2025年最初のアジ釣りはオマツリ野郎

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2025年第一回目のアジ釣りはオマツリ野郎!

2025年4月5日。

2025年最初のビシアジ釣りに行ってきました。

 

釣り場:東京湾【横須賀観音崎沖】

天気:晴れ

釣行時間:8時00分(潮位:147cm満潮)〜13時00分くらい(潮位:62cm下げ7分)小潮

釣果:マアジ18匹(22cm〜36cm)

 

 

ロッド:ダイワ リーディング82H190

リール:ダイワ ハイパータナコン400FBe

ライン:PE4号

ハリス:フロロ2号のち3号

ハリ:ムツ針10号のちアジ針12号(ハリス長さ2.0mの二本針)

エサ:アオイソメ

プラビシ130号の天秤仕掛け

 

 

2025年の春は気温の変化が大きくて、夏日手前の暑さと思ったら、雪がパラつく寒さに戻ったり…

 

オッサンのような年寄りは激しい変化についていけないもんだから、身体と情緒が不安定になり、何を勘違いしたのか桜まつりの屋台でクレープを買ってしまう始末。

 

中高生ギャルの行列にオッサンが並んでいるのは完全に場違いであるが、恥ずかしさのあまり、いまさら列を脱落するのもシャクだし、甘い香りに誘われて食べたくなるじゃん!

 

しかし、今年の屋台は価格が高い。

 

昨今の値上げラッシュに便乗し、昨年よりも100円アップの屋台が多数。

 

一例をあげますと、たこ焼き700円、お好み焼き800円、今川焼300円などトランプ関税も真っ青のプレミアム価格。

 

ここまで来ると「まぁ、お祭りだからしょうがないよね…」とノリに乗じて買える金額ではない。

 

ところが、悩みに悩んでクレープとベビーカステラの二品を厳選したオッサンを尻目に、両手に持ちきれないほどの屋台グルメを貪る小学生のガキども。

 

「こんチキショー!こいつら働いてもないのに、なんでこんなに金持ってるんじゃ!?」

 

ジェラシーを通り越して、そこはかとなく殺意が芽生えるオッサン。

 

 

そろそろ、満開の桜が散り始めたこの頃。

 

寒い冬が終わり、暖かくなってくると身も心もソワソワして来て、無意味に活動的になるのが春という魔性の季節。

 

とは言え、まだハゼ釣りどころか、テナガエビを釣るにも時期尚早なもんで…

 

ハテ?どうしたもんかと思案した結果「そうだ!アジ釣りに行こう!」と思い立つ。

 

アジ釣り船って一年中出ているから、やろうと思えばいつでも出来るメジャーな釣りモノ。

 

食味としては、産卵前の4月〜7月が最も美味しいとか、いやいや脂がのる12月〜2月だよ!とか人によって意見が分かれる。

 

まぁ、『アジ=味』って言うくらいだから大体いつでも美味しくて、料理のレパートリーも多いから、作るのも食べるのも飽きない食材ではある。

 

久しぶりに新鮮なアジが食べたいな…と思ったので、いつもアジ釣りも同伴するハゼ釣り仲間のH2氏に声を掛けると二つ返事だった。

 

やはり、春は無意味に人の背中を押す魔性の季節だ。

 

しかしこのお方、昨年に会社をリタイヤしたので暇らしく「いつでも良いよ!明日行っちゃう?」とノリノリだったのだが、オッサンは一応働いているので無断欠勤はご法度。

 

とりあえず、オッサンの会社が土曜休みの日にアジ釣り日を設定し、後は当日を指折り数えるのみのそんなある日。

 

ハゼ釣り仲間のY氏が「アジ釣り誘ってくださいよ!」と突然欲しがり汁を出してきた。

 

ハゼ釣り人って貧乏人揃いだから、大枚はたく船釣りに誘ってもことごとく断られ続けてた。

 

当然、Y氏にも声かけた気がするんだけど…

 

まぁ、来たいというのなら道連れになってもらいやしょう!

