あなたの知らないスター・ウォーズの世界

あなたの知らないスター・ウォーズの世界

【スター・ウォーズ】小説を時系列に並べてみたが…

人にはいろんな性癖がある。

 

「自分には何も特徴がない…」と思ってたりするものの、人にはそれぞれに特異な部分が必ずある。

 

自分事は自分が一番分かっているというのは嘘っぱちで、その実は自分が一番分かってなかったりするものだ。

 

その”特異な部分”が他人様に自慢できるトピックなら問題ないだろうし、その人物の格をも上げてくれるだろう。

 

しかし、そうでなかった場合は悲劇である。

 

本人はほぼ無意識にやってたりするもんだから、全く気づいてないんだけど、傍から見ると「うわぁ〜、すげぇ事になってんな…」と関心というよりも、もはや違う世界の生物と思われてしまう場合も多々ある。

 

 

一番メジャーな性癖としては、収集癖があげられるだろう。

 

小学生くらいの時には誰でも経験があると思う。

 

オッサンの年代だと、スーパーカー消しゴムやらねりけしやら切手やら…

 

ホンの一時期、爆発的に流行るんだけどブームが過ぎるとアッという間に廃れ、「なんでこんなもんにムキになってたんだろう…」とふと我に返る。

 

もう二度と来ることのないウェーブに、今まで費やした労力と時間、出資した小遣いを冷静になって考えてみると愕然&呆然とする。

 

 

まぁ、小学生くらいならその時のノリと周りの空気を読んだ仲間意識があるからしょうがないとして、問題は大人になってもその性癖が顔を出す場合。

 

ガキの頃はごく限られた原資だからカワイイもんだけど、大人になると自分で稼いだ金!という大義名分のもと、リミッター解除!!

 

大人買いという表現があるように、金にモノをいわせて無制限に買い漁ってしまうことも珍しくない。

 

がらくたコレクトのアウトバーン的発想である。

 

学生時代は期間限定のウェーブだから終わりがあるけど、大人になると誰もストップをかけてくれない事をい〜ことに、アクセルはベタ踏みのままだ。

 

収集癖のある人間は特に男に多いらしい。

 

それは本能が関係していて、自分が欲しいと思った物を入手することで太古の昔からある狩猟の本能が満たされ、快感を得られるためらしい。

 

なるほど!確かに男はアホだから、満たされないと悶々としてしまい、それだけが頭の中をグルグルと巡る。

 

手に入れて満たされれば一瞬は満足するが、再び手に入れたい欲求が鎌首をもたげてくる、そして再びゲットに走る…、以後リピート。

 

まぁ性欲と似たようなもんで、キリがないのである。

 

 

 

このブログに頻繁に登場するオッサン2号。

 

普段は沖釣りの鬼という位置づけで、釣りアイテムを無限に収集するコレクターでもあるんだけど、今回は以外なコレクションの一面をのぞかせる。

 

2号の場合は【スター・ウォーズ】だった。

 

スター・ウォーズについては今更オッサンが説明するまでもなく、日本では映画から始まり、数々のキャラクターグッズを展開しているビッグ・ネーム。

 

例えばこれが、レアなフィギアとか実際に撮影で使われた小道具やら衣装だったりすれば、さすがアダルトコレクター!と尊敬の念が芽生えるだろう。

 

しかし2号の場合は、小説という爪に火をともすような地味なコレクションだった。

 

まぁ、オッサンは以前からこのコレクションは知っていて、その昔にある程度の小説をレンタルしたことがあった。

 

そして今回、のっぴきならない理由により2号所有のスター・ウォーズノベルを長期レンタルすることになり、改めてスター・ウォーズの世界を垣間見なければならない事態になったのである。

 

 

後日、2号直々に大きなダンボール2箱に満タンに詰められたスター・ウォーズ・ノベル・コレクションがデリバリーされた。

重過ぎて持てなかったんですけど…

 

そう言えば以前借りた時に、「まだまだいっぱいあるから遠慮なく言ってね!」と言ってた意味がよく分かった。

 

今回この数を見て、「あの時、遠慮しておいて良かったな〜」っと改めて思った次第でございます。

小説の他にもアメリカン・コミックも含まれていた

 

アメリカンな雰囲気の絵柄

 

 

そのあまりの数に呆然として、数日間放ったらかしにしておいたが、このままではラチが明かないので行動開始!

 

なにせこの数だから、どう手を付けたら良いのか?まずは作戦を練る。

 

やはり頭の中で理解しやすいように、時系列的にやっつけていくことにする。

 

さすがにスター・ウォーズともなると、いろんな出版社から出てるもんだから、それぞれがいろんなシリーズごとにバラバラに出版されている。

 

コレをスター・ウォーズの世界の年代順に並べ、整理しなければならない。

 

しかしハテ?どうするべきか?と5秒ほど思案するが、やはり蛇の道は蛇でインターネットに相談してみる。

 

どんな世界にも先駆者がいるし、上には上がいるもので、同じような事をやってる同志が整理整頓してくれてた!
ありがたや〜、ありがたや〜。

 

さすがにマニアの世界はスゴイもんである。

 

前に2号からたった数十冊の小説をレンタル読破して、もうすっかりスター・ウォーズマニアになったつもりでいたオッサン。

 

しかし、何事にもマニア道は深く果てしないディープな世界で、道なき道、形なき影を追い求めてゆくものである。

 

「やっぱエピソード7なんて、しょせんディズニー映画だぜ!」と言ってるオッサンなんて、この人達からすると「やっぱ…スター・ウォーズって深いっすね〜!」と漠然と主張する甘ちゃんのようなものだ。

 

この人達はスター・ウォーズの映画が好きなのではなくて、映画の絵コンテを全作分揃えているような決め打ちの人達なのだ。

 

そんな先達がまとめてくれた小説年表を参考に、整理整頓してみた。

この作業だけで半日かかったぜ!

 

先達が全てまとめてたわけじゃなくて、ネットに載ってなかった作品もあるけど、残りはシリーズものだったから間違いないだろうて。

 

今回のネタは、せっかくなので各作品のあらずじを時系列的にまとめてみました。

 

小説作品とアメリカン・コミック作品を含めて全186冊。

 

ものすごい時間と手間がかかりました。

 

このブログの記事をしばらく更新していなかったのは、けっしてサボっていたからではなく、こんな無為な作業をしていたからなのでして…

 

まぁ釣りをやらない時期だし、このブログのネタも無いもんだから、たっぷり時間をかけて作業してたんだけど、まとめるだけでも大変だった。

 

いったいコレが何の役に立つのか?

 

並べられた小説を眺めていると、もう使わなくなったスーパーカー消しゴムの群れがフラッシュバックするオッサンなのでした。

 

 

しかし、コレでいよいよ準備完了。

 

何年かかるか分からんが、この全てを読破しなければならない。

 

これからオッサンはスター・ウォーズの世界へと旅立つのだ!

 

May the Force be with you.
(フォースとともにあらんことを!)

初期〜エピソード6まで

んではスター・ウォーズの時間軸順に作品をご紹介。

 

2号から借りた作品の中の話なので、全てではなく途中で飛んでる作品もあるのであしからず。

 

 

【スター・ウォーズ 偽りの仮面 】(ソニー・マガジンズ)
ジェームズ・ルシーノ[著] 富永和子[訳] 2001-08-20
「エピソード1 ファントム・メナス」の直前の物語。
「ファントム・メナス」で残された”謎”の大部分が明かされる内容。
1000世代にわたって続いた銀河の平和に崩壊の兆しが現れていた。
辺境領域では、暴利を貪り密かに軍備を増強するトレード・フェデレーションとテロリストグループの争いが激化の一途をたどっている。
暗黒卿ダース・シディアスに操られたトレード・フェデレーション、汚職議員、暴走する過激派たちが集まるサミットの水面下で進められる元老院議長暗殺計画。
ジェダイのクワイ=ガンやオビワンたちは暗殺を阻止できるか!?

 

【スター・ウォーズ ダース・モール闇の狩人】(ソニー・マガジンズ)
マイケル・リーヴス[著] 富永和子[訳] 2001-04-20
「ファントム・メナス」で一番人気のシス卿ダース・モールの鬼畜な殺し屋ぶりを描いた作品。
シス卿ダース・シディアスはトレード・フェデレーションを陰で操り、銀河の全権をその手に握ろうとしていた。
しかし、その企みを記したホロクロンが盗まれた。
ジェダイ評議会に事が露見するのを防ぐため、シディアスは弟子のダース・モールに指令を出す。
首都惑星コルサントのアンダーグラウンドに光も通さない迷路で繰り広げられる追走劇。

 

【スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス】 (ソニー・マガジンズ文庫) テリー・ブルックス[著] ジョージ・ルーカス[原作] 富永和子[訳] 1999-05-19
みなさんご存知【スター・ウォーズ】本編映画の4作目となった作品。でも時系列的には一番最初になります。
まだおこちゃまのアナキン・スカイウォーカー(後のダース・ベイダー)がジェダイ・マスターに見いだされ、ジェダイの騎士になるための修行生「パダワン」になる前の物語。
まぁ、余計な説明はいらんわな!

 

【スター・ウォーズ ローグ・プラネット】(ソニー・マガジンズ)
グレッグ・ベア[著] 大森 望[訳] 2000-06-20
映画「エピソード(以下、EP)1」と「EP2」の間をつなぐブリッジ・ノベル。
オビ=ワン・ケノービのパダワンとしてジェダイ聖堂で日々訓練を続けるアナキン・スカイウォーカーに暗殺者の魔の手が…、といういかにもありそな物語。
帝国側の悪役はまだ若いウィルハフ・ターキン。
そう!後ろ手を組み、背筋がピンと伸びたあの姿勢でお馴染みの、後のターキン大提督です。
タイトルにあるローグ・プラネットは「流浪の惑星ゾナマ・セコート」の事ですが、実はこの惑星はこれからず〜っと後に銀河の命運を左右する重大な存在となります。

 

【スター・ウォーズ 外宇宙航行計画-上/下】(ソニー・マガジンズ)
ティモシイ・ザーン[著] 富永和子[訳] 2006-07-20
外宇宙探査と殖民を目的とする5万人を乗せた艦船を統べる傲慢なジェダイ・マスター。
そのマスターの暴走を監視すべく同行するオビ=ワンとアナキン。
更には艦船の撃墜を目論むシス卿という訳の分からん内容だが、意外な味方?が現れる。
困った上司がいると、その周りが苦労するのはどんな世界でも同じだ!

