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  • 2024年もせっせとハゼ釣りの準備【追加記事あり】
    2024年もハゼ釣りの準備開始そろそろ暖かい日も感じられる春の日。って思ってたら、東京はいきなり26℃超えの夏日!3月ラストとは言え、東京都心で3月に26℃を超えたのは、1876年の統計開始から約150年間で初めてらしい。まだ春のこの時期にこんな調子とは、今年の夏も酷暑は間違い無さそうだ!とは言え、つい先日までは肌寒い雨の日が続き、やっと桜もチラホラ咲き始めた程度。オッサンちは桜並木沿いにあるもんだから、桜は嫌でも目につく。「この調子なら、『桜まつり』の時にはちょうど見頃かな?」んで大問題なのが、この『桜まつり』なのである。この桜並木は、毎年恒例の『桜まつり』のセンターコートとして利用されてしまっているという悲劇。祭り当日だけならまだ我慢できるが、祭りの3週間前には提灯が垂れ下がり、2週間前頃にはテキ屋が出始める。お客さん気取りの関係ない外野たちは、桜並木の散歩がてら口々に「まぁ!そろそろお祭りの準備ね〜」とお気楽そうに感慨に浸っているが、そんなめでたいババァ達に反比例してオッサンはブルーになる。「ケッ!こちとらの苦労も知らんと…。勝手ほざきやがって!」別にオッサンは祭りに関与してる訳じゃないんだけど、並木沿いの住民たちはこの時期はみなブルーになってると思う。その原因はマナーの悪さ。日本人は、『桜=宴』という遺伝子が脈々と受け継がれているらしく、当然、この桜並木でもそのDNAは遺憾なく発揮されている。まぁ、どうしても酒が入るから多少はいいんだけど、中には酷いのもいるもんで…馬鹿騒ぎする連中に限って、ゴミは持ち帰らないで並木の植栽に突っ込んでお終い。火気は厳禁なんだけど、平気でBBQセット持ち込んでくるし、下手すりゃ〜、そのセットも火の処理をしないまま捨てて帰っちゃうし。乗ってきた自転車も、当たり前のように勝手に私道に停めて来るし。私道で立ちションやってるし。並木の緑道には水道もあるんだけど、テキ屋とかがその水道で商売道具洗ったりするから、生ゴミやら粉ものが下水に溜まって半年間は臭くなる。雨水の排水口には、ゴミが大量に突っ込まれるし。これらのケツ拭きは誰がやってると思いますか?行政?祭りの主催者?いやいや、地域住民ですよ!祭りに来るお客さん気取りの連中は、ここで暮らしている住民がいるというのを理解できていないようで…正直、この惨状を事前に知ってたら、ここに居を構えるのは考えていたと思う。それくらいにやりきれない事なんですよ!窓をちょっと開ければ桜も見えるが、とてもそんな気にはなれない。宴の喧騒も疎ましいこの時期、「今年もこの時期が来てしまった…」と、ただただ時間が過ぎるのを密室でやり過ごすのみである。思えば、コロナの時は祭りもやらなかったから平和だったな〜ちなみに、今年のテキ屋相場は昨年よりも100円アップしている感じ。たこ焼き、お好み焼き、焼きそばは600円、大阪焼き400円、今川焼200円、チョコバナナ300円といったラインナップ。オッサン好物のベビーカステラは、15個500円、30個1,000円といった塩梅。昨年は18個500円だったような…世知辛い世の中である。インバウンドの外国人に言わせれば安いのかも知れんし、賃上げ満額回答の大企業勤めなら財布のヒモも緩くなるかも知れんが、こちとらはベアなんぞクソ喰らえ!な零細企業なもんで、あんず飴買うのにも躊躇してしまう。昔は1000円持ってれば一日中遊べたもんだけど、今の時代はそんなはした金はなんの足しにもならん!ひとつひとつそんなに豪華じゃなくていいから、半額にしてくれんかな?お好み焼きも卵はいらなくて、キャベツだけでいいよ!たこ焼きも4つもあれば十分!一品で腹を満たすんじゃんくて、少しでいいからいろんなのが食べたいんだよね〜まぁ、あちらさんもショバ代などいろいろと事情がおありでしょうが、日本はもう貧乏な国なんだから、いつまでも昭和を引きずってたら商売あがったりだと思いますよ。っというわけで、今年も何も買わない屋台を横目に、ただ臭いを嗅いで楽しむのみである。今年の新兵器とは?そんなメランコリックな春の日だけど、「そろそろハゼ釣り準備もしなくちゃだわ!」と思い立つ。2024年ハゼ釣り開幕までまだ2ヶ月ほどあるんだけど、4月後半にはテナガエビ釣りが始まる。釣りシーズンが始まったらまとまった時間がとれないもんだから、早めに行動を開始しなくちゃならない。まずは一番億劫なオモリ作りから。もうご存知のように、オッサンはハゼ釣りでは手作りの鉄オモリを使ってます。市販の鉛オモリはロストすると環境に良くないから…という心意気から始めたんだけど、オモリ作りって本当に面倒臭いんだよね〜だいたいひとシーズンに50個ほど消費するから、毎年50個ほど製作しています。まぁ、市販のナスオモリを買ってくれば手っ取り早いんだけど、意固地になっているというか…もしオッサンが市販オモリを使い始めたら、「コイツ(←オッサンのこと)あれだけ豪語しておきながら、日和りやがったぜ!」と思われるのもシャクなので、今年もやったるで〜!まずは道糸を引っ掛ける『カン』のパーツを買ってくる。これは手芸に使うパーツで『9ピン 0.8*15mm』というシロモノ。約50本で100円ナリ〜!オモリの本体である、スチールの丸棒をカットしたもの。もちろん会社から失敬これらをハンダ付けで合体すれば、あっという間に完成。出来た!本当は「出来た!」と簡単に言うほど簡単ではなくて、ハンダ付け作業だけでも2時間はかかる。しかも、ハンダ作業は促進剤のフラックスを使うもんだから毒ガスが発生し、すこぶる気分が悪くなる。そろそろ市販のオモリにしようかな〜っと思ってるこの頃…。マジで。餌のホタテもゲット。大量に使うもんだから、冷凍のベビーボイルホタテ1kg入りを2つ買ってきた。今年のホタテ以前は近所の某GSで買ってたんだけど、置いてないことも多いし、ハゼ釣りに使うちょうど良いサイズじゃなかったり…ここ数年は豊洲市場で”仕入れ”てます。さすが水産物取扱量国内最大の市場で、専門店に行くとサイズの違うベビーホタテが揃ってて、その場で選ぶ事が出来るのがウレシイ。毎年思うが、ベビーボイルホタテってサイズ規格が無いのかな?昨年はMサイズだったし、その前なんて2Sサイズだったし、今年なんてLサイズだよ!昨年のサイズはちょっと小さいかな?と思ってたから、今年は少し大きめにしてみました。経験的には、ホタテサイズが大きいとハゼが餌の先っちょばかり突くから針掛りはイマイチ。だもんで、ホタテサイズは小さめが吉かな?小さめのホタテをボリュームアップで針に付けた方が、釣れる率が高いと思います。まぁ、釣り人の好みではあるんだけどサ。お値段的には、安い!というほどではないけど、お目当てのホタテサイズを確実にゲット出来るのが強みかな。釣りのたびに毎回ホタテを買いに行く労力を考えたら、一気に取り揃えたほうが楽だと思います。豊洲市場は一般客が買えるどうかはグレーゾーンだけど、買い物ではなく”仕入れ”なら入れないこともないみたいです。もちろんオッサンは関係者顔で堂々と侵入していますが。もし突入する勇気のある方がいるなら、ちょっとアドバイス。市場はプロの戦場なので、一般客はその邪魔にならないように。時間的には、プロ同士の駆け引きが終わって少し空く9時くらいを狙って行ってます。逆に、あまり遅いと店が閉まっちゃうし。あと、市場内は狭い通路をターレー(市場でよく見る運搬車)が高速で行き交ってます。通路を横切るときは左右の安全確認を怠らないように!そして、2024年度の新兵器がコレ↓ハテ〜?なんでしょう?コレは釣りには全く関係ありません!コレはポイズンリムーバーです。ポイズンリムーバーとは、毒液や毒針を吸引作用で抽出する器具の意。不運にも有毒生物にやられた場合の応急措置的な道具。噛まれたり、刺されたりした場合、この器具で即座に毒を吸い出すことで毒の影響を軽くするといった目的です。最近は見なくなったが、テレビや映画の映像などで、毒ヘビに噛まれた仲間の毒を口で吸い出して一命を取り留めるといったあの場面。アレはとても危険な行為で、毒を飲んでるのと同じ行為らしい。さらに口の中に少しでも傷があればソコから毒が回るらしいし、口の中は雑菌だらけなので、口中のばい菌が傷口から入って感染症を起こす事もあるらしい。そこで!ポイズンリムーバーの出番だ!中身はこんな感じセットして、患部にあてて、吸引!けっこうな吸引力!『吸引カップ』は使い捨てだけど、カップだけでも売ってるから安心だね!このカップだけでも購入可能らしい恐ろしいのが、止血ベルトも付いていたこと。つまり、止血して事に掛からないとヤバい事態という事でして…コレを使わざるを得ない事態だけは避けたいが、いつ何時活躍するか分からない。コレを使わないよう祈るばかりだコンパクトなケース付きで良いね!オッサンがコレを買った訳は、『ヌカカ』対策として。毎年ではないけど、ハゼ釣りしていると一年おきくらいにヌカカに刺される。ご存じの方もいると思うけど、ヌカカとは「スケベ虫」とも言われる吸血生物。体長1〜2mm程度のハエ科の昆虫で、海、山、街中問わずどこにでもいる厄介な奴。小さいから網戸も通過するし、服の中に入り込んで吸血してくる。やられると、蚊に刺されたようにかゆみと腫れに襲われるんだけど、蚊の10倍のかゆみと腫れが2週間ほど続く。コイツが厄介なのは、刺された時は気づかないで、しばらくしてからかゆみと腫れが時間差でやってくること。