 

っという訳で、今回のアジ釣りはY氏をゲストにお迎えする事になったのだが、Y氏はアジ釣りどころか、船釣り初心者なので釣れる釣れないの前に船酔いしないかが心配だ。

 

以前、ハゼ釣り仲間のMR氏がアジチャレンジしたんだけど、30分も経たずに玉砕。

 

そのまま船が陸付けするまでキャビンから姿を現すことはなかった…

 

その後、何度もリベンジに誘ってるんだけど「もう二度と船には乗らん!」と一生のトラウマを作ってしまったMR氏。

 

果たしてY氏はMR氏の二の舞いになるのか!?Y氏の運命や如何に!

プラビシとアンドンビシの違い

当日は朝5時にお迎えに来てくれた。

 

もうこの季節になると、すぐに空が明るくなってきて気持ちが良い。

 

釣りってまだ暗いうちから活動することが多いけど、空が暗いと気が滅入るんだよね〜

 

向かうはアジ釣りの定宿、横須賀新安浦港の『長谷川丸』さん。

 

オッサンちから一時間くらいで到着するからありがたいね〜

 

この新安浦港にはいくつかの船宿があるから、早朝は釣り客で賑わう。

 

まだ釣りを始める前だから、太公望たちは皆、大漁の期待にいろんなところを膨らませてて笑顔が多い。

 

受付を済ませる。

 

Y氏はビギナーなので、タックルやビシ天秤など全てレンタル。

 

まぁ、この釣りモノは電動リール必須なので、やり込むかどうかも分からない釣りモノに、高価なアイテムをフルに揃えるのはハードル高いわな〜

 

っというオッサンも、電動リールやロッド、ロッドキーパーは仲間からの貰い物なのでエラそうなことは言えんが…

 

早速、船に乗り込む。

 

大型船だから広いんだけど、本日は片舷7名ずつだからそこそこ混んでいる。

大型船は気持ち良いね〜

 

片舷7名だからオマツリが心配…

 

いつものようにH2氏はミヨシ(一番先頭)で、Y氏を挟んでオッサンは胴の間(船の真ん中)。

 

釣り座が決まったので準備に取り掛かるが、Y氏の分は船長がアッという間にセッティングしてくれた。

 

とてもありがたいが、電動リールの自動停止がズレてるとタックルを破損するかもしれなから、シロウトには任せられんわな。

 

オッサンも手慣れたもので、さっさと準備は終了。

オッサンのコックピット

 

本日のお試しはプラビシ。

おNEWなプラビシ

 

以前使っていたプラビシが販売終了したらしいので、『JOKER』というメーカーの直販ECサイトから手に入れた。

 

このメーカーは知る人ぞ知る、知らん人は全く知らん感じなんだけど、かゆいところに手が届く製品を製造直販している。
興味がある方はこちらからどうぞ!『JOKER』のECサイトへ

 

このプラビシは下の窓部の穴サイズが調整出来るので、コマセの出る量を加減できるタイプ。

 

もともとプラビシってアンドンビシに比べてコマセが少な目に出るから、オッサンはプラビシを愛用している。

 

そもそも、オッサンの地元でもアジ釣り船が出ているのに、わざわざ走水まで遠征する理由は、東京湾名物の大型の黄金アジを釣りたいから。

 

大型は濃いコマセを嫌う傾向があるので、オッサンはプラビシをご所望しています。

 

ちなみに、一般的かどうかは知らんが、こちらでは大型アジはサイズによって細分類される。

・30〜39cmをメガアジ

・40〜49cmをギガアジ

・50cm以上をテラアジ

という感じ。

 

いわずもがな、スマホとかUSBとかの記憶媒体の容量を現す単位からきているようだ。

 

ハゼ釣りと一緒で、一度でも大型の強烈な引きを体験しちゃうと、中アジ以下なんて相手してられないね!実際。

 

もうギガアジクラスになると、電動リールが唸ってなかなか上がってこないもん!

