2022年40回目のハゼの穴釣りはあと5mmが…

2022年40回目のハゼの穴釣りはあと5mmが…

2022年40回目のハゼの穴釣りはあと5mm足りない!

2022年12月25日。

2022年40回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:「秘密の花園その2

※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。

天気:晴れ

釣行時間:8時30分(潮位:185cmほぼ満潮)〜11時30分くらい(潮位:120cm下げ9分)中潮

釣果:マハゼ82匹(10〜19.5cm)

 

 

竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m 

道糸:フロロカーボン1.5号

ハリス:フロロカーボン1号

ハリ:袖スレ4号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さ

エサ:アミエビ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

先週は、屈辱の日曜出勤にてハゼ釣りはお休み。

 

んじゃ〜代休をとって平日のハゼ釣行となれば慰めにもなるのですが、残念ながら代休もとれないブラック企業。

 

今週もしっかり馬車馬(ばしゃうま)のように働き詰めで、指折り数えてやっと迎えた日曜日。

 

「今日はやっとハゼ釣りできっぞ!」っと、前日から眠れなくて、早朝からいそいそと出撃という事は全くなくて、布団の中でイモ虫になっていたオッサン。

 

「今日も寒いから、もうハゼ釣りやらなくていいんぢゃね?」

 

「ど〜せ20cmオーバーなんて出ないんだから、今シーズン終了しちゃいなよYou!」

 

しかし、昨日勢い余ってH2氏に「明日はハゼ釣り行きますよ!」とやっちゃったもんだから、やはり行かなきゃならんか…

 

渋々、イモ虫は起き出した。

 

本日の現場も『秘密の花園2』である。

 

今回で3回目の釣り場なんだけど、サイズはともかく、穴釣りなくせにとにかく数が釣れる釣り場。

 

なので、数撃ちゃ当たる作戦で、数釣ればそのうちに20cm超えも出るカモね…な他人事な発想。

 

問題は、釣り場までが遠いんだ…

 

自転車で行ける距離ではあるんだけど、辺境の地に位置する釣り場だから、行き帰りの往復でその日の体力の半分を削られる。

 

 

寒空のもと、チンタラと現場に向かって愛車を漕いでいると、もう少しで釣り場という地点で見知った顔に出会った。

 

O氏とT氏である。

 

少々立ち話すると、ついにO氏が20.5cm釣り上げたらしい!

 

オッサンが向かっている『秘密の花園2』ではないが、その近所の釣り場で上げたようである。

 

「夜中の三時からやってて、寒すぎてもう手足がいうこときかないよ〜!」

 

三時!?

 

そりゃ〜、そうなるわな!

 

この極寒の中、丑四つ時からこんな辺鄙な釣り場で釣り糸垂れるなんて、正気の沙汰じゃないぞ!

 

そもそも釣り人とはこ〜ゆ〜もんで、釣れるとなれば、どんな時間、どんな釣り場、どんな臭いエサでも平気で実行に移す。

 

とは言え、ハゼの穴釣り目標である20cm超えは大したもんだ!

 

コレが普通の常連だったら、”20cmって言ってもせいぜい18cm程度だろ…”と話半分で聞き流す。

 

しかし、オッサン界隈の仲間には、オッサンお手製のオフィシャル・ハッゼ・スケールを配っているので、きちんと計測しているハズ、ハズ。

 

チクショー!先を越されたな〜

 

両氏と別れ釣り場を目指すが、オッサンも頑張らねば!と愛車を漕ぐ脚にも力が入る。

 

 

『秘密の花園2』に到着すると、既にH2氏とMR氏が到着していた。

 

サツを交わし、それぞれのポイントに散る。

 

釣り人ってそれぞれの傾向があって、釣れるポイントを探して動き回る『追いかけタイプ』、実績ポイントでじっくりやる『まちぶせタイプ』、その時の気分でやる『気まぐれタイプ』、テキト〜にやる『おとぼけタイプ』に分かれる。

