2022年8回目のハゼ釣りはこれこそが入れ喰い!?

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2022年夏シーズン8回目のハゼ釣りはよく釣れたよ!

2022年7月17日。
2022年夏シーズン8回目のハゼ釣りに行ってきました。


釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯・夕やけなぎさ】
天気:雨のち曇り時々晴れ
釣行時間:4時30分くらい(潮位:155cm上げ5分)〜
9時00分くらい(潮位:165cm下げ3分)中潮
水温:24℃
釣果:マハゼ234匹(7cm〜13cm)



竿:2.1m(行雲流水) 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ナイロン0.6号
ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ 
エサ:ベビーボイルホタテ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け



ここんとこしばらく仕事が忙しかった。


日曜日の休日も無く、休日出勤の代休なんぞ取れやしない。


もう疲労困憊で、身体はダルンダルン、脳ミソはポワンポワンな状態が続いた。


「忙しい」という漢字は、心を亡くすという意味らしい。


心が無い状態、つまり『自分を見失っている』ということなんだろう。


確かに!


あん時は見失っていたと思う。


会社の後輩に当たり散らしたり、クライアントにバレない程度に手抜きしたり、道端に落ちてるものを拾い食いしたり…


そんな状態の時に、ちょっと郊外へ打ち合わせに行った時のこと。


もう自分を見失っていた自覚があったので車の運転すら危険で、後輩に運転させていた。


その帰り道のSAにて。


トイレ(大)コーナーでしゃがんでいたオッサン。


最近のSAのトイレ設備は素晴らしい!


オッサンちのオッサン専用トイレにすら設置されていない温水洗浄便座が当たり前に設置され、かなりラグジュアリーな個室空間である。


しかも便座のタッチパネルには日本語は当然ながら、英語、中国語、韓国語はおろか、フランス語、スペイン語、果ては何か分からん象形文字みたいな言語すらある。


10カ国語以上はあった中から言語を選べるようになっていた。


すげぇ〜過剰サービス!というか、日本らしいというか…


駅の表示にもこのように多国語で表示されていたりするが、日本語と英語があれば良いのでは?といつも思う。


そもそも英語表記が読めない程度の人間が、外国に来てはいかんだろう!


オッサンも英語はサッパリに近いレベルなんだけど、世界の共通言語と言っても良い英語を、せめてアルファベットが読めて、ごく初歩的な単語くらいは理解しておくべきだろうて。


と思いながら、タッチパネルをいぢくりまわすオッサン。


英語や中国語くらいは何となく分かるが、それ以外の言語になると何がなんだか全く分からん。


その横にピクトサインがあるから、何となくこのボタンはこういう機能なんだろうというのは分かるが、言語だけではサッパリだろう。


日本では温水洗浄便座の普及率は80%を超えているらしい。


なので、トイレで尻を温水で洗浄するという行為が当たり前であり、もう病みつきというか洗浄しないと落ち着かないレベルである。


一方、世界では尻を洗浄するという文化はほぼ無いと言ってもいいくらいだ。


最近は見かけなくなったが、ちょっと前に外国のトイレに温水洗浄便座を設置して、その初体験のリアクションをオンエアーして笑いを取る番組が結構あった。


日本人でさえ初体験は感動を通り越して、色んな意味でヤバい!という表現がピッタリだったが、コレがリアクションが大げさな外人さんともなればお笑いにならないわけがない。



SAの便座にしゃがみ込み、懐かしい思い出に白線を流していたオッサン。


当然ながら、退室時には一番訳の分からん言語に設定しておいたのは言うまでもない。


しかし、それよりも気になったのはそんな言語サービスを遥かに超える機能だった。



個室のドアに貼ってあった『疲労度測定』なる表示。


便所で、しかも大の個室で疲労測定とは如何に?


まさか個室内にナースが待機していて身体を隅々まで測定してくれるのでは?と期待するが、そんなサービスはいくらSA(サービスエリア)とはいえ無料ではやってないだろうて…っていうか、ソレって何のプレイ?


恐る恐る個室に入ると、普通というかキレイで豪華な個室で、当然ながらナースは待機していなかった。


だよね〜!