最初は「なんかかゆいな…」程度なんだけど、ソレからみるみるうちに強烈なかゆみになり、ボッコリと大きく腫れてくる。「ヌカカにやられた〜」と気づいたときは既に手遅れで、この時点から2週間はかゆみと腫れと共存することになる。できればすぐに皮膚科に行くべきだろうが、オッサンは医者嫌いなのでオッサンの対処法。腫れた箇所を指でギュ〜っと圧迫すると、刺された箇所から毒なのか分からない透明な汁が出てくる。それをひたすらに繰り返すと、何もしないよりはかゆみと腫れが早く治まる気がする。でも絶対に正しくないから、良い子はマネをしないようにね!やられたらとにかく早く医者に診てもらうべきです。っというわけで、ヌカカ対策としてポイズンリムーバーを買ってみました。ただ買ってから分かったのですが、現段階で医学的にはポイズンリムーバーの効能は実証されていないようです。ただ、決して無駄ではないという報告もあるので、オッサンも人体実験してみようと思ってます。やりたくないけど…あと、この手の商品って、やられたらできる限り素早く吸引しないと効果がないらしいが、ヌカカって時間差攻撃だから大丈夫かな?まぁ、考えてもしょうがないや!ヌカカだけでなく、昨今はオッサンがテナガエビ釣りに訪れる多摩川も『タマゾン川』と呼ばれるほど危険な流域になっている。ピラニアやアリゲーターガー、カミツキガメなどの水棲生物の他、河川敷にもマムシやコブラ、毒グモ、果てはチュパカブラなどなど、以前では考えられなかった危険生物が闊歩しているようなので、備えあれば憂いナッシング!ポイズンリムーバーを肌身離さず持ち歩こうと思います。【楽天1位】ポイズンリムーバー 毒 吸引器 コンパクト 強力吸引 携帯ケース付 応急処置 セット Safety Lifeさて、2024年ハゼ釣りの準備も着々と進んでいます。今年はどんなハゼ釣りになるのやら…【追加記事】ハゼ竿の穂先を直結回転トップへ改造!最近こちとらでは、地元のハゼ釣り仲間が飲み会やカラオケなどで集まるのが、おしゃれな週末の過ごし方になりつつある。ハゼ釣りもオフシーズンで、週末はな〜んもやることがないもんだから、ヒマ人同士で慰めあうという集い。つい先日もこじんまりな集まりがあった。そこで、酔っ払ったY氏がオッサンに絡んできて「スチールの回転トップって知ってます?」とほざいてきた。「知らん!」とオッサン。オッサンにいつもハゼ釣りでこてんぱんにやられているY氏が、オッサンの無知を知るやいなや(=as soon as)鬼の首を取ったのごとくしたり顔で自慢してくる。「知らないんですか〜(笑)」「金属のリリアンというか穂先で、硬いから感度も良くて釣れるらしいですよ!」「この前買ったんですけど、サイズを間違えて竿に合わなかった…」まぁ、こういうトホホなダメオチがY氏らしいのだが、結局そのアイテムは使えなくて、釣りで使う以前の問題だったらしい。「そんな小手先で誤魔化そうとするから釣れないんだよ!大事なことはそんな所じゃねぇ〜んだよ!」と仕返ししたオッサン。と、エラそうに説教を垂れたんだけど、実はそのアイテムが気にはなっていた。まぁ、考え方としては確かに理に適っている。ヒモみたいに柔らかいリリアンではなく、金属だからアタリが直に伝わってくるイメージ。しかもその部分が回転するので、道糸も絡みづらいらしい。よく、回転式のリリアンを装着した竿がある。オッサンも使ったことがあるんだけど、道糸が絡みづらいという謳い文句には異議あり!絡みづらいどころか、逆にやたら絡んできて釣りづらいのなんの!挙句の果ては、根掛かり時にどうしても外れなくて、最後の手段で道糸を切るために竿と道糸を一直線にして引っ張ったら、回転リリアンごとスッポ抜けてサヨウナラになってしまった。それ以来、”回転リリアンはダメ”というレッテルを貼られてしまう。んがしかし、道糸が絡みづらいという謳い文句は眉唾だけど、アタリに敏感というのは大いに気になる。ウキ釣りではない釣りにおいて、竿の感度は最も重要な要素である。アタリを感知出来ると出来ないでは、釣果に大きく影響する。オッサンがよく言っている、竿先にも竿への振動にも出ない「モァ〜ん…」のアタリというか気配ですらも竿から伝わって来るので、感度はとても大事だ。っというわけで、Y氏への説教にも関わらず、舌の根も乾かないうちに早速ネットにて物色。どうやら鮎釣りとかで主に使われているようで、竿の穂先にリリアンの代わりにステンレス製の棒状の物体を装着するものらしい。棒状の先端部には道糸を括り付ける段差があって、この部分は回転するので道糸が絡まないというゴキゲンな商品らしい。太さも何種類もあるので、装着する竿の太さによって選べるようだ。まぁ、お値段的にはリリアンとは比べ物にならない程の強気なグッドプライスだが、マンネリ気味のハゼ釣りに一石を投じるならば!と覚悟を決めてポチッとな!数日後、秘密のプレタポルテが届いた。思ったよりも細くて小さい物体今回選んだのは宇崎日新から出している『直感Rollimg Top』で先径が0.7mmの奴。宇崎日新はメジャーとは言えない地味なメーカーではあるが、値段の割には良い竿を出しているイメージ。まぁ、ちゃんとしたロッドを出しているメーカーだから、下手なもんは作らないだろうて…という期待もある。この『直感Rolling Top』も太さ0.7mm〜2.2mmまで細かいラインナップで出していて、メーカーの本気度がうかがえる。さて、どの竿に装着しよっかな〜?と考えるまでもなく、いつも生贄にされている竿がコイツ。今回も人柱になってもらうこの竿は、穂先側半分が『行雲流水』で、手元側半分が『彩峰?』の合体竿。お試しともなると、事あるごとにこの竿が実験台になっているが、未だに壊れることもないタフガイだ。でも、なにげに気に入ってて、一番使用頻度が高いもんだから、当然一番ハゼを釣り上げている竿でもあり、今回のように何かをお試し&評価を下すにはうってつけの竿。行雲流水の穂先は0.7mmなので、『直感Rolling Top』も一番細い0.7mmにしたんだけど、な〜んか見た目穴が小さい気がする。まぁ良い、なんとかなるだろうて。たぶん…まずは今ついているリリアンを外す。オッサンのやっつけ作業で付けたリリアンカッターでコリコリと削るリリアンを外し、接着剤とかもキレイに削ったんだけど、予想通り『直感Rolling Top』の穴に入らなかった。やっぱり入らないじゃん!しょうがないので、穴に入れる部分を細く削らなければならない。かつてののべ竿と言えば、現在みたいにグラスソリッドとか高性能な材料じゃなくて、鯨のヒゲを自分のフィーリングに合うまで時間をかけて削ったハンドメイドの竿先だった。オッサンもやったことあったので「懐かしいな〜…」とノスタルジーに浸りながら、チーチーとカッターで穂先を削る。カッター刃を垂直に当てて、チー!チー!と削るコレって簡単そうでも意外に神経を使う作業。穂先を回転させながら、いびつな形にならないよう、均等かつキレイに削っていかなければならない。少しでも刃が食い込めばソコから折れる事もあるし、必要以上に細くなり過ぎるとこれまた折れやすくなるので、丁寧さが要求される。焦らず少しずつ削ること10分ほどの作業で、ピッタリ穴に入るようになった。しかし、メーカー的には先径0.7mmとなっていたが、実際はもっと細くないと入らないと思う。感覚的には穴径は0.6mmくらいでは?後は削った穂先部に瞬間接着剤を塗布し、『直感Rolling Top』を突っ込んで完成だ。接着剤も厚塗りは逆効果なので、薄めにて奥までしっかり突っ込んで完成じゃ!口コミには、「サイズは穴径じゃなくて先径じゃね?」というような否定的な書き込みもあった。この意味は、「サイズの意味は穴の直径ではなく、『直感Rolling Top』の外径じゃね?」と捉えられ、「穴径で表記すべきでは?」という隠語が隠されていると思われる。が、実際に外径を測ってみると1mmだったので、メーカーサイドのサイズ表記はあくまで「サイズ表記の竿先径に合致しますよ!」という意味なんだと思う。ただ、実際にはちょっと細めだと思われ、今回のオッサンみたいに削らなければならないかもしれない。まぁ、ほんの僅かな誤差の範囲だけど、たかが0.1mm、されど0.1mmって感じかな。外径はピッタリ1mmもし、もう一つ買う事があって竿先径が0.7mmだとしたら、サイズは0.8mmを買えば今回みたいにチーチー削ることもないのかな?ただ、穴がガバガバ過ぎてもよくないと思うんだよね〜だもんで、自分で調整しながらの方が間違い無さそうだけど、「素人には装着が難しい」との口コミもあって、削る作業は慣れが必要かもしれない。そんな難しい作業ではないから、一度やればすぐに出来るようになると思うんだけどね。あと、コレなら一番穂先のブランクも下から抜けるのでは?と密かに期待していた。オッサンは、釣りの後は竿のブランクを全部抜き、竿をバラバラにしてから水洗いをしています。ただ、一番穂先のブランクはリリアンが引っ掛かって抜けないから、この部分は諦めていた。しか〜し!『直感Rolling Top』なら外れるのでは?と期待してたんだけど、現実は甘くなく、やっぱり抜けなかったぜ!やっぱり引っ掛かるのね…使う時は段差になっている所に道糸を装着。ココに道糸を付けるらしいっというわけで、ハゼ竿の穂先を直結回転トップへ改造!作戦も完了。『直感Rolling Top』がどれだけの釣果を叩き出すのか?はたまた、ただのガセネタなのか?結果が出るのは、ハゼシーズンに突入してからのお楽しみだ!追伸、勢い余ってハゼ釣りに使うバッグも新調した。いつも、自作のビニールバックに釣り道具一式を突っ込んで釣り場をプラプラしてるんだけど、毎年恒例で今年もバッグをリニューアル。制作時間は、材料切り出しから完成まで30分というやっつけ仕事。まぁ、この手の仕事をしてるもんで、こんなバッグなんぞはチョチョイのチョイだ!今年のバッグさて、ハゼ釣りシーズンはまだもうちょっと先。早く来ないかな〜
