2024年6回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは釣れはするが…

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2024年6回目の東京ハゼ釣りはとりあえずは釣れるんだけど…

2024年6月30日。

2024年夏シーズン6回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】

天気:曇り

釣行時間:5時00分くらい(潮位:85cmほぼ干潮)〜9時00分くらい(潮位:111cm上げ5分)長潮

釣果:マハゼ122匹(8cm〜11cm)

 

竿:3.5m(清流X)のち2.0m(そよ風)

道糸:ナイロン0.8号

ハリス:ホンテロン0.6号

ハリ:袖スレ1号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ

エサ:ボイルベビーホタテのちアオイソメ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

本日で6月もラストですが、今月から2024年の夏シーズンのハゼ釣りが始まり、サイズはともかく数は釣れているらしいので、そこそこは楽しいハゼ釣りになっているようだ。

 

常連の中でもトップクラスの釣果は1束超えは当たり前で、調子が良ければ早くも2束釣りも出来ているらしい。

 

「らしい、らしい」と歯切れが悪いのは、今期のオッサンのハゼ釣りがいまいちパッとしないから。

 

釣りにおける最重要要素は、『喰ってくる魚がいるポイントで釣り糸を垂れること』

 

オッサンに言われるまでもなく、至極当然のお話だ。

 

コレに比べたら、仕掛けだの、餌だの、釣り方なんぞの御託は、取るに足らない馬の骨ようなお話である。

 

 

一応、ハゼ釣りする前は作戦を練るんだけど、一番大切な「どこで釣り糸を垂れるのか?」は常に悩みどころ。

 

今までの経験と実績、前日の釣果などを勘案し決定する。

 

たいていはファーストセレクションはハズレで、セカンドセレクションの当たりが多い。

 

んだけど、2024年はどういう訳かセカンドも外している。

 

しかもファーストで妙に粘ったりするので、無駄な時間を浪費してしまい、結果的にパッとしないハゼ釣りになってしまう。

 

「どうしたもんかな…?」

 

錆びついたオッサンの勘が再び光り輝く事はもう無いのだろうか?

 

ハゼ釣りにおいても年齢を重ねた衰えを実感し、自分自身に軽い失望感を抱き続けるオッサン。

 

2024年のハゼ釣りや如何に!?

本日も空振りからのスタート

いつものように今朝目覚めると、もう出発しなければならない時間だった。

 

「なんでこんな早くにハゼ釣り行かなアカンねん!」と憤るが、2024年はかなりの早朝から勝負をかけておかないと、パッタリ釣れなくなるらしい。

 

「昔は7時頃から始めても全然余裕だったのに…」

 

過ぎ去った輝かしい過去を懐かしむのも老人の特性である。

 

 

愛車を漕ぎ出すが、まだライトを点けなければならない時間帯。

 

足取り重く現場に向かって漕ぎ出すが、唯一の希望は昨日の釣果情報によると、そこそこ釣れたらしいとのこと。

 

昨日釣れたから今日も釣れるとは限らないけど、釣れた!と聞けば少しはやる気にはなる。

 

いつものようにハゼ釣り現場が見える橋から眺めると、こんな早い時間なのに既に15人以上のハゼ釣り人がズラリと並んでいた!

 

マジか!?この人達は!!

 

ホンのちょっと前までは、こちらの釣り場には人っ子ひとりいなかったけど、何でこんな状況になっとるんだ!?

何?この人だかり?

 

まぁ、この原因は想像がついて、たぶんO氏が吹聴したんだと思うよ。

 

本日の釣り場【はぜつき磯】にやってくると、もう4〜5mおきに釣り人が並んでて、ハゼ釣り最盛期の景色だ。

何?この人達のこのヤル気は?

 

ひと通り【はぜつき磯】を通過しながら、常連たちにサツがてら釣果を聞いていると「釣れなくもないが釣れてもいない」という玉虫色のお返事。

 

ムムム…、それほど良い状況でもないらしい。

 

 

さて、この人だかりの状況でどこで釣ろうかな?

 

10秒ほど考えるが、やはりいつもの深場エリアから始めることにする。

 

こちらは【はぜつき磯】の端っこなもんだから、ハゼ釣り人も居ない。

 

オッサンは混んでる所は苦手なので、なるべく人が居ない方へ動く習性がある。

 

お目当てのエリアにやってくると、既にT氏がいた。

 

このT氏はオッサンと同じ習性で、人の居ない方居ない方に動く。

 

釣りの塩梅を伺うと「小さいけどアタリはある!」とコチラのやる気をくすぐるお返事。

 

ならば!オッサンも!!とコチラに居を構えて釣りの準備。

 

 

本日の竿は3.5mの清流Xから始める。

 

こちらは深場ゾーンなので、この長さがあれば広く探れるから。

長竿といえばこの一竿

 

実は本日持ってきた竿は、この三竿。

豪華三本立てでございます!

