2022年6月12日。
2022年夏シーズン3回目のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【夕やけなぎさ・はぜつき磯】
天気:曇り一時雨のち晴れ
釣行時間:5時00分くらい(潮位:160cm下げ2分)~
10時00分くらい(潮位:14cm干潮)大潮
水温:21℃
釣果:マハゼ81匹(4cm~10cm)
竿:2.1m(行雲流水)一瞬だけ3.6m(軽極ハゼ) 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ナイロン0.6号
ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ
エサ:ベビーボイルホタテ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
年齢が若いということは素晴らしい!
既に終わりが見えているオッサンからすれば、とてもうらやましいことだ。
若い時はやりたい事がたくさんある。
職業、音楽、旅行、趣味etc、etc…
やみくもに何の脈絡もなく、たくさんのことを目指す。
そしてまた、若さが素晴らしく愚かであるのは、それが全て自分に出来ると信じている。
かといって、どんな事柄にもいくら努力をしても及ばない才能というか資質があって、それら全てを成し遂げることは容易ではない
さらに若い季節はとても短い。
アレコレと手を出しているうちに時は過ぎてゆく…
もし、本当に才能というものがあったとして、その最低限の才能とは自分に出来ることを見つけることではなくて、自分に出来ないことを発見できる目である。
それを持ってして、最後に残ったものに全集中すれば、きっとなんとかなるものだと思う。
しかしコレを実践できるのはホンのひと握りの若者だけである。
多くの者は、なんにでも手を出し、なにひとつモノにならないヤングジェネレーションを過ごすのである。
このように、若いといことはアホなのである。
ひとつでも若いということは、ひとつだけアホということである。
逆を言えば、人間は年齢を重ねるたびに、ひとつずつおりこうになるということ。
ところが…
その昔には『長老』という存在がいた。
その時代では年老いた人は長老と呼ばれ、経験豊かで知識の宝庫だったので村中から敬われ、その社会で指導的立場にあった。
そもそも、昔は長老と呼ばれる年齢まで長生きすること自体が稀で、長寿は天から与えられた特別な生命として尊敬の対象でもあった。
かたや現代の長老はどうだろう?
長老の年齢が具体的に何歳なのかは分からんが、国連によれば60歳以上を高齢者、80歳以上を後期高齢者と定義しているらしい。
なんとなくオッサンのイメージでは、やはり長老=後期高齢者くらいだと思う。
こう考えると、超高齢社会の日本では、長老年齢は石を投げれば当たるくらいにうじゃうじゃいるので、残念ながら存在の有り難みも希薄になる。
そして、長老のスキルである『経験&知識』もまた怪しい。
現代は情報の賞味期限が極めて短い。
たった数ヶ月前の知識・経験が全く役に立たないということも珍しくない。
「ワシの若ぇ~頃は、こういうもんじゃったぁぁぁ~…」と発言しても、そんな化石のようなおとぎ話は、現代では何の役にも立たないのである。
そんなゾンザイな扱いの長老。
現代では医療技術も進み、摂取栄養も良好なもんだからますます長寿命化が進む。
しかし脳細胞は身体の長生きについてゆけず…
なので、身体は元気なのに痴呆が入ってしまい、年齢を重ねる毎にボケにターボがかかってゆく…
このように人間は、ある年齢に達するとまたどんどんアホになってゆくのである。
人間の知性とは、このように山なりの放物線を描いてゆくものだ。
『山なり』ということは、きっとどこかに頂点があるハズ。
人それぞれにその山頂の位置は違うだろうが、絶対にどこかにはある。
オッサンの場合はどうだろう?
今現在が頂点ということは絶対になくて、既に最頂部は過ぎ、下りに入っているのは間違いない。
あん時か?
いや、もっとあの時かも知れん!
思考を巡らせるが、学問だけで言えばきっと大学受験時が一番だったろうし、社会的な知性の回転力だったら30代の中盤だった気もする。
しかし、今現在でもこのトホホなブログを書いてるくらいなので、人を小馬鹿にしたような文章力なら今ぢゃね?