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  • 2024年とりあえずハゼ釣り場の様子見です
    2024年ハゼ釣り開幕の前にまずは様子見2024年のハゼ釣り開幕まであとひと月と、カウントダウンに入った。こちとらはハゼ釣りの準備は済んだけど、釣りをしてないと休日はヒマを持て余すもんだから、暇つぶしを兼ねて釣り場の様子を見に行ってみた。まぁ、行った所で何があるわけじゃなくて、本当に見に行っただけだなんけど…実はオフシーズンの期間中、全く釣り場に近寄らなかったわけではなく、所用でチョロチョロと釣り場をウロウロしていた。2月3月くらいは全く生命反応がなかったハゼ釣り場も、4月になると雰囲気がガラリと変わり、あらゆる命が蠢き始める。「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは…」枕草子(by清少納言)のイントロを口ずさみながら、愛車はハゼ釣り場【大井ふ頭中央海浜公園】へ向かう。既にあけぼのという時間でもないし、山ではなく海に向かってるんだけど、春という季節は無意味に人をウキウキさせる。いつものように、釣り場を見渡せる橋から眺めるが、さっそく水上バイクが爆走してて気分が悪くなる。「まったく…、せっかく爽やかな気分でこんな僻地までチャリンコ漕いで来てるのに、邪魔しやがって!」とは言え、この時期になると視界に映る景色が天然色に見え、キラキラしているような気がする。心なしか鮮やかに見えるハゼ釣り場当然誰もいないと思ってたら、ひとりだけルアーマンがいたが、まぁ釣れんだろうて…公園の園路に入るが、景色的には去年とたいして違いはない。気になるのは、バーベキュー場サイトに簡易な柵が未だに据え付けられてるんだけど、安っぽい網みたいな柵なもんだから、ソレがかなりくたびれてて見てくれが悪い。いつまでこんな汚い柵をそのままにしてるのか知らんが、イメージが悪いのは否めない。BBQエリアをグルリと囲うようにやってあるんだけど、ここは公共の公園内で、誰もが自由に憩い集うスペースであるはず。民間施設なら分かるが、みんなの税金で作っている公共施設でこんなくだらない線引をするのは、すこぶる印象が悪い。まだ柵をしてるんだよね。かなり汚いしBBQエリア内の水場周辺にも柵があって、「BBQ利用者以外は使うな!」と言わんばかりの態度。しかも、蛇口のハンドルを外して使えないようにしてあったりするから、本当にタチが悪い。いったい何様のつもりだよ!BBQアイテムのレンタルとかは民間の会社でやってるらしいが、BBQエリアを含め、この公園の整備自体は公共事業だから利用者全員が使っても問題ないはずで、何人たりとも勝手に利用制限をするなど出来ないはずだ。とにかく、オッサンが気にくわないのは、公共公園内のBBQサイトを柵で囲ってBBQ以外の利用者を締め出したり、水道施設を使わせないようにしている、その排他的占有行為が気にくわないのだ。別に人が使っているサイト内にズカズカ入り込むとかじゃなくて、BBQエリア内の園路すらも使えないというのはオカシイですよ!と言っているのだ。園路に柵でバリケード!昨年このBBQエリアが”やっと”出来たんだけど、当初は「まだどこかで何かしらの整備してるみたいだから、来年には柵も無くなって全面開放になるのかな?」って思ってたら、今年も未だに柵が残っていて唖然とした。つまりコレは、BBQ利用者以外は使わせない!という意思表示らしい。誰がそう決めたのか知らんが、そういうことなら逆に、BBQ利用者はBBQエリア以外には立ち入り出来ないようにするべきである。この釣り場で釣りをしたくとも、勝手に釣り場に入らないでくださいね!という理屈になるのは致し方ないと思うが…っと大人気なく意固地になってしまったが、数年前、地元民や釣り人は誰も求めてなかったこのBBQエリアをリニューアルしますよ!という工事の案内を見たときから嫌な予感がしてたんだよね〜案の定、トホホな顛末だったから、公共工事って本っ当にだらしないよね〜ちなみに、新しいトイレの脇に昨年は無かった2台の自販機が設置されていた。今までは、昔のトイレ脇にドリンクとアイスの自販機がポツンと1台づつあった程度だったから、これはアリかな。自販機が新設BBQ受付にあったアメリカンスクールバスは今年も健在だった。まだあったんだ…たぶんまだ走れるんだろうから、こんな所に置きっぱなしにしてないで、送迎バスとかに利用して宣伝・話題になるようもっと活用すればいいのに。この日はいくつかのサイトでBBQの準備をしていたから、チョロチョロと使われているらしい。これからはBBQの季節ですな釣り仲間の話では、「休日は予約でいっぱいらしい」と言ってたが、この現実をみると本当かな?と疑わざるを得ない。まぁ、昨年は閑古鳥がV字フォーメーションで群れてたくらいに閑散としていたから、今年はちょっとは良くなるかもね。ハゼ釣りはもうちょっと先らしいんで、ハゼ釣り場の様子はというと…まずは【はぜつき磯】から。こちらは昨年、思い切って伐採した植栽がかなりの勢いで成長してきている。この成長スピードだと、往年のように園路から釣り場が見えにくくなるのは時間の問題だ。植物って地上最強の生物だと思うよ釣り場水底の白い牡蠣殻の範囲が広がってるような気がするのは、気のせいかな?牡蠣殻増えてない?まぁ、ハゼって牡蠣殻の上が好みだったりするから、コレはコレで良いんだけどね。岩場に生息するフナムシがまだ数cmくらいと小さいから、ハゼ釣りの時期はもうちょっと先ですね。オッサンの勝手な持論だけど、フナムシの成長とハゼ釣りのシーズンはリンクしていると思う。フナムシが4〜5cmくらいまで大きくなるとハゼも釣れ出すイメージ。フナムシがまだまだ小さいお次は【夕やけなぎさ】だ〜れもいない海♪まぁ、シーズン前だし誰もいないから、水が澄んでキレイだ。よくよく目を凝らしてみると、波打ち際に小魚が大量にいた。小魚が大量にいるが…ほとんどはウキゴリかボラの稚魚みたいだけど、中にはマハゼらしき姿も見えた。でも、まだ2cmくらいだったから、ハゼ釣りもまだまだ先ですね〜フナムシの成長とハゼの稚魚をみるからに、今季のハゼ釣りシーズンはちょっと遅れるカモしれませんね。まぁ、気の早いハゼ釣り常連達が、我慢できずにシーズン開始前から釣り糸を垂れ始めるから、オッサンはその情報を得てから行動するとしますかね。もうすぐ始まるハゼシーズン。今年はどんな年になるやら…
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  • 2023年度40回目のハゼ釣りはいよいよラスト!…か!?
    2023年度40回目のハゼ釣りはいよいよラストか!?2024年1月28日。2023年度40回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園2】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:くもり釣行時間:8時30分くらい(潮位:178cmほぼ満潮)〜11時00分くらい(潮位:112cm下げ6分)大潮水温:11℃釣果:マハゼ14匹(11cm〜17.5cm)竿:1.5m(行雲流水)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:腐れアオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けいよいよ2023年度のハゼ釣りシーズンもラスト釣行。今シーズンのハゼ釣りも40回目の節目で、ちょうど良い引き際だろうて。今シーズンは思っていたよりもハゼが釣れなくなるのが早くて、もうゲームセットしているハゼ仲間もいるくらい。んがしかし、オッサンは 『I have to go goby fishing.』なのである。その理由は、いつものように餌のアオイソメであるのは言うまでもない。オッサンちにまだいるんですよ!残ったイソメが!!恐ろしいことに、コヤツらは三週間前のアジ釣りの時に買ったやつ。釣りをやっている皆さんも経験しているだろうけど、イソメなどの活餌を冷蔵庫に保管するなんぞはご法度。釣りを理解しない奥方に見つかりでもすりゃ〜、その後のトラブルは想像に難くない。ソレでもなんとか偽装して保管しようとしても、ペンタゴンも真っ青な奥様セキュリティの目は絶対に誤魔化せない。冷蔵庫はおろかキッチン内は奴のテリトリーなので、なにかを1ミリでも動かそうものなら緊急アラートが鳴り響くのである。というわけで、このイソメは三週間もの間、我が家のガレージの端ですみっコぐらしだった。もうその存在も忘れかけていた昨日、さすがに昇天しているだろうと恐る恐る覗いてみると、「モゾモゾ…」とまだ動いているではありませんか!?恐るべき生命力。まぁ寒いこの時期だからこそこんな半屋外でも生きてたんだろうけど、この時点でオッサンのハゼ釣行は決定事項となった。とりあえずは「1月いっぱいまではハゼ釣り行こう!」と思ってたから、餌を買わなくて済んだと思えばちょっぴり得した気分になるが、果たしてこの腐れイソメで釣れるのか?