2022年15回目のハゼ釣りは強風の中again

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2022年夏シーズン15回目のハゼ釣りはまたしても強風の中

2022年8月12日。
2022年夏シーズン15回目のハゼ釣りに行ってきました。


釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】
天気:曇り一時雨のち晴れ
釣行時間:6時00分くらい(潮位:195cmほぼ満潮)〜
9時30分くらい(潮位:55cm下げ8分)大潮
水温:27℃
釣果:マハゼ207匹(8cm〜13cm)



竿:3.5m(清流X)のち2.1m(行雲流水) 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号
ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ 
エサ:アミエビ・ベビーボイルホタテ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け



本日も昨日に引き続きハゼ釣りでございます。


明日は台風直撃らしいのでハゼ釣りできないから、本日は無理を押しての出撃。


別に無理を押してでもなく、やることがないから暇つぶしである。


今回の台風8号のお名前は『メアリー』


名前はカワイイが、コイツは昨日熱帯低気圧から台風にランクアップしたくせに、あっという間に東海関東地方の直撃コースまっしぐらな奴である。


なにもお盆休みのど真ん中に直撃して来なくても良いではないか!とも思うが、オッサン的にはお盆休みは全日ハゼ釣りになりそうだったので、良い中休みになって好都合。


っというわけで、本日もハゼ釣りと相成りました。



予報では風が相変わらず強い感じ。


う〜ん、またもや厳しいハゼ釣りになりそうだ!


雨と風どちらが良い?と聞かれれば、迷わず雨を選ぶ。


それくらい風は大敵で、理由はまともなアタリが取れないから。


さらには、雨降り時はハゼが釣れるしね!




まだ朝も暗い時間帯に目が覚めると、雨が降っていた。


「やった!今日はハゼ釣り出来ないぞ!!」


安心して二度寝を決め込むが、次に目覚めた時はすっかり雨はやんでいた。


「んだよ!さっきは降ってたじゃんかよ!!」


しょうがないので嫌々起き出す。


まぁ、明日は台風襲来だから今日だけは頑張るか!


気持ちを入れ替え愛車を漕ぎ出す。


幹線道路に出ると、大型貨物車がけっこう走っていた。


「そっか〜、お盆休みじゃない場合は、普通に平日なんだよな〜」


オッサンが休んでる時に働いてるなんて大変だな〜っと少々憐れに思うが、考えてみれば、オッサンが働いてる時はこの人達は休日だったりするんだから、憐れむ必要もない。


いつもの日曜日より混雑な道路を愛車は進む。


いつものように【はぜつき磯】が見える橋まで来ると、3〜4人のハゼ釣り人が見える。


相変わらず釣り人が少ないが、それ以上に目についたのが潮の高さ。


今現在は大潮の満潮だから、水面が護岸いっぱいまで上がっている。


これからあのゴロタ石帯をトレッキングすると思うと、このまま帰りたくなる。

釣り人は少ないが、潮位が高いな


まずは【ゆうやけなぎさ】に駐輪するが、本日はちょっと時間が遅いので、ほぼ目一杯のハゼ釣り人がいた。


うわ〜、今日は混んでるな。


今日は釣り人が多いな


この状況だと【ゆうやけなぎさ】で釣り糸を垂れる気にならんが、気になるのが今の潮位で【はぜつき磯】方面に移動できるのか?という問題。


工事現場の柵越えはマズイので、運河沿いを移動するんだけど、最初の難関である【ゆうやけなぎさ】からの脱出経路が水で塞がれている。


柵に貼り付けてある注意書きにある通り、潮の高さによっては”とおせんぼ”になってしまうのである。

そのとお〜り!


ムムム…、【しおじ磯】か【みどりが浜】に河岸を変えるべきか?


否!やはりオッサンのパラダイスポイントの方が絶対に釣れるハズ!


意を決して、荷物を持ってジャブジャブと水に入る。


一番浅い壁際を歩くんだけど、パリコレモデル並みの高身長を誇るオッサンの長〜いアンヨをもってしても、太ももの上の方くらいの潮位がある。


つまり、他の人だったらヒザくらいかな…


まぁ、どちらにしてのそこそこの潮位になるので、移動する覚悟の人はそれなりの身なりが必要になります。


第一関門を通過すると、お次は数100mのゴロタ石地帯を走破しなければならない。

ここからは危険地帯


現在は潮位が高いから歩く場所が限られていて、いつもよりも厳しい道のり。


やっと【はぜつき磯】の砂浜まで来るが、水で砂浜なんて見えやしない。


ココへたどり着いた3人ほどの勇者が、既に釣り糸を垂れていた。

この人達、よくココまで来たな〜


んでやっとオッサンのパラダイスに到着。


荷物をおいて、釣りの準備の前にまずはブースト。

人様からもらった栄養ドリンクでファイト一発!


