2023年1月9日。
2022年度42回目のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:「秘密の花園」KL@→KLB→KR@
※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。
天気:晴れ
釣行時間:8時30分(潮位:170cmほぼ満潮)〜12時00分くらい(潮位:108cmほぼ干潮)中潮
釣果:マハゼ5匹(15〜18cm)
竿:大阪漁具(OGK)「小魚名人」1.5m
道糸:フロロカーボン1.5号
ハリス:フロロカーボン1号
ハリ:袖スレ4号
オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さ
エサ:アオイソメ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
またしてものっぴきならない事情により、ハゼの穴釣りの数釣りが出来る『秘密の花園その2』を断念。
しょうがないので、久しぶりに『元祖!秘密の花園』へ行ってきました。
もう時期的に『秘密の花園』は終わってるハズなんだけど、今だに粘っている仲間情報によると「そこそこ釣れている」らしい。
この”そこそこ”加減は、人によってサジ加減が違うので何とも言えないが、詳しく聞くと「ツ抜け(10匹)くらい」らしい。
まぁ、悪くない。
ハゼ釣りで10匹と聞くと、「エ〜たったそんだけ!?」と思われるかも知れませんが、1月の釣果ですよ!
このクソ寒い真冬に、夏の魚であるマハゼが釣れること自体が奇跡であり、驚愕でもある。
オッサン界隈ではもう麻痺してるので何とも思わないが、釣れるハゼのサイズが17〜18cmは当たり前で、最大サイズになると20cmを越える。
冬のハゼ釣りをやったことない方にこのクラスのハゼを見せると、「コレってハゼなの?」っとその巨体に例外なく驚かれる。
そのハゼが今だに10匹”も”釣れるらしい。
例年ならそろそろ釣れなくなって、穴釣りも終わる頃なんだけど、今年は暖かい陽気のせいか釣れてるね〜
とは言え、たかが10匹である。
オッサンが今季から通い始めている『秘密の花園2』のハゼ釣り場の前回の釣果は、1束(100匹)だった。
まぁ、内容的には10数cmクラスが7割で小さいハゼが多いけれど、1月なくせに、とにかく数が釣れている。
愛車を漕ぎながら『秘密の花園』に向かうが、「ど〜せ釣れねぇんだろうな…」とふてくされモードだ。
釣り場に到着するとH2氏がいた。
サツがてら釣れ具合を伺うが「………。」聞くだけ無駄だった。
だよな〜!
他の釣り場に行くアテも無いもんだから、渋々釣りの準備を始める。
本日も竿は最近復活した「小魚名人(1.5m)」
柔らかめの竿なので、良型大型の穴ハゼをハリ掛かりさせると、グ〜ンっと曲がって心地よい。
よく見ると傷だらけだな…
エサはアオイソメ。
この釣り場ではしっかり喰わせてから、ハリに掛ける釣り方になるのでイソメ餌が吉。
数日前にたまたま友人から貰ったんだけど、『秘密の花園』で釣りをする運命だったのカモしれない。
喰わせるハゼ釣りにはイソメだね
水温は12℃で少し温かいが、だから釣れるとは限らない。
ちょっぴり温かいが…
さて準備完了にて釣りを始めるが、ハテ?どこからやろうかな?
5秒ほど熟考し、まずは実績穴からやってみよう!
深さ1m近くある穴がいくつかあるエリアにやってくる。
この穴で釣れなければかなり厳しくなるぞ!
今現在は満潮からの下げ始めで、状況的にも良い潮加減。
潮的には釣れるはずなんだけど…
スルスルと仕掛けを落とす。
もうこの時期なので、恐らくはすぐには喰ってこないだろうから…、っと長めに探ってみる。
もちろんジッとしているわけではなくて、ツンツン!と餌を揺らしたり、ス〜っと数cm上げてみたりと誘いを入れ続ける。
んがしかし!な〜んの生命反応もない。
手当たり次第に落としてるんだけど、なんもない。
たま〜にダボハゼが突っついたり、掛かってくるんだけど、マハゼは全くの無反応。
絶対!良い穴にはハゼは潜んでいるハズだけど、喰ってこないんだよね〜
恐ろしいことに、この間約2時間もハゼのアタリはほぼ皆無。
ココまで粘るのもど〜かと思うが、諦めない者にハゼの女神は微笑む。
一度だけハゼがアタって来て、慎重に喰わせてから「ココだぁ!」というタイミングでハリ掛かりさせたんだけど、掛けた途端に根掛かり。
ハゼがハリに掛かっている振動は伝わってくるんだけど、どうしても根掛かりは外れず、泣く泣く仕掛けをぶった切る。
チクショ〜!貴重なハゼを掛けたのにぃ〜!!
