2022年36回目のハゼ釣りはボウズ覚悟!

2022年36回目のハゼ釣りはボウズ覚悟!

2022年36回目のハゼ釣りはボウズを覚悟した!

2022年11月13日。

2022年36回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:「秘密の花園」(KLB〜@)

※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。

天気:晴れ時々曇

釣行時間:7時30分(潮位:160cmほぼ満潮)〜11時30分くらい(潮位:140cm下げ6分)中潮

釣果:マハゼ14匹(13〜18cm)

 

 

竿:TIMCO「幸釣四五六」のちベイシックジャパン「行雲流水」1.5m 

道糸:フロロカーボン1.5号

ハリス:フロロカーボン1号

ハリ:袖スレ4号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さ

エサ:アオイソメ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

いつもながら日曜日はハゼ釣りなんだけど、東京はここしばらく雨が降らないので、週末の釣りも順調に消化している。

 

おかげさまで、まだ11月中旬にもかかわらず今回で36回目のハゼ釣行。

 

このままだと、年間釣行数の記録更新という不本意な事態になってしまふ。

 

 

いくらチャリ圏で金のかからない時間潰しとは言え、全くの0円という訳ではない。

 

竿や仕掛け等の材料はもちろん、コンスタントにエサ代もかかる。

 

釣り場で食べるご飯やおやつも欲しいし…

 

まぁ、オッサンの場合はエサや自分のご飯ですらも仲間から恵んでもらったりと、けっこう他力なんだけど、『ただより高いものはない』という格言にあるように、貰いっぱなしというのも気持ちが悪い。

 

なので、心と懐に余裕のある時に日頃のお礼として、安っぽいが返礼の品をお渡したりする。

 

先述の格言は、「ただの物は返礼に苦労したり、無理な頼みごとをされたり、かえって高い代償を払う」という意味。

 

もらい物には返礼を!という習慣は【互酬性】と呼ばれ、ただの物には見返りに人の自由を拘束する力が潜んでいる。

 

つまり「頂いた代わりに何か返さくちゃ!」という心の呪縛が働く。

 

代価の支払いや返礼はその呪力を解く”儀式”であり、その儀式が終わらない限りはその呪力が続くのである。

 

 

このように、世の中はギブ・アンド・テイクで成り立っているんだけど、オッサンの場合は明らかに”テイク”側の方に大きく傾いてる気がする。

 

物欲しそうな顔しているのか知らんが、何かとモノを頂く機会が多い。

 

大変ありがたくかつ申し訳なく思いますが、『来るもの拒まず、去るもの追わず』がオッサンのスタンスなので、貰えるものは後先考えずにありがたく頂きます。合掌!

 

んがしかし!オッサンの場合は、何もお返しできるものはないもんで【互酬性】を期待しないで欲しいのですが、せめてもの御礼はこのブログで話題にする程度で勘弁してください。

 

まぁ、オッサンの場合は常識がないもんでディスるという結果になることがほとんどですが、ソレもご愛嬌。

 

でも世の中には、けっこう弄ばれることが好きなマゾイ方も多いので、ソレもまた良し!

ハゼの穴釣り用竿を新調

今回で2022年シーズンのハゼの穴釣りはまだ4回目なんだけど、毎年同じ釣り場で穴釣りやってるもんだから、マンネリ感は否めない。

 

なので、時には何かしらフレッシュなネタをぶち込む事がある。

 

今回は竿。

 

仲間のH氏が、ハゼの穴釣り用竿を新調したインプレッションを送ってきた。

 

またソレが秀逸な短文で、同じ釣り場で同じ獲物での使い心地なもんだから、オッサンの射幸心をワシャワシャとくすぐってくる。

 

釣り人は常に理想の竿を追い求めている。

 

コレがしょっちゅう行くような釣りモノになれば、そのイメージは明確で、そんな理想を手に入れたい、使ってみたいと悶絶している。

 

気になった竿を何本も買い求める人、竿を自作し続ける人、それぞれに理想へのアプローチがある。

 

オッサンもそんな理想はあるんだけど、なかなか辿り着けない。

 

「悪くはないけど、なんかちょっと違うんだよな〜…」

 

現実的にはどこかで妥協し、及第点な竿を使っているのが現状だ。

 

そもそもが、理想なんて絶対的なものではなく常に変化し続けていて、決して辿り着けないガンダーラなのかもしれない。

 

 

と、いつものようにくだらん話で尺を稼いで、申し訳ないです。

 

そんな訳でH氏お勧めの竿が「いったいどんな感触なんだろう?」とオッサンも我慢できずにポチッとな!