んでズボンを下ろしてしゃがみ込むと、タッチパネルに先程の10カ国以上の言語表示の上に『疲労度測定』のボタン。


迷わずタッチしてみる。


年齢を選んだ後に「あなたは疲れていると感じていますか?」との問いかけ。


「疲れていない」、「やや疲れている」、「疲れている」の三択。


疲れ切っていたので「疲れている」をタッチ。


測定開始をタッチすると測定が始まる。


ディスプレイに「現在、便座に組み込まれた振動センサーにより脈拍を検出しております。検出された脈拍のゆらぎを解析して疲労度の算出をしまっせ!」
なる表示がされ、約1分ほど尻を出したままに測定される。


「測定完了まで身体を動かさずにお待ち下さい」と注意事項が表示される。


オッサンは事が済んでから疲労度測定したんだけど、場所が場所だけに脱糞中に測定する人もいると思う。


脱糞中ってけっこう身体が動くこともあると思うが、そんな時に正確な測定は出来るんだろうか?


疑問に思っていると測定完了。


『あなたは疲れていると感じています』
(↑コレは自分で最初に選択したもの)


『測定した現在の疲労度は疲れているです』


その結果を見て、だろうな…とっても疲れているもん!と妙に納得したオッサン。


ズボンを上げ、チャックをしているとふと思った事があったので、再びズボンを下げてしゃがみ込む。


「疲れていない」を選択するとどうなんだろう?という考えが浮かぶ。


クソ忙しいこんな時に、こんなトイレで、こんな事をやっとるヒマは無いんだが、トホホな好奇心の方が勝る。


年齢を正直に選び、今度は意に反して「疲れていない」を選択&測定スタート!


例のディスプレイの表示は一緒で、進行状況の%表示がカウントされる。


測定完了にて、さぁどうだ!!


『測定した現在の疲労度は疲れていませんです』


ハァ?疲れていないだと?


いやいや疲労困憊ですよ!実際!!


便座の振動センサーやら、脈拍のゆらぎやら、タイソーな御託を並べていた割には、結局は自己申告の疲労度が表示されるだけなんじゃね?コレって?



尻のスイートスポットに100発100中で温水をクリーンヒットさせようが、タッチパネルに数十言語を表示させようが、ひとりのオッサンの疲労度すら理解してくれないようでは、日本の技術もたかが知れてるな!


どうせやるなら、全て『お疲れ気味』な結果にして休憩を促すようにすれば 交通安全も兼ねて、グルメや名産品、お土産も少しは売れるだろうに。


こういうズル賢さがないところも、いかにも日本らしい。



しかし、それよりもやるべきことは玉虫色の疲労度測定ではなく、外国の方に向けたメッセージだと思う。


多くの外国人がこの便座でプチ悲鳴をあげている事だろうて。


その後にパネルに表示されるアンケート。


『あなたはこのトイレで新たな自分を発見しましたか?』
『Yes or No』


こうすることにより、日本の技術の素晴らしさと怪しさを世界に知らしめることが出来るであろう。


というほどのことでもないが…

気合いを入れて早朝から

っというわけで、自分を見失うほど忙しかったオッサン。


その間、各方面からハゼ釣りの釣果報告が入ってくるんだけど、こういう時に限って「よく釣れた!」報告が多いから、悔しいったらありゃしない!


悶々として過ごした日々もやっと終わり、本日は2週間ぶりのハゼ釣行。


悔しさをぶつけるために、本日は今までになく早朝から活動開始。


情報をくれた仲間達が口を揃えて言うのが、「早く来たほうが良いよ〜!釣り船が来たら終わりだよ〜!」だった。



目が覚めたのは早朝というよりも夜中の時間帯。


気の早いハゼ釣り師ならもう釣り糸を垂れてる時間でもあるが、オッサン的には「いくらなんでも早すぎだろ!もう少し寝ていよう…」である。


しかし「ここで、二度寝して熟睡した日にゃ〜、完全に出遅れる可能性がでかいぞ!」っというわけで、モゾモゾと起き出し、出撃。


外は漆黒の闇。


完全に自分を見失ってる時間帯でのハゼ釣行である。


オッサンの愛車は25年もののママチャリなので、ライトはLEDなんてラグジュアリーではなくて自家発電の豆電球。


久しぶりにダイナモを使うのでウィ〜ン、ウィ〜ン変な音がするし、年代物なのでかなりの抵抗でめちゃ重いっす!


出発した時は雨は降ってなかったんだけど、途中からポツリポツリ降り出して、現場に到着する頃には本格的な雨模様。


「マジ?カッパ持ってきてないんだけど…」


ハゼ釣り現場が見えるいつもの橋に差し掛かるが、まだ暗い時間帯なので景色が全然違う。

ナイト・クルージング!


