2024年第二回めの多摩川テナガエビ釣りはいるところには

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2024年第二回目の多摩川テナガエビ釣りはソコにいれば…

2024年4月29日

2024年第二回目のテナガエビ釣りに行ってきました。

 

ポイント:多摩川六郷川橋梁の上流(川崎側)

天気:晴れ

釣行時間:9時00分(潮位154cm下げ2分)〜11時00分(潮位92cm下げ5分)中潮

釣果:8匹(9cm〜14cm)

 

竿:「GR愁渓」2.1mと「清滝」2.1m

道糸:フロロカーボン2号

ハリス:ナイロン0.8号

ハリ:タナゴ針-極小新半月

ウキ:発泡スチロールの玉浮き

オモリ:中通しマル0.8号

エサ:ミミズ(自己調達)

仕掛け:ハリス3cmの一本針ウキ仕掛け

 

 

昨日は、東京湾の中ノ瀬へ船シロギス釣りに行っていた。

 

朝は遅めの出船だったけど、釣りの後は釣った魚で宴会コース付きだったので、ほぼ一日が潰れるスケジュール。

 

自分で釣った魚を捌いて料理するという手間は無かったけど、まるまる半日以上の長丁場は疲れるね〜

 

んで、本日はゆっくり身体を休めて…っということは全く無くて、テナガエビ釣りへ出撃。

 

っというのも、シロギスがたいして釣れなくてくすぶっていたもんだから、テナガエビに八つ当たりという意気込み。

 

ただ、テナガエビもたいして釣れないんだよな〜

 

以前は一級のエビ釣り場もあって忙しいほどに釣れたんだけど、大型台風上陸による多摩川の増水氾濫やソレに伴う護岸工事を着々と進めやがって、テナガ環境が激変してしまった。

 

「んだよ!エビ釣りと人間の命や財産どっちが大事だよ!」と比ぶべくもないモノを、釣り人特有のお花畑思想で優先するオッサン。

 

っとくわけで、八つ当たりどころか、もっとくすぶるのを覚悟してのテナガエビ釣行。

 

まぁ、自宅にいてもやることがないもんだから、ただの暇つぶしなんだけどサ!

 

 

昨日に引き続き本日もお日柄が良く、絶好の暇つぶし日和。

 

さすがに疲れているので脚に力が入らず、チンタラと愛車を漕ぐ。

 

多摩川河川敷には、近所に住んでいるであろうレジャーを楽しむ家族、ジョギングやサイクリングなど多くの人出。

 

一見、穏やかに見えるこの風景も視点を変えれば、せっかくのGWにも関わらず、どこへ行く金もアテもない人々という構図。

 

かたや、「ニッポンは物価が安くて過ごしやすいデスネ!」を合言葉に、インバンド外国人でごった返す我が国。

 

円安と長きにわたる経済の低迷で『安く貧しい国』に成り下がったこの国。

 

【海外出稼ぎ】という言葉が珍しくなくなり、合法ではない出稼ぎすらも余儀なくされるほど、庶民の生活は逼迫している。

 

まさかこんな時代が来るとは思わなんだが、全ては身から出た錆。

 

国が悪い政治が悪いとは言っても、このような状況にしたのはソレを黙認している国民ひとりひとりなのである。

 

 

河川敷をほふく前進並みの勢いで進んでいると、本日も競走馬の練習馬場に到着。

 

しばらく停車して、サラブレットを眺める。

ついつい見とれてしまう

 

いつもながら本当に見とれちゃうよね〜

 

全く無駄のないフォルムと動き。

 

たてがみをなびかせ、エイトビートの尻尾の振りで、風を切りながら軽快な駈歩(かけあし)<キャンター>を決めてくる。

 

この練習馬場のすぐ堤内側に厩舎があるんだけど、行き来するのに馬も信号を渡るので、手が届くほど間近で激視できる。

 

蹄でコンクリートを歩くと「カッポレ!カッポレ!」とカッコいい音がして、シビレルね〜!