水温は27℃と温かい。

この時期は意味のない計測


本日も餌はアミエビとホタテ。

すっかりお馴染みのコラボ


んで、使う竿は迷わず長竿を取り出した。


今現在の潮位では2mの竿では、ポイントまでは届かない。


ただ心配なのは、この強風の中、長い竿でのミャク釣りはアタリを取るのが厳しいな〜っという事。

オッサンの長竿と言えばこの一竿


まずはホタテ餌をセットしまして第一投。


様子見なので、真正面の目一杯沖に振り込んでみる。


ス〜っと円弧状に落ちてゆき、スン…と軟着底。


すぐにアタって来て、上がってきたのはこじんまりサイズ。

だいたい最初は小ハゼが掛かる不思議


しかし、このサイズでも長竿を使った深場の釣りだと、良い引きを味わえるから面白い。


次も同じスポットに落とそうとするんだけど、竿が長い上、風が強いのでなかなか半径10cm以内を狙うのは至難の技。


テキトーに同じようなスポットに落ちてゆくと、連打が始まる。

ちょっとサイズアップのスタンダードサイズ


本日もどこでもアタるわけじゃないけど、ハゼのホットスポットを見つければ5匹くらいは連打になる釣れ具合。


ただもどかしいのは、長竿使っているもんだからお世辞にも手返しが良いとは言い難い。


アタリはあるし、ハゼがいるスポットも分かってるんだけど、ガンガンに攻められないのが歯がゆい。


でも、長竿じゃないと釣りにならないからな〜


一応、今の状態で2mの竿でも狙えるラインに落としてみると、やはりコイツが喰ってくる。

コイツが釣れるんじゃ〜、届いてないということ


しかし風が強いな〜!


昨日よりも強風が吹き付けてくる。


こんな竿ではアタリが取りづらいんだけど、風対策のやり方があって、ひとつは前回のブログで説明した、ちょっと重めのオモリを使って竿のテンションを張り気味にするということ。


もう一つは、風下方面気味に竿を出すということ。


こんな強風時に風上とか真正面とかだと、竿を煽られてアタリなんぞ分かりゃ〜しない。


風とオモリのテンションで竿がグニャ〜っと三次元的に変な形に曲がるので、細かいアタリは取れんですよ!


そこで風下方向へ30°くらいの角度で出せば、ある程度は風をいなせるので、アタリが取りやすいと思います。


仕掛けを振り込む時も風に乗せてやりやすいしね。


もっと強風の場合は竿を水平以下に寝かせたりするんですが、コレをやるとアワセが決まらない場合が多いので、できれば頑張って竿は立てておきたいところ。


こんな釣り方になるので、自分が立っている場所から狙えるのは片方側だけになります。


なので、フットワーク軽く移動を繰り返しながらの釣りになります。


しかし、長竿だとアワセを入れて掛らないと手痛い!


エサを付けて再び投入する時間的なロスが、短竿に比べて倍じゃ〜済まないから、できる限り空振りは避けたいところ。


こんな思惑もあるし、風でアタリもよ〜分からんともなれば、ハゼに針を飲まれる事が多発。


短竿ならほぼ飲まれないんだけどな〜


針を飲まれると、素早く丁寧に外しても、ハゼが死んじゃう事があるから申し訳ないんだよね。



でも手返しはともかく、深場で長竿の釣りとなると、ハゼサイズ以上の引きと重さが味わえるから楽しい。


10数cmクラスになると「根掛かり?」っと思うくらいに動かない時もある。

このクラスでもかなりの重量感


強風に吹かれながらの長竿釣行。


一時間後のタイムアタックは57匹…とトホホだった。

まぁ釣れるだけでもヨシ!としましょうかね

終わってみればそこそこ釣れた!

風はますます強くなるが、潮位が未だに高く、まだ短竿を使えない状態。


まだまだ我慢の子である。


んで釣り船が動き出すお時間とともに、雨が降り出した。


ええ〜!今日って降るの?


