2022年28回目のハゼ釣りは釣れなくはないけど…

2022年28回目のハゼ釣りは釣れなくはないけど…

2022年28回目のハゼ釣りは、釣れないこともないが…

2022年10月9日。
2022年28回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】
天気:くもりのち晴れ
釣行時間:6時00分くらい(潮位:195cm下げ1分)〜
10時30分くらい(潮位:45cm干潮)大潮
水温:18℃
釣果:マハゼ145匹(8cm〜13.5cm)

 

竿:3.5m(清流X) 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号
ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ 
エサ:アミエビ・ベビーボイルホタテ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

土曜休みが当たり前の昨今ですが、オッサンの勤めている会社は未だに土曜日は半ドン出勤。

 

土曜日なんて普通は休みなんだから、お客さんからの連絡なんてな〜んもないし、今の時期はたいして忙しくもないもんだから暇を持て余す。

 

「もう休みにすりゃ〜いいじゃん!」っていつも思うが、会社のボスは頑なに休みにしない。

 

ある人は言う。「会社のトップって、会社が休みの時は不安になるんだよ!」

 

んなもん知るか!

 

そんなしどけない不安を癒やすために、こちらも巻き込まれるなんてたまったもんじゃない!

 

ダメな零細企業にありがちなんだけど、歴代のトップは世襲制になってて、現在のトップは漫画的に出てくるような絵に描いたようなトホホな三代目。

 

っという訳で、弊社におきましては「初代が創業して、二代目で傾き、三代目が潰す」という言葉通りの道のりを、至極順調に歩んでいます。

 

いつものように出勤したら会社が潰れてた!っと、冗談みたいな現実をたま〜に耳にするが、オッサンも対岸の火事とは思えないリアリズム。

 

実は、そんな日が来るのを心待ちにしている自分もいるから、人生って皮肉だよね〜!

 

 

 

本日は連休の初日。

 

上記のように、オッサンは三連休ではなく二連休だけど、明日も休みだ〜!っと思えば心に余裕が生まれる。

 

今朝の目覚めは快適で、遠足の前の日のように早く目覚めてしまった。

 

ちなみにオッサンは、小学校の遠足を心待ちにするタイプではなく、「メンドくせぇ〜なぁ…」とクール&ニヒルな可愛気のないガキだった。

 

空はまだ夜明け前でしらじらとしていたが、まだ街灯が灯いてるほど暗いので愛車のライトもスイッチON!

 

愛車は25年以上も乗りこなしてる骨董品なので、自家発電のダイナモが重い。

 

ちょうど朝日方向に進行していて、朝焼けになりそうだからお天気は良さそうである。

 

なにせ、前回は極寒地獄&冷たい雨の中でのハゼ釣行だったから、連続の雨はカンベンである。

 

いつもの橋からハゼ釣り場を見渡すと、もう8人ほどのハゼ釣り人がいるではありませんか!

 

中にはヘッドライトを灯けてる人もいて、「マジか!この人たちいったい何時から釣りしてんの?」と目を疑う。

何時からやってるん?

 

今日の釣り場はもう決まっていて【しおじ磯】

 

昨日、H2氏と連絡を取り合った際に「今日はハゼが全然釣れなかったから、とにかくハゼを釣りたい!」っという願いを叶えるべく、「エコエコアザラク…」とおまじないを唱えるオッサン。

 

おまじないを唱えながら釣り場に到着。

 

こちらの【しおじ磯】にも既に10人くらいのハゼ釣り人がいて、今日はどの釣り場も大盛況だ。

今日はハゼ釣り人多いな〜

 

いつものようにオッサンの指定席は空いてたので陣取り、さっそく釣りの準備を始めているとH2氏もご到着。

 

深場狙いなので当然長竿にて。

いつもの長竿

 

水温はやはり低くて18℃。

もう水温も下がってきたね〜

 

水温の割には水に触ってみるとそれほど冷たくなかったが、ソレはオッサンの手が冷たくなっていたからだろうて。

 

今日も朝方は寒くて、一応防寒対策はしてきたんだけど、風もそこそこ吹いてるからやっぱり寒いな〜

 

餌はいつものようにアミエビとボイルホタテなんだけど、ハゼの喰いは浅いし、サイズも小さいのが多いからホタテの方が針掛かりが良い。

 

なんだけど、アミエビも在庫が余ってるから消費しなければならない。

 

穴釣りでも使えないことはないんだけど、既に穴釣りを始めている仲間に聞くと、やはり虫エサの方がハゼへの評判が良いらしい。

主力はボイルホタテ

 

準備完了にて、では本日もハゼ釣り開始!

