2024年8月18日。
2024年夏シーズン20回目のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:【はぜつき磯】(大井ふ頭中央海浜公園)
天気:くもりのち晴れ
釣行時間:5時30分くらい(潮位:165cm下げ2分)〜9時30分くらい(潮位:25cmほぼ干潮)大潮
釣果:マハゼ105匹(9cm〜13.5cm)
竿:2.1m(行雲流水と彩峰Uの合体竿)→3.5m(清流X)
道糸:ナイロン0.8号
ハリス:ホンテロン0.6号
ハリ:袖スレ1号
オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ
エサ:ボイルベビーホタテ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
いよいよお盆休みも最終日。
そして、地獄のようだったお盆期間のハゼ釣りもラスト。
台風7号の影響でお休みした16日以外は、全て釣りをしていたという事実。
夏季休暇に入る前、「コレだけはなんとしてでも避けたい…」と思っていた事態が現実になってしまった。
オッサンも抗ってはみたんですよ!
数日で良いから自分探しの旅に出よう…とか、褌一丁で滝に打たれ身を清めようとか…
しかし、いざ休みが近付いてくると、「どこに行っても暑いし、混んでるしな〜…」と気持ちを消極的にさせていった。
こういう時、せめて実家でもあれば何かのキッカケにもなるが、オッサンの両親は遠くのお星さまになってしまい、家も処分。
そもそもオッサンちから電車で1時間程度では、帰省のありがたみもクソもない。
そうこうしている内に休みに突入し、何も考えずにダラダラしていたら、本当に釣り&このブログ作業ばっかの毎日だった。
いまだかつて、今年ほど無為無駄な夏季休暇があっただろうか…
休み中はず〜っと身体がダルくて、気持ちも晴れなかったのは、決して酷暑のせいだけではないだろうて。
んで、やっと本日で夏季休暇もラストディ。
っという事は、地獄のハゼ釣りも千秋楽でございます。
釣り場に向かいながら、いよいよ休みも終わってしまうのか…という気持ちと、やっと終わりだ!という気持ちが混ざって複雑な気分。
ハゼ釣りをするにしても、近場で良いから今まで行ったことがない釣り場に行こう!と思っていたんだけど、それすらも実現しなかった。
つくづく自分の行動力の無さに呆れる。
いつものように釣り場が見える橋からは、もう見慣れた風景。
もっとハゼ釣り人がいると思ったけど、少ないな〜
今日も釣り人少ないね
【夕やけなぎさ】の様子も見に行ってみるが、こちらもそこそこ程度の釣り人。
おそらく多くの方が明日から仕事だろうから、ハゼ釣りなんぞしてられんだろうて…という感じかな。
こちらもあまりいないね〜
ハテ?オッサンはどこで釣り糸垂れようかな?
ここ数日は【しおじ磯】の深場ゾーンに通っていた。
確かに釣れたんだけど、いくら釣れるからといっても同じエリアでやり続けると飽きるんだよね〜
いつも同じスポットで釣りしている人をよく見るんだけど、「アレって、飽きないのかね〜?」と思う。
毎週末くらいなら分かるんだけど、連日はさすがに飽きるっしょ!
なので、本日は【しおじ磯】案は頭の片隅にもなかった。
とは言え、【夕やけなぎさ】でもやる気はないので、必然【はぜつき磯】のどこかになる。
実は、いっその事【みどりが浜】という案も無きにしもあらずだったが、アッチで良い思いしたことないんだよね〜
とりあえず、いつもの深場エリアに行ってみるかと移動していると、途中MR氏が浅場でやっていた。
MR氏もオッサン同様に【しおじ磯】に通っていた一人だったけど、飽きたのは同じらしく、今日はこちらで気分転換しているようだ。
ハゼの塩梅を伺うと「20分足らずで20匹以上釣れた!」と景気の良いお話で、サイズも良型揃いらしい。
なぬ!?ならばオッサンも嫌いな口じゃないし!とご相伴に預かりま〜す。
【しおじ磯】の浅場エリア
浅場なので竿は当然2.1m。
手返し重視
餌はベビーボイルホタテだけど、まだ凍っている。
ホタテ餌は釣りで余ったらまた再冷凍出来るけど、その場合は粘りがなくなると言うか、針から外れやすくなるのでちょっと使いづらくなる。
使えないこともないんだけどね…
水に漬けて解凍するのも面倒だったので、力ずくで割って無理やり使う。
無理やり使えなくもない
さぁ、オッサンもスタートダッシュ決めてやるぜ!