釣り場も暗くて何も見えん!


釣り場へのアプローチのトイレにもライトが灯いていた。

自販機が眩しいぜ!


信じがたいことに、現場の【夕やけなぎさ】には既に8名ほどのハゼ釣り人がいた。

ここの街灯が灯いてるのを見たのは初めてだな


信じがたい人達だ!


何名かは知ってる釣り師だったのでサツを交わし、ハゼ釣りの塩梅を伺うがダメらしい…


ですよね!釣り場の雰囲気が死んでるもん!


「ハァ〜、またかよ…」


まぁ、ここしばらく結構な雨降りが続いたからな〜


いつものように、ダメな時に限ってやってくるオッサン。


とは言え、せっかく身体にバラ鞭打ってやってきたんだから釣りの準備を始める。


んだけど、暗くてよく見えないんですけど…


こんな時間帯にハゼ釣り来たことがないもんだから、ライト持参という頭が全く無かった。


ただでさえ老眼で手元が見えないのに、この暗さではど〜しようもないぞ。


長年の勘で釣りの準備をするんだけど、まぁ、何とかなるもんだ。


水温は24℃で、ここしばらくと昨晩もけっこう雨が降ったからか少し冷たい。

24℃でちょっと冷たい


ハゼ釣りの準備完了にて釣りを始めるんだけど、ハテ?どこでやろう?


まだこの時間帯なのでそれほど釣り場も混んでないんだけど、T氏の釣り上げたハゼを見るに小さすぎるので、大きく動くことにする。


目指すは【はぜつき磯】


今シーズン何度もチャレンジして、その度に玉砕を喰らっている因縁の釣り場である。


今現在は満潮に向かって潮が上がっていて、まだ辛うじて運河沿いを歩いて行ける潮位である。


しかし、満潮になると帰って来れるだろうか…


少し躊躇するが、んなもんなった時に考えればいいや!のノリで【はぜつき磯】へ向けて強行軍。



ゴロタ石帯と高潮位で手こずり、現場に到着した頃はすっかり明るくなっていた。

いつの間にかこんな明るかったんだね


ここはオラのパラダイス!とういリフも毎回虚しいが、今日はどうなるやら…


適当な場所に陣取り釣り糸を垂れるが、案の定、いつものように何の音沙汰もない…


手前側、沖側、岩の周り…あらゆる場所へ落としてみるが、な〜〜〜んもない!


「ハァ〜…、何のためにこんな狂った時間に来たんだか…」


自己嫌悪で踊り出しそうになっていた時にやっとアタリが!


上がってきたのは、やはりコイツだった。

ダボハゼ。しかも小!


「ちくしょ〜〜!」っとダボハゼをブン投げて八つ当たり。


何でダメなんだろう…?


潮が濁っていて、ちょっと赤っぽいんだよね。


仲間によると、ここしばらくは赤潮が出ていたそうだから、その影響かな?

潮は赤濁り気味って感じ


チョロチョロとプチ移動を繰り返しながら、探りまくるオッサン。


ハゼはいるんですよ!ハゼは!!


オッサンが動く度に、大量のハゼがサ〜っと逃げてゆく姿が見えている。


見えてるからと言って釣れるもんでもないが、どこかに一匹でも喰ってくるハゼがいれば、そいつの周りが刺激されて釣れると思うんだけどな〜


何とか粘るが、上がってくるのはダボばかり。


いい加減、諦めて【夕やけなぎさ】に戻ろうかな…と思い始めていた時だった。


微かなアタリでやっと本日一匹目のマハゼが上がってきた!

やっとだよ〜!ありがとう!


この時点で開始から40分が過ぎていた。


ヨシ!コイツを皮切りに釣れるハズと確信したオッサン。


んで思った通りに釣れ始めた。


釣れたポイントを寸分違わず攻めると、しっかりアタって来る。


喰ってくるハゼが見つかればコッチのもんである。


全く誘わずともゆっくり円弧状にエサを落としてあげれば、着底と同時に喰ってくる。


この状態になればしめたもので、周りのハゼ達が集まって来ているので、攻めるポイントさえズラさなければ釣れ続ける。


時間とともに喰い気が上がってきて、同時に型も良くなってきた。

だんだんと


サイズアップ!


