浴槽のサビ取りは永遠にリピート…

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浴槽のサビ取りは永遠に繰り返す…

夢にまで見た都会の新築一戸建て。

 

オッサンみたいなセレブなら、いつもニコニコ現金一括払いでポンッ!と購入!というのもまた夢の中の夢のお話で、住宅ローン地獄まっしぐら。

 

オッサンの一生は、このウサギ小屋以下のハムスターハウスのローンを払い続けるだけで終わるんだろうて…

 

 

当然、住んでいれば経年劣化は免れない。

 

コレは家だけではなくあらゆるモノも同じで、すべての物体は完成と同時に崩壊が始まる。

 

なので、家もメンテナンスをしなければ住めなくなってしまう。

 

まだまだローンがたっぷり残っているのに、修繕をしなければならない不都合で不愉快な現実。

 

気分は『サグラダ・ファミリア教会』だ。

 

しかし、住宅ローンだけでかつかつな暮らしなのに、修繕費なんぞは逆立ちしても出てくるはずもない。

 

なので、ぶっ壊れる前に安くマメなメンテナンスで誤魔化すしかない。

 

近年では、人間の身体も、治療よりも予防医療の方が身体の負担も少なく、健康寿命が伸び、なによりも費用が安い!というではないか。

 

建物も修理するよりも、細かいメンテナンスを頑張っていれば、お安く維持できるのではないだろうか?

 

というのが浅はかなオッサンの願いでもあるが、そうするしか出来ないんだから、やるしかないのである。

 

 

木造住宅で最大の敵は

 

木造住宅では内部に水が浸入すると、構造体である木材の腐朽の原因となる。

 

湿気を含んだ木には腐朽菌とよばれる菌が繁殖し、木材を腐らせてしまう。

 

そして、シロアリ被害の大きな原因となるのがこの腐朽した木材。

 

シロアリは腐朽菌を餌にしているので、木材が水分を含んだまま放っておくと、気づいたときには柱や梁がスカスカに…

 

水は怖い!

 

とは言え、屋根や壁のメンテナンスなんてオッサンにできるはずもなく、そちらは専門家にお任せするしかない。

 

オッサンに出来ることは、屋内だけに限られる。

 

屋内では、お風呂・キッチン・トイレが三大水場。

 

特にお風呂は、使う水量がダントツに多いので特に注意しなければならない。

 

とは言え、キッチンやトイレと違って、長時間のんびり滞在しているもんだから、気になることや気づくことも多い。

 

また、ありのままな姿で無防備だから、いつもよりも敏感になりやすいのかもしれない。

 

「否、私はトイレもマッパで入るわ!」という人もいるかも知れんが、かなり少数派だろうからここでは割愛。

 

「否、私はキッチンでもマッパでエプロンよ♪」コレは別のプレイなので相手にしなくてよろしい。

 

というわけで、お風呂は気をつけなければならない水場ナンバーワン!である。

 

まぁ、昔のタイル張りのお風呂ならともかく、近年ではユニットバスが一般的なので浸水被害もそれほど多くはないと思う。

 

しかし、気をつけなければいけないのは、窓まわりや浴槽周りの防水シーリングが劣化して剥がれる事態。

 

コレのタチが悪い所は、見た目にはキチンとしているようでいて、実は隙間が出来ているステルス的な被害ということ。

 

ユニットバスの壁パネルを押してみたりしないと、コーキングが剥がれているのに気がつかないんですよね〜

 

水って隙間があればどこにでも侵入するから、気づかないと怖いですよ〜

 

ちなみにお風呂の防水シーリングをやり変えたときの記事はこちら↓↓↓
浴槽パッキンの黒カビを落とすには…

 

シーリングってお風呂のほか、キッチンにもけっこう使われているし、よくよく見るといろんな所に使われている。

 

なので、自分でメンテナンス出来ると何かと重宝するので、出来ることに越したことはありません。

 

やり直しも効くので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

んで、オッサン的に一番気になるのが浴槽に発生したサビ。

 

