2022年45回目のハゼ釣りは恐怖の夜釣り

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2022年度45回目のハゼ釣りはまさかの夜釣り…

2023年1月28日。

2022年度45回目のハゼ釣りに行ってきました。


釣り場:旧江戸川(葛西大橋付近)

天気:晴れ

釣行時間:16時30分(潮位:65cmほぼ干潮)〜20時00分くらい(潮位:121cm上げ7分)小潮

水温:7度

釣果:マハゼ12匹(6〜18.5cm)オッサンとI氏の二人分



ロッド:ダイワキスV(1.8m)&SZM PACK-STICK10-240(2.4m)
リール:ダイワREBROS 2004H&シマノACCORTXT 2500S

ハリス:フロロカーボン1号

ハリ:流線7号

オモリ:小田原8号

エサ:アオイソメ

天秤での40cmと20cmの振り分け仕掛け



釣りモノによって違うけど、「夜は釣れやすい」という事をよく聞く。


『夜は暗いから、魚の警戒心が薄くなるからなのかもしれない』とオッサンは勝手に想像している。


コレは、あくまでオッサンの想像である。


なにせオッサンは、夜に釣りをすることがほとんどないからだ。


釣り仲間からは、夜は良型・大型が釣れる!というのを良く聞くんだけど、オッサンはやろうとは思わない。


ナイスな型を釣りたい欲望は人一倍あるんだけど、夜に釣り糸を垂れるとなるとハナシは別だ!


確かに面倒くさいという理由もあるんだけど、もっと他の理由により、夜は水辺に近づかないようにしている。


まぁ、ココまで言えば察しがつくと思います。


その通り!超自然現象的なお話です。


信じる信じないはあなた次第なんですが、オッサンは信じる云々以前の問題で、実際に数々の体験をしているもんで…


歳とってからは、感性が鈍くなったのか、モウロクしたのか、ソレラと絡む事は無くなったけど、ギンギンに尖っていた若ぇ〜頃はそりゃ〜酷いもんだった。


ほぼ同居していたような状態だったので、その手の体験は日常生活の一部で、当たり前だった。


オッサンの経験上、昼夜問わずどんな場所でも、エニタイム&エニプレイス関係ないんだけど、それでも夜と水辺はヤバい事が多い。


だもんで、それらが合わさる夜釣りなんて、ほぼ自殺行為に等しい。


という理由で、今まで避け続けてきた。



そろそろ、2022年シーズンのハゼ釣りも終わりの香りがしてきた。


名残を惜しむように、釣り仲間のI氏からハゼ釣りのお誘い。


なんでも、旧江戸川にて、チョイ投げで良型大型のハゼが釣れてるらしい。


「ご一緒にどうですか?」


オッサンも穴釣りばかりで少々マンネリ化していたので、ふたつ返事で行ってみることにした。


必要なアイテムやらどんな感じやらの打ち合わせの最後に「んだば、15時に迎えに行きます!」


はぁ?15時って何?


そうだった!この人は最近夜釣りばっかりしてる人だったぁ!


I氏はナイトゲーム当然で話を進めていて、片や、オッサンは明るい日中の釣りで考えていた。


この衝撃に気付いた時には既に遅し…


恐怖の夜釣りに行くハメになったのでした。



行くとなったら、こちとらも準備をしなければならない。


チョイ投げ釣りのアイテム達は、チョチョイのチョイで準備完了。


いちばん大事なのがお守り。


強力なお守りを3つ厳選し、持参する。


もっと厳重に身体中に経文を書くべきか?とも思ったが、露出する頭部は無理だよね?


耳なし芳一のように、耳だけならともかく、頭ごともぎ取られてはシャレにならんので経文作戦は止めておいた。


とにかく、夜の釣り場へいざ!

明るいうちに釣りの準備をば

時間通りにI氏が迎えに来てくれた。


本日の現場は、旧江戸川の葛西大橋のたもと。


You Tubeでよくハゼ釣り動画をやってて、今の時期ならチョイ投げでナイスなハゼが釣れるとか釣れないとか…


現場のすぐ近くにコインパーキングがあるから楽チンだ!