 

この分類はオッサンがテキト〜にやってるんだけど、気付いた人もいると思うけど、この分類は昔懐かしのゲーム【パックマン】のモンスターである。

 

ゲーム内では、追いかけ=あかべえ、待ち伏せ=ぴんきー、きまぐれ=あおすけ、おとぼけ=ぐずた、というニックネームが付いていた。

 

知らない世代のために説明しておくと、パックマンとは青い壁で構成された迷路の中でパックマンを操作し、迷路の中で性格付けされた4匹のモンスター達の追跡をかわしながら、迷路内に配置された244個のドットを食べ尽くすとラウンドクリアとなる、単純なんだけど面白おかしいアーケードゲーム。

 

実は攻略法があって、迷路内を手順通りに進めば、なんなくクリアできる裏技が存在した。

 

それを覚えるのがまた面倒なんだけど、オッサンはそれを大枚使って覚え、近所のゲーム屋のあらゆるパックマン機の最高得点を総ナメにした事があった。

 

なにせ、100円玉1個で全然終わらないもんだから、最後は飽きて、見物していた知らない誰かにお渡しして黙って立ち去るという、ゴルゴ13みたいな事をやっていた。

 

昔のアーケードゲームってけっこう攻略法があって、それを覚えると無双できたんだけど、やってる方は緊張感がなくてつまらなくなるんだよね〜

 

懐かしいな〜

 

 

オッサンはまだこの釣り場を把握してないから、全体の様子を探るべく動き回る、あかべえ(追いかけ)とあおすけ(きまぐれ)の中間みたいな動き。

 

H2氏とMR氏はどちらかというと、ぴんきー(待ち伏せ)タイプかな。

 

 

到着した時間帯は満潮からの下げ始めで、釣れそうな潮加減。

 

なんだけど、なぜか風が強いし、水面が波立っていて少々釣りづらそう。

 

本日も使うのは1.5mのいつもの短竿。

 

穴釣りって意外に細かい竿の操作をするから、竿は短い方がやりやすい。

 

それに、良型大型のハゼをハリ掛かりさせた時の暴れ感をより味わうのも、小物用の竿は適していると思う。

今日もこの一本!

 

エサはO氏からもらったアミエビ。

まだ凍っているが、すぐに使えるだろうて…

 

ハゼの穴釣りの定番エサはアオイソメとかジャリメなんだけど、この釣り場では長い餌は必要なくて、エサさえ付いていれば喰ってくる感じ。

アミエビも一匹掛けで十分

 

夏場のハゼ釣りで、イソメエサでも垂らしなんて要らないのと同じ感覚です。

 

喰わせるというよりは、ハリ掛かり重視のエサが吉です。

 

 

あと、しばらく忘れていた水温測定ですが、本日は11℃でした。

11℃っていうのは冷たいよね…

 

たぶんここらの釣り場の水温としては、最低温度になるのかな?たぶん…

 

 

準備完了にて、早速釣り開始!

 

やるぞ!20cmオーバー!!

う〜、あともう少し足りない…

そんなオッサンのやる気は大きくフルスイングの空振りで、全然アタリがないんですけど…

 

どこに落としてもシ〜ン…という音が聞こえてきそうなくらいに、何の音沙汰もない。

 

そんなオッサンを尻目に、ちょっと離れてた場所で釣っていたH2氏は一投目からハゼを連発!

 

チッ!今日もこんなスタートかよ…っと相変わらずのスロー・スターターぶりなオッサン。

 

くすぶっていると、やっと待望のアタリで上がってきたのはこんな奴だった。

ど〜すんだよ!こんなんで…

 

しかし、一匹は一匹なのでまずはボウズ逃れ。

 

んですぐに同じ穴から釣れた!

ちょっぴりサイズアップ!

