2022年39回目のハゼの穴釣りはまだまだ数釣り

2022年39回目のハゼの穴釣りはまだまだ数釣り

2022年39回目のハゼの穴釣りはまだまだ数釣れるよ!

2022年12月11日。

2022年39回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:「秘密の花園その2

※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。

天気:晴れ

釣行時間:8時00分(潮位:178cm満潮)〜12時00分くらい(潮位:123cmほぼ干潮)大潮

釣果:マハゼ71匹(10〜18cm)

 

 

竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m 

道糸:フロロカーボン1.5号

ハリス:フロロカーボン1号

ハリ:袖スレ4号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さ

エサ:アオイソメ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

先週に引き続き、本日もハゼの穴釣り場『秘密の花園パート2』である。

 

もう年の瀬の12月だというのに、ハゼの数釣りができる貴重な釣り場。

 

オッサンは『秘密の花園2』はまだ2度目で、この釣り場初心者なもんだから、広大な釣り場を全然把握できてなくて、そのポテンシャルはまだまだ未知数。

 

なので、この釣り場の開拓をしなくちゃならんのだども、新たな目標ができてやる気UPはありがたいが、いかんせん釣り場が遠い…

 

ゲームでも、レベリングやアイテム収集で、辺境の地のモンスターがおいしかったりする。

 

んだけど、そこへ辿り着くのにやたら時間がかかったり、命がけだったりするので、余っ程のマニアじゃない限りは、もっと効率の良い安全な狩り場でのハントを選択するだろう。

 

この『秘密の花園2』もしかり。

 

しかし、そんな困難を乗り越えた勇者だけがおいしい想いをするのは、ゲームでもハゼ釣りでも同じである。

 

 

例年は、この時期だと『秘密の花園』なんだけど、今年はど〜にも調子が良くなくて、常連のおっさんどもは全員くすぶっていた。

 

オッサンの前回の釣果をこのブログで確認したらしく、んだば『秘密の花園2』へ行ってみよう!となるのは自然の流れ。

 

当日、オッサン以外のメンバーは、辺境の釣り場の近くのポイントで早朝からハゼ釣りで、オッサンと合流してから移動開始の予定。

 

相変わらず、オッサンはチンタラとあとから登場するんだけど、なにせまだ暗いうちからハゼ釣りするっていうんだから付き合ってられん!

 

オッサンは暗いのは苦手なのである。

 

待ち合わせの釣り場に到着すると、既にO氏、T氏、H2氏と顔は知ってるが名前は知らない常連さん。

 

釣果を聞いてみると、O氏がビクを見せてくれた。

 

「エ〜!コレじゃ〜『秘密の花園2』に行く必要ないじゃん!」な釣れ具合。

 

良型のハゼが60〜70匹くらいビクに入っていた。

すげぇ〜!ナイス釣果

 

聞けば、その名前を知らない釣り師が、夜中の2時からやった釣果らしい。

 

2時!マジ!?

 

オッサンには信じがたい時間帯である。

 

こんな辺境の釣り場なんて真っ暗だろうから、どうやって釣るのか?伺うと、「オモリを重めにして竿の感触だけで釣る」らしい。

 

「ケミホタルとかを使ってもよく分からないから、ミャク釣りで道糸をけっこう張り気味にすれば、小さなモタレのアタリも分かる!」

 

なるほどね!オッサンがグ〜スカ熟睡している時間でも、釣り方次第でなんとかなるもんである。

 

しかし、釣り人とは無軌道な人種である。

 

釣れるなら、2時でも路地でもサウジでも、釣りを決行するのが釣り人の恐ろしい習性だ。

 

次からこの常連さんを【Sir midnight】と呼ぶことにしよう。

 

まぁ、見た目はSirというほど上品ではないが…

 

 

オッサンと合流し、『秘密の花園2』へと向かう御一行様。

 

ほどなく辺境の釣り場へ到着するが、実際に釣り場へ降り立ったのはオッサンとH2氏のみ。

 

O氏は夜中産のハゼを貰って満足してるし、T氏は足場の良くない釣り場は避けた。

 

Sir midnight氏は夜中からの釣りで既に満足していたらしい。

 

なのでオッサンとH2氏で釣り場を移動していると、やはりMR氏が居た!