 

ただ、風向きによって厩舎からプ〜〜〜ン!と生物由来の臭いが漂ってくるのは御愛嬌。

 

今日もホースセラピーに浸り「もうこのまま帰ろうかな?」とも思ったが、まだ時間があり余っているので、しょうがなくテナガエビ釣りに向かう。

 

 

もう温かいというか暑い時期になっているので、帽子ではなく麦わらの季節。

釣りには麦わらが似合うね!

 

さっそうと麦わらオッサンは釣り場に向かう。

 

「今日もいつものスポットで!」と思ったら、オッサンポイントに先行者がいるではありませんか!?

 

ムムム、まさかこんな釣れない場末の釣り場に人が来るなんて…

 

まぁたいして釣れないし、釣り場はみんなのものだから早いもん勝ち。

 

っと、ちょっと離れたエリアに移動する。

やっぱり釣れる所は決まってる

ココらへんも釣れないこともないが、釣れた!という記憶もない微妙なスポット。

いつもとはちょっとズレたポイント

 

今現在の潮位はちょうど釣れ始める感じで、これから潮が引いてゆくから、もっと良くなって来ると思う。

潮位はちょうど良い塩梅

 

テナガエビ釣りはこの潮位が生命線で、各ポイントごとに釣れやすい潮の高さが決まっている。

 

ソコから高すぎても低すぎても釣れないから、エビという生き物は不思議だ。

 

 

まずは釣りの準備から。

 

仕掛けはいつものように発泡スチロール浮きにマルオモリを付けた単純なもの。

まぁ単純な仕掛けだ

 

よく思うんだけど、この浮きがテナガエビ釣りでは根掛かりの元になることが多い。

 

テナガエビは餌を自分のハウスへお持ち帰りしてから食べるので、仕掛けごとズルズル持っていかれる。

 

この時、浮きも岩場の下に持って行かれるので、そこそこサイズの浮きが岩の隙間に挟まり、引っ掛かって外れなくなることも珍しくない。

 

「そんなの呑気にボ〜っと見送ってないで、アワセればいいじゃん!」と思われるかも知れませんが、このお持ち帰り最中は、エビは餌をハサミで摘んでいるだけなので、ここでアワセても餌を離されて終わりなのである。

 

エビが自宅の食卓でモグモグと餌を食べ、針が口に掛からないと釣れないのである。

 

なので、オッサンとしてもエビに仕掛けが持って行かれるのを、黙って見送らなければならない。

 

「うわ〜、浮きが岩の下に隠れちゃったよ…」

 

ナイスサイズのテナガエビになると、あっという間に浮きごと見えなくなる。

 

「出てくるかな〜?根掛かるかな?」

 

これはもう掛けみたいなもので、アワセてみないとなんとも言えない。

 

このような釣りものなので、浮きを付けない方が根掛かる率は少ないとも思うんだけど、そうもいかんのである。

 

ソコにテナガエビがいるかどうか?を確認するためには、やはり浮きが目印になる。

 

エビがいればすぐにちょっかい出してくるので、ピョコン!と浮きが反応し、いなければ音沙汰なし。

 

すぐにこの判断をするためにも、浮きは重要な役割を担っている。

 

っというわけで、こんな浮きとも呼べない発泡スチロールが役に立つのである。

 

 

餌はいつものように近所の公園から捕まえてきたミミズ。

 

タダだから助かるね〜

 

このミミズを米粒大のみじん切りにしてセット。

これでも大きいくらい

 

釣れたテナガエビをいれるバケツには、ソーラーエアポンプをセット。

 

テナガエビって酸欠に弱いからね〜

コレならエビも安心だね!

 

準備は完璧だ!

 

では早速釣り開始なんだけど、エビの気配がしそうな穴や隙間に落とすんだけど、な〜んも生命反応がない。

 

いると思うんだけど、全く反応がない。

 

ヤバいな…、今日はボウズかもしんまい。

 

やっぱりいつものポイントじゃないと釣れないのかな?

