そろそろ暖かい日も感じられる春の日。
って思ってたら、東京はいきなり26℃超えの夏日!
3月ラストとは言え、東京都心で3月に26℃を超えたのは、1876年の統計開始から約150年間で初めてらしい。
まだ春のこの時期にこんな調子とは、今年の夏も酷暑は間違い無さそうだ!
とは言え、つい先日までは肌寒い雨の日が続き、やっと桜もチラホラ咲き始めた程度。
オッサンちは桜並木沿いにあるもんだから、桜は嫌でも目につく。
「この調子なら、『桜まつり』の時にはちょうど見頃かな?」
んで大問題なのが、この『桜まつり』なのである。
この桜並木は、毎年恒例の『桜まつり』のセンターコートとして利用されてしまっているという悲劇。
祭り当日だけならまだ我慢できるが、祭りの3週間前には提灯が垂れ下がり、2週間前頃にはテキ屋が出始める。
お客さん気取りの関係ない外野たちは、桜並木の散歩がてら口々に「まぁ!そろそろお祭りの準備ね〜」とお気楽そうに感慨に浸っているが、そんなめでたいババァ達に反比例してオッサンはブルーになる。
「ケッ!こちとらの苦労も知らんと…。勝手ほざきやがって!」
別にオッサンは祭りに関与してる訳じゃないんだけど、並木沿いの住民たちはこの時期はみなブルーになってると思う。
その原因はマナーの悪さ。
日本人は、『桜=宴』という遺伝子が脈々と受け継がれているらしく、当然、この桜並木でもそのDNAは遺憾なく発揮されている。
まぁ、どうしても酒が入るから多少はいいんだけど、中には酷いのもいるもんで…
馬鹿騒ぎする連中に限って、ゴミは持ち帰らないで並木の植栽に突っ込んでお終い。
火気は厳禁なんだけど、平気でBBQセット持ち込んでくるし、下手すりゃ〜、そのセットも火の処理をしないまま捨てて帰っちゃうし。
乗ってきた自転車も、当たり前のように勝手に私道に停めて来るし。
私道で立ちションやってるし。
並木の緑道には水道もあるんだけど、テキ屋とかがその水道で商売道具洗ったりするから、生ゴミやら粉ものが下水に溜まって半年間は臭くなる。
雨水の排水口には、ゴミが大量に突っ込まれるし。
これらのケツ拭きは誰がやってると思いますか?
行政?
祭りの主催者?
いやいや、地域住民ですよ!
祭りに来るお客さん気取りの連中は、ここで暮らしている住民がいるというのを理解できていないようで…
正直、この惨状を事前に知ってたら、ここに居を構えるのは考えていたと思う。
それくらいにやりきれない事なんですよ!
窓をちょっと開ければ桜も見えるが、とてもそんな気にはなれない。
宴の喧騒も疎ましいこの時期、「今年もこの時期が来てしまった…」と、ただただ時間が過ぎるのを密室でやり過ごすのみである。
思えば、コロナの時は祭りもやらなかったから平和だったな〜
ちなみに、今年のテキ屋相場は昨年よりも100円アップしている感じ。
たこ焼き、お好み焼き、焼きそばは600円、大阪焼き400円、今川焼200円、チョコバナナ300円といったラインナップ。
オッサン好物のベビーカステラは、15個500円、30個1,000円といった塩梅。
昨年は18個500円だったような…
世知辛い世の中である。
インバウンドの外国人に言わせれば安いのかも知れんし、賃上げ満額回答の大企業勤めなら財布のヒモも緩くなるかも知れんが、こちとらはベアなんぞクソ喰らえ!な零細企業なもんで、あんず飴買うのにも躊躇してしまう。
昔は1000円持ってれば一日中遊べたもんだけど、今の時代はそんなはした金はなんの足しにもならん!
ひとつひとつそんなに豪華じゃなくていいから、半額にしてくれんかな?
お好み焼きも卵はいらなくて、キャベツだけでいいよ!
たこ焼きも4つもあれば十分!
