2024年36回目の東京ハゼ釣りは夜釣り1束超え!

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2024年36回目の東京ハゼ釣りは夜釣りで1束釣れた!

2024年11月17日。

2024年36回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。

天気:曇り時々雨

釣行時間:23時30分くらい(潮位:-6cm干潮)〜6時00分くらい(潮位:202cm満潮)大潮

釣果:マハゼ118匹(13cm〜18cm)

 

竿:3.6m(軽極ハゼ 硬式)

道糸:ナイロン1.5号

ハリス:ホンテロン0.8号

ハリ:袖スレ4号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ

エサ:アオイソメ→アミエビ、芝エビ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

昨年からハゼの夜釣りを始めてから密かに狙っていた。

 

「夜釣りで1束(100匹)釣れるんぢゃね?」

 

他の釣り場がどうなのか知らないが、オッサンが通っているハゼの夜釣り場【秘密の花園3】はけっこう釣れる。

 

まぁいつでもという訳じゃないけど、夜ハゼ釣りのハイシーズンだとかなりの釣果を叩き出すナイスな釣り場である。

 

お陰様で夜釣りをやる時は夜中〜朝までの完徹で、オッサンは朝日を拝む前に帰ったことがない。

 

もう意地というかムキになっていて、「来たからにゃ〜、絶対に朝まで帰らん!」の意気込みである。

 

だもんで、夜釣り後はそのツケが回ってきて、数日間は頭がポワンポワンで身体はダルンダルンだ。

 

2024年の夜釣りは調子が良くて、かなり釣れ続けている。

 

とはいえ人によりけりで、オッサンは絶好調!と思ってるんだけど、反面、数10匹程度しか釣れない仲間もいる。

 

すぐ隣りで釣り糸垂れているにも関わらず、この差は如何ともし難い。

 

オッサン的には「ダメな釣り方っていうか、なんか変な事やってるね…絶対!」

 

と思ってるんだけど、夜だからお隣りの細かい所作が見えないから放っておく。

 

釣りは自分で発見するべし!が釣りのおかしみだから、自分でなんとかせぃ!がオッサンのスタンス。

 

 

2024年の11月もいよいよ後半に突入。

 

今年の夜釣りは調子が良いんだけど、12月に入ると途端に釣れなくなってくるのがこの釣りモノ。

 

11月後半は忘年会の予定が立て込んでいるので、夜釣りで数を狙えるのは実質、本日がラストチャンス!

 

っというわけで、本日は普段よりも気合いを入れて夜釣りに臨む所存でございまふ。

 

本日の潮汐表を確認すると、日が変わる頃にド干潮で、それからは潮が上がってくる。

 

頃合いとしては丑三つ時あたりから釣れそうな感じなんだけど、んな時間まで待ってられん!のでいつもよりも早い時間に釣り場へ向けて出発する。

 

実は本日は作戦がありまして…

 

その名も『ウェーダー装着でどこでも行くぜ!』作戦

 

別にネーミングなんてど〜でもいいんだけど、ウェーダーを着ての初の夜釣りに挑戦です。

 

いつもMR氏がウェーダーを着て夜釣りやってるんだけど、「こんな寒い時期にウェーダーを着ているとは言え、よく水に立ち込めるな…」といつも思っていた。

 

MR氏は、少々ポッチャリというか少々でもないんだけど太ってて、だからこその蛮行で寒さに強いと思われる。

 

んで、MR氏はガンガンに釣るのである。

 

夜釣りだけでなく、通常のハゼ釣りでもかなりの釣果を叩き出すから、ウェーダーだけのおかげでもなくて、実力があるからこその釣果だろうて。

 

本日は大潮だから、潮が引ききるとマイナスが付くほどの潮加減。

 

【秘密の花園3】は遠浅の釣り場だから、潮が引くと釣りにならない。

 

んだけど、ウェーダーを着て水に立ち込んでやれば、潮位なんて関係なくね?という訳である。

 

オッサンは寒さに弱いので、ウェーダーの下に何重も着込んで寒さ対策。

 

と思ってたんだけど、今晩は全然寒くなくて、汗だくで愛車を漕ぐ。

 

夜釣り現場【秘密の花園3】に到着する頃には、全身が汗まみれだった。

 

 

まずは釣り場の状況を確認するが、思っていた以上に潮位が低くて、今まで見たこともないくらいの風景が広がっていた。

 

普段なら絶望的な景色だが、ウェーダーを装着している本日のオッサンは怖いもんなしだ。

ウェーダーならどこでもOKさ!

