2022年33回目のハゼ釣りは数だけは釣れた数だけは…

2022年33回目のハゼ釣りは数だけは釣れた数だけは…

2022年33回目のハゼ釣りは数だけは釣れたけど…

2022年10月30日。

2022年33回目のハゼ釣りに行ってきました。


釣り場:「秘密の花園」(KRA〜@)

※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。

天気:晴れ

釣行時間:7時30分(潮位:165cm上げ9分)〜12時00分くらい(潮位:144cm下げ6分)中潮

釣果:マハゼ40匹(9〜17.5cm)

 

竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m 一時O氏&T氏の自作竿

道糸:フロロカーボン1.5号

ハリス:フロロカーボン1号

ハリ:袖3号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さ

エサ:アミエビ・ベビーボイルホタテ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け



釣りは【悪魔の趣味】と呼ばれる。

一度ハマったら抜け出すことが出来ない”沼”だかららしい。

確かにそれも一理あるけど、別にソコまで豪語するもんでもない気もする。

オッサンも今でさえ、毎週のようにハゼとかの釣りをしているが、以前はこんなんじゃなかった。

暇な時にだけ釣り糸垂れて、他の用事がある時はそっちが優先だったり…

まぁ、子ども達が大きくなり相手にされなくなったから釣りで時間を潰してる、というのが実情だったりする。

まだオッサンが小学生〜中学生の頃は遊びで釣りしてて、その後、高校生くらいから40歳くらいまでは釣りなんて全く興味も無かったし、ほとんどやってもいなかった。

今考えてみれば、コレで良かったと思う。

一番多感なお年頃〜結婚適齢期くらいの時に、釣りの話はご法度だ。

「あの〜、ご趣味は?」
「ボクですか?趣味は釣りっス!」

「お魚釣り……、デスカ?」
「そうっス!とっても楽しいっス!!」

「ステキ、ですわね……」
「最高〜っス!」

もうダメだろう…

こんなんでモテるわけないジャマイカ。

釣りが趣味です!が通じるのは中年以降で、既に結婚しているから発表しても許されるのであって、男女関係のスタート地点ではNGワードであり、もはや忌み言葉なのである。

想像してみてください。

なんで釣りが趣味はダメなのか?


釣りってすっごく地味なイメージ。

朝もまだ暗いうちから、ただひとり、ひたすらジッと動かず待ち続ける…

一般的な釣りのイメージとは、こんなダークサイドなのである。

そんなイメージから飛躍し、「コイツって人間関係を構築できない奴なんじゃね?」っと人格まで疑われるのがオチなのである。

実際の釣りはジッとしているようで常に小刻みに、時には大きくポイント移動したり動き続けてるんだけど、釣りを知らない輩からは全く動かないイメージ。


さらにはコレが一番の原因だと思うんだけど、釣りは『臭い&キモい』

一部の例外を除き、釣り場にはニオイがつきものである。

潮臭いだけならともかく、苔とか泥とか、果ては魚の死骸とか、必ず何かしらの臭いが漂っている。

考えてみれば、コレらは自然臭ではあるんだけど、お世辞にも心地よい香りではなく、不快に属する臭いである。

さらには、釣り上げた魚の臭い。

釣り上げた生魚臭を「良い香り〜♪」という女子は、この世にほとんどいないだろう。

当然、魚は釣り上げれば終わりではない。

っていうか、釣ってからが本当の始まりなのかもしれない。

オッサンみたいに無責任に人様に押し付けるのならともかく、持ち帰った場合は魚を捌き、調理しなければならない。

この捌くという行為がまた嫌われる。

ある調査によれば、魚を捌ける女性は20代30代では2割に満たないとのこと。

少ない気もするが、オッサン個人的には「え?その年代でもそこそこの割合の女子が魚を捌けるんだ!」という印象なんだけどサ。

よくメディアとかでは女性が「魚を捌ける男性ってステキ〜!」とかコメントしてたりするが、それは目に見えない場所での所業だからこそのコメントである。

実際に眼の前で魚の解剖をやられた日にゃ〜、どんなに美味しく煌めくような盛り付けのキュイジーヌでも、”あの光景”がフラッシュバックし、食するのを躊躇う可能性大である。


そして、極めつけが魚釣りのエサである。

往々にして魚のエサは臭い&キモいのダブルアタック!

