2025年夏シーズン7回目の東京ハゼ釣りは期待したほどは…

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2025年夏シーズン7回目の東京ハゼ釣りは思ったほど…

2025年7月20日。

2025年夏シーズン7回目のハゼ釣りに行ってきました。


釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】

天気:晴れ

釣行時間:5時00分くらい(潮位:79cm下げ8分)〜9時30分くらい(潮位:80cm上げ2分)若潮

釣果:マハゼ159匹(8.5cm〜12cm)


竿:2.1m(行雲流水と彩峰Uの合体竿)・3.5m(清流X)・4.5m(ゼロサム初梅)

道糸:ナイロン0.8号

ハリス:ホンテロン0.6号

ハリ:袖スレ1号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ(1号相当の重さ)

エサ:ボイルベビーホタテ一時アオイソメ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け



人のイメージというか、先入観というか、期待というものは、時として厄介だ。


こちらの期待通り以上なら問題ないし、むしろプラス方向に作用するから良好な展開になるだろう。


しかし、実際は期待以下がほとんどで、マイナス方向へ物事が進行するのが現実だ。


特に人間関係、ことさら男女関係においては。


時として人は、こんな言葉を吐いて相手を責めようとする。


「そんな人だとは思わなかった…」


それはただ、アンタが勝手に自分の都合の良いように思い込んでいただけなのである。


人間は失望されたり、見損なったなんてことを言われるのが一番こたえる。


それなら最初から悪と思われていたほうが楽だ。


例えば、男は遺伝子レベルで女性を純粋培養する傾向が強い。


すぐに女性に聖なるものを求める。


自分の惚れた女性が、今まで付き合った男の数はひとりでも少ない方がいいと思い「このコだけは世の中の女たちとは違う!」と思いたい。


自分の希望を相手のイメージとすり替えて、期待をぶつけてゆく。


しかし、どれだけ偶像化しても相手はいつもありのまま…


過大な男性遍歴もあれば、隠れたサムシングもある。


女性が男に対する見方もそうだ。


「頼りない!」

「もっと男らしくしなよ!」


何言ってやがる!


そんなもん、普段の生活から見て分かるだろ!?


汝、己の希望を期待にすることなかれ。


そして、その失望を口にすることなかれ。


人は皆、みそっかすな馬の骨。


最初から、このスケールのショボい私を見てほしい。


それを好いてくれれば、ホラ、ケツの穴の小ささにもちょっとは寛容になれるでしょ!



もう毎度のことだから、別段気にしないようにしてるんだけど…


オッサンがハゼ釣りする時は、なぜか釣れない時が多い。


んで、ハゼ釣り仲間の台詞も決まってて「昨日は釣れた!」だ。


本日もそうだった。


いつも仏頂面で、聞けば答えるけど、自分から釣果情報などは話さないオフレコ派のMR氏から珍しくラインが入った。


なんでも、昨日は今シーズン最高の釣果で、250匹ほどハゼが釣れたらしい。


なぬ!?250とな!


100や150程度なら、釣れない時間帯がそこそこあっても叩き出せるが、200匹以上の数字となると、かなりの頻度でアタって来ないと出ない数字だ。


まぁ、MR氏はかなりの手練れだからこその釣果なんだろうけども。


さすが数釣りの7月だ!


いよいよハゼ釣りも本番になってきたようで嬉しいが、オッサンは土曜日も仕事なので、この釣果報告を仕事中に受取り、奥歯が噛み砕けるほど悔しい思いをさせられたのは言うまでもない。


こんチキショ〜!明日は見てろよ!



ハゼ釣りに行く日曜日はいつも寝坊なんだけど、本日は珍しく目標の時間に目が覚めた。


っていっても、いつもよりも30分程度早いだけなんだけども…


ダッシュで釣り道具を愛車のカゴにぶち込み、期待に胸だけでなく、いろんなところを膨らませながら愛車は釣り場へと向かう。


いつもの橋からハゼ釣り場が見えてくる。


既に10人以上のハゼ釣り人が、ズラリと並んで釣り糸を垂れている。


オッサンも頑張って早起きしているつもりだけど、この人たちはどれだけ早く起きているんだろう?

もうズラリだ!