一品で腹を満たすんじゃんくて、少しでいいからいろんなのが食べたいんだよね〜
まぁ、あちらさんもショバ代などいろいろと事情がおありでしょうが、日本はもう貧乏な国なんだから、いつまでも昭和を引きずってたら商売あがったりだと思いますよ。
っというわけで、今年も何も買わない屋台を横目に、ただ臭いを嗅いで楽しむのみである。
そんなメランコリックな春の日だけど、「そろそろハゼ釣り準備もしなくちゃだわ!」と思い立つ。
2024年ハゼ釣り開幕までまだ2ヶ月ほどあるんだけど、4月後半にはテナガエビ釣りが始まる。
釣りシーズンが始まったらまとまった時間がとれないもんだから、早めに行動を開始しなくちゃならない。
まずは一番億劫なオモリ作りから。
もうご存知のように、オッサンはハゼ釣りでは手作りの鉄オモリを使ってます。
市販の鉛オモリはロストすると環境に良くないから…という心意気から始めたんだけど、オモリ作りって本当に面倒臭いんだよね〜
だいたいひとシーズンに50個ほど消費するから、毎年50個ほど製作しています。
まぁ、市販のナスオモリを買ってくれば手っ取り早いんだけど、意固地になっているというか…
もしオッサンが市販オモリを使い始めたら、「コイツ(←オッサンのこと)あれだけ豪語しておきながら、日和りやがったぜ!」と思われるのもシャクなので、今年もやったるで〜!
まずは道糸を引っ掛ける『カン』のパーツを買ってくる。
これは手芸に使うパーツで『9ピン 0.8*15mm』というシロモノ。
約50本で100円ナリ〜!
オモリの本体である、スチールの丸棒をカットしたもの。
もちろん会社から失敬
これらをハンダ付けで合体すれば、あっという間に完成。
出来た!
本当は「出来た!」と簡単に言うほど簡単ではなくて、ハンダ付け作業だけでも2時間はかかる。
しかも、ハンダ作業は促進剤のフラックスを使うもんだから毒ガスが発生し、すこぶる気分が悪くなる。
そろそろ市販のオモリにしようかな〜っと思ってるこの頃…。マジで。
餌のホタテもゲット。
大量に使うもんだから、冷凍のベビーボイルホタテ1kg入りを2つ買ってきた。
今年のホタテ
以前は近所の某GSで買ってたんだけど、置いてないことも多いし、ハゼ釣りに使うちょうど良いサイズじゃなかったり…
ここ数年は豊洲市場で”仕入れ”てます。
さすが水産物取扱量国内最大の市場で、専門店に行くとサイズの違うベビーホタテが揃ってて、その場で選ぶ事が出来るのがウレシイ。
毎年思うが、ベビーボイルホタテってサイズ規格が無いのかな?
昨年はMサイズだったし、その前なんて2Sサイズだったし、今年なんてLサイズだよ!
昨年のサイズはちょっと小さいかな?と思ってたから、今年は少し大きめにしてみました。
経験的には、ホタテサイズが大きいとハゼが餌の先っちょばかり突くから針掛りはイマイチ。
だもんで、ホタテサイズは小さめが吉かな?
小さめのホタテをボリュームアップで針に付けた方が、釣れる率が高いと思います。
まぁ、釣り人の好みではあるんだけどサ。
お値段的には、安い!というほどではないけど、お目当てのホタテサイズを確実にゲット出来るのが強みかな。
釣りのたびに毎回ホタテを買いに行く労力を考えたら、一気に取り揃えたほうが楽だと思います。
豊洲市場は一般客が買えるどうかはグレーゾーンだけど、買い物ではなく”仕入れ”なら入れないこともないみたいです。
もちろんオッサンは関係者顔で堂々と侵入していますが。
もし突入する勇気のある方がいるなら、ちょっとアドバイス。
市場はプロの戦場なので、一般客はその邪魔にならないように。
時間的には、プロ同士の駆け引きが終わって少し空く9時くらいを狙って行ってます。
逆に、あまり遅いと店が閉まっちゃうし。
あと、市場内は狭い通路をターレー(市場でよく見る運搬車)が高速で行き交ってます。
通路を横切るときは左右の安全確認を怠らないように!
そして、2024年度の新兵器がコレ↓
ハテ〜?なんでしょう?
コレは釣りには全く関係ありません!
