2024年5月26日。
2024年夏シーズン最初のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【夕やけなぎさ】
天気:晴れ
釣行時間:5時00分くらい(潮位:185cmほぼ満潮)〜8時00分くらい(潮位:154cm下げ3分)中潮
釣果:マハゼ14匹(6cm〜8.5cm)
竿:2.1(行雲流水と彩峰Uの合体竿)
道糸:ナイロン0.8号
ハリス:ホンテロン0.6号
ハリ:袖スレ1号
オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ
エサ:ベビーボイルホタテ(昨シーズンあまりもの)
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
いよいよというか、やっとというか、ついにというか…
2024年夏シーズンのハゼ釣りが始まりました。
まぁ、毎年の事だから特に新鮮味はないんだけど、コンスタントにハゼ釣りが出来るというのは嬉しくもあり、「また始まるのか…」というアンニュイな気持ちが無いわけでもない。
なんて事を書くと、「また、つまらなそうに釣りしてる!」って仲間から言われたりするんだけど、ハゼ釣りしてる時はいろいろな心境が入り混じっている。
みなさんも同じだと思うけど、基本的には釣れてる時は楽しいし、探っても探ってもアタリが無い時はつまらない。
ただこの逆も然りで、あまりに爆釣だと飽きる事もあるし、アタリが遠くても自分の狙い通りに釣れたりすると楽しかったりもする。
ここら辺が釣りの奥深くもいやらしいところで、釣れりゃ〜良い!ってもんでもない。
でも、釣れないよりは釣れたほうがマシなのは間違いないかな…
んで、本日から夏シーズンのハゼ釣りが始まったんだけど、第一回目を記念してオッサンの仕掛けをご紹介。
別に記念しなくてもいいんだけど、今回初めてこのブログを見つけてしまった残念な方のためにご説明いたしまする。
まぁ、このブログを読み飽きて、既に知ってる人は飛ばしてくださいね。
オッサンがハゼ釣りに使っている仕掛けは”塙式のミャク釣り仕掛け”
塙式とは、江戸川で10束(1,000匹)を釣りあげる故塙名人が生み出した仕掛け。
ミャク釣りとは浮きを使わないで、竿からの振動や竿先の挙動で魚のアタリを捉える釣り方。
ハゼ釣りでは少数派だけど、考えてみれば、釣りってミャク釣りの方が圧倒的に多いよね?
んで、塙式とはオモリが一番下に来る胴突き仕掛けなんだけど、枝スの長さが3cmで、オモリから枝スまでがこれまた3cmとごく短い構成。
こんな感じ
ハリスは3cm
この仕掛けの秀逸なところは、ハゼの僅かなアタリも感じられるところ。
コレを可能にしているのが、ハゼがアタックしてくるギリギリの短いハリスと、このハリスが水底から少し浮いているという構成。
ちなみに、間違っている”塙もどき”の仕掛けをよく見かける。
それはオモリ部のフックにハリスを取り付けてるタイプ。
まぁ、ハリスを掛けやすいからやりたい気持ちは分かるが、コレはハゼがオモリごと引っ張っていかないとアタリが取れないから、アタリ数が激減します。
こういうのはアタリが取れない
常連でもこんな感じのを使ってるのがいて、「アタリが少ないね〜」とか言ってるけど、んなもん当たり前じゃん!
オッサンがこの仕掛けを使い始めた当初は、ハゼ釣りのホームグラウンド『大井ふ頭中央海浜公園』ではこの仕掛けを使ってる人を見たことがなかった。
っていうか、そもそもがミャク釣り自体がメジャーではなく、ほとんどが浮き釣りで、常連たちはシモリ浮きがメインだった。
オッサンがこの仕掛けでハゼを釣ってると、よく不思議な顔をされたのを思い出す。
現在ではオッサンの布教活動が実り、ミャク釣りもかなりの地位を築いてて、めでたし、めでたし。
画像でも出ているけど、オッサンが使っているのは自作の1号相当の鉄オモリ。
鉛は環境に悪いからという心意気からなんだけど、作るのがすこぶる面倒臭いのは否めない。
そのうち市販の鉛オモリを使い始めるのは、目に見えているが…
今シーズン分
針は袖針のカエシのないスレ針の1号。
スレ針1号でハリスが巻いてある商品なんて市販されてないから、針だけ取り寄せて自分で巻いている。
針だけお取り寄せ
老眼にはきつい作業だが、コレをやらんと釣りが始まらん!