 

このエリアはテトラポット帯が500m以上続いてるんだけど、それでもテナガエビが釣れるスポットは限られる。

 

どこでも釣れるわけではないのである。

 

さっきの人、まだいるのかな?

 

っと、オッサンポイントを凝視すると人の気配がしないぞ!

 

あ、居なくなってる!!

 

すかさず、瞬間移動でオッサンポイントに返り咲きなんだけど、いなくなったという事は釣れなかったということなのかな?

 

とにかく、いつものポイントでやり始めると、すぐに1匹目が上がってきた。

小さいが釣れた!

 

このサイズがミミズ餌で釣れるのは珍しい。

 

でも透き通ってて、唐揚げにするにはもってこいのサイズだ。

 

まぁ、オッサンは食べないけどサ!

 

そしてすぐにもう一匹も。

コッチはミミズ餌サイズ

 

普通に釣れるじゃん!

 

到着した時に、横目でさっきの人の竿を見かけたけど、1mくらいの短い竿だった。

 

アレだと短すぎてこのエリアでは釣りにならないから、釣れなかったのかな?

 

まぁ、コレも経験なので、次からは長い竿を持ってくるべし!だ。

 

3匹目はコレまた可愛いサイズ。

美味しそうなサイズ

 

ミミズ餌だとこのサイズは針に掛かりにくいんだけど、今日はコレが釣れるね!

 

まぁ、この時期はコレくらいのサイズがスタンダードだからおかしくはないんだけどね。

 

その後も爆釣ではないけど、飽きない程度には釣れて来る。

コレもミミズ餌サイズ

 

途中、いつものように根掛かりでブレイクした仕掛けを作り直している時だった。

 

すぐ脇にはエビ入れのバケツ。

 

ピチョ!という音とともに一匹のテナガエビがバケツから脱走し、テトラポットの下へ落ちていった。

 

「あ!やっぱり脱走するんだ!」と確信したオッサン。

 

いつも面倒臭いから、オッサンは釣れたエビを数えてなくて、釣りが終わった後に数えています。

 

その時に感じていたのですが、「ん〜?もっと釣ったと思ったんだけどな…」という事がよくあった。

 

こいういう事だったのか!?

 

エビは脱走してたんだ!

 

だけど、まぁ別にいいや…

 

下の落ちたエビも歩けるんだから、自力で水に辿り着くだろうて…

 

テナガエビに対して、愛も思い入れもないオッサンなのでした。

 

 

ちょっとアタリが遠のいたタイミングでプチ移動。

 

ココも実績ポイントで、今日は珍しくナイスサイズのメスが釣れた。

このサイズのメスは珍しい

 

ここも釣れるんだけど、ダボも上がってくるのが玉にキズ。

こいつも釣れちゃうんだよな〜

 

昨日のシロギス釣りで疲れているので、早めに撤収。

 

なにせテトラポット帯での釣りは危ないので、ちょっとの油断が怪我につながる。

 

2時間で8匹ともっとやればもっと釣れたんだろうけど、やろうとは思わなかった。

一匹脱走した

 

もしかして、今年のテナガエビは釣れるのかな?

 

まだ2回しか来てないけど、飽きない程度には釣れるので、もっとチャンとやればもっと釣れるはず。

 

まぁ、このエリアだとあまり期待できないけど、いつも先行者がいる一級ポイントなら釣れるのかも知れませんね〜

 

 

途中、素敵なゲストと遭遇。

スペシャルゲスト『青大将』

 

つぶらな瞳が可愛かった。

 

1m以上はあったけど、コイツもデカいやつは2m以上にもなる本土最大のヘビ。

 

小鳥やネズミをたくさん食べるから、この河川敷なんて餌の宝庫だろうね。

 

もう暑くなってきてるから、水浴びでもしてたんだと思う。

 

今回は可愛いアオダイショウだったけど、多摩川の河川敷には、コブラとかサソリとか洒落にならない奴もいるから油断ならない。

 

気をつけねば!

 

 

次の記事>>>「2024年第三回目のテナガエビ釣りは釣れないんですけど…」へ

 

 

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