 

【スター・ウォーズ ジェダイ・クエスト1 冒険のはじまり】(オークラ出版) ジュード・ワトソン[著] 西村和子[訳] 2006-12-10
優秀なパダワンであるアナキンだったが、その才能ゆえに心許せる仲間がいないという問題点が…
っという訳で、他のパダワンと協力しながら任務を遂行する、という課題を与えられる苦労人のアナキン・スカイウォーカーの大冒険シリーズ。

 

【スター・ウォーズ ジェダイ・クエスト2 師弟のきずな】(オークラ出版) ジュード・ワトソン[著] 西村和子[訳] 2006-12-10

 

【スター・ウォーズ ジェダイ・クエスト3 危険なゲーム】(オークラ出版) ジュード・ワトソン[著] 西村和子[訳] 2007-04-10

 

【スター・ウォーズ ジェダイ・クエスト4 ダークサイドの誘惑】(オークラ出版) ジュード・ワトソン[著] 西村和子[訳] 2007-08-10

 

【スター・ウォーズ ジェダイ・クエスト5 指導者学校の秘密】(オークラ出版) ジュード・ワトソン[著] 西村和子[訳] 2008-01-07

 

【スター・ウォーズ ジェダイ・クエスト6 シャドー・トラップ】(オークラ出版) ジュード・ワトソン[著] 西村和子[訳] 2008-03-08

 

【スター・ウォーズ ジェダイ・クエスト7 真実の瞬間】(オークラ出版) ジュード・ワトソン[著] 西村和子[訳] 2008-05-25

 

【スター・ウォーズ ジェダイ・クエスト8 クーデターの真相】(オークラ出版) ジュード・ワトソン[著] 西村和子[訳] 2008-07-27

 

【スター・ウォーズ ジェダイ・クエスト9 偽りの平和】(オークラ出版) ジュード・ワトソン[著] 西村和子[訳] 2008-09-22

 

【スター・ウォーズ ジェダイ・クエスト10 最後の対決】(オークラ出版) ジュード・ワトソン[著] 西村和子[訳] 2008-11-24 

 

【スター・ウォーズ 崩壊の序章】(ソニー・マガジンズ)
アラン・ディーン・フォスター[著] 酒井照伸[訳] 2002-03-09
「EP2 クローンの攻撃」の少し前の物語。
闇の勢力の陰謀を阻止すべく、例のごとくオビ=ワンとアナキンともうひと組のジェダイ師弟が派遣されて…
なんだけど、この作品はEP2を補完するという使命があったらしい。
しかし、いかんせんEP2はまだ製作中だったらしく、映画との不整合が生じてはいかんし、それでいて映画の世界観の状況説明や各キャラクターの予備知識も提供しなくちゃいけないという無理難題。
きっと著者はハゲ上がる想いで執筆したに違いない。

 

【スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃】(ソニー・マガジンズ文庫)
R・A・サルヴァトア[著] ジョージ・ルーカス[原作] 富永和子[訳] 2002-06-13
アナキン&パドメ・アミダラの中学生並みの青い恋愛物語。
そもそもジェダイは結婚禁止だが、遠い昔から禁断の愛って余計に燃え上がるのね〜
アナキンがダークサイドに落ち始めるのがこのタイミングで、やはり恋愛は魔性の味。
ず〜とトロい動きだったマスター・ヨーダの戦いぶりが意外過ぎたのが印象的。

 

【スター・ウォーズ 粉砕点 上/下】(ソニー・マガジンズ)
マシュー・ストーヴァー[著] 富永和子[訳] 2004-08-10
ジェダイ評議会の長老、マスターメイス・ウィンドゥにスポットを当てた作品。
クローン大戦ノベルの長編第一作目なんだけど、ジャングルのゲリラ戦が多くて、いわゆる宇宙船やビームが飛び交う戦闘シーンはほぼ無い地味な内容。

 

【スター・ウォーズ セスタスの偽り 上/下】(ソニー・マガジンズ)
スティーヴン・バーンズ[著] 富永和子[訳] 2004-12-10
ジェダイ・キラー・ドロイドをめぐり、ダークサイドに堕ちた元ジェダイの「ドゥークー伯爵」率いる独立星系連合軍vsオビ=ワンとキット・フィストー、クローン・トルーパーの精鋭部隊が戦う。
ドゥークーの他にもうひとりダーク・ジェダイが登場するんだけど、やはり善を保ち続けるのは難しく、悪に堕ちやすいのは世の定めか…

 

【スター・ウォーズ ジェダイの試練 上/下】(ソニー・マガジンズ)
デイヴィッド・シャーマン/ダンクラッグ[共著] 富永和子[訳] 2005-02-10
オビ=ワンのパダワン(この作品中では「ジェダイ・アプレンティス(見習生)」となってるけど)であるアナキンが珍しく他のマスターと行動をともにする作品。
アナキンがジェダイ・ナイトに昇進するための試験が今回の任務だから、こういうタイトルなんだろうて。
今回はマスター「ネジャー・ハルシオン」に付くんだけど、結婚禁止のジェダイなハズだけどコヤツも嫁はんがいる。
禁断の所帯持ちコンビの珍道中作品。

 

【スター・ウォーズ 暗黒の会合 上/下】(ソニー・マガジンズ)
ショーン・スチュワート[著] 富永和子[訳] 2005-03-10
意外にもマスター ヨーダが主人公の初めての長編小説。
かつての師弟であったヨーダとドゥークー伯爵の秘密裏の会合で、ヨーダをダークサイドに引き込もうとするドゥークー。
もし、ヨーダが暗黒面に堕ちたら最強最悪のシスが誕生するだろう。怖いもの見たさでソレも見てみたい!

 

【スター・ウォーズ 悪の迷宮 上/下】(ソニー・マガジンズ)
ジェームズ・ルシーノ[著] 富永和子[訳] 2005-06-10
映画「EP3 シスの復讐」に直結する作品。
EP3の冒頭ではパルパティーン元老院議長がドゥークー伯爵に誘拐されているが、「何で?こんな最重要人物が敵の手に堕ちてるの?」とほとんどの人が思ったハズ。
本作品はその”何で?”の部分のストーリーが描かれている。
他にもカミーノに共和国のクローン軍を発注をしたジェダイ・マスターが誰なのか?も明らかになっている。
EP3の映画を観る前に熟読すれば、より映画が楽しめること間違いなし!な作品。

 

【スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐】(ソニー・マガジンズ)
マシュー・ストーヴァー[著] ジョージ・ルーカス[原作] 富永和子[訳] 2005-06-20
ダース・ヴェイダーの誕生とジェダイ騎士団の滅亡、そして皇帝パルパティーンが君臨する帝国の台頭…
全てが暗黒面に包まれる作品のラストは、ニュー・ジェダイ・オーダーの希望の光である2つの小さな命が生まれる。
ダース・ヴェイダーの双子の子供でもあるルークとレイアの誕生。
アナキンもいろいろ頑張ったけど、主人公とは言え、アレだけこき使われればそりゃ〜全てを投げ出したくなるわな〜

 

【スター・ウォーズ 暗黒卿ダース・ヴェイダー 上/下】(ソニー・マガジンズ)
ジェームズ・ルシーノ[著] 富永和子[訳] 2005-12-20
EP3の直後、暗黒時代へ突入した銀河。
皇帝の独裁政治の執行者であるダース・ヴェイダーが、帝国に逆らう勢力やジェダイの生き残りを消してゆく物語。
しかし、ダークでクールなダース・ヴェイダーのイメージとは裏腹に、物語中では結構しゃべるし、愚痴も多いし…
この時ヴェイダーはまだ23歳。まだまだヤングメンだから仕方ないか…

 

【スター・ウォーズ ラスト・オブ・ジェダイ1 危険なミッション】(オークラ出版) ジュード・ワトソン[著] 西村和子[訳] 2006/08/07
ジェダイの生き残りであるフェラス・オリンの物語。
実はフェラスはジェダイ・クエスト・シリーズでもアナキンのライバルとして登場している。
作品の主人公に抜擢されるくらいなんだから、さぞかし良い奴なんだろうと思ったが、残念ながら二重スパイに仕立てられて…

 

【スター・ウォーズ ラスト・オブ・ジェダイ2 闇の警告】(オークラ出版) ジュード・ワトソン[著] 西村和子[訳] 2006/08/07

 

【スター・ウォーズ ラスト・オブ・ジェダイ3 アンダーワールド】(オークラ出版) ジュード・ワトソン[著] 西村和子[訳] 2007/04/10

 

【スター・ウォーズ ラスト・オブ・ジェダイ4 ナブーに死す】(オークラ出版) ジュード・ワトソン[著] 西村和子[訳] 2007/06/10

 

【スター・ウォーズ ラスト・オブ・ジェダイ5 皇帝の罠】(オークラ出版) ジュード・ワトソン[著] 西村和子[訳] 2007/10/14

 

【スター・ウォーズ ラスト・オブ・ジェダイ7 ダークサイドの陰謀】(オークラ出版) ジュード・ワトソン[著] 西村和子[訳] 2008/01/07

 

【スター・ウォーズ フォース・アンリーシュド ダース・ヴェイダーの弟子 上/下】(エフエックス)
ショーン・ウィリアムズ[著] 富永和子 2009/04/24
ダース・ヴェイダーが皇帝に秘密裏にアプレンティス(弟子)の「スターキラー」を育て、その弟子は粛清を逃れたジェダイを処刑してゆく。
そして反乱軍の組織を命ずる。
ヴェイダーの野望は反乱軍を利用して皇帝を倒し、自分が銀河を支配すること。
反乱軍誕生の事実となる作品。
本作のビデオゲーム版は全世界で570万本ものセールスを記録した、メディアミックス作品の小説版。

 

【スター・ウォーズ ハン・ソロ3部作 聖地の罠】(ソニー・マガジンズ)
A・C・クリスピン[著] 富永和子[訳] 1999-03-25
映画EP4〜6の主人公のルーク・スカイウォーカーやダース・ヴェイダーを差し置いて、人気No.1キャラの若きハン・ソロの冒険シリーズ。
EP3と4のちょうど中間の時代が舞台。
悪名高い密輸業者に拾われ、あらゆる悪事を仕込まれた孤児ハン・ソロが、19歳の時に自由を求めて悪の巣窟から脱出を試みたが…

 

【スター・ウォーズ ハン・ソロ3部作 ハットの策略】(ソニー・マガジンズ)
A・C・クリスピン[著] 富永和子[訳] 1999-04-20
この作品はハン・ソロが帝国軍を除隊した後の物語。
既にハン・ソロの相棒チューバッカと行動していて、肝心なチューバッカとの出会いや彼が何でこんなにハン・ソロに忠誠を誓っているのかは、回想の話程度なのが残念だ。
とは言え、マイナーなキャラクターがこれでもか!と登場し、ジャバ・ザ・ハットやボバ・フェットまでも登場するから親しみが湧く。
お話的には、帝国の圧政に我慢ならない密輸業者軍団が勝ち目がほぼ無い帝国に噛み付く内容。
宇宙戦が多いのでこれぞスター・ウォーズ!な感じだけど、いかんせん密輸業者の船がショボくて…

 

