2024年25回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは大ハズレだ!

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2024年25回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは裏目裏目…

2024年9月22日。

2024年夏シーズン25回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】→【はぜつき磯】

天気:曇りのち雨

釣行時間:6時30分くらい(潮位:180cm上げ9分)〜9時00分くらい(潮位:191cm下げ1)中潮

釣果:マハゼ23匹(8cm〜13cm)


 

竿:3.5m(清流X)→2.1m(行雲流水と彩峰Uの合体竿)→3.5m(清流X)

道糸:ナイロン0.8号

ハリス:ホンテロン0.6号

ハリ:袖スレ1号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ

エサ:ボイルベビーホタテ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

まぁ、なんですよ…

 

ご覧の通りの有り様でして…

 

このチンケな釣果の分際で、エラそうに御託を並べるのも恥ずかしいし、許されないだろうが、こちとらもお客様商売。

 

なんとかネタをひねり出して体裁を整えますが、中身は無に等しいのでご了承ください。

 

数釣りの代表とも言われるハゼ釣りとは言え、常に釣れ続ける訳ではないから、「そんな日もあるさ…、ドンマイ!」と哀れみながら読んでください。

 

 

予定通りなら、本日は多摩川のハゼ釣り場に行くつもりだった。

 

しかし、最新の予報によるとしっかり雨。

 

多摩川の釣り場はオッサンちから一番遠いポイントで、愛車を漕いで30分以上はかかる。

 

雨の日に往復1時間のチャリ漕ぎなんてまっぴらゴメンなので、予定を変更して、一番近いハゼ釣りのホームグラウンド『大井ふ頭中央海浜公園』へ向かう。

 

自宅を出る時は雨なんて全く降ってなくて、所々に晴れ間も見え、朝焼けな空だった。

 

「アレ?この様子じゃ〜雨降らないんじゃね?」

 

今からでも多摩川に向かうべきかな?と一瞬だけ迷ったが、これから本降りの予報だったから、やはり大井ふ頭中央海浜公園に向かう。

 

いつもの橋から釣り場を見渡すが、やはり雨降りを警戒してかハゼ釣り人は数える程度。

今日は釣り人が居ないね〜

 

一番手前にY氏が居たので、ハゼ釣りの塩梅を伺おうとしたら、オッサンを見るなり無言で首を振るY氏。

 

「あ〜、ダメなんだ…」

 

長年の付き合いで勝手知ったる釣り仲間だから、言葉はいらない。

 

ムムム…、今Y氏が釣り糸を垂れているポイントが一番の候補だったけどココで釣れないとなると…

 

少々移動するとH2氏が浅場でやっていたが、こちらも首を振る…

 

ムム〜!こっちもダメか!?

 

どうしよう?と考えていると、MR氏がやって来て、「アッチもダメだったから、どこでやるか迷っている…」とのこと。

 

どこで釣り糸を垂れるか?迷っている同士でしばらく談笑する。

 

本来ならハゼ釣り絡みの作戦タイムなハズだが、釣りとは全く関係ない話で盛り上がる。

 

すぐ目の前で真剣にハゼ釣りをするH2氏がこちらを睨む。

 

「くだらんバカ話してないで、早くハゼ釣りせぇ〜よ!」って感じかな?

 

MR氏はポイントに向かって行ったが、オッサンはまだ迷っていると今度はSS氏とO氏がやって来る。

 

やっぱりどのエリアでもも釣れてないらしい。

 

だよね〜!朝っぱらからこれだけ常連たちがフラフラしてるんだから。

 

問題なく釣れていれば、ウロウロしないでハゼ釣りしてるもん!