通り雨だと思うんだけど、けっこう本格的に降りやがって…


雨、波、風の三重苦でもう泣き出しそうにだったが、釣りを強行する。

なんでこんな時にハゼ釣りしてるねん!


強風で釣り上げたハゼが風に飛ばされて手元に寄って来ない。

ハゼがなかなかキャッチできん!


長竿で2時間粘り1束を超えたところで、そろそろ短竿にチェンジ出来そうだ。


いくら楽しい釣りでもやはり長竿は疲れるし、1束超えたのでもう勘弁してください!




取り出しましたるは、一軍竿の『そよ風』ではなく、『行雲流水(2.1m)』


行雲流水の方が竿に張りがあるので、多少強引に抜き上がられる。


数釣りならそよ風よりも行雲流水に軍配が上がります。


ここから一気に数を稼ぐ作戦で、これからが本番じゃ〜!

数釣り専用の竿『行雲流水』。頼むぞ!


ギリギリ狙えるくらいの潮位になっているし、短竿なら風向きに関係なく、どの方向にも竿を出せる。


どこでも落とせばアタって来る訳ではないので、ハゼを探しながらだけど、ホットスポットさえ見つければ手返しよく数を稼げる。


ハゼを掛けたら強引に抜き上げて一気にカタを付ける。


さすがに短竿は勝負が早く、カンターにもターボが掛かる。


餌のアミエビとホタテの使い分けを駆使しながら、効率よく、フットワーク良くハゼを拾ってゆく。


さすがは行雲流水で10数cmのハゼでもグイグイ上げてくる。


もう”ハゼの引きを楽しむ”なんぞキレイ事はど〜でもよくて、単純に数を釣る作業である。

このサイズでもグイグイいくぜぃ!



ちょっと心配なのが、針が足りるかな〜


実は長竿を使っていた時に、けっこう根掛かりで針をロストしてたんだよね。


なんのこだわりなのは忘れたけど、オッサンはハゼ釣り時は針は8本だけという決まり事があって、全て無くなったら釣り終了である。


なので、根掛かりで外れフトコロが伸びてしまった針でも、指でグイグイ押して元の形に戻すという事を頻繁にやってます。


当然、そんな針は針先が甘くなってるんだけど、針が無くなったら釣り終了なので、セコく使ってます。


今使っている針もかなり甘いんだけど、残りの針はコレを含めてあと2本である。


そんなドキドキ感を堪能しながら、キリ良く2束超えたところで終了。


3時間半で207匹という結果でした。

まぁこの状況でよく頑張ったよ、俺!


今日は長竿だったし、強風も相変わらずだったから150もいけばヨシとするかなと思ってたんだけど、短竿に切り替えてから調子良くなったので目標を上方修正。



気づけば周りには誰もハゼ釣り人が居なくなっていた。


まぁ、この強風じゃ〜嫌になるよね…


でも、こんな事態にも対応出来るようになれば、釣りの幅が広がるってもんでさぁ!

誰もいないパラダイス


誰でもコンディションの良い状態で釣りをしたいけど、自然相手なんだからそうばかりも言ってられない。


無理してまでやることないけど、出来る範囲内でいいから対応出来るようになっておかないと、いつも周りのせいばかりにすることになっちゃいますよ〜


釣りってやる気がモロに結果に表れるから、厳しい時にどれだけ踏ん張れるかもスキルの内だと思います。


まぁ、やる気がみなぎり過ぎてもダメなんだけどね…




誰も見てないんだろうけど、使ってるハリスがナイロンからホンテロンに変わりました。


特に意味もこだわりもないし、たった3cmのハリスで材質の違いなんてミジンコのようなもんである。


単純に今まで使っていたハリスが無くなったというだけで、ホンテロンになった理由は仲間から頂いたというだけ。


貰ったのはもう何年も前の話だけど、ハリスが短すぎて、一度買うとなかなか無くならないもんだから、使えずじまいでした。

今まで使っていたのはナイロンの銀鱗。今後はホンテロンにチェンジ


ホンテロンとナイロンの違いというと、ホンテロンの方が張りがあるのでアタリが取りやすいのかな?


ナイロンだとすぐに陰毛みたいになっちゃうからね。


でも、気持ちの問題程度の話です。


だって、たかが3cmだもん!




しかし、もうちょっと釣れても良かったと思う。


全部風が悪いんじゃ!風がっ!!


釣りする時くらいは、無風になってくれよ〜



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