ハゼ釣り場の不死鳥

気がかりなのは、現在の潮位。

 

そこそこ高いから狙いのスポットに届くだろうか?

 

ス〜っと仕掛けが落ちてゆき着底するが、どうみても届いていない。

 

当然ながら、ハゼのアタリは皆無だ。

 

いろいろと狙う方向を変えてみるが、生命反応ナシ!

 

少しでも沖に落としたいので、長靴の浸水ラインギリギリまで水に浸かって腕を目一杯伸ばして投入すると、やっとアタって来た!

 

上がってきたのはヨシヨシなサイズ。

まぁ、このサイズならいいっしょ!

 

ここまでやらないとスポットに届かないか…

 

本日は大潮で今はドンドン潮が引いているから、その内に届くようになるだろうけど、今はコレでやるしかない。

 

全く同じスポットに落とすとすぐにアタって来るが、やはりなサイズ。

ムムム…、さっそくこのサイズが登場

 

しょうがないか…

 

サイズ関係なく、釣れればヨシ!なポイントだから割り切るしかない。

 

もともとは深場のポイントで今はさらに潮位があるから、3.5mの竿でも落とすと水面がほぼ竿先くらいになる。

 

そんな深場でののべ竿釣りも面白いもので、掛けたハゼが水中で暴れる引きを長く味わえるというメリットもある。

 

コレが良型クラスになると横走りだけじゃなくて、下に潜ろうともするから楽しいんだよね〜

 

 

オッサン的には飽きない程度に釣れてるんだけど、やはり今日も簡単な釣りではない。

 

どこでもアタって来るわけではなく、今は本当に一ヶ所しかアタリがない。

 

他はどこに落としてもアタリが来ないのである。

 

なので、とにかくこの一ヶ所をピンポイントで攻め続ける。

 

幸いなことに、この一ヶ所でアタリ続けるから順調に数は釣れている。

 

しかし、当然ながらこの一点を20cmも外すと全くアタって来ないので、いくら深場狙いと言えども、狙ったスポットに寸分違わず落とし続けられる技術は必須です。

 

季節柄、厳しいハゼ釣りになるのは間違いないのですが、釣れない人ってこのピンポイントが出来てないことが多いかな。

 

けっこうズレてても平気な顔してるんだけど、同じスポットで何匹も上げて釣り切ったなら分かるが、今アタリがあったのに次はアタリが来ないのはなぜなのか?を考えるべきでしょう。

 

同じ釣れないにしても、針に掛からないのとはまた別の問題なんだけど、まずはアタリを出さないと始まりません。

 

喰い気のあるハゼの目の前にエサを落とせば勝手に喰ってくるんだから、どうすればハゼが喰ってくるのか?を追求しましょう!

 

 

とは言え、今日も厳しいハゼ釣りだわな〜

 

すぐ近所からまたしても聞こえてくる、「あ〜ダメだよ!」とか舌打ちサウンド。

 

H2氏である。

 

アタっては来るけど、どうにも針掛かりしないらしい。

 

本人曰く「アワセが遅れる」とのこと。

 

H2氏ほどの手練なら自己解決するんだろうけど、ついつい口を挟んでしまうお節介なオッサン。

 

「もっと竿を張った方がロスが少なくなるよ!」

 

H2氏もオッサンと同じ竿を使ってるんだけど、オッサンはアタリを待ってる時はかなり竿先が曲がってるんだけど、H2氏を見ると軽くしなっている程度。

 

これだとアタリは取れるけど、アワセを入れてから実際に仕掛けが動くまでにタイムロスが出る。

 