仲間からは「スレ針だと掛けても外れる」と言われるが、オッサン的には特に外れ易いとは思わない。
スレ針を使ってる理由は、釣れたハゼから針を外しやすいから。
カエシが付いていると、外す時に力を入れなきゃならないから指の爪が割れるんですよ!
スレ針ならスムーズに外れるから、手返しも抜群って感じだね!
まぁ、「今のはカエシが付いてたら取り込めてたな…」と思うことが無いわけでもないが、スレ針を使って外れるか外れないかのやり取りも緊張感があって良くってよ!
ハリスはナイロンでもフロロカーボンでもなく、ポリエステルの【ホンテロン】を使ってます。
ハリスはホンテロンを愛用
張りがあって高感度なので、この仕掛けにマッチしています。
わずか3cm程度のハリスで、「何もそこまでしなくても…」という気がしないでもないですが…
でも、ちゃんとメリットもあって、ナイロンで数釣りするとハリスが陰毛みたいになってアタリが鈍くなりますが、ホンテロンだとけっこう持ちが良いです。
「そうなる前に針を換えろよ!」というご意見、ごもっともでございます。
値段はそこそこしますが、ひと巻きで2シーズンくらいは持つのでコスパは悪くはないと思います。
っというわけで、オッサンはこの塙式の仕掛けを夏シーズンは当然ながら、冬の穴釣りでもず〜っと使っている。
隙あらば改良しようと思ってるんだけど、この仕掛けってシンプル過ぎてこれ以上進化しようがないんですよね〜
時間は早朝明け方の4時半を少しまわったところ…
こんな異常な時間に、オッサンは居眠り運転でハゼ釣り場へ向かってます。
気の早い常連たちは先週あたりからハゼ釣りを始めていて、彼奴ら曰く「7時にはほとんど釣れなくなるから、釣りたきゃ早く来い!」らしい。
「いくらなんでも、こんな時間からじゃなくても…」と思うが、開幕戦でズッコケるのも気分が悪い。
今日くらいは先行者のアドヴァイス通りにやってみるか…
釣りは素直な方が上達が早い。
釣り場に到着し、まだ薄暗い【はぜつき磯】を眺めるが、こちらは誰もハゼ釣りをやっていない。
ハゼ釣り開幕当初は、ほぼ【夕やけなぎさ】でしか釣りにならないからこうなるわな。
誰もいない【はぜつき磯】
公園内に入ると、様子見に来た先月とは違った変化があった。
BBQエリアと園路を仕切っていた簡易柵が無くなっていた。
つまりは、BBQ場もいよいよ利用者が増えてきたのかな?
汚い柵は景観的に良くなかったから、いいんじゃないの?
柵が無くなってサッパリ!
BBQサイトにはこんな早朝からテントが張ってあって、盛況のようだった。
もうテントがある
本日のハゼ釣り場【夕やけなぎさ】に到着すると、こんな早朝にも拘らず既に7〜8人程の釣り人がいた。
よくよく見ると全員知ってる常連たちで、「まだハゼ釣りには早い時期に、こんな早朝から来てるなんて、しょうがねぇな〜…」と思うこと山の如しだった。
異常だぜ!この人達は!
サツを交わしてハゼ釣りの塩梅を伺うと「釣れなくはないが、針に掛からない!」とのこと。
ですよね!
