2023年もミンコ繁殖の季節が来た!

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2023年もミジンコ繁殖の季節がやってきた!が…!?

毎年、だいたいゴールデンウィークが過ぎた辺りからミジンコを気にし始める。


別に、ミジンコを飼育し、眺め、癒やされようという訳ではなくて、単に飼っているメダカの餌としての用途。



最近は少し下火になってきたが、ちょうどコロナ禍の時にメダカ飼育が流行ったのは記憶に新しい。


ブームが加熱し過ぎてしまい、アクセルベタ踏み状態で加速すると、何事も暴走するもんで…


品種改良のメダカを爆誕させる”自称”ブリーダーみたいな輩が出現。


次々に珍しいメダカが誕生し、気になるお値段もウナギ登り。


1匹数万円は当たり前で、最高級メダカにもなると100万超えも珍しくないらしい。


そうなると、そんなお宝メダカの盗難や販売詐欺などの犯罪も発生する狂いっぷり。


何事も行き過ぎると波風が立つものである。


片や、オッサンの飼っているメダカは、そんな喧騒とかけ離れた何の変哲もない黒メダカ。


室内で水温完全管理のガラス張り水槽で飼ってるわけでもなく、屋外の睡蓮鉢で放ったらかし。


夏は強烈な日差しを受けて灼熱地獄、冬は氷が張る極寒地獄。


産卵したら、卵を別の容器に移して安心環境で孵化させるなんて甘ったれた事もなく、コレまた放ったらかし。


自らを、涼しい顔で捕食してくる親メダカの餌食をかいくぐる者だけが生き延びられる、頼れるのは自分だけの世界。


そんなスパルタンな環境でのサバイバル。



こんな恵まれた環境だからか、オッサンちのメダカ達は野性味溢れている。


活きミジンコを投与すると、追いかけ回し、本能のままに踊り喰い。


この微笑ましい姿を見たくて、ミジンコを飼っているのである。

久しぶりに訪れたミジンコ繁殖池

オッサンのミジンコ繁殖池は、近所の義親の家の屋上に勝手に置いた発泡スチロールの箱。


そこで例年、5月〜7月か8月くらいまでミジンコを飼育、繁殖させている。


本来ならもっと長期間繁殖させたいのだが、完全屋外だからか、オッサンがいい加減過ぎるのか、どうガンバっても夏くらいまででミジンコ繁殖が頭打ちになる。


んでこの期間が終わると、この箱は全く知らん顔の放ったらかし…


義理の両親の家を間借りしている分際で酷いな〜と自分でも思うが、別に手を入れても意味ないし…



昨シーズン以降、半年以上ぶりにお目にかかるミジンコ繁殖箱。


久しぶりに見た発泡スチロール箱は、経年劣化でかなりくたびれていた。


「この箱も今シーズン限りかな…」

う〜ん…、かなりくたびれてるな


この発泡スチロールの箱は数年毎に取り替えている。


いつもは近所のスーパーやらお店から貰ってくるんだけど、前回はメダカブームのあおりで全然手に入らなかった。


考えることは皆同じらしく、メダカ飼育の箱としてスチロール箱は争奪戦だった。


この箱は、友人が懇意にしているアクアショップで貰ってきてくれた。


「コレしかなかった!」とありがたかったが、このサイズだと誰も貰い手が無いよな〜というビッグサイズ。


ハテ?このサイズでミジンコ?と一瞬ひるんだが、中央に仕切りを設けてある実験をしていた。
その実験とは↓↓↓
「2021年のミジンコ繁殖スタートだが勇み足か!?【追加記事あり】」へ


全然お手入れしてないのに、水量はほとんど変わってなくて「雨で補給されてるんだろうけど、自然は上手く出来てるな〜」と関心。


恐る恐る覗いてみると、ある異変に気付く。


片方は透明な水だけど、もう片方は濁った水になっている。


なんで?


同じ環境で放ったらかしだったのに、なんでこんなに見た目が違うの?


濁っている方は、青汁に牛乳を少々混ぜて薄めたような感じで、水中に藻みたいのが繁殖している。

全く同じ環境で放ったらかしだったハズ…


こっちは透明なんだけど、


こっちは牛乳inな青汁風


昨年のミジンコ休眠卵が孵化しているらしく、透明な方は既に数100匹くらいのミジンコが湧いていた。


しかし、濁り青汁側はよ〜く見れば数匹のミジンコが見える程度で、湧いているとは言い難い状況…


濁った原因はやっぱアレか!?


この濁り具合には見覚えがある。


アレとは、昨年こっち側に入れていたミジンコ餌のドライイースト。


水に溶けきらない、もしくはミジンコが食べきれないドライイーストが残っていて、この濁りの原因になったというのが多摩川オッサンコナンの推理。


そうなんだよね〜、原因はオレ様だよ!


オッサンはいつもコレなんだ!