 

まぁ、オッサンの安リールがパワー不足という理由でもあるんだけどサ…

 

テラアジは釣ったことないから、その世界は未だ未体験ゾーンだ。

 

 

アンドンビシとは、ステンレス線の網目になってるよく見るタイプのビシカゴの事。

 

昔はアンドンビシを使ってたんだけど、一度コマセを使い果たしてしまい、釣りが強制終了になったのでプラビシを使うようになった。

 

以前はコマセのおかわりもあったんだけど、この不景気なご時世、コマセは朝に割り当てられたのみでおかわりは無し。

 

世知辛い世の中である。

 

ちなみに、プラビシとアンドンビシの使い分けは、潮流の速さによって。

 

潮流が早い時はアンドンビシで、それほどでもない時はプラビシが基本。

 

プラビシって潮流の影響を受けやすいので、速潮の時はけっこう流されるから釣りづらくなる。

 

でも、アンドンビシはコマセが出やすいから、速潮時はビシをほぼ振らないという釣り方もやったりする。

 

 

もう一つのお試しは、同じくJOKERで買った仕掛けを使ってみる。

 

いつもはオッサンが夜なべした手作り仕掛けなんだけど、たまには気分転換。

 

これは『低活性用』の仕掛けで、状況によってビーズ色が違うらしく、ソレ用のビーズが付いてるようだ。

ビーズの色がキレイだな

 

オッサン的には、仕掛けはシンプルであればあるほど釣れる!って思ってるんだけど、こだわる人は状況によっていろいろやりたがる人もいる。

 

まぁ、ソレも釣りの楽しみ方のひとつだから、人それぞれだ。

 

準備完了したので、出船まで適当にダベってすごす。

 

船長いわく「ここ数日はアジの活性がすこぶる悪い!」らしい。

 

居るには居るんだけど、喰ってこないようだ。

 

気になるのが、なんか今日は多くのトンビがすぐ頭上を飛び回っているんだけど…

 

釣りの準備で、テンヤタチウオ釣りでカットしたイワシの頭を海に捨ててるから、ソレを狙ってるんだろうね。

 

いつもははるか上空を旋回しているトンビがすぐ上にいるもんで、なんかデカいし怖い!

 

それにしても数が多すぎない!?

すごいトンビの群れ!

 

船のエンジンが回り始めいよいよ出船間近。

 

「いよいよか!」オッサンも気が引き締まる。

酔ったことないけど酔い止めの『ミンティア』

死霊の盆踊り

7時15分、定刻通り出船。

この時間が一番ワクワクする

 

港を出ると、もっと海が荒れてるかと思ったけどそうでもなかった。

そんなに荒れてないな…

 

コレならY氏も船酔いしないかな?っとひと安心だったが、波しぶきが激しかったのでキャビンに避難する。

 

キャビンの窓から船の行き先を見ていると、走水沖を通り過ぎたので、どうやら観音崎沖に向かっているようだった。

 

突っ走ること20分ほどで観音崎沖に到着。

 

「さぁ!殺るぞ!!」ではなくて「釣るぞ!」

 

っと思ったけど、ビギナーのY氏が不安だったので、Y氏の行動をしばらく眺める。

 

拙い作業だったが、無事に投入していたので「ヨシヨシ、ちゃんとyoutubeで予習してきてるな。コレなら大丈夫だろうて…」とひと安心。

 

オッサンも釣り始める。

 

おNEWなビシにコマセを詰めまして、仕掛けを投入…って思ったら、イソメ餌をまだ針につけてないじゃんか!

 

たっぷり時間があったにも拘らず、モタモタしてるオッサンを尻目に「型が出ました!」と船長のアナウンスで、早速もう釣れてるじゃん!

 

イソメを針に刺し通し、大型アジを期待して垂らしは4cmと長めにして、やっと仕掛けを投入。

 

スルスルとラインが出てゆき65mで着底。

 

4mほど巻いてラインが落ち着くのを待つんだけど、満潮の時間帯だからまだ潮流が大人しくて「コレならすぐに棚に持っていっても良いかな?」

 

もう一度着底させ、1.5m巻いてビシをちょっと大きめに3回振って、1m巻いて2回振ってステイ。

 

まずはアジを寄せるのが仕事なので、コマセを多めに撒く。

 

10秒ほど待つがアタリが無いので、もう一度落としてから棚を取り直し。

 

今度は2m巻いてビシを4回振り→1m巻いて1回振ってステイさせると、すぐに竿先がブルブルと震えてアタって来た!