と不安になる。釣り場まで愛車を漕いでるんだけど、さすがに今シーズンラストと思うといつもと違って足取りも軽い。ハゼの穴釣り場【秘密の花園2】には、既にY氏、MT氏、S氏が釣り糸を垂れていた。あれだけ穴釣り師達がいた【秘密の花園2】も、さすがにこの時期になると閑散としている。広大な釣り場には、現時点で4人の大盛況で寂しい限りだ。Y氏にハゼの塩梅を伺うと「よくアタってきますよ!カニが!」とさっそくカニを釣り上げていた。とりあえず、オッサンも適当なエリアに陣取って釣りの準備。竿はいつもの穴釣り専用の行雲流水1.5m。今シーズンもありがとう!仕掛けは、これまたいつものハリス3cmの胴付き仕掛け。今シーズンもありがとう!その2んで、問題のアオイソメ…かろうじて足だけが動いてて、胴体部は元気無くグッタリしている。ちなみにこの足は『疣足(いぼあし)』と呼ばれてて、足の突起の先には爪はないが毛が生えている。オッサン思うに、この毛の生えた疣足がイソメが最強の釣餌と呼ばれる所以なのではないだろうか?世の中には疑似イソメもあるけど、釣果は本物のイソメにはとても敵わない。疑似が『魚が好むエキスやら本物そっくりの形と弾力』と頑張ってみたところで、それは人間の見た目からのお話。魚はもっと細かい部分を見ているっていうか、感じているんだど思う。魚って目が悪いらしいので、食べられるかどうかは、見た目よりもニオイと水の振動というか波長というか…なのでは?イソメにズラ〜と並んでいる疣足のひとつひとつに生えている毛から発生する振動や波長。それをキャッチして捕食しているのでは?と思ってます。疑似イソメにも足みたいなのが並んでいるけど、その足先に植毛なんぞはやってらんないよね?コレこそが釣れる釣れないの違いなのではないのかと…こんな昇天気味イソメの疣足が動いているという事は、まだ釣れる望みがあるのかもしんまい。釣れんの?コレ?イソメの垂らしは4cm。さんざん穴釣りをやってきて、この垂らし長さが喰いと針掛かりのベストバランスと思ってます。腐れイソメだから切れが悪いけどちなみにオッサンはイソメの頭は必ずカットして使ってます。使っている針が小さいので、硬いくて大きい頭部は針掛かりの邪魔になる。昔は頭を付けたまま使ってて、せっかく掛けても水から上げた途端にボチャ!っと、何度悔しい思いをしたことか…水温は11℃。外気は寒いけど、水温はいつも同じだから、やはりここらへんが底値なのかな?いつも11℃んで、気になるのが水の濁り。まぁ、【秘密の花園2】に来たときから分かってたんだけど、なんでこんなに濁っとるんじゃ?雨が降ったわけでもないし…、船の立ち波の濁りとも違うし…、ハテ?今現在は満潮なので、コレでは狙うべき穴が見えないんですけど。なんでこんなに濁ってるねん!トラの穴狙いでも、本日は大潮で潮が引くのも早いから、狙い穴が見えるようになるまではそれほど時間はかからないだろうて。とりあえずは見える穴で勝負!と適当な穴から始める。スルスルと落とすと深めのナイスな穴。スンスンと数cmの振り幅で誘いを入れてると、10回ほどでアタってきた!グングン!と重い引きなのでハゼに違いない!!グ〜ン!と大きく引っ張ったタイミングでアワセるとしっかり掛かり、上がってきたのはコイツだった。いらんわ〜!ナイスサイズのチチブだったので、マハゼと勘違いしたのでした。チキショ〜!一投目で来た〜!って思ったのに…その後はしばらく沈黙…Y氏が言ってたカニさえもアタって来ない。ムムム…、この流れはマズイぞ。しばらくは我慢の釣りだったけど、やっとハゼのアタリが!?ある小さい入口の穴。スルスルと50cmほど落ちてゆく良穴。「絶対いる…」オッサンの鈍い勘がそうささやく…スンスンと誘い始めるとすぐにギュンギュン!と重く大きいアタリ方。「居た!居た!」慎重にアワセのタイミングをはかる。なにせ穴釣り終盤の時期だから、下手すりゃ〜コレが最初で最後のチャンスになるかも知れんのだ。ゆ〜っくりス〜っと仕掛けを上げると、グ〜ン!と大きく引っ張った!来た〜!っと少々強引に穴から引きずり出し、すぐに陸揚げ。いつもなら水中を泳がせるんだけど、この穴は入り口が外部に露出しているので泳がせる事は出来なくて、さっさと勝負をかける。平たい石の上にハゼを下ろしたら、すかさず手で押さえつける。【秘密の花園2】では、空中でハゼをキャッチするよりも、このやり方の方が確実だったりする。格好悪いからとても人様に見せられるもんじゃないけど、貴重な穴ハゼをゲットするのにカッコイイなんぞ言ってられん。やっと釣れたよ〜すかさず同じ穴からもう一匹。二匹目んでもう一匹。三匹目この時期には珍しく、同じ穴から三匹上がって嬉しいオッサン。とりあえずはボウズのがれでホッとする。気分良くなっていると、ふと足元が揺れた気がした。「ん〜?気のせいかな?年取ると足元がおぼつかなくて嫌なもんだ…」とこの時は思っていた。後に、自宅に帰ったら妻が「地震あったけど気がついた?」と言われた。アレは地震だったんだ!聞けば、震度4で震源は東京湾ではないですか!?つまり、今立っている足元が震源地というわけで、恐ろしい限りだ。「津波警報は出なかったから連絡しなかったけど…」と妻。いやいや、ソレは違うでしょ!先の地震でも、到達予想時間前に津波が来たでしょ!何はともあれ、まずは連絡するべきっしょ!今日は船が通ったわけでもなく原因不明の波が来たりすることがあったので、もしかしてアレが津波だったのかもしんまい。【秘密の花園2】を知っている方なら分かりますが、ココで大きな津波が来たら避難は困難を極める。この釣り場は見渡せるので、遠くから来る津波は見えると思いますが、津波が見えてから避難を始めて果たして逃げ切れるかどうか…どこで地震が来てもおかしくない世の中。覚悟が出来てる訳じゃないけど、たとえその時が来ても、心ある人間でいたいと常々思っています。んで、釣りの続きなんだけど、そろそろ潮位が良い塩梅になってきて、狙いの穴のラインに落とせるようになって来たので、そこそこにはアタる。ただ、ひと穴からは一匹で連打が出ないな〜釣れるサイズも15cmクラスで、それ以上が来ない。絶対いるはずなんだけど、やはり大きいのは大きくなるほどの警戒心があるから、なかなか難しいよね。せいぜいこのクラス釣れたハゼを見ると婚姻色が濃いから、もうハゼ釣りの終わりを物語っている。真っ黒だ不思議なのが、小ハゼにも婚姻色がしっかり出ている。魚って小さくても繁殖能力があるのかな?こんなサイズでも婚姻色がそんな謎を考えながらオッサンがモタモタしている内に、アッという間に潮が低くなる。潮位は釣れるラインを超えてしまい、途端にアタリが遠のく。このタイミングでMT氏もY氏も帰ってしまい、残るはオッサンとS氏のみ。ハテ?どうしようか?腐れイソメがまだ余ってるから、もう少しだけやってみるか。潮が低すぎて良さげな穴は露出してしまい、釣りにならない。では一番沖側の穴はというと、ほぼ釣れたためしがない。一見すると釣れそうなんだけど、実は釣れないんですね〜沖側の穴はほぼ泥砂で埋まっているので、ハゼが隠れる横穴が無いんですよ。仕掛けを落としてみると、オモリが粘土層の土に食い込むのが分かります。こういう穴は、全く釣れないとは言わないけど、かなりの確率で釣れないので、狙うのはもうひとつ上のラインの穴。潮位が低いから水深も浅いんだけど、よくよく探すと穴の中により深い部分があるんです。狙うはそんな部位。潮位が低くなると、そんな所にハゼが集まってきたりする。ただ、ソレを見つけるには下まで降りて覗き込まなきゃならないので、落水の危険が伴うのは否めない。しかし、【虎穴に入らずんば虎子を得ず】で、トラの尾っぽを踏みつける勇気があるものだけが良い思いが出来るのである。とは言え、そんな穴は一筋縄ではいかなくて、多くは岩がせり出した斜めになっている下にあったりする。アソコにハゼが居るのが見える!本日の最大サイズも、こんな虎の穴から釣れた。17.5cm例え潮位が低くなくても、穴の中ではより深くなっている部分にハゼが居るから、適当に落とすのではなく、しっかり狙いを定めればきっと違う結果になると思いますよ〜潮はますます低くなり、さすがにもう釣りになりそうもないので納竿。2時間半で14匹ともう終わりな釣れ具合。ヒヤ〜厳しいな!そして本日も釣れたカニは、チヌ釣り専の友人にお持ち帰り。カニは元気だね!カニを持って帰るとなると釣れると嬉しいもので、カニ狙いの釣り方になるのも困りものだ。婚姻色豊かなハゼ達は、みなさん元気にお帰りになりました。また来シーズンもよろしく!とは言え、やろうと思えばまだ釣れそうなんですよね〜S氏なんて一年中ハゼ釣りしてるんだけど、そんな年中無休ハゼ師によると「3月までは粘れば1匹くらいは釣れますよ!」らしい。一番辛いのが4月のようで、この時期は孵化した赤ちゃんハゼがうじゃうじゃいるが、当然そんなのは釣れないから網ですくったりするそうな。未来ある幼子を手籠めにする、鬼畜の所業である。そんなS氏だけど、今日はMT氏とともにまだ真っ暗な6時頃からハゼ釣りしてたようで、信じがたいやる気である。さて、”一応”本日が今シーズンラスト釣りと決めてたんだけど、来週の【秘密の花園2】は潮回りが良いんだよな〜!っと、早速来週の作戦を立て始めるオッサンなのでした。次の記事>>>「2023年度41回目のハゼ釣りはオッサンリバイバル!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度41回目のハゼ釣りはオッサンリバイバル!