ニョロニョロと細長い宇宙生物のような釣り餌。

それが強烈な臭いを伴うんだから、もう世紀末である。

「ソレをいぢくった手で私に触らないで!」

もっともだ。

薬用ミューズで3回ウォッシュ&1000%アルコール消毒液で激射除菌しようとも、釣り餌臭が消えるほど甘くはないのである。


いつものようにくだらん話で長くなりましたが、このような理由から『釣りが趣味』のリフは地雷でもあるので、ぜひお気をつけください。

「否!ボクはボクを理解してくれる女性を見つけるんだ!」

「絶対いるはずだ!ボクと共に釣り糸を垂れてくれる女性が!!」

まぁ、そんな奇特な女子が皆無とは言わんが、その出会いの確率は、地球人がイスカンダル星に移住するくらいに低いのは確かだろうて。

よくメディアでは、キレイなモデルとか芸能人とかが『釣り女』をアピールしている。

ソレはソレで釣りの普及に一役買ってるので、業界的にはありがたい存在であるし、彼女たちも釣り自体は嫌いではないと思う。

んがしかし、ソコは彼女たちもビジネスであり、忙しい仕事の合間のリフレッシュでもあるからして、釣り場での出会いなんぞは求めてないのである。

そもそもが、釣り場にもたま〜に女性がいたりするが、メディアを賑わせる容姿とはかけ離れている場合がほとんどだ。
※オッサンのごく個人的な感想です!


とは言え、オッサンも若かりし頃は、現在の妻とハゼ釣りに行った事があるという、忘れてしまいたい黒歴史がある。

あん時は付き合いも長かったから、いささか油断していたのであろう。

妻も妻で「しょうがねぇな〜…」なノリだったんだと思う。

ハゼ釣りをしていると、時おり、あん時がフラッシュバックしてブルーになる。

「あの時のハゼ釣りはどう思ったの?」と怖いもの見たさで妻に聞いてみたい気もするが、恐ろしくて未だにコメントを求めていない。


経験者から言わせてもらうと、もしあなたが意中の彼女との愛を温め育みたいのなら、「趣味は釣り」は決して言わない事を強くオススメします。

珍しくスタートダッシュ

先週に引き続き、本日もハゼの穴釣りである。

 

もう10月も終わりだから、普通の平場でのハゼ釣りも終了。

 

まぁ、夏シーズンのハゼ釣りの延長で平場でも釣れないこともないんだけど、もうこんな時期なのに今年は8cmクラスしか釣れないもんだから、そんなポイントでハゼ釣りしても虚しいだけ…

 

っと思ってたら、先週はオッサンが夏場に散々やってたポイントで10数cmクラスばかりの入れ喰いで、仲間のTG氏が時速60匹以上釣り上げたらしい。

 

まったく自然とは分からんもんだ。

 

 

とは言え、オッサンの中ではハゼ釣りは穴釣りにシフトチェンジしてるので、選択の余地無く穴釣り場へGo!

 

本日も暖かくなる予報なんだけど、やはり朝は寒くて、愛車を漕いでいると手袋が欲しくなるほどだった。

 

とは言え、一応は防寒仕様のスタイルだったので、釣り場に到着する頃には汗だくになっていた。

 

 

本日目指すポイントは、『秘密の花園』の浅いエリア。

 

この釣り場は、一見、同じような護岸帯が続いてるように見えるんだけど、その実はさまざまな変化がある。

 

まぁ、ほとんどの釣り場とはそういうもので、慣れた常連達はその時々の状況によって、釣り糸を垂れるエリアを使い分ける。

 

面白いのは人それぞれに考え方が違うので、ある時は一ヶ所に常連が集中したり、またある時はてんでバラバラだったり…

 

前日に同行のH2氏と10秒ほど激論を交わした結果、朝方は満潮時間帯なので、あまり釣り人の手垢が付いてないであろうエリアに行ってみよう!となった。

 

現場に到着すると既にH2氏は始めていて、「来たばかりだけど同じ穴で3匹釣れたよ!」とこちらのやる気を刺激するコメント。

 

ならばオッサンも急がねば!

 

本日も使用する竿はいつもの穴釣り用短竿。

穴釣り用の「行雲流水(1.5m)」

 

エサはいつものようにアミエビ&ボイルホタテ。

 

そろそろ穴釣り本番の時期でもあるので、アオイソメもしくはジャリメを投入したいのは山々だが、如何せんアミエビがまだ冷凍庫で眠っている。

今回もアミエビとホタテで経費削減

 

水温は17℃とまだ暖かい。

 

水温計測は今シーズンから始めたからまだ統計が取れてないんだけど、水温が高いとなんとなく数が釣れる気がする。

 

ただ、サイズと水温の関係はまだ謎。

暖かいから数釣れるかな?