釣り場へ到着すると既に10人くらいの釣り人がいた。


半分くらいはルアーマンで、ビュンビュン投げている。


もう半分くらいは、大人しく釣り糸を垂れているから、たぶんハゼ釣りだと思うけど遠すぎてよく分からじ。

こんな時期にもそこそこ釣り人がいるのね


I氏曰く「17時くらいからハゼが出勤するから、時間的にまだ早い」らしい。



明るいうちに釣りの準備。


ロッドは出発前にセッティング完了していたので、まずは竿立てから。


当然ながら、オッサンは竿立てというオシャレなアイテムは持ってない。


たかがハゼ釣りなんぞに、雀の目ヤニほどの蓄えを使うわけにもいかんので、今持っているモノを有効活用する。


『三脚』といえば、カメラ用のあったので、コレを使うことにする。

安っぽいカメラ用の三脚


この三脚に、竿を掛けられるようにすれば良いだけの事だ。


っという訳で、竿掛けアイテムを作ってみた。

単純にこういう感じ


スチールのフラットバーの両端に、Rの金具を溶接しただけ。簡単、簡単。


問題はこのアイテムと三脚の接合部。


日本にはボルトの規格が、ミリ単位とインチ単位が混在している。


ミリが一般的なんだけど、インチもそこそこ出回っているから厄介だ。


ミリは「とお(10)ミリ」とか「12ミリ」とか分かりやすい呼び方なんだけど、インチの方は、1/4インチは「二分(にぶ)」、3/8インチは「三分(さんぶ)」とか日本独自の古臭い呼び方。


インチなんて普通は分からないのが当たり前だよね〜


当然ながら、ミリとインチに互換性はない。


んで、オッサンが持ってた三脚のカメラ固定部は、1/4(二分)のボルトだった。

なんでインチなんだか…


しょうがね〜な!と会社を物色し、二分のタップを見つけた。


タップとはネジ山を作るアイテムで、下穴をあけて、ボルトネジみたいのをグリグリと回転させながらねじ込むとネジ山が出来る、ご機嫌なアイテム。


この作業を「タップを切る」と言いますが、今どきはあまりやらんわな〜


竿掛けパーツの真ん中に二分のタップを切れば完成!簡単、簡単。

三脚と合体すれば、なんちゃって竿立ての出来上がり〜


こんな感じになる


元々はカメラを色んな角度に固定できるので、凸凹の地形に三脚を立てても、竿掛け部の角度を調整すれば簡単に水平がとれる。

意外に使えるかも!


強度はちと弱いが、ハゼ釣りに使う程度だから、ど〜でもいいや!



お次は仕掛けの準備。


本日はチョイ投げなので、天秤仕掛け。


天秤は、今は使ってないけど、シロギスで使っていたアーム部が立ち上げるタイプの奴。

小田原オモリとあわせるとアームが立つ!


ハリスは、長さ40cmと20cmの振り分け式の二本針。


二本針なら枝ス式が一般的で使いやすいけど、せっかくこの天秤を使うので、振り分け式の方が餌がフワフワ動いて、ハゼが喰ってくるという作戦。


針は流線の7号。


手持ちじゃなくて置き竿なので、向こうアワセ用の針にしました。

向こうアワセの流線針


餌は、オッサンはアオイソメで、I氏はオレンジイソメ。


こういうところにやる気というか、財力の差というか…


水温は7度で、ここしばらくは寒い日が続いたし、日が暮れてきたので冷たいな〜

ヒャ〜!冷っこい!



まだ明るいから釣れないんだけど、適当に放り投げておく。

I氏とオッサンで4本竿体制


暇なので、まずはオヤツをやっつける。

釣り場で食べるのって、いつもより美味しいよね!


