2024年27回目の夏シーズン東京ハゼ釣りはリベンジ成功か!?

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2024年27回目の夏シーズン東京ハゼ釣りはリベンジ戦じゃ!

2024年9月26日。

2024年夏シーズン27回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】

天気:曇りのち晴れ

釣行時間:6時30分くらい(潮位:70cmほぼ干潮)〜10時00分くらい(潮位:120cm上げ5分)小潮

釣果:マハゼ134匹(8cm〜13cm)

 

竿:3.5m(清流X)一瞬2.0m(そよ風)

道糸:ナイロン0.8号

ハリス:ホンテロン0.6号

ハリ:袖スレ1号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ

エサ:ボイルベビーホタテ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

本日は、年に数回チャンスがあればやっている平日のハゼ釣行。

 

通常の企業なら、当たり前の権利として認められている有給休暇。

 

昨今では、有給休暇はむしろ積極的に「有給を消費しろ!」と言われるくらい。

 

なんでも、有給休暇を取らせない企業には、労働基準法違反での罰則が科される可能性があるらしい。

 

労働基準法では、有給休暇の拒否は違法行為とされており、労働基準監督署による指導や罰金の対象となり、三十万円以下の罰金になる場合もあるようだ。

 

企業としてはこんな罰金以前に、有給休暇をキチンと取らせないとブラック企業として世間に認知されてしまうデメリットの方が大きいと思う。

 

しかし、中には「なんぼのもんじゃい!ブラック上等!」と開き直る会社もある。

 

そんな会社は社員が申請した有給休暇を拒否とかじゃなくて、そもそもが有給を言い出せない、つまりは有給を取らせない雰囲気が社内に蔓延しているのがほとんどだろうて。

 

ご多分に漏れず、オッサンのお勤め先もブラック上等タイプなんだけど、有給が取れないのは、休んでると自分の業務が捌けないから休んでる暇が無いのというのが正直なところ。

 

オッサンが平日釣行をする場合は、前の日の夜〜夜中にかけての夜間作業からの代休がほとんど。

 

昨日も夜中までしっかり食い込みやがって、その上、雨まで降りやがって…

 

なので、平日釣行はありがたいのだが、いつもほとんど寝ないでハゼ釣りに来てるもんだから、眠いダルいかったるい状態でのハゼ釣りになっている。

 

当然ながら、本日も神喪失状態でのハゼ釣り。

 

本来なら、疲れた身体を休めるための代休なハズだが、たかが一日程度で体力回復なんてしないんだから、ハゼ釣りでせめて心だけでもリフレッシュ!な作戦でございまふ。

 

 

今朝は二時間弱の睡眠なのでほとんど寝た気はしないが、寝る前にハゼ釣りの時間に起きると思うと、本当にその時間に目が覚めるから人体は不思議だ。

 

ダラダラ居眠りしながら釣りの準備をして出発。

 

ここ数日は涼しいというか朝晩は寒いくらいだったので、ハゼ釣りも水に立ち込むスタイルではなく、長靴を履いて陸上から釣り糸を垂れるスタイルにチェンジ。

 

愛車を漕ぎながら「あんなに暑かった夏も涼しい季節に移り変わってゆくんだな〜」としみじみと余情に浸る。

 

本日の現場はホームグラウンド『大井ふ頭中央海浜公園』

 

いつものように橋から釣り場を眺めるが、夏の景色ではなく、もう秋の気配が漂っている。

もう秋だね〜

 

平日なのでハゼ釣り人の人種が違うんだけど、リタイヤした常連たちは本日も釣り場に集結していた。

 

ハゼの塩梅を伺うが「釣れなくないが、釣れるわけでも無い」という玉虫色のアンサー。

 

考えてみればもう9月も終わりで、2024年のハゼ釣りシーズンも折り返し地点。

 

まぁ、オッサンの場合は冬の穴釣りまで粘るから、この時期でやっと折り返し地点なんだけどサ。

 

夏の数釣りももう終盤で、これからは数も上がらなくなってくるからハゼが釣れないのも当然だ。

 

ハテ?オッサンはどこで釣り糸を垂れようかな?