 

本日は秘密兵器を持ってきた。

 

メガネの上からでも掛けられる、偏光サングラスである。

 

けっこう前から持ってたんだけど、面倒臭くて釣り場へ持ってくる事も無かった。

 

御存知の通り、ハゼの穴釣りって、ハゼが居付いてそうな穴を目を凝らして探しまくるのが仕事。

 

天気が晴れてると、日光が水面の反射で見にくいし、目が疲れるので使ってみようと思います。

安モノなんだけど無いよりはマシかな?

 

 

んでは、さっそく釣り開始じゃ!

 

まずはアミエビを二匹セットしまして、適当な穴に入れてみる。

アミエビは二匹掛けが基本

 

シ〜ン…と何の音沙汰もない。

 

H2氏のようにいきなり3匹も釣れるわけもなく、本日も苦戦の様相。

 

潮位は満潮近くなので、穴の深さは50cmくらいの頃合いが多いけど、ハゼいないのかな?

 

しばらくは移動しないで丹念に頃合いの穴を探し、エサを落としまくってるんだけど、どうにも反応がない。

 

「絶対ハゼいるハズなんだけどな〜」オッサンの拙い勘がそう警告している。

 

すると、さっきから何の反応もなかった穴から、スンスン…とホンの僅かだけど反応が来る。

 

ん?カニかダボ?って思うくらいの小さな振動。

 

しばらく喰わせ、大きく引っ張る本アタリを待つが、また静かになってしまった。

 

一度、竿を上げるとエサは少し欠けた程度でまだ付いている。

 

ムムム…、この反応はハゼだな!

 

オッサンは確信した。

 

カニやダボハゼだったら、エサが無くなるまでアタリを止めることはない。

 

マハゼだからこそ釣りエサを見切り、アタって来なくなったに違いない!

 

エサを新しく付け替え、再度投入するとすぐに喰ってきた!

 

グン、グン、グ〜〜ン!

 

教科書通りの分かりやすい本アタリでアワセると掛かった。

 

上がってきたのは小さいながらも本日の一匹目。

 

まずはボウズ逃れでホッとする。

小さいけど一匹は一匹じゃ!

 

すかさず再投入すると、すぐにアタリが!?

 

先程よりもサイズアップ。

コレくらいなら合格サイズ

 

急いで再投入すると、またしてもアテってくる!(以後、リピート)

 

これの繰り返しで、ひとつの穴から8匹上がってきた。

 

この穴は最初は全く反応しなかったんだけど、一匹目が反応すると他のハゼの活性も上がる。

 

このような事が往々にしてあるのが、穴釣りの難しくも面白いところ。

 

慣れてなければ、もしくはオッサンのような粘着質でない場合は、「ハゼ居ないや…」と見逃してしまうかも知れなかったフィーバー穴。

 

 

ひと仕事を終え次の穴を探すんだけど、実はすぐ近くに気になった穴がある。

 

その穴も最初は全く無反応な穴だった。

 

んがしかし、オッサンのハゼ探知機がビンビンに反応しているのだ。

 

「絶対ハゼいる!」

 

スルスルと仕掛けを落としてみる。

 

スンスン…数cm上下させ、穴の底部の確認と誘いを兼ねた動作。

 

未だアタらず…

 

辛抱強くそのままステイさせていると、竿先には何の反応もないけど、竿に振動が伝わってくる。

 

この振動をどう表現すれば良いのだろうか?

 

”ズモォ〜〜…”って言う感じで、小さな掃除機でエサを吸い込んでるような振動。

 

「来た!来た!」

 

でもコレにアワセても100%針掛かりしないので、ハゼにエサを引っ張らせるため、ゆ〜っくり数cm竿を上げるとグ〜ン!と引っ張り返してきた。

 

「オラ来た〜!!」

 

アワセると掛かり、上がってきのは15cmほどの合格サイズ。

今日はこのサイズがアベレージらしい

 

んで例のごとく、すぐに再投入すると再びフィバーが始まる。

 

またしてもこの同じ穴から7匹上がってきた。

 

この穴も最初は無反応だった穴。

 

このようにハゼの穴釣りでは、その穴で粘るのか?見切るのか?のジャッジが大きく釣果を左右する事が多い。

 

基本的にオッサンは、頃合いの深さの穴には必ずハゼが居る!と決めつけ、必ず粘り、例えダメでもしばらくしたら戻ってきて再投入するようにしています。

 

こんな塩梅で釣りしてるので、本日は最初からほとんど動いてないオッサン。

 

片やH2氏は、最初の連続ヒットからイマイチ調子に乗れないらしく、動き回っている。

 

釣れる時は動かなくて済むんだけど、釣れない時は動くのは夏ハゼも穴ハゼも同じだ。

 

スロースターターなオッサンには珍しくスタートダッシュで、たった2つの穴で一気に15匹と満足してしまったオッサン。

 

今日はどこまで数を伸ばせるかな?っと気持ちに余裕が生まれる。

 

釣れたハゼが暖かいから、やはり水温が高いのが要因なのかな?