【スター・ウォーズ ハン・ソロ3部作 反乱の夜明け】(ソニーマガジンズ)
A・C・クリスピン[著] 富永和子[訳] 1999-06-30
映画EP4直前の物語。タイトル通り、反乱同盟軍結成の経緯が描かれている。
ハン・ソロの愛機、たぶんあらゆる映画に登場する宇宙船の中でも一番名の知れた、あの名船「ミレニアム・ファルコン」号を手に入れる件もあり。
EP4の冒頭でレイアの乗る外交船が帝国のスター・デストロイヤーに拿捕されるシーンもあって、EP4と少々かぶる場面もあるがかなり通好みの作品となっている。

 

【スター・ウォーズ デス・スター 上/下】(エフエックス)
マイケル・リーヴス/スティーヴ・ペリー[共著] 富永和子[訳] 2008-09-25
スター・ウォーズに登場する兵器の中でもNo.1のインパクトを放つデス・スターの建造から完成、そして破壊されるまでの物語。
作品の内容的にはEP4とかぶる部分がありますが、作品の舞台はほぼ帝国内に視点を置いてます。
デス・スターの圧倒的な力を過信する帝国軍の高官達とは対象的に、その破壊力を恐れる下士官達。
そして、そんな高官達を冷めた目で見るダース・ヴェイダー。
帝国軍内の様々な思惑が錯綜する作品。

 

【スター・ウォーズ 新たなる希望】(竹書房文庫)
ジョージ・ルーカス[著] 石田 享[訳] 1997-04-30
映画「スター・ウォーズ」の記念すべき第一作目となる「EP4新たなる希望」の原作小説の新訳版。
余程のマニア以外は、この映画以前に「スター・ウォーズ」の存在は知らなかったハズで、スター・ウォーズ伝説の始まりとなった記念すべき作品。
いまさら、内容の説明の必要はないと思います。
今回の小説の中でも最古の作品であり、作品中の表現なども既に古典の域なんだけど、読みながら映画のシーンひとつひとつが鮮明に思い出される。
それくらい衝撃であり感動的だった、スター・ウォーズとの出会いの物語。
映画は子供の頃に観たんだけど「未来はこんな世界なんだ!」と感動したが、この話って遠い昔なのね…
大人になって初めて気づかされた。

 

【スター・ウォーズ 忠誠 上/下】(エフエックス)
ティモシー・ザーン[著] 富永和子[訳] 2008-04-25
デス・スターを破壊したものの、反乱同盟軍はまだ軌道に乗ってなくて、プリンセス・レイアはリーダーのひとりとして任務にあたっている。
ルーク・スカイウォーカーはまだジェダイになったばかり。
ハン・ソロは反乱同盟軍にどれくらい肩入れすべきか迷っている。
こんな状況の中、5人のはぐれストームトルーパーが帝国に幻滅し、自分たちのやり方で正義を達成しようとするストーリー。
「皇帝の手」と呼ばれるパルパティーン直属のエージェント「マラ・ジェイド」が登場するこの作品。
後にルークと結婚するマラが、どんなキャラでどんな仕事ぶりなのかが分かっただけでも発見だ!

 

【スター・ウォーズ ジェダイの後継者 上/下】(ヴィレッジブックス)
ケヴィン・ハーン[著] 甲斐理恵子[訳] 2015-09-30
ジェダイの師であったオビ=ワンを失ったことで、フォースを操る方法を見失いモンモンとしていたルーク。
反乱同盟軍の極秘任務で、作戦に使われる小型船のオーナー女性とルークとの恋物語的な要素もあったりする。
フォースを独学で学び、高みを目指さなくてはならないルークは苦悩するが、たぶんルークって他人に教わるのは苦手で、自分で勝手に伸びるタイプだと思うよ。

 

【スター・ウォーズ 帝国の逆襲】(竹書房文庫)
ドナルド・F・グルート[著] ジョージ・ルーカス[原案] 石田 享[訳] 1997-04-30
映画ではEP5となる作品。
デス・スターを破壊された帝国軍が反乱同盟軍にこれでもか!と仕返しし、反乱軍は撤退を余儀なくされる。
反乱軍の秘密基地がある氷の惑星ホスの雪原を、巨大なAT-AT(スノー・ウォーカー)が4本足で近づいて来るのはインパクトが強かった。
ルークとヴェイダーの親子初対決もあるが、ヴェイダーに圧倒されルークは右手を失ってしまう。
ハン・ソロはカーボン冷凍されちゃうし、反乱軍にとっては散々なストーリー。
この映画内ではマスター・ヨーダが映像初お目見えなんだけど、そのキャラクターといい、サイズ感といい、コミカルな動きといい、どうみてもパペットマペットにしか見えなくてガッカリした。
実際にパペット師が4人掛かりで操作していて、かなり大変だったらしい。
今ではCGI当たり前だけど、この頃はまだ手作り感満載だった。それもまた”味”で良かったんだけど。

 

【スター・ウォーズ シャドウ・オブ・ジ・エンパイア[帝国の影] 上/下】(竹書房文庫)
スティーヴ・ペリー[著] 富永和子[訳] 1997-04-30
映画EP5とEP6の空白の一年を埋めるブリッジノベルがこの作品。
EP5でジェダイとしてまだ未熟だったルークが、EP6ではいきなり貫禄あるジェダイ・ナイトとして登場した理由が、本作のような修羅場をくぐり抜けたなら、なるほど!と思わせる。
凍結されたハン・ソロを連れ去ったボバ・フェットの船を追っていたルーク御一行様。
一方、ルーク暗殺を目論む謎の敵の正体を探るため悪の秘密結社『ブラック・サン』に接触するレイア。
ルークがフォースの操作を学び、大きく成長するストーリー。

 

【スター・ウォーズ ジェダイの復讐】(竹書房文庫)
ジェームズ・カーン[著] ジョージ・ルーカス[原案] 石田 享[訳] 1997-04-30
映画ではEP6となる作品で、”本当の”スター・ウォーズファンにはEP6までがスター・ウォーズの本編最後の映画となる。
(残念ながら、EP7〜9はスター・ウォーズの名を模したただのディズニー映画という見かたが大多数)
ジェダイ・ナイトとして大きく成長したルーク。
死の床にあるヨーダから、最後の試練としてダース・ヴェイダーとの対決は不可避である事を告げられる。
霊体のオビ=ワンからはヴェイダーの正体が父のアナキン・スカイウォーカーであり、レイアが双子の妹であることを知らされる。
反乱同盟軍は建造中の第2デス・スターを護るシールド発生施設を破壊すべくエンドアへ潜入する。
第2デス・スターの皇帝の間でルークとヴェイダーの対決。
怒りでダークサイドに堕ちそうになるルークはかろうじて平静を取り戻す。
ルークを見限った皇帝がフォースの電撃で殺そうとするが、アナキンの心を取り戻したヴェイダーが皇帝を葬り去る。
生命維持装置が破壊されたヴェイダーは、最後に素顔で息子を観た後に息を引き取る。
大団円のラストなんだけど、スター・ウォーズはこれから後も継続しているっていうか、小説の世界ではココからが異常に長いエンドレス・ストーリー。
果たして終わりはあるのか?
ちなみに映画公開当時は「ジェダイの復讐」だったけど、正義側が「復讐」はマズいよね?という訳で、後に「ジェダイの帰還」に変更されたらしい。
確かに、ダース・ヴェイダーにとっては最後にアナキンに戻ったんだから、ジェダイの帰還で間違いではないわな。

EP6以降〜ハンド・オブ・スローン+1

【スター・ウォーズ バクラの休戦 上/下】(竹書房文庫)
キャシー・タイアーズ[著] 富永和子[訳] 1994-08-10
EP6「エンドアの戦い」の直後、帝国領の辺境惑星バクラからの緊急事態の応援要請メッセージが…
帝国軍にも反乱同盟軍にも属さないエイリアン人艦隊がバクラを襲撃。
皇帝とダース・ヴェイダーを失い、統制の取れない帝国軍と反乱同盟軍が一時的な休戦協定を結び未知なるエイリアンに立ち向かう物語。
そもそもがエイリアンを呼び寄せたのは今は亡き皇帝で、死んだ後も迷惑をかける後期高齢者の典型例だ。

 

【スター・ウォーズ 帝国の復活】(偕成社)
ポール&ホレス・デイヴィッズ[著] 和気佐保子[訳] 1992-12
このシリーズは亡き皇帝の隠し子が登場する物語。
皇帝亡き後は帝国軍の上層部が主導権を握っているにも関わらず、その裏で闇の権力を持つダークサイドの預言者達…
他にも「ジェダイの王子」が出てきたり(この王子の正体がまた…)、ジャバ・ザ・ハットのお父さんが出て来たりとカオスだ。
まぁ、どんな世界でも権力者には愛人がいるもんで、人間って奴は金と権力を持つとロクなもんじゃね〜!

 

【スター・ウォーズ ジェダイの遺産】(偕成社)
ポール&ホレス・デイヴィッズ[著] 和気佐保子[訳] 1992-12

 

【スター・ウォーズ ゾルバの復讐】(偕成社)
ポール&ホレス・デイヴィッズ[著] 和気佐保子[訳] 1993-04

 

【スター・ウォーズ 暗黒の預言者】(偕成社)
ポール&ホレス・デイヴィッズ[著] 和気佐保子[訳] 1993-05

 

【スター・ウォーズ 運命の惑星】(偕成社)
ポール&ホレス・デイヴィッズ[著] 和気佐保子[訳] 1993-12

 

【スター・ウォーズ 帝国の女王】(偕成社)
ポール&ホレス・デイヴィッズ[著] 和気佐保子[訳] 1993-12

 

【スター・ウォーズ 新生ローグ中隊 上/下】(電撃文庫)
マイケル・A・スタックポール[著] 石田 享[訳] 1997-07-25
Xウィング・ノベルズ全8作シリーズ。
EP6から三年後、反乱軍伝説のスターファイター中隊「ローグ中隊」のリーダー「ウェッジ・アンティリーズ」にスポットを当てたストーリー。
ローグ中隊の初代リーダーはルークだったけど、彼はジェダイだからいろいろ忙しいもんで、中隊創設メンバーのウェッジにお鉢が回ってきたらしい。
Xウィング部隊に焦点を当ててるからか、軍事的な描写がかなりマニアックなので心して読みましょう!
ちなみに「ローグ中隊」の語源はスピンオフ映画にもなった「ローグ・ワン」から来ているのは言うまでもない。

 

【スター・ウォーズ 首都奪還への賭け 上/下】(電撃文庫)
マイケル・A・スタックポール[著] 石田 享[訳] 1997-11-25

 

【スター・ウォーズ クライトスの罠 上/下】(電撃文庫)
マイケル・A・スタックポール[著] 石田 享[訳] 1998-04-25

 

【スター・ウォーズ バクタ大戦 上/下】(電撃文庫)
マイケル・A・スタックポール[著] 石田 享[訳] 1998-11-25

 

