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  • 2024年もせっせとハゼ釣りの準備【追加記事あり】
    2024年もハゼ釣りの準備開始そろそろ暖かい日も感じられる春の日。って思ってたら、東京はいきなり26℃超えの夏日!3月ラストとは言え、東京都心で3月に26℃を超えたのは、1876年の統計開始から約150年間で初めてらしい。まだ春のこの時期にこんな調子とは、今年の夏も酷暑は間違い無さそうだ!とは言え、つい先日までは肌寒い雨の日が続き、やっと桜もチラホラ咲き始めた程度。オッサンちは桜並木沿いにあるもんだから、桜は嫌でも目につく。「この調子なら、『桜まつり』の時にはちょうど見頃かな?」んで大問題なのが、この『桜まつり』なのである。この桜並木は、毎年恒例の『桜まつり』のセンターコートとして利用されてしまっているという悲劇。祭り当日だけならまだ我慢できるが、祭りの3週間前には提灯が垂れ下がり、2週間前頃にはテキ屋が出始める。お客さん気取りの関係ない外野たちは、桜並木の散歩がてら口々に「まぁ!そろそろお祭りの準備ね〜」とお気楽そうに感慨に浸っているが、そんなめでたいババァ達に反比例してオッサンはブルーになる。「ケッ!こちとらの苦労も知らんと…。勝手ほざきやがって!」別にオッサンは祭りに関与してる訳じゃないんだけど、並木沿いの住民たちはこの時期はみなブルーになってると思う。その原因はマナーの悪さ。日本人は、『桜=宴』という遺伝子が脈々と受け継がれているらしく、当然、この桜並木でもそのDNAは遺憾なく発揮されている。まぁ、どうしても酒が入るから多少はいいんだけど、中には酷いのもいるもんで…馬鹿騒ぎする連中に限って、ゴミは持ち帰らないで並木の植栽に突っ込んでお終い。火気は厳禁なんだけど、平気でBBQセット持ち込んでくるし、下手すりゃ〜、そのセットも火の処理をしないまま捨てて帰っちゃうし。乗ってきた自転車も、当たり前のように勝手に私道に停めて来るし。私道で立ちションやってるし。並木の緑道には水道もあるんだけど、テキ屋とかがその水道で商売道具洗ったりするから、生ゴミやら粉ものが下水に溜まって半年間は臭くなる。雨水の排水口には、ゴミが大量に突っ込まれるし。これらのケツ拭きは誰がやってると思いますか?行政?祭りの主催者?いやいや、地域住民ですよ!祭りに来るお客さん気取りの連中は、ここで暮らしている住民がいるというのを理解できていないようで…正直、この惨状を事前に知ってたら、ここに居を構えるのは考えていたと思う。それくらいにやりきれない事なんですよ!窓をちょっと開ければ桜も見えるが、とてもそんな気にはなれない。宴の喧騒も疎ましいこの時期、「今年もこの時期が来てしまった…」と、ただただ時間が過ぎるのを密室でやり過ごすのみである。思えば、コロナの時は祭りもやらなかったから平和だったな〜ちなみに、今年のテキ屋相場は昨年よりも100円アップしている感じ。たこ焼き、お好み焼き、焼きそばは600円、大阪焼き400円、今川焼200円、チョコバナナ300円といったラインナップ。オッサン好物のベビーカステラは、15個500円、30個1,000円といった塩梅。昨年は18個500円だったような…世知辛い世の中である。インバウンドの外国人に言わせれば安いのかも知れんし、賃上げ満額回答の大企業勤めなら財布のヒモも緩くなるかも知れんが、こちとらはベアなんぞクソ喰らえ!な零細企業なもんで、あんず飴買うのにも躊躇してしまう。昔は1000円持ってれば一日中遊べたもんだけど、今の時代はそんなはした金はなんの足しにもならん!ひとつひとつそんなに豪華じゃなくていいから、半額にしてくれんかな?お好み焼きも卵はいらなくて、キャベツだけでいいよ!たこ焼きも4つもあれば十分!一品で腹を満たすんじゃんくて、少しでいいからいろんなのが食べたいんだよね〜まぁ、あちらさんもショバ代などいろいろと事情がおありでしょうが、日本はもう貧乏な国なんだから、いつまでも昭和を引きずってたら商売あがったりだと思いますよ。っというわけで、今年も何も買わない屋台を横目に、ただ臭いを嗅いで楽しむのみである。今年の新兵器とは?そんなメランコリックな春の日だけど、「そろそろハゼ釣り準備もしなくちゃだわ!」と思い立つ。2024年ハゼ釣り開幕までまだ2ヶ月ほどあるんだけど、4月後半にはテナガエビ釣りが始まる。釣りシーズンが始まったらまとまった時間がとれないもんだから、早めに行動を開始しなくちゃならない。まずは一番億劫なオモリ作りから。もうご存知のように、オッサンはハゼ釣りでは手作りの鉄オモリを使ってます。市販の鉛オモリはロストすると環境に良くないから…という心意気から始めたんだけど、オモリ作りって本当に面倒臭いんだよね〜だいたいひとシーズンに50個ほど消費するから、毎年50個ほど製作しています。まぁ、市販のナスオモリを買ってくれば手っ取り早いんだけど、意固地になっているというか…もしオッサンが市販オモリを使い始めたら、「コイツ(←オッサンのこと)あれだけ豪語しておきながら、日和りやがったぜ!」と思われるのもシャクなので、今年もやったるで〜!まずは道糸を引っ掛ける『カン』のパーツを買ってくる。これは手芸に使うパーツで『9ピン 0.8*15mm』というシロモノ。約50本で100円ナリ〜!オモリの本体である、スチールの丸棒をカットしたもの。もちろん会社から失敬これらをハンダ付けで合体すれば、あっという間に完成。出来た!本当は「出来た!」と簡単に言うほど簡単ではなくて、ハンダ付け作業だけでも2時間はかかる。しかも、ハンダ作業は促進剤のフラックスを使うもんだから毒ガスが発生し、すこぶる気分が悪くなる。そろそろ市販のオモリにしようかな〜っと思ってるこの頃…。マジで。餌のホタテもゲット。大量に使うもんだから、冷凍のベビーボイルホタテ1kg入りを2つ買ってきた。今年のホタテ以前は近所の某GSで買ってたんだけど、置いてないことも多いし、ハゼ釣りに使うちょうど良いサイズじゃなかったり…ここ数年は豊洲市場で”仕入れ”てます。さすが水産物取扱量国内最大の市場で、専門店に行くとサイズの違うベビーホタテが揃ってて、その場で選ぶ事が出来るのがウレシイ。毎年思うが、ベビーボイルホタテってサイズ規格が無いのかな?昨年はMサイズだったし、その前なんて2Sサイズだったし、今年なんてLサイズだよ!昨年のサイズはちょっと小さいかな?と思ってたから、今年は少し大きめにしてみました。経験的には、ホタテサイズが大きいとハゼが餌の先っちょばかり突くから針掛りはイマイチ。だもんで、ホタテサイズは小さめが吉かな?小さめのホタテをボリュームアップで針に付けた方が、釣れる率が高いと思います。まぁ、釣り人の好みではあるんだけどサ。お値段的には、安い!というほどではないけど、お目当てのホタテサイズを確実にゲット出来るのが強みかな。釣りのたびに毎回ホタテを買いに行く労力を考えたら、一気に取り揃えたほうが楽だと思います。豊洲市場は一般客が買えるどうかはグレーゾーンだけど、買い物ではなく”仕入れ”なら入れないこともないみたいです。もちろんオッサンは関係者顔で堂々と侵入していますが。もし突入する勇気のある方がいるなら、ちょっとアドバイス。市場はプロの戦場なので、一般客はその邪魔にならないように。時間的には、プロ同士の駆け引きが終わって少し空く9時くらいを狙って行ってます。逆に、あまり遅いと店が閉まっちゃうし。あと、市場内は狭い通路をターレー(市場でよく見る運搬車)が高速で行き交ってます。通路を横切るときは左右の安全確認を怠らないように!そして、2024年度の新兵器がコレ↓ハテ〜?なんでしょう?コレは釣りには全く関係ありません!コレはポイズンリムーバーです。ポイズンリムーバーとは、毒液や毒針を吸引作用で抽出する器具の意。不運にも有毒生物にやられた場合の応急措置的な道具。噛まれたり、刺されたりした場合、この器具で即座に毒を吸い出すことで毒の影響を軽くするといった目的です。最近は見なくなったが、テレビや映画の映像などで、毒ヘビに噛まれた仲間の毒を口で吸い出して一命を取り留めるといったあの場面。アレはとても危険な行為で、毒を飲んでるのと同じ行為らしい。さらに口の中に少しでも傷があればソコから毒が回るらしいし、口の中は雑菌だらけなので、口中のばい菌が傷口から入って感染症を起こす事もあるらしい。そこで!ポイズンリムーバーの出番だ!中身はこんな感じセットして、患部にあてて、吸引!けっこうな吸引力!『吸引カップ』は使い捨てだけど、カップだけでも売ってるから安心だね!このカップだけでも購入可能らしい恐ろしいのが、止血ベルトも付いていたこと。つまり、止血して事に掛からないとヤバい事態という事でして…コレを使わざるを得ない事態だけは避けたいが、いつ何時活躍するか分からない。コレを使わないよう祈るばかりだコンパクトなケース付きで良いね!オッサンがコレを買った訳は、『ヌカカ』対策として。毎年ではないけど、ハゼ釣りしていると一年おきくらいにヌカカに刺される。ご存じの方もいると思うけど、ヌカカとは「スケベ虫」とも言われる吸血生物。体長1〜2mm程度のハエ科の昆虫で、海、山、街中問わずどこにでもいる厄介な奴。小さいから網戸も通過するし、服の中に入り込んで吸血してくる。やられると、蚊に刺されたようにかゆみと腫れに襲われるんだけど、蚊の10倍のかゆみと腫れが2週間ほど続く。コイツが厄介なのは、刺された時は気づかないで、しばらくしてからかゆみと腫れが時間差でやってくること。最初は「なんかかゆいな…」程度なんだけど、ソレからみるみるうちに強烈なかゆみになり、ボッコリと大きく腫れてくる。「ヌカカにやられた〜」と気づいたときは既に手遅れで、この時点から2週間はかゆみと腫れと共存することになる。できればすぐに皮膚科に行くべきだろうが、オッサンは医者嫌いなのでオッサンの対処法。腫れた箇所を指でギュ〜っと圧迫すると、刺された箇所から毒なのか分からない透明な汁が出てくる。それをひたすらに繰り返すと、何もしないよりはかゆみと腫れが早く治まる気がする。でも絶対に正しくないから、良い子はマネをしないようにね!やられたらとにかく早く医者に診てもらうべきです。っというわけで、ヌカカ対策としてポイズンリムーバーを買ってみました。ただ買ってから分かったのですが、現段階で医学的にはポイズンリムーバーの効能は実証されていないようです。ただ、決して無駄ではないという報告もあるので、オッサンも人体実験してみようと思ってます。やりたくないけど…あと、この手の商品って、やられたらできる限り素早く吸引しないと効果がないらしいが、ヌカカって時間差攻撃だから大丈夫かな?まぁ、考えてもしょうがないや!ヌカカだけでなく、昨今はオッサンがテナガエビ釣りに訪れる多摩川も『タマゾン川』と呼ばれるほど危険な流域になっている。ピラニアやアリゲーターガー、カミツキガメなどの水棲生物の他、河川敷にもマムシやコブラ、毒グモ、果てはチュパカブラなどなど、以前では考えられなかった危険生物が闊歩しているようなので、備えあれば憂いナッシング!ポイズンリムーバーを肌身離さず持ち歩こうと思います。【楽天1位】ポイズンリムーバー 毒 吸引器 コンパクト 強力吸引 携帯ケース付 応急処置 セット Safety Lifeさて、2024年ハゼ釣りの準備も着々と進んでいます。今年はどんなハゼ釣りになるのやら…【追加記事】ハゼ竿の穂先を直結回転トップへ改造!最近こちとらでは、地元のハゼ釣り仲間が飲み会やカラオケなどで集まるのが、おしゃれな週末の過ごし方になりつつある。ハゼ釣りもオフシーズンで、週末はな〜んもやることがないもんだから、ヒマ人同士で慰めあうという集い。つい先日もこじんまりな集まりがあった。そこで、酔っ払ったY氏がオッサンに絡んできて「スチールの回転トップって知ってます?」とほざいてきた。「知らん!」とオッサン。オッサンにいつもハゼ釣りでこてんぱんにやられているY氏が、オッサンの無知を知るやいなや(=as soon as)鬼の首を取ったのごとくしたり顔で自慢してくる。「知らないんですか〜(笑)」「金属のリリアンというか穂先で、硬いから感度も良くて釣れるらしいですよ!」「この前買ったんですけど、サイズを間違えて竿に合わなかった…」まぁ、こういうトホホなダメオチがY氏らしいのだが、結局そのアイテムは使えなくて、釣りで使う以前の問題だったらしい。「そんな小手先で誤魔化そうとするから釣れないんだよ!大事なことはそんな所じゃねぇ〜んだよ!」と仕返ししたオッサン。と、エラそうに説教を垂れたんだけど、実はそのアイテムが気にはなっていた。まぁ、考え方としては確かに理に適っている。ヒモみたいに柔らかいリリアンではなく、金属だからアタリが直に伝わってくるイメージ。しかもその部分が回転するので、道糸も絡みづらいらしい。よく、回転式のリリアンを装着した竿がある。オッサンも使ったことがあるんだけど、道糸が絡みづらいという謳い文句には異議あり!絡みづらいどころか、逆にやたら絡んできて釣りづらいのなんの!挙句の果ては、根掛かり時にどうしても外れなくて、最後の手段で道糸を切るために竿と道糸を一直線にして引っ張ったら、回転リリアンごとスッポ抜けてサヨウナラになってしまった。それ以来、”回転リリアンはダメ”というレッテルを貼られてしまう。んがしかし、道糸が絡みづらいという謳い文句は眉唾だけど、アタリに敏感というのは大いに気になる。ウキ釣りではない釣りにおいて、竿の感度は最も重要な要素である。アタリを感知出来ると出来ないでは、釣果に大きく影響する。オッサンがよく言っている、竿先にも竿への振動にも出ない「モァ〜ん…」のアタリというか気配ですらも竿から伝わって来るので、感度はとても大事だ。っというわけで、Y氏への説教にも関わらず、舌の根も乾かないうちに早速ネットにて物色。どうやら鮎釣りとかで主に使われているようで、竿の穂先にリリアンの代わりにステンレス製の棒状の物体を装着するものらしい。棒状の先端部には道糸を括り付ける段差があって、この部分は回転するので道糸が絡まないというゴキゲンな商品らしい。太さも何種類もあるので、装着する竿の太さによって選べるようだ。まぁ、お値段的にはリリアンとは比べ物にならない程の強気なグッドプライスだが、マンネリ気味のハゼ釣りに一石を投じるならば!と覚悟を決めてポチッとな!数日後、秘密のプレタポルテが届いた。思ったよりも細くて小さい物体今回選んだのは宇崎日新から出している『直感Rollimg Top』で先径が0.7mmの奴。宇崎日新はメジャーとは言えない地味なメーカーではあるが、値段の割には良い竿を出しているイメージ。まぁ、ちゃんとしたロッドを出しているメーカーだから、下手なもんは作らないだろうて…という期待もある。この『直感Rolling Top』も太さ0.7mm〜2.2mmまで細かいラインナップで出していて、メーカーの本気度がうかがえる。さて、どの竿に装着しよっかな〜?と考えるまでもなく、いつも生贄にされている竿がコイツ。今回も人柱になってもらうこの竿は、穂先側半分が『行雲流水』で、手元側半分が『彩峰?』の合体竿。お試しともなると、事あるごとにこの竿が実験台になっているが、未だに壊れることもないタフガイだ。でも、なにげに気に入ってて、一番使用頻度が高いもんだから、当然一番ハゼを釣り上げている竿でもあり、今回のように何かをお試し&評価を下すにはうってつけの竿。行雲流水の穂先は0.7mmなので、『直感Rolling Top』も一番細い0.7mmにしたんだけど、な〜んか見た目穴が小さい気がする。まぁ良い、なんとかなるだろうて。たぶん…まずは今ついているリリアンを外す。オッサンのやっつけ作業で付けたリリアンカッターでコリコリと削るリリアンを外し、接着剤とかもキレイに削ったんだけど、予想通り『直感Rolling Top』の穴に入らなかった。やっぱり入らないじゃん!しょうがないので、穴に入れる部分を細く削らなければならない。かつてののべ竿と言えば、現在みたいにグラスソリッドとか高性能な材料じゃなくて、鯨のヒゲを自分のフィーリングに合うまで時間をかけて削ったハンドメイドの竿先だった。オッサンもやったことあったので「懐かしいな〜…」とノスタルジーに浸りながら、チーチーとカッターで穂先を削る。カッター刃を垂直に当てて、チー!チー!と削るコレって簡単そうでも意外に神経を使う作業。穂先を回転させながら、いびつな形にならないよう、均等かつキレイに削っていかなければならない。少しでも刃が食い込めばソコから折れる事もあるし、必要以上に細くなり過ぎるとこれまた折れやすくなるので、丁寧さが要求される。焦らず少しずつ削ること10分ほどの作業で、ピッタリ穴に入るようになった。しかし、メーカー的には先径0.7mmとなっていたが、実際はもっと細くないと入らないと思う。感覚的には穴径は0.6mmくらいでは?後は削った穂先部に瞬間接着剤を塗布し、『直感Rolling Top』を突っ込んで完成だ。接着剤も厚塗りは逆効果なので、薄めにて奥までしっかり突っ込んで完成じゃ!口コミには、「サイズは穴径じゃなくて先径じゃね?」というような否定的な書き込みもあった。この意味は、「サイズの意味は穴の直径ではなく、『直感Rolling Top』の外径じゃね?」と捉えられ、「穴径で表記すべきでは?」という隠語が隠されていると思われる。が、実際に外径を測ってみると1mmだったので、メーカーサイドのサイズ表記はあくまで「サイズ表記の竿先径に合致しますよ!」という意味なんだと思う。ただ、実際にはちょっと細めだと思われ、今回のオッサンみたいに削らなければならないかもしれない。まぁ、ほんの僅かな誤差の範囲だけど、たかが0.1mm、されど0.1mmって感じかな。外径はピッタリ1mmもし、もう一つ買う事があって竿先径が0.7mmだとしたら、サイズは0.8mmを買えば今回みたいにチーチー削ることもないのかな?ただ、穴がガバガバ過ぎてもよくないと思うんだよね〜だもんで、自分で調整しながらの方が間違い無さそうだけど、「素人には装着が難しい」との口コミもあって、削る作業は慣れが必要かもしれない。そんな難しい作業ではないから、一度やればすぐに出来るようになると思うんだけどね。あと、コレなら一番穂先のブランクも下から抜けるのでは?と密かに期待していた。オッサンは、釣りの後は竿のブランクを全部抜き、竿をバラバラにしてから水洗いをしています。ただ、一番穂先のブランクはリリアンが引っ掛かって抜けないから、この部分は諦めていた。しか〜し!『直感Rolling Top』なら外れるのでは?と期待してたんだけど、現実は甘くなく、やっぱり抜けなかったぜ!やっぱり引っ掛かるのね…使う時は段差になっている所に道糸を装着。ココに道糸を付けるらしいっというわけで、ハゼ竿の穂先を直結回転トップへ改造!作戦も完了。『直感Rolling Top』がどれだけの釣果を叩き出すのか?はたまた、ただのガセネタなのか?結果が出るのは、ハゼシーズンに突入してからのお楽しみだ!追伸、勢い余ってハゼ釣りに使うバッグも新調した。いつも、自作のビニールバックに釣り道具一式を突っ込んで釣り場をプラプラしてるんだけど、毎年恒例で今年もバッグをリニューアル。制作時間は、材料切り出しから完成まで30分というやっつけ仕事。まぁ、この手の仕事をしてるもんで、こんなバッグなんぞはチョチョイのチョイだ!今年のバッグさて、ハゼ釣りシーズンはまだもうちょっと先。早く来ないかな〜
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  • 2023年度の大井ふ頭中央海浜公園はどうなるやら…(ハゼ釣りではありません)【追加記事あり】
    2023年もいよいよハゼ釣りが始まる!その前に…2023年度のハゼ釣りもいよいよ開幕直前。そろそろ各方面から今期のハゼ情報が集まってくるが、今年はハゼの稚魚が多いらしく、期待が高まる。気の早い釣り人は、もう釣り糸垂れてるらしい。でもまだチョッピリ早くて、釣れても5〜6cm程度らしいが、全然釣れないこともないらしい。オッサンはまだテナガエビ釣ってるんだけど、もう少しでハゼが始まると思うと、気分がソヨソヨして落ち着かない。だもんで、いつものように仕事をチョイとばかり失敬して、いつものハゼ釣り場『大井ふ頭中央海浜公園』の塩梅を見に行った。昨年からハゼ釣りのメイン会場である【夕やけなぎさ】と【はぜつき磯】の園路側は改修工事が入ってて、立入禁止になっていた。利用する側としてはやはり不便なので「早く終わんねぇかな〜」と思ってたんだけど、工事期間が過ぎても延長に継ぐ延長で全然終わる気配がない。コレが「ガンバってまっせ!」の素振りを見せているのならまだ許せるが、普段から大して作業してないし、休日もしっかり休工中だし、やる気のかけらもないご様子。公共工事って誰も責任取らないし、足が出てもど〜せ税金だから関係ないんだろうな…と、改めて公共工事のチャランポランさに辟易していた。しかも『BBQ場の改修工事』という、誰も求めてない工事内容だもんだから、ますます反発が強くなるばかり。ここらは以前から無料でBBQが出来るエリアで、夏場のハイシーズンはBBQフリークでごった返していた。爆音のBGMと酔っぱらいのポルカで、挙句の果ては釣り場で泳ぎだす始末。一応、BBQ屋さんみたいのが有料で、簡易テントやらテーブル・イスを始め、食材を含むBBQセットをご用意し、撤収&後片付けもやってくれたりする。問題なのは、そんなサービスを利用しないで自力で張り切る輩。ひと揃え持ち込んでは、アウトドア慣れの自分をアピール!ここぞとばかりに必要以上のアウトドアアイテムを並べ、慣れた手付きで肉を焼きまくる。もちろん、重低音なBluetoothスピーカーをズンズンに鳴り響かせて!しかし、周りはイマイチ乗りが悪いばかりか、頃合いを見計らって、いつの間にか姿を消してゆくカップル達。取り残されたのは、やはり「彼女いない歴=年齢」のさえない野郎ども。「やっぱり俺たち仲間だよね!一生のマブダチだよ!!」とふてくされて泥酔。ここまで来るとマナーなんぞはからっけつで、BBQセットは火が付いたそのままで放ったらかし、残った食材や酒のビン・カンも持ち帰らずにゴミの山。オッサンは釣り糸を垂れながら、こんなカオスを散々見てきた。BBQやろうが、酔っ払らおうが、泣き叫ぼうが別にいいんだけど、ゴミをそのままとか釣り場で泳ぐとか、周りに迷惑はかけないで欲しい。ここ数年はコロナ禍でBBQ禁止になり、すごく静かでゴミも少なくなり、良い環境になった。釣り仲間や地元民は「このままBBQが復活しなければ良いね〜」と話していた刹那、寝耳に水のBBQ場改修工事である。大井ふ頭中央海浜公園は未だ工事中そんな歓迎されざる工事が未だ収束してない事は、釣り仲間のO氏から聞いていた。とは言え、園路はもう利用できるらしいので、ハゼ釣りも近いしで偵察へGo!約7ヶ月ぶりかな?の大井ふ頭中央海浜公園だったが、相変わらず園路にオレンジの簡易柵が見える。情報通り、まだ工事終わってないんだ…半年以上ぶりの大井ふ頭中央海浜公園まだBBQは出来ないらしい。この看板も大分くたびれてきたな〜園路脇以外はほとんど工事が終わっているようで、もうすぐ竣工の雰囲気。もう少しで終わる感じちょうど工事をやっていて、どうやら園路脇のBBQエリアの整備をしているらしい。砂をBBQエリアに広げていた少々危なかった箇所は補強されている。こういう工事なら歓迎だ!炊事場にはブルーシートが被せてあって、まだ使えない。グランドオープンまでのお楽しみかな?以前は運河側の植栽が鬱蒼としてたんだけど、現在はかなり伐採されていて、明るくオープンな雰囲気に。なんか明るくなったぞ!以前は無かったトイレが新築されている。BBQハイシーズン時は女子トイレが行列だったから、コレは助かるね〜建物のデザインには目をつぶろう…炊事場はこうなってるんだ!蛇口も多くて使いやすそうだが、焼きそばの麺とか野菜の切れ端とかですぐにゴミだらけになると思うよ!奥の四角い箱は炭入れかな?火が消えてなかったり、ゴミ突っ込まれたりで物議を醸し出しそうな予感満載だ。炊事場の全貌園路が二段になっている箇所もある。BBQエリア脇の園路は酔っ払いとかが道を通せんぼしたりするから、コレはナイスなアイディアだと思う。コレは良いね〜!以前はここまで運河沿いに園路が無かったから、目一杯利用する意味では、使いやすくなると思う。運河を望める小道ここは相変わらず柵を設けないらしいな…まぁ、突っ込む奴もいないと思うけど…コチラは団体さん用の大きめのBBQエリア。このエリアは競争率高そうだなBBQエリアは砂を撒いて終わりかと思ってたら、たぶん人工芝を張るんだね!大量の人工芝が持ち込まれとる!こちらのトイレはちょっと前からあったけど、その前の炊事場はキレイになった。こっちは釣り人とかがメインに使う方ここの前の砂浜が【夕やけなぎさ】で、一番メインのハゼ釣り場になります。広く開放的だから、夏場はファミリーフィッシングで大いに賑わいます。遠浅の砂地だからチビッコでも安心!って感じ〜っというのは罠です。一見すると陸側は砂浜だから、水の中もこのまま砂地と思われがち…この見た目が落とし穴で、実際の水の中はそこそこ密なゴロタ石帯になっていて、その石につまづいて転んでる老若男女をしょっちゅう見かけます。しかも、その石が尖ってたり、貝が付いてたりして危険なので、ケガしている人も少なくないです。大潮の干潮時になると、その全貌がよく見えますよ。少々危ないので、裸足で立ち込むなんて論外で、水に入るにしてもビーチサンダルではなく、クロックス系の足をガード出来るタイプが必須です。ハゼはココのように石が点在する砂地を好む魚。ハゼが多く生息し、釣りが出来るということは、こういう環境だからこそです。また、ここにはけっこうなサイズのアカエイもいて、砂地でジ〜っと潜んでいることがあります。御存知の通り、アカエイは尻尾の付け根に長く太い毒棘を持っています。アカエイがいるとも知らずにそんな地雷を踏んでしまい、攻撃されるとシャレにならないので注意しましょう!注意、注意って言っても、ど〜すんじゃい?ですよね。オッサンもココで釣りする時はクロックス系のサンダルを履いてますが、水の中を移動する際は、小さめの歩幅で足を底に擦るようにして歩くようにしています。こうすると、見えない石にも気がつくからつまずかないし、アカエイを踏んづける事もありません。実は移動中にアカエイを蹴ったこともありますが、上から踏まなければ逃げてゆくので、命拾いをしたことも何度かあり。酔っ払いはこのような危険な浜で裸で泳ぐんだから、命知らずだよね〜気を付けていれば、楽しいフィッシングも!もともと【夕やけなぎさ】ではBBQは禁止ですが、ルールを守らない奴もいる訳で…炭を使った残骸…「工事中」じゃなくても、こっちではBBQ無しだろ!まぁ、いつでもどこでもルールとマナーを守れないのがいるのは周知の通り。こういう輩がいるから、制限や禁止になるんだよな〜未だに工事中で、いつ終わるかもしれないサグラダファミリア状態ですが、一応『7月上旬まで』と表示されていた。ココまで工事が進んでるんだから、再再々延長もまさか無いだろうが、油断はできないぞ!もう言い訳はできんぞ!しかしまたBBQが始まるのか…釣りする側としては気が重いが、もう始まっちゃってるんだからしゃ〜ない!出来ることならBBQは有料にして、ゴミの片づけとか後始末を徹底させて欲しいものだ。あとデカいゴミ箱も設置して欲しい。管理する側はゴミの持ち込みや処分費用云々言うけど、ゴミ箱を置いておかないと、見えない所に捨てていくんだから、ますます手間でしょ!ゴミの処分費も利用料金に上乗せすればよろし!無料にするとどうしても客層が悪くなるから、高くなくていいから料金を徴収して、輩系を締め出さないと環境改善は難しいと思うよ。ここらへんに管理事務所作ってサ!んで肝心のハゼはというと、オッサンが見た時は数cmクラスが波打ち際にそこそこ居て、その沖に5cmクラスがチラホラといった感じ。それほど数も多くなかったが…昨年は釣り場にアプローチするにもひと苦労だったけど、2023年は便利になりそうだ。その分、良ポイントの競争率が高そうだけど、釣り場は皆のもので早いモン勝ちということで。常連達は釣り場を知り尽くしているから大丈夫だろうけど、初心者クラスの方はお気をつけください。いくら大衆釣りのハゼ釣りとは言え、釣り場には危険が付きもの。オッサン自身も痛い思いしたことあるし、こんな危険が少なさそうな釣り場でも、転倒・転落などで大きなケガをしている方を何人も見てきました。せっかくの楽しい釣りが事故でツマラナイことにならないよう、ひとつひとつの行動は慎重にお願いします。大井ふ頭中央海浜公園のバーベキューは有料&予約制?【追加記事】というわけで、大井ふ頭中央海浜公園のバーベキュー場整備工事について、オッサンの主観で好き勝手に書いてきました。どちらかと言うと、オッサンはBBQ場反対派なもので、どうしても否定的な表現になってしまうのは致し方なかろうて…未だ完成してないとは言え、ここまで出来ちゃってるもんだから、いまさらイチャモンつけてもしょうがない。なので、少しでも他人に迷惑かけないような運営をしてくれ〜、っと願うしかない。と思ってたら、ある情報がオッサンの耳に入ってきた!まだ未確認情報ですが、今後は大井ふ頭中央海浜公園のバーベキュー場は、有料&予約制になるらしい。結構、公共のこの手の施設は有料で予約制が多くなっている。大井ふ頭中央海浜公園のBBQ場は、無料&予約不要が売りだったらしく、未だに「大井ふ頭中央海浜公園バーベキュー」で検索すると、「都内でも予約不要のフリースペース!」なる売り文句でズラリとヒットする。しかし残念ながら、今後はこのセールストークも使えなくなりそうだ。あと、メインエントランス前のオープンスペースに管理事務所が出来るんだか出来ないんだか…この管理事務所で、管理運営&資材の貸出や販売等をやるんだかやらないんだか…まぁ、裏が取れてない情報だもんで、あくまで釣り人達の噂程度で推測の域を出ない。オッサンも歯がゆいんだけど、全く根拠のない噂という訳でもないから、たぶんそうなると思うよ!ココらへんに管理事務所が出来るらしいよ今回の工期は、令和5年7月上旬までとなっていて、事務所建設まで間に合うのか?と懐疑的になるんだけど、手の込んだモノじゃなくて、飯場の仮設事務所みたいなプレハブのコンテナハウスなら、ボン!と置いて配線繋げりゃ〜出来ちゃうしね〜どうせ事務所で働くのは、高齢者再雇用制度を利用した定年後の役人あがりなんだから、立派な事務所なんて作ってもらえんだろ!っという訳で、利用者側からすると、またひとつ都心でもタダで楽しめる施設が消えましたとさ…まぁ、オッサンは静かに釣りが出来れば、別にいいんだけど…
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  • 2023年度ハゼ釣り開幕ですが、どうにも…
    2023年のハゼ釣りもいよいよ開幕!だったけど…2023年5月28日。いよいよ2023年ハゼ釣り開幕でございます!釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯〜夕やけなぎさ】天気:晴れ釣行時間:6時30分くらい(潮位:114cm干潮)〜9時30分くらい(潮位:128cm上げ7分)小潮水温:21℃釣果:マハゼ15匹(4cm〜9cm)竿:2.0m(そよ風)→3.5m(清流X)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレオモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け2023年度も、いよいよ待ちに待ったハゼ釣りの開幕でございます!開幕っても、ハゼ釣りには渓魚みたいに解禁日とかが限られてるわけでもなく、「そろそろ釣れそうかな…?」の頃合いで出掛けてみる感じ。なんだけど、あてずっぽうに行ってるわけでもなくて、既に釣り糸垂れてる気の早い仲間からの情報をおもんぱかりながら、タイミングを見計らう。んで本日を開幕日に設定したんだけど…一応開幕日ということで、本日は爽やかなお目覚め。ピーカンではなさそうだけど、お天気も申し分ない。さっそうと愛車を漕ぎ出す。昨日は、オッサンの愛車の足回りを新調しまして。前後ともタイヤからチューブ、リムバンドまで新しく交換しました。当然ながらオッサンが作業したんだけど、どうせならのノリでいろいろバラしながらキレイに磨いたりしてたら、勢い余ってベアリングまで外すハメになってしまった。一応、見た目は元通りになったんだけど、得体の知れないパーツが余ってしまい、ソレは見なかったことにしたので、漫画みたいに走行中に分解し始めるかも知れない。そんなドキドキ感を味わいながら愛車を漕ぐが、本日は戦闘服(ウェーダー)を装着してるので漕ぎづらい。足回りのオーバーホールしたんだから、もっと軽快に進むハズなんだけど…と憤りながらも現場が見えてくる。橋の上から見渡すと二人ほどの釣り人が見えた。お!もう釣り人がおる!まだこちらの【はぜつき磯】では厳しいだろうて…、フッ!何も知らんと。本日のオッサンの釣り場は【夕やけなぎさ】。まだ開幕当初は【夕やけなぎさ】の方じゃないと釣りにならないから、園路を通りながら迷わずそちらへ向かっていると、さっき橋の上から見えた世間知らずの釣り人の一人はI氏だった。はぁ?何でアンタがここにおるん?I氏はかなりの手練で、オッサンの知ってる限りでは、この釣り場でもトップクラスの実力の持ち主。当然、この時期にこんな所に居てはいけない釣り師である。サツを交わして事情を伺うと「【夕やけなぎさ】は全然ダメで、【はぜつき磯】はアタリがある!」らしい。ナヌ!?そうなの?例年は開幕当初は【夕やけなぎさ】から釣れ始めて、ひと月ほど遅れてから【はぜつき磯】という流れ。今期は違うのかな?しかし、I氏ほどの手練が言うんだから間違いないだろう。とは言え、【夕やけなぎさ】の方も見てみたいので、まずはそちらへ向かう。ちなみに公園内の工事はまだ完了していません。表示板には7月上旬までの工事となっていて、関係者によると6月中くらいにはなんとか…といった感じらしい。未だ工事中でございますBBQサイトはオッサンの偽情報では人工芝を張ると豪語したが、実際は砂を敷き詰めて完了らしい。しかし、サイトにこんなに砂を厚盛したら使いづらい気もするが、たぶん火の対策だろうね。芝とか地べたの植物に火が燃え移ったら火事になりかねないから、砂を敷いただけにしたんだろうね。この砂の厚盛は使いずらいだろうな〜恐らくはギャルから「や〜ん!あたしのCELLINE(セリーヌ)のスニーカーに砂が入っちゃう〜!」と不平不満ブ〜ブ〜なのは目に見えている。BBQを企画しとる野郎どもへ!ここら辺の情報収集はキッチリしとかんと、君の気配り心配りが試されっぞ!『ミクロの決死圏』サイズなハゼ【夕やけなぎさ】に到着すると、さすがにコチラにはそこそこのハゼ釣り人がいた。さすが【夕やけなぎさ】とは言え、シーズン中は付け入る隙が無いほどの釣り人が繰り出すから、ソレに比べればガラガラと言っても良いくらいだ。何人かは知ってる顔で、皆さんお元気だったらしい。なんか時々思うんだけど、オッサンの目に見えないところでは時間が止まってて、何も動いてないような感じがすることがある。でも実際にそんな事はなくて、皆さんのいつもの日常が片時も休まず動いているのである。皆さんどこかで頑張って生きてたんだな〜!と感慨にふけるが、オッサンごときがノスタルジーに浸る事でもないか…久しぶりのサツを交わし、ハゼ釣りの塩梅を伺う。人によって「そこそこ釣れる」とか「厳しい」とかの意見が分かれる。釣りの感想とはこういうもので、釣り糸を垂れてる場所でアタリハズレがあるのはしょうがないところ。ビクの中には5〜6cmのハゼがチラホラ見える。まだこんなサイズか…オッサンは当然ながらウェーダーを履いてて、他の釣り人達もまだ水に立ち込むのは厳しい時期だから、それなりの出で立ちで釣りをしている。そんな中、MR氏。このお方、ひとりでTシャツ&短パンスタイルの夏の装いで水に立ち込んでて、ミッドサマーを独り占め!確かに見た目は良く言えばポッチャリ、悪く言えば……恐らく定期健康診断では、血清脂質、血糖値、血圧はかなりの数値を叩き出すであろう!体型だから寒さに強いのかも知れない。という訳で、オッサンはI氏とH2氏がやっている【はぜつき磯】に戻る。当然ながら、こちらにはほとんどハゼ釣り人が居ないわけで…全然釣り人居ないんですが…まぁ、人がいるから釣れる訳でもなく、逆に、全然人がいないエリアで一人で爆釣も何度も経験してるから気にしてない。まずは先ほど頂いたブースターを飲み干すと、熱いものが下半身に込み上げてきた。朝っぱらから熱いぜ!腰が引けながら釣りの準備。本日の竿は、開幕を記念してオッサンの一軍竿「そよ風」柔らかい竿なので、シーズン当初のハゼがまだ小振りな時期にちょうど良い。でも数釣りは苦手な竿仕掛けはいつものハリス3cmの胴突き仕掛け。もう進化しようがない仕掛けオモリは環境に配慮した自作の鉄製オモリ。鉄なもんで、使ってなくてもすぐに錆びるから、オッサンのオモリはいつもサビっぱなしである。まぁ、使えりゃ〜良いや!水温は21℃で、ハゼ釣りにしてはまだちょっと冷たいかな?シーズン初めだし、朝だしで冷たいな〜エサはベビーボイルホタテ。ハゼが小さい時期は、ホタテ一択でしょう。まだ凍ってるぜ!今年もホタテは豊洲市場に買いに行った。近所のスーパーの1kg入りだとちょっと大きいサイズしか売ってないし、ちょうどよいサイズはパック入りになるので割高だし…世界の豊洲市場なら、求めるサイズが確実にある。安くはないけど…今期は少し小さいホタテをチョイス。ひとシーズンで2kg使い切るくらい準備完了にて2023年のハゼ釣り開始!ちょっと緊張しながらの第一投。まだ身体感覚が馴染んでないので、流れるような振り込みとは程遠く、ボチャ!っと着水し、ドスン!と着底。う〜ん…、オッサンもまだまだだな〜!スンスン…と誘ってみるが、アタリは無い。適当に方向を変えて何度か入れ直してみるが、な〜んの反応もない。「ん〜?アタらないんですけど…」と隣りのI氏にブ〜たれると、「アタるよ!掛からないけど…」と竿を上げ下げしている。反対お隣りのH2氏もアタリがないらしく、腑に落ちないご様子。小移動をしながらアタってくるハゼを探すと、やっとアタリが来た!そのアタリ方が、しっかり集中してないと感知できないほどのミクロなアタリ。竿先が5mm拝むかどうかくらいで、手感覚でやっと取れるような感じ。まだ初日だから感覚も鈍くて、アタリをキャッチするのは至難の業だった。「コレか〜!」当然こんなアタリ方をするのは赤ちゃんハゼで、しかもやる気がないから引っ張らない、活性がとても低い時のアタリ加減。普通こんなん、針に掛からないよね?それでもムキになってなんとか掛けてみると、やっぱりなサイズだった。こんなの掛かるか!?どこかにもっと良いサイズがいないか?探ってみたが、基本的にアタリは無くて、よしんば、あったとしてもミクロなアタリばかり。H2氏はシモリウキだったもんで、さすがにウキ釣りだとこのアタリは取れないと思うよ。っという訳で、I氏にまんまとガセネタを掴まされた御一行様は、ハゼ釣りサイズを求めて【夕やけなぎさ】に移動開始したのでした。ほろ苦い開幕戦帰って来たよ【夕やけなぎさ】。少々ハゼ釣り人が増えてたが、まだまだ少ないね…相変わらずMR氏は朝イチと同じスポットで、Tシャツ短パンスタイルで釣ってて、「この人だけ時間止まってるんじゃねぇ〜かな?」と錯覚する。でも氏のビクの中は先程よりもハゼが増えてたから、動いてるんだ!となぜかホッとした。この釣り場のご意見番のO氏も来てるんだけど、今日も竿を出すことなく、ヒマそうな釣り人を捕まえては語り部と化している。O氏の自転車には、積載オーバーな釣り道具を満載してるくせに、今日も釣りをする気は皆無らしい。【夕やけなぎさ】はそこそこ広いエリアとは言え、この時期に釣れるスポットは限られてて、当然ながら常連たちはそのエリアに密集している。本日の状況では、赤ちゃんハゼを避け、ハゼ釣りになるサイズの一縷の望みを託せるのはココしか無い。しかしエリアは岩場なので、当然ながら外道のダボハゼ君がちょっかい出してくる。まるまる太ったナイスダボ!コレがまた、良いアタリ方で良い引きをするもんだから、こんな厳しい日にはチョッピリの慰めにもなるが、いらんもんはいらん!ダボハゼの猛攻に心が折れたので、沖ならばナイスサイズが居るのでは?と3.5mの竿でやってみる。沖狙いの長竿釣り歩きながら移動するんだけど、状況変わらずで相変わらず赤ちゃんハゼが突いてくるばかり…柵際までやってみたけど、な〜んも状況変わらず。柵際も釣れる時は釣れるんだけど…いつの間にか【夕やけなぎさ】にはひと握りの常連以外は居なくなっていた。いつの間にやら人が居なくなってたそりゃ〜そうだ!この状況じゃ〜、釣り糸垂れてもしゃ〜ないだろうて…水もなんだか濁っているし、シーズン初めという時期を除いても、今日は釣れない状況だったんだと思う。水も濁ってるし…という訳で、3時間で15匹とほろ苦い開幕戦でした。結局、オッサンのビクには一匹も入らなかった。ビクの網目から脱走するような赤ちゃんハゼ入れてもしょうがないし…、忘れた頃にビク入れサイズもあがるんだけど、片手で数える程度のハゼを入れても自分が可哀想になるので。このサイズが居ないこともないんだけど…MR氏なんて、小さいながらも50匹以上釣ってたので、居るところには居るんですよ!んでしっかりと集中すれば、釣れることは釣れるんですよ!オッサンみたいにチョロチョロしてるとダメなんですよね〜ただ、今日は試し釣りで、釣り場全体の塩梅を伺うという意味もあって、ウロウロしていたという理由でもあります。おかげさまで、【夕やけなぎさ】と【はぜつき磯】のほぼ全体を見れたので、次はしっかり集中したいと思います。まだ一回目だから何とも言えないけど、今年はちょっとハゼの成長が遅れてるのかな?という印象。ただ、数は居そうなので、成長すれば楽しいハゼ釣りになりそうな予感です。あと2週間後くらいならハゼ釣りになるかな〜?次の記事>>>「2023年度2回目のハゼ釣りはまだまだだね〜…」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠け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  • 2023年度19回目のハゼ釣りは早朝の追跡者
    2023年19回目のハゼ釣りは朝っぱらからおいかけっこ2023年9月3日。2023年19回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:多摩川【羽田付近】天気:晴れ釣行時間:6時00分くらい(潮位:199cm上げ9分)〜10時00分くらい(潮位:146cm下げ5分)中潮水温:27℃釣果:マハゼ130匹(6.5cm〜12.5cm)竿:2.1m(行雲流水と彩峰?の合体竿)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:1号ナスオモリエサ:ベビーボイルホタテ時々アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け2023年もいよいよ9月。心なしかお盆明けてから東京の空気が変わった気がする。暑いは暑いんだけど、7月から続いていた地獄のような暑さではなく、そこはかとなく秋っぽい空気になってきたような…なんでも東京は、8月は31日連続で真夏日だったらしい。つまり8月は全て真夏日だったということで、これは観測史上初めてだったらしい。東京都心は本日午前7時30分過ぎに気温が30℃に達して、今年72回目の真夏日となったようだ。コレで統計開始以来、年間の真夏日日数の最多記録を更新。今年の夏は、7月10日に今年初の最高気温35℃以上の猛暑日になって以来、8月8日に猛暑日日数の歴代最多を更新し、昨日までの猛暑日は22日間。などなど、2023年は数々の記録塗り替えてたようであるが、来年は記録更新しないよう願わずにおれない。しかし!今年の暑さは異常だよ!!このように、昨今は地球規模的に様々な気象災害が発生しているが、何事もバランスを取ろうとするから、今は一時的に混乱しているが、きっとどこかで落ち着くんだと思うし、そう思いたい。人間が地球環境を少々破壊したのは、そうかもしれんが、地球側にしてみれば上っ面の一部でちっぽけな生物がなんかやってる程度だろうて…まぁ人間だけが被害を被るだけでなく、他の生物を巻き込んでいるのは申し訳ないが、地球にとっては蚊にさされた程度で、痛くも痒くもないと思うよ!まぁ、多少は痒いかもしれんが…という訳で、恐らくは暑さのピークは過ぎた感じの今朝早朝。ちょっと涼しくなった空気を満喫しつつ、向かうは多摩川羽田ポイント。本日のハゼ釣り場は先々週に引き続き、多摩川遠征でございます。チンタラ愛車を漕いで40分ほどの道のり。車なんてほとんど動いてない、日曜日の早朝。一応、早く現場に到着したいので気は急いている。だもんで、信号無視や一時不停止、通行区分違反etc、etc…、極悪非道の運転で、街中を我が物顔で闊歩するオッサン。昨今は自転車運転違反でもしょっぴかれるようで、国家権力もようやく重い腰を上げるようである。まぁ、ソレはソレで良いことなのかもしれんが、日本人はおしなべて自転車違反への意識が希薄なのは否めない。っという訳で、オッサンも適当な自転車運転だ。車が全く通過しない道路で、いちいち信号なんぞ守ってられっか!の身勝手運転だが、日本国民のほとんどがオッサン的な発想だと思う。※ちなみに自動車運転の時はチャンとしてますよ!チャンとね!!ある一車線道路をいつものように信号無視してやったら、ちょうどバッドタイミングで、コンビニの前に居た自転車のお巡りさんを発見!確実に目が合った!そしてお巡りはマイチャリンコにまたがり、オッサンの方を凝視しながら、こちらに向かってくるではありませんか!?”コレはちょっちマズイかな…”身の危険を感じたオッサンは、素知らぬ顔で角を曲がるとダッシュ&ターンでお巡りの視界から消える。物陰に潜んで息を殺していると、拳銃に手をかけたお巡りが通過していった…お巡りの後ろ姿を見送り、うまく撒いたオッサン。危険は去った。まぁ、オッサンの思い違いで、あのお巡りの行動もただの偶然かもしれないが…しかし、同じ信号無視にしても、真っ昼間の片側3車線道路をぶっちぎるというなら分かるが、こんな車も通らない早朝の狭い道の信号無視でしょっぴくかね?他人様に危害を及ぼす行為ならともかく、この場合は誰も困らんだろ?国家権力も、TPOをわきまえて警らにあたって欲しいものだ!ちなみに、自転車の信号無視は、3月以下の懲役又は5万円以下の罰金でございます。オッサンの場合は、家族が罰金払ってくれそうもないので、ブタ箱で臭い飯を食わされるんだろうな、3ヶ月間も面会無しで…っという訳で、早朝からcatch and run(おいかけっこ)を楽しみ、すっかり汗だくのオッサン。現場の羽田に到着する頃には、本日のエネルギーを半分消耗していた。釣り場には既に5人ほどの大盛況なハゼ釣り人がいた。今日もハゼ釣り人少ないね〜本日もここ多摩川羽田の『えさ政』さんポイントが中心。今現在はほぼ満潮で潮止まりな時間帯だから、最初は少々厳しいかもしんまい。満潮時間なもんで前々回に爆跳した謎の老人ポイントからスタートしたいところだが、少々問題があって、まずはズレたアタリから始めることにする。本日の竿は2.1mのなんちゃって『行雲流水』『行雲流水』と『彩峰?』の合体竿仕掛けはいつものハリス3cmの胴付きミャク釣り仕掛けなんだけど、ペイントしたオモリを頂いたので、せっかくなので使ってみます。釣具屋では何かと着色系のオモリを売っていて、見た目にも派手で釣れそうな気配を漂わせているが、オッサンの経験上、色を付けたからといって釣れるものでもない。好奇心旺盛なハゼは、派手な色のオモリを突いたりするんだけど、単にソレはソレだけの話で、釣れるのとは別の話である。せっかくの頂きものなので使ってみます餌はベビーボイルホタテとアミエビだけど、釣れ方によってどうなるやら…ハゼのサイズが小さかったり、喰い方が浅い場合はホタテだけになるし、良型クラスが入れ喰いならアミエビも使います。アミエビを消費できる釣れ方を期待!水温は27℃で、今期初めて前回よりも水温が下がった!いよいよ秋近し!かな?準備完了にて釣り開始。コンクリート護岸の縁に座って釣りするんだけど、潮が高いので、オッサンの長いあんよが水に浸かる。サンダル履いてきて良かった!とにかく動け!んだば釣りスタート!ス〜っと仕掛けが落ちて即アタリが!?という事は全く無くて、本日も最初のアタリが遠い…いくら誘っても、角度を変えて入れ直しても、生命反応は全く無し!「あ、今日はマズイな…」と、開始5分で気不味いムード。今現在は満潮の潮止まりだから…という見方も出来るが、まぁその理由も無きにしもあらずだけど、ハゼ釣りの場合は、潮に関係なく、喰い気のあるハゼの目の前に餌を落とせば喰ってくるだけ。なので、アタリが遠いということは、ハゼにやる気がないのか、ハゼが散っているのかのどちらか。しかし、このアタリの遠さは如何ともし難いぞ!この潮位ならハゼは絶対目の前にいるはずだから、単にハゼのやる気の問題か?っという訳で、コマセ作戦を実行する。コマセ作戦とは?ホタテをかなり大きめに針にセット?そのままホタテ全体を指で強めに潰す?目当てのポイントへ投入!?着底したら、強めにブルブルと竿を振動させる?その振動で針が暴れ、ホタテがバラ撒かれるこの『コマセ作戦』はど〜してもアタらない時にやることがあるんだけど、使いどころがかなり限定的なので、実はあまりやらない。実行する時とは、ハゼは居るんだけど口を使わず、更にそのエリアにハゼを集めたい場合。障害物とかがあったり、ハゼを散らしたくない場合に使うことがあります。何度も使う技ではなく、最初の一匹が釣れたらもうやらない。っというのも、こんな事しなくても、最初のハゼが餌を喰って針掛かりし暴れてくれれば、ソレが釣れ出すきっかけとなってくれるから。魚って不思議なもので、針掛かりして暴れると、ソレに釣られて周りの魚が寄って来るんですよね〜人間の立場で考えれば、釣られて危ないから逃げよう!と思うんだけど、魚の場合は餌を食べたいのか?何事かの好奇心からなのか?集まってくる。なので、最初の一匹が暴れることによって、「クォマセさくせぇ〜ん!(ドラえもん風に)」なんぞやるよりも余程効果がある集魚をしてくれる。っという訳で、コマセ作戦で釣れてしまった残念な最初の一匹。ビックリしたのか、恥ずかしかったからか、釣り上げたコイツは硬直してしまい、身体が曲がったままだった。死後硬直?生きてるけど…一匹釣れればコッチのもの!と思ったが、そう甘くもなく、3匹ほど釣り上げるとまたアタリが遠のく…んで次のホットスポットを探すんだけど、無いんだよね〜なので、釣り座ごと動かなくてはならない。前回もお話したんだけど、この釣り場は平坦なコンクリート上から釣り糸を垂れるので、常連と思われる方は折りたたみ椅子持参で釣りしてたりする。椅子に座っちゃうと動くのが億劫になるので、フットワーク良く釣りをしたいオッサンは椅子は持ってこない。そもそもが荷物になるしね。この釣り場の時は釣ったハゼを入れるビニールバケツの他、狭いバケツに入れておくとハゼがグロッキーになってしまうので、ズックビクを水に沈めておいて定期的にビクにハゼを移してます。なので、この釣り場に来る時は荷物が多く、とても椅子なんぞを持ってくる余裕はない。ちなみに、本日はいつもテナガエビ釣りで使っているソーラー式エアポンプ『おひさまの力(ちから)』を持ってきた。ある程度バケツの中にハゼが貯まると、夏の熱射で水が熱くなるのか、酸欠になるのか知らんが、ハゼがバケツから脱走する。脱走したハゼにすぐに気づけば拾って再び収監になるんだけど、時には多摩川へお帰りになる。まぁ、それでも別にいいんだけど、看守側としては脱走は気持ちの良いものではないので、少しでもハゼ様により良い環境を!のつもりで。ソーラーエアポンプ『おひさまの力』コレでハゼ様もご機嫌に!んでハゼ釣りの塩梅はと言うと…相変わらず数匹釣ったら、次の場所へ!とチョロチョロせざるを得ない状況。どうやらハゼが群れてなくて、まばらに散っているらしい。群れのサイズも本当に適当で、10数cmが釣れたと思ったら、すぐに小ハゼになったりする。このクラスが釣れた直後に、コレだもん!まぁ、このパッとしないハゼ釣りも、満潮から下げ潮になれば前回のような爆釣になるだろうて…という期待がお慰みの全てで、それまではその時を今か今かと耐え忍ぶばかりである。本日は、一ヶ所に陣取って粘ればなんとかなるという釣りではなくて、自分の定位置からアタらなくなったら即移動を繰り返す、フットワークの軽い釣りじゃないと数が上がらない。なので、ひたすらにチョロチョロ動き回る。とにかく動いて喰ってくるハゼを探すしかない。釣れればそこそこの型こんな時はやはりホタテ餌の方が釣れるんだけど、せっかくアミエビも持ってきてるので使ってはいる。前回お話した、背中が丸まっているエビと伸びたエビの針掛かりの違いで、丸まっているエビの方が掛かりが良いという話。丸まってるエビの方が釣れる!とは言え、丸まっているエビを厳選するのも面倒臭いし、そもそも半分くらいは伸びているエビなので使わない訳にもいかない。なので、ひと工夫。単純に伸びたエビの頭をカットすれば、針掛かりが向上したというだけ。頭をカットすれば使える!実はアミエビ餌の方が釣れるハゼが良型だったりするから、できればアミエビも使いたいんだよね〜アミエビ餌の方がハゼの型が良い朝はそこそこ気持ちが良かったが、さすがに日が昇ってくると暑くなってくる。しかし、本日のハゼ釣りはどうにもくすぶっているので粘る人もいて、この暑さの中、5〜6人くらいは頑張っている。一応、オッサンも粘ってはみたものの、潮位が低くなり、アタリも更に遠のいたので納竿。4時間で130匹とノルマはなんとか…なんとか1即は超えたけどね…しかし、今日は動いたな〜前回みたいに、潮が動いて良型爆釣の巻き返しを期待したんだけど、ダメだったな〜ずっと同じチョロチョロペースで釣れるだけだった。釣れなきゃ〜足で稼ぐのが釣りの基本。でもこの釣り場は水面まで高さがあるから、立ってるとやりにくいんですよね〜なので座り込んでの釣りになり、必然動くのが億劫になる悪循環…しかし、ここで立ち上がるのが真の勇者である!ダメで粘ってもひとつも良いことなし!さぁ立ち上がって次のハゼを見つけましょう!その繰り返しが結果になり、あなたの釣りを満足させます。たぶん…まぁオッサンの場合は尻が熱いから、我慢できずに立つんだども…直射日光のコンクリは熱いぞ〜追伸、本日の『大井ふ頭中央海浜公園』は爆釣だったらしい。まぁ、いつもこうなんだよね〜オッサンはハズレくじを引くことが異常に多い…「もう釣れすぎて途中でハゼ釣り止めちゃったよ!」大井ふ頭でハゼ釣りしていたO氏とH2氏からの報告に、「コレがチャレンジ!」と虚勢を張るのが精一杯なオッサンなのでした。次の記事>>>「2023年度20回目のハゼ釣りは手強い見釣り」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度22回目のハゼ釣りはとりあえず多摩川にて
    2023年22回目のハゼ釣りはまた多摩川2023年9月18日。2023年22回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:多摩川【羽田付近】天気:晴れ釣行時間:6時00分くらい(潮位:194cmほぼ満潮)〜10時00分くらい(潮位:134cm下げ5分)中潮水温:27℃釣果:マハゼ203匹(7.5cm〜13.5cm)竿:2.1m(行雲流水と彩峰?の合体竿)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテ&アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け本日もいつものようにハゼ釣り。他にやることないんかな?と思案してみるが、いくつか浮かぶんだけど、何かと先立つモノが必要だし、面倒臭かったりするもんだから、いまいち踏み込めず…ちなみにオッサンはハゼ釣り時にはビタ一文持っていかない、全くのオケラです。別に金を使う用事はないし、食い物も釣り仲間に恵んでもらったりするから、特に金が必要だと思ってない。時おり困ることもなきにしもあらずで、昨日なんてドリンクが無くなり、一番遠い現場からの帰り道は、ほぼ脱水症状になりながらフラフラで帰ってきた。もっと近い現場なら問題ないのですが、いつもの大井ふ頭中央海浜公園のハゼ釣り場で異変が起きて釣りにならないので、遠くの釣り場へ赴くしかない。んで本日も、遥か遠く多摩川羽田へのハゼ釣りでございます。昨日、この釣り場でハゼ釣りしていたKY氏からの情報では、「10数cmクラスがかなり釣れた!」らしい。オッサンの昨日は、なぜかこのクソ暑い中の穴釣りで、釣れなくもなかったが、いまいちシビレもないままくすぶったハゼ釣りだった。っという訳で、本日は多摩川羽田にて八つ当たりにやって来たのでした。釣れているならば目標は2束に設定。「絶対やっちゃる!」と意気込みながら愛車を飛ばしていると、信号待ちで釣り仲間のT氏とばったり。T氏は大井ふ頭にハゼ釣りに向かってるみたいだけど、例の事件で釣りになるんかな?どうやらO氏に「釣れるみたい…」とそそのかされたようだが、怪しいな〜絶対多摩川の方が釣れると思うけど、T氏もお歳を召してるもんだから遠い羽田のポイントに「一緒にどうですか?」とは誘えない。途中で行き倒れでもされたら、見捨てるしかないしなぁ〜T氏と別れ、オッサンは一路多摩川最下流へ。多摩川へ出るとそこそこの風が吹いてて、水面が波立っていた。「風自体は心地ち良いんだけど、釣りするには少々強いかな?」いつものように『えさ政』さん前に到着。朝日が眩しいぜ!ハゼ釣り人は6〜7人くらいかな?最近はハゼ釣り人少ないな…とりあえず『えさ政』さん前に陣取る。オッサンの荷物がポツンとねいつもは船に乗り込む釣り人がけっこうたむろしてて、ハゼ釣りの邪魔だったりするんだけど、今日は釣り人が少なくて助かるわ〜まぁ、連休最終日だからっていうのもあるんだろうな。今現在はほぼ満潮で潮位が高い。良いハゼ釣りになりそうだ!この潮位なら短い竿で十分なので、取り出しましたるは、オッサンが一番数釣ってるなんちゃって合体竿。なにげに気に入ってて、純粋な『行雲流水』よりも釣りやすい気がする。手前3ブランクは「彩峰?」だよ餌はベビーボイルホタテとアミエビだけど、主力はホタテのほう。やはりホタテ餌の方が釣れる!仕掛けは、いつものハリス3cmの胴付き仕掛け。コレが一番釣りやすい水温は27℃で、最近はココらへんの温度で落ち着いてるな〜だいたい27℃が多い気がする上の画像で「アレ?」と思った方は正解です。水温計の色が変わっていると思います。いつもはゴールドで今回はブルー。実は昨日、釣り場でオッサンが使っているのと色違いの水温計を拾いまして。けっこう錆びていたので、分解掃除し、キレイにしてリユースすることにしました。このように、釣り場にはいろいろ落ちているので、キョロキョロしていると思わぬ拾い物をすることもある。よく見かけるのが浣腸(使用済)や注射器(何に使ったのかは言わずもがな…)、大量な薬のタブレット(オーバードーズでパキったのか!?)等、アンタッチャブルなブツも多い。まぁ、こんなのを見つけるオッサンも問題な気もするが…やはり餌はホタテが一番!「よっこいしょういち!」とカビの生えた死語とともに、コンクリート護岸の縁に座り込む。この釣り場は一直線のコンクリート護岸から釣り糸を垂れます。楽といえば楽なんですが、まだ暑いこの時期は熱せられたコンクリに直に座るのもケツが焼ける。座れるから楽な気もするが、尻が…この釣り場の手練れは折りたたみ椅子を持ち込んでたりするけど、移動が億劫になるのでオッサンは使わない。どの釣り場でもそうなんだけど、釣れなくなったら即移動がハゼ釣りのキモ。もちろん一ヶ所でず〜っと釣れ続けるに越したことはないんだけど、そんな事態はまずあり得ない。荷物は最低限に、フットワーク軽く動き回る方が釣れるのは間違いないですが、オッサンみたいに動き過ぎるのも考えものかな?まずは適当に落とすと、着底と同時にアタって来た!即アワセで上がってきたのはコイツだった…ダボハゼ。いらんわ〜!やはりコンクリの縁付近はダボ率が高い。気を取り直して次いってみよ〜、次!っと、今度は真正面へ落としてみる。今度も着底と同時にアタリあり!上がってきたのは合格サイズ。このサイズなら良しとしましょう!本日はハゼの活性が宜しいようで、落とせばアタリがあるらしい。とは言うものの、どこでも良いわけではなく、やはりアタリハズレはあるんだけど、アタリ箇所が多いのは間違いない。「この活性なら2束いけるな!」と確信するオッサン。上がってくるサイズも10cm以上は当たり前で、針に掛けるとギュンギュン暴れて面白い。ハゼも太ってきているので、サイズの割に引きも強い。太り気味ハゼが多い基本は同じで、アタリがあったり釣れたスポットを集中的に狙い、ハゼが小さくなったり、アタリが遠くなったら別を探す。このサイズになったら他をあたるアタリが頻繁にあるとは言え、餌をケチると途端に喰いが悪くなったり、釣れるのが小ハゼになったりする。餌の周りにはハゼが集まってくるので、せっかく寄ってきて頂いた良型ハゼ様のご機嫌を損ねないよう、毎回大きめの餌に付け替えましょう!正直、餌替えは面倒臭いし、そこまで気を使わなくとも釣れないことはないのですが、オッサンの経験上、餌サイズと餌の付け方は釣果にモロに直結します。いい加減な餌付けだと、アタって来ても掛からなかったり、掛けても途中で針から外れることが多いです。外れるのに限って良型だったりするから、悔しいったらありゃしない!唯一、魚が直接触れる箇所なので、文句のつけようがない餌付けを毎回意識して下さい。餌と言えば、本日はホタテとアミエビを使っているんだけど、やはりホタテの方が釣れる。アタリの早さといい、針掛かりのし易さといい、圧倒的にホタテに軍配が上がる。アミエビもアタっては来るんだけど、ホタテに比べて時間が掛かるのと、針掛かりが良くない。ホタテ:アミエビ=10:6くらいな感じかな?餌付け自体はアミエビの方が早いし、釣れればアミエビ餌の方が良型が多い。ホタテはどんなサイズでも拾うんだけど、アミエビだとそこそこサイズ以上じゃないと針に掛からないしな〜「小さいのはいらないよ!」と常連たちはよく言うんだけど、喰ってきたハゼを取り逃がすのは悔しいじゃん!『ハゼに食い逃げを許すな!』はあるハゼ名人のお言葉。餌をついばんできた感触で大体のハゼサイズが推測できるが、それはあくまで推測であって絶対ではない。小ハゼはけっこう派手なアタリ方をするのが多いけど、時には良型もギュン!と持っていくこともあるし、その逆もしかり。結局は釣り上げてみないと、大きいだの小さいだのは分からんですよ。とにかく釣り上げて、小さかったら優しくリリースすればいいじゃん!釣り開始時はほぼ満潮で、そこから2時間ほどは満潮時間帯なので喰いが遠のくかな?と思ったけど、さにあらず。しっかり喰い続けてくれたんだけど、逆に潮が引き始めて動き出すと、アタリが遠くなってきた。前述の通り、この釣り場はコンクリの上からやるので、潮の引きに合わせて沖側に動くことが出来ない。まぁ、竿を長くすれば良いのかもしれないが、いまさら長竿を出すのも面倒臭いし、風もそこそこ強いので長竿はやりづらい。なので、2.1mの短竿一本で勝負するんだけど、みるみるうちに潮が低くなっていくもんだから焦り始める。目標の2束まであと少しだったが、ここからが遠かった…アタリは遠くなる一方で、朝方の頻繁で針に掛けやすいアタリなんて無いし、久しぶりにアタって来た!と思ったら掛からない…ヤバい!ますます焦り始めるオッサン。おまけにやたらとポロリが多いんだよね〜やっと掛けた!と思ったら手元に来る前にポチャ!と意志に反した自動リリース。「こんチキショ〜〜!」と多摩川に痛恨の叫び声がこだまする。何で落ちるのかサッパリ分からなくて、今日は20匹は落としてると思う。餌付け、アワセのタイミング、針に掛けてからの竿のテンションの掛け方etc、etc…いろいろやってみたけど、答えは見つからなかった。最後の方はホタテ餌が無くなり、アミエビだけでやってたんだけど、余計釣れなくなるし、掛からないし、落ちまくるしで発狂しそうになった。それでも予定の10時前になんとか2束達成。4時間弱で203匹と目標通りに釣れて、良かった良かった。やっと釣れたよ〜!最大クラスは13.5cmもっと大きいのもいた気がするが、焦ってたのでカメラ作業なんて余裕がなくて…今日は型が良く揃っていて、8割方は10cmオーバーだったので、ビクの中もボリュームがあったな〜この釣り場の時は、ズックビクをどこかにくくりつけて水中に沈めておいて、釣り上げたハゼは釣座の横のビニールバケツにポイポイ入れる。そこそこ釣れて、バケツの中のハゼが暴れて飛び出すようになったら、沈めておいたビクに移し替えるという作業をします。本日は数もボリュームも良かったから、この作業を5回やった。この釣り場に行く途中、よく後期高齢者達がハゼ釣りしている狭い都市河川があるんだけど、本日、何気なく川を見たら大量のハゼが死んで浮いていた。あんなの光景は初めてだった。いつものハゼ釣り場『大井ふ頭中央海浜公園』だけでなく、ここでも先日の大雨の影響が出ているようだった。ちなみにここらハゼ釣り場のご意見番O氏が、大井ふ頭中央海浜公園の惨状について管理事務所に連絡したようだ。この公園では、釣り場の運河を子どもが水遊びとかで利用するので、子どもに何かあったら大変なので「ハゼが大量死した原因を調査するべし!」と。んで昨日、何人もの調査員来て水中に潜って調べたところ、いつもはびっちりいるはずのハゼがすっかり消えていたらしい。検査によると【硫化水素】が検出されたらしい。硫化水素って気体のイメージなんだけど、水に溶けやすい性質もあるようだ。釣り仲間が「ヘドロの臭い」と言ってたのは、腐卵臭みたいな硫化水素の臭いだったのかもしれない。硫化水素って人体に有害で、高濃度になると命に関わるので恐ろしい限りだ。この発生源はやはり下水処理関係かな?あの大量の雨水が流れ込んできたら、下水処理どころじゃないだろうからね〜『大井ふ頭中央海浜公園』がまた楽しいハゼ釣りできるよう、早くなって欲しいもんだ。そして、大量の瀕死のハゼを捕まえて持って帰った人たちは大丈夫だろうか?持って帰ったということは、食材としてだよね。本当に食したとしたら…、今頃は変異してゲロゲロの異形クリーチャーみたいになってるんとちゃう?次の記事>>>「2023年度23回目のハゼ釣りはダメは分かっちゃいるが…」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もし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  • 2023年度25回目のハゼ釣りは玉砕の多摩川