釣れたハゼから温もりを感じる

大小幅広く数釣れた!

ところで、ハゼのサイズ計測は自作のスケールを使ってますが、いつものスケールに少々手を加えました。

ちょっと進化したハゼスケール【穴釣りVer.】

 

ゼロ部アクリル板にハリスが入る切り込みを入れて、ご安全な計測が可能に。

アップで見ると切り込みが汚いな…

 

腰ベルトに装着できるように、穴を開けてスプリングストラップを付けました。

【夏ハゼver.】でもやってるなコレ

 

このまま腰からブラ下げると歩く度にブランブラン邪魔なので、腰ベルトにスケール入れを装着。

見た目は安っぽいがとりあえず…

 

ついでに側面へハゼシールを貼ってみた。

パーツが細かいからすぐに剥がれるだろうて

 

スケールがスケールアップしたので、調子に乗ってハゼを採寸しまくってたら、あるハゼがスケール上で暴れ海にお帰りになられた。

 

しかもそのハゼはたぶん16.5cmくらいの良型サイズ。

 

思わず、「あ〜!」とオッサンの悔恨と無念の情けない叫びが釣り場にこだまする。

 

スケールで測って遊んでないで、キャッチしてすぐにビクに入れれば確実にゲット出来たであろう良型ハゼ。

 

しかし誰もが経験する意に反したリリース。

 

「きっとあのハゼは次の子孫を残して、来シーズンも楽しませてくれるだろう…」

 

そう自分に言い聞かせるが、ど〜にも納得いかないので、逃げた穴に落としてみるが喰ってくるハズも無かった。

 

 

満潮が過ぎ、潮位が下がってくると、先程までのフィーバー穴は見つからないが、ハゼのサイズがアップしてきた。

 

先週も書いたんだけど、穴ハゼクラスともなるとサイズが1cm違えば見た目は当然ながら、針に掛けた時の引きと重さが全然違う。

 

穴の中でググン!ググン!と潜り込み、穴から引きずり出しても水中で暴れまくる。

 

コレが穴釣りの魅力だよ〜!

 

やっぱり穴釣りのサイズはコレくらいからだよね〜

16.5cm

 

こちらは見にくいけど17cm

 

もうちょっと大きい17.5cmの奴がいたはずだけど、またエスケープすると次は追いかけて海に飛び込みそうだったので、サッサとビクにぶちこんだんだけどビク内で行方不明になった。

 

いつの間にかおひさまが高く登り、気づけば4時間半ほどの長丁場で40匹と数だけは稼いだ。

 

平均的なサイズは14〜15cmってところ。

 

最大サイズは17.5cmと少しづつハゼも大きくなってるけど、最小サイズも9cmのがいて、今シーズンはかなり小さいのが混ざるんだよね。

数は釣れたな〜

 

今日は暖かかったから、穴さえ間違わなければ数は釣れやすかったと思います。

 

やはり難しいのは、その穴で粘るのか見切るのかの判断。

 

もう経験と勘としか言えないんだけど、アドバイスできるとしたら『迷ったら粘れ!』かな。

 

後は、釣りが雑になると釣れなくなりますね〜

 

釣り始めは小さな目立たない穴も見逃さないように集中するんだけど、後半になると目立つ穴ばかりになってしまう。

 

そういう穴は他の釣り人もやってるので、フィーバーしづらいですね。

 

穴釣りに限らず、釣りは集中力が切れると釣れなくなるので、楽しみながらも集中し続けるのがポイントかな。

 

まぁ、こんな事はいまさらオッサンに言われるまでもないですが…

 

 

今日はなぜか、仲間のO氏とT氏からそれぞれに自作の竿を頂いた。

 

オッサンの年代だと「買えばいいじゃん!」なノリなんだけど、この年代は欲しくてもモノが無かった時代を生きてきたので、なんでも自作しがち。

 

それぞれに今までの釣り経験と知識、技術を結集した竿を作って来て、きっと出来の良い竿を持たせてくれたんだと思う。

 

面白いもので、それぞれに人間的な個性が竿に宿っていて、O氏の竿は特徴が分かりやすく、すこぶる尖った性能。

 

T氏の竿はバランス型で優しい竿でした。

 

こんなオッサンのために残り少ない時間を割いて頂き、とてもありがたく申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

この竿はみなさんの置き土産として大事にしますが、自分で買った竿じゃないから、釣ってる時にかなり手荒に扱ったのは黙っておこう!

 

 

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