    2023年41回目のハゼ釣りは終わったハズでは…2024年2月11日。2023年度41回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園2】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:8時30分くらい(潮位:170cm下げ2分)〜11時00分くらい(潮位:86cm下げ9分)大潮水温:11℃釣果:マハゼ3匹(13.5cm・15cm・15.5cm)竿:1.5m(行雲流水)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:腐れアオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けまぁ、なんですよ…先々週2023年度のハゼ釣りシーズンラスト!と宣言しておきながら、本日もちゃっかりハゼ釣りしてきた訳でして…前回のラストハゼ釣りの釣果は14匹で、最後の割にはちょっぴり釣れてしまいまして。密かに”まだ釣れるな〜”と思ってて、先週日曜日の潮回りを調べると絶好の穴釣り日和。だもんで、先週も穴釣りに行こうと画策していたのですが、あいにくの雨&雪のお天気で断念。いつものようにアオイソメも買っちまったもんだから、『しょうがねぇな〜!行ってやるか!!』っと本日の出撃となったのでこざいまふ。正直言うと、ハゼ釣りが終わってしまうのが寂しく、単に未練がましいというだけ。このように、人間とは往生際がとてもBADな生き物だ。しがみついて醜悪に執着するのは、ハゼ釣りもこの国の政治屋も一緒だ。全然関係ない話だけど、このブログ内では宗教や政治の話はしないようにしていたが、さすがに昨今の政治は目に余るね。政治つまり政(まつりごと)とは、国家・社会を正しく治めることであり、その対象はその国を作り、支えている国民でなければならないハズだ。ところがこの国はどうだ!国民は収入の半分以上を搾取される重税国家で、おかげさまで2023年の税収は過去最高らしいが、その恩恵は国民には微塵も感じられない。そのくせ、国の借金も過去最高!という矛盾。まぁ、コレにはいろんなカラクリがあるんだけど、ここで説明するテーマではないし、もしやるとしたら長くなってかったるいので今は止めておきます。『政治と金はこの世の理(ことわり)』とは、ずっと昔から言われている。政治屋どもが金に汚いのは今に始まったことではないし、全員が白やグレーどころか真っ黒なのは誰もが知るところ。別に良いんですよ!真っ黒でも!やることをしっかりやってくれりゃ〜!!しかし、昨今の政治屋はやるべき事もやらずに、自分の懐に金を入れることしか頭にない。ダメな三流会社の社長みたいな小悪党ばかり。そしてその原因は、オッサンも含めた一般国民にも責がある。その国の政治家をみればその国の国民が分かると言われるが、現在の日本の政治家をみると、そう思いたくないし信じたくないが、事実そういう事なんだと思う。国民の鏡ですよ!今の政治屋は。投票が国民に与えられた唯一の対抗手段なんだけど、現在の国政選挙の投票率は50%程度。半数が選挙にも参加していない訳で、つまりは『沈黙は賛成と同じ』という意思の表れで、与党にはぬれ手に粟なのが現状。コレが民意なんだから、当然こうなりますわな!というのが苦しくも悔しい現実なのである。ちなみに日本の投票率は、世界147位ととってもナイスなポジションであります。実際に、投票する行為っていろいろ面倒くさいので、「こんな時代やさかい!ネットでもいいんぢゃね?」と多くの人が思っているハズ。だけど、オンライン投票を実施しているのは世界でも極々一部のみ…現状、オンライン投票にはいろいろ問題があって、・多数の有権者データを扱う安全なシステムの構築・サイバー攻撃や通信障害の懸念・投票の強要や買収などの問題から実現には至っていないようです。でも、オンラインじゃなくてもやり方があると思うけどね〜アメリカみたいに、近所のスーパーとかコンビニとかの身近な生活圏に投票箱を設置するとか、投票所に行くのはしょうがないとしても、投票用紙に記入ではなくて、インドみたいに候補者ボタンをポチッ!と押すだけとか。投票率世界ランキング3位のシンガポールや8位のオーストラリアでは、選挙は国民の義務として、投票に行かなければ罰金が課せられるらしい。まぁ、日本では投票は義務ではないので罰金はないけど、国民からもっと搾取したいなら投票も義務にして罰金制にすれば?とも思う。「納税の義務」「勤労の義務」「教育の義務 」という国民の三大義務に、「投票の義務」を入れれば済むことじゃないのかい?おたくらは減税は一切やる気ないけど、搾取する時は光の速さで行動するんだから、本当にやったら?でも投票率が高くなると政治屋は困るから、絶対にやるわけないよね。与党はこのまま与党でいたいだろうし、野党もそもそもが国の運営なんて出来る力がないし、与党のあげ足取るのが気持ち良い今のポジションでいたいだろうしね。与野党の利害が一致してるんだから動くわけないわな〜そもそもが投票率が低い原因は、投票したい候補者がいないからの一言に尽きると思います。選挙公約とかを熟読しても、皆同じようなおざなりな耳障りの良い事しか言ってないし、いざ当選しても全然実現しないし、公約を実行する気さえない奴らばかり…そんな役立たずな下っ端はど〜でもよいが、せめて日本のトップは国民自ら選ばせてくれんかな?現在の議院内閣制は、国会議員の中から国会議員の投票で首相が決まる。屁理屈としては、国民が選んだ国会議員の投票で決まったんだから、国民が選んだのと一緒でしょ!ということらしい。いやいや…、オレらはあんたを選んでないし!というのが、国民の総意だと思う。国のトップを決めるということは国の行く末を決めるということだから、派閥や持ち回りのくだらない裏取引ではなく、国の一大事業として国民の直接投票にして欲しい!絶対にスゴい投票率になると思うよ!実現すれば、政治への関心が高まって、地方選挙とかでも投票率アップ間違いなし!万が一、国民が直接選んだ首相で国が潰れても諦めがつくけど、くだらん議院内閣制で我が国がおかしくなるのは絶対に納得できん!!でも投票率が高い国って、良い国だと思います。ちなみに投票率ランキング1位はベトナムで、人口約1億人に対して平均年齢は31歳ととても若く、このことからも若者が国政にしっかりと関心を持ち、より良い国作りを目指している事が分かります。ベトナムは今後、あらゆる面で台頭してくる国だと思います。AFCサッカーアジアカップ2023でも日本との試合で善戦してたし、力を付けて来てるよね〜!原因はいつもの腐れイソメいつものように余計なお話が長くなってしまい、本っ当に申し訳ないです!ハゼ釣りに話を戻します。っというわけで、本日もハゼの穴釣りに出撃する理由は、「アオイソメが余ってるから…」というトホホな言い訳だ。先週は雨&雪でハゼ釣り出来なかったけど、本日はお日柄も良く絶好の穴釣り日和で、釣り現場に向かって愛車を漕ぐ足取りも軽快だ。寒さもピークを超え、春に向かっていってると思えば心なしか暖かい気もするが、たぶん気のせいなのかもしんまい。ハゼの穴釣り場【秘密の花園2】に到着するが、さすがに穴釣人はほぼ皆無。広大な釣り場に人影はたったの二つ。遥か遠くの人影は、間違いなくこの釣り場の主S氏だろうけど、その手前は誰だろう?手前とは言っても、100m以上離れているのでよく分からん。まぁいい、さっそく釣りの準備。本日も竿はいつものやつ。穴釣りの竿って、根掛かりでしょっちゅうグイグイやるから折れる頻度が高いんだけど、この竿はもう3シーズン頑張っている。ナイスガッツ!仕掛けはこれまたいつもの胴突き仕掛け。いつも通りんで、問題のアオイソメ。コイツのために、こんな寒い時期にこんな辺境の釣り場まで来ざるを得なかったのだ!しかも今回は妙に量が多い。いつもの近所の釣具屋から買ってきたんだけど、釣具屋のオヤジのサービスか?オッサンもいよいよ常連扱いか!?と一瞬思ったが、よくよくイソメを見ると細かいのが多いな〜あのオヤジ、残りの奴をよこしやがったな!この細かいイソメを見るに、残りをかき集めた感は否めない。お詫びで、量が多いのがオヤジのせめてもの良心なのかもしれない。まぁ、ハゼ釣りに使うから細いイソメははありがたいが、日が経つと細いのはすぐにダメになっちゃうんだよな〜先々週に買ったのに、身切れしているのも多いし、怪しい臭いが出てきてっぞ!細かいと痛むのが早いとりあえず使う分だけお裾分けイソメが細いから多少長くても針掛かりは良いと思うので、ちょっと長めに5cmの垂らしにて。長くても掛かるハズ水温はいつもと同じ11℃。毎回同じ水温さぁ、釣るぞ〜!今日は水も澄んでいるから狙いも付けやすい。水中がよく見えるぜまずは実績穴でスタートダッシュ!と思いながらスルスル落とすと、あっという間に根掛かり。開始一投目で仕掛けをロストしたお先真っ暗なオッサンなのでした。シーズンラストにしたいが…「っんだよ!」と仕掛けを作り直して再投入。すると、スンスンと何かが触ってきている。「ん?ハゼじゃないし、カニでもない。ダボかな?でもなんか違う気がする…」竿を上げてみると、ここらの名物ボサエビがくっついていた。エビかよ!でもエビが居るということはハゼも居るはず!っと本当かどうか知らんが、生物が住み着いているということは悪い穴でもないんだろうて…と同じ穴に落とすと。次はカニが釣れた。カニかよ!結局、この穴からハゼの反応は無かったのでした。んで次の実績穴へ。スンスンと数cm上下させて誘うが全くの無反応…「ん〜?さすがに2月に入ると厳しくなるな…。でもその内に釣れるっしょ!」っと、この時まではお気楽に構えていた。もう釣れづらくなっているから、ひとつの穴でスンスンと50回ほど粘って誘い、何も無ければ次の穴へという塩梅。基本的に無反応が多いが、たま〜にカニやダボが反応してくる。んだけど、マハゼの反応は全くない…怪しくなってきたのは、釣り開始から1時間ほど経った頃。ひとっつもハゼのアタリが無いのである!「こ、これはマズイぞ!このままではハゼ釣り人生初のボウズか!?」「ソレだけは絶対に避けたい事態。なんとか釣り上げないと…」「いや、本当に釣れなかったらど〜すんだよ!本日は無かったことにするか?幸いなことに釣り人はいないから、マルモク(目撃者)もいないことだし…」「いやいや、嘘ごまかしはダメだよ!ボウズも立派な釣果と言ってたジャマイカ!」「いやしかし…」心の中で焦りと葛藤がメリーゴーラウンドなオッサン。もう諦め半分で、このブログの言い訳を考えていた。考え過ぎの疲れと脱力で、釣り糸を垂れながらボ〜っとしていた時だった。ツンツン!と明らかにハゼのアタリが!?来た!コレを逃すと本当にボウズになるやも知れんので、慎重にならねばば!!いつもならス〜っとゆっくり竿を上げて引っ張らせるんだけど、この寒さと低活性でハゼが動かなくて、下手すりゃ〜餌を離してしまうかも知れん。そうなったら一巻の終わりで本当にボウス確定になってまう。なので、逆に餌を送り込んでしっかりと喰わせてみる。送り込むとはいっても、道糸はゼロテンションくらいで張ってないと、コレまた餌を離してしまうカモ知れんのでちょっぴり張り気味にて。竿先には出ないけど、モゾモゾと竿に振動が伝わってくるので、彼奴はまだ餌を咥えているらしい。喰わせ過ぎてイソメを完食すると元も子もないので、頃合いを見計らってス〜っと竿を上げるとグン!と引っ張って来た!反射的にアワセると針に掛かって、ググンググンと暴れる。落っこちるなよ〜!と半分祈りながら強引に陸揚げにてボウズ逃れ。やっと釣れた〜!釣れたハゼを握ると冷たいので、コレじゃ〜活性が悪いわけだ。裏は白いので婚姻色が出てないから、余計に餌を喰わなかったのかな?腹は白いね一匹釣れてホッとするが、コイツが餌を喰ってくるまで80回くらいはスンスン誘っていたと思う。っということは、マジでこれくらいは粘らないと喰ってこないのかも知れない。いつもなら50回くらいで、コレでも長く誘ってると思ってたんだけど、コレ以上やらないとダメみたいだ。なので、次からは長く粘ることにした。スンスンを80回やろうとするが、たいていは30回もやらない内にカニかダボがちょっかい出してくる。それでも良さそうな穴なら、排除してからしつこく誘い続ける。その甲斐あってかもう一匹釣れた。尾ひれがハチワレ君という感じでチンタラやっていると、あっという間に潮が引いてゆく。本日は大潮なのでみるみる内に潮位が低くなり、目ぼしい穴の水が無くなってゆく…前回もそうだったけど、こういう時は穴の中の穴を狙う。穴の中にはより深くなっている部分があって、潮位が無くなるとハゼはそんな中に避難したりする。普通のハゼ釣り場だと、潮位が低くなるとハゼは沖に行ってしまうんだけど、穴釣り場のハゼはこのような水が残る場所に移動してゆく。まぁ、だいたいが岩の下なので釣りにはならないんだけど、穴の中を探すとこのように深くなっている箇所があったりする。穴の中の穴狙いでも、なかなか見つからないし、見つかってもせり出た岩の下だったりするので垂直に落とせなくて、手で仕掛けをブンブン勢いをつけて斜めに落とし込んだりする。勢いをつけて手で投げる感じ本日の三匹目はこんな穴から釣れた。ちゃんと居るんですよ!ただ、コレをやるには穴を覗き込まなきゃならないので危険である。今日なんて何回か滑って水没しそうになった。コレくらいやらないとハゼが釣れないのも考えものだが、危険を顧みず、敢えて飛び込む勇気のあるものだけがハゼをゲット出来るのである。とは言え、ハゼ如きにこんな事をするなんて、その意気込みは見習うべきかも知れないが、真似するべきではないだろう。本日はさすが大潮。水はますます引いてしまい、さすがに穴中の穴も見えなくなった。水がほとんど無いんですけど…さすがのこの釣り場の主S氏も帰ってしまった。コレじゃ〜釣りにならないので納竿。2時間半でわずかに3匹とトホホな貧果。ヒェ〜!聞けば、昨日は知ってる穴釣り師たちもそこそこ来てたらしいが全然釣れなかったようで、皆今シーズン終了となったようだ。だから釣り人が居なかったんだ。まぁ、この釣れ具合だと当然そうなるよね。しかし厳しいね〜もう終わりの時期だから厳しいのは分かるけど、もうちょっと釣れてもいいんぢゃね?イソメが半分腐ってるのも、釣れない原因な気がしないでもないが、問題は腐れイソメがまだ余ってるんだよね〜釣れないから減らないんですけど…ハテ?どうしよう…次の記事>>>「2023年度42回目のハゼ釣りは本当に最後だよ!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度42回目のハゼ釣りは本当に最後だよ!