【スター・ウォーズ レイアへの求婚 上/下】(竹書房文庫)
デイヴ・ウルヴァートン[著] 富永和子[訳] 1995-02-28
まぁ、分かりやすいタイトルですな!
しかしその相手は!?っていう話なんですが、ソロとレイアの間を引き裂く恋敵の登場!
物語の舞台は亡き皇帝でさえ恐れ、封鎖を命じた「魔女の棲む惑星」。
そういう設定なので、コテコテの箱モノの世界ではなく超自然的なダークな世界がテーマ。
最後は元のサヤに収まるのですが、障害があればあるほど燃え上がる恋というのは難しいもんですね〜

 

【スター・ウォーズ タトゥイーン・ゴースト 上/下】(ソニーマガジンズ)
トロイ・デニング[著] 富永和子[訳] 2003-10-10
ハン・ソロとレイアの新婚さんいらっしゃい!時の物語。
ダース・ヴェイダーの孫を宿すことに抵抗があるレイア。
レイアの育った惑星オルデランの名画「キリック・トワイライト」が競売にかけられると知り、タトゥイーンを訪れたハンとレイア。
その絵には反乱軍時代からのスパイ・ネットワークの情報が隠さていて、帝国軍に奪われてはいけないシロモノだった。
その絵がアナキンの旧友に奪われ、それを追うハンとレイアは途中、ルークが暮らしていた農場主からアナキンの母でありレイアの祖母でもある女性の日記を渡される。
そこには純真なアナキン少年の思い出が綴られていて…
この作品には「スローン」の名は出てこないが、スター・デストロイヤー「キメラ」とペレオン艦長が登場するし、名画を欲しがっている赤い目の将校はどうみてもスローンだと思う。
そして物語はいよいよスローン三部作へ突入!

 

【スター・ウォーズ 帝国の後継者 上/下】(竹書房文庫)
ティモシー・ザーン[著] 富永和子[訳] 1992-01-24
スローン三部作の第一作目。
EP6から5年後、首都惑星コルサントを奪還した反乱同盟軍は新共和国を樹立。
帝国軍のの支配領域は減少の一途を辿っていたが、新指導者スローン大提督により帝国軍は反撃を開始。
ジェダイの長の生き残りであり、狂気となったダーク・ジェダイの「クボース」と手を組み、ルークとレイアをダーク・ジェダイに育てようと目論む。
ルークを執拗に付け狙うマラ・ジェイドも登場し、危機に陥れる。

 

【スター・ウォーズ 暗黒の艦隊 上/下】(竹書房文庫)
ティモシー・ザーン[著] 富永和子[訳] 1993-03-05
スローン三部作の第二作目。
軍神スローンは新共和国内にスパイを送り、新共和国内の政治家達に陰謀をめぐらせる。
戦いのゲームチェンジャーとなる、行方知れずとなったカタナ艦隊「暗黒艦隊(ダーク・フォース)」をめぐって熾烈な大争奪戦を繰り広げる。
そして皇帝の遺産「スパーティ・シリンダー」とは…

 

【スター・ウォーズ 最後の指令 上/下】(竹書房文庫)
ティモシー・ザーン[著] 富永和子[訳] 1994-03-04
スローン三部作完結編。
カタナの戦いが終わり、スローンは暗黒艦隊とスパーティ・シリンダーを手に入れ、新共和国へ総攻撃に出た。
しかし、帝国の後継者を自負するクボースとスローンとの確執や帝国の暗殺者部族「ノーグリ」の転向により状況は一転する。
この三部作の中で印象的だったのは、帝国軍のインターディクター級デストロイヤーの存在。
この艦は重力井戸発生装置を内蔵し、目標の船をハイパースペースに逃げ込むのを阻止したり、ハイパースペースから引き戻すことができる。
今まではイザとなったらハイパースペースに逃げればもう安心だったが、この艦の登場によりそうも言ってられん状況になった。
この無効化能力は、「バジリスク」のヒロイン朧(おぼろ)の「破幻の瞳」みたいな感じって言っても、そんなん知らんがな!ですね。

 

【スター・ウォーズ ジェダイの末裔 上/下】(竹書房文庫)
ケヴィン・アンダースン[著] 石田 享[訳] 1995-08-01
旧帝国領の惑星ケッセルに外交特使として派遣されたハン・ソロ。 
しかし、突然現れた謎の戦闘機隊に攻撃を受け、捕らえられてしまう。
ハンは捕らえられていたケッセル鉱山から逃亡、脱出に成功するが、追撃から逃れた一行が見たものは、帝国軍の秘密研究所とインペリアル・スター・デストロイヤーの艦隊だった。
一方、ルークはジェダイ騎士団復興のため新たなジェダイ候補生を探していた。
行方不明のハン捜索のため、ルークはケッセル星へと乗り込む。
この作品の半分は、ほとんど下地作りに費やされてお話が遅々として進まない。
まぁ、スター・ウォーズって何かと状況説明が必須なのでこの傾向は否めないが、この作品は特にそ〜なってる!

 

【スター・ウォーズ 暗黒卿の復活 上/下】(竹書房文庫)
ケヴィン・アンダースン[著] 石田 享[訳] 1995-11-01
新共和国同盟軍総司令官のアクバー提督は、墜落事故の責任をとって辞任する。
アクバーの必要性を痛感するレイアは元提督を復帰させるべくアクバーの故郷カラマリ星へ向かうが、帝国軍のデストロイヤー艦隊がカラマリ星へ現れ、砲火にさらされる。
ルークはジェダイ騎士団新生を目指し、ジェダイ・アカデミーを創設したが、そこへ初代暗黒卿エグザ・キューンが現れ、ジェダイ候補生キップ・デュロンが帝国への復讐のためダークサイドに接近。
キップは暗黒のフォースの力を借り、超兵器サン・クラッシャーを蘇らせてしまう。

 

【スター・ウォーズ フォースの覇者 上/下】(竹書房文庫)
ケヴィン・アンダースン[著] 石田 享[訳] 1996-03-28
初代シスの暗黒卿エクザ・キューンと手を組んだキップは、サン・クラッシャーを手に入れ、帝国軍の支配星系を次々に破壊してゆく。
暗黒卿の力を借りたキップに破れたルークは、精神と肉体を切り離され幽体となり、その存在や意志を伝えることができない。
しかし、ルークの声に応えたレイアとハンの双子の兄妹に導かれ、ジェダイ・アカデミーの訓練生達が真のフォースの力に目覚める。
帝国の研究所から出た初代デス・スターのプロトタイプとインペリアル・スター・デストロイヤーが攻撃を開始。
キップはサン・クラッシャーを操縦し、デス・スターもろともブラックホールに飲み込まれてゆく…
まぁ、最終的にはルークも蘇り、実はキップも生きていたりとハッピーエンドなんだけど、ジェダイ候補生達がいきなりフォースの力に目覚めるのはどうかなぁ〜
ルークでさえ長年苦労してやっとフォースに目覚めたのに、いくら才能があるとは言え、ね〜…

 

【スター・ウォーズ ジェダイの遺児 上/下】(竹書房文庫)
バーバラ・ハンプリー[著] 富永和子[訳] 1996-05-30
新共和国の元首となったレイア・オーガナ・ソロ。
一方、ルークは辺境の惑星プゾブで、全自動制御の超巨大戦艦「パルパタインの目」に捕らわれてしまった。
この戦艦の目標はベルサヴィス星の襲撃だが、そこには昔、行方を絶った「ジェダイの子どもたち」を捜すためレイアが訪れていた。
この星の氷原の下には、失われたジェダイの隠れ住む地下洞窟があるという。
レイアはそこで帝国の元皇帝の愛人とその息子と出会い、対決する。
またしても皇帝の愛人&子供の登場。
全銀河を手中に入れた皇帝には、いったい何人の愛人がいたんだろう…

 

【スター・ウォーズ ダークセーバー 上/下】(竹書房文庫)
ケヴィン・アンダースン[著] 富永和子[訳] 1997-07-23
ルークは全自動制御の巨大戦艦「パルパタインの目」内でコンピューターに捕らえられていたカリスタという女性に出会った。
ジェダイの力を失っていたカリスタは、ジェダイ候補生の体を借りて蘇り、力を取り戻すためルークとともに惑星ダゴバに赴く。
一方、暗黒街の実力者ダーガ・ザ・ハットはデス・スターの設計図を手に入れ、新兵器「ダークセーバー」で銀河征服を目論んでいた。
帝国軍ダーラ提督は、亡きスローン大提督の部下ペレオンと組んで残存帝国軍をまとめ、ジェダイ・アカデミーのある惑星ヤヴィン4に攻撃目標を定める。
ジェダイ候補生たちは一致団結して、帝国の総攻撃を迎え撃つ!

 

【スター・ウォーズ 黄昏の惑星 上/下】(竹書房文庫)
バーバラ・ハンブリー[著] 富永和子[訳] 1997-10-07
レイアは平和会見に臨むため惑星ナム・コリオスを訪れていたが、組織的な陰謀による恐怖の疾病「死の種(デス・シード)」が発生し、派遣艦隊に多くの犠牲が出た。
レイアは幽閉されるが、自力で脱出を試みる。
レイアのフォースに導かれたルークは新住民とともに首都を目指していたが、ナム・コリオスにはフォースを操る人物達がいた…
本作は「ジェダイの遺児」から始まり「ダークセーバー」を含めてカリスタ三部作と呼ばれている。
カリスタがルークの心の女性になってしまうんだけど、ジェダイの恋ってなかなか上手くいかないね〜

 

【スター・ウォーズ クリスタル・スター 上/下】(竹書房文庫)
ヴァンダ・N・マッキンタイア[著] 富永和子[訳] 1996-06-24
ハンとレイアの3人の子供が誘拐された。
ルークやハンは、クリスタル・スターと呼ばれる結晶化が進むの白色矮星が頭上に輝く、人工惑星クリシア・ステーションを訪れていた。
そこではカリスマ的存在の未知の生命体が、癒やしの奇跡によって多数の信者を集めていた。
子どもたちを誘拐した黒幕であるヘスリア卿を追って、レイアたちもこのステーションに向かっていた。
そして、クリスタル・スター最後の日は間近に迫っていた。

 

【スター・ウォーズ 嵐の予兆 上/下】(竹書房文庫)
マイケル・P・キューピー=マクドウェル[著] 秋友克也[訳] 1997-12-13
ブラック・フリート・クライシス三部作の第一弾。
新共和国の最閑職=資産追跡室の調査員が手にしたデータファイルは、発足以来の事件だった。
帝国軍でもトップクラスしか知り得ない、全兵力装備リストが納められたそのファイルには、スター・デストロイヤー20隻からなる「ブラック・フリート」艦隊の存在が記されていた。
謎の艦隊の行方を知るイェヴァッサ人の総督ニル・スパーとレイアは平和会見を重ねていたが、一方的にレイアを糾弾する。
一方、ランド・カルリシアンが遭遇した太古の放浪船の正体は…