お風呂場の浴槽にツブツブと小さなサビが発生しているのである。

 

自宅を建立してから15年ほど経つが、浴槽のサビに気づいたのはかれこれ8年ほど前。

 

まだまだ新しいと思っていたスポットにサビを見つけた時のショックときたら…

 

まぁ、浴槽だから今すぐに浸水というわけではないけど、サビも放っておくとドンドン侵食してくるし、やっぱ嫌じゃん!尻の下にサビがあるのは。

 

っというわけで、サビ落とし作業を手を変え品を変え何度もやってみた。

 

お風呂のサビをこすらずにキレイサッパリ落とすには・・・とか浴槽のサビ取り第二弾!【サビ取り職人編】とか。

 

挙句の果ては、浴槽のコーティングを自分でやってみたまでも。

 

しかし、根本的なソリューションは見つからず…

 

結局は、いつもの方法をマメに繰り返すしかないという結論に至ったのでした。

浴槽のサビは思ってるよりも進行してるぞ!

そのいつもの方法とはコレだぁ!

『復活洗浄剤 サビ取り用』

 

現代のお掃除は、昔のようにゴシゴシ擦り落とすのではなく、性質の真逆の成分を使って、素材を傷つけないように汚れを優しく分解するという方法になっています。

 

この商品もそんな感じで、中性成分がサビを分解・除去するというシロモノ。

 

問題だったのは、説明書きのどこにも「お風呂場の浴槽サビにもバツグン!」なんて書いてないもんだから、使ったら浴槽溶かして穴あくんじゃね?と心配だった。

説明書きには「浴槽にも使えまっせ!」とは書かれてない

 

結果的には、浴槽にも問題なく使えたし、サビも完全除去!とはいかないまでもかなりキレイに無くなった。

 

コレで問題解決!となれば良かったが、敵もさることながらで、サビは再び魔の手を伸ばしてくるのでした。

 

だもんで、先述したように他のサビ取り剤やら、浴槽のガラスコーティングまでやってみたんだけどサ!

 

このサビ取り剤もオッサンが使い始めた当時は、浴槽のサビ落としに使ってるなんて情報は無かった。

 

なので、オッサンちの浴槽で実験という殉職の心境だったけど、今はけっこう同じ目的に使っている方もいるようで、同志が増えて心強い。

 

 

それでは作業開始!

 

いつものように生贄はオッサンちの浴槽。

 

最初は大事にされてたんだけど、サビ発生時からいろんな実験に使われ、もはや哀れである。

哀れな浴槽

 

前回のサビ取り作業から1年以上は経過しているので、サビは増殖し、巨大化していたのでした。

かなり増殖

 

目立つくらいに巨大化していた

 

まずは、白魚のようなオッサンの御手々を保護するために、100均のビニール手袋を装着。

掃除関係には大活躍!

 

あ、ちなみに浴槽は完全に乾燥した状態で作業します。

 

濡れてると効果半減どころか、ほとんど期待できないと思いますよ。

 

ニュ〜!っとサビ取り剤を取り出しまして。

ペースト状の薬剤登場

 

指に取り出しまして、

 

狙いを定めてヌリヌリ!

 

注意点として、厚さ1〜3mmくらいにちょっと厚塗りします。

 

ケチって薄く塗り広げて乾いてしまうと、サビ取り効果が出ないですよ。

 

以前はこの作業はスポンジを使ってたんですが、スポンジに薬剤が染み込む分がもったいなくて、浸透しないビニール手袋を使うようになりました。

 

オッサンはもう慣れているので、サビがどこらへんにいるのか分かってるので、サビが潜んでいるエリアを重点的にヌリヌリ。

 

この薬剤の臭いは、オッサン的には白髪染めにとても良く似た臭いと臭いの強さだと思います。

 

オッサンはやったことないけど、ヘアカラーとかブリーチもこんな臭いするのかな?