この時期なんて、針に掛からないサイズが餌を突いてるだけだもん!
思った通りの展開に納得しながら釣りの準備。
本日の竿は、長さ2.1mの竿先側半分が『行雲流水』で、手元側半分が『彩峰U』の合体竿。
壊れた竿同士を合わせてみたらピッタリ合体したので、そのまま使ってるんだけど、何気に一番数を釣り上げている竿でもある。
この竿に今シーズンはお試しで、金属製の回転穂先を装着している。
釣り仲間のY氏にそそのかされて取り付けてみたんだけど、これを見たK氏が「ソレダメだよ!俺も前に付けてたけど元に戻しちゃったよ!」とのこと。
なんでも、回転穂先で道糸の絡みを解消!という謳い文句だったけど、やっぱり絡むみたいで、この絡みをほどこうとして竿を回転させても穂先が回転するもんだから、いっこうにほどけないらしい。
言われてみれば、確かにそうなるというのもガッテン!ガッテン!だが、まだ一度も使ってないのに指摘されると凹むよね…
こうなったら、もうひとつの謳い文句『感度抜群!』に望みを託すしかないぞ!
せっかく取り付けたのに、ショボリだ…
んがしかし!万が一使いモノにならない事態を予想して、本日はもう一本予備の竿『行雲流水2.1m』も持ってきています。
本物の『行雲流水』もあるでよ!
今シーズンからエサ箱もリニューアル。
いつもは安っぽいプラスチックな奴を使ってたんだけど、ぶっ壊れまして…
そんな半壊なエサ箱を使ってるもんだから不憫に思ったのか、友人がナイスなエサ箱を恵んでくれた。
一流メーカーの優れもの
本日使うエサはボイルベビーホタテ。
この時期のハゼサイズと針掛かりを鑑みると、ホタテ一択でしょう。
問題は、持ってきたホタテは昨年からず〜っと冷凍庫に眠ってたシロモノ。
すっかり冷凍焼けし、真っ白になってヒビ割れていた。
風味も完全に飛んでるだろうから、コレで釣れるんかね?
大丈夫かな?
もうひとつの問題があり、こちらの方が深刻なんだけど、本日のオッサンは腰痛でございます。
昨日ギックリ気味にやってしまいまして、身体は真っ直ぐに立てなくて、クネ!って曲がってる状態。
本来なら自宅で静養すべきだろうが、記念すべき開幕戦が不戦敗では悔やまれるので、無理を押してのハゼ釣行。
果たして、釣りになるのでしょうか?
準備完了にていよいよハゼ釣り開始。
ジャブジャブと水に立ち込むが、思ったよりも冷たくて腰に響くぜ!
ちなみに本日はウェーダーを装着しているんだけど、それでも冷たいな〜
冷たっ!
ほとんどの釣り人が立ち込んで釣り糸を垂れていて、長靴かウェーダーを装着しているが、MR氏は短パン&サンダルスタイルで夏を先取りだ!
この御方は、秋の夜釣りでも水に立ち込んで釣りしているくらいに寒さを感じない体質らしい。まぁいい…
いよいよ夏シーズンのハゼ釣り開始。
まずは針にホタテを取り付けるが、久しぶりなので1号の針が極小に見えるし、ホタテ餌ってこんなに付けづらかったっけ?っていうくらいに餌付けがおぼつかない。
餌付けってこんなに難かった?
やっと餌を付けて第一投。
ス〜っと円弧状に落として着底するが反応がない。
スンスンと誘うが無反応。
ムムム…、はずれエリアなのか?オッサンの誘いが悪いのか?