 

心を落ち着けて釣りの準備。

 

今晩は3.6mの軽極ハゼを使う。

 

いつもは4.5mの竿を使ってできる限り沖狙いになるんだけど、今日は水に立ち込んで自分がポイントに近づけるから、手返しの良いちょっと短めの竿で。

ちょっとカットしてて正確には3.5mだけど

 

仕掛けはいつも通りの胴突き仕掛け。

いつも同じ

 

100均のケミホタルを道糸の一番元に付けてアタリを取る。

 

コレって付けない人もいる。

 

聞けば「道糸に絡まるから付けない」らしい。

 

「んじゃ〜アタリはどう取るん?」の問いに「アタリは竿に伝わってくる」という回答だったが、居喰いとかだと竿が振動しないと思うんだけど…

 

まぁ、その人にはその人の釣り方があるからコレ以上は詮索しないが、オッサンは絶対に付ける派です。

オッサンには必須だ

 

餌は、一昨日の平日穴釣りで余りまくったアオイソメ

けっこう残ってたな

 

準備完了にて、さぁ1束釣っちゃるぞ!

ウェーダーの破壊力と注意事項

まずは前回の夜釣りで感触の良かったエリアから始める。

 

潮が引ききっているので、水底の砂地が大きく露出している。

 

「ウェーダー着てるから、できる限り沖に立ち込んで釣りすれば全然いけるっしょ!」のノリで砂地に足を踏み入れると…

 

ズブ、ズブ、ズブブブ…

 

足が砂の中にのめり込んでゆく…

 

コレって砂地というよりは泥で、底なし沼みたいにはまって抜けなった。

 

っていう比喩は正しくなくて、底なし沼にはまったことはないけどサ…

 

もっと硬めの砂地だと思ってたら、柔らかい泥土だった。

 

酷いところだと、足の甲が完全に埋まってしまうほどの柔らかさ。

 

当然、こんなところにはまったら簡単には足が抜けない。

 

最初、勢い余って突入したら本当に身動きが取れなくなって、バランスを崩しそうになった。

 

ヤバい!…

 

ウェーダーを着込んで沖に行ったらはまり込んで命を落とした…という話を聞いたりするんだけど、この状況を鑑みるに、この話は脚色でもなんでもなくて本当だと思った。

 

マジで怖くなってしまい、それ以降はおっかなびっくり足元を確認しながら、ゆっくり進むようになった。

泥土怖ぇ〜!

 

こんな感じなもんで、ギリギリまで水に立ち込んで…なんて言ってらんなくなって、水際まで進むのが精一杯。

 

結局は、いつものような浅場で釣り糸を垂れるハメになったのでした。

 

「チキショ〜!これじゃ〜いつもと同じじゃんかよ!なんのためにウェーダー着てきたんだか…」

 

ブツブツ独り言を垂れながら、仕掛けを振り込むが3.6mの竿だから全然手前で、着水と同時に着底な超浅場。

 

「ダメだこりゃ…」と思っていると、いきなりアタって来た!

 

不意打ちにビックリして早アワセになってしまい空振り。

 

気を取り直して同じスポットに落とすとまたアタって来たので、今度は落ち着いて少し喰わせてからのアワセで針掛かりして、本日の一匹目。

 

こんな超浅場でもこのサイズが釣れるんだ!

 

さすが夜釣りだ。

超浅場でまぁまぁサイズ

 

一気にやる気になる。

 

次も同じスポットでアタって来たが、少々小ぶり…

まぁ、しょうがないか…

 

どこでもアタって来るわけじゃなくて、丁寧に広範囲に探らなきゃならないけど、アタリは頻繁にある。

 

こんな浅場でもハゼの活性は良くて、チョロチョロと釣れるんだけど、浅いからか小ぶりなハゼが多いかな…

 

まぁ、釣れるからヨシとするが如何せんハゼが小さくて、潮位が上がってくるまでは我慢の釣りになるかな…

 

とくすぶっていると、MT氏がやって来た。

 

MT氏は先週夜釣りデビューだったけど、良型ハゼをそこそこの数上げていたのですっかり味をしめ、今週も参戦。

 

まぁ、ここらのハゼ釣り場で、この時期に良型サイズ揃いで数も上がるのはこの夜釣りしかないから、来ちゃうよね〜

 

小移動しながら良型ハゼを求めて釣り歩くんだけど、いまいちパッとしない。

 

「水に立ち込んでもっと沖を攻められれば…」

 

釣り場をウロウロしていると、そう言えばと思い出す。

 

前にルアーマンがアソコら辺の沖でやってたな!

 

ルアーマンってウェーダーを着込み、腰くらいまで立ち込んで釣りしている事も多い。

 

その深さで泥土にはまったら命に関わるだろうにと思うが、彼らは立ち込めるスポットを熟知しているので大丈夫なんだと思う。たぶん…

 

っという訳で、記憶を頼りにそのスポットへ行ってみるとちゃんと歩けるエリアで、膝上まで立ち込んで釣りが出来た。

 

ココから一気に挽回。

 

沖だからアタリは頻繁にあるわ、上がってくるハゼは良型揃いだわ。

このサイズが普通に釣れる

 

やっぱり沖はハゼのパラダイス!