未だに覚醒しない脳ミソで悩み続けるオッサンなのでした。
先週は残念ながら1束(100匹)に届かず。
奥歯を噛み砕けるほど悔しかったので、本日は必勝体制。
早朝5時からのハゼ釣り釣行&戦闘服(ウェーダー)着用の完全武装。
更には情報をかき集めって、別にかき集めなくても仲間たちからハゼネットワークを通じて情報が集まってくる。
昨日のハゼ釣行は、150匹だの、1束だの、良型揃いだの…
耳障りの良い好景気な情報ばかり。
おかげでオッサンの期待もインフレ気味である。
「ヨシ!これなら1束確保は間違いないな!」
ハゼ釣りする前からそう確信したオッサン。
空は明るいけど、まだ街灯が灯いている時間帯に愛車を漕ぐオッサン。
早朝からの活動なので身体はダルいが、やる気だけは前のめりである。
出発前はちょっと肌寒いくらいだったが、ハゼ釣り現場に到着する頃には汗だくだった。
相変わらず誰もいない【はぜつき磯】
一部工事中なので、グルっと遠回りしないと公園内に入れないので面倒臭いがグルっとね。
んでやって来たよ【夕やけなぎさ】
まだ朝の5時なんだけど、既にハゼ釣り人が5~6人はいる。
早い人はまだ暗いうちから釣り糸垂れてるんだから、スゴいバイタリティだ!
この釣り場ももう少しすれば激混みになるだろうて
さぁ!ハゼ釣り開始じゃ!!
っということはなくて、まずはブレックファーストから。
腹が減ってはなんとやらで、冷たい水に立ち込むんだから体力勝負。
「半額」のシールが哀愁をそそる
モグモグしながら近所をウロウロすると、先週には無かった水道設備があるぞ!
「以前は設置されていた水道設備が工事の関係で無くなったので替わりを!」と、このブログで書いたのが関係者の目に留まったのか?
と思ったが、役人がこんなトホホなブログなんぞは読んでないだろうから、釣り仲間のO氏の訴えが通ったんだろうね。
役所に直接連絡したみたいだからね~
ならば、オッサンも「BBQ場の建設反対!」と訴えてみようかな?と思ったが、蛇口1個と全体工事中止じゃ~話にならんだろうな。
もう作っちゃってるし!!
庶民の訴えが届いたか?
この間に水温調査していて、本日は21℃らしい。
先週よりちょっと低い
本日は竿を新調しました。
その名は『行雲流水210』
まぁ、ハゼの穴釣りでも使っている竿ですが、2.1mの長さを使うのは初めてです。
210の長さは使ったことないな
軽いし、竿の硬さや調子もハゼ釣りにちょうど良いのでお気に入りのシリーズ。
オッサン的には市販されているハゼ竿ではベストだと思ってます。
1.8mか2.1mどちらか迷ったけど、ちょっと深場もやったりするから2.1mにしました。
普通に水に立ち込んで浅場だけなら、1.8mの方が使いやすいと思います。
さぁ釣りの準備だ!と思ったら、リリアンを結んでなかった。
リリアンすら結んでないやる気の無さ
リリアンを結び、気を取り直してハゼ釣り開始じゃ!
んが、さぁ釣るぞ!という意気込みは途端に萎えた。
アタリはある。確かにアタリだけは。
そのアタリが相変わらず赤ちゃんハゼのもの…
「アレ?型は良くなったんじゃないの?」
しかも、そのアタリがどこでもというわけでもなく、ヒットポイントをかなり探らなければならない。
ムムム…、本日もこの感じなのか…
昨日のガセネタを掴まされた気分。
やっと掛けた!と思ったら、コイツだった。
ぬか喜びさせんな~!
赤ちゃんハゼの猛攻にハゲ上がりそうになりながら、やっと本日の一匹目を上げたのが開始から20分後…
やっとだよ~~!
その後も相変わらずの展開で、せっかくのオッサンのやる気が大規模な範囲で崩れてゆく。
そして、また悪い虫が騒ぎ出す。
誰もやってないあっち(はぜつき磯)はもう釣れんぢゃね?
こうなるともうダメだ。
忍耐が皆無なのでやってみないと気がすまないタチ。
移動じゃ!!
トコトコと運河沿いの石組みを移動し、誰もいない【はぜつき磯】に到着。
先週に引き続き、ここはオラのパラダイス銀河!
ひとりで独占じゃ!
先週は黄色く濁っていたが、本日は水が澄んでいるのでコレならOKさ!
期待MAXで投入するが、またしてもシ~~~~~~ン………、という爆音が聞こえてきそうなくらいに何の反応もない。
マジか!?