    2023年度42回めのハゼ釣りは本当にラスト!2024年2月12日。2023年度42回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園2】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:8時30分くらい(潮位:180cm下げ2分)〜11時00分くらい(潮位:96cm下げ7分)中潮水温:11℃釣果:マハゼ3匹(10.5cm・13.5cm・14cm)竿:1.5m(行雲流水)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:腐れアオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け皆さんが思った通り、本日もハゼ釣りでございます。なんだかんだで例年この時期までハゼ釣りを粘るんですが、さすがに2月に突入すると釣れるか釣れないかの釣りものになる。1月まではまだ釣れるんだけど、2月に入ると途端に釣れなくなる。2023年は暑い日が長かったから、もっと長期間ハゼ釣り出来ると思ってたんだけど、やっぱり産卵期に入ると釣れなくなるんですね。自然のサイクルには逆らえないですな〜オッサン界隈のハゼ釣り仲間は、既にほぼ全員が今シーズンを終了している。まだしつこくやってるのは、オッサン含め片手で数えるくらい。中には、3月くらいまでしつこく粘る奴や一年中ハゼ釣りしてる変態もいるから、オッサンなんて可愛いもんである。そしていよいよ本日で2023年度のハゼ釣りもラスト!ハゼの穴釣り場【秘密の花園2】へ向かいながら、今シーズンのハゼ釣りを述懐し感慨にふけるが、途中、ノスタルジーが過ぎて車に轢かれそうになった。危ない危ない…現場に向かう途中、釣り場の近くで鉄人TG氏とバッタリ会う。TG氏はハゼ釣り仲間なんだけど、異常に行動的で、メジャーな釣り場は当然ながら、誰も知らない穴場も含め、チャリ圏のハゼ釣り場を右へ左への大相撲。恐ろしいのは、昼も夜も関係なく活動してて、昔懐かしい【24時間戦えますか?】を実践しているハゼ釣りの鬼軍曹だ。そんな鬼軍曹も今シーズンのハゼ釣りは終わったらしく、いつものチャリに釣り道具は積んでなくて、かわりにドリンク(アルコール入り)がカゴに入っていた。「もう釣れないから止めちゃったよ!」と笑顔なんだけど、釣りをするでもないのに釣り場をうろついていないと落ち着かないようだ。【秘密の花園2】に到着すると、オッサンひとりボッチだと思ってたら、意外にもSS氏とこれまたバッタリ。ノスタルジックなのはSS氏も同じようである。「さすがに今日で最後ですよね〜…」オッサン二匹は遠くを見ながら思いを馳せるのでした。それぞれに目当てのポイントに散るが、釣り場は広大なんだけど、釣れるポイントが似通っているのかお互い寂しいのか、付かず離れずの微妙な距離感で陣取る。今現在は満潮からの下げ始めで、お魚が動き始めるから釣りには良さそうな状況だけど、こんなマト外れの釣れない時期に時合いもクソも無いのである。しかも、なぜか知らんが無意味に水が濁ってるし…濁ってて狙いの穴が見えないぞ状況はどうであれ、本日は今シーズンのラストハゼ釣りと決めているので、とにかくやるしかない。竿は、今シーズンもありがとうないつもの穴釣り竿。今シーズンもよく耐えてくれた!仕掛けはいつもの胴突き仕掛け。ハゼ釣りではいつもコレ!んで問題の餌のアオイソメ。昨日の余りものだけど、昨日に増してグズグズになってて、もう半分以上溶けたようになり、独特のフレグランスを醸し出している。もう微塵も動かなくなっているので、完全に昇天しているようだ。正直触りたくもないが、コレしか餌がないからコレでやるしかない。最近は腐ったようなイソメでしか 釣りしてないので、たまにはフレッシュな餌で気持ちよく釣りしたいな〜釣れんの?コレ?溶けているので針に刺しにくいのですが…餌付けが面倒だ水温はいつものように11℃。結局、これ以上は下がらなかったので11℃が最低温度になるのかな?11℃が底値?準備完了にて、いよいよラストハゼ釣り開始。最後は諦めのつく貧果にて本日も実績穴からのスタート。下手すりゃ〜ボウズも覚悟のフェブラリーハゼ釣り。とにかく早く釣り上げ、心に余裕を持って釣りをしたいのである。スルスルと落とし、数cm竿を上げ下げして誘い続ける。すると10回も誘わない内にグングン!と重量感のあるアタリが来て、間違いなくハゼのアタリ方だ!慎重に少し送り込み、10秒ほど喰わせてからス〜っとゆっくり竿を上げるとグ〜ン!と大きく引っ張ってくる。来た〜!っとアワセを入れるとググンググン!と暴れるのでしっかり針掛りしたようだ。すぐに勝負をかけたいので、さっさと穴から引きずり出して陸揚げ。お腹ぷっくりのハチワレさん昨日は一匹目を釣り上げるのに1時間以上かかったが、今日は一投目で釣れたのでホッとひと安心。もしかして今日は爆釣Dayか!?と思ったが、ここからが遠かった…落とせど落とせど無反応…昨日同様に50〜80回ほどしつこく誘ってるんだけど、ハゼの反応は皆無…かわりにカニは元気だ。いつでもどこでも元気な奴いつもだったらカニが餌を掴んでくるとすぐに気づくんだけど、イソメが腐ってほぼ溶けてるので、カニに掴まれるとスルリと簡単に針から抜けてしまい、ソレに気づかないで誘い続ける事が多発。「ハゼ居ないな〜…」っと竿を上げると、何も付いていない針を見て脱力するオッサン。餌が付いてないのに一生懸命誘い続けていた自分が可哀想になる。実はハゼの反応が全く無かった訳ではなくて、何度かハゼが突いてくることもあった。ただ、とてもアワセられる反応ではなくて、グングン!と重いアタリが来るのは良いんだけど、少し喰わせている内にそのままフェードアウトしてしまう。「餌取られたのかな?」と竿を上げて確認しても、イソメはしっかり残ってるんだよね〜かといって、グングン!の触りのアタリで強引にアワセても空振るだけだし…やはり、グ〜ン!と大きく引っ張った本アタリでアワセないと掛からないんですよね〜もう終わりの時期ゆえの活性の低さかな?「この状況でどうやったら本アタリまで持っていけるのか?」を考えてるんだけど、そもそもアタリ自体がほぼ無いもんだから、実践のしようがないんだども。と思ってたら、遠くのSS氏の姿が消えていた。「アレ?帰ったのかな?まぁ、この絶望的な状況では諦めたくもなるわな〜」っというわけで、広大な釣り場はオッサンひとり占めになったけど、釣れないから誰もいないわけでして…まったく嬉しくない貸切状態。せっかくなので、釣れやすいポイントだけを渡り歩く、贅沢な釣りをしてみる。普段ならそういうポイントには必ず誰かしら入ってるんだけど、今日は誰もいないのでやりたい放題。実績ポイントでやってみて、ダメならすぐに次の実績ポイントへ。花から花へと渡り歩くオッサン。その甲斐あってか釣れた!小ハゼが!こんな小ハゼがこんな時期にまだ居るんだ!と皮肉というか、驚きというか、呆れたというか…それでも釣れないよりはマシか…っと続けていると、もう一匹上がってきた。またしてもお腹ぷっくりさんもう腹側は真っ黒で、婚姻色が濃く出ている。真っ黒だ!その後も実績ポイントを攻め続けたが、アタリすら無く玉砕。最初の基地に戻ってくるとSS氏がまた現れてて、どうやらトイレに行ってたらしい。必殺の『穴の中の穴作戦』も空振りに終わり、潮位が低くなりすぎて釣りにならず納竿。2時間半で3匹と昨日に続いての貧果。元気な子孫を生んでください!とリリースSS氏はアタリひとつないボウズという悔しい結果に。「こんな遠くの釣り場に来てるんだから、せめて釣れて欲しかった…」と肩を落としていた。まぁ、ラストなんてこんなもんだよ!逆に釣れちゃったら「まだまだ釣れる!」ってラストにならないでしょ!釣り人って往生際が悪くて、他の釣り人が「もう釣れないから今シーズンはお終い…」って言ってても、自分だけは「もしかして釣れるんじゃね?」と根拠のない自信と無意味な希望を持っていたりする。しかし、いざやってみると自分だけ釣れるなんて無くて、やっと現実を受け入れる事になる。でも、コレでいいのである。釣れない釣りをやってみて、やっと諦めがつくってもんですよ!っというわけで、2023年度ハゼ釣りシーズンも本当に終了です。2023年度のハゼ釣りを振り返ると、夏場の異常な暑さが続いたのが原因か、例年よりも数が上がらなかったと思います。ただソレを抜きにしても、年々少しずつハゼが釣れなくなっているのが少々心配。代わりに、今季は今まで決して手を出さなかった夜釣りをやらざるを得ない事態になりました。まぁ、実際に夜釣りをやってみると面白かったのですが、翌日の身体へのダメージが大きくて、ちょっちキツかったな〜でも、夜釣りでも新たな発見があったので、今後のハゼ釣りに活かしていこうと思ってます。2023年度もこのトホホなブログにお付き合い頂き、ありがとうございました。さぞや皆さんを不快にさせたことと思いますが、こんな人間性なので勘弁してください。2024年度も4月頃からテナガエビ釣りが始まり、6月頃からは再びハゼ釣りに突入すると思います。オッサンの自転車圏に手軽な釣りが出来る環境があることに感謝であります。ただ、最近は釣り場環境が激変してまして…特にテナガエビ釣り場は大規模な護岸工事が進んでしまい、釣り場はほぼ壊滅状態になってしまいました。コレも時代の流れとは言え、寂しい限りです。とうわけで、オッサンはしばらく冬眠に入ります。それではおやすみなさい…ここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2024年初の東京湾ビシアジ釣りはロンリーフィッシング