時間にすればホンのゼロコンマ何秒の世界だけど、そのロスが釣果を大きく左右する。

 

生物の反応ってものすごく早い。

 

喰い付いたエサに違和感を感じて吐き出す時間なんて本当に一瞬で、ゼロコンマどころかミリ秒単位かもしれませんね。

 

そんなのを相手にするんだから、こちらもそれなりの反射を身に付けなくてはならない。

 

とはいえ、”言うは易く行うは難し”でそう簡単にもいかん。

 

お互い歳をくってるから身体がサビついちまって、脳みそがアタリに反応してから身体が動き出すまでにかな〜りの時間を有する。

 

 

まぁ、人の世話よりも自分の釣りである。

 

相変わらずチョロチョロと動き回りながら、喰ってくるハゼを探して仕留めてゆくオッサン

 

前から気になっていたんだけど、この釣り場のハゼって細いんだよね〜

 

エサが豊富じゃなくて栄養が足りないのかな?

 

まさか何かの病気ではないよね?

 

ここら一帯のハゼ釣り場の”なんちゃってコメンテーター”O氏曰く。

 

「高度経済成長期はここいらの環境も酷くて、身体が曲がったハゼやらおたまじゃくしみたいに頭でっかちなハゼが多くて、とても食べようなんて気にならなかった」

 

「気持ち悪くて10年くらいハゼ釣りはやらなかったけど、今はずいぶん良くなったよ!」

 

ハゼ釣りの生き字引のありがたい御言葉ではあるが、そ〜いえばO氏も身体もちょっとひん曲がっているように見えるがそんなハゼの影響か?

 

まぁ、それは単に歳のせいだと思うが、O氏は無謀なチャレンジャーでもあるから、怪しいハゼ試食の前科が無いとは言い切れないのが恐ろしい。

 

思うに、今季のデキハゼもいよいよ寿命が近づきつつあって、この釣り場も終息に向かっているということなんだろう。

多くのハゼが細いんだよね〜

 

ほぼ同じペースでボチボチな釣れ具合にて、4時間半ほど粘って145匹でした。

まぁ、ここまで釣れればいいや!

 

最大サイズは立派な体格の13.5cm

 

H2氏はいまいちノレなかったようで、悔しい結果になったようでした。

 

オッサンの「エコエコアザラク」なおまじないがいけなかったのかな?

 

まぁ、エコエコアザラクは黒魔術だから、まじないというよりは呪いか?

 

ちょっと間違えちゃったみたい!テヘペロ!

 

 

本日の【しおじ磯】は大盛況で、多くのハゼ釣り人が繰り出していました。

 

中には子ども釣り大会なのか?団体さんが釣りをしていました。

秋季恒例!子どもハゼ釣り大会開催中

 

オッサン的には「こんな厳しい時じゃなくて、もっと釣れる夏とかにやればいいのに…」と思うが、真夏だと熱中症とかが怖いから、涼しくなってからなんだろうな。

 

みんなライフジャケット着用で偉かった!

 

こんな浅いハゼ釣り場でライフジャケット?と思うけど、先週末にハゼ釣り場で滑って転倒して頭から入水するのを目撃したからな〜

 

その方もライフジャケットを着用していて、そのおかげなのか事なきを得たようだけど、改めて装備って大事だと思った。

 

しかしそれ以上に、自動膨張式のライフジャケットが「ブシューーーー!」って膨らむのを見れて楽しかったけどね!

 

ちなみにその同日に他の釣り場でも入水事件があって、そっちは無事ではなく骨折だったらしい。

 

驚くべきは、その輩は骨折の手に包帯をグルグル巻きにして、今週も同じ現場でハゼ釣りしてるっていうんだから不屈の精神である。

 

滑って転んで飛び込んで!包帯グルグル巻きでも諦めない不死鳥!

 

そこまでしてやるほどの釣りか?ハゼ釣りって?

 

人間の性癖って他人には理解しがたいし、理解しようとすること自体が無駄なんだな〜、っと考えさせられるトピックなのでした。

 

 

次の記事>>>「2022年29回目のハゼ釣りはしつこく数釣り」へ

スポンサーリンク