 

MR氏は、オッサンと先週初めてこの釣り場へ訪れ、かなりの手応えを掴んでいたので、絶対来てると思っていた。

 

挨拶を交わし、釣果を聞くと「今の状況はちょっと厳しいけど、これから良くなると思いますよ!」という事だった。

 

確かに!今は満潮時間帯で、ちょっと水面も荒れてて水が少々濁り気味。

 

なので、手前の穴しか見えないから、もう少し時間が経ち、潮が引き始めてからが勝負になると思う。

 

 

適当な場所に陣取り、釣りの準備。

 

竿はハゼの穴釣りといえばいつもの短竿。

今日も頼むぞ!

 

エサはアオイソメを買ってきた。

 

穴釣りではアオイソメが間違いないが、ここではちょっと小型も混ざるから、ハリ掛かりが厳しくなるかな?という危惧が無いわけでもない。

でも、エサはアオイソメしかないし…

 

準備完了にて、さぁ釣り開始じゃ!ではなく、本日はまず移動じゃ!

魔の根掛かり釣り場

実は、この広大な釣り場の開拓がメインテーマ。

 

この釣り場を教えてもらった時、「奥の方が良型大型ハゼが上がるよ!」とのコメントを聞き逃さなかった。

 

前回は手前の方でやったから、今回はその『大奥十八景』をやってみようと思っていた。

 

もしかしたら情報通りに、ナイスな濡れ場も見れるかもしれないぞ!

 

 

移動を開始するが、なにせ遠い…

 

この釣り場までがまず遠いのに、なんで釣り場内でこんな大移動をしなくちゃならんねん!と憤る。

 

しかし、大奥十八景のR15+指定のレイティング同様に、ハゼの白い肌の濡れ場が悶々とオッサンの頭上をメリーゴーランドし、力強い歩みで進む。

 

やっと奥の院に到着するが、まだ水は荒れてて、まともに穴が見えないぞ!

全然、穴が見えないんですけど…

 

しょうがないので適当な穴に落としてみるが、やはり何の反応もない。

 

う〜ん…、もっと沖の穴を狙いたいが、見えないんだよね〜

 

しかし、次第に目が慣れてきて、沖穴がなんとなくの黒い影で見えるようになる。

 

穴が分かってくると、思っていたよりも深い穴が多くて、1mくらいの深さの穴はザラにある感じ。

 

やはり大型ハゼは深い穴に潜んでいることが多いから、「こりゃ〜、期待しちゃうな〜!」

 

すると、ある深穴で待望のアタリあり!

 

グン、グン、グ〜ン!と教科書通りのアタリ方で、大きく引っ張って来たのでアワセると、いきなりの大暴れ!

 

ハゼの引きをいなしながら、”この強引な引きと重さは、いったのでは!?”

 

っと、今季初の20cmオーバーを期待していたが、上がってきたのは18cmだった。

クソ〜!けっこう引いたんだけどな〜

 

とは言え、一匹目で18cmが釣れたので、このエリアはウワサ通り、大型の巣窟なのでは!?

 

すぐに同じ穴から2匹目も上がってくる。

まぁ、こんな感じか…

 

水も静かになってきて、沖目の穴もより見えるようになってくるが、ハゼの塩梅はと言うと、う〜ん釣れなくもないが…といったところ。

 

最初に一匹目がナイスサイズだったけど、それ以降はパッとせず。

 

それ以上に頭が痛かったのは、このエリアの穴にはカキ殻がビッチリ付いていて、すぐに根掛かりロストする。

 

ロストを防ぐにはハゼをハリ掛かりさせるのが一番安全なんだけど、アタっては来るけど、ハリに掛からずに根掛かる事態が多発。

 

実は大型ハゼの巣窟どころか、根掛かりのサルガッソーなのでした。

 

情報によると「すぐに根掛かるから、たくさん仕掛けは持ってきなよ!」と言ってたのを思い出す。

 

ケッ!マイナス情報だけは正確だな!