    2023年25回目のハゼ釣りは玉砕の多摩川2023年10月1日。2023年25回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:多摩川羽田付近→【秘密の花園2】天気:曇釣行時間:6時00分くらい(潮位:218cm満潮)〜10時00分くらい(潮位:116cm下げ6分)大潮水温:26℃釣果:マハゼ44匹(9cm〜15cm)竿:2.1(行雲流水と彩峰?の合体竿)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けまぁ、なんですよ…ご覧の通りの釣果でございまして…こんなトホホなハゼ釣りしておきながら、ここで御託を並べるのは恥ずかしいし、みっともないし、そもそも許されざる振る舞いだろう。とはいえ、こちとらもお客様商売。しかし、どういうハゼ釣りすりゃ〜世間様は納得してくれるのだろうか?数釣り、型狙い、(オッサンの)裸踊り、美人を登場させたライバーで投げ銭狙い…etc、etc人それぞれに求める事柄が違うので一概には言えないが、ハゼ釣りがテーマなら、やはりハゼが釣れないと一顧の価値もないだろうて。釣れなかったとはいえ、決してゼロではないので、いつものように頑張って尾ヒレを付けていく所存でございやす。そもそもが釣り人の話なんぞは、尾ヒレどころか、背ビレ、尻ビレ、胸ビレ、腹ビレなど、ありとあらゆるヒレが熱帯魚のロングフィン種なみにビラビラに付属するのでありまして…無い話を作るのは嘘になるからダメだけど、1の話を100に広げるのはご愛嬌って感じで許してくださいって、せめて10程度に抑えとけよ!って感じですかね。本日から10月に突入。2023年夏シーズンのハゼ釣りも、いよいよ終わりの香りがたちこめて来ました。2023年の数釣りはパッとしなくて、コレも過去最高の暑さのせいカモしれませんね。暑いんだから、夏のハゼ釣りが長く続くという考え方もできるかもしれませんが、どうもそう単純でも無いようで…例年の今頃になると、ハゼもそろそろ深場へと移動し始めるので、だんだんと釣れなくなってくる。短いのべ竿を使った浅場でも釣れなくはないけど、ほぼ小ハゼばかりしか釣れなくて、良型狙いとなれば、長竿とかリールを使って深場狙いとか、局地的にある条件の制限時間内だけで良型が釣れたりと玄人好みの釣り物になる。もっと本格的に寒くなってくれば穴釣りになるんだけど、まだ寒いとは言えないこの時期はハゼ釣りには中途半端で、数も型もたいしたことがない。ハゼ釣り人たちは、「先週、あの釣り場では良型が入れ喰いだった!」という噂に一縷の望みを託しては、あっちの釣り場こっちの釣り場を右往左往するのがこの時期。そんな有象無象の一員でもあるオッサンも本日は多摩川へやって来た。もしかしたら多摩川での数釣りも今期はラストになるかも知れない、というメランコリーな気持ちが無いわけでもなかった。本日は朝方が満潮だから多摩川行きを決めたんだけど、大潮だから、潮が動き出せばアッという間に潮位が下がるので、スタートダッシュが肝になる。6時に現場入りするとして、9時までの3時間で勝負する感じになる。頑張って早起きの努力はするんだけど、たいていはいつもの時間に目が覚める。半分居眠り運転で40分程の道のり。多摩川へ出ると思ったよりも風が強くて、水面が波打ってて釣りづらそうだった。現場に到着するが、ハゼ釣り人は少なくて、その中に懐かしのH氏が釣り糸を垂れていた。ハゼ釣り人が少なくて風が強いな〜サツを交わしハゼの塩梅を伺うが「まだ来たばかりだけど、アタリが遠い…」らしい。むむむ、厳しいか…でも今期のハゼ釣りのスタートは難しい事が多いから、そのうち釣れるっしょ!とこの時まではお気楽に考えていた。オッサンも釣りの準備。潮位が異常に高いので、当然ながら短竿からのスタート。もう足元まで水が来てるくらい竿は数釣りを期待して2.1mのいつもの合体竿。なにげに一番数釣ってる竿餌はベビーボイルホタテのみ。本日はスタート勝負なので、喰い&針掛かりが一番信頼できるホタテ一択。仕掛けはいつもの胴付き仕掛け。まぁ、コレは一年中変わらんな水温は26℃とちょっと温かめ。今日は温かいな今期3度目の多摩川釣行で、前の2回はいずれも2束超えをしているので、当然ながら本日も目標は2束に設定。そもそもが本日は先週ハゼが釣れなかった八つ当たりに来ているので、コレくらいは釣らないとね〜さぁ、本日も爆釣じゃ〜!で仕掛けをブン投げる。んでいつものようにアタリが無い…スンスン…と誘ってみるが音沙汰が無い…いろんな方向に入れ替えてみるが、な〜んの生命反応も無い…あ、マズイな…別に良いんですよ、アタって来なくても。否、正直言うと良くはないんだけど、どこかしらでハゼがアタックしてくるスポットさえあれば、結果的にはなんとかなります。だども、このどこに落としても無反応のこの状況はマズイ…見えないけど、ハゼは絶対にいる。こちらが思ってるよりも、うじゃうじゃいるハズ。問題なのは、喰ってこないこの状況。今現在はほぼ満潮で、潮が動き出すのは約2時間後。恐らくは潮が動き出せば、ハゼも反応してくるかもしれないけど、大潮で動けばアッという間に釣りができなくなるほどに引くからな〜っとういわけで、釣り開始5分でせめてもの1束と目標を下方修正。ところが、それも怪しい状況になってきた。やっとアタっては来たんだけど、どうみてもダボハゼの感触。んで粘って掛けてみたがやっぱりダボ。小移動を繰り返しながら、ハゼがアタって来るエリアを探すんだけど、反応が薄い…時おり、交通事故的にハゼが釣れるが、本当に一匹つづで群れで喰ってこない感じ。忘れた頃に釣れるんだけど…近所で釣ってるH氏やMR氏もダメらしく、目が合うと首を横に振るばかり…果たして、この状況で潮が動くまでココで粘れるのか?自問自答を繰り返すが、いよいよ決断の時。釣り場を移動じゃ!ちなみにこちらでは、一時間でわずか10匹なのでした。ここまで釣れないとは…適材適所頭の中で釣り場候補がいくつか挙がるが、ここは確実に結果を出したいところ。なので、目指すは【秘密の花園2】こちらは基本的には穴釣り場なんだけど、もうそこそこに釣れてて、上がれば良型が期待できる釣り場。【秘密の花園2】まで行ったら後戻りは出来ないので、背水の陣の覚悟でございます。チンタラ移動して、【秘密の花園2】に到着すると、この釣り場の主S氏とMT氏がやっていた。聞けば5時半からやっているとの事で、こんな辺境の釣り場でこの覚悟は恐ろしい。S氏はほぼこの釣り場専門で、ハゼ釣り実況を動画で配信している。動画の世界もいろいろあって、自らが撮影し、声も入れるナレーションタイプがいれば、ナレーションは文字テロップを入れるタイプなどなど。S氏は自分で撮影&ナレターも自分の、かつぎワンカメMC入りタイプ。声に出してハゼ釣り実況してるもんだから、動画撮影中という事情を知らない周りのハゼ釣り人からは怪訝に思われたりする。S氏も恥ずかしいらしく、普通の釣り人が来ないこんな辺境の釣り場を自分のホームグラウンドに選び、思う存分ナレーションしているらしい。んでハゼの塩梅はと言うと、こちらも厳しいらしい。はぁ〜、コッチもかよ…そうだよな〜、どうみても釣れる状況じゃないもん。こちらの釣り場は岩と岩の隙間を狙う穴釣りになるんだけど、そもそも水が濁りまくってて狙うべき穴がよく見えんぞ!恐らくは、ちょっと前に降った雨の影響かな…穴が見えないんですが…とはいえ、もうここまで来たら後戻りはできない。やるしかないのである。んで、問題なのは水の濁りだけにあらず。本日は穴釣りなんてする予定は微塵も無かったもんだから、その用意はしていない。オッサンの通常仕掛けは、道糸0.8号でハリスは0.6号、針に至ってはスレ針の袖1号だ。普通のハゼ釣り人よりは、糸が細く針も小さいライトハゼ釣り仕様。コレが穴釣りだと道糸1.5号でハリス1号、針はスレの袖4号と少々ごっつくなる。ハゼが良型大型狙いになるのと、岩で道糸が擦れたり、根掛かりでブンブン引っ張ったりするから強度が必要になるから。まぁ、ハゼはまだ大型とは呼べないサイズだからまだしも、根掛かりすると道糸が一発で切れる可能性大。だもんで、小さな穴は根掛かり率大なので、できる限り大きめの穴で勝負することになるが、そもそも穴がマトモに見えないもんだからどうなるやら…っという問題がグルグルと頭を巡るが、なんの道具もないので問題解決のしようもない。大移動の体力回復と、煮詰まった頭をクールダウンするためにエネルギー補給。いただき物の羊羹で一服よ〜く目を凝らしながら、なんとなく穴っぽいところを手探りで落とす。スルスルと深めの穴だとすぐにアタりあり!上がってくるのは案の定のコイツ。いつでもどこでも元気だね!まぁね…、穴釣りだと特にダボハゼとマハゼのアタリ方の違いがハッキリするもんで、アタった瞬間にダボと分かるとガックリする。とは言え、良物件に限ってコイツが同居してるもんだから、さっさと釣り上げて排除し、次のマハゼのアタリに備える。スルスルっと落として、スンスンと餌を動かして誘うと…またしても、ダボハゼが喰ってくる!お前はいらんのじゃ〜!っと遥か沖に遠投。この行為は、決してダボが嫌いなわけじゃないんですよ!手前にリリースして同じ穴に潜られると困るからです。かと言って、好きでもないけど…気を取り直して、三度スルスル落とすと、またすぐに喰って来る。今度は少し遅く・大きく・重い、間違いなくマハゼのアタリ方。少し喰わしてたら、しっかり完食しやがってエサが無くなっていた。次で掛けちゃる!と今度はアタリに即アワセで上がってきたのは、穴ハゼにしては小さいが、今日は贅沢は言ってられん!とにかく今日は釣れればOKまだ穴釣りのシーズンではないから、ハゼが穴に入りきってもいないし、ひとつの穴から何匹も釣れるわけでもない。ひとつの穴からは、良くて数匹程度しか釣れない。しかも、多くの穴のファーストアタリはダボ野郎だったりする。ダボにめげずにしつこく攻めれば、やっとハゼが喰ってくる事も多い。まだ小さいけど、釣れればヨシ!しかし、本日は仕掛けがマズイ…やはり穴釣りVer.の仕掛けじゃないと厳しいな〜ちょっとでも根掛かりすれば、ほぼ間違いなくオモリの上で道糸が切れる。なるべく大きめの穴を選んでいるが、やはり小さい穴の方が良型が潜んでたりするもんだから、見逃すという訳にもいかない。一発で仕留めれば良いんだけど、空振っての根掛かりは痛い…もう一つは針が1号と小さいから、付けるホタテ餌のボリュームが小さくなり、ハゼへのアピールが弱くなる。後は、今日は風があって波立っているから水が終始揺れてて、その揺れでホタテが針から自動的に外れることも多発。知らないで、餌もないのにボケ〜っと釣り糸垂れてて、時間のムダも多かった。挙句の果ては、小さいとはいえそこそこサイズのハゼだから、ごっくん針ごと飲み込まれてしまう。まぁ、1号針でそこそこ大きいハゼに針を飲まれても昇天してしまう事は無いけど、やはり針が飲まれるのは釣り人としては未熟を痛感する。針を飲まれる理由はもうひとつあって、穴釣りの場合は、アタリに即アワセだと空振る事が多いので、必然、少し喰わせることになるから。そんな訳で、本日は根掛かりロストが多発し、しょっちゅう仕掛けを作り直したり、飲まれ針を外したりと無用な時間ばかり取られていました。最後は持ってきた針が全て無くなり納竿。【秘密の花園2】では3時間で34匹とトホホな釣果なのでした。もっと釣れても良かったけど…最大サイズは15cmやはり、穴釣り仕様のアイテムじゃないと釣りにならないですね。本日は、道具の適材適所の必要性を痛感しました。特に穴釣りの時は良く言われるんだけど、オッサンはハゼ釣りの時はカエシの無いスレ針を使ってます。この理由は、カエシがあると釣れたハゼから針を外す時に力を入れるから指先を痛めるのと、ハゼを傷つけるから。「スレ針だと掛けたハゼが外れる」とも言われるけど、オッサン的にはそれは気にしていない。外れる奴はカエシがあっても、外れるんだと思います。そしてコレが一番の理由なんだけど、スレ針を使うことによってハゼに逃げる猶予を残しているんです。釣りとは魚側にとっては命がけ。まぁ、リリース前提のゲームフィッシングとかは例外ですが、【釣られる=死ぬ】というのが前提。片や、人間側は命を掛けているわけでは無い。中には命がけでハゼ釣ってるぜ!な人もいるかも知れませんが、ほとんどの人は命まで削ってません。一方は命掛けで餌に喰い付き、もう一方は完全な安全圏でのお楽しみ。このように釣りとは不公平で理不尽だけど、コレはどうしようもない事実。ならば少しでも魚側に有利な条件を持っていこう!という気持ちがあるので、オッサンはスレ針を使っています。正直、思いますよ!特に穴釣りで大型を掛けてやり取りしているうちに逃げられて「カエシが付いてれば上げられたな…」と。とても悔しいですが、そのハゼが次の世代に命を繋られれば、ソレで良いと思ってます。「んなキレイ事言うなら、釣りなんぞするなよ!100匹だの200匹だの言ってないで、最低限の数で止めとけよ!」そのご意見、ごもっともでございやす。そうは言っても、釣り人とは釣れるだけ釣ってしまう無分別な人種なので、ご勘弁願います。申し訳ないです。っという訳で、本日の釣果は合計で4時間で44匹と2束なんて夢のまた夢=A dream after a dreamである。もう釣りから帰る途中なんて、悶々としてストレスフルなオッサン。釣り途中に大井ふ頭でハゼ釣りしていたH2氏からの連絡。「今日はけっこう釣れたよ〜!型もそこそこ良かったよ!!」こんチキショ〜!またハズレ引いちまったぃ!!しかしコレで良いのである。安パイで結果が見える釣り場だけで釣って何が面白い?ぬるま湯に浸かってそれで満足か?チャレンジしないで何が人生だ!そう自分に言い聞かせるのが精一杯なオッサンなのでした。次の記事>>>「2023年度26回目のハゼ釣りは千葉県の外房遠征」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度26回目のハゼ釣りは千葉県の外房遠征
    2023年26回目のハゼ釣りは外房への遠征2023年10月22日。2023年26回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:千葉県外房 南白亀川→一宮川天気:晴れ釣行時間:7時00分くらい(潮位:71cm上げ5分)〜12時00分くらい(潮位:124cm満潮)小潮水温:18℃釣果:マハゼ10匹(13cm〜18.5cm)竿:3.5m(清流X 硬調)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメ→アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け早いもので10月も下旬に突入。季節的には秋という事で間違いないだろう。んがしかし、体感的には秋と呼ぶには少々違和感がある。朝晩はそこそこ冷えるけど、昼間なんて半袖でも汗ばむ日が少なくないこの頃。一昨日の10月20日なんて、東京都心では最高気温が25℃以上の夏日だった。コレで2023年は140日目の夏日となり、過去最多タイ記録らしい。ちなみに、タイ記録だった年は昨年で、コレは年々暑くなっているという証拠なので、早くも来年が思いやられる…2023年の夏はとにかく暑かった!観測史上最も暑い夏だったらしく、北日本は3か月の気温が平年より3℃以上高かったらしい。3℃と聞くと大したことないと思われるかもしれませんが、平均気温で3℃だから、かなりヤバい状況だったと思う。確かに、屋外で呼吸するだけでも息苦しかったりしたからな〜この酷暑は日本のみならず、北米や欧州、他のアジア地域でも同様で、世界の気温が過去最高を大きく更新しまくった。来年も今年以上の暑さだったとしたら、もう酷暑という生ぬるい表現ではなくて、激暑、極暑、鬼暑なんて言葉が出てくるかもしれない。夏は暑いが、しっかりと冬もやって来る。んだけど、このまま一気に冬が来そうな気もする。日本では四季がハッキリしていて、それ故に、それぞれの季節毎に風情と風流があったけど、これからどうなっちゃうんでしょうかね〜夏でもない冬でもない、秋という季節がどこかへ行ってしまったような2023年の秋。ハゼ釣りにおいても同様である。数釣りの夏が終わり、大型ハゼ狙いの冬までの過渡期であるこの季節。陽気の良い日はそこそこサイズのハゼが大漁に釣れたり、日によっては大型サイズのハゼが釣れたりと、サプライズが無きにしもあらずなこの時候。しかし、夏に数が釣れたわけでもなく、大型サイズが期待できるハゼの穴釣り場でも不発な2023年秋のハゼ釣り。毎週どころか、毎日ようにハゼ釣りしているリタイヤ層の常連たちですら「アッチでも釣れない、コッチでも釣れない」と近所のハゼ釣り場を右往左往。「早く穴釣り出来るようにならんかな〜」っと皆んながくすぶっていた。そんな湿ったハゼ釣り気分を察してか、釣り仲間のI氏からハゼ釣り遠征のお誘い。実は昨年もI氏のお誘いで、この時期に千葉内房の上総湊へ遠征へ行ったことがあった。オッサンも、やりきれないハゼ釣りでフラストレーションが溜まっていたので「喜んでぇ〜!」っと二つ返事で快諾。何処へ行くのか知らないが、中途半端で湿りがちなこの時期のハゼ釣りに華を添えてくれるI氏。当然ながら、全てのコーディネートはI氏にお任せ。んで、I氏がセレクションした舞台は、千葉県の外房【南白亀川】と【一宮川】という河川の河口部らしい。世間に疎いオッサンは全然知らなかったが、どうやらハゼ釣りの界隈では有名な釣り場らしく、期待が持てる釣り場のようだ。いくら2023年のハゼがしょぼいとは言え、20cmオーバーが釣れた!という話もチラホラ出始めている。更には、O氏からの情報によると、つい最近T氏とK氏が【一宮川】への遠征で、20cmオーバーを筆頭に大型クラスの入れ喰い祭りだったらしい。しかし、話をよくよく聞いてみると夜中の釣行だったようだ。ハゼに限らないんだけど、釣りって夜間釣行の方が良型大型サイズが期待できる。オッサンもソレは十分承知しているんだけど、とてもとても恐ろしくて、夜に水辺に近づくなんてできない。物理的に危ないということもあるんだけど、もっと恐ろしいのが、人外の存在が手をこまねいていることでして…んで、オッサンはソレを感じてしまう体質なもんで…『君子危うきに近寄らず』オッサンごときが君子には程遠いんだけど、自ら危険に近づく必要も無いだろうて…この話を聞いた時に、ふと気になったことをO氏に訪ねてみた。「ところでO氏は行かなかったの?」O氏曰く「寝てる間に置いていかれた!」とのこと。「あ〜、そういうことか…」置いてけぼり食らった以前に、面倒くさいから、そもそもが連れて行く気もなかったんだろうて…O氏もお歳を召しているから、ちょっと危険が伴う夜間釣行で、太平洋の藻屑になっては厄介と判断されたんだろうて…っというわけで、20cmオーバーを合言葉に外房へのハゼ釣り遠征へGo!まずは【南白亀川】だが…当日は、I氏の他、M氏とオッサンの三匹のオッサンの構成。I氏とM氏は二人していろんな釣り場に行っているので、今回はオッサンもI氏一味の仲間入り。朝5時にI氏がお迎えに来てくれたんだけど、お迎えしてもらう分際でエラそうに言えないが、釣りって朝が早過ぎるのが玉にキズ。でも、現場までは2時間くらい掛かりそうだから、時間を逆算すると、それほど早くもないというよりもまだ遅いくらいかな?とは言え「大型狙いで夜中にやりましょう!」なんて言われたら、全力で断るけどね。高速道路を外房に向けてひた走るが、実はオッサンは昨日も千葉で現場仕事をしてたもんだから、昨日と同じ道を走っているのも仕事の延長みたいで気が重くなる。まだ都会は眠ってる時間帯こんな早朝にも関わらず、そこそこの台数の車が並走してるんだけど、ちょっぴりお高そうで小ぎれいな車も多いから、恐らくはゴルフにでも行くんだろうな〜片や、こちらは国産車にオッサン三人が同乗し、むさ苦しい限りだ。それでも漢(おとこ)のロマン系の沖釣りならともかく、小魚のハゼ狙いだからトホホである。乗り込んでるのはまだ新車のI氏の3ナンバー車。まぁ、人様の車に乗せてもらっておきながら、エラそうに言うのもなんだけどサ…目的地の房総半島の外房地域に到着する頃には、すっかり朝な時間帯になっていた。I氏は以前にも来たことがあるので土地勘はあるようで、カーナビを設定してはあるが「アッチの道の方が近いと思うんだけど…」とカーナビに不服があるようだ。文明の利器よりも自分の勘を信じる年寄りあるある。しかし、I氏のカーナビの目的地履歴は、釣り場ばかりだったのには閉口した。ようやく到着した現場は【南白亀川】の最河口部で、無料の駐車場もあるのでありがたい。無料の駐車場完備東京都とはまるで違う爽やかな空気で、車から降りたらまずは深呼吸。河口部とは言え、それほど大きい川ではなく川幅は40〜50mくらいかな。高い建物もほとんどないので開けた雰囲気。川岸はコンクリート護岸で固めてあるけど、平場になっているので釣りはしやすい環境。既に何人かの釣り人がいて、たぶんハゼ狙いだと思うけど、のべ竿を握りしめたオッサン達とは違って、投げ竿でのぶっこに釣りをやっている。都市河川とは違う開放的な雰囲気I氏曰く「対岸をランガンしながらのハゼ釣り」という事らしいので、まずは対岸へ移動なんだけど、ランガンって初耳なんですが…否、今思えば確かにI氏がそんな事を言ってた気もするが…オッサンはいつも人の話をマトモに聞いてないもんで。問題なのは、ランガン仕様のリュックを背負うI氏M氏とは対象的に、オッサンはいつもハゼ釣り場へ持ってゆく自作のビニール製手さげバッグスタイルなんですが…まずは対岸へ移動今現在は上げ潮なので、川の流れは海側ではなく陸側へ流れてゆく。流れが逆流するプチポロロッカ状態対岸へ到着と同時に釣りの準備を始める。オッサンも二人に遅れまいと釣りの準備をば!っという事は全く無くて、腹が減ったのでまずはブレックファースト。だって腹が減ってると落ち着かないじゃん!ハゼ釣りどころじゃないよ!!そそくさと釣りの準備を始める二人を横目にまずは腹ごしらへ今日は寒いので、ドリンクはホットスポドリ「すげぇ〜やる気だな…」まるで他人事のように、モグモグしながら二人の釣りを眺める。すぐにハゼを釣り上げればオッサンもやる気にはなるが、どうやらアタリが遠いらしく釣れてないようだ。「どうやら厳しいらしいので、ゆっくりやれば良いか…」と周りの景色を眺めながら完食。とは言え、他にやることもないので、しょうがないからハゼ釣りでもしましょかね!まずは竿を取り出すが、手前で釣れていれば短い竿を出すが、どにもアタらないようなので、広範囲を狙える3.5mの長竿からやってみることにする。まずは長竿から仕掛けは東京湾でも外房でも同じ、ハリス3cmの胴付き仕掛け。いつも同じとは言え、今回は20cmオーバー狙いでもあるので、道糸1.5号にハリスは1.0号で針は袖スレの4号だ。大型狙いの仕様餌は、この現場に来る途中でゲットした細めのアオイソメ。ありとあらゆるものが物価高の昨今。釣り餌も例外ではなく、お手軽お気軽にアオイソメも買ってられんので、オッサン的には在庫のホタテとアミエビで誤魔化すつもりだった。しかしI氏曰く「ここのハゼは虫エサじゃないと喰わない!」と力説されたので、半強制的にイソメを買わざるを得なかった。自販機でイソメを買ったのは初めてだ!水温は18℃とだいぶ冷たくなってきたな〜水中もすっかり秋準備完了にて、外房ハゼ釣りの開始じゃ〜!なんだけど、ハテ?どこから釣り始めれば良いのやら…他の二人は既にランガンを始めたらしく、遠く離れてしまった。キョロキョロ見渡すが、均一なコンクリ護岸の景色なので、何処でやったら良いのかも分からん。とりあえず目の前から始めるが、ここらは既にI氏が探りまくったあとだから期待薄ではある。まずはテキトーに落としてみる。水深は1mくらいで正面の沖側とかコンクリ護岸のヘチとか探ってみたが、やはりアタリは皆無。「ヒャ〜、外房まで来て空振りかよ!」どこに喰ってくるハゼが居るのやら…なにせ初めての釣り場で右も左も分からんし、見渡す限り同じような護岸の景色。ストラクチャーとか護岸環境に変化があればソレが手がかりになるんだけど、変化といえば、今釣り糸垂れている箇所だけは、他とちょっと違うので攻め甲斐はある。この付近以外はどこも同じようだから、困ったな〜っと思っていると、スンスンと竿先が反応する。お!っと思いながら、イソメ餌なので少々喰わせているとグン!と竿ごと一気に持って行かれる。反射的にアワセると針掛かりして、大型ハゼの引きと重量でググン!ググン!と暴れ始めた。竿をほぼ垂直に立てて引きをいなしていると、大人しくなったので、落ち着いて引き寄せ、見えてきた魚体はマハゼでホッとひと安心。実はけっこう引いてきたので「ハゼじゃないかも?」と心配だった。17.5cmの立派なマハゼ17.5cmなら大型と言えるサイズではあるが、正直「あの引きと重さでこの程度かぁ…」という感想だった。もっと大型で、下手すりゃ〜「20cmいったんぢゃね?」と思ってたんだけど…もしかして竿のせいかもしれないな。今使っているこの清流Xという竿は、地元で散々使ってて、15cmくらいまでのハゼは釣り上げてたんだけど、このサイズは釣ったことがなかった。この竿ってこんな挙動するんだ!”硬調”と豪語する割には、竿先から3ブランクまではけっこうしなる柔らかい竿というのを改めて認識した。それよりも手元側は腰がしっかりしているので、そこそこのパワーはあるんだろうけど、もうちょっと先調子でも良かったかな。とは言え、一匹目からこのサイズだったので、さすが!外房まで遠征してきた甲斐があったぜぃ!とこれからの爆釣と20cmオーバーを確信するオッサン。同じ付近に落とすと、すぐにまたアタリあり!一回目は空振ったが、二回目は必殺のイソメの尻尾で掛けた!またしても、強い引きと重量で竿がしなる。さっきよりも重いぞ!としばらくいなしてから上がって来たのは先程と同じ17.5cm。またしても17.5cmか…一匹めよりも太って体格が良かったから、より重量感が出ていたらしい。んで、またしても同じスポットに落としてみるが、さすがに三匹目のドジョウならぬマハゼはいないらしくアタリがない。ムムム、そうそう旨い話は転がってないか…スンスンと周辺のスポットを探ってみるがアタらないな〜、もうこのスポットは終わりなのかな?と思ってたら、いきなりギュン!と竿ごと持っていかれた!反射的にアワセると先程の二匹よりも力強く引っ張ってくるぞ!コレは(20cmオーバー)いったんぢゃね!?と期待が膨らむ。しばらくいなし、大人しくなってから竿を上げてみるとまるまる太ったマハゼだが、体長が足りないか…スケールで測ってみると18cmに届かない程度…太っているが長さが…残念!!とは言え、立て続けに大型サイズが三匹上がったので楽しいオッサン。ところが…、ここからが苦行の始まりだった。どこに落としても、ウンともスンとも生命反応がない。暇なのでI氏とM氏を遠目で眺めるが、釣れてないようだった。さっきからず〜っと移動するべきとは思ってるんだけど、手がかりになりそうなストラクチャーも無い均一な護岸が続いているだけなので、どこへ行ったら良いのやら…この実績ポイントで粘ればまだ反応はありそうなんだけど、全然アタら無いんだよね〜もうシビレたので移動を決断。結局、マハゼ三匹の後は、25cmくらいのチンチン(クロダイの子供)が釣れただけだった。でも流石に小さいがクロダイなので、ハゼとは次元の違う強烈な引きで、道糸をヒュンヒュン!鳴らしてのやり取りが面白かった。移動しながらM氏に塩梅を伺うと、10数cmクラスが5匹と以外にも釣れていたようだったが、I氏に至ってはウロハゼが釣れただけと死んだ目で言われた。その後もウロウロしながら探ってみたんだけど、状況変わらず。I氏曰く「前回はもっとアタリが多かったんだけどな〜…」まぁ、釣りとはこういうもので、いつも釣れるとは限らない。そもそもが爆釣だぜ!なんて日の方が遥かに少ない。毎日通っている常連ならいざ知らず、わざわざ遠方から呑気にやって来た日が爆釣DAYな確率なんて、UFOに拉致され、イスカンダルでキレイなね〜ちゃんとわっしょいな生活をするくらいにありえない話である。もうゾンビのように力なく川辺に佇むオッサン三匹。これ以上やっても改善の希望もないので場所移動を決断。結局、南白亀川では2時間ほどで最初の三匹釣れただけのトホホな釣果だった。【一宮川】で逆転のハズが…お次の釣り場は【一宮川】って言っても、オッサンにはサッパリ分からない。だけど先述の通り、こちらは地元の釣り仲間のT氏とK氏がごく最近訪れて、20cmオーバーと大型サイズ入れ喰いだった都市伝説の釣り場。とは言え、彼奴らは夜中の釣行での釣果だから、比較にはならないかもしれない。今現在はおひさまも高く登っている時間帯だから、余計に厳しいかもしんまい。【南白亀川】から10分ほどで到着。「駐車場から少し歩きます」とI氏。こちらも【一宮川】の河口部で川幅も【南白亀川】と同じくらいかな。ただ、【南白亀川】の均一なコンクリ護岸とは違って、護岸に変化があるので狙いやすいと言えばそうかな。こっちが海側こっちが上流側釣り人もそこそこ居るんだけど、【一宮川】の方はのべ竿を使ってる人もチョロチョロいるから、こちらの方がオッサンの釣り方にはマッチしているのかも知れない。まずは護岸に降りる階段の正面から釣り始めるが、オッサンはいつものようにモタモタしてて、二人の釣りを眺めるハメになる。するとI氏が仕掛けを落とした途端にいきなりギュン!と竿がしなり、さっそく釣り上げた。「ほら!コッチは釣れるんだよ!」と得意げなI氏。オッサンも俄然やる気になる。少し離れてあちらこちら探ってみるが、全然アタら無いんですけど…「こっちもダメじゃん!」なので、来た時から気になっていたエリアに大移動を開始。実は、ず〜っと遠くに見えていたテトラポット帯が釣れそうな気がしていた。移動途中、のべ竿で釣りしてた常連らしき御老体に話を聞いてみると…「今日は釣れないね〜。こっちの護岸の方は厳しいから、あっち(テトラポット帯)の方で石の隙間狙いなら釣れるかも知れないよ!」やっぱりそうだ!謎の老人にお礼を言って、先を急ぐ。テトラポット帯に到着するが、思ったよりも足場が悪くて、多摩川のテナガエビ釣りのようにテトラポットに乗っての釣りが出来そうもなかった。しょうがないので、端っこの平場でやってみることにする。さっきのじっちゃんはテトラの隙間なんて言ってたけど、そこらへんはけっこう浅くて、釣りになりそうもなかった。なので、テトラ帯の沖に狙いを絞ってやってみる。ス〜っと落とすと水深は1.5mくらいか、誘わないでジ〜っとしているとスン!とアタって来た!全く期待してなくて心の準備が出来てなかったので、いきなりのアタリに驚いて中途半端にアワセてしまい、空振り。次はきちんと準備しながら、先ほどと全く同じスポットに落とすとすぐにアタって来る。今度は少し喰わせてから、ホンの僅かイソメを引っ張ってみたらグン!と本アタリからの針掛かり。上がってきたのは13cmほどのかわいいサイズ。このサイズがすごく小さく見える「大型ハゼを期待してこんな遠くまで遠征に来てるのに、なんでこんな小ハゼ釣らなあかんねん…」と憤る。とは言え、【一宮川】でのボウズ逃れでホッとひと安心。気持ちを入れ替えて次こそは大型を!こちらの【一宮川】は先程の【南白亀川】よりはハゼがやる気のようで、そこそこのアタリがある。アタっては来るんだけど、なかなか針に掛からないんだよね〜もうこの時期だからハゼが小さい訳でも無さそうで、前アタリで少し喰わせていると、そのままフェードアウトでアタって来ない事が多発。ムムム、イソメの端っこだけをかじってるだけだな〜なので、持ってきたアミエビでやってみることにする。アミエビ登場!豪華にアミエビを二匹付けて投入すると、着底と同時にググン!と引っ張って来たのがコイツだった。まぁ、このサイズならヨシとしましょう!決して、釣れる!とはいい難く、忘れた頃にアタってくる程度だけど、釣れないこともない感じ。【一宮川】に来てから一時間ほど経過した頃、やっとこの釣り場の釣り方が分かってきた気がする。オッサンはいつもの釣り方で、餌をスンスンと動かして誘い続けてたんだけど、この釣り場ではソレはあまりよろしくないようだ。エサが着底したら、そのまま動かさずにジィ〜っとしていた方がハゼがアタックして来るような気がしていた。そう言えばI氏が「何もしないでジ〜っとしていると、いきなりアタって来るんですよ!」と言ってた気がする。だから、イソメとかジャリメのように、誘わなくても勝手に動く虫エサじゃないと釣れないと言ってたのか!?下手に餌を動かして誘うとハゼが警戒するのかも知れない。だもんで、竿を動かさないでボ〜っとしてて、いきなりグン!と持っていくアタリでアワセる、という釣り方が正しいようだった。常連らしき釣り人がのべ竿を2本くらい出して置き竿にしているのを何度か見かけたが、この地方ではその釣り方がスタンダードなようだった。でもソレって釣りとして面白いかね?餌つけてぶっ込んでれば勝手に釣れるのを釣りと言うのだろうか?甚だ疑問である。とは言え、そうでもしないとアタリすら無いのでやらざるを得ない。という訳で、竿を握りしめながら暇を持て余していると、けっこう気になっていた釣り人がいる。その釣り人は、5mくらいの投げ竿で川の真ん中くらいまで遠投し、身体全体を使って竿を大きく煽りながら猛烈にリーリングしている。東京では全く見ないその動き。どうみても引っ掛け釣り(ギャング釣り)をやってて、何かの獲物を引っ掛けているようだ。『こっちではギャング釣りやっても良いんだ?』東京でコレをやったら周りの釣り人全員のひんしゅくを買うだろうし、そもそもが禁止な釣りモノだから出来もしないだろうて。そのギャングがこちらにやってきたので、何が釣れるのか聞いてみた。「ここら辺だとスズキ、ボラ、クロダイとかだね。もっと河口の方の砂地ならヒラメ」「東京では釣ったボラなんて食べれないですよ」「ボラはここらへんでは名産だよ!」しばらく話し込む。一宮川でも、you tubeでハゼ釣り動画をアップした影響で、一時は東京ナンバーの車が押し寄せてすごい釣り人だったらしい。このブログもそうだけど、こういうのを聞くと、やたら釣り場を紹介するのも、地元の方に迷惑が掛かるんだな〜とちょっぴり反省。釣り人ってけっこう話好きが多いし、オッサンはそんな話が大好物なので、釣りそっちのけで長話をしてしまう。そして、こういう話の中で地元民しか知らない珠玉ポイントをついついゲロしてしまう事もある。実は、オッサンもいくつかの好ポイントをしっかり聞き出していた。ついでに仕掛けや釣り方もね♪ちなみに今までの釣れたマハゼの最大サイズは27cmとのこと。27cmだって!?さすがに大型揃いのこちらでも、27cmハゼはバケモノ級だったらしい。なんて話をしていたら、いきなり釣れたのが本日最大サイズ。本日最大の18.5cm「そのくらいが釣れれば良いよね〜」っと軽く言われたので、このサイズなんてこちらでは珍しくもないんだろうて。やはり地方の方がハゼ大きくなるのは間違いない。話を聞くと、数はそれほど上がらないけど、釣れるサイズが全然違うようだ。おひさまが真上まで上がってきた頃まで粘ってはみたものの、全くパッとしないハゼ釣り。結局、【南白亀川】と【一宮川】合わせて正味5時間でわずか10匹とトホホなハゼ釣りでした。たった10匹…せっかく外房まで遠征してこの貧果とは…帰りの道中はオッサン三匹とも、疲れと脱力と虚しさで無言で車に揺られていた。釣り方、ポイント、やる気etc…、釣れない原因はいろいろあるんだろうけど、何よりも、その時ハゼが喰って来るかどうかが一番釣果に影響するんだろう。今日は釣れる日じゃなかった…遠くまで遠征し、釣れない時が一番虚しい。釣りって、釣れれば「また行こう!」だし、釣れなきゃ「次はリベンジ!」となる。どちらにせよ、また行く気満々で、キリがないのが釣りの魔性だ。後日、I氏とリベンジを誓うオッサンなのでした。ここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度27回目のハゼ釣りは禁断の夜釣り
    2023年27回目のハゼ釣りはまさかの夜釣り2023年10月29日。2023年27回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:曇り一時雨釣行時間:1時00分くらい(潮位:61cm上げ2分)〜6時30分くらい(潮位:200cmほぼ満潮)大潮水温:19℃釣果:マハゼ73匹(10cm〜16cm)竿:3.6m(軽極ハゼ 硬式)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アミエビ→アオイソメ時々ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けついにやってしまった…出来ることならやりたくなかったが、のっぴきならない理由により、コレだけはやるまい!と心に決めていた事に手を染めてしまった…夜釣りである。夜は釣れる!と釣り界隈では良く言われる。魚の警戒心が薄れるのか、魚が夜行性なのか知らんが、夜釣りで大型・良型サイズが爆釣!というのをよく耳にする。「どこぞでランカーサイズが上がった!」と聞けば、たいていは夜の釣行だったりする。夜は釣れる!はもはや釣り界の合言葉で、釣り人によっては夜間釣行専門の方もいて、暗い釣り場でひたすらに釣り糸を垂れているらしい。オッサンもソレは十分過ぎるほど理解しているが、羨ましく無いと言えば嘘になるが、決して手を出さなかったし、やろうとも思わなかった。なぜなら怖いからだ!夜は人間が活動する時間ではない。太古の昔から人類はおひさまが登ると活動を開始し、おひさまが沈むと飯食って寝るというサイクル。素晴らしいし、ソレが自然の摂理である。ところが現代人ときたらどうだ!朝もはよはよから会社に向かい、深夜残業は当たり前。下手すりゃ〜、昼夜逆転の生活になっているではないか!?そもそもが、夜は人外の存在が蠢く時間である。魑魅魍魎が手ぐすね引いて、こちらの隙を狙っているのである。「こいつまたアホ言ってるよ…」と呆れられていると思いますが、いやマジでそ〜なんだって!夜に外で、しかも水辺で何時間も過ごすなんて、たまんないってマジで!!と思ってたんだけど、ついに禁を破って夜釣りとやらをやってみることにした。そこまでして、やってみよう!と思った理由は、ここ最近のハゼ釣りの悲惨さ。どの釣り場でも、誰がやっても釣れないのオンパレードで、くすぶりを通り越して、もう諦めムードが漂っている。11月以降の本格的な穴釣りシーズンになれば、少しはマシになるカモという期待はあるんだけど、このダメさ加減では穴釣りも怪しいかもしんまい。という訳で、最後の手段で夜釣りという展開になったのでございやす。見えないって難しいな…背水の陣でのぞむ夜釣りの現場は、かなりの実績を叩き出しているポイント。昼間の釣りは全然パッとしないんだけど、夜になると豹変する、知る人ぞ知る穴場スポット。ここまで引っ張っておきながら、残念ながら釣り場は公表できません。ソコはたいして広くもない釣り場なので、噂を聞きつけて釣り人が殺到すると困るので、あしからず。っというわけで、『秘密の花園』第3弾、【秘密の花園3】としておきます。まぁ、地元の釣り人はみんな知ってるけどね!【秘密の花園3】の先達であるT氏によれば、干潮からの上げっぱなが釣れる!らしいので、その時間帯からの釣行を目指す。と思ってたら、その時間帯ってちょうど日が変わるくらいの時間じゃん!ということは、下手すりゃ〜日が変わってから朝までハゼ釣りするの?でも、釣れる時間帯を逃すわけにはいかないので、やるしかないのである。日付が変わった頃に自宅を出発。愛車のライトは、昔懐かしい自家発電のダイナモ&豆電球。”ウィ〜ん、ウィ〜ん”鳴らしながら進むが、現場までにすれ違った自転車は20台はいたが、オッサンのような自家発電ライトはいなかった。夜間釣行なので、服装は冬の出で立ち&腰にカイロを貼り付け。更には天気が思わしくないので、カッパも着込んで万全の体制。出発時にはどこも寒くなくて完璧!と思ってたら、すぐに汗だくになった。程なくして現場が見えてくるが、思ったよりも照明が明るくてホッとした。やっぱり暗いのは怖いぢゃん?誰も居ないと思ってたら、ひとりだけ釣り人がいた。サツを交わし情報交換をすると、その方はシーバス狙いなんだけど、潮がいい塩梅に動くまでハゼ釣りするらしく、のべ竿を握りしめていた。なんでも前回シーバスをやっていた時に近場にワンサとハゼが居たらしく、今回やってみよう!ということらしい。オッサンも釣りの準備を始める。夜だから当然ヘッドライトを持って来てるんだけど、水をライト照らすと魚が逃げる事もあるので気をつけないとね。特にお隣りさんはシーバス狙いなので、気を使うな〜できれば赤色LED付きのネックライトとかがあれば良いが、夜釣り初心者のオッサンがそんなシャレオツなアイテムを持ってるハズもない。今晩の竿は『軽極ハゼ 硬式 360』T氏曰く「水際の石は滑って危ないから、長めの竿でもっと陸側の安全圏から釣りをすることになる」というアドヴァイスだったので3.6mの竿を持ってきた。オッサンの長竿と言えば『清流X 硬調 350』なんだけど、夜間で何かしらのミスで破損しては困るので、二軍の竿を持ってきた。夜釣りでこき使われるとは可哀想に…仕掛けは当然、いつもの胴突き仕掛け。いつでもどこでもこの仕掛け夜だからケミホタルを装着。夜に必須なこの一本!問題は釣りの邪魔をしないとなると小さい25タイプだけど、こっちは3時間しかもたない。でももう一つ上の37だと6時間光るんだけど、大きいから釣りの邪魔になるな〜とちょっと迷ったが、釣り優先で25に決定。二本入りだから、消えたらもう一本出せば良いし。色は魚の警戒心が薄れるという赤色をチョイス。赤色ってそう言われるけど、本当かな?どこにケミホタルを装着するのか?だけど、T氏によればウキと同じような位置に付けるらしい。アタリが分かるように竿の穂先に付けるなんて情報もあったが、投げ竿ならともかく、繊細なのべ竿の穂先に付けたら邪魔だろうし、下手すりゃ〜竿先が折れるよ!とうわけで、道糸の適当な位置に付け、釣りをしながら調整する。餌は良型・大型を期待してアミエビから始める。当然二匹掛け水温は19℃と触ると温かいくらい。水は温かいんで、忘れてはならないのがお守り。オッサンは釣りの時はいつもこのお守りを持ち歩いている。しかし、本日は大漁祈願ではなく、魔除けのお守りが必要なのでは?大漁祈願のお守りなんですが…お守りがトンチンカンでしょうがないので、『耳なし芳一』みたく身体中に経文を書いたのは言うまでもない。もちろん耳にもチン◯にもね。この昔話を『まんが日本昔話』で観たのをハッキリと覚えているが、あの番組って子ども向け番組だけど、かなりシュールでドギツい回もあったよね。今の世の中だと、とてもオンエアーできないお話。ここで、あまりにもヘビーでお茶の間の子どもたちにトラウマを植え付けたお話ベストスリー。『三本枝のかみそり狐』『吉作落とし(きっさくおとし)』『飯降山(いぶりやま)』※興味のある方はストーリー等調べてみてくださいね。とても子どもが観る内容じゃないので…準備完了にて釣り開始なんだけど、ハテ?どこからやろうかな?今現在は干潮から潮が上がり始めた時間帯。本日は大潮なので、かなり潮位が下がっていて、ここらへんが釣れそうだな〜と感じるポイントが陸地になっている。しょうがないので、水に立ち込んで釣り糸を垂れようと、ジャブジャブ水に入ってみるが早くも問題発生!長靴が浸水するではありませんか!?「ゲ!ダメじゃんこの長靴!?」速攻陸に引き返し、他をあたることにする。適当なエリアで始めるが、落としてすぐにアタリあり!という事は全く無くて、アタらないんですけど…もしかしてアタリに気付いてないのかな?赤いケミホタルも小さくて良く見えないし、今晩はそこそこ風が吹いているので、竿も風に煽られる。でも竿を上げるたびにしっかり餌が付いたままだから、喰ってきて無いのか…マズイな、この雰囲気…焦ってもしょうがないので、とにかく喰ってくるハゼを探すしかない。先週の外房遠征のハゼ釣りで学んだように、焦るがあまり餌をチョンチョン動かさないで、こういう時はジ〜っと待つ方が良いこともある。先週に習い、竿を動かさないでモサ〜っとしているとスン…と手元に振動が伝わってくる。「お!」っと反射的にアワセるが空振り。ハゼ居るじゃん!昼間なら、アタったスポットに寸分違わずに落とせるが、夜は見ずらくて良く分からん!なので「ここら辺かな〜?」なだいたいのスポットへ落とすことになる。すると着底と同時にアタり、今度は針掛かりした!んだけど、どうみても良型サイズにあらず。記念すべき夜釣りの一匹目はトホホなサイズ。ムムム、このサイズか…夜の恐怖に耐えながら釣りしてこのサイズとは、ガッカリだ。とは言え、ハゼは起きてるらしい。アタリももっと分かりにくいのかな?と思ってたけど、このサイズでもしっかり手元に振動として伝わってくるくらいにハッキリしていた。このアタリだったら、分かりやすくて釣りやすい。次も同じスポットに落とすと、またしてもスン!とアタって来た!「いるいる」次の投入で針に掛けるとギュンギュン暴れ始める。「お〜!大型じゃね?」と引きをいなしながら、大人しくなるのを待つ。上がってきたのは16cmとあの引きの割には小さかった。本日最大クラスでもこのサイズなら、夜に来た甲斐があるってもんだ。なんとなく釣り方が分かって来たので、ここからボチボチ釣れ始める。ハゼは固まって無くてバラバラらしいが、お互いにそれほど離れてもいないらしく、釣れた付近から他のも釣れてくる感じ。アタリエリアが正しければ、着底と同時にアタって来るが、この着底時が良く分からん。明るければ穂先の動きで着底が分かるが、なにぶん暗いので穂先なんぞ見えやしない。なので手元の感覚だけが頼りになる。夜だからか知らんが、アタりを感じてアワセても空振りが多い。恐らくは、前アタリを見逃してて、ハゼが逃げる時の振動ではじめてアワセを入れてるんだと思う。コレじゃ〜空振るわけだ。なので、一番針に掛けやすい、着底と同時のアタリは見逃したくないところ。とにかく、着底時の判断はしっかり意識するようにやっていたら、釣れるようになって来た!10数cmも上がってくるが、ここらへんのサイズもけっこう上がってくる。このサイズなら夜釣りも良いね〜そこそこ釣れたが身体はヘトヘト…夜釣りに慣れてきた頃、時間は丑三つ時。急に空気が変わる。そこそこアタリはあったけど、この時間帯になると急にアタって来なくなった。”あ、近づいて来てる…”人の視線を感じる。かなり離れていたお隣りさんは釣れなかったらしく、ちょっと前に帰ってしまい、この釣り場にはオッサンひとり…ひとりなハズだけど人の気配がする。マズイな。やはり大漁祈願のお守りでは効果なかったか…オッサンが緊張しながら身構え、意識は向けてるんだけど、なるべくそちらを見ないようにしていた。”すぐそばまで近づいて来てる…”もう足音も聞こえてきた。そしてついに姿が…ルアーマンだった。こんな時間帯でもそこそこな人数のルアーマンがウロウロしてて、ヒュンヒュンとルアーを投げている。友人にも夜専のルアーマンがいるが、よくこんな時間までやってるよな〜!その友人も夜にナイスサイズを釣り上げているから、やはり夜は釣れるんだろうな〜釣れない原因を打開すべく餌をチェンジしてみる。と思って、遠くに置きっぱなしの荷物を取りに戻ってみると、アレ?見たことある自転車が停まっていた。T氏である。いつもの癖で「おはようございます!」とサツをするが、まだ夜中だし。そう言えばO氏が「Tさんは早めに行くって言ってたよ」だったな〜そうだよな〜、釣れる時間帯を知ってるし、ソレを逃すT氏ではないからな。物陰に隠れて見えなかっただけど、けっこう前から来てて、そこそこ釣れているらしい。こんな恐ろしい時間には、誰かしら同士が居ると心強い。これからは安心して釣りに専念できる。もうすぐするとO氏とH2氏も来るハズ。実はオッサンが夜釣り来る事を言ってたんだけど、この二人には早くから来ることを隠していた。『隠してた』というと聞こえは悪いので、『予定を変更した』が正しい。オッサンも三時頃を目安に来ようと思ってたんだけど、T氏の【潮の上げっぱな】情報を後から知ったので、騙した訳ではないが、ソレを訂正するのも面倒臭かったのでそのままにしておいた。まぁ、忘れた頃にくるんだろうて…んで、先週のハゼ遠征の余りのイソメ。そもそも本日無理してハゼ釣りに来たのも、このイソメを消費するためでもあった。んだけど、さすが先週の残りものでとっくに昇天してて、半分溶けたような状態で臭いも強烈!コレでも釣れなくは無いと思うが…餌をイソメに変えた途端、先程までの音沙汰なし状態が嘘のようにハゼが喰ってくる。いきなりこのサイズお!やはりイソメ餌が良いらしいな!ここから再び楽しいハゼ釣りが始まる。ただ、相変わらず空振りもあって、イソメ餌の垂らしの長さをいろいろ変えてみる。最初はアタリ重視で4cmくらいにしてたんだけど、アタっては来るが長過ぎて針に掛からない。次は1cm垂らしにすると掛かりは良いんだけど、少しアタリが遠くなるし、アタックしてくるハゼサイズも小さくなる印象。なので、イソメの垂らしは2cmに落ち着いた。しかし、なにぶん半分溶けたイソメなので餌持ちが悪く、アタったり釣れたりするたびに餌を付け直すことになり、アッという間にイソメが無くなった。頼みの綱のイソメが無くなり、手持ちのアミエビやホタテを使ってみるが、やはりここのハゼはアオイソメがお気にらしくアタリ方が鈍い。こんな時は、まさかの時の友こそ真の友。T氏にイソメを恵んで貰いに行くと、大量のイソメを分けてくれた。「釣具屋のポイント交換で全部イソメにチェンジした」との事。イソメも高価な餌にレベルアップした昨今。大きな餌箱に溢れんばかりの大量なイソメ。どんだけポイント貯めてたんだよ!貧乏臭いハゼ釣り人が多い中、T氏は持ってるアイテムもファッションも良品で揃えてるからポイント溜まったんだろうな〜ヨシ!コレなら餌の心配はいらないぞ。餌は無限にある!オッサンのガセネタに踊らされたO氏とH2氏も到着し、賑やかになる【秘密の花園3】コレで魑魅魍魎も近づいてこないだろうて。やはり餌は新鮮に限る!オッサンの腐ったイソメとは全然喰いが違う。ハゼの活性も良くなり、入れ喰いとまでは言えないが、明らかにアタリが多くなった。この頃になると【秘密の花園3】のポイントの傾向も見えてきて、なんとなく釣れるスポットも分かってくる。ただ、今後のために釣り場全体も見ておこうと広く探ってみる。って、また恐怖の夜釣り来る気か?オレ?釣り方としては、やはり餌を頻繁に動かすよりは、大人しくしている方が喰ってくるかな。落としてから30秒ほど待って、アタラなければ動かして誘ってみる感じ。誘いもチョン!と動かすのではなくて、その場で餌を揺らす程度が反応が良かった。釣り場の傾向と対策が分かってきたので、そこそこ釣れて楽しいハゼ釣りになるが、如何せん、1時からやってたもんだから夜に弱いオッサンは身体がダルくなってくる。眼もショボショボしてきて、餌付けがマトモに出来んぞ!空は白々して来て夜明けが近い。やっと夜が終わる!オッサンはもう満足するくらいに釣れてたんだけど、後から来たお二人はまだまだ納得してない様子。しょうがないよ!釣れる時間帯を逃してるんだから。いつもはすぐ釣りに飽きてダベりはじめてしまうO氏も、今晩は真面目に釣り糸を垂れている。まぁ、ダベる相手もいないもんだからしょうがなく釣りしてるんだろうけど、真面目にやればちゃんと釣れるんだから、普段からこうやってハゼ釣りするべきだろう。いよいよ明るくなり朝がやってきた!やっと朝だ!ハゼ釣りも終了!と思ってたんだけど、誰も終わろうとしないんですけど…明るくなるとアタリが無くなると言われた通り、ハゼのアタリも遠のき、釣れても10数cmサイズばかりになる。もう終わりにしようよ!無言の眼力で彼奴らを睨む。後から来たO氏H2氏はともかく、オッサンとほとんど同じ時間帯から釣りしているT氏も一向に止めようとしない。T氏はそこそこお歳を召しているが、オッサンはもうヘトヘトなんだけど、すげぇ〜バイタリティだな、この人!まぁ、最近のハゼ釣りは全然釣れてなくて皆な憤ってたから、そこそこ良いサイズがそこそこ釣れて面白いんだろうな〜オッサンはさすがにもうギブアップで納竿。地獄の夜釣りで5時間半ほどで73匹とけっこう釣れて楽しかった。ビクも賑やかだ!73匹の内訳は、15cmオーバーが1割、13〜15cmクラスが6割、それ以下サイズが3割といった感じ。欲を言えば、もっと大型サイズが上がって欲しかったし、一匹で良いから20cmオーバー釣りたかったな〜今後の課題としては、ケミホタルの付ける位置をどうするのか?・穂先付近の道糸にケミホタルを付ければ、オモリの挙動が分かる・ウキみたいに水面近くだと、だいたいの仕掛け(餌)の位置が分かる・仕掛けの上くらいだと、仕掛けを上げた時にキャッチしやすいって感じになる。いっそのこと、全部にケミホタル付ければ完璧じゃね?と思うが、ソレだと邪魔でしょうがないよね。餌はアオイソメが一番反応が良かった。アオイソメ>>>>ボイルベビーホタテ>>アミエビくらいな感じだった。まぁ、しばらく通ってみればもっと具体的な問題点や解決策も見えてくると思います。って、また夜釣り行く気か?オレ?次の記事>>>「2023年度28回目のハゼ釣りはオッサンはレベルアップした(と思う)」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度28回目のハゼ釣りはオッサンはレベルアップした(と思う)
    2023年28回目のハゼ釣りは「オッサンはレベルアップした」2023年11月3日。2023年28回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:1時00分くらい(潮位:37cmほぼ干潮)〜6時30分くらい(潮位:130cm上げ7分)中潮水温:19℃釣果:マハゼ61匹(10cm〜16cm)竿:3.6m(軽極ハゼ 硬式)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメ時々ベビーボイルホタテ&アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け前回に引き続き、今回も肝試し第二弾!いや…、別に肝試しでもなんでもなくて、単にハゼ釣りなんだけど、オッサンにとっての夜釣りは最恐のお化け屋敷に突入するくらいの覚悟です。なにせ、コッチは作り物ではなくてモノホンなもんで…よくyou tubeとかで心霊映像とか心霊スポットの映像が見受けられるが、アレって作り物がほとんどだと思う。若い頃にしょっちゅうモノホンを見ていたオッサンに言わせてもらうと、あんな見え方してなかったし、どうみても『その部分』が周囲の映像とマッチしてないというか、馴染んでないのが多い。まぁ、あの手の映像はお化け屋敷と同じで、ドキドキしながらも楽しんで観れば良いのであって、真偽を問うのは野暮ってもんだ!ただ、中には「コ、コレは!?」という奴もあったりもする。本当かどうかは知らないが、本物があまりにもハッキリと映り過ぎているのは公開できないらしい。なんでもそうなんだけど、チラリズム程度に抑えておく方が、視聴者は一番反応する。パンチラ、胸チラ、ブラチラ…etc、世間には様々なチラリズムがあるが、ふとした拍子に一瞬チラリと見えるという状況に、強い色気や魅力を感じるのがチラリズムの魔力。バッチリ見える「モロ見え」よりも、チラリと見える程度の方が風情と風流を感じる官能的な嗜好。見えそうで見えないんだけど、チラっと見えた!このさじ加減が肝なのである。あと、ついでに言わせてもらうんだけど、you tubeで心霊スポットとかよく行くじゃん!じゃん!って馴れ馴れしくすることもないんだけど、和洋問わず『心スポに突入してみた!』的な動画がよくある。不思議なのが、自ら率先してそんないわくつきのスポットに赴き、動画配信までしとるのにも関わらず、ちょっと物音がしたり、怪しい存在が見えただけで、尻尾巻いてそそくさと逃げ帰って来るってどうよ?一体何しに行っとるんじゃ?行くなら、その怪しい原因をしっかりと突き止め、映像に残して来いよ!ちょっと音がしただけとか、ちょっと変なのと出会いました程度で逃げてくるな!そもそもが、そんな程度の覚悟なら最初から行くな!期待して観ている方も、アチラの住民にも失礼だよ!んで、何だっけ?そう!肝試し、じゃなくてハゼ釣りである。今回もハゼの夜釣りに行ってきました。まぁ、前回は初の夜釣りで、夜通しハゼ釣りしたもんだからすごく疲れたけど、良型ハゼがけっこう釣れたので夜釣りの印象がジャンプアップ!今回も二匹目のドジョウならぬ、二匹目の良型・大型ハゼを目指して夜の闇へ突入! 潮が低すぎて釣りにならん!今回も夜釣りの現場は【秘密の花園3】夜釣りとは言え、釣れる釣り場はとても貴重で限られてるので、ここでの釣り場の発表は控えさせていただきます。あしからず!前回がそうであったように、今回も干潮からの上げ潮狙いと思って潮汐を調べてみたら、草木も眠る丑三つ時が干潮時間うわ!またこの時間かよ。釣り開始を2時からとする。この釣り場は空が明るくなると釣れなくなったり、せいぜい10数cm程度のハゼばかりが釣れるようになるので、納竿時間は6時までと仮定。するってぇと、4時間の釣行になり、ちょっぴり物足りないかな?昼間なら十分な釣行時間なんだけど、夜は暗いからか時間の感覚が麻痺するからなのか知らんが、アッという間に時間が過ぎる。という訳で、釣り開始時間を少し早めて1時に現場に到着するように行動開始。もう11月に突入したんだけど、本日の東京の気温は夏日なんて言われるくらいの予報。とは言え、よる夜中は寒くなるので今回も完全冬支度の体制で、腰には貼るカイロ&足元は防寒長靴を着用。ちなみに前回も冬仕様で臨んだけど、長靴は普通の奴だったので、足先が冷たかった苦い経験があった。なので、今回はオッサンが長年愛用している最強の防寒長靴を装備。作業靴 ジーベック XEBEC 85712 EVAロング丈セフティ防寒長靴 先芯あり メンズ レディース ユニセックス 安全靴 レインブーツ 定番 楽天で購入 んで案の定、現場へ向かって愛車を漕いでると汗だくになった。まぁいい。コレくらいがちょうど良いのだ!釣り場で身体が冷えたら、どうしようもないからね。現場に到着すると、ルアーマンがひとりでハゼ釣り人はいなかった。ルアーマンってけっこうデカい音でビュン!ビュン!投げるもんで、おっかないから少し距離をとって釣りの準備を始める。本日も使う竿は『軽極ハゼ硬式 360』軽いんだけど、ちょっと柔ら過ぎるのが玉にキズ。良い竿なんだけどね〜仕掛けは、いつでもどこでも何度でも、ハリス3cmの胴突き仕掛け。軽極にシンプルな仕掛け夜釣りなもんだから、やはり光る目印は必須。なんだけど、ソレを付ける位置をどこにするのか?で結構悩む。前回は初めての夜釣りだったもんで、右も左もサッパリ分からなかったから、先達の教えに従ってウキを使った時と同じ感じの位置に付けてみた。しかし、どうにもパッとしなかったし、中途半端な位置だったので釣りの邪魔になっていた印象。そこで、今回は作戦を変更し、ハリスのすぐ上と道糸の一番上のダブルライト作戦。暗くて見えないと困るのが、竿先の挙動。オモリが着底した時とかハゼがアタった時が良く分からないと、釣果に影響する。アタリは手元の振動で分かるっちゃ〜分かるんだけど、やはり竿先でアタリが見えた方が楽しい。でも一番の理由は、オモリが着底した時が分からないのが困ったから。一番針に掛かりやすいアタリが、着底すぐのアタリ。なので、着底時には既にアタリが取れるよう、道糸を張っておかないとそのアタリが取れない。竿の穂先にライトをテープで取り付けるなんて情報もあったが、穂先はのべ竿の命だし、例え小さく軽いあんなライトでも釣りの邪魔になると思う。という訳で、道糸の一番上、つまりは穂先のすぐ下に取り付けてみました。取り付けたライトは二種類。釣具ではメジャーな『ケミホタル』と100均でお馴染みの『ケミカルライト』サイズはいずれも小さい25のタイプをチョイス。ケミホタルは色を選べるが、100均のはイエローしか見たことないな。でも100均は8本も入ってのお値段なのでとてもリーズナブル!だけど、ちゃんと発光するのかはちょっぴり心配ではある。左が『ケミホタル』で、右が100均『ケミカルライト』ハリスのすぐ上と道糸の一番上に装着発光具合はこんな感じ餌は前回でも印象が良かったアオイソメから始める。やはり新鮮なイソメが良いよね!水温は前回と同じ19℃今の時期はこの辺で安定してるのかな?さぁ、釣り開始じゃ〜!今日も爆釣day!!と思ったが、今現在は前回にも増して潮が低すぎるんですが…ここらは遠浅なので、潮が低いと釣りにならん!「まいったな〜、やはり来る時間が早すぎたか…」しょうがないので、水にジャブジャブ入り込んで、立ち込んでやるしかない。前回の長靴は浸水したが、今回のは問題ないようだ。思いっきり沖に向かって投げ込んでみるが、着水と同時に着底したので、水深なんてあってないようなもんである。当然、なんの音沙汰もない。「だよな〜。コレじゃ〜釣れんわな〜」と思ってたら、スン!とアタって来た!お!いたいた!次で掛けたが、上がってきたのはやはり小ハゼ。この浅場じゃ〜、こんなサイズだわなただ、今回のダブルライト作戦は調子良くて、ハリス上のライトがあるので狙ったスポットに寸分違わずに落とせるし、上のライトでオモリの着底が分かる。「良いね、ダブルライト!」と自画自賛なオッサン。しっかり狙えるからか、チョロチョロと釣れ出したんだけど、浅いからか上がってくるのは10数cmサイズばかり。一匹だけナイスサイズが釣れたが、コイツだけだった。コレくらいが釣れればな〜…程なくして、どこに落としても音沙汰が無くなる。けっこう歩き回って広範囲に探ってみたが、ここら一体は遠浅ばかりで変化がないので、どこもかしこも生命反応が無かった。干潮時間帯が終わり、潮がある程度まで上がって来ないと釣りにならんか?ってことは、あと2時間ほどこの地獄の釣り場で時間を潰すしかないのか?と気が重くなっていると、後ろからオッサンを呼ぶ声がする。O氏である。「うわ、また夜釣りに来てるのかこの人」確か、一昨日も夜釣りしていたような?いくら昼間は釣れないからと言って、夜ばかりじゃ身体がもたんだろう。もういい歳なんだから…しばらくはとりとめもない話をするが、本当にとりとめもない時間だった。新たな学びはありがたや〜ボケ〜っとしてても始まらないので、ちょっと気になっていたエリアに移動。ここからちょっと離れるんだけど、ネットの衛星画像で「ここら辺も釣れるんぢゃね?」と思っていたスポットがあった。O氏もソコは知っていたが、O氏的にはどうやら気に入らないご様子。まだ潮が上がってくるには時間があるので、とにかくそちらへ向かう。そちらには二人の釣り人がいたんだけど、ひとりはルアーマンでもう一人はのべ竿を握っているようだった。「ん〜?ハゼ釣ってるの?」暗いので良く見えないけど、目を凝らしてよく見るとなんか見たことのあるシルエット。TG氏だ!TG氏とは、地元の大井ふ頭の釣り場はもちろんのこと、普通の釣り人が行かないような釣り場にも通っている、神出鬼没なハゼ釣り師。もちろん夜釣りも厭わないというか、むしろ夜釣りが専門で、その勢いで昼間もハゼ釣りしている「この人、いつ寝てるの?」という感じのタフガイ。当然ながら【秘密の花園3】は知り尽くしているエキスパートである。この御方がここに居るということは、ココは釣りになるという事で希望が見えてきた!「潮が引いた時はココで釣れるよ!」とTG氏。ヨシ!一丁挽回しちゃる!!というオッサンのやる気は、阪神の森下なみの渾身のフルスイング空振り…どこに落としてもアタリがないのである。確かにこのスポットは水深もあって釣れそうなんだけど、アタらないんだな〜かたや、TG氏はさっきからコンスタントに良型ハゼを釣り上げている。「ハァ?なんで?」しばらく釣り方を眺めるが、オッサンとはまるっきり対極の釣り方。着底させるとすぐにチョン!チョン!と竿を小さく竿を煽りながら、手前に引いてくる。「こうしてるとアタって来たり、根掛かりみたいに動かなくなると、ハゼが喰って来てる」とTG氏。オッサンも真似してるんだけど、全然アタらないんですけど…そもそもが、そのチョンチョンが上手くいかない。TG氏の竿はそうとう硬いらしく、クイックに煽ることが出来ているようだったが、オッサンの竿はかなり柔らかいのでチョンチョンが出来ない。チョンチョンの間隔と、動かし方の幅がどうしても大きくなってしまう。「ムムム、難しいぞ!この動きではハゼが散ってしまう」全然釣れなくはないが、TG氏のような釣れ具合には程遠い…驚くべきは、この暗い中、TG氏はライトもケミホタルもな〜んも付けてないのである。それなのに餌付けや釣れたハゼを外したりと、暗闇の中、テキパキと作業している。さすがこのレベルになると夜目が利くようになるのか?はてまた、見聞色の覇気でも身に付けているのだろうか?たぶん長年の夜釣りで、夜行性の生き物にトランスフォームしてるんだろうと思う。TG氏がどんな悪魔の実を食ったのか知らんが、長い年月を掛け、暗闇の中でもライトを必要としないこのハゼ釣法を編み出したんだろうて。なので、オッサンがパッと見で真似できるシロモノではなく、こっちは釣れないわけだ。それでも、ハゼ釣りの引き出しを増やすべく、真似しながらやってみる。まぁ、釣れないんだけど、ここで諦めてしまっては自分の裾野を広げることは出来ない。何かを取得するには、それなりの時間と労力、諦めない粘りが絶対に必要であり、ハゼ釣りとてそうなのである。自分のやり方に固執するだけでは、あらゆる事態に対処するなんて出来まへん!しばらくTG釣法を練習していたが、そろそろ潮がいい塩梅になってきたので、最初のスポットに移動する。この時点で10匹ほどの貧果で、「今日は釣果は諦めよう。まぁ、新しい釣り方が見れたのがせめてもの慰めかな…」と諦めムードだった。んがしかし!ここから挽回開始!!どこでもという訳ではないが、アタリが頻発し始めた。釣れるハゼは10数cmが主だが、たまには15cm前後も上がってきて、楽しいハゼ釣りが始まる。いつものオッサンなら落としてしばらくアタリを待つんだけど、先程のTG釣法でやってみるとアタリが出るのが早くなる。今までのオッサンの釣り方が『静の釣り』とすれば、TG釣法は『動の釣り』という感じ。でも夏のハゼ釣りがそうであるように、もともとのオッサンの釣り方はチョンチョン餌を動かしてるんだから、コッチの方がオッサンには合っていると思う。しかしそのうちに、動かし続けるよりも、チョン!とやったら5秒ほど待って、またチョン!5秒待って(以後リピート)…、とハゼに喰わす間をあげた方が針掛かりが良くなるのに気づいた。人間日々成長だ!いつの間にかTG氏とO氏がコッチの釣り場に戻って来ていた。オッサンが気持ちよく釣っているのを見て、闘志が湧いたようである。TG氏は釣れていたが、O氏はお歳のせいか休み休みで「ちょっと休憩で座ってると、いつの間にか眠っちゃうんだよ!」聞けば、今週は本日で夜釣り3日目らしい。そりゃ〜身体にこたえるよ!空はすっかり明るくなり、朝になったが、さすがに釣れるハゼサイズは縮んだけど、アタリ自体は続いていた。まだまだ釣ろうと思えばいくらでも釣れる雰囲気だったが、キリがないので、アオイソメが無くなったタイミングで納竿。5時間半ほどで61匹と前回よりも釣れなかったけど、前半の貧果を考えれば挽回できたと思う。よくここまで挽回したな〜、オレ!ケミカルライトは、理想を言えば、仕掛け部の上と道糸の上にふたつ付けると釣りやすかったけど、ケミカルライトが根掛かりすることもあるらしく、ケミカルライトごとロストが発生。なので、今のところ道糸の一番上にひとつ付ければ良いかなと思ってます。ちなみに25タイプは3時間くらいしか光らないので、道糸の上に付けるのなら、もっと大きいサイズでも釣りの邪魔にならないカモね。まぁ、100均のは8本も入ってるんだから、見えづらくなったりチェンジすればいいか!そんなことよりも、オッサンもTG氏のように夜行性になればライトもいらなくなるな。今日はハゼが釣れたよりも、TG釣法(改良版)というお土産が一番の収穫だった。釣りでもなんでもだけど、人生の幅が広がるのはワクワクするよね!「テレレレッテッテッテー♪」帰り道、オッサンの頭の中でドラクエのレベルアップの効果音が鳴り響いていた。次の記事>>>「2023年度29回目のハゼ釣りは夜釣りってデリケート!?」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度29回目のハゼ釣りは夜釣りってデリケート!?