 

光の早さで届いたのがコレ↓

次の日には届いた!

 

 

 

TIMCO『幸釣四五六』

  • 使用材料:カーボン繊維75% グラス繊維25%
  • 全長:1.44m/1.65m/1.85m(三段スライド式)
  • 継数:8本
  • 仕舞寸法:30.5cm
  • 自重:35g

竿名の『四五六』は約4尺・5尺・6尺の長さになるからかな?と思ったけど、なんか微妙に寸法が違うよね?

 

箱には「※商品の数字は尺の表示ではおまへん!」と明記してあるから、竿の長さではなく、単に商品名というだけなんだろうて。

 

同じ『幸釣』シリーズには、『零一二(約53cm/約70cm/約90cm)』、『二三四(約0.95m/約1.2m/約1.4m)』、『七八九(約2.2m/2.4m/2.7m)』がラインナップ。

 

今回オッサンが購入した色は『ミドリ』だったけど、他にも『アカ、カラシ、ソライロ』があるらしい。

ちょっとくすんだミドリ色

 

この竿キャップがそこはかとなくヒワイな感じ…

 

グリップの感触は悪くない

 

オッサンはズームロッドは初めてで、「どうやって長さを変えるだろう?」って思ってたんだけど、キュッ!ってハマっているだけで簡単に長さが変えられるんですね〜、便利だ。

簡単に長さが変わるぞ!

 

付属品はカワイイ竿袋

 

H氏のインプレによると、「穂先は繊細、胴から腰はしっかりとした竿」という事だったが、竿先はそこそこ硬めかな?

 

確かに、レビューによると50cmの鯉を上げた!とか書いてあったから、そこそこの硬さとパワーはありそうだ。

 

まぁ、竿の硬さって実際に魚を掛けてみないと分からないから、コレは実釣してからのお楽しみ。

手でやってみた感じは硬めかな?

 


 

気になるのが、箱にも竿にも書いてある「吉田幸二」って何?なんだけど、たぶん人の名前だよね?

 

調べてみたら、TIMCO専属のプロスタッフらしい。

 

なんでも日本初のバスプロであり、国内のバスフィッシングの礎を築いてきた、その世界ではド偉い人物らしい。

 

しかし、そんなバスプロがなんでのべ竿の監修しているのかは謎である。

 

 

そんな話は置いといて、この竿がオッサンの理想になるのか?

 

それとも『ただの通り雨ぇ〜♪』で終わるのか?

 

明日のハゼ釣りが楽しみだ!

さすがに焦ったよ!

ハゼの穴釣り場『秘密の花園』へ向かい愛車を漕いでいると、防寒仕様の出で立ちなもんで既に汗だくだ。

 

「今日も暖かくを通り越して暑くなりそうだ!」

 

もう11月中旬なのに、この陽気ってどうなんだろう?

 

なんとなくイメージ、ハゼ釣りは長く楽しめそうなんだけど、いろんな環境に変化が出ているので心配になるな〜

 

 

現場に到着すると既にH2氏とO氏が居て、挨拶もそこそこに「場所を変えよう!全然アタリがないよ!」と腰砕けのコメント。

 

例のごとくO氏情報によると、「昨日は良型ばかりで数も釣れた!」らしい。

 

こんチキショ〜!んなこと言ったって、コッチは仕事で来れないんじゃ〜!

 

んで本日、出し抜けにアタリ皆無のご報告…

 

本当に自然というのは分からないよね。

 

っという訳で、釣りの準備もせずに、予定していたエリアから大きく移動したのでした。

 

コレが地獄の選択になるとは露知らずに…

 

 

やってきたのは今シーズンお初なエリア。

 

穴釣り初期には散々やっていた所なんだけど、ここしばらくはパッとしなくて来てなかったんだよね〜

 

ただ、それは他の釣り人も同じで、人の手垢がついてないから釣れるかもしんまい!の期待がない訳でもない。

 

近くに先行の常連さんがいて、塩梅を伺うとスタートダッシュで三匹上げたらしい。

 

なぬ!?それではオッサンもご相伴に預かりますか!とチンタラ釣りの準備を始める。

 

 

竿は当然ながら『幸釣四五六』

頼むぞ!吉田幸二

 

餌はアオイソメ。

やはり大型ハゼにはイソメって感じだね!

