結させる事だ。

 

エギの内部にステンレス線を貫通させてアイと針を繋げる作戦。

 

ネットでは100均のイカエギをタコ用に改造してるサイトを多々みかけるが、そのほとんどは針をタコ用にチェンジしただけの作品達。

 

ソレだけでも2kgくらいのタコはあがるらしく、それで十分じゃん!とも思うが、2号の野望は果てしなく「目指せ!クラーケン!!」なのでそ〜いうわけにもいかんらしい。

 

 

まずは2号が置いていったタコエギを確認。

針をひねったら壊れたらしい

 

しかし、こんなんに抱きついてくるタコもトホホな生き物だな…

 

ステンレスの針の芯を突っ込んで接着してるだけか…

 

これじゃ、100均のエギとたいして変わらんなぁ〜

まぁ、こんな程度なら簡単に壊れるわな

 

先端のアイも外してみる。

こちらは棒状のモノをぶっ刺してるだけじゃないと思うけど…

 

ペンチで掴んでグリグリやったら簡単に抜けた。

まぁ、こんなもんか…

 

 

では作業開始!

 

まずは外れた針の芯に付いている接着剤をヤスリで落とします。

 

ハンダ付けってけっこう繊細で、余計なモノがついてるとハンダが付きません。

接着剤をガリガリと削る

 

針がキレイになったら、ステンレス線に針をハンダ付けします。

 

芯となるステンレス線の太さですが、できれば直径1.6mmを使いたかったけど、1.6だとアイを作る時にエギに負担がかかり壊れる可能性があるので直径1.4mmにしました。

 

適当な箇所に針をハンダ付け。

 

写真ではもう隠れちゃったけど、針芯とSUS芯はステンレス針金で巻いて補強してからハンダ付けしてます。

こう見えてもちゃんと強度はある。ハズ…

 

お次はエギの先端と尻尾の両端1cmくらいにグルリと瞬間接着剤を塗ったくります。

 

エギのキラキラ鱗模様は細かい網みたいなのを被せていて、コレが一部破れるとけっこうな範囲で鱗網がとれてしまいます。

 

先端と尻尾部は穴をあける作業時にエギ本体を削るので、その部分の鱗網をエギ本体と接着して剥がれないように予防する措置です。

地味だけど大事な作業

 

接着剤が乾いたらいよいよ穴あけ作業です。

 

使うドリルのキリはロング・ロング・アゴーなキリ。

 

太さ3mmで長さは15cmあります。

 

実は以前の作業で、短いキリで先端と尻の両方からキリを突っ込んで穴をあけたんだけど、エギってまっすぐじゃないから穴の角度が前後で違い貫通しなかったんですよね。

 

なので前回の教訓を活かし、今回はロングキリ登場となりました。

コレならエギも貫通だね!

 

まずは尻からブスリ!と

 

エギによって違うのかもしれないけど、内部には2枚くらい壁があります。

 

まずは尻から一枚目の壁までを穴あけ。

 

”まで”とは言ってもかなり手前に壁があるハズです。

 

 

お次はエギの頭の方からの穴あけですが、エギの先端部はけっこう尖っていて穴を開けづらいので5mmほど削って平らな面にしてからキリを差し込みます。

 

先端側からもキリを突っ込んでもう一枚あると思われる壁を貫通。

 

こちらの壁は結構内部にあった。

 

 

この手順は面倒だけど、コレを一方側から一気に貫通させようとすると多分エギが壊れます。

 

最初はオッサンも一気にやろうとしたんだけど、壊れそうな気配があったので後ろから前から作戦に切り替えました。

 

その後はどっちでもいいけど、オッサンは尻側から再びキリをブスリと差し込んで様子をみながら慎重に貫通するまで差し込みました。

貫通成功!コレが一番気を使う作業

 

ステンレス線を突っ込んでみる

 

針側はここらへんまでエギに差し込む予定

 

先端側はこんな感じになるが隙間は接着剤で埋める予定

 

お次はエギとステンレス線の接着。

 

使う接着剤は、高強度タイプのエポキシ系接着剤。

信頼の一流メーカーだ

 

いつも思うが、A剤とB剤を同じ量混ぜてるつもりなんだけど、最終的にはどっちかが大量に余る不思議。

しつこいくらいに混ぜ合わせるべし!

 

まずは尻尾側の突っ込む部分にたっぷりと塗布する。

ケチると強度が出ませんよ!

 

ハミ出たら丁寧に取り除く

 

先端側は楊枝を使って穴の中に突っ込んでゆく。

穴に押し込め〜!

 

こんな感じかな

 

24時間後が実用強度なので、このまま一日放っておく。

このまま一日乾燥

 

乾燥中にあるアイテムを製作。

コレは何でしょう?