 

【スター・ウォーズ 偽りの 盾上/下】(竹書房文庫)
マイケル・P・キューピー=マクドウェル[著] 秋友克也[訳] 1998-03-04
ブラック・フリート・クライシス三部作第二弾。
ファラナッシ教団の女性アカナはルークの母親の名を告げる。
母の行方に確信が持てないまま、ルークは教団の行方を追うアカナの旅に同行する。
一方、ランドは放浪船に閉じ込められたままハイパースペースへと消えてしまう。
イェヴァッサ軍は、かつて「エンドアの戦い」に乗じて略奪したブラック・フリート艦隊を武器に、牙を剥き出してきた。
新共和国軍は第五艦隊が出撃するが、その行く手にはイェヴァッサ軍の罠が待ち構えていた。

 

【スター・ウォーズ 暴君の試練 上/下】(竹書房文庫)
マイケル・P・キューピー=マクドウェル[著] 秋友克也[訳] 1998-04-30
囚われのハンに行方不明のルーク。
謀略を図るニル・スパーの前に、孤立無援の元首レイア。
にらみ合うイェヴァッサ軍と新共和国艦隊との衝突は不可避か!?
レイアの窮地を知り、駆けつけるルーク。
ハン・ソロ奪還に立ち上がるチューバッカ。
そしてレイアは敢然と最終決断を下す。
ブラック・フリート・クライシス三部作、波乱の完結。

 

【スター・ウォーズ 新反乱軍 上/下】(竹書房文庫)
クリスティン・キャサリン・ラッシュ[著] 富永和子[訳] 1998-07-01
旧帝國勢力の議会参加により、新共和国内は不協和音が生じていた。
再び旧共和国と同じ轍を踏むのではないか?レイアは危惧していた矢先、議事堂に爆弾が仕掛けられ多数の犠牲者が出る。
事件の影にダークサイドを感じたルークは、その持ち主を求めて旅立つ。
犯人はダークサイドに堕ち、銀河支配を目論むルークの元弟子のクェラーだった。
新共和国に対する反乱とダークサイドの台頭を防ぐことが出来るのか…

 

【スター・ウォーズ コレリアの反乱 上/下】(竹書房文庫)
ロジャー・マクブライド・アレン[著] 富永和子[訳] 1996-11-08
コレリアン三部作の第一弾!
ハン・ソロは、貿易サミットに出席するレイアと子供たちを連れて母星であるコレリアに訪れる。
家族を連れての旅行は、束の間のバカンスのはずだったが…
サミットの開始直前、「ヒューマン・リーグ」と名乗る謎のグループが暴動を起こし、コレリアン星系の独立を要求。
星系全体に広がりつつある電波障害と遮断フィールドが、外界と一切の通信を不能にしてしまい、助けを呼び出せない。
コレリアに閉じ込められてしまったソロ一家の運命やいかに!?
こんな最中、ランド・カルリシアンの婚約者探しに付き合わされるルーク。
平和な時代ほど、ヒーローにとって過ごしにくいものはないらしい。

 

【スター・ウォーズ セロニア奇襲作戦 上/下】(竹書房文庫)
ロジャー・マクブライド・アレン[著] 富永和子[訳] 1996-12-20
コレリアン三部作の第二弾。
ハン・ソロの故郷コレリア星で内乱が勃発。
その混乱でソロ家族は散り散りになってしまった。
別々に捕らえられたハントレイアだが、子供たちは脱出に成功し惑星ドロールへ向かう。
そこで惑星を移動させるほどの力を持つ古代装置を発見する。
一方、ハンは逃走を続ける内に、セロニアンの不思議な世界に足を踏み入れてゆく…
そんな中、混乱状態のコレリアン星系鎮圧のためバクラ星艦隊が集結し、第一次攻撃目標を惑星セロニアに定める。

 

【スター・ウォーズ 決戦センターポイント 上/下】(竹書房文庫)
ロジャー・マクブライド・アレン[著] 富永和子[訳] 1996-12-20
コレリアン三部作の完結編。
ルークとランドはコレリアン星系の謎の宇宙ステーション「センターポイント」の恐るべき秘密を発見。
星を一瞬にして破壊し、超新星にしてしまう古代兵器のスターバスターとはセンターポイントの事だった。
一方、アナキン・ソロはフォースに導かれ、惑星ドロールの古代兵器プラネタリー・リパルサーを起動させようとしていた。
ついに反乱を企てた首謀者率いる大艦隊とバクラ星艦隊との激突。
しかもスターバスターが第三のターゲットを破壊するデットラインが近づいていた。
っとバタバタなんだけど、ラストはランドに嫁はんが見つかりハッピーエンド!なのは、重い空気に花が咲いて良かった良かった。

 

【スター・ウォーズ 過去の亡霊 上/下】(ソニーマガジンズ)
ティモシィ・ザーン[著] 富永和子[訳] 1999-10-10
ハンド・オブス・ローンの第一弾。
「エンドアの戦い」から15年、帝国の残党は今やほぼ壊滅状態にある。
しかし、かつて新共和国に多大な驚異を与えたスローン大提督が復活した。
死んだはずのスローンがなぜ…?
発掘された一枚のデータファイルには、皇帝による大虐殺事件に共和国側のエイリアン種族「ボサン」が関与していた事実が記されていた。
内紛に揺れる新共和国内に、新たな波紋が生じる。

 

【スター・ウォーズ 未来への展望 上/下】(ソニーマガジンズ)
ティモシィ・ザーン[著] 富永和子[訳] 1999-11-25
相次ぐ暴動に揺れる新共和国。
伝説の軍神「スローン」復活の噂は銀河中に広まり、帝国も行動を開始した。
ソロとランドは皇帝の大虐殺事件のの真相を記したデータファイルを手に入れるべく、帝国の首都に潜入する。
謎の文書に記されていた「スローンの手(ハンド・オブ・スローン)」とは…
ついに、新共和国で内乱が勃発。
レイアたちの悲願である帝国との和平協定締結は水泡に帰すのか。
そしてルークは辺境の惑星ニラーンで「スローンの手」と遭遇する。
ハンド・オブ・スローン完結編。
ついにルークが結婚した!
あれ?ジェダイってアイドルみたいに恋愛禁止だったハズなんだけど、まぁ今はルークがジェダイの頭なんだから『俺が法律だ!』で誰も文句は言えないのだろうて。
しかしスター・ウォーズの登場人物の結婚生活って普通じゃないから、これからも大変だな〜

 

【スター・ウォーズ 生存者の探索 上/下】(ソニーマガジンズ)
ティモシィ・ザーン[著] 富永和子[訳] 2004-10-10
新共和国と帝が和平協定を締結してから約3年。
クローン大戦前に5万人の人々を乗せて飛び立ったまま消息を絶った外宇宙探査船「アウトバウンド・フライト」が発見されたという知らせが届いた。
探査船は未知領域でスローンに撃墜させられたと言われていた。
墜落した廃船に乗り込んだ調査隊は思いがけず、生存者と遭遇した。
地中深く埋もれた廃船にコロニーを築いた生存者とその子孫は、皆一様にジェダイを憎んでいた。
閉ざされた世界で真実を探るルーク達は…
EP1とEP2の間の時代の「外宇宙航行計画」と訳されていた作品の、その後を描くブリッジ・ノベル。

「ニュー・ジェダイ・オーダー」シリーズ

「ニュー・ジェダイ・オーダー」は帝国が崩壊した後に再建、改革されたジェダイの組織。
皇帝のジェダイ大粛清後、壊滅の危機にあったジェダイ・オーダーを、ルーク・スカイウォーカーが組織を立て直してゆく。

 

 

【スター・ウォーズ 新たなる脅威 上/下】(ソニーマガジンズ)
R・A・サルヴァトア[著] 富永和子[訳] 1999-12-20
「ニュー・ジェダイ・オーダー」シリーズ第一弾。
「エンドアの戦い」から21年後。
帝国との平和協定を締結し、銀河は平和を享受していたようにみえたが、未知の脅威は別銀河から襲ってきた!
大軍を率いて襲来した敵は、武器や宇宙船をはじめ、あらゆる道具が生命体という、未知の文明を有するエイリアンだった。
銀河各地に潜んだエイリアンは、少しずつ新共和国を蝕んでゆく…
本作品で長らくハン=ソロの相棒だったチューバッカが死を迎えてしまう。
どんな厳しい戦闘の中でも常にホッとする存在だったチューイよ!永遠なれ!!

 

【スター・ウォーズ 暗黒の潮流 上/下】(ソニーマガジンズ)
マイケル・A・スタックポール[著] 富永和子[訳] 2004-04-20
未知の銀河から来襲した敵「ユージャン・ヴォング」との初戦に辛勝したルークたちだったが、それは侵略の序章に過ぎなかった。
レイアは軍備と防衛の増強を訴えるが、堕落した新共和国の首脳陣は取り合わない。
しかし侵略の第二波はすぐそこまで来ていた!
一方で過激な行動に走る一派の出現でジェダイは分裂の危機に瀕していた。
新共和国内部が揺れる中、レイアたちは独断で辺境惑星の住民の避難に踏み切るが、避難民に扮してエイリアンが潜入していた!
残念ながらハン=ソロは本作では戦力外。
チューバッカの死から立ち直れずに酒をかっくらう日々…らしいが、まぁソロの気持ちもわからなくはないが、酒に溺れるステレオタイプの落ち込み方って現実にあるのかな?

 

【スター・ウォーズ アイソアへの侵攻 上/下】(ソニーマガジンズ)
マイケル・A・スタックポール[著] 富永和子[訳] 2000-08-18
侵攻するユージャン・ヴォングの次なる標的は平和な惑星アイソアだった。
銀河は一丸となって敵にあたる時だが、敵は外にいるとは限らない。
仲間を失い満身創痍で戦うジェダイだが、新共和国の人々の枯れたに対する不信は募るばかり…
この戦いを機に、新共和国や帝国内に不安の芽が次々に吹き出す。

 

【スター・ウォーズ 英雄の試練 上/下】(ソニーマガジンズ)
ジェームズ・ルシーノ[著] 富永和子[訳] 2000-10-20
ハン=ソロ復活!
チューバッカを失った悲しみから立ち直れず、悲観の日々を過ごしていたソロ。
侵略者ユージャン・ヴォングの手先となり、裏工作している傭兵部隊に昔の密輸業者仲間が加担していると聞かされ、憤りを感じる。
彼らを阻止すべく悪縁深い惑星オード・マンテルに向かう。
久しくハンの中に眠っていた無法者の血が騒ぐ!
ユージャン・ヴォングの攻撃により、次々に辺境惑星は陥落。
首都惑星コルサントまでの侵攻も、時間の問題だった。
しかし、重要な軍事情報とともに、ユージャン・ヴォングの女司祭エランとその従者ヴァーゲアが新共和国に亡命を求めてきた。
果たしてこの亡命の真意は…?