 

見る人が見れば、垂涎のラインナップ。

 

上から、

  1. 宇崎日新【ゼロサム初梅 450】
  2. ダイワ【清流X 硬調35】
  3. ダイワ【そよ風 硬調20SR】

 

【ゼロサム初梅 450】は、使うチャンスがあれば本日デビュー戦のハズだったのですが、沖はアタリが遠かったので使わずじまい。また次の機会にでも。

 

【そよ風 硬調20SR】は、既に廃盤の竿で、ミャク釣りの名竿と呼ばれたとか呼ばれないとか…

 

仕掛けは、いつもの塙式のミャク釣り仕掛け。

いつものね!

 

餌はボイルベビーホタテ。

 

やっと昨年の在庫を消費して、本日からは新鮮なホタテを使えます。

まだ凍ってるぜ!

 

さぁ、爆釣じゃ!の勢いでジャブジャブと水に立ち込むが、いきなり萎えた…

 

水が冷たい!

 

この冷たさじゃ〜ハゼのアタリが遠いわけだ。

水が冷っこい!

 

コレは、一昨日の大雨の影響が今日出ているんだと思う。

 

水際をよくよく見ると、小さなアミがわんさと泳いでいる。

 

あ〜、コレが赤潮の原因か…

 

何日か前にO氏から「スゴイ赤潮で釣れない」と報告があった。

 

「これだけアミが居るんだから、赤潮にもなるな〜」

 

実際には赤潮の原因は、植物性プランクトンの異常繁殖に端を発した、動物性プランクトンの大発生で、そんなプランクトンを捕食するアミも大発生のご様子。

 

コレで暑い日が続けば、またすぐに赤潮大発生になるだろうて…

 

 

水際のアミを蹴散らし、ハゼ釣り開始。

 

ス〜っと仕掛けが着底するが、何も起きない。

 

スンスンと誘いを入れるが、なんもない…

 

いつもの件だが、今日は本当に生命反応が皆無だった。

 

「な〜んもアタらないんですけど!」少し離れたT氏に訴えるが、「コッチはアタるよ!」とそっけないのでした。

 

一方、砂漠に釣り糸垂れるオッサン。

 

ハテ?どうしたもんかいな?

 

5mほど平行移動するとやっとアタって、本日の1匹目。

やっとだよ〜!

 

次も全く同じスポットに落とすと2匹目。

サイズアップ

 

さらにもう3匹上がったところで、そのスポットは終了。

 

その後も探りまくって、やっと見つけたスポットで数匹上がっただけ。

 

ムムム…、厳しいぞ!

 

平行移動しながら広く探るんだけど、全くアタリが無くて、空振りばかり。

 

マズイぞ!気は焦るが時間だけが無為に過ぎてゆく…

俯角と仰角

最初の基地に戻ってきて、反対側の浅場エリアでやっていたO氏とMR氏に釣りの塩梅を聞いてみる。

 

「いや〜、厳しいね…」を期待したんだけど「入れ喰いだよ!」とコチラの期待を裏切るナイスなお返事。

 

聞けばO氏は50匹弱上げていて、MR氏に至っては既に70匹は釣り上げていたらしい。

 

マジか!?

 

MR氏はともかく、O氏に負けたとあってはもう生きていられない!

 

今日は浅場で釣れるんだ!

 

オッサンは全く逆の行動をしていたらしい。

 

急いで短竿にジョブチェンジ。

今日は短竿の日かよ

 

するとすぐにハゼが上がってきた!

コッチに居たんだ!

 

同じスポットで連打が続く。

このサイズなら良いね〜

 

続くとは言うものの、同じスポットからは5〜10匹くらいかな。

 

そうなると次のホットスポットを探すんだけど、今日はこのスポットはある程度の範囲ではなくて極小の一点を見つけないとアタってこない。

 

マメに探るしか無いんだけど、釣れるエリア内なら何点かあるようで、ホンの小移動だけで次のホットスポットが見つかる。

 

しかし、今使っている【そよ風】という竿は、実は数釣りには向かない。

 

ちょっと柔らかくてアタリには敏感なんだけど、柔らかいぶんアワセが遅れるから針に掛からない事も多々ある。

 

悔しいったらありゃしないんだけど、針に掛けると10cm程度のハゼでも道糸をヒュン!ヒュン!鳴らすから面白い。

このサイズでもヒュン!ヒュン!だよ

 

やっと釣れ始めたとは言え、既にかなりの時間が経っていて「今日も1束に届かずか…」と諦めムード。

 

いつものように釣りに飽きたO氏は釣り場中をうろつき始め、遠くで何なら会話しているのが見える。

 

「またいい加減な事言ってんだろうな〜」っと常連たちと噂をしているとO氏が帰ってきた。

 

「ホタテじゃなくて虫エサだと入れ喰いだよ!」と馬の骨情報を持ってきた。

 

”餌なんて喰って来るか来ないかだけなんだから、たいして違わないよ!”と聞き流していた。

 

休憩中、夜中から釣りをしていたG氏から帰り際に余ったイソメを頂いたので、試しにイソメ餌を使ってみた。

イソメもホタテも変わらんだろうに…

 

すると、着底と同時にひったくるようなアタリが!