その後もハゼの反応はなく、根掛かりが多発し、仕掛けをロストしまくる。
オッサンのイライラが最高潮に達している時に、バッドタイミングでO氏からの電話。
「んだよ!コッチはそれどころじゃねぇ〜んだよ!」の気持ちを抑えに抑えて電話対応。
「朝からやってもダメだよ。昼くらいの暖かくなってからじゃないと釣れないよ〜」っと、今更ど〜にもならないアドバイスをぶつけてくる。
オッサンのイライラの火に油を注ぐO氏の心無いテレコール。
釣れないからってイライラするのは大人気ないと自分でも分かっちゃいるけど、オッサンはすこぶる短気なのである。
『釣りは短気な方が向いている』とよく言われるが、オッサンはそうは思わない。
【短気は損気】と言うように、やはりイライラしながら事にあたるとロクな事がない。
現にイライラしながら釣りしてても、釣れるものも釣れないことがほとんど。
しっかり探ったりとか、喰わせたりが出来ない丁寧さを欠いた釣りになってしまい、余計ダメな釣れない事態になってしまう。
んで、釣れないから余計にイライラがつのる悪循環…
こんなんじゃ〜、せっかく楽しい釣りに来ているのに、本人が一番つまらない。
そんなイライラの業火に、ガソリンをブチ込んでくるO氏。
目の前にいたら、そこはかとなく殺意が芽生えていただろう、そんな状況だった。
ココで慌ててもダメなものはダメだ。
気分転換に大きくポイントを移動することにした。
ど〜せダメなら玉砕覚悟で全然違うエリアでやってみる。
やって来たのは、普段からあまり釣り糸を垂れないエリアなんだけど、こっちにはこの釣り場で今だに粘っていたT氏とK氏がいた。
アレ?こんなところにいたんだ!
二人ともちょうど釣り始めたところだったらしい。
この二人はこの釣り場を熟知してて、釣れる時間帯にやって来たようなので、これからは期待できるかもしんまい。
適当な穴というか岩陰に落とすと、すぐに反応があった!
スン!スン!と間違いなくハゼの反応。
大きく引っ張ってこい!と雨乞いの心境で本アタリ方を待っていると、ス〜ン!と大きく竿を拝ませる。
来た〜!っと、アワセるとしっかり掛かった。
必要以上にハゼを泳がせ、疲れさせてからのセーフティな取り込み。
一匹目。18cm
やっと釣れたよ〜!
今日は本当に人生初のボウズを覚悟したので、すんごいホッとしました。
先程のイライラは一気に吹き飛んだ。
そのイライラの原因は、ボウズへの不安だったんだと思う。
まぁ、O氏のせいでもあるんだけど…
釣りのイライラは、釣れることで解消する。
不思議な事に、心が落ち着くと釣れ始める。
同じ穴からもう一匹上がってくる。
17cm
またすぐにもう一匹。
これも17cmってところ
O氏のアドヴァイス通り、お昼頃に水温が温かくなって来ないと…というのは本当だったらしい。
釣れるのは岩陰みたいな浅い場所ばかりで、深さのある「絶対ハゼいる!」と思われる良穴からは全くの無反応だった。
その後はなかなかアタリも遠くて…
アタって来ても、ハリ掛かりが浅くて水面でハゼが逃亡する、意図しないリリースが4回…
やっぱ、掛かりが浅い時は分かるんですよね〜
「あ、まだ浅いから(ハリに)掛からないで!」と思ってても、ちょっと掛かって穴から上がってきちゃう事が。
こういう時はまずハリから外れます。
貴重な穴ハゼが、ハリから外れて穴の中に消えてゆくショックは、経験したものにしか分からないデカダンス。
結局、お昼頃過ぎに納竿し、わずか5匹…
たったコレだけかよ…
T氏とK氏は「これからが釣れるんだよ!」と言ってたが、オッサンは朝からやってたからもういいや…
例年のこの時期だったら「釣れて良かったね!」な釣果だけど、『秘密の花園2』の異常な釣れ具合が基準になってるから、コチラの全然釣れない状態に我慢がならなかった。
穴釣りって、数よりもサイズのプライオリティの方がはるかに高いのは理解しているが、釣りは釣れる方が楽しいというのも真理だと思う。
もちろんサイズと数の両方を満足させる釣りができるのが一番だけど、なかなかそうもいかないんだよね〜
今日は、久しぶりの『元祖!秘密の花園』だったけど、なかなか厳しいね〜
釣れれば型が良いから20cmオーバーを狙うなら、コッチの釣り場だろうな。
しかし、今季のオッサンは『秘密の花園2』がいつまで釣れて、どのようにフェードアウトするのか確認したいので、2022年度(2023年初旬期)中は『秘密の花園2』に通ってみたいと思ってます。
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オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。
結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…
正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。
販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。
売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。
なるべく頑張って製作します。