メダカの餌も与え過ぎでメタボメダカになるばかりか、食べ残しの餌で水が栄養過多になり、濃厚な緑色になっちゃうし。


このドライイーストも入れ過ぎで、いつも水が白濁してたもんな〜


だからオッサンは、犬とか猫とかペットを飼うのは及び腰になる。


フードを嬉しそうに食べるのが見たくて、与え過ぎでブクブクに太るのが目に見えている。


ペットは飼い主に似るで、飼い主が太ってるとペットも太ってる事が多い。


食べる喜びと食事制限の辛さを知ってるが故の現象で、「一度きりの人生、食べなきゃ損!損!」とばかりにリミッター解除の牛飲馬食っぷり。


一見、オッサンは太ってない様に見えるけど、内臓に貯める一番やばいタイプだからな〜



とりあえず、透明な水の方には数100匹のミジンコは湧いているが、この程度では心もとないし、ミジンコシーズンは短いので一気に爆増させたい。


なので、追いミジンコは必要だろうて。


まずは透明感な方だけにミジンコ繁殖促進飼料の『ムックリワーク』を入れて時間を稼ぎ、追って種ミジンコを投入しよう!

とりあえずムックリワーク投入!


ムックリワークの記事はコチラ
>>>「2020年ミジンコ繁殖に事件発生!」へ


頼みの綱のミジンコ採取池が…

数日後、いつもの秘密のミジンコ採取池に種ミジンコ採りに訪れる。


このミジンコ採取池は、この大都会でも珍しく、ミジンコが湧いている池というか大きめの水たまり。


オッサンが愛車を漕ぎまくり、やっと見つけたミジンコのパラダイス。


ここを発見してからは、毎年のように種ミジンコを採りに来ていた。
※とても貴重なスポットなので、残念ながら場所は秘密です。あしからず!


入り口に近づくにつれ、違和感を覚える。


ん〜?何か立ててあるぞ?嫌な予感がする。


「足元が脆いので立入禁止!」と立て札に書かれてあった。


オ〜マイガッ!入れないじゃん!!


っざけんな〜!足元が脆いのでだとぉ〜!


何言っとるんじゃ〜!こんな自然色が売りの公園内の足元をコンクリで固めたら、自然公園にならないじゃん!


たぶん、何かしらの事故があったんだろうな…


チビッコがザリガニを捕まえる時に落ちたとか。


んで、アホなモンペ(モンスターペアレント)が管理側にキーキー言ったんだろうな。


こんな浅い池なんぞで落ちても溺れねぇ〜よ!


と思うが、ふと幼少期の苦い思い出が蘇る。



オッサンもチビッコだった時に、池に落ちたことがある。


当時、自宅の周りにはちょっとした大きさの池がいくつかあって、ソコでザリガニ釣りを楽しめた。


ザリガニ”釣り”とは言っても、とてもチープでシンプルな仕掛け。


竿は割り箸でそれにタコ糸を付け、餌はさきイカとかスルメを糸の先に結んで、糸をたるませ気味で沖に落としておく。


そんな割り箸仕掛けを何本か地面に突き刺す。


しばらく放っておくと糸がピーン!と張っていて、それがザリガニが付いてるというサイン。


ここからの取り込みが如何にも子供の浅知恵で、ザリガニに気づかれないようゆ〜っくりと糸を引っ張って、届く所まで寄せてきたら素手で捕まえるというワイルドさ。


網を使うのはド素人という訳の分からんプライドがあって、ザリガニに指を挟まれるリスクを負いながら、素手でとっ捕まえるのが上級者の証だった。


当然、手を近づけると餌を離して逃げられることも多かったが、捕まえる時のザリガニとの微妙な駆け引きが楽しかった。


その日も友人とザリガニ釣りに勤しんでいたヤングオッサン。


その時は、岩場系のちょっと深さのあるポイント。


岩を低めの椅子代わりに座りながらだったけど、ある時イスの高さを誤り、必要以上に深く屈んでしまった。


尻の弾力でバウンドしてしまい、その勢いでもんどり打って頭から池にダイブ。


池とは言っても清流が流れ込むキレイな水ではなく、ゴミも多い汚い水たまりみたいなもんで、そんなナイスな池に池江ばりにダイナミックなダイビング!


臭いヘドロで全身真っ黒な濡れドブネズミ。


頭にヘドロを乗せ、ちからなく這うように家路につく惨めなその姿は、『千と千尋の神隠し』に出てくる【オクサレ様】のようだったと思う。


その一部始終を目撃していた友人曰く「水に落ちてから、もがいてたよ!」


立ち上がると膝下程度の深さだったんだけど、人はパニックになると膝の深さでも溺れるという事実を、そのとき実践したオッサンなのでした。


なので、皆さん気をつけましょう!



まったく!役所ってとこは、何か問題あると改善策を考えずにすぐ閉鎖しやがる。


ミジンコを確保できなかった憤りと、幼少期のウェットな思ひ出にブルーになるオッサン。


さてどうしたもんか…


ネットで活きミジンコを手に入れるべきか?と一瞬思ったが、ミジンコごときに出費は痛い。


なので、まずは今いる数100匹を爆増させることに注力しよう!


っという訳で、2023年は種ミジンコ無しからのスタートを余儀なくされたのでした。


そしてまた、結果を焦るあまり、ドバドバと必要以上のムックリワークを投入するオッサンなのでした。

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