 

いずれにせよ、我慢できない臭いではないので、作業的には別に苦にはならない。

 

 

塗布して数分後には、サビ部が紫色に反応してきます。

サビ部が紫色に変化!

 

基本的に、サビは浴槽の底とそこから立ち上がるR部分に多く発生します。

 

後は水平部が多いですね。

 

同じ水平部でも、浴槽上部の縁にも出ますが、ここは水没しないので数は少ないという印象。

 

垂直部はほぼ出ないと思いますが、浴槽ごとに違うと思うので、最初は全体的にヌリヌリしてみて、サビ発生場所の特徴を掴むと良いと思います。

底から立ち上がるR部

 

排水栓まわり

 

浅くなってる平場部も

 

浴槽の蓋を置いているところにも

 

みるみるうちに、サビが居座っている部分が反応してくる。

 

小さくて目に見えなかった隠れサビも視覚化されるから、「こんなにサビてたの!?」と驚愕である。

もはや大惨事の様相!

 

今回は贅沢に1本を惜しみなく使い切った!

 

決してお安くはないブツだが、セコく使って効果もほどほどよりも、どうせやるなら使い果たして玉砕覚悟!と男っぷりの良いオッサン。

 

説明書きには5〜20分程度放置とあり、「長時間放置しすぎると、反応した紫色が素材に染み込むことがありますので注意してチョンマゲ!」とある。

 

サビが残って浴槽をメルトダウンして貫通しました!に比べたら、色移りなんぞミジンコのように取るに足らん小事なので、このまま30分放置する。

 

とにかく、サビの殲滅が最優先事項であ〜る!

やはりマメな作業が肝心

30分後、(正確には35分すら超えてたんだけど…)様子を見に行くと…

 

塗布直後のサビの反応がより増えて、より成長していた。

もう、うわ〜!って感じ…

 

通常なら、次は洗い流す作業なんだけど、せこいオッサンはここからもうひと手間。

 

今度は、スポンジでスリスリと優しくこすってサビを落としてゆく。

スリスリと優しくね

 

スポンジには紫色が移るが、簡単に洗い流せるので気にしない。

紫なスポンジ

 

まぁ、最大限サビを落としたいという意気込みでもあるが、大枚はたいて購入したサビ取り剤に最後の最後まで役目を果たしてもらおう!という作戦。

 

スリスリしていると一度は消えるサビ跡だけど、サビが残っている箇所は再び紫の点が出てくる。

 

反応するということは、サビ取り剤が未だに有効で、サビが分解・除去され続けているということだと思うので、無駄な作業でもないと思う。

再びサビの反応が!?

 

スリスリ作業後にもう10分ほど放置し、シャワーで洗い流す。

やっと洗い流す

 

洗い流しにもスポンジを使うんだけど、コレはスポンジをキレイに洗うのも兼ねている。

ゴシゴシとね!

 

作業後の浴槽はけっこう艷やかになる。

艷やかツルツルになる気がする

 

とは言え、よくよく見るとサビが残っている箇所もあるんだけど、大まかにはサビは見当たらなくなっていて、作業前とは雲泥の差である。

残っている箇所があるにはある

 

やはりキレイな浴槽は気持ちがいいやね〜!

サビもほぼ無くなり、艷やかな我が浴槽

 

完全にサビが無くなるわけではないけれど、マメに作業すればいずれは撲滅出来ると思います。

 

今回は前回から1年以上と間隔が空いてしまったから、けっこうサビが出てきたな〜

 

やはり、半年に1回とかマメにやらないとダメですな。

 

でも、いつやったか?なんて忘れちゃうし、やはりこの作業は面倒臭いんですよね。

 

とは言え、浴槽に穴でも開こうものなら、本当に浴槽を交換しなくちゃならないから、それこそサビ取り剤の購入費用なんぞものの数ではないわな〜

 

やはり、手間と時間をかけてメンテナンスするしか無さそう…

 

まぁ、今は釣りのオフシーズンだからいい時間潰しにはなるな!

 

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