 

水に立ち込まないとなると、釣りが出来るエリアは限られてくる。

 

少なくとも遠浅のエリアは、例え長竿を使っても期待は出来ないので、深場のエリアに的を絞る。

 

となるとアソコかな?っと移動開始。

 

 

途中【夕やけなぎさ】を通過すると5人ほどのハゼ釣り人がいたが、どうも釣れてないご様子。

 

だよね〜、もうこの時期だとこのエリアは厳しくなってくるよね。

ここはもう厳しいだろうね

 

道中、道端に真新しいドングリがたくさん落ちていて、秋を感じる。

 

そんな秋情緒を満喫しながら、ドングリを愛車でブチブチ潰しながら走るのは心地良い。

 

程なくして到着したのは【しおじ磯】

本日の釣り場は【しおじ磯】

 

いつものように釣り人が少ないだろうな〜っと思ってたら、【はぜつき磯】【夕やけなぎさ】よりもこの釣り場が一番多かった。

 

その中にO氏がいたので、バレないように黙って後ろからその釣りを眺める。

 

このO氏は口達者だが、釣りは少々ガサツ気味。

 

オッサンでも僅かにアタっているのが見えているが、アワセを入れないO氏。

 

まだアタって来るがアワセない…

 

「一体いつアワセるんだよ!」とツッコミを入れようとしたら、やっとアワセを入れたが掛からず…

 

オッサンには、ナマケモノが怠けているようにしか見えない所業である。

 

いつまでも付き合ってられんのでハゼ釣りの塩梅を伺うと、ビクの中に良型のハゼが居たので釣れれば型は良いらしい。

 

釣れればね…

 

では、オッサンも目当てのエリアへ向かう。

 

やって来たのはいつもの実績エリア。

 

オッサンには【しおじ磯】では二ヶ所のお気になエリアがあるが、両方とも深場エリア。

 

オッサンは浅場で短竿を使うよりは、長竿で深場狙いの方が好みではある。

 

今日の【しおじ磯】には適度に釣り人が散らばっているが、オッサンの釣り場には誰も居なかった。

 

”ココも釣れるんだけどな〜”

 

まぁ、誰も居ないということは好きに動けるので、釣りがやりやすい。

 

 

では釣りの準備をば。

 

深場なので3.5mの長竿から。

まずは3.5mから

 

4.5mの竿もあるんだけど、オッサンの予想では沖よりも手前のほうが良型が釣れるハズ。

 

時と場合によって違うんだけど、たいていは手前の方で良型ハゼが釣れることが多いと思います。

 

とは言え、手前過ぎるとダボハゼのアタックが来るんだけどね。

 

餌はいつものベビーボイルホタテ。

まだキンキンに凍っている

 

準備完了にて、今日こそリベンジじゃ!

リベンジ成功でいいんぢゃね?

水際に仁王立ちするが、この長靴は浸水するので水には入れない。

浸水長靴なもんで…

 

今日は水が澄んでて水底がよく見えるが、ハゼの姿は見当たらなかった。

 

水際にはハゼは居なさそうなので、ちょっと沖よりの狙いになるかな。

 

水に立ち込む時はビクを腰に装着するが、長靴の時は棒を地面に刺してそこへビクをセッティング。

もうコレを使う季節か…

 

まずは適当に放り込む。

 

ス〜っと軟着底するとスン…とアタって来て、本日の一匹目。

一投目で来た!

 

初手で釣れると期待しちゃうな〜!

 

次も全く同じスポットに落とすと二匹目。

サイズアップ

 

連続で5匹上がって来たが、このスポットはココまで。

 

角度を変えて他を探ると、すぐにアタリあり!

 

なんだけど、アタっても掛からない事が頻繁にあって、小ハゼが突いているらしい。

 

狙いを変えると良型が連続で掛かる事もあるから、その場所によってハゼのサイズはマチマチかな。

スポットによっては良型も

 

ただ、良型もそんなには続かず、ハゼがしぼんでゆくことが多かった。

 

最初の数匹は良型が来ても、その後は10cm以下クラスだけになることも多々あり。

最初は良いんだけどね〜…

 

小ハゼばかりになると小移動を繰り返し、テンポ良く釣り上げてゆくが、その内にどこへ行っても小ハゼばかりになってきた。

 

ムムム、そろそろこのエリアも移動し終わったので、大きくエリアを変えるべきか…

 

釣り船が来たら移動しようと思ってたんだけど、工事関連の船は通過するが、釣り船は一艘も来ない…

 

「アレ?ここらの釣り船は火曜日が定休日のハズだったけど…」

 

これ以上このエリアでやってても小ハゼばかりだろうから、移動開始。

 

やって来たのはもうひとつの実績エリア。

 

ヨシ!コッチでは良型爆釣じゃ〜!なハズだったが、見事にフルスイングの空振り。

 

広く探っているんだけど、たま〜にチョロ…っとアタって来るだけ…

チョロっとね…

 

アタらないわけじゃなくて、丁寧に探れば釣れるホットスポットはあるんですよ。

 

今日のハゼ釣りが厄介なのは、このホットスポットが沖なのか手前なのかハッキリしないこと。

 

どちらかではなくて、両方あり得るから探る範囲が広いんですよ!