コレはポイズンリムーバーです。
ポイズンリムーバーとは、毒液や毒針を吸引作用で抽出する器具の意。
不運にも有毒生物にやられた場合の応急措置的な道具。
噛まれたり、刺されたりした場合、この器具で即座に毒を吸い出すことで毒の影響を軽くするといった目的です。
最近は見なくなったが、テレビや映画の映像などで、毒ヘビに噛まれた仲間の毒を口で吸い出して一命を取り留めるといったあの場面。
アレはとても危険な行為で、毒を飲んでるのと同じ行為らしい。
さらに口の中に少しでも傷があればソコから毒が回るらしいし、口の中は雑菌だらけなので、口中のばい菌が傷口から入って感染症を起こす事もあるらしい。
そこで!ポイズンリムーバーの出番だ!
中身はこんな感じ
セットして、患部にあてて、吸引!
けっこうな吸引力!
『吸引カップ』は使い捨てだけど、カップだけでも売ってるから安心だね!
このカップだけでも購入可能らしい
恐ろしいのが、止血ベルトも付いていたこと。
つまり、止血して事に掛からないとヤバい事態という事でして…
コレを使わざるを得ない事態だけは避けたいが、いつ何時活躍するか分からない。
コレを使わないよう祈るばかりだ
コンパクトなケース付きで良いね!
オッサンがコレを買った訳は、『ヌカカ』対策として。
毎年ではないけど、ハゼ釣りしていると一年おきくらいにヌカカに刺される。
ご存じの方もいると思うけど、ヌカカとは「スケベ虫」とも言われる吸血生物。
体長1〜2mm程度のハエ科の昆虫で、海、山、街中問わずどこにでもいる厄介な奴。
小さいから網戸も通過するし、服の中に入り込んで吸血してくる。
やられると、蚊に刺されたようにかゆみと腫れに襲われるんだけど、蚊の10倍のかゆみと腫れが2週間ほど続く。
コイツが厄介なのは、刺された時は気づかないで、しばらくしてからかゆみと腫れが時間差でやってくること。
最初は「なんかかゆいな…」程度なんだけど、ソレからみるみるうちに強烈なかゆみになり、ボッコリと大きく腫れてくる。
「ヌカカにやられた〜」と気づいたときは既に手遅れで、この時点から2週間はかゆみと腫れと共存することになる。
できればすぐに皮膚科に行くべきだろうが、オッサンは医者嫌いなのでオッサンの対処法。
腫れた箇所を指でギュ〜っと圧迫すると、刺された箇所から毒なのか分からない透明な汁が出てくる。
それをひたすらに繰り返すと、何もしないよりはかゆみと腫れが早く治まる気がする。
でも絶対に正しくないから、良い子はマネをしないようにね!
やられたらとにかく早く医者に診てもらうべきです。
っというわけで、ヌカカ対策としてポイズンリムーバーを買ってみました。
ただ買ってから分かったのですが、現段階で医学的にはポイズンリムーバーの効能は実証されていないようです。
ただ、決して無駄ではないという報告もあるので、オッサンも人体実験してみようと思ってます。
やりたくないけど…
あと、この手の商品って、やられたらできる限り素早く吸引しないと効果がないらしいが、ヌカカって時間差攻撃だから大丈夫かな?
まぁ、考えてもしょうがないや!
ヌカカだけでなく、昨今はオッサンがテナガエビ釣りに訪れる多摩川も『タマゾン川』と呼ばれるほど危険な流域になっている。
ピラニアやアリゲーターガー、カミツキガメなどの水棲生物の他、河川敷にもマムシやコブラ、毒グモ、果てはチュパカブラなどなど、以前では考えられなかった危険生物が闊歩しているようなので、備えあれば憂いナッシング!