先週に引き続き、またしても生命の息吹が全く感じられない【はぜつき磯】
水の中を移動しても全くハゼの姿が見えない。
「でもどこかにハゼがアタって来るポイントがあるはずだ!せめて何かしらの手土産を!!」っと、かなり丁寧に探りながら移動する。
時間が経つにつれ、希望は絶望へと変わってゆく…
結局、橋のたもとまで探りを入れたが、マハゼのアタリは皆無だった。
ダボハゼは10匹ほど釣れたんだけど、マハゼが全くいないというのは何か異変でも起きているのか?
コイツはいつでもどこでも…
渋々【夕やけなぎさ】に戻ってくるが、同じことをやってもしょうがないと、3.6mの長竿を使ってみる。
今季初の長竿
I氏の「その長さじゃ~今のハゼはダメじゃね?」という警告も無視。
「男は決めたら実践あるのみじゃ~~!」とやってみるが、一瞬で玉砕。
沖なら良型ハゼがいるカモという微かな希望にかけてみたが、アタって来たのは赤ちゃんハゼばかりで、長い竿なんかで掛かりゃしない!
すぐに元の2.1mにチェンジ。
その後も燻りながら我慢の釣りが続く。
ハゼが自動でアタって来るのが一番ですが、アタらせるのにひと苦労。
今日はコレも安定してなくて、一か所で15秒ほどステイしているとやっとアタってきたり、スンスンとエサを動かして数秒後にアタって来たり…
正直、コレだ!というパターンがなくて、いろいろやってみるしかないです。
ただ、大きく動かすのは厳禁で、エサだけ揺らすとかズラすにしても数cm程度じゃないと喰ってこないです。
まだハゼも本調子じゃないということですな~
一番迷うのが赤ちゃんハゼのアタリをどこで見切るのか?ということ。
ハゼもある程度かたまっているので、小さい中にそこそこサイズのハゼも混ざっていて、そのハゼを掛けるというのが今の時期のテーマになります。
とは言え、ベビーのアタリばかりを相手にするのも時間の無駄だし…
基本的に、そのポイントでは最初の方にそこそこサイズが喰ってくるので、それを釣り上げてから、せいぜい4~5回くらいベビーのアタリが続いたらポイント移動って感じかな。
でも次のヒットポイントが簡単に見つかれば良いんだけど、なかなかね~…
こんな調子で、我慢できないオッサンは掛かるハゼを求め、釣り場じゅうをウロウロしてるんだけど、今日はコレがダメだった。
今日も5時間粘ったが、まさかの81匹…
またしてもコレかよ~
I氏やH2氏は1束を超えていたのに、オッサンは全く届かず…
敗因は分かりきったことで、【はぜつき磯】を皮切りにポイントをウロチョロし過ぎ。
本日も動いたもん負けなハゼ釣りだったのでした。
もう!早く釣れるようにならんかな~
常連のO氏曰く「今週は一昨昨日が釣れたんだよ!釣れる日ってそうは無いよね。毎日のように来ててもそう思うんだから、更に釣れる日が日曜日ってかなりの低確率だから厳しいよね~」
全くの他人事のように言われたのだが、確かにその通りだと思う。
たぶん日曜日って一番釣れない日だと思う。
土曜日は、平日の静かな日明けでハゼがスレてないもんだから釣れる。
んがしかし、日曜日は土曜日のアオリでハゼがスレてるもんだから厳しくなる。
そういつも思うんだけど、日曜日しか休みがないんだからしょうがない。
しかし、今年はちょっとおかしいな~
例年ならサイズはともかく、6月なら数だけはいくんだけどな~
しかもハゼが小さいくせに喰わせなきゃ掛からないなんて…
冬の穴釣りならともなく、夏場のハゼで喰わせは想定外。
オッサン的には、こんなハゼ釣りは求めてないのですが…
喰わせて掛けるじゃなくて、かすかなアタリに光速で掛けるのがオッサンのハゼ釣り。
昔に比べて、ハゼ釣りでさえテクニカルになってきています。
何も考えずに釣れていた時代が懐かしいな~
っというわけで、来週からは頑張らないハゼ釣りに戻そうと思います。
釣りって気合いを入れるとかえって釣れないのは釣りあるある。
とは言え、適当にやっても釣れないのも釣りあるある。
ちなみに本日デビューのハゼ竿『行雲流水210』ですが、予想通り良い竿でした。
アタリに素早く反応してくれるので、オッサンみたいな即アワセタイプにはもってこいです。
今シーズンは継続して使っていこうと思います。