 

スンスンスン…といつものように数cmずつ誘い続けていると、クン!と竿先を拝ませたり、誘いが止まるとハゼが喰い付いているサイン。

 

一度動きを止め、ス〜っとゆっくり竿を引くとグイン!と引っ張り返すので、そこでアワセを入れる。

 

というのが、アオイソメが餌の場合のオッサンの釣り方。

 

なんだけどそれほど甘くなくて、今日はどういうわけか、針に掛け、暴れるハゼの引きをいなしているとプリン!と針から抜ける事が多発。

 

コレが3〜4回くらいに一回くらいの結構な確率で発生し、悔しい思いをすることが多々あり。

 

なんでだろう?

 

ちょっと長めに喰わせたり、アワセを強めに入れたりといろいろと試してみたが、決定打は見つからず…

 

「こういうもんだ…。しょうがない…」と諦めるしかなかった。

 

でも最初に比べたら楽しい釣りで、ハゼカウンターが一気に回りだす。

 

釣り初めは「こりゃ〜1束は絶望的だな…」と思っていたが、再び1束を視野に手はフル回転。

 

この頃になると潮が上がり始め、ハゼの活性も上がってきた。

 

すぐにアオイソメが無くなり、予備に持って来ていたエビ餌を投入。

 

アミエビ(正確にはエビじゃないけど)と芝エビ。

 

アミエビは夜釣りでも実績餌だけど、芝エビは初めて使う。

 

ずっと以前にO氏から貰って使わずじまいで、やっと本日のお試しとなりました。

 

O氏はなにかと「この餌は釣れる!」とプレゼンテーションしてきて、人にお試しを持って来てくれるんだけど、餌ってその人との相性もあるからね〜

右の白いのが芝エビ

 

身は柔らか目だけど、粘ついているので針から外れる心配はなさそう。

 

「本当に釣れんのかな?」と疑心暗鬼で落としてみると、着底と同時にひったくられた!

 

反射的にアワセを入れ、本当に釣れた。

 

試しにアミエビと交互に使ってみたけど、芝エビの方がアタリ方が早かった。

 

「釣れるね〜芝エビ。O氏もたまには本当の事を言うんだ!」

 

すぐに芝エビが無くなってしまい「もっと貰っておけば…」とちょっぴり後悔。

本日の最大サイズも芝エビで

 

思うに、芝エビって水に浸けるとダラン!と伸びて垂れたみたいになり、もともとのエビ餌の匂いの強さとその形状がよい誘いにもなるんだと思う。

 

あと伸びるということは細くなるということでもあるし、柔らかい身でもあるから、針掛りも良好なんだと思う。

 

ちなみにエビ餌の場合は喰わせるなんてやらなくて、アタリには即アワセです。

 

オッサン的にはこっちの釣り方のほうが性に合っている。

 

 

大潮で潮の動きが早いもんだから、せっかく調子よく釣っているのに水が上がってきて後退を余儀なくされる。

 

こうなると、また釣れるスポット探しからやり直しだ。

 

とは言え、すぐにアタって来るからありがたくて、いつの間にかカウンターは1束を超えていた。

 

潮はみるみるうちに上がってきて、護岸石にまで到達。

 

こうなると水に立ち込めなくなり、いつもの夜釣りと同じ状態になってしまい、ウェーダーを着ている意味がなくなる。

 

途端にアタリが遠くなる。

 

竿を4.5mにチェンジしてもっと沖を狙うべきかな?とも思ったが、竿の準備をするのが面倒くさかったので3.6mで続行。

 

空は白々と明けてきて、そろそろ夜釣りも終了のお時間。

 

完全に朝になる頃には、全然アタリが無くなってしまい納竿。

 

6時間半の長丁場で118匹と夜釣りの目標を達成!

もう夜釣りで思い残すことはございません!

 

次に夜釣りに来るとしたら12月だから、本日目標を達成できて良かった、良かった。

 

 

しかし、ウェーダーの威力ってすげぇな〜

 

ここまで違うとは思ってもみませんでした。

 

今後の夜釣りは、ウェーダー必着だな!

 

ただ、ウェーダーは潮が引いた時に威力を発揮するから、今後は潮汐表とニラメッコしながら作戦をたてないとね。

 

問題は、泥土にはまって動けなくなり、その上バランスを崩して転倒でもしたらマジで命に関わるよ!

 

そうならないためにも、釣り場の水底の状況をキチンと把握しないとね。

 

 

今回、またひとつハゼ釣りの幅が広がって嬉しいオッサンでしたが、夜釣りのあとはとにかく眠い、ダルい…

 

 

次の記事>>>「2024年37回目の東京?ハゼ釣りはトホホな第二次遠征」へ

 

 

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