 

やはり大型狙いとなると虫餌有利だと思うが、オッサンはセコいので、イソメの垂らしは短めだから有利もクソもない。

 

ちなみに近所でやってる常連さんは、アミエビと芝エビのコラボ餌でやっていた。

 

水温はなんとこの時期でも18℃

 

まぁ、外気も暖かいからこうなるわな…

暖ったけぇな〜!

 

準備完了にて水際に仁王立ちになるが、ちょっと作戦タイム。

 

今現在はほぼ満潮だから、狙うはちょっと沖目かな?

 

ハゼが潜んでるラインってだいたい決まっいて、潮が満ちているこの状況だと必然的に沖になる。

 

なので、『幸釣四五六』もロング・ロング・アゴーの設定。

 

でも先入観は禁物だから、基本は沖目だけど、人の探ってなさそうな手前の目立たない穴も見落とさないようにしなくちゃ!

基本は沖目だけど幅広くね

 

まずは適当な穴にスルスルと落とすと、深さ50cmほどの頃合いの穴。

 

コレは期待できる!絶対ハゼいる!と長めに探るが、何の生体反応も無かった。

 

”絶対いると思うんだけどな…”

 

次の穴も良穴だったけど、こちらも何もなし。

 

う〜ん、ダメか…

 

深さがある良さげな穴はいっぱいあるんだけど、落とせど落とせど全然アタリがない。

 

ハゼいるハズなんだけど…

 

試しにイソメを1本掛けにしてみても、全然アタって来ない…

 

さすがにこの頃になると異変に気付く。

 

今日はおかしいぞ!

 

H2氏も「全然アタリないよね?」と異変に気づいたらしい。

 

っと思ってたら、ちゃっかりハゼ釣り上げやがって!ボウズ逃れ。

 

オッサンも負けじと釣りたいんだけど、アタって来ないんじゃ〜何もやりようがない。

 

恐ろしいことに、このままアタリなく1時間が経過する。

 

まぁ、何度かはモゾモゾというアタリがあったけど、「ダボハゼかな?」と思わせる程度で、ソレもすぐに喰わなくなる。

 

今思えばアレはハゼだったと思うが、あのモゾモゾだけではアワセようもない。

 

さすがにオッサンも焦りの色は隠せない。

 

「コレはもしかしたら人生初のハゼ釣りボウズを喰らうかも知れん!」

 

どうやって言い訳しよう…

 

でもボウズならネタにもなるし…

 

でもボウズは避けたいし…

 

今使ってるイソメはO氏から貰ったんだけど、あまりにアタラないもんだから、「もしかしてO氏がこのイソメに毒でも入れたんじゃね?」と疑心暗鬼になる始末。

 

しかしボウズだけは何としてでも逃れたい。

 

 

ちょっとこのエリアから離れる事にする。

 

この時点でH2氏4匹、ご近所の常連さんは7匹。

 

何が原因でオッサンには釣れないのかサッパリ分からんが、全然釣れない訳ではないらしい。

 

気分を変えて移動してみると、最初の穴でやっとマハゼの反応。

 

相変わらず、ハッキリしたアタリではなくモゾモゾとイソメをいぢって来る程度。

 

あまりしつこいと喰ってこなくなるので、その穴は覚えておいて他の穴を探る。

 

もう一つモゾモゾ穴を見つけたんだけど、ソコも温存し、最初の穴に落とすとすぐに分かりやすくアタって来た!

 

グン、グン、グ〜ン!でアワセると掛かった!

 

いつもよりもかなり気を使い、水中で泳がせ完全に疲れさせてからゲット!

やっと釣れたよ〜!

 

この最初の一匹目が長かったな〜

 

オッサンはスロースターターなんだけど、さすがにここまで釣れないと不安を通り越して、ボウズを覚悟しましたよ!