 

ス〜っとロッドを優しく立ててハリ掛かりを確認してから、電動リールを巻くとグイン!グイン!と暴れるのでナイスサイズを確信する。

 

「落ちるなよ〜!」と願いつつ、ゆっくり速度で巻いてゆく。

 

なにせ、今使ってる仕掛けは市販の2号ハリスだから強引に巻くとラインブレイクの可能性がある。

 

やっと上がってきて魚体を確認すると、やはりナイスアジだったのでタモ(網)を使って慎重に取り込む。

 

本日の1匹目は36cmの黄金メガアジで、幸先の良いスタート!

コレが欲しくてここまで来てるにょ!

 

一投目でナイスアジが釣れたから「今日は釣れちゃうよ〜!」と思っていた。

 

釣れる棚は3mに設定し、「まずは型は関係なく20匹釣ってから、型狙いに切り替えよう!」という作戦。

 

お次も2m巻いて3回振り、1m巻いて1回振るとすぐにアタって来たが、次は20cm台前半の小アジ。

 

この釣り場では30cm以下は全て小アジ認定で、30cm以下はアジならず!という厳しい掟がある。たぶん…

 

「ムムム…、次こそは!」と思ってたんだけど、アタリが遠のいてしまい、釣れる棚を模索する。

 

下は1.5mから上は6mまで50cm単位で探ってみたが、どこもパッとせず…

 

釣れなわけじゃないんだけど、単発で続かないんだよね〜

 

そうこうしているうちに潮が動き始めて来た。

 

「コレで状況が変わるかな?」と思ったけど、本日は満潮から下げの潮だからどうだろう?

 

どちらかというと上げ潮の方がアジが入ってくるから期待ができる。

 

案の定、それほど状況は改善しなくてアタリが遠い。

 

んでもっと悪い事にゃ〜、この潮流って速すぎないかぃ!?

 

本日は小潮のハズなんだけど、潮がぶっ飛んでるんですけど!

 

PEラインが45度どころか、浅い角度に30度くらいの角度で落ちてゆく。

 

もちろん親指でリールのスプールを押さえるサミングを強めにしているんだけど、全く効果なし!

 

水面は大人しそうに見えるけど、水深が10mほどになるとギュイ〜ン!ってビシが流されてゆく。

 

垂直の水深は50mくらいだけど、ラインは70m以上出てゆく始末。

 

こういう時の釣り方は、着底したら4~5mくらい一気に巻いて10秒ほどステイさせて糸ふけ取りとビシを落ちつかせ、もう一度着底させてから棚を取り直すのが基本。

 

その後は一気に棚の3mまで巻いたら、今度は竿先を20cmくらい優しくフワンフワンさせ続ける釣り方が有効。

 

潮がぶっ飛んでる時に、1m巻いてコマセ振って、もう1回巻いて…なんてチンタラやってたら、アッという間に棚がズレて釣りにならないよ!

 

なので目標の棚まで一気に巻いたら、ソコでコマセをポロリポロリと出し続ける釣り方のほうが良いと思う。

 

事実、前回も潮が速い状況で周りが苦戦する中、オッサンはコレで釣れ続けていた。

 

コレも粘ってやり続けるのではなくて、10回ほどフワンやったら、もう一度棚を取り直してからやり直すようにしないとやはり棚がズレる。

 

アジ釣りは棚取り命なので、とにかく釣れる棚をどうやって狙い続けるのかが肝になる。

 

とは言え、本日はこんな程度で釣れ続けるほど甘くはなかった。

 

潮が速くなくても棚がどこなのかよく分からないんだから、ぶっ飛び潮で釣れるわけがない。

 

たま〜に忘れた頃に釣れる程度で、状況は悪くなるばかり…

 

 

んがしかし、本日の本当の敵はボケた棚ではなかったのであ〜る!

