2022年27回目のハゼ釣りは極寒の中

2022年27回目のハゼ釣りは極寒の中

2022年27回目のハゼ釣りは極寒地獄!

2022年10月7日。
2022年27回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】
天気:くもりのち雨
釣行時間:7時00分くらい(潮位:95cm下げ6分)〜
10時00分くらい(潮位:45cm干潮)中潮
水温:測り忘れた!
釣果:マハゼ122匹(8cm〜12cm)

 

竿:3.5m(清流X) 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号
ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ 
エサ:アミエビ・ベビーボイルホタテ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

本来なら、本日は他の釣りモノに行く予定だった。

 

平日に会社を休んでの船釣りは、船も空いているので気持ち良く釣りができるし、ナイス釣果も期待できる。

 

ハズだった…

 

当日を指折り数え、釣りの準備も万端だった昨日。

 

船宿から「出船ありません!」と無慈悲なお知らせ。

 

至極残念ではあったが、思い当たるフシが無いわけでもなかった。

 

波は荒れ予報で雨も降る、おまけに季節をふた月も先取りの寒さときたもんだ!

 

恐らくは出船ギリギリ人数の予約だったと思う。

 

悪条件の日に勝負に出るよりも、もっと釣果が見込める時に出直した方が良かろうて…とキャンセル続出にて、出船人数を割り込んだんだと思う。

 

これが休日だったら、「海が時化ようが、槍が降ろうが玉砕覚悟じゃ〜!」の背水の陣な客ばかりで、嵐の海でも出港しただろう。

 

しかし、平日にやって来る客はノンビリで余裕のある人種ばかりなんだろうから「もっと釣れる時に釣りすれば良いよね〜。無理にやらなくてもいいや!」という、金持ち喧嘩せずなスタンス。

 

まぁ、オッサンは玉砕覚悟な部類だから嵐でもやる気満々だったけど、どうやら他の客とはノリが違うようで…

 

っという訳で、予定が潰れ、スライムのように力が抜けてしまったオッサン。

 

もう会社も休みをとったもんだから、取り消して出社するのもバカらしい。

 

ハテ?と5秒ほど熟考するが、いつものようにやることはひとつで当然ハゼ釣りだ!

 

せっかくの平日なんだから、美術館のカフェテラスで優雅な一日を!とも思ったが、今回オジャンになった釣行計画がいつ復活やも知れんので、虎の子は温存しておかねば。

 

なので、金のかからないハゼ釣りとなるんだけど、問題は本日のお天気である。

 

雨と多少の風は問題ないんだけど、この寒さである。

 

まだ10月に入ったばかりなのに、12月上旬なみの気温て!

 

オッサンは夏のハゼ釣りシーズンが終わると、穴釣りに移行するんだけど、しつこく1月くらいまではハゼ釣りしている。

 

なので、12月の極寒のハゼ釣りも苦にはならないが、今はまだ寒さに身体が慣れてないし、寒さに対する覚悟もない。

 

やっぱハゼ釣りなんぞしないで銭湯に行ってモサ〜っとしてようかな…とも思ったが、平日って銭湯は昼ごろからだから午前中はやること無いんだよね〜

 

っという訳で、Goingハゼ釣り決定!

 

ここで問題なのは、「どこで釣り糸垂れるん?」だった。

 

選択肢は、いつもの大井ふ頭中央海浜公園or『秘密の花園』

 

確実に釣れるのは大井ふ頭中央海浜公園だけど、たぶん小ハゼは釣れるだろうけど良型はどうだろう?

 

『秘密の花園』は、時期的にはちょっと早いけど、先行でやっている仲間が「数は出ないけど、ここらの釣り場では一番サイズは出る」らしい。

 

つい先日は19.5cmが上がったので、オッサンも『秘密の花園』での釣りは前のめりではある。

 

 

 

今朝もやっぱり寒くて、防寒仕様のスタイルにて出発。

 

まだ雨は降ってないが、確実に降るのでカッパ持参。

 

愛車を漕ぎながら、未だにどっちの釣り場に行くのか?悩んでいた。

 

あの角をどっちに曲がるかで行き先が決まる!

 

その角に差し掛かると自然に身体が動き、行き先が決定。

 

向かうは大井ふ頭中央海浜公園だった。

 

決め手は雨。

 

『秘密の花園』はちょっと遠いし、雨で釣り場の岩が濡れるととても危ない。

 

まぁ『秘密の花園』はこれから嫌というほど通うんだろうから、あと何回来れるか分からない大井ふ頭中央海浜公園で名残惜しくやりましょう!

 

ハゼのサイズよりも数を選んだオッサン。

 

 

さすがにこの寒さと雨予報ではハゼ釣り人いないんじゃね?と思ってたら、いた!

二人も釣り人がいるではないですか!

 

【夕やけなぎさ】にやって来ると、こちらにも4人の勇者がいて、しかも全員が水に立ち込んでいるではありませんか!?

 

みんな水に立ち込んでるぜ!