    2024年最初の東京湾ビシアジ釣りはボッチ釣り…2024年1月7日。2024年最初のビシアジ釣りに行ってきました。釣り場:東京湾【観音崎沖】天気:晴れ釣行時間:8時00分(潮位:108cmほぼ干潮)〜13時00分くらい(潮位:148cm満潮)若潮釣果:マアジ58匹(17cm〜30cm) ロッド:ダイワ リーディング82H190リール:ダイワ ハイパータナコン400FBeライン:PE4号ハリス:フロロ5号ハリ:アジ針12号(ハリス長さ2mの二本針)エサ:アオイソメアンドンビシ130号の天秤仕掛け今回は2024年1回目のビシアジ釣りである。この釣りモノの場合、いつもはH2氏と行ってるんだけど、今回はスペシャルゲストでハゼ釣りでお馴染みのMR氏をお招きした。さすがに毎回毎回、同じメンツというのもお互いに飽きたので、新たなアジ釣りフリークを引き入れようと画策。白羽の矢が立ったのが、夏場のハゼ釣りは当然ながら、夜釣りや穴釣りにも登場し、メキメキと頭角を現し、その実力も体型も目立ってきたMR氏。そんなMR氏を恐る恐るアジ釣りに誘ってみたら、「お!誘われちゃったら断れないじゃないですか!?アジ釣りすることで釣りの幅が広がり、ハゼ釣りも上達するって事ですかね?」と意外にもやる気満々だったが、「否…、アジ(釣り)はアジ。ハゼはハゼで、別に関係ないんだけども…」と夢のない現実を正直に諭すオッサン。とにかく、次のアジ釣りはMR氏も来るということで、オッサン二匹のみだったモノクロのアジ釣りに華を添えてもらおう。上手くいけば、アジ釣り仲間に引き込めるかもしんまい!とは言え、MR氏はハゼ釣りしかやらなくて、アジ釣りどころか船釣り自体も全くのビギナーらしい。ビシアジ釣りとは、大アジを狙って130号のビシを60〜100m前後の水深まで落としてブンブン煽る、男気あふれる釣りモノ。当然、ゴリゴリに電動リールを使う。しかも、年始で寒さも厳しいし、北風が吹いて海が荒れれば、津軽海峡冬景色の様相もあり得る。ライトアジならともかく、全くの未経験でフルスペックの冬のビシアジ釣りって大丈夫かな?と、こちらの心配をよそに「どうせやるなら小アジなんか釣っても面白くないですよ!アジを捌く包丁も買うつもりです!」と釣り後のおまんまの方もかなり前向きらしい。「You Tubeでアジ釣りのイメージトレーニングもしておきますよ!」便利な世の中である。オッサンも初モノの釣りなどでは、You Tube動画でお勉強したりして散々お世話になっているが、釣り関連の動画って大きく分けで3種類あると思う。ひとつは、真面目に釣り自体を勉強したい人用で、プロアングラーや名人みたいなオッサン、船宿の船長等が登場して、けっこう突っ込んだ肝を教えてくれたりする動画。2つ目は、普通の釣り人が動画を録画して「こんなん釣れましたぁ〜!」なドキュメンタリータッチな動画。3つ目が、モデル崩れみたいなそこそこなお面のギャルが出演し、プロアングラーとかに手取り足取り腰取りの手ほどきを受ける感じの動画。オッサン的には真剣に釣りを勉強したいし、キチンと釣果も出したいし、その釣りモノの肝情報をゲットしたいので、最初のお真面目系動画を観たりする。二番目のドキュメンタリータッチ系は、ほとんど観ないかな…特に観るべき内容でも無いし、仲間内で盛り上がっちゃってるノリが多いから、観ているコッチがしらけちゃうんだよね〜問題は三番目のギャル系である。やっぱり目に留まるので観てみるんだけど、内容的には初心者相手に基本的な事柄のみをプロが丁寧に教えてる感じ。超初心者なら勉強になるが、本当に基本のみだから、釣果を伸ばしたい方には物足りないのは否めない。とは言え、こちとらも男でキレイどころには弱いもんだから、ついつい再生回数アップの協力はしてしまうが、如何せん登場するのが”美”とは言い切れない微妙な女子が多いもんだから、エンドロールまで観ないことがほとんど。オッサンやジイさんがほとんどの釣りの世界で、若い女子が釣りしてたらチヤホヤされるだろうが、メディアに出演するとなると、それなりの容姿が期待されるのはしょうがないだろうて。この手の動画ってモデル代やらプロアングラー代も掛かるから、財力のある釣具メーカーの提供が多いんだけど、メーカーがやるのならもっと内容的に突っ込んで欲しいな〜値段が張る良質なアイテムで金を掛け始めるのって、ある程度レベルアップしてからだろうから、それに見合った内容にするべきだと思うんだけど…デルモ女子並みの初心者クラスは、そもそもが金を掛けないっしょ!話をアジ釣りに戻す。このようにMR氏は船釣りは初心者なんだけど、釣り自体は好きだろうし、センスがあるから、やり始めればなんとかなるだろう。この寒さだって、クソ寒いハゼの夜釣りや冬の穴釣りもやってるし、自前のお肉で防寒完備だから問題なかろう。というわけで、You Tubeの動画で足りない所は、実際に船の上で手取り足取り教えれば良いだろう。いつものようにハリスはオッサンが担当。いつもは3本針なんだけど、今回は2本針もご用意。初心者のMR氏用というのもあるんだけど、結構釣れた前回に3本針でやってて、やたらハリスが絡んだ。普通にオマツリして絡んだり、大アジが釣れてタモを使って絡んだりして、余計なタイムロスがあった。そもそも3本針仕掛けを使っても、せいぜい2匹同時に釣れる程度で、深場のビシアジ釣りだと3匹の一荷は滅多にない。ならば、2本針仕掛けで手返し良くした方が釣果は伸びるハズ!という読み。ちなみにハリスの太さは5号です。ネットとかのアジ釣り仕掛けの説明によると、「ハリスは細いほうが喰いがよろしい!」とまことしやかに紹介されているが、オッサンの経験上、そんな事は感じたことがない。5号ハリスだからといって喰いが落ちる印象もないし、絡んだ時にもほどきやすいし、クロダイとかヒラメなど不意の大物ゲストにも余裕でやり取りできる。コレはH2氏と意見が一致してて、ずっとハリスは5号もしくは4号とかでやっている。ただ、市販の仕掛けは3号までしかないもんだから、自作するしかないんだども…っというわけで、年末年始にかけて夜鍋し、チマチマと仕掛けを作っていたオッサンなのでした。ハリス仕掛けも出来たし準備は完了、あとは当日を待つのみである。開始30分でリタイヤ当日は、お天気は良いらしいが少々風が心配な予報。早朝まだ暗い5時前にH2氏がお迎えに来てくれて、MR氏も拾ったんだけど、待ち合わせ場所にいたMR氏は手ぶらで、これから真冬のビシアジ釣りに行くとはとても思えない軽装備。釣りアイテムを何も持ってないオールレンタルだから、当然そうなるんだろうて。まぁ、いい…。いざ横須賀へ!一時間ちょっとで現場に到着するが、夜明けは近いがまだ暗かった。年始も落ち着き、その後の連休だから釣りフリークも多いからけっこう混むかな?船宿はビシアジ釣りの定宿『長谷川丸』さん。受付を済ませると社長さんから耳寄り情報。「タナはいつもの通りの2〜3mだけど、釣れるからといって低めでやってるとサイズが小さいまんま。その上にもっと大きいのがいるから、25〜50cmくらい上を狙ってみて!」とのこと。確かに、大きめのアジはちょっと上にいることが多いけど、上過ぎるとサバが来たりするから、上方向の微妙な調整がキモになるな…今日は混んでると思ってたら、右左舷共に4名ずつのゆったりで良かった。釣座はH2氏がミヨシ(一番前)でMR氏を挟んで、オッサンが胴の間(真ん中)と三人が並ぶ。初心者のMR氏を経験者が挟んだ方が何かと良いだろうという作戦。まずはMR氏の準備をオッサンが担当。慣れているとは言え、人様の準備なんて気を使う。MR氏のお世話の後にオッサン自分のも準備していると、いつの間にやら出船の時間が来ていた。朝ごはんも食べてないし、このブログ用の画像も撮ってなくて、バタバタのセットアップタイムなのでした。バタバタしているうちに出船港の堤防を通過すると、海は強風と高波の荒れ模様で、波しぶきをモロに喰らうので速攻でキャビンに避難。ムムム…、移動しながらアジ釣りの準備をしようと思ってたが、ソレも出来ずじまい。船は波に大きく揺られ、時おり波しぶきが窓を打ち付ける。「アレ?今日ってこんなに荒れるんだっけ?」予想外の荒れ模様に、オッサンは一抹の不安を抱かずにおれなかった。近場で始めるのかと思ってたら、どうやら今日のポイントは観音崎沖に向かっているようだった。ほどなくしてエンジン音が静かになり、ポイントに到着。やっと釣りの準備ができるが、船は大きくゆらゆらと揺れる。「どうぞ!水深64m。下から2〜3mでやってください!」と船長の合図で始まるが、オッサンはまだモタモタしていた。クーラボックス内にはキンキンに冷えた海水の氷水を作るので、オッサンはいつも凍らせた2リットルのペットボトル2本を入れて、ソコに海水をぶち込む。船宿ではサービスで氷をくれるんだけど、オッサンはいつも使わないからH2氏にあげている。普通の水道水で作った氷だと、氷が溶けた時に塩分濃度が変わるじゃん!まぁ、ソコまでこだわることもないかも知れないが、苦労して釣り上げたアジをできるだけ美味しく持って帰りたいじゃん!ペットボトル氷を2本気になるのが本日のコマセ。いつもはもっと深いバケツに入ってるんだけど、今日はライトアジ風な浅い桶に入ってる。「この量で足りるかな?」と思ってたら、船内におかわり用のコマセもあったので安心した。ライトなコマセよくよく見ると、なんでか知らんが今日のコマセは粒が大きい。このコマセが、オッサンが使うポリカ製のビシと相性が良いのか悪いのかは良く分からん。こだわる人はその日のコマセによって、目が荒いビシやら目が細かいビシを使い分けるみたいだけど、オッサンはこのビシしかないからコレでやるしかない。