 

【スター・ウォーズ ジェダイの失墜 上/下】(ソニーマガジンズ)
ジェームズ・ルシーノ[著] 富永和子[訳] 2000-12-20
容赦ないユージャン・ヴォングの侵攻により、保身のため敵と手を結ぶ星系も現れた。
奔走するルークたちに新たな衝撃が走る。
暗躍するハットの犯罪組織がユージャン・ヴォングと結託した!
しかしその一方で、ハットは敵の作戦に関する情報を新共和国側に流していた。
レイアの説得により、プリンス・イソルダー率いるヘイピーズの艦隊が出動する。
また、最終兵器とも言うべきスターバスターを発射するため、ジェダイであるハンとレイアの子、アナキンとジェイセンはセンターポイントへ送られる。

 

【スター・ウォーズ バランスポイント 上/下】(ソニーマガジンズ)
キャシー・タイアーズ[著] 富永和子[訳] 2001-02-20
侵略者ユージャン・ヴォングとの戦いで、故郷の星を失った人々は安住の地を求めて彷徨っていた。
一方、惑星デュロの難民キャンプで奮闘するハンとレイアのもとへ、重傷の愛娘ジェイナが身を寄せる事になった。
避難民はあふれ、ジェダイの権威は失墜、裏切り者が続出。
しかも新共和国上層部にも、敵と内通するものが暗躍する。
侵略者ユージャン・ヴォングは銀河の中心へと確実に駒を進めていた。
そんな中、ジェイナはかろうじて保たれている銀河の危ういバランスが崩れ、闇に支配される未来の銀河の末路を見る。
悲運の惑星デュロに集結したルークやハンたちは未来を変えることが出来るのか…

 

【スター・ウォーズ 征服 上/下】(ソニーマガジンズ)
グレッグ・キイズ[著] 富永和子[訳] 2001-06-20
ジェダイを差し出せば命は助けるという侵略者ユージャン・ヴォングの甘言により、銀河中でジェダイ狩りが始まった。
ついに惑星ヤヴィン4で学ぶジェダイ・アカデミーの生徒たちが標的になるが、軍隊の出動は望めない。
アナキンは友人を救うためひとりヤヴィン4に向かう。
ユージャン・ヴォングに捕まり、人体実験の犠牲になろうとしている親友を救うため、不可能とも思える救出作戦を単独で決行する。
そんなアナキンに、裏切られ、汚名を着せられ、復讐を誓うユージャン・ヴォングの戦士が協力する。
理解し難い敵同士が、目的のために手を結び、ゲリラ戦法を展開する。

 

【スター・ウォーズ 復活 上/下】(ソニーマガジンズ)
グレッグ・キイズ[著] 富永和子[訳] 2001-10-20
ジェダイ狩りがますます激しくなる中、ルークと身重の妻マラも首都惑星コルサントを追われるハメになる。
それでも銀河の守護者としてジェダイは各地で戦っていた。
ユージャン・ヴォングへの復讐に走るのがジェダイの道なのか?
多くのジェダイが悩んでいたが、過激な戦闘を繰り広げていたキップ・デュロンを筆頭とする一派が敵の超兵器を発見する。
兵器破壊のため、ローグ中隊が出撃する。
一方、臨月を迎えたマラは死に瀕していた。

 

【スター・ウォーズ 猟獣 上/下】(ソニーマガジンズ)
侵略者ユージャン・ヴォングがフォースを嗅ぎつける改造生物「ヴォクシン」を創り出した。
この妖獣の毒牙に次から次へと死を遂げるジェダイたち…
追い打ちをかけるように敵は何百万という人質の引き換えにジェダイの降伏を要求してきた。
惑星マーカーにいるヴォクシン・クイーンを殺して根絶やしにするために、アナキンをはじめとする10代のジェダイ達が敵地に乗り込む。
一方、人質交渉でジェダイの降伏を拒否した新共和国元首への暗殺計画が、水面下で進められていた。

 

【スター・ウォーズ 陥落 上/下】(ソニーマガジンズ)
トロイ・デニング[著] 富永和子[訳] 2002-02-09
ジェダイを殺すために創り出したクローン生物ヴォクシン。
この恐るべき猟獣を根絶やしにするにはクイーン・ヴォクシンを仕留めなければならない。
アナキンをはじめとする奇襲部隊は惑星マーカーのクローン施設に潜入したが、壮絶な戦いの中で若い命がひとつひとつ散ってゆく…
そしてついに、侵略者ユージャン・ヴォングの大軍が、ルーク、ハン、レイアたちが死守する首都惑星コルサントに飛来した。
その混乱の中、ルークとマラの子供ベンが誘拐される。

 

【スター・ウォーズ 暗黒の旅路 上/下】(ソニーマガジンズ)
エレイン・カニンガム[著] 富永和子[訳] 2002-08-10
エンドアの戦いから20余年、新共和国は滅びた。
侵略者ユージャン・ヴォングの総攻撃により首都惑星コルサントは陥落し、銀河に暗黒の時代が始まる。
猟獣ヴォクシンを根絶やしにする作戦遂行中にアナキンは命を落とし、ジェイセンも敵の手に堕ちた。
コルサントを落ち延たルーク、ソロやレイアたちは、大勢の難民とともに惑星ヘイピーズへと向かうが、かつて敵を同じくしたヘイピーズ王室は有効的ではなかった。
そして、陰謀渦巻く王室の渦中にジェイナが巻き込まれてゆく。

 

 

【スター・ウォーズ レベル・ドリーム 上/下】(ソニーマガジンズ)
アーロン・オールストン[著] 富永和子[訳] 2002/10/10
首都星コルサントの陥落から約1ヶ月。
ウェッジ・アンティリーズ率いる新共和国の艦隊は、コルサントからほど近いボーレアイスを奪還した。
この地を拠点にして、ウェッジやルーク、ソロたちは抵抗組織をつくり反撃を開始した。
しかし、敵は侵略者ユージャン・ヴォングだけではなく、堕落した元老院議員の残党が立ち上げた新共和国政府でもあった。
信頼できるものだけで組織された抵抗活動の中心グループは「インサイダーズ」と呼ばれ、人々の希望の灯火となった。
次なる一手は、迷信深いユージャン・ヴォングに対してジェイナを敵の崇める「隠匿の女神ユン=ハーラ」の化身に仕立て、揺さぶる作戦だった。

 

【スター・ウォーズ 魔都潜入 上/下】(ソニーマガジンズ)
アーロン・オールストン[著] 富永和子[訳] 2002/12/10
ジェダイと新共和国軍の新たな反乱は既に始まっている。
ソロとレイアは銀河各地に飛び、志を同じくする者たちと抵抗組織を築いてゆく。
一方、ルークを中心とするチームは敵の手に堕ちたコルサントに侵入。
変わり果てた街で暮らす生き残りの間には、伝説の暗黒卿をみたという噂が流れていた。
伝説の悪鬼が蘇ったと人々は恐れたが、ルークにはその顔に見覚えがあった!
ボートレイアスではウェッジ・アンティリーズ将軍の指揮のもと、ユージャン・ヴォングとの決戦に向け、着々と進められている。
ルークたちは一刻も早く、敵陣から抜け出さなくてはならなかった。

 

【スター・ウォーズ 反逆者 上/下】(ソニーマガジンズ)
マシュー・ストヴァー[著] 富永和子[訳] 2003-02-10
ユージャン・ヴォングに囚われていたジェイセン・ソロは果てしない苦痛に苛まれていた。
そんな彼の前に、少年時代のアナキン・スカイウォーカーを知っているという謎の女性ヴァーゲアが現れる。
「あなたは死んでいるのよ」と告げる彼女は、ジェイセンを洗脳しようとしているのか?
ジェイセンが生きているという噂を追っていた若きジェダイ「ガナー・リソーディ」はジェイセン本人に捕まり、コルサントに連行された。
そして、ジェイセンの双子の姉ジェイナをユージャン・ヴォングの神のいけにえに捧げるというのを聞いた。

 

【スター・ウォーズ 運命の道 上/下】(ソニーマガジンズ)
ウォルター・ジョン・ウィリアムス[著] 富永和子[訳] 2003-04-10
新共和国はモン・カラマリを臨時拠点として、政府を再建すべく、新たな国家元首の選挙が行われることになった。
そのさなか、敵の捕虜になっていたジェイセンが、旧共和国時代のジェダイ「ヴァーゲア」と共に生還する。
引退していたアクバー提督が復帰し、銀河に頼もしい味方が登場する。
ソロやランドなど銀河大戦の英雄たちも戦線に戻ってくるが、新共和国情報部は彼らの動きとは別に、生物兵器を開発していた。
それは生態系もろともユージャン・ヴォングを壊滅させるという、銀河をも滅ぼす恐れのある最終兵器だった。
ルークたちは最終兵器の使用を阻止できるか!?

 

【スター・ウォーズ レムナント 上/下】(ソニーマガジンズ)
ショーン・ウィリアムス&シェーン・ディックス[著] 富永和子[訳] 2003-06-10
新たな元首のもと銀河連合自由同盟が樹立したが、銀河各地を結ぶ通信は途絶え混乱していた。
ソロとレイアたちが通信不能な惑星に赴き、同盟への参加を呼びかける。
一方、クローン大戦前に行方をくらませ、ユージャン・ヴォングの生きた船が作られていたという伝説の放浪惑星を探す旅出たルークたち。
彼らは帝国領に立ち寄るが、帝国の首都もユージャン・ヴォングの攻撃を受けて陥落寸前だった。
惑星ガラントスを訪れたレイアたちに同行していたジェイナは惑星ヌゾスを偵察中、長年ガラントスの住人を脅かし続けていた残虐なエイリアン「イェヴェサ」に遭遇する。

 

【スター・ウォーズ 逃亡者 上/下】(ソニーマガジンズ)
ショーン・ウィリアムス&シェーン・ディックス[著] 富永和子[訳] 2003-08-09
銀河を放浪し続ける惑星「ゾナマ・セコート」を追って、ルークたちはスローン大提督の故郷である惑星シーラを訪れる。
シーラには未知領域に関する膨大な資料がある。
同じ頃、通信の途絶えた惑星バクラを訪れたソロやレイアたちだが、この惑星を侵略しようとしたエイリアン「シ=ルウク」の戦闘機の出迎えを受ける。
バクラは占領されたのか?
しかも、元首相の娘率いる反体制グループが現首相を誘拐したという…
政変と陰謀が渦巻く惑星バクラを、再び戦雲が襲う。

 