 

マジすげぇ〜な〜!この人たち。

 

しばらく勇者達を眺めるが、全然竿が上がらない。

 

だよね〜、いきなりこの寒さだからハゼも動かないだろうて…

 

 

という訳で、向かうは【しおじ磯】

 

気温は寒いけれど、水温はそれほど下がってないハズ。

 

浅場はモロに気温の影響を受けるけど、深場だったら大丈夫ぢゃね?というのが、オッサンの読み。

 

【しおじ磯】に到着すると、ひとりだけハゼ釣り人がいた。

こんな寒い雨予報にハゼ釣り人なんていないわな

 

この方はいつも【しおじ磯】でやってる人で、挨拶を交わし、ハゼの塩梅を伺うと…

 

「全然釣れなから、もう帰るところだよ!」とオッサンのやる気を真っ二つにヘシ折るコメント。

 

その方の竿とどこでやってたかを伺うと浅場狙いだったらしく、”なるほど!ダメなわけだ”と納得。

 

 

いつものオッサンの指定席に向かう。

 

ここは水深が2.5mくらいはある深場で、サイズは大きくないが安定して数は上がるポイント。

 

ここに来たということはサイズはこだわらず「とりあえずは釣れればヨシ!とする」ということだ。

 

 

まだ雨は降ってないが今にも降り出しそうな曇天で、落ちてくる前にスタートダッシュをかましたいところ。

 

んだば釣りの準備をば。

 

使う竿は当然ながら3.5mの長竿。

長竿と言えばこの一竿

 

餌はいつものようにアミエビとボイルホタテだけど、前回の余りものを再冷凍したらすっかり同化していたシロモノ。

なんのカタマリ?って感じ

小ハゼとの戯れ

まずは期待しないでの第一投。

 

深場だから、ス〜っと5秒後に着底するとすぐにアタって来た!

 

アワセるが掛からず…

 

今日も喰いが浅いようで、厳しくなりそうだ。

 

次も寸分違わず同じスポットに落とすと、着底前にアタって来て、電撃フッキングにて一匹目。

まぁ、このサイズなら良いでしょう!

 

全く同じスポットに落とすとすぐにアタってくるから、ハゼの活性は良いようだが、上がってきたのは小ハゼ。

う〜ん…やはりこのサイズになっちゃうか

 

どうしても、このクラスを拾っちゃうな〜っと思ってたら、早くも雨が落ちてきた。

 

「マジかよ!予報よりも降り出し早いぢゃん?」

 

カッパを装着し、釣り続行。

 

どこでもアタってくるわけじゃないけど、キチンと見つければハゼスポットはあって、連打が始まる。

 

んだけど、最初の数匹は10cmくらいで、その後は小ハゼが突いてくるだけになる。

 

こうなると狙うスポットを変えるんだけど、やはり同じ感じなんだよね〜

 

たま〜に10数cmクラスが上がってくるんだけど、基本的には10cmクラスがほとんど。

忘れた頃にこのサイズが上がってくるが…

 

小移動を繰り返して、良型サイズの群れを探すんだけど、どこも同じように小ハゼばかり…

 

休憩を入れながら作戦タイム。

おやつは羊羹。甘いものはホッとするね〜

 

他に誰もいないロンリーフィッシングなので、ポイントは選びたい放題で、ひと通り【しおじ磯】全体を釣り歩いてみた。

 

んがしかし、どこにも良型ハゼはいなかった。

 

やはりハゼが喰ってくるのは深場ばかりで、浅場は生命反応は皆無だった。

 

良型はもっと深場に行ってしまったのかな?

 

 

冷たい雨は時おり激しく降りつけ、竿が煽られるほどの風も出てきた。

 

両手はかじかんで言うことを聞かないし、もう泣きそうになる。

 

「なんでこんな日に小ハゼ釣ってるんだろう?」

 

自分の行動にモヤっとするを通り越して、もはや憤りすら覚えるオッサン。

 

「もしかしたら、この釣り場じゃなくて『秘密の花園』に行ってたら、パラダイスだったかもしんまい!」

 

釣り人特有のお花畑思考なんだけど、こっちでこんな状況なんだから、あっちはもっと地獄だぞ!と自分に言い聞かせる。

 

時おり、水に手を浸けて温める。

水がぬるま湯みたいに暖かい

 

釣れたハゼからも温もりを感じる

 

なんだかんだで、最初のエリアが一番数が上がって来るようで、ここで粘ることにする。

 

「とにかく、この状況でも釣れればヨシとしなくちゃ!」と自分に言い聞かせ、小ハゼ釣りで我慢、我慢。

 

寒さと冷たい雨で手がかじかんで思うように動かず、上がって来たハゼを一発でキャッチし損ね、ハゼがポロリと落ちてゆくことが多発。

 

これが良型ハゼだったら、水に飛び込んでも追いかけるところだが、舌打ちさえ出ない程度のサイズばかりだから、なんとも思わん。

 

 

寒さで身体がこわばってるから釣りが荒くなる。

 

ス〜っと円弧状に落として軟着底してるつもりだけど、竿の微操作が出来てないから、着底すると糸ふけが出て、着底すぐのアタリに気づかず。

 

いつの間にか餌が無かったり、竿を上げたらハゼがくっついていたという不本意な事態も少なくない。

 

こんなんだから、時間とともに針掛かり率も下がって釣れなくなってくる。

 

どこかで良型ハゼの群れでも見つかればモチベーションも上がるんだけど、ハゼはますます小さくなるばかり…

 

3時間粘ったが我慢の限界で122匹で納竿。

数だけはいったけど…。みなさん元気にお帰りになられました

 

覚悟はしていたし、分かっててこの釣り場に来ていたつもりだったけど、思った通りの結果になるとやはり悔しいな〜

 

おひさまでも当たってくれば、少しは状況が改善したかもしれないけど、今日は何も起きなかったな。

 

 

帰り際【夕やけなぎさ】に寄ってみたけど、誰もハゼ釣り人はいなかった。

 

まぁ、コッチはもっと釣れなかっただろうから当然か…

 

釣れないよりはマシだったんだろうけど、寒さもハゼのサイズも我慢大会だったな〜

 

もう雨の中、ハゼ釣りする季節じゃなくなって来ました。

 

みなさん無理してやるのは止めましょう。

 

マジで寒いよ!

 

 

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