釣り場の対岸は夢の国。


向こう側は、カップルや家族連れが甘酸っぱい声を上げているが、こちとらは、このクソ寒い中で震えながら、魚とイソメ臭くなりながらの夜釣り。


川を挟んだだけで、天国と地獄のギャップ。


「ここは三途の川か?」


悔しいので、ネズミの耳のカチューシャでも付けながら釣りすっか?


それともホーンテッドマンションのメイドみたいなカチューシャが良いかな?


そもそも、オッサンがそんなの付けてたら何のプレイだろう?って思われるよね?


しかし、それ以前に通報されるだろうて…

対岸は夢の国のホテル群


極端なギャップを噛み締めながら、竿先を眺めるが、未だに何の生命反応もなし。


今現在は干潮時間帯なので、これから潮が上がってきたら期待できるかもしんまい。

これからが勝負!

釣れなくもないが…

次第に辺りが暗くなり、魑魅魍魎が跋扈する時間帯に突入してくる。


オッサンはお守りを握りしめ、緊張が走る時間帯。


不意にI氏が挙動不審に!


何かが憑依したのか?と思ったら、「アタった!」と猛烈にリールを巻きはじめた。


上がってきたのは本日の一匹目。

お〜!釣れた釣れた


I氏の言った通り「暗くなってくると釣れる!」は本当だったらしい。


ガンガンにアタる訳じゃないけど、忘れた頃にアタっては来るが、針掛かりしないハズレが多い。


オッサンの方にもアタっては来るが、「また掛からなかったか…」とリールを巻いていると、申し訳無さそうに本日の一匹目がくっついてた。

こんなのも釣れるんだ…


当然、即リリース。


置き竿で手持ち無沙汰なもんだから、事あるごとにリールをチョロっと巻いたりして、ついつい竿をいぢくってしまう。


恐らくは、ハゼはゆっくりと餌に近づいてくるんだろうから、いぢくり過ぎも良くないんだろうな…


でも、ヒマだし…


今まではオッサンの方は掛からない程度のアタリが多かったけど、やっと分かりやすいアタリが来た!


リールを巻くと明らかに魚が付いてる手応え。


この二匹は一荷で釣れた!


そして、この一荷を皮切りに忙しくなる。


二人の竿に頻繁にアタリ出した。

忙しくなってきたぞ!


型は小さいんだけど、こんな時期だから、釣れればヨシとしましょう!


挙句の果ては、こんなんまで…

↑しつこいぞ!


最初はゴミかと思ってたら魚で、ダボかと思ったらハゼだった。


こんな時期に、まだこんなサイズがいるんだ!



この小ハゼを最後にパッタリとアタリが無くなった。


アタリ出したのは僅かに10分程度…



その後はたま〜〜〜にアタリはあったが、針に掛からず…


そして、何のドラマも無く納竿。


3時間半で、バケツに入ったのはオッサン5匹で、I氏7匹の計12匹。

厳しいな〜!


たぶんハゼがアタって来るレンジはあったんだろうけど、最後までソレが分からず。


そもそもがソレが分かったところで、暗くて何も見えないもんだから、どこに仕掛けが落ちたのかも分からず…


夜釣りってよく分からんな〜


細かい竿の操作やアタリの気配が見えないから、どうしても釣りが雑になってしまいます。


きっと夜の方が良型大型が釣れやすいのかもしれないけど、やっぱり釣りは明るい方が良いな〜



お守りが効いたのか、オッサンの感性が鈍くなったのか、幸いなことに怪しい出来事は何も起こらずに良かった、良かった。


って思ってたら、実はお守りがひとつ行方不明になった。


どこを探しても出てこない…


同じポケットに手袋を入れてて、しょっちゅう出し入れしてたから落ちたのかな?


まぁポッケから落ちた案が濃厚だが、もしそうじゃなかったら、オッサンの身代わりをしてくれたのかもしれない。


いづれにせよ、夜釣りは油断がならない。



次の記事>>>「2022年46回目のハゼ釣りはいよいよラスト!」へ



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結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…


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販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。


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売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。


なるべく頑張って製作します。

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