 

次もすぐにアタって来るが、やはり10数cmサイズばかりが続く…

 

7匹ほどくすぶりサイズを釣り上げるが、ど〜にもサイズが酷いな…と思ってたら、やっとまぁまぁサイズが上がってきた。

穴釣りなんだから、せめてこのサイズじゃないとね〜

 

ヨシ!これからじゃ〜!っと気合を入れ直した矢先に上がってきたのは、コイツだった。

本日唯一のダボハゼ

 

このダボでこの穴は終了。

 

 

お次の穴は、入り口がちょっと目立たなかったけどス〜っと70cmほど落ちてゆく良穴。

 

コレは期待できるな!と思ってたら、グイグイ!と重い引き。

 

お!コレはナイスサイズが来ている!

 

ちょっと慎重になって、次の大きい引きでアワセようと思ってたら、大人しくなってしまった。

 

ムムム…、ここで変に派手にやると喰って来なくなる可能性大なので、ゆっくり静かに回収。

 

案の定、エサは無かったけど、コレで良い。

 

こういう時に最悪なのは、エサだけ咥えて中途半端に上がって来てしまうこと。

 

こうなると次は無くて、もう喰ってこなくなります。

 

この感じなら、セカンド・チャンスは必ず来る!

 

エサをキレイに付けてゆっくり目に落とすと、底に付く前に喰ってきた!

 

すぐにゆ〜っくりと竿を上げるとグ〜ン!と大きく引っ張ってきた!

 

来た〜!っとアワセると、やっぱりナイスサイズな重量感と大暴れ!

 

グイグイ暴れまくり、元いた穴に潜ろうと力づくで竿をしならせる。

 

潜られるとマズイので、コチラも微妙な力加減で穴から引っ張り出す。

 

いいね〜!このやり取りが穴釣りの醍醐味だよ!

 

短い小物竿を大きくしならせて上がってきたのは、コレっていったんじゃね!?なサイズ。

 

必要以上にハゼを強く握りしめ、安全地帯にてサイズ計測すると…

 

チクショ〜!5mm足りないやん!

19.5cm。あと5mmが…

 

ぷっくり太った立派な魚体だったけど、尾ビレがハチワレで可愛かった。

 

この、あとチョッピりが大きいんだよね〜

 

ここら辺までは上がるんだけど、20cmの壁ってぶ厚いんですよ!

 

 

気を取り直して、すぐに同じ穴に落とすが、上がってきたのはこんなん…

何?このサイズ差って…

 

その後も、追いかけあかべえなオッサンは、チョロチョロと動きまわりながら20cmを探すんだけど、どうにもこうにも10数cmサイズくらいしか釣れない。

 

ちょっと前の方が良型が揃ってたんだけど、釣れるハゼが小型化してるな〜

 

他の釣り人も同じ感想で「小さいね〜…」ばかり。

 

5〜6匹に一匹くらいは、15cmくらいの良型サイズが上がるんだけど、それ以外はミニマムハゼなんだよね。

たまにこのサイズが上がる程度で

 

というわけで、それからは何のドラマもなく終了。

 

3時間で82匹と数だけは釣れたんだけど、内容が…

数だけは釣れたけどね

 

釣れないよりは釣れたほうが楽しいけど、このクソ寒い中、こんな辺境の釣り場まで来てるんだから、もうちょっとドラマがあってもいいジャマイカ。

 

まぁ、年末のクリスマスにハゼが82匹も釣れる釣り場があること自体が驚きなのかも知れんが、今シーズンは夏場も数釣れたもんで、数の感覚が麻痺している。

 

 

あっ!クリスマスで思い出したが、オッサンはこれから夜間工事のお仕事である。

 

毎年恒例のクリスマス飾りの撤去工事。

 

今年は日曜日だから、酒が入って香ばしくなっちゃってる人が多いだろうな〜

 

っという訳で、これからお仕事行ってまいります!

 

 

次の記事>>>「2022年41回目のハゼの穴釣りはあけおめ〜!」へ

 

 

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オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。

 

結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…

 

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なるべく頑張って製作します。

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