2022年17回目のハゼ釣りはまたしてもアクシデント!

2022年夏シーズン17回目のハゼ釣りはまたしても悪夢が!

2022年8月15日。2022年夏シーズン17回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】のち少しだけ【みどりが浜】天気:晴れ釣行時間:5時30分くらい(潮位:195cmほぼ満潮)〜9時30分くらい(潮位:55cm下げ8分)大潮水温:27℃釣果:マハゼたぶん150匹くらい(7.5cm〜13cm)

 

 

竿:3.5m(清流X)のち2.1m(行雲流水) 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アミエビ・ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

いよいよお盆休みも本日で終了。

 

んで、やっぱりな〜んもなかったバケーションでした。

 

夏季休業は5日間あったけど、その内の4日はハゼ釣り三昧…

 

今年も帰省出来なかったのでこんな有様だったけど、せめてもの慰めは、台風8号が直撃した日だけはハゼ釣りせずに済んだことかな。

 

 

んで最終日の本日も行ってきましたハゼ釣りへ!

 

さすがに連日ともなると「俺、なんでこんな事やってるんだろう…」と自分の行動に首をかしげる。

 

普段は毎週末のようにハゼ釣りしてるんだけど、週一だと多少のフレッシュさはある。

 

んが中日を挟んだとは言え、4日連続ともなると、ただの惰性という現実は否めない。

 

常連には、毎日のようにハゼ釣り場へ行ってるのもいるんだけど、「よくやるな〜!」と感心する。

 

その常連曰く「もう、いくつ釣れたとかはどうでもいい…」と言っていた。

 

確かに、その人はチョロっとだけハゼを釣ったら後は他の釣り仲間とダベってたり、近所のハゼ釣り場をウロウロしてたり…

 

「釣り場に来てるのに真剣にやらないなら来なきゃいいのに…」オッサンも最初はそう思っていた。

 

んがしかし、連日のハゼ釣りを自分で経験すると、彼の言動がよく理解できるようになった。

 

彼は釣りを楽しんでいるというよりも、釣りを嗜(たしな)んでいるということなんだろう。

 

楽しんでいるには間違いないけど「力を抜いて楽しむ」といった手加減なんだと思う。

 

この抜け加減が、末永くひとつのことを継続するキモなんだと思った。

 

ここまで書けば、多くの読者は気づいているであろう。

 

彼とは、このブログに頻繁に登場する”50年ハゼ釣りを見つめ続けた男O氏”その人である。

 

 

 

まだまだ嗜みのレベルに達してないオッサンとしては、本日のハゼ釣りは修行という位置づけ。

 

正直言えば「もう飽きた!」

 

しかし、ここで諦めてしまうと次のレベルにブレイクスルー出来ないので、身体にバラ鞭打って愛車を漕いでいるのである。

 

いつもの橋に来ると、常連と思しき影が4人ほど見える。

 

そして、なによりも大潮の満潮な高潮位が目にとまる。

やっぱり今日はアレくらいの潮位になるよね…

 

まずは【ゆうやけなぎさ】に来ると、かなりのハゼ釣り人が並んでいた。

 

お盆最終日は、近所でハゼ釣りでもしましょかね!という感じなのかな?

釣り人がズラ〜っと

 

本日も【はぜつき磯】へ一直線。

 

こちらには常連が4人だけで、【ゆうやけなぎさ】とは打って変わって平和な空気が流れる。

コッチは空いてていいやね。来るのが大変だけど

 

H2氏にハゼ釣りの塩梅を伺うと「入れ喰いだよ〜!」だそうな。

 

いつもなら、この高潮位とこのコメントで「んじゃ〜オッサンもこのエリアでやりましょかね!」ということになるが、今日はちょっと違うんだな〜

 

確実に入れ喰いになるエリアを素通りし、目指すはオッサンのパラダイス。

 

もう数釣りは飽きたので、本日は良型狙いです。

 

パラダイスに到着するが、思ったよりも潮位がある。

 

う〜ん、微妙だな…

 

オッサンが心配なのは、今現在は最大限の潮位なので、狙いのポイントに届くのか?ということ。

 

オッサンが持ってきたのは3.5mの竿で、ギリギリ届くのかどうか?すこぶる怪しい。

一番手前の石に乗っても足元まで水が来ている

 

もうここまで来ちゃったし、やるしかないのである。

 

水温は27℃。

毎回思うが、水温の計測っている?