 

もうお気づきかと思いますが、仕掛けが他の釣り人と絡むオマツリである。

 

PEラインがかなり浅い角度になっている狂った潮流で、オマツリしないわけがない。

 

水深50m以上もあって、お隣りとは2mくらいしか離れていない状況でオマツリしないわけがない。

 

とにかく、この状況でオマツリしないわけがないのである。

 

特にオッサンの釣座は真ん中の胴の間。

 

左右とは当たり前ながら、酷い時は真後ろどころか斜め45度後ろの人とのオマツリ…

 

とにかく、毎回のようにオマツリしまくっているオマツリ野郎と化したオッサン。

 

気分は『死霊の盆踊り』だ。

※映画史に残る二大サイテー映画のひとつに数えられている究極のカルト・ムービー。

 

しかし、これはオッサンだけでなく、船内あちこちでオマツリしまくるカーニバル状態。

 

こういう時は、ミヨシとか大ドモの四隅の釣座は強いよね〜。トラブル知らずだもん!

 

オッサンみたいな胴の間は、かなり気を使ってたんだけど、どうにも手の施しようがなかった。

 

悔しいのが、オマツリすると掛かっていたアジが外れる事が多発。

 

良型に限って脱走するから、悔しいったりゃありゃしない!

 

10匹とまではいかなかったが、それくらい大脱走を許したのは痛恨の極み。

 

お隣りのY氏はこの状況にやる気が折れたのか、もう不貞腐れ状態。

 

Y氏ってもともと悪人顔なんだけど、普段にも増してブス〜っとしているので、もう極悪非道の◯人鬼の人相だ。

 

片やミヨシのH2氏は調子良く釣ってて「釣れれば型がイイね〜!」と恵比寿顔。

 

この二人の飛距離のある対比がおかしくて、オッサンは飽きることが無かった。

 

トラブルフルで釣れないとは言え、釣れれば30cmクラスもそこそこ上がってくる。

釣れればこのクラスなんだけど…

 

オマツリばかりで、多めに作ってきた仕掛けが無くなったタイミングでタイムアップ。

 

残念ながら18匹の貧果で、一番サイズは1匹目の36cmだった。

 

ギガアジは出なかったけどメガアジが多かったし、今回は明日の桜まつりでふるまう「なめろう」と「アジフライ」分が確保できれば良かったので、まぁいっか。

 

っというのは下手な言い訳だけどサ…

20匹もいかなんだ…

 

陽気は良かったので帰路のクルーズは気持ち良かった。

釣れてれば最高のクルージングだったが…

 

しかし、今日のオマツリは酷かったね〜

 

ほぼ毎投のように絡んでたし、一度絡むとほどけないから仕掛けを切ることになるし…

 

今日は小潮だったから、アンドンビシとか20号の追いオモリを持って来なかった。

 

ここまで潮流が速くなるとは思わなかったけど、いつ何時でも対応できる準備はしておかないとダメですね〜

 

 

本日唯一の収穫は、Y氏が船酔いするタイプではなかった事。

 

こういうのって、実際に船に乗ってみないと分からない。

 

車に酔わないって人が、船に乗ったら一発アウトだったというのもよく聞く。

 

ジャパネットたかたの豪華客船「MSCベリッシマ」クラスなら何も問題ないが、釣り船って揺れるし、作業は下を向くから酔いやすいんだよね。

 

そう言えば行きがけの道中、豪華客船がちょうどベイブリッジ下を通過していた。

 

すげぇ〜デカい船で、まさに海上の豪華ホテルの様相。

 

気になって後で調べてみたが、あの船はかの有名な『ダイヤモンド・プリンセス』号だったらしい。

 

オッサンにはこんな豪華客船は一生どころか10回転生しても縁が無いが、この船の名は知っている。

 

『ダイヤモンド・プリンセス』の名を有名にしたのは、くしくも新型コロナウィルスの集団感染。

 

コロナ禍初頭の出来事で、メディアでは連日この船体が映し出され、船中で長期隔離された人々を不憫に思うとともに、今後世の中がどうなるのか?不安な気持ちで観ていた記憶がある。

 

その現場も、ここ横浜港でしたね。

 

新型コロナを克服したとは言えないが、不安の象徴だったこの船も、今現在はこうして頑張っている姿を見るとちょっぴり感慨深くなった。

 

 

いつもはH2氏と二人っきりのビシアジ釣りだったけど、今回はY氏が華を添えてくれた。

 

Y氏はほろ苦いデビュー戦になってしまったから「もう二度と船には乗らん!」と言われるのかと思ったら、「次はいつにします?」とノリノリだった。

 

悪酔いしたのかな?と思った。

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