    2023年29回目のハゼ釣りは「もしかして夜釣りってデリケート?」2023年11月5日。2023年29回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:曇りのち晴れ釣行時間:1時00分くらい(潮位:85cm下げ7分)〜6時30分くらい(潮位:90cm上げ5分)小潮水温:19℃釣果:マハゼ45匹くらい(10cm〜16cm)竿:3.5m(軽極ハゼ硬式 ぶった切り Ver.)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けもうすっかりお馴染みのハゼの夜釣り。昼間のハゼ釣りが数・サイズ共にパッとしないもんだから、夜の釣行に行き始めたんだけど、昼間より釣れるのは疑いようもない事実。例年なら、もう11月ともなればハゼの穴釣りが始まってて、調子が良ければ数も上がり、20cmオーバーも期待できる時期でもある。ところが2023年の穴釣りは、どうにもこうにもしっくりこない。んだば、いつものハゼ釣り場というと、もうほとんど終了なもんだから釣りにすらならん。最後の手段で夜釣りというパンドラの箱をオープンしてしまったオッサン。もう既に2回ばかり夜釣りに行ってるんだけど、実は、夜釣りってもっと簡単だと思っていた。ただでさえ『アホな魚の代表というイメージのハゼ』が、警戒心が薄れた夜の釣りともなれば、な〜んも考えないで本能のままに餌を喰いまくって来る、そんなイメージがあったのは否めない。とは言え、実際にはあの手この手で攻めないと釣れないし、すぐにスレて喰って来なくなるしで、それほどアホでもないんだけど、時にはアホみたいに釣れる事もある。「ハゼの夜釣りなんて苦労せずとも釣れるんだろうて…」と至極簡単に考えていた。ところが実際に釣り糸を垂れてみると…ほとんどはポツンポツンと忘れた頃釣れる程度で、ガンガンに釣れる!なんて夢のまた夢。竿先なんて見えなくて、アタリは手に伝わってくる振動で取るのが基本。なので、ハッキリしたアタリしか拾えない。※今日は居喰いのような雰囲気のアタリがいくつか拾えたけど。釣れたりとかアタリがあったスポットに寸分違わず落とす、なんてほぼ出来ないし、餌付けだってライトを使っているんだけど、暴れるアオイソメに正確に突き通すなんてなかなか上手くいかず、モタモタする始末。まぁ、餌付けがやりにくいのは、オッサンの老眼のせいでもあるんだけどサ!夜釣り時の困惑を体験すると、人間がいかに視覚に頼って生きているのか?を実感し、単に暗いというだけで、どれだけ行動や判断力が制限されてしまうのかを痛感する。釣り場って、明るいときでさえ少々危険が伴うんだけど、それが夜の暗闇ともなれば、危険度MAX!一応、オッサンが行ってる釣り場には街灯があって、適度には見えるんだけど、さすがに水に突き出た石組みとかに乗る時は、かなりの用心深さが求められる。明るければ、乗っても大丈夫な石と危ない石はすぐに見分けがつくんだけど、夜になると判断が難しい。なので一歩一歩がとても遅く重く、まるで絞首刑の十三階段のような重い足取りで移動しなくてはならない。このように夜釣りでは全ての行動が制限され、慎重さが求められるのである。こんな調子だから、「ヒャッハー!爆釣だぜえ〜!」なんてなるわけがないのだ。うわ〜、釣れないんですけど…オッサンは夜釣りの時は、必ず数時間の仮眠をとる。なにせ、神経をすり減らす夜釣りを朝までやるんだから、体力は温存しておきたいところ。日付が変わる頃に起き出すが、家族はまだ起きていた。最初の夜釣りの時は、ちょっぴり心配もしてくれたが、現在は「いってらっしゃい!」の言葉の奥に”あ〜、また行くんだ…。懲りないね〜”という、呆れというよりも軽蔑の部類の心情が見え隠れしている。コレも釣りあるあるで、多くの釣り人が経験する、まるで月面の昼夜のような家族との温度差。本日も完全防寒仕様で自宅を出発するが、東京では今日も季節外れの夏日らしく、もうこの時点で暑い。愛車を漕ぎ出すとさらに暑い!漕ぐこと40分ほどで汗だくで現場に到着するが、いつもの夜釣り現場には前回もいたルアーマンがひとりいただけ。肝心の潮位を目視すると、ギリギリ釣りになりそうな塩梅。しかし、今日はコレからもうちょっと潮が引くので、まずはスタートダッシュで釣り上げて、その後はまた考えることにしよう。いそいそと釣りの準備を始める。本日の竿もいつものように『軽極ハゼ 硬式 360』ではあるんだけど、竿に少々変化があります。一見いつもの竿だが…思い切って穂先を短くしました!バスン!とカット!っというのも、この竿は『硬式』と謳ってはいるんだけど、実際にはかなり柔らかい。柔らかいが故、誘いとかの操作が難しく、やりづらかった。ずっと気にはなっていたんだけど「コレがこの竿の特性だろうて…」と諦め、当然二軍落ちで、登板回数も激減気味だった。前回の夜釣り時に、すぐ隣りで仲間のTG氏が盛んに竿を煽り続ける釣法で、良型ハゼを釣りまくっているのを見せつけられた。オッサンも真似してみたんだけど、小刻みにクイックに操作できなくて難儀し、当然、たいして釣れなかった。原因のひとつに竿の硬さがあると思う。ある程度硬い竿じゃなきゃ、あんな操作が出来るハズもない。まぁ、TG氏が長い年月を掛けて編み出した釣法だろうから、そう簡単に真似出来るものでもないかも知れんが、アレをやるにはもっと硬い竿じゃなきゃダメぢゃね?「いつまでも使えない竿としてホコリを被っているくらいなら、メタモルフォーゼして少しでも使える竿にしてやろう!道具は使ってなんぼのもんじゃい!!」っと、ついに決心がついた。ではどれくらい短くするべきか?オッサンの一軍竿は『清流X 硬調 35』で、どうせなら長さを合わせれば仕掛けの互換性も出来て便利だ。多分、10cmくらいの違いだろうから、その分をカットすればいいから、ちょうど良いぢゃん?長さを二本の竿の長さを揃えてバスン!とカット。やったことがある方は分かるだろうけど、のべ竿ってビビって数cmカットしても何も変わらない。やるなら5cm単位じゃない変化がないんだよね〜実際には13cmほど切り落としました。内心”ちょっと切りすぎたかな…?”と、カットした後に不安になったのはナイショだよ!二本の竿の長さを揃えたんで、今回はエサ箱にもケミカルライトを付けてみました。今まではヘッドライトで照らしてたんだけど、エサ付けのたびに、ライトスイッチのオンオフも面倒なので、「もしかしたらケミカルライトで照明代わりになるカモ?」でやってみました。100均で一番大きいサイズテープで餌箱に固定怪しく光る餌箱イソメをライトアップ餌はアオイソメで垂らしは2cmが基準かな。針掛かり重視で短くすると喰ってこなくなるし、長くすると喰ってくるけど針掛かりが悪くなるし。垂らしはこんな感じ水温は19℃で3回とも同じ水温なのは、ここらへんで安定しているのかな?なぜがいつも同じ水温あと、ケミカルライトは穂先のすぐ下の道糸に、ひとつだけ付けることにしました。コレなら着底もアタリも分かるしね。準備完了にてハゼ釣り開始なんだけど、いつものお立ち台となる石組みが今日はやけに滑る。雨は降ってないはずなんだけど、全体的に濡れてるようで危ないな。夜中でこんな釣り場でドボン!したらシャレにならないので、一歩一歩慎重に足を踏み出す。やっとこさ目的の足場に到着し、周りに誰もいないのを確認して、水中にライトを照らしてみる。釣れる時ってハゼがチラホラ見えるんだけど、今日は全く見つからないんですけど…おまけに水が少し濁り気味だ。う〜ん厳しいかな?まずは適当に沖に向かって第一投。やはり水深は浅いが、喰ってくる時はこんな浅くてもアタってくる。んがしかし、本日はハゼのご機嫌はよろしくないようで…どこに落としても音沙汰なし。「これはマズイな〜」今現在はまだ潮が引いている状態で、干潮まではまだ時間があるので、状況の改善は期待できない。とにかく喰ってくるハゼを探すしかないんだけど、なかなか見つからないんだな。開始から20分ほど経った頃にやっと最初のアタリが来た!アワセると掛かったが、すぐに外れた。「チッ!なんだよ!!」次も同じスポットに落とすが、シ〜ン…と反応がない。アタって来ても針に掛からなければセカンドチャンスも期待できるが、中途半端に針に掛かってからバラすと、スレてもう喰ってこなくなる。方向を変えてみると、またしてもアタって来た。今度はしっかりと掛かって、本日の一匹目。一匹目はいつも小さい…すぐに次も釣れてくるが、10数cmサイズで小さいな〜この後はたま〜に上がってくるが、同じように10〜13cmくらいでつまらん!一匹だけ良型が来たけど、コイツだけだった。このサイズがコンスタントに釣れればな〜その後はプッツリとアタリが途切れた。今日は小潮で、まだ潮は引き続ける。ここで粘っても無駄と判断したので、移動開始!夜釣りの勘所は未だ分からじやってきたのは、仲間内では【島】と呼ばれるスポット。釣り場ではこのように、特定のスポットに常連にしか分からないニックネームが付いている事が多い。こうすると、お互いの情報交換時に、どこで釣り糸垂れたのかが分かりやすいからだ。前回は【島】を根城にしてるTG氏がいたんだけど、今日は誰もいなかった。ヨシ!ここから爆釣開始じゃ〜!の意気込みは、やっぱり空振り…相変わらず、ポッツリ…ポッツリ…程度なのでした。「ここでこの釣れ方なら、もう手の施しようがない…」もうお手上げ状態なオッサンは、ただ無気力に竿を握っているだけなのでした。すると、遠くから自転車のベルの音がしてくる。来たか!O氏とH2氏である。しかし、O氏は大丈夫か?この歳になると週イチでもキツイんだけど、O氏は今週は4度目の夜釣りなもんだから、疲労困憊らしく、前回なんて暗くても分かるような大きな穴に落ちて怪我したらしい。仲間内では「もう致死回数まで夜釣り行ってるから、いつ”ドザえもん”になってもおかしくない」とまで噂されている。そんなハゼ釣り仲間の心配をよそに、本日も夜釣りに登場のO氏。もう此奴が水に沈んでても、見て見ぬふりをしよう!ここにはカニもエビもたくさんいるし、ハゼも雑食性だから亡骸を完食してくれるだろう。O氏も釣り場で露となれば本望だろうて。サツを交わし、開口一番「今日はダメだよ!」とオッサン。まぁ、ダメと言われても、もうこんな夜中にこんな釣り場に来ちゃったもんだから、とにかくハゼ釣りをやるしかない。んですぐにH2氏が連打をぶちかましてくる。「なぬ!?こんチキショー、ここの次はまさにあそこをやる予定だったのに…」あんなのを隣りで見せつけられたら、コッチもやらん訳にはいかない。再び身体にバラ鞭打って、やる気復活。チョロチョロと釣れるようになるが、思うように数が上がらないな〜ハゼのかわりに喰ってくるのがコイツ。チンチン(クロダイの幼魚)と思いきや…小さなアタリでアワセると突然暴れだす。もう一発でハゼじゃないのは分かってて、細かく小さくだけど強烈に引いてくるそのアタリ方から、チンチンなのは明白。竿を立てて強い引きをいなすんだけど、柔らかい竿だとなかなか手前に寄ってこない。最後は道糸かハリスが切れると思ったけど、なんとか上がってきた。コイツの正体は【キビレ】クロダイと良く似てて、見分ける方法は「ヒレが黄色いとキビレ」なんて言われるけど、個体差があるので絶対ではない。なので、キビレとチンチンの見分け方は側線から上の鱗列の数でみると良いと思います。上の画像のように、3本くらいならキビレで、5本くらいならチンチン。でも、こいつが掛かると嫌なんだよな〜ヒレにトゲがあるから気を付けないと刺さるんだよね。人によっては、クロダイよりもキビレのほうが美味と言われてるが、オッサンは喰った事はないし、食う気もないから、一生分からんだろう。ちなみに今日はキビレが3匹釣れた。かわいいサイズのキビレこのサイズでも強烈に引いてくるぞ!ちなみに本日はウロハゼも釣れた。良いサイズだけどいらんわ!こんなかわいいウロは初めてだキビレも良型ウロも、あの強い引きがマハゼだったらな〜っと思うこと山の如し!的外れなブツが釣れてくすぶっていると、なんとMR氏が現れた。MR氏が夜釣りに来るなんて、想定外だった!聞けば、常連達が夜釣りに通っているので「そんなに夜釣りって楽しいの?」の真偽を確かめに来たらしい。ここへ来る前は【秘密の花園2】でやってたようだ。【秘密の花園2】→【秘密の花園3】と秘密を釣り歩く男。MR氏は絶対に夜釣りに来ないと思ってたのに、既にMR氏の身体に別の魂が入り込んでいるのかも知れない。ちなみに【秘密の花園2】での釣果はそこそこらしいがサイズが小さかったらしく、【秘密の花園3】の良型ハゼを釣り上げ「このサイズが釣れるなら、夜釣りに通うのも分かるわ〜」と納得のご様子。とは言え、ハゼが釣れるようになったわけでもなく、相変わらずパッとしない。そこで、さっきから気になっていたことを行動に移す。今までは3.5mの長竿でやってたんだけど、2.1mの竿にチェンジする。実はこの【島】エリアの傾向として、沖ではなく、手前の方が釣れやすい感じ。なので、長竿で手前を探ったら釣れ出したので、それならば!っと手前がやりやすい短い竿でやってみる。んでやっぱり、数が上がりはじめた。手前に仕掛けを垂直に落として、餌をフワフワ上下に揺らしてるとハゼが喰ってくる。穴釣りでよくこんな誘いをやるんだけど、まさにコレで、竿が短いから良型が掛かると竿がギュン!としなって楽しい。時には入れ喰いになり、「お〜!この釣り方も良いじゃんオレ!」と自画自賛。でも手前は岩場なので、ダボハゼや本日最大のウロハゼも上がってくる。「20cmオーバーのマハゼ来た〜」と思ったら…朝が来て、そんな短竿釣りもそろそろお開き。いつものように5時間半で45匹くらいと釣れなくはないが、釣れたともいい難い釣果。う〜ん、今日は厳しかったな〜”くらい”となっているのは、カウンターが壊れてしまい、初めはちゃんと数えてたんだけど、夜通しの釣りで頭がボケ〜っとなり数が分からなくなったから。100均カウンターはひとシーズンもたないな。安いから良いんだけど、オッサンは数が数えられないもんで、壊れた時に困るな〜本日お試しの『軽極ハゼ 硬式 360(カットVer.)』ですが、チョンチョンと煽る操作は格段にやりやすくなったが、竿が固くなったからか、ハゼを針に掛かってからのバラシが多かった。今日なんて、釣ったハゼと同じくらいのバラシ数で、コレが単にハゼの喰いが浅いが故なのか、もしくは本当に竿の影響なのかは謎。あと、当然ながら、餌箱のケミカルライトは全く役に立ちませんでした〜釣りの世界には『同じ釣り場に3回通えばもうベテラン』なんていう無責任な標語があったりするが、今回で【秘密の花園3】での夜釣りも3度目なんだけど、どこが釣れるのか?とか、どういう状況が釣れるのか?が全く掴めないぞ。この前はあそこでよくアタって来たから、と今回もやってみるが、全くの音沙汰なしなんて普通にある。と思えば、さっきは全然アタリさえなかったスポットで、突然入れ喰いになったり…夜釣りではよくあるんだけど、最初はどこに落としても全然アタリが無くて、しつこく落としまくり誘っていると、最初のアタリを皮切りにどんどんアタックしてくることがある。始めは餌に興味を示さなかったハゼが、餌がチョンチョン!いろいろな箇所で動き回っているから、ハゼの活性が上がるのだろうか?この状況ではどこが釣れて、何が良いのか悪いのか?未だに掴めないオッサン。もしかして、夜釣りって、とてもデリケートな釣りものなのかもしれないな…次の記事>>>「2023年度30回目のハゼ釣りは夜釣り最高記録更新!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度30回目のハゼ釣りは夜釣り最高記録更新!
    2023年30回目のハゼ釣りは夜釣り記録更新2023年11月12日。2023年30回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:曇り一時雨ちょっぴり雹釣行時間:1時00分くらい(潮位:91cm上げ3分)〜6時30分くらい(潮位:170cm下げ2分)大潮水温:測り忘れた釣果:マハゼ87匹(11cm〜17cm)竿:3.5m(清流X 硬調)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメのちベビーボイルホタテ&アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けつい先日、11月としては観測史上最高の27.5℃を叩き出した東京都心だったが、わずか4日で13℃以上も下がって晩秋の装い。昨日は、東京も寒い上に風が強くて、『木枯らし1号』カモ!?だったが、ギリギリ届かなかったらしい。とは言え、北海道や青森では初雪も降ったようで、秋どころか一気に冬に季節が進んだようだ。2023年は記録尽くしの異常な夏だったけど、「アレだけ暑かった夏だったけど、寒い冬は来るんだ…」と素早い自然の移り変わりに驚くとともに、少しホッとする。んで問題なのが、あの木枯らし1号もどきの強風の中、例のO氏は夜釣りに出撃したらしい。釣りの大敵は雨ではなく、風である。豪雨ではダメだけど、普通の雨程度ならなんとかなるどころか、ハゼ釣りではむしろ雨の方が釣れる気がする。んがしかし、強風はいかん!風で竿が煽られてアタリなんぞ取れやしない!ウキ釣りでも水面に波が立つから、アタリが分からん。風の中でもアタリの取り方がないわけではないが、『コレでも釣れなくはないが…』的な緊急事態なやり方なので、ポイポイ釣れるもんでもない。オッサンも雨天はハゼ釣りに行く可能性は高いが、強風は問題外なので諦めている。そんな釣り人の常識を全く無視するO氏の悪行。風だけならまだしも、夜釣りという、まさに悪行三昧!その時を述懐し、「全然釣れないし、釣りにならないよ!」あたり前だ!まだ、平日は仕事だから休日しか釣りに来れないという現役世代なら言い訳にもなるが、O氏はリタイヤ世代で、バイト的な事はやっているが毎日のように釣り場に来れる御身分。なんで強風&夜釣りというヤバい釣りをしようとするかな〜?と理解に苦しむ。ましてや、もう後期高齢者に片足突っ込んでて、身体も思うように動かないクセに見境なく徘徊するもんだから、危なっかしくて見てられん!「強風に煽られたら水にドボンだったよ!」「そのままドボンしてしまえ〜!」そんなトホホなやりとり後、オッサンも夜釣りの日がやってきた。しかし、雨予報…夏ならいざ知らず、季節は一気に冬に進み、しかも夜間釣行。少々迷ったが、覚悟を決めて出撃を決心する。そもそも、もうアオイソメ買っちゃったし!短竿でも十分釣れるぞぃ!マメに天気予報をチェックするが、さすがに当日の予報は覆りそうもない。どうみても雨が降る。っというわけで、完全防寒及びカッパを着込んで万全の体制にて出撃。現場に向かう途中は、いつものように愛車を漕ぎながら汗だくになる。あ、そう言えば、オッサンの愛車が少々リニューアル。ライトが昔懐かしの自家発電ダイナモ&豆電球だったのが、最新のLEDライトにレベルアップ。自家発電は相変わらずだけど、昨今のダイナモは漕いでても軽いね〜♪以前はウィ〜ん、ウィ〜ん鳴って、重かったからな〜あと、リアホイールをタイヤやブレーキ含めてまるごと全交換した。漕いでいるとよくガツンッ!とギア抜けみたいになったし、ブレーキなんてブーブー音がするだけで全然効かなかったし、ホイールが歪んでたし…まぁ、27年も乗ってるとこうなるわな…タイヤとかチューブなんて何回交換したか分からないけど、さすがにもうヤバいっしょ!問題はオッサンが作業したからすこぶる怪しくて、走っているうちに『チキチキマシン猛レース』みたいに、ボルトやらパーツやらが外れてゆくかもしんまい。気持ちよく快調に飛ばし、無事に夜釣り現場【秘密の花園3】に到着。本日は【島】エリアからのスタート。実は雨を覚悟でやってきたのは、いくつかお試しがありまして…まずは【島】エリアでの短竿釣行は有効なのか?の検証。基本的に【秘密の花園3】はほぼ全体が遠浅のポイントなので、3.6mとかの長竿での釣行となる。しかし前回、このエリアでやった時、手前でばかりハゼが釣れてて、ならば!と短竿でやってみたら気持ち良いくらいの入れ喰いになった。なので、今回はしっかり短竿で攻めるとどうなるのか?をやってみたいと思ってます。というわけで、取り出しましたる竿は、2.1mの長さの行雲流水と彩峰?の合体竿。一番数釣ってる信頼竿夜釣りなのでケミホタルを装着する。オッサンの場合は、アタリを取るのと着底を確認したいので竿先にひとつ。竿先にチョン!とおひとつこの目印の位置は人によってまちまちで、仲間内ではウキの位置に付ける人が多いかな?MR氏曰く「どこに付けるのが良いのか決まりはないけど、どこを見ながら釣りするのか?で決まるのんじゃないの〜」確かに!それが正解だ。今まであまり意識してなかったけど、ケミホタルを竿先に付けると釣りやすかったから、「いつも竿先を見てたんだ!」と改めて納得した。餌は当然アオイソメ。まぁ、餌は好き好きで良いと思う。オッサン的には良型大型狙いとなると、虫エサの方が良いかな?と思ってるだけ。釣り人ってなにかと「餌はやっぱり◯◯が釣れるよ!」と無責任に豪語してくるが、自分が釣れると信じている餌を使うのが一番釣れると思う。ただ、イソメの餌付けってライトの明かりでやるのに難儀する。昼間ならなんてことないんだけど、夜だと遠近感が掴めなくて上手く餌付けが出来ないんだな〜って、これはオッサンの老眼のせいでもあると思うが、やはりライトのせいだとも思う。餌はイソメが釣れる!と信じたい特にイソメの尻尾なんて、細いし暴れるし…準備完了にて、いざ検証開始。まずは【島】内でも実績ポイントからスタートする。ココはけっこう浅いから、着水すぐに着底。すぐにスン!スン!と数cm毎に引きながら誘いを入れ続ける。するとすぐにアタリが!?という事は全く無くて、アタらないな〜まぁ、夜釣りってこんなもんで、そのエリアの最初ってアタって来なくて、しばらくやってると途端に喰い始めてくる事が多い。っというわけで、諦めずに誘い続け「ここの美味しい餌ありまっせ〜」をアピールしていると、コン!と小さくアタって来た!すかさず電撃フッキング!は見事に空振り…アレ?アタリじゃなかったのかな?いまやっている釣り方は、着底したらひたすらに動かして誘い続け、コン!とかの振動や仕掛けが根掛かりみたく動かなくなったらアワセるというやり方。なので、底の石とか起伏とかをアタリと勘違いする事もあるんだけど、『疑わしくはアタリと思え!』で怪しい挙動はとにかくアワセてみる。否、アレは絶対にハゼのアタリだったと信じ切るオッサン。信じる者は救われるで、次も寸分違わず同じスポットに落とすとすぐに喰ってきた!やっぱりハゼじゃん!んで、次も同じスポットに落とすと二連打。サイズアップせんな…残念ながら、今晩はそれほど喰いが良くないらしく、これ以上の連打は無くて、少しづつ移動しながら探ってゆく。ちなみに深場エリアもあって、短竿だと深場で引っ張るなんて出来ないもんだから、垂直に落とし、そのまま上下にチョンチョン!と餌を踊らせる。一回の探りで20回くらい上下させて、何も音沙汰なければ次のスポットといった塩梅。まぁ、喰ってくる時ってだいたい10回以内で喰ってくる。さすがに深場ともなればサイズも少々アップしてくる。このサイズなら夜釣りも楽しいね!ココらへんが本日の最大サイズ竿が短いから細かい操作が出来て、釣りがし易い。前回のような入れ喰いにはならないけど、飽きない程度にはアタって来る。んで本日もゲストありマス。コイツはキビレではなくてチンチン(クロダイの幼魚)んで定番外道のウロハゼ。コイツはマハゼと同じ引きするんだよね〜【島】エリアにはオッサンひとりで恐いんだけど、あちらの通常エリアにはライトの人影が見える。アレは仲間が来てるんだろうて。ルアーマンはライトを点けっぱなしで釣りしないから、ハゼ釣り人に間違いない。オッサンもそろそろ移動を考え始める。というのも、潮が満ちると【島】エリアは水没し、帰れなくなるので気をつけねばならない。特に本日は大潮なのでアッという間に潮が満ちてくる。もう低い所には潮が乗り始めている。本日は【島】エリア全体の釣れ具合の調査も兼ねているので、とにかく全体的に釣り糸を垂れてみる。約2時間で20匹程度だったけど、なんとなく全体の感じは掴めたので、帰れなくなる前に撤収。終わってみれば夜釣り最高記録だが…んで、通常エリアにやって来るとT氏、H2氏、MR氏がいた。MR氏もすっかり夜釣りの人になってしまった。「昼間でも釣れないことないけど、今年は小さいのばかりだから夜釣りの方が楽しい!」とのこと。こちらでもボチボチ釣れているらしく、オッサンも参戦。まずは竿の準備から。こちらでは長竿になる。本日は一軍の長竿『清流X 硬調35』を持ってきた。っというのも、前回使った『軽極ハゼ 硬式360』の穂先を、清水の舞台からハイダイビングの覚悟で13cmカットした竿を使ってみたら、やたらポロリが多かった。原因は竿を切り過ぎて硬くなり、釣り上げたハゼが暴れ、硬い竿に弾かれてポロリしてるのかな?果たして、この現象は竿のせいなのか?それともスレ針のせいなのか?それともオッサンのやる気のなさなのか?をハッキリさせるのが本日のもうひとつの検証。この竿でやってみれば原因が分かるだろうてんで、やっぱり最初はアタリが無いんだよね〜まぁ、夜釣りってこんなもんだろう、と思うことにする。またしばらくハゼにイソメをアピールしていると、喰い始めてくる。さすがに使い慣れた一軍竿。数cm単位で引いてくる動きもスムーズでやりやすく、スン!…にも満たないモタレるようなアタリにも反応できる。「今までの夜釣りでも、この竿使ってたら釣果も全然違ったかもな〜」と実感した。最初はハゼサイズも10数cmばかりで「やはり遠浅エリアだとサイズが小さくなるな…」と思ってたら、そこそこサイズがアタリ出した。このサイズなら良いよね!基本的に夜釣りは移動しながらハゼを拾ってゆくので、とにかく喰ってくるハゼを見つけるのが仕事。自分の立ち位置から30度くらいの間隔で、少し場所を替えながら探り続ける。厄介なのが、さっきは全然アタって来なかったのに、同じエリアを次やってみたら喰ってきた!という現象が普通にあるということ。ココが夜釣りの面倒臭いところというか、単純に諦めきれないところ。潮位がかなり高くなってきて、さっきは全然釣りにならなかったエリアでもハゼがアタリ始める。この時が入れ喰いチャ〜ンス!沖からやってきたフレッシュなハゼが餌をバク!っと一気に喰ってくるから針掛かりも一発だし、連打にもなるし、何よりも良型ハゼが多い。この時間とスポットを見逃さないことが、夜釣りの肝でもある。そして見つけたらフル回転の手返しで一気に勝負を掛けるべし!今日もあるスポットを見つけて、「ココが今晩のクライマックス!」とばかりに一気に勝負を掛ける。上がってくるのは15cmクラスばかりで、落とした瞬間に沖に向かって仕掛けを引っ張ってゆくから、針掛かりも良いし、暴れまくるから釣り味も最高だ!長竿で良型ハゼを掛けると、グィ〜ん!と竿が大きくしなって楽しい瞬間!とにかく、掛かったスポットに落とし続け、着底すぐにアタって来るようにして、時間を無駄にしないこと。この入れ喰いタイムはアッという間に終わってしまいます。と思いながら両手をフル回転させていたら、まさかのイソメの餌が無くなり、餌箱内はエンプティ…まぁ分かっちゃいたけど「マジか!?」速攻、荷物置き場にダッシュ&予備のホタテとアミエビセットを補充しリターン。幸いにして入れ喰いは終わってなくて、またしばらくは楽しめたのでした。その後はまたボチボチ程度の釣りで、暇になったので、まだ探っていないエリアを徘徊し始めるオッサン。ソッチも釣れなくはないが、釣れるとは言い難い塩梅。夜が明けてくるが、本日は今にも雨が落ちてきそうな空模様で、爽やかな朝とは程通し…予報通り降ってきそうだな〜っと思ってたら、やはりポツリポツリと落ちてきたんだけど、「ん?なんかおかしくね?」雨じゃなくて雹が落ちてきた!うわ〜、こんなに気温が下がってたんだ。釣りしている最中は全然気づかなかったけど、雹が落ちてきたということは、そこそこ冷えてるよね。明るくなってくると、釣りがやりやすくなる反面、ハゼサイズが縮む。15cmクラスなんてどっかにいっちゃって、10数cmのハゼばかりになる。こうなるともう終わりの合図。本日も5時間半程で87匹と夜釣りの最高記録だったけど、ウロウロしてないで釣れるエリアでやり続けてたら1束いってたな〜!今日は1束狙えたな〜んで、問題のハゼポロリ事件の”引きあたり”の件ですが、確かに竿を替えてみたらポロリは少なくなった気がするが、やはりポロリはする。なので、コレは自然現象なのでしょうがない…、という玉虫色の結果にて勘弁してください。T氏も同じ軽極ハゼを使ってて、オッサンと同じように、竿が柔らか過ぎて不便を感じていたようだった。オッサンが穂先をぶった切ったもんだから、同じようにT氏も10cmカットしてみたところ…「スゴく使いやすくなった!今日はポロリも一回もないよ!やっぱり針のせいじゃないの?」とのたまわりやがった。試しに、T氏の竿をいじってみたが、明らかにオッサンのと挙動が違うんだよね〜この違いは10cmカットと13cmカットの違いなのか?それとも、持ち主のパーソナリティの違いが竿に出るのか?T氏は温和で柔らかい性格だからソレが竿に出ていて、オッサンの竿は自己主張が激しくて、角が立ってる感じ。持ち主の性格そのままやんけ!自動車とかでも、運転手の癖が車に反映されると言われるから、釣り竿でもそういう事かもしんまい。しかし、本日は小さなアタリが多かったな〜そこそこサイズのハゼとは言え、っていうか、そういうサイズのハゼだからこそ居食いが多くて、ソレを拾えないと数が伸びない感じだった。コレから冬本番になってくるので、夜釣りも厳しくなってくる。っていうか「まだ夜釣りやるの?」というのが正直なところ…今期通い始めた夜釣りはあくまで、『穴釣り本番までのつなぎ』という位置づけだったハズ。穴釣りに通っている仲間によると「数はそこそこ上がっているが、サイズが大きくならない…」とのこと。穴釣りの醍醐味は大型ハゼの強烈な引き!なので、コレがなければ「意気消沈」 「茫然自失」「炭酸の抜けたビール」である。もうこの時期で大型穴ハゼが上がってないということは、もしかしたら今期は穴ハゼが大きくならないかもしれない。大きいのも居るには居るんだろうけど、数が少ないのかな?っということは、このまま夜釣りで年越しも冗談ではないお話。ハゼ釣りしながら聞く除夜の鐘も風流だね〜って、そんなのシャレにならないって!マジで!!ちなみに、夏ハゼ釣り場の大井ふ頭中央海浜公園に生息していた野良ぬこの『ニャンキュッパJr』は無事に保護されました。若か知り頃の『ニャンキュッパJr』出会った頃は、まだ小さくて痩せこけた猫だった。最初は野良猫らしく人間が近づくとシャー!してたけど、ある日を境に「オラ、このままだと野垂れ死んじまう!」と改心したのか知らんが、すごく人懐っこくなった。その甲斐あってか、餌をくれる人が多くて、大きく太り、毛並みも良くなったらしい。とは言え、冬は厳しい季節なので、誰か早く保護してくれないかな〜っと思っていた。んで、今回の保護猫となり、良かった良かった。できれば、このような野良猫が居なくなるのが、一番良いんだろうな〜でも、野良ぬこが居なくなっても、かわりの野良が出てくるんだろう。千葉では野良キョンが大繁殖して、農作物にも被害が出て大変らしい。アレも見た目は可愛くはあるが、鳴き声が不気味だよね。野良猫は可愛いと思うが、野良キョンにスリスリされても嬉しくないわな。次の記事>>>「2023年度31回目のハゼ釣りは最悪の相性」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度31回目のハゼ釣りは最悪の相性
    2023年31回めのハゼ釣りは相性が悪かったか2023年11月19日。2023年31回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:1時00分くらい(潮位:51cm下げ8分)〜7時00分くらい(潮位:119cm上げ6分)小潮水温:14℃釣果:マハゼ37匹(10cm〜16cm)竿:3.5m(軽極ハゼ硬式 ぶった切り Ver.)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ6号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:芝エビのちアミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け何で聞いたか読んだかは忘れたけど、『神様はこの世で最悪の相手を結婚のパートナーに選ぶ』ようにいたずらするらしい。最悪の相手同士がお互いを想い合うよう、『その時だけ』恋愛感情をMAXにまでハッスルさせ、結婚させてしまうらしいのだ。よく占いなどで「最悪相性カップル」と言われたのに、いざ結婚したら夫婦円満ってのもよく聞く話である。そして、その逆もまたしかり。『結婚は修行の場』なんて言われたりするが、納得出来る部分も多々ある。他人様の夫婦関係をのぞき見したことはないので分からんが、ホヤホヤの時なんてホンの一瞬で、それ以降は惰性でひとつ屋根の下暮らしているのがほとんどだと思う。夫婦仲が良いとか悪いとかそういうレベルではなくて、「まぁ、別に…」といった塩梅なのではないだろうか。人間が複数人集まれば、そこには必ず人間関係が生まれるんだけど、その関係を司る一番の要因が『相性』であるのは間違いないと思う。どのような関係でも「あの人とは何となく相性が良さそうだな!」とか、「なんか、気が合いそうもないな…」とか、直感で感じたりするんだけど、意外とその直感が合たってたりするもんだから所在ない。とは言え、相性が良かろうが悪かろうが、付き合っていかなアカンのが人間社会なので、なんとかやっていかねばならない。職場とかの関係なら仕事と割り切れるが、夫婦関係ともなると簡単に割り切れるものでもなく、その関係性は複雑怪奇に入り組んでいる。かつて愛した人なれど、感情の通り過ぎた相手となった現在、日頃の鬱憤が蓄積し、表面張力だけで平和の均衡を維持しているような状態。しかし、些細な火種で一旦火がつけば、ノーガードの殴り合いのような、血で血を洗う言い争いに発展することも珍しくない。ココぞとばかりに鬱憤晴らしで、言わなくてもいいことまでも吐き出してスッキリしたい!下手すりゃ〜、婚前どころか付き合う前の不祥事までも俎上に上げられ、痛くない腹まで探られることになる。という訳で、人間関係は相性で成り立っていると言っても過言ではない。この相性はなにも人と人だけでなく、人とモノの関係性にも成り立つ。例えば、化粧品や衣服、自動車とかでも相性が存在する。言ってしまえば、身の回り全てのモノが自分と相性がある。当然、釣りにおいても。オッサンはせっかちなので、ヒラメとかマゴチとかの喰わせる系の釣りは苦手。最初のアタリから、カジカジとゆっくりと餌の端っこをカジリつきながら、針に掛かる本アタリまで喰わせる…なんて釣りは相性が悪いのだ。魚が餌を突付いとるのに、アワセを入れないなんて我慢ならん!もうアワセたくてアワセたくて、手がピクピクしているくらいだ。挙句の果てにゃ〜、前アタリだけで音沙汰なくなって、本アタリが来なかった…なんて洒落にならんよ!「イチかバチかで、さっきの前アタリでアワセてみりゃ〜良かったじゃんよ〜!」と文句を垂れる始末。そんな喰わせの釣りだけでなく、ハゼ釣りに置いても相性が存在する。今日はソレを痛感したハゼ釣行だった。全然釣れないんですけど…昨日の【秘密の花園3】でのハゼ釣りは良くなかったらしい。とにかく強風でアタリが取れないし、雨の影響で水が濁ってアタリが少なかったようだ。本日はオッサンも出撃なんだけど、風は弱くなるが、水の濁りはまだ残ってるんだろうな〜との予想。日付が変わる頃に自宅を出発するが、思ったよりも風が強いので「街中でこの風じゃ〜、釣り場はもっと強く吹いてるだろうな…」と心配になる。そして、その予感が的中。釣り現場ではしっかり風が吹いてやがって、おまけに想像していたよりも潮位が低い。釣りに行く際は多くの釣り人がタイドグラフをチェックすると思いますが、アレは計算からの予想値だし、あくまで代表地点での潮位。実際は、釣りをするエリアによってかなりズレることも多い。なので、釣り場に到着するまでは油断ならないのである。「あ〜、やっぱり【島】から始めないと釣りにならないや…」【島】とは【秘密の花園3】内のあるエリアの呼称で、潮位が低い時はほぼココでしか釣りにならない。釣り場を見渡すが、今日はルアーマンが全然いない。普段は結構いて、釣り場のそこここでヒュンヒュン投げてるんだけど。まぁ、この風の強さだと釣りにならないよね〜って、それはハゼ釣りも同じなのでは…誰もいない暗い水辺にオッサンひとりで恐いんだけど、我慢していればその内に仲間もやって来るだろうて。まずは釣りの準備から。本日の竿は、【島】なので2.1mから。3.5mの長竿だと風も強いし厳しいけど、短竿ならアタリも取れるからちょうどイイね!2.1mの竿なら釣りになると思う仕掛けはいつものハリス3cmの胴付き仕掛けなんだけど、本日は針が袖スレの6号と少しサイズアップしています。何故か?針が大きくなった!実は本日使う餌は芝エビ。以前からO氏が「よく釣れるよ!」としつこく宣伝していた。オッサン的には「またか…」と流してたんだけど、【秘密の花園3】を知り尽くしているTG氏も芝エビを愛用してて、以前、この餌を使って眼の前でガンガンに釣りあげていた。O氏の自画自賛だけならその効果も玉虫色だが、実力者のTG氏も愛用しているとなると信憑性が増す。だけど、ここの釣り場ではアオイソメが釣れると思っているから、芝エビを使おうとは思ってなかった。しかし昨日、O氏がオッサンちまでデリバリーしてくれたので、そこまでしてくれるなら!と使ってみることにした。んがしかし、問題が!?この手のエビ餌って仕込みが必要になるので面倒臭い。殻を剥いて、適度なサイズに切らなくてはならない。「んな程度が手間になるかよ!」ですが、オッサンは面倒臭がりなので、こんな程度でもやりたくないのだ。O氏もどうせならすぐに使える状態で渡してくれれば良いのに…、とタダで貰った分際でブツブツと文句を垂れるオッサン。しょうがないので仕込みをば。季節モノで手に入りづらいらしい。このボリュームでこのお値段!ちょっと小ぶり頭を取って殻を剥くとさらにダウンサイジングひとパックに40匹くらい入ってた使うサイズにカット!10匹分を小分けにした感触はブラックタイガーみたいな感じで、ネチョネチョで粘りがあるから、釣りには向いているかもしんまい。オッサンがこの手のエビ餌を使わなかったのにはもうひとつ理由があって、針掛かりが悪いから。オッサンが使ってる針は、一般的に使われるハゼ釣りの針としては小さい方。穴釣りでもこの夜釣りでも、使っている針は袖の4号。なので、アミエビとか桜エビならまだしも、大きめのエビ餌だと立体的過ぎて、小さい針の針先が少ししか出ないから、掛かりがすこぶるよろしくない。という訳で、この手のエビ餌は避けてきたのである。しかし、今回は袖6号針にチェンジしたので、釣れると期待したい!頼むぞ!芝エビぃ!!こんな感じになる。使う時は指で少し潰します夜釣りの必需品のケミホタルは、竿の穂先のすぐ下の道糸部に装着。怪しく光る水温は14℃と一気に冷たくなった。ひゃ〜冷たくなったね!いざ!釣り開始なんだけど、ライトで水中を照らしてみるが、すごく水が濁ってるんですけど…水の冷たさといい、濁りといい、コレはちょっとマズイかな…スルスルと仕掛けを落とす。このエリアはすぐ目の前が切り立った深場なので、短竿で垂直に落としても1.5mくらいの水深がある。スンスンと餌を上下に踊らせて誘う。すると!いきなりクン!とアタって来て、反射的にアワセるとギュンギュン!と暴れだす。なんだコレ?ハゼではないからキビレかチンチン(クロダイの幼魚)かな?と思いながら、強い引きをいなし、弱らせてから上げてみるとセイゴ(スズキの幼魚)だった。このサイズでも結構暴れるハゼじゃなくて残念だけど、一投目から釣れたから期待できるぞ!次も同じスポットに落とすと、着底と同時にアタリあり!間違いなくハゼのアタリだったけど、空振り。ムムム…、次こそ!と同じスポットに落としてみると、またしてもアタって来た!少し小さいが、夜釣りの最初っていつも小さめから釣れるから、まぁこんなもんでしょ。小さいけど、すぐに釣れたからヨシとしましょう!開始すぐに釣れたので「今日は良いかもよ〜!」と期待したんだけど、ここから地獄が始まるのでした。どこに落としてもアタリが全くない。【島】全体をひと通り丁寧に探ってみたんだけど、アタリが全くない無の世界。マジか!?駄目だこりゃ〜なので、【島】エリアから通常エリアに移動しようとしているとMR氏が現れた。「今日は酷いよ!アタリが全くないからダメ元でアッチに移動する」通常エリアは遠浅なので、今現在の潮位だと全く期待できないんだけど、とにかく【島】エリアがお話にならないので、コッチよりは何かしらあるかもしんまい。通常エリアでは3.5mの長竿を使うんだけど、この強風でまともにアタリが取れるかな?3.6mをぶった切って3.5mになった竿案の定、潮位が低すぎていつもは釣れるエリアがすっかり陸地になっている。ギリギリまで水に立ち込んで、思いっきり沖に向かって投入するが、やはりアタリは皆無。おまけに強風に吹かれて竿先が3D的に曲げられ、アタリなんぞ分かりゃ〜しない。んでやっぱり、こちらでも生命反応なし!「まいったな。どうしよう…」しょうがないので、ダメ元で【島】で長竿やってみるか…再び【島】へやって来ると、MR氏がいたんだけど、いつのまにかTG氏が来ていた。さすがのTG氏も「全然ダメだね〜」と諦めムード。んでやっぱり、長竿でやってもウンともスンともアタリが無いのでした。「コレまた、どうしよう…」今日は諦めて帰るか?とまで考えたが、干潮から上げ潮になれば通常エリアで釣れるハズ!という淡い期待がないわけでもない。しかし、上げ潮までにはまだ時間があるが、ここにいても状況変わらずなので、大きく移動を決断する。少しは挽回したものの…やってきたのは【秘密の花園2】ここはハゼの穴釣り場なんだけど、ほぼ干潮時間帯なので釣りになるかどうかが怪しかったが、到着してすぐに絶望に変わる。想像よりも遥かに潮が引いてて、「ココってこんなに潮が無くなるんだ!」とビックリしたほど。少しくらいは釣りになるかと思ってたんだけど、コレでは全く釣りにならんではないか!まぁ、考えてみればそうだよね〜潮汐現象は地球規模。オッサンが自転車で移動する距離なんぞは、地球規模で考えれば無いも同然。アッチの潮が大きく引けば、コッチも同様に引くのは当たり前の話である。せっかくの機会なので、どうせなら【秘密の花園2】の地形でも確認しておこう!と釣り場全体をウロウロする。最後にちょっと釣りになりそうなエリアを見つけたので、釣り糸を垂れてみる。すると、そこそこにハゼがアタって来るではありませんか!?全く期待してなかったので嬉しいオッサン。ところが…全然針掛かりしないのである。芝エビ餌に喰っては来るんだけど、針に掛からないぞ!確かに、餌を突いてくるのは10cm程度の小ハゼなんだけど、ここまで掛からないかな?原因はやはり餌にあると思う。エビ餌の立体的な形状が、針掛かりを悪くしてるんだと思う。ムキになって何度もやってるんだけど、結局一回も掛からなかった。アタリは10回以上はあったけど、ゼロは酷過ぎね!?ダメじゃん!芝エビって!!もう怒りを通り越して、O氏に対して殺意が芽生えたくらいである。そろそろ上げ潮になってきたので再び【秘密の花園3】にリターン。戻ってきたら、O氏・T氏・H2氏が来ていたが、MR氏はまだいたんだけど、TG氏は行方不明になっていた。TG氏は神出鬼没で、この状況を鑑みて、きっとどこかの自分だけの秘密の花園へ行ったんだろうと思う。釣りの塩梅を伺うとボチボチ釣れているらしい。何!釣れているだと!?オッサンはこの時点で最初に釣れた1匹だけだった。んだば、オッサンも参戦する。役に立たない芝エビではなくアミエビ餌にチェンジするが、こんな事ならアオイソメ持ってくれば良かったな〜潮が上げ始めているとは言え、まだまだ潮位が低いので実績ポイントでは釣りにならない。いつもとは違うエリアでやってみると、本当にボチボチ程度の釣れ具合。とは言え、今までの悲惨なハゼ釣りを思えば、釣れるだけマシである。ボチボチとは言え、上がればそこそこサイズなので慰めになる。このサイズなら良いか…やはり、針に掛からなかったのは餌のせいだよ!アミエビに替えたらちゃんと釣れるもん!ここから一気に挽回とはいかず、既に無駄にした時間の代償が大き過ぎた。それでもたまには入れ喰いタイムもあって、そこそこには釣れていた。結局は朝まで粘って、6時間で37匹とトホホだったけど、今日の状況でよくここまで挽回したな!と自分で自分を褒めた。結果的にはダメだけど、よくここまで…ビクの底が見えてしまう釣果だと、とても悔しいなぁ〜まぁ本日の敗因は、いきなり水温が低下したのと、水の濁りかな。そもそもが、この釣り場で釣りをする潮回りでは無かったと言えばそうだけど、ソレは分かっていたことで…でも【島】では問題ない潮位だったけど、全く釣れなかったのが大誤算だった。あとはオッサンのいつもの悪い癖で、釣り場を動き過ぎ。今日なんて同じ釣り場ではなくて、違う釣り場まで足を伸ばしてたもんだから、時間のムダが大きかった。でも唯一の収穫が、いつもはやらないエリアで面白いスポットを見つけたのが良かったか。んで、オッサンが酷評した芝エビ評ですが、これこそ人それぞれでして…【秘密の花園3】のご意見番TG氏は芝エビ餌メインでいつも結果を出してるし、本日のMR氏はず〜っと芝エビ餌でやってけっこう釣ってたし、O氏に至っては19cmの大型ハゼまで上げやがって!O氏が上げた19cm結局、芝エビで結果出してないのってオッサンだけじゃんかよ〜でもしょうがないのだ。単にオッサンと芝エビは相性が最悪ということだと思う。ただソレだけの事だ。釣りは餌だけを替えれば釣果が変わるというものではないと思う。その人の釣り方、仕掛け、竿など総合的に鑑みて、ならばこの餌!という事だと思います。オッサンの場合は、わずかなアタリや気配を捉える釣り方なので、小さな針を使ってのホタテ餌が筆頭餌になるということ。芝エビを勧めてきたO氏は、見釣りが主体で、大きい針と硬い竿を使って、仕掛けごと持っていくような派手なアタリを取る釣り方。同じハゼ釣りでも全然違うスタイルなので、餌が違うのも当然で、相性の良し悪しがあるのも当たり前。まぁ、いろいろ試すのは大事だけど、やってみて感じたことを素直に受け入れればソレで良いだけ。ここでムキになってアレはダメだ!と声を荒げるのはどうですかね〜、俺!追伸、本日MR氏が釣り場でずっこけて長年愛用した竿をぶっ壊したらしい。MR氏は少々ぽっちゃり体型で、天然のクッションを身に付けているので怪我は無くて良かった良かった。釣り場は危険なので、慎重に行動しましょう!くわばら、くわばら…次の記事>>>「2023年度32回目のハゼ釣りは雨天撤退!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度32回目のハゼ釣りは雨天撤退!