 

 

オッサンもやっとポイントへ向かう。

 

途中【夕やけなぎさ】を通過するが、なんと!ハゼ釣り人は僅かに2人のみ。

 

いくら雨予報で釣り人が少ないとは言え、【夕やけなぎさ】でたった2人しか釣りしていなのは、かなりの重症だな〜

2人しか釣り人が居ない…

 

 

向かうポイントは【しおじ磯】

 

もちろんこちらの情報も入っていて、やはり釣れないとのこと。

 

とは言え、それでもなんとかなるっしょ!とお気楽に構えていた。

 

あんな悲劇が待ち構えているとは知らずに…

 

【しおじ磯】にやって来ると、ハゼ釣り人は5〜6人くらいかな。

 

まぁこちらはいつも人が少ないから、あまり気にしてない。

あまり人が居ないのはいつものこと

 

オッサン目当てのエリアに到着するが、やはり誰も釣り人は居ない。

 

「ここも釣れるんだけどな〜。まぁいいか、オッサンひとりで爆釣じゃ!」とひとりでほくそ笑む。

 

まずは凍っているホタテを解凍するためにビクに水を汲もうと水辺に近づくと、そこそこのハゼが逃げてゆくのが見えた。

 

お!ハゼは手前にいるな〜

 

釣り始めはいつものように3.5mの長竿で広く探り、様子を見ながら考えようと思ってたんだけど、あのハゼを見ちゃったもんだから短竿に予定変更。

短竿で手前狙い

 

餌はいつものようにベビーボイルホタテ。

解凍完了!

 

仕掛けはいつものミャク釣り仕掛け。

ホタテ餌は大きめにセット

 

準備完了にて、今日も爆釣すっぞ!

雨と風と壊れた竿と

水辺に仁王立ちするが、今日は水がかなり澄んでいる。

 

ココしばらくは水は濁っていたから、ここまで水が澄んでいるのは珍しいな〜

 

これなら見釣りが好きな人はやる気が出るだろうね。

 

オッサンは見未釣りは好きではないから、水が濁ってても問題ないけどね。

珍しく水が透明

 

爆釣開始じゃ〜っと第一投。

 

今現在はかなり潮位が高いから、短竿を使っているけど水深はけっこうある。

 

スン…と着底しすぐにアタリが!っということは全くなくて、なにも反応しない。

 

スンスン…と誘ってみるがアタって来ない。

 

ん〜、おかしいな?

 

何度か入れ替えて広く探ってるんだけど、な〜んもアタリがない。

 

手前の見えていたハゼはやる気が無かったか…

 

なので、すぐに3.5mの長竿にチェンジ。

 

沖ならやる気なハゼも居るだろうて。

長竿なら釣れるっしょ!

 

気を取り直して沖狙いに切り替える。

 

ブ〜ンと思いっ切り沖に落としてみるが、アタリが無いぞ!

 

角度を変えたり、小移動を繰り返しながら探ってるんだけど、生命反応が全くの皆無。

 

このエリアはかなりの実績ポイントなんだけど、ひとつもアタリが無いのは初めてだ。

 

ダメだ…、移動じゃ!

 

 

やって来たのは深場ゾーンで、こちらもオッサンの実績エリア。

 

深場だから長竿限定で、今は高潮位だから仕掛けを落とすと3mの水深はある。

 

スンスンと誘ってるんだけど、こちらでも全くアタリがないぞ!

 

うわ〜、マズイなコレ!

 

このノリだと、下手すりゃ〜ハゼ釣り人生初のボウズも覚悟だな。

 

やはり常連たちがやっている【はぜつき磯】に移動するべきか?

 

否、きっとどこかにハゼが溜まっているホットスポットがあるはずだ!とかすかな期待で粘る。

 

っという理由もあるけど、実は大きく移動するのが面倒臭いだけなんだけどサ!

 

深場がダメだったから、ちょっとズレて浅場を探ってみると、やっと待望のアタリがぁ!?

 

上がってきのは10cm程度のこの時期にしては小ハゼなんだけど、やっと釣れてボウズ逃れでホッとひと安心。

やっとだよ〜!

 

お次も全く同じスポットで二匹目。

同じサイズか…

 

すぐに三匹目。

ちょっぴりサイズアップ

 

ちょっとハゼも小さいな…と思うが、本日のこの状況で贅沢は言ってられん!

 

とにかく釣れればいいんじゃ〜!