 

次も同じ穴からナイスな引きと重量感で上がってきた。

本日最大サイズの18cm

 

このハゼを見て少々考える。

 

今シーズン最大サイズの18cmなんだけど、このサイズとは思えない軽い感触でいとも簡単に上がってきてしまった。

 

つまりは、やはりこの竿は硬い竿という事でして、今回は釣れたから良かったものの、硬い竿って針掛かりしたハゼを弾いてバラす確率が高くなる。

 

本日はハゼの喰いがとても浅いから、かなりの苦戦を余儀なくされるはず。

 

一匹一匹がとても貴重なので、確実にゲットしなければならない!

 

なので竿をチェンジじゃ!

 

いつも使っている「行雲流水」に竿を変える。

やはり確実に上げるならこの一本!

 

もう気持ち的に全く余裕がなくて、とにかく空白の一時間を取り戻す事しか考えられなかった。

 

竿を変え、また戻ってきて同じ穴に落とすと、またアタって来た!

 

さすがいつも使っている柔らかい竿なら安心してやり取りできる。

 

ハゼの引きをいなす幅が広いから、針に掛けてしまえばほぼ間違いなく取り込める。

 

ただその柔らかさゆえ、一気に潜られる事もあって、そうなるともう抜き上げられないことも多々あるから、一番最初に針に掛けた瞬間が勝負になる。

 

ありがたい事にこの穴から5匹上がってきたんだけど、他に2匹バラしたのはもったいなかった。

 

バラす原因は餌だけを咥えていて、針に掛かってないことがほとんど。

 

この釣りをしているとかなり頻繁に起こる事態で、「針を大きくすればチャンと掛かるよ!」という意見もあるんだけど、オッサン的には針は小さい方が釣れると思っている。

 

まぁ考え方は人それぞれだから、それぞれが釣れると思う方法でやるのが一番釣れると思うよ!

 

その後もチョロチョロと釣れてツ抜けし、やっと心に余裕が生まれたので食事休憩。

H2氏がカップヌードル(カレー味)をくれた!

 

しかし、最初の釣れない原因は何だったんだろう?

 

ご飯を食べながらH2氏と白熱した議論だったけど、結局はわからじ。

 

まぁ、自然相手なんだから釣れる釣れないはお魚次第。

 

人間ごときがアレコレ考えても、正解には辿り着かないよ!

 

釣れる時は釣れるし、釣れない時は釣れない…

 

人間はただ釣りをさせて頂くのみなのである。

 

 

飯を食い終わり、他の仲間がいるエリアへ移動。

 

まぁ、皆さん同じようなもんで…

 

しかしこの頃には風が強くなり始め、水面が波打って狙いの穴なんて見えやしない!

 

「チッ!天気予報通りに吹いてきやがって!」

 

しかし、さすがは手練な連中なので「釣りにくいから止めます」なんてヤワではなく、釣り続行。

 

なかなかアタリも遠いが、それでも忘れた頃にハゼが釣れる。

 

結局4時間ほどで14匹と結果的にはトホホなんだけど、ボウズを覚悟した最初を考えたら、意外に満足なオッサン。

よくここまで挽回したよ!俺!

 

いや〜今日は本当に焦りましたよ!

 

夏ハゼ釣りなら何とかなると思うけど、穴釣りだと下手すりゃ〜一匹も釣れない事態もあり得るからね〜

 

結局はその穴に喰ってくるハゼがいるかどうか?だけの話なんだから、運悪くハズレばかりを引けばボウズも現実になる。

 

まぁ、諦めずに丁寧に探り続るのも実力のうちと思えば、やはりそういう所に実力の差が出るのかな?

 

 

本日デビューの『幸釣四五六』も、もっと心に余裕のある時にちゃんとお試ししたいと思ってます。

 

H氏によれば20cmのデカウロハゼも、この竿で余裕でぶっこ抜いたらしいので、この竿はハゼとかではなく、もうちょっとサイズの大きい魚を想定していると思います。

 

となると『秘密の花園』でたま〜に掛かってくるウナギもいけるのでは?と思うが、竿はともかく、道糸やハリスが一瞬で切れるからダメだろうな…

 

O氏は硬い竿が好みなので、この竿を見て「コレくらいが良いね!」と言ってたから、硬い竿が好きな方にはオススメかも知れない。

 

どちらにせよ、もう少しインプレを続けてみます。

 


 

 

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