    2023年32回めのハゼ釣りは雨により撤収!2023年11月23日。2023年32回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:曇り一時雨釣行時間:1時00分くらい(潮位:153cm満潮)〜3時00分くらい(潮位:148cmほぼ満潮)若潮水温:16℃釣果:マハゼ18匹(11cm〜18cm)竿:3.5m(軽極ハゼ硬式 ぶった切り Ver.)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けハテ?ここで何を書きましょうかね?タイトル通り、本日はハゼ釣りしてたら雨が降ってきて、カッパを装着してなかったもんだから、さっさと逃げ帰ってきた。釣行時間はわずか2時間で、特にトピックも無いので、な〜んも書くことがない。しかし、こちとらもお客様商売。たぶん、このブログを読んでくれてる人はハゼ釣りもしてる人だと思うんだけど、変態的なハゼ釣り人はこのクソ寒い中でも釣り糸垂れてるが、常識的な人ならハゼ釣りもとっくに終了しているこの時期。「もう今期のハゼ釣りは終了!」とは言え、このブログをしつこく読んでくれている、両手両足で数えて余るほどの大観衆の読者のためにも、なんとかネタをひねり出してみようと思います。当然ながら、本日も夜釣りなんだけど、いつもは日曜日の夜中というか、土曜日から日曜日へ日付が変わった頃の時間帯からの夜釣り。週休二日が当たり前で当然のこのご時世。オッサンが勤めているブラック企業は、土曜日もありがたく出勤である。土曜日なんて多くの会社が休みだから、客電なんてほとんどないし、土曜日は無いという前提で仕事を進めているので、無理してまでやる業務なんてほぼない。社員は全員無駄な出勤と思ってるんだけど、時勢を読めない能無しTOPが頑なに休みにしない。土曜日に出勤したからといって給料が上がるわけでもないし、無駄な経費が掛かるだけなのに…このように、昭和の悪習をズルズル引きずってるだけで、その時代に対応した行動を起こす勇気を持ちあわせてない中小企業の経営者って、結構いると思うよ。ただ、土曜日は半ドンなので、午後はお休み。オッサンのサタデー・アフタヌーンは、銭湯行ったり、ハゼ釣り餌のアオイソメを買いに行ったり、釣りの仕掛けを作ってたりとのらりくらりと過ごしている。言い訳を言わせてもらえば、夜釣りに備えて体力を温存してるんだけど、傍から見れば、中年がモサ〜っとだらけているようにしか見えないだろう。しかし、本日は平日出勤終了後の夜釣り釣行。しかも、昨日はかなりヘビーな仕事内容だったので、身体はヘトヘトだ。「キツイし面倒臭いから、今晩の夜釣りは止めとこうかな…」一瞬弱気になったんだけど、実は明後日の土曜日の夜ハゼ釣りはある企画がありまして…成功すればかなり楽しいハゼ釣りになりそうだが、玉砕の確率もそこそこある、鬼が出るか蛇が出るかのギャンブル的な釣行なので、保険を掛けたいところ。っというわけで、本日も身体にバラ鞭打って夜釣り強硬でございやす!いつものように、日付が変わる頃に自宅を出発すると、すぐ友人にバッタリ出会う。この友人は夜チヌ専の釣り師で、今もチヌ釣りからの帰りだったらしい。「ちょうど良い所で!」と大きな餌箱いっぱいなアオイソメを恵んでくれた。地獄に仏とはこの事だ!実は昼間、近所の釣具屋にイソメを買いに行ったら、売り切れとホザキやがって!「売り切れだとぉ!っざけんな!!」と、釣具屋の親父に必殺のアバンストラッシュをぶち込んでやった!っということはないが、釣具屋にイソメが無いなんて聞いたことねぇ〜や。本当かどうか知らないが、生餌とPEラインは粗利が高いらしい。近所の釣具屋は大手チェーンではなく、地元に根付いたカビの生えた個人店舗なので、釣りアイテムの利益なんざ微々たるもんで、利益の主力は生餌だろうに。その生命線がネタ切れとは、この親父もヤキがまわったもんだ!っという訳で、主力餌のアオイソメが調達できなかったので、ホタテとアミエビでお茶を濁すつもりだった今夜の夜釣り。「大丈夫かな…」と一抹の不安を抱きながらだったが、思いがけずイソメを手に入れた事でやる気もアップ!「ヨシ!今夜は爆釣じゃ!!」と愛車を漕ぐ脚にも力が入り、気分は立ち漕ぎだ。今晩はけっこう暖かくて、現場に到着する頃にはまたもや汗だく。【秘密の花園3】にはハゼ釣り人どころかルアーマンすらもいなくて、寂しいというよりも恐いくらい。潮位は思ったよりも低いが、まともな釣りになりそうな高さはある。本日の竿は『軽極ハゼ硬式360』の穂先を10cm程カットしたぶった切りVer.使いやすくなったが、ちょっと硬くなり過ぎカモ…仕掛けはいつものミャク釣り仕掛けだけど、前回はエビ餌を使う都合で針が袖スレ6号だったが、本日は袖スレ4号と元に戻した。餌の関係もあるけど、また別の理由もありまして…ハゼに飲まれた時に自作の針外しを使って外すんだけど、ハゼの口の中で飲まれた針を回転させなければ針が外れない。その時に針が大きいと回しづらいし、なによりもハゼにダメージを与えてしまい、下手すりゃ〜ハゼが昇天してしまう。コレは不本意なので、なるべく小さい針を使います。そもそもが針を飲まれるということは、下手っぴの証拠なので、オッサンもまだまだだな〜針を元の袖スレ4号へあと、夜釣りだからケミホタル系のライト必須だけど、今までは小さい『25』のタイプを使っていた。極力釣りの邪魔しないようにという作戦だったが、25のタイプは発光時間が約3時間と短くて、ひと晩で2つ使うことになる。交換が面倒臭いのと、小さいからオッサンの老眼には見ずらかったので、今回はもう一つ上の『37』を使ってみる。某100均のケミライト『37』タイプコレなら大きくて見やすいぞぃ餌は当然、友人からのありがたい頂きもののアオイソメ。ありがたや〜、ありがたや〜イソメの垂らしは2cmくらい。注意したいのが、垂らしが2cmということは、一番最初の餌付け時はもっと短く1.5cmくらいにするということ。イソメ餌は水の中に入れると伸びるので、設定している垂らしよりも短めに付けるのが正解です。まぁ、釣りしながらカットしたりの微調整もできるが、餌を新しくした最初の投入で喰って来ることも多くて、その時にイソメがダラ〜んと長くなっていると、餌の端っこだけ咥えてて針に掛からない。夏場の食い意地が張ってるハゼならセカンド・チャンスもあるが、今の時期のハゼは一発で仕留めないと、次のチャンスはくれないことが多いです。なので、短めの餌付けを心掛けるが、逆に小さすぎても喰ってこないので加減が難しいな〜ちなみに、イソメの尻尾の方はダラ〜んと伸びる率が大きくて、「アレ?こんなに長かたっけ?」と思うこと山の如し。でも、尻尾の方は長めでも針掛かりは良好だから、ソレはソレで良いのかももしんまい。コレでもちょっと長いくらい水温は16℃と暖かめだから、今日は釣れるかもよ〜!気温同様、水温も温かいヨシ!今日は爆釣じゃ〜アレ?アタリが無いんですけど…期待を込めて夜の水面へぶん投げるが、その期待は一瞬にして萎えた。どこに落としても音沙汰なし…様々な角度でスンスン!と積極的に誘ってるんだけど、生命反応が無いんですけど…そう言えば、最近見たネット情報で、魚が釣れない原因のひとつに『仕掛けを動かしすぎ』とかあった。まぁ、その方が釣れる時もあるし、釣れない時もある。その時々で釣り方が違うし、もっと言えば、同じ状況なんてないんだから、釣れるやり方をいち早く見つけるのが釣れる方法とも言える。なので、釣れない原因はコレだぁ!と言い切れるなんてスゴイな〜と思う。このように、ネットの世界にはいろんな情報が飛び交っているが、正直、そんな事はど〜でもいい。一番確かなのは、自分でやってみて実感することであって、テキトーな一般論を信じる必要は全くない。人間の個性や人生と同じで、釣りもその人毎にそれぞれで、コレが絶対正解!なんてモノは全くない。自分に合ったアイテムやら釣り方を見つけるのが“釣り”なんだから、試行錯誤を繰り返し、苦労してソレを探すしかないのである。そしてソレを見つけられれば、あなたの釣りは宝物になると思いますよ〜たま〜に「どうやったらハゼが釣れるようになりますか?」と聞かれたりするが、オッサンはこういう考えだし、自分が正しいとも思ってないので、手とり足とり腰とり教えることなんてできなくて、「まぁ、頑張ってください!そのうち釣れますよ!たぶん…」としか言えないんだけど…と思いながらスンスンやってたら、ツン!とやっと微かなアタリが来た!やっとかよ!とアワセると針に掛かったけど、どうみても小さい…んで、やっぱり小さかった。小っさ!とは言え、一匹は一匹なので、とりあえずボウズのがれ。これからが爆釣!ということはなくて、次もスンスンやってると、忘れた頃に釣れてくる感じ。もうちょっと、やる気を出してくれんかね?その後もチョロチョロと釣れないことはないが、釣れるとは言い難い状況が続く。オッサンがくすぶっていると、MR氏がやってきた。「おはようございます!」と言ってくるが、時間は丑三つ時前。この場合は「おはようございます」なのかな?と違和感を感じつつ、こちらも「おはようございます」と違和に違和で返す。すぐ近所でMR氏も始めるが、どうやら釣れないらしくウロウロと動き始める。MR氏は見かけに反比例してフットワークが軽くて、釣れるスポットを探してけっこうな距離を動いている。一方、オッサンは最初からほぼ動いてない。もっとどこかに爆釣スポットがあるハズと悩みながら続けてて、「次でアタリがなかったら移動しよう!」と思ってるときに限って、アタって来るんだよね〜そして、どういう訳が本日の最大サイズも上がってくる。18cmってところでこういうのが、ホンマいやらしいわ〜しかし、やっと移動を決断。やってきたのは【島】エリア。やはりこちらにも誰もいなくて寂しくて恐い。このエリアではいつもは2.1mの短竿でやるんだけど、今日はそこそこ潮位が高いもんだから水際が遠く、引き続き3.5mの長竿にて。沖目を狙っても喰ってこないので、竿から垂直に仕掛けを落とし、手前をチョン!チョン!と餌を踊らせる感じで誘う。活性が良い時は、グン!と一気に持ってゆくんだけど、今日は喰いが大人しいので、チョンチョンが根掛かりみたく動かなるとハゼが餌を咥えているアタリ。すかさずアワセるとググン!ググン!と暴れる。このエリアは水深があり、ハゼも良型サイズだから暴れると面白い。コレくらいが普通に釣れるとは言え、今日はアタリも遠いな〜岩場だから当然こいつも居る。ウロハゼ君大きく太ってて、パワーがあるから、ウロハゼを掛けると「大型来たか!?」と期待させるニクイ奴。ハゼはハゼだけど、外道には変わりないので即リリース。「早くお帰り…」と優しく足元に逃してやる。すぐに次もアタって来て激しく暴れる。「お!今度こそ大型か!?」と期待させるが、またしてもウロハゼ…待て待て、コイツってさっきリリースした奴ぢゃね?サイズ感といい、柄といい、さっき見た感じですが…ふざけんな〜!と今度は沖に向かって遠投!画像でよく確認すると違うウロだったね。テヘペロ!気になるのが、さっきからパラパラと雨が落ちてきている。実はここへ来る移動中にもパラパラ来てて、「エ〜、降るの?でもコレくらいならすぐに止むっしょ!」と気にしてなかったけど、空はどんよりな重い曇り空になってきている。まぁ、降ったとしてもパラパラくらいでしょ!と思いたし、そう信じたい。なにせ、雨は予想してないもんだからカッパを着てないし、この寒い時期にずぶ濡れになり、遠方から帰るとしたらタダでは済まないだろうて。と心配になってると、「簡単には帰さんぞ!」とばかりにアタリが増えてくる。しかも、上がってくるのは良型〜大型手前サイズ。お〜!ナイスサイズだ!楽しいハゼ釣りではあるが、雨は一向に止まないどころか、雨音が大きくなってくる。「くそ〜!カッパ着てくりゃ〜良かった!」と後悔しても後のジャンボリー。まだまだ釣れるんだけど、雨は本降りになり、手足部に水が染み込んできている。コレ以上の浸水はマズイ。夏ならいざ知らず、この時期に身体の芯が冷えたら命に関わるので、泣く泣く撤収。すぐに移動し、まずは雨宿り。こちらにはMR氏とO氏が釣りしていて、なぜか二人とも雨対策は万全だった。O氏曰く「コッチは入れ喰いだよ!小さいけど…」とカッパを着ながら嬉しそうだった。かたやオッサンは寒くて、既に手はかじかんでいた。天気アプリで確認すると、あと20分ほどで雨雲は通り過ぎ、その後はもう降らない予報。しかし、濡れネズミのオッサンは雨が上がったタイミングで戦略的撤退を決めていた。確かに、O 氏MR氏は入れ喰いで楽しそうだったが、ここで無理して釣りを続行し、取り返しがつかない状況もあり得る。いくら都会の釣り場でも、自然相手には変わらず、釣り人は常に安全な行動を心掛け、早め早めの決断をしなければならない。予報通り、程なく雨が上がったので、このタイミングで帰路につく。予想外の雨により、2時間で18匹とトホホだったけど、サイズ的にはそこそこ楽しめた。数は少ないが、サイズは良かった備えあれば患いなしで、今後は使い捨てのビニールカッパくらいは常時携行するべきかな?オッサンは夜釣りを始めたばかりなのでエラそうな事は言えないが、なんとなくの今までの印象で、夜中の2時〜4時位の間のどこかで入れ喰いになるタイミングがある気がしている。逆に、この時間帯よりも前の時間はすごくアタリが遠くて、今までスタートダッシュの釣れ具合は皆無。釣りに『朝マズメ夕(ゆう)マズメ』という言葉があるように、もしかしたら『夜マズメ』もあるのかも知れない。無事オッサンが帰宅した後、釣り場に残ったO氏とMR氏がどうなったのかは知らない。もしかしたら、寒い雨天の強行ハゼ釣りがたたり、釣り場の藻屑になったかも…まぁ、釣り好きな二人ならソレも本望だろうて…オッサンは釣りでくたばるなんざ本望ではないので、絶対に生き延びちゃる!次の記事>>>「2023年度33回目のハゼ釣りは地獄のダブルヘッダー!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2022年21回目のハゼ釣りは八つ当たりだ〜!
    2022年夏シーズン21回めのハゼ釣りは先週の八つ当たり2022年9月18日。2022年夏シーズン21回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:『秘密の花園』天気:曇りのち雨釣行時間:6時00分くらい(潮位:87cm上げ3分)〜10時30分くらい(潮位:140cmほぼ満潮)小潮水温:26℃釣果:マハゼ102匹(9cm〜14cm)竿:3.5m(清流X) 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:アミエビ・ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け昨今の時代の移り変わりは早い。たった数ヶ月前の情報や知識、技術が全く役に立ったない事も珍しくない。コレを『進歩』と表現するのかどうかは人それぞれだと思うけど、目まぐるしく変化する世の中に、置いて行かれないようにするのは容易ではない。オッサンも、もう棺桶に片足突っ込んでるような年代なので、時代の変化に追随するどころか引き離される一方で、既に何周も周回遅れになってるくらいである。なので、せめて世間様にご迷惑をお掛けしないよう、追い抜いてゆく方々に道をお譲りするくらいの事しかできない。恐らくは5人くらいはいるであろうこのブログの読者の方は思っただろう…「コイツ先週はハゼ釣りせんと、サボってやがったな!」否!実は先週もキチンとハゼ釣りしてたんでふ!!先週は釣り仲間のI氏と予てより計画していた、スカイツリーのお膝元でのハゼ釣り釣行に出撃。I氏は何度かやっていて「数も型も良いから、ど〜でぇ?」と誘われていて、それならオッサンも嫌いなクチではないし…っと、ではではとお出かけ。電車でのハゼ釣行は初めてで、とても新鮮だったけど、始発の電車でボ〜っと座ってたらひと駅乗り過ごしてしまった。車では何度もスカイツリーの近くを通過していたんだけど、改めて真下から見上げるスカイツリーはとても大きく、シンボルとしての威厳を兼ね備えていた。デッカイな〜!よく倒れないもんだ!!オッサンはスカイツリーに登ったことがない。これって地元あるあるで、地方から観光に来た人の方が何度も体験してたり、いろいろ知ってたりするもんで、近所の人はな〜んも知らんかったりする。「まぁ、いつかは登ることもあるだろうて…」といった塩梅のノリで、たいして興味もなかったりするもんだから、最終的には一度も登らずじまいだったりもあり得る。オッサンは地元というほど近くないが、車でしょっちゅうスカイツリーを見ているので、今更わざわざ訪れようとも思わない。”一応”オッサンは建築系の学校を出てはいるが、建物に対する情熱はすっかり冷めているので、たいした興味もない。日本の伝統美と近未来的な建築を融合させた構造や、美しさが際立つタワーのデザイン、災害時にも耐えられる安全性など、数々の御託が並ぶの東京スカイツリー。しかし、オッサンのとりあえずの興味は「こんな真下でハゼ釣れんのかな?」である。高さ634mは「世界一高いタワー」としてギネス認定され、総工費650億の大東京のランドマークにも関わらず、一般人の興味なんてそんな程度のもんだ。スカイツリーの真下。アーバンな釣り場である遅まきながら釣り場に到着すると既にI氏が釣り糸を垂れていた。しばらく釣りをしないでI氏の釣りを眺めていたが、I氏は浮かない顔。どうやらハゼが小さいらしい。確かに小さ過ぎるぞアテが外れたらしい。オッサンも釣り糸を垂れてみるが、アタリが遠いし、ダボハゼの嵐だし、マハゼが釣れても小さいのばかり…ダボハゼの猛攻をくらった!広範囲に釣り歩いてみたんだけど、全く状況は変わらずだったので、釣り場を大きく移動。目指すは「クローバー橋」だけど、まさかの地獄の徒歩移動だった。40分ほどのウォーキングにて現場に到着。これがあの「クローバー橋」か!?こちらにはけっこう釣り人がいて期待したんだけど、状況変わらず…もう移動も疲れたので、クローバー橋からちょっと離れたところで適当に釣ってたんだけど、小さいのがボチボチといったところ。You Tubeとかでよく登場するハゼ釣り場に行ってみたのは新鮮だったが、肝心のハゼ釣りの内容がトホホなのでした。まぁ、時期が悪かったのか、ハズレの日だったのか…勝手知ったる釣り場ならまだやりようがあるけど、全然知らない釣り場だと確実なセカンドオピニオンが繰り出せないから、勘に頼るしかないですね〜とりあえずは、ネットで有名な釣り場へ行ってきました!な体験談と、下町の川沿いをウォーキングだけが思ひ出に残ったアーバン・フィッシングだったのでした。まぁ、こんな内容だったのでブログを更新する気にもならず。しかし実は更新しなかった一番の原因がパソコン。オッサンの愛用機はDIYの自作機で、かれこれ15年も使ってる年代物。細かいパーツはチェンジしながら進化してきたんだけど、今回windows11とやらの大型アップデートにジョブチェンジするには条件を満たしていないようで…「windowsとは長年の付き合いなんだから、そんな硬いこと言わずにいいじゃん!」とあの手この手で誤魔化そうとしたんだけど、手に負えず…ビル・ゲイツも偉くなったらつれなくなりやがって!っというわけで、パソコンのマザボやらCPUやらメモリーやらを一新し、windows11の製品版を購入したり、ついでにこのブログを書いているHTMLアプリもNewバージョンにしたりと、なけなしの悪銭を全額はたいた。長年使い込んだパソコンで、人には言えない怪しいゴミだらけだったので「この際だからキレイにしよう!」とまっさらな状態でのクリーン・インストール。しかし愚鈍な性格なもんで、肝心の作業が遅々として進まず。何よりも、最新の技術を取り入れたブツばかりなもんで、オッサンみたいな高齢者にはついて行けず…ちょっと作業しては脱落し、面倒くさくなって放置の繰り返しにて、やっと今回のブログの更新にこぎつけたのでございやす。まったく!世の中の変化の早さには当惑するばかり!自分のペースでやりますから…なんてノホホ〜んな事は許されず、強制的に押し付けられるクエストをこなさないと生きてゆくことすらままならない、世知辛い世の中である。まだハゼの穴釣りではない時期の『秘密の花園』にてというわけで、先週の悔しさをハゼに八つ当たりするべく、今日は無理しても出撃しなくてはならない。台風14号が過去最大勢力で接近しつつある本日。オッサンは命を削る覚悟でハゼ釣り場へ向かう。つくずく渋いね俺!まぁ、既に台風が来てる地域の方はそんな呑気な事は言ってられんが、少しでも被害が小さいことを願うばかりである。確実に雨予報なのでカッパを着込んで愛車を漕ぎ出すが、ハゼ釣り場が近づくにつれ、予想に反しておひさまが顔をのぞかせ、青空が見える有り様。ハァ?雨予報じゃないの?雨でも降ってりゃ〜クールダウンにもなるが、青空の下、カッパを着込んでチャリを漕いでるもんだから汗だくである。なんでこんな天気にカッパ着てるん?実は本日のハゼ釣り現場はいつもの大井ふ頭中央海浜公園ではなく、『秘密の花園』。賢明なるヒマ人の読者ならご存知であろう『秘密の花園』とは、オッサンが晩秋〜冬場に通っているハゼの穴釣り場。釣り場は隠密なので明かせず、申し訳ないです。しかし、今回は穴釣りではなく普通ののべ竿釣り。そもそも、夏が終わったとは言え、まだハゼは穴には入ってないし。キッカケは、ここら一帯のハゼ釣り場のタレ込み屋O氏。先日、タレ込み情報を受け取る場末のBARにてO氏と密会。それによると、「どうやら『秘密の花園』で良型・大型のハゼが大量に上がってるらしいですぜ!ダンナ!」「フン!貴様の情報は当てにならんからな〜」「いやいや…、今回のナシ(情報)は確実ですぜ!」と饅頭箱の底にハゼを並べて差し出してきたので、「ソチも悪よの〜」とオッサンも懐に納めたのでした。まぁ、こんなアダルトな取引は無かったのだが、どうやら『秘密の花園』がキテるらしい。ガセを掴まされる事も多々あるが、夏場のハゼ釣り場も厳しくなってきてるので、季節がら、そろそろあちらの釣り場の様子も見に行ってみようと思っていた矢先。ならば!と行ってみることにしました。『秘密の花園』に到着するが、誰も釣り人はいなかった。O氏のことだから、釣り仲間みんなに吹聴しているだろうから誰かしらいると思ったんだけど…肝心のO氏すらいないので「またやられた!」と思いながらも、「せっかく来たんだから様子見だけでもやってみよう」と釣りの準備。竿は長竿の愛竿「清流X」軽さといい硬さといい、良い竿なんだ!餌はいつものようにアミエビとボイルホタテ。ん?ホタテどこいった?水温は26℃とまだ温かいやね。この時期になると日によって大きく変動するから、これからの水温測定は大事になってくるかもしんまい。まだ温かい温度準備完了にて期待を込めて第一投。ス〜っと円弧状に落として着底するが、何の反応もナシ!「もう夏のハゼ釣りじゃないから、よほどの偶然じゃなきゃ〜一投目着底すぐのアタリなんてないわな〜」スンスンと誘いを入れてみるが、これも反応なし。う〜ん、どうしよっかな?っと考えていると、いきなりグ〜ン!と竿をひったくるアタリが!?上がってきたのはまあまあサイズのハゼ。お〜!このサイズか!竿をひったくる派手なアタリをしてくるハゼって8cmくらいの小さいのが多いけど、この釣り場ではこのサイズがこのアタリをしてくるらしい。同じスポットへ落とすと、すぐに同じようなサイズのハゼが上がってきた。どうやらここらへんのサイズがスタンダードらしいすると向こうからB氏がやってきた。B氏はこの釣り場の主(ぬし)。自由人なのでヒマさえあれば釣り糸を垂れていて、誰よりもこの釣り場を知り尽くしている。B氏に最近のハゼ釣りの塩梅を聞いてみると「釣れなくはないけど、たいして大きくもないしボチボチだな!」O氏は良型大型が入れ喰いで、B氏はボチボチ…まぁ、釣りの塩梅って人によって感触がそれぞれだから、一概には言えないが、どちらかというと厳しい意見の方が実際に沿っていたりする。誰しもが耳障りの良い事を聴きたいし信じたいが、どんな事柄も聞きたくないご意見をしっかりと心に留めておく方が正しい場合が多いし、いざ悪い場合の衝撃に対するエアーバッグにもなるだろうて。と思っていたら、問題のO氏がやってきた。オッサンのバケツを覗き込んで「ふ〜ん、これくらいか…」と状況確認。バケツの中には11cmくらいが二匹で、決して小さくはないし、まだ始めたばかりだから、これからどうなるのか…この釣り場の勝手を知っているO氏がどんな釣りをするのか?近くから悪い念を送りながら、見守ってみようと思います。テクニカルなハゼ釣りになってますよ〜空は薄曇りだけど、予報通り雨は降ってくるハズ。それまではカッパを脱いで、できる限りスタートダッシュをかましたいところ。3.5mの竿を使っているということは、そこそこの深さがあるということでして…ハゼを針掛かりさせ、深場からハゼが暴れるのをいなしながら、抜き上げるのが心地よい。一応、O氏の情報もガセばかりではなく、スタンダードサイズは11cm前後と悪くないし、上がってくるハゼも太っているから、実際のサイズ以上の重量感はある。とは言え、この時期のハゼは適当に落として喰ってくるほど単純でもない。落としてからすぐに喰ってくるのは少なくて、やはり何かしらのアクション(誘い)は起こさなければならない。今日は着底したら10秒ほど長めにステイの後、2cm引きずり15秒ほどステイを2回ほど繰り返すとやっとアタって来るという感じ。しかもそのアタリ方がイヤらしくて、スン!と1cmほど竿先を拝ませるならまだ素直な方で、だいたいがホンの5mmくらいゆっくり目に竿先を下におろす程度の触るようなアタリ方。しかもそのアタリでアワセても掛からなくて、そのアタリが来てから、ゆっくり目にズズズ…と引きずるとやっと本アタリを出す始末。ここまでしてやって、やっと釣れるのが本日のハゼ釣りでございます。釣れるのは大体が11〜12cmの間サイズでたまに13cmクラスも上がってくる、反面、もっとたま〜にだけど10cm満たないサイズもやって来る。これくらいが上がれば嬉しいが、こんなサイズは残念…ここまで気を使った釣りしてやっとるのに、10cm以下はないだろ!まぁ、いつもの釣り場【大井ふ頭中央海浜公園】よりは確実に大きいサイズが上がってくるが、かといって、大型が釣れるというわけでもない。本日の最大サイズは14cmおかしいな?O氏曰く「16cmが上がるよ!」だったり「この釣り場では12cm以下はカウントしないよ!」と豪語してたんだけど、O氏のビクにはノーカウントサイズも結構いるじゃんかよ!ついに雨が降ってきて、途端に釣りづらくなる。水滴が竿に当たるのでアタリの振動が分かりにくくなり、竿先が水面の水紋と同化してとても見づらい。雨が降るとやりづらいな〜こんな雨の中カッパを着込んでの釣りなんてやりたくないんだけど、雨はハゼが釣れる!がオッサンのモットー。んがしかし!アタリが遠のいたではありませんか!さっきからどこに落としても生命反応が無いんですが…絶対にハゼはいるはずで、喰ってこないだけなのは間違いない。こうなったら最終手段の餌のサイズアップ作戦。今までは針掛かりも考慮して、ギリギリ喰ってくる餌サイズにしてたんだけど、ハゼが喰ってこなくちゃ釣りにならんので針掛かりもクソもない。ホタテは2倍のボリュームで、アミエビは2匹掛けだ。すると爆釣っと言うことはないが、さっきよりは確実にアタって来るようになった。とは言え、アタリに即アワセはすっぽ抜け多発なので、じっくり喰わせるんだけど「次のアタリで掛けちゃる!」と思いながら次を待ち構えていると、喰ってこなくなるんだな〜「チクショ〜!ぶち殺すっぞ!!」こんなハゲ上げりそうなハゼ釣りで粘りながら、やっとノルマを達成。4時間半ほど粘って102匹でした。よく一束まで粘ったな〜俺!このように、夏のハゼ釣りのやり方では通用しなくなってきました。この釣り場だけではなく、他の釣り場にいた仲間も同じ意見で、もうテクニカルなハゼ釣りに移行しています。その時の状況に合わせて釣り方を工夫しないと、数を稼ぐのは難しいですね〜餌は大きめに付ける10秒〜20秒くらいじっくりと待つアタリには即掛けではなく本アタリでアワセるが基本になるかな。釣り場にもよるだろうけど、数は上がらないけどサイズは良くなっているので、気を使えば楽しい釣りになると思いますよ。釣れればね…オッサンも今日は長竿だったし、太って重量感のあるハゼが多かったから、竿を握っていた手が痛くなりました。こんなんで明日は竿を握れるかな?って、それ以前に台風でハゼ釣り出来るんかな?次の記事>>>「2022年22回目のハゼ釣りはテクニカルになってきた!」へ
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  • 2022年22回目のハゼ釣りはテクニカルになってきた!
    2022年夏シーズン22回目のハゼ釣りはちょっとテクニカル2022年9月19日。2022年夏シーズン22回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】天気:くもりのち晴れ釣行時間:6時00分くらい(潮位:77cm干潮)〜10時00分くらい(潮位:122cm上げ5分)小潮水温:26℃釣果:マハゼ145匹(9cm〜13.5cm)竿:2.1m(行雲流水) 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:アミエビ・ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け昨日に引き続き、東京にも最強クラスの台風14号が近づいてきている。日本列島の日本海側を舐めるように縦断する最悪のコースまっしぐらで、しかも速度も遅いもんだから、既に各地で被害も出ている。ここ東京もまだ台風は遠方にあるけど、その影響で豪雨による浸水などの被害が出始めています。台風本体がやってきたらと思うと怖いが、用心しなければと、身が引き締まる思いでございまふ。そんなWarning警報が鳴り響く中、本日も呑気にハゼ釣りでございます。当然ながら雨風が強い予報だったんだけど、今朝の空は思いがけなく明るく、風も強いという程でもなかった。台風がらみの天気なので、いつ雨が降り出しても大丈夫なように雨カッパは持参だけど、昨日使ってまだ乾いてない湿りがちな状態ですこぶる気持ち悪い。「天気がもつといいな…」オッサンの晴れ乞いは天に届くだろうか。本日のハゼ釣り場は、いつもの大井ふ頭中央海浜公園の【はぜつき磯】。理由は、釣れる釣れないは抜きにして、単純に自宅から一番近いから。雨の中カッパを着込みながら釣りをして、その上、遠出とかじゃ〜嫌じゃん?いつもの橋の上から釣り場を見渡すと、既に5人ほどのハゼ釣り人が見える。お〜!やってるね!その中にはH2氏もいた。愛車を漕ぎながら眺めるが「う〜ん、竿が上がらないから厳しいのかな?」ちょっと不安になりつつ、まずは玄関口の【夕やけなぎさ】へ。さっきの【はぜつき磯】には5人”も”釣り人がいたから、【夕やけなぎさ】にはもっと釣り人がいるんだろうな〜っと思ってたら、こっちには3人しか居なかった。アレ?おかしいな〜もう水に立ち込んでのハゼ釣り時期も終わりが近いからなのか、今季の【夕やけなぎさ】は小ハゼばかりだから面白くないからなのか…そもそも最強台風襲来って時に、ハゼ釣りなんぞはやるべきではないよね。世間様の判断は正しいと思うよ。全然釣り人居ないじゃん?んで、こんな非常識な時にハゼ釣りにやって来るアウトローなオッサンは、さっそくテクテクと運河沿いを【はぜつき磯】へ向かって移動開始。少々ズッコケながら【はぜつき磯】へ到着するが、既に釣っている方を眺めが、やはりどうにも竿が上がらないな〜みなさん竿が上がってないんですけど昨日から夜中にかけてけっこう雨が降ったから、水も水潮のように濁り気味で、当然釣れないよな〜大雨の影響で濁ってるな〜H2氏にハゼ釣りの塩梅を伺うと「釣れてるよ!型も悪くないよ!」と予想外のレスポンス。「え?釣れてるの?」一気にオッサンのやる気スイッチが乱れ打ちになる。慌てて釣りの準備を始める。本日使用する竿は「行雲流水(2.1m)」今現在の潮位なら長竿じゃなくてこの竿で良いでしょう。竿は短い方が手返しも良いし、アタリも分かりやすいし、針に掛けてからも面白い。オッサンはこのくらいの長さの竿は「そよ風(2m)」も持ってるけど、それぞれに竿の特徴はあるけど、どちらを使うのかはその時の気分って感じで、特にこだわりはない。今日は「行雲流水」な気分餌はいつものようにアミエビとボイルホタテの二本立て。アミエビは昨日の残りもの水温は26℃だからそれほど冷たくもない。26℃。だからど〜した!という感想しかないさぁ、やったるでぇ〜!強風吹きすさぶ【はぜつき磯】ポチャン!と落とし、ス〜っと円弧状に落ちて着底、すぐにアタリが!?という事はなくて、全然反応がない。角度を変えて3回ほど入れ直してみるが、な〜んも生命反応が無いんですけど…オッサンのやる気はキブレハン(ヤクルトスワローズ)並に腰の引けたみっともない空振りに終わる。「釣れないんですけど〜!」オッサンの面倒くさい訴えに、無言で釣り続けるH2氏。無視されたので寂しく釣りを続ける。次の投入でやっとアタって来て、本日の一匹めが上がった。まぁ、このサイズか…次も同じスポットから同じサイズが上がってくる。ここらへんが本日のスタンダードサイズらしいさすがにもう真夏のハゼ釣りじゃないから、ひとつのスポットで3〜5匹も上げれば次を探さなければならない。すぐに見つかれば儲けもんだけど、本日はなかなか見つからないんだな〜オッサンは忍耐力が皆無なので、すぐに次を目指してプチ移動をしてしまう。多分、もっと丁寧に探れば見つかるんだろうけど、良型ハゼを求めて動いちゃうんだよね〜このブログで何度も言ってるんだけど、やはりそのスポットの最初は大きいハゼから喰ってくる。これくらいのサイズなら良し!同じスポットではハゼサイズがとだんだんとミニマム化して、針に掛かりにくいサイズになったら移動といった塩梅。もうこの時期だと自分の立ち位置から左右方向探ってみる感じ。真夏でも正面と左右の3ヶ所くらいかな。これ以上細かくやって、よしんばハゼが喰ってきても、サイズアップする事は少ないんですよね〜なので大きく区分して、釣れるハゼが小さくなったら5mくらいズレての繰り返しかな。まぁ、オッサンの場合は動きすぎだと思うけども…予報通り風が次第に強くなってきて、時おり、竿を持っていかれるくらいの強風が叩きつけてくる。【はぜつき磯】は直線の運河なので風を遮るものが無く、モロに風が吹く。ヒャ〜、釣りにくいな雨は降りそうもないけど、この風が釣りの邪魔だ。アタリなんて取れないから釣れなくて、ひとりまたひとりと釣り人が居なくなる。オッサンも厳しいのは確かなんだけど、それでも何とかアタリをキャッチして釣り続ける。今日はこの強風なので船もほとんど来ないからありがたいが、船も出せないような状況でハゼ釣りするのもどうなんだか…風に吹かれながら移動を繰り返し、久しぶりに基地に帰ってくると、H2氏の背後霊のように野良猫『マーベリック』がいた。お〜、マーベリック様ではありませんか!誰も釣り人がいないから餌にありつけず、H2氏に取り憑いたようだ。オッサンも小ハゼやダボハゼはマーベリックにご献上する。相変わらず、刺すような眼力だ5匹ほど献上すると満たされたのか、スフィンクスの体勢で磯寝された。イカ耳なフィンクスにメタモルフォーゼ昨日のハゼ釣り場は『秘密の花園』だったけど、釣りのキモは変わらなくて、やはりアタリの出し方が最重要になるかな。繰り返しになるけど、着底したら10秒ほど動かずにステイ→ズズズ…と2cm引きずって15秒ほどステイを2回くらいやるとやっとアタって来る感じ。小さく誘って、長めにしっかり止めるがこの時期の誘い方になります。強風の中なんとか粘って、4時間で145匹と頑張ったよ、俺!最大サイズは13.5cmってところ。もうちょっと大きいのもいたハズだが…けっこう良型揃いだったので、数の割にはボリュームがあった。まぁ、良型を求めてこんな場末の釣り場に来ているので、コレはコレで良かった、良かった。【夕やけなぎさ】に向けて運河沿いを帰路についていると、いつもの常連さんがまだ釣り続けていた。この方は、この釣り場でも『秘密の花園』でもいつも見かける。「けっこう釣れてますよ!」と朗らかな笑顔だった。こんな厳しい中、しっかり結果を出せるからここまで粘れて、楽しい釣りになっているようだった。誰もが条件の良い釣りやすい日に釣りをしたいだろうけど、必ずしも好条件な時だけとは限らない。厳しい時でも、諦めずに活路を見出し粘るからこそ、釣りのレベルが上がるのである。「釣れねぇからつまんねぇ〜し!やってらんね〜!」と諦めたらそこで全てが終了なのである。釣れる時なら「もっと釣るにはどうすれば良いのか?」、釣れない時は「どうすれば釣れるのか?」を追求し続ける。なかなか明確な解決法なんて見つからないけど、そんな思考を巡らせることこそが釣りなんだから。次の記事>>>「2022年23回目のハゼ釣りはまだ微妙に釣れる!」へ
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  • 2022年23回目のハゼ釣りはまだ微妙に釣れる!
    2022年23回目のハゼ釣りは頑張れば釣れる!2022年9月22日。2022年夏シーズン23回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】天気:くもりのち晴れ釣行時間:6時30分くらい(潮位:100cm下げ5分)〜10時00分くらい(潮位:54cm干潮)中潮水温:22℃釣果:マハゼ159匹(9cm〜14cm)竿:2.1m(行雲流水) 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:アミエビ・ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けこのブログを御覧の通り、オッサンはホンの一時期を除いて、ほぼ毎週のようにハゼ釣りやらテナガエビ釣りやらに行ってる。まぁ、ヒマつぶしと言えばそ〜なんだけど、それにしては退屈しのぎを凌駕する頻度と熱量な気もする。近所での小物釣りの他に、もうひとつのライフワークと言っても過言ではない行動に「銭湯通い」がある。最近メディアでは、スーパー銭湯ではなく地元に密着した、いわゆる近所の銭湯がクローズアップされていたりする。こんなご時世なので、当然ながらほぼ全ての住宅にお風呂完備は当たり前。それでも人が銭湯を目指す理由ってなんだろう?非日常的体験。全く見知らぬ人が素っ裸で汗を流し、泡踊りをご披露するキテレツ空間。しかし、そこにいるほぼ全ての人が心身ともに癒やされているという摩訶不思議空間。それが銭湯。地域性や時間帯によって変わるんだろうけど、オッサンがいつも行く時間帯には後期高齢者の客が多い。後期高齢者の何本ものだらけきったチン○が視界に入るというシチュエーションは、確かに非日常の風景ではある。非日常ではあるんだけど、オッサンは毎週のように通ってるもんだから、そんな非日常でも見慣れた光景になっている。オッサンが住んでる地域は、銭湯が多くて『銭湯特区』なんて呼ばれているらしい。まぁ、時代の流れで銭湯も減少し続けているものの、未だにかなりの銭湯が頑張ってくれている地域。当初は面白がって、全ての銭湯を制覇だ〜!とか銭湯スタンプラリー!とかやっていた。それも飽きてくると、限られたお気に入りの銭湯だけに通うようになってくる。オッサンのお気にな銭湯の条件は、天然温泉と無料サウナがマストアイテム。ここいらの温泉って『黒湯』と呼ばれ、文字通りブラックコーヒーみたいに褐色。海の底に沈む地層から湧出している温泉で、海の底の地層に沈んで溜まっていった海藻、木の葉などの植物性物質や火山灰などが沈殿して固まっている地層。この地層が何億年もの年月をかけて分解され湧出したのが、黒湯らしい。この中には植物性物質を起源とする有機物「フミン酸」が含まれていて、それが源泉に溶けて褐色に濁るというしくみらしい。そしてもうひとつのこだわりはサウナ。もちろん無料というのが条件だ!なかなか無いんだよね〜無料サウナって!有料サウナはそこそこあるんだけど、タダって言うのはなかなか…あったとしても、「こんなんで汗かくかよ!」っていうくらいにぬるかったりして…なので、無料できっちり汗が出るサウナがある銭湯には感謝しかない。スーパー銭湯とか芸能人が通ってるような高級サウナはど〜なのか知らないが、銭湯にあるサウナは音楽が流れている。まぁ、少しでも居心地よくといった配慮なのかサービスなのか知らんが、何かしらの音が出ている。有料サウナとかだとテレビモニターだったりするんだけど、無料サウナは音源のみである。地域密着の銭湯とは言うものの、最近ではシャレオツな物件もあって、そんな処ではJAZZが流れてたりする。しかし、多くの銭湯サウナでは演歌なのだ。客層が高齢だからそ〜なんだろうけど、演歌だ。たま〜に昭和歌謡曲だったりするんだけど、基本的には演歌だ。最初は「なんで演歌なのかな〜。もっと知ってる曲にしてくんね〜かな…」とか「もしかして、ワザと心地良くさせないようにして、客の回転を上げようとしてるのかな?」とまで思っていた。サウナ内では汗をかいてるだけで何もやることがないから、ついつい演歌を聞いてしまう。演歌のテンポなんて大体が同じだから、歌詞を吟味し始める。そのほとんどはハッピーな内容じゃなくて、叶わぬ恋だったり、許されざる恋愛的な内容。舞台は荒波の波しぶき舞う日本海。季節は当然、冬だ。心では結ばれていても、世間体が許さず離れていった想い人。そんなあなたを未だに待ってます〜♪みたいな内容が多い。毎週のようにサウナで大汗をかきながら聞いている内に、いつの間にか、演歌を聞きながら甘酸っぱくなっている自分がいた。歌詞の情景を思い浮かべながら、主人公に寄り添って涙する。つまり、演歌で沁みるようになっていたのでした。一般的には演歌=高齢者という図式が成り立っている。今現在、演歌をパワープレイしている人も、もっと若い頃は演歌ではなくて、ロックだったりヒップホップだったりしたはずで…いったいどの地点で演歌になってゆくのだろう。早く来い来い!演歌のウェ〜ブ!オッサンのゼンハイザーの真空管アンプのヘッドホンから、演歌が流れる日もそう遠くはないだろう。ハゼは釣れるんだけどね〜昨晩の夜間工事で本日は代休。本来なら身体を休めるための代休ではあるが、こんな平日に惰眠を貪るほど無駄な過ごし方はない。なので、贅沢に平日のハゼ釣行でございまふ。なにせ夜中に帰宅したので、さすがにいつものハゼ釣りよりは起床は遅くなったが、平日釣行の目覚めは爽やかだった。現場に向かって愛車を漕ぐが、さすが平日、行き交う車も人の量も多かった。「今日は釣り場を貸し切りかな〜♪」っと期待しながらいつもの橋から眺めると、思いのほか、既に5人のハゼ釣り人がいるではありませんか。うげ!もうハゼ釣りしとるがな!【夕やけなぎさ】にも5人のハゼ釣り人。もうこの時期になると【夕やけなぎさ】では、小ハゼしか釣れなくなるから人気なくなるな〜人気のない【夕やけなぎさ】さすがに平日だといつもの常連も来ていないらしく、知ってる顔は居なかった。今日も目指すはオッサンのパラダイスポイント。京浜運河沿いのゴロタ石帯をトレッキング移動するんだけど、今現在は潮が引いているので歩きやすい。潮が引くと歩きやすいこの【はぜつき磯】のゴロタ石を数百m歩く途中に珍しくS氏がいて、挨拶がてらいろいろと情報をもらう。アタリはあるけど型は10cm程度らしい。とりあえずは釣れるらしいので、オッサンもお目当てのポイントへ。本日も竿は「行雲流水(2.1m)」潮は低くて、これからまだ下がるので長竿の必要はないと思う。本日もこの一本!今日は寒いくらいなので餌はまだカチンコチンに凍っているから、ホタテは水に浸けて解凍する。アミエビは釣っている内に適当に解凍されるだろうて。もうこんな季節なんだな〜水温は22℃。気温が低けりゃ〜、水温も低いちなみに今日はいつものような短パン&サンダルの水への立ち込みスタイルではなく、長靴釣行。さすがにこの肌寒さで水に入るなんて無理っス!水に入る勇気もやる気もナシ!さぁ、殺るぞ!(やるぞ)と思ってたら、ちゃっかり船が来やがって!出鼻をくじかれた。初っ端から来てんじゃねぇ〜や!そっか〜、今日は平日だから、もうこの時間から船が動いてるんだね〜気を取り直して、さぁ!やるぞ!!ス〜っと円弧状に落とすと、すぐにアタって来て本日の一匹目は11cmほどのナイスサイズ。一投目の着底すぐだったから「今日は釣れんじゃね?」と期待が高まる。一投目からこのサイズならいけるっしょ!次もすぐ釣れたんだけど、小ハゼだったので「ん〜、やっぱりかな…」このサイズだとちょっとね〜一応、アタリはある!しかも大体のスポットでアタって来るし、一ヶ所で5匹は釣れるからハゼの活性はよろしいらしい。問題は上がってくるハゼサイズである。ほとんどが10cm程度で手応えがない。う〜ん、もうちょっと釣れなくて良いから、サイズアップしないかな〜っと思いながら、良型を求めて深場のポイントへやってくるが、こちらでは極端にアタリがなくなる。交通事故みたいに忘れた頃に良型ハゼが上がるんだけど、いかんせんアタリがなさ過ぎる。上がれば良型なんだけどね〜コレじゃ〜ラチが明かないので、釣れるポイントに戻ろう。終わってみればそこそこ釣れた!やはり、こちらはアタっては来るがサイズが…良型狙いの深場ポイントは全然アタらないけど、たぶんハゼはいるけど喰ってこないだけなんだろうな〜良型ハゼってこうなんだよね。この用心深さだから、大きくなるまで生き残るんだろうな。こちらの浅場では小ハゼがウジャウジャいるらしく、落とせばアタって来るが、あまりにも小さいと針掛かりしにくくなるから、そうなったらスポット移動。基本的に10cmくらいだけど、中には良型サイズも混ざるから、こちらの浅場ポイントに腰を落ち着ける。さっきから気になってるんだけど、今日はやたらとポロっと釣り上げたハゼが落ちてゆく。釣り上げたハゼの頭を一発で掴めないと、暴れるハゼから針が外れて不本意なリリースとなる。しかも良型に限って落ちるんだから、悔しいったらありゃしない!浅場だと釣り上げてもハゼが元気で暴れ続けるから、こんな時はハゼを疲れさせて大人しくさせてから取り込む。ハゼを針に掛けたらしばらく水中で泳がせるのがセオリー。よしんば、ソレが出来なくて水中から上げてしまい、暴れるハゼを慌てて無理に掴もうとすると落ちる可能性が高いです。この場合は、釣り上げたまま何もしないでブラ〜ンと放置したが良いと思います。よく子供が「釣れたよ〜!」って、竿を上げてハゼを掴まないでブラ〜ンとやってるでしょ!あのイメージです。もしコレが恥ずかしいなら、ハゼから40cmほど上の道糸を掴んで、そのままハゼが大人しくなるまで放置。これのキモは、ハゼが暴れるのを吸収するクッションとなる余白です。あまりにハゼに近い道糸を掴むと、暴れる振動を吸収しきれなくて、針から外れるという事態になります。上がってきたハゼの頭を一発で掴めれば大人しくなるので問題ないのですが、小さいハゼとは言え、暴れる魚の頭をピンポイントで掴むのってけっこう難しいですよね。 胴体を掴んでも、魚ってヌルヌルしてるからピュッ!って逃げられる事も少なくないです。ハゼは体力がないので暴れてもすぐに大人しくなるので、慌てずに暴れるのをしばらく眺めていましょう!すぐに大人しくなるから、慌てない慌てないいくら喰いが良いとは言え、餌がショボいと途端に喰ってこなくなる。ホタテ餌なら餌サイズの微調整ができるからやりやすいんだけど、アミエビの場合はそうもいかん!基本的には一匹掛けなんだけど、ハゼが小さいと餌が大きくて針に掛かりにくい。んじゃ〜アミエビを半分にして、ってやると喰ってこないんだな〜真夏の喰い気MAXのハゼなら半分でも喰ってくるけど、この時期は喰わないんですよね〜コレがアミエビ餌の悩ましいところです。半身だと喰ってこないぞ!やはり贅沢に尾頭つきじゃないと今日は平日だからやたらと船が行き交う。中には、何でこんな船がこんな狭いところに来るねん!なのがやって来る。こんなのが何しに来るんじゃ?船がデカく重けりゃ〜、その波もスゴイことになる。もうプチ津波だ〜!当然、こんな惨状の後は全然釣れなくなる。コレが平日釣行の痛いところなんだよね〜まぁ、みなさんお仕事で、運河は海の道路だからしょうがないけどサ。っという訳で、本日は3時間半ほどで159匹とけっこう楽しめました。いつの間にかけっこう釣れてたんだ最大サイズは14cm終わる頃には、釣り場にはオッサンの他、もうひとり常連の方がいるくらいで誰も居なくなっていた。【夕やけなぎさ】すら誰もいなかった…その方は調子が良くなかったらしく、数十匹くらいの釣果。やはり、釣れるスポットをどれだけ見つかるのかが勝負になりますね。オッサンみたいに、例え毎週のように来ていても、実際に釣り糸垂れないと分からないのが正直なところです。常連だから釣り場を知っててどこが釣れるなんて、そんなのただのイメージで、実践あるのみです。ただ、一応ヒントみたいなのはあって、地形や水の中の様相の違いは意識してください。釣れないスポットと同じような感じの所でやっても釣れない事が多いから、そんな場合は違う様相を探ると変わる事が多いです。まぁ、水が濁ってたらな〜んも見えないのだけども…とにかくやってみるしか無いんだよね〜まぁ、釣れてそうな人の近くは良いことがあるカモしんまいよ!次の記事>>>「2022年24回目のハゼ釣りは大逆転!?」へ
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  • 2022年24回目のハゼ釣りは大逆転!?