一気にひったくっていった!

 

本日三度目のマジか!?

 

この後もホタテとは全く違うイソメ餌での喰い気が続き、釣れ具合が加速。

 

一気に1束を超えてひと安心。

 

他の常連たちもイソメ餌だと釣れたようだった。

 

「たまにはOさんも本当の事言うんだね〜」と皆しみじみしていた。

 

 

H2氏が「他の人が釣ったハゼって大きく見えるよね」と言っていた。

 

この現象は多くの釣り人が経験していると思う。

 

他のハゼは大きく見えて、自分の釣り上げたハゼは小さく見えるこの現象。

 

実は、サイズが同じでもそう見えてしまうのには理由がある。

 

この現象は『チン◯現象』と呼ばれているとかいないとか。

 

否、そうは呼ばれてはいないが、誰しもが納得する理屈が身近にある。

 

その現象が発生するプレイスは、銭湯もしくは宿泊したホテルとかの大浴場。

 

他人様のチン◯がブラブラ揺れるスペースで実感する。

 

「人のチン◯は大きく見えて、自分のソレは小さく見える」

 

コトの大小にかかわらず、機能的に問題なければ気にしなくてもいいんだけど、同じ男として心理的にナーバスにならざるを得ない。

 

ソコで繰り広げられるのは、ゆったりしたリラックススペースの舞台とは裏腹に、優越感と劣等感のせめぎ合い。

 

しかし、よくよく考えて欲しい。

 

同じ人種で一般的な人同士なら、サイズはそれほど変わらないはずである。

 

オッサンは毎週のように銭湯に通ってて、よくよく観察するんだけど、コレは断言できます。

 

形や色相の違いはあるにせよ、サイズはそうそう変わりません!

 

「そんな事言っても、違く見えるよ!」

 

違って見えるのは、見る角度が違うからです。

 

自分のは上から見下げるから長さ的に短く見えてしまうが、他人様のは横から見るから長く見える。

 

つまり、自分のは極端に見下げる角度『俯角』で見ることになり、他人様のは水平もしくは軽く見上げる『仰角』で見るからという事です。

 

このように、対象を見る角度がその見えの長さを決定しているのであります。

 

あくまで見える角度の違いであって、実際の長さとは違うというお話でございます。

 

このように、釣り上げたハゼにも同じ現象が作用していると思われ、先のH2氏の台詞を実感する次第であります。

 

っという話を釣り場で力説したんだけど、誰も反応してくれなかったので、恥を忍んでこの場をお借りして全世界に発信してみたけど、ダメだよね〜こんな話。

 

唯一T氏が「膨張すると違うんじゃね?」と言ってきたが、リラックススペースでそうなるのはご法度であるし、ハゼは膨張しないし…

 

 

っというわけで、本日は4時間で122匹と後半に挽回できてホッとしました。

ハゼがみんな立ち泳ぎになった

 

本日は常連たちは1束超えは当たり前だったので、釣れる日だったと思います。

 

でも、釣れる釣れないってホンの僅かなサジ加減ですね〜

 

釣れるスポットをどれだけ見つけられるかが釣果に直結するんだけど、どこで釣れるのか?なんて分からないから、マメに探すしかないですよね〜

 

難しいのが、そのエリア全体で釣れないのか?釣れないにしても、エリア内のどこかに爆釣のホットスポットがあるのか?ソレを探す価値があるのか?の判断ですね。

 

昔のように、どこでも釣れるなんて事はほぼ期待できなくなったから、ハゼ釣りも身近で気軽な釣りモノとも言えなくなりつつあると思います。

 

 

今日もダメなオッサンで、隣りでギャンギャンに釣りまくっていたMR氏に「どうすればそんなに釣れるの?」と質問したら「日頃の行いですよ!」というお返事。

 

そう言われちゃ〜身も蓋もないんだけど…

 

とりあえずは、銭湯に行って身を清めてこようかとも思ったが、また揺れるチン◯が脳裏に浮かんだので今日はやめておいた。

 

 

次の記事>>>「2024年7回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは長〜い竿にて」へ

 

 

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