 

なんだけど、すぐに釣れなくなる。

 

「どっかにハゼおらんかな〜?」っと探っていると、忘れた頃にツン!とアタリはあるんだけど、どうみてもマハゼにあらず。

 

最初は無視してたんだけど、あまりにしつこいから釣り上げるとやはりコイツだった。

やっぱりなダボハゼ

 

マハゼとはアタリ方が違くて、この違いを言葉にするのが難しいけど、マハゼよりもアタリ方が軽くて短いんだけど、そのクセにアタリがハッキリしている。

 

矛盾しているような表現かもしれないけど、本当にこんな感じのアタリ方だから、ダボが喰ってくるとすぐに分かるが、ダボだから竿を上げる労力と時間がもったいない。

 

とは言え、放っておいても餌を取られるしダボはしつこいから釣りの邪魔で、釣り上げて排除する事になる。

 

今現在は、沖側はアタらなくて手前側しかアタって来ないから手前狙いだけど、こうなるとダボもアタックして来る。

 

しかも、半分くらいはダボアタックなので、やる気が削がれてゆく。

 

 

ふと思った。

 

「手前狙いなんだから、短竿でやればいいじゃん!」と至極当たり前の事にやっと気づいた。

 

短竿で手前狙いに切り替えると、相変わらずダボもちょっかい出してくるけどマハゼも上がる。

お〜!このサイズがすぐ手前で!

 

ここからが楽しい釣りになるぞ!と思った矢先。

 

しっかりめの根掛かりで、どうしてもは外れなかったから道糸をぶった切るために道糸と竿を一直線にして引っ張ったら…

 

ブチっ!と外れ、よく見たら竿先に取り付けていた金属製の回転リリアンごと抜けてしまった。

マジかよ!

 

えらい簡単に抜けたな〜

 

あのリリアンもそこそこのお値段だったんですけど…

 

まぁ、普通のリリアンとの違いもよく分からなかったし、回転リリアンにしたところで道糸が絡まないわけでは無かった。

 

金属リリアンに変えたところで優位性は見当たらなかったから、今後は普通のリリアンを取り付ければ済む事だ。

 

しかし、短竿にアクシデント発生し、使いものにならなくなったのは痛い。

 

 

あまりに釣れないから、釣り船が来たら【はぜつき磯】に移動しようと思ってたんだけど、一艘も通過しないから時間を見たら、とっくに釣り船の時間は過ぎていた。

 

アレ?今日はお休みなのかな?

 

それとも、ハゼ釣り同様に全然釣れないから船も出さないのかな?

 

でも、強風予報だから出船しないんだろうね。

 

さすがに心が折れたので【はぜつき磯】に移動することにする。

 

この時点で僅か11匹の極貧果で、もう泣きたい気分だ。

ヒェ〜、なにコレ?

 

 

【はぜつき磯】にやって来ると常連たちが居て、当然「全然釣れないよ…」の声を期待していた。

 

んがしかし、傷を舐め合おうという願い虚しく「釣れてるよ!アタリまくりだよ!」ととびっきりの笑顔で言われた。

 

この瞬間またやっちまった!事を確信した。

釣れていた【はぜつき磯】

 

MR氏のビクを覗き見ると、サイズはともかく、確かに釣れていたようだった。

ひとんちを勝手に覗き見

 

シーズンに何度かやってしまう裏目な行動。

 

すぐに修正できればまだ救いようもあるが、時には「どこかで釣れるハズ…」という叶わぬ希望が災いし、底なし沼にはまる事も少なくない。

 

釣れた連中は明るい笑顔の休憩タイムだが、オッサンはひとりアンニュイな気分で会話も上の空。

 

 

いつもハゼを貰ってくれるH2氏が帰るらしいので僅かばかりのハゼをお渡しし、挽回するためにさっさと釣り始めるが、オッサンが釣り糸を垂れると同時に突然の強風が吹き始める。

 

マジかよ!

 

予報では強風が吹くはずで、今日は今まで風が吹かなかったから良い方向に外れたなと思ってたんだけど、まさかの不意打ち。

 

この強風だと短い竿ならなんとかなるし、手前で釣れているようだったので2.1mの竿を使えれば良いが、先程リリアンが抜けてしまって短竿は使いものにならず。

 

しょうがないから3.5mの竿で強風に吹かれながらやっていると、確かにアタリは多い。

サイズはともかく…

 

でも時にはこのサイズも。

コレなら良いね〜!