小移動すると、今度はすぐにアタって来た!んだけど、やっぱり小ハゼが突いてる感じ。
「あ〜、やっぱりこのサイズだよね…」
アタって来るからアワセてみるんだけど、やっぱり針に掛からない。
落とすたびにツンツンとアタって来るが、何度やっても掛からない。
小ハゼを掛けたところでしょうがないんだけど、アタるもんだから竿を上げるしかない。
でも掛からない…
試しにしばらく喰わせてみたが、餌は残ってるんだけど、今度はすぐに喰わなくなる。
なんなんだよ…
しばらくは不毛な竿の上げ下げをしていたが、何かの拍子にやっと針に掛かった!と思ったらビリンゴだった。
かわいいビリンゴ君
コイツはウキゴリと並んで多い外道なんだけど、マハゼに似ているので一見すると見分けがつかない。
まぁ、この時期に4〜5cmのメダカみたいなハゼが釣れたら、ビリンゴと思ってだいたい正解です。
本日は基本的にコイツが突きまくってるんだけど、コイツに混じってマハゼが釣れてくるのを期待するしかない。
しかし、落としても落としても、アタリはあるけど針に掛からず。
手応えを感じてやっとマハゼが!?と思ったら、ダボハゼだったりする。
オマエはいらんのじゃ!
それでも腐らずに続けていると、やっと待望のマハゼが釣れた!
今期第1号のマハゼ
やっとだよ〜!っとホッとひと安心。
ただ相変わらす、ビリンゴの猛攻に耐えながら、マハゼが喰ってくるのを待つしか出来ない。
とにかく今日はこんな調子でビリンゴの中からマハゼを拾う感じ。
アワセてもアワセてもビリンゴばかりで、どこかにマハゼスポットはないものか?と腰痛の分際で【夕やけなぎさ】中を行ったり来たりするんだけど、状況変わらず。
ハゼは釣れないわ、水が冷たくて腰に響くわで、年寄りの冷や水とはまさにこの事だ。
気をつけるべきは、ハゼが小さいからと言って、餌も小さくするとビリンゴしか喰って来なかったり、アタリが遠くなったりするから、餌は小粒にしないでそこそこサイズをキープするようにしています。
オッサンがウロウロしながらくすぶっていると、いつの間にかハゼ釣り人が増えていた。
って言っても、ほとんどは知ってる顔ばかりで、中にはファミリーフィッシング的な人もいるが、こんな時期にハゼ釣りに来るべきではないだろう。
知ってる人ばかりなんですけど…
んで、そやつらがいつものように決まり文句「昨日は釣れたんだけどな〜!」
昨日はオッサンは居ないんじゃ〜!このご時世にオッサンは土曜日も仕事なんじゃ〜!!
いつも思うが、日曜日よりも平日明けの土曜日の方が釣れるよ。
日曜日なんて、土曜日の残りカスしか釣れないじゃん…
しかし、K氏とMR氏である。
この二人は常連の中でもかなりの手練れで、この絶望的な状況の中、ビリンゴも含めてポイポイ釣り上げている。
MR氏に至っては、昨日に引き続き今日も意地になって1束(100匹)釣りやがって。
全然掛けられないオッサンは、悔しいったらありゃしない!
んで言われた通り、7時に釣り船が通るようになるとぱったりアタリが無くなった。
結局、3時間で14匹と開幕戦は木っ端微塵なのでした。
MR氏との合算だが、ほとんどはMR氏が釣った
オッサンなんて、ビリンゴを入れてもせいぜい30匹がいいところだった…
”ハゼ釣りってこんなに難しかったっけ?”
呆然とするオッサンに「開幕はそんな感じですよ!私も先週は全然掛けられなかったから、来週はきっと釣れるようになりますよ!」とMR氏が慰めてくれた。
そんなもんかな〜?
開幕戦で久しぶりだから、ハゼ感覚が鈍ってるだけなのかな〜?
ソレだけじゃないような気がするんだよね〜
とにかく2024年夏シーズンのハゼ釣りが始まりました。
チキショー!来週は見てろよ〜!
しかし、まずは腰を治さな…
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オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。
結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…
正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。
販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。
売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。
なるべく頑張って製作します。