相性が良かろうが悪かろうがやるしかない餌は自前のアオイソメ。アカタンも配られているが、やはりイソメの方が喰いが良い。オッサンはイソメの垂らしはやらなくて、1〜1.5cmくらいにカットして針に刺し通す。イソメの付け方は人それぞれだけど、オッサン的には垂らすとイソメが回転してハリスが絡んだり、針掛かりの際にアジの口の横に掛かってバラしたりする可能性が高いのでやらない。この程度で十分ちなみにアジ釣りの仕掛けで、かなりの確率で針のチモトに夜光玉が付いてるのが市販されてたりするんだけど、アレって効果あるんですかね?オッサン的には、釣りの仕掛けはシンプル・イズ・ベスト派なので、余計なアイテムはいらないと思っている。自分で仕掛けを作ってても、夜光玉は入れたことがない。まぁ、単に面倒臭いというのが一番の理由だけどサ。んで、オッサンもやっとアジ釣り開始。この時点で既に、隣りのMR氏は2匹程釣り上げてて、ビギナーとは思えない一投一匹の釣れ具合。You Tubeの予習が役にたったらしいが、やっぱりMR氏は釣りのセンスあるんだな〜と改めて感心した。オッサンも負けてはおれん!スルスル落として着底→すぐに1m巻き上げてコマセを2回→もう1m巻いてコマセを2回→もう50cm巻いてコマセ1回といった感じ。始めはアジを船下に寄せるのが仕事になるので、多めにコマセを撒いてみる。「今日は若潮だから潮流もおとなしくて釣りやすいな〜」と思ってたら、さっそくツンツン!と竿先にアタリが!?まずはタナが合っているかどうかの確認をしたいので、追い喰いは狙わないですぐに巻き上げる。アジは上の針に掛かっていたのでタナは良さそうだが、上がってきたのは20cm程度の小アジ。他の釣り場でこのサイズを小物と呼ぶのかは知らないが、少なくとも大アジのメッカであるここらのポイントでは25cm以下は小アジ認定。今朝の社長のアドバイスを思い出し、もっと上を狙ってみる。お次は、着底後2m巻き上げコマセ2回→もう1m巻いてコマセ1回でそのままステイ。すぐにアタって来るが、どうみても小アジのアタリ方…しょうがないので、ス〜っとデッドスローでロッドをゆっくり上げながら追い喰いを狙う。ロッドを上げていると、もうひとつスン!とアタって来たので「一荷来た〜!」と電気的リールのスイッチオン!だけど、2匹付いてる割に軽いんだよね〜んでやっぱり小アジが二匹付いていた。ムムム…、ガセネタをつかまされたか!?釣れるのはありがたいが、ココまで来ておきながらこのサイズでは納得できん!と憤っていると、お隣りのMR氏の様子がおかしい。さっきまでは立って釣りしていたが座り込んでしまい、目は虚ろで焦点が合っていない…どうやら船酔いしたようだ。何度かリバースし、海のお魚に自前のコマセをあげた後、開始30分でキャビンへGo!一応、MR氏の釣り上げた5匹のアジは、オッサンのクーラーボックスに入れておいた。オッサンは船酔いしたことがないから分からんが、言われてみれば、船もけっこう揺れてるな〜そこそこの揺れだけども…お隣りさんが居なくなった…「少し休めば復活するだろうて…」と、H2氏とお気楽に話していた。この時までは…結果的には竿頭オッサンは仁王立ちでロッドを手持ちでやってるんだけど、H2氏の釣り方は落としてからコマセを振るとすぐにロッドキーパーにセットして座り込んでしまう。高齢者に多いスタイルで、130号のビシをブンブン振り回すのも体力的にキツイしな〜でも、船は大きく揺れるし、ミヨシの釣座だから余計にその揺れ幅も大きい。「そんな釣り方で良く釣れるね〜」とのコメントに「コレで良いんだよ!この揺れが良い誘いになるんだよ!」とH2氏。確かに、この時点でオッサンよりも釣ってるもんだから、それ以上はからかえないオッサン。しかし、本日はアジのタナがハッキリしないぞ!アタリ続けるココだ!という真タナが見つからない。海底から1m〜4mくらいを丹念に探ってみたんだけど、どうにも分からん。確かに、2〜3mのタナで早くアタって来るのは間違いないけど、その1mの中でどうにもタナがボヤける感じ。上がってくるアジのサイズも、このタナでこのサイズというパターンが無くて、20cm程度から30cm弱までバラバラに上がってくる。それでも、チョロチョロと釣れ続けるのはありがたいが…釣れ続けているのは良いが釣り開始から2時間ほど経過するが、風が強くてとにかく寒い。たぶん、朝よりも気温は下がってると思う。オッサンの釣り座は、操舵室の影になってておひさまが当たらないもんだから、その寒さはことのほかだ。寒い〜!!と凍えていると、今度はH2氏の様子がおかしい。座り込んでるのはいつものことだけど、動きがいつにも増して緩慢になっている。オッサンが訝しみの視線を浴びせていると「ちょっと酔っちゃったよ!」とH2氏。”オマエもか!?”聞けば、H2氏は船酔いすると眠くなる体質らしい。ど〜りで、さっきからナマケモノが怠けているような動きだったハズだ。今度はH2氏が怪しくなっているしばらくは頑張っていたH2氏だったが、「ちょっと横になってくる」とキャビンへ消えていった。っというわけで、オッサン御一行様はボッチになってしまった。つまりはオッサンが頑張らねば、オカズがままならない状態。寒さも増して身が引き締まる思いだったが、朝ごはんすら食べてないので、まずは小休憩。おやつのチョコボール(エンゼルは出なかった)そっか〜…、H2氏すらも船酔いするほどなのか〜キャビンでグロッキーの繊細はふたりとは対象的に、ガサツな作りのオッサンは元気にアジ釣りだ。チョコボールをポリポリと頬張りながら、遠くの富士山を眺める。今年の初夢も”一富士”は無かったな…腹ごしらえも終わり、再びアジ釣りに専念。なにせ、三家庭分のオカズがオッサンに掛かっているのだ!というやる気とは裏腹に、今度はアジのアタリが遠のく…先程までの頻繁なアタリが無くなり、1分以上待たないと喰って来なくなったり、空振る事も少なくない。こういう時は、コマセを多めに撒いたり、頻繁に投入を繰り返したりで、釣れない時こそマメなコマセワークが大事になる。さすがに後半戦にもなって来ると疲れも出てくる。本日は風も強く、船も揺れるので疲労も増してくる。ポツリポツリとは釣れるが、前半ほどの釣れ具合とは程遠いな…手は冷え切り、もうシモヤケになって来てるんだと思う。アジの反応も悪いし、心が折れそうになっているとH2氏が復活した!「どう!釣れてる?」と元気にリボーンしたH2氏に、「◯◯さん(H2氏のこと)が寝てからあまり釣れなくなった…」とオッサン。それでも仲間がいるのは励みになる。やる気が出ると釣れるもので、ラストスパート!相変わらず釣れる真タナは見つからないんだけど、2.5mを基本に釣れ続け5時間で58匹と、一応竿頭だった。でもサイズが出なくて、20cm程度が5割、25cmクラスが4割、30cm前後が1割。35〜40cmクラスは釣れなかった…だもんで、本日は一度もタモ(網)を使わなかったという悲しい現実。数はそこそこだがサイズが…本日はアジを掛けたにもかかわらず、水面に上がって来るとアジが針から外れていることが頻発した。この原因は、船の大きな揺れでラインが緩むから。コレの対処法は、巻き上げ時にギリギリまでロッドを手で持ちながら、ラインが緩まないよう、船の揺れに合わせてロッドを立てたり寝かせたりする作業が必要になる。んだけど、疲れてくるとさっさとロッドキーパーに置きたくなるよね〜あと、やはり2本針の方が作業しやすいな〜なんか、上級者=3本針、初心者=2本針みたいなイメージがあるかも知れないけど、オッサン的にはそんな事はないと思います。コレって逆なんじゃないかと…2本針の方がタナに対してタイトだから難しいのでは?3本針だと狙える範囲が広くて、少々タナがズレてもなんとかなるから、初心者こそ3本針の方が釣れる気がする。まぁ、3本だと扱いにくいのはそうだけど…しっかりタナさえ取れれば、2本針の方が手返しも早いから、結果的に釣果が良いと思います。実際、本日のオッサンは2本針で竿頭だし!なので、今後も2本針でやろうと思ってます。結局、MR氏は船が陸に接岸するまで起き上がることは無かった。酔い止めの薬も飲んでたし、前日は早めに寝たので体調は万全で、出来ることはやったんだけどダメだったようだ。ここまで船と相性が悪いのも珍しいな。船長も不憫に思ったのか何匹かアジのお土産をくれたし、H2氏とオッサンのアジもおすそ分け。「んじゃ〜、次のアジ釣りはいつにしよっか?」オッサンのリベンジマッチのお誘いに「船釣りは拷問でした!もう二度と乗りません!!」と一刀両断。「ですよねっ!」こうして、アジ釣り仲間の引き入れ作戦は見事に玉砕。ハゼ釣り仲間にもけっこう船がダメという人も多い。だから、陸っぱりでハゼなんぞ釣ってお茶を濁してるんだろうけど…今まで見た事ないMR氏のバッドエンドな顔を見て、気軽に船釣りに誘っちゃいけない!と痛感したオッサンなのでした。でも、どこかに船も大丈夫っすよ!な人おらんかな?釣り上げたアジはその日のうちに捌き、翌日にクッキング。今回は、たたき、なめろう、つみれ汁、アジフライ、アジのそぼろを作った。テレビで『アジのなめろうの炙り』をやっていたので、なめろうを炙ってみたんだけど、オッサンは炙りの方が美味しいと思った。アジはレパートリーが多いから、作るのも楽しいよね!家族にも大好評!MR氏も「釣れたてのアジの味にハマったので、釣れ過ぎた時は貰いに行きます!」と前向きだったが、アジ釣りの苦労を知るのと、釣れたてをゲット出来るのとは話が別だ。甘くないのは現実社会もアジ釣りも同じで、働かざる者食うべからず!こうしてまたひとり、釣りたてアジを待つ者が増えたのでした。
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