 

ここから挽回じゃ〜!と思った矢先、今度はけっこう激しく雨が降り始めた。

今度は雨がぁ〜!

 

マジかよ!

 

雨は降ってくるし、風は強いし、竿はぶっ壊れるしの三重苦なオッサン。

 

悲劇のジェットストリームアタック!で、もう泣きそうだ。

 

雨風の時って心が折れて帰っちゃう人も居るんだけど、ソコをもうひと踏ん張りすれば自分の釣りが強くなるかもしれないです。

 

釣れなくて辛いと帰りたい気持ちも分からなくはないですが、諦める癖がつくと損することも多々あります。

 

釣りは刻一刻と状況が変わるので、もうちょっと粘れば釣れるようになったのに…と。

 

アタリが無い場合は移動で改善する場合もありますが、雨風の自然現象は人間にはどうしようもないですよね?

 

こういう時に出来る事はただひとつ。

 

気にしないこと。

 

雨が降ろうが、風が吹こうが、フナムシに噛まれようが、そんなミジンコみたいな些細な事は気にしないのが一番です。

 

普段通り、何もなかったように淡々と釣りを続ける。

 

こういう状況の時は釣れないことも多いから、心が折れやすくなるんですよ。

 

その上、雨風といった外野の事を気にしちゃうと、ますます「ダぁ〜!」ってなって、「もう帰る!」と不機嫌に憤る事になってしまう。

 

この状態で帰っても、ますます悶々とするだけでしょ?

 

だったら、たとえ釣れなくとも、予定通りに釣りを終えて「また頑張ろう!」の方が次に繋がると思いますよ。

 

 

せめて短竿があればまだ釣りになったカモしれないが、竿が使えないんじゃ〜しょうがない。

 

なので長竿でやっているが、強風で竿が3Dに曲がるからアタリなんて取れやしない。

 

こんな状態なもんだから当然、釣れない…

 

アタリすらなければ不貞腐れて「もう帰る!」んだけど、忘れた頃に釣れるからイヤらしい。

釣れなくはないのがイヤらしい

 

挽回なんてとても出来ないけど、あと少しだけ頑張ろうかな〜っと思っていた矢先。

 

竿を上げた時に風に吹かれ、仕掛けが上の木の枝に絡まった。

 

「もうダメだろうな…」と思いながら引っ張ると、案の定、ブチっ!と道糸が切れた。

 

「ダぁ〜!もう帰る!」と不貞腐れモードで納竿。

 

2時間半で僅かに23匹の超貧果…

おかわり分

 

今日は久しぶりにやっちゃいました!

 

しかも特大のハズレを。

 

MR氏からも「今日はやっちゃいましたね〜!大ハズレを引いちゃいましたね〜!」と嬉しそうに傷口にペッパーXを擦り込まれるような追い打ちをかけられた。

 

自然相手なんだから、こんな事もあるさ!と頭では分かっちゃいるんだけど、いざ自分の身に降りかかると割り切れないですよね〜

 

今日みたいに釣り場を迷った時はハズレが多い気がする。

 

あまり考えずに直感で決めたポイントの方が釣れやすいかな?

 

この時は、たとえ最初のポイントがダメでも、セカンドベストで釣れることも多い。

 

情報をかき集めて熟考したポイントで失敗すると、挽回が難しい気がする。

 

どんな事柄でも同じだと思うけど、考え過ぎると軌道修正が上手くいかないとか、その修正にエネルギーと時間がかかる事が多い。

 

あまり考え過ぎずにある程度見切り発車の方が、スムーズに事が進む事がある。

 

とは言え、何も考えないのもダメな気もするが…

 

 

ちきしょ〜!次は絶対にリベンジしちゃる!!

 

 

次の記事>>>「2024年26回目の夏シーズン東京ハゼ釣りはリベンジ失敗…」へ

 

 

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