の勢いだったが、小ハゼとダボハゼの嵐…
アタリはあるんだけど針に掛からないのばっか…
まぁ、そんなの釣ってもリリースだからしょうがないんだけど、せめて姿は見たいよね。
しばらく無駄に竿を上げ下げしていたが、やっと釣れた!
せめてこのサイズか…
たま〜に、良型も上がるんだけど、基本的には8cm程度の小ハゼとダボハゼしか釣れない。
たまには良型も上がるが…
釣れなくはないんだけどお話しと違うので、偽証のMR氏に文句を垂れると「そこら辺はもう釣り切っちゃいましたよ!」と盗人たけだけしかったので、ダボハゼを投げつけて移動開始。
やって来たのは当初予定していた深場エリア。
深場なので3.5mの長竿にて。
この長さがちょうど良いでしょう
期待を込めて振り込むが、そう簡単にはアタらなかった。
どこでも落とせばアタる訳ではなくて、丁寧に探さないとアタリが来ない。
やっと見つけて連打が始まる!という事もなくて、せいぜい4〜5匹釣り上げたら次のスポットを探さなければならない。
ハゼが群れてないんだよね〜
さらには、沖目にもかかわらず上がってくるは10cm弱くらいが多かった。
ここらへんが多いな
とにかく小移動を繰り返しながら、拾ってゆくしかない。
こういう時は、アタリがあったスポットや釣れたスポットにどれだけ正確に落とし続けられるか?が釣果に大きく響く。
今日のこの感じだと、活性が良くないのでハゼも餌を追ってこない。
しかもハゼが群れていないんだから、『だいたいここらへん!』的にアバウトな範囲に落としてもアタリはありまへんがな!
つまり、ハゼがいる眼の前にピンポイントで落とさないと、アタって来ないという事になります。
日頃どれだけキチンと釣りをしているか?が問われるのが、今日の釣りになります。
狙うべきスポットへ竿の俯角と仰角を調整し、できる限り静かな軟着底。
コレが出来れば、着底すぐにアタって来ます。
上手い人は絶対にコレが出来ている人で、例外はありません。断言できます!
もし機会があったら、上手い人の所作を見ているとよく分かると思います。
見どころは、釣れ続けている時の仕掛けを着水させている位置です。
ちょっとズレても竿の操作で着底までの間に修正することもありますが、ほぼ一点のポジションに落としているハズです。
コレが出来るようになるには、毎回意識して狙いを定め、とにかく数振り込むしかないです。
出来れば、長竿を使って深場で練習するとコツが掴めてくると思います。
まぁ短竿でも良いのですが、どちらにせよ1〜1.5m以上の深場でやらないと分かりにくいかな。
出来るようになると、仕掛けが着水した時に「あ、間違いなく狙いのスポットに落ちるな」というのが分かるようになります。
コレの利点は、アタリが来る時を予測できるから、アワセる準備が出来るということです。
不意のアタリだと反応が鈍くなりますが、「すぐにアタって来る!」と準備できていれば、クイックなアワセを入れることが出来ます。
ほんのコンマ何秒差の違いだろうけど、釣れる釣れないには十分な差ですよ!
釣れる釣れないには十分な差なんじゃ〜
8月も後半になると、10cm前後のハゼに混ざって、10数cmサイズもそこそこ上がるようになってきた。
だんだんとハゼも大きくなってきた
今日はお盆ラストなので4時間粘ったが105匹とちょっち寂しい結果に。
画像が分かりにくいな…
ハゼが大きくなってくる代わりに、今度は数が釣れなくなってくるんだけど、当たれば数もサイズも満足出来る事もあるから、探すしかないかな〜
この時期は、各地でお子様も参加するハゼ釣り大会なるイベントをやるんだけど、釣り場は危険が伴うのでお気をつけください。
釣り場の怪我は通常よりも酷くなる傾向なので、手元足元の安全は確実にお願いします。
ここいらの常連も釣り場で転び、肋骨にヒビが入っただの、足をズル剥けして血だらけだのが発生しています。
暑さで注意力も散漫になるので、対策と休憩は十分にとってくださいね。
やっと終わった地獄のハゼ釣り。
連戦連戦でハゼ釣りの新鮮味がすっかり無くなった。
やはりオッサンには週イチくらいの釣行がちょうど良いかな〜
次の記事>>>「2024年21回目の夏シーズン東京ハゼ釣りはちょっと早い羽田」へ
オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。
結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…
正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。
販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。
売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。
なるべく頑張って製作します。