 

本日も餌はアミエビとホタテ。

もうご紹介の必要もないか…

 

取り出しましたるは、長竿なくせに、恐らくは狙いに届かないであろう3.5m竿。

ハゼまで届くんか?

 

水は珍しく澄んでいるので、浅場なら見釣りが出来そうだ。

コレだけ透き通ってるのも珍しい

 

 

さて、準備完了にて第一投。

 

真正面の沖に向かって落とすが、な〜んも反応しない。

 

誘いを入れようが、角度を変えようが全く音沙汰なし!

 

ハゼまで届かなくとも、ダボハゼくらいは喰ってきてもよさそうだが、それすらもない無の世界。

 

やっぱ、ここまで潮位が高いと全然届いてないんだ…

 

 

全くラチがあかないので、普通に短竿で出来るエリアに移動。

 

ここで短竿でやれば爆釣間違いなし!だけど、本日のテーマは良型である。

 

3.5mの竿で沖狙いを敢行。

 

アタリはある。

 

どこでも喰ってくるわけじゃないけど、アタっては来る。

 

しかし問題はハゼのサイズである。

こんなのとか…

 

こんなのとか…

 

ダメじゃん!

 

っというわけで、オッサンの作戦は木端微塵に砕け散ったのでした。

モチベゼロにてお盆は終了

まぁ、分かっちゃいたけど、この状況だと沖は小ハゼになるんだよね〜

 

しょうがないので、短竿を使って浅場狙いの数釣りに変更。

数釣り専用竿にチェンジ

 

手前の岩周りに落とすとすぐにハゼが喰ってくる。

コレくらいのサイズならOK!

 

このサイズならヨシヨシ!

 

まぁ、小ハゼも混ざるけど、しっかりと探せば良型が上がってくる。

 

今の潮位なら基本は岩周りになる。

 

ここで『岩周り』とよく言ってるんだけど、岩の近所ならどこでも良いというわけでもない。

 

この釣り場は運河なので、船が通る度に波が来る。

 

長年その波に侵食されて、波が当たる沖側の岩の下はえぐられてる事が多い。

 

そのえぐられているところにハゼが集まってくるのである。

 

ハゼも常に捕食者に狙われる立場なので、なるべく狙われずらい場所に居たいらしい。

 

そんな所にス〜っとエサを落とすと、隠れていたハゼ達がワ〜っとエサに群がってくる。

 

平場には小ハゼがいるんだけど、こんな場所には良型が潜んでいる可能性が高い。

 

釣り人がいる陸側からは見えにくいから、けっこうみんな見逃してて、誰も攻めないもんだから、いい思いをすることも多々あり。

 

このように、オッサンが釣り場をチョロチョロ動き回るのには、ちゃんと理由があるんですよ!

 

一応、考えあって動いているのであって、適当にそこら辺で釣り糸を垂れてる訳では御座いません!

 

まぁ、釣れるとは言え、同じスポットばかりだと飽きるという理由もあるけど、少しでも数と型を求めて、釣れるスポットを探し歩いてるんです。

 

実はここでコレを発表すんの止めようかな?と思ったんだけど、もうそろそろ爆釣月間も終わるだろうからサービスしておきます。

 

まぁ、そんな場所もなかなか見つからないだろうけどね…

 

 

短竿にチャンジしてから1時間半くらい経ち、ビクの中も賑やかになっていた頃。

 

ふと足元を見ると、ナイスサイズのハゼが何匹もウロウロしているではありませんか?