ポイズンリムーバーを肌身離さず持ち歩こうと思います。
さて、2024年ハゼ釣りの準備も着々と進んでいます。
今年はどんなハゼ釣りになるのやら…
最近こちとらでは、地元のハゼ釣り仲間が飲み会やカラオケなどで集まるのが、おしゃれな週末の過ごし方になりつつある。
ハゼ釣りもオフシーズンで、週末はな〜んもやることがないもんだから、ヒマ人同士で慰めあうという集い。
つい先日もこじんまりな集まりがあった。
そこで、酔っ払ったY氏がオッサンに絡んできて「スチールの回転トップって知ってます?」とほざいてきた。
「知らん!」とオッサン。
オッサンにいつもハゼ釣りでこてんぱんにやられているY氏が、オッサンの無知を知るやいなや(=as soon as)鬼の首を取ったのごとくしたり顔で自慢してくる。
「知らないんですか〜(笑)」
「金属のリリアンというか穂先で、硬いから感度も良くて釣れるらしいですよ!」
「この前買ったんですけど、サイズを間違えて竿に合わなかった…」
まぁ、こういうトホホなダメオチがY氏らしいのだが、結局そのアイテムは使えなくて、釣りで使う以前の問題だったらしい。
「そんな小手先で誤魔化そうとするから釣れないんだよ!大事なことはそんな所じゃねぇ〜んだよ!」と仕返ししたオッサン。
と、エラそうに説教を垂れたんだけど、実はそのアイテムが気にはなっていた。
まぁ、考え方としては確かに理に適っている。
ヒモみたいに柔らかいリリアンではなく、金属だからアタリが直に伝わってくるイメージ。
しかもその部分が回転するので、道糸も絡みづらいらしい。
よく、回転式のリリアンを装着した竿がある。
オッサンも使ったことがあるんだけど、道糸が絡みづらいという謳い文句には異議あり!
絡みづらいどころか、逆にやたら絡んできて釣りづらいのなんの!
挙句の果ては、根掛かり時にどうしても外れなくて、最後の手段で道糸を切るために竿と道糸を一直線にして引っ張ったら、回転リリアンごとスッポ抜けてサヨウナラになってしまった。
それ以来、”回転リリアンはダメ”というレッテルを貼られてしまう。
んがしかし、道糸が絡みづらいという謳い文句は眉唾だけど、アタリに敏感というのは大いに気になる。
ウキ釣りではない釣りにおいて、竿の感度は最も重要な要素である。
アタリを感知出来ると出来ないでは、釣果に大きく影響する。
オッサンがよく言っている、竿先にも竿への振動にも出ない「モァ〜ん…」のアタリというか気配ですらも竿から伝わって来るので、感度はとても大事だ。
っというわけで、Y氏への説教にも関わらず、舌の根も乾かないうちに早速ネットにて物色。
どうやら鮎釣りとかで主に使われているようで、竿の穂先にリリアンの代わりにステンレス製の棒状の物体を装着するものらしい。
棒状の先端部には道糸を括り付ける段差があって、この部分は回転するので道糸が絡まないというゴキゲンな商品らしい。
太さも何種類もあるので、装着する竿の太さによって選べるようだ。
まぁ、お値段的にはリリアンとは比べ物にならない程の強気なグッドプライスだが、マンネリ気味のハゼ釣りに一石を投じるならば!と覚悟を決めてポチッとな!
数日後、秘密のプレタポルテが届いた。
思ったよりも細くて小さい物体
今回選んだのは宇崎日新から出している『直感Rollimg Top』で先径が0.7mmの奴。
宇崎日新はメジャーとは言えない地味なメーカーではあるが、値段の割には良い竿を出しているイメージ。
まぁ、ちゃんとしたロッドを出しているメーカーだから、下手なもんは作らないだろうて…という期待もある。
この『直感Rolling Top』も太さ0.7mm〜2.2mmまで細かいラインナップで出していて、メーカーの本気度がうかがえる。
さて、どの竿に装着しよっかな〜?と考えるまでもなく、いつも生贄にされている竿がコイツ。
今回も人柱になってもらう
この竿は、穂先側半分が『行雲流水』で、手元側半分が『彩峰U』の合体竿。
お試しともなると、事あるごとにこの竿が実験台になっているが、未だに壊れることもないタフガイだ。
でも、なにげに気に入ってて、一番使用頻度が高いもんだから、当然一番ハゼを釣り上げている竿でもあり、今回のように何かをお試し&評価を下すにはうってつけの竿。
行雲流水の穂先は0.7mmなので、『直感Rolling Top』も一番細い0.7mmにしたんだけど、な〜んか見た目穴が小さい気がする。
まぁ良い、なんとかなるだろうて。たぶん…
まずは今ついているリリアンを外す。
オッサンのやっつけ作業で付けたリリアン
カッターでコリコリと削る
リリアンを外し、接着剤とかもキレイに削ったんだけど、予想通り『直感Rolling Top』の穴に入らなかった。
やっぱり入らないじゃん!