    2022年24回目のハゼ釣りはまさかの大逆転!?2022年9月23日。2022年夏シーズン24回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】天気:雨のちくもり釣行時間:6時30分くらい(潮位:125cm下げ4分)〜11時00分くらい(潮位:54cmほぼ干潮)中潮水温:22℃釣果:マハゼ167匹(8cm〜14cm)竿:2.0m(そよ風) 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:アミエビ・ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け本日も昨日に引き続いてのハゼ釣行。天気予報では雨だったけど、いつの間にか曇りに変わったが、朝、目覚めるとキッチリ雨が降っていた。よくよく予報を眺めると『所により一時雨』つまりオッサンの住んでいる地域は『所によった』ということだ。何なんだ?『所により一時雨』って…調べてみたら、「対象エリアの50%未満の地域で雨が降ることを『所により』と表現するらしい。50%未満とは言え、最大約半分と言うことだよね?えらいドンブリだな〜釣り場での雨は全然気にならないけど、釣り場への行き帰りで雨が降るのが嫌なんだよね。もう面倒臭くなって布団でイモムシになっていた。ここ数日は寝ててもちょっと肌寒いくらいなので、ブランケットから毛布にチェンジしていて、肌触りが心地よい。おかげで布団から出るのに勇気がいる。イモムシは考える。「昨日頑張ったんだから、今日はもういいんぢゃね?」「いや、昨日H2氏にハゼ釣り行きます!って豪語したよね?」「H2氏は寛容だから許してくれるよ!」「いやいや、立派な理由があるなら許されるけど、面倒臭いはダメだろ!」「いやしかし…」と、10分ほど二度寝にて仕方なしに出撃。カッパを着込んで愛車を漕ぐが、もう汗だくだ。雨も本格的に降るならカッパスタイルも納得だが、微妙な小降りなもんだからど〜にもくすぶる。納得しないままいつもの橋に差し掛かり、釣り場を眺めると、既に7〜8人のハゼ釣り人が並んでいた。H2氏も見えて、雨のなか頑張っているらしい。今日は釣り人が多いなまずは【夕やけなぎさ】にて駐輪。こちらは釣り人が3人程度で寂しい限り。夏が過ぎた寂しいハゼ釣り場んで本日もオッサンのパラダイスポイントへ瞬間移動。雨が降っていて岩場が濡れているので、細心の注意を払っての移動。雨の中、みなさんご苦労さまですH2氏と合流し、ハゼの塩梅を伺うと「小さいけど入れ喰いだよ!」と今の雨同様に微妙なレスポンス。入れ喰いはもちろん歓迎ではあるが、小サイズというのが引っかかる。こんな時期に、こんな雨の中、こんな場末の釣り場まで来ておきながら、小ハゼばかりじゃ〜やってられんな。とは言え、ここまで来ておきながら「んじゃ〜帰ります!」っちゅう訳にもいかないもんだから、釣りの準備を始める。”きっと俺だけには良型大型ハゼが釣れるに違いない”釣り人特有のお花畑思考なんだけど、誰でも釣る前は夢を見るのが釣りの魔性である。本日の竿は愛竿「そよ風」昨日は釣れたハゼが空中でポロポロ落ちてしまい、「ハゼサイズと竿の硬さが合ってないのかな?」と思ったので、今日はもっと柔らかい竿にしてみました。この竿で落ちるなら何やってもダメだろう餌はいつものようにアミエビとボイルホタテ。今回でやっとアミエビがひと箱終わるが、すげぇ〜もつなアミエビ。コストパフォーマンスは素晴らしいが、入手経路がとても限られるのがデメリット。まぁオッサンの場合は、O氏から自動的に貰うから楽ちんなんだけどサ!ホタテはカチンコチンに凍ってる水温は昨日同様に22℃なので、釣れるハズなんだけど。まだ釣れる水温だと思う一応、良型ハゼ狙いなので岩場の周りから攻める。水はキレイに透き通っているので、水中がよく見えて狙いがつけやすい。ス〜ッと円弧状に落とすとすぐにアタって来るが、コイツだった。出鼻とやる気をくじくなよ!まぁ、岩周りだからダボハゼが釣れるのはしょうがないところ。すぐに同じスポットに落とすとすぐにナイスサイズが釣れた!このサイズなら良し!お〜良いじゃん!釣れるじゃん!と思ったのは最初だけだった。次が続かず、連打にならない。目につくスポットにシラミ潰しに落としてみるが、どうにもアタリが遠い。やっとアタって来た!と思ったらダボハゼだったり…『ダボハゼ、所によりマハゼ』といった感じ。チョロチョロと移動を繰り返しながら、とにかく喰ってくるハゼを探すしかない。一匹一匹の拾い釣りだけど、上がってくれば良型サイズ。こんなのとかコレくらいとかしかし、いかんせん数が伸びない。おひさまが当たれば少しは状況が変わるかもしれないが、今日の天気では厳しいかな…泣きっ面にハチで、釣り船やら訳の分からん業務用の船の嵐。船の立波で水が濁りまくり釣りにならず。2時間経過したが、50匹弱の貧果なのでした。まさかの爆釣スポット出現!最後の手段、ダメ元で最近は釣れなかったエリアに移動。「ここでダメなら玉砕だ!」このエリアは今年さんざん釣りまくった爆釣エリアなんだけど、ここしばらくは全然釣れなくなったスポット。朝イチにちょっと探りを入れた時はダメだったけど、潮位が変わり、かなり状況が変わってたからどうだ?玉砕覚悟の一投目。着底と同時に竿をひったくるアタリが!!だいたいこのアタリは小ハゼなんだけど、反射的にアワセると竿がヒュンヒュン鳴り出し、ハゼが横走りを始める。「お〜ナイスサイズだぞ!」上がってきたのは13cmの良型ハゼ。ナイスファイト!このサイズがあのアタリを出すとは、やる気満々だね〜ここから一気に釣りの様相が変わる。同じスポットで連打が始まり、上がってくるサイズも10数cmは当たり前。こんなサイズが普通に上ってくるまぁ、どこに落としてもアタリが!ではなくて、ちゃんと探さないと喰ってこないけど、それでもすぐに見つかるのはありがたい。やはり最初は良型ハゼが喰ってきて、スッ…と1cmほど竿先を拝ませる大人しいアタリでアワセると、いきなり横走りが始まるのが心地よい。オッサンの両手がフル回転をしていると、少し離れたところから「あ〜、クソ〜!」とか舌打ちが聞こえてくる。H2氏である。釣り人って、なにかと独り言を発することが多い。しかも釣り場って静かだから、その独り言が聞こえちゃうんだよね〜オッサンもそうなんだけど、そのほとんどは否定的な毒づきだ。よくメディアとかでは魚が釣れると「ヨッシャ〜!」とかやってるけど、そんなのはただのメディア向けの演技だ。現実には、釣り場には否定的で、他人に聞こえる独り言が飛び交っているのである。「こっちは釣れるから、こっちでやりなよ!」と声を掛けるが、オッサンに気を使っているのか、H2氏は毒づきポイントでやり続ける。まぁ、そうなんだよね…いくら仲間とは言え、他人様のエリアを荒らすのは気が引ける。たま〜にだけど、釣れてる人のエリアに黙ってズカズカ入ってくる奴がいるんだけど、そういう奴は結局はどこでやっても釣れないんだよね。そもそも実力がないから、どこでやっても同じ事。釣れるエリアなら誰でも釣れるとは限らないのである。傍から見て「あそこはスゴイ釣れてるからオラも!」なんだろうけど、釣れるスポットというのは極々限られた一点であることがほとんど。その一点から20cmもズレれば釣れないのであり、”そこら辺”というアバウトな範囲ではないのである。かくして、自分だけ良い思いをしようとした『いぢわる爺さん』は渋々退散するのでした。みるみる内にビク内は賑やかになり、良型ハゼでいっぱいになる。干潮の潮止まりでアタリが遠くなり、もう満足したので納竿。4時間半で167匹でした。ここまで釣れればいいっしょ!最大サイズは14cmなんだけど、この釣り場ではこれ以上のサイズは滅多にお目にかかれないな〜最大サイズはまるまる太った14cmここからまた歩いて【夕やけなぎさ】に戻るんだけど、ビクが重いんだコレが。もうかなり使い込んだビクだから、今シーズンは穴が空いたりしたんだけど、今現在はさらにビクの入り口のプラスチックも折れている。O氏曰く「いつもそんなに釣るから壊れるんだよ!」と言われるのだが、しょうがないじゃん!釣れれば釣れるだけ釣っちゃうのが釣り人だもん。そんな半壊したビクを引きずりながらの筋トレにて、【夕やけなぎさ】に帰還。H2氏も独り言をつぶやきながらもかなり釣ってて、H2氏のクーラーボックスはまたエライことになっていた。帰ってコレを全部捌くらしい【夕やけなぎさ】は朝とは違ってファミリーが釣り糸を垂れていて、和やかムード。のんびりなハゼ釣り場本日は前半の2時間はぜんぜん数が伸びなくて「今日は終わった…」と諦めムードだったけど、まさかの入れ喰いエリアの出現により、一気に大逆転なハゼ釣りでした。朝の釣れない感じで終わったら「ブログどうしよう…」と覚悟しましたよ、マジで!でもいつかは釣れなくなるんだから、その時は覚悟を決めて無かったことにしようっと!次の記事>>>「2022年25回目のハゼ釣りは期待はしないが…」へ
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  • 2022年25回目のハゼ釣りは期待はしないが…
    2022年25回目のハゼ釣りはアテにしないけれども…2022年9月28日。2022年夏シーズン25回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】天気:晴れ釣行時間:10時00分くらい(潮位:126cm下げ5分)〜13時00分くらい(潮位:63cm干潮)中潮水温:測り忘れた!釣果:マハゼ144匹(7cm〜13cm)竿:3.5m(清流X) 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:アミエビ・ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け多くのサイトがそうであるように、このサイトもどんだけの人が見に来てるのか?が分かるようになっている。オッサンのハゼ釣りはほぼ日曜釣行なので、日曜日の夜とか月曜日の昼間とかに、このサイトを見に来る人が多い。なので先日の日曜みたいに、のっぴきならない理由によりハゼ釣り出来なくて、記事の更新をしてない時はちょっぴり心苦しい。「わざわざこんなトホホなブログを覗いやってんのに、記事書いてないやん!」このブログの更新を、指折り数えて楽しみにしておられる僅かなオーディエンスのため息が聴こえてくるようだ。本っ当〜に申し訳ないです!しかし、こちとらにも生活があり、仕事をしないと米や味噌も買えないのであります。日曜に出勤したところで、休日手当なんぞは微塵も出ないブラックな会社。お客様商売なもんで、客のワガママを受け入れないと日銭すら稼げない零細企業。そんなマイクロ・ビジネスに在籍する身として、自分の都合なんぞはミジンコのような話なのであります。ハァ〜…、世界を股にかける国際企業で、殿様商売してぇな〜!っという訳で、本日は日曜日の代わりではないですが、夜勤明けの代休釣行。せっかくの平日釣行だから、朝イチからスタートダッシュをかましたいところだったけど、急遽、またしてもワガママ客の仕事を突っ込まれてしまった。光の早さで仕事をやっつけたんだけど、ハゼ釣り場に到着したのは10時を過ぎていた。ハゼ釣り場に向かう愛車を漕ぎながら「ハテ?既にこんな時間だけど、どこでハゼ釣りすべきか?」考えていた。答えが出ないまま釣り場に到着。結局「釣り場を見てから雰囲気で決めよう!」となった。いつもの橋から【はぜつき磯】を眺めるが、ど〜にもパッとしない雰囲気。【はぜつき磯】ではないな…では【夕やけなぎさ】はどうか?やはり【夕やけなぎさ】にもハゼ釣り人は少なく、なんかここも違うな〜【夕やけなぎさ】もスルー…っという訳で、【しおじ磯】へ向かう。久しぶりに【しおじ磯】に訪れるが、なぜかハゼ釣り人は一番多かった。別に他の釣り場と変わりなく釣れる気もしないが、「もう動き回るのもかったるいからここで良いや!」っと、【しおじ磯】に腰を落ち着けることにする。なんで釣り人が多いん?この釣り場は、浅場〜深場、岩の穴釣り、平場など、けっこうバリエーションがあるので、各人の狙いによっていろんな釣り方ができる。オッサンは長竿を使った深場でやることが多いかな。本日も迷わず深場のポイントなんだけど、何でか知らんけど、深場エリアは不人気でだいたい空いてる事が多い。他はどれくらい釣れるのか知らんけど、深場も釣れるけどな〜もうこんな時間だけど、干潮までは頑張って釣ってみることにする。使う竿は当然ながら長竿。長竿のお気に入り『清流X 3.5m』餌はいつものようにアミエビとボイルホタテ。アミエビって冷凍保存しても一匹一匹離れるから解凍いらずもう季節柄サンダル&短パンではなく長靴なんだけど、まだ釣りもしてないのに船の立ち波でびっちょりになった。チクショー!ふざけやがって!期待はしてないけど、釣れると良いな〜の思いを込めての第一投。水深は2.5mはあるから着底までに5秒ほどかかる。スン…と軟着底するが、アタリがない。ズズズ…と2cmほど引きずって誘いを入れると、チョン!と喰って来た!間髪入れず電撃フッキング!とはならず、空振り…う〜ん、今のアタリ方はどうみても10cmにも満たない小ハゼだな。納得しないまま同じスポットに落とすと、着底と同時にアタって来て、上がってきたのはやっぱりサイズ。やっぱりだ〜!しかし次はきっと!を信じて、同じスポットに落とすとすぐにアタリが!フッ…、世の中こんなもんさ…その後もアタリはあるんだけど、上がってくるのは10cm以下の小ハゼの群れ。オッサンのモチベーションは、著しく低空飛行なのでした。釣れることは釣れるが…どこにも焦点が合ってない、うつろな目でハゼ釣りするオッサン。アタリはありますよ!アタリはね!どこでも落とせばという訳ではないけど、きちんと丁寧に探ればアタっては来ますよ。しかし、アタックしてくるのが…このブログ内で何度も言ってるけど、竿先をひったくるような派手なアタリをするのは小ハゼがほとんど。もうアワセるのもだるくて、竿先はハゼのアタリでビンビンだけど、竿を上げないでボケ〜とすることもしばしば…そ〜言えば、ここらのハゼ釣り場の情報屋兼ご意見番のO氏が言ってたなぁ〜「【しおじ磯】は深場は小さいのが多くて、岩場の方が良型がいるよ!」の言葉は、この状況を鑑みるとどうやら本当だったらしい。たまには本当の事も言うんだな…オッサンは基本的にO氏のリフは鵜呑みにしていない。信用とか信頼云々ではなくて、こうと決めつけると釣りの幅が広がらないから。釣りは自然が相手なので、状況がコロコロ変わり、意外性が顔をのぞかせる事も多々ある。常連たちがまことしやかに口頭伝承する「アソコはあの状況は釣れねぇ〜んだよ!」を振り切って、爆釣で美味しい想いをした事もしばしば。釣りに限らず、対人においてもそうである。普段は鬼畜で涼しい顔で人をバラす奴でも、ある時に見せる一瞬の優しさ…ソレを知ってる者は「この人、本当は良い人かもしんまい!」とコロッとほだされたりする。よくある話であるが、用心しないといつの間にか息の根を止められるかもしれないので、やはり「俺の後ろに立つな!」は遵守すべきであろう。ちなみにこの有名なセリフは、ゴルゴ13のデューク東郷のリフと社会的に認知されているが、実はこんなセリフは一度も本編で語られていないらしい。オッサンも床屋の待合席では、ゴルゴ13と鬼平犯科帳をいつも激読してるんだけど、確かにデューク東郷のこのセリフはお目にかかったことはないな…まぁ、そんな話は置いといて…このように、決めつけは自分の見識と活動範囲を著しく狭くしてしまうんだけど、かと言って、アウトサイダーな事ばかりやっても結果が出にくいのも事実である。決めつけとチャレンジの絶妙なバランス。何にでもバランスが重要なのは言うまでもない。小ハゼの群れとは言え、忘れた頃には良型が上がってきたりする。コレくらいとか本日最大サイズの13cmしかし、基本的には10cm以下を相手にしなければならない。「なんで長竿使って、こんな小ハゼばかり相手するねん!」と憤る。とは言え、針掛かりせずにエサだけを取られるのは悔しい。こんな時はやはりボイルホタテが活躍する。エササイズを調整できるから、掛かりやすいサイズや形状にすれば針掛かりも良好。反面、アミエビは厳しいな〜一匹掛けが基本だからエビの端っこばかり突いて、針に掛かりゃ〜しない。とは言え、半身にすると今度は喰ってこなくなるし!ただ、ホタテ餌にも言えるんだけど、ハゼが小さいからといって餌も小さくすると、かえって針掛かりが悪かったり、釣れるハゼがどんどん小さくなったりする。その時の状況を踏まえた餌付けはするんだけど、基本は餌サイズ=ハゼサイズは念頭においておきましょう!今日はけっこう暑くて、コレなら短パン&サンダルスタイルで水に立ち込んでも良かったな〜だからハゼの活性も良かったのかもしれない。っと思っているのはオッサンだけなのかな?周りの釣り人を見ると、全然竿が上がらないんだよね〜そんなにアタって来ないわけでもないと思うんだけど…まぁ、小ハゼばかり釣っててもしょうがないんだけども…とりあえず餌のキリが良いところで納竿。3時間ほどで144匹という結果でした。数はそこそこだけどサイズがね〜時間帯が悪かったのか、釣り場が悪かったのか、日頃の行いが悪かったのか…本日は、期待の無さを裏切らない、やはりな釣果となりました。まぁ、釣れただけでも良しとしたいところですが、やはりこの時期になると良型大型を求めてしまいますよね〜次の記事>>>「2022年26回目のハゼ釣りはそろそろ夏シーズンも終わりかな…」へ
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  • 2022年26回目のハゼ釣りはそろそろ夏シーズンも終わりかな…
    2022年26回目のハゼ釣りは、もう夏も終わりかな…2022年10月2日。2022年夏シーズン26回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】天気:晴れ釣行時間:6時30分くらい(潮位:115cm上げ5分)〜10時00分くらい(潮位:166cm満潮)小潮水温:23℃釣果:マハゼ83匹(7cm〜12cm)竿:3.5m(清流X)のち2.1m(行雲流水) 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:アミエビ・ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けごく僅かな人は気づいたかもしれない。一昨日あたりに、このブログが見れなかった事を。ネットサーバーに問題があったわけではなく、ましてや、あなた自身が使ってるブラウザーに不具合があった訳でもない。もちろん!原因はオッサン側でございまふ。最近、このブログを作成しているアプリやらパソコン本体も一新したので、いろいろと面倒臭い設定やらの作業でテンテコマイだった。しかし、そんな作業も「やっと終わった〜!」っと、ひと安心していたつい先日…オッサンのハゼ釣りのルーティンは、ハゼ釣りを終えて後片付けをして「ハイ終わり!」ではない。むしろ、ハゼ釣り後の方が頭が痛い。このブログの製作を、その日の内にやっておかなければならないのだ!釣りをやったことがある方ならご理解いただけると思うが、釣りの後ってやたらと身体がダルくなる。単純に肉体的な疲労もあると思うんだけど、海風に吹かれ続けたりするのも理由のひとつだと思う。おまけにまだ暗いうちからの早朝釣行ともなれば、ハゼ釣りから帰宅した後は、脳みそはポワンポワンで身体はダルンダルンだ。そんなトランス状態のまま、このブログの製作に取り掛かるんだけど、大体が始めてからわずか10分ほどで強烈な睡魔に襲われる。そんな睡魔と戦いながら作業をし続ける。話は飛ぶが、オッサンの前職は文章を書くのが主な仕事だった。パソコンに向かって、鬼のようにキーボードを叩きまくる毎日。おかけさまでブラインドタッチはお手のものなんだけど、ひと文字ひと文字、心を込めて打ち込む手作業という労働形態に憤っていた。社内では「こんなマニュファクチュア(工場制手工業)な作業じゃなくて、格好良くVRゴーグルを装着して、頭にイメージするとディプレイに文字がバ〜!って表示されるようにならんかな?もう、そうなってもいい時代っしょ!」「まぁ、確かにそうなれば楽チンだけど、ソレってマズくない?」「そんな真面目に仕事だけに集中してるか?人間てロクな事を考えてないから、他人に見られたらヤバい内容ばかりになるだろ!」「仕事に必要な文章よりも、そんなハレンチな文字の羅列を消す作業の方が、遥かに時間と手間が掛かると思うよ。」このように人間の本質がむき出しにされると、都合の悪い事柄はかなり多くあると思う。技術の発展はありがたい事ではあるけれど、現実的には少しばかり不便な方が世の中は丸く収まると思う。話を戻す。そんな睡魔と戦いながらのブログ製作なもんで、いつの間にか意識が飛んでて、ふと気がつくとディスプレイには記号やら数字が混ざった呪文が並んでいる事も少なくない。こういう時は昼寝を決め込むが、ちょっとゴロ寝のつもりが熟睡し、目が覚めると暗くなっている事もある。「そんなんじゃ〜、後日にブログ書けばいいじゃん?」そうもいかんのである。その日に感じたハゼ釣りの感触をホットに伝えるためには、その日の内じゃなければいかんのである。っという訳で、オッサンは今も意識が飛びながらもこのブログを書いています。んで何だっけ?あ〜、ブログが見れなかった話だった。前回のブログをネットにアップし終わり、「今日も良い仕事をした!」と”ゆうたろう”バリにブランデーグラスを傾け、ブログのチェックをしている時だった。ちなみに”ゆうたろう”って芸人の他に、スピリスト(占い師)もやってて、メッチャ当たるらしいよ!そんな”ゆうたろうな俺”は気づいた。アレ?ハゼ釣り画像が表示されない…文字は表示されるんだけど、画像が一枚も表示されていなかった。パソコンでは間違いなく表示されるんだけど、スマホで見ると画像が非表示だ!このブログがどんなデバイスで閲覧されているのかというと、スマホ:パソコン:タブレット=75%:20%:5%といった感じ。という事は、大部分の方が画像が見れないというわけで、オッサンがちゃんとハゼ釣りしてる証拠写真を閲覧できないことだ。まぁ、オッサンのトホホな文章力でその分は補うという考え方もあるが、やはり目に見える証拠がないと人は信用してくれない。いかん!このままではオオカミ少年呼ばわりされかねないので、早急に対処が必要である。何度かアップデートしてみたが全く改善せず、よく理解してないくせにいろいろとファイルをいぢくってたら、今度はブログ全体が表示されなくなってしまった!オッサンが滅茶苦茶にいぢくったおかげで、webサイトの設定ファイルが無限ループし、ネットサーバーがサジを投げたようである。ひぇ〜!画像だけならまだしも、サイト全体が見れなくなるとは!!途方に暮れて脱力状態なオッサン…さすがに560記事もある巨大サイトを、また1から作り直す気力も余命もないので、何とかならないものか…プロに任せればきっとチョチョイのちょいなんだろうけど、専門家に依頼するには先立つものが必要で、んなもんは微塵もない。なので自力でなんとかしなければならない。もし復活しなければ、このサイトはこのままネット世界の闇に消えてゆくのかも知れない…そうなったら諦めよう…まぁ、誰の為にもなってないんだから、この世に必要のないサイトがまたひとつ消えるだけだ…失意のまま湯船に浸かっていると、ふとある解決策が閃いた。慌てて風呂から上がり、ありのままの姿でパソコンに向かう。すぐに対処法を実行する…………………直った!ブログが表示されているではありませんか!良かった〜!ようやく、ひと仕事終えたオッサン。作業を終えるが、もう真夏ではないのでありのままだとちょっと寒くて、オッサンのチン○はタニシのようにしぼんでいた。っという訳で、無事ことなきを得たのですが、みなさんには残念ですが、もう少しこのブログにお付き合いください。手強いハゼ釣りそんなバタバタな最中にも、ハゼ釣り場のご意見番O氏からは容赦ない電話攻撃が来る。基本的に電話が来る時はO氏は酔っ払っている。伝えたいことを一方的に熱弁力説すると満足するのか、ちょっとはこっちの言い分も聞くんだけど、O氏のべしゃりが終わらないと全く聞く耳を持たない。まぁあの年代にありがちだが、まずは相手の話を聞く&話を遮らないがクレーム電話の基本である。だもんで、上の空で聞いてるんだけど、どうやら最近はどの釣り場も良くないらしい。もうこの時期になれば、基本的に数よりもサイズ狙いになるんだけど、まだ穴釣りには早いし、今までのハゼ釣り場でも良型・大型サイズはなかなか釣れてない。小ハゼはまだ喰ってくるけど、それ狙いというのもなんだかな〜とにかく、中途半端なこの時期は、どの釣り場に行くのか?で悩む。ハゼ仲間達も皆同じで、どの釣り場でどんな釣りをするのか?それぞれの考え方もバラバラで、ここしばらくはそれぞれに単独行動も多い。っという訳で、オッサン的には今季さんざん楽しんだ【はぜつき磯】でお茶を濁す作戦。タイミンが良ければ良型サイズで数も揃うから、それを期待しての釣行。いつもの橋から【はぜつき磯】を見渡すと、10人くらいはハゼ釣り人がいる。H2氏もやっていて、しばらく眺めるが竿が上がらないから厳しそうだな〜うわ〜厳しそうだな!【夕やけなぎさ】にやって来ると、今日はちょっとハゼ釣り人が多かった。夏が名残惜しいのかな?さて、本日もここから【はぜつき磯】へ運河沿いをトレッキング。潮が引いてるので歩きやすい通い慣れた道とは言え、気をつけないとやられる。なにせ今日は戦闘服(ウェーダー)を着てて歩きにくいから、余計に気を使う。本日は久しぶりにウェーダー着用気を抜かないようにね!【はぜつき磯】の浜まで来るとS氏がいた。釣りの塩梅を伺うと「全然ダメ!ダボハゼばかりで嫌になっちゃうよ!!」とローレスポンス。本日は奥さんもハゼ釣りに来ているらしい。S氏は70代なハズだけど、奥さんはかなり若く見えるぞ!嫌がるS氏に探りを入れると、奥さんはひと回り以上も若いらしい。マジ!?年の差婚!やるな〜!S氏って地味な感じなんだけど、優しそうだからな〜これからはS氏をドンファンとして、崇めることにしよう。ドンファンを後にオッサンは進む。お目当てのエリアに到着すると、H2氏といつもの常連さんもいた。「全然ダメだよ!ダボばかりでマハゼが釣れないよ〜」と悪い予感が的中。この一言でオッサンの頭上にペカー!っと豆電球が光る。今季はダテにこのエリアに通っていたわけではない。それなら!の対処法が閃いた。餌はいつものようにアミエビとボイルホタテだけど、今日は恐らくはホタテが活躍するハズ。この状況でアミエビはどうかな?水温は23℃だから釣れない事もないんだけど、水が濁ってるんだよね〜23℃あれば釣れると思うけど…本日はビクを新調しました。今まで愛用していたビクは、穴が空くやら入り口のプラスチック部も折れて半壊状態。なので、以前O氏から頂いた新品のビクで、また底の部分に改造を施した。今までのビクは24cmのタイプだったけど、今度のは27cmタイプでひと回り大きいサイズ。いつまでもつのか分かりませんが、末永くよろしくお願いします。けっこうデカい!んで、使う竿は長竿『清流X(3.5m)』H2氏と常連さんは2mくらいの短い竿でやってるんだけど、オッサンはこの長竿で勝負です。このブログでも書いたんだけど、このエリアは手前はダボハゼの巣窟で、マハゼはその沖側にいます。ダボハゼばかりという事は、マハゼ地帯に届いていないということです。厄介なのが、その時々の状況によってダボ&マハゼの境界線が変化するということ。基本は潮位によって前後するんだけど、そうでない時もあるからやってみないとね〜「んじゃ〜、いつも長竿でやればいいじゃん!」と思われるかもしれませんが、良型ハゼはその境界線付近にいることが多くて、無意味に沖を狙っても小ハゼばかりになる。でも、やはり短竿の方が手返しも早いし、ラクだし、釣りの感触も面白いから、出来れば短竿でやりたいところ。とは言え、本日は2mを使ってもダボの嵐らしいので、迷わず長竿の投入でございます。今日はこの竿っしょ!さぁ、やるぞ!と思ったらH2氏が釣れたダボハゼを「ホレッ!」と後ろへ投げる。はぁ?と振り返ると、いつの間にか野良猫マーベリック様が鎮座しているではありませんか!?今日はまた一段と目付きが悪くていらっしゃる【はぜつき磯】にはこれだけハゼ釣り人がいるのに、何でこんな端っこにマーベリック様?やはりハゼをよく釣る人の背後を獲ったほうが、餌にありつけるという事だろうて。さすが野生で生き残るためには、憑依主をも選ぶという事だ。んでは遅ればせながら、オッサンも期待を込めて第一投!ス〜っと円弧状に落ちて、軟着底するとすぐにスン…っとアタってくるが、空振り。次も同じスポットに落とすもアタるんだけど、針掛かりせず…「う〜ん…、ハゼが小さいのかな?」と思いながら、三度目で掛けて上がってきたのは、ナイスサイズだった。このサイズなら合格!このサイズがあの触るような微かなアタリをしてくるのか…どうやら、すごく喰いが浅いようだ。「今日は手強いぞ〜!」東村山一丁目♪本日も、どこでもではないけど、ハゼがアタって来るスポットを見つければ連打は来る。ただ如何せん、上がってくるハゼサイズが10cm前後ばかり。こんなのばかり良型サイズを求めてチョロチョロと小移動を繰り返すんだけど、どうにもサイズアップしない。ハゼが小さい時はアミエビよりもホタテ餌の方が針掛かりが良いので、本日はホタテ餌での勝負。とりあえずは、ハゼが小さいだの贅沢は言ってる状況ではないので、とにかく喰ってくるハゼを釣るしかない。いつもの繰り返しになるんだけど、やはりこの時期になると喰ってくるハゼを見つけるのが大仕事。そのハゼの位置から20cmもズレると喰ってこない。なので、狙ったスポットに正確に落とせる技術は磨いておくべきでしょう!ハッキリ言って、このスキルが一番大事だと思います。そこにアタックしてくるハゼがいるんだから、目の前にエサを落とせば必ず喰ってきます。風や潮の向きや強さ、振り込んだ道糸と竿の張り加減、竿の俯角と仰角、その全てを考慮して狙ったスポットに寸分違わず落とし続ける。「大体ここらへん…」というアバウトではなく、狙ったピンポイントの一点を目指してください。コレが出来れば必ず釣れます!本日は釣れないことはないけど、それほど忙しいハゼ釣りでもない。キョロキョロと周りを見渡すと、いつの間にやらマーベリック様がオッサンの背後を獲っていた。どうやら今度はオッサンを宿主にしたらしい。背後から威圧してくるマーベリック様小さいハゼを見繕って5匹ほど献上すると、満足したのかどこかへ消えていった。相変わらず、H2氏と常連さん、オッサンの三人が小刻みに移動しながらのハゼ釣り。オッサンは寒いからウェーダーを着込んでるんだけど、その常連さんは短パン&サンダルのミッドサマーなスタイルで水に立ち込んでいる。「寒くないですか?」とH2氏が声を掛けると、「とても冷たいです!」のレスポンス。(一同)ですよね〜!お互いが分かりきった会話のキャッチボールではあるが、こんなさり気ない会話から人間関係が始まるのである。しっかし、サイズが上がらんな〜期待していた大きな石付近でも良型は釣れず、下手すりゃダボの嵐を喰らう。最後の頼みの綱はおひさまなんだけど、水が濁っているので、日が当たっても水中は見えない。ただ、水温は上がるからハゼの活性が上がるかもしんまい。砂浜エリアにはおひさまが当たってきたので、そちらへ移動。こうなると近場狙いになるので手返し重視の短竿にチェンジ。んがしかし、数匹連打の後はぱったりアタって来なくなる。やっとアタリが!と思えば、ダボハゼだったり…今朝はこのエリアに多くの釣り人がいたんだけど、このダボハゼの猛攻に折れて、みんな居なくなってしまった。 残るは片手で数える程度の釣り人だけ。いつもの常連さんも頑張っていて、さすが地獄の冬の穴釣りをやるくらいだから粘れるんだよね〜秀逸なのは決断の早さ!釣れないと分かるとサッサと瞬間移動する。しかもけっこう大きく動く。この御方、見た目は普通と表現するには紆余曲折を要する体型なんだけど、フットワークが軽いんだよね〜どんだけ釣れてたのかは分からんけども…満潮時間帯でますます釣れなくなり、アタってくるのはダボとメダカサイズばかり。こんなんじゃ〜ね〜…もうそろそろ止めようかなっと思っていた時だった。ちょっと離れた場所で釣っていた二人組がいたんだけど、そのひとりが岩で滑って派手に入水。大丈夫か?っと思っていたら「ブシューーーー!」って結構大きな音。「何の音?」と思ったら、どうやら自動膨張式の腰巻きライフジャケットを装着していたらしく、黄色い浮き輪が爆誕!ブシューーーー!はガスで膨張した時の音だったらしい。オッサンも船釣り用に持ってるけど、ガス膨張を目撃したのは初めてだったので、最初は何の音か分からなかった。入水の人は腰に黄色い浮き袋を装着してる姿になったが、怪我は無かったようで。友人もいるし、今日は暑いくらいなので、ひと安心ではあった。そんな姿を見たオッサンの感想。「昔のドリフで志村けんがやっていた、東村山音頭の一丁目みたい」だった。ずぶ濡れになってしまった方には申し訳なく、不謹慎ではあるが、オッサンの頭の中に「イッチョメ!イッチョメ!ワーオー!!」がパワープレイする。しかし、偉い人だな〜陸っぱりの浅場のハゼ釣りにも、ちゃんとライフジャケットを装着してくるんだから。今回はたまたま自力で上がれたけど、万が一、落ちたショックで気絶したら命に関わりますよ!たかがハゼ釣りとナメてはいけませんね〜何があるのか分からないんだし!備えあれば憂いなし!しかし、エエもんを見せてもろたよ。ハゼ釣りでライフジャケットを装着した人が入水して、浮き袋が自動膨張。コレを目撃するって、どれくらいの確率なんだろう?これに懲りずに、あの人もまた釣りに来て欲しいな〜と思いつつ、オッサンの頭の中には「イッチョメ!イッチョメ!」がぐるぐる回っていたが…っという訳で、3時間半ほどで83匹という結果でした。ビクが大きく、ハゼが小さいからスカスカだ!最大サイズは12cmか…【夕やけなぎさ】に帰還すると、ファミリーフィッシングがたくさんいた。この風景ももうすぐ見れなくなるかさすがにもう夏のハゼ釣りも終わりですかね〜小ハゼ以下はワンサといるんだけど、良型クラスが居ないんですよね。どこかにはいるんだろうけど、そろそろ落ち始めているのかな?落ちると言えば、今日は【はぜつき磯】だけではなく、別の釣り場でも人が落ちたらしい。仲間がやっていたハゼ釣り場でも、入水事件が発生。釣れなくなると、どうしてもリスクがある釣り場を目指すから危なくなりますよね。みなさん、気をつけましょう!さて、次はどこでハゼ釣りするべきか…すごく悩むんだけど、その思考を巡らせるのもまた釣りのおかしみだと思う。次の記事>>>「2022年27回目のハゼ釣りは極寒の中」へ
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  • 2022年27回目のハゼ釣りは極寒の中
    2022年27回目のハゼ釣りは極寒地獄!2022年10月7日。2022年27回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】天気:くもりのち雨釣行時間:7時00分くらい(潮位:95cm下げ6分)〜10時00分くらい(潮位:45cm干潮)中潮水温:測り忘れた!釣果:マハゼ122匹(8cm〜12cm)竿:3.5m(清流X) 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:アミエビ・ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け本来なら、本日は他の釣りモノに行く予定だった。平日に会社を休んでの船釣りは、船も空いているので気持ち良く釣りができるし、ナイス釣果も期待できる。ハズだった…当日を指折り数え、釣りの準備も万端だった昨日。船宿から「出船ありません!」と無慈悲なお知らせ。至極残念ではあったが、思い当たるフシが無いわけでもなかった。波は荒れ予報で雨も降る、おまけに季節をふた月も先取りの寒さときたもんだ!恐らくは出船ギリギリ人数の予約だったと思う。悪条件の日に勝負に出るよりも、もっと釣果が見込める時に出直した方が良かろうて…とキャンセル続出にて、出船人数を割り込んだんだと思う。これが休日だったら、「海が時化ようが、槍が降ろうが玉砕覚悟じゃ〜!」の背水の陣な客ばかりで、嵐の海でも出港しただろう。しかし、平日にやって来る客はノンビリで余裕のある人種ばかりなんだろうから「もっと釣れる時に釣りすれば良いよね〜。無理にやらなくてもいいや!」という、金持ち喧嘩せずなスタンス。まぁ、オッサンは玉砕覚悟な部類だから嵐でもやる気満々だったけど、どうやら他の客とはノリが違うようで…っという訳で、予定が潰れ、スライムのように力が抜けてしまったオッサン。もう会社も休みをとったもんだから、取り消して出社するのもバカらしい。ハテ?と5秒ほど熟考するが、いつものようにやることはひとつで当然ハゼ釣りだ!せっかくの平日なんだから、美術館のカフェテラスで優雅な一日を!とも思ったが、今回オジャンになった釣行計画がいつ復活やも知れんので、虎の子は温存しておかねば。なので、金のかからないハゼ釣りとなるんだけど、問題は本日のお天気である。雨と多少の風は問題ないんだけど、この寒さである。まだ10月に入ったばかりなのに、12月上旬なみの気温て!オッサンは夏のハゼ釣りシーズンが終わると、穴釣りに移行するんだけど、しつこく1月くらいまではハゼ釣りしている。なので、12月の極寒のハゼ釣りも苦にはならないが、今はまだ寒さに身体が慣れてないし、寒さに対する覚悟もない。やっぱハゼ釣りなんぞしないで銭湯に行ってモサ〜っとしてようかな…とも思ったが、平日って銭湯は昼ごろからだから午前中はやること無いんだよね〜っという訳で、Goingハゼ釣り決定!ここで問題なのは、「どこで釣り糸垂れるん?」だった。選択肢は、いつもの大井ふ頭中央海浜公園or『秘密の花園』確実に釣れるのは大井ふ頭中央海浜公園だけど、たぶん小ハゼは釣れるだろうけど良型はどうだろう?『秘密の花園』は、時期的にはちょっと早いけど、先行でやっている仲間が「数は出ないけど、ここらの釣り場では一番サイズは出る」らしい。つい先日は19.5cmが上がったので、オッサンも『秘密の花園』での釣りは前のめりではある。今朝もやっぱり寒くて、防寒仕様のスタイルにて出発。まだ雨は降ってないが、確実に降るのでカッパ持参。愛車を漕ぎながら、未だにどっちの釣り場に行くのか?悩んでいた。あの角をどっちに曲がるかで行き先が決まる!その角に差し掛かると自然に身体が動き、行き先が決定。向かうは大井ふ頭中央海浜公園だった。決め手は雨。『秘密の花園』はちょっと遠いし、雨で釣り場の岩が濡れるととても危ない。まぁ『秘密の花園』はこれから嫌というほど通うんだろうから、あと何回来れるか分からない大井ふ頭中央海浜公園で名残惜しくやりましょう!ハゼのサイズよりも数を選んだオッサン。さすがにこの寒さと雨予報ではハゼ釣り人いないんじゃね?と思ってたら、いた!二人も釣り人がいるではないですか!【夕やけなぎさ】にやって来ると、こちらにも4人の勇者がいて、しかも全員が水に立ち込んでいるではありませんか!?みんな水に立ち込んでるぜ!マジすげぇ〜な〜!この人たち。しばらく勇者達を眺めるが、全然竿が上がらない。だよね〜、いきなりこの寒さだからハゼも動かないだろうて…という訳で、向かうは【しおじ磯】気温は寒いけれど、水温はそれほど下がってないハズ。浅場はモロに気温の影響を受けるけど、深場だったら大丈夫ぢゃね?というのが、オッサンの読み。【しおじ磯】に到着すると、ひとりだけハゼ釣り人がいた。こんな寒い雨予報にハゼ釣り人なんていないわなこの方はいつも【しおじ磯】でやってる人で、挨拶を交わし、ハゼの塩梅を伺うと…「全然釣れなから、もう帰るところだよ!」とオッサンのやる気を真っ二つにヘシ折るコメント。その方の竿とどこでやってたかを伺うと浅場狙いだったらしく、”なるほど!ダメなわけだ”と納得。いつものオッサンの指定席に向かう。ここは水深が2.5mくらいはある深場で、サイズは大きくないが安定して数は上がるポイント。ここに来たということはサイズはこだわらず「とりあえずは釣れればヨシ!とする」ということだ。まだ雨は降ってないが今にも降り出しそうな曇天で、落ちてくる前にスタートダッシュをかましたいところ。んだば釣りの準備をば。使う竿は当然ながら3.5mの長竿。長竿と言えばこの一竿餌はいつものようにアミエビとボイルホタテだけど、前回の余りものを再冷凍したらすっかり同化していたシロモノ。なんのカタマリ?って感じ小ハゼとの戯れまずは期待しないでの第一投。深場だから、ス〜っと5秒後に着底するとすぐにアタって来た!アワセるが掛からず…今日も喰いが浅いようで、厳しくなりそうだ。次も寸分違わず同じスポットに落とすと、着底前にアタって来て、電撃フッキングにて一匹目。まぁ、このサイズなら良いでしょう!全く同じスポットに落とすとすぐにアタってくるから、ハゼの活性は良いようだが、上がってきたのは小ハゼ。う〜ん…やはりこのサイズになっちゃうかどうしても、このクラスを拾っちゃうな〜っと思ってたら、早くも雨が落ちてきた。「マジかよ!予報よりも降り出し早いぢゃん?」カッパを装着し、釣り続行。どこでもアタってくるわけじゃないけど、キチンと見つければハゼスポットはあって、連打が始まる。んだけど、最初の数匹は10cmくらいで、その後は小ハゼが突いてくるだけになる。こうなると狙うスポットを変えるんだけど、やはり同じ感じなんだよね〜たま〜に10数cmクラスが上がってくるんだけど、基本的には10cmクラスがほとんど。忘れた頃にこのサイズが上がってくるが…小移動を繰り返して、良型サイズの群れを探すんだけど、どこも同じように小ハゼばかり…休憩を入れながら作戦タイム。おやつは羊羹。甘いものはホッとするね〜他に誰もいないロンリーフィッシングなので、ポイントは選びたい放題で、ひと通り【しおじ磯】全体を釣り歩いてみた。んがしかし、どこにも良型ハゼはいなかった。やはりハゼが喰ってくるのは深場ばかりで、浅場は生命反応は皆無だった。良型はもっと深場に行ってしまったのかな?冷たい雨は時おり激しく降りつけ、竿が煽られるほどの風も出てきた。両手はかじかんで言うことを聞かないし、もう泣きそうになる。「なんでこんな日に小ハゼ釣ってるんだろう?」自分の行動にモヤっとするを通り越して、もはや憤りすら覚えるオッサン。「もしかしたら、この釣り場じゃなくて『秘密の花園』に行ってたら、パラダイスだったかもしんまい!」釣り人特有のお花畑思考なんだけど、こっちでこんな状況なんだから、あっちはもっと地獄だぞ!と自分に言い聞かせる。時おり、水に手を浸けて温める。水がぬるま湯みたいに暖かい釣れたハゼからも温もりを感じるなんだかんだで、最初のエリアが一番数が上がって来るようで、ここで粘ることにする。「とにかく、この状況でも釣れればヨシとしなくちゃ!」と自分に言い聞かせ、小ハゼ釣りで我慢、我慢。寒さと冷たい雨で手がかじかんで思うように動かず、上がって来たハゼを一発でキャッチし損ね、ハゼがポロリと落ちてゆくことが多発。これが良型ハゼだったら、水に飛び込んでも追いかけるところだが、舌打ちさえ出ない程度のサイズばかりだから、なんとも思わん。寒さで身体がこわばってるから釣りが荒くなる。ス〜っと円弧状に落として軟着底してるつもりだけど、竿の微操作が出来てないから、着底すると糸ふけが出て、着底すぐのアタリに気づかず。いつの間にか餌が無かったり、竿を上げたらハゼがくっついていたという不本意な事態も少なくない。こんなんだから、時間とともに針掛かり率も下がって釣れなくなってくる。どこかで良型ハゼの群れでも見つかればモチベーションも上がるんだけど、ハゼはますます小さくなるばかり…3時間粘ったが我慢の限界で122匹で納竿。数だけはいったけど…。みなさん元気にお帰りになられました覚悟はしていたし、分かっててこの釣り場に来ていたつもりだったけど、思った通りの結果になるとやはり悔しいな〜おひさまでも当たってくれば、少しは状況が改善したかもしれないけど、今日は何も起きなかったな。帰り際【夕やけなぎさ】に寄ってみたけど、誰もハゼ釣り人はいなかった。まぁ、コッチはもっと釣れなかっただろうから当然か…釣れないよりはマシだったんだろうけど、寒さもハゼのサイズも我慢大会だったな〜もう雨の中、ハゼ釣りする季節じゃなくなって来ました。みなさん無理してやるのは止めましょう。マジで寒いよ!次の記事>>>「2022年28回目のハゼ釣りは釣れなくはないけど…」へ
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  • 2022年28回目のハゼ釣りは釣れなくはないけど…
    2022年28回目のハゼ釣りは、釣れないこともないが…2022年10月9日。2022年28回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】天気:くもりのち晴れ釣行時間:6時00分くらい(潮位:195cm下げ1分)〜10時30分くらい(潮位:45cm干潮)大潮水温:18℃釣果:マハゼ145匹(8cm〜13.5cm)竿:3.5m(清流X) 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:アミエビ・ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け土曜休みが当たり前の昨今ですが、オッサンの勤めている会社は未だに土曜日は半ドン出勤。土曜日なんて普通は休みなんだから、お客さんからの連絡なんてな〜んもないし、今の時期はたいして忙しくもないもんだから暇を持て余す。「もう休みにすりゃ〜いいじゃん!」っていつも思うが、会社のボスは頑なに休みにしない。ある人は言う。「会社のトップって、会社が休みの時は不安になるんだよ!」んなもん知るか!そんなしどけない不安を癒やすために、こちらも巻き込まれるなんてたまったもんじゃない!ダメな零細企業にありがちなんだけど、歴代のトップは世襲制になってて、現在のトップは漫画的に出てくるような絵に描いたようなトホホな三代目。っという訳で、弊社におきましては「初代が創業して、二代目で傾き、三代目が潰す」という言葉通りの道のりを、至極順調に歩んでいます。いつものように出勤したら会社が潰れてた!っと、冗談みたいな現実をたま〜に耳にするが、オッサンも対岸の火事とは思えないリアリズム。実は、そんな日が来るのを心待ちにしている自分もいるから、人生って皮肉だよね〜!本日は連休の初日。上記のように、オッサンは三連休ではなく二連休だけど、明日も休みだ〜!っと思えば心に余裕が生まれる。今朝の目覚めは快適で、遠足の前の日のように早く目覚めてしまった。ちなみにオッサンは、小学校の遠足を心待ちにするタイプではなく、「メンドくせぇ〜なぁ…」とクール&ニヒルな可愛気のないガキだった。空はまだ夜明け前でしらじらとしていたが、まだ街灯が灯いてるほど暗いので愛車のライトもスイッチON!愛車は25年以上も乗りこなしてる骨董品なので、自家発電のダイナモが重い。ちょうど朝日方向に進行していて、朝焼けになりそうだからお天気は良さそうである。なにせ、前回は極寒地獄&冷たい雨の中でのハゼ釣行だったから、連続の雨はカンベンである。いつもの橋からハゼ釣り場を見渡すと、もう8人ほどのハゼ釣り人がいるではありませんか!中にはヘッドライトを灯けてる人もいて、「マジか!この人たちいったい何時から釣りしてんの?」と目を疑う。何時からやってるん?今日の釣り場はもう決まっていて【しおじ磯】昨日、H2氏と連絡を取り合った際に「今日はハゼが全然釣れなかったから、とにかくハゼを釣りたい!」っという願いを叶えるべく、「エコエコアザラク…」とおまじないを唱えるオッサン。おまじないを唱えながら釣り場に到着。こちらの【しおじ磯】にも既に10人くらいのハゼ釣り人がいて、今日はどの釣り場も大盛況だ。今日はハゼ釣り人多いな〜いつものようにオッサンの指定席は空いてたので陣取り、さっそく釣りの準備を始めているとH2氏もご到着。深場狙いなので当然長竿にて。いつもの長竿水温はやはり低くて18℃。もう水温も下がってきたね〜水温の割には水に触ってみるとそれほど冷たくなかったが、ソレはオッサンの手が冷たくなっていたからだろうて。今日も朝方は寒くて、一応防寒対策はしてきたんだけど、風もそこそこ吹いてるからやっぱり寒いな〜餌はいつものようにアミエビとボイルホタテなんだけど、ハゼの喰いは浅いし、サイズも小さいのが多いからホタテの方が針掛かりが良い。なんだけど、アミエビも在庫が余ってるから消費しなければならない。穴釣りでも使えないことはないんだけど、既に穴釣りを始めている仲間に聞くと、やはり虫エサの方がハゼへの評判が良いらしい。主力はボイルホタテ準備完了にて、では本日もハゼ釣り開始!ハゼ釣り場の不死鳥気がかりなのは、現在の潮位。そこそこ高いから狙いのスポットに届くだろうか?ス〜っと仕掛けが落ちてゆき着底するが、どうみても届いていない。当然ながら、ハゼのアタリは皆無だ。いろいろと狙う方向を変えてみるが、生命反応ナシ!少しでも沖に落としたいので、長靴の浸水ラインギリギリまで水に浸かって腕を目一杯伸ばして投入すると、やっとアタって来た!上がってきたのはヨシヨシなサイズ。まぁ、このサイズならいいっしょ!ここまでやらないとスポットに届かないか…本日は大潮で今はドンドン潮が引いているから、その内に届くようになるだろうけど、今はコレでやるしかない。全く同じスポットに落とすとすぐにアタって来るが、やはりなサイズ。ムムム…、さっそくこのサイズが登場しょうがないか…サイズ関係なく、釣れればヨシ!なポイントだから割り切るしかない。もともとは深場のポイントで今はさらに潮位があるから、3.5mの竿でも落とすと水面がほぼ竿先くらいになる。そんな深場でののべ竿釣りも面白いもので、掛けたハゼが水中で暴れる引きを長く味わえるというメリットもある。コレが良型クラスになると横走りだけじゃなくて、下に潜ろうともするから楽しいんだよね〜オッサン的には飽きない程度に釣れてるんだけど、やはり今日も簡単な釣りではない。どこでもアタって来るわけではなく、今は本当に一ヶ所しかアタリがない。他はどこに落としてもアタリが来ないのである。なので、とにかくこの一ヶ所をピンポイントで攻め続ける。幸いなことに、この一ヶ所でアタリ続けるから順調に数は釣れている。しかし、当然ながらこの一点を20cmも外すと全くアタって来ないので、いくら深場狙いと言えども、狙ったスポットに寸分違わず落とし続けられる技術は必須です。季節柄、厳しいハゼ釣りになるのは間違いないのですが、釣れない人ってこのピンポイントが出来てないことが多いかな。けっこうズレてても平気な顔してるんだけど、同じスポットで何匹も上げて釣り切ったなら分かるが、今アタリがあったのに次はアタリが来ないのはなぜなのか?を考えるべきでしょう。同じ釣れないにしても、針に掛からないのとはまた別の問題なんだけど、まずはアタリを出さないと始まりません。喰い気のあるハゼの目の前にエサを落とせば勝手に喰ってくるんだから、どうすればハゼが喰ってくるのか?を追求しましょう!とは言え、今日も厳しいハゼ釣りだわな〜すぐ近所からまたしても聞こえてくる、「あ〜ダメだよ!」とか舌打ちサウンド。H2氏である。アタっては来るけど、どうにも針掛かりしないらしい。本人曰く「アワセが遅れる」とのこと。H2氏ほどの手練なら自己解決するんだろうけど、ついつい口を挟んでしまうお節介なオッサン。「もっと竿を張った方がロスが少なくなるよ!」H2氏もオッサンと同じ竿を使ってるんだけど、オッサンはアタリを待ってる時はかなり竿先が曲がってるんだけど、H2氏を見ると軽くしなっている程度。これだとアタリは取れるけど、アワセを入れてから実際に仕掛けが動くまでにタイムロスが出る。時間にすればホンのゼロコンマ何秒の世界だけど、そのロスが釣果を大きく左右する。生物の反応ってものすごく早い。喰い付いたエサに違和感を感じて吐き出す時間なんて本当に一瞬で、ゼロコンマどころかミリ秒単位かもしれませんね。そんなのを相手にするんだから、こちらもそれなりの反射を身に付けなくてはならない。とはいえ、”言うは易く行うは難し”でそう簡単にもいかん。お互い歳をくってるから身体がサビついちまって、脳みそがアタリに反応してから身体が動き出すまでにかな〜りの時間を有する。まぁ、人の世話よりも自分の釣りである。相変わらずチョロチョロと動き回りながら、喰ってくるハゼを探して仕留めてゆくオッサン前から気になっていたんだけど、この釣り場のハゼって細いんだよね〜エサが豊富じゃなくて栄養が足りないのかな?まさか何かの病気ではないよね?ここら一帯のハゼ釣り場の”なんちゃってコメンテーター”O氏曰く。「高度経済成長期はここいらの環境も酷くて、身体が曲がったハゼやらおたまじゃくしみたいに頭でっかちなハゼが多くて、とても食べようなんて気にならなかった」「気持ち悪くて10年くらいハゼ釣りはやらなかったけど、今はずいぶん良くなったよ!」ハゼ釣りの生き字引のありがたい御言葉ではあるが、そ〜いえばO氏も身体もちょっとひん曲がっているように見えるがそんなハゼの影響か?まぁ、それは単に歳のせいだと思うが、O氏は無謀なチャレンジャーでもあるから、怪しいハゼ試食の前科が無いとは言い切れないのが恐ろしい。思うに、今季のデキハゼもいよいよ寿命が近づきつつあって、この釣り場も終息に向かっているということなんだろう。多くのハゼが細いんだよね〜ほぼ同じペースでボチボチな釣れ具合にて、4時間半ほど粘って145匹でした。まぁ、ここまで釣れればいいや!最大サイズは立派な体格の13.5cmH2氏はいまいちノレなかったようで、悔しい結果になったようでした。オッサンの「エコエコアザラク」なおまじないがいけなかったのかな?まぁ、エコエコアザラクは黒魔術だから、まじないというよりは呪いか?ちょっと間違えちゃったみたい!テヘペロ!本日の【しおじ磯】は大盛況で、多くのハゼ釣り人が繰り出していました。中には子ども釣り大会なのか?団体さんが釣りをしていました。秋季恒例!子どもハゼ釣り大会開催中オッサン的には「こんな厳しい時じゃなくて、もっと釣れる夏とかにやればいいのに…」と思うが、真夏だと熱中症とかが怖いから、涼しくなってからなんだろうな。みんなライフジャケット着用で偉かった!こんな浅いハゼ釣り場でライフジャケット?と思うけど、先週末にハゼ釣り場で滑って転倒して頭から入水するのを目撃したからな〜その方もライフジャケットを着用していて、そのおかげなのか事なきを得たようだけど、改めて装備って大事だと思った。しかしそれ以上に、自動膨張式のライフジャケットが「ブシューーーー!」って膨らむのを見れて楽しかったけどね!ちなみにその同日に他の釣り場でも入水事件があって、そっちは無事ではなく骨折だったらしい。驚くべきは、その輩は骨折の手に包帯をグルグル巻きにして、今週も同じ現場でハゼ釣りしてるっていうんだから不屈の精神である。滑って転んで飛び込んで!包帯グルグル巻きでも諦めない不死鳥!そこまでしてやるほどの釣りか?ハゼ釣りって?人間の性癖って他人には理解しがたいし、理解しようとすること自体が無駄なんだな〜、っと考えさせられるトピックなのでした。次の記事>>>「2022年29回目のハゼ釣りはしつこく数釣り」へ
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  • 2022年29回目のハゼ釣りはしつこく数釣り
    2022年29回目のハゼ釣りはしつこく数釣り2022年10月10日。2022年29回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】天気:曇り釣行時間:6時30分くらい(潮位:205cm下げ1分)〜10時00分くらい(潮位:77cm下げ8分)大潮水温:19℃釣果:マハゼ109匹(8cm〜12.5cm)竿:3.6m(軽極ハゼ) 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:アミエビ・ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けまぁ、なんですよ…ハゼ釣りも、もう終わりの季節になりまして…時期外れの釣りともなれば、当然釣れないのでして…2022年はハゼがよく釣れ続けた。オッサンのサビついた記憶によると、今までで一番数釣りが出来た年だったと思う。そんな余韻があるもんだから、釣れないという事態に我慢ならないし、”もう終わり…”という現実を受け入れる勇気がない。オッサンは往生際が悪い人間なので、厳しい現実と向き合わず、ジタバタあがく為にどこでハゼ釣りすべきか?毎回腐心していた。んでやっぱり、数を稼ぐには【しおじ磯】のいつもの指定席しかないという結論に至る。芸がないと言うか、世界が狭いというか、限定的な範囲でしかハゼ釣りしてないから選択肢が無いのである。しかしオッサンのハゼネットワークの情報を鑑みるに、現在のところ、数が一番上がるのはやはりソコしかないのである。もちろん、サイズは全く期待できない。10cmにも満たない小ハゼがチョロチョロと釣れるだけなんだけど、な〜〜〜んのアタリも無いまま無為に時間を過ごすのは耐えられない。だもんで、とにかく釣れればヨシ!とするハゼ釣り場に行くしかないのである。朝、目覚めると雨は止んでいた。昨晩はけっこう降ったので、雨が残りやしないかと心配したが、どうやら大丈夫そうである。愛車にまたがり漕ぎ始めるが、シートからジワ〜っと雨が尻に染み出してくる。冷た気色悪い感覚を楽しみながら、本日もハゼ釣り場へと進む。いつものように橋から釣り場を見渡すが、ハゼ釣り人はたった一人しかいなかった。昨日はかなりの人数がいたんだけど、今日は雨が残る予報だったから警戒されたかな?たった一人のロンリーフィッシング興味がてらに【夕やけなぎさ】にやって来るが、だ〜れも釣り人はいなかった。♪だ〜れもいない海♪こんな寂しい景色を見ると、本当にハゼ釣りは終わっちゃったんだな〜とシミジミする。本日の釣り場【しおじ磯】にやって来るが、こちらも釣り人は一人でメランコリックな雰囲気である。こちらも寂しいね〜しんみりな雰囲気を楽しみながら釣りの準備。深場狙いなので当然長竿なんだけど、本日の竿は『軽極ハゼ』を持ってきた。今季初登場で、たまには新鮮な空気を吸わせたあげよう!という心意気。使わないと竿の感覚を忘れるからね水温は前回よりチョッピリ暖かい19℃ぶっちゃけ、水温って関係あるのかな?エサはいつもと同じアミエビとボイルホタテのコラボ。最近はすっかりこの組み合わせで、確かにエサは複数種類あった方がハゼに飽きさせないのかもしんまい。例えば、同じスポットを攻め続け、アタリが無くなったな〜っと思った時に違うエサを投入すると、またアタリ出す事もあるし…どんなエサにもメリット・デメリットはあるので、ハゼ釣りの状況をみながら使い分ける事で、それぞれのエサで補完し合えば、コンスタントに釣れ続けるのかもしれない。まぁ、こんな話は今更だけどもね。使い分ければ釣り人側も飽きないしねんで釣り開始なんだけど、心配なのが今現在の異常な潮位。今までの経験で言わせてもらえば、この釣り場は干潮の方が釣れると思う。よくよく考えてみると、ここら一帯のハゼ釣り場って、干潮前後の時に良い釣りができる事が多い。理由はよく分からんが、恐らくは水中の状況がよく見えるようになるからなのかな?そんな干潮とは真逆の状況なので、厳しい釣りになる予感である。さらには、昨日の雨の影響で水が白っぽく濁っている。ハゼ釣りって、水が透き通っている方が釣れる事が多いから、この濁りもマズいかもね。水が濁っとるぞぃ!今日も厳しい戦いが予想される。テイクバック厳禁!とは言え、もう釣り場に来ちゃってるからやるしかないのである。できる限り水際に陣取っての第一投。ス〜っと円弧状に仕掛けが落ちてゆくが、潮位があるから、3.6mの竿でも竿先が水面に浸かる深さになる。なかなかここまでの潮位ってないなぁ〜スンスン…と誘いを入れるが、反応なし!何か所か角度を変えて落としてみるが、な〜んも無い。ん〜〜〜?かなりヤバいのかな?絶対どこかに喰ってくるハゼがいるハズ!と信じて探しまくるんだけど、こういう時ってアセって広範囲に誘うよりも、エサを大きめにつけて一ヶ所で20秒くらいステイさせているとアタってくることが多い。この時期はまだハゼはそこら辺にいるんだから、無理やり喰わせようとするよりは、粘り強くハゼが喰ってくるのを待つ方が良いこともあります。まぁ、全然喰ってこないこともあるから、そこらへんは判断が難しいんだけどね!とにかく、一回でも喰ってくればハゼの食い気が上がって釣れ始めるから、そんなオンリーワンなハゼをまずは見つけることから始まります。開始から10分ほど経過し、やっと喰ってくるハゼが見つかった!コレでやっと釣り開始のゴング。針掛かりしなかったけど、三度目で掛けて上がってきたのは「う〜ん、どうでしょう?」なサイズ。まずは取っ掛かりだから、サイズは気にしない、気にしない同じスポットに落とすと、すぐに二匹目。このサイズなら合格!んで次は一気にしぼんだ…ひぇ〜!なサイズこのクラスになるとなかなか針掛かりも難しくて、エササイズとアワセのタイミングを工夫して掛けてゆく。まぁ、ここまでして小ハゼを釣るのもなんだかな〜っと憤るが、夏のハゼ釣りのように他でアタリがあるわけでもないので、とにかくアテってくるスポットを大事に育てるしかないのである。本日もH2氏が近所にいるんだけど、やはり苦戦している。アタリはあるんだけど、針掛かりが悪いらしい。釣りでは『掛ける』という技術が一番難しいかもしれない。アタリを察知してから、どこでアワセを入れるのか?「ヒラメ40コチ20」なんて言葉があるように、さまざまな釣りモノによって、アワセの入れ方がまことしやかに語られる。しかし、その時の状況や仕掛けの進化などによって、そんな都市伝説が通じないことが往々にして発生する。ある程度の経験を積むと、必ずブチ当たる壁がこの掛けるという行為。釣りって全く同じ仕様でやることはないから、他人のアドバイスなんて通用しなくて、自己解決するしか無いのが正直なところ。ただ、オッサンがH2氏のアワセ方を見るに、動作が大きいかな〜っと感じる。しっかりアワセようとしているからだと思うけど、アワセを入れる時に一瞬振りかぶる感じになっている。コレって他のハゼ釣り人でもよく見るんだけど、竿を上にあげる前に、一瞬わずかに下がってから上がり始めている。野球のバッティングいうところの「テイクバック」が入っている感じ。最近、野球ではテイクバック不要論が浮上しているのと同様に、ハゼ釣りもアワセを早く入れたい場合はテイクバックはやらないほうが良いと思います。テイクバックする人って、アワセを入れる時に肩〜肘が動くんですよね。そうなると必然アワセが遅れる事になります。なので肩〜肘は動かさずに、単に手首だけでアワセを入れれば良いと思います。あとは竿をしっかり握ってる事も遅れる原因となります。長くて重い竿を使っていると握らざるを得ないかも知れませんが、竿は握るのではなく、引っ掛ける程度の方が素早くアワセを入れることが出来ます。アワセを入れる瞬間のみしっかり握る(針掛かりさせた後もしっかり握るけど)、つまり針に掛けるインパクトの瞬間のみ握るようにします。何かを握る系のスポーツや武道でも、持っている時は軽く引っ掛けるくらいで、力を入れて握る時ってホンの一瞬だけの事が多いと思います。そうする事により、素早く反応することが可能になります。ギッチリ握り続けていると、動きが遅くなりますよ〜まぁ、今までの癖を直すのは大変だけど、改良し続けないと上達しないから、まずは自分で意識することから始めないとね〜喰ってくるハゼを探しながら、一ヶ所で数匹釣ったら移動を繰り返すがポツリポツリなスローペース。正直、もう飽きた!っていうか、最初の30匹ほど釣ったところで既に飽きていた。だって、全然型が上がらないんだもん!もうそろそろ潮時だな〜って思ってたら、他でハゼ釣りしているO氏から着信アリ!「コッチは16cmが立て続けに4匹釣れたよ!」フッ…、始まったよ…!H2氏と顔を見合わせながら白髪三千丈な玉虫色のコメントと疑うが、こちとらももう飽きていたので「んじゃ〜、とりあえずは様子見にでも行ってみますか!?」と移動開始。まず【しおじ磯】では3時間半ほどで109匹で終了。小ハゼが多いな〜最大サイズは12.5cm向かった先は、橋を挟んでお隣りの釣り場。常連たちの間では「八潮団地」で通っているが、正式名称は【京浜運河緑道公園】一直線の護岸が400mほど続いている釣り場。オッサンも以前通ってた釣り場なんだけど、ここしばらくは来なかったのでとても新鮮な気持ち。先行している常連達に混ざって釣り始めると、すぐにナイスサイズが上がってきた。このサイズが普通に釣れる!釣り人特有の大風呂敷合戦な釣りで、小一時間ほど遊んで納竿。「面白いな〜ココ!機会があったらまた来ようっと!」んで、全員の釣果を確認するが、O氏の誘い文句の16cmが4匹は影も形もなかった。オッサンのスケールで精査するが、せいぜいが14cmか良くても14.5cmってところだよね〜またしてもオオカミ少年なO氏なのでした。釣り人とは、他人にはどんな軍隊よりも厳しく、自分にはスタバの「キャラメルクッキーバーフラペチーノ」にキャラメル&チョコソースダブル増々のように大甘な人種である。だからみんなにハゼスケールを配ったのに、面倒臭がって誰も持って来ないんだよね…現実としっかり向き合いなさい!君達!次の記事>>>「2022年30回目のハゼ釣りは良型を求めて」へ
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  • 2022年30回目のハゼ釣りは良型を求めて
    2022年30回目のハゼ釣りは良型あります!2022年10月12日。2022年30回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:京浜運河緑道公園天気:曇り釣行時間:13時00分くらい(潮位:79cm干潮)〜15時00分くらい(潮位:130cm上げ5分)大潮水温:20℃釣果:マハゼ57匹(10cm〜14cm)竿:2.1m(行雲流水) 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:アミエビ・ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け夏シーズンのハゼ釣りも終了し、かといって穴釣りするには時期尚早。ハゼ釣りにはすこぶる中途半端なこの時期は、どこで釣り糸を垂れるのか?が悩みどころ。10数cm以上の良型ハゼを数釣りたいのは山々だが、よほどの運と偶然がなければ、そんなドリーミーなシチュエーションには巡り合えないだろう。ガッテンしかし…前回のハゼ釣りは、いつものように小ハゼの数釣りでお茶を濁していたんだけど、納竿間際に仲間からタレコミが入った。「16cmのハゼがポンポン釣れるよ!」釣り人のこの手の情報は疑ってかかるべきだが、「もしかして…!」の期待がないわけでもない。瞬間移動でその釣り場へ行ってみると、確かに良型ハゼがよく釣れた!さすがに16cmがポンポン!はガセだったのだが、10数cmクラスがポンポン釣れて、小ハゼでくすぶっていた釣りに華を添えてくれた。「機会があったら、また来よう!」と釣り場を後にしたんだけど、意外にもその機会はすぐに訪れた。夜勤明けの午後に代休をとり、さっそく例の釣り場へと愛車を飛ばす。全力疾走なので、当然オッサンは立ち漕ぎだ。焦っているのには訳がありまして、干潮時間帯狙いだから。前回も干潮時間でナイスなハゼ釣りにだったので、同じ状況の潮加減なら当たらずとも遠からずで、ハズレることはないだろうという読み。途中いつもの橋から【はぜつき磯】を眺めるが、さすがに平日の真っ昼間にハゼ釣り人はいなかった。まぁ、釣り人もいないよね…やってきたのは【京浜運河緑道公園】ここ最近小ハゼの数釣りでお世話になっていた【しおじ磯】のお隣りの釣り場で、オッサンも何年かぶりに訪れた。一直線に400mほど続く親水護岸なんだけど、単調な同じ風景なので、どこで釣りをするのか?とても悩む釣り場でもある。単調すぎてどこで釣り糸垂れるのやらオッサンは前回と同じエリアにやってきた。一見すると単調に見えるんだけど、実はそうでもなくて、護岸の様相が微妙に違っていたりする。釣りをする時は、そんな僅かな変化を見逃さないようにするべきである。まぁ、コレは水中が見えればという前提で、水が濁ってたら完全に勘が頼りになるんだけどサ。まずはランチョンから。なにせ昼ごはんも食べずにダッシュで来たもんだから、腹が減ってはなんとやらである。大漁祈願の赤飯とみんな大好きコロッケパンもぐもぐしながら見渡すが、誰も釣り人がいない。ただでさえ、この釣り場はいつも人がいないんだけど、平日の昼間にいるわきゃないわな。んでは釣りの準備をば。使う竿は2.1mの行雲流水。干潮時間帯での岩場狙いなのでコレくらいの方が狙いやすい。前回は3.6mの長竿を使っていて、手前の方にハゼがいたもんだからすこぶる釣りづらかった。この長さが手頃だな水温は20℃でちょっと暖かいくらい。昼間だとコレくらいになるエサは当然アミエビとボイルホタテのコラボ。穴狙いになるカモだから、イソメの方が間違いなさそうだけど、買わなきゃならないからあるものでひとつ。まぁ、釣れるっしょ!水際へ降りるが、途中とても滑る地帯があるから気をつけないと。一番下の護岸帯にはフジツボが岩に群生してるので滑り止めになるんだけど、その上側は苔みたいのが生えているのでとても危ない。フジツボ岩まで降りて水中を覗き込むと、やっぱり水が濁り気味。おまけに曇りの天気だから、余計に水の中が見えづらい。水中が少々見づらいぞ!贅沢言っても始まらんので、とにかく釣り開始じゃ〜!コレってほぼ穴釣り?老眼を駆使して狙いを付ける。狙うは岩と岩の間の平場なんだけど、どうにもこうにも見えないな…まぁ適当に落としてみるが、アタリがないな…岩場地帯なのでズル引きとかの誘いは、根掛かり必至。なので基本的には垂直に落として、上方向にフワフワとエサを揺らす感じ。コレはハゼの穴釣りと同じ釣り方になります。何度か落とす位置を変えていると、クンクン…とアタって来た!ちょっと喰わせてからアワセると、ググンググン!という重さでハゼが横走りを始める。コレだよ!この引きが楽しくてこの釣り場に来てるんだよね〜しかし、上がってきのは10cm程度だった。おや?小さかったな次も同じスポットに落とすと誘わずともアタって来た!お!サイズアップんでその次もすぐに釣れた。ここらへんがスタンダードサイズだなありがたい事に、このスポットで8匹も釣れ続けた。穴釣りでもそうなんだけど、ひとつの場所でかなりの連打になる時がある。そいういうスポットを”発見”すると一気に数も稼げるから、楽しいんだよね〜まぁ、そんなナイススポットも少ないもんだから、基本的にはチョロチョロ動きながらのハゼ釣り。次第に空の雲が厚くなって暗くなり、ますます水中の様子が見えづらくなる。手前の方はハッキリ見えるんだけどダボハゼの嵐になるから、やはりある程度水深がある方じゃないとハゼが釣れないな〜水中に目を凝らして黒っぽいカ所、つまり穴というか岩の影を狙って仕掛けを落としてゆく。ハゼがいればすぐにアタってくるから、ちょっと喰わせてから掛ける。やはり、即アワセだと全然針掛かりしなくて、喰わせないと掛からないかな。コレは前回の釣りで分かっていて、4号の袖針を用意していたんだけどすっかり忘れてしまって、今使ってるのはいつも数釣りで使っている1号針。こんな小さな針で良型ハゼに喰わせてるもんだから、針を飲まれることが多発。10数cmクラスだと飲まれても大丈夫なんだけど、10cmクラスだと昇天してしまう。「チクショ〜!針を忘れたのは痛いな!!」でも喰わせないと針に掛からないし…釣り方としては、ス〜っと落とし、スンスンとアタリを感じたら、ゆ〜〜〜っくり数cm竿を上げてみて、クン!と引いてきたらアワセるといった感じ。大げさ&クイックにアワセなくても、穴のハゼは下に潜ろうとするから勝手に針掛かりします。逆に大きくアワセると、空振った時に根掛かりするから、ハゼに任した方がアワセやすいと思います。ただ、なすがまま下に潜らせると今度は穴から出て来なくなるから、竿にテンションを掛けて潜らせないようにしないと抜けなくなりますよ〜このやり取りがまた面白いんだけどね!最初のような連打スポットもなかなか見つからず、せいぜい数匹程度のスポットが精一杯。チョロチョロと拾ってゆきながらの釣りになる。その内にポツリポツリと雨が落ちてきたので納竿にしました。もうこの頃には水の中なんて全然わからなくなっていたし。2時間ほどで57匹でしたが、ほぼ穴釣りでこの釣果なら十分でしょう。サイズも10数cmクラスがほとんどだったから、面白い釣りになりました。ここまで釣れれば十分だよ!最大サイズは頭でっかちな14cmまた機会があったら来るつもりだけど、この釣り場は潮位によってシビアになるから、いつになるやら…そいうこうしていると『秘密の花園』での穴釣りも始まるから、ココに来れるのかな?まぁ、また縁があったらということで。次の記事>>>「2022年31回目のハゼ釣りは江戸川ボート釣りへ遠征」へ
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  • 2022年31回目のハゼ釣りは江戸川ボート釣りへ遠征
    2022年31回目のハゼ釣りは江戸川放水路でボート釣り2022年10月16日。2022年31回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:江戸川放水路天気:曇り時々晴れ釣行時間:6時30分くらい(潮位:120cm上げ6分)〜12時30分くらい(潮位:140cm下げ7)中潮水温:18℃釣果:マハゼ197匹(6cm〜12cm)竿:2.1m(行雲流水) 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:アミエビ・ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け2ヶ月ほど前、釣り仲間のM氏が会社命令でアフリカへ飛ばされた。現地で何してたのか知らんが、衣食住や文化がまるで違う遠い国への長期出張。恐らくは治安もヤバいカモ知れない。M氏は若い頃は格闘技をやっていたので、ソレを買われてアフリカ行きになったと思う。「イザとなったら自力でなんとかするべし!」ジャパニーズ・ビジネスマンは、最前線の戦士なのである。そんな日本のロッキー・バルボアがつい先日、自力で帰ってきた。好きな釣りを我慢しての長期出張。異なる文化や見知らぬ土地での仕事三昧で辛い日々を過ごし、さぞやゲッソリして帰ってくるだろうと思ってたら、出発した時よりもポッチャリだった。「むこうでは肉とビールばかりでしたぁ!食事に肉を出すのがおもてなしみたいで!」こちらの心配は杞憂だったようで、あちらでネイティブ・ピープルにチヤホヤされてたらしい。そう言えば、帰国時の飛行機内の食事画像はファーストクラスだったような…ふざけやがって!!とにかく無事の帰還を祝して、ずっと我慢していたハゼ釣りに一緒に出かけることにしたんだけど、ハテ?どこでやったらいいんだろう?夏のハゼ釣りも終わり、晩秋の深場ハゼ釣りにはまだ早い。数もサイズも期待できない中途半端なこの時期に、どこで釣り糸を垂れればM氏は喜んでくれるのか?この答えが簡単に出るくらいなら、こちとらも毎週毎週釣り場で悩んだりしない。数とサイズの両方を満たすのはかなり難しいだろうから、とにかく数に的を絞り込む。っとなると、最近行ってた【しおじ磯】かな?とも思ったが、もう【しおじ磯】はオッサンも飽きてたので、どうせなら新鮮味のあるどこかへ…同行のI氏と口角泡を飛ばした激論の末、江戸川放水路へ行こう!となった。2022年は江戸川放水路のハゼ釣りは評判が良いし、至近の釣果でも5束を超えているではないですか!?江戸川放水路の市域はオッサンの生まれ故郷でもあり、未だに兄姉も住んでいて、コロナ騒ぎ前は毎夏、兄と甥っ子とボートハゼ釣りに来ていた。ここ数年来てないから、懐かしくノスタルジーに浸るのもいいな!と江戸川ボートハゼ釣り案に決定!しかし、重大な情報を見逃していたのに気づいたのは、ずっと後の事なのでした…釣果情報通りの…遠征の足はI氏が担当。朝の5時に迎えに来るらしいが、もうこの時期は5時ってまだ真っ暗だ。オッサンは釣り自体は好きなんだけど、この異常な時間帯からの活動が嫌なんだよね〜サザエさん父親の波平がよく釣りに出かけるけど、その風景は明るい時間だったり、CMとかでも釣りに出発するシーンは明るい朝だったりする。しかし現実はそんなに甘くはなく、まだ暗いうちから活動開始してないと釣れないのである。なので、波平はいつもボウズで魚屋さんで獲物をゲットするシーンが多いのも納得だ。定刻通りにお迎え参上。M氏もピックアップして、江戸川放水路を目指す。現場へ到着したのは、やっとおひさまが登ってきた時間だった。朝日が眩しいぜ!本日お世話になるボート屋さんは『マルヤ遊船』さん。ここらの界隈には貸しボート屋さんが何件もあるけど、マルヤ遊船さんは祝祭日と週末の割増料金がないのがありがたい。よろしくおねしゃ〜す!まだ夜明け時間帯なんだけど、気の早い太公望達がいそいそとボートを漕ぎ出していた。オッサン御一行様も負けずに、はよ出船せねば!桟橋はしっかりした作りなんだけど、固定ではなくフロートタイプなので、歩く度に微妙にユラユラ揺れて気色悪い。見た目ガッチリだが、実は揺れるんだよねんだば乗船となるんだけど、問題は人員の配置である。船員は3名だが、ミヨシ(船首)側はアンカー(錨)係、胴の間(真ん中)はオールで漕ぐエンジン係、トモ(船尾)はただの乗客という役割分担。当然、トモのお客様役が一番で、密かにオッサンはソコを狙っていたのだが…御一行は、実際に乗船するまでな〜んの打ち合わせもしてなかった。しかし、なんとなく自然の成り行きで、アンカーI氏、エンジンはオッサン、お客様はM氏となった。チッ!失敗したぜ!まぁ、後からよくよく考えるとコレはコレでベストな布陣だったな。I氏はお歳を召しているのでエンジン役は厳しいだろうし、そもそも車を出してもらってるし…M氏は今回のゲストでもあるし、手漕ぎボートを漕いだこともないだろうし、なによりも体重がアフリカ肉で増量しているのでオモリは船尾と決まっておる。オッサンも若くはないが、江戸川放水路のボート釣りではいつもエンジン役だったので、決して漕ぐのは上手くはないが、慣れてると言えばそうなのかな…係の人にハゼ釣りのポイントを教えてもらい、いざ大海原へ!目指すポイントは、やはり『水道橋』の近くで水深が1m前後。水道橋とは、人車が通行できる橋ではなく、文字通り水道管らしきを渡している橋。You Tubeとかでも、江戸川放水路のハゼ釣りで頻繁に登場するポイントでもある。幸いなことに、マルヤ遊船さんからは目と鼻の先。まずは一番近くのポイントへとオールを漕ぎ出す。良ポイントの目印となる『水道橋』水深1mくらいのポイントにアンカーを降ろし、釣り開始!なハズなんだけど、オッサンはいつものように、このブログの為にいろいろ準備しなくちゃならない。本日使用する竿は「行雲流水(2.1m)」深場用に長めの竿も持って来ようと思ってたんだけど、事前情報によると水深1m前後の狙いらしいので、この竿しか持ってこなかった。この竿のみで勝負じゃ〜!エサはいつものようにアミエビとボイルホタテ。江戸川放水路ではイソメ餌が主流らしいから、果たしてこちらのハゼはオッサンのこのエサをご所望してくれるのだろうか?コッチのハゼはこのエサ喰うのかな?水温は18℃だから冷たくはないみたい。釣れなくはない水温ハゼの入れ物はいつものズックビクじゃなくて、ただのビク。コレってビクではなくて、貝網って奴だな。確か潮干狩りの時に使ってたんだよね〜そんな貝網をボートの縁に固定する。この状態でハゼをポイポイ入れてゆく竿が一本だったり、ズックビクを持って来なかったのは、単に荷物を少なくしたかったから。釣りの時は、できる限り荷物を少なくしています。いろいろと持ってきても使わないことが多いんだよね〜少し足りないくらいがちょうど良い!が、オッサンの座右の銘。釣りでも人生でも財産でも、物足りないくらいがちょうど良いのである。まぁ、オッサンの財産は”少し”どころか、痛ましいほどに足りないんだけどサ!仲間もいるんだから、足りなければ恵んでもらえばいいや!の他力本願なノリである。このように写真撮ったりしてオッサンがモタモタしている間に、他の二人はポンポンとハゼを釣っているではありませんか!オッサンも負けじと参戦!ス〜っと落として着底し、すぐにアタって来るだろうと期待したものの、な〜んもアタリがない。アレ?ダメなの?3回ほど入れ直すとやっとアタって来たが、上がってきたのはこんな小ハゼ。エ〜!こんなんなの!?いきなりの腰砕けで脱力…まぁ、先行していた仲間もこんな感じだったから、期待はしてなかったんだけどね。良型ハゼを求めて、あらゆる方向に落としてみるがサイズアップするどころか、ミニマムになってゆく始末。なんだよコレは一体!そう言えば、貸しボート屋さんの釣果情報に目立たないように「平均サイズ8cmほど…」とあったけど、本当にそうらしい…最初のうちは「どこかに良型ハゼが固まっているんぢゃね?」と希望を捨てずにいた御一行だったけど、あまりにも小ハゼばかりなもんだから、そんな希望を持つことをやめる事にした。なにで見聞きしたのか忘れたけど「希望を持つと今の状況が不満足になったり、執着が生まれるから、希望を捨てればもっと楽に生きられる」というくだりを思い出す。そうだ!この場所にナイスサイズなハゼはいないんだ!ハゼ釣りに来たんだから、ハゼさえ釣れればそれで良いジャマイカ!何かを悟ったように、無言で釣りを続ける三匹のオッサンだったのでした。結局ドラマも起きずに納竿小ハゼ釣りとは言え、入れ喰いとは言い難い釣れ具合。落としてすぐに喰ってくるわけでもなく、着底してから約7〜8秒くらいそのままステイとか、僅かにエサを揺らすとやっと喰ってくる感じ。それでも喰ってくればまだマシで、そこまでやっても音沙汰なしも多発。おまけにハゼが小さいもんだから、アワセても空振りしまくる。ボート釣りをやった事がある方ならご理解していただけると思うが、アンカーを打ってるからとは言え、ボートって潮や風に流されてジッとしていない。常にフワフワ動いている。ハゼの数釣りでは、釣れたりアタリがあったスポットを攻め続けるのが常套手段というか大原則である。しか〜し!ボート釣りではそうも言ってられん事態になる。ボートが常に動いているという事は、自分が常に動いている状態になってしまう。ハゼが釣れて針から外してたり、空振って餌付けをしている僅かな時間目を離した後、「ここらへんだったハズだけど…」と落としてもアタリが無いのである。つまり、この時は既に先程のスポットを外れているのである。コレには最後まで対処法は見つからず、とにかく一度竿を上げると全てがリセットされ、また喰ってくるハゼを探すことから始めなければならなかった。恐らくは、もっと浅場での釣りだったら簡単だろうけど、1mを超える水深で、自分が移動し続ける状態の時に、寸分違わず同じスポットを狙い続けるのはかなり困難な作業だと思う。御一行様全員が思い通りにならない釣りに憤っていたんだけど、そこそこの手練揃いだったので、常に誰かしらが釣れている状態ではあった。みんなカンターでハゼを数えていたので、「カチカチ…」とカウントする音が船内に響く。調子良く釣れてる時は饒舌になるんだけど、アタリが遠い時は誰しもが無言になる。狭い船内で密着してるので、釣れる釣れないの波は皆一緒で、一蓮托生のボートハゼ釣りなのでした。開始から3時間ほど経過すると、座りっ放しの姿勢だったので腰が痛くなり、一度船宿に戻って休憩。有料なんだけど、ボートの桟橋からもハゼ釣りが出来て、いつの間にかかなりの大人数が桟橋でハゼ釣りしていた。日によって違うんだろうけど、たいして釣れてなかった印象。まぁ、コレだけの人が真上にいるんだから、さすがのハゼも警戒するだろうて。けっこうな人が桟橋釣りをしていた後半戦も特に状況変わらずで、相変わらずの小ハゼ釣りを余儀なくされた。I氏は釣り前に「天ぷらサイズを見繕って持って帰る!」と張り切っていたが、天ぷらハゼなんぞ影も形もない現実をぶつけられ凹んでいた。せめてこんなのとか…せいぜいここらへんとか…ホームグラウンドな釣り場だったら、状況によって対処できるんだろうけど、な〜んも分からない完全アウェーなポイントなもんで…こんな広大な釣り場なんだから、良型ハゼは絶対どこかにいるんだろけど、右も左も分かりませ〜ん!ではやりようがない。せめてもの救いは、薄曇りだけど寒くもなく、風もほとんど無かった釣り日和だった事くらいかな。釣り日和ではあった、くらいか…オッサン持参の餌は、アミエビもホタテも同じように喰ってきたけど、なにぶんハゼが小さいもんでアミエビ餌は針掛かりがすこぶる悪かった。結局、6時間の長丁場だったけど小ハゼばかりが197匹と苦行でした。ビクの中は三人分で約600匹ほど釣れたハゼはオッサンはもちろん、誰も一匹も持ち帰らず、欲しいという方に差し上げた。「あんな小ハゼばかりど〜するんだろう?」甚だ疑問だったけど、ハゼのかき揚げにでもするのかな?今回の敗因は、単に時期が悪かったに尽きる。もっと良型が数釣れる8月〜9月くらいに来れば、全然違う結果になったと思います。まぁ、今回はM氏にハゼ釣りを堪能していただく!という趣旨だったので、サイズはともかく数は釣れたから良かったのかな?M氏も「とても楽しかったです!」と言ってくれたのが、リップサービスと言えどもせめてもの救い。しかし、ボート釣りは難しいな〜自分が動いちゃうから狙いがズレるんだよね。この江戸川放水路では、数釣る人は二本竿でやるみたいだけど、コレってすごく理にかなってると思う。一本竿だと狙いがズレればそれで終わりだけど、二本竿なら例え少しズレても、どちらかの竿が狙いのスポットにハマりそうだし、どちらかの竿が目印になるから狙いが狂わなそうだしね。それぞれの釣りにはちゃんと理由と理屈がある。釣りする本人がその理屈を正しく理解しているかどうかだけど、結果が出ない場合は、そ〜いうことなんだと思う。しかし手漕ぎボートのエンジン役は結構キツかった!おかげさまで翌日はしっかり筋肉痛になりました。ハァ〜、歳は取りたくねぇな〜次の記事>>>「2022年32回目のハゼ釣りはいよいよ穴釣り開幕!」へ
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  • 2022年32回目のハゼ釣りはいよいよ穴釣り開幕!