 

穴のカキ殻の様子からして、こちらの方が護岸帯としては古いんだろうな。

 

恐らく、常連達はコレを分かっているからコッチでやらないんだろうて。

 

ど〜りでこの広大なサルガッソーエリアには、無知なオッサンただひとりなわけだ。

 

 

仕掛けを作り直すこと数知れず…

 

切れたらそのまま結び直しているので、竿よりも50cm以上長くしている道糸が、今では竿よりも短くなっている。

 

持参していたハリも心細くなってきた。

 

根掛かりの少ないアッチ側へ戻るべきか?それとも夢を追いかけるべきか?葛藤していると、H2氏から業務連絡。

 

「ご飯食べようよ!」

まだまだ数釣りできるね!

基地へ戻って来ると、H2氏がカップ麺を作ってくれた。

釣りをしながらのカップ麺は美味しいよね!

 

落ち着いたので、釣りを続行。

 

遠征していたオッサンとは別に、H2氏はずっとコチラで釣っていたんだけど、実はコッチの方がずっと数が上がってて、オッサンの遠洋漁業は無駄骨だったようだ。

 

オッサンも根掛かりの嵐にやられていたので、コチラで気を取り直す。

 

適当に穴に落とすとすぐにアタって来るんだけど、ハゼが小型なもんだから、ハリに掛からなくてのバラシが多発。

 

なので、イソメの垂らしを5mmくらいにするとバラシが無くなった。

 

一応、ハゼの穴釣りなので、垂らしが短いとハゼが喰ってこないハズなんだけど、ここのハゼはエサさえ付いてれば喰ってくるんだよね〜

 

垂らしなんてなくても喰ってくるんだから、夏のハゼ釣りと同じノリ。

こんな垂らしだとバラすよ!

 

先程とは裏腹に、根掛かりもないし、ハゼもガンガンに喰ってくるし、型だってそこそこサイズが上がってくる。

こんなのとか

 

こんなんとか

 

なんだよ!わざわざ苦労してあんな遠征することなかったじゃんかよ!!

 

ここから一気にカウンターが回転し始める。

 

大きめの穴からも小さい穴からもアタリが来る。

 

でも、落としてすぐに喰ってくる穴からは5匹以上とか釣れるけど、落としてからしばらく待ってやっとアタって来るような穴からは、数匹程度しか釣れないことが多い。

 

なので、最初の一投目でその穴のポテンシャルがだいたい読める。

 

 

この釣り場って、10cm程度〜18cmクラスのハゼサイズの振り幅が大きい。

 

同じ穴からは似通ったサイズだけが上がってくるんだけど、面白いのは、すぐ隣りの穴からまるで違うサイズのハゼが群れで釣れてくる。

 

10数cmばかりだった穴のすぐ隣りの穴から、16〜18cmクラスのハゼが何匹も釣れてくるから、一体どうなってるんだろう?

 

まぁ、サイズの幅が広いということは、世代交代が順調に進んでるという事だと思うので、良いハゼ環境ということなのかな。

 

 

っという訳で、4時間粘って71匹と、12月なのに数が異常に釣れた!

まだまだ釣れるんだよね〜

 

またしてもH2氏のクーラーボックスがエラい事になっていた。

H2氏とオッサン二人分でコレ

 

本日の最大サイズは、一匹目の18cmでしたが17cmクラスも3匹くらいいたと思う。

 

逆に10cmサイズも結構いたな〜!

 

 

写真で確認して頂くと分かると思いますが、この釣り場のハゼって尾ヒレが立派なんですよね。

 

なので、サイズ以上に引きが強くて「お!コレはデカいぞ!」と思てても、上がってくるとそうでもないことが多い。

 

でも、穴釣りはその引きが釣り味だから、コレでいいのだ!

 

 

次の記事>>>「2022年40回目のハゼの穴釣りはあと5mmが…」へ

 

 

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