2022年38回目のハゼの穴釣りは新規開拓

※ 当ページのリンクにはプロモーション(広告)が含まれています。

 

2022年38回目のハゼの穴釣りは釣り場開拓

2022年12月4日。

2022年38回目のハゼ釣りに行ってきました。


釣り場:「秘密の花園その2

※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。

天気:晴れ

釣行時間:8時30分(潮位:85cm干潮)〜11時30分くらい(潮位:130cm上げ5分)若潮

釣果:マハゼ64匹(10〜17cm)



竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m 

道糸:フロロカーボン1.5号

ハリス:フロロカーボン1号

ハリ:袖スレ4号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さ

エサ:アミエビ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け



長い人生、人によっては短い人生でも、誰しもが、誰にも言えない秘め事をひとつやふたつは持っている。


否!ひとつふたつ程度なら余っ程の聖人で、普通の人でもけっこうな数の隠し事は抱えているハズだ。


人によっては、言えない事の方が多いという輩もいるだろうが、ソコまでになるとかなりダークネス&アンタッチャブルな人生だろう。


恋人や夫婦というかなり親しい関係で、「お互い隠し事は無しね!」という間柄でも、必ず抱いてる隠し事。


むしろ、親しい男女関係だからこそ、絶対に知れてはマズいサムシングが内在している。


「墓場まで持っていこう…」なトップシークレット。


しかし、人間とはそんな最上位の秘密を暴露したい衝動もあり、また、後ろめたい気持ちに対して、懺悔して許しを請いたいという感情も持ち合わせている。


歳をとり、自分の終焉も近づいた頃に、もう時効のつもりでのカミングアウト。


しかし、相方は赦すどころか三行半!


そもそもが薄々感づかれていることがほとんどで、バレてないと思っているのは本人だけなのである。


まぁ、よくある話だ。



夏のハゼ釣りが終了し、穴釣りへと移行している現在。


このブログで散々穴釣りしているにも拘らず、釣り場は『秘密の花園』として明かしていない。


知ってる人は知ってるので公然の秘密なんだけど、”一応”釣り場は分からないようにしています。


この時期にハゼが釣れるポイントは貴重です。


さらには、この時期にハゼが釣れるということは、産卵場所になっているということでもあります。


年々ハゼが少なくなっている昨今。


産卵に適した環境が減ってきているのが原因で、そんな場所は保護しなければなりません。


と言いながらも、そんな次世代に命を繋ごうというハゼを、無慈悲に釣り上げる極悪な釣り人もいるのであります。


本当に申し訳なく思いますが、釣り人に釣られるハゼなんてたかが知れてるぜ!というのが極悪な釣り人の言い分。


っという訳で、環境保護を隠れ蓑にして、釣れる釣り場は教えないのが心の狭い釣り人のお約束事でもあります。



本日の釣り場は『秘密の花園パート2』でございます。


いつも通っている『秘密の花園』は、今季はど〜にもパッとしなくて、型もイマイチ。


っというわけで、河岸を変えて新規開拓の運びとなりました。


『秘密の花園その2』のポイントも、嫌がる仲間から聞き出した釣り場で、知る人ぞ知るから別に新規開拓と豪語するほどのものでもない。


「『秘密の花園』に行っても、どうせたいしたことないんだろうな〜」という諦めの気持ちと、毎年通ってるマンネリ化も否めないもんだから、気分リフレッシュを兼ねて行ってみることにした。


問題は、オッサンちからは、かなりの道のり。


もう12月なもんで、完全防寒仕様で愛車を漕ぐこと1時間弱…


現場に到着する頃には汗だくだった。


だいたいここら辺かな?


仲間からアバウトな場所だけを聞いてやってきた釣り場には、常連と思われる釣り人が数人いた。


釣り人がいるということは、ここが釣り場なんだろうて…


知らない釣り場で知らない釣り人と思ってたら、そのうちのひとりに見覚えがある!


MR氏だった。


この方は、夏のハゼ釣りでも冬の穴釣りでも、同じ釣り場でハゼ釣りしている常連さん。


ずっと以前から「また居るな〜」と思っていて、今シーズンから挨拶を交わしたりするようになった間柄。


アレ?お互いビックリで、お互いに初めてココへやって来たという偶然な出会い。


どうやらMR氏もオッサンと同じようにくすぶっていて、心機一転のつもりでこの釣り場へやって来たらしい。


釣りの塩梅を伺うと「1時間くらいでやっと小さいのが1匹釣れた…」とのこと。


ムムム…、またしてもやられた!


実はこの釣り場の情報源は、例のO氏。


昨日はこの釣り場でやっていたらしく「入れ喰いだったよ!」といつもの怪しいリフ。


O氏の入れ喰い宣言がアテにならないのは釣り仲間の常識で、それを信用するのはもはやタブーである。


とは言え、たま〜に本当の事も言ったりするのがいやらしいところ…


釣り場で悩んでいたオッサンは、ワラにもすがる思いで1時間もチャリンコを漕いでココへやって来たんだけど、どうやら無駄骨だったらしい。


しばらく悩みながらMR氏の釣りを見ていた。


釣れない釣りをするべきか…


もし万が一釣れなかったらボウズという事になる。


今まで喰らったことのないボウズだけは避けたいが、こんな辺境の釣り場に来て何もしないでの撤退もバカらしい。


安っぽいプライドと釣りをしたい衝動の板挟み。


MR氏が三匹目を釣り上げたところで諦めて釣りの準備を始める。


「玉砕覚悟じゃ〜!」

釣れんの?ココ?