 

上から見た図

 

このブログを熟読してる奇特なあなたはもうおわかりですね。

 

その通りです!

 

コレはワームキーパータコエギVer.です。

 

コレにデビルクローとか生餌を付けて、エギとダブルでタコを寄せるって寸法でさぁ!旦那!!

 

まぁ、言われたことを言われた通りにやるのも癪なので、スーパーアイテムで2号をギャフン!と言わせる作戦です。

 

 

スーパーアイテム1個を24時間がかりで製作し、エポキシが乾いたので合体させます。

 

接着剤だけでは強度が不安なのでビス止めにします。

ビス箇所に目印

 

1.5mmのキリで下穴あけ

 

使うビスはタッピングの2mm×8mm。ちっちゃくて老眼には毒だね

 

精密ドライバーでクリクリとねじ込む

 

合体した!

 

実はまだビス部は仮止めで、ある作業をしてから最終的に接着します。

 

 

次はアイを作りますが、力任せにグリグリやるとせっかくココまで作ったエギがバキッ!っと逝くかもしれないので、ラジオペンチで掴みながら慎重に進めます。

エギ本体に負担がかからないように…

 

ちょっとアイと本体に隙間が出来たけどいいや!

最終的にはアイの端部はハンダで埋める予定

 

さて、この部分はどうするのでしょうか?

 

とりあえず形になったのでお次は実験コーナー。

浮力調整テストは必須です

ステンレス線を長く残している尻尾の部分は、浮力調整用の発泡スチロール球を刺すためです。

 

エギのバランスってかなり微妙なので、いろいろと手を加えたこのエギは多分うまく浮かないと思います。

 

と思いながら沈めてみると…

見事に沈没!

 

まぁそうだろうな〜とは思っていたが、結構な勢いで沈んだので、このエギって元々ちゃんとバランスが取れていたのか甚だ疑問である。

 

でも2号はコレでタコ釣れたらしいから、チャンとしていたのかな…

 

 

少々疑問を抱きながら調整開始。

 

使う発泡スチロール球は、前回デビパラ三本針仕様で実験した奴。

直径20mm球、15mm球、12mm球あるが、さぁ、どれだ!!

 

まずは15mm球からやってみたが、全然浮かず。

 

ならば20mm球なら大丈夫だろうと思ってたら、なんと!コレでも浮かなかった。

 

アレ?そんなに重いの?とデビパラで使っている25mm球を付けてみたら、やっと浮いた。

あれ〜?そんな重量物を取り付けてないけどな…

 

ちなみにデビルクローを付けらこんな感じになる。

怪しい宇宙生物になった

 

う〜ん…、この調子だと生餌を付けたら沈むかもね…。

 

まぁ、いいや!深く考えないことにする。

 

とりあえずはこれで仕上げ作業に入ります。

 

仕上げ作業とは言っても、ワームキーパーの取り付けビスを接着剤でとめるだけ。

 

ビスが緩まないようにと防水を兼ねます。

 

使う接着剤は何でも良いと思うけど、またエポキシ練るのは面倒くさいので適当にあった奴で。

適当とは言っても水中対応ね

 

ビスにたっぷりと接着剤を塗って

 

とめるだけ!ビスが小さいからやりにくいのなんの…

 

1日乾かしたら完成!

 

お疲れさまでした。

タコエギデビルVer.

 

上からのさま

 

文章で表現するとやたら長編になって面倒臭そうなんだど、実際作業してみるとけっこう簡単です。

 

気をつけるべきポイントは、やはり貫通穴をあける作業かな。

 

変な角度になると貫通しないで、とんでもない場所に穴があくかもしれません。

 

なので後ろから前から作戦でゆっくりと作業すれば大丈夫だと思います。

 

 

もうひとつのポイントは防水です。

 

無理やり穴をあけるので、エギセンターの付き合せ部が離れて隙間ができる事があります。

 

当然ソコからエギ内部に浸水するので浮力が弱まります。

 

なので、必ず水に漬けてみるテストはしたほうが良いと思います。

 

実際、今回も浮力テスト時に水に沈めてみたら、プクプクと泡が出てエギ内部への浸水を確認しました。

 

まぁ浸水箇所はだいたいがドリルを突っ込んだ付近なので、接着剤で隙間を塞げば大丈夫です。

 

 

 

エギも出来たことだし、次回はこのエギも試してみようっと!

 

でもニューアイテムって、だいたい玉砕するんだよな…

 

もしくは1投目で根掛りロストになるとか…

 

 

釣りは釣りをする前が一番楽しいのは言うまでもない。

 

 

 

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