しょうがないので、穴に入れる部分を細く削らなければならない。
かつてののべ竿と言えば、現在みたいにグラスソリッドとか高性能な材料じゃなくて、鯨のヒゲを自分のフィーリングに合うまで時間をかけて削ったハンドメイドの竿先だった。
オッサンもやったことあったので「懐かしいな〜…」とノスタルジーに浸りながら、チーチーとカッターで穂先を削る。
カッター刃を垂直に当てて、チー!チー!と削る
コレって簡単そうでも意外に神経を使う作業。
穂先を回転させながら、いびつな形にならないよう、均等かつキレイに削っていかなければならない。
少しでも刃が食い込めばソコから折れる事もあるし、必要以上に細くなり過ぎるとこれまた折れやすくなるので、丁寧さが要求される。
焦らず少しずつ削ること10分ほどの作業で、ピッタリ穴に入るようになった。
しかし、メーカー的には先径0.7mmとなっていたが、実際はもっと細くないと入らないと思う。
感覚的には穴径は0.6mmくらいでは?
後は削った穂先部に瞬間接着剤を塗布し、『直感Rolling Top』を突っ込んで完成だ。
接着剤も厚塗りは逆効果なので、薄めにて
奥までしっかり突っ込んで
完成じゃ!
口コミには、「サイズは穴径じゃなくて先径じゃね?」というような否定的な書き込みもあった。
この意味は、「サイズの意味は穴の直径ではなく、『直感Rolling Top』の外径じゃね?」と捉えられ、「穴径で表記すべきでは?」という隠語が隠されていると思われる。
が、実際に外径を測ってみると1mmだったので、メーカーサイドのサイズ表記はあくまで「サイズ表記の竿先径に合致しますよ!」という意味なんだと思う。
ただ、実際にはちょっと細めだと思われ、今回のオッサンみたいに削らなければならないかもしれない。
まぁ、ほんの僅かな誤差の範囲だけど、たかが0.1mm、されど0.1mmって感じかな。
外径はピッタリ1mm
もし、もう一つ買う事があって竿先径が0.7mmだとしたら、サイズは0.8mmを買えば今回みたいにチーチー削ることもないのかな?
ただ、穴がガバガバ過ぎてもよくないと思うんだよね〜
だもんで、自分で調整しながらの方が間違い無さそうだけど、「素人には装着が難しい」との口コミもあって、削る作業は慣れが必要かもしれない。
そんな難しい作業ではないから、一度やればすぐに出来るようになると思うんだけどね。
あと、コレなら一番穂先のブランクも下から抜けるのでは?と密かに期待していた。
オッサンは、釣りの後は竿のブランクを全部抜き、竿をバラバラにしてから水洗いをしています。
ただ、一番穂先のブランクはリリアンが引っ掛かって抜けないから、この部分は諦めていた。
しか〜し!『直感Rolling Top』なら外れるのでは?と期待してたんだけど、現実は甘くなく、やっぱり抜けなかったぜ!
やっぱり引っ掛かるのね…
使う時は段差になっている所に道糸を装着。
ココに道糸を付けるらしい
っというわけで、ハゼ竿の穂先を直結回転トップへ改造!作戦も完了。
『直感Rolling Top』がどれだけの釣果を叩き出すのか?
はたまた、ただのガセネタなのか?
結果が出るのは、ハゼシーズンに突入してからのお楽しみだ!
追伸、勢い余ってハゼ釣りに使うバッグも新調した。
いつも、自作のビニールバックに釣り道具一式を突っ込んで釣り場をプラプラしてるんだけど、毎年恒例で今年もバッグをリニューアル。
制作時間は、材料切り出しから完成まで30分というやっつけ仕事。
まぁ、この手の仕事をしてるもんで、こんなバッグなんぞはチョチョイのチョイだ!