本日もいつもの竿にて。

困ったときにはこの一本


エサは芝エビとアミエビを持って来たんだけど、全く期待してないのでアミエビで適当に始める。

量の少なさがやる気の無さを物語っている


水辺に立って眺めるが、たいした穴もなくて「コレって釣れんのかよ?」


今現在は干潮でこれから潮が上がるんだけど、本日は若潮なので急激な潮位アップは望めない。

狙うべき穴も少ないんだよね〜


適当な穴にスルスル落とすが、やはり大したことなくて、穴の深さは20〜30cmくらい。


いくつか探って深めの穴に落とすと、クン!クン!とハゼの反応が!


お!いたいた!


ゆっくりと竿を上げるとク〜ン!と大きく持っていったので、アワセると掛かった!


上げってきのはコイツ。

こんな小さなハゼがまだいるんだ


だよね〜!アタリ方は分かりやすかったけど、全然重さがなかったもん。


サイズはともかく、とりあえずはボウズ逃れでホッとひと安心。



気を取り直して同じ穴に落とすと、またすぐにアタリが!

ちょっとサイズアップだけど、コレじゃ〜…


んで、また同じ穴に落とすとまたアタって来て、今度は重いアタリで上がってきたのは合格サイズ。

コレくらいじゃなきゃ〜!


しかし、その後はまた10数cmサイズばかりだった。


くすぶっていると、常連と思しき老人が声を掛けてきた。


「お、釣れてるね〜!」


「でもココじゃなくて、もっとアッチの方が釣れるよ!」


「アッチはもっと大きくて数も上がるよ!!


なぬ?やっぱりそうだったんだ!


実はそのアッチの釣り場情報も聞いたことがあって、どこら辺なのかハッキリしないもんだから、今日はこの釣り場でお茶を濁していた。


そのアッチの釣り場情報を謎の老人から詳しく取材する。


「この前は50匹釣れたんだけど、中には70匹上げた人もいるよ!」


釣り人の話は尾ひれが付きものなので、話は三割減くらいで聞くのがちょうどいい。


内容は聞き流して、とにかくその釣り場の場所をゲロさせた。


すぐにMR氏とともに移動開始!

これこそ入れ喰い!

くすぶっていた同志だったので、とにかく釣れる釣り場には目がないオッサンふたり。


瞬間移動でアッチの釣り場に到着。


既に何人かの釣り人がいる。


サツを交わし、ハゼの塩梅を伺うが「う〜ん、小さいね〜」のレスポンス。


そう来たか〜!


とは言え、ここんな辺境まで来て今さら引き返す気にもならず、とにかくやってみることにする。


適当な岩の隙間や穴に落とすと、すぐに反応あり!


アタリ方が小さいので、やはり釣れるハゼも小さくて、ここでも10数cmが多い。


とは言え、ハゼの活性は良くて、そこにハゼさえいれば喰ってくる感じ。


でも、どこでも落とせば喰ってくる訳じゃなくて、けっこう釣り歩くんだけど、ハゼさえいれば一ヶ所で連打になる。


アタるスポットを見つけては釣り切り、次のスポットを探して移動の繰り返し。


チョロチョロ動き回るオッサンとは対極に、MR氏は最初のスポットからほとんど動かない。


どうやら、初っ端にナイスなスポットに当たったらしく、羨ましい限りである。



いつもの穴釣りの調子でクンクン!のアタリから、ス〜っとゆっくり竿を上げてグン!と大きく引いた時にアワセてるんだけど、コレだと針を飲まれることが多かった。


つまり、最初のグングン!の時にアワセても、針掛かりさせることができるという事。


なので、やってみる。


グングン!でクイックにアワセると掛かった!


あ〜、今日はコレでいいのか。



あるスポットで、妙に喰い続ける場所に当たる。


たいして大きい穴でも無いんだけど、ず〜っと釣れ続ける謎の穴。


しかもそれが並んで二か所。


ここから一気にハゼカウンターが回転し始める。


落としてはすぐに喰ってきて、鬼アワセで仕留める。


数匹上げると穴を休ませる意味で、今度はお隣りの穴でまた数匹仕留める。


んで、また最初の穴に戻って。(以後、リピート)


その穴内のハゼの活性が上がっているうちに釣り切っちゃう方法もあるけど、今日は少し休ませながらやってみました。


経験上、あまり派手にやり過ぎると、まだハゼが居るのにパッタリ喰って来なくなる時があるので、手堅い方法をチョイス。


喰わせないし、ハゼの活性も素晴らしいので、エサのアミエビは一匹掛けで十分。

アミエビは一匹でも喰ってくる


夏ハゼのような手返しでフル回転のオッサン。


これぞ真の入れ喰い!


みるみるビク内は賑やかになり、酸欠防止で頻繁に水替えしなければならなくなった。



結局、最後までこのポイントで続け、正味3時間で64匹と数だけはいった。

数だけはいったな〜


最大サイズは17cm


ただ、サイズが小さくて10数cmがメインだったな〜


コレで良型揃いだったら文句なしだったけど、贅沢は言えんわな。


常連さん曰く「今日は水が濁っていて釣りづらい」らしい。


確かに。


沖の穴が濁りで見えなかったから、もっと水が澄んでいたら沖の穴も攻められたハズで、型も揃ったのかな?



でも、まさか12月でこんな手返しの釣りができると思わなんだ!


恐るべし『秘密の花園その2』


そのポテンシャルは計り知れないので、今後も継続的な調査が必要である。


常連さん曰く「これからがこの釣り場の本番だよ!」


マジか!?これからが楽しみだな〜


なんだけど、問題は年末に向けて、週末は忘年会や休日出勤が目白押し…


ハゼ釣りやってる時間が無いという悲しいサラリーマンの現実。


しかし一番の問題は、この釣り場って遠いんだよね〜



次の記事>>>「2022年39回目のハゼの穴釣りはまだまだ数釣り」へ

スポンサーリンク