【スター・ウォーズ 再開 上/下】(ソニーマガジンズ)
ショーン・ウィリアムス&シェーン・ディックス[著] 富永和子[訳] 2003-12-10
ユージャン・ヴォングとの侵略戦争締結の糸口を求め、放浪惑星「ゾナマ・セコート」を追っていたルークたちは、ついにこの惑星を発見する。
しかし、巧妙に存在を秘されていたこの惑星もユージャン・ヴォングの攻撃にさらされていた。
一方、ソロやレイアたちは意外な人物を再会し、無事を喜んだのも束の間、ユージャン・ヴォングとの激突に突入する。
惑星ゾナマ・セコートで「審判」を待つルークは、アナキン・スカイウォーカー少年と出会う。
また、ジェイセンは死んだはずのヴァーゲアを語っていた。
「生きた惑星」ゾナマ・セコートの真実が明かされる。

 

【スター・ウォーズ 最後の予言 上/下】(ソニーマガジンズ)
グレッグ・キイズ[著] 富永和子[訳] 2004-02-10
ジェダイを信仰する異端児たちのリーダーとなったユージャン・ヴォングの「ノム・アムア」は、「生きた惑星=ゾナマ・セコート」が異端児を救うという予言を捏造し、信者の士気を高める。
しかし、ユージャン・ヴォングの最高大君主シムラがゾナマ・セコートを恐れているのは確かだった。
ノム・アムアは銀河同盟と接触し、侵略者ユージャン・ヴォングを滅ぼすかも知れない惑星「ゾナマ・セコート」の謎を解明するため、ノム・アムアやシェーパーのネン・イェムらと共にジェダイのコラン・ホーンとタヒーリに導かれてゾナマ・セコートに乗り込む。
そこでネン・イェムはかつて故郷の惑星に原生していた植物を発見した。
この事実は2,300年前にさかのぼる過去の接点だった。

 

【スター・ウォーズ 迷走 上/下】(ソニーマガジンズ)
ジェームズ・ルシーノ[著] 富永和子[訳] 2004-04-10
ホロネットが破壊され、銀河同盟軍は孤立状態に追い込まれる。
破壊工作により「傷」を負った惑星ゾナマ・セコートは予測のつかない移動を繰り返し、惑星に残されたルークたちは自分たちがどこを彷徨っているのかもわからない。
ソロたちは捕虜救出に成功するが、カルーラの軌道ステーションで再び敵に囲まれる。
窮地のソロの前にマンダロアの航行服を着た男が現れた。
一方、ゾナマ・セコートのルークたちは、なぜ最高大君主シムラがこの惑星を恐れているのか?なぜユージャン・ヴォングはフォースを見ることができないのか?あらゆる謎の答えに近づいていた。
そんな中。ユージャン・ヴォングのモン・カラマリ総攻撃が始まる。

 

【スター・ウォーズ 統合 上/下】(ソニーマガジンズ)
ジェームズ・ルシーノ[著] 富永和子[訳] 2004-06-10
ルークやレイアたちが恐れていた事態が発生!
侵略者ユージャン・ヴォングに対してついに生物兵器が使用された。
しかもユージャン・ヴォングとその生物だけに有効であるはずの兵器は、銀河の生物にも影響を与えることが判明する。
かつての新共和国の首都惑星、現在は侵略者の拠点であるに惑星コルサントの上空に突如ゾナマ・セコートが出現し、天変地異に見舞われる。
最高大君主シムラは生物兵器を逆利用し、「災いの凶星」を滅ぼそうと画策する。
生物兵器に汚染されたユージャン・ヴォングの宇宙船は、瀕死の状態でコルサントを目指していた。
その船がコルサントに到着すれば。銀河全体が死滅する危険があり、最高大君主シムラの手に落ちれば、平和への鍵を握るゾナマ・セコートが抹殺される。
ルークやジェイセンは大混乱に陥った首都惑星に突入、シムラのいる要塞を目指した。

 

っと、別銀河からの侵略者ユージャン・ヴォングとの戦いもいよいよ完結!
まぁ、スター・ウォーズって大団円で終わるのが定番だから今回もって話です。
さて、かなり長きに渡って続いてきた侵略者編も終わってしまったので、今後はどうなるやら…

ダーク・ネスト三部作〜アメコミ版

【スター・ウォーズ ジョイナーの王 上/下】(ソニーマガジンズ)
トロイ・デニング[著] 富永和子[訳] 2006-09-20
ダーク・ネスト三部作の第一弾!
侵略者ユージャン・ヴォングとの戦いが終結してから約5年後。
銀河の人々は真の平和が訪れたことを、ようやく実感できるようになっていた。
そんな中、ジェイセンやジェンナ、若きジェダイ・ナイトたちはフォースを通して助けを求める声を聞く。
まもなく、ジェダイ・テンプルに未知領域でチスと謎の種族とに戦いが起きたという報が届く。
しかも、突然行方をくらましたジャイナたちが謎の種族に加担して戦っているという。
謎の昆虫種族はオルデランの先住民キリックの末裔なのか。
チスとキリックの全面戦争を防ぐため再び未知領域に向かう直前、ルークとレイアは、R2-D2の古いメモリーに残されていたある映像を目にする。
そこには若き日のオビ=ワン・ケノービとパドメの会話が記録されていた。
半世紀以上を経て、封印されていた過去が明らかになる。

 

【スター・ウォーズ 影の女王 上/下】(ソニーマガジンズ)
トロイ・デニング[著] 富永和子[訳] 2006-11-20
ダーク・ネスト三部作、第二弾。
チスとキリックの国境紛争は免れたものの、依然として銀河は緊張状態にあった。
ルークの前にダーク・ネストの使者アリーマが現れ、マラ・ジェイドの裏切りをほのめかした。
それはマラが皇帝の刺客だった時に手を染めた暗殺に関することだという。
さらにR2-D2が再生した映像は、かつてアナキン・スカイウォーカーがジェダイ・テンプルで行った大虐殺だった。
一方、ジェイセンがフォースを通して見た恐るべき未来は、キリックの拡張が銀河を滅ぼす最悪の戦争に突入すると告げていた。
全面戦争を阻止するため彼はジェイナたち若きジェダイ・ナイトを率いて、チスの基地を先制攻撃するという暴挙に出た。
ルークとソロは、混乱する事態に終止符を打つにはダーク・ネストを根絶する事が先決と判断するが、「見えざる女王」と対決することになる。

 

【スター・ウォーズ キリック戦争 上/下】(ソニーマガジンズ)
トロイ・デニング[著] 富永和子[訳] 2007-01-20
ダーク・ネスト三部作完結!
銀河同盟軍のスター・デストロイヤーを乗っ取ったキリック艦隊は侵攻を続け、万能薬品バクタの供給地である惑星タイフェラを占領した。
この危機に際しても団結するどころか反目しあうジェダイたち。
ルークは「上に立つものの指示に従うことのできない者はオーダーを去れ!」と宣言した。
レイアは、ルークがかつての皇帝のような暴君の道を歩むのではないか?と危惧を感じていた。
一方、チス帝国がダーク・ネストもろともキリックを絶滅させる生物兵器の使用に踏み切ったことを知るソロとレイアは、投下された爆弾の回収に躍起になる。
ジェダイとして成長したレイアの行く手に立ちふさがるアリーマ・ラーとの戦いが始まる。

 

【スター・ウォーズ クロノロジー 上/下】(ソニーマガジンズ)
ダニエル・ウォーレス/ケヴィン・J・アンダースン[著]
横沢雅幸/高貴準三[監訳] 2002-05-30
スター・ウォーズ銀河の歴史を、旧共和国が成立する少し前から、新共和国が銀河外から来た侵略者ユージャン・ヴォングの驚異からさらされる直前までをまとめた記録集。
小説作品で言えば、「ニュー・ジェダイ・オーダー」シリーズの直前までになります。
古代からこの時代までを記録した資料ですが、例外として「エピソード1」の後から「エピソード3」までの出来事はほとんど除外されてます。
この理由は、この作品が世に出る時に、EP2とEP3が公開前だったから…という”大人の事情”があります。
まぁ、とにかくスター・ウォーズ用語が怒涛のごとく出現するので、一度読んだだけでは解読不能というのが正直な感想です。
全ての小説作品等を読破した後なら気持ちよく読めるかと思いますが、それってかなりのマニア以外は無理ですよね…

 

【スター・ウォーズ 全史 上/下】(ソニーマガジンズ)
ダニエル・ウォーレス/ケヴィン・J・アンダースン[著]
富永和子/富永晶子[訳] 2006-02-20
この作品は【スター・ウォーズ クロノロジー】の改訂新版になります。
前作「クロノロジー」で省かれていたEP1直後〜EP3までの話も載せられ、更には侵略者ユージャン・ヴォングが登場する「ニュー・ジェダイ・オーダー」シリーズ、その後のチスとキリックの戦争を描いたダーク・ネスト三部作までが掲載されてます。
しかし、なぜクロノロジー新版ではなく”全史”になったのか?
「クロノロジー=情報を時系列に並べたもの」という言葉がほとんど浸透していない上、「スター・ウォーズ/クロニクル」と混同してしまうからということだったらしいです。
豪華本のビジュアルブック【スター・ウォーズ・クロニクル】と販売時期が近かったので、差異化を図るため”全史”というタイトルになったようです。
ちなみに邦訳者のお二人は親子です。
スター・ウォーズシリーズ邦訳の鬼『富永和子』氏の実の娘さんが晶子氏ということです。
「子は親の背中を見て育つ」を見事実践しておられる親子で、素晴らしいと思います。
今後の晶子氏に期待!

 

 

 

オッサン2号からレンタルした小説は以上ですが、アメリカン・コミックやらもあります。

 

年代順とかあらすじはもう面倒臭いし、小説と被るのがほとんどなので省略!

 

なので、タイトルだけ掲載しておきます。

 

一応、絶版モノとかあるらしくて、2号から「貴重なお値打ち品もある!」と自慢げに言われたが、オッサン的にはお値打ちとかは興味が無いので、読めればど〜でもいい!