今年のバッグ
さて、ハゼ釣りシーズンはまだもうちょっと先。
早く来ないかな〜
ハゼ釣りが開幕して間もなくの頃。
さっそく吸血昆虫『ヌカカ』にやられた。
ヌカカに咬まれてる最中は分からないんだけど、やられてから数分後くらいするとムズムズと痒くなってくる。
蚊に刺されたのとは、患部の見た目も痒みも明らかに違うから「ヌカカだ!」とすぐに分かる。
まぁ、オッサンも毎年1回くらいの頻度でヌカカに咬まれているので、もう慣れたものである。
ちなみにヌカカはハエの仲間なので、蚊とは違って刺すのではなく、アブやブヨと同じく皮膚を噛みちぎってそこから吸血するという無慈悲な野郎だ。
だもんで、刺してくるのと違って被害は甚大である。
ヌカカにやられると、蚊の3倍腫れ上がり、5倍痒い。
当然、治りは遅くなるので10日〜2週間くらいの長期戦になる。
いつもはオッサンの自然治癒力に任せていたが、今年はひと味違うぞ!
いつまでもヌカカにやられっぱなしだと思ったら大間違いじゃ!
今年は、新兵器『ポイズンリムーバー』があるぞぃ。
ヌカカにやられてから2日後。
患部はムクムクと腫れ上がり、かゆみも絶好調だ!
「痒い〜〜〜〜!」
実際は画像よりも赤くて腫れもスゴイ!
コレなら人体実験にはいい頃合いだ。
実験するにはいい塩梅
今回の人体実験はオッサンがすき好んでやっているので、良い子のみんなは真似しちゃダメだぞ!
ヌカカにやられたら、すぐに皮膚科で適切な処置をしてもらってください。
万が一、トライしたい場合は自己責任にてお願いします。
では実験開始!
まずは『ポイズンリムーバー』を取り出しまして
患部にセット!
シポ!シポ!とレバーを引くと、アッという間に患部が引っ張られる。
皮膚がこんもりと盛り上がってくるんだけど、全然痛くない。
っていうか、むしろ気持ち良いくらい。
痛みよりも痒みが勝ってるからかな?
気持ちエエなぁ〜
3〜4回引くだけで十分な感じだった。
ヌカカに咬まれたであろう部分から怪しい体液が滲み出してくる。
ヌカカの毒入り体液が出てきた
この『ポイズンリムバー』は、先の部分の吸引キャップ部が外せるので、本体から外してしばらく様子見。
ジワジワと体液が出てくる
これ以上出てきそうもないので、吸引キャップを外すと結構な量の体液が出ていた。
実はオッサンはヌカカにやられると、指で患部を圧迫して同じように体液を出し続けていた。
皮膚科のお医者さんに言わせるともってのほかの行為なのかも知れないが、コレをやると腫れも痒みも軽減するんだよね〜
その昔、オッサンが学生時代に高原野菜出荷のアルバイトをしていた時にも、ヌカカにやられた。
現地の人は「しょっから」って呼んでたけど、同じように酷い腫れかゆみだったから、アレはヌカカだったと思う。
現地の人から教わった治療法が、患部を指で圧迫して体液を出すという原始的な行為だった。
しかし、さすが専用器具だ。
指で圧迫してもこの量は出てこないぞ!
結構出たな〜
この後もジワジワと体液が出続けるので、2日ほど絆創膏を貼ってやり過ごした。
実験後5日ほど経過すると、咬まれた患部は残っているが、腫れも痒みも全く無くなった。
実験成功だ!
いつもなら一週間どころか10日とか、酷い時は2週間は腫れと痒みが残るんだけど、今回は短期決戦だった。
コレが『ポイズンリムーバー』のおかげかどうかは謎だが、オッサン的にはおかげだと思っている。
繰り返しますが、こんな事やってないでヌカカにやられたらすぐに皮膚科へ行ってください。
しかし、この威力なら毒蛇や毒グモもへっちゃらって感じだね!
まぁ、やられたその場に『ポイズンリムーバー』があればの話なんだけどサ…
でも、『ポイズンリムーバー』はやられた後の対処療法というのが玉にキズ。
ヌカカにやられたら、腫れと痒みが襲ってくるのは避けられません。
なので、虫除けをしっかりやるのが一番の対処方法だと思います。
そもそも虫にやられるくらい、ボケ〜っと動かずに釣り糸垂れているのがイカン!
こんな時って、釣れてない証拠だよね。
釣れてりゃ〜忙しく動いてるから、虫も襲ってこないだろうて。
早くハゼが釣れるようにならないかな〜