 

今いるエリアは基本的にはダボハゼは少ないんだけど、手前過ぎるとダボが上がってくる。

手前過ぎるとコイツが!?

 

ただコイツが釣れる地帯の20cm沖にマハゼのホットスポットがあったりするから厄介でもある。

 

 

時間が経つにつれ、上がってくるハゼがミニマム化してきた。

 

そろそろ止め時かな?っと思っていると、良型が上がってきたりするから止めるに止められなくなる。

もう止めたいんですけど…

 

おひさまがオッサンの後頭部を熱く照らし始めたので納竿。

 

3時間半で134匹とこれだけ釣れれば、前回のリベンジは果たしたと思って良いでしょう!

コレだけ釣れればヨシとしましょう!

 

この釣れ具合はもう夏のハゼ釣りではなくて、秋〜のハゼ釣りになってますね。

 

夏のハゼは活発に動くので、ある程度の大きな範囲でも釣りになります。

 

しかし、夏が終わり秋になってくるとハゼが動かなくなってくるので、釣れるスポットと釣れないスポットがハッキリと分かれてきます。

 

釣果としては難しくなってくるのですが、釣りの練習には最適な季節でもあります。

 

っというのは、きちんと狙ったスポットに落とさないとハゼが喰って来ないからです。

 

秋〜のハゼは積極的に餌を追ってきません。

 

餌が自分の至近に無いと知らんぷりです。

 

っということは、ハゼがアタって来たスポットや釣れたスポットに正確に落とさないと、ハゼが釣れないということになります。

 

ハゼが餌を喰ってくる範囲は、オッサンの感覚的には半径10cm以内。

 

ソコへピンポイントで狙い続けないと釣れないのです。

 

仕掛けを振り込む強度、竿の上下左右の角度、風と潮の向きと流れの強さによって仕掛けの落ち方を調整し、狙ったスポットに半径10cm(できれば5cm)以内にピンポイントに軟着底させる。

 

この基本がキチンと出来ている人とだいたいの範囲でしか出来ない人では、この時期の釣果には雲泥の差が出てしまいます。

 

夏場は数多くのハゼが我先にと餌を喰ってくるので、自動的に釣れる。

 

釣れるもんだから、自分の釣りが上手くなったと感じてしまう。

 

しかし、秋〜の釣りはシビアに狙えないと釣れないので、ソレが身に付いてないと思った以上に釣れない。

 

「もうこの時期だから釣れないよね〜。しょうがない!しょうがない!」

 

全然、しょうがなくないです!

 

確かに釣れなくなってくる時期ですが、釣れている人と自分の釣果の違いを確認してみてください。

 

自分の不甲斐なさを実感すると思います。

 

先述したように、この時期は釣りの技術を磨くのには最適な時期です。

 

竿の操作をシビアに練習してください。

 

あ、練習する時は深場でやった方がイメージしやすいですよ。

 

浅場だとすぐに着底するので練習にならないと思います。

 

ちなみに釣れている人は、毎回毎回ミリ単位の竿の操作で狙いを付けているハズですよ。

 

自分で感覚を磨けば誰にでも出来る事なので、是非この機会にやってみてください。

 

 

オッサン的には、このテクニックはハゼ釣りで二番目に大事な事柄になります。

 

「んじゃ〜、一番大事な事は?」

 

「教えてあげないよ!ジャン♪」

 

 

「かんじんなことな、目に見えないんだよ」

 

『星の王子さま』でキツネが王子さまに言ったリフ。

 

何事も大事なことは、目視できる事柄じゃなくて、感覚で感じること。

 

ソレはハゼ釣りとて同じこと。

 

教えてあげないではなくて、教えることが出来ないんですよ!

 

でもたぶん、ハゼ釣りが上手い人に「ハゼ釣りで一番大事な事は?」と聞いたら、ほぼ全員が同じ答えだと思う。

 

でも「教えてあげないよ!ジャン♪」

 

 

次の記事>>>「2024年28回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは所変われば…」へ

 

 

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