実は、本日の唯一の懸念は赤潮だったけど、京浜運河を確認したら赤潮ではなかったのでホッとした。


「ヨシ!コレならいける!!」


俄然、やる気になるオッサン。


園路を通過していると、昨日もココで釣っていた仲間が、やはり昨日と同じエリアに並んでいた。


人間とは、成功体験の呪縛からはなかなか逃れられない。


ハゼ釣りのあんばいを伺うと「今日も爆釣だよ!」の期待とは裏腹に、「う〜ん…、昨日みたいには釣れないね…」とオッサンのやる気をポッキリへし折るレスポンス。


しばらくその釣りを眺めるが、やはり竿は上がらず、爆釣とは程遠い釣れ具合。


「マジか!?やっぱりいつものパターンかよ…」


オッサンが釣りをする時はいつもこうなんだよ!

やっぱり釣れてないじゃん!


一応、【夕やけなぎさ】の様子も見に行ってみるが、こちらも雰囲気が良くないな〜

人はそこそこいるんだけれど…


ハテ?どうしたもんか…


【しおじ磯】を開拓するか?仲間がやっている【はぜつき磯】に戻るべきか?


10秒ほど考えるが【はぜつき磯】に戻ることにする。


と言っても、仲間が並んでいるエリアではなく、オッサンお気にな深場エリアに移動。


不貞腐れの諦めではなくて、オッサンは喰ってくるハゼを求めてウロウロする質だから、人が多いエリアでは手狭になってしまう。


なので、オッサンはなるべく人が居ないエリアで釣り糸を垂れる事が多いのです。


短竿で釣れるのに、わざわざ深場エリアでやる人もいないので、こちらには人がいなかった。



では釣りの準備をば。


本日はまず2.1mの竿から始めます。


普段は長竿でやってることが多いけど、オッサンだって短い竿で釣れるなら、短い竿の方が釣りやすいですよ!


今シーズンお初な2.1mの竿。


この竿は竿先側3ブランクが行雲流水で、手元側3ブランクが峰彩Uの合体竿。


たまたま折れて半分半分ずつになってしまった竿が、なんの偶然かピッタリ合致した奇跡の竿。


っというほど大げさなものでもないが、なにげに一番数を釣っている竿。


先週まで使っていた2mの『そよ風』は、少々柔らかいので数釣りには向かないと思っていて、数釣りなら竿先に張りがあるこの合体竿を愛用しています。


もちろん、合体竿じゃなくて製品版の行雲流水210も持っているけど、まずはこの竿から使ってます。

なにげに一番数を釣っている竿



仕掛けはいつもの胴付き仕掛けだけど、そよ風の時は軽い0.5号のオモリだったけど、この竿の場合は1号のオモリを使ったほうが操作がやりやすい。

仕掛けはいつものね


餌はボイルベビーホタテ。


今日はノルマが2束で、3束釣る量を持ってきたんだけど無駄だったかな?

ホタテは大量に持ってきたが

期待だけは大きかったが…

準備完了にて釣り開始。


ジャブジャブと水に入ると、思ったよりも冷たくて微妙に濁っている。


う〜ん、コレが釣れにくい原因かな?

冷たくて気持ち良いが…


とは言え、未だに希望を捨てきれないオッサン。


少なくとも2束は釣りたい!と第一投。


ス〜っと落ちて着底し、スンスンと誘うがアタリなし!


「あ!終わった…。駄目だこりゃ〜」


オッサンの2束の期待は、一投目にしてガラガラと崩壊したのでした。


おまけにわずか二投目で、根掛かりで仕掛けロスト。


踏んだり蹴ったりのダブルコークスクリューパンチを喰らったオッサン。


長竿なら、ロストして道糸の切れた箇所から仕掛けを作り直してもなんとかなるが、短竿の場合はコレをやるとすこぶる釣りがやりにくくなる。


とは言え、もう不貞腐れモードなので新しく仕掛けを作り直す気は毛頭なくて、やりにくい仕掛けで続行。


相変わらずアタリは遠くて、たまにチョン!とアタって来るけど、どうみても赤ちゃんハゼがホタテの端っこをついばんで来る反応。


当然、こんなのにアワセても針掛りしなくて空振りばかり。


少しづつ横移動しながら良型ハゼを探していると、ある箇所でやっと本日の一匹目。

やっとだよ!


