2022年47回目のハゼ釣りは終わったハズでは…?

2022年47回目のハゼ釣りは終わったハズでは…?

2022年度47回目のハゼの穴釣りは【オッサン・リターンズ!】

2023年2月5日。

2022年度47回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:「秘密の花園その2

※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。

天気:晴れ

釣行時間:8時30分(潮位:145cm下げ5分)〜10時00分くらい(潮位:112cm下げ8分)大潮

水温:9℃

釣果:マハゼ9匹(12〜15.5cm)

 

 

竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m  

道糸:フロロカーボン1.5号

ハリス:フロロカーボン1号

ハリ:袖スレ4号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さ

エサ:アオイソメ&ボイルベビーホタテ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

聡明な読者ならもう気づいたと思う。

 

「アレ?2022年シーズンのハゼ釣り、終わりじゃなかったっけ?」

 

確かに!

 

先週で2022年シーズンのハゼ釣りは、終了を宣言したハズだった。

 

そして今週、舌の根も乾かぬうちに、ちゃっかりハゼ釣りしとるオッサン。

 

まぁ、よくあることですヨ!

 

映画でもシリーズが完結した後に、『リターンズ』とか『ゼロ』とかをタイトルにくっつけて、二番煎じっていうか二匹目のドジョウ狙いで引っ張る事がよくある。

 

まだ話題がホットなうちに、もう少し粘って小銭を稼いじゃえ!みたいな製作側の思惑が見え隠れするが、それら『金魚のフン作品』はトホホでズッコケることがほとんどだ。

 

盛り上がりが最高潮の時にスッキリ終わらせてしまえば良いモンを、くだらん欲で作品本来の世界観をぶち壊してしまう。

 

観る側にしても、空の巣症候群みたいに「終わりが怖い…」アンニュイな気分を引きずっている。

 

そんなコア・ファンの心情を逆手にとったリターンズ作品の数々。

 

それがまた「そうじゃないんだよな〜…」な内容なもんだから、「こんなんじゃ〜、観なけりゃよかった…」と余計にくすぶるハメになってしまう。

 

名曲【よせばいいのに(敏いとうとハッピー&ブルー 1979年)】が脳内でパワープレイしそうなシチュエーション。

 

 

釣り人とギャンブラーの「これで最後!」ほど信用出来ないもんはない。

 

「泣いても笑ってもコレで最後!」「次で本っ当に終わりだから!」「泣きのもう一回!」以後リピート…

 

いつまでも終わらないネバーエンディング・ストーリーに、脳内はドーパミンが大放出である。

 

前回のハゼ釣行の帰り道、自宅に向かって愛車を漕ぎながら「やっと終わった…」と安堵していた。

 

帰宅しこのブログを書いていると、”ある事柄”に対するやり残し感がムクムクと鎌首をもたげてくる。

 

しかし、もう全世界に向けて終了宣言しちゃったし…

 

別にいいじゃん!こんなブログなんて誰も見てないし!

 

いやしかし、アレだけ「もう最後です!」って言ったんだから、釣り場で仲間に合わせる顔がないぞ!

 

んな立派な顔かよ!

 

いやしかし…

 

葛藤しながらブログ作業していたが、書き終わる頃には「泣きのもう一回!」を心に決めていたのでした。

「やり残した事」とは?

本日は2023年2月最初の週末。

 

オッサンは2月までハゼ釣りをしたことがない。

 

たま〜に2月までやってるエキセントリックなハゼ釣り師がいたりするが、「ほとんど釣れない…」としか聞かない。

 

”よく2月まで粘れるな…”と奇異の目でそんな釣り人を見ていたが、まさか自分がこの立場になるとは思わなんだ。

 

しかし今シーズンから通っている『秘密の花園2』なら、釣れないことは絶対に無いだろうて…と言い切れる釣り場。

 

なによりも、本日お試ししないと、来シーズンの穴釣りまで約8ヶ月もの長期間、オッサンの中でくすぶり続けなかればならないのである。

 

それはカンベンなので、ならば!とやってみることにした。

 

 

今朝も真冬の朝だけど、本日は陽気のせいかそれとも寒さに慣れたのか、それほど寒いとは感じなくなっていた。

 

完全防寒仕様で愛車を漕ぎ、一路『秘密の花園2』へ向って40分間のリアル・バイシクル・クランチ。

 

おかげさまで、現場に到着する頃には汗だくになっていた。

 

自転車置場っていうか、別に駐輪場ではないんだけど、いつも皆んなが適当にチャリを置いている場所には、ちゃっかり知った自転車が並んでいた。

 