しかも、喰ってくるエリアが広くなっているということは、かなり期待できる状況になってきたらしい。


「今日はいけるぞ!」そう確信したオッサン。

終わってみれば今シーズン最多

とは言え、どこでもアタる訳でもなくて、今自分がいる場所からせいぜい2ヶ所くらいのハゼスポットが見つかる感じ。


でも、一度見つければ10匹は連打が続く。


途中、遅れてやって来たH2氏も合流し、二人だけのパラダイス状態。



沖の方は全然アタらなくて、浅瀬の方に喰って来るハゼが集まっているらしい。


浅いとは言え、10cm前後がスタンダードサイズだし、時おり10数cmクラスも混ざるので引きと重さも味わえる。


そのハゼスポットでは、初めは大きめが釣れてきて次第にサイズダウンしてゆき、7cmクラスが釣れ始めたら場所移動という感じ。


正直、粘ればまだまだそこで釣れるけど、そんな小サイズを相手にしてもつまらん!


今日はそんな贅沢な釣りが出来る数少ない日なのである。



H2氏も調子良く上げ続け、誰もいない釣り場で二人のオッサンは上機嫌である。


ちゃんとハゼスポットを見つければ、後は落とすだけで自動的に釣れるもんだから、な〜んも難しくない。


時おり、雨が本格的に降ってきてしばし雨宿り。

通り雨も程よい休憩時間


調子良く釣れ続けていると、遠くから嫌な音が聞こえてくる。


釣り船である。


「あ〜、来ちゃったよ!」


船の立波で潮はますます濁り、途端に釣れなくなる。


まぁ小腹も空いたし、休憩も入れたいので【夕やけなぎさ】に戻る。


この時点で130匹ほどの釣果。




戻ってくると【夕やけなぎさ】は釣り人でごった返していて、あまりにも【はぜつき磯】と雰囲気が違うのでビックリした。

すんげぇ〜釣り人の群れ


【夕やけなぎさ】に残っていた仲間曰く「コッチも入れ喰いだった!」らしい。


しかし上がるハゼサイズが小さくて、やはり【はぜつき磯】でやっていて良かったと思った。



ご飯を食べながら釣り場を眺めていると、なんだか撮影をしている。


仲間曰く、某有名釣りチャンネルの撮影をしているらしく、誰か知らんが若い釣り人がハゼを釣ってるのを撮影していた。


周りの釣り人達は気を使って、撮影場所とは少し距離をとってるんだけど、なにもこんな激混みの時に撮影しなくてもいいじゃん!とも思った。


もっと空いている平日にやれば、他に迷惑がかからないのに、なんで日曜日にやるんだかな〜


そのアオリで、常連達はほぼ1m間隔で釣り糸を垂れていた。


「いやいや、そこまで密にやらなくても、少し動けばもっと余裕をもって釣りが出来るのに…」とも思ったが、彼奴らは撮影の端っこにでも映りたいのか頑としてそこから動かなかった。


なにやってんだか…




食事が終わり、再びハゼ釣り開始。


また【はぜつき磯】に行こうかとも思ったが、腹が満たされて億劫になり、目の前でやり始める。


相変わらず潮は濁っていて、浅場でも水底が全く見えない。


なので、狙うべき岩の周りなんぞは見えないので、仕掛けを落とした感覚で見分けるしかない。


適当に落とすとすぐにアタって来るが、上がってきたのは7cm程度の小ハゼ。


ちょっと前までは、このサイズがスタンダードサイズだったけど、今日は小さい分類。


でも連打になるので、小さいとは言えまぁまぁは楽しめる。



一定のペースで釣れ続けるんだけど、いかんせんハゼが大きくならないので飽きるのも早くて、ほどなく納竿。


4時間30分ほどで234匹と楽しめました。

数もいったし良サイズ揃いだから、ハゼがビクの中で立ち泳ぎ


釣り始めは全然アタリが無くて終わった…と思ったけど、だんだん上調子になりました。


今日はやろうと思えばいくらでも釣れ続けたけど、さすがに飽きるよね〜



みんなからハゼをもらったH2氏のクーラーボックスがえらい事になっていた!


コレをぜんぶ捌くというんだからスゴいな〜

総勢623匹いたらしい



今日はシーズン中でも珍しく、よく釣れた日でした。


たまにはこんな日があっても良くってよ!




ちなみに公園の工事ですが、案の定、8月末には終わらないらしい。


トイレの工事が残るらしく、10月頃に終わる予定らしい。

看板に偽りあり!




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