 

しかし、アメコミって慣れないとすげぇ〜読みづらい…

 

場面がポンポン飛ぶから、繋がりが悪くて紙芝居を見ているような印象になる。

 

かたや、日本のコミックスは流れがすごく良く出来ていて、アニメーションを観てるように読み進められる。

 

改めて日本語のコミックスってよく出来てるな〜と感心するし、世界中で読まれてるのもうなずけるな〜

 

【スター・ウォーズ・コミックス1 新たなる希望】(小学館プロダクション)
ルーカスフィルム社[監修] 空山 渉[訳] 1995-11-24

 

【スター・ウォーズ・コミックス2 帝国の逆襲】(小学館プロダクション)
ルーカスフィルム社[監修] 鈴木美幸 武田英明[訳] 1995-11-24

 

【スター・ウォーズ・コミックス3 ジェダイの復讐】(小学館プロダクション)
ルーカスフィルム社[監修] 池谷律子[訳] 1995-11-24

 

【スター・ウォーズ・コミックス4 ダーク・エンパイヤT】(小学館プロダクション)
ルーカスフィルム社[監修] 石田 享[訳] 1997-01-04

 

【スター・ウォーズ・コミックス5 ダーク・エンパイヤU】(小学館プロダクション)
ルーカスフィルム社[監修] 松本章子[訳] 1997-01-04

 

【スター・ウォーズ・コミックス6 シャドウズ・オブ・ジ・エンパイア[帝国の影]】(小学館プロダクション)
ルーカスフィルム社[監修] 富永和子[訳] 1997-06-11

 

【スター・ウォーズ・コミックス7 エピソード1 ファントム・メナス】(小学館プロダクション)
ルーカスフィルム社[監修] 本田有紀子[訳] 1999-07-10

 

【スター・ウォーズ・コミックス8 エピソード1 ストーリー・オブ・フォー】(小学館プロダクション)
ルーカスフィルム社[監修] 石田 享[訳] 1999-12-20

 

【スター・ウォーズ・コミックス9 スター・ウォーズ・テールズ】(小学館プロダクション)
ルーカスフィルム社[監修] 石田 享[訳] 2000-05-01

 

【スター・ウォーズ・コミックス10 ボバ・フェット】(小学館プロダクション)
ルーカスフィルム社[監修] 石田 享[訳] 2000-08-22

 

【スター・ウォーズ・コミックス11 エピソード2 クローンの攻撃】(小学館プロダクション)
ルーカスフィルム社[監修] 富永晶子[訳] 2002-07-01

 

【スター・ウォーズ・コミックス12 エピソード3 シスの復讐】(小学館プロダクション)
ルーカスフィルム社[監修] 富永和子[訳] 2008-07-09

 

【スター・ウォーズ:スカイウォーカーの衝撃】(ヴィレッジブックス)
ジェイソン・アーロン ジョン・カサデイ[著] 秋友克也[訳] 2015-11-30

 

【スター・ウォーズ:砕かれた帝国】(ヴィレッジブックス)
グレッグ・ルッカ/ロイ・トーマス
マルコ・ケケィト/アンヘル・ウンスエータ/エミリオ・ライゾ/ハワード・チェイキン[著]
石川裕人[訳] 2016-01-30

 

【スター・ウォーズ:ダース・ベイダー】(ヴィレッジブックス)
キーロン・ギレン サルバドール・ラロッカ[著] 秋友克也[訳] 2016-02-29

 

【スター・ウォーズ:シャッダの決斗】(ヴィレッジブックス)
ジェイソン・アーロン 
シモーネ・ビアンキ/スチュアート・インモネン[著]
秋友克也[訳] 2016-05-30

 

【スター・ウォーズ:ダース・ベイダー 偽りの忠誠】(ヴィレッジブックス)
キーロン・ギレン サルバドール・ラロッカ[著] 秋友克也[訳] 2016-09-28

 

【スター・ウォーズ:ベイダー・ダウン】(ヴィレッジブックス)
ジェイソン・アーロン/キーロン・ギレン 
マイク・デオダート/サルバドール・ラロッカ[著] 
秋友克也[訳] 2016-11-30

 

【スター・ウォーズ:サンスポットの騒乱】(ヴィレッジブックス)
ジェイソン・アーロン/キーロン・ギレン 
レイニル・ユー/アンヘル・ウンスエータ/マイク・メイヒュー[著] 
秋友克也[訳] 2017-06-30

 

【スター・ウォーズ ビジョナリーズ 新たなる伝説】(宝島社) 2005-07-07

 

【スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス】(小学館)
ジョージ・ルーカス[原作] 麻宮騎亜/スタジオ・トロン[漫画] 1999-09-25

アメコミはおいおいやっつけるとしよう…

今回、スター・ウォーズノベルを自分で理解しやすいように年代順に並べてみたんだけど、かなりの数に圧倒されました。

 

しかし、コレでも全てではないし、邦訳されているスター・ウォーズ作品って全体のホンの一部です。

 

日本で【スター・ウォーズ】と言えば映画が一般的ですが、スター・ウォーズの本国アメリカでは、ドラマ、小説、コミック、アニメなど多岐にわたっていて、その数も尋常ではないです。

 

日本でも一部ドラマやアニメもやってはいるんですが、かなりマイナーな位置づけですよね。

 

アメリカでは、スター・ウォーズの存在は国民的エンターテインメントみたいな感じなんだと思います。

 

 

スター・ウォーズには邦訳されてもいない大量のスピンオフ作品があるけど、スピンオフの物語を作るのって難しいよね〜、やったことないけどサ!

 

本編の流れや各登場人物のキャラを損ねてはいけないし、でもひとつの作品として面白くしなくちゃならないし…

 

スター・ウォーズ小説ってものすごい数があって、それゆえに著者もいっぱいいて、それでよく一本の流れが成り立つな〜っと思う。

 

著者によっては「次はこいつを主人公にして書いちゃる!」と構想を練っていたとしても、違う著者がその主人公が死んだ設定にしたらもうダメじゃん!?

 

「オラは次でスゲ〜いい話を考えてたのに、なに殺しとんじゃ〜!!」ってなるよね。

 

全体をどういう流れで進めていってるのか知らんけど、著者によって設定が違うだろうからね〜

 

どちらにせよ、この世界も発表したもん勝ちだ!

 

しかし、恐るべきは訳者の富永和子氏である。

 

著者は違えど、富永氏の訳書が異常に多い。

 

しかも小説のみならず、コミック版にも触手を伸ばしていたりする。

 

翻訳ってとてもデリケートな仕事だけど、同じ出版社なら同じ翻訳者で…というのは分かるんだけど、違う出版社からの作品でも『富永和子[訳]』になってたりする。

 

米国でスター・ウォーズ作品が出版された2〜4ヶ月後くらいには和訳され、日本語で読めるんだから、和子恐るべし!である。

 

ありがたや〜、ありがたや〜

 

 

 

こうやって全体の流れを眺めてみると、ほぼ数年、酷いときは毎年なんらかの”事件”が起きている。

 

主人公たちは、その度にどこかの星系や怪しい惑星を飛び回り戦ってるんだけど、他人事ながら大変だな〜と同情する。

 

地球内でさえどこかで絶えず争い事は起きているんだから、ひとつの惑星だけじゃなくて、銀河全体を治めるとなると、そりゃ〜忙しいわな〜とも思う。

 

でもスター・ウォーズって宇宙を縦横無尽に飛び回っていますが、その実はひとつの銀河系内だけのお話で、登場するいろんな星系もその銀河の中に存在しているという設定。

 

一応、侵略者ユージャン・ヴォングは現銀河外から来たという設定だけど、彼らはず〜っと宇宙を彷徨っていて、たまたまこの銀河に目をつけたというだけで、舞台はこの銀河だし。

 

映画冒頭で毎回出てくるフレーズ「はるか昔、銀河系の彼方で…」は、英語ではA long time ago in a galaxy far, far away…であり、”〜in a galaxy”となっている。

 

この訳は厳密に言えば誤訳なんだけど、誤訳ついでにin a galaxyが「ひとつの銀河」という意味なのか「ある銀河」という意味なのか?

 

まぁそんな細かい話はど〜でもいいんだけど、英語ってひとつの言葉にいろんな意味をもたせようと仕掛けたりするから想像が膨らみますよね。

 

オッサン的には「ひとつの銀河」と思っていて、こう考えると、けっこう狭い範囲でドンパチやってるんだな〜と思うが、現在の地球みたいに手狭だからこそいろんな軋轢が生まれるんだろう。

 

と同時に、ハイパードライブ推進システム(いわゆるワープね!)などアレだけの性能を持つ宇宙船がひとつの銀河を抜け出せないんだから、宇宙の広大さを思い知らされます。

 

 

ついでに映画の冒頭ではお決まりのスクロール文字が出てきますが、アレって結構重要な内容が書いてあったりするんですが、アレを一読してその場面を想像するなんて出来ないよね!

 

文字数もあるから、読んでるうちに文字が遠くに行っちゃうから、老眼にはキツイっすよ〜!

 

スター・ウォーズの映画って何の前フリもなくて、いきなりその場面が始まるから予備知識がないとよ〜分からんがな! 

 

っという訳で、小説にはその前フリ作品がこれでもか!?とあるので、映画を観る前にぜひ一読することをおすすめします。

 

 

しかし正直、映画のエピソード7〜9は観る気がしないし、未だに観ていない。

 

ただのディズニーオリジナル映画で、オッサンは今まで数々の小説作品で創り出されたスター・ウォーズの世界観をぶち壊したと!すら思っている。

 

映画EP7の製作決定というアナウンスが流れた時には、EP7〜9は『スローン三部作』のストーリーが適任だと確信していた。

 

その内容といいボリュームといい【スター・ウォーズ】に相応しいし、コレ以外に三部作の映画になる作品はない!と思っていた。

 

オッサン2号もこの案に激しく同意。

 

きっと同じ様に思っていたスター・ウォーズフリークも多かったことだろうて…

 

しかし蓋を開けてみれば、スター・ウォーズアイテムを借用した、今までとは全く関係のない訳の分からんトホホな駄作。

 

とても残念だったが、なんでスローンじゃなかったんだろう?

 

エピソード1〜6は小説だと一冊でまとまっていたから、話しのボリュームがありすぎたのかな?
※小説ではシリーズで全6冊。

 

もしくは、EP6からかなり年月が経ってしまったので、俳優達もみんな年寄ばかりだし、残念ながらレイア役の俳優さんは亡くなっしまったし。

 

震える手でルークがライトセーバーを握ってるなんて見たくもないしな〜

 

老人達が最前線でドンパチなんて、かなり無理があったんだろうな〜

 

いくらCGIが発達したとは言え、現在の技術ではまだ生身の演技には遠く及ばないので、しょうがなかったのかな…

ぜひ、映像にしていただきたいシリーズではある

 

 

 

そして【スター・ウォーズ】の新シリーズが発表された。

 

といっても映画ではなく、当面は小説とコミックのジャンルで複数の作品が描かれ、2022年の8月から全米で刊行されるらしい。

 

その新シリーズのタイトルは「スター・ウォーズ:ハイ・リパブリック」Star Wars: The High Republic。

 

時代背景は「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」の200年前の”ハイ・リパブリック”と呼ばれる時代。

 

ジェダイたちが正義と平和の使者であり、国境警備隊やテキサス・レンジャーズのような存在だった頃を描くらしい。

 

まぁ、いろんな作品でネタが切れると原点回帰みたいになるからスター・ウォーズもそんな感じかな。

 

恐らく日本では秋〜冬くらいには邦訳されるであろう!たぶん…
頼むぞ和子!!

 

 

しかしスター・ウォーズって一体いつ終わるんだろう?

 

終わりなんてあるのかな?

 

どちらにしても「あなたの人生がフォースとともにあらんことを!」
May the Force be with you.

 

追伸、外人に上記のように言われたらMay the Force be with you, too.「あなたにもフォースとともにあらんことを!」と返せれば100点満点です。

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