    2022年32回目のハゼ釣りは穴釣り開幕!2022年10月23日。2022年32回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園」(KL?・?、KR?)※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:7時00分(潮位:125cm下げ5分)〜11時30分くらい(潮位:75cm上げ2分)中潮釣果:マハゼ25匹(12〜16.5cm)ウロハゼ1匹(15cm)  竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m 道糸:フロロカーボン1.5号 ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖3号 オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さ エサ:アミエビ・ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けいよいよというか、やっとハゼの穴釣りが始まりました。もっと早くから行っても良かったんだけど、まだ10月の中旬くらいだと穴釣りという気分になれなかったもんで…気の早い仲間はもうとっくにハゼの穴釣り場『秘密の花園』へ通っていて、時には50以上も釣れたり、そうかと思えば4〜5匹とかだったり…まぁ、穴釣りに限らず釣りとはこういうもので、自然相手なんだから、釣れたり釣れなかったりの差が出るものだ。ただ、穴釣りの場合はその差が大きいかな?その日の塩梅によっても違うし、釣り人によっても違ったりする。すぐ近所で釣ってるのに、釣果に大きな差が出ることが往々にしてある。絶好調な人はアタリ穴に連続ヒットで、しかもひとつの穴から何匹も釣れるフィーバー状態!ハズレな人はどこに落としても音沙汰なし!不憫に思ったアタリ人がハズレ人に「ここでやってみなよ!ハゼがいるから!!」と珠玉のアタリ穴をご紹介しても、ハズレはそこでも空振り…「おかしいな〜、さっきは喰ったんだけど…」と、アタリ人がソコに落とすとまた釣れるというやるせなさ。こんな理不尽な現実が起こるのが、穴釣りの魔力なのである。ご存知の通り、穴釣りとは岩と岩の間の隙間にエサを垂らし、その穴に潜むハゼを釣り上げるという、ハゼにとっては逃げ場なし!の無慈悲な釣法。ハゼ側としては単に喰わなきゃいい話なんだけど、目の前にご馳走が落ちてるのに手を出さないという選択肢は、かなり悩ましいと思う。自然界において、食料はいつでもどこでも手に入る訳ではない。人間のように、そこら辺のコンビニで簡単に手に入るモノではないのだ。喰える時に喰っておかなければ、次はいつ、ありつけるのかの保証はないのである。そんな状況下において、ある日突然、目の前にポトリ!と落ちてくるデリカテッセン。どう見ても怪しい…変な光る針金(針)は付いてるし、そこから長いヒモ(ハリス)がつながっている。魚には釣り針もハリスも見えています。どう考えても自然のモノではない…しかし、目前の食料はいつも食べてる質素な物体ではなく、栄養満点ですこぶる美味なおまんまである。疑心暗鬼な気持ちと食欲という本能とのせめぎあい…我慢できずについついついばんでみる。美味しい!こんな美味しいの食べたことない!夢中になって食べてしまい、気づいたときには「どんなにどんなにもがいても♪ハリが喉からとれないよ♪」状態。「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」諸行無常は人生のはかなさ、生命のもろさ、時には死を意味する言葉ですが、本来は、この世のものはたえまなく変化し続けているという事実を、ありのままに述べたものらしい。命あるものが死ぬのも無常ですが、生まれるのも無常、成長するのもまた無常。万物は常に流転していて、だからこそ努力するのであり、一刻一刻が貴重なのであり、限りある命を大切にする。ところで、釣りって殺生なのか!?コレは釣りに限らず、生きるという目的の為に殺生は許されるのか?永遠の命題なんだけど、んな事考えると人生は刹那すぎるので、何も考えずに”のんべんだらりん、のほほ〜ん”と生きた方が幸せだとも思う。もう生まれてしまったということは、その瞬間から終わりへのカウントダウンは無常にカウントされてゆく…人生の真理を追求しようとも、全く何も考えずとも、そのカウントが止まることはない…いつ、そのカウントがゼロになるのか?それは神のみぞ知るのであり、もしかしたら神すらも分からないのかもしれない。そもそもがこの世自体が仮想現実なのかもしれないと、映画『マトリックス』みたいな”希望”を持ったりもする。もし『赤い薬と青い薬』が目の前にあったら、オッサンはどちらを選ぶのだろう?しかし、この厳しい昨今を鑑みるに、どちらを選んでも大差ないようにも思う。現実世界におけるデフレ、円高、増税、低賃金、パンデミックetc…の世界を生きるのも、テロリストとしてエージェントと切った張ったするのも、どちらも厳しい世界を生きぬく意味ではキツイだろう。映画の中では人間は機械の動力源として飼われていたが、いくら仮想現実とは言え、楽チンに生かしておいては大した電力を搾取できないのカモしれない。多少の負荷をかけ、その負荷に対する頑張りで一生懸命発電させるという”ハッスル発電”の方が効率が良いと機械側も考えているのでは。だからこそのこの現実ではないのだろうか…結局、赤い薬と青い薬のどちらを選んでも地獄なのである。Dead or dead人生とは、コレ無情なり〜!マハゼたちの沈黙そんな現実逃避気味なオッサンですが、唯一の心の拠り所というか、アイデンティティー発露の場でもあるハゼ釣り。2022年のハゼ釣りも第二フェーズに突入でございます。いよいよハゼの穴釣り編へ突入!とは言え、単に釣り場が変わるだけで、やることはいつものハゼ釣りするだけだ。例のごとく、至近の釣果情報が各方面から集まってくる。ハゼネットワークによると、穴釣りは釣れるは釣れるが、どうにもサイズがイマイチらしい。時期的にはまだ少々早いのでそ〜なのかも知れないが、平均的には15〜16cmあたりらしい。穴釣りサイズとしてはもの足りないんだけど、考えてみれば、平均サイズが15cmのハゼが釣れる釣り場ってそうそうないよね…数も30前後らしいので、楽しめるくらいには釣れるんだろうて。今朝はハゼ釣りに行くにも関わらず、ゆっくりしていた。穴釣りって、早朝から頑張っても釣れるものではない。夏のハゼ釣りのように朝マズメという時間帯ではなく、おひさまが登ってきて、辺りが明るくなってくると釣れ始める。穴の中がまだ暗いうちは釣れなくて、明るくなってくるとエサを食べ始めるようなのだ。なので、これからは朝はちょっとゆっくりめなので、ありがたい。とは言え、朝はけっこう寒くて、愛車のハンドルを握ってる手が冷たくて手袋が欲しいくらいだった。釣り場『秘密の花園』に到着すると、既に常連たちが釣り糸を垂れていた。かな〜り久しぶりに『秘密の花園』にやって来たので気分はフレッシュではあったが、釣り人達はいつものメンバーだったので見た目には新鮮味は皆無だった。『秘密の花園』は広大な釣り場で、常連達にはそれぞれのお気にというか得意なスポットがあるんだけど、その時の釣れ具合によっては一ヶ所に密集することもある。常連達の釣果情報は、口頭伝承なくせに6Gなみに伝達スピードが早くて、どこぞで釣れたぞ!という口コミが広がると、次回にはそのスポットにズラリと並ぶという塩梅。こんな広大な釣り場なのに、本日お目当てのスポットにはズラリと釣り人が並んでいた。まぁ、オッサンもそんなひとりなんだけどサ!O氏が近くにいて、釣れ具合を聞くと「今日はダメだよ〜!まだ1匹だよ!」と寂しいレスポンス。”まぁ、O氏の釣果はいつもイマイチだからな…”とアテにしてなかったんだけど、「他でもダメだから、今日は厳しいよ〜」と追い打ちをかけてくる。「うげ!他もダメなのか…」O氏がダメならまだ望みはあるが、他の仲間も厳しいとなると話は別だ。とは言え、穴釣りにおいてはひとりだけ連発!もあり得るので、お花畑な発想は捨てないでおく。では早速釣りの準備をば。使う竿は穴釣り用の1.5mの短竿。狙うのは足元とかだから短い方が狙いやすい。穴釣りでは18cmクラス以上の大型サイズが対象なので、小物釣り用の短竿ではパワー不足ではあるんだけど、この竿で良型大型を掛けるとグ〜ン!と半月状に竿がしなって楽しくもある。本来はもっと腰のある竿が欲しいけど、この短さで強い竿ってないんだよね〜おなじみ「行雲流水」シリーズの1.5mベイシックジャパン CB 小継渓流 行雲流水 150楽天で購入エサは穴釣りでもアミエビ&ボイルホタテの二刀流。まだ穴釣りが本調子ではないので、アオイソメ及びジャリメを買うのはもったいないというのがホンネ。O氏曰く「アミエビでも問題なく釣れるよ!ハゼがいればチャンと喰ってくる」らしく、K氏はアミエビ餌で50匹上げてるらしい。まぁ、コレでしばらくは様子見仕掛けは夏ハゼと同じ、3cmハリスの胴付き仕掛け。穴釣り定番の中通し誘導オモリの直線仕掛けでもやってみたけど、根掛かり率も変わらなかったから、アタリが取りやすく掛かりも良い胴付き仕掛けに落ち着いてます。やはりこの仕掛けが使いやすいな水温は穴釣りのくせに20℃近い。今日は暖かいんだけど、コレでハゼが釣れないの?この水温でもハゼが喰ってこないの?オッサンが準備をしてる脇で、O氏が釣り糸を垂れながらいろいろ話しかけてくるんだけど、聞いてるフリをしながらテキトーに相槌を打っておいた。オッサンは本日が穴釣り初日だから、緊張&集中していて、O氏の話なんぞは聞いちゃ〜いなかった。いよいよ穴釣りシーズン開幕戦!水際に仁王立ちするが、今現在は干潮近くなので深そうな穴は見当たらない、ちょっぴり厳しい状況。水温も高いから、穴だけでなく岩陰でもハゼが喰ってくると思われるので、穴にこだわらないのが数を伸ばすポイントだろうて。良さげな穴が見当たらないな〜適当な穴に落とすが、いきなりハゼのアタリが!?っという事は全くなくて、何の音沙汰もない。決して悪い穴ではなさそうだけど、な〜んもないな…いくつかの穴を探ってみるが、生命反応は皆無でダボハゼすらも喰ってこない。「ん〜、やはり厳しいらしい」すぐ近くにO氏がいて「お!喰ってきた!」とか実況中継をやってるんだけど、「あ!落ちた!」とかオチも決まっているので聞こえないフリである。今日は暖かいからハゼの活性も良さそうなもんだけど、全然喰ってこないな〜たぶん、ハゼは穴の中にいると思うんだけどな〜やはり餌のアミエビが原因か!?と思ったので、O氏に難癖をつける。「アミエビって、ハゼが喰ってくるの?」今まで散々アミエビで釣り上げておきながらのクレームである。「え〜!釣れるよ!」「だって、釣れてないじゃん!」この時はO氏もまだ2匹しか釣れてなかった。開始から20分ほど経った頃だろうか、やっとマハゼのアタリが来た!んが、焦っていたのか、アワセを入れるのが早くて空振り。すかさずエサを付け替え、同じ穴へ投入すると、喰ってきた!今度は落ち着いてしっかり喰わせてから、ココぞというところでアワセると掛かった!ググン、ググンっと、穴ハゼ特有の重量のある力強い引き。「コレだよ!コレが味わいたくて穴釣りやってるんだよ!」上がってきたのは、16cmくらいのマハゼ。今シーズン初の穴ハゼ。※お初のハゼですが、写真を撮ってません。写真を撮ってる時にハゼが暴れてポチャ!を回避しました。申し訳ないです。とりあえずボウズ逃れでホッとひと安心なオッサン。すぐにもう一匹釣れたんだけど、ここから次が長かった…全然アタリすら無いな〜っと思っていると、久しぶりにマハゼのアタリ!落ち着いてアワセると掛かって、一気に潜られて微動だにしない。この手のハゼは大型サイズが多いから、期待が膨らむ。慎重に引っ張り出すと、やはりかなりの重量と強引な引き!んが、上がってきたのは、頭でっかちでズングリムックリなウロハゼ。お前かよ!大型ハゼを期待したんだけど、まさかの外道。ウロハゼを狙って釣る人もいるし、岡山県の方ではハゼと言えばウロハゼの事らしいですが、ココらでは外道扱い。そしてまた、長い沈黙の時間が流れるのでした。尻上がりなハゼ釣りラチが明かないので、ポイントを大きく移動する。すると先程の沈黙が嘘のように釣れ始める。まぁ、入れ喰いには程遠いが、ポツリポツリ釣れ始めた。ポイントが良かったのか、釣れる時間帯なのか、はてまた、オッサンの目が穴釣り仕様になってきたのか…慣れてくれば、なんとなくハゼが居そうな穴の見分けというか、アンテナが研ぎ澄まされて来るんだけど、本日は開幕戦。目が全然慣れてないもんだから、誰にでも見える目立つ穴にしか目が行かないぞ!だから最初の方は全然釣れなかったけど、ようやく目が出来始めてきたらしい。ハゼのアタリ率が格段に上がった来た!とは言え、今日はそれほど甘くなく、基本的に穴に落として最初にアタって来るワンチャンスで掛けないと次が無い。アワセても空振り、エサを新しく付け替えた後にまた同じ穴に落としても、全然喰って来なくなる。コレは喰いが悪い時にありがちな状況。こんな時に「絶対にこの穴にハゼはいるハズ!」とムキになって粘っても時間の無駄なので、サッサと見切りをつけて次の穴に行くべき。どうしても気になるようなら10〜20分後に戻ってきても良いけど、ほとんど喰ってこない事が多いですね〜本日は、多い時はひとつの穴から4匹上がってきたんだけど、それ以上の穴は見つからなかった。まぁ、ほとんど干潮だったから水深のある穴が無くて苦戦した。幸いなことに、針掛かりさせてからのボチャ!は無かったけど、ハゼを大人しくさせてから取り込む事があまりできなくて、恐る恐るだった。本来なら、針掛かりさせてから穴から引きずり出し、しばらく水中でハゼを泳がせて疲れさせ、クタ〜っとしたところで安全に取り込む。泳がせて疲れさせるのが本来の取り込み方潮が低いとコレが出来ないから、確実にハゼをキャッチするまでハゼが元気だから危ないんだよね〜今日のハゼの喰いが悪いのはアミエビのせいにしたかったんだけど、イソメやジャリメでやっていた仲間も同じくらいの釣れ具合だったから、どうもエサのせいでもないようだ。せっかくけちょんけちょんにアミエビを悪者にして、O氏に因縁つけようと思ってるのに出来ないじゃん!ちなみにアミエビは一匹ではなくて、二匹掛けが基本。特にハゼがいるかどうかの探り時は、アミエビを二匹掛けないと見逃す可能性が高いですね〜一度喰って来て、喰いがたてば一匹でも喰って来ることがあるけど、やはり二匹掛けが無難です。二匹掛けだと針掛かりが悪いと思う時もあるけど、そんなハゼは例え一匹掛けでもダメだと思いますよ!結局、初穴釣りを記念して4時間半ほど粘って25匹という釣果でした。正直、もうちょっと釣れても良かったな〜と思うけど、前半のダメっぷりを考えると盛り返したと考えるべきかな…まぁ、良かったと思うべきかここらへんが平均サイズ最大サイズは16.5cmとイマイチ穴釣りでのハゼは、たった1cm違えば重量感と引きが格段に変わります。それゆえ、少しでもサイズアップを求めて釣り人は粘るのですが、いつどこに大型ハゼが潜んでいるのか分からないから、とにかくシラミ潰しに攻めるしかないですね!ちなみにオッサンの勝手な基準だけど、大型ハゼは18cm以上と思ってます。昔ならキリが良い20cm以上って感じだったかも知れませんが、昨今はひとシーズン粘っても20cmオーバーは上がるか上がらないかってところ。なので、現実的な基準にダウンサイジングしています。いよいよ始まったハゼの穴釣り。昨年は仲間内でもオッサンだけ20cmオーバー上げてないから、今シーズンこそは釣らな!ベイシックジャパン 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    2022年33回目のハゼ釣りは数だけは釣れたけど…2022年10月30日。2022年33回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園」(KR?〜?)※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:7時30分(潮位:165cm上げ9分)〜12時00分くらい(潮位:144cm下げ6分)中潮釣果:マハゼ40匹(9〜17.5cm) 竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m 一時O氏&T氏の自作竿道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖3号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アミエビ・ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け釣りは【悪魔の趣味】と呼ばれる。一度ハマったら抜け出すことが出来ない”沼”だかららしい。確かにそれも一理あるけど、別にソコまで豪語するもんでもない気もする。オッサンも今でさえ、毎週のようにハゼとかの釣りをしているが、以前はこんなんじゃなかった。暇な時にだけ釣り糸垂れて、他の用事がある時はそっちが優先だったり…まぁ、子ども達が大きくなり相手にされなくなったから釣りで時間を潰してる、というのが実情だったりする。まだオッサンが小学生〜中学生の頃は遊びで釣りしてて、その後、高校生くらいから40歳くらいまでは釣りなんて全く興味も無かったし、ほとんどやってもいなかった。今考えてみれば、コレで良かったと思う。一番多感なお年頃〜結婚適齢期くらいの時に、釣りの話はご法度だ。「あの〜、ご趣味は?」「ボクですか?趣味は釣りっス!」「お魚釣り……、デスカ?」「そうっス!とっても楽しいっス!!」「ステキ、ですわね……」「最高〜っス!」もうダメだろう…こんなんでモテるわけないジャマイカ。釣りが趣味です!が通じるのは中年以降で、既に結婚しているから発表しても許されるのであって、男女関係のスタート地点ではNGワードであり、もはや忌み言葉なのである。想像してみてください。なんで釣りが趣味はダメなのか?釣りってすっごく地味なイメージ。朝もまだ暗いうちから、ただひとり、ひたすらジッと動かず待ち続ける…一般的な釣りのイメージとは、こんなダークサイドなのである。そんなイメージから飛躍し、「コイツって人間関係を構築できない奴なんじゃね?」っと人格まで疑われるのがオチなのである。実際の釣りはジッとしているようで常に小刻みに、時には大きくポイント移動したり動き続けてるんだけど、釣りを知らない輩からは全く動かないイメージ。さらにはコレが一番の原因だと思うんだけど、釣りは『臭い&キモい』一部の例外を除き、釣り場にはニオイがつきものである。潮臭いだけならともかく、苔とか泥とか、果ては魚の死骸とか、必ず何かしらの臭いが漂っている。考えてみれば、コレらは自然臭ではあるんだけど、お世辞にも心地よい香りではなく、不快に属する臭いである。さらには、釣り上げた魚の臭い。釣り上げた生魚臭を「良い香り〜♪」という女子は、この世にほとんどいないだろう。当然、魚は釣り上げれば終わりではない。っていうか、釣ってからが本当の始まりなのかもしれない。オッサンみたいに無責任に人様に押し付けるのならともかく、持ち帰った場合は魚を捌き、調理しなければならない。この捌くという行為がまた嫌われる。ある調査によれば、魚を捌ける女性は20代30代では2割に満たないとのこと。少ない気もするが、オッサン個人的には「え?その年代でもそこそこの割合の女子が魚を捌けるんだ!」という印象なんだけどサ。よくメディアとかでは女性が「魚を捌ける男性ってステキ〜!」とかコメントしてたりするが、それは目に見えない場所での所業だからこそのコメントである。実際に眼の前で魚の解剖をやられた日にゃ〜、どんなに美味しく煌めくような盛り付けのキュイジーヌでも、”あの光景”がフラッシュバックし、食するのを躊躇う可能性大である。そして、極めつけが魚釣りのエサである。往々にして魚のエサは臭い&キモいのダブルアタック!ニョロニョロと細長い宇宙生物のような釣り餌。それが強烈な臭いを伴うんだから、もう世紀末である。「ソレをいぢくった手で私に触らないで!」もっともだ。薬用ミューズで3回ウォッシュ&1000%アルコール消毒液で激射除菌しようとも、釣り餌臭が消えるほど甘くはないのである。いつものようにくだらん話で長くなりましたが、このような理由から『釣りが趣味』のリフは地雷でもあるので、ぜひお気をつけください。「否!ボクはボクを理解してくれる女性を見つけるんだ!」「絶対いるはずだ!ボクと共に釣り糸を垂れてくれる女性が!!」まぁ、そんな奇特な女子が皆無とは言わんが、その出会いの確率は、地球人がイスカンダル星に移住するくらいに低いのは確かだろうて。よくメディアでは、キレイなモデルとか芸能人とかが『釣り女』をアピールしている。ソレはソレで釣りの普及に一役買ってるので、業界的にはありがたい存在であるし、彼女たちも釣り自体は嫌いではないと思う。んがしかし、ソコは彼女たちもビジネスであり、忙しい仕事の合間のリフレッシュでもあるからして、釣り場での出会いなんぞは求めてないのである。そもそもが、釣り場にもたま〜に女性がいたりするが、メディアを賑わせる容姿とはかけ離れている場合がほとんどだ。※オッサンのごく個人的な感想です!とは言え、オッサンも若かりし頃は、現在の妻とハゼ釣りに行った事があるという、忘れてしまいたい黒歴史がある。あん時は付き合いも長かったから、いささか油断していたのであろう。妻も妻で「しょうがねぇな〜…」なノリだったんだと思う。ハゼ釣りをしていると、時おり、あん時がフラッシュバックしてブルーになる。「あの時のハゼ釣りはどう思ったの?」と怖いもの見たさで妻に聞いてみたい気もするが、恐ろしくて未だにコメントを求めていない。経験者から言わせてもらうと、もしあなたが意中の彼女との愛を温め育みたいのなら、「趣味は釣り」は決して言わない事を強くオススメします。珍しくスタートダッシュ先週に引き続き、本日もハゼの穴釣りである。もう10月も終わりだから、普通の平場でのハゼ釣りも終了。まぁ、夏シーズンのハゼ釣りの延長で平場でも釣れないこともないんだけど、もうこんな時期なのに今年は8cmクラスしか釣れないもんだから、そんなポイントでハゼ釣りしても虚しいだけ…っと思ってたら、先週はオッサンが夏場に散々やってたポイントで10数cmクラスばかりの入れ喰いで、仲間のTG氏が時速60匹以上釣り上げたらしい。まったく自然とは分からんもんだ。とは言え、オッサンの中ではハゼ釣りは穴釣りにシフトチェンジしてるので、選択の余地無く穴釣り場へGo!本日も暖かくなる予報なんだけど、やはり朝は寒くて、愛車を漕いでいると手袋が欲しくなるほどだった。とは言え、一応は防寒仕様のスタイルだったので、釣り場に到着する頃には汗だくになっていた。本日目指すポイントは、『秘密の花園』の浅いエリア。この釣り場は、一見、同じような護岸帯が続いてるように見えるんだけど、その実はさまざまな変化がある。まぁ、ほとんどの釣り場とはそういうもので、慣れた常連達はその時々の状況によって、釣り糸を垂れるエリアを使い分ける。面白いのは人それぞれに考え方が違うので、ある時は一ヶ所に常連が集中したり、またある時はてんでバラバラだったり…前日に同行のH2氏と10秒ほど激論を交わした結果、朝方は満潮時間帯なので、あまり釣り人の手垢が付いてないであろうエリアに行ってみよう!となった。現場に到着すると既にH2氏は始めていて、「来たばかりだけど同じ穴で3匹釣れたよ!」とこちらのやる気を刺激するコメント。ならばオッサンも急がねば!本日も使用する竿はいつもの穴釣り用短竿。穴釣り用の「行雲流水(1.5m)」エサはいつものようにアミエビ&ボイルホタテ。そろそろ穴釣り本番の時期でもあるので、アオイソメもしくはジャリメを投入したいのは山々だが、如何せんアミエビがまだ冷凍庫で眠っている。今回もアミエビとホタテで経費削減水温は17℃とまだ暖かい。水温計測は今シーズンから始めたからまだ統計が取れてないんだけど、水温が高いとなんとなく数が釣れる気がする。ただ、サイズと水温の関係はまだ謎。暖かいから数釣れるかな?本日は秘密兵器を持ってきた。メガネの上からでも掛けられる、偏光サングラスである。けっこう前から持ってたんだけど、面倒臭くて釣り場へ持ってくる事も無かった。御存知の通り、ハゼの穴釣りって、ハゼが居付いてそうな穴を目を凝らして探しまくるのが仕事。天気が晴れてると、日光が水面の反射で見にくいし、目が疲れるので使ってみようと思います。安モノなんだけど無いよりはマシかな?んでは、さっそく釣り開始じゃ!まずはアミエビを二匹セットしまして、適当な穴に入れてみる。アミエビは二匹掛けが基本シ〜ン…と何の音沙汰もない。H2氏のようにいきなり3匹も釣れるわけもなく、本日も苦戦の様相。潮位は満潮近くなので、穴の深さは50cmくらいの頃合いが多いけど、ハゼいないのかな?しばらくは移動しないで丹念に頃合いの穴を探し、エサを落としまくってるんだけど、どうにも反応がない。「絶対ハゼいるハズなんだけどな〜」オッサンの拙い勘がそう警告している。すると、さっきから何の反応もなかった穴から、スンスン…とホンの僅かだけど反応が来る。ん?カニかダボ?って思うくらいの小さな振動。しばらく喰わせ、大きく引っ張る本アタリを待つが、また静かになってしまった。一度、竿を上げるとエサは少し欠けた程度でまだ付いている。ムムム…、この反応はハゼだな!オッサンは確信した。カニやダボハゼだったら、エサが無くなるまでアタリを止めることはない。マハゼだからこそ釣りエサを見切り、アタって来なくなったに違いない!エサを新しく付け替え、再度投入するとすぐに喰ってきた!グン、グン、グ〜〜ン!教科書通りの分かりやすい本アタリでアワセると掛かった。上がってきたのは小さいながらも本日の一匹目。まずはボウズ逃れでホッとする。小さいけど一匹は一匹じゃ!すかさず再投入すると、すぐにアタリが!?先程よりもサイズアップ。コレくらいなら合格サイズ急いで再投入すると、またしてもアテってくる!(以後、リピート)これの繰り返しで、ひとつの穴から8匹上がってきた。この穴は最初は全く反応しなかったんだけど、一匹目が反応すると他のハゼの活性も上がる。このような事が往々にしてあるのが、穴釣りの難しくも面白いところ。慣れてなければ、もしくはオッサンのような粘着質でない場合は、「ハゼ居ないや…」と見逃してしまうかも知れなかったフィーバー穴。ひと仕事を終え次の穴を探すんだけど、実はすぐ近くに気になった穴がある。その穴も最初は全く無反応な穴だった。んがしかし、オッサンのハゼ探知機がビンビンに反応しているのだ。「絶対ハゼいる!」スルスルと仕掛けを落としてみる。スンスン…数cm上下させ、穴の底部の確認と誘いを兼ねた動作。未だアタらず…辛抱強くそのままステイさせていると、竿先には何の反応もないけど、竿に振動が伝わってくる。この振動をどう表現すれば良いのだろうか?”ズモォ〜〜…”って言う感じで、小さな掃除機でエサを吸い込んでるような振動。「来た!来た!」でもコレにアワセても100%針掛かりしないので、ハゼにエサを引っ張らせるため、ゆ〜っくり数cm竿を上げるとグ〜ン!と引っ張り返してきた。「オラ来た〜!!」アワセると掛かり、上がってきのは15cmほどの合格サイズ。今日はこのサイズがアベレージらしいんで例のごとく、すぐに再投入すると再びフィバーが始まる。またしてもこの同じ穴から7匹上がってきた。この穴も最初は無反応だった穴。このようにハゼの穴釣りでは、その穴で粘るのか?見切るのか?のジャッジが大きく釣果を左右する事が多い。基本的にオッサンは、頃合いの深さの穴には必ずハゼが居る!と決めつけ、必ず粘り、例えダメでもしばらくしたら戻ってきて再投入するようにしています。こんな塩梅で釣りしてるので、本日は最初からほとんど動いてないオッサン。片やH2氏は、最初の連続ヒットからイマイチ調子に乗れないらしく、動き回っている。釣れる時は動かなくて済むんだけど、釣れない時は動くのは夏ハゼも穴ハゼも同じだ。スロースターターなオッサンには珍しくスタートダッシュで、たった2つの穴で一気に15匹と満足してしまったオッサン。今日はどこまで数を伸ばせるかな?っと気持ちに余裕が生まれる。釣れたハゼが暖かいから、やはり水温が高いのが要因なのかな?釣れたハゼから温もりを感じる大小幅広く数釣れた!ところで、ハゼのサイズ計測は自作のスケールを使ってますが、いつものスケールに少々手を加えました。ちょっと進化したハゼスケール【穴釣りVer.】ゼロ部アクリル板にハリスが入る切り込みを入れて、ご安全な計測が可能に。アップで見ると切り込みが汚いな…腰ベルトに装着できるように、穴を開けてスプリングストラップを付けました。【夏ハゼver.】でもやってるなコレこのまま腰からブラ下げると歩く度にブランブラン邪魔なので、腰ベルトにスケール入れを装着。見た目は安っぽいがとりあえず…ついでに側面へハゼシールを貼ってみた。パーツが細かいからすぐに剥がれるだろうてスケールがスケールアップしたので、調子に乗ってハゼを採寸しまくってたら、あるハゼがスケール上で暴れ海にお帰りになられた。しかもそのハゼはたぶん16.5cmくらいの良型サイズ。思わず、「あ〜!」とオッサンの悔恨と無念の情けない叫びが釣り場にこだまする。スケールで測って遊んでないで、キャッチしてすぐにビクに入れれば確実にゲット出来たであろう良型ハゼ。しかし誰もが経験する意に反したリリース。「きっとあのハゼは次の子孫を残して、来シーズンも楽しませてくれるだろう…」そう自分に言い聞かせるが、ど〜にも納得いかないので、逃げた穴に落としてみるが喰ってくるハズも無かった。満潮が過ぎ、潮位が下がってくると、先程までのフィーバー穴は見つからないが、ハゼのサイズがアップしてきた。先週も書いたんだけど、穴ハゼクラスともなるとサイズが1cm違えば見た目は当然ながら、針に掛けた時の引きと重さが全然違う。穴の中でググン!ググン!と潜り込み、穴から引きずり出しても水中で暴れまくる。コレが穴釣りの魅力だよ〜!やっぱり穴釣りのサイズはコレくらいからだよね〜16.5cmこちらは見にくいけど17cmもうちょっと大きい17.5cmの奴がいたはずだけど、またエスケープすると次は追いかけて海に飛び込みそうだったので、サッサとビクにぶちこんだんだけどビク内で行方不明になった。いつの間にかおひさまが高く登り、気づけば4時間半ほどの長丁場で40匹と数だけは稼いだ。平均的なサイズは14〜15cmってところ。最大サイズは17.5cmと少しづつハゼも大きくなってるけど、最小サイズも9cmのがいて、今シーズンはかなり小さいのが混ざるんだよね。数は釣れたな〜今日は暖かかったから、穴さえ間違わなければ数は釣れやすかったと思います。やはり難しいのは、その穴で粘るのか見切るのかの判断。もう経験と勘としか言えないんだけど、アドバイスできるとしたら『迷ったら粘れ!』かな。後は、釣りが雑になると釣れなくなりますね〜釣り始めは小さな目立たない穴も見逃さないように集中するんだけど、後半になると目立つ穴ばかりになってしまう。そういう穴は他の釣り人もやってるので、フィーバーしづらいですね。穴釣りに限らず、釣りは集中力が切れると釣れなくなるので、楽しみながらも集中し続けるのがポイントかな。まぁ、こんな事はいまさらオッサンに言われるまでもないですが…今日はなぜか、仲間のO氏とT氏からそれぞれに自作の竿を頂いた。オッサンの年代だと「買えばいいじゃん!」なノリなんだけど、この年代は欲しくてもモノが無かった時代を生きてきたので、なんでも自作しがち。それぞれに今までの釣り経験と知識、技術を結集した竿を作って来て、きっと出来の良い竿を持たせてくれたんだと思う。面白いもので、それぞれに人間的な個性が竿に宿っていて、O氏の竿は特徴が分かりやすく、すこぶる尖った性能。T氏の竿はバランス型で優しい竿でした。こんなオッサンのために残り少ない時間を割いて頂き、とてもありがたく申し訳ない気持ちでいっぱいです。この竿はみなさんの置き土産として大事にしますが、自分で買った竿じゃないから、釣ってる時にかなり手荒に扱ったのは黙っておこう!次の記事>>>「2022年34回目のハゼ釣りは最果ての上総湊港へ遠征」へ
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  • 2022年34回目のハゼ釣りは最果ての上総湊港へ遠征
    2022年34回目のハゼ釣りは遠征第二弾!房総半島『上総湊港編』2022年11月3日。2022年34回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:上総湊港(千葉県)天気:晴れ釣行時間:6時30分(潮位:65cm干潮)〜11時30分くらい(潮位:125cm上げ7分)長潮釣果:マハゼ81匹(10〜16cm)竿:キスロッド&スピニングリールのち「江戸前ハゼ竿」(手バネ竿3m)道糸:PE0.8号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖4号スレオモリ:2号ナスオモリエサ:アオイソメ一時ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けつい先日、釣り仲間のI氏から「千葉へハゼ釣り遠征に行きますが、如何だ?」の連絡。聞けば『大ハゼ狙い』がサブテーマらしい。たかがハゼを釣るのに遠出するのもどうなんだ?コレがそこで釣れるハゼは七色に輝く幸運のハゼで、釣り上げれば一生お金に苦労しません!と言うのなら、「喜んでぇ〜!!」とふたつ返事であるが、たかが普通のハゼだろうて。しかし、サブタイトルが大ハゼを求めて…である。既にハゼの穴釣りが始まってるんだけど、この穴釣りでは、釣れた数よりも「どんだけ大きいハゼが釣れたか?」が釣り人のランクを分ける。ランカーサイズの基準は20cmオーバー。昨今は大ハゼもなかなかお目にかかれないもんで、20cm以上ともなれば、ひとシーズンに釣れるか釣れないかといった感じ。ほとんどの仲間はなんだかんだで釣り上げるんだけど、オッサンだけ昨シーズンは19cm止まりで、奥歯が砕けるほどに悔しい思いをした。昨年はそんなセンチメンタルなハゼ釣りだったので、今年こそは!と大ハゼ狙いにはかなり前のめりなオッサン。そんな時に、I氏が大ハゼを目の前にぶら下げてきたので、何のためらいもなくバクッ!っと喰い付いたオッサンなのでした。釣り場は違えど、サッサと20cmオーバーのハゼを釣り上げ、心に余裕を持ってシーズンを過ごしたいという希望もある。目指す現場は上総湊港なんとなく聞いた事があるが、ハゼ釣りでは有名なポイントらしい。位置的には、房総半島の東京湾側のとんがった富津岬の少し下あたり。同行はI氏とH2氏で『三匹のおっさん』御一行様。H2氏も即答だったから、オッサンと同じ気持ちなのかもしれない。言い出しっぺのI氏が車を出してくれるとのことで、ありがたや、ありがたや。早朝5時に待ち合わせだったんだけど、なんで釣り人ってこんなに早くから行動するのかね〜まぁ、オッサンは座ってるだけだからいいんだけどサ!目的地は、オッサンちから東京湾を挟んで反対側なんだけど、現在は【東京湾アクアライン】という夢の道路がある。この夢の橋を通れば、川崎〜木更津間が時間・距離ともに1/3に短縮されるんだけど、ネックだったのがその通行料金。開通当時は片道4,000円という、わずか15kmのくせに法外なボッタクリ!まぁ総工費が1兆5000億円と、コレまた天文学的なマネーを投資してるもんだから、少しでも早く回収したいんだろうけど高すぎだよね〜だもんだから、利用数が想定を大幅に下回る閑古鳥っぷりで、期待されていた千葉県側の経済効果もフルスイングの空振り。ソレだけならまだしも、千葉県側の買い物客が東京や横浜へ流出したことにより、地元商業施設が閉鎖や閉店が相次ぎ。開通を見込んで造成した住宅地や工業団地の用地の売れ残りによる地価暴落など、商圏経済が大打撃。そこで!満を持して登場したのが、昭和青春ドラマの鬼『森田健作知事』登庁してわずか3分でお帰りなる「ウルトラマン登庁」やコロナ禍での予算を「ガッツ・コロナ予算」と命名、台風の被害状況を私用車やタクシーに乗ったまま視察する「私的視察」と豊富なワイドショーネタをご提供。3期12年も勤めた森田県政において、当選公約であり、唯一と言っても過言ではない成果が東京湾アクアラインの通行料を800円に値下げコレによりアクアラインの交通量は倍々増!京浜地域に通勤する労働者が、木更津市や君津市内に相次いで引越しして地価が急騰したり、郊外にアウトレットモールやショッピングセンターが進出して、アクアライン開業前の経済状況に回復しつつある現在。まぁ、そもそもが当初の価格設定が高すぎたのでして…モノには全て適正価格があるからして、ガッツいてはいけませんな〜しかしながら、競合する東京湾フェリーの輸送台数が大幅減少で、フェリー船が削減されたり、JR東日本では内房線の特急列車の定期運行廃止や本数の大幅削減などのデメリットも顕在化しているらしい。なにごともwin-winという訳にはいかんですな〜そんな『おれは男だ!』な有料道路をひた走り、三匹は房総半島へ上陸。トンネルを抜けると明け方だった!一般道を走っていると、霧というか”もや”というか薄っすらとガスってたので、今日は暖かい日になりそうだ!出発から一時間強で、目的地の上総湊港に到着。現場近くの公園の駐車場に車を停める。トイレ完備で、もちろんタダ!車から降りると東京とはまるで違う澄んだ空気で、思えば遠くへ来たもんだ!を実感する。投げ竿からやってみたものの…駐車場から港までは歩いて5分程度。チンタラ歩いていると、ちょうど山間からおひさまが登ってきた。眩しいぜ!まずは釣り場のチェックから。ここでのハゼ釣りは、釣り船やレジャーボートが係留されている港の堤防上から釣り糸を垂れるシステム。漁港は湊川の河口部にあって、メインのポイントはこの湊川方面になるらしい。こちらの川側を狙うらしいちなみに港のお隣りは海水浴場になっていて、そこではサーフで釣りもできるらしく、何人かの釣り人がいた。何が釣れるのか知らんが…到着した時はちょうど釣り船が河岸払いの時間帯で、ひっきりなしに船が出てゆく。漁港での釣りは船が最優先が掟。釣り人は漁港で釣りをさせて頂くというスタンスが厳守である。ちょっと前にニュースで、船が来てもラインを出しっぱなしにしててロッドごと船に持って行かれ、あろう事か船側に因縁をつけたアホがいたが、そんな奴は釣りする資格は皆無である。なので、船の邪魔をしてはいけないので、現在地からグルリと港を廻り込み、船が通らない反対側の堤防へ釣座を構える事にする。 移動途中、とりあえず様子見で湾内で釣り糸を垂れてみる。湾内でもハゼが釣れるらしいI氏とH2氏は釣りの準備をしているのだが、オッサンは腹が減りすぎてたのでブレックファーストをパクつきながら二人の釣りを見する。食うモノがいつも変わんねぇな〜モグモグしながら二人の釣りを眺めるが、全くアタリがないご様子。まぁね〜、釣れる気配がないもんなので、当初の予定通りのポイントへ移動。真上には内房線の鉄橋が架かる、旅情豊かな風景。さすがにここまで遠出にもなると、都心の喧騒は全く感じられず、ゆったりした時が流れているようだ。アクセクして無くていいね〜ウェットな感慨に浸っていたら、I氏とH2氏が早速ハゼを釣り上げていて、すっかり出遅れたオッサン。「せっかくここまで来たんだから、もっとゆっくりしてりゃ〜いいジャマイカ!」と、オッサンの呑気な旅情気分は二人には伝わらなかったようだ。では、遅ればせながらオッサンも釣りの準備をば。少々悩むが、まずはリールの投げ竿から始めることにする。シロギス釣りで使ってる二軍ロッドシロギス釣りではいつも胴付き仕掛けなんだけど、本日は天秤でやってみようと思います。ちょい投げだからオモリは6号エサは当然アオイソメ。今シーズン初のイソメ餌ちなみに水温は14℃とちょっと冷たく釣れんのか?と心配になるが、先行の二人は釣りまくっているから、たぶん釣れるんだろうて。14℃と冷たいが…こちらの堤防は二段構えになっていて、今現在はほぼ干潮なので下に降りられる状態。濡れてるのでツルツル滑って危ないが…まずは鉄橋下に陣取っての第一投なんだけど、すごく浅くて着水と同時に着底。アラ?こんなに浅いの?そう言えば、事前情報では「台風の土砂で川が浅くなってしまい、ハゼが釣れなくなった」らしい。確かに、東京の川も増水の土砂が堆積して環境が激変したもんな〜こちらでもそんな影響が出ているのか…一度回収し、深さがありそうなエリアめがけて遠投!すると着底と同時に生命反応が!?ハゼおるやん!っと、少々喰わせてから軽くアワセると掛かった!そこそこの重い引きだから、良型かもしんまい!さすが遠征した甲斐があったな〜っと、期待を胸いっぱいにリールを巻き上げるが、上がってきたのはコイツだった。定番外道のクサフグ…んだよ!なんだけど、さすがに東京ではお目にかかれないサイズ感。気を取り直してさままな角度に投げてゆくんだけど、揃いも揃ってクサフグの嵐…マジかココ!?ダメだ!話にならんので、ポイントを大きく移動。もっと下流の深さがありそうなエリアへ。こちらだと高さのある堤防上からになるんだけど、これも事前情報によると、湊川中央部に設けられている防波堤のキワが大ハゼのポイントらしい。目標の防波堤まではおよそ25mほどで、6号のオモリでは少々厳しい距離感。ならば!と力の限り遠投すると「カーン!」と防波堤の鉄壁に見事にHIT!すばらしいコントロールだ!!しばらくステイさせてアタリを待つが、な〜んも反応がなかった。ズル引きで探りながら地形を把握していると、やはりというか、河川最深部からの駆け上がりでアタって来た。ちょっと喰わせてからアワセると掛かったが、妙に軽いな…またクサフグ?の疑心暗鬼で巻き上がると、本日最初のマハゼが釣れたんだけど、10cmと力の抜けるサイズだった。何のためにこんな遠くまで遠征に来たんだか…大ハゼには程遠いんですが…ハゼがいるスポットが分かったので集中して攻めるんだけど、釣れるには釣れるが微妙なサイズ。ちょっとサイズアップ次もまた小刻みサイズアップいやいや…そうじゃないでしょ!挙げ句には、東京ではなかなかお目にかかれない外道も上がってくる。ヒイラギ君当然ながら例のクサフグも上がってきて、針の掛かりが深いとハリスごとぶった切られる。ダメだ!やってられん!やっぱハゼ釣りはのべ竿でやるべきだ!!と投げ竿からのべ竿にチェンジする。やはり長竿は必要だった!一度基地に戻り、今度は手バネ竿をゴソゴソやってみるが、如何せんオッサンは手バネ竿を使ったことがないもんで、準備が遅々として進まず、見かねたI氏にセッティングしてもらう。本日がお初の手バネ竿道糸にはPE0.8号を巻いてきたんだけど、I氏曰く「PEだとやりにくいから、手バネ用のナイロンラインの方が良いですよ!」とのこと。なるほど!「そ〜言えばこの竿を買った時に、オマケで貰った手バネ用の道糸があったな〜」っと思い出したが、今さら釣り場ではど〜することも出来ず…PEラインではなく、専用アイテムの方が良かったのかな?気掛かりなのが、3mというこの竿の長さ。今現在は干潮から潮が上がり始めているんだけど、その内に堤防下段の平場にも潮が上がってくるから、堤防上部に避難することになる。恐らくは、この3mの竿だと堤防の上から釣り糸を垂れるのは厳しいのでは?潮が平場に上がってくるまでが勝負!と身が引き締まる所存でございやす。堤防下段の平場に潮が上がるまでが勝負!まぁ、アレコレ考えてもしょうがないので、とにかくハゼ釣りするしかないのである。仕掛けは、いつものハリス3cmの胴付き仕掛け。鉄橋付近はクサフグだらけで、潮が上がるとともにクサフグも上流に移動して来るという読み。なので、湊川の上流を目指して釣り歩く作戦。人生初の手バネ竿での第一投!いつものようにス〜っと円弧状に落とすんだけど、思ったよりも浅くて、水深は1mあるか無いかといった感じ。5秒ほどステイしていると、スンスン!とアタって来て電撃フッキング!ググン!ググン!とナイスな引きで上がってきたのは良型のマハゼ。お〜!ナイスサイズすぐに同じスポットに落とすと連打が始まる。ちょっぴりサイズアップやっぱりハゼ釣りは、のべ竿の方が狙い通りに落とせるし、ハゼの引きも味わえるから面白いよね〜初めて来た釣り場なので、今日がたまたまハゼの活性が良い日だったのかどうかは分からんが、ここから一気にペースアップ!自分の立っている場所から2か所くらいはハゼのホットスポットが見つかって、それぞれに5〜6匹くらいは上がってくる。アタリが無くなったら、5mほど上流方面へ移動し再び探る。(以後、リピート)ここのハゼは白っぽいから、底は砂地なんだろう。確かに、仕掛けが着底するとソフトランディングだし、誘いでズル引きすると柔らかい感触だし。ここのハゼは色白だな良いペースで釣れてきて、俄然楽しくなってくる。更には、ここのハゼは東京モンに比べて元気がよろしい!針に掛けると結構な引きと重さなんだけど、「これはデカいぞ!」と思って釣り上げるとせいぜい14cm程度だったりする。針がちょっと深く刺さってしまい、グイッ!とハリスを引っ張るんだけど、頑固に口を開かないんだよね〜東京のハゼならパカ!って素直に開けるんだけど…まさに田舎の元気小僧といった印象。調子良く釣ってるから、みるみる内にハゼを入れてるビニールバケツが賑やかになるんだけど、すぐにハゼが脱走する。バケツからも飛び出すやんちゃぶりクサフグやヒイラギが釣れてくると、上流へと移動して外道から逃げる。クサフグもデカいんだ!コレが!密かに「このペースだと1束狙える」と思ってたんだけど、もう足元まで潮が上がってきている。潮が乗ってきたら逃げられなくなるので、早めに平場から脱出。もうタイムオーバーか!?しばらくぶりに基地に戻ると、鉄橋よりも下流側はすっかり潮が乗っていて堤防上からやるしかない。I氏とH2氏は長いのべ竿でやってるんだけど、オッサンはこの3mの竿しかない。事前情報で『4.5mの竿で!』とあったのは、水深の話じゃなくて、堤防上から狙うにはその長さが必要だかららしい。チクショ〜!そういう意味だったのかよ!この距離感の話だったのかよ!とはいえ、もう投げ竿なんてやる気しないので、堤防上から目一杯腕を伸ばすとギリギリ堤防平場の”ヘチ”に届いた。ハゼ釣りでは、このような壁際のヘチも良ポイントになる事も多いから、どうだろう?っと思ってたら、しっかり釣れた!しかも、こちらの方が型が良い!本日最大サイズの16cmとは言え、ほぼ真正面しか狙えないから、50cmずつ並行移動しながら探ってゆく。探りの幅が極端に狭くなったので、一気にペースダウン…忘れた頃に釣れる程度になってしまいました。ただ、釣れれば15〜16cmで、ハゼがまるまる太ってるからその重量感がたまらない。昼近くになると海風が強くなり、竿が煽られるくらいで釣りづらくなってきた。水面が波打つくらいの強風朝も早かったし、ランチタイムになったので納竿。5時間粘って81匹という釣果でした。3人分の釣果。200匹はいるな…コレがこの釣り場で釣れた!と表現できるのかどうかは謎。ただ、I氏と地元の常連らしい爺ちゃんとの会話。ひとくさり釣れるポイントを上から目線で教えてもらったI氏。「ここは釣れる時は50匹は釣れるぞぃ!」「はぁ〜、そうっスか…」「ところで、オタクはいくつ釣ったの?」「58匹です」「………。」I氏もかなりの手練。どうやら、爺さまは話かける相手を間違えたらしい。まぁ、どれくらいが釣れた!と表現できるのかは、例え同じ釣り場でも、釣り人によって判断基準が違うからなんとも言えないけど…本日の目標は20cmオーバーだったんだけど、結果的には16cm止まりでした。でも、こっちのハゼは元気がよろしくて、ナイスな引きが楽しめました。また来たいと思いますが、次は長竿を持って来ないとね。出来れば4.5mだけど、オッサンは4.5mで軽い竿は持ってないんだよね〜なので3.6mかな?多分、3.6mでもギリギリ届きそうな気がするんだけど…今日は湊川方面ばかりだったけど、船が係留されている湾内側も釣れるらしい。ホンの数回、湾側もやってみたけどアタリは皆無だった。初めて使った手バネ竿は、やはりちょっと硬くて、何匹かは弾いてバラしてしまいました。たぶん、アタリが取れて無かった事もあったと思います。コレがいつも使ってる柔らかめ竿だったら、アタリも取れたし、バラさないで元気なハゼの引きも、もっと楽しめたと思います。もしかしたら1束いってたかな?と捕らぬ狸の皮算用。帰り際、近くの駅前で腹ごしらえ。上総湊駅はローカルな駅だった。いいね〜、この佇まいちなみに東京駅までは1,690円ナリ〜やっぱ遠いんだな〜!!中途半端な距離の遠征じゃなくて、いっその事、このようなローカルな釣り場の方が楽しいのカモ知れない。もちろん!オッサンの運転でないのが前提なのは言うまでもない。次の記事>>>「2022年35回目のハゼ釣りは如何とももどかしい…」へ
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  • 2022年35回目のハゼ釣りは如何とももどかしい…
    2022年35回目のハゼ釣りはど〜にもくすぶるハゼ釣り2022年11月6日。2022年35回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園」(KL?、KR?)※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:7時30分(潮位:105cm下げ6分)〜12時30分くらい(潮位:120cm上げ5分)中潮釣果:マハゼ19匹(12〜16.5cm) 竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m 道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け毎度の事なんだけど、日曜日のハゼ釣りよりも土曜日の方が「良く釣れた!」と耳にする。そりゃ〜そうだよ!月曜日〜金曜日の平日は圧倒的に釣り人が少ないから、その釣り場のハゼもドンドン供給されて、かつハゼも油断しているのでスレてない。そんな状態で土曜日にハゼ釣りすれば、そりゃ〜釣れるだろうよ!んがしかし!日曜日ともなれば、土曜日にここぞとばかりに押し寄せた多数の釣り人達の手垢の付いた後に釣り糸を垂れることになる。当然、アレだけ居たハゼも釣られまくり、生き延びたハゼも警戒心MAXでスレまくっている。特に、穴釣りのように、その場所に居付いているタイプのハゼともなれば、この傾向はことのほかである。釣られまくった次の日なんて、新しいハゼはまだ供給されてないのである。オッサンは日曜日しか釣りができない。土曜日は仕事だからだ。週休二日が当然の当たり前のこのご時世。週40時間労働の36協定なんぞクソ喰らえ!なブラック企業に従事する身としては、「いや〜昨日(土曜日)は釣れたよ!」としょっちゅう聞いてるもんだから、もう悔しいを通り越して平常心で聞き流すようになった。そんな悟りの境地なオッサン。もしオッサンが週休二日だったとしたら、たぶん土曜日だけ釣りをして日曜日はやらんだろうな…もう歳くってるもんだから、正直、身体がもたんよ!常連には毎日のように釣り場に通ってる輩もいるんだけど、「よくやるな〜!」っと感心するとともに「よく飽きねぇ〜な!」とも思う。んで本日もハゼの穴釣り場『秘密の花園』に到着すると、もう常連たちは釣り糸を垂れていて、週イチな釣りのくせにすっかり出遅れてるオッサン。誰よりも早く来たからと言って釣れるもんでもないし…気合い入れたところで釣れるもんでもないし…そもそもが釣りなんぞしてるよりも寝てたいし…まぁ、こんな有り様じゃ〜、土曜日もへったくれもないわな。オッサンを見つけるな否や(=as soon as)O氏が報告を入れてくる。「いや〜、昨日は型が良いのばかりがよく釣れたよ〜!」「天ぷらサイズばかりだったよ!」例によって、オッサンは釣りの準備のフリで聞き流す。本日も使う竿は1.5mの穴釣り用の短竿。やっぱりこの長さが使いやすい仲間内では同じ竿を使ってるのも複数いるんだけど、聞けば約3シーズンくらいでバキ!っと壊れるらしい。穴ハゼの強烈な引きと重量感は、小鮒やタナゴなどの小魚専用のこの竿には少々オーバースペック。しかし一番の破壊ポイントは、穴釣りは根掛かり必至なので、根掛かる度にそれを外そうとブンブン!竿を振りまくるのが原因かな。まぁ、形あるものはいつかは壊れる運命なので、『これも天の定め』と割り切るしかないのである。オッサンのこの竿も、そろそろ天命というか天罰が下る頃合いになってきた。本日の餌はアオイソメ。先日、上総湊港へハゼ釣り遠征に行った時の余りもの。まだまだ元気だったヨシ!今日も殺(や)ったるで〜!普通に釣りすりゃ〜いいじゃん!釣りの準備はできたんだけど、ハテ?どこから始めようか?眼の前のエリアには、常連たちがズラリと並んでいる。まぁ、今現在は干潮に向けて潮が引いてるから、ソレを見越して深さのあるこのエリアでやってるんだろうて。人見知りなオッサンとしては、あまり人がいる場所は好きではないので、ちょっと外れたエリアに移動する。まずはアオイソメの垂らしを4cmくらいでスタート。垂らしはこのくらいが可もなく不可もなくかなまずは実績穴に落としてみたんだけど、以前は必ずアタってきたけど、全く反応なし!しつこくやってはみたけど、アタらないな〜多分、昨日やられまくったのかも知れない。コレだから日曜日は厳しくなるんだよな〜っとブツブツ独り言。見やすい穴は全然反応が無かったけど、一見すると見つける事が出来ない穴もそこそこあるから、そちら方面を重点的に攻める。このタイプの穴は、陸側からは見えなくて、海側にポッカリ開いてる穴。こういうのはみんな見逃しているので、このタイプの穴を発見できれば、まずアタって来ます。「どこにそんな穴があるんじゃ?」っと聞かれても、「甘ったれんな!自分で探さんかぃ!」と返すしかない。まぁ、とにかく探すしかないのである。前述した通り、日曜日の穴釣りは、土曜日に来た釣り人の手垢が付いてない穴を探すのが仕事なのである。そんな穴をやっと発掘し、スルスルと落とすと50cmくらいの頃合いの深さ。”絶対ハゼいる!”オッサンの瞳孔が開く。最初はなかなか喰ってこなかったけど、しつこくステイしていると、竿先に出ないけどエサを突いてくる振動が伝わってくる。”来た!”ス〜っと2cmほどゆ〜っくり竿を上げると、スン!と引っ張ってくる。ここで慌てるとオジャンなので、一度止めて引っ張ってくるのを待つ。しかし、敵もさるもので喰ってこなくなる。チッ!ノリが悪い奴だ。一度竿を上げ、特エサであるイソメの尻尾に付け直して再投入。すると、着底と同時にアタって来た!スンスン!ス〜ン!と教科書通りのアタリ方でアワセると本日の一匹目が釣れた。良型だが尾ビレが荒れてるなさぁ、これから連打が始まるぞ〜!と思ったけど、この穴はコイツしかアタって来なかった。う〜ん、まだいそうなんだけどな〜気を取り直して次の穴へ。またすぐに見えないブラインド穴を見つけ、今度はすぐに勝負あり。コイツは素直だったがサイズダウンこの穴も一匹しか釣れなかった。う〜ん良くないな…本日はちょっと厳しくて、なかなかアタって来なくて、例えアタって来ても触りだけのアタリで、大きく引っ張る本アタリまで来ないんだよね〜しかも、一回こっきりしかアタらなくて、セカンドチャンスをくれない。代わりに元気なのがコイツ。ナイスサイズのメタブ『メタブ』とはオッサンが勝手に付けたあだ名で、本名はドロメ。穴釣りでは頻繁にお目にかかる外道なんだけど、良型になると食べても美味しいらしいが、誰も持ち帰らないから本当に美味しいかどうかは都市伝説である。針掛かりさせるとナイスな引きと重量感なのでマハゼと勘違いし、姿を見せるとガッカリな奴。口がパカ!と開いて愛嬌があるあるナイスな穴からマハゼ→ドロメと釣れた後、まだいそうだ!と落とすと、いきなりグ〜〜〜ン!と竿ごと一気に持っていかれた。「ウナギだ!」と思うくらいの強引な引きとメガトン級の重量感!重すぎて竿ではラチが明かないので、道糸を直接持って注意深く引っ張り上げると、30cmは優にある、まるまる太ったギンポだった。ギンポは怖いしキモいので、針を外せず速攻ハリスをぶった切ってリリースしました。「あ〜ビックリした!」本日は、基本的にひとつの穴から一匹だけしかハゼが釣れなくて、数匹釣れるフィーバー穴は見つからなかった。くすぶりながら一度基地に戻ると、H2氏がカップヌードルを作ってくれた。「おいしさは世界のことば!」カップヌードルどういう訳か、釣り場や釣り船で食べるカップ麺ってスゲェ〜美味しいんだよね!腹が満たされたので後半戦。この頃にはもう干潮時間だったので、かなり潮が低くなっていた。常連たちは深さのあるエリアに移動しているが、オッサンは反対に浅い方へと移動。本日のテーマは【手垢のついてない穴探し】なもんだから、必然的にこういう行動になるんだけど、単にオッサンが天の邪鬼なだけである。一応読みとしては、潮が引くとハゼの逃げ場も限られるから、ハゼが居るスポットも限られるからソコに当たれば爆釣じゃね?当然ながら、深さのある穴なんて全然なくて、狙うは岩と岩の深めの隙間や完全に干上がった岩で深さのある穴。なかなか見つからないんだけど、発見すればかなりの確率でハゼがアタって来る。んがしかし!アタリがあるのと針掛かりするのは別問題で、更には、針に掛かるのと釣れるのもまた別の話なのである。潮位が低いということは穴の中も狭く浅くなっているので、ハゼが思うように動けない。この事を踏まえると、アタって来るがハゼが動けないもんだから、エサを咥えたまま下に潜れなくて喰いが浅くなる。つまり、この浅い喰いでアワセても針に掛かりづらいということ。次に例え針掛かりしたとしても、すぐに水面からハゼが飛び出てしまい、ハゼが元気だから空中で暴れまくりバラしやすくなる。このダブルハンデを乗り越えて釣り上げなくてはならないのが今回のミッションである。アタリはそこそこあるんだけど、針に掛からなかったり、ハゼが落ちていったりが頻発!まさにミッション・インポッシブルで、「オーマイガー!」(by NMB48)を連発なオッサンなのでした。でも実は、釣り上げればそこそこ良型揃いなので、楽しさ半分悔しさ半分でもある。ここらへんのサイズが上がる本日最大サイズも浅穴からこんなハゲ上がりそうなストレスフルな釣りで粘ってしまい、余計な時間だけが無為に経過してゆく…結局、5時間粘ったけど19匹と厳しかったな〜敗因は、普通に釣れるスポットで普通に釣らなかったから。くだらん意地を張らないで、フツーに釣りをすればもっと釣れたはず…う〜ん、もっと釣れたハズだけど…とは言え、人が避ける状況で爆釣もあり得るのが釣りの魔力。現に、今日は誰もやらない超浅場でけっこうアタって来たのは間違いない。後はその状況でどうやって釣り上げるのか?を追求すれば、結果は付いてくるハズ。ホンのチョッピリだけど、今日は対策法が見えて来たので、また機会があったらチャレンジしたいと思います。しかし、今日もサイズが出なかったな〜いつになったら20cmオーバー釣れるのやら…次の記事>>>「2022年36回目のハゼ釣りはボウズ覚悟!」へ
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  • 2022年36回目のハゼ釣りはボウズ覚悟!