一匹目がこの時期にしては良型で、短竿でこのクラスが釣れると楽しい。


次も同じスポットに落とすと連打が始まる。

次もまぁまぁサイズ


さすがは短竿で、この短さなら寸分違わず狙えるから、誘わずとも落としてすぐに喰ってくる。


5匹ほど連打しているとハゼが縮んでしまったので、他をあたる。

こうなるとね…


どんなにハゼの活性が良くても、どこでも落とせばアタって来るという事はまず稀で、本日は自分の立っている位置からは、せいぜい数か所アタリがあるスポットが見つかる程度。


アタって来ればサイズもマシになることが多いので、ハゼが縮んだら他を探して、ダメな箇所で粘らないようにします。


アタるからと言って粘っても、針掛りしなかったり、釣れても小ハゼだったりだと時間がもったいないと思いますよ。

他をあたればこの通り!


とは言え、釣れてもポツリポツリ程度で、おまけにハゼがますます縮んでくる。


この感じだと良型ハゼは沖にいるはず。


その証拠に鵜が沖で浮き沈みしているし、イナッコ(ボラの稚魚)の大群もそこそこ沖で群れている。


魚のことは野生動物に聞いたほうが確実。


っというわけで、竿を3.5mにチェンジ。

良型ハゼは沖にいるはずハズ



んでやっぱりいた!

やはり沖にいるんだ


しばらくは沖方面狙いで、ハゼはいるにはいるんだけど状況改善には程遠くて、こちらもポツリポツリ程度…


まぁ、潮位は下がっているから、ハゼも沖に行ってしまうのは自然の摂理。


んで、3.5mでも泣かず飛ばずになってしまい、いよいよ真打ち登場!

4.5mの竿登場!



コレでダメなら万策尽きることになるぞ!


ハゼはもっと沖にいるはずだ!とブ〜ンと振りかぶって着底と同時にアタって来た。


釣れたのは…

まぁ、しょうがないか…


ふぅ〜…、ここまでか…


諦め半分で小ハゼ釣りをしていると、昨日の爆釣エリアでやっていたMR氏がこちらへ来て釣り始めたんだけど、程なくしてまた消えていった。


どうやら釣れなかったらしい。


そりゃ〜そうだよ!4.5mの竿で沖狙いでやっと釣れるのに2mの短竿で釣れるわけ無いじゃん!


オッサンが小ハゼと戯れていると、G氏がやって来てアオイソメを恵んでくれた。

天の助けだ!


オッサンが小さなスレ針を使っているからか、餌のホタテが着底する前に針から外れる事がそこそこあって、その一投を無駄にすることがある。


このように長竿とホタテ餌は相性が良くない。


オッサンがくすぶっていたところにG氏が現れ、イソメを置いて去っていった。


コレもオッサンの日頃の行いの賜物と思うことにする。


さすがイソメ餌!きっちりハゼが上がってくる。しかも良型サイズで。

長竿とイソメは相性抜群!


このタイミングで潮が上がり始め、ハゼのサイズも活性も良くなってきた。


ココから一投一匹ペースで釣れ始める。


「今日はかろうじて1束いけばいいかな?」と思っていたけれど、この釣れ具合なら1.5束狙えるな!


目標を上方修正し、手返しをスピードアップ。


エリア全体におひさまが当たる頃に目標を達成し、納竿。


4時間半ほどで159匹と結果的には数はそこそこだった。

釣れるには釣れたんだけど…


釣れなくはなかった。


通常ならコレくらい釣れれば及第点だと思うが、いかんせん本日は期待値が高かった。


ノルマは2束で、できれば3束のつもりでいたから。


どんな釣りものにも言えるけど、必要以上の期待はしないほうが良いらしい。


とは言え、「爆釣!」って聞けば期待しないほうが無理ってもんサ!



次の記事>>>「2025年夏シーズン8回目の東京ハゼ釣りは厳しいな〜」へ



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オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。


結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…


正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったらのぞいてみて下さい。


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売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。


なるべく頑張って製作します。

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