 

こんな近所にこんな良型がいるとは見逃していたな!コイツらを仕留めちゃる!っと思ってたんだけど、ん?コイツらって…

 

そのハゼの顔に見覚えがあった。

 

慌ててビクを確認すると、以前オッサンが補修したビクの穴の部分から、また一匹ハゼが外出してゆくのが見えた!

 

ゲゲッ!また穴が空いとるやん!!

 

オッサンの補修作業がいい加減で、紐がほどけてしまっていたのでした。

 

カウンターは117匹となってたんだけど、ビクの中はど〜見てもそんな数は居なかった。

紐がほどけて穴が空いとる!

 

っとう訳で、今回も一瞬でモチベーションがエンプティー。

 

いや…、経験した方ならこの気持は分かると思いますよ。

 

苦労して釣り上げた魚が、くだらん理由で一匹また一匹と消えてゆく…

 

それに気づかず喜々として釣り続け、その間にも居なくなってるのに、釣れる度にぬか喜びしていたピエロぶりを思うと、自分への喪失感と脱力感とやるせなさ…

 

もうコレ以上は無意味と思ったので、納竿となりました。

 

 

 

しかし、このまま帰路につくのも悔しいので、まだ仲間がやっている【みどりが浜】に移動。

 

実は昨日も【はぜつき磯】の後にココで1時間ばかり釣り糸を垂れ、50匹くらい釣ってました。

 

本日は悔しさをぶつけるために連続来訪。

 

【みどりが浜】はコンクリート護岸で固められ、その下はゴロタ石が敷き詰められた形状。

 

そんな感じなので、潮位によって竿や釣り方を変えないと痛い思いをする釣り場で、アタリハズレが大きい釣り場でもある。

 

なので、面倒くさがりのオッサンはこの釣り場を敬遠してました。

 

まぁ、お遊びのノリで気楽にやってみようと思います。

 

コンクリ一直線で固められた変化のない釣り場

 

今はちょうどコンクリ護岸に水が乗るか乗らないかくらいの潮位。

水がギリギリ乗るか乗らないかくらい

 

この場合は、コンクリのヘチ狙いか、ゴロタ石帯の平場を狙うかになるけど、今日は水が澄んでいるので平場狙いにて。

 

一見、ハゼが居なさそうに見えるんだけど、エサを落とすと、そこかしこの岩影からハゼが寄ってくる。

今日はそこそこ良いサイズも上がってくる

 

そこそこ面白いくらいに釣れ続け、8〜12cmサイズが40匹くらいは釣れたかな。

 

お遊びだったから数も数えなかった。

 

ちゃんと狙えば面白い釣りになる【みどりが浜】

 

 

 

やっとお盆特集が終わりました。

 

この4日間の釣果を集計してみると、ちゃんと数えてない【みどりが浜】を入れると10束くらいでした。

 

こう思うと、けっこう釣れたんだな〜!

 

昔から『お盆に殺生はご法度』と言われてます。

 

そんな禁を破り、アホみたいに10束のハゼを殺生したオッサン。

 

その報いで、オッサンの来世はハゼだろうて。

 

しかし、それもまたヨシ!である。

 

そもそも、もう人間はこりごりなのである。

 

オッサンがハゼに転生したら、この釣り経験を最大限活かし、伝説のハゼになっちゃる!

 

釣り針を避けながら、美味しい釣りエサを喰いまくる。

 

ハゼ釣り人どもをあざ笑うかのように辛酸を舐めさせまくり、グングン成長。

 

マハゼ日本記録の30.8cmを遥かに凌ぐ魚体となり、一年どころか5年は生きるね!

 

仲間のハゼ達に、釣り針に掛らないよう餌を奪取するツボを伝授しまくり、誰でも手軽なハゼ釣りを激ムズな釣りものにしちゃる!

 

 

しかし、こんだけ殺れば、ハゼ転生以前に地獄行きだよね。

 

怖ぇ〜なぁ、お盆!

 

 

 

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