    2022年36回目のハゼ釣りはボウズを覚悟した!2022年11月13日。2022年36回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園」(KL?〜?)※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ時々曇釣行時間:7時30分(潮位:160cmほぼ満潮)〜11時30分くらい(潮位:140cm下げ6分)中潮釣果:マハゼ14匹(13〜18cm) 竿:TIMCO「幸釣四五六」のちベイシックジャパン「行雲流水」1.5m 道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けいつもながら日曜日はハゼ釣りなんだけど、東京はここしばらく雨が降らないので、週末の釣りも順調に消化している。おかげさまで、まだ11月中旬にもかかわらず今回で36回目のハゼ釣行。このままだと、年間釣行数の記録更新という不本意な事態になってしまふ。いくらチャリ圏で金のかからない時間潰しとは言え、全くの0円という訳ではない。竿や仕掛け等の材料はもちろん、コンスタントにエサ代もかかる。釣り場で食べるご飯やおやつも欲しいし…まぁ、オッサンの場合はエサや自分のご飯ですらも仲間から恵んでもらったりと、けっこう他力なんだけど、『ただより高いものはない』という格言にあるように、貰いっぱなしというのも気持ちが悪い。なので、心と懐に余裕のある時に日頃のお礼として、安っぽいが返礼の品をお渡したりする。先述の格言は、「ただの物は返礼に苦労したり、無理な頼みごとをされたり、かえって高い代償を払う」という意味。もらい物には返礼を!という習慣は【互酬性】と呼ばれ、ただの物には見返りに人の自由を拘束する力が潜んでいる。つまり「頂いた代わりに何か返さくちゃ!」という心の呪縛が働く。代価の支払いや返礼はその呪力を解く”儀式”であり、その儀式が終わらない限りはその呪力が続くのである。このように、世の中はギブ・アンド・テイクで成り立っているんだけど、オッサンの場合は明らかに”テイク”側の方に大きく傾いてる気がする。物欲しそうな顔しているのか知らんが、何かとモノを頂く機会が多い。大変ありがたくかつ申し訳なく思いますが、『来るもの拒まず、去るもの追わず』がオッサンのスタンスなので、貰えるものは後先考えずにありがたく頂きます。合掌!んがしかし!オッサンの場合は、何もお返しできるものはないもんで【互酬性】を期待しないで欲しいのですが、せめてもの御礼はこのブログで話題にする程度で勘弁してください。まぁ、オッサンの場合は常識がないもんでディスるという結果になることがほとんどですが、ソレもご愛嬌。でも世の中には、けっこう弄ばれることが好きなマゾイ方も多いので、ソレもまた良し!ハゼの穴釣り用竿を新調今回で2022年シーズンのハゼの穴釣りはまだ4回目なんだけど、毎年同じ釣り場で穴釣りやってるもんだから、マンネリ感は否めない。なので、時には何かしらフレッシュなネタをぶち込む事がある。今回は竿。仲間のH氏が、ハゼの穴釣り用竿を新調したインプレッションを送ってきた。またソレが秀逸な短文で、同じ釣り場で同じ獲物での使い心地なもんだから、オッサンの射幸心をワシャワシャとくすぐってくる。釣り人は常に理想の竿を追い求めている。コレがしょっちゅう行くような釣りモノになれば、そのイメージは明確で、そんな理想を手に入れたい、使ってみたいと悶絶している。気になった竿を何本も買い求める人、竿を自作し続ける人、それぞれに理想へのアプローチがある。オッサンもそんな理想はあるんだけど、なかなか辿り着けない。「悪くはないけど、なんかちょっと違うんだよな〜…」現実的にはどこかで妥協し、及第点な竿を使っているのが現状だ。そもそもが、理想なんて絶対的なものではなく常に変化し続けていて、決して辿り着けないガンダーラなのかもしれない。と、いつものようにくだらん話で尺を稼いで、申し訳ないです。そんな訳でH氏お勧めの竿が「いったいどんな感触なんだろう?」とオッサンも我慢できずにポチッとな!光の早さで届いたのがコレ↓次の日には届いた!TIMCO『幸釣四五六』使用材料:カーボン繊維75% グラス繊維25%全長:1.44m/1.65m/1.85m(三段スライド式)継数:8本仕舞寸法:30.5cm自重:35g竿名の『四五六』は約4尺・5尺・6尺の長さになるからかな?と思ったけど、なんか微妙に寸法が違うよね?箱には「※商品の数字は尺の表示ではおまへん!」と明記してあるから、竿の長さではなく、単に商品名というだけなんだろうて。同じ『幸釣』シリーズには、『零一二(約53cm/約70cm/約90cm)』、『二三四(約0.95m/約1.2m/約1.4m)』、『七八九(約2.2m/2.4m/2.7m)』がラインナップ。今回オッサンが購入した色は『ミドリ』だったけど、他にも『アカ、カラシ、ソライロ』があるらしい。ちょっとくすんだミドリ色この竿キャップがそこはかとなくヒワイな感じ…グリップの感触は悪くないオッサンはズームロッドは初めてで、「どうやって長さを変えるだろう?」って思ってたんだけど、キュッ!ってハマっているだけで簡単に長さが変えられるんですね〜、便利だ。簡単に長さが変わるぞ!付属品はカワイイ竿袋H氏のインプレによると、「穂先は繊細、胴から腰はしっかりとした竿」という事だったが、竿先はそこそこ硬めかな?確かに、レビューによると50cmの鯉を上げた!とか書いてあったから、そこそこの硬さとパワーはありそうだ。まぁ、竿の硬さって実際に魚を掛けてみないと分からないから、コレは実釣してからのお楽しみ。手でやってみた感じは硬めかな?ティムコ(TIEMCO) 幸釣 四五六 456 ミドリ 230000260452楽天で購入気になるのが、箱にも竿にも書いてある「吉田幸二」って何?なんだけど、たぶん人の名前だよね?調べてみたら、TIMCO専属のプロスタッフらしい。なんでも日本初のバスプロであり、国内のバスフィッシングの礎を築いてきた、その世界ではド偉い人物らしい。しかし、そんなバスプロがなんでのべ竿の監修しているのかは謎である。そんな話は置いといて、この竿がオッサンの理想になるのか?それとも『ただの通り雨ぇ〜♪』で終わるのか?明日のハゼ釣りが楽しみだ!さすがに焦ったよ!ハゼの穴釣り場『秘密の花園』へ向かい愛車を漕いでいると、防寒仕様の出で立ちなもんで既に汗だくだ。「今日も暖かくを通り越して暑くなりそうだ!」もう11月中旬なのに、この陽気ってどうなんだろう?なんとなくイメージ、ハゼ釣りは長く楽しめそうなんだけど、いろんな環境に変化が出ているので心配になるな〜現場に到着すると既にH2氏とO氏が居て、挨拶もそこそこに「場所を変えよう!全然アタリがないよ!」と腰砕けのコメント。例のごとくO氏情報によると、「昨日は良型ばかりで数も釣れた!」らしい。こんチキショ〜!んなこと言ったって、コッチは仕事で来れないんじゃ〜!んで本日、出し抜けにアタリ皆無のご報告…本当に自然というのは分からないよね。っという訳で、釣りの準備もせずに、予定していたエリアから大きく移動したのでした。コレが地獄の選択になるとは露知らずに…やってきたのは今シーズンお初なエリア。穴釣り初期には散々やっていた所なんだけど、ここしばらくはパッとしなくて来てなかったんだよね〜ただ、それは他の釣り人も同じで、人の手垢がついてないから釣れるかもしんまい!の期待がない訳でもない。近くに先行の常連さんがいて、塩梅を伺うとスタートダッシュで三匹上げたらしい。なぬ!?それではオッサンもご相伴に預かりますか!とチンタラ釣りの準備を始める。竿は当然ながら『幸釣四五六』頼むぞ!吉田幸二餌はアオイソメ。やはり大型ハゼにはイソメって感じだね!やはり大型狙いとなると虫餌有利だと思うが、オッサンはセコいので、イソメの垂らしは短めだから有利もクソもない。ちなみに近所でやってる常連さんは、アミエビと芝エビのコラボ餌でやっていた。水温はなんとこの時期でも18℃まぁ、外気も暖かいからこうなるわな…暖ったけぇな〜!準備完了にて水際に仁王立ちになるが、ちょっと作戦タイム。今現在はほぼ満潮だから、狙うはちょっと沖目かな?ハゼが潜んでるラインってだいたい決まっいて、潮が満ちているこの状況だと必然的に沖になる。なので、『幸釣四五六』もロング・ロング・アゴーの設定。でも先入観は禁物だから、基本は沖目だけど、人の探ってなさそうな手前の目立たない穴も見落とさないようにしなくちゃ!基本は沖目だけど幅広くねまずは適当な穴にスルスルと落とすと、深さ50cmほどの頃合いの穴。コレは期待できる!絶対ハゼいる!と長めに探るが、何の生体反応も無かった。”絶対いると思うんだけどな…”次の穴も良穴だったけど、こちらも何もなし。う〜ん、ダメか…深さがある良さげな穴はいっぱいあるんだけど、落とせど落とせど全然アタリがない。ハゼいるハズなんだけど…試しにイソメを1本掛けにしてみても、全然アタって来ない…さすがにこの頃になると異変に気付く。今日はおかしいぞ!H2氏も「全然アタリないよね?」と異変に気づいたらしい。っと思ってたら、ちゃっかりハゼ釣り上げやがって!ボウズ逃れ。オッサンも負けじと釣りたいんだけど、アタって来ないんじゃ〜何もやりようがない。恐ろしいことに、このままアタリなく1時間が経過する。まぁ、何度かはモゾモゾというアタリがあったけど、「ダボハゼかな?」と思わせる程度で、ソレもすぐに喰わなくなる。今思えばアレはハゼだったと思うが、あのモゾモゾだけではアワセようもない。さすがにオッサンも焦りの色は隠せない。「コレはもしかしたら人生初のハゼ釣りボウズを喰らうかも知れん!」どうやって言い訳しよう…でもボウズならネタにもなるし…でもボウズは避けたいし…今使ってるイソメはO氏から貰ったんだけど、あまりにアタラないもんだから、「もしかしてO氏がこのイソメに毒でも入れたんじゃね?」と疑心暗鬼になる始末。しかしボウズだけは何としてでも逃れたい。ちょっとこのエリアから離れる事にする。この時点でH2氏4匹、ご近所の常連さんは7匹。何が原因でオッサンには釣れないのかサッパリ分からんが、全然釣れない訳ではないらしい。気分を変えて移動してみると、最初の穴でやっとマハゼの反応。相変わらず、ハッキリしたアタリではなくモゾモゾとイソメをいぢって来る程度。あまりしつこいと喰ってこなくなるので、その穴は覚えておいて他の穴を探る。もう一つモゾモゾ穴を見つけたんだけど、ソコも温存し、最初の穴に落とすとすぐに分かりやすくアタって来た!グン、グン、グ〜ン!でアワセると掛かった!いつもよりもかなり気を使い、水中で泳がせ完全に疲れさせてからゲット!やっと釣れたよ〜!この最初の一匹目が長かったな〜オッサンはスロースターターなんだけど、さすがにここまで釣れないと不安を通り越して、ボウズを覚悟しましたよ!次も同じ穴からナイスな引きと重量感で上がってきた。本日最大サイズの18cmこのハゼを見て少々考える。今シーズン最大サイズの18cmなんだけど、このサイズとは思えない軽い感触でいとも簡単に上がってきてしまった。つまりは、やはりこの竿は硬い竿という事でして、今回は釣れたから良かったものの、硬い竿って針掛かりしたハゼを弾いてバラす確率が高くなる。本日はハゼの喰いがとても浅いから、かなりの苦戦を余儀なくされるはず。一匹一匹がとても貴重なので、確実にゲットしなければならない!なので竿をチェンジじゃ!いつも使っている「行雲流水」に竿を変える。やはり確実に上げるならこの一本!もう気持ち的に全く余裕がなくて、とにかく空白の一時間を取り戻す事しか考えられなかった。竿を変え、また戻ってきて同じ穴に落とすと、またアタって来た!さすがいつも使っている柔らかい竿なら安心してやり取りできる。ハゼの引きをいなす幅が広いから、針に掛けてしまえばほぼ間違いなく取り込める。ただその柔らかさゆえ、一気に潜られる事もあって、そうなるともう抜き上げられないことも多々あるから、一番最初に針に掛けた瞬間が勝負になる。ありがたい事にこの穴から5匹上がってきたんだけど、他に2匹バラしたのはもったいなかった。バラす原因は餌だけを咥えていて、針に掛かってないことがほとんど。この釣りをしているとかなり頻繁に起こる事態で、「針を大きくすればチャンと掛かるよ!」という意見もあるんだけど、オッサン的には針は小さい方が釣れると思っている。まぁ考え方は人それぞれだから、それぞれが釣れると思う方法でやるのが一番釣れると思うよ!その後もチョロチョロと釣れてツ抜けし、やっと心に余裕が生まれたので食事休憩。H2氏がカップヌードル(カレー味)をくれた!しかし、最初の釣れない原因は何だったんだろう?ご飯を食べながらH2氏と白熱した議論だったけど、結局はわからじ。まぁ、自然相手なんだから釣れる釣れないはお魚次第。人間ごときがアレコレ考えても、正解には辿り着かないよ!釣れる時は釣れるし、釣れない時は釣れない…人間はただ釣りをさせて頂くのみなのである。飯を食い終わり、他の仲間がいるエリアへ移動。まぁ、皆さん同じようなもんで…しかしこの頃には風が強くなり始め、水面が波打って狙いの穴なんて見えやしない!「チッ!天気予報通りに吹いてきやがって!」しかし、さすがは手練な連中なので「釣りにくいから止めます」なんてヤワではなく、釣り続行。なかなかアタリも遠いが、それでも忘れた頃にハゼが釣れる。結局4時間ほどで14匹と結果的にはトホホなんだけど、ボウズを覚悟した最初を考えたら、意外に満足なオッサン。よくここまで挽回したよ!俺!いや〜今日は本当に焦りましたよ!夏ハゼ釣りなら何とかなると思うけど、穴釣りだと下手すりゃ〜一匹も釣れない事態もあり得るからね〜結局はその穴に喰ってくるハゼがいるかどうか?だけの話なんだから、運悪くハズレばかりを引けばボウズも現実になる。まぁ、諦めずに丁寧に探り続るのも実力のうちと思えば、やはりそういう所に実力の差が出るのかな?本日デビューの『幸釣四五六』も、もっと心に余裕のある時にちゃんとお試ししたいと思ってます。H氏によれば20cmのデカウロハゼも、この竿で余裕でぶっこ抜いたらしいので、この竿はハゼとかではなく、もうちょっとサイズの大きい魚を想定していると思います。となると『秘密の花園』でたま〜に掛かってくるウナギもいけるのでは?と思うが、竿はともかく、道糸やハリスが一瞬で切れるからダメだろうな…O氏は硬い竿が好みなので、この竿を見て「コレくらいが良いね!」と言ってたから、硬い竿が好きな方にはオススメかも知れない。どちらにせよ、もう少しインプレを続けてみます。ティムコ(TIEMCO) 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  • 2022年37回目のハゼ釣りはパッとしないんだよね…
    2022年37回目のハゼの穴釣りはパッとしないね〜2022年11月20日。2022年37回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園」(KR?)※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:曇釣行時間:7時30分(潮位:80cmほぼ干潮)〜11時00分くらい(潮位:115cm上げ4分)中潮釣果:マハゼ11匹(12.5〜17cm) 竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m 道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アオイソメ&芝エビ&ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け例の如く、釣り仲間のO氏の心無いリフ。「○○さん(←オッサンの事)が釣りに来る前の日は、良いサイズがよく釣れるんだよ!」んなこと言ったって、オッサンにはカンケー無いのである。事の焦点は、オッサンが釣れたのか、釣れなかったのか?気持ち良い釣りができたかのか?そうでないのか?であり、他の人がナイスフィッシングしても、オッサンが気持ち良くなるわけでもない。コレがオッサンも楽しい釣りになったのであれば、「昨日も釣れてよかったね〜!」と広い心で受け止められるのだが、往々にして、昨日は良かったけど今日はダメ!がオチ。どこかで書いたけど、土曜日は釣れることが多くて、日曜日は釣れないことが多い。平日は釣り場も空いているし、土曜日も平日の流れで、魚もスレて無くてよく釣れる。ところが、日曜日は土曜日に多くの釣り人が繰り出すもんだから、魚も警戒しまくっててスレまくり!っという訳で、『オッサンが釣りに来る日曜日=前の日はよく釣れた!』という図式が成り立つのである。しょうがないじゃん!日曜日しか休みがないんだから。んで本日も釣れない日曜日のハゼ釣り。現場に到着すると、既に常連たちは釣り糸を垂れている。いつもの光景なんだけど、オッサンが釣り場に到着するのは、どん尻な事がほとんどだ。コレは年齢が関係してるんだと思う。ハゼ釣りという地味でいぶし銀な釣りモノの場合は、年齢層が高い傾向にある。あ!この場合は、レジャーとしてのフィッシングではなくて、本気でハゼを狙っている、本気釣りの話という前提です。オッサンも若いと表現するにはおこがましい年齢ではあるんだけど、ハゼ釣り常連の中ではまだ若い方ではある。歳をとると、眠れないとか朝早く目覚めるとか言われるけど、それは生物的な要因ではなく、精神的な焦りから来ているんだと思う。人生の折り返し地点をとうに過ぎ、考えたくも到着したくもないゴール(=寿命)に向けてラストスパートせざるを得ない年齢に差し掛かる。終焉に向け、一分一秒の無情なカウンドダウンを実感させられると、呑気に寝てもいられんのだろうて。っという訳で、常連の中では比較的余生に余裕があるオッサンが、一番最後にご登場という訳でございます。ドラマでも映画でも大物は最後に登場するのが常なので、そ〜言うことでもある。まぁ、単にやる気の問題という気がしないでもないが…常連たちにサツを交わすと同時に、ハゼ釣りの塩梅を伺うのがマナーでもあり、釣り仲間の合言葉でもある。んでやはり「今日は厳しいね〜」が決まり文句の日曜日。「はぁ〜、今日も厳しいのか…。なんだよ!昨日は19cmも出たらしいじゃん…」ブツブツ文句を垂れながら釣りの準備を始める。本日も竿は1.5mの短竿。今現在はほぼ干潮なので、足元狙いになるから短い竿でいいでしょう。まぁ、いつでもどんな状況でもこの一本だけどサ水温は16℃で、釣れるのか釣れないのか分からない温度。釣れんのか?この温度って?本日の餌は、例のO氏猛プッシュの特エサ(←O氏自称ですが)芝エビ。ハゼの穴釣りではアオイソメやジャリメ餌が定番だけど、今季のO氏はエビに凝っていて、穴釣りでもエビを使ってるらしい。夏場はアミエビ(正式にはアミエビはエビとは違うけど)で、今度は芝エビである。問題なのは、自分の中だけで流行ってるだけならカワイイもんだが、この人の場合は、コレを世の中に流布させようとするからタチが悪い。出会った釣り人誰にでも宣伝し、いかにこの餌がナイスな釣果を叩き出しているかを熱く語り、ひと釣行分を渡してくる。このお試し分を握らせるところがいかにもいやらしく、『今なら無料サンプル差し上げます!』と、まるで健康食品や美容商品の手法である。「あんたはドモホ○ンリンクルか!?」とツッコミたくなるが、ここがO氏の上手いところであり、憎めないところでもある。今季、氏が猛プッシュしてきたアミエビも入手経路が限られていて、わざわざ自転車で小一時間の道のりを遠出して大量に買い込み、みんなに配り歩いていた。この芝エビだって、売ってるスーパーは限られていて、しかも閉店時間まで密偵のように現場で張り込み、値下げシールが貼られるやいなや(=as soon as)光の速さでゲットしてくるらしい。その労力と執念は見習うべきカモ知れんが、真似するべきではないだろう。確かに釣れないこともなくて、実績エサではあるんだけど、釣果がかんばしくないとオッサンにイチャモンつけられてしまうのは、O氏がこんなキャラクターだからこそである。そんな芝エビをお試し!と思ってたら、まだカチンコチンに凍っていて使いものにならなかった。まだ使いもんにならん!なので、まずは貰ったアオイソメで始める。アミエビが混ざってるのはご愛嬌まぁ、釣れるのか分からない怪しい芝エビではなく、超定番エサのイソメでスタートダッシュをかます作戦。水際へ仁王立ちするが、今現在はほぼ干潮なので、水位がかな〜り低く苦戦が予想される。もうほとんど水が無いと言ってもいいくらいこの低水位時にどうやって釣るのか?は最近のテーマ。この水位の時は難題があって、・ハゼが喰って来ても、喰いが浅いから針掛かりしづらい・針に掛かっても、取り込み時にポロリと落ちるという傾向が強い。なんとなくの解決法は見え始めているので、本日も実践してみたいと思います。まず『喰いが浅い』と言うのは、アタリがハッキリしないという事態。通常、穴ハゼのアタリ方は、グン!グン!とエサを突き始め、その後にグ〜ン!!と大きく引っ張った時にアワセを入れます。しかし喰いが浅い時は、ツン!ツン!と小さくアタった後、もうアタって来なくなります。一度回収し、また落とすと再びツンツン突いてきますが、また沈黙…。以後リピート。エサを突いてくるので喰い気はあるのですが、アワセを入れるタイミングが無く、ツンツンの時にムキになってアワセてもまず針に掛かりません。という訳で、まずは餌つけから。喰いが浅いのはエサの端っこを突いてると思われるので、エサは短め小さめに付けてみます。いつもはイソメの垂らしは4〜5cmだけど、今日は3cmくらい。垂らしを短めに垂らしが短いということは、ハゼへのアピールが弱くなるのでアタリづらくなります。んがしかし!喰いが悪い時にアピール重視で垂らしを伸ばし、針に掛からずにエサの先っちょに噛みつき、水面まで上がってきてからのポチャ!コレが最悪の事態で、こうなるとそのハゼはもう喰って来なくなります。なので、例えアタリ率が低くなっても、針掛かり率を重視した方がハゼが釣れる確率が高いという読みです。まずは適当な穴に入れるが、やはりな〜んの反応なし!今いるポイントは、普通の潮位なら50cm前後の良さげな深さの穴が多いエリア。潮が低いからなかなか良穴も少なく、穴自体も浅いので、マハゼのアタリもそう簡単には来ないらしい。こういう時は穴だけでなく、下がえぐれた大きめ岩も狙い目になるので、それらしい所も抜け目なく探ってゆく。ある穴で小さな反応が来る!「ん?ダボハゼかな?」と思わせる程度のアタリ方。一度回収し、もう一度スルスルと落とすと喰ってくるが、やはりダボじゃない。そのアタリ幅、そのアタリの重さ、そのスメル…ハゼに間違いない!しかし、この釣り場のダボはデカいのもいるし、ドロメなんて良型ハゼ?と思わせる引きと重量があるので、やはり釣り上げて姿を見るまでは油断ならない。イソメの尻尾の特エサにチェンジし、必勝体制で三度目の正直だが、垂らしはあくまで短め。スルスルと落とすと同時に喰ってくる。グン!グン!グ〜ン!!と分かりやすいアタリで上がってきたのは、本日の一匹目。まずはボウズ逃れすぐに近所の穴から二匹目。ちょっぴりサイズアップんでまたすぐに、穴ではなく岩のへりから上がってきたのは「まだこんな小さいのがいるんだ?」なサイズ。まだこんなのがいるのか…今季は10数cmクラスがけっこういるんですよね〜夏場なら「お!良いサイズじゃまいか!」なんだけど、もう穴釣りのサイズ感覚になってるので、このサイズはダボ同様にガッカリだ。今までの経験上、穴の中ではなく、岩のヘリだと小さめが釣れることが多いかな。でも一匹は一匹に変わりはないんじゃい!と開き直る。釣り始めから気になっているのが、カニの多さ。今季はほとんど釣れなかったカニが、今日はやたらとくっついて来る。しかも二匹三匹は当たり前の団子状態で!最初は何だよ!と捨ててたんだけど、あまりに釣れるもんだから、オッサンの頭上に豆電球が光る。「そうだ、カニ持って帰ろう!」近所の友人がチヌ釣りをやっていて、今年も50cmオーバーを何枚も上げているかなりの手練。その友人が「やっぱり活きカニ餌は釣れるんだけど、最近は採れないから買ってるんだけど、一匹50円もとかするんだよね〜」「ひと釣行で10匹は使うから馬鹿にならないよ!」と嘆いていた。のを思い出したので、少しでも人助けと持ち帰ることにした。こうなるとカニも釣りの対象になり、団子で釣れると嬉しくなってくる。そのうちにハゼそっちのけのカニ狙いで、ソレらしきポイントへぶち込み、カニの団子釣りを楽しむ始末。釣り上げたカニもビクに入れてハゼの御一行様になるんだけど、ビク内のカニがハゼを攻撃し始めてハゼが迷惑そうにしている。こりゃ〜マズいと思ったので、釣り場をウロウロしてキャップ式のアルミ缶にカニを隔離。黒いつぶつぶがカニ。小さい方がチヌ好みらしいやはり餌のせいか!?干潮時間帯から潮が上がり始めるとカニも釣れなくなり、カニ釣りも終了。そろそろ芝エビも解凍しただろうと、釣りに使おうとしたんだけど、そ〜言えばエビも殻が付いてるやん!っという訳で、今度は水際でエビの殻むきを始めるオッサン。貰ったエビは殻付きでしたペリペリと殻をむくんだけど、二袋分やったのでちょっと時間がかかった。殻むき面倒臭いな〜カニのお世話やら、エビの殻むきやらで、ちっともハゼ釣りにならないオッサン。ようやく本業に入ります。今度はエビとホタテのコラボ餌芝エビは指で押切りみたいにするが、すげぇ〜ネチョネチョで粘り気がある。うわ〜って思ってたら、O氏が「凍ったまま包丁とかハサミで切ってから使うんだよ!」と上から目線の涼しい顔で言ってくる。解凍しなきゃ〜殻むきできんじゃろうが!釣り場でいまさらそんなこと言ってくんな〜!まずはエビをつけてから針先にホタテホタテをコマセ代わりに、エビで針に掛ける作戦。んがしかし!エサを変えたからといって、状況が改善するわけもなく、相変わらずパッとしないハゼ釣り。たま〜にハゼのアタリはあるんだけど、やはり喰いが浅くて、本アタリの前に喰って来なくなる。むりくりアワセて”掛かった!”と思っても、水際でポチャ!と落ちてゆき、”やっぱり餌だけ咥えてただけか…”が頻発。たいして釣れてないのに説明しても説得力がないが、一応、芝エビの使い方をば。芝エビを1cmくらいに千切り、針に深く掛けたら指で潰します。こうすることにより針に掛かりやすくします。エビが立体的なままだと、どうしても針掛かりが良くなくて、潰したほうが良いと思います。O氏は「針が小さいから掛からないんだよ!もっと大きい針を使わなくちゃ!」と、またしてもチャチャを入れてくるが、ハゼ釣りでは小さいスレ針を使うのがオッサンの信条。針が小さくてもちゃんと釣れるもん!その後も忘れた頃に釣れる程度で、しかもひと穴で一匹ばかりで連打は無かった…結局、3時間半ほどで11匹という結果でした。う〜ん…、なんだかな〜最大サイズも17cm程度この一匹は苦労した。時々、垂直じゃなかったり、小さいのにビッシリと貝に覆われている穴がある。そんな穴に仕掛けを落とすと、根掛かり必至で、落とすことは出来ても上げると根掛かりして、まず外れないもんだから仕掛けをぶった切るしかない。このタイプの穴は見つけづらいし、根掛かりするから誰もやりたがらない。だもんで、良型ハゼが居付いている事が多い。無事に仕掛けを回収する方法はただひとつで、ハゼを掛けるしかない。この穴もそのタイプで、かなり斜めになっている穴で、上げると何かに引っ掛かって根掛かりする穴。スルスルと落とすとちゃんと喰ってくるんだけど、針に掛からなくて、落とす度に根掛かりロスト。その度に基地に戻り、仕掛けを作り直し、再投入。けっこう正直なアタリ方なんだけど、どういう訳か掛からなかった。仕掛けを作り直すこと5度目の正直で、やっと掛けた!最初は、アワセを入れるとビクとも動かなくなったから「また根掛かった!」と思ってたんだけど、緩めるとハゼが暴れる振動が伝わってくる。無理に引っ張っても道糸が切れるだけだから、こんな時は緩めず引っ張らずでしばらく放っておくと、ハゼが動いて抜けることが多いです。んで、やっと抜けて上がってきたんだけど、思いのほか小さかった。本日最大とは言え、せめて18cmは超えて欲しかったな〜まぁ、同じ穴狙いで5回も仕掛けを作り直すのもど〜かと思うが、もう絶対釣っちゃる!とムキになっていた。コイツを釣り上げて満足したので納竿となりました。しかし、今日は数もサイズもパッとしなかったな〜今日は全体的に厳しい日だったようだけど、それでも上手い人は20匹は超えてたもんな〜オッサンの敗因は、カニ&エビと遊んでたらからかな?でも、今年はサイズはともかく、数だけは上がるから麻痺してるんだけど、ハゼの穴釣りってツ抜けすれば良しとする釣りモノですよ。帰り際、O氏のビクがエライ事になっていた。50匹以上はいるんじゃね?常連たちから集めたハゼだけど、穴ハゼサイズがコレだけいると気持ち悪かった。あ、そうだ!例の干潮時の水位が低い場合のテーマ・ハゼが喰って来ても、喰いが浅いから針掛かりしづらい・針に掛かっても、取り込み時にポロリと落ちるの釣り方(案)として。やはり、エサは小さめ短めで勝負した方が良さそうでした。基本的に喰い気のあるハゼが居れば、余っ程間違ったエサでなければ喰ってきます。例え、少しばかり小さくても短くても。アタリ重視でエサを大きくし、中途半端な掛かりで逃すともう喰ってこなくなります。セカンドチャンスを逃すよりは、何度かのチャレンジで釣れるのを期待した方が良い気がします。あと浅場でのポロリ対策は、針に掛けて穴から一旦上げたら、すぐにまた水に漬けて泳がせるのが吉です。焦ってそのまま水から上げると、ハゼはまだ元気だから、暴れて針から外れる可能性大です。穴ハゼサイズはパワーがあって重量もあるので、針から外れやすいです。なので、しばらく泳がせて疲れさせ、グッタリさせてから落ち着いて取り込んでください。潮位が低い場合は、穴から引きずり出すとすぐ水中から出てしまいますが、ハゼが空中で暴れる前に穴脇の広い水面で泳がせれば大丈夫だと思います。この場合でもハゼに好きに泳がせないで、ハゼが暴れるのをいなしながら、竿を動かして誘導した方が安全だと思います。この方法は水位が低い場合なので、通常や高水位の場合はふフツーに釣りをすれば釣れると思います。今日はこんな感じでやってましたが、いかんせん、ハゼが釣れないもんで説得力がないですね〜!イソメが釣れるだの、エビが釣れるだの、コラボ餌が釣れるだの…釣り人はまことしやかに力説するんだけど、結局はハゼに喰う気が有るのか無いのかの問題。何が餌でも喰う時は喰うし、喰わない時は喰わないです。そして、アタって来るのと釣れるのも、また別の問題。要は、その人が釣れると思うエサ、仕掛け、釣り方でやるのが一番釣れるんだと思うよ!次の記事>>>「2022年38回目のハゼの穴釣りは新規開拓」へ
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  • 2022年38回目のハゼの穴釣りは新規開拓
    2022年38回目のハゼの穴釣りは釣り場開拓2022年12月4日。2022年38回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園その2」※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:8時30分(潮位:85cm干潮)〜11時30分くらい(潮位:130cm上げ5分)若潮釣果:マハゼ64匹(10〜17cm) 竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m 道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け長い人生、人によっては短い人生でも、誰しもが、誰にも言えない秘め事をひとつやふたつは持っている。否!ひとつふたつ程度なら余っ程の聖人で、普通の人でもけっこうな数の隠し事は抱えているハズだ。人によっては、言えない事の方が多いという輩もいるだろうが、ソコまでになるとかなりダークネス&アンタッチャブルな人生だろう。恋人や夫婦というかなり親しい関係で、「お互い隠し事は無しね!」という間柄でも、必ず抱いてる隠し事。むしろ、親しい男女関係だからこそ、絶対に知れてはマズいサムシングが内在している。「墓場まで持っていこう…」なトップシークレット。しかし、人間とはそんな最上位の秘密を暴露したい衝動もあり、また、後ろめたい気持ちに対して、懺悔して許しを請いたいという感情も持ち合わせている。歳をとり、自分の終焉も近づいた頃に、もう時効のつもりでのカミングアウト。しかし、相方は赦すどころか三行半!そもそもが薄々感づかれていることがほとんどで、バレてないと思っているのは本人だけなのである。まぁ、よくある話だ。夏のハゼ釣りが終了し、穴釣りへと移行している現在。このブログで散々穴釣りしているにも拘らず、釣り場は『秘密の花園』として明かしていない。知ってる人は知ってるので公然の秘密なんだけど、”一応”釣り場は分からないようにしています。この時期にハゼが釣れるポイントは貴重です。さらには、この時期にハゼが釣れるということは、産卵場所になっているということでもあります。年々ハゼが少なくなっている昨今。産卵に適した環境が減ってきているのが原因で、そんな場所は保護しなければなりません。と言いながらも、そんな次世代に命を繋ごうというハゼを、無慈悲に釣り上げる極悪な釣り人もいるのであります。本当に申し訳なく思いますが、釣り人に釣られるハゼなんてたかが知れてるぜ!というのが極悪な釣り人の言い分。っという訳で、環境保護を隠れ蓑にして、釣れる釣り場は教えないのが心の狭い釣り人のお約束事でもあります。本日の釣り場は『秘密の花園パート2』でございます。いつも通っている『秘密の花園』は、今季はど〜にもパッとしなくて、型もイマイチ。っというわけで、河岸を変えて新規開拓の運びとなりました。『秘密の花園その2』のポイントも、嫌がる仲間から聞き出した釣り場で、知る人ぞ知るから別に新規開拓と豪語するほどのものでもない。「『秘密の花園』に行っても、どうせたいしたことないんだろうな〜」という諦めの気持ちと、毎年通ってるマンネリ化も否めないもんだから、気分リフレッシュを兼ねて行ってみることにした。問題は、オッサンちからは、かなりの道のり。もう12月なもんで、完全防寒仕様で愛車を漕ぐこと1時間弱…現場に到着する頃には汗だくだった。だいたいここら辺かな?仲間からアバウトな場所だけを聞いてやってきた釣り場には、常連と思われる釣り人が数人いた。釣り人がいるということは、ここが釣り場なんだろうて…知らない釣り場で知らない釣り人と思ってたら、そのうちのひとりに見覚えがある!MR氏だった。この方は、夏のハゼ釣りでも冬の穴釣りでも、同じ釣り場でハゼ釣りしている常連さん。ずっと以前から「また居るな〜」と思っていて、今シーズンから挨拶を交わしたりするようになった間柄。アレ?お互いビックリで、お互いに初めてココへやって来たという偶然な出会い。どうやらMR氏もオッサンと同じようにくすぶっていて、心機一転のつもりでこの釣り場へやって来たらしい。釣りの塩梅を伺うと「1時間くらいでやっと小さいのが1匹釣れた…」とのこと。ムムム…、またしてもやられた!実はこの釣り場の情報源は、例のO氏。昨日はこの釣り場でやっていたらしく「入れ喰いだったよ!」といつもの怪しいリフ。O氏の入れ喰い宣言がアテにならないのは釣り仲間の常識で、それを信用するのはもはやタブーである。とは言え、たま〜に本当の事も言ったりするのがいやらしいところ…釣り場で悩んでいたオッサンは、ワラにもすがる思いで1時間もチャリンコを漕いでココへやって来たんだけど、どうやら無駄骨だったらしい。しばらく悩みながらMR氏の釣りを見ていた。釣れない釣りをするべきか…もし万が一釣れなかったらボウズという事になる。今まで喰らったことのないボウズだけは避けたいが、こんな辺境の釣り場に来て何もしないでの撤退もバカらしい。安っぽいプライドと釣りをしたい衝動の板挟み。MR氏が三匹目を釣り上げたところで諦めて釣りの準備を始める。「玉砕覚悟じゃ〜!」釣れんの?ココ?本日もいつもの竿にて。困ったときにはこの一本エサは芝エビとアミエビを持って来たんだけど、全く期待してないのでアミエビで適当に始める。量の少なさがやる気の無さを物語っている水辺に立って眺めるが、たいした穴もなくて「コレって釣れんのかよ?」今現在は干潮でこれから潮が上がるんだけど、本日は若潮なので急激な潮位アップは望めない。狙うべき穴も少ないんだよね〜適当な穴にスルスル落とすが、やはり大したことなくて、穴の深さは20〜30cmくらい。いくつか探って深めの穴に落とすと、クン!クン!とハゼの反応が!お!いたいた!ゆっくりと竿を上げるとク〜ン!と大きく持っていったので、アワセると掛かった!上げってきのはコイツ。こんな小さなハゼがまだいるんだだよね〜!アタリ方は分かりやすかったけど、全然重さがなかったもん。サイズはともかく、とりあえずはボウズ逃れでホッとひと安心。気を取り直して同じ穴に落とすと、またすぐにアタリが!ちょっとサイズアップだけど、コレじゃ〜…んで、また同じ穴に落とすとまたアタって来て、今度は重いアタリで上がってきたのは合格サイズ。コレくらいじゃなきゃ〜!しかし、その後はまた10数cmサイズばかりだった。くすぶっていると、常連と思しき老人が声を掛けてきた。「お、釣れてるね〜!」「でもココじゃなくて、もっとアッチの方が釣れるよ!」「アッチはもっと大きくて数も上がるよ!!」なぬ?やっぱりそうだったんだ!実はそのアッチの釣り場情報も聞いたことがあって、どこら辺なのかハッキリしないもんだから、今日はこの釣り場でお茶を濁していた。そのアッチの釣り場情報を謎の老人から詳しく取材する。「この前は50匹釣れたんだけど、中には70匹上げた人もいるよ!」釣り人の話は尾ひれが付きものなので、話は三割減くらいで聞くのがちょうどいい。内容は聞き流して、とにかくその釣り場の場所をゲロさせた。すぐにMR氏とともに移動開始!これこそ入れ喰い!くすぶっていた同志だったので、とにかく釣れる釣り場には目がないオッサンふたり。瞬間移動でアッチの釣り場に到着。既に何人かの釣り人がいる。サツを交わし、ハゼの塩梅を伺うが「う〜ん、小さいね〜」のレスポンス。そう来たか〜!とは言え、ここんな辺境まで来て今さら引き返す気にもならず、とにかくやってみることにする。適当な岩の隙間や穴に落とすと、すぐに反応あり!アタリ方が小さいので、やはり釣れるハゼも小さくて、ここでも10数cmが多い。とは言え、ハゼの活性は良くて、そこにハゼさえいれば喰ってくる感じ。でも、どこでも落とせば喰ってくる訳じゃなくて、けっこう釣り歩くんだけど、ハゼさえいれば一ヶ所で連打になる。アタるスポットを見つけては釣り切り、次のスポットを探して移動の繰り返し。チョロチョロ動き回るオッサンとは対極に、MR氏は最初のスポットからほとんど動かない。どうやら、初っ端にナイスなスポットに当たったらしく、羨ましい限りである。いつもの穴釣りの調子でクンクン!のアタリから、ス〜っとゆっくり竿を上げてグン!と大きく引いた時にアワセてるんだけど、コレだと針を飲まれることが多かった。つまり、最初のグングン!の時にアワセても、針掛かりさせることができるという事。なので、やってみる。グングン!でクイックにアワセると掛かった!あ〜、今日はコレでいいのか。あるスポットで、妙に喰い続ける場所に当たる。たいして大きい穴でも無いんだけど、ず〜っと釣れ続ける謎の穴。しかもそれが並んで二か所。ここから一気にハゼカウンターが回転し始める。落としてはすぐに喰ってきて、鬼アワセで仕留める。数匹上げると穴を休ませる意味で、今度はお隣りの穴でまた数匹仕留める。んで、また最初の穴に戻って。(以後、リピート)その穴内のハゼの活性が上がっているうちに釣り切っちゃう方法もあるけど、今日は少し休ませながらやってみました。経験上、あまり派手にやり過ぎると、まだハゼが居るのにパッタリ喰って来なくなる時があるので、手堅い方法をチョイス。喰わせないし、ハゼの活性も素晴らしいので、エサのアミエビは一匹掛けで十分。アミエビは一匹でも喰ってくる夏ハゼのような手返しでフル回転のオッサン。これぞ真の入れ喰い!みるみるビク内は賑やかになり、酸欠防止で頻繁に水替えしなければならなくなった。結局、最後までこのポイントで続け、正味3時間で64匹と数だけはいった。数だけはいったな〜最大サイズは17cmただ、サイズが小さくて10数cmがメインだったな〜コレで良型揃いだったら文句なしだったけど、贅沢は言えんわな。常連さん曰く「今日は水が濁っていて釣りづらい」らしい。確かに。沖の穴が濁りで見えなかったから、もっと水が澄んでいたら沖の穴も攻められたハズで、型も揃ったのかな? でも、まさか12月でこんな手返しの釣りができると思わなんだ!恐るべし『秘密の花園その2』そのポテンシャルは計り知れないので、今後も継続的な調査が必要である。常連さん曰く「これからがこの釣り場の本番だよ!」マジか!?これからが楽しみだな〜なんだけど、問題は年末に向けて、週末は忘年会や休日出勤が目白押し…ハゼ釣りやってる時間が無いという悲しいサラリーマンの現実。しかし一番の問題は、この釣り場って遠いんだよね〜次の記事>>>「2022年39回目のハゼの穴釣りはまだまだ数釣り」へ
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  • 2022年39回目のハゼの穴釣りはまだまだ数釣り
    2022年39回目のハゼの穴釣りはまだまだ数釣れるよ!2022年12月11日。2022年39回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園その2」※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:8時00分(潮位:178cm満潮)〜12時00分くらい(潮位:123cmほぼ干潮)大潮釣果:マハゼ71匹(10〜18cm) 竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m 道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け先週に引き続き、本日もハゼの穴釣り場『秘密の花園パート2』である。もう年の瀬の12月だというのに、ハゼの数釣りができる貴重な釣り場。オッサンは『秘密の花園2』はまだ2度目で、この釣り場初心者なもんだから、広大な釣り場を全然把握できてなくて、そのポテンシャルはまだまだ未知数。なので、この釣り場の開拓をしなくちゃならんのだども、新たな目標ができてやる気UPはありがたいが、いかんせん釣り場が遠い…ゲームでも、レベリングやアイテム収集で、辺境の地のモンスターがおいしかったりする。んだけど、そこへ辿り着くのにやたら時間がかかったり、命がけだったりするので、余っ程のマニアじゃない限りは、もっと効率の良い安全な狩り場でのハントを選択するだろう。この『秘密の花園2』もしかり。しかし、そんな困難を乗り越えた勇者だけがおいしい想いをするのは、ゲームでもハゼ釣りでも同じである。例年は、この時期だと『秘密の花園』なんだけど、今年はど〜にも調子が良くなくて、常連のおっさんどもは全員くすぶっていた。オッサンの前回の釣果をこのブログで確認したらしく、んだば『秘密の花園2』へ行ってみよう!となるのは自然の流れ。当日、オッサン以外のメンバーは、辺境の釣り場の近くのポイントで早朝からハゼ釣りで、オッサンと合流してから移動開始の予定。相変わらず、オッサンはチンタラとあとから登場するんだけど、なにせまだ暗いうちからハゼ釣りするっていうんだから付き合ってられん!オッサンは暗いのは苦手なのである。待ち合わせの釣り場に到着すると、既にO氏、T氏、H2氏と顔は知ってるが名前は知らない常連さん。釣果を聞いてみると、O氏がビクを見せてくれた。「エ〜!コレじゃ〜『秘密の花園2』に行く必要ないじゃん!」な釣れ具合。良型のハゼが60〜70匹くらいビクに入っていた。すげぇ〜!ナイス釣果聞けば、その名前を知らない釣り師が、夜中の2時からやった釣果らしい。2時!マジ!?オッサンには信じがたい時間帯である。こんな辺境の釣り場なんて真っ暗だろうから、どうやって釣るのか?伺うと、「オモリを重めにして竿の感触だけで釣る」らしい。「ケミホタルとかを使ってもよく分からないから、ミャク釣りで道糸をけっこう張り気味にすれば、小さなモタレのアタリも分かる!」なるほどね!オッサンがグ〜スカ熟睡している時間でも、釣り方次第でなんとかなるもんである。しかし、釣り人とは無軌道な人種である。釣れるなら、2時でも路地でもサウジでも、釣りを決行するのが釣り人の恐ろしい習性だ。次からこの常連さんを【Sir midnight】と呼ぶことにしよう。まぁ、見た目はSirというほど上品ではないが…オッサンと合流し、『秘密の花園2』へと向かう御一行様。ほどなく辺境の釣り場へ到着するが、実際に釣り場へ降り立ったのはオッサンとH2氏のみ。O氏は夜中産のハゼを貰って満足してるし、T氏は足場の良くない釣り場は避けた。Sir midnight氏は夜中からの釣りで既に満足していたらしい。なのでオッサンとH2氏で釣り場を移動していると、やはりMR氏が居た!MR氏は、オッサンと先週初めてこの釣り場へ訪れ、かなりの手応えを掴んでいたので、絶対来てると思っていた。挨拶を交わし、釣果を聞くと「今の状況はちょっと厳しいけど、これから良くなると思いますよ!」という事だった。確かに!今は満潮時間帯で、ちょっと水面も荒れてて水が少々濁り気味。なので、手前の穴しか見えないから、もう少し時間が経ち、潮が引き始めてからが勝負になると思う。適当な場所に陣取り、釣りの準備。竿はハゼの穴釣りといえばいつもの短竿。今日も頼むぞ!エサはアオイソメを買ってきた。穴釣りではアオイソメが間違いないが、ここではちょっと小型も混ざるから、ハリ掛かりが厳しくなるかな?という危惧が無いわけでもない。でも、エサはアオイソメしかないし…準備完了にて、さぁ釣り開始じゃ!ではなく、本日はまず移動じゃ!魔の根掛かり釣り場実は、この広大な釣り場の開拓がメインテーマ。この釣り場を教えてもらった時、「奥の方が良型大型ハゼが上がるよ!」とのコメントを聞き逃さなかった。前回は手前の方でやったから、今回はその『大奥十八景』をやってみようと思っていた。もしかしたら情報通りに、ナイスな濡れ場も見れるかもしれないぞ!移動を開始するが、なにせ遠い…この釣り場までがまず遠いのに、なんで釣り場内でこんな大移動をしなくちゃならんねん!と憤る。しかし、大奥十八景のR15+指定のレイティング同様に、ハゼの白い肌の濡れ場が悶々とオッサンの頭上をメリーゴーランドし、力強い歩みで進む。やっと奥の院に到着するが、まだ水は荒れてて、まともに穴が見えないぞ!全然、穴が見えないんですけど…しょうがないので適当な穴に落としてみるが、やはり何の反応もない。う〜ん…、もっと沖の穴を狙いたいが、見えないんだよね〜しかし、次第に目が慣れてきて、沖穴がなんとなくの黒い影で見えるようになる。穴が分かってくると、思っていたよりも深い穴が多くて、1mくらいの深さの穴はザラにある感じ。やはり大型ハゼは深い穴に潜んでいることが多いから、「こりゃ〜、期待しちゃうな〜!」すると、ある深穴で待望のアタリあり!グン、グン、グ〜ン!と教科書通りのアタリ方で、大きく引っ張って来たのでアワセると、いきなりの大暴れ!ハゼの引きをいなしながら、”この強引な引きと重さは、いったのでは!?”っと、今季初の20cmオーバーを期待していたが、上がってきたのは18cmだった。クソ〜!けっこう引いたんだけどな〜とは言え、一匹目で18cmが釣れたので、このエリアはウワサ通り、大型の巣窟なのでは!?すぐに同じ穴から2匹目も上がってくる。まぁ、こんな感じか…水も静かになってきて、沖目の穴もより見えるようになってくるが、ハゼの塩梅はと言うと、う〜ん釣れなくもないが…といったところ。最初に一匹目がナイスサイズだったけど、それ以降はパッとせず。それ以上に頭が痛かったのは、このエリアの穴にはカキ殻がビッチリ付いていて、すぐに根掛かりロストする。ロストを防ぐにはハゼをハリ掛かりさせるのが一番安全なんだけど、アタっては来るけど、ハリに掛からずに根掛かる事態が多発。実は大型ハゼの巣窟どころか、根掛かりのサルガッソーなのでした。情報によると「すぐに根掛かるから、たくさん仕掛けは持ってきなよ!」と言ってたのを思い出す。ケッ!マイナス情報だけは正確だな!穴のカキ殻の様子からして、こちらの方が護岸帯としては古いんだろうな。恐らく、常連達はコレを分かっているからコッチでやらないんだろうて。ど〜りでこの広大なサルガッソーエリアには、無知なオッサンただひとりなわけだ。仕掛けを作り直すこと数知れず…切れたらそのまま結び直しているので、竿よりも50cm以上長くしている道糸が、今では竿よりも短くなっている。持参していたハリも心細くなってきた。根掛かりの少ないアッチ側へ戻るべきか?それとも夢を追いかけるべきか?葛藤していると、H2氏から業務連絡。「ご飯食べようよ!」まだまだ数釣りできるね!基地へ戻って来ると、H2氏がカップ麺を作ってくれた。釣りをしながらのカップ麺は美味しいよね!落ち着いたので、釣りを続行。遠征していたオッサンとは別に、H2氏はずっとコチラで釣っていたんだけど、実はコッチの方がずっと数が上がってて、オッサンの遠洋漁業は無駄骨だったようだ。オッサンも根掛かりの嵐にやられていたので、コチラで気を取り直す。適当に穴に落とすとすぐにアタって来るんだけど、ハゼが小型なもんだから、ハリに掛からなくてのバラシが多発。なので、イソメの垂らしを5mmくらいにするとバラシが無くなった。一応、ハゼの穴釣りなので、垂らしが短いとハゼが喰ってこないハズなんだけど、ここのハゼはエサさえ付いてれば喰ってくるんだよね〜垂らしなんてなくても喰ってくるんだから、夏のハゼ釣りと同じノリ。こんな垂らしだとバラすよ!先程とは裏腹に、根掛かりもないし、ハゼもガンガンに喰ってくるし、型だってそこそこサイズが上がってくる。こんなのとかこんなんとかなんだよ!わざわざ苦労してあんな遠征することなかったじゃんかよ!!ここから一気にカウンターが回転し始める。大きめの穴からも小さい穴からもアタリが来る。でも、落としてすぐに喰ってくる穴からは5匹以上とか釣れるけど、落としてからしばらく待ってやっとアタって来るような穴からは、数匹程度しか釣れないことが多い。なので、最初の一投目でその穴のポテンシャルがだいたい読める。この釣り場って、10cm程度〜18cmクラスのハゼサイズの振り幅が大きい。同じ穴からは似通ったサイズだけが上がってくるんだけど、面白いのは、すぐ隣りの穴からまるで違うサイズのハゼが群れで釣れてくる。10数cmばかりだった穴のすぐ隣りの穴から、16〜18cmクラスのハゼが何匹も釣れてくるから、一体どうなってるんだろう?まぁ、サイズの幅が広いということは、世代交代が順調に進んでるという事だと思うので、良いハゼ環境ということなのかな。っという訳で、4時間粘って71匹と、12月なのに数が異常に釣れた!まだまだ釣れるんだよね〜またしてもH2氏のクーラーボックスがエラい事になっていた。H2氏とオッサン二人分でコレ本日の最大サイズは、一匹目の18cmでしたが17cmクラスも3匹くらいいたと思う。逆に10cmサイズも結構いたな〜!写真で確認して頂くと分かると思いますが、この釣り場のハゼって尾ヒレが立派なんですよね。なので、サイズ以上に引きが強くて「お!コレはデカいぞ!」と思てても、上がってくるとそうでもないことが多い。でも、穴釣りはその引きが釣り味だから、コレでいいのだ!次の記事>>>「2022年40回目のハゼの穴釣りはあと5mmが…」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2022年41回目のハゼの穴釣りはあけおめ〜!