「なんだよ!皆んな先週で終わりって言ってたじゃんかよ!」

 

考えることは同じで、皆さん引きずっているようだ。

 

釣り場には、そんな未練タラタラな釣り人が並んでいた。

 

当然MR氏も居やがって、開口一番「アレ?先週で終わりじゃなかったの?」

 

”お前もな!”の気持ちをおさえ、爽やかに挨拶を交わし、ハゼ釣りの塩梅を伺うと「開始15分で5匹上がったから、今日は良いかもしんまい!」とナイスなレスポンス。

 

もう2月のこの時期に釣れるだけでもたいしたもんだが、短時間でこの釣果なら期待できる。

 

オッサンもさっそく釣りの準備。

 

 

本日も竿は【行雲流水(1.5m)】

 

少し前に【小魚名人(1.5m)】を折ってしまったので、この竿が穴釣りのレギュラー竿になった。

まだ新しいから、下手しなけりゃ〜折れんだろ?

 

水温は9℃でホンのちょっと温かいから、期待できるぞ!

魚は1℃違うだけで全然違うハズ

 

本日の餌はアオイソメ&ボイルベビーホタテ。

ホタテが冷凍焼けしちゃってるな〜

 

んで、本日のテーマを発表するとイソメ餌は本当に釣れるのか?でございます。

 

この『秘密の花園2』の穴釣りでは、ハリ掛かり重視でアミエビとホタテ餌でやっていた。

 

穴釣りシーズンが終わりに近づくにつれてアタリが遠のき、穴に入れてからしつこく誘わないと、なかなか喰って来なくなっていた。

 

しかし前回、イソメ餌を投入すると明らかにハゼの喰いが良くなり、穴に落とすとすぐに喰ってくるという現象が多発。

 

しかも、良型大型ハゼが積極的に上がってくるという状態。

 

コレは本当にイソメ餌だからなのか?それともただの偶然なのか?

 

なので、本日のテーマは【イソメ餌の謎に迫る!】でございます。

 

準備完了にてハゼ釣り開始じゃ!っと思ったが、オッサンは朝から何も食ってないので、ハゼに喰わす前にオッサンもブレックファースト。

 

栗ようかんとホットスポドリというトホホな朝飯。

朝ご飯、コレだけかよ…

『本当に』2022年シーズン終了でございます

当然ながら、まずはイソメ単体で開始。

 

垂らしは3cmくらいから。

コレくらいかな

 

スルスルと落とすが、今現在の潮は干潮に向かって引いてる状態なので既に潮位が低く、良さげな深さの穴が少ない。

 

まぁ、潮位が引い時って結構浅くても喰ってくるから、簡単に見切らないようにどんな穴でも少し粘ってみる。

 

スンスン…と長めに誘うんだけど、なかなかアタって来ないな〜

 

やっぱり2月ともなれば厳しいな〜っと思ってたら、5つ目の穴でハゼのアタリあり!

 

チョンチョン!と喰ってきたので、ス〜っと竿をゆっくり上げるとグ〜ン!と引っ張る本アタリにて、本日の一匹目。

お腹プックリな一匹目

 

すぐに同じ穴からもう一匹。

サイズはともかく、釣れればね…

 

本日はお日柄も良く、風も無いし、絶好の穴釣り日和。

 

ただ問題は2月で季節外れなのと、大潮で干潮近しの低潮位。

 

だもんで、なかなかアタリが来ない低活性。

 

アタって来ればこちとらのやる気もUPするのだが、いかんせん生命反応が無い。

 

否!カニは頑張ってくれている。

 

あまりにアタって来ないもんだから、貴重なイソメの尻尾を装着し、必勝体制&期待MAXで投入したにもかからわず、カニが手ぇ出してきやがって!

 

イソメはそこそこ丈夫な餌だから、カニがイソメを掴んで上がってくる事が多い。

 

イソメの胴体部なら別にいいんだけど、尻尾の部位はもったいないから丁寧にカニを外そうとするがブチ!っと尻尾をちぎりやがって!

 

貴重な尻尾になにすんだ!?

 

こんちくしょ〜!っとカニをぶん投げる。

 

もっと問題なのは、アミエビとかホタテ餌だとスルン!と餌が針から外れるから問題ないが、イソメ餌の場合は、竿をブンブンやってもカニも負けじと踏ん張ってなかなか外れない。

 

運良くカニから外れても、勢い余って根掛かりすることが多発し、針や仕掛けロストが多発!