    2022年41回目のハゼの穴釣りはあけまして〜!2023年1月2日。2022年度41回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園その2」※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:8時30分(潮位:110cmほぼ干潮)〜12時00分くらい(潮位:157cmほぼ満潮)若潮釣果:マハゼ100匹(10.5〜18.5cm) 竿:大阪漁具(OGK)「小魚名人」1.5m 道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アミエビ&ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け新年あけましておめでとうございます!本年もこのトホホなブログのお付き合い、よろしくお願いいたします。正確にはもう2023年ですが、オッサンのハゼ釣り的には2022年シーズン中なもんで、2022年のカテゴリーに入れてます。ご了承願います。オッサンの毎年のお正月はハワイで始まるって感じかな。皆さんはハワイという島はご存知でしょうか?日本人も近頃は海外に出かけるみたいだけど、このハワイはまだ穴場中の穴場。まぁ、名前くらいは聞いたことがある人はいるかもね〜今オッサンは、そのハワイのワイキキ・ビーチのルーフトップ・バーでこのブログを書いてるんだ!もちろん!キンキンに冷えたブルー・ハワイと一緒にね。伝説のサーファー、Mr.ビッグ・ウェンズデーと呼ばれたオッサンには、やっぱりココが一番しっくりくるって感じだね。そうねぇ〜、オッサン以外にハワイが似合うポンニチは、あと加山雄三ぐらいかな?おいおい、そんな羨望の眼差しで見るなよ。アロハ!!っという、しょ〜もない中途半端なボケで始まったオッサンの2023年や如何に!ついに2023年も始まりました。メディアでは年末年始を海外で過ごすセレブや芸能人達の映像が流れているが、社会の底辺で辛うじて生きているオッサンには全く無縁な世界。ハワイどころか日本に取り残されたオッサンだが、正月はいつものようにヒマだ。どこ行くアテもなく、何かをする気にもならない年始め。となるとやることはひとつで、ハゼ釣りである。お盆同様に、正月の三が日も殺生は禁止が日本の掟。なので、日持ちする『おせち料理』で三が日を乗り切るのが、正しい正月のあり方らしい。おせち料理って精進料理みたいに質素なのは、そういう理由でもようだ。味覚がお子ちゃまなオッサンとしては、おせちを出されても栗キントンと伊達巻きくらいしか食べられないから、おせち料理は甚だ迷惑である。ところが、最近のおせち料理ときたら、和洋中折衷の「コレのどこがおせちなの?ただのオードブルじゃん!」という風情。でもオッサン的にはこちらの方がありがたい。おせちがこんな有様なので、三が日のハゼ釣りも許されるだろうて…、と本日は2023年の初釣りに出撃。オッサンがまだ小さかった頃は、正月にお店なんてどこもやってなくて、誰も出掛けないもんだから、街中がシ〜ンと静まり返って不気味だったのを思い出す。しかし現代では、コンビニやチェーン店は当たり前のようにやっていて、人々も福袋の確保に奔走する。愛車を漕ぎながら、昔とは全く違う正月の風景にちょっとアンニュイな気分になるオッサン。いつもハゼ釣りしている休日と何ら変わらない街の景色に、すっかり正月気分も消沈する。現場に到着すると一人だけハゼ釣り人がいた。正直、オッサンと同様に正月のヒマ人達がハゼ釣りに繰り出してると思ってたんだけど、ヒマ人なのはオッサンだけだったらしい。その釣り人は誰かと思ったら【Sir midnight】氏だった。【Sir midnight】とは、真夜中に辺境のハゼ釣り場でナイスな釣果を叩き出す常連さんで、オッサンが勝手に付けたアダ名。新年の挨拶を交わし、少々雑談。聞けば【Sir midnight】氏は昨日の元日も来ていたらしく、「さすがに昨日は一人だけで寂しかったよ!」らしい。さすが【Sir midnight】氏だ。真夜中の釣行といい、元日の釣行といい、孤独を噛みしめる男である。孤高の釣り師と別れ、さてどこから始めようかな?と悩む。『秘密の花園2』は広大な釣り場で、現在は二人だけなのでポイントは選びたい放題だけど、あまりに遠くまでの移動はカンベン。なので、【Sir midnight】氏の邪魔にならない程度に離れて、ハゼ釣り開始。ハゼ釣りの準備とは言ってもいつも通りまずは竿の準備から。本日はいつもの【行雲流水】ではなく、【小魚名人】をチョイス。この竿は以前オッサンがブチ折って、竿先だけチェンジした復活竿。しばらく忘れてたんだけど、大掃除の時にふと出てきて、日の目を見ることになりました。1.5mの長さの穴釣り専用竿として使っていて、行雲流水と同じような柔らかめのフィーリングで使いやすい。しばらく忘れられていた【小魚名人】エサは、アミエビとボイルベビーホタテ。この釣り場では、大きめのエサはハリ掛かりが悪いので掛かり重視のエサが吉。ホタテはまだ解凍中仕掛けは、今年もハリス3cmの胴付き仕掛け。通常、ハゼの穴釣りとなると中通しオモリを使った一直線の仕掛けが多い。オッサンもいろいろやってみたんだけど、最終的には夏のハゼ釣りでも使っている胴付き仕掛けに落ち着きました。余計な抵抗がないから、ハゼの居食い系のアタリが良く分かるのが理由かな。もう何年もず〜っとこの仕掛けでやってるんだけど、全然改良点が見つからないんだよね。これ以上、進化しようがない仕掛けなのかな?アラを見つけようとしてはいるんだけど…水温は11℃で、たぶんこの水温が底なんだと思う。冷たいは冷たいが、驚くほどでもない水温。11℃以下にはならないのかな?準備完了にて、2023年の釣り開始じゃ〜!ハゼの穴釣りで1束達成まずはテキト〜な穴にスルスル落とすと、深さ30cmほどの浅めの穴。今現在はほぼ干潮だから、浅めの穴でもハゼがいればアタって来ると思うが、どうだろう?オッサンはその穴で初めての投入の場合は、けっこう長めに様子を見ることにしている。さすがにこの時期になると、水温が低くてハゼも鈍くなるのか、身体が動かないのか、警戒心が強くなるのか?落としてすぐにバク!っと喰ってくることも少なくて、しばらくしてから漸く喰ってくることが多い。もちろん、落としてジ〜っとしているのではなく、スン、スン…と数cmエサを揺らしたり、時にはス〜っとゆっくり持ち上げたりと誘いは入れてます。こんな感じでやっていると、チョンチョン!と竿先を揺らしてくる。「いた、いた!」ス〜っと一秒間に3cmほどのスピードで竿をゆっくり上げると、クン!と引いてきた。「来た〜!」2023年お初のハゼ君が上がってきた。サイズは、まぁこんなもんだろうて…最初の穴の一投目でハゼが上がってきたので、2023年は幸先の良いスタート!すかさず同じ穴へ再投入すると、すぐにアタって来る。一匹喰ってくると、その穴内は活性が上がっているので、ザワついている間に一気に勝負をかける。お次は少しサイズアップその次はご愛嬌最後は尾ビレがハチワレの良型最初の穴から7匹上がってご機嫌なオッサン。さすが正月のご祝儀相場である。次もすぐに釣れる穴が見つかるんだけど、やはりサイズが10数cmクラスが多いな。せっかくの穴釣りなんだから、アベレージが15cmクラスは欲しいところ。この釣り場へ通い始めだった頃はもっとサイズが揃っていたんだけど、だんだんと小ぶりになってきている。あまり大きくないハゼでも、しっかり婚姻色が濃くなってるし。このサイズでもこの黒さもう1月で今月中でハゼ釣りも終了だと思われるので、この釣り場はこんな感じでフェードアウトしてゆくのかな…?終わりが見えてきたハゼ釣りを感じて、ちょっと寂しくなるオッサン。ある穴でモゾモゾとした振動が伝わってきた。「ん〜?カニかな?」竿を上げてみると、カニなら根掛かりみたいになってから外れるんだけど、ンモ〜!って感じで重いんだけど、竿が上がってくる。ゴミでも引っ掛かったのかな?って思ってたら、上がってきたその姿はモクズガニだった。通常、このクラスは穴から引っ張り出せないんだけど、今日は上がってきた!お〜、モクズガニが釣れた!良い出汁がとれるから、好きな人は持って帰るんだけど、今日は誰もいないので即リリース。釣り開始から2時間ほどで【Sir midnight】氏が帰ってしまい、広大な釣り場にはオッサンひとり…確かに、誰もいない釣り場って寂しくなるな〜とは言え、本日は”ある目標”があるので頑張らねばならない。本日のハゼ釣りも後半に突入し、朝方よりもアタリが減ってきて厳しくなってくる。ひとつの穴からの連打が明らかに少なくなり、アタって来る穴も少なくなってくる。「マズイな…」焦り始めるオッサン。と思ってたら、ある穴で重量級の引き!穴から引きずり出し、水中を泳がせているその姿は「コレ、(20cm)いったんぢゃね?」なサイズ。必要以上にハゼを疲れさせてからのセイフティな取り込みでのサイズは?18.5cmかよ!チキショー!全然届いてないじゃんかよ〜気を取り直して再投入すると、またしても重量級の引き!穴から出現したそのお姿は「コレ、(20cm)いったんぢゃね?その2」なサイズ。同じく水中を泳がせてクタ〜っとなってからの取り込み。ハゼの重みで柔らかい竿がかなりしなり、ドキドキしながらサイズ計測。またしても18.5cm程度じゃん!チキショー!さっきよりも強い引きと重さだったのに〜!まぁ、魚体も太くて、尾ビレも立派だからこその重量と引きという事だったのかな。20cmオーバーじゃなかったけど、二連打で大型サイズが上がってきて楽しいオッサン。残り時間もわずか。今日はハゼ釣りの後にも用事があるので延長は許されない。ハゼの反応はますます薄く、少なくなっている。果たして…タイムリミットの12時を数分過ぎた時点で目標達成にて納竿。3時間30分ほどで1束(100匹)達成!なんとか目標達成しましたこの釣り場に通い始めてから、密かにやろうと思っていた1束釣り。穴釣りで100匹なんて無理だと思ってたけど、『秘密の花園2』の異常な釣れ具合なら『やれるぞ!』と。いつまで数が釣れるか分からなかったから、釣れるうちにやっておこう!と思ってて、本日、年明け初釣行の記念にやってみました。まさかの1月にコレだけ釣れるのもスゴイ釣り場だな〜今日は誰もいないので、ハゼ達は全てお帰りになられました。スタートダッシュは決められたので、2023年は良い年になるかもしんまい。っと思ってたら、ハゼ釣り後の初詣のおみくじでは三年連続の【末吉】が…今年もやっぱりトホホなのかな〜次の記事>>>「2022年42回目のハゼの穴釣りは耐えられん!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年年始めの「大井ふ頭中央海浜公園」の有様※ハゼ釣りではありません
    2023年初めの「大井ふ頭中央海浜公園」の現状2023年の三が日明けの1月4日。のっぴきならない理由によりハゼの穴釣りが出来なかったもんで、しょうがないから夏のハゼ釣り場「大井ふ頭中央海浜公園」に行ってみました。来訪理由は、工事の進捗状況の確認。知ってる方は知ってるけど、この大井ふ頭中央海浜公園には4か所のハゼ釣り場がある。○夕やけなぎさ○はぜつき磯○しおじ磯○みどりが浜という布陣。釣り人によって好みが違うんだろうけど、オッサン的には【はぜつき磯】がお気に入りの釣り場。しか〜し!オッサンのセンターコートであるこの釣り場は、2022年の春頃から工事を始めやがった!工事内容は、バーベキュー場の再整備。この公園内には無料のBBQ場というか、BBQをやってもOKなエリアがある。たまにメディアでやってるが、BBQ客が爆音で音楽をかけたり、散々食い散らかしてゴミも炭もそのままという迷惑行為のニュース。当然、ここのBBQエリアも同じような惨状だった。こちとらはBBQの脇でハゼ釣りしてるんだけど、陸上ならまだ知らん顔できるが、終いには酔っぱらいが釣り場で泳ぎだす始末。もうここまで来ると、釣りにならない!甚だ迷惑な話である。しかし、例のウィルス騒ぎでここ数年はBBQ禁止になり、キレイで静かな公園に激変。「このままBBQ無しでいいじゃん!」釣り仲間や地元民の意見が一致する。そんな民意を反故にする、寝耳に水のBBQ場の再整備工事一体誰がそんなの求めているのか?なにやら怪しい利権の匂いがプンプンする。少なくとも、地元常連の利用者は、全く求めてないと思う。そんな訳で、勝手に始まった迷惑工事。正確には、水際の釣り場を工事するのではなく、隣接する公園内が工事の範囲で、そのエリアは立入禁止になってしまった。【はぜつき磯】にアプローチするには、通常は公園内の園路からなんだけど、立入禁止なもんで入れない。とは言え、釣り人とはワガママで自分勝手な人種なもんだから、ど〜しても【はぜつき磯】でハゼ釣りをやりたい!っという訳で、ひねり出した案が、水際沿いを移動する作戦。公園内は柵があるので入れないが、水際は柵が無いので「コッチならいいんでしょ!文句ないよね?」という自分勝手な愚論。まぁ、水際作戦はセーフなんだけど、コレがまた移動が大変なんだ!かなり起伏のあるゴロタ石帯をそこそこの距離移動するもんだから、危険な上、潮位が低い時はまだ動けるんだけど、潮位が高くなると下手すりゃ〜移動不可になるから、のんびりハゼ釣りしてもいられん。わざわざこんな注意書きもあったそういう訳で、2022年の【はぜつき磯】はハードルが高かった。それ故、この釣り場には一般の釣り人は近寄れなくて、身勝手な命知らずが集うハゼ釣りの「エリア88」となっていた。あまり人が来ないからなのか、単にたまたまだったのか、2022年の夏は爆釣年で、1〜2束は当たり前で時には3束も釣れ、苦労してやってきた甲斐があった【はぜつき磯】だったのでした。当初は、夏シーズン終わりの頃に工事完了(予定)だったハズなのに、その頃になっても一向に終わる気配がない。当初設置されていた表示板民間の工事は工期内に終わらせるのは至上命令だが、「公共工事なんてそんなもんだよね〜」っと思ってたら、いつのまにか表示板が変わっていた。工期が三ヶ月延長!?だよね〜。あの状態じゃ〜、終わるわけないじゃん!一体どういう計画で工事やってるのか知らんが、まぁ呑気なもんである。どうせ夏のハゼ釣りは終わってしまったので、この釣り場にも来ないからいいんだけど、あまりにも杜撰な工事計画を目の当たりにしたのでした。いったい、いつ終わるんだろう?釣り仲間からは、ちょくちょく「大井ふ頭中央海浜公園」の工事の進捗状況は聞いていた。結局は、表示板にあった令和4年11月末(予定)には終わらなくて、未だに工事しているらしい。オッサンも正月はヒマなもんで、2023年1月4日現在の様子を見に行ってみることにした。久しぶりに訪れる【はぜつき磯】コッチからも入れるようになった!工事エリアにはオレンジ色の簡易柵があって、基本的に園路以外は入れないようだ。園路以外は立入禁止らしい新しく作っていたトイレはもう使える。小ギレイで斬新なデザインだが、トイレにデザインセンスは必要か?男子側は小便3器、大便1器、女子側は3器(←外から覗いただけで、侵入してないですよ!)建物のサイズの割に少ないかな。BBQやっていた頃の便所行列を鑑みると、ちと少ないかも知れないな…ちなみに、女子側は分からんが、男子側はウォシュレット式ではなかった。評価が分かれる外見?エリア内には何ヶ所かに洗い場があり、脇にはゴミ箱なのか?灰入れなのか?それらしき物体が設置されている。アレがゴミ箱としたら小さ過ぎて、ゴミで溢れるのは必至だろうて。そう考えると、炭の灰入れなんだろうけど、たぶん火が付いたまま突っ込まれるのを前提とした燃えにくい作りなのかな?まだ使えないらしいが…以前からあるトイレ前の洗い場は、もう使えるようになっていた。コチラはもう使えるこんな表示は何の役にもたたんぞ!ゴミやら野菜やらのクズだらけになるのは、目に見えている。”一応”の注意書きメインエントランスを入ったすぐの平場もBBQ場なのかな?洗い場&灰入れもあるから、そ〜いうことなんだろうて。入っていきなりのBBQ会場メインエントランスはもう開放されている砂浜の【夕やけなぎさ】には工事の魔の手は入っていない。コチラは全くの手つかずしかし【はぜつき磯】には、ある変化が!?間違い探し?↑昔作った奴。懐かしい〜寒い季節だから、分かりづらいカモ知れませんね〜随分サッパリした風景になってませんか?そうです!植栽がバッサリ切られてるんです。以前は、園路と【はぜつき磯】の間には、植栽がうっそうとしてるくらいだったけど、すっかり見通せるようになっちゃって…かなり思い切ったなぁ〜!水辺がよく見えるようにと、安全上なのか景観に配慮したのか…植物は強いからすぐに生えてくるだろうけど、この際だから一度リセットも良いかもね。ちなみに、上の画像を見て「煙?」と思った方もいると思います。確かに火を燃やしてたな〜今現在、園内はBBQ禁止です。何ヶ所も禁止の表示があるBBQは!ね。BBQの定義は、「薪、炭、豆炭などの弱火によって肉や野菜、魚介類などをじっくり焼く料理、もしくは煙で燻すその調理法や行為」なので、「んだば、何も調理しない焚き火ならいいんぢゃね?」という屁理屈が鎌首をもたげてくる。昨今のアウトドアブームに便乗し、焚き火を楽しむ人が急増らしい。「火が人間を人間へと進化させた」と言われ、火と付き合い続けてきた人類だからこそ、火から遠ざかった現代の生活で、火の存在が強く求められているのかもしれない。確かに、火が燃えているのをジ〜っと見つめ続けてしまう経験は、誰にでもあると思う。きっと原始の血が、そうさせているのかも知れませんね。という真面目な話は置いといて、火を点ければ何かしら焼きたくなるのが本脳だから、結局BBQになっちゃうか…まぁ、コロナ禍でもチョロチョロいましたよ!こじんまりとBBQやってるのが!まぁ、こじんまり程度ならいいんだけど、今年からBBQ会場のあの惨状が復活すると思うと、釣り場に行くのも気が重いな〜いっそのこと、禁止の表示板にあったように「ルールとマナーが守られない場合はBBQ可能エリアが無くなっちゃうよ〜!」で、本当に無くなんねぇかな〜…っという訳で、2023年1月4日時点の現状を鑑みるに、「工期延長の再延長でまだ完成してないけど、みっともないからもう開放しちゃおう!」って感じかな。通常なら全ての工事が完了して始めて「グランドオープン!」となる。よしんば、一部の工事が残っていたとしても、大勢に影響ない範囲だったりする。しかしココの場合は、”一部”工事中と表現するには苦しいほど、大量に簡易柵が張り巡らされている。コレが利用者の皆んなが喜ぶような工事内容ならまだ我慢できるが、よりによって、誰も求めてないBBQの再整備工事なんだから、呆れるを通り越して薄ら笑いでしかない。一体、いつ竣工になるんだろう?工期の表示板を探したが、どこにも見当たらなかった。既に、もう工期の概念すらも麻痺しているのカモしれない。いっそのこと、ガウディ建築みたいに、完成前に修復工事始まってるみたいな『未完の傑作』目指せばいいんぢゃね?
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  • 2022年42回目のハゼの穴釣りは耐えられん!
    2022年度42回目のハゼ釣りは釣れなさに、たっ、耐えられん!2023年1月9日。2022年度42回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園」KL?→KL?→KR?※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:8時30分(潮位:170cmほぼ満潮)〜12時00分くらい(潮位:108cmほぼ干潮)中潮釣果:マハゼ5匹(15〜18cm) 竿:大阪漁具(OGK)「小魚名人」1.5m 道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けまたしてものっぴきならない事情により、ハゼの穴釣りの数釣りが出来る『秘密の花園その2』を断念。しょうがないので、久しぶりに『元祖!秘密の花園』へ行ってきました。もう時期的に『秘密の花園』は終わってるハズなんだけど、今だに粘っている仲間情報によると「そこそこ釣れている」らしい。この”そこそこ”加減は、人によってサジ加減が違うので何とも言えないが、詳しく聞くと「ツ抜け(10匹)くらい」らしい。まぁ、悪くない。ハゼ釣りで10匹と聞くと、「エ〜たったそんだけ!?」と思われるかも知れませんが、1月の釣果ですよ!このクソ寒い真冬に、夏の魚であるマハゼが釣れること自体が奇跡であり、驚愕でもある。オッサン界隈ではもう麻痺してるので何とも思わないが、釣れるハゼのサイズが17〜18cmは当たり前で、最大サイズになると20cmを越える。冬のハゼ釣りをやったことない方にこのクラスのハゼを見せると、「コレってハゼなの?」っとその巨体に例外なく驚かれる。そのハゼが今だに10匹”も”釣れるらしい。例年ならそろそろ釣れなくなって、穴釣りも終わる頃なんだけど、今年は暖かい陽気のせいか釣れてるね〜とは言え、たかが10匹である。オッサンが今季から通い始めている『秘密の花園2』のハゼ釣り場の前回の釣果は、1束(100匹)だった。まぁ、内容的には10数cmクラスが7割で小さいハゼが多いけれど、1月なくせに、とにかく数が釣れている。愛車を漕ぎながら『秘密の花園』に向かうが、「ど〜せ釣れねぇんだろうな…」とふてくされモードだ。釣り場に到着するとH2氏がいた。サツがてら釣れ具合を伺うが「………。」聞くだけ無駄だった。だよな〜!他の釣り場に行くアテも無いもんだから、渋々釣りの準備を始める。本日も竿は最近復活した「小魚名人(1.5m)」柔らかめの竿なので、良型大型の穴ハゼをハリ掛かりさせると、グ〜ンっと曲がって心地よい。よく見ると傷だらけだな…エサはアオイソメ。この釣り場ではしっかり喰わせてから、ハリに掛ける釣り方になるのでイソメ餌が吉。数日前にたまたま友人から貰ったんだけど、『秘密の花園』で釣りをする運命だったのカモしれない。喰わせるハゼ釣りにはイソメだね水温は12℃で少し温かいが、だから釣れるとは限らない。ちょっぴり温かいが…釣れなくはないが…さて準備完了にて釣りを始めるが、ハテ?どこからやろうかな?5秒ほど熟考し、まずは実績穴からやってみよう!深さ1m近くある穴がいくつかあるエリアにやってくる。この穴で釣れなければかなり厳しくなるぞ!今現在は満潮からの下げ始めで、状況的にも良い潮加減。潮的には釣れるはずなんだけど…スルスルと仕掛けを落とす。もうこの時期なので、恐らくはすぐには喰ってこないだろうから…、っと長めに探ってみる。もちろんジッとしているわけではなくて、ツンツン!と餌を揺らしたり、ス〜っと数cm上げてみたりと誘いを入れ続ける。んがしかし!な〜んの生命反応もない。手当たり次第に落としてるんだけど、なんもない。たま〜にダボハゼが突っついたり、掛かってくるんだけど、マハゼは全くの無反応。絶対!良い穴にはハゼは潜んでいるハズだけど、喰ってこないんだよね〜恐ろしいことに、この間約2時間もハゼのアタリはほぼ皆無。ココまで粘るのもど〜かと思うが、諦めない者にハゼの女神は微笑む。一度だけハゼがアタって来て、慎重に喰わせてから「ココだぁ!」というタイミングでハリ掛かりさせたんだけど、掛けた途端に根掛かり。ハゼがハリに掛かっている振動は伝わってくるんだけど、どうしても根掛かりは外れず、泣く泣く仕掛けをぶった切る。チクショ〜!貴重なハゼを掛けたのにぃ〜!!その後もハゼの反応はなく、根掛かりが多発し、仕掛けをロストしまくる。オッサンのイライラが最高潮に達している時に、バッドタイミングでO氏からの電話。「んだよ!コッチはそれどころじゃねぇ〜んだよ!」の気持ちを抑えに抑えて電話対応。「朝からやってもダメだよ。昼くらいの暖かくなってからじゃないと釣れないよ〜」っと、今更ど〜にもならないアドバイスをぶつけてくる。オッサンのイライラの火に油を注ぐO氏の心無いテレコール。釣れないからってイライラするのは大人気ないと自分でも分かっちゃいるけど、オッサンはすこぶる短気なのである。『釣りは短気な方が向いている』とよく言われるが、オッサンはそうは思わない。【短気は損気】と言うように、やはりイライラしながら事にあたるとロクな事がない。現にイライラしながら釣りしてても、釣れるものも釣れないことがほとんど。しっかり探ったりとか、喰わせたりが出来ない丁寧さを欠いた釣りになってしまい、余計ダメな釣れない事態になってしまう。んで、釣れないから余計にイライラがつのる悪循環…こんなんじゃ〜、せっかく楽しい釣りに来ているのに、本人が一番つまらない。そんなイライラの業火に、ガソリンをブチ込んでくるO氏。目の前にいたら、そこはかとなく殺意が芽生えていただろう、そんな状況だった。ココで慌ててもダメなものはダメだ。気分転換に大きくポイントを移動することにした。ど〜せダメなら玉砕覚悟で全然違うエリアでやってみる。やって来たのは、普段からあまり釣り糸を垂れないエリアなんだけど、こっちにはこの釣り場で今だに粘っていたT氏とK氏がいた。アレ?こんなところにいたんだ!二人ともちょうど釣り始めたところだったらしい。この二人はこの釣り場を熟知してて、釣れる時間帯にやって来たようなので、これからは期待できるかもしんまい。適当な穴というか岩陰に落とすと、すぐに反応があった!スン!スン!と間違いなくハゼの反応。大きく引っ張ってこい!と雨乞いの心境で本アタリ方を待っていると、ス〜ン!と大きく竿を拝ませる。来た〜!っと、アワセるとしっかり掛かった。必要以上にハゼを泳がせ、疲れさせてからのセーフティな取り込み。一匹目。18cmやっと釣れたよ〜!今日は本当に人生初のボウズを覚悟したので、すんごいホッとしました。先程のイライラは一気に吹き飛んだ。そのイライラの原因は、ボウズへの不安だったんだと思う。まぁ、O氏のせいでもあるんだけど…釣りのイライラは、釣れることで解消する。不思議な事に、心が落ち着くと釣れ始める。同じ穴からもう一匹上がってくる。17cmまたすぐにもう一匹。これも17cmってところO氏のアドヴァイス通り、お昼頃に水温が温かくなって来ないと…というのは本当だったらしい。釣れるのは岩陰みたいな浅い場所ばかりで、深さのある「絶対ハゼいる!」と思われる良穴からは全くの無反応だった。その後はなかなかアタリも遠くて…アタって来ても、ハリ掛かりが浅くて水面でハゼが逃亡する、意図しないリリースが4回…やっぱ、掛かりが浅い時は分かるんですよね〜「あ、まだ浅いから(ハリに)掛からないで!」と思ってても、ちょっと掛かって穴から上がってきちゃう事が。こういう時はまずハリから外れます。貴重な穴ハゼが、ハリから外れて穴の中に消えてゆくショックは、経験したものにしか分からないデカダンス。結局、お昼頃過ぎに納竿し、わずか5匹…たったコレだけかよ…T氏とK氏は「これからが釣れるんだよ!」と言ってたが、オッサンは朝からやってたからもういいや…例年のこの時期だったら「釣れて良かったね!」な釣果だけど、『秘密の花園2』の異常な釣れ具合が基準になってるから、コチラの全然釣れない状態に我慢がならなかった。穴釣りって、数よりもサイズのプライオリティの方がはるかに高いのは理解しているが、釣りは釣れる方が楽しいというのも真理だと思う。もちろんサイズと数の両方を満足させる釣りができるのが一番だけど、なかなかそうもいかないんだよね〜今日は、久しぶりの『元祖!秘密の花園』だったけど、なかなか厳しいね〜釣れれば型が良いから20cmオーバーを狙うなら、コッチの釣り場だろうな。しかし、今季のオッサンは『秘密の花園2』がいつまで釣れて、どのようにフェードアウトするのか確認したいので、2022年度(2023年初旬期)中は『秘密の花園2』に通ってみたいと思ってます。次の記事>>>「2022年43回目のハゼ釣りはそろそろ終わりの気配…」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2022年45回目のハゼ釣りは恐怖の夜釣り
    2022年度45回目のハゼ釣りはまさかの夜釣り…2023年1月28日。2022年度45回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:旧江戸川(葛西大橋付近)天気:晴れ釣行時間:16時30分(潮位:65cmほぼ干潮)〜20時00分くらい(潮位:121cm上げ7分)小潮水温:7度釣果:マハゼ12匹(6〜18.5cm)オッサンとI氏の二人分 ロッド:ダイワキスV(1.8m)&SZM PACK-STICK10-240(2.4m)リール:ダイワREBROS 2004H&シマノACCORTXT 2500Sハリス:フロロカーボン1号ハリ:流線7号オモリ:小田原8号エサ:アオイソメ天秤での40cmと20cmの振り分け仕掛け釣りモノによって違うけど、「夜は釣れやすい」という事をよく聞く。『夜は暗いから、魚の警戒心が薄くなるからなのかもしれない』とオッサンは勝手に想像している。コレは、あくまでオッサンの想像である。なにせオッサンは、夜に釣りをすることがほとんどないからだ。釣り仲間からは、夜は良型・大型が釣れる!というのを良く聞くんだけど、オッサンはやろうとは思わない。ナイスな型を釣りたい欲望は人一倍あるんだけど、夜に釣り糸を垂れるとなるとハナシは別だ!確かに面倒くさいという理由もあるんだけど、もっと他の理由により、夜は水辺に近づかないようにしている。まぁ、ココまで言えば察しがつくと思います。その通り!超自然現象的なお話です。信じる信じないはあなた次第なんですが、オッサンは信じる云々以前の問題で、実際に数々の体験をしているもんで…歳とってからは、感性が鈍くなったのか、モウロクしたのか、ソレラと絡む事は無くなったけど、ギンギンに尖っていた若ぇ〜頃はそりゃ〜酷いもんだった。ほぼ同居していたような状態だったので、その手の体験は日常生活の一部で、当たり前だった。オッサンの経験上、昼夜問わずどんな場所でも、エニタイム&エニプレイス関係ないんだけど、それでも夜と水辺はヤバい事が多い。だもんで、それらが合わさる夜釣りなんて、ほぼ自殺行為に等しい。という理由で、今まで避け続けてきた。そろそろ、2022年シーズンのハゼ釣りも終わりの香りがしてきた。名残を惜しむように、釣り仲間のI氏からハゼ釣りのお誘い。なんでも、旧江戸川にて、チョイ投げで良型大型のハゼが釣れてるらしい。「ご一緒にどうですか?」オッサンも穴釣りばかりで少々マンネリ化していたので、ふたつ返事で行ってみることにした。必要なアイテムやらどんな感じやらの打ち合わせの最後に「んだば、15時に迎えに行きます!」はぁ?15時って何?そうだった!この人は最近夜釣りばっかりしてる人だったぁ!I氏はナイトゲーム当然で話を進めていて、片や、オッサンは明るい日中の釣りで考えていた。この衝撃に気付いた時には既に遅し…恐怖の夜釣りに行くハメになったのでした。行くとなったら、こちとらも準備をしなければならない。チョイ投げ釣りのアイテム達は、チョチョイのチョイで準備完了。いちばん大事なのがお守り。強力なお守りを3つ厳選し、持参する。もっと厳重に身体中に経文を書くべきか?とも思ったが、露出する頭部は無理だよね?耳なし芳一のように、耳だけならともかく、頭ごともぎ取られてはシャレにならんので経文作戦は止めておいた。とにかく、夜の釣り場へいざ!明るいうちに釣りの準備をば時間通りにI氏が迎えに来てくれた。本日の現場は、旧江戸川の葛西大橋のたもと。You Tubeでよくハゼ釣り動画をやってて、今の時期ならチョイ投げでナイスなハゼが釣れるとか釣れないとか…現場のすぐ近くにコインパーキングがあるから楽チンだ!釣り場へ到着すると既に10人くらいの釣り人がいた。半分くらいはルアーマンで、ビュンビュン投げている。もう半分くらいは、大人しく釣り糸を垂れているから、たぶんハゼ釣りだと思うけど遠すぎてよく分からじ。こんな時期にもそこそこ釣り人がいるのねI氏曰く「17時くらいからハゼが出勤するから、時間的にまだ早い」らしい。明るいうちに釣りの準備。ロッドは出発前にセッティング完了していたので、まずは竿立てから。当然ながら、オッサンは竿立てというオシャレなアイテムは持ってない。たかがハゼ釣りなんぞに、雀の目ヤニほどの蓄えを使うわけにもいかんので、今持っているモノを有効活用する。『三脚』といえば、カメラ用のあったので、コレを使うことにする。安っぽいカメラ用の三脚この三脚に、竿を掛けられるようにすれば良いだけの事だ。っという訳で、竿掛けアイテムを作ってみた。単純にこういう感じスチールのフラットバーの両端に、Rの金具を溶接しただけ。簡単、簡単。問題はこのアイテムと三脚の接合部。日本にはボルトの規格が、ミリ単位とインチ単位が混在している。ミリが一般的なんだけど、インチもそこそこ出回っているから厄介だ。ミリは「とお(10)ミリ」とか「12ミリ」とか分かりやすい呼び方なんだけど、インチの方は、1/4インチは「二分(にぶ)」、3/8インチは「三分(さんぶ)」とか日本独自の古臭い呼び方。インチなんて普通は分からないのが当たり前だよね〜当然ながら、ミリとインチに互換性はない。んで、オッサンが持ってた三脚のカメラ固定部は、1/4(二分)のボルトだった。なんでインチなんだか…しょうがね〜な!と会社を物色し、二分のタップを見つけた。タップとはネジ山を作るアイテムで、下穴をあけて、ボルトネジみたいのをグリグリと回転させながらねじ込むとネジ山が出来る、ご機嫌なアイテム。この作業を「タップを切る」と言いますが、今どきはあまりやらんわな〜竿掛けパーツの真ん中に二分のタップを切れば完成!簡単、簡単。三脚と合体すれば、なんちゃって竿立ての出来上がり〜こんな感じになる元々はカメラを色んな角度に固定できるので、凸凹の地形に三脚を立てても、竿掛け部の角度を調整すれば簡単に水平がとれる。意外に使えるかも!強度はちと弱いが、ハゼ釣りに使う程度だから、ど〜でもいいや!お次は仕掛けの準備。本日はチョイ投げなので、天秤仕掛け。天秤は、今は使ってないけど、シロギスで使っていたアーム部が立ち上げるタイプの奴。小田原オモリとあわせるとアームが立つ!ハリスは、長さ40cmと20cmの振り分け式の二本針。二本針なら枝ス式が一般的で使いやすいけど、せっかくこの天秤を使うので、振り分け式の方が餌がフワフワ動いて、ハゼが喰ってくるという作戦。針は流線の7号。手持ちじゃなくて置き竿なので、向こうアワセ用の針にしました。向こうアワセの流線針餌は、オッサンはアオイソメで、I氏はオレンジイソメ。こういうところにやる気というか、財力の差というか…水温は7度で、ここしばらくは寒い日が続いたし、日が暮れてきたので冷たいな〜ヒャ〜!冷っこい!まだ明るいから釣れないんだけど、適当に放り投げておく。I氏とオッサンで4本竿体制暇なので、まずはオヤツをやっつける。釣り場で食べるのって、いつもより美味しいよね!釣り場の対岸は夢の国。向こう側は、カップルや家族連れが甘酸っぱい声を上げているが、こちとらは、このクソ寒い中で震えながら、魚とイソメ臭くなりながらの夜釣り。川を挟んだだけで、天国と地獄のギャップ。「ここは三途の川か?」悔しいので、ネズミの耳のカチューシャでも付けながら釣りすっか?それともホーンテッドマンションのメイドみたいなカチューシャが良いかな?そもそも、オッサンがそんなの付けてたら何のプレイだろう?って思われるよね?しかし、それ以前に通報されるだろうて…対岸は夢の国のホテル群極端なギャップを噛み締めながら、竿先を眺めるが、未だに何の生命反応もなし。今現在は干潮時間帯なので、これから潮が上がってきたら期待できるかもしんまい。これからが勝負!釣れなくもないが…次第に辺りが暗くなり、魑魅魍魎が跋扈する時間帯に突入してくる。オッサンはお守りを握りしめ、緊張が走る時間帯。不意にI氏が挙動不審に!何かが憑依したのか?と思ったら、「アタった!」と猛烈にリールを巻きはじめた。上がってきたのは本日の一匹目。お〜!釣れた釣れたI氏の言った通り「暗くなってくると釣れる!」は本当だったらしい。ガンガンにアタる訳じゃないけど、忘れた頃にアタっては来るが、針掛かりしないハズレが多い。オッサンの方にもアタっては来るが、「また掛からなかったか…」とリールを巻いていると、申し訳無さそうに本日の一匹目がくっついてた。こんなのも釣れるんだ…当然、即リリース。置き竿で手持ち無沙汰なもんだから、事あるごとにリールをチョロっと巻いたりして、ついつい竿をいぢくってしまう。恐らくは、ハゼはゆっくりと餌に近づいてくるんだろうから、いぢくり過ぎも良くないんだろうな…でも、ヒマだし…今まではオッサンの方は掛からない程度のアタリが多かったけど、やっと分かりやすいアタリが来た!リールを巻くと明らかに魚が付いてる手応え。この二匹は一荷で釣れた!そして、この一荷を皮切りに忙しくなる。二人の竿に頻繁にアタリ出した。忙しくなってきたぞ!型は小さいんだけど、こんな時期だから、釣れればヨシとしましょう!挙句の果ては、こんなんまで…↑しつこいぞ!最初はゴミかと思ってたら魚で、ダボかと思ったらハゼだった。こんな時期に、まだこんなサイズがいるんだ!この小ハゼを最後にパッタリとアタリが無くなった。アタリ出したのは僅かに10分程度…その後はたま〜〜〜にアタリはあったが、針に掛からず…そして、何のドラマも無く納竿。3時間半で、バケツに入ったのはオッサン5匹で、I氏7匹の計12匹。厳しいな〜!たぶんハゼがアタって来るレンジはあったんだろうけど、最後までソレが分からず。そもそもがソレが分かったところで、暗くて何も見えないもんだから、どこに仕掛けが落ちたのかも分からず…夜釣りってよく分からんな〜細かい竿の操作やアタリの気配が見えないから、どうしても釣りが雑になってしまいます。きっと夜の方が良型大型が釣れやすいのかもしれないけど、やっぱり釣りは明るい方が良いな〜お守りが効いたのか、オッサンの感性が鈍くなったのか、幸いなことに怪しい出来事は何も起こらずに良かった、良かった。って思ってたら、実はお守りがひとつ行方不明になった。どこを探しても出てこない…同じポケットに手袋を入れてて、しょっちゅう出し入れしてたから落ちたのかな?まぁポッケから落ちた案が濃厚だが、もしそうじゃなかったら、オッサンの身代わりをしてくれたのかもしれない。いづれにせよ、夜釣りは油断がならない。次の記事>>>「2022年46回目のハゼ釣りはいよいよラスト!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • dummy
    ハゼ釣りの誘いについて【ミャク釣り限定版】
    ハゼ釣りでの『誘い』について【ミャク釣り限定版】自然相手の魚釣りだから、釣れる時、釣れない時があるのはしょうがない。問題は、同じ状況でも、釣れる人と釣れない人がいるということ。すぐお隣りで釣り糸垂れてるんだけど、アッチはガンガンに釣れてて、コッチは全然釣れないんですけど…仕掛け、餌、魚の群れ具合、釣り人のやる気…、いろんな要素が複雑に絡み合い、釣れる釣れないの結果になる。ソレを全て解説すると、広辞苑を上回る文字数になるので、今回は『誘い』に一点集中してお話したいと思います。解説はオッサンがいつもやっている【のべ竿を使ったハゼ釣りでミャク釣り仕掛け】が前提なので、ご了承願います。今、コレを読んでいる方なら、釣りにおける誘いの意味は当然ご存知のハズ。誘いとは、餌を動かすことによって「餌がココにありまっせ!」とアピールしたり、ハゼに喰い気を起こさせるのが目的。今オッサンは、餌を動かすことによってと書きました。誘いの目的はあくまで餌を動かす事で、仕掛けを動かすのとは違います。餌を動かそうとすると、二次的に仕掛けが動いてしまうのであって、仕掛けを動かすのが目的ではありません。ココを間違ってしまうと、中途半端でボーンヘッドな誘いをやってしまう結果になり、今日も釣れまへんな〜!になってしまいます。水中で餌がどんなふうに動いているのか?をイメージして餌をこういうふうに動かしたい!→そのためには仕掛けをこういうふうに動かさなくちゃ!という順番です。主役はあくまで餌の動きなのは忘れないでください。
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  • オッサン的ハゼ釣りエサの評価【2022年ver.】
    ハゼ釣りエサの評価(オッサンver.)2022年現在において、オッサンが試した事のあるハゼ釣りエサの性能をレーダーチャートにしてみました。もちろん、チャートの数値はオッサンの独断と偏見なので、人によって意見は大きく分かれると思います。エサとして使う場合の事前準備や、使う時の付け方やサイズ、手に入れやすいかどうかやお値段etc、etc…地域性や環境、釣行時期などによっても大きく違うと思いますので、あくまで参考として捉えてください。項目の説明1〜5段階で、数値が上がるほど良好&安いという評価です。餌付け釣り針にエサを付ける時の付けやすさです。早く簡単に付けられるほど高評価で、数釣りをする場合は、手返しの早さに大きく影響します。※エビ餌などの場合は殻むきや適度な大きさに切るなどの”仕込み”も含まれます。喰いハゼがそのエサに良くかぶりつくかどうかです。その時の時合いなどに大きく影響されますが、あくまでオッサンが試したときの印象で勝手に決めてます。針掛かりアワセた時にキッチリとハリに掛かるかどうかです。エサの形状と柔らかさがハリ掛かりに大きく影響します。わざわざこの項目を立てたのは、エサを喰ってくるからと言って、釣れるとは限らないということが言いたかったので…入手し易さそのエサを手に入れやすいかどうか?です。これこそ住んでる地域に大きく左右されますね〜ご近所に釣具屋や大型スーパー、鮮魚店などがあれば高評価になるので、一般的なお話にはならないかな…価格エサの購入価格で、安いほど評価が高くなります。その時の釣果によってエサの消費量も違いますが、一回の釣行にだいたい使用する量における値段での評価です。ありとあらゆるモノが値上げラッシュの昨今なので、少しでもお安くハゼ釣りが出来ればありがたいですよね!保存エサを自宅で保存しておくときの手軽さと長期保存可能かどうかです。釣り場で余ったエサを持ち帰って保存できるかも含まれます。オッサン的ハゼ釣りエサの評価【2022年var.】ボイルベビーホタテオッサンがいつも使っている定番エサで、全ての項目において高評価となる優秀なエサ。今のところボイルベビーホタテがハゼ釣りのベストエサだと思います。ハゼエサに使うのは主に貝柱で、その他の部位のヒモや生殖巣でも釣れないことはないですが、エサ付けや喰い、ハリ掛かりの点でイマイチなので補助のエサとして使ったり使わなかったり・・・オッサンのホームグラウンド「大井ふ頭中央海浜公園」でのハゼ釣りと言えばコレで、ホタテ率が異常に高いから何とも思わないが、他の釣り場に行くと不思議な顔をされるマイナーエサに格下げになる。昨今はホタテも高騰しているのでお値段的に少々厳しくなってます。なので、1kg単位の冷凍ものや、スーパーの消費期限ギリギリや閉店間際の割引を狙うという戦法が有効。手に入りやすい食材なので、入手は容易な傾向。サイズもいろいろあるんだけど、オッサン的にはハゼ釣りに適しているのは、貝柱の直径が2〜3cm程度の小さめのやつがよろしいかと。アオイソメ全国的に釣りエサとして使われているド定番のエサ。もちろんハゼ釣りでも一番使われるエサ。生き餌だから暴れるし、噛み付くし、ヌルヌルしてるしでハリに付けづらいのは周知の通り。エサもちが良いと言われるが、オッサン的にはそう思わなくて、ほぼ毎回イソメを付け直していた気がする。これはオッサンがの使っているハリがスレバリだからか、はてまたハリへの付け方が下手だったからか・・・喰いやハリ掛かりもキチンとハリに刺し通しにして、その時の状況に合ったタラシにすれば釣果は伸びるハズ。保存は「塩イソメ」にすればかなりの期間の保存ができるけど、塩イソメを作るのには、ねぶたくなるほどの手間を要するので新鮮なイソメを買った方がお手軽。それでも塩イソメを作るんじゃ〜っという方は、下のリンク動画を参考にしてみてください。ばってら流長期保存できる、塩イソメの簡単な作り方・・・?東京湾は砂浜が限られているけど、やろうと思えば自力で調達できる(ゴカイとかになるけど…)から頑張ってみるのもアリです。ちなみに10数cmくらいまでのハゼはホタテエサの方に軍配が上がるけど、それ以上の大ハゼはイソメの方が喰いやすい傾向にある。ネックはやはり、釣具屋さんでしか手に入らないのと、保存がきかないのと見た目と臭いかな。ご臨終したイソメでも釣れないことはないけど、強烈な臭いなので触りたくもない!ジャリメアオイソメよりはマイナーだけど、「石ゴカイ」とか「砂イソメ」とかで呼ばれる釣りの定番エサ。イソメを10cm弱くらいに縮小した感じで、細くて柔らかいし、噛みついても可愛らしい感じだから許す!って感じ。喰いもイソメに勝るとも劣らずで、細いゆえにハリ掛かりが良好なぶん、イソメよりも釣れる事もある。なので、ハゼ釣りならばイソメよりもジャリメの方が向いてると言えなくもない。ただ、イソメ同様に保存がきかないのと、イソメよりもお値段が高いので少々考えてしまう…懐に余裕のある方なら、迷わずジャリメでハゼ釣りすべし!垂らしを長くする冬のハゼ釣りでは特エサなんだけど、その値段ゆえになかなか手が出ない。勇気を振り絞り、ジャリメエサにした時に限ってハゼの喰いが悪いのは、日頃の行いの悪さなのかな…懐具合と使う時期を考えてしまうエサ。ボイル桜エビハゼ釣りに使う桜エビは立派なものでなくて、スーパーで安く売っている小さいやつで十分。かなり柔らかいし、頭部が外れやすいからハリ付けは気を使うので手返しはそれほど良くない。ただ、喰いは良くて、ハゼが渋いときでも桜エビだとアタリまくるという状況も少なくない。ハリ掛かりは良いけど、じっくり喰わせてハリ掛かりさせるのではなく、前アタリで電撃フッキングさせないとすぐにエサを取られる。保存はホタテ同様に冷凍しておけばいいし、釣り場で余っても持って帰って再び冷凍しておけば十分使える。価格は小さめの桜エビならホタテと遜色ないくらいリーズナブル。入手はスーパーや鮮魚店になるけど、季節ものだから限定されますね〜アミエビ最古参のある常連釣り師が「20年以上探してやっと見つけたよ!」と大げさに宣伝してきたエサ。見た目はボイル桜エビに似ているんだけど、実はエビではなくオキアミの一種。白色とピンク色があるらしいが、ハゼ釣りでよく使うのはピンク色でハゼの喰いもこちらの方が良いらしい。桜エビ同様に針にはチョン掛けでいいので、手返しはバツグンだけど、エサ持ちは悪くてほぼ毎投付け直す事になる。喰いはとても良いんだけど、アミエビを丸ごと一匹掛けるので、ハゼが小さい時期はハリ掛かりに難ありで、半分にちぎったりと工夫が必要。反対に、ハゼが大きくなる晩夏〜秋くらいには、爆釣で無双エサになることもある。入手経路がとても限られていて、大型の鮮魚店で、しかも季節限定なので、運が良ければ置いてあるカモ知れないです。リーズナブルだし、一度お試ししても損は無いと思います。保存は冷凍しておけばOK!釣り場で余っても、持ち帰り冷凍庫にぶち込むだけの手軽さだ。バナメイエビ結構、どこのスーパーでも売ってるし、リーズナブルだから使ってるハゼ釣り人も多い。”餌付け”の項目が低評価なのは、買ってきてから殻を剥いたり(殻がついていないバナメイエビも売ってるけど)、喰いやすい大きさにカットしたり「仕込み」の手間をこの項目に入れてるからです。仕込みさえ済ませればエサ付けはチョン!とハリに引っ掛ければ良いので楽チン。喰いも悪くはないんだけど、その時の状況により、よく喰ったり、あまり喰わなかったりとムラがある。エサの形状ゆえに針掛かりはイマイチな印象で、大きめのエビエサに共通するんだけど、指で潰すと喰いも針掛かりも格段にアップします。同じエビエサ系で”ブラックタイガー”もよく使われたりするけど、バナメイエビの方が安いので、オッサンはブラックタイガーを使ったことがありません。保存も冷凍しておけば良いだけなんだけど、エビエサって、一度解凍すると風味が落ちるので、余ったエサの使い廻しは喰いがイマイチかな〜という印象。芝エビバナメイエビなどの大きめのエビ系エサの中では、恐らくは一番喰ってくると思われるエサ。臭いが強く粘り気もすごくて、それ故に釣れるんだけど、手もねちょねちょになるのが玉にキズ。まぁ、エサ釣りをするということは、そういう事態になるのでしょうがないところ。その粘りのお陰でハリに付けやすいから、ハリに付けるサイズを工夫すれば、小〜大ハゼに幅広く対応できます。殻をむいたり小さく切ったりの仕込みが必要だけど、エビエサを使うには避けては通れない作業なのであきらめましょう!このエサも季節限定で、店舗によって置いてあったり無かったり。とても足が早く、すぐに黒っぽく変色してしまうので、閉店間際に行くと特売シールが貼られる事も多いため、店内で張り込みましょう。保存は冷凍庫だけでOKで、凍ってるうちに小さく切っておけば、釣り場でネチョネチョいぢくらなくて済みますよ。イタヤ貝オッサンの近所のスーパーではたまたま売っているんだけど、もしかしたらどこでも手に入るものでもないのかな?リーズナブルだし、貝柱だけで売っているので無駄がない。ホタテに比べて柔らかいので、ハリに付ける時は指で適量をむしらないとハリ付けできないため、意外に手こずる。喰いはホタテと遜色なく、柔らかいゆえにハリ掛かりも良好。保存も冷凍するだけだし、余りを持ち帰ってまた冷凍保存できるのでお手軽。やはりネックは、手に入るかどうかと、エサ付け時の手返しの悪さかな〜安いからありがたいエサではあるんだけど・・・アサリのむき身基本的にどのスーパーでも手に入るリーズナブルなエサ。むき出しの冷凍ものよりも、貝殻付きの方が釣れるんだけど、ハゼ釣りなんぞではもったいないので、むき出しタイプで十分です。その形状ゆえにエサ付けには少々手間取る。適当な部分にハリを引っ掛けて、引きちぎるような感じでエサ付けをする。エサもちも水管部分は結構耐久性があるが、その他のパーツはすぐに取られてしまうので、結果的に毎回付け直すことになる。喰いは基本的には良いんだけれど、何故かあまり喰わないときもある。保存も冷凍オンリーで良いからお手軽。まぁ、わざわざハゼ釣りだけのために買うこともないかな。他の釣りやご飯のおかずで余ったら、使ってあげないこともないかな〜というポジション。生ハムハゼ釣りのエサには珍しく動物系のエサ。ハゼは雑食性でなんでも食べるから、釣れればエサはなんでも良いが。なぜかYou Tubeとかでハゼ釣りの特エサとして周期的に流行る時があって、流行とはこういう傾向にある。釣れるか釣れないか?と聞かれれば、「釣れないこともないけど…」という印象。たいがいはどのスーパーでも入手できるし、イベリコ豚な4年熟成とかの高級品にこだわらなければ、リーズナブルに手に入る。結構柔らかいので、ハリにセットするのに手こずるし、すぐにエサを取られる事も多い。喰いは「そこにスゴイ喰い気のあるハゼがいれば、喰って来ない事もないかな…」という感じ。保存は冷蔵庫や冷凍庫など良いんだろうけど、わざわざ長期保存してまで使うかな?あくまでお試しのネタとしてなら結構ですが、常時使うなら他にもっと良い定番エサはいくらでもあると思う。やはりボイルベビーホタテがベストかなハゼはなんでも食べるのでエサの幅も広いと思います。結局は使う釣り人側の都合で、手に入れやすさとかお値段とかで決まると思う。オッサンの場合はやはりボイルホタテで、シーズン前に冷凍1kgくらいのを近所のスーパーなどで数袋ゲットする感じです。リーズナブルだし、ハゼの喰いもハリ掛かりも手返しも良好。貝柱は繊維状なので、ハゼがブルブルするとコマセがわりにもなるので、他のエサとのコラボエサとしても使えます。他の餌ならともかく、ホタテエサで釣れないなら諦めもつくほどの信頼があります。エサにこだわる人は数種類のエサを常備して、その時の喰いによって使い分けたりしています。遠方からわざわざ車で来るような釣り人は、気合を入れて万全の準備で来るんだろうけど、オッサンみたい自転車でチンタラ来るような地元民は、なるべく荷物を少なくコンパクトにしたいがためにエサも一種類のみが多いです。「まぁ〜釣れなくてもいいや〜〜〜」と呑気なノリなので、準備万端なハゼ釣り人とのやる気温度差は月(moon)の昼と夜以上である。ヒマな地元民はしょっちゅうハゼ釣りしてるから、エサ代がお手軽なものか、もしくは自己調達で済ませている。かと言って、釣果は欲しいので釣れないエサは決して使わない。そんなオーディションテーマによって選抜されてきたエサを、それぞれが使っているんだと思います。オッサン的にはそのエサはボイルベビーホタテなのですが、他の釣り人にとっては違うエサだったりします。今回はオッサンの自己中的なハゼ釣りエサの評価ですが、他の人にとっては全く真逆な評価もあり得ます。要はハゼが釣れれば良いので、エサの評価なんて玉虫色のど〜でもよい事柄かも…結局は、自分が釣れると信じているエサを使うのが、一番釣れると思いますよ!
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  • ハゼ釣り用ズックビクのリニューアル【その2】
    ハゼ釣りに使うズックビクの改造オッサンはいつも釣り上げたハゼをズックビクにを入れてます。ズックビクを腰にぶら下げて、ハゼを釣り上げる度にビクにぶち込む。【ズックビク】とは、上部は長い筒状の網で、下部に水を貯められるようになっているビク。ポイント移動や休憩時に、ビクを水中から上げても底に水が貯まってるので、ハゼもお元気というご機嫌な商品。っと思われているが、現実は短時間ならハゼもお元気だが、ちょっと時間が経つと貯まっている水が水温上昇や溶存酸素(水に溶けている酸素量)が不足して、ハゼがご臨終という事態も珍しくない。なので、オッサンはズックビクを使ってても、できる限り水中に浸けておくようにしてます。今まで使っていたビクは、もう何年使ったのかてんで検討もつかないが、物体はいつかは壊れる運命。オッサン愛用のビクも、そんな宿命を受け入れる時が来たようだ。網が破れた程度ならいくらでも補修できるが、入り口のプラスチック枠がついに割れてしまった!強力接着剤で付けてみたが、すぐに壊れた。補修した網のジョイントも怪しいしここらへんも破れてるし入り口の枠はもう直らんぞ!やはりビクを新調しなければならんらしい。まぁ経年劣化で網全体もくたびれているから、頃合いだろうて…ずっと以前に釣り仲間のO氏からズックビクを頂いてたんだけど、ついにそのビクが日の目を見る時が来たらしい。馴染みの釣具店が廃業するので、閉店セールで買ってきたらしいシロモノ。なんか古臭さが漂ってるビク今回の生贄は、閉店セールでさえ売れ残ったビク。そんな悲劇のブツに生命を吹き込む作戦でございます。ズックビクの底って、帆布生地で出来てるのが多いけど、この材料ってイマイチ強度が弱い。まぁ帆布にもいろいろあるけど、ビクに使われているのは薄いよね〜とにかく、安く製作しやすいような材料を使ってるので、見た目も良くないし、すぐに穴が空いて水が漏れる。オッサンの釣り場は岩場が多いので、ビクの底が岩と擦れてすぐに穴が空きます。そして何よりもビクの中が見えづらい。オッサンは釣ったハゼの画像を撮るので、キレイにハゼが映らないんですよね〜なので、ビクの底部を強度と見た目を良くする改造を施します。今まで使っていたビクも同じように改造して使っていました。そんな改造の生地はこちら↓↓↓「ハゼ釣り用ズックビクのリニューアル」へ前回はビクに穴が空いてからの作業だったのですが、今回は新品をいきなり破壊する作業。自分で買ったのなら少しは躊躇するが、今回は貰いものなので無慈悲である。基本的に前回とやることは同じですが、せっかく改造工程の写真も撮ったので記録に残しておきます。その名は『ナルシー2号』んだば、さっそく作業開始。今までのビクは24cmのタイプで、新しいビクは27cmタイプ。左が今までのビク。右が今回の生贄ズックビクの底部って地味だよね〜なんか自衛隊みたいな色だし…貰いものなので罪の意識なく、ザクザクと切り刻んでゆく。ズックビクって網部と底部はただハマってるだけなので、底部を切ると簡単に網部が外れる。分離成功!底部の金属枠を取り出します。コレが底部の枠になる使う材料はコレまた前回と同じ、外部用にも使える分厚い糸入りのビニール。強度は前回で実証済み。かなり荒く扱ってて、岩場とかにもビクの角にゴリゴリぶつかりまくったけど、どこにも穴が空くことはなかった。写真うつりもバッチリなフォトジェニック材料である。0.85mm厚の糸入りビニールまずは一番底の縫製。一番底部のビニール縫製この枠にこのビニールをミシンで縫い付けるのですが、なにせ相手は分厚いビニールで、それが二重になっている。当然ながら、ご家庭用のミシンで歯が立つわきゃない!っという訳で、仕事で使っているパワフルな工業用ミシン登場。オッサンはやったことないけど、勢い余ると指も一緒に縫ってくれるパワーを持ってるらしい。頼りになるが危険でもある枠を中に入れ、ビニールを折り返して縫製。ゲシゲシ縫ってゆく底部完成!ここは簡単って感じだね!次はちょっと難しくて、立ち上がり部と底部のジョイント。一見すると、計算で外周の寸法を出せば良いじゃん!っと思うんだけど、机上と現実が合わないのはどんな世界でも同じ。説明するのは面倒臭いからやらないけど、要は長めに作っておいて、縫いながら調整してゆくんだよね〜このジョイント部がピッタシになるのが職人技サ!っという訳で、底部と立ち上がり部のジョイント完了。一番ぶ厚い箇所は四重にもなってるが、工業ミシンなら余裕って感じだね!ジョイント完了!お次はいよいよ最後の工程。先に網部を突っ込みまして…後からは入りませんよ!上枠を入れまして…上側の枠を挿入上側の枠を折り返して縫ってゆく。ここを縫えば完成なんだけど…ここの縫製は簡単に見えて、実は一番の難所。このミシンは平台なので、コーナー部の縫製時は台から浮いてしまうのが玉にキズ。ここをどうするのか?は企業秘密ってほどでもないが、無理を承知で、とにかくゲシゲシやるしかないのである。このコーナー部がやりづらいんだよね〜難所を乗り越え、ひとまず形になった。とりあえずは形になったあとは底部と網部のジョイント部をインシュロックで補強しておきます。ズレることはまずないけど一応ね最後は気になった箇所。ビク入り口の枠に付いているヒモが見るからに頼りなかった。こんな細いんじゃ〜すぐにぶっち切れるだろうが!27cmタイプのズックビクに水を入れると、何kgになると思っとるんじゃ?ざっと計算したら4.5kgくらいだったが、コレにハゼが入るんだから、少なくともソレ以上の重量が掛かるハズ。何を考えてこんな華奢なヒモにしたのか、全く理解に苦しむ。こんなヒモじゃ〜ダメだろ!っという訳で、会社に転がっていたしっかりしたロープに付け替えた。このロープなら安心だっという訳で完成!製作時間は2時間で、けっこう力づくみたいな箇所もあるから楽チンではないな…かなり丈夫な材料なので、コレをやっておけばしばらくは大丈夫でしょう。完成じゃ〜!確か前回の改造ビクは『ナルシー1号』と名付けたから、今回は『ナルシー2号』ということで。そんなナルシー2号ですが、やはり写真うつりはバッチリだった。やはりハゼが映えるね〜しかし問題が!?前回のナルシー1号に比べてかなり重い!1号もそこそこ重かったけど、ますます重くなったナルシー2号。なので、移動の際は中の水を少々捨ててからという感じになってます。まぁその分、ハゼも水も大量に入るから良かった、良かった。後はハゼが釣れれば文句なしだが、ソレが一番の問題なんだよね〜
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