 

こちらの期待通りに、落としてすぐにハゼが喰ってくれば問題無いが、しばらく誘ってるとカニが集まってくるんだよね〜

 

ハゼがアタって来るよりも、カニがちょっかい出して来る方が早くて、根掛かりロストで本日はみるみるうちに針が無くなってゆく…

 

ただでさえ、オッサンは小さな穴が大好物なので、とても根掛かりし易い狙い方。

 

「ヤバいな…、針は多めに持ってきてないぞ!」

 

苦肉の策で、イソメ&ホタテのコラボ餌で巻き返しを図るが、状況変わらず…

 

終いには、イソメがタップリ余ってるので「イソメは余っても持って帰らずに、釣り場にぶちまけるんだから!」とゼイタクに尻尾だけを使い、後は撒き餌にする。

 

さすがは必殺イソメの尻尾で、ハゼの反応がいささかアップする。

イソメの尻尾だと違うね〜

 

それでもカニの猛攻には勝てず…

 

ついに、最後の針が根掛かりロストにて終了…

 

わずか1時間半ほどで終了し9匹という貧果に終わりました。

う〜ん、コレだけか…

 

年が明けてハゼのアタリが遠のいてから、釣行の度に半分半分の釣果が続いていた。

 

なので、本日はツ抜け(10匹)できればと思ってたんだけど、、針が無くては釣りにならん!

 

もっと針の予備を持ってくるべきだったけど、今回でシーズン終わりなので、余分な針は用意してなかった。

 

 

んで、肝心のイソメの検証結果ですが、特にイソメじゃなくても別に〜…って感じでした。

 

前回がたまたまイソメの感触が良かっただけ、だったようです。

 

イソメ尻尾のアピール力と針掛かりやすさは別格だけど、尻尾以外の部分は、喰いとハゼサイズが良ければ釣れる程度。

 

イソメの尻尾だけって売ってないのかな?

 

あの細くて先が尖ってて、クネクネ動きまくるあの感じ。

 

ジャリメ(石ゴカイ)とは違うんだよな〜

 

あんな感じの生物って、どこかにいないのかな?

 

もしいたら絶対に特エサになること間違いなし!なんだけど。

 

ある程度、釣りをする方なら経験していると思いますが、その日その時に釣れる餌というのは確かにあります。

 

今日はホタテに良く喰ってきた!とか、逆に、ホタテは喰いが悪かったけどエビにチェエンジしたら途端に喰ってきた!とか。

 

なので、数種類の餌を常備しておくのは決して無駄ではないし、できればそうした方が面白い釣りになる事が多いと思います。

 

MR氏も「餌って本当によく分からない。特にコレが釣れるとかは感じない!」と言っていた。

 

オッサンとは比べものにならないハゼ釣行回数を誇るMR氏が言うんだから、真理なんだと思う。

 

オッサンもコレに同意で、結局は本人が釣れると思う餌を使うのが一番釣れるのだと思います。

 

何度も言いますが、オッサンの場合はボイルホタテの貝柱が一番のお気に入り。

 

簡単に手に入るし、そこそこリーズナブル、余ってもリサイクル可能、付け餌サイズの調整も思いのままで、ハリ掛かりも良好!っときたら使わない手は無いやね!

 

 

オッサンの帰り際、【Sir midnight】改めTG氏、T氏、K氏がやってきた。

 

なにも一番釣れない干潮の時間帯に来なくても…

 

開口一番「コレで本当に最後だよ!」と釣り人特有の眉唾なセリフ。

 

T氏からドリンクを頂きしばらく談笑するが、皆さんシーズンの終わりが名残惜しいだけで、本気釣りでもなさそう。

 

TG氏に至っては、アルコールが入ってるドリンクを握りしめていた。

 

MR氏は20匹上げていて「この陽気なら来週も来れるかな〜♪」と満更でもないご様子。

 

この人来週も絶対いるね!

 

 

っという訳で、オッサンの2022年シーズンは本当に終了です。

 

本当だよ!

 

次のハゼ釣りは6月からか、もしくは5月の下旬くらいには開幕してるのかな。

 

気の早い常連は5月の連休明けから開幕しているから、そこらへんの情報を鑑みながら決めたいと思います。

 

でもオッサンの場合は、ハゼ釣りの前にまずはテナガエビ釣りかな。

 

来シーズンはどんな釣りになるやら…

 

新たな発見がたくさんあると良いな〜

 

 

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オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。

 

結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…

 

正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。

